JP2002205440A - 入力表示装置およびその制御方法 - Google Patents

入力表示装置およびその制御方法

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JP2002205440A
JP2002205440A JP2001003043A JP2001003043A JP2002205440A JP 2002205440 A JP2002205440 A JP 2002205440A JP 2001003043 A JP2001003043 A JP 2001003043A JP 2001003043 A JP2001003043 A JP 2001003043A JP 2002205440 A JP2002205440 A JP 2002205440A
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JP2001003043A
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Kaoru Ishikura
かおる 石倉
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より小型の表示画面を使用して、入力した条
件をアイコンとして統合的に表示するとともに、条件入
力キーとアイコンとして表示される条件の内容とをより
一層明確にして、設定条件の確認を容易にし、かつ誤設
定を防止できるようにした入力表示装置およびその制御
方法を提供する。 【解決手段】 制御手段は、所定の条件の入力動作と、
表示されている条件アイコン652が状態アイコン65
1に対して重ね表示される表示変化とを対応させるとと
もに、条件アイコン652が、状態アイコン651に重
ね表示されることによって所定の条件が設定可能な状態
となった際に、前記条件設定に関して選択可能な選択肢
を表示手段3にリストとして表示した上で、前記選択肢
の選択を含む入力動作により設定された所定の条件の内
容を、状態アイコン651における条件アイコン652
の重ね表示された内容に対して統合表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の入力と情報
の表示との双方を実現可能とする入力表示装置およびそ
の制御方法に係り、特に、複合機やプリンタなどの画像
形成装置(印字機器)の機能などを設定するための入力
表示装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やプリンタなどの画像形成
装置においては、その高機能化に伴い、各種機能の設定
状態を表示手段に表示してユーザーに確認させながら操
作手段(操作パネルなど)によって設定操作を実行させ
るような入力表示装置が装備されるようになった。特
に、最近では、表示上で特定の機能の内容を示す図象
(アイコン)を用いることによって、視覚上の認識性を
向上させ、ユーザーが初心者であっても複雑な機能の設
定を簡単に実行できるように企図された技術が種々提案
されている。
【0003】このような技術として、まず、例えば、
特開平1−261667号公報に記載の技術では、条件
を選択するための設定画面を切り換えて個々に表示でき
るようにしており、さらに、ある設定画面の中で、アイ
コンをキーにすることで、設定する内容を感覚的(視覚
的)に容易に把握できるようにすることによって、キー
の選択を容易にしている。また、特開平5−1006
46号公報に記載の技術では、入力された画像情報およ
び設定された編集機能という複数の条件を、同一のアイ
コンに表示することによって、設定の確認を容易にした
り、誤設定を防止したりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、アイコンを表示することによって、操作の簡略
化を図ろうとしているが、未だ不十分な点を残してい
る。例えば、特開平1−261667号公報の技術で
は、設定画面の切り換えにより、他の条件を設定可能に
しているが、アイコンをキーにしているだけで、設定さ
れた条件をアイコンに統合的に表示するものではないの
で、ユーザーが設定した条件の確認に非常に手間取ると
いう問題点がある。
【0005】一方、特開平5−100646号公報の
技術では、主として設定に関わる機能情報を元の画像に
フイードバックすることに着目されているため、条件を
統合してアイコンとして表示することは明記されている
が、条件を設定するための設定画面と、アイコンとの関
係は明記されていない。したがって、アイコンの使用に
よって、設定内容は確認可能であるが、設定動作そのも
のを容易に確認することができないという難点がある。
【0006】さらに、上記特開平1−261667号
公報の技術では、設定内容をアイコン化してキーとする
構成が開示され、また、上記特開平5−100646
号公報の技術では、条件を統合してアイコン表示する構
成が開示されていることから、これらを組み合わせるこ
とによって、アイコンを用いた条件設定をより操作し易
いものにすることも考えられる。
【0007】しかしながら、上記両技術を組み合わせて
も、一つの設定画面内で、その設定画面内にある複数の
条件を統合的に表示するものしか得られない。そのた
め、切り換え可能な複数の設定画面とアイコンとを用い
る場合には対応することができない。
【0008】また、近年、画像形成装置においては、パ
ーソナルユースの拡大により一層の小型化と低コスト化
とが要求される傾向にあり、それゆえ構成上大きな面積
を有する表示手段を含む操作手段(入力手段)の小型化
が図られているが、上述した各技術およびその組み合わ
せでは、表示画面を小型化した上で、設定の確認を容易
にしたり、誤設定の防止をすることには十分対応するこ
とができない。
【0009】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
され、より小型の表示画面を使用して、入力した条件を
アイコンとして統合的に表示するとともに、条件入力キ
ーとアイコンとして表示される条件の内容とをより一層
明確にして、設定条件の確認を容易にし、かつ誤設定を
防止できるようにした入力表示装置およびその制御方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0011】(1)少なくとも表示手段と、入力手段と
を備え、前記入力手段によって電子機器に対して所定の
条件を入力して設定する際に、前記表示手段により前記
条件の設定状況および前記条件の内容を表示する入力表
示装置において、さらに、前記表示手段に表示されてい
る内容を、前記入力手段から前記電子機器に対する入力
情報に対応して変化させるように制御する制御手段を備
え、前記表示手段は、設定する前記条件の内容を、移動
・重ね表示操作可能な条件アイコンとして表示するとと
もに、前記電子機器における被設定状態を、状態アイコ
ンとして表示し、前記制御手段は、前記入力手段による
前記所定の条件の入力動作と、表示されている条件アイ
コンが状態アイコンに対して重ね表示される表示変化と
を対応させるとともに、前記条件アイコンが、前記状態
アイコンに重ね表示されることによって所定の条件が設
定可能な状態となった際に、前記条件設定に関して選択
可能な選択肢を、表示画面上で選択可能とするリストと
して表示した上で、前記選択肢の選択を含む入力動作に
より設定された所定の条件の内容を、前記状態アイコン
における前記条件アイコンの重ね表示された内容に対し
て統合して表示する制御を行うことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、所定の条件設定に関す
る入力動作が、表示上、アイコンの重ね表示に対応して
表示される。しかも、重ね表示によって、入力した条件
が一つのアイコンとして統合的に表示されることになる
のに加えて、アイコンの重ね表示操作に対応して、条件
の設定内容が選択可能に表示される。
【0013】そのため、アイコンを見ただけで、どのよ
うな条件が設定されているかが一目瞭然となり、電子機
器の動作に際する設定条件の確認が容易となるととも
に、アイコンでは表示することが困難な多数の選択肢や
条件などをリストとして表示するので、条件設定のため
の動作プロセスを簡素化することができるとともに、よ
り複雑な条件設定に対しても対応可能となり、操作性を
顕著に向上させることができる。
【0014】また、上記リストは、条件の設定が可能に
なった時点で表示されるので、表示画面が複雑になら
ず、ユーザーにとってより明確な表示を提供することが
できる。さらに、表示内容が統合されたアイコンとなっ
ているため、表示画面を小型化した上で、設定の確認を
容易にしたり、誤設定の防止をするのが可能となる。
【0015】なお、「・・・所定の条件の内容を、前記
状態アイコンにおける前記条件アイコンの重ね表示され
た内容に対して統合して表示する」とは、新たな条件の
内容が既に設定された条件と統合して状態アイコンに表
示されるが、その表示位置は必ずしも全く同じ位置に限
られるのではなく、別の適当な位置に表示されてもよ
く、あくまでも内容を(視認性よく)統合的に表示する
趣旨であり、スペースや全体のバランス等を考慮して表
示位置は適宜に選択されてよい。
【0016】(2)前記表示手段は、入力手段を兼ねる
タッチパネル表示装置であるとともに、少なくとも表示
されている条件アイコンに接触することによって、前記
条件アイコンを重ね表示操作することが可能であること
を特徴とする。
【0017】この構成によれば、アイコンを直接移動・
重ね表示操作することによって、設定条件を入力するこ
とが可能になるので、操作性をより一層向上させること
ができるとともに、設定の確認をより一層容易にするこ
ともできる。
【0018】(3)前記制御手段は、入力されて設定さ
れた所定の条件の内容を、前記状態アイコンに対して統
合して表示するとともに、前記条件の内容を文字による
メッセージとしても表示する制御を行うことを特徴とす
る。
【0019】この構成によれば、図象としてのアイコン
だけでなく、通常の文字によるメッセージも表示される
ので、設定の確認をより一層容易にすることができる。
【0020】(4)前記制御手段は、前記入力手段から
入力される入力情報を前記電子機器に対して出力するた
めの制御を行う入力コントロール部と、前記電子機器よ
り出力される、設定された条件および該電子機器の動作
に関する動作情報を含む電子機器情報を受けて、前記電
子機器情報に基づいて前記表示手段に表示させる表示コ
ントロール部とを含んでいることを特徴とする。
【0021】この構成によれば、制御手段が、入力手段
のコントロールを行う入力コントロール部と、表示手段
のコントロールを行う表示コントロール部とを含んでい
るので、入力手段による電子機器への入力情報と、表示
手段に表示されている内容とを、より一層的確に対応さ
せることが可能になる。
【0022】(5)前記制御手段は、前記状態アイコン
の位置に応じて選択可能な条件の選択肢を予め規定して
いるとともに、前記状態アイコンに対する前記条件アイ
コンの重ね表示位置に対応して、その位置に応じて規定
されている選択可能な選択肢のみをリストとして表示す
る制御を行うことを特徴とする。
【0023】この構成によれば、ドロップ位置に応じて
規定されている選択可能な選択肢のみを表示し、選択で
きないものについては、他のドロップ位置では選択可能
であっても、そのドロップ位置では選択できないものに
ついては表示しないか、選択不可として表示する。その
ため、ユーザーが選択の際に迷うことがなく、条件設定
操作をより正確なものとすることができる。
【0024】(6)前記制御手段は、前記状態アイコン
上に移動されて重なった状態にある前記条件アイコン
を、前記状態アイコンから離した時点で、設定された所
定の条件の内容を前記状態アイコンに対して統合して表
示する制御を行うことを特徴とする。
【0025】この構成によれば、条件アイコンを状態ア
イコンから離した時点では、条件の設定は完了している
とみなせるので、この時点で設定内容を状態アイコンに
対して統合的に表示する。これによって、複数の条件を
設定するような場合でも、1段階毎に設定内容を状態ア
イコンに統合することになり、ユーザーにとってより分
