JP2005017692A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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純二 佐藤
Akio Ueda
章生 上田
Masaru Ushio
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Abstract

【課題】出力枚数が後処理制限枚数を超えた場合にユーザの希望動作を反映することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置100によれば、制御部11は、動作しているモードが、中綴じ、中折り、断裁の何れかの後処理モードである場合、即ち、リアル出力動作が可能ではないモードである場合、又は、リアル出力動作が可能なステープルモードであり、かつ後処理制限枚数オーバー時の動作が「継続」ではない、即ち「ジョブを中止」又は「ジョブを継続/中止の選択」が設定されている場合は、画像制御部10の各部、プリンタ制御部51、後処理制御部61を制御して、出力枚数が確定してから一括出力動作を行う。また、出力枚数が後処理制限枚数を超えた場合、不揮発メモリ12を参照し、各後処理モードに設定されている後処理制限枚数オーバー時の動作に基づいて、各部を制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置本体から排出された用紙にステープル処理、中綴じ処理等の後処理を行う後処理装置を備えた画像形成装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機、プリンタ、これらの複合機等の画像形成装置により画像が記録された用紙を集積して、複数枚で1セットになる用紙束に対してステープル処理、中綴じ処理、中折り処理、断裁処理等の後処理を行い、冊子を製本化する後処理装置を備えた画像形成装置が提供されている。
【0003】
後処理装置には、各後処理で処理可能な制限枚数がある。例えば、特許文献1においては、パンチ処理を含む後処理が選択されている場合に、後処理装置へ送り込まれるシートが処理の許容枚数に到達した場合、少なくともページの揃っていないシート束に対して、処理を行っても差し支えないパンチ処理だけを行う技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−105308号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に、出力すべき枚数(以下、出力枚数と称する)が後処理の処理制限枚数(以下、後処理制限枚数と称する)を超えることにより所望の冊子が得られない場合には、1枚も出力をしたくない場合と、所望の冊子が得られなくても出力だけは完了させて出力後オフラインで後処理を行いたい場合とがある。また、その都度、上記のうちの何れの動作を行うかを選択したい場合もある。しかしながら、従来は、出力枚数が後処理制限枚数を超えた場合に、ユーザの希望を反映させて的確な動作を実施することができなかった。
【0006】
また、出力枚数が後処理制限枚数を超えた場合にジョブを中止する場合、既に制限枚数までの用紙が出力されている場合があり、用紙が無駄になることがあった。
【0007】
本発明の課題は、出力枚数が後処理制限枚数を超えた場合にユーザの希望動作を反映することができる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
画像形成装置本体から出力された用紙に各種の後処理を行う後処理装置を備えた画像形成装置において、
ジョブの実行中に、そのジョブにおける出力すべき枚数が前記後処理装置の処理制限枚数を超過した時の動作として、「後処理モードを変更しジョブの出力を継続する第1の動作」、「そのジョブの継続を中止する第2の動作」、「その都度、後処理モードを変更してジョブの出力を継続するか、ジョブの継続を中止するかを選択する第3の動作」の何れかを選択的に入力して設定するための設定操作部と、
前記出力すべき枚数の処理制限枚数超過時において、前記設定されている動作を実行するように制御するとともに、前記第2の動作又は第3の動作の何れかの動作が設定入力されている場合、前記出力すべき枚数が確定した後で出力動作を開始するように制御する制御部と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項4に記載の発明は、
画像形成装置本体から出力された用紙に後処理を行う後処理装置を備えた画像形成装置の制御方法であって、
ジョブの実行中に、そのジョブにおける出力すべき枚数が前記後処理装置の処理制限枚数を超過した時の動作として、「後処理モードを変更しジョブの出力を継続する第1の動作」、「そのジョブの継続を中止する第2の動作」、「その都度、後処理モードを変更しジョブの出力を継続するか、ジョブの継続を中止するかを選択する第3の動作」の何れかを選択的に入力して設定し、
前記出力すべき枚数の処理制限枚数超過時において、前記設定されている動作を実行するように制御するとともに、前記第2の動作又は第3の動作の何れかの動作が設定されている場合、前記出力すべき枚数が確定した後で出力動作を開始するように制御することを特徴としている。
【0010】
