JP2010219742A - 画像処理装置、ガイダンスの表示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、ガイダンスの表示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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香奈 山内
Toshihisa Motosugi
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Abstract

【課題】ユーザがセキュリティ機能に関する情報を従来よりも容易に取得できるようにする。
【解決手段】画像形成装置1に、セキュリティ機能が有効であるか否かを検知するセキュリティ機能状態検知部101と、この画像形成装置1に関するガイダンスを示す複数のガイダンス画面を選択的に表示し、かつ、セキュリティ機能が有効である場合はセキュリティ機能が無効である場合よりも優先的にセキュリティ機能に関するガイダンス画面を表示する、画面表示処理部103と、を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置およびそれにおけるガイダンスの表示方法などに関する。
近年、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、およびファックスなどの様々な機能を備えた画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれることもある。画像形成装置は、今後もさらに多機能化すると考えられる。機能が増えれば増えるほど、ユーザが画像形成装置を使用する機会が多くなる。
画像形成装置は、機密の情報を取り扱うことがあり得る。よって、セキュリティの管理の観点から、画像形成装置を使用することができるユーザを制限することが、従来から行われている。すなわち、特定のユーザにのみ画像形成装置を使用する権限(アクセス権)を与え、アクセス権を有しない者には画像形成装置を使用させない、という方法などが、従来から用いられている。また、近年、画像形成装置には、この他にも幾つかのセキュリティ機能が搭載されている。
機能が増えると、機能を説明するための説明書のページ数が増えてしまう。ページ数が増えると、ユーザは、自分が調べたいことを説明書の中から見つけにくくなってしまう。
そこで、説明書を電子化した、いわゆる電子マニュアルが使用されるようになった。電子マニュアルによると、ユーザは、キーワードを入力するだけで自分の調べたい事項を画像形成装置のディスプレイに表示させることができる。
また、特許文献1、2には、電子マニュアルに関する技術が提案されている。特許文献1に記載される技術によると、ユーザからのヘルプ機能を要求する要求文に対して、現在の操作や処理状態に応じた機能候補に絞り込み、不必要な機能候補の表示を抑制する。
特許文献2に記載される技術によると、使用者が機能を使用した使用頻度と使用者が機能を設定するときの操作の難易度を示す機能設定操作難易度とに基づいてヘルプ情報の項目の表示順位を規定する。
特開平10−177443 特開2006−146781
上述の通り、画像形成装置には、幾つかのセキュリティ機能が搭載されている。これらの中には、常時機動しているものもあれば、不要なときは起動しておらず必要に応じて起動するものもある。
後者のセキュリティ機能が起動すると、ユーザにとっての使用環境が変化する。例えば、今までは実行させることができた処理を、実行させることができなくなることがある。このような場合に、ユーザは、電子マニュアルを参照することができる。
しかし、セキュリティ機能が起動したことは、ユーザには通知されないことが多い。また、通知されたとしても、ユーザにとって、セキュリティ機能は難解なので、起動したセキュリティ機能に関するキーワードを入力するのは難しい。
よって、特許文献1に記載される技術は、ユーザが適切なキーワードを入力できなければ、役に立たない。また、特許文献2に記載される技術を用いても、この課題を解決することはできない。
本発明は、このような問題点に鑑み、ユーザがセキュリティ機能に関する情報を従来よりも容易に取得できるようにすることを目的とする。
本発明の一形態に係る画像処理装置は、セキュリティを保護するための機能であるセキュリティ機能を備える画像処理装置であって、前記セキュリティ機能が有効であるか否かを検知するセキュリティ機能検知手段と、当該画像処理装置に関するガイダンスを示す複数のガイダンス画面を選択的に表示し、かつ、前記セキュリティ機能が有効である場合は前記セキュリティ機能が無効である場合よりも前記ガイダンス画面のうちの前記セキュリティ機能に関するガイダンス画面であるセキュリティガイダンス画面を優先的に表示する、ガイダンス画面表示手段と、を有する。
好ましくは、前記ガイダンス画面表示手段は、所定の操作が行われた場合に前記ガイダンス画面を表示し、かつ、前記セキュリティ機能が有効であるときは、当該ガイダンス画面として、前記操作が行われた時点で表示している画面の内容に関する前記セキュリティ機能を説明するのに好適な前記セキュリティガイダンス画面を優先的に表示する。
