JP2002221877A

JP2002221877A - 画像形成装置

Info

Publication number: JP2002221877A
Application number: JP2001020357A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Yoshioka; 哲也吉岡; Tetsuya Maeda; 哲哉前田; Yoshiyuki Fujiwara; 義幸藤原
Original assignee: Kyocera Mita Corp
Current assignee: Kyocera Document Solutions Inc
Priority date: 2001-01-29
Filing date: 2001-01-29
Publication date: 2002-08-09

Abstract

(57)【要約】【課題】機能の設定を円滑に行える画像形成装置を提供
する。【解決手段】液晶表示部７に表示される内容を制御する
制御部６に、表示画面用メモリ９を設ける。表示画面用
メモリ９に、複数の機能設定画面データ１０および機能
説明画面データ１１を蓄積する。各表示画面データ１
０、１１に、ヘルプ表示データ１３を蓄積する。【効果】液晶表示部７に任意の表示画面１０、１１が表
示されると同時に、その表示画面１０、１１に対応する
ヘルプ表示１５が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置に関し、特に画像
形成装置における操作部の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、画像形成装置の一例である複写機
は、非常に多くの機能を有している。複写機は、例えば
その上面に操作者が操作するための操作パネルが備えら
れており、各機能は操作パネルに備えられたタッチパネ
ル付きの液晶表示部に表示される機能設定画面において
設定される。各機能設定画面には機能表示領域が設けら
れており、この機能表示領域に各機能設定画面に対応す
る機能表示（例えば「両面／分割」など）が表示され
る。

【０００３】しかしながら、操作者によっては、機能表
示だけではその機能の内容が分からない場合がある。そ
こで、各機能設定画面にヘルプキーを備えた複写機が提
案されている。この種の複写機では、操作者がヘルプキ
ーを操作するのに応答して、機能設定画面データとは別
に蓄積されたヘルプ表示画面データを読み出し、その機
能設定画面に対応する機能の内容を操作者に分かりやす
く表示するためのヘルプ表示画面へと表示画面が切り替
わる。ヘルプ表示画面にはヘルプ終了キーが設けられて
おり、操作者がこのヘルプ終了キーを操作するのに応答
して、表示画面が再び機能設定画面へと切り替わる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機能の
内容が分からない操作者は、表示画面を機能設定画面か
らヘルプ表示画面へと切り替えて、そのヘルプ表示画面
の内容を理解して記憶した後、再び表示画面をヘルプ表
示画面から機能設定画面に切り替え、記憶をたよりに機
能の設定を行わなければならない。したがって、操作に
手間がかかる上、必ずしも適切な操作を行えない場合が
あるという問題があった。

【０００５】本発明は、かかる背景のもとでなされたも
ので、機能の設定を円滑に行える画像形成装置を提供す
ることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項１記載の発明は、記録シート
への画像の形成を複数の態様で行うことができる画像形
成装置であって、情報を可変表示するための表示部と、
この表示部に表示された表示画面に対する入力操作を受
け付ける入力手段と、画像形成の態様を設定するための
機能キーと、この機能キーにより発現される機能の内容
の表示または当該機能に対応した操作者の操作内容の表
示を含むヘルプ表示とを上記表示部に同時に表示させる
表示制御手段とを含むことを特徴とする画像形成装置で
ある。

【０００７】この構成によれば、表示部に機能キーとヘ
ルプ表示とを同時に表示させることができるので、わざ
わざヘルプキーなどを操作して、表示部の表示画面をヘ
ルプ表示画面へと切り替える必要がない。したがって、
機能の内容または操作方法が分からない操作者でも、機
能の設定を円滑に行うことができる。上記ヘルプ表示
は、機能の内容を説明する文章表示、機能の内容を視覚
的に示す絵表示、あるいはそれらの組合せであることが
好ましい。これにより、機能の内容を操作者に分かりや
すく表示できるヘルプ表示にすることができる。

