JP4437758B2 - 枝肉の分割方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半割りにして内臓を取り除いた後の一対の動物枝肉をうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に3分割する場合に、その後に行なわれるこれら3部位の解体・脱骨工程と組合せて好適であるとともに、切断時における肉部の汚染を防止できる分割方法及び分割装置に関する。
図19の豚枝肉分割図に見るように、牛、豚、馬、羊、山羊等家禽類の食肉の背割りした半截ブロック(枝肉)は、うで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に大分割された後、それぞれの処理ラインで、解体及び脱骨され、その後包装・梱包ラインに運ばれる。このような枝肉の解体・脱骨システムは、現在ほぼ自動化されている。
例えば特許文献1(特開2004−236577号公報)には、背割り半截された枝肉を吊り下げ状態で脱骨するに際し、枝肉の左側ブロックと右側ブロックの何れにも対応できる脱骨装置として、左側ブロックか右側ブロックかの何れであるかを判別させ、該判別結果に対応して左右切り換えステーションの要切り換え部の左右切り換えを行い、左右ランダム脱骨ラインを形成させ、前記左右の使い分けにより効率的脱骨処理を行うようにした食肉脱骨方法と食肉脱骨装置が開示されている。
また特許文献2(特開平2−31639号公報)には、動物枝肉をうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に分割する装置が開示されている。この装置は、回転軸に取り付けられ基部に、回転方向前方部がくさび形に形成されるとともに、外周部が回転方向前方部から回転方向後方部に向けて回転軸より漸次離間するように形成された切断部が膨出形成されてなり、該外周部に第1の切刃が形成されるとともに、回転方向前方部の切っ先と基部との間に第2の切刃が形成されてなる切断刃を用い、枝肉を切断する際に、第2の切刃により鎌の切断アクションと同様の切断アクションによって骨部を切断し、第1の切刃により肉部をナイフカットするようにしたものである。
特開2004−236577号公報 特開平2−31639号公報
枝肉を大分割した後のうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部の解体・脱骨ラインのうち、うで・かた部及びもも部は、クランプ装置で吊り下げた状態での解体・脱骨処理が可能であるが、ロース・ばら部はクランプ装置で吊り下げた状態での搬送ができないラインであり、まな板上での処理が必要となる。
食肉ブロック(ワーク)をクランプ装置で吊り下げた状態で全工程の解体・脱骨処理を行うことができれば、各ワークの順番が入れ替わることなく解体・脱骨処理を行うことができ、1頭ごとのトレーサビリティ(産地、品質、種類、等級の履歴)を追うことができるが、ロース・ばら部はまな板上での処理工程が含まれるため、順番の入れ替えが生じやすく、また現状では大分割した後の各種ワークの処理は、場所も異なり、処理時間もバラバラであるため、一旦解体・脱骨処理後のワークのトレーサビリティ(産地、品質、種類、等級の履歴)を追うことは事実上困難である。
今後の解体・脱骨処理においては、枝肉の各部位を1頭ごとに掌握してその履歴(トレーサビリティ)を掌握するいわゆる1頭管理が必要となり、これが可能となるような解体・脱骨システムとする必要がある。
また特許文献2を開示された枝肉の分割装置では、骨部の切断の際に骨くずが肉部に食い込むおそれがある。また特許文献2に開示された分割装置は、人手による切断作業に替わり提案されたもので、後工程の解体・脱骨工程に対する適合性については考慮されていない。