または、前記セキュリティ機能が複数備えられており、前記セキュリティ機能検知手段は、前記セキュリティ機能のうちの特定のセキュリティ機能が有効であるか否かを検知し、前記ガイダンス画面表示手段は、前記セキュリティ機能のうちの特定のセキュリティ機能が有効である場合に、前記ガイダンス画面として前記セキュリティガイダンス画面を表示する。
または、前記ガイダンス画面表示手段は、前記セキュリティ機能のうちの有効であるセキュリティ機能を説明するのに好適な前記セキュリティガイダンス画面を優先的に表示する。
本発明によると、ユーザは、セキュリティ機能に関する情報を従来よりも容易に取得することができる。
ネットワークシステムの例を示す図である。 画像形成装置の内部構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 トップメニュー画面の例を示す図である。 モード画面の例を示す図である。 モード画面の例を示す図である。 ヘルプトップ画面の例を示す図である。 モードヘルプ画面の例を示す図である。 モードヘルプ画面の例を示す図である。 モードヘルプ画面の例を示す図である。 メッセージテーブルの例を示す図である。 ヘルプ項目テーブルの例を示す図である。 ヘルプ画面呼出テーブルの例を示す図である。 ヘルプトップ画面の例を示す図である。 モードヘルプ画面の例を示す図である。 モードヘルプ画面の例を示す図である。 モードヘルプ画面の例を示す図である。 モードヘルプ画面の例を示す図である。 ヘルプ画面呼出テーブルの例を示す図である。 ヘルプ画面呼出テーブルに登録される1対のモード画面およびモードヘルプ画面の例を示す図である。 ヘルプ画面呼出テーブルに登録される1対のモード画面およびモードヘルプ画面の例を示す図である。 ログイン画面の例を示す図である。 設定等実績テーブルの例を示す図である。 ヘルプ表示履歴テーブルの例を示す図である。 注目ヘルプ項目画面の例を示す図である。 重みテーブルの例を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図1はネットワークシステムNSの例を示す図、図2は画像形成装置1の内部構成の例を示す図、図3は画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図、図4は画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、ネットワークシステムNSは、画像形成装置1、端末装置2、サーバ3および通信回線4などによって構成される。
画像形成装置1は、通信回線4を介して1台または複数台の端末装置2およびサーバ3と互いに接続可能である。通信回線4として、インターネット、イントラネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。
画像形成装置1は、コピー、スキャナ、ファックス、ネットワークプリンティング、ドキュメントサーバ、およびファイル転送などの様々な機能を集約した画像処理装置である。「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」と呼称されることもある。
画像形成装置1は、上記の機能を1つまたは複数用いた様々なモード(形態)のジョブを実行する。画像形成装置1には、例えば、コピーモード、スキャンモード、ファックスモード、プリントモード、およびボックスモードなどのモードが用意されている。さらに、内蔵の時計の時刻およびネットワークに関する属性などの設定を行うためのモードである設定モードが用意されている。
また、画像形成装置1には、様々な、セキュリティを保護するための機能(以下、「セキュリティ機能」と記載する。)が設けられている。例えば、正しいユーザIDおよびパスワードを入力したユーザにのみ使用を許可する機能、アドレス帳に予め登録されている宛先にのみファックスの送信先を制限する機能、複写先の用紙に「マル秘」などのウォータマークを印刷する機能、使用できるサービスの種類をユーザごとに制限する機能などが設けられている。これらのセキュリティ機能には、常時有効(オン)であるものもあれば、環境の変化などに応じて有効にされたり無効(オフ)にされたりするものもある。
セキュリティ機能をオンに切り換えるタイミングは、様々である。例えば、画像形成装置1は、管理者が操作する端末装置2から所定のコマンドを与えられた場合に切り換えることもあれば、予め設定された時刻になった場合に切り換えることもある。または、特定のイベントが発生した場合に切り換えることもある。オフに切り換えるタイミングも、同様である。
画像形成装置1は、図2に示すように、タンデム型の電子写真方式のプリントエンジンを採用している。画像形成装置1は、画像読取部10、画像形成部20、用紙供給部60および制御部100などによって構成される。
画像読取部10には、原稿ガラス台およびスキャナなどが設けられている。スキャナは、露光ランプおよびCCDイメージセンサなどを有する。そして、原稿ガラス台の上にセットされた用紙に露光ランプによって光を照射し、その反射光による像をCCDイメージセンサによって読み取る。これにより、用紙に記されている画像に対応した、レッド(R)、グリーン(G)、およびブルー(B)の成分の画像データが得られる。
画像読取部10で得られた画像データは、制御部100において各種の処理が施され、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換される。変換された画像データは、制御部100に設けられた画像メモリに各再現色ごとに格納される。用紙供給部60から供給される用紙の搬送状態に同期して、画像メモリから画像データが1走査ラインごとに読み出され、各感光体ドラム21M、21Y、21C、21Kを露光するために各色ごとに設けられたレーザダイオードの駆動信号として出力される。