【０００８】上記入力手段は、上記ヘルプ表示が上記表
示部に表示された状態で、上記機能キーへの入力操作を
受け付け可能であることが好ましい。上記ヘルプ表示
は、上記機能キーと一緒に上記表示部に常時表示されて
いることが好ましい。請求項２記載の発明は、上記表示
部に表示すべき表示画面を表す表示画面データを記憶す
る表示画面データ記憶手段をさらに含み、上記表示制御
手段は、上記表示画面データ記憶手段から表示画面デー
タを読み出して上記表示部に表示させるものであること
を特徴とする請求項１記載の画像形成装置である。

【０００９】この構成によれば、表示画面データ記憶手
段から表示画面データを読み出すことにより、表示すべ
き表示画面を表示部に表示させることができる。請求項
３記載の発明は、上記表示画面データ記憶手段は、上記
表示部に可変表示される複数の表示画面に対応する複数
の表示画面データを記憶しており、この複数の表示画面
データのうちの少なくとも１つは、機能キーの表示のた
めの機能キー表示データと、ヘルプ表示のためのヘルプ
表示データとを含むことを特徴とする請求項２記載の画
像形成装置である。

【００１０】この構成によれば、表示画面データ記憶手
段から表示画面データを読み出すことにより、機能キー
表示データとヘルプ表示データとを同時に読み出して、
表示部に機能キーとヘルプ表示とを同時に表示させるこ
とができる。請求項４記載の発明は、上記機能キーは、
当該機能キーに対応した機能における条件を設定するた
めの条件設定キーを含み、上記表示制御手段は、上記条
件設定キーの操作に応答して、上記ヘルプ表示を非表示
状態とするものであることを特徴とする請求項１ないし
３のいずれかに記載の画像形成装置である。

【００１１】この構成によれば、操作者が条件設定キー
を操作するのに応答してヘルプ表示が非表示状態にされ
るので、わざわざヘルプ終了キーなどを操作して、ヘル
プ表示を非表示状態にする必要がない。したがって、機
能の設定をさらに円滑に行うことができる。請求項５記
載の発明は、上記表示制御手段は、ヘルプ表示を複数部
分に分割して切替表示するものであり、ヘルプ表示と同
時にヘルプ表示の切り替えのための切替指示部を上記表
示部に表示するものであることを特徴とする請求項１な
いし４のいずれかに記載の画像形成装置である。

【００１２】この構成によれば、操作者が切替指示部を
操作することにより、複数部分に分割されたヘルプ表示
を切り替えて表示部に表示させることができる。したが
って、内容の多いヘルプ表示でも、狭い領域内に表示す
ることができる。請求項６記載の発明は、上記表示制御
手段は、ヘルプ表示をスクロール表示するものであり、
ヘルプ表示と同時にヘルプ表示のスクロールのためのス
クロール指示部を上記表示部に表示するものであること
を特徴とする請求項１ないし５のいずれかに記載の画像
形成装置である。

【００１３】この構成によれば、操作者がスクロール指
示部を操作することにより、スクロール表示されたヘル
プ表示をスクロールさせて表示部に表示させることがで
きる。したがって、内容の多いヘルプ表示でも、狭い領
域内に表示することができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、本発
明の実施形態について具体的に説明する。図１は、本発
明の一実施形態に係る画像形成装置１の内部構成を示す
概略断面図である。画像形成装置１は、例えばデジタル
複写機であって、記録用紙を収容する用紙収容部２と、
静電潜像が表面に形成される感光体ドラム３と、記録用
紙にトナー像を定着させる定着ローラ４とを含む。

【００１５】画像形成時には、図示しない画像読取部で
読み取られた画像に基づいて感光体ドラム３の表面に静
電潜像が形成される。静電潜像は現像装置によりトナー
像に現像され、用紙収容部２から所定のタイミングで感
光体ドラム３へと導かれた記録用紙にトナー像が転写さ
れる。トナー像が転写された後の記録用紙は、定着ロー
ラ４へと導かれる。この定着ローラ４を記録用紙が通過
することにより、記録用紙に転写されたトナー像のトナ
ー粒子が加熱および加圧されて溶融され、記録用紙上に
定着される。