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、前述のように履歴(トレーサビリティ)を掌握していわゆる1頭管理が可能となる解体・脱骨システムに組み込まれて好適であるとともに、食肉ブロックの汚染がなく、かつ骨部の切断の際に骨くずが肉部に食い込むおそれのない枝肉の大分割方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の枝肉分割方法は、前記目的を達成するため、背割り半截の動物枝肉を懸垂装置に懸垂した状態でカッタによりうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に分割し、前記各部位をそれぞれの解体脱骨ラインに供給する動物枝肉の分割方法において、半截された一対の枝肉の脚部を1組の懸垂装置で同時に懸垂し、同枝肉の腕部をクランプ装置でクランプしながら一対のうで・かた部を同時に背中側からカッタで切断し、切断したうで・かた部を前記クランプ装置でクランプしながらうで・かた部の解体脱骨ラインに供給し、次に一対のロース・ばら部を同時に背中側からカッタで切断し、切断したロース・ばら部をその解体脱骨ラインに供給し、残ったもも部を前記懸垂装置で懸垂しながらもも部の解体脱骨ラインに供給することを特徴とする。
本発明方法において、半截した一方の枝肉、即ちカーカスではなく、一対の枝肉、即ち1頭分(2カーカス分)の枝肉を同時に切断するものである。枝肉を懸垂装置で懸垂した状態で1頭分の枝肉が同時に切断され、同時に解体・脱骨処理ラインにまわされるため、後続する枝肉との間で順番が入れ替わることがない。また切断後うで・かた部、ロース・ばら部及びもも部の順に順番に各部位の処理ラインに供給することができる。
うで・かた部は、クランプ装置でクランプしながら切断するため、切断後そのままクランプ装置によって処理ラインに運ぶことができる。ロース・ばら部は、切断後シュート等によって解体・脱骨ラインに搬送することができる。また最後に残ったもも部は、そのまま懸垂装置で懸垂しながら処理ラインに運ぶことができる。
本発明方法において、うで・かた部の切断と、ロース・ばら部の切断を同時に行なってもよい。この場合切断工程を短縮することができる。また切断時の枝肉の保持は、懸垂装置及びクランプ装置を主とし、押さえ部材等による切断部の保持を従とすることにより、可食部をなるべく構造物と接触させないようにする。
また枝肉を背中側の脂肪部から切断することにより、骨くずが肉部に食い込まないようにしている。
また本発明の枝肉分割装置は、前記本発明方法を実施するための装置として、背割り半截の動物枝肉を懸垂装置に懸垂した状態でカッタによりうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に分割し、前記各部位をそれぞれの解体脱骨ラインに供給する動物枝肉の分割装置において、水平方向に設置されたレール上を移動し、一対の前記枝肉を同時に懸垂する懸垂装置と、同懸垂装置に懸垂された一対の枝肉の背中側に対面する位置に設置されたカッタと、同カッタを垂直方向に移動可能とする手段と、同カッタを前記枝肉側に押し出し又は戻り可能とする手段と、同カッタの近くで枝肉に対して接近又は離隔可能に配置され枝肉との接触面積を小さくした枝肉押さえ部材と、枝肉のうで・かた部の切断時うで・かた部のうで・かた部の腕部をクランプするクランプ装置とを備えたことを特徴とする。
本発明装置において、前記カッタにより一対の枝肉を背中側から同時に切断する。その場合枝肉との接触面積を小さくした枝肉押さえ部材によって枝肉を固定した状態で切断する。枝肉の一対のうで・かた部及び一対のロース・ばら部を同時に切断し、うで・かた部は、うで・かた部の腕部をクランプするクランプ装置によって解体・脱骨ラインに搬送する。
またロース・ばら部の解体・脱骨処理は、まな板上で処理されるが、本発明の分割装置で分割された後、シュート等の搬送手段を用いて解体・脱骨ラインへ搬送する。
もも部は、ロース・ばら部の切断後、もも部を懸垂している懸垂装置によってそのままもも部の解体・脱骨ラインに搬送する。
また本発明装置において、好ましくは、前記カッタを上下2段に設け、枝肉のうで・かた部及びロース・ばら部を前記カッタで同時に切断するように構成してもよい。
また好ましくは、前記カッタを水平方向に一対配置し、一方のカッタで一対の枝肉のうちの一方を切断し、他方のカッタで一対の枝肉のちの他方を切断するように構成してもよい。
また好ましくは、前記カッタを大型波刃付き円形刃で構成してもよい。
