JPH11102244A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JPH11102244A
JPH11102244A JP26048697A JP26048697A JPH11102244A JP H11102244 A JPH11102244 A JP H11102244A JP 26048697 A JP26048697 A JP 26048697A JP 26048697 A JP26048697 A JP 26048697A JP H11102244 A JPH11102244 A JP H11102244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
key
displayed
setting
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26048697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yamazaki
勉 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP26048697A priority Critical patent/JPH11102244A/ja
Publication of JPH11102244A publication Critical patent/JPH11102244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の使用地域や目的などに応じて使用頻度
の高い設定項目がいち早く表示されるように表示順を変
更することができる表示装置を提供する。 【解決手段】 複数のメッセージを、その表示順と共に
記憶し、記憶されたメッセージをキー入力により順次画
面上に表示する表示装置において、複数のメッセージが
異なる表示順ごとに記憶された複数のテーブル1,2,
3を記憶し、この複数のテーブル1,2,3のうち、ど
の表示順によるテーブルを使用するかを選択することを
特徴とする表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関し、
例えばプリンタやスキャナーあるいはファクシミリ、表
示機能付電話機と言った画像や情報を処理する装置にお
いて、これら装置の各種機能を設定するためのメッセー
ジを表示するために用いられている表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタやスキャナー、複写機、あるい
はファクシミリや表示機能付電話機と言った画像や情報
を処理する装置では、多くの場合、これらの装置単独で
いろいろな機能設定を行うことができ、そのための設定
項目や設定値などのメッセージを表示するための表示装
置が設けられている。
【0003】そして、このような装置の中には、その形
状の小型化、または低価格化を達成するために、その表
示装置としてメッセージを2〜3行表示できるだけの小
型の液晶ディスプレイパネルを用いたものがある。
【0004】このような小型の液晶ディスプレイパネル
を用いた表示装置では、例えば2行表示の表示装置で
は、キーの名称は機種やメーカーによって異なるもの
の、各種設定を行うためのキー(ファンクションキーな
どと称されている)により設定項目を選ぶと、その項目
名が第1行目に表示され、その項目で選択できる内容
が、内容を変更するための変更キー(アップ/ダウンキ
ーやズームキーなどと称されている)を押すことにより
順に第2行目に表示され、表示された内容を確定し、そ
の内容を設定するためのキー(セレクトキーまたは設定
キーなどと称されている)を押すことにより現在表示さ
れている内容が設定されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】とこで、上記のような
各種装置は、ユーザによってその設定内容の使用頻度が
異なることがある。一例を挙げると、複写機やプリンタ
などにおける用紙サイズの設定では、日本国内において
は、JIS規格による用紙サイズであるA列またはB列
の用紙サイズが頻繁に使用される。ところが、米国で
は、レターサイズやインボイスサイズ、リーガルサイズ
と言った米国で多用されている用紙サイズの使用頻度が
高い。
【0006】このような場合、上記した小型の液晶ディ
スプレイパネルを用いた表示装置によりこの用紙サイズ
の設定を行おうとした場合、日本国内のユーザはA4や
A5、B5といったサイズの項目が表示される方が選択
しやすいのに対し、米国で使用するユーザにあっては、
レターサイズなどの項目が表示される方が選択しやす
い。
【0007】従来の表示装置では、予め表示装置内のマ
スクROMにその表示する項目内容が記憶されているた
め、後から表示の変更を行うことはできなかった。その
ため、例えば上記した使用地域による好ましい表示を設
定しようとすると、出荷する地域(仕向け先)ごとに仕