【００１６】定着ローラ４により定着処理を受けた記録
用紙は、図示しない排出ローラを通って画像形成装置１
の外部に排出されるようになっている。画像形成装置１
の上面の手前側には、操作部５が配置されている。操作
者は、この操作部５を操作することにより、画像形成動
作の開始を指示したり、画像形成装置１に備えられた種
々の機能を設定したりすることができるようになってい
る。

【００１７】図２は、操作部５の外観構成を示す平面図
である。操作部５の中央近傍には、液晶表示部７が配置
されている。液晶表示部７にはタッチパネル（入力手
段）がはり付けられており、操作者は液晶表示部７に触
れることにより機能設定などの操作を行うことができる
ようになっている。液晶表示部７は、画像形成装置１に
備えられた種々の機能を設定するための機能設定画面
や、種々の機能の内容を説明するための機能説明画面な
どの表示画面を可変表示できるようになっている。

【００１８】液晶表示部７の図２における左右両側に
は、複写部数などを入力するためのテンキー、画像形成
動作の開始を指示するためのスタートキーなどの複数の
キー８が配置されている。操作部５は、画像形成装置１
内に配置された制御部（表示制御手段）６に入出力可能
に接続されている。操作者が操作部５を操作することに
より、その操作に対応する入力信号が制御部６に与えら
れる。液晶表示部７に表示される内容は、制御部６から
の出力信号により制御される。

【００１９】制御部６には、機能設定画面や機能説明画
面などの表示画面のデータを蓄積するための表示画面用
メモリ（表示画面データ記憶手段）９が含まれている。
図３は、表示画面用メモリ９のデータ蓄積態様を説明す
るための模式図であって、液晶表示部７に表示される表
示画面と対応付けて示している。表示画面用メモリ９に
は、機能設定画面１６のデータとしての機能設定画面デ
ータ１０や機能説明画面１７のデータとしての機能説明
画面データ１１などの複数の表示画面データが蓄積され
ている。

【００２０】機能設定画面データ１０は、機能の条件を
設定するための条件設定キー１４のデータとしての条件
設定キー表示データ１２、機能の内容を操作者に分かり
やすく表示するためのヘルプ表示１５のデータとしての
ヘルプ表示データ１３を含む。条件設定キー１４は機能
キーに含まれ、条件設定キー表示データ１２は機能キー
表示データに含まれる。制御部６から液晶表示部７に機
能設定画面データ１０が与えられることにより、複数の
条件設定キー１４およびヘルプ表示１５を含む機能設定
画面１６が同時に液晶表示部７に表示されるようになっ
ている。

【００２１】機能説明画面データ１１は、ヘルプ表示デ
ータ１３を含む。制御部６から液晶表示部７に機能説明
画面データ１１が与えられることにより、ヘルプ表示１
５を含む機能説明画面１７が液晶表示部７に表示される
ようになっている。本実施形態では、液晶表示部７に任
意の機能設定画面１６または機能説明画面１７を表示さ
せると同時に、ヘルプ表示１５を表示させることができ
るので、わざわざヘルプキーなどを操作して、液晶表示
部７の表示画面をヘルプ表示画面へと切り替える必要が
ない。したがって、機能の内容または操作方法が分から
ない操作者でも、機能の設定を円滑に行うことができ
る。

【００２２】液晶表示部７は、ヘルプ表示１５が表示さ
れた状態で、条件設定キー１４への入力操作を受け付け
可能であることが好ましい。また、ヘルプ表示１５は、
条件設定キー１４と一緒に液晶表示部７に常時表示され
ていることが好ましい。図４は、液晶表示部７に表示さ
れる表示画面を示す図であって、待機状態では、液晶表
示部７の表示画面は、図４（ａ）に示すような基本画面
１８である。なお、図４において液晶表示部７に表示さ
れたキーのうちハッチングが施されたキーは、反転表示
を表していて、そのキーが選択されていることを示して
いる（図５〜図１０においても同様）。