本発明方法によれば、半截された一対の枝肉の脚部を1組の懸垂装置で同時に懸垂し、同枝肉の腕部をクランプ装置でクランプしながら一対のうで・かた部を同時に背中側からカッタで切断し、切断したうで・かた部を前記クランプ装置でクランプしながらうで・かた部の解体脱骨ラインに供給し、次に一対のロース・ばら部を同時に背中側からカッタで切断し、切断したロース・ばら部をその解体脱骨ラインに供給し、残ったもも部を前記懸垂装置で懸垂しながらもも部の解体脱骨ラインに供給することにより、後流側の解体・脱骨工程へ運ぶ食肉ブロックの順番が入れ替わることがなく、前述したトレーサビリティへの対応が可能になる。
また枝肉の分割に際し、枝肉を懸垂装置で懸垂しながら切断するので、食肉ブロックの受け渡し作業が削減され、また食肉ブロックの停滞がなくなるため、生産管理(時間、労務管理)がしやすくなるという利点がある。
また食肉は懸垂しながら切断されるため、食肉の汚染がなくなるとともに、背中側の脂肪部分から切断するため、骨くずが肉部に食い込むことによる肉質の劣化を生じない。
また切断時の枝肉の保持は、主として懸垂装置及びクランプ装置によって行ない、押さえ部材等による切断部との接触面積を最小限小さくしているため、可食部が構造物と接触することが防止され、食肉を汚染する心配がない。
また本発明装置によれば、水平方向に設置されたレール上を移動し、一対の前記枝肉を同時に懸垂する懸垂装置と、同懸垂装置に懸垂された一対の枝肉の背中側に対面する位置に設置されたカッタと、同カッタを垂直方向に移動可能とする手段と、同カッタを前記枝肉側に押し出し又は戻り可能とする手段と、同カッタの近くで枝肉に対して接近又は離隔可能に配置され枝肉との接触面積を小さくした枝肉押さえ部材と、枝肉のうで・かた部の切断時うで・かた部のうで・かた部の腕部をクランプするクランプ装置とを備えたことにより、前記本発明方法の実施が可能となり、本発明法オフによる前記作用効果を発揮することができる。
また枝肉押さえ部材を枝肉との接触面積を小さくしたため、構造物との接触による枝肉の汚染を防止できる。
また本発明装置によれば、好ましくは、前記カッタを上下2段に設け、枝肉のうで・かた部及びロース・ばら部を前記カッタで同時に切断するように構成したことにより、切断工程を短縮することができる。
また本発明装置によれば、好ましくは、前記カッタを水平方向に一対配置し、一方のカッタで一対の枝肉のうちの一方を切断し、他方のカッタで一対の枝肉のちの他方を切断するように構成したことにより、一対の枝肉を容易にかつ確実に切断することができる。
また好ましくは、前記カッタを大型波刃付き円形刃で構成することにより、切断抵抗がかからず、切断時の衝撃を緩和することができ、切断面がずれず、一定速度での切断が可能となる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明装置の第1実施例の全体構成図、図2、3及び4は、第1実施例の大分割装置3の立面図、平面図及び側面図、図5は、第1実施例のうで・かた部の解体・脱骨処理フロー図、図6は、第1実施例のロース・ばら部の解体・脱骨処理フロー図、図7は、第1実施例のロース・ばら部解体・脱骨ラインの一部立面図、図8は、第1実施例のまな板22の斜視図、図9は第1実施例のもも部の解体・脱骨処理フロー図である。
図1において、豚屠体を半割りにし内臓を除去した枝肉は、保冷庫(図示略)で、検査、等級付け、取引き等が行われ、1頭ごとに産地、品質、豚種及び等級ランク等の履歴が付与される。その後レール1上を走る滑車に取り付けられたギャンブレル(股かぎ)に左右一対の枝肉が吊り下げられた状態で4〜5m/秒の速度で搬送される。
枝肉は、ヒレ処理2(内腿部に位置しているヒレを大分割時に傷つけないように切断位置のヒレのみ起こして避ける作業)を施された後、枝肉をうで・かた部a、ロース・ばら部b及びもも部cに大分割する大分割装置3に搬送される。
図2、3及び4は、本第1実施例の大分割装置3の立面図、平面図及び側面図である。図において、51は、レール1上を走行する滑車、52は、滑車51に取り付けられたフック、53は、フック52に掛けられたギャンブレル(股かぎ)であり、ギャンブレル53の一対のかぎに左右一対の枝肉54a及び54bが吊り下げられている。