向け仕様として予めマスクROM内に、その地域にあっ
た表示項目を記憶させておかねばならなかった。このた
め、仕向け先ごとに異なる内容を記憶したマスクROM
の作成が要求されることになり、仕向け先ごとのマスク
ROMをカスタム品として製作しなければならなくな
り、コストの上昇を招くといった問題がある。
【0008】また、このように仕向け先ごとに異なる表
示項目が記憶されたROMを設けた場合、例えば米国向
けの装置を購入したユーザが実際には日本国の規格によ
る用紙サイズを設定しようとしても選択項目としてそれ
らのサイズが表示されないため、その様な項目を設定す
ることができないといった問題を生じる。
【0009】そこで、本発明の目的は、装置の使用地域
や使用目的などによりユーザが選択可能な設定項目の使
用頻度が異なるような場合に、使用地域や使用目的など
に応じて使用頻度の高い設定項目を選択しやすい形態で
表示されるように表示順を変更することができる表示装
置を提供することである。
【0010】また、他の目的として、表示順を変更でき
ることに加えて、ユーザが選択可能な設定項目をすべて
表示することができるようにした表示装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、複数のメッセージを、その
表示順と共に記憶し、記憶されたメッセージを画面上に
表示する表示装置において、前記複数のメッセージが異
なる表示順ごとに記憶された複数のメッセージテーブル
を記憶した記憶手段と、前記複数のメッセージテーブル
のうち、どの表示順によるメッセージテーブルを使用す
るかを選択するメッセージテーブル選択手段と、を有す
ることを特徴とする表示装置である。
【0012】この発明は、記憶手段内の複数のメッセー
ジテーブルに、表示するメッセージを異なる表示順で予
め記憶しておき、メッセージテーブル選択手段により使
用するメッセージテーブルを選択することで、キー入力
によって画面上に表示されるメッセージの順番を任意に
変更できるようにしたものである。
【0013】また、請求項2記載の本発明は、前記請求
項1記載の表示装置において、前記記憶手段に記憶され
ている前記複数のメッセージテーブルは、記憶されたメ
ッセージの表示順は異なっても、その内容はすべてのメ
ッセージテーブルで同じ内容であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
本発明の一実施の形態を説明する。
【0015】本実施形態は、本発明による表示装置を複
写機に設けたものである。なお、複写機自体は、一般に
市販されている電子写真方式による複写機であり、その
詳細な説明は省略する。
【0016】図1は、複写機の構成を説明するためのブ
ロック図である。この複写機1は、各種設定を入力する
ためキーやメッセージを表示する液晶ディスプレイパネ
ル101(図2参照)が設けられている操作パネル12
と、原稿画像を読み取るための画像読み取り部13と、
画像を用紙上にプリントするためのプリンタエンジン1
4と、これら各部を制御する制御部11とからなる。制
御部11内部は、各部の制御を実行するCPU21、こ
のCPUが各部の制御を実行するために用いるRAM2
2、および制御のためのプログラムや後述する表示順の
異なるメッセージテーブルが記憶されたROM(マスク
ROMである)23、および後述する表示順の設定変更
の情報を記憶するための不揮発性メモリであるEPRO
M24、および読み取った画像データの画像補正や拡
大、縮小を行うための画像処理部25よりなる。
【0017】ここで、プリンタエンジン14は、通常の
電子写真方式の複写機やプリンタなどに設けられている
画像形成を行うための部分であり、その詳細な説明は省
略するが、主に、感光体ドラムや、画像処理後の画像デ
ータに従って感光体ドラム上に静電潜像を形成するレー
ザユニット、現像装置、トナーカートリッジ、およびこ
れら機械的部分の動作を制御するための制御装置などか
らなるものである。
【0018】また、画像読み取り部13についても通常
の複写機に使用されているものであり、原稿を読み取る
ためのCCDセンサや原稿面を照明するための光源など
からなる。
【0019】さらに、画像処理部25についても同様に
通常の複写機などに用いられているもので、その内部に
は、画像処理を行う専用のCPU(装置によっては専用
CPUではなく装置全体の制御を行うCPUが画像処理
を実行するものもある)と、画像データを記憶するため
のメモリがあり、画像のガンマ補正や拡大縮小などの処
理を行う。
【0020】操作パネル12には、図2に示すような操
作キー102〜111および121、122と液晶ディ
スプレイパネル101が設けられており、キー入力によ
って、液晶ディスプレイパネル101上に各種メッセー
ジの表示が行われる。液晶ディスプレイパネル101
は、図3に示すように、文字列を2行分表示するもの
で、その表示範囲は、表示エリア1〜6に分割されてお
り、操作パネル12のキー入力に従って、メッセージが
各表示エリアに表示される。