請求項1、4に記載の発明によれば、画像形成装置において、ジョブの実行中に、そのジョブにおける出力すべき枚数が後処理装置の処理制限枚数を超過した時の動作として、「後処理モードを変更しジョブの出力を継続する第1の動作」、「そのジョブの継続を中止する第2の動作」、「その都度、後処理モードを変更しジョブの出力を継続するか、ジョブの継続を中止するかを選択する第3の動作」の何れかが選択的に設定入力されると、出力すべき枚数の処理制限枚数超過時において、設定されている動作を実行するように制御するとともに、第2の動作又は第3の動作の何れかの動作が設定されている場合、出力すべき枚数が確定した後で出力動作を開始するように制御する。
【0011】
従って、そのジョブにおいて出力すべき枚数が後処理装置の処理制限枚数を超えた場合、ユーザの希望動作を反映して動作することができる。また、出力すべき枚数が処理制限枚数を超過した時の動作が第2の動作又は第3の動作の何れかである場合には、出力すべき枚数が確定するまで出力を行わないので、出力すべき枚数が処理制限枚数を超えて後処理が行うことができない場合に出力を行いたくない場合、1枚も出力することがなく、用紙を無駄にすることがなくなる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記設定操作部による処理制限枚数超過時の前記第1〜第3の動作の設定は、処理制限枚数のある後処理モードの種類毎に行うことを特徴としている。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記処理制限枚数超過時の前記第1〜第3の動作の設定は、処理制限枚数のある後処理モードの種類毎に行うことを特徴としている。
【0014】
請求項2、5に記載の発明によれば、処理制限枚数のある後処理モードの種類に応じて処理制限枚数超過時の動作を設定することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記処理制限枚数のある後処理モードには、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モードの何れかが含まれることを特徴としている。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、
前記処理制限枚数のある後処理モードには、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モードの何れかが含まれることを特徴としている。
【0017】
請求項3、6に記載の発明によれば、処理制限枚数のある後処理モードには、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モードの何れかが含まれ、これらの後処理モードに応じて処理制限枚数超過時の動作を設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
まず、構成を説明する。
図1は、画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。
図1に示す様に、画像形成装置100は、画像制御部10、操作表示部20、スキャナ部30、通信部40、プリンタ部50を有する画像形成装置本体1、後処理装置2、これに接続された断裁装置3を備えて構成されている。
【0020】
画像制御部10は、制御部11、不揮発メモリ12、画像メモリ13、読み取り処理部14、圧縮IC15、伸長IC16、書き込み処理部17を備えて構成されている。
【0021】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)により構成される。CPUは、ROMに記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置100の各部の動作を集中制御する。また、CPUは、読み出したプログラムに従って、後述する出力制御処理を始めとする各種処理を実行する。
【0022】
また、制御部11は、通信部40内の通信制御部41とPCIバスにより接続されており、通信部40と画像制御部10との間のデータの入出力を制御する。
【0023】
不揮発メモリ12は、画像形成装置100に係る各種設定データ等を記憶する。本実施の形態において、不揮発メモリ12は、各後処理モードにおける後処理制限枚数オーバー時の動作設定データを記憶している。図2に示すように、不揮発メモリ12は、各後処理モードを示すデータ(例えば、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モード、・・・)に、その後処理モードにおいて後処理制限枚数オーバー時に実施する動作設定を示すデータ(例えば、0x00、0x01、0x01、0x02、・・・)(0x00=後処理モードを変更しジョブを継続する第1の動作、0x01=ジョブの継続を中止する第2の動作、0x02=その都度、後処理モードを変更しジョブを継続又はジョブの継続を中止のどちらかを選択する第3の動作)を対応付けて記憶している。なお、本実施の形態においては、各後処理モードに対応付けられるデータは、0x00〜0x02の何れかである。
【0024】
画像メモリ13は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)により構成され、圧縮メモリ13a及びページメモリ13bを有している。圧縮メモリ13aは、制御部11の制御により、圧縮IC15で圧縮された画像データ等の圧縮データを記憶する。ページメモリ13bは、制御部11の制御により伸長IC16により伸長された1頁分の画像データを格納する。