55a及び55bは、押さえ面が球面状をなす一対のバックサポートで、腕56a、56bに取り付けられ、腕56a、56bは支軸57a、57bを介して腕58a、58bに取り付けられ、腕58aの他端はエアシリンダ59のピストンに接続されている。また腕58bの他端は固定された支軸67に取り付けられている。エアシリンダ59のピストンの摺動によって支軸57a及び押さえ部材55aが回動するとともに、支軸57a及び57bはそれらの表面が歯車状に凹凸面で係合しており、支軸57aの回転とともに、支軸57bが回転し、これによってバックサポート55bが回動する。
60及び61は、上下2段に配置された波刃付きの丸鋸であり、垂直な回転軸に水平に取り付けられ、それぞれロッドレスシリンダ62によって枝肉54a、54bの吊り下げ位置方向に往復動可能にとなっている。63は丸鋸60、61を回転させる駆動モータで、その出力軸が丸鋸の回転軸に接続され、丸鋸60および61、駆動モータ63及びバックサポート55a、55bは、支持台64によって支持されたロッドレスシリンダ62によって上下動可能に支持されている。
支持台64は、サーボモータ66を備えたガイド付昇降装置65によって上下動可能に支持されている。68は、サーボモータ66の出力軸に接続された回転軸で、表面がねじ切りされ、支持台64に接続された摺動環69が回転軸68と螺合し、回転軸68の回動により上下に摺動する。
このように丸鋸60及び61は、それぞれに具備するロッドレスシリンダ62、駆動モータ63及び支持台64によってそれぞれ独自に回転かつ上下動し、枝肉の切断を可能としている。
71は押さえ装置で、シリンダ72によって上下に回動し、枝肉の切断時下方から枝肉を押さえる機能を有する。73は、角パイプハンガ75によって支持されたロッドレスシリンダ74によって矢印d方向に移動可能なクランプ装置であり、うで・かた部aの脚部a1をクランプし、うで・かた部aが切断された後スイングし、かつ矢印d方向に移動して、うで・かた部aをクランパ76に掛け替えるようになっている。クランパ76はうで・かた部aをクランプしてうで・かた部aの解体・脱骨ラインに搬送する。
図1において、大分割装置3で切断されたうで・かた部aは、前述したかた掛替装置4によってクランパ76に掛け替えられ、うで・かた部解体・脱骨ライン5に搬送される。一方ロース・ばら部bは、大分割装置4で切断されると、切断位置の下方た設けられたシュート78(図1)を経てロース・ばら部解体・脱骨ライン6に搬送される。また残ったもも部cはギャンブレル53に吊り下げられたままレール1上を移動し、もも掛替装置7でもも部解体・脱骨ライン8を走行するクランプ装置に掛け替えられて、解体・脱骨処理を施される。
うで・かた部解体・脱骨ライン5は、うで・かた部aをクランパ76で懸垂して下流側(図1の左側)に運ぶ2本の懸垂式除骨ライン9a、9bが設けられている。うで・かた部aは、同時に切断された左右枝肉のうで・かた部が同時にライン9a及び9bに分かれて搬入される。同ラインに入ったうで・かた部aは、図5に示す処理工程に従ってクランパ76で搬送されながら人手によって解体・脱骨される。ライン9a、9bでは、図5の人手処理I、II及び筋入れIIIの各処理を実施する。
ライン9a、9bで上記処理を終えたうで・かた部aは、次に前腕・上腕骨分離装置10に搬入されて、前腕骨、上腕骨及び肩甲骨が分離され、骨肉分離が完了する。
前腕・上腕骨分離装置10から出たうで・かた部aは、後流側のベルトコンベア11に載せられ、スキンナー12で皮剥ぎされ、その後整形工程13を経て包装・梱包ライン14に搬送される。
一方大分割装置3で分割され大分割装置3のシュート78からロース・ばら部解体・脱骨ライン6に搬入されたロース・ばら部bは、図6に示すフローに従って解体・脱骨される。
まず位置決め・ヒレ乗せ工程21(ロース・ばら部bに位置しているヒレを削除もしくは引き剥がし、それをロース・ばら部解体・脱骨ライン6と同期した専用搬送装置(図示略)に乗せる工程)を経た後、一定速度で移動するまな板22上に載せられて、まな板22上で解体・脱骨処理がなされる。