かりやすい条件設定画面を提供することができる。
【0026】(7)前記制御手段は、前記条件アイコン
が重ね表示された状態アイコン上の位置に、すでに統合
して表示されている設定条件がある場合には、先に設定
されている条件に対応させて、表示するリストの選択肢
を変更表示する制御を行うことを特徴とする。
【0027】この構成によれば、さきに設定されている
条件に応じて、諸条件に追加的に設定できる条件のみを
表示するとともに、本来は、設定可能であっても、先に
設定されている条件に対しては追加的に設定できないも
のについては、選択肢として表示しないか、設定(選
択)負荷として表示する。そのため、ユーザーが選択の
際に迷うことがなく、条件設定操作をより正確なものと
することができる。
【0028】(8)前記制御手段は、前記条件アイコン
が重ね表示された状態アイコン上の位置に、すでに統合
して表示されている設定条件がある場合には、先に設定
されている条件とこれから設定する条件とのいずれかを
選択可能とするリストを表示する制御を行うことを特徴
とする。
【0029】この構成によれば、先に設定されている条
件と、後から設定しようとする条件とが等価な物である
場合には、ユーザーの意向に応じて、何れかの設定を選
択できるようにしておく。これによつて、ユーザーは条
件の変更や修正を容易に行うことができることになり、
条件設定操作の精度を向上させることができる。
【0030】(9)シート状の記録媒体に対して画像を
形成するとともに、画像形成後の前記記録媒体に対して
後処理を可能とする画像形成装置に備えられており、前
記状態アイコンが、前記記録媒体の状態を示すシートア
イコンとして表示される一方、前記条件アイコンが前記
記録媒体に対して施される後処理を示す後処理アイコン
として表示されることを特徴とする。
【0031】この構成によれば、後処理装置を備える画
像形成装置に上記入力表示装置を備えることによって、
画像形成後の記録媒体に施す後処理を容易に設定するこ
とができる。
【0032】(10)前記後処理アイコンは、複数の後
処理をまとめた1つのアイコンか、各後処理毎にその処
理内容を個別に示す複数のアイコンかのいずれかとして
表示されることを特徴とする。
【0033】この構成によれば、設定または選択条件を
リストとして表示するので、後処理が複数あっても1つ
のアイコンとしてまとめて表示することができる。その
ため表示をより簡素化することができる。一方、各後処
理毎に複数のアイコンを表示すれば、後処理毎にアイコ
ンを選べばよいので、ユーザーにとって後処理の選択や
設定がより容易になる。
【0034】(11)前記後処理として、ステープル処
理またはパンチ処理の少なくとも一方が含まれているこ
とを特徴とする。
【0035】この構成によれば、画像形成装置における
もっとも一般的な後処理としてステープル処理およびパ
ンチ処理が挙げられるので、画像形成装置に本発明の入
力表示装置を設けた際の実用性が向上する。
【0036】(12)電子機器に対して所定の条件を設
定する際に、前記条件の設定状況および条件の内容を表
示しつつ、前記条件を設定するための入力を可能とする
入力表示装置の表示方法において、設定する前記条件の
内容が、移動・重ね表示操作可能な条件アイコンとして
表示されるとともに、前記電子機器における被設定状態
が、状態アイコンとして表示され、前記条件アイコンが
前記状態アイコンに移動・重ね表示されることによって
所定の条件が設定可能な状態となった際に、前記条件設
定に関して選択可能な選択肢を、表示画面上で選択可能
とするリストとして表示した上で、前記選択肢の選択を
含む入力動作により設定された所定の条件の内容が、前
記状態アイコンにおける前記条件アイコンの重ね表示さ
れた内容に対して統合して表示されることを特徴とす
る。
【0037】この構成によれば、所定の条件設定に関す
る入力動作が、表示上、アイコンの移動・重ね表示に対
応して表示され、しかも、移動・重ね表示によって、入
力した条件が一つのアイコンとして統合的に表示される
ことになる。それゆえ、アイコンを見ただけで、どのよ
うな条件が設定されているかが一目瞭然となり、電子機
器の動作に際する設定条件の確認が容易となる。さら
に、表示内容が統合されたアイコンとなっているため、
表示画面を小型化した上で、設定の確認を容易にした
り、誤設定の防止をするが可能となる。
【0038】なお、「・・・所定の条件の内容を、前記
状態アイコンにおける前記条件アイコンの重ね表示され
た内容に対して統合して表示する」とは、新たな条件の
内容が既に設定された条件と統合して状態アイコンに表
示されるが、その表示位置は必ずしも全く同じ位置に限
られるのではなく、別の適当な位置に表示されてもよ
く、あくまでも内容を(視認性よく)統合的に表示する
趣旨であり、スペースや全体のバランス等を考慮して表
示位置は適宜に選択されてよい。
【0039】(13)前記電子機器が、少なくともコピ
ーモードおよびプリンタモードを有する複合型の画像形
成装置であることを特徴とする。
【0040】この構成によれば、複数のモードを有する
画像形成装置では、その各モード毎での条件設定が煩雑
になり易いが、上記方法を用いることで、より一層操作
性に優れた画像形成装置を得ることができる。
【0041】(14)前記制御手段は、前記条件アイコ
ンが移動された前記状態アイコン上の位置に、すでに統
合して表示されている設定条件がある場合に、設定条件
の変更を指示すると、前記設定条件の変更を指示した前
記状態アイコンの位置に前記条件アイコンが移動して選
択可能な選択肢をリスト表示することを特徴とする。
【0042】この構成によれば、状態アイコンの同位置
に対して既に設定されている設定条件の変更の指示すれ
ば、条件アイコンを移動・重ね表示しなくても、選択可
能な選択肢をリスト表示するので、操作が簡単になる。
【0043】(15)少なくとも表示手段と、入力手段
とを備え、前記入力手段によって電子機器に対して所定
の条件を入力して設定する際に、前記表示手段により前
記条件の設定状況および条件の内容を表示する入力表示
装置において、さらに、前記表示手段に表示されている
内容を、前記入力手段から前記電子機器に対する入力情
報に対応して変化させるように制御する制御手段を備
え、前記制御手段は、設定する前記条件の内容を、前記
表示手段上で、前記電子機器における被設定状態を示す
状態アイコンとして統合的に表示するとともに、前記状
態アイコンに表示された設定条件のうちの選択操作と消
去キーの操作により選択されたものだけを前記状態アイ
コンから消去可能とするか、または、消去キーの操作に
より前記状態アイコンに表示された全設定条件を前記状
態アイコンから消去可能とする設定条件の異なる消去法
を有することを特徴とする。
【0044】この構成によれば、選択された設定条件の
うちの所定のものだけを選択消去可能か全て消去可能か
のいずれの消去も出来るので、ユーザは使用時の状況に
応じて簡単な消去法を選択できるので、誤入力ややり直
しに際して、操作が簡単になる。
【0045】(16)少なくとも表示手段と、入力手段
とを備え、前記入力手段によって電子機器に対して所定
の条件を入力して設定する際に、前記表示手段により前
記条件の設定状況および条件の内容を表示する入力表示
装置において、さらに、前記表示手段に表示されている
内容を、前記入力手段から電子機器に対する入力情報に
対応して変化させるように制御する制御手段を備え、前
記制御手段は、設定する前記条件の内容を、前記表示手
段上で、前記電子機器における被設定状態を示す状態ア
イコンとして統合的に表示するとともに、前記状態アイ
コンに表示された設定条件のうちの選択操作と消去キー
の操作により選択されたものだけを前記状態アイコンか
ら消去可能とするか、または、消去キーの操作により前
記状態アイコンに表示された全設定条件を前記状態アイ
コンから消去可能とする設定条件の異なる消去法を有す
ることを特徴とする。
【0046】この構成によれば、選択された設定条件の
うちの所定のものだけを選択消去可能か全て消去可能か
のいずれの消去も出来るので、ユーザは使用時の状況に
応じて簡単な消去法を選択できるので、誤入力ややり直
しに際して、操作が簡単になる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て説明する。
【0048】図1は、コピーモードとプリンタモードと
を備える複合型画像形成装置を示し、この複合型画像形
成装置に本発明に係る入力表示装置(表示手段と入力手
段)である操作パネル(図2参照)が装着される。ま
ず、図1に基づいて、その複合型画像形成装置の構成に
ついて説明する。
【0049】その画像形成装置30本体は、大きく分け
てスキャナ部(画像読取手段/入力手段)31と、画像
形成部(画像形成手段)32とから構成されている。ス
キャナ部31は、透明ガラスからなる原稿載置台35、
原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給搬送するための
両面対応自動原稿送り装置(RADF)36及び原稿載
置台35上に載置された原稿の画像を走査して読み取る
ための原稿画像読み取りユニット、すなわちスキャナユ
ニット40から構成されている。
【0050】上記RADF36は、備えられた図示しな
い原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットし、セッ
トされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット40
の原稿載置台上へ給送する装置である。また、このRA
DF36は、オペレーターの選択に応じて原稿の片面ま
たは両面をスキャナユニット40に読み取らせるよう
に、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送
経路、搬送経路切り換え手段、各部を通過する原稿の状
態を把握し管理するセンサー群、および制御部などから
構成されている。
【0051】原稿載置台35上の原稿の画像を読み取る
ためのスキャナ部31を構成するスキャナユニット40
は、原稿面上を露光するランプリフレクターアセンブリ
41と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)
に導くための原稿からの反射光を反射する第1の反射ミ
ラー42aを搭載してなる第1の走査ユニット40また
第1の反射ミラー42aからの反射光像を光電変換素子
(CCD)に導くための第2、第3反射ミラー42b,
42cを搭載してなる第2の走査ユニット40b、原稿
からの反射光像を上述した各反射ミラーを介して電気的
画像信号に変換する素子(CCD)上に結像させるため
の光学レンズ43、および原稿からの反射光像を電気的
画像信号に変換する上述したCCD素子44とから構成
されている。
【0052】スキャナ部31は、前記RADF36とス
キャナユニット40の関連した動作により、原稿載置台
35上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿
載置台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動
させて原稿画像を読み取るように構成されている。
【0053】特に、第1走査ユニット40aは、原稿載
置台35に沿って左から右へと一定速度Vで走行され、
また、第2走査ユニット40bは、その速度Vに対して
V/2の速度で同一方向に平行に走査制御される。これ
により、原稿載置台35上に載置された原稿の画像を1
ライン毎に順次CCD素子44へと結像させて画像を読
み取ることとなる。
【0054】原稿画像をスキャナユニット40にて読み
取ることにより得られた画像データは、後述する画像処
理部へ送られ、各種処理が施された後、画像処理部のメ
モリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像
を読み出して画像形成部32に転送して用紙(記録材)
上に画像を形成させる。
【0055】この画像形成部32は、画像を形成する用
紙の搬送系である用紙搬送機構、レーザー書き込みユニ
ット46、および画像を形成するための電子写真プロセ
ス部48を備えている。