【0025】
読み取り処理部14は、スキャナ部30により読み取られたアナログ画像信号をデジタル画像データに変換して圧縮IC15へ出力する。
圧縮IC15は、読み取り処理部14から入力された画像データ、制御部11を介して通信部40から入力された画像データを圧縮し、その圧縮データを制御部11の制御に基づいて圧縮メモリ13aに出力する。
【0026】
伸長IC16は、制御部11の制御により圧縮メモリ13aから入力された圧縮データを伸長し、その伸長データを書き込み処理部17に出力する。
書き込み処理部17は、伸長IC16から入力される画像データに基づくPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、プリンタ部50へ出力する。
【0027】
設定操作部としての操作表示部20は、操作制御部21、LCD(Liquid Crystal Display)22等により構成されている。
操作制御部21は、制御部11からの表示信号を受信して、LCD22における表示制御を行う。また、LCD22上のタッチパネルから入力される操作信号を制御部11へ出力する。
【0028】
LCD22は、操作制御部21から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種操作ボタンや画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。LCD22の表示画面は、透明なシートパネルにより覆われており、指又は専用のスタイラスペンで触れることにより入力される位置情報を入力情報として操作制御部21に出力する、タッチパネルにより構成されている。
【0029】
図3に、LCD22に表示される後処理制限枚数オーバー時動作設定画面221の一例を示す。図3に示すように、後処理制限枚数オーバー時動作設定画面221は、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モードの後処理モード毎に後処理制限枚数オーバー時の動作を選択入力できるようになっている。この後処理制限枚数オーバー時動作設定画面221において選択入力された動作は、図2に示したデータとして不揮発メモリ12に記憶され、各後処理モードにおける後処理制限枚数オーバー時の動作として設定される。
【0030】
図1の操作表示部20は、その他図示しない数字ボタンや各種設定を切替える機能ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備えており、ボタン操作による操作信号を操作制御部21から制御部11に出力する。
【0031】
スキャナ部30は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部に設けられており、スキャナ制御部31、CCD(Charge Coupled Device)32等を備えて構成されている。
スキャナ制御部31は、制御部11からの制御信号を受信して、CCD32を駆動制御する。CCD32は、図示しない光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取ったアナログ画像信号を読み取り処理部14へ出力する。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
【0032】
通信部40は、通信制御部41、画像メモリ42、I/F43等により構成されている。
通信制御部41は、通信部40の各部の動作を制御し、ネットワークNに接続された端末等の外部機器との間でデータの送受信を行う。また、通信制御部41は、画像制御部10内の制御部11とPCIバスにより接続されており、通信部40と画像制御部10とのデータの入出力を制御する。
【0033】
画像メモリ42は、DRAMにより構成されており、通信制御部41の制御により、ネットワークNを介して外部機器から受信した画像データ、及びPCIバスを通じて画像制御部10から出力された画像データを一時的に格納する。
I/F43は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、あるいはインターネット等のネットワークNに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェースであり、ネットワークNを介して入力される画像データを通信制御部41に出力すると共に、通信制御部41から出力される画像データを、ネットワークNを介して外部機器に送信する。
【0034】
プリンタ部50は、プリンタ制御部51、プリント部52等により構成されている。
プリンタ制御部51は、制御部11からの制御信号を受信して、プリンタ部50の各部の動作を制御してプリント出力を行う。また、制御部11、後処理制御部61間のデータ通信の中継を行う。
【0035】
プリント部52は、LD(Laser Diode)、感光ドラム、給紙部、排出部等(図示せず)を備えて構成され、プリンタ制御部51からの印刷指示に従って、操作表示部20から入力指示された、あるいは通信部40を介して受信したデータに含まれる指示データにより指示されたサイズと向きの印刷用紙を給紙部から搬送して、書き込み処理部17から入力されたPWM信号に基づいて感光ドラム表面にレーザ光を照射することにより静電潜像を形成する。更に、プリント部52は、感光ドラム表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させ、給紙部から搬送される印刷用紙にトナーを転写して定着させた後、排出部から排出する。