図7に示すように、まな板22は、架台26に設置されたスプロケット23及び24に懸架されたチェーンベルト25に間隔をおいて取り付けられ、スプロケット23、24の回転により移動するもので、図8に示すように、食肉ブロック(ワーク)載置面が、外枠28に間隔をおいて櫛刃状に並べられたバー27によって構成され、載置された食肉ブロックに接する面が極力小さくなるように構成されている。
まな板22は、縦方向に2分割されて、中央に隙間22aが設けられ、まな板22にロース・ばら部bを載置し、隙間22aに切断刃を当てて、ロースb1とばら部b2に2分割する。
まな板22に載せられたロース・ばら部bは、背骨除去工程29を経た後、ロース・ばら分離装置30で切断刃(図示略)によりロースb1とばら部b2に分離され、振り分け部31でそれぞれ別なラインに振り分けられる。ロースb1は処理ライン32を通り、バックリブ除去工程36を経て、スキンナー34により皮剥ぎ後、ヒレ整形工程38及びロース整形工程39を経て、包装・梱包ライン14に搬送される。
一方ばら部b2は、振り分け部31で2つのライン33a及び33bに分けられて、肋骨除骨工程37を経て、スキンナー35a及び35bで皮剥ぎ後、ひとつのラインに合流し、その後整形工程40を経て、包装・梱包ライン14に搬送される。
次にもも部cは、もも掛替装置7で同時に切断された左右のもも部が2列の懸垂式除骨ライン41a、41bに分けられて懸垂されながら除骨される。
もも部掛替装置7の詳細を図10〜12に基づいて説明する。図10〜12は、もも掛替装置7の立面図、平面図及び側面図である。図において、股かぎ52に吊られたもも部cがもも掛替装置7の股かぎ固定位置決め装置92に対面する定位置で停止する。股かぎ固定位置決め装置92は支持フレーム91に取り付けられ、その下方には一対の丸刃カッタ93が左右に水平に取り付けられている。そこで支持フレーム91に取り付けられたプッシャ94が押し出されて股かぎ52を押し、股かぎ固定位置決め装置92に押し付けて固定する。次に丸刃カッタ93でもも部cのアキレス腱を切断する。
次に回転アーム部96を有するワーク移載板95が旋回し、もも部cの足首を引っ掛けて股かぎ52からもも部cを外し、続いて乗せ替えレール97a、97bにもも部cを乗り移す。乗せ替えレールは、左右のもも部用に一対設けられ、空になった股かぎ52はレール1上移動し、もも掛替装置7から送り出されるとともに、乗せ替えレール97a、97bは、それぞれ離れる方向に移動し、吊り除骨搬送コンベア41a(左もも部用)及び41b(右もも部用)のクランパ待機位置に移動し、乗せ替えレール97a、97bからクランパ98a、98bにもも部cを押し込む。クランパ98a、98bは、吊り除骨搬送コンベア41a及び41bに吊り下げられてもも部解体・脱骨ライン8に移動する。
吊り除骨搬送コンベア41a及び41bに掛け替えられたもも部cは、まずスキンナー42a、42bで皮剥ぎされた後、除骨工程43a、43bで寛骨、尾骨等が除去され、次に大腿骨除去装置44に送られて、そこで大腿骨と肉部が分離され、骨肉分離が完了する。その後後流側のベルトコンベア45に送られて、整形工程46を経て包装・梱包ライン14に搬送される。
包装・梱包ライン14では、解体・脱骨処理されたうで・かた部a、ロース・ばら部b及びもも部cが、ベルトコンベア15、16、17上を搬送されて、包装及び梱包される。
本第1実施例においては、前述のとおり、大分割装置3において左右一対の枝肉54a、54bが1個のギャンブレル(股かぎ)53に吊り下げられたまま切断されるが、まず左右同時に切断されたうで・かた部aは、かた掛替装置4にてクランプ装置73からクランパ76に掛け替えされた後、2列の懸垂式除骨ライン9a、9bに導入されて解体・脱骨され、ロース・ばら部bは、シュート78からロース・ばら部解体・脱骨ライン6に1列に配置されたまな板22に載置されて解体・脱骨され、またもも部は、うで・かた部と同様に、ギャンブレル53からもも掛替装置7のよって別なクランパに掛け替えられて2列に配置した懸垂式除骨ライン41a、41bに導入されて解体・脱骨される。
従ってレール1の枝肉搬送速度及び掛替装置4、7等による掛け替え時間を無視し、除骨ライン9a、9b、41a、41bの移動速度を同一とし、ロース・ばら部解体・脱骨ライン6のまな板22の移動速度を前記除骨ラインの2倍とすれば、これら3ラインの長さが同一であれば、同じ枝肉から解体・脱骨された各食肉ブロックは同じ時間に各ラインの出口に到達することになる。