なお、用紙として、紙、プラスチックシート、その他の記録媒体を用いることが可能である。つまり、用紙は、記録紙、記録材、転写材、記録媒体、または転写媒体などと言い換えることができる。
画像形成部20は、電子写真方式によって用紙上に画像を形成するものであって、イメージングユニットU、用紙搬送部40、および定着部50などが設けられている。
イメージングユニットUとして、M、C、Y、Kの4色のイメージングユニットUM、UC、UY、UKが設けられ、この順で転写ベルト41に沿って配置されている。
なお、本明細書および図面において、M、C、Y、Kの各色に対応する部材について、それぞれの符号の末尾にM、C、Y、Kの符号をそれぞれ付すことがある。
各イメージングユニットUM、UC、UY、UKは、それぞれ画像プロセス部GPと露光走査部RSとから構成されている。
各画像プロセス部GPには、各色ごとに感光体ドラム21M、21C、21Y、21K、帯電チャージャ22M、22C、22Y、22K、静電潜像を各色のトナーで現像してトナー像を形成する現像部24M、24C、24Y、24K、トナー像を用紙に転写するための転写ローラ25M、25C、25Y、25K、および各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kの表面をクリーニングするクリーナ26M、26C、26Y、26Kなどが設けられる。なお、各画像プロセス部GPは、メンテナンスを容易にするためにユニット化され、ユニットの着脱が容易なように構成されている。
各露光走査部RSには、各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kの表面を各色ごとに露光して静電潜像を形成する露光部23M、23C、23Y、23Kが設けられる。各露光部23M、23C、23Y、23Kには、各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kの表面を各色ごとに露光走査するためのレーザダイオードが設けられる。
各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kは、露光される前にそれぞれに対応する色のクリーナ26M、26C、26Y、26Kで残留したトナーが除去され、各色ごとに設置されたイレーサランプで照射されて除電される。除電された各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kは、それぞれに対応する色の帯電チャージャ22M、22C、22Y、22Kによって一様に帯電される。このように一様に帯電した各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kは、それぞれに対応する色のレーザダイオードによる露光によって静電潜像が形成される。
M、C、Y、K各色の静電潜像は、現像部24M、24C、24Y、24Kにより現像される。これにより、各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kの表面にM、C、Y、Kのトナー像が形成される。
これらのイメージングユニットUで形成された各色のトナー像(トナー画像)が、用紙搬送部40によって搬送される用紙上の同じ位置に重ね合わされて転写され、合成される。
用紙搬送部40には、用紙を搬送するための転写ベルト41、転写ベルト41を走行可能に支持する駆動ローラ42、従動ローラ43、テンションローラ44、および補助ローラ45などが設けられる。
駆動ローラ42およびテンションローラ44は、従動ローラ43の回転軸を中心として上下に揺動可能な揺動フレームに取り付けられている。なお、駆動ローラ42は、揺動フレームに設置されたステッピングモータなどの駆動源からの回転駆動力を受け、回転駆動する。また、駆動ローラ42の回転速度は、転写ベルト41の表面の走行速度、つまり周速度と感光体ドラム21の周速度とが同じ速度となるように制御部100によって制御される。
転写ベルト41上に転写されたレジストマークのトナーは、クリーニング部30によって除去される。レジストマークのトナーは、レーザダイオードの露光位置の補正を行うためのテストパターンである。
また、転写ベルト41は、フルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム21M〜21Kと転写ベルト41の搬送面とを接触させる(図2の転写ベルト41の実線)。しかし、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する場合には、画像形成に関与しない各感光体ドラム21M、21C、21Yと転写ベルト41の搬送面とを離間させる(図2の転写ベルト41の点線)。これにより、モノクロ画像を形成する場合に、感光体ドラム21M、21C、21Yを停止させても、転写ベルト41との間で摩擦が生じたりせず、画像形成に悪影響を与えることがない。さらに、感光体ドラム21M、21C、21Yの表面やその周辺部材の無駄な消耗を防止することができる。なお、各感光体ドラム21M、21C、21Y、21Kは、メンテナンスを容易にするためにユニット化され、ユニットの着脱が容易なように構成されている。