【００２３】基本画面１８の上部は、状態表示領域１９
となっている。状態表示領域１９には、画像形成装置１
の状態を示すメッセージ（例えば「コピーできます」）
や、設定されている複写部数（例えば「１」）などが表
示されている。基本画面１８の左部は、用紙収容部２か
ら給紙する記録用紙を選択するための用紙選択部２０と
なっている。操作者が、用紙選択部２０に配置された複
数（例えば６つ）の用紙選択キー２１のうち１つを選択
して操作することにより、その用紙選択キー２１が反転
表示されると共に、対応する記録用紙が用紙収容部２か
ら給紙されるように設定される。図４（ａ）の例では、
「自動用紙」が選択されている。

【００２４】用紙選択部２０の右側には、横方向に３つ
の条件設定画面表示領域２２ａ、２２ｂ、２２ｃが配置
されている。条件設定画面表示領域２２ａ、２２ｂ、２
２ｃには、それぞれ全ての機能から選択した１つの機能
に対応する条件設定画面を割り付けることができるよう
になっており、本実施形態では、機能設定画面表示領域
２２ａ、２２ｂ、２２ｃにそれぞれ「縮小／拡大」、
「濃度設定」、「ソート／仕分け」の機能に対応する条
件設定画面が割り付けられている。

【００２５】各条件設定画面は、それぞれの機能に関す
る基本的な条件を設定するための複数の条件設定キー１
４、設定されている条件を表示するための設定条件表示
２４、それぞれの機能を設定する機能設定画面にジャン
プするためのジャンプキー２５などを含む。基本画面１
８の下部には、表示画面を切り替えるための複数のタグ
２６が配置されている。複数のタグ２６は、例えば「基
本画面」、「ユーザー機能」、「機能リスト」、「プロ
グラム」の４つのタグ２６からなり、操作者がこれらの
タグ２６のうち１つを選択して操作することにより、表
示画面を基本画面１８、ユーザー機能画面２７、機能リ
スト画面２９およびプログラム画面のいずれかに切り替
えることができるようになっている。

【００２６】図４（ｂ）は、操作者が「ユーザー機能」
のタグ２６を操作することにより液晶表示部７に表示さ
れたユーザー機能画面２７を示している。ユーザー機能
画面２７には、全ての機能から選択した複数の機能の機
能設定画面にジャンプするための複数のジャンプキー２
５と、各機能の内容を視覚的に示す複数の絵表示２８と
が割り付けられている。本実施形態では、「濃度設
定」、「原稿の画質」、「原稿サイズの選択」、「集
約」、「ページ印字」、「フォーム合成」、「とじしろ
／画像移動」、「枠消し」、「週刊誌綴じ」、「製本」
の１０個の機能に対応するジャンプキー２５および絵表
示２８が割り付けられている。

【００２７】図４（ｃ）は、「機能リスト」のタグ２６
を操作することにより液晶表示部７に表示された機能リ
スト画面２９を示している。機能リスト画面２９は複数
画面に分割されており、画面右部に配置された「前へ」
キー３０または「次へ」キー３１を操作することによ
り、複数の画面を切り替えることができるようになって
いる。機能リスト画面２９には、全ての機能の機能設定
画面にジャンプするための複数のジャンプキー２５が含
まれる。

【００２８】本実施形態では、ユーザーの好みに応じ
て、全ての機能の中から最もよく使う機能のジャンプキ
ー２５を基本画面１８の条件設定画面表示領域２２に、
次によく使う機能のジャンプキー２５をユーザー機能画
面２７に割り付けて表示するように設定できるようにな
っている。したがって、よく使う機能のジャンプキー２
５をわざわざ機能リスト画面２９から探し出す必要がな
い。図５は、両面／分割設定画面３２を示す図である。
図５（ａ）は、「両面／分割」のジャンプキー２５を操
作することにより液晶表示部７に表示される機能設定画
面１６である。両面／分割設定画面３２の左部には、例
えば「片面→片面」、「片面→両面」、「両面→片
面」、「両面→両面」、「見開き→片面」、「見開き→
両面」の６つの条件設定キー１４が配置されている。