本第1実施例は、レール1の枝肉搬送速度及び掛替装置4、7による掛け替え時間を考慮するとともに、除骨ライン9a、9bの前腕・上腕分離装置10までのクランプ装置の移動速度、及び除骨ライン41a、41bの大腿骨除去装置44までの移動速度を同一とし、ロース・ばら部解体・脱骨ライン6のまな板22及びロース・ばら部分離後のまな板40の移動速度、及びライン33a、33bのベルトコンベア及びベルトコンベア11及び45の移動速度を前記除骨ライン9a、9b、41a、41bの2倍とすることにより、同地枝肉が各ラインで解体・脱骨された各食肉ブロックが包装・梱包ライン14に同一タイミングで到達するようにすることができる。
また本第1実施例においては、大分割装置3で大分割された後、各部位はクランプ装置で吊り下げられた状態で順々に移動し、またベルトコンベア上でも順々にまな板等に載せられて移動しながら解体・脱骨処理されるため、各食肉ブロックの順番の入れ替えが生じない。
従って包装・梱包ライン14で同一枝肉の各食肉ブロックが集合するようになるため、枝肉の各部位を1頭ごとに掌握してその履歴(トレーサビリティ;産地、品質、種類、等級)を掌握するいわゆる1頭管理を可能とする。
大分割装置3によれば、枝肉を懸垂装置で懸垂しながら切断するので、食肉ブロックの受け渡し作業が削減され、また食肉ブロックの停滞がなくなるため、生産管理(時間、労務管理)がしやすくなるという利点がある。
また食肉は懸垂しながら切断されるため、食肉の汚染がなくなるとともに、背中側の脂肪部分から切断するため、骨くずが肉部に食い込み製品として肉質を劣化させることがない。
また枝肉を大型で波刃の付いた丸鋸で切断しているので、切断抵抗がかからず、一定速度での切断が可能となる。
また大分割装置3によれば、2段に設けた丸鋸60及び61を同時に使って枝肉のうで・かた部a及びロース・ばら部bを同時に切断でき、切断工程を短縮化することができる。
また枝肉押さえ部材を枝肉との接触面積を小さくしたため、構造物との接触による枝肉の汚染を防止できる。
また各部位の解体・脱骨ラインにおいては、解体・脱骨処理を設定速度で移動するクランプ装置で吊り下げながらあるいは設定速度で移動するまな板を有するベルトコンベア上で行なう自動搬送方式を採用し、肉の受け渡し作業を極力排除し、ワークの停滞が発生しないので、生産管理(時間、労務管理)がし易く、また各解体・脱骨ラインを並列に配置し、処理の流れを一方向に統一したワンウェイ方式を採用しているので、食肉ブロックが交差することによる汚染が発生しない。
さらに食肉ブロックをクランプ装置で吊り下げた状態で作業し、あるいは食肉ブロックをベルトコンベア上のまな板等に載置した状態で作業をしているので、作業姿勢に無理がなく、作業に力を必要としないとともに、ワークが汚染されにくく、かつ清掃が容易であるという利点がある。
さらに図8に示すような、間隔をおいて櫛歯上に配置されたバー27から構成されたまな板22上に載置して解体・脱骨するので、ワークが汚染されにくく、異物が混入しないという利点がある。
次に本発明装置の第2実施例を図13〜15に基づいて説明する。図13〜15は、本第2実施例にかかる大分割装置の立面図、平面図及び側面図である。図において、図2〜4中で付与された符号と同一符号を付与された部材又は機器は、図2〜4の部材・機器と同一構成及び同一機能を有する。
60a及び60bは、フレーム74内に同一高さに設置された一対の丸鋸であり、ロッドレスシリンダ62によって水平に左右一対の枝肉54a、54bに対して接近又は離隔可能に往復動するとともに、それぞれの駆動モータ63a、63bによって回転する。
81は、枝肉54a、54bの切断時枝肉を背後から押さえる位置決め用バックサポートであり、バックサポート81で枝肉を位置決めした状態で丸鋸60a、60bを枝肉側に接近させて切断する。82は、ロッドレスシリンダ62を支持する角パイプハンガであり、83は、角パイプハンガ82、ロッドレスシリンダ62、丸鋸60a、60b、駆動モータ63a、63b及びバックサポート81等が収容されたボックス84を垂直方向に往復動可能に支持するガイド付きシリンダである。