用紙供給部60には、種々のサイズの用紙を収容することが可能な給紙トレイ61〜64、および所定のタイミングで搬送路HRに送り出すためのピックアップローラ65〜68などが設けられている。また、搬送路HRの途中には、転写ベルト41に送り出すタイミング、つまり転写位置に送り出すタイミングをとるためのレジストローラ69などが設けられる。これらによって用紙は転写位置に搬送される。
定着部50には、定着ローラ51、および加熱ローラ52などが設けられる。転写によってトナー像が形成された用紙は、搬送路HR上を搬送され、定着ローラ51と加熱ローラ52との間を通過することによって高温で加圧され定着される。定着された用紙は、搬送路HR上を搬送されてトレイ65上に排出される。また、定着部50は、メンテナンスを容易にするためにユニット化され、ユニットの着脱が容易なように構成されている。
定着部50には、加熱ローラ52の表面の温度を検知する温度センサSE10が設けられている。温度センサSE10として、熱電対、および測温抵抗体などが用いられる。なお、制御部100では、温度センサSE10によって検知された信号に基づいて、加熱ローラ52の熱源として設けらているヒータなどに通電するように制御することによって加熱ローラ52の表面の温度を所定の温度となるように制御する。
操作パネル部80には、スタートキー、キャンセルキー、およびテンキーなどからなるハードキー操作部(図3のハードキー操作部90h)、LCDパネル部(図3のLCDパネル90f)、およびスピーカなどが搭載されている。
また、画像形成装置1の画像形成部20の前面部分には、開閉可能なカバー27が設けられている。カバー27は、画像形成部20の搬送路HRでジャム(紙詰り)が発生した場合に、ジャムが発生した用紙を取り除く際に開けられ、またはトナーの補給などのメンテナンスを実行する際に開けられる。なお、画像形成部20には、カバー27が開閉を検知するカバー開閉センサSE3が設けられている。カバー開閉センサSE3は、カバー27の開閉を検知すると制御部100に対して検知信号を出力する。
また、画像形成装置1の搬送路HRには、ジャムが発生した場合の用紙の残留位置を検出するためにジャムセンサSE4〜SE9が設けられている。ジャムセンサSE4〜SE9は、ジャムを検知すると制御部100に対して検知信号を出力する。制御部100では、ジャムセンサSE4〜SE9が通過する用紙の先端位置を検知してから所定の時間が経過してもその用紙の後端位置が検知されたなかった場合にジャムが発生したと判断する。または、搬送路HRの上流側に設置されているジャムセンサSEが用紙の後端位置を検知して所定の時間が経過しても下流側のジャムセンサSEでその用紙の先端位置が検知されなかった場合にジャムが発生したと判断する。
これらのセンサSE3〜SE9として、例えば、光学式センサ、磁気近接センサ、マイクロスイッチ、またはスライドスイッチなどが用いられる。
また、画像形成装置1本体の右側面のほぼ中央の位置には、画像形成装置1のメインの電源スイッチ28が設けられている。
画像形成装置1には、図2に示した制御部100、画像読取部10、画像形成部20、および用紙供給部60のほか、図3に示すように、大容量記憶装置90a、NIC(Network Interface Card)90b、モデム90c、パネルCPU90d、VRAM90e、LCDパネル90f、LCD制御ユニット90g、ハードキー操作部90h、および入出力制御部90i、その他種々の制御用回路などが設けられている。
制御部100は、全体制御用CPU(Central Processing Unit)100a、RAM(Random Access Memory)100b、およびROM(Read Only Memory)100cなどから構成されている。制御部100は、画像読取部10で読み取った画像データ、または端末装置2などから出力された画像データに対して画像処理を行い、また、画像形成装置1の各部の動作を制御する。
パネルCPU90dは、操作パネル部80全体の制御を行い、画像形成装置1の全体を制御する全体制御用CPU100aと通信を行っている。
LCD制御ユニット90gは、LCDパネル90fに画像を表示するための表示画像制御を行っている。パネルCPU90dによりROM100cに記憶された表示画像がLCD制御ユニット90gを介してVRAM90eに記憶される。そして、一度VRAM90eに記憶された表示画像がLCD制御ユニット90gによって読み出されLCDパネル90fに出力される。
LCDパネル90fは、タッチパネル方式の液晶ディスプレイであって、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが処理の指令および条件を入力するための画面、および全体制御用CPU100aの処理の結果を示す画面などを表示する。また、ユーザが指で触れた位置を検知し、検知結果を示す信号を全体制御用CPU100aに送信する。
入出力制御部90iは、ユーザにより押下されたキーの入力情報をパネルCPU90dを介して全体制御用CPU100aに送信する。そして、全体制御用CPU100aでは、受信したキーの入力情報に基づいて、一連の複写動作を開始したり、各機能における設定条件を変更するような制御を行う。