【0021】操作キーは設定項目を変更するためのファ
ンクションキー(Function)102、選択した内容を設定
するためのセレクトキー(Select)103、ファンクショ
ンキー102により選択された設定項目内の内容を順次
変更して行くためのズームアップキー(Zoom up) 104
とズームダウンキー(Zoom Down) 105、さらに、必要
により表示を変更するためのエンラージキー(Enlarge)
106とレデュースキー(Reduce)107、プリントする
用紙サイズを決定するためのペーパーキー(Paper) 10
8および109、複写部数を入力するためのコピーキー
(Copies)110および111、複写動作の開始を指示す
るスタートキー(Start) 121、および複写動作の一時
停止や複写部数のクリアなどを行うクリアキー122よ
りなる。
【0022】これら操作キーによる操作は、操作パネル
の使用目的により変化し、例えばユーザが通常のコピー
動作をさせるときに使用する場合、ユーザが各種機能の
設定を行う場合、また、サービスマンが初期設定などの
一般的なユーザが通常の使用では使用しない機能の変更
時に使用する場合などによって異なる。例えば通常のコ
ピー動作を行う際には、ズームアップキー104または
ズームダウンキー105により百分の1単位による複写
倍率の設定が行われ、エンラージキー106またはレデ
ュースキー107によって定型倍率の設定が行われる。
また、ペーパーキー108により用紙サイズが決定され
て、コピーキー110により複写枚数が決定される。
【0023】また、ユーザによる機能設定時には、ファ
ンクションキー102が押されるごとに大きな設定項目
が液晶ディスプレイパネル101の表示エリア5や表示
エリア6に表示され、順次ファンクションキーが押され
るたびにこの設定項目の表示が変更されて行く。変更し
たい設定項目が表示された後、その中の小項目を設定す
るためにズームアップキー104またはズームダウンキ
ー105により小項目が表示エリア1〜4のいずれかに
表示される。そして、設定する項目や設定値などが表示
された後、セレクトキー103を押すことによりその表
示されている内容が設定される。
【0024】さらに、サービスマンによる設定時には、
予めサービスマンモードに入った後、ズームアップキー
104またはズームダウンキー105により設定変更す
る項目を選択し、エンラージキー106またはレデュー
スキー107によってその項目の設定を変更する。
【0025】制御部11内のCPU21は、ROM23
に記憶されているプログラムに従って、上記各部を制御
すると共に、上記操作パネル12からのキー入力を受付
け、必要な表示内容を液晶ディスプレイパネル101に
表示する。また、このCPU21は、後述する表示順の
変更の際には、キー入力の指示によってメッセージテー
ブルを選択するための処理も行う。
【0026】ROM23には、各仕向け先ごとに異なる
表示順となるように設定項目を記憶した複数のメッセー
ジテーブルが記憶されている。例えば手差しトレイに乗
せられる用紙のサイズを設定するための用紙サイズ項目
の場合には、図4に示すように、米国向け(図4A)、
欧州向け(図4B)、および日本向け(図4C)のテー
ブル1〜3の3つが記憶されており、図示するようにそ
れぞれのテーブルでは設定できる用紙項目は同じ内容で
あるものの、その順番が異なるものとなっている。した
がって、各仕向け先ごとに使用頻度の高い順に用紙サイ
ズを示す名称が並んでおり、かつ仕向け先が異なった場
合でもすべての設定を選択することができるようになっ
ている。
【0027】EPROM24は、後述するように、使用
地域や使用目的に合わせて設定項目の表示順を変更する
ために、前記メッセージテーブルを選択するための設定
値を記憶するものである。例えば上記した用紙サイズの
場合には、米国向けではテーブル1(図4A)が、欧州
向けではテーブル2(図4B)が、また日本国向けには
テーブル3(図4C)が設定されるような値が記憶され
る。
【0028】次に、以上説明した複写機の液晶ディスプ
レイパネル101に表示される設定項目の表示順の変更
方法について説明する。なお、ここでは、上記した用紙
サイズの設定について、仕向け先ごとに表示順を変更す
る場合を例に説明する。
【0029】図5は、表示順変更の手順を示すメインル
ーチンフローチャートである。
【0030】まず、電源を切った後、制御部11内に設
けられているディップスイッチ(不図示)によりサービ
スマンモードを設定し、電源を再びONにする(S
1)。この操作は、仕向けごとの表示順の変更自体が余
り頻繁に行われるものではないため、また簡単に変更す
ることができるようにしてしまうと、一般のユーザが誤
って設定変更をしてしまったためにかえって使いづらく
なっていまうといったトラブルを避けるために、サービ
スマンが行う専用モードでのみ仕向けごとの表示順変更
を行うようにしたためのものである。
【0031】次に、設定変更に使用する変数FNOとP