本第2実施例の大分割装置は、左右一対の丸鋸60a、60bが1段に装備され、まず第1段階としてうで・かた部aを切断した後、第2段階としてロース・ばら部bを切断する。
即ちガイド付きシリンダ83によってうで・かた部aの切断位置に丸鋸60a、60bを合わせるため、ガイド付きシリンダ83によってボックス84の高さを調節する。左右一対の枝肉54a、54bが搬送されてくると、丸鋸60a、60bと一体となって移動するバックサポート81によって枝肉を位置決めし、また押さえ部材71をエアシリンダ71で上昇させ枝肉の下部を押さえた状態で、左右一対の枝肉54a、54bのうで・かた部aをそれぞれ左右の丸鋸60a、60bで切断する。うで・かた部aは、第1実施例と同様にクランパ76に掛け替えられる。
次にガイド付きシリンダ83によってボックス84を上昇させ、ロース・ばら部bの切断に丸鋸60a、60bの高さを合わせる。その後バックサポート81とともに丸鋸60a、60bを枝肉側へ押し出して、バックサポート81によって枝肉を位置決めした状態でロース・ばら部bを切断する。
第2実施例の大分割装置によれば、枝肉のうで・かた部aとロース・ばら部bとを一度に切断することはできず、切断動作を2段階に分ける必要があるが、枝肉を左右一対の丸鋸60a、60bで切断するため、切断動作を素早くかつ確実に行なうことができるとともに、左右一対の枝肉54枝肉、54bを開いた状態で位置決めするため、バックサポート81の構成を簡素化することが出来る利点がある。
次に本発明装置の第3実施例を図16〜18に基づいて説明する。図16〜18は、本第3実施例にかかる大分割装置の立面図、平面図及び側面図である。図において、図2〜4又は図10〜12中で付与された符号と同一符号を付与された部材又は機器は、図2〜4又は図13〜15の部材・機器と同一構成及び同一機能を有する。
第3実施例の大分割装置は、図2〜4に示す第1実施例の大分割装置と比べて、その構成の違いは、第1実施例では、バックサポート55a、55b及び丸鋸60、61が上下2段に配置されているのに対して、第3実施例ではそれらが1段のみである点である。
従って第3実施例では、第2実施例と同様に、枝肉のうで・かた部aとロース・ばら部bとを一度に切断することはできず、切断動作を2段階に分ける必要があるが、バックサポート55a、55b及び丸鋸60が1段で済み、また第2実施例と比べても丸鋸が1個で済むため、構成が簡素化され、重量が軽減されるため、これらを上下に移動させる装置の負荷も軽減されるため、その構成も簡素化される。
本発明によれば、、牛、豚、馬、羊、山羊等家禽類の食肉の背割りした半截ブロック(枝肉)をうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に分割するに際し、後工程の解体・脱骨処理において履歴(トレーサビリティ)を掌握していわゆる1頭管理が可能となり、かつ食肉ブロックの汚染がなく、かつ骨部の切断の際に骨くずが肉部に食い込むおそれのない分割方法及び分割装置を実現することができる。
本発明装置の第1実施例の全体構成図である。 前記第1実施例の大分割装置の立面図である。 前記第1実施例の大分割装置の平面図である。 前記第1実施例の大分割装置の側面図である。 前記第1実施例のうで・かた部の解体・脱骨処理フロー図である。 前記第1実施例のロース・ばら部の解体・脱骨処理フロー図である。 前記第1実施例のロース・ばら部解体・脱骨ラインの一部立面図である。 前記第1実施例のまな板の斜視図である。 前記第1実施例のもも部解体・脱骨処理フロー図である。 前記第1実施例のもも掛替装置の立面図である。 前記第1実施例のもも掛替装置の平面図である。 前記第1実施例のもも掛替装置の側面図である。 本発明装置の第2実施例の大分割装置の立面図である。 前記第2実施例の大分割装置の平面図である。 前記第2実施例の大分割装置の側面図である。 本発明装置の第3実施例の大分割装置の立面図である。 前記第3実施例の大分割装置の平面図である。 前記第3実施例の大分割装置の側面図である。 豚枝肉の分割部位を示す模式図である。
符号の説明
1 レール
2 ヒレ処理工程