【0056】レーザー書き込みユニット46は、上述し
たスキャナユニット40にて読み取った後のメモリから
読み出した画像データ、または外部の装置から転送され
てきた画像データに応じてレーザー光を出射する半導体
レーザー光源、レーザー光を等角速度偏向するポリゴン
ミラー、等角速度で偏向されたレーザー光が電子写真プ
ロセス部48を構成する感光体ドラム48a上におい
て、等角速度で偏向されるように補正するfθレンズな
どを有している。また、電子写真プロセス部48は、周
知である感光体ドラム48aの周囲に帯電器、現像器、
転写器、剥離器、クリーニング器、除電器を備えてい
る。
【0057】一方、用紙搬送機構は、上述した画像形成
を行う電子写真プロセス部48の特に転写器が配置され
た転写位置へと用紙Pを搬送する搬送部33、該搬送部
33へと用紙Pを送り込むための給紙トレイ(カセット
給紙装置)51,52,53、または、必要なサイズの
用紙を適宜給紙するための手差し給紙装置54、転写後
の用紙Pに形成されたトナー像を定着するための定着器
49、定着後の用紙Pの裏面に再度画像を形成するため
に用紙Pを再供給するための再供給経路55とを備えて
いる。また、定着器49の下流側には、画像が記録され
た用紙Pを、必要に応じて後処理した後に収容する収容
手段としての排紙トレイ・後処理手段が配置されてい
る。これら収容手段については後述する。
【0058】レーザ書き込みユニット46及び電子写真
プロセス部48において、画像メモリから読み出された
画像データは、レーザ書き込みユニット46によってレ
ーザ光線を走査させることにより感光体ドラム48aの
表面上に静電潜像として形成され、トナーにより可視像
化されたトナー像は多段給紙ユニットのいずれかの給紙
部から搬送された用紙Pの面上に静電転写され定着され
る。
【0059】このようにして画像が形成された用紙Pは
定着器49から排紙ローラ57を経由して後処理装置3
4内へと搬送されて後処理された後、排紙トレイ60に
排紙される。なお、本実施形態では、後処理部34にお
いては、少なくともパンチング機能58と、ステープラ
ー機能59とが備えられているが、これについては後述
する。
【0060】図2は、操作パネル1の外観を示し、この
操作パネル1は、ハードキー部2と、表示部3とを備
え、たとえば上記構成の複合型画像形成装置に設けられ
る。ハードキー部2は、スタートキー4、テンキー5、
および条件キー群6を含んでいる。スタートキー4は、
表示部3の入力画面に表示された条件で画像形成動作を
開始するためのキーであり、テンキー5は、表示部3の
入力画面などに置数するためのキーである。
【0061】その条件キー群6として、本実施形態で
は、例えば、コピー/プリンタ切換キー7、クリアキー
8、全解除キー9、および割込キー10が含まれてい
る。コピー/プリンタ切換キー7は、画像形成装置30
の動作に際してコピーモードの画面を表示するか、プリ
ンタモードの画面を表示するかを切り換えるためのキー
で、押す毎に、一方のモードの先頭画面に切り換わる。
クリアキー8は、置数をゼロにしたり、入力値をなしに
したりするキーである。全解除キー9は、表示部3の表
示内容をデフォルト画面に戻したり、画像形成装置30
が動作中であれば、その動作を中止させたりするキーで
ある。割込キー10は、現在実行中のジョブを一時中断
して、別ジョブの実行を許容するためのキーである。
【0062】上記表示部3は、条件を入力するための画
面を表示するためものものであり、本実施形態では、小
型化、低消費電力、高解像度などの点から液晶表示器
(以下、LCDとする)が用いられている。さらに、上
記表示部3は、タッチパネル機能も備えている。
【0063】図3は操作パネル1の表示部3の構成を示
し、操作パネル1は、LCD表示用コントローラ11と
キー入力コントローラ12とに接続されている。すなわ
ち、操作パネル1は、ハードキー部2と表示部3とから
なっているが、操作パネル1は、ハードキー部2となる
ハードキー用スイッチ群(条件キー群)6と、LCD1
3と、透明タッチパネル14とを備える操作パネル基板
15として画像形成装置30に装備される。そして、L
CD表示用コントローラ11がLCD13に接続される
一方、ハードキー用スイッチ群6および透明タッチパネ
ル14がキー入力コントローラ12に接続されている。
【0064】透明タッチパネル14はLCD13上に重
ねて密着して設けられている。この透明タッチパネル1
4は、透明な導電体で構成された、X,Y方向に伸びる
線から構成されており、通常は、互いに絶縁されている
が、何らかの圧力が加わるとその個所が短絡することに
よって、座標データがキー入力コントローラ12に入力
される。そして、キー入力コントローラ12は、該座標
データをキー入力信号として画像形成装置30の制御部
に出力する。
【0065】また、透明タッチパネル14は、アイコン
を表示可能としており、指などで該アイコンに接触する
ことによって、該アイコンを移動・重ね表示操作するこ
とが可能となっている。この点については後述する。
【0066】ハードキー用スイッチ群6は、上述した各
ハードキー4…に対応して設けられており、指などの操
作によって押されることで、ONデータがキー入力コン
トローラ12に入力される。キー入力コントローラ12
は、各ハードキー4…に設定されているONデータをキ
ー操作信号として画像形成装置30の制御部に出力す
る。
【0067】LCD13は、画像形成装置30の制御部
から出力される表示用データを表示するものであり、該
表示用データは、LCD表示用コントローラ11を介し
て入力される。これにより、LCD13の画面に種々の
画像を表示させる。
【0068】図4は、操作パネル1を備える画像形成装
置30のハード構成の概略を示すブロック系統図で、そ
のハード構成は、操作パネル1と、該操作パネル1に接
続されるLCD表示用コントローラ(表示コントロール
部)11およびキー入力コントローラ(入力コントロー
ル部)12と、スキャナ部31と、印字部(画像形成
部)32と、後処理部34と、制御部としてのCPU1
6と、記憶部としてのROM17、不揮発性RAM1
8、およびRAM19と画像メモリ20を備えている。
これら各部はシステムバス21によって接続されてい
る。
【0069】操作パネル1は、上述したように、ハード
キー部2に対応するハードキー用スイッチ群6と表示部
3とからなっており、表示部3は、LCD13とその上
に密着して設けられた透明タッチパネル(タッチパネル
表示装置)14とを備えている。
【0070】キー入力コントローラ12は、上述したよ
うに、キー入力信号やキー操作信号を画像形成装置30
の制御部である上記CPU16に出力するものである
が、より具体的には、透明タッチパネル14から入力さ
れる座標データやハードキー用スイッチ群6から入力さ
れるキー操作信号に基づいて、システムバス21を介し
て、キー入力信号やアイコン位置情報をCPU16に出
力するものである。
【0071】LCD表示用コントローラ11も、上述し
たように、表示用データをLCD13に出力するもので
あるが、より具体的には、CPU16の指令に基づいて
表示すべき内容に対応した表示信号(表示用データ)を
LCD13に送り、LCD13の画面に画像を表示させ
るものである。LCD表示用コントローラ11とキー入
力コントローラ12とは、合わせて入力表示装置の制御
手段(入力表示制御手段)を構成している。
【0072】したがって、上記両各コントローラ11,
12は、入力される入力情報を上記画像形成装置30に
対して出力し、該画像形成装置30で処理された上で再
び入力表示装置側に出力される、設定条件・動作に関す
る動作情報を含む装置情報(電子機器情報)を受けて、
該電子機器情報に基づいて表示手段に表示させる制御を
行うようになっている。そのため、画像形成装置30へ
の情報入力と画像形成装置30から出力される情報の表
示とを円滑にリンクさせるために、各コントローラ1
1,12間でも制御情報のやりとりが行われるようにな
っていることが好ましい。
【0073】CPU16は、システム制御用プログラム
を格納されたROM17、データ記憶用不揮発性RAM
18、作業用データ記憶用RAM19、LCD表示用コ
ントローラ11、キー入力コントローラ12と接続さ
れ、そのキー入力コントローラ12からのキー入力信号
を基に、どのキーが操作されたかを判定して、操作され
たキーに対応した機能を実行したり、操作されたキーに
対応してLCD13の画面に画像を表示する。また、ス
キャナ部31、印字部32、後処理部34などと通信し
てこれらを制御する。
【0074】ROM17には、表示用プログラム17
1、座標変換プログラム172、キー入力処理プログラ
ム173、アイコン処理プログラム174、機能実行プ
ログラム175などのプログラムが記憶されている(図
4参照)。また、データ記憶用不揮発性RAM18に
は、アイコン画像用メモリ181、表示画像用メモリ1
82、処理条件用メモリ183などの記憶領域が含まれ
ている(図4参照)。
【0075】また、スキャナ部31は、原稿から画像情
報を読み取って画像データを生成するものであり、その
具体的な構成としては特に限定されるものではない。該
画像データは、CPU16の制御によって図示しない画
像処理部により適宜画像処理された上で、印字部32に
出力される。
【0076】印字部32は、上記画像データに基づい
て、記録媒体としてのたとえば紙などに印字する(画像
形成する)ものである。その具体的な構成としては、特
に限定されるものではない。また、後処理部34は、印
字された紙に対してたとえば、ステープル処理、パンチ
ング処理、あるいは製本処理などの後処理を実施するも
のであり、後処理の具体的な種類については、画像形成
装置30の使用条件によって適宜選択されるものであ
る。
【0077】図5は、CPU16の制御機能を示すブロ
ック系統図で、同図により、その制御について説明す
る。まず、キー入力部におけるハードキー部2を操作す
ることによって、キー操作信号が、キー入力コントロー
ラ12を介して直接CPU16のイベント処理部161
に出力される。一方、透明タッチパネル14を操作する
ことによって、キー入力信号が、キー入力コントローラ
12における座標機能変換部121に出力される。
【0078】この座標機能変換部121は、具体的には
座標変換プログラム172に対応するものであり、キー
入力信号として入力された座標データをCPU16が扱
うことのできる形式の座標データに変換して、CPU1
6のイベント処理部161へ出力する。
【0079】また、上記キー入力信号は、座標機能変換
部121を介して機能選択部163に出力されるが、こ
の機能選択部163では、表示部3の画面に表示されて
いるキーが押されると、キーの座標データによりキー用
メモリをアクセスして、対応する機能を選択するように
なっている。
【0080】上記イベント処理部161は、具体的には
イベント処理プログラム、たとえばキー入力処理プログ
ラム173、アイコン処理プログラム174(図4参
照)などにより構成されており、キー入力部から入力さ
れるキー操作に対応した機能を処理する。たとえば、透
明タッチパネル14に表示されているタッチキーの反転
表示もこのイベント処理部161で行われる。イベント
処理部161で処理されたデータは、機能実行部162
およびLCD表示コントローラ11の表示画面処理部に
出力される。
【0081】上記機能実行部162は、機能実行プログ
ラム175(図4参照)により構成されており、たとえ
ば、画像形成装置30の原稿情報の読取や印字、後処理
などの具体的な機能の実行を行う。また、この機能実行
部162からも、機能の実行に対応して所定のデータが
LCD表示コントローラ11の表示画面処理部111に
出力される。上記表示画面処理部111は、表示用プロ
グラム171(図4参照)により構成されており、前記
基本画面、メニュー、ウィンドウなどの画面を表示部3
であるLCD13に表示させる。
【0082】本発明にかかる入力表示装置およびその制
御方法においては、上記構成を有するハードキー部(入
力手段)6(2)と表示部(表示手段)3と、ハードキ
ー部6(2)および透明タッチパネル14からの入力に
応じて、表示部3に表示される内容を変化させるため
の、キー入力コントローラ(入力コントロール部)12