ARAをそれぞれゼロクリアする(S2)。ここで、F
NOの値は設定変更を行う項目に対応しており、仕向け
ごとの表示順の設定変更のときは4番である。また、変
数PARAは各設定項目内の設定値を表す変数である。
【0032】そして、FNOの値が液晶ディスプレイパ
ネル101上の表示エリア5に、またPARAの値が表
示エリア1にそれぞれ表示される(S3)。
【0033】ついで、キー入力があったか否かを判断し
(S4)、キー入力があったときには、入力されたキー
がスタートキー121か、ズームアップキー104また
はズームダウン105か、もしくはエンラージキー10
6またはリデュースキー107かが判断され(S5)、
各キー入力による処理サブルーチン(S6、S7、およ
びS8)へ進む。なお、この変更処理は電源OFFによ
り終了する。
【0034】各キー入力処理のサブルーチンは、まず、
ズームアップキー104またはズームダウンキー105
が押された場合には、図6に示すように、ズームダウン
キー105が入力されたか否かが判断される(S7
1)。そして、ズームダウンキー105ではないと判断
されたとき、すなわち入力されたのがズームアップキー
104であるときには、変数FNOを1加算する(S7
2)。ついで、FNOの値が予め設定されているFNO
の最大値FNOmaxを越えていないか否かを判断する
(S73)。そして、FNOが最大値FNOmaxを越
えていると判断されたときには、FNOの値を0にして
(S74)、図5に示したメインルーチンへリターンす
る。一方、FNOが最大値FNOmaxを越えていない
と判断されたときには、そのままメインルーチンへリタ
ーンする。
【0035】前記ステップS71において、押されたの
がズームダウンキー105であると判断されたときに
は、変数FNOを1減算する(S75)。ついで、FN
Oの値が0未満となっていないか否かを判断する(S7
6)。そして、FNOが0未満のときには、FNOにそ
の最大値FNOmaxを入れて(S77)、メインルー
チンへリターンする。一方、FNOが0未満でないとき
には、そのままメインルーチンへリターンする。
【0036】ここで、FNOの最大値FNOmaxは、
サービスマンモードによって設定し得る項目数と一致
し、前記ステップS73およびS74、またはステップ
S76およびS77の処理により、ズームアップキー1
04やズームダウンキー105が設定し得る項目数を越
えて数多く押されたときでも自動的に設定し得る項目数
内の値がFNOに入るようになる。
【0037】そして、ここで設定されたFNOの値は、
メインルーチンのステップS3により液晶ディスプレイ
パネル101内の表示エリア5に表示される。
【0038】次に、エンラージキー106またはリデュ
ースキー107が押された場合には、図7に示すよう
に、まず、エンラージキー106が入力されたか否かが
判断される(S81)。そして、エンラージキー106
であると判断されたときには、変数PARAを1加算す
る(S82)。ついで、PARAの値が予め設定されて
いる、FNOの値ごとの最大値PARAmax(FN
O)を越えていないか否かを判断する(S83)。そし
て、PARAが最大値PARAmax(FNO)を越え
ていると判断されたときには、PARAの値を予め設定
されているFNOの値ごとの最小値PARAmin(F
NO)にして(S84)、図5に示したメインルーチン
へリターンする。一方、PARAが最大値PARAma
x(FNO)を越えていないと判断されたときには、そ
のままメインルーチンへリターンする。
【0039】前記ステップS81において、押されたの
がエンラージキー106ではない、すなわちリデュース
キー107であると判断されたときには、変数PARA
を1減算する(S85)。ついで、PARAの値が予め
設定されている、FNOの値ごとの最小値PARAmi
n(FNO)未満となっていないか否かを判断する(S
86)。そして、PARAが最小値PARAmin(F
NO)未満のときには、PARAにその最大値PARA
max(FNO)を入れて(S87)、メインルーチン
へリターンする。一方、PARAがPARAmin(F
NO)未満でないときには、そのままメインルーチンへ
リターンする。
【0040】ここで、最大値PARAmax(FNO)
は、変数FNOごとに選択可能な設定値の最大値と一致
し、また、最小値PARAmin(FNO)は、変数F
NOごとに選択可能な設定値の最小値と一致する。そし
て、前記ステップS83、S84、またはステップS8
6、S87の処理により、エンラージキー106やリデ
ュースキー1107が選択可能な最大値や最小値を越え
て数多く押されたときでも自動的に選択可能な値がPA
RAに入るようになる。なお、仕向けごとの表示順の変
更を設定の際には、上記のようにFNOが4のときであ
り、このとき設定できる値は0,1,2の3つである。
したがって、PARAmax(4)の値は「2」、PA
RAmin(4)の値は「0」である。そして、このP
ARAの値0,1,2はそれぞれ図4に示したテーブル