NIC90bは、端末装置2または他の画像形成装置1とTCP/IPなどのプロトコルによって通信を行うためのインタフェース装置である。モデム90cは、公衆回線を介してファックス端末とファックスプロトコルによって通信を行うためのインタフェース装置である。
モデム90cは、固定電話網を介して他のファックス端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りするための装置である。
ROM100cまたは大容量記憶装置90aには、図4に示すようなセキュリティ機能状態検知部101、次表示画面決定部102、画面表示処理部103、配置順決定部104、画面データ記憶部121、およびテーブル管理部122などを実現するためのプログラムが記憶されている。大容量記憶装置90aとして、ハードディスクまたはフラッシュメモリなどが用いられる。これらのプログラムは、必要に応じてRAM100bにロードされ、全体制御用CPU100aによって実行される。
図5はトップメニュー画面WAの例を示す図、図6および図7はモード画面WBの例を示す図、図8はヘルプトップ画面HAの例を示す図、図9、図10、および図11はモードヘルプ画面HBの例を示す図、図12はメッセージテーブルTL1の例を示す図、図13はヘルプ項目テーブルTL2の例を示す図、図14はヘルプ画面呼出テーブルTL31の例を示す図、図15はヘルプトップ画面SAの例を示す図、図16、図17、図18、および図19はモードヘルプ画面SBの例を示す図、図20はヘルプ画面呼出テーブルTL32の例を示す図、図21および図22はヘルプ画面呼出テーブルTL32に登録される1対のモード画面WBおよびモードヘルプ画面SBの例を示す図、図23はログイン画面WLの例を示す図、図24は設定等実績テーブルTL41の例を示す図、図25はヘルプ表示履歴テーブルTL42の例を示す図である。次に、図4に示す画像形成装置1の各部の処理内容および役割などについて説明する。
テーブル管理部122は、後に順次説明するメッセージテーブルTL1などのテーブルを記憶し管理している。
セキュリティ機能状態検知部101は、特定のセキュリティ機能の状態が無効の状態から有効の状態に変わったことおよび有効の状態から無効の状態に変わったことを検知する。つまり、特定のセキュリティ機能の状態が変化したことを検知する。本実施形態では、「特定のセキュリティ機能」は、管理者によって予め決められている。そして、セキュリティ機能状態検知部101は、端末装置2から所定のコマンドを与えられた場合に、特定のセキュリティ機能の状態が変化したことを検知する。または、予め決められた時刻になった場合に、状態が変化したことを検知してもよい。または、特定のイベントが発生した場合に、状態が変化したことを検知してもよい。
画面データ記憶部121には、LCDパネル90fに表示する画面ごとの画面データ70が記憶されている。各画面には、ユニークな画面IDが付されている。
画面データ70には、それによって再現される画面の画面IDが示されるほか、デザインのデータが含まれる。デザインのデータには、その画面を構成するボタン、テキストボックス、メッセージ、および図表などのオブジェクトの内容およびレイアウトなどが示される。さらに、画面データ70には、どのボタンが押されたらどのモジュールまたは関数を呼び出しまたは他のいずれの画面を次に表示するのかなどを示すデータが含まれている。なお、メッセージは、後述するように、メッセージテーブルTL1(図12参照)に格納されており、画面中のメッセージは、メッセージテーブルTL1から呼び出されて使用されることがある。この場合は、デザインのデータには、メッセージ(メッセージの文字列)の代わりにそのメッセージのメッセージIDが示される。
画像形成装置1には、LCDパネル90fに表示する画面として、次のような画面が用意されている。
トップメニュー画面WAは、ユーザが画像形成装置1にログインした直後、ジョブの中止のボタンが押された直後、または処理が完了した直後などに表示される、いわゆるトップ画面であって、図5に示すように、各モードに対応するボタンが1つずつ配置された画面である。ユーザは、自分が実行したいジョブのモードに対応したボタンを押し、後述する各画面において処理の条件の指定などを行う。または、ユーザは、時刻合わせなどの設定を行いたい場合は、「設定」ボタンを押し、後述する各画面において設定の作業を行う。
モード画面WBは、ジョブの条件または設定の内容などをユーザに指定させるための画面である。モードごとに複数のモード画面WBが用意されている。
同一のモードの各モード画面WB同士は、木構造(階層構造)のような関係を有する。そして、その関係に基づいてモード画面WBが遷移する。
例えば、コピーモードのルートのモード画面WBとして、図6のようなモード画面WBaが用意されている。このモード画面WBは、コピーモードのトップ画面とも言える。モード画面WBaの1つ下の階層にはモード画面WBとして5つのモード画面WBbが用意されており、モード画面WBaの中の「用紙選択」、「倍率」、「画質」、「仕上げ」、および「原稿」の5つのボタンのいずれか1つが押されると、それに対応するモード画面WBbに遷移する。例えば、「用紙選択」ボタンが押されると、図7に示すようなモード画面WBbaに遷移する。ここで、ユーザは、コピーの際に使用するコピー用紙のサイズおよび向きの条件を指定することができる。他の4つのボタンが押された場合も同様に、それぞれに対応するモード画面WBb遷移する。また、枝によっては、もっと深い階層をなしている場合もあれば、もっと浅い階層をなしている場合もある。