およびLCD表示用コントローラ(表示コントロール
部)11とを備えているが、ここで、上記表示部3にお
いては、設定する上記条件の内容が、移動・重ね表示操
作可能な「条件アイコン」として表示されている。
【0083】また、画像形成装置30における後処理の
被設定状態が、「状態アイコン」として表示される。さ
らに、表示されている「条件アイコン」が「状態アイコ
ン」に対して移動・重ね表示されると、所定の条件が設
定可能な状態となるが、この時点で、上記条件設定に関
して選択可能な選択肢を、表示画面上で選択可能とする
リストとして表示される。
【0084】そして、このリストから選択肢を選択する
ことによって、所定の条件が設定されるとともに、その
設定内容が「状態アイコン」における「条件アイコン」
の重ね表示された設定内容に対して統合して表示され
る。つまり、新たな条件の内容が既に設定された条件と
統合して状態アイコンに表示されるが、その表示位置は
同じ位置であってもよく、多少ずれた位置であってもよ
く、また、スペース等を考慮して別の適当な位置に表示
されてもよく、あくまでも内容を視認性よく統合的に表
示する趣旨である。離れた位置に表示する場合等には、
適当な表示方法(点滅、書体、濃度等)で表示内容を統
一し、統合されていることが明確に認識できるようにす
ればよい。
【0085】なお、アイコンとは、通常、GUI環境
(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)で用い
られる、表示画面上でのプログラムやファイルを表す記
号、図形、または絵柄(絵文字、図象)などを表すもの
として定義され、ユーザーは画面に表示されているアイ
コンを、マウスなどを使って選択することで、キーボー
ドなどの入力手段を用いてプログラム名を入力するよう
なプロセスを経ることなく、ファイルを指定するための
ものである。
【0086】これに対して、本発明においては、「アイ
コン」を、画像形成装置において、条件の設定に関わる
種々の内容を図象などとして一目瞭然とさせる表示であ
り、かつ、指などによりその表示に触れることによっ
て、移動・重ね表示することが可能な表示のこととして
定義する。特に、入力手段によって入力される条件をア
イコン表示したものを「条件アイコン」と称し、画像形
成装置における被設定状態をアイコン表示したものを
「状態アイコン」と称する。なお、上述の「移動・重ね
表示」とは、言い換えれば、「ドラッグ・アンド・オー
バーレイ」の概念をいうものとする。
【0087】具体的には、本実施形態のように、後処理
の内容を表示する「(後)処理アイコン」が「条件アイ
コン」であり、後処理が施される用紙の状態を示すシー
トアイコンが「状態アイコン」である。なお、具体的な
「条件アイコン」や「状態アイコン」は、画像形成装置
30において設定される条件などに応じて適宜変化する
ものであって、上記に限定されるものではない。
【0088】本発明においては、「条件アイコン」が
「状態アイコン」に対して移動・重ね表示されることに
よって、条件が入力されて設定されるとともに、設定さ
れた所定の条件の内容を、「状態アイコン」に対して統
合して表示するように、上記キー入力コントローラ12
およびLCD表示用コントローラ11により制御が実施
される。
【0089】これによって、所定の条件設定に関する入
力動作が、表示上、アイコンの移動・重ね表示に対応し
て表示され、しかも、移動・重ね表示によって、入力し
た条件が一つのアイコンとして統合的に表示されること
になる。それゆえ、アイコンを見ただけで、どのような
条件が設定されているかが一目瞭然となり、電子機器の
動作に際する設定条件の確認が容易となる。さらに、表
示内容が統合されたアイコンとなっているため、表示画
面を小型化することができ、かつ、設定の確認を容易に
したり、誤設定の防止をすることが可能となる。
【0090】また、「条件アイコン」を「状態アイコ
ン」に重ね合わせた状態は、条件設定可能な状態を示す
が、この時点で条件設定に関わる選択肢をリスト表示す
ることによって、アイコンだけでは表示することが困難
な多数の選択肢や条件などをリストとして表示するの
で、条件設定のための動作プロセスを簡素化することが
できるとともに、より複雑な条件設定に対しても対応可
能となり、操作性を非常に向上させることができる。さ
らに、上記リストは、条件の設定が可能になった時点で
表示されるので、表示画面が複雑にならず、ユーザーに
とってより明確な表示を提供することができる。
【0091】本発明にかかる入力表示装置における、上
記移動・重ね表示操作およびアイコン表示の統合表示が
なされる条件設定動作について説明する。なお、本実施
形態では、基本モードとしてコピーモードが設定されて
おり、コピー/プリンタ切換キー7によりプリンタモー
ドに切り換えられるとする。また、本発明にかかるアイ
コンを用いての条件設定の例として、コピー動作におけ
る後処理を例に挙げる。なお、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0092】図6は、本実施形態における表示部3で表
示される先頭画面を示し、コピーモードの条件設定画面
となっている。この先頭画面は、たとえばメッセージ表
示域61、処理量表示域62、モード表示域63、外観
図表示域64、仕上がり形態表示域65、設定条件表示
域66などにより構成されている。
【0093】まず、画面の最上方の大部分はメッセージ
表示域61となっており、ここには、現時点での画像形
成装置30のモードによって実施可能な動作に関するメ
ッセージが表示されている。この場合は、「コピーでき
ます。条件の変更は、下欄のキーを押して下さい。」と
表示されている。同じく画面の最上方でかつ画面の右側
は、処理量表示域62となっており、原稿が1枚の時に
はコピー枚数を表示し、原稿が複数枚の時には部数を表
示するようになっている。図6では、「001」、すな
わちコピー枚数が1枚であることを示している。
【0094】メッセージ表示域61の直下方で画面左側
の一部がモード表示域63となっている。このモード表
示域63には、図6では、コピーモードであることを示
す「コピー」の文字が表示されている。このモード表示
域63およびメッセージ表示域61の直下であり、画面
の左側大部分を外観図表示域64が占めている。外観図
表示域64には、画像形成装置30全体の状況を示す模
式図が表示されており、装置本体、装着されているオプ
ション(ADFやソータ、多段デスクなど)、給紙トレ
イ51…や排紙トレイ60などの概要を示している。給
紙トレイ51…の表示では、用紙の種類、サイズ、セッ
ト方向、残量などが表示される。
【0095】また、排紙トレイ60の表示では、現在の
設定条件で排出される排紙トレイ60がアクティブ表示
されている。図6では、上側のアクティブ表示されてい
る方が非後処理排紙トレイ(後処理をしないで排紙する
トレイ)60aであり、下側のアクティブ表示されてい
ない方が後処理排紙トレイ(後処理をしてから排紙する
トレイ)60bである。
【0096】外観図表示域64の右側、すなわち画面の
右側大部分であり、処理量表示域62やメッセージ表示
域61の直下方は、仕上がり形態表示域65となってい
る。仕上がり形態表示域65では、コピーされる用紙の
概略を示すシートアイコン651が表示されている。こ
のシートアイコン651は、設定条件表示域66の下欄
に設けられている条件キー661で設定された条件のう
ち、図(アイコン)として表現可能なものを表示するよ
うになっており、全体として、コピーの仕上がり形態
(設定されたコピーの仕上がり条件)を示すようになっ
ている。なお、条件キー661の直上には表示枠662
が設けられ、処理条件が表示されるようになっている。
【0097】当初の段階では、シートアイコン651に
おいては、特に何らかの仕上がり形態は表示されておら
ず、それゆえ、コピー動作によって単に原稿からの画像
情報が複写されることがわかる。また、画面の最下方
は、設定条件表示域66となっており、変更可能な条件
で、現在設定されている条件が条件キー661として表
示されている。なお、この画面を表示している表示部3
は上述したようにタッチパネルとなっているので、条件
キー661もタッチキーとなっている。
【0098】この条件キー661に表示される内容とし
ては、変更可能で現時点で設定されている条件であれば
特に限定されるものではないが、たとえば、図6では、
画面下方の左から、サイズ選択キーが表示され「AP
S」が設定されており、倍率選択キーが表示され「10
0%」(すなわち等倍)が設定されており、濃度選択キ
ーが表示され「AE」が設定されており、原稿からの画
像の読取面と読み取った画像を用紙に形成する形成面と
の関係のキー(原稿一用紙キーとする)が表示され、原
稿は「片面」からの読取で、用紙も「片面」に画像を形
成する条件(「片面→片面」)が設定されている。
【0099】そして、原稿→用紙キーの左横には、後処
理条件のキーが表示されているが、ここでは、シートア
イコン651に「シート(用紙)」以外何も表示されて
いないことからも明らかなように、「後処理」の条件は
何ら設定されておらず、それゆえ設定条件の表示部位は
「なし」と表示されている。そして、「後処理」の左横
には、仕分および特別機能のキーがあるが、何れも設定
されておらず、また、画像形成装置30には、設定でき
るハードが装備されていないので、「なし」と表示され
ている。
【0100】上記先頭画面において、条件キー661の
「後処理キー」が操作されると、透明タッチパネル14
からのキー入力がキー入力コントローラ12の座標機能
変換部121に出力される。座標機能変換部121で
は、該入力データをCPU16が扱える形式の座標デー
タに変換して、CPU16のイベント処理部161に出
力する。
【0101】出力された座標データはイベント処理部1
61により所定の機能、この場合は、「後処理部設定の
ための画面表示」という機能に変換され、LCD表示コ
ントローラ11の表示画面処理部111に出力される。
表示画面処理部111では、該機能に対応した表示用プ
ログラムが進行するため、その結果、LCD(表示部)
13の内容が、機能に合った内容、この場合、後処理条
件の設定画面に更新される。
【0102】更新された後処理条件の設定画面は、図7
に示すように、まず、メッセージ表示域61の表示が後
処理の変更が可能であることを示すメッセージに切り換
わる。たとえば「アイコンを操作して後処理を変更でき
ます。条件の変更後は、確定キーを押して下さい。」と
いうメッセージが表示される。
【0103】また、画面下方の条件キー661のうち、
「後処理キー」においては、現在設定中であることを明
確とするような表示に切り換わる。図7では、「?」が
表示されているが、他に表示が反転したり、矢印が表示
されたりしてもよい。
【0104】さらに、外観図表示域64においては、後
処理の設定に伴って排紙トレイ60のアクティブ表示が
切り換わる。この場合は後処理を行うので、図7では、
「後処理キー」の操作により、図6においてアクティブ
表示されていた上側の非後処理排紙トレイ60aがアク
ティブ表示でなくなり、下側の後処理排紙トレイ60b
がアクティブ表示される。なお、図7では、処理量表示
域62の数が「030」となっており、30部コピーさ
れるように設定されている。
【0105】また、仕上がり形態表示域65の表示にお
いては、シートアイコン651自体には変化はないもの
の、該シートアイコン651の近傍(図7では左上方)
に後処理アイコン652が表示されるとともに、後処理
設定のためのキー(後処理操作キー)653がタッチキ
ーとして表示される(図7では、シートアイコン651
の上方)。後処理操作キー653としては、具体的に
は、図7では、「確定キー」、「中止キー」、および
「クリアキー」が表示される。
【0106】「確定キー」は後処理条件を確定するため
のキーであり、「中止キー」は現設定を中止して後処理
キーの操作直前の条件設定状態に戻すためのキーであ
り、「クリアキー」は後処理条件の設定をクリアにする
ためのキーである。これらキー以外にもその他のキーを
表示してもよいが、表示域の面積などを考慮するとこれ
ら3種類のみが好ましい。
【0107】本実施形態では、後処理として、上述した