3 大分割装置
4 かた掛替装置
5 うで・かた部解体・脱骨ライン
6 ロース・ばら部解体・脱骨ライン
7 もも掛替装置
8 もも部解体・脱骨ライン
9a、9b、41a、41b 懸垂式除骨ライン
10 前腕・上腕骨分離装置
11、45、15、16、17 ベルトコンベア
12、34、35a、35b、42a、42b スキンナー
13、40、46 整形工程
14 包装・梱包ライン
21 ヒレ取り工程
22、40 まな板
22a 隙間
23、24 スプロケット
25 チェーンコンベア
26 架台
27 バー
28 外枠
29 背骨除去工程
30 ロース・ばら分離装置
31 振り分け部
32、33a、33b 処理ライン
36 バックリブ除去工程
37 肋骨除去工程
38 ヒレ整形工程
39 ロース整形工程
43a、43b 除骨工程
44 大腿骨除去装置
51 滑車
52 フック
53 ギャンブレル(股かぎ)
54a、54b 枝肉
55a、55b、81 バックサポート
56a、56b、58a、58b 腕
57a、57b、67 支軸
59 エアシリンダ
60、61 丸鋸
62、74 ロッドレスシリンダ
63、63a、63b 駆動モータ
64 支持台
65 ガイド付昇降装置
66 サーボモータ
68 回転軸
69 摺動環
71 押さえ装置
72 エアシリンダ
73 クランプ装置
75、82 角パイプハンガー
76、98a、98b クランパ
77 フレーム
83 ガイド付シリンダ
84 ボックス
85 支持棒
91 支持フレーム
92 股かぎ固定位置決め装置
93 丸刃カッタ
94 プッシャ
95a、95b ワーク移載板
96 回転アーム部
97a、97b ワーク乗せ替えレール
a うで・かた部
b ロース・ばら部
c もも部
a1、c1 足首
b1 ロース
b2 ばら部

Claims (6)

  1. 背割り半截の動物枝肉を懸垂装置に懸垂した状態でカッタによりうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に分割し、前記各部位をそれぞれの解体脱骨ラインに供給する動物枝肉の分割方法において、半截された一対の枝肉の脚部を1組の懸垂装置で同時に懸垂し、同枝肉の腕部をクランプ装置でクランプしながら一対のうで・かた部を同時に背中側からカッタで切断し、切断したうで・かた部を前記クランプ装置でクランプしながらうで・かた部の解体脱骨ラインに供給し、次に一対のロース・ばら部を同時に背中側からカッタで切断し、切断したロース・ばら部をその解体脱骨ラインに供給し、残ったもも部を前記懸垂装置で懸垂しながらもも部の解体脱骨ラインに供給することを特徴とする枝肉の分割方法。
  2. 枝肉のうで・かた部及びロース・ばら部を同時に切断することを特徴とする請求項1記載の枝肉の分割方法。
  3. 背割り半截の動物枝肉を懸垂装置に懸垂した状態でカッタによりうで・かた部、ロース・ばら部及びもも部に分割し、前記各部位をそれぞれの解体脱骨ラインに供給する動物枝肉の分割装置において、水平方向に設置されたレール上を移動し、一対の前記枝肉を同時に懸垂する懸垂装置と、同懸垂装置に懸垂された一対の枝肉の背中側に対面する位置に設置されたカッタと、同カッタを垂直方向に移動可能とする手段と、同カッタを前記枝肉側に押し出し又は戻り可能とする手段と、同カッタの近くで枝肉に対して接近又は離隔可能に配置され枝肉との接触面積を小さくした枝肉押さえ部材と、枝肉のうで・かた部の切断時うで・かた部のうで・かた部の腕部をクランプするクランプ装置とを備えたことを特徴とする枝肉の分割装置。
  4. 前記カッタを上下2段に設け、枝肉のうで・かた部及びロース・ばら部を前記カッタで同時に切断するように構成したことを特徴とする請求項3記載の枝肉の分割装置。
  5. 前記カッタを水平方向に一対配置し、一方のカッタで一対の枝肉のうちの一方を切断し、他方のカッタで一対の枝肉のうちの他方を切断するように構成したことを特徴とする請求項3記載の枝肉の分割装置。
  6. 前記カッタを大型波刃付き円形刃で構成することを特徴とする請求項3記載の枝肉の分割装置。
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