コピーモード以外の各モードについても同様に、それぞれに複数のモード画面WBが用意されており、トップ画面から1つずつ下の階層のモード画面WBへ遷移する。
また、上述の各画面および後述の各画面において「戻る」ボタンが押された場合は、現在の画面の直前に表示されていた画面に遷移する(戻る)。
各モードのトップ画面であるモード画面WBは、トップメニュー画面WAから遷移する。例えば、トップメニュー画面WAの「コピー」ボタンが押されると、コピーモードのトップ画面(図6のモード画面WBa)に遷移する。つまり、トップメニュー画面WAは、すべてのモードの画面のルートであると言える。
さらに、画像形成装置1には、各モードおよびセキュリティ機能の用途、操作方法、または注意点などに関するガイダンス(案内、説明)をユーザに対して行うための、次のようなヘルプ画面が用意されている。
ヘルプ画面同士の関係も、上述のトップメニュー画面WAおよび各モード画面WB同士の関係と同様に、木構造のような関係を有する。そして、その関係に基づいてヘルプ画面が遷移する。
ヘルプトップ画面HAは、ハードキー操作部90hの中のHELPキーが押されたときに最初に表示されるヘルプ画面であって、図8に示すように、各モードに対応するボタンが1つずつ配置された画面である。さらに、モードごとに、モードヘルプ画面HBが用意されている。
同一のモードの各モードヘルプ画面HB同士は、木構造のような関係を有する。そして、その関係に基づいてモードヘルプ画面HBが遷移する。
例えば、コピーモードのルートのモードヘルプ画面HBとして、図9のようなモードヘルプ画面HBaが用意されている。このモードヘルプ画面HBは、コピーモードのヘルプのトップ画面とも言える。モードヘルプ画面HBaの1つ下の階層には5つのモードヘルプ画面HBbが用意されており、モード画面WBaの中の「用紙選択」、「倍率」、「画質」、「仕上げ」、および「原稿」の5つのボタンのいずれか1つが押されると、それに対応するモードヘルプ画面HBbに遷移する。例えば、「用紙選択」ボタンが押されると、図10に示すようなモードヘルプ画面HBbaに遷移する。モードヘルプ画面HBbにも幾つかのボタン(図10の例では、4つのボタン)があり、いずれかが押されると、図11のようなガイダンスのメッセージを含むモードヘルプ画面HBcに遷移する。ユーザは、このメッセージを読んで、操作または設定などの作業を理解する。
他のモードのモードヘルプ画面HB同士も同様に、木構造の関係を有し、それに基づいて遷移する。また、枝によっては、もっと深い階層をなしている場合もあればもっと浅い階層をなしている場合もある。
図11に示すガイダンスのメッセージは、図12のように、メッセージテーブルTL1に用意されている。ヘルプ項目テーブルTL2には、図13にように、操作方法またはセキュリティ機能などに関する項目(ヘルプ項目)ごとのメッセージのメッセージIDが示されている。
上述の通り、トップメニュー画面WA(図5参照)は、ユーザが画像形成装置1にログインした直後など所定のタイミングで表示される。そして、各モード画面WB(図6、図7参照)は、トップメニュー画面WAから順次遷移しながら表示される。
一方、ヘルプトップ画面HAは、トップメニュー画面WAが表示されているときにハードキー操作部90hの中のHELPキーが押された場合に表示される。また、モード画面WBが表示されているときにHELPキーが押されると、予め決められたモードヘルプ画面HBが表示される。
どのモード画面WBが表示されているときにHELPキーが押されるとどのモードヘルプ画面HBに遷移するのかは、図14に示すように、ヘルプ画面呼出テーブルTL31に定められている。管理者は、予め、それぞれのモード画面WBに示す内容をガイダンスするのに好適なモードヘルプ画面HBを選んで、モード画面WBとモードヘルプ画面HBとの組合せをヘルプ画面呼出テーブルTL31に登録しておく。
また、ヘルプトップ画面HAおよびモードヘルプ画面HBの中の「閉じる」ボタンが押されたら、トップメニュー画面WAおよび各モード画面WBのうちの直近に表示されていた画面に遷移する。後に順次説明するヘルプトップ画面SA、モードヘルプ画面SB、および注目ヘルプ項目画面HCにおいても同様である。
ただし、特定のセキュリティ機能が有効である場合は、無効である場合とは異なり、セキュリティ機能に関するヘルプ画面が優先的に表示されるようになっている。
具体的には、画像形成装置1には、特定のセキュリティ機能が有効である場合のヘルプトップ画面として、図15のようなヘルプトップ画面SAが用意されている。さらに、ヘルプトップ画面SAをルートの画面として、木構造の関係になるように、複数のモードヘルプ画面SBが用意されている。そして、この関係に基づいてヘルプトップ画面SAおよびモードヘルプ画面SBが遷移する。
例えば、ヘルプトップ画面SAの中の「パスワード規約」ボタンが押されると、図16のようなモードヘルプ画面SBa1に遷移する。さらに、モードヘルプ画面SBa1の中の「ユーザパスワード」ボタンが押されると、図17のようなモードヘルプ画面SBb1に遷移する。
または、ヘルプトップ画面SAの中の「スキャン送信制限」ボタンが押されると、図18のようなモードヘルプ画面SBa2に遷移する。さらに、モードヘルプ画面SBa2の中の「短縮宛先」ボタンが押されると、図19のようなモードヘルプ画面SBb2に遷移する。