ようにパンチング処理(用紙の端部に綴じ用に孔を開け
る処理)機能とステープル処理(ステープルで角を止め
る処理)機能とがあるが、図7では、これら各処理機能
をまとめた一つの後処理アイコン652として表示す
る。ユーザーは、指などにより後処理アイコン652に
触れ、これをシートアイコン651まで移動(ドラッ
グ)して、後処理を施したい位置に重ね表示(オーバー
レイ)する。図中の矢印はこの後処理アイコンを移動し
たこと(軌跡)を示す。
【0108】以下に、後処理アイコン652の移動・重
ね表示による条件設定について、各実施例に基づいて詳
細に説明する。
【0109】〔実施例1〕後処理アイコン652が移動
されると、画面は図8に示すように、シートアイコン6
51に後処理アイコン652が重ねられた表示に切り換
わる。この画面では、用紙としてはA4サイズのものが
選択されており、このA4サイズの用紙における長手方
向の左側の辺(長辺)に後処理アイコン652を重ねた
とする。
【0110】このとき、後処理アイコン652が重ねら
れたシートアイコン651の長辺で処理可能な後処理
が、ウィンドウ654に示すように選択可能に表示され
る。たとえば図8では、「1個所ステープル」、「2個
所ステープル」、「2個所パンチ」、「とじ代」という
選択肢が表示される。
【0111】そこで、「2個所パンチ」を選択すると、
図9に示すように、ウィンドウ654中の「2個所パン
チ」がアクティブ表示される。さらに、ウィンドウ65
4中では、このアクティブ表示されている2個所パンチ
処理と組み合わせて選択可能な後処理は選択可能である
ことが明確となるように表示される一方、組み合わせて
選択不能な後処理は選択不能であることが明確となるよ
うに表示される。たとえば、選択可能であることを明確
にするには、表示をそのままにして変えないが、選択不
能である場合には、濃度を薄くして表示する。
【0112】図9に示す「2個所パンチ」のみの選択
で、後処理操作キー653のうちの「確定キー」を操作
すると、後処理選択用に開かれているウィンドウ654
が閉じて、シートアイコン651における後処理がなさ
れるべき位置に後処理を示す表示が表示される。この場
合では、図10に示すように、後処理アイコン652が
消えて、シートアイコン651の左側の長辺に2個所パ
ンチが絵表示されるとともに、設定条件表示域66の条
件キー661の「後処理キー」の表示枠662中に設定
した後処理条件である「2個所パンチ」が文字表示され
る。
【0113】一方、後処理操作キー653の「中止キ
ー」を操作すると、後処理選択用に開かれているウィン
ドウ654が閉じて、後処理操作キー653を操作する
前の設定が表示される。この場合は、後処理操作キー6
53を操作する前には、後処理は何ら設定されていなか
ったので、図6に示す先頭画面に戻る。次に、図9に示
す2個所パンチの選択に加えて、異なる位置へ後処理を
実施するよう選択する場合について説明する。
【0114】図11に示すように、後処理アイコン65
2を移動した場合には、後処理アイコン652が離れた
時点でシートアイコン651に、先に設定した2個所パ
ンチの設定が絵表示される。ただし、このときには後処
理の設定は完了していないので、「後処理キー」と対応
する表示枠662は「?」の表示のままである。
【0115】そして、後処理アイコン652を、シート
アイコン651における、後処理を施すべき別の位置に
重ね表示すると、図12に示すように、図8と同様、後
処理アイコン652が重ねられた位置で処理可能な後処
理がウィンドウ654に表示される。たとえば図12で
は、シートアイコン651の左上の角部(長辺と同じ辺
の天側の角)で後処理を設定するとして、この位置に後
処理アイコン652を重ね表示する。
【0116】ここで、後処理の選択肢としては、上述し
たように、ウィンドウ654に示すように、「1個所ス
テープル」、「2個所ステープル」、「2個所パン
チ」、「とじ代」があるが、このうち、シートアイコン
651の左上角部で実施可能な後処理としては、「1個
所ステープル」のみであるので、1個所ステープル処理
のみ選択可能に表示され、他の後処理については選択不
能に表示される。
【0117】さらに、この例の場合では、もし1部のコ
ピーが1枚のみであればステープルする必要がないの
で、「1個所ステープル」も選択不能に表示される(図
12では、後処理不能であることを破線で表示してい
る)。
【0118】図12に示す「2個所パンチ」および左上
角でのステープルの選択で、後処理操作キー653のう
ちの「確定キー」を操作すると、図13に示すように、
後処理選択用に開かれているウィンドウ654が閉じ
て、シートアイコン651の左上角部にステープルが絵
表示される。つまり、この例では、1つのシートアイコ
ン651に対して、「2個所パンチ」と「角ステープ
ル」との後処理条件設定が統合的に同時に表示されるこ
とになる。また、設定条件表示域66の「後処理キー」
の表示枠662中に、設定した後処理条件である「1ス
テープル/パンチ」が文字表示される。
【0119】さらに、図9に示す「2個所パンチ」の選
択に加えて、異なる位置へ後処理を実施するよう選択す
る場合であり、かつ、選択された位置では先の後処理と
組み合わせた後処理ができない場合について説明する。
図14に示すように、シートアイコン651の左下の角
部(長辺と同じ辺の地側の角)で後処理を設定するとし
て、この位置に後処理アイコン652を移動する。
【0120】しかしながら、この位置では後処理は実施
できないので、全ての選択肢が選択不能に表示される。
これによって、ユーザーには、後処理が選択できないこ
とが明瞭となる。さらに、図15に示すように、後処理
できないことを明確にする表示としては、選択肢が選択
不能であると表示する以外に、選択不能である旨を文字
表示してもよい。図15では、シートアイコン651の
上辺に後処理アイコン652を重ね表示しているが、こ
の辺でも後処理は実施出来ないので、ウインドウ654
が開いて「設定不可」という表示がなされる。
【0121】上記の例では、図14および図15の何れ
も、先に2個所パンチを設定してから、他の後処理を設
定しようとする場合の例であったが、図16に示すよう
に、最初に後処理を設定しようとする場合であっても、
後処理ができないことが明確に表示されるようになって
いる。また、図16では、図14と同様に、左下の角部
(長辺と同じ辺の地側の角)で後処理を設定するとし
て、この位置に後処理アイコン652を重ね表示する
が、この位置には後処理ができないので、図15と同様
にウィンドウ654が開いて「設定不可」の文字表示が
なされる。
【0122】上記のように後処理アイコン652が移動
・重ね表示されると、後処理アイコン652の移動・重
ね表示された位置情報が透明タッチパネル14から座標
機能変換部121に出力され、ここでCPU16が扱え
る形式の座標データに変換される。この座標データはC
PU16のイベント処理部161により機能変換され
る。
【0123】上記の各例では、まず、ウィンドウ654
を開いて、その座標位置で実施可能な後処理の種類を選
択する条件に変換される。そして、そのデータがLCD
表示コントローラ11の表示画面処理部111に出力さ
れ、該表示画面処理部111では、該機能に対応した表
示用プログラムが進行し、これに応じて、表示部3の内
容が、図8や図12あるいは図14ないし図16に示す
ような表示に変更される。その後、選択肢の中から所定
の後処理条件が選択されれば、その選択データが、上記
と同様にCPU16のイベント処理部161により機能
変換される。
【0124】上記の各例では、2個所パンチ処理を長辺
で行う処理、または長辺での2個所パンチに加えて左上
角での1個所ステープルを行う処理の条件に変換され
る。そして、そのデータがLCD表示コントローラ11
の表示画面処理部111に出力され、該表示画面処理部
111では、該機能に対応した表示用プログラムが進行
して表示が変更し、最終的に「確定キー」が操作された
時点で、表示用プログラムに応じて表示部3の内容が更
新されて、図10や図13に示すシートアイコン651
に条件表示が統合された表示に切り換わる。
【0125】上記のように、後処理アイコン652を直
接移動・重ね表示操作することで、設定条件を入力する
ことが可能になる。そのため、操作性がより一層向上す
るとともに、設定の確認をより一層容易かつ明確にする
こともできる。また、上記の表示では、条件設定のため
に、メッセージを文章で指示する必要がなく、そのため
表示に必要な領域は、実質的に後処理アイコン652な
どのアイコンの表示のみとなる。そのため、表示領域を
より小さくすることが可能になり、該操作パネル1を備
える画像形成装置30の小型化に大きく寄与することが
できる。
【0126】〔実施例2〕本実施例では、先にシートア
イコン651の左上角部に対して1個所ステープル処理
がなされた後に、さらに複数の条件を同時に選択して設
定する場合について説明する。
【0127】まず、図17に示すように、シートアイコ
ン651の左上角部(天左角)に「1個所ステープル」
の処理がされている状態で、左側の長辺に後処理アイコ
ン652を重ねる。
【0128】この長辺では、1個所ステープル処理は不
能であるが、2個所ステープルの実施は可能である。し
かしながら、先に1個所ステープル処理がなされている
ため、この長辺に対して2個所ステープルを実施しても
意味はない。
【0129】したがって、後処理アイコン652の重ね
表示に伴い、ウィンドウ654には、前記同様4つの選
択肢が表示されるものの、1個所・2個所ステープルに
ついては設定不能に表示され、2個所パンチととじ代と
が設定可能に表示される。
【0130】このようにシートアイコン651上にすで
に後処理が指定されており、その後に他の位置に後処理
アイコン652を重ねた場合には、開かれるウィンドウ
654中では、すでに指定されている後処理条件との組
み合わせが許容されるものについては選択可能に表示さ
れるが、組み合わせが許容されないものは選択不能に表
示される。
【0131】次に、図18に示すように、図17におけ
る選択可能な選択肢である2個所パンチととじ代とを両
方とも選択すると、何れの選択肢もアクティブ表示され
る。ここでとじ代については、さらに条件設定枠が開い
て、シフトキー、とじ代変倍キー、とじ代量設定部が表
示される。
【0132】「シフトキー」は、とじ代量分だけ画像を
シフトして、とじ代を作成する処理をするためのキーで
あり、「とじ代変倍キー」は、選択されたシートのとじ
代を設ける辺に直交する辺の長さから、とじ代量分を差
し引いた長さに、画像が入るように変倍(本実施例では
縮小)を行うためのキーである。
【0133】また、「とじ代量」の設定は、テンキー5
による置数だけでなく、たとえば「5mmキー」、「1
0mmキー」、「15mmキー」などのとじ代を予め決
めたキーを設けておいてもよい。
【0134】このようにして、一度に2つの後処理条件
を設定した上で、「確定キー」を操作すれば、図19に
示すように、とじ代の設定(この場合10mm)と、2
個所パンチとがシートアイコン651に絵表示されると
ともに、設定条件表示域66の「後処理キー」の表示枠
662中に、設定した後処理条件である「1ステープル
/パンチ/とじ代」が文字表示される。
【0135】〔実施例3〕本実施例では、すでに設定さ
れてシートアイコン651上に表示されている後処理条
件の設定を変更する場合について説明する。
【0136】図20に示すように、設定条件表示域66
の「後処理キー」を操作した後処理条件の設定画面にお
いて、シートアイコン651上の後処理条件が絵表示さ
れている部位にタッチすると、その絵表示がアクテイブ
表示される。図20では、「2個所パンチ」の絵表示が
タッチされてアクティブ表示に切り換わる。
【0137】その後、シートアイコン651の上方に表
示されている後処理操作キー653のうちの「クリアキ
ー」を操作すると、アクティブ表示になっている後処理
条件だけが消去される。この場合では、「2個所パン
チ」の絵表示のみが消去され、「2個所パンチ」の設定
が解除される。また、単に「クリアキー」のみを操作す
ると、設定した後処理条件の全てがクリア(消去)され
る。
【0138】その結果、シートアイコン651上に表示