1〜3に対応しており、PARA=0は米国向け、PA
RA=1は欧州向け、PARA=2は日本向けとなる。
【0041】そして、ここで設定されたPARAの値
は、メインルーチンのステップS3により液晶ディスプ
レイパネル101内の表示エリア1に表示される。
【0042】次に、スタートキー121が押された場合
には、図8に示すように、まず、変数FNOの値がいく
つになっているか判断する(S61)。そして、FNO
が4のときには、EPROM24内の仕向け設定を記憶
するアドレスに、そのとき変数PARAに設定されてい
る値を書き込む(S62)。なお、FNOが4以外のと
きにはそれぞれの番号に従った処理が行われる(S6
3)。
【0043】なお、この設定変更の処理は電源OFFに
より終了するが、EPROM24に書き込まれた値は電
源を切っても消えずに残っている。
【0044】次に、以上のようにして表示順が変更され
た用紙サイズ設定画面の表示手順について説明する。
【0045】図9は、用紙サイズの設定を行う際に液晶
ディスプレイパネル101上へ表示される用紙サイズ名
称を表示するための手順を示すフローチャートである。
【0046】まず、電源ON(S101)により、EP
ROM24から仕向け設定の値を読み込む(S10
2)。そして、この値により仕向け先を判断し(S10
3)、設定値が「0」のときには、予めRAM22内に
確保されている表示バッファエリア内に用紙サイズ設定
内容として、テーブル1の内容を登録する。同様に設定
値が「1」のときには表示バッファエリア内にテーブル
2の内容を登録し、設定値が「2」のときにはテーブル
3の内容を登録する。
【0047】ここで、RAM22内に確保されている表
示バッファエリアは、概念的には図10に示すように、
その表示順PTごとに、表示する内容(この図ではx
1,x2…)が並んで記憶される領域である。したがっ
て、例えばテーブル1が登録されたときには、x1にテ
ーブル1の最初の内容である「LETTER」が入り、
x2に「INVOICE」が入るといったようにテーブ
ル1に記憶されている表示項目がその順番通りに登録さ
れる。もちろんテーブル2や3が登録されたときも同様
である。また、この表示バッファエリアに振られている
PTの値は、後述する用紙サイズ設定の際にズームアッ
プキー104やズームダウンキー105によって選択さ
れる変数である。
【0048】次に、このようにして登録された表示順に
従った用紙サイズ設定の手順について説明する。これは
通常の操作であり、操作パネル12上からの各キー入力
によって行われる。
【0049】図11は、用紙サイズ設定の際のサブルー
チンフローチャートである。まず、ファンクションキー
102によって用紙設定画面が選択されることにより、
このサブルーチンに入り、表示エリア6に手差しトレイ
上の用紙サイズの設定を行うことを示すメッセージとし
て、「TRAY1 PAPER」が表示される(S20
1)。
【0050】ついで、変数PTの値を「1」にする(S
202)。そして、PTの値に従った表示バッファの内
容が表示エリア6に表示される(S203)。具体的に
は、例えば表示バッファエリアにテーブル1の内容が登
録されているときには、最初はPTが「1」であるの
で、一番始めに表示されるのは米国において最も使用頻
度が高いと推定される「LETTER」が表示されるこ
とになる。
【0051】ついで、キー入力を判断し(S204)、
ここで、ズームアップキー104またはズームダウンキ
ー105が押された場合には、押されたキーがズームア
ップキー104か、ズームダウンキー105かを判断し
て(S205)、ズームアップキー104であればPT
の値を1加算し(S206)、PTの値が設定できる項
目数である「8」を越えているか否かを判断して(S2
07)、越えていればPTを「1」して(S208)、
ステップS203へ戻り、そのときのPTの値に応じた
表示バッファの内容が表示される。一方、ステップS2
07において、PTが「8」を越えていなければステッ
プS203へ戻りそのときのPTの値に応じた表示バッ
ファの内容が表示される。
【0052】また、前記ステップS205において、ズ
ームダウンキー105が押されていると判断されたとき
には、PTの値を1減算し(S209)、PTの値が
「0」未満か否かを判断して(S210)、「0」未満
であればPTを8にして(S211)、ステップS20
3へ戻り、そのときのPTの値に応じた表示バッファの
内容が表示される。一方、ステップS210において、
PTが「0」未満でなければステップS203へ戻りそ
のときのPTの値に応じた表示バッファの内容が表示さ
れる。
【0053】前記ステップS204において、セレクト
キー103が押されていると判断された場合には、その
とき設定されているPTの内容、すなわち表示エリア1
に表示されている用紙サイズの名称に応じた用紙サイズ
が設定される(S212)。また、前記ステップS20
4において、ズームアップキー104、ズームダウンキ
ー105およびセレクトキー103以外のキーが押され