幾つかのモードヘルプ画面SBには、ガイダンスのメッセージが示されている。これらのメッセージは、メッセージテーブルTL1(図12参照)に格納されているものが用いられる。ただし、モードヘルプ画面SBに示されるメッセージは、原則として、セキュリティに関するガイダンスのものに限定されている。つまり、ヘルプトップ画面SAおよびモードヘルプ画面SBは、セキュリティ機能に関する事項を優先したヘルプ画面の集まりであると言える。
また、特定のセキュリティ機能が有効である場合において、モード画面WBが表示されているときにHELPキーが押されたときも、特定のセキュリティ機能が無効である場合と同様に、いずれかのモードヘルプ画面に遷移する。ただし、遷移先のモードヘルプ画面は、モードヘルプ画面HBではなく、モードヘルプ画面SBである。どのモード画面WBからどのモードヘルプ画面SBに遷移するのかは、図20のヘルプ画面呼出テーブルTL32に定められている。
管理者は、予め、それぞれのモード画面WBに示す内容をガイダンスするのに好適なモードヘルプ画面SBを選んで、モード画面WBとモードヘルプ画面SBとの組合せをヘルプ画面呼出テーブルTL31に登録しておく。特に、モード画面WBに示す内容に関連するセキュリティ機能を説明するのに好適なモードヘルプ画面SBを選ぶ。
例えば、図21(a)のような、画像データの送信先のアドレスまたは電話番号の文字列をキーボードで1文字ずつ入力するモード画面WB(いわゆるダイレクト入力のためのモード画面WB)のモードヘルプ画面SBとして、図21(b)のような、ダイレクト入力の制限によるセキュリティの保護を説明するメッセージを含むモードヘルプ画面SBを選ぶ。または、図22(a)のような、画像データの送信先を、事前に登録されているアドレスまたは電話番号の中から宛先を選ぶモード画面WBのモードヘルプ画面SBとして、図22(b)のような、一部の宛先への送信の制限によるセキュリティの保護を説明するメッセージを含むモードヘルプ画面SBを選ぶ。
なお、ヘルプトップ画面HAおよびモードヘルプ画面HBには、図8、図9、および図10に示すように、「メニュー切替え」ボタンが配置されている。このボタンが押されると、所定の規則に基づいてヘルプ項目がソートされて配置された画面に遷移する。これについては、後述する。
次表示画面決定部102は、LCDパネル90fに現在表示されている画面の次に表示すべき画面を、次のように決定する。以下、次に表示すべき画面を「次表示画面」と記載する。
(A) ログインした直後などの場合
次表示画面決定部102は、ユーザが画像形成装置1にログインした直後、ジョブの中止のボタンが押された直後、および処理が完了した直後は、現在表示されている画面に関わらず、トップメニュー画面WA(図5参照)が次表示画面であると、決定する。
なお、どのユーザも画像形成装置1に未だログインしていない場合は、図23のようなログイン画面WLが、いわゆる待受け画面としてLCDパネル90fに表示されている。画像形成装置1の使用を希望するユーザは、自分のユーザIDおよびパスワードをログイン画面WLに入力し、ユーザ認証を受けなければならない。ユーザ認証されると、画像形成装置1にログインすることができ、画像形成装置1を使用することができる。
(B) LCDパネル90fに表示される画面上のボタンが押された場合
次表示画面決定部102は、LCDパネル90fに現在表示されている画面上のボタンが押された場合は、現在表示されている画面の画面データ70に基づいて、次表示画面を決定する。前述の通り、画面データ70には、ボタンごとに、それが押されたら次にどの画面に遷移するのかが示されている。よって、次表示画面決定部102は、画面データ70に示される、押されたボタンに対応付けられている画面IDの画面が次表示画面であると、決定する。
ただし、「戻る」ボタンが押された場合は、直前に表示していた画面が次表示画面であると、決定する。次に説明する(C)においても、同様である。
また、ヘルプトップ画面HAおよびモードヘルプ画面HB(図8および図9など参照)において「閉じる」ボタンが押された場合は、トップメニュー画面WAおよび各モード画面WBのうちの直近に表示されていた画面が次表示画面であると、決定する。「メニュー切替え」ボタンが押された場合は、注目ヘルプ項目画面HCが次表示画面であると、決定する。注目ヘルプ項目画面HCについては、後述する。
(C) HELPボタンが押された場合
次表示画面決定部102は、トップメニュー画面WAまたはモード画面WB(図6など参照)が表示されているときにハードキー操作部90hの中のHELPキーが押された場合は、いずれかのヘルプトップ画面またはモードヘルプ画面が次表示画面であると、決定する。
ただし、特定のセキュリティ機能が無効である場合と有効である場合とでは、どのヘルプトップ画面またはモードヘルプ画面を次表示画面とするのかが、次のように異なる。
(C−1) 特定のセキュリティ機能が無効である場合
次表示画面決定部102は、トップメニュー画面WAが表示されているときにHELPキーが押されたら、ヘルプトップ画面HA(図8参照)が次表示画面であると、決定する。
または、モード画面WBが表示されているときにHELPキーが押されたら、ヘルプ画面呼出テーブルTL31(図14参照)から、そのモード画面WBの画面IDが「モード画面の画面ID」フィールドに示されるレコードを検索する。そして、検索したレコードの「ヘルプ画面の画面ID」フィールドに示される画面IDを有するモードヘルプ画面HB(図9など参照)が次表示画面であると、決定する。