されている絵表示(図20では、左上角の1個所ステー
プル処理、および左側長辺の2個所パンチ)が消去され
る。なお、その後に、後処理アイコン652を移動・重
ね表示してシートアイコン651に後処理アイコン65
2を重ねることによって、後処理条件を設定し直すこと
もできる。
【0139】上記の例では、設定完了した条件をクリア
する例であったが、設定中の条件を訂正する例を次に説
明する。
【0140】図21に示すように、設定条件表示域66
の「後処理キー」を操作した後処理条件の設定画面にお
いて、シートアイコン651の上方に表示されている後
処理操作キー653のうち、上記の「クリアキー」に変
えて「訂正キー」が配置されているものとする。そし
て、この「訂正キー」を操作すると、シートアイコン6
51上における後処理を示す絵表示がすべてアクティブ
表示に切り換わり、さらに、絵表示の近傍に、「変更キ
ー」と「クリアキー」とを配置した選択枠655が表示
される。
【0141】図21では、シートアイコン651の左上
角部の1個所ステープルがアクティブ表示となり、か
つ、シートアイコンの左上に1個所ステープルについて
の選択枠が表示される。同様に、左側長辺の2個所パン
チがアクティブ表示となり、かつ、シートアイコン65
1の左側に、2個所パンチの選択枠655が表示され
る。
【0142】上記選択枠655に表示されている2つの
キーのうち、「クリアキー」を操作すると、アクティブ
表示されている条件がクリアされ、シートアイコン65
1上から絵表示も消去される。一方、「変更キー」を操
作すると、後処理アイコン652が、アクティブ表示さ
れているシートアイコン651上の絵表示の位置に自動
的に重ねられて、選択条件のリストのウィンドウ(図示
省略)を表示するので、再設定が可能になる。
【0143】たとえば、図21では、シートアイコン6
51の左上角の1個所ステープル処理と、左側長辺の2
個所パンチ処理が設定されているが、このうち、左上角
の1個所ステープル処理を「クリアキー」の操作によっ
て消去すれば、図22に示すように、1個所ステープル
の絵表示がシートアイコンから消去される。さらに、左
側長辺の2個所パンチ処理において、選択枠655中の
「変更キー」を操作すると、後処理アイコン652が自
動的にシートアイコン651の左側長辺に移動して、ウ
ィンドウが開き、選択条件のリストが表示される。この
ときの表示は、前述した図8に示す表示とほぼ同様とな
る(ただし、後処理操作キー653が「クリアキー」で
はなく「訂正キー」になっている点のみが相違する)。
【0144】〔実施例4〕本実施例では、すでにシート
アイコン651上に表示された後処理条件に対して、組
み合わせ不能な辺に後処理アイコン652を重ねて条件
を変更する場合について説明する。
【0145】図23に示すように、先に、シートアイコ
ン651の左側長辺に対して2個所パンチ処理がなされ
たとして、その後、後処理アイコン652を移動・重ね
表示して、右側長辺に後処理アイコンを重ね合わせたと
する。この場合、右側長辺に対して後処理をしても意味
がないので、前述した例であれば、単に「設定不可」な
どと表示されることになるが、本実施例では、ウィンド
ウ654に後処理条件のリストとともに、左辺を優先す
るか右辺を優先するかの優先順位選択キーが表示され
る。
【0146】このうち、左辺の処理を優先させるとし
て、「左辺処理キー」を操作すると、図24に示すよう
に、後処理キー652の重ね合わせ状態が解除される。
一方、右辺の処理を優先させるとして、「右辺処理キ
ー」を操作すると、図25に示すように、シートアイコ
ン651の左側長辺に表示されていた2個所パンチ処理
の絵表示が消去され、逆に右側長辺に「2個所パンチ処
理」が表示されることになる。
【0147】〔実施例5〕前述した各実施例において
は、後処理が複数ある場合であっても後処理アイコン6
52を1つのアイコンにまとめて表示していたが、本実
施例では、後処理の種類に応じて後処理アイコン(65
2)を個別に表示するようにしている。
【0148】具体的には、図27に示すように、設定条
件表示域66の「後処理キー」を操作した後処理条件の
設定画面では、仕上がり形態表示域65において、シー
トアイコン651の近傍に後処理アイコンが表示される
点については、前記各実施例と同様であるが、本実施例
では、ステープル処理についてはステープル処理用のア
イコン656が表示され、パンチング処理についてはパ
ンチング処理用のアイコン657が表示されるようにな
っている。つまり、ステープル処理用のステープルアイ
コン656とパンチング処理用のパンチアイコン657
との2つが表示される。
【0149】図27では、ステープルアイコン656は
ステープラーの形状を示しており、パンチアイコン65
7は、パンチの形状を有している。ユーザーはこれらア
イコンのうち、所望の後処理に相当する方のアイコンを
選択して移動・重ね表示してシートアイコン651上の
所望の位置に重ね合わせる。
【0150】たとえば、図28では、パンチアイコン6
57をシートアイコン651の左側長辺に重ね合わせる
と、前記実施例と同様にウィンドウ654が開いて選択
肢のリストが表示される。ただし、前記各実施例では、
後処理アイコン(652)が一つであったので、選択肢
のリストもパンチ処理およびステープル処理の両方がま
とめられていたが、本実施例では、パンチング処理およ
びステープル処理が分離されているので、表示される選
択肢はパンチ処理に関する選択肢のみになる。
【0151】たとえば、図28では、「2個所パンチ」
と、「2個所パンチ」に「とじ代設定」とを組み合わせ
た選択肢とが表示される。同様に、図29に示すよう
に、ステープルアイコン656をシートアイコン651
上に重ねると、選択肢のリストとしては、「1個所ステ
ープル」、「1個所ステープル+とじ代設定」、「2個
所ステープル」、「2個所ステープル+とじ代設定」の
4つの選択肢が表示される。
【0152】そして、これらリストから所望の条件を選
択して、該選択肢がアクティブ表示になった状態で「確
定キー」を操作すると、前記各実施例と同様に、シート
アイコン651の選択した位置に所定の後処理が絵表示
されて、後処理アイコン652は元の位置に戻ることに
なる。
【0153】上述した各実施例においては、用紙の各角
部や各辺における後処理の条件が予め設定されている
が、このときの後処理のバリエーションの例を図26
(A)(B)に示す。上記後処理として、パンチング処
理機能とステープル処理機能とがあるとすると、図26
(A)に示すように、A4やB5といった長方形状の用
紙Pを縦に配置した場合でも、図26(B)に示すよう
に、横に配置した場合でも、各辺および角部に対してな
される後処理のバリエーションは、同様となっている。
具体的には、長辺である左辺および右辺にそれぞれ2個
所パンチ処理がなされるとともに、1個所ステープルお
よび2個所ステープル処理がなされる。
【0154】一方、これら左辺・右辺に直交する辺であ
る天辺および地辺(長辺に対して短い辺となるので短辺
とする)について見ると、天辺に対しては、左辺・右辺
と同様に2個所パンチ・1個所ステープル・2個所ステ
ープルの各処理が実施されるが、地辺に対しては何の後
処理もされないようになっている。さらに、天側の各角
部(天左角および天右角)に対しては、1個所ステープ
ルが可能となっているが、地側の各角部に対してはステ
ープル処理はできないようになっている。
【0155】上記の後処理のバリエーションをまとめて
表すと表1のようになる。
【0156】
【表1】
【0157】表1では、2個所ステープルのみ、用紙の
サイズに応じて不能の場合が設定されている。
【0158】また、表2に示すように、条件の組み合わ
せ可能の是非についても予め設定しておけばよい。
【0159】
【表2】
【0160】次いで、コピーモードでの上記後処理アイ
コン652による条件設定動作の制御について、図31
〜図34のフローチャートに基づいて説明する。
【0161】まず、スタートキー4の操作があったか
(S1)、条件キー661の操作があったか(S7)、
「処理アイコン」(後処理アイコン652)が移動・重
ね表示されたか(S11)、「処理アイコン」の条件リ
スト中の選択があったか(S20)、「確定キー」の操
作があったか(S22)、「中止キー」の操作があった
か(S24)、「クリアキー」の操作があったか(S2
6)、全解除キー9の操作があったか(S32)、割込
キー10の操作があったか(S34)、並びに、モード
切換キー(コピー/プリンタ切り換え)7の操作があっ
たか(S40)を判定する。
【0162】S1にて、スタートキー4の操作があれ
ば、次いで、条件選択画面が開いているかどうかを判定
し(S2)、条件選択画面が開いていなければ、コピー
モード画面の設定条件を読み込んで(S4)、コピー動
作を開始して(S5)、コピーが終了するのを待って
(S6)、コピーが終了したらフローを終了する。
【0163】S2にて、条件選択画面が開いていれば、
「確定キー」か「中断キー」で条件選択画面を閉じた状
態にしてスタートキー4を操作する旨を報知して(S
3)、S1の直前に戻り、新たにキーの操作を待つ。
【0164】S7にて、条件キー661の操作があれ
ば、次に、後処理アイコン652で処理条件を選択する
条件キー661が操作されたかどうかを判定して(S
8)、後処理アイコン652で処理条件を選択する条件
キー661が操作されたのであれば、条件選択画面を表
示、すなわち、シートアイコン651外の近くに後処理
アイコン652と「確定キー」と「中止キー」と「クリ
アキー」を表示して(S9)、S1の直前に戻る。
【0165】S8にて、後処理アイコン652で処理条
件を選択する条件キー661が操作されたのでなけれ
ば、対応した条件選択画面を表示して(S10)、S1
の直前に戻り、新たにキーの操作を待つ。
【0166】S11にて、後処理アイコン652が移動
・重ね表示されれば、次いで、後処理アイコン652が
シートアイコン651外からシートアイコン651上に
移動したかどうかを判定し(S12)、後処理アイコン
652がシートアイコン651外からシートアイコン6
51上に移動したのであれば、後処理アイコン652が
シートアイコン651の処理条件の設定可能位置にある
かどうかを判定し(S13)、後処理アイコン652が
シートアイコン651の処理条件の設定可能位置でなけ
れば、例えば、処理条件を選択するリストをいずれも淡
くして、選択不能に表示したり、設定不可等の文字表示
を行う等、処理条件を選択不能な状態で表示する(S1
4)。
【0167】S13にて、後処理アイコン652がシー
トアイコン651の処理条件の設定可能位置であれば、
次いで、シートアイコン651上に後処理アイコン65
2により既に設定された処理条件があるかどうかを判定
し(S15)、シートアイコン651上に後処理アイコ
ン652により既に設定された処理条件があれば、シー
トアイコン651上に既に設定された条件と組み合わせ
て表示できない処理条件と、後処理アイコン652を重
ねたシートアイコン651上の位置で使用できない処理
条件とを、淡い状態で選択不能に表示して(S16)、
S1の直前に戻り、新たにキーの操作を待つ。
【0168】S15にて、シートアイコン651上に後
処理アイコン652により既に設定された処理条件がな
ければ、後処理アイコン652を重ねたシートアイコン
651上の位置で使用できない処理条件を淡い状態で選
択不能に表示して(S17)、S1の直前に戻り、新た
にキーの操作を待つ。
【0169】また、S12にて、後処理アイコン652
がシートアイコン651外からシートアイコン651上
に移動したのでなければ、次いで、後処理アイコン65
2がシートアイコン651上からシートアイコン651
外に移動したのかどうかを判定し(S18)、後処理ア
イコン652がシートアイコン651上からシートアイ
コン651外に移動したのであれば、シートアイコン6
51上に選択されてアクティブな表示状態になった処理
条件に対応させた絵表示をして(S19)、S1の直前
に戻り、新たにキーの操作を待つ。
【0170】S18にて、後処理アイコン652がシー
トアイコン651上からシートアイコン651外に移動
したのでなければ、単に、シートアイコン651外に移
動されたものとして、S1の直前に戻り、新たにキーの