たと判断されたときには、この用紙サイズ設定処理から
抜けるために装置本来の制御ルーチンにリターンする。
【0054】以上により仕向け先ごとに用紙サイズの設
定を行う際の用紙サイズ名称の表示順が変更されて、用
紙サイズの設定の際には、最も使用頻度が高い用紙サイ
ズの名称が最初に表示されることになり、ユーザにとっ
て、用紙サイズ設定時のキー入力の回数が少なくてすむ
ようになる。
【0055】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、様々な使用地域や使用目的に応
じて設定項目の表示順を変更する際に好適に用いること
が可能である。
【0056】例えば複写機において、複写元原稿の大き
さと複写後の原稿の大きさが異なる場合の固定倍率の設
定の場合にも、使用地域や目的に応じて、この選択でき
る固定倍率の表示順の変更することで、より使いやすい
ものとなる。具体的な一例を挙げると、仕向け先の地域
ごとに使用されている用紙のサイズが異なることによっ
て、その仕向け先ごとに固定倍率の使用頻度も異なる。
このため図12に示すように、米国向けの固定倍率テー
ブル(図12A)や欧州向けの固定倍率テーブル(図1
2B)などを予めROM内に記憶しておいて、上述した
実施の形態と同様にして、その仕向け先ごとの設定値を
EPROMに記憶し、この設定値に基づいて固定倍率テ
ーブルを選択するようにすることで、各仕向け先ごとに
使用頻度の高い固定倍率が先に表示されるようになる。
【0057】また、本発明は、上記した実施の形態のご
とく1〜2行だけ表示する液晶ディスプレイパネルを用
いたものに限らず、複数行の表示が行える液晶ディスプ
レイパネルを用いた場合でも好適に用いることができ
る。例えば、選択できる項目数が8項目ある場合、1度
に4つの項目を表示させ、残り4つを表示する際には、
画面上の表示をスクロースさせて、残りの4つを表示さ
せるような形態では、本発明を適用することで、初めの
4つの項目と、スクロールさせなければ表示できない4
つの項目の順番を使用頻度に応じて入れ替えるこで、ユ
ーザにとって使用しやすいものとなる。
【0058】さらには、すべての選択可能な項目が表示
できるような大きな表示画面を用いたときでも、画面上
のそれぞれの項目を表示する位置を変更することによ
り、ユーザにとって、より使用しやすいものとすること
ができる。特にタッチパネルを用いた場合には、その表
示位置により選択しやすい位置に使用頻度の高い項目が
くるようにするとよい。この場合、各項目の並びについ
ても、順番に並べるだけではなく、左右に配列したり、
マトリクス配列にするなど、選択しやすいような配列と
なるように表示項目の配列を含めて表示変更できるよう
にしてもよい。また、操作パネル上にテンキーを備えて
いる場合には、「1、2、3、…」といった数値と共に
各項目を表示し、テンキーから設定項目を選択するよう
にして、ユーザの使用頻度の高い項目から順に若い番号
となるように表示を変更してもよい。
【0059】さらに、本発明は、複写機に限らず、プリ
ンタやファクシミリ、イメージスキャナや表示機能付電
話機など、あらゆる装置の表示装置に適用することがで
きる。
【0060】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項ご
とに以下のような効果を奏する。
【0061】請求項1記載の本発明によれば、記憶手段
内の複数のメッセージテーブルに、表示するメッセージ
を異なる表示順で予め記憶しておき、メッセージテーブ
ル選択手段により使用するメッセージテーブルを選択す
るようにしたので、キー入力によって画面上に表示され
るメッセージの順番を任意に変更できるようになり、例
えば装置の使用地域や使用目的に合わせて、異なる表示
順よるメッセージテーブルを用意しておくことで、使用
地域や使用目的よって最も使用頻度の高いメッセージを
初めの方に表示することができるようになり、ユーザが
選択したいメッセージを表示するときのキー入力操作を
少なくすることができる。また、どのメッセージテーブ
ルを使用するかは任意に選択可能なため、例えば使用地
域や使用目的が変わった場合でも、それに合わせて使用
するメッセージテーブルを変更するだけで、使用地域や
使用目的に適した表示順となる。
【0062】請求項2記載の本発明によれば、異なる表
示順でメッセージを記憶した複数のメッセージテーブル
の内容がすべて同じとなるようにしたので、ある表示順
によるメッセージテーブルを選択しているときでも、他
のメッセージテーブルにあるメッセージは何時でも表示
させることがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における複写機を説明す
るためのブロック図である。
【図2】 上記複写機に設けられている操作パネルを示
す図面である。
【図3】 上記操作パネル内の液晶ディスプレイパネル
を示す図面である。
【図4】 メッセージテーブルの一例を示す図面であ
る。