【0036】
後処理装置2は、プリンタ制御部51を介して制御部11から入力される制御信号に基づいて後処理制御部61により後処理装置2各部の制御を行うことにより、プリンタ部50により画像が形成された複数枚の印刷用紙を集積し、ステープル処理、中綴じ処理、中折り処理等の後処理を行う。また、後処理制御部61は、制御部11からの指示に基づいて、断裁制御部71に制御信号を出力し、集積した複数の印刷用紙に断裁処理を行わせる。また、プリンタ制御部51を介して入力された制御部11からの指示に応じて後処理制限枚数を制御部11に出力する。
【0037】
断裁装置3は、後処理制御部61からの制御信号に基づいて断裁制御部71により断裁装置3各部の制御を行うことにより、後処理装置2から出力される印刷用紙に対して断裁処理を施す。
【0038】
次に、動作について説明する。
図4に、1つのジョブ実行時に、原稿の画像データがスキャナ部30又は通信部40から画像制御部10に入力される毎に、制御部11により実行される出力制御処理を示す。以下、図4を参照して出力制御処理について説明する。
【0039】
なお、本処理の前提として、中綴じ、中折り、断裁の各後処理モードにおいては、リアル出力動作(入力された原稿の画像データを、出力枚数の確定をまたずに順次リアルタイムで出力する動作)は不可能であり、ステープルモードにおいてはリアル出力動作が可能である。
【0040】
原稿の画像データがスキャナ部30又は通信部40から画像制御部10に入力されると、原稿カウントが+1され、出力枚数が算出される(ステップS1)。印刷用紙の片面に印刷するモードが設定されている場合は、原稿カウントを+1した値が出力枚数として算出され、印刷用紙の両面に印刷するモードが設定されている場合は、原稿カウントを+1した値を2で除算する(剰余がある場合は、除算した結果に+1する)ことにより出力枚数が算出される。
【0041】
次いで、当該ジョブで動作しているモードが、中綴じ、中折り、断裁以外の後処理モードであるか否か、即ち、リアル出力動作が不可能な後処理モードであるか否かが判断される(ステップS2)。リアル出力動作が可能なモードである場合は(ステップS2;NO)、処理はステップS3に移行し、リアル出力動作が不可能なモードである場合には(ステップS2;YES)、処理はステップS5に移行する。
【0042】
ステップS3において、動作しているモードが、後処理モードのうちステープルモードであるか否かが判断され、ステープルモードである場合は(ステップS3;YES)、処理はステップS4に移行し、ステープルモードでない場合は(ステップS3;NO)、処理はステップS6へ移行する。
【0043】
ステップS4において、不揮発メモリ12を参照することにより、動作している後処理モードに対して設定されている後処理制限枚数オーバー時の動作が「後処理モードを変更しジョブを継続する第1の動作」(以下、「継続」と称する。)であるか否かが判断され、「継続」である場合は(ステップS4;YES)、処理はステップS6に、「継続」でない場合は(ステップS4;NO)、処理はステップS5に移行する。
【0044】
ステップS5において、当該ジョブにおける原稿の画像データの入力が完了し、出力枚数が確定したか否かが判断され、出力枚数が確定した場合は(ステップS5;YES)、処理はステップS6へ移行し、出力枚数が確定していない場合は(ステップS5;NO)、本処理は終了する。
【0045】
ステップS6において、モード設定が後処理モードのうちステープル、中綴じ、中折り又は断裁の何れかのモードであるか否かが判断され、何れかのモードである場合は(ステップS6;YES)、処理はステップS7に移行し、何れのモードでもない場合は(ステップS6;NO)、処理はステップS8へ移行する。
【0046】
ステップS7において、プリンタ制御部51を介して後処理制御部61から動作している後処理モードにおける後処理制限枚数が取得され、ステップS1で算出された出力枚数が取得された後処理制限枚数の上限を超えているか否かが判断され、後処理制限枚数の上限を超えている場合は(ステップS7;YES)、処理はステップS10に移行し、超えていない場合は(ステップS7;NO)、処理はステップS8へ移行する。
【0047】
ステップS8において、当該ジョブにおいて既にプリント出力が開始して、プリンタ部50が稼動している状態であるか否かが判断され、既にプリント出力が開始されてプリンタ部50が稼動している場合には(ステップS8;YES)、本処理は終了する。当該ジョブにおいて未だプリント出力が開始されていない場合には(ステップS8;NO)、処理はステップS9へ移行し、画像制御部10の各部、プリンタ制御部51、後処理制御部61にプリント出力開始が指示され、本処理は終了する。
【0048】
ステップS10において、不揮発メモリ12を参照することにより、動作している後処理モードに対して設定されている後処理制限枚数オーバー時の動作が「継続」であるか否かが判断され、「継続」である場合は(ステップS10;YES)、処理はステップS11に移行し、「継続」ではない場合は(ステップS10;NO)、処理はステップS16へ移行する。