【００２９】条件設定キー２３の右側には、両面／分割
機能の内容をユーザーに分かりやすく表示するためのヘ
ルプ表示１５が表示されている。ヘルプ表示１５は、そ
の下部に配置され両面／分割機能の内容を説明する文章
表示３３と、上部に配置され両面／分割機能の内容を視
覚的に示す絵表示３４とを含む。条件設定キー２３の上
側には、選択されている条件設定キー１４に対応する条
件の内容を視覚的に可変表示する可変絵表示３５が表示
される。図５（ａ）では、「片面→片面」の条件設定キ
ー１４が選択されており、条件設定キー２３の上側には
その条件に対応する可変絵表示３５が表示されている。

【００３０】両面／分割設定画面３２の上部は状態表示
領域１９となっており、状態表示領域１９の下側には機
能表示領域３６が配置されている。機能表示領域３６に
は、機能設定画面１６に対応する機能表示（例えば「両
面／分割」）３７、図示しないショートカットキーに現
在の設定内容を設定登録するための登録キー３８、両面
／分割設定画面の設定内容を初期状態に戻すための「元
に戻す」キー３９、現在開いている画面を閉じてもとの
画面に戻すための「閉じる」キー４０などが配置されて
いる。

【００３１】図５（ａ）の表示画面で、操作者が「両面
→両面」の条件設定キー１４を操作すると、液晶表示部
７の表示画面は図５（ｂ）に示すような表示画面に切り
替わる。すなわち、ヘルプ表示１５が非表示されて、そ
の表示位置に機能の詳細設定を行うための機能詳細設定
画面４１が表示されると共に、条件設定キー１４の上側
にその条件に対応する可変絵表示３５が表示される。本
実施形態では、操作者が条件設定キー１４により条件を
設定するのに応答してヘルプ表示１５が非表示されるの
で、わざわざヘルプ終了キーなどを操作して、ヘルプ表
示を非表示させる必要がない。したがって、機能の設定
を円滑に行うことができる。

【００３２】機能詳細設定画面４１の右側には、原稿読
取位置にセットする原稿の向きを設定するための条件設
定画面４２が表示されている。この条件設定画面４２に
は、原稿セット向きの確認を指示する文章表示４３と、
原稿の向きを設定するための「奥」、「左」の２つの条
件設定キー１４と、２つの条件設定キー１４にそれぞれ
対応して原稿の向きを視覚的に表示する絵表示３４とが
含まれる。図５（ｂ）では、「奥」の条件設定キー１４
が選択されている。

【００３３】図６は、原稿の画質設定画面４４を示す図
である。原稿の画質設定画面４４は、「原稿の画質」の
ジャンプキー２５を操作することにより液晶表示部７に
表示される機能設定画面１６である。原稿の画質設定画
面４４の左部には、例えば「文字＋写真」、「写真」、
「文字」の３つの条件設定キー１４が配置されている。
条件設定キー１４の右側には、原稿の画質機能の内容を
操作者に分かりやすく表示するためのヘルプ表示１５が
表示されている。ヘルプ表示１５は、その下部に配置さ
れた原稿の画質機能の内容を説明する文章表示３３と、
上部に配置された原稿の画質機能の内容を視覚的に示す
絵表示３４とを含む。

【００３４】条件設定キー１４の上側には、選択されて
いる条件設定キー１４に対応する条件の内容を視覚的に
可変表示する可変絵表示３５が表示される。図６では、
「文字＋写真」の条件設定キー１４が選択されており、
条件設定キー１４の上側にはその条件に対応する可変絵
表示３５が表示されている。操作者が別の条件設定キー
１４を操作すると、条件設定キー１４の上側の可変絵表
示３５はその条件に対応する可変絵表示３５に切り替わ
る。