操作を待つ。
【0171】S20にて、後処理アイコン652の条件
リスト中の選択があれば、次いで、選択された処理条件
をアクティブ表示し(S21)、S1の直前に戻り、新
たにキーの操作を待つ。S22にて、「確定キー」の操
作があれば、現在表示している条件選択画面を閉じて、
すなわち、後処理アイコン652と「確定キー」と「中
止キー」と「クリアキー」とをコピーモード画面から消
して、選択された処理条件を、条件キー661の上部の
表示枠662に文字表示すると共にシートアイコン65
1上に絵表示し(S23)、S1の直前に戻り、新たに
キーの操作を待つ。
【0172】S24にて、「中止キー」の操作があれ
ば、現在表示している条件選択画面を閉じて、すなわ
ち、後処理アイコン652と「確定キー」と「中止キ
ー」と「クリアキー」とをコピーモード画面から消し
て、現在の条件選択画面を開いた条件キー661の操作
直前の状態に、コピーモード画面を戻し(S25)、S
1の直前に戻り、新たにキーの操作を待つ。
【0173】S26にて、「クリアキー」の操作があれ
ば、次いで、シートアイコン651上の処理条件のクリ
アかどうかを判定し(S27)、シートアイコン651
上の処理条件のクリアであれば、シートアイコン651
上の絵表示された処理条件の選択があるか、すなわち、
絵表示された処理条件がアクティブな表示状態になって
いるかどうかを判定し(S28)、絵表示された処理条
件がアクティブな表示状態であれば、アクティブな表示
状態の絵表示された処理条件だけをシートアイコン65
1上から消去して(S29)、S1の直前に戻り、新た
にキーの操作を待つ。
【0174】また、S28にて、シートアイコン651
上の絵表示された処理条件がいずれもアクティブな表示
状態でなければ、シートアイコン651上の全処理条件
を消去して(S30)、S1の直前に戻り、新たにキー
の操作を待つ。
【0175】また、S27にて、シートアイコン651
上の処理条件のクリアでなければ、置数を消去して(S
31)、S1の直前に戻り、新たにキーの操作を待つ。
【0176】S32にて、全解除キー9の操作があれ
ば、表示中の画面を消去して、コピーモードのデフォル
ト画面を表示して(S33)、S1の直前に戻り、新た
にキーの操作を待つ。S34にて、割込キー10の操作
があれば、次に、割込キー10の操作の直前が割り込み
モードかどうかを判定して(S35)、割込キー10の
操作の直前が割り込みモードであれば、メモリに格納さ
れている割込キー10の操作直前の画面情報を読み出し
て(S36)、割込モードを解除して該画面を表示して
(S37)、S1の直前に戻り、新たにキーの操作を待
つ。
【0177】また、S35にて、割込キー10の操作の
直前が割込モードでなければ、現在のモード画面の情報
をメモリに格納後、割込モ一ドの画面、この事例では、
コピーモードのデフォルト画面情報を読み出して(S3
8)、割込モ一ド画面を表示して割込モードを開始して
(S39)、新たにキーの操作を待つ。
【0178】S40にて、モード切換キーの操作があれ
ば、プリンタモードの画面を表示して(S41)、プリ
ンタモードに対応した処理を待つ。
【0179】以上のように、本発明にかかる入力表示装
置およびその制御方法は、入力手段(ハードキー部2)
と表示手段(表示部3)を備え、該入力手段によって電
子機器(画像形成装置30等)に対して所定の条件を入
力して設定する際に、表示手段により該条件の設定状況
および条件の内容を表示する場合に好適に用いられるも
のである。したがつて、本発明において適応可能な電子
機器としては、本実施形態等でいう複合型の画像形成装
置に限定されるものではない。
【0180】
【発明の効果】請求項1によれば、所定の条件設定に関
する入力動作が、表示上、アイコンの重ね表示に対応し
て表示される。しかも、重ね表示によって、入力した条
件が一つのアイコンとして統合的に表示されることにな
るのに加えて、アイコンの重ね表示操作に対応して、条
件の設定内容が選択可能に表示される。
【0181】そのため、アイコンを見ただけで、どのよ
うな条件が設定されているかが一目瞭然となり、電子機
器の動作に際する設定条件の確認が容易となるととも
に、アイコンでは表示することが困難な多数の選択肢や
条件などをリストとして表示するので、条件設定のため
の動作プロセスを簡素化することができるとともに、よ
り複雑な条件設定に対しても対応可能となり、操作性を
顕著に向上させることができる。
【0182】また、上記リストは、条件の設定が可能に
なった時点で表示されるので、表示画面が複雑になら
ず、ユーザーにとってより明確な表示を提供することが
できる。さらに、表示内容が統合されたアイコンとなっ
ているため、表示画面を小型化した上で、設定の確認を
容易にしたり、誤設定の防止をするのが可能となる。
【0183】請求項2によれば、アイコンを直接移動・
重ね表示操作することによって、設定条件を入力するこ
とが可能になるので、操作性をより一層向上させること
ができるとともに、設定の確認をより一層容易にするこ
ともできる。
【0184】請求項3によれば、図象としてのアイコン
だけでなく、通常の文字によるメッセージも表示される
ので、設定の確認をより一層容易にすることができる。
【0185】請求項4によれば、制御手段が、入力手段
のコントロールを行う入力コントロール部と、表示手段
のコントロールを行う表示コントロール部とを含んでい
るので、入力手段による電子機器への入力情報と、表示
手段に表示されている内容とを、より一層的確に対応さ
せることが可能になる。
【0186】請求項5によれば、ドロップ位置に応じて
規定されている選択可能な選択肢のみを表示し、選択で
きないものについては、他のドロップ位置では選択可能
であっても、そのドロップ位置では選択できないものに
ついては表示しないか、選択不可として表示する。その
ため、ユーザーが選択の際に迷うことがなく、条件設定
操作をより正確なものとすることができる。
【0187】請求項6によれば、条件アイコンを状態ア
イコンから離した時点では、条件の設定は完了している
とみなせるので、この時点で設定内容を状態アイコンに
対して統合的に表示する。これによって、複数の条件を
設定するような場合でも、1段階毎に設定内容を状態ア
イコンに統合することになり、ユーザーにとってより分
かりやすい条件設定画面を提供することができる。
【0188】請求項7によれば、先に設定されている条
件に応じて、諸条件に追加的に設定できる条件のみを表
示するとともに、本来は、設定可能であっても、先に設
定されている条件に対しては追加的に設定できないもの
については、選択肢として表示しないか、設定(選択)
負荷として表示する。そのため、ユーザーが選択の際に
迷うことがなく、条件設定操作をより正確なものとする
ことができる。
【0189】請求項8によれば、先に設定されている条
件と、後から設定しようとする条件とが等価である場合
には、ユーザーの意向に応じて、何れかの設定を選択で
きるようにしておく。これによつて、ユーザーは条件の
変更や修正を容易に行うことができることになり、条件
設定操作の精度を向上させることができる。
【0190】請求項9によれば、後処理装置を備える画
像形成装置に上記入力表示装置を備えることによって、
画像形成後の記録媒体に施す後処理を容易に設定するこ
とができる。
【0191】請求項10によれば、設定または選択条件
をリストとして表示するので、後処理が複数あっても1
つのアイコンとしてまとめて表示することができる。そ
のため表示をより簡素化することができる。一方、各後
処理毎に複数のアイコンを表示すれば、後処理毎にアイ
コンを選べばよいので、ユーザーにとって後処理の選択
や設定がより容易になる。
【0192】請求項11によれば、画像形成装置におけ
るもっとも一般的な後処理としてステープル処理および
パンチ処理が挙げられるので、画像形成装置に本発明の
入力表示装置を設けた際の実用性が向上する。
【0193】請求項12によれば、所定の条件設定に関
する入力動作が、表示上、アイコンの移動・重ね表示に
対応して表示され、しかも、移動・重ね表示によって、
入力した条件が一つのアイコンとして統合的に表示され
ることになる。それゆえ、アイコンを見ただけで、どの
ような条件が設定されているかが一目瞭然となり、電子
機器の動作に際する設定条件の確認が容易となる。さら
に、表示内容が統合されたアイコンとなっているため、
表示画面を小型化した上で、設定の確認を容易にした
り、誤設定の防止をするが可能となる。
【0194】請求項13によれば、複数のモードを有す
る画像形成装置では、その各モード毎での条件設定が煩
雑になり易いが、上記方法を用いることで、より一層操
作性に優れた画像形成装置を得ることができる。
【0195】請求項14によれば、状態アイコンの同位
置に対して既に設定されている設定条件の変更の指示す
れば、条件アイコンを移動・重ね表示しなくても、選択
可能な選択肢をリスト表示するので、操作が簡単にな
る。
【0196】請求項15によれば、選択された設定条件
のうちの所定のものだけを選択消去可能か全て消去可能
かのいずれの消去も出来るので、ユーザは使用時の状況
に応じて簡単な消去法を選択できるので、誤入力ややり
直しに際して、操作が簡単になる。
【0197】請求項16によれば、選択された設定条件
のうちの所定のものだけを選択消去可能か全て消去可能
かのいずれの消去も出来るので、ユーザは使用時の状況
に応じて簡単な消去法を選択できるので、誤入力ややり
直しに際して、操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る入力表示装置が設
けられる複合型画像処理装置の構成図である。
【図2】同操作パネルの正面図である。
【図3】同操作パネルの表示部の構成図である。
【図4】同操作パネルを具備した画像形成装置のハード
構成を示すブロック系統図である。
【図5】同CPUの制御系統ブロック図である。
【図6】同操作パネルの表示部に表示された画面の正面
図である。
【図7】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図8】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図9】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図10】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図11】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図12】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図13】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図14】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図15】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図16】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図17】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図18】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図19】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図20】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図21】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図22】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図23】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図24】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図25】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図26】同後処理のバリエーションの例を示す説明図