【0049】
ステップS11において、後処理モードがステープルモードであるか否かが判断され、ステープルモードである場合は(ステップS11;YES)、処理はステップS12に移行し、ステープルモードではない場合は(ステップS11;NO)、処理はステップS14へ移行する。
【0050】
ステップS12において、画像制御部10の各部、プリンタ制御部51、後処理制御部61に対して、稼動中であるプリンタ部50の停止が指示され、プリント出力動作が停止される。次いで、後処理制御部61に対し、後処理装置2のスタッカ(図示せず)内に用紙が蓄積されている場合に用紙の排出命令が指示され、後処理モードが、出力枚数が揃わなくとも実行可能なモード、例えばソートに変更され、後処理制御部61にモード変更が通知され(ステップS13)、本処理は終了する。その後、操作表示部20のスタートボタンが押下されることにより、プリント出力の継続が可能となる。
【0051】
ステップS14において、後処理モードが、出力枚数が揃わなくとも実行可能な後処理モード、例えばソートへ変更され、後処理制御部61にモード変更が通知される。次いで、画像制御部10の各部、プリンタ制御部51、後処理制御部61にプリント出力開始が指示され(ステップS15)、本処理は終了する。
【0052】
ステップS16において、後処理制限枚数オーバー時の動作が「ジョブの中止」であるか否かが判断され、「ジョブの継続を中止する第2の動作」(以下、「ジョブの中止」と称する)である場合(ステップS16;YES)、処理はステップS17に移行し、当該ジョブが強制終了される。後処理制限枚数オーバー時の動作が「継続」ではなくかつ「ジョブの中止」ではない場合、即ち、「その都度、後処理モードを変更しジョブの出力を継続又はジョブの継続の中止のどちらかを選択する第3の動作」(以下、「ジョブを継続/中止の選択」と称する)が設定されている場合(ステップS16;NO)、操作制御部21に、ジョブを継続/中止の選択画面のLCD22への表示が指示されることにより、LCD22上に選択画面が表示され(ステップS18)、本処理は終了する。
【0053】
図5に、動作している後処理モードに対して設定されている後処理制限枚数オーバー時の動作として「ジョブを継続/中止の選択」が設定されている場合に、出力枚数の後処理制限枚数オーバー時、ステップS18においてLCD22に表示される選択画面222の一例を示す。図5に示すように、選択画面222は、LCD22に表示されている画面上にポップアップ表示され、ジョブを中止するか否かを選択入力することが可能となっている。「はい」ボタンが操作されると、この操作信号が制御部11へ出力され、制御部11によりジョブの強制終了が実行され、「いいえ」ボタンが操作されると、この操作信号が制御部11へ出力され、制御部11により後処理モードが変更される。又、同時にプリントスタートを実施させる。
【0054】
以上説明したように、画像形成装置100によれば、制御部11は、動作しているモードが、中綴じ、中折り、断裁の何れかの後処理モードである場合、即ち、リアル出力動作が可能ではないモードである場合、又は、リアル出力動作が可能なステープルモードであり、かつ後処理制限枚数オーバー時の動作が「継続」ではない、即ち「ジョブを中止」又は「ジョブを継続/中止の選択」が設定されている場合は、画像制御部10の各部、プリンタ制御部51、後処理制御部61を制御して、出力枚数が確定してから一括出力動作を行う。
【0055】
また、出力枚数が後処理制限枚数をオーバーした場合、不揮発メモリ12を参照し、各後処理モードに設定されている後処理制限枚数オーバー時の動作に基づいて、各部を制御する。
【0056】
従って、出力枚数が後処理制限枚数を超えた場合に、ユーザの希望動作を反映することができる。また、後処理モードに設定されている後処理制限枚数オーバー時の動作が「ジョブ中止」又は「ジョブを継続/中止の選択」である場合には、リアル出力動作が可能であっても出力枚数が確定するまで出力を行わないので、出力枚数が後処理制限枚数を超えて後処理が行うことができない場合に出力を行いたくない場合、1枚も出力することがなく、用紙を無駄にすることがなくなる。
【0057】
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る画像形成装置100の好適な一例であり、これに限定されるのものではない。
例えば、上記実施の形態においては、後処理モードをステープル、中綴じ、中折り、断裁の各モードとして説明したが、これに限定されない。
【0058】
その他、画像形成装置100の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0059】
【発明の効果】
請求項1、4に記載の発明によれば、画像形成装置において、ジョブの実行中に、そのジョブにおける出力すべき枚数が後処理装置の処理制限枚数を超過した時の動作として、「後処理モードを変更しジョブの出力を継続する第1の動作」、「そのジョブの継続を中止する第2の動作」、「その都度、後処理モードを変更しジョブの出力を継続するか、ジョブの継続を中止するかを選択する第3の動作」の何れかが選択的に設定入力されると、出力すべき枚数の処理制限枚数超過時において、設定されている動作を実行するように制御するとともに、第2の動作又は第3の動作の何れかの動作が設定されている場合、出力すべき枚数が確定した後で出力動作を開始するように制御する。