【００３５】原稿の画質設定画面４４の上部は状態表示
領域１９となっており、状態表示領域１９の下側には機
能表示領域３６が配置されている。機能表示領域３６に
は、機能設定画面１６に対応する機能表示（例えば「原
稿の画質」）３７、図示しないショートカットキーに現
在の設定内容を設定登録するための登録キー３８、原稿
の画質設定画面４４の設定内容を初期状態に戻すための
「元に戻す」キー３９、現在開いている画面を閉じても
との画面に戻すための「閉じる」キー４０などが配置さ
れている。

【００３６】図７は、原稿セット向き設定画面４５を示
す図である。原稿セット向き設定画面４５は、「原稿セ
ット向き」のジャンプキー２５を操作することにより液
晶表示部７に表示される機能設定画面１６である。原稿
セット向き設定画面４５の右部には、例えば「奥」、
「左」の２つの条件設定キー１４が配置されている。図
７では、「奥」の条件設定キー１４が選択されている。
条件設定キー１４の左側には、原稿セット向き機能の内
容を説明する文章表示３３が表示されている。それぞれ
の条件設定キー１４の上側には、原稿セット向き機能の
内容を視覚的に示す絵表示３４が対応して表示されてい
る。絵表示３４の上側には、原稿セット向きの確認を指
示する文章表示４３が表示されている。文書表示３３、
４３および絵表示３４は、原稿セット向き機能の内容を
ユーザーに分かりやすく表示するためのヘルプ表示１５
をなしている。

【００３７】原稿セット向き設定画面４５の上部は状態
表示領域１９となっており、状態表示領域１９の下側に
は機能表示領域３６が配置されている。機能表示領域３
６には、機能設定画面１６に対応する機能表示（例えば
「原稿セット向き」）３７、図示しないショートカット
キーに現在の設定内容を設定登録するための登録キー３
８、原稿セット向き設定画面４５の設定内容を初期状態
に戻すための「元に戻す」キー３９、現在開いている画
面を閉じてもとの画面に戻すための「閉じる」キー４０
などが配置されている。

【００３８】図８は、節電低電力モード移行時間設定画
面４６を示す図である。節電低電力モード移行時間設定
画面４６は、初期設定メニューで節電低電力モード移行
時間機能を選択することにより液晶表示部７に表示され
る機能設定画面１６である。節電低電力モード移行時間
設定画面４６の中央部には、例えば「＋」、「−」の２
つの条件設定キー１４が配置されている。条件設定キー
１４の上側には、設定されている節電低電力モード移行
時間を表示するための設定条件表示２４が表示されてい
る。設定条件表示２４の数字は、「＋」の条件設定キー
１４を１回操作する毎に＋１され、「−」の条件設定キ
ーキー１４を１回操作する毎に−１されるようになって
いる。図８では、設定条件表示２４に「３０」が表示さ
れており、節電低電力モード移行時間が「３０分」に設
定されている。

【００３９】設定条件表示２４の上側には、節電低電力
モード移行時間機能の内容を説明する文章表示３３が表
示されている。この文章表示３３は、節電低電力モード
移行時間機能の内容をユーザーに分かりやすく表示する
ためのヘルプ表示１５をなしている。節電低電力モード
移行時間設定画面４６の上部は機能表示領域３６となっ
ている。機能表示領域３６には、機能設定画面１６に対
応する機能表示（例えば「節電低電力モード移行時
間」）３７、節電低電力モード移行時間設定画面４６の
設定内容を初期状態に戻すための「元に戻す」キー３
９、現在開いている画面を閉じてもとの画面に戻すため
の「閉じる」キー４０などが配置されている。

【００４０】図９は、応用コピー設定画面４７を示す図
である。図９（ａ）は、目的別ガイドメニューで応用コ
ピー機能を選択することにより液晶表示部７に表示され
る機能設定画面１６である。応用コピー設定画面４７の
中央部には、複数の応用コピー機能を説明する機能文章
表示４８が上下に配列されており、設定されている機能
に対応する機能文章表示４８が反転表示されている（図
９（ａ）では「（ガイド選択なし）」）。