である。
【図27】同操作パネルの表示部に表示された画面の正
面図である。
【図28】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図29】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図30】同表示部に表示された画面の正面図である。
【図31】同コピーモードでの後処理アイコンによる条
件設定動作の制御を説明するためのフローチャートの一
部である。
【図32】同フローチャートの他の一部である。
【図33】同フローチャートの別の一部である。
【図34】同フローチャートの残りの部分である。
【符号の説明】
2−入力手段(ハードキー部) 3−表示手段(表示部) 11,12−制御手段 14−表示画面(透明タッチパネル) 30−電子機器(画像形成装置) 651−状態アイコン(シートアイコン) 652−条件アイコン(後処理アイコン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 510 G09G 5/08 E 5/08 B41J 29/00 T Fターム(参考) 2C061 AP04 AP07 AQ06 AS02 BB15 CQ04 CQ24 CQ27 CQ29 CQ36 CQ37 CQ38 CQ39 5B087 AA09 AB02 AE01 CC26 DD02 DD03 DD12 DE03 5C082 AA14 AA32 BA12 BA27 BB25 BD02 BD10 CA56 CB05 DA42 DA89 MM05 MM09 5E501 AA30 AC37 BA05 CA04 CB05 DA13 EA11 EA12 FA04 FA13 FA14 FA23 FA43 FB34 FB43

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表示手段と、入力手段とを備
    え、前記入力手段によって電子機器に対して所定の条件
    を入力して設定する際に、前記表示手段により前記条件
    の設定状況および前記条件の内容を表示する入力表示装
    置において、 さらに、前記表示手段に表示されている内容を、前記入
    力手段から前記電子機器に対する入力情報に対応して変
    化させるように制御する制御手段を備え、 前記表示手段は、 設定する前記条件の内容を、移動・重ね表示操作可能な
    条件アイコンとして表示するとともに、 前記電子機器における被設定状態を、状態アイコンとし
    て表示し、 前記制御手段は、 前記入力手段による前記所定の条件の入力動作と、表示
    されている条件アイコンが状態アイコンに対して重ね表
    示される表示変化とを対応させるとともに、 前記条件アイコンが、前記状態アイコンに重ね表示され
    ることによって所定の条件が設定可能な状態となった際
    に、前記条件設定に関して選択可能な選択肢を、表示画
    面上で選択可能とするリストとして表示した上で、 前記選択肢の選択を含む入力動作により設定された所定
    の条件の内容を、前記状態アイコンにおける前記条件ア
    イコンの重ね表示された内容に対して統合して表示する
    制御を行うことを特徴とする入力表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、入力手段を兼ねるタッ
    チパネル表示装置であるとともに、少なくとも表示され
    ている条件アイコンに接触することによって、前記条件
    アイコンを重ね表示操作することが可能であることを特
    徴とする請求項1記載の入力表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、入力されて設定された
    所定の条件の内容を、前記状態アイコンに対して統合し
    て表示するとともに、前記条件の内容を文字によるメッ
    セージとしても表示する制御を行うことを特徴とする請
    求項1または2記載の入力表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記入力手段から入力
    される入力情報を前記電子機器に対して出力するための
    制御を行う入力コントロール部と、前記電子機器より出
    力される、設定された条件および該電子機器の動作に関
    する動作情報を含む電子機器情報を受けて、前記電子機
    器情報に基づいて前記表示手段に表示させる表示コント
    ロール部とを含んでいることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の入力表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記状態アイコンの位
    置に応じて選択可能な条件の選択肢を予め規定している
    とともに、前記状態アイコンに対する前記条件アイコン
    の重ね表示位置に対応して、その位置に応じて規定され
    ている選択可能な選択肢のみをリストとして表示する制
    御を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載の入力表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記状態アイコン上に
    移動されて重なった状態にある前記条件アイコンを、前
    記状態アイコンから離した時点で、設定された所定の条
    件の内容を前記状態アイコンに対して統合して表示する
    制御を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の入力表示装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記条件アイコンが重
    ね表示された状態アイコン上の位置に、すでに統合して
    表示されている設定条件がある場合には、先に設定され
    ている条件に対応させて、表示するリストの選択肢を変
    更表示する制御を行うことを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれかに記載の入力表示装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記条件アイコンが重
    ね表示された状態アイコン上の位置に、すでに統合して
    表示されている設定条件がある場合には、先に設定され
    ている条件とこれから設定する条件とのいずれかを選択
    可能とするリストを表示する制御を行うことを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の入力表示装置。
  9. 【請求項9】 シート状の記録媒体に対して画像を形成
    するとともに、画像形成後の前記記録媒体に対して後処
    理を可能とする画像形成装置に備えられており、前記状
    態アイコンが、前記記録媒体の状態を示すシートアイコ
    ンとして表示される一方、前記条件アイコンが前記記録
    媒体に対して施される後処理を示す後処理アイコンとし
    て表示されることを特徴とする請求項1ないし8のいず
    れかに記載の入力表示装置。
  10. 【請求項10】 前記後処理アイコンは、複数の後処理
    をまとめた1つのアイコンか、各後処理毎にその処理内
    容を個別に示す複数のアイコンかのいずれかとして表示
    されることを特徴とする請求項9記載の入力表示装置。
  11. 【請求項11】 前記後処理として、ステープル処理ま
    たはパンチ処理の少なくとも一方が含まれていることを
    特徴とする請求項9または10記載の入力表示装置。
  12. 【請求項12】 電子機器に対して所定の条件を設定す
    る際に、前記条件の設定状況および条件の内容を表示し
    つつ、前記条件を設定するための入力を可能とする入力
    表示装置の表示方法において、 設定する前記条件の内容が、移動・重ね表示操作可能な
    条件アイコンとして表示されるとともに、 前記電子機器における被設定状態が、状態アイコンとし
    て表示され、 前記条件アイコンが前記状態アイコンに移動・重ね表示
    されることによって所定の条件が設定可能な状態となっ
    た際に、前記条件設定に関して選択可能な選択肢を、表
    示画面上で選択可能とするリストとして表示した上で、 前記選択肢の選択を含む入力動作により設定された所定
    の条件の内容が、前記状態アイコンにおける前記条件ア
    イコンの重ね表示された内容に対して統合して表示され
    ることを特徴とする入力表示装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記電子機器が、少なくともコピーモ
    ードおよびプリンタモードを有する複合型の画像形成装
    置であることを特徴とする請求項12記載の入力表示装
    置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記条件アイコンが
    移動された前記状態アイコン上の位置に、すでに統合し
    て表示されている設定条件がある場合に、設定条件の変
    更を指示すると、前記設定条件の変更を指示した前記状
    態アイコンの位置に前記条件アイコンが移動して選択可
    能な選択肢をリスト表示することを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれかに記載の入力表示装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも表示手段と、入力手段とを
    備え、前記入力手段によって電子機器に対して所定の条
    件を入力して設定する際に、前記表示手段により前記条
    件の設定状況および条件の内容を表示する入力表示装置
    において、 さらに、前記表示手段に表示されている内容を、前記入
    力手段から前記電子機器に対する入力情報に対応して変
    化させるように制御する制御手段を備え、 前記制御手段は、 設定する前記条件の内容を、前記表示手段上で、前記電
    子機器における被設定状態を示す状態アイコンとして統
    合的に表示するとともに、 前記状態アイコンに表示された設定条件のうちの選択操
    作と消去キーの操作により選択されたものだけを前記状
    態アイコンから消去可能とするか、 または、消去キーの操作により前記状態アイコンに表示
    された全設定条件を前記状態アイコンから消去可能とす
    る設定条件の異なる消去法を有することを特徴とする入
    力表示装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも表示手段と、入力手段とを
    備え、前記入力手段によって電子機器に対して所定の条
    件を入力して設定する際に、前記表示手段により前記条
    件の設定状況および条件の内容を表示する入力表示装置
    において、 さらに、前記表示手段に表示されている内容を、前記入
    力手段から電子機器に対する入力情報に対応して変化さ
    せるように制御する制御手段を備え、 前記制御手段は、 設定する前記条件の内容を、前記表示手段上で、前記電
    子機器における被設定状態を示す状態アイコンとして統
    合的に表示するとともに、 前記状態アイコンに表示された設定条件のうちの選択操
    作と消去キーの操作により選択されたものだけを前記状
    態アイコンから消去可能とするか、 または、消去キーの操作により前記状態アイコンに表示
    された全設定条件を前記状態アイコンから消去可能とす
    る設定条件の異なる消去法を有することを特徴とする入
    力表示装置の制御方法。
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