【0060】
従って、そのジョブにおいて出力すべき枚数が後処理装置の処理制限枚数を超えた場合、ユーザの希望動作を反映して動作することができる。また、出力すべき枚数が処理制限枚数を超過した時の動作が第2の動作又は第3の動作の何れかである場合には、出力すべき枚数が確定するまで出力を行わないので、出力すべき枚数が処理制限枚数を超えて後処理が行うことができない場合に出力を行いたくない場合、1枚も出力することがなく、用紙を無駄にすることがなくなる。
【0061】
請求項2、5に記載の発明によれば、処理制限枚数のある後処理モードの種類に応じて処理制限枚数超過時の動作を設定することができる。
【0062】
請求項3、6に記載の発明によれば、処理制限枚数のある後処理モードには、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モードの何れかが含まれ、これらの後処理モードに応じて処理制限枚数超過時の動作を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の不揮発メモリ12に記憶される、各後処理モードにおける後処理制限枚数オーバー時の動作設定データの一例を示す図である。
【図3】図1のLCD22に表示される後処理制限枚数オーバー時動作設定画面221の一例を示す図である。
【図4】図1の制御部11より実行される出力制御処理を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップS18においてLCD22に表示される選択画面222の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置
1 画像形成装置本体
10 画像制御部
11 制御部
12 不揮発メモリ
13 画像メモリ
13a 圧縮メモリ
13b ページメモリ
14 読み取り処理部
15 圧縮IC
16 伸長IC
17 書き込み処理部
20 操作表示部
21 操作制御部
22 LCD
30 スキャナ部
31 スキャナ制御部
32 CCD
40 通信部
41 通信制御部
42 画像メモリ
43 I/F
50 プリンタ部
51 プリンタ制御部
52 プリント部
2 後処理装置
61 後処理制御部
3 断裁装置
71 断裁制御部

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体から出力された用紙に各種の後処理を行う後処理装置を備えた画像形成装置において、
    ジョブの実行中に、そのジョブにおける出力すべき枚数が前記後処理装置の処理制限枚数を超過した時の動作として、「後処理モードを変更しジョブの出力を継続する第1の動作」、「そのジョブの継続を中止する第2の動作」、「その都度、後処理モードを変更してジョブの出力を継続するか、ジョブの継続を中止するかを選択する第3の動作」の何れかを選択的に入力して設定するための設定操作部と、
    前記出力すべき枚数の処理制限枚数超過時において、前記設定されている動作を実行するように制御するとともに、前記第2の動作又は第3の動作の何れかの動作が設定入力されている場合、前記出力すべき枚数が確定した後で出力動作を開始するように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定操作部による処理制限枚数超過時の前記第1〜第3の動作の設定は、処理制限枚数のある後処理モードの種類毎に行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記処理制限枚数のある後処理モードには、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モードの何れかが含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置本体から出力された用紙に後処理を行う後処理装置を備えた画像形成装置の制御方法であって、
    ジョブの実行中に、そのジョブにおける出力すべき枚数が前記後処理装置の処理制限枚数を超過した時の動作として、「後処理モードを変更しジョブの出力を継続する第1の動作」、「そのジョブの継続を中止する第2の動作」、「その都度、後処理モードを変更しジョブの出力を継続するか、ジョブの継続を中止するかを選択する第3の動作」の何れかを選択的に入力して設定し、
    前記出力すべき枚数の処理制限枚数超過時において、前記設定されている動作を実行するように制御するとともに、前記第2の動作又は第3の動作の何れかの動作が設定されている場合、前記出力すべき枚数が確定した後で出力動作を開始するように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 前記処理制限枚数超過時の前記第1〜第3の動作の設定は、処理制限枚数のある後処理モードの種類毎に行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置の制御方法。
  6. 前記処理制限枚数のある後処理モードには、ステープルモード、中綴じモード、中折りモード、断裁モードの何れかが含まれることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置の制御方法。
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