【図5】 表示順変更の手順を示すメインフローチャー
トである。
【図6】 図5に示したメインフローチャート中のズー
ムキー入力処理の手順を示すサブルーチンフローチャー
トである。
【図7】 図5に示したメインフローチャート中のエン
ラージ/リデュースキー入力処理の手順を示すサブルー
チンフローチャートである。
【図8】 図5に示したメインフローチャート中のスタ
ートキー入力処理の手順を示すサブルーチンフローチャ
ートである。
【図9】 メッセージ表示の際の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図10】 表示バッファエリアを説明するための概念
図である。
【図11】 用紙サイズ設定の際の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】 メッセージテーブルの他の例を示す図面で
ある。
【符号の説明】
11…制御部、 12…操作パネル、 21…CPU、 22…RAM、 23…ROM、 24…EPROM、 101…液晶ディスプレイパネル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメッセージを、その表示順と共に
    記憶し、記憶されたメッセージを画面上に表示する表示
    装置において、 前記複数のメッセージが異なる表示順ごとに記憶された
    複数のメッセージテーブルを記憶した記憶手段と、 前記複数のメッセージテーブルのうち、どの表示順によ
    るメッセージテーブルを使用するかを選択するメッセー
    ジテーブル選択手段と、を有することを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている前記複数
    のメッセージテーブルは、記憶されたメッセージの表示
    順は異なっても、その内容はすべてのメッセージテーブ
    ルで同じであることを特徴とする請求項1記載の表示装
    置。
JP26048697A 1997-09-25 1997-09-25 表示装置 Pending JPH11102244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26048697A JPH11102244A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26048697A JPH11102244A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11102244A true JPH11102244A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17348642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26048697A Pending JPH11102244A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11102244A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218825A (ja) * 1998-11-26 2000-08-08 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置とその制御方法、およびこれらに用いられるインクカ―トリッジ
JP2002041257A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Minolta Co Ltd プリンタドライバのインストール方法、プリンタドライバ用インストールプログラムを記録した記録媒体、およびプリンタドライバ用インストール装置
JP2004009568A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Seiko Epson Corp 電子機器、印刷装置、電子機器の動画画面表示方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2004009569A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Seiko Epson Corp 電子機器、印刷装置、電子機器の動画画面表示方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2005115676A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置の用紙指定方法および印刷指示装置並びに印刷指示プログラム
CN102163083A (zh) * 2010-02-22 2011-08-24 柯尼卡美能达商用科技株式会社 图像处理设备的操作面板及具有操作面板的图像处理设备