【００４１】機能文章表示４８の右側には、「↑」、
「↓」の２つの機能選択キー５４が上下に配置されてい
る。操作者が「↑」の機能選択キー５４を１回操作する
毎に機能文章表示４８の反転表示が１行ずつ上がり、
「↓」の機能選択キー５４を１回操作する毎に機能文章
表示４８の反転表示が１行ずつ下がるようになってい
る。これらの機能選択キー５４を操作することにより複
数の機能文章表示４８のうち１つを選択することができ
るようになっている。

【００４２】機能選択キー５４の下側には、「次へ」キ
ー５０が配置されている。「次へ」キー５０は、機能選
択キー５４により選択された機能文章表示４８の条件を
設定するため条件設定キー１４をなしている。機能文章
表示４８の上側には、応用コピー機能の内容を説明する
文章表示３３が表示されている。この文章表示３３は、
応用コピー機能の内容を操作者に分かりやすく表示する
ためのヘルプ表示１５をなしている。

【００４３】応用コピー設定画面４７の上部は機能表示
領域３６となっている。機能表示領域３６には、機能設
定画面１６に対応する機能表示（例えば「応用コピ
ー」）３７、応用コピー設定画面４７の設定内容を初期
状態に戻すための「元に戻す」キー３９、応用コピー機
能の実行を中止するための作業中止キー４９などが配置
されている。図９（ｂ）は、図９（ａ）の応用コピー設
定画面４７で、条件設定キー１４を操作して複数の条件
文書表示４８から「２．異なる原稿種類を混在してコピ
ーする」を選択した後、「次へ」キー５０を操作するこ
とにより液晶表示部７に表示される機能説明画面１７で
ある。応用コピー操作説明画面５１の左部には、原稿タ
イプ機能の機能設定画面１６にジャンプするためのジャ
ンプキー２５と、ジャンプキー２５の上側に配置され、
原稿タイプ機能の内容を視覚的に示す絵表示２８とが表
示されている。

【００４４】絵表示２８の上側には、原稿タイプ機能の
内容を説明する文章表示３３が表示されている。ジャン
プキー２５の右側には、原稿タイプ機能の内容を視覚的
に示す絵表示３４が表示されている。各絵表示３４の下
側には、それらの絵表示３４に対応する条件設定キー１
４を選択した状態を示す絵表示５２が表示されている。
文書表示３３および絵表示３４、５２は、原稿タイプ機
能の内容をユーザーに分かりやすく表示するためのヘル
プ表示１５をなしている。

【００４５】応用コピー操作説明画面５１の上部は機能
表示領域３６となっている。機能表示領域３６には、ガ
イド画面１７に対応する機能表示（例えば「応用コピー
操作説明」）３７、応用コピー機能の設定内容を初期状
態に戻すための「元に戻す」キー３９、応用コピー機能
の実行を中止するための作業中止キー４９などが配置さ
れている。図１０は、他の実施形態に係る応用コピー設
定画面４７Ａを示す図である。応用コピー設定画面４７
Ａは機能設定画面１６をなしている。上述の実施形態に
係る応用コピー設定画面４７と同様の構成については、
図に同一符号を付してその説明を省略する。

【００４６】応用コピー設定画面４７Ａには、複数の機
能文章表示４８の上側に、応用コピー機能の内容を説明
する文章表示３３が表示されている。文章表示３３の右
側には、「↑」、「↓」の２つの表示切替キー（表示切
替手段）５３が上下に配置されている。文章表示３３は
複数ページに分割されており、操作者がこれらの２つの
表示切替キー５３を操作することにより、複数のページ
を切り替えることができるようになっている。文章表示
３３および表示切替キー５３は、応用コピー機能の内容
を操作者に分かりやすく表示するためのヘルプ表示１５
をなしている。