JP2018092337A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示制御プログラムおよびメディアサーバー

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218825A (ja) * 1998-11-26 2000-08-08 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置とその制御方法、およびこれらに用いられるインクカ―トリッジ
JP2002041257A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Minolta Co Ltd プリンタドライバのインストール方法、プリンタドライバ用インストールプログラムを記録した記録媒体、およびプリンタドライバ用インストール装置
US7640554B2 (en) 2000-07-24 2009-12-29 Minolta Co., Ltd. Method for installing a printer driver and computer-readable medium storing installation program
JP2004009568A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Seiko Epson Corp 電子機器、印刷装置、電子機器の動画画面表示方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2004009569A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Seiko Epson Corp 電子機器、印刷装置、電子機器の動画画面表示方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2005115676A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置の用紙指定方法および印刷指示装置並びに印刷指示プログラム
CN102163083A (zh) * 2010-02-22 2011-08-24 柯尼卡美能达商用科技株式会社 图像处理设备的操作面板及具有操作面板的图像处理设备
JP2018092337A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示制御プログラムおよびメディアサーバー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5198089B2 (ja) 機能設定可能な電子機器
JP2002221877A (ja) 画像形成装置
JP2000029644A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JPH11102244A (ja) 表示装置
JP2000047532A (ja) 画像形成装置、その表示制御方法、及び記録媒体
JP2005017692A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JP7115133B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP4283096B2 (ja) 印刷システム
US20090037839A1 (en) Display control device and image forming apparatus
JP2005246683A (ja) 画像形成装置及び印刷制御プログラム
JP6741640B2 (ja) 表示制御装置及びプログラム
JP5050027B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法並びにプログラム
JP2003198767A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP3522684B2 (ja) 画像形成装置
JP2006171945A (ja) 画像処理装置
JP2006043896A (ja) 画像形成装置
JPH08101605A (ja) 画像形成装置
JP6459068B2 (ja) 画像形成装置及び表示プログラム
JP2021197022A (ja) 情報処理装置
JP3624215B2 (ja) 表示制御装置
JP2009083244A (ja) 画像処理装置
JP2006076234A (ja) 画像形成装置
JPH09247434A (ja) 画像形成装置
JP2024086372A (ja) 画像形成装置及び表示制御方法
JP2021149725A (ja) 画像処理装置、及び画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040423

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110