【００４７】本実施形態では、操作者が表示切替キー５
３を操作することにより、ページ切替において文章表示
３３の全てを液晶表示部７に表示させることができる。
したがって、内容の多い文章表示３３でも、狭い領域内
に表示することができる。ただし、２つの表示切替キー
５３を操作することにより文章表示３３がスクロールす
るような構成であってもよいし、ページ切替およびスク
ロールの両方を実行可能な構成であってもよい。

【００４８】本発明は、以上の実施形態の内容に限定さ
れるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の
変更が可能である。例えば、ヘルプ表示１５は、機能の
内容を操作者に分かりやすく表示できるものであれば、
文章表示３３、絵表示３４などに限らず他の構成であっ
てもよい。また、本発明が適用できる画像形成装置は、
デジタル複写機に限らず、アナログ複写機やレーザビー
ムプリンタなどであってもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部
構成を示す概略断面図である。

【図２】操作部の外観構成を示す平面図である。

【図３】表示画面用メモリのデータ蓄積態様を説明する
ための模式図である。

【図４】液晶表示部に表示される表示画面を示す図であ
る。

【図５】両面／分割設定画面を示す図である。

【図６】原稿の画質設定画面を示す図である。

【図７】原稿セット向き設定画面を示す図である。

【図８】節電低電力モード移行時間設定画面を示す図で
ある。

【図９】応用コピー設定画面を示す図である。

【図１０】他の実施形態に係る応用コピー設定画面を示
す図である。

【符号の説明】

１画像形成装置６制御部（表示制御手段）７液晶表示部９表示画面用メモリ（表示画面データ記憶手段）１０機能設定画面データ１１機能説明画面データ１３ヘルプ表示データ１４条件設定キー１５ヘルプ表示１６機能設定画面１７機能説明画面５３表示切替キー（切替指示部）

フロントページの続き (72)発明者藤原義幸大阪府大阪市中央区玉造１丁目２番28号京セラミタ株式会社内Ｆターム(参考） 2C061 AP03 AP04 CQ01 CQ04 CQ24 CQ27 CQ29 CQ37 CQ43 2H027 FB06 GA32 GA35 GA56 GB19 GB20

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】記録シートへの画像の形成を複数の態様で
行うことができる画像形成装置であって、情報を可変表示するための表示部と、この表示部に表示された表示画面に対する入力操作を受
け付ける入力手段と、画像形成の態様を設定するための機能キーと、この機能
キーにより発現される機能の内容の表示または当該機能
に対応した操作者の操作内容の表示を含むヘルプ表示と
を上記表示部に同時に表示させる表示制御手段とを含む
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項２】上記表示部に表示すべき表示画面を表す表
示画面データを記憶する表示画面データ記憶手段をさら
に含み、上記表示制御手段は、上記表示画面データ記憶手段から
表示画面データを読み出して上記表示部に表示させるも
のであることを特徴とする請求項１記載の画像形成装
置。
【請求項３】上記表示画面データ記憶手段は、上記表示
部に可変表示される複数の表示画面に対応する複数の表
示画面データを記憶しており、この複数の表示画面デー
タのうちの少なくとも１つは、機能キーの表示のための
機能キー表示データと、ヘルプ表示のためのヘルプ表示
データとを含むことを特徴とする請求項２記載の画像形
成装置。
【請求項４】上記機能キーは、当該機能キーに対応した
機能における条件を設定するための条件設定キーを含
み、上記表示制御手段は、上記条件設定キーの操作に応答し
て、上記ヘルプ表示を非表示状態とするものであること
を特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載の画像
形成装置。
【請求項５】上記表示制御手段は、ヘルプ表示を複数部
分に分割して切替表示するものであり、ヘルプ表示と同
時にヘルプ表示の切り替えのための切替指示部を上記表
示部に表示するものであることを特徴とする請求項１な
いし４のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項６】上記表示制御手段は、ヘルプ表示をスクロ
ール表示するものであり、ヘルプ表示と同時にヘルプ表
示のスクロールのためのスクロール指示部を上記表示部
に表示するものであることを特徴とする請求項１ないし
５のいずれかに記載の画像形成装置。