(C−2) 特定のセキュリティ機能が有効である場合
次表示画面決定部102は、トップメニュー画面WAが表示されているときにHELPキーが押された場合は、ヘルプトップ画面SA(図15参照)が次表示画面であると、決定する。
または、モード画面WBが表示されているときにHELPキーが押されたら、ヘルプ画面呼出テーブルTL32(図20参照)から、そのモード画面WBの画面IDが「モード画面の画面ID」フィールドに示されるレコードを検索する。そして、検索したレコードの「モードヘルプ画面の画面ID」フィールドに示される画面IDを有するモードヘルプ画面SB(図16など参照)が次表示画面であると、決定する。
このように、次表示画面決定部102は、セキュリティ機能が有効である場合は、モードヘルプ画面として、セキュリティ機能についてガイダンスする画面(モードヘルプ画面SB)が優先的に表示されるように、次表示画面を決定する。
なお、特定のセキュリティ機能が有効である場合であっても、所定の操作が行われた(例えば、HELPキーが2回連続で押された)後は、次表示画面決定部102は、特定のセキュリティ機能が無効である場合と同様に画面が遷移するように、次表示画面を決定してもよい。
図4に戻って、画面表示処理部103は、次表示画面決定部102によって次表示画面に決定された画面を、その画面の画面データ70に基づいてLCDパネル90fに表示させる。
ユーザは、上述の通り、様々なモード画面WBを表示させることができる。そして、モード画面WBにおいてジョブの条件を指定したり時刻などの事項を設定したりすることができる。また、上述の通り、HELPキーを押すことによってモードヘルプ画面HBを参照することができる。
設定等実績テーブルTL41は、図24のように、各ユーザが各モード画面WBにおいてジョブの条件を指定しまたは時刻などの事項を設定した回数を示している。具体的には、モード画面WBごとにレコードが1つずつ与えられている。そして、レコードには、それが与えられたモード画面WBの画面IDのほか、各ユーザがそのモード画面WBにおいて指定または設定を行った回数が示されている。
画面ID以外のフィールドの初期値は「0」である。そして、ユーザがモード画面WBにおいて指定または設定を行うごとに、そのモード画面WBのレコードの中のそのユーザのフィールドに「1」が加算される。
ヘルプ表示履歴テーブルTL42は、図25のように、各ユーザが各モードヘルプ画面HBを表示させた回数を示している。具体的には、モードヘルプ画面HBごとにレコードが1つずつ与えられている。そして、レコードには、それが与えられたモードヘルプ画面HBの画面IDのほか、各ユーザがそのモードヘルプ画面HBを表示させた回数が示されている。
画面ID以外のフィールドの初期値は「0」である。そして、ユーザがモードヘルプ画面HBを表示させるごとに、そのモードヘルプ画面HBのレコードの中のそのユーザのフィールドに「1」が加算される。
〔設定の頻度等に基づくヘルプ項目の優先表示〕
図26は注目ヘルプ項目画面HCの例を示す図、図27は重みテーブルTL5の例を示す図である。
ヘルプトップ画面HAおよびモードヘルプ画面HBには、図8および図9などに示したように、「メニュー切替え」ボタンが配置されている。このボタンが押されると、次表示画面決定部102は、図26の注目ヘルプ項目画面HCが次表示画面であると決定する。そして、画面表示処理部103は、注目ヘルプ項目画面HCを表示させる。
注目ヘルプ項目画面HCには、モードヘルプ画面HBにリンクするボタンが複数上下に配置されている。図26の例では、「コピー濃度」ボタン、「中綴じ」ボタン、「原稿綴じしろ」ボタン、「ステープル」ボタン、および「縮小」ボタンの5つが配置されている。
これらのボタンの順番は、図4の配置順決定部104によって決定される。また、この際に、重みテーブルTL5および前に説明した設定等実績テーブルTL41(図24参照)およびヘルプ表示履歴テーブルTL42(図25参照)が用いられる。以下、配置順決定部104および重みテーブルTL5によってボタンの配置の順番がどのようにして決定されるのかを説明する。
重みテーブルTL5には、図27に示すように、モードヘルプ画面HBごとに与えられたレコードが格納されている。レコードには、それが与えられたモードヘルプ画面HBの画面IDのほか、各ユーザがそのモードヘルプ画面HBをどれくらい重要視しているかの度合いを表す値が示されている。この値が大きいほど、重要性が高い。以下、この値を「重要度」と記載する。
ヘルプトップ画面HAにおいて「メニュー切替え」ボタンが押されると、配置順決定部104は、「メニュー切替え」ボタンを押したユーザつまり現在ログインしているユーザにとっての、すべてのモードヘルプ画面HBのそれぞれの表示の優先度Pを算出する。以下、各モードヘルプ画面HBを、画面IDの若い順に「1番目のモードヘルプ画面HB」、「2番目のモードヘルプ画面HB」、…と区別して記載することがある。同様に、各ユーザを、ユーザIDの若い順に「1番目のユーザ」、「2番目のユーザ」、…と区別して記載することがある。
n番目のユーザにとっての、モードヘルプ画面HBごとの表示の優先度Pは、次の(1)式および(2)式に基づいて算出することができる。
Figure 2010219742
ただし、「Pm,n」は、n番目のユーザにとっての、m番目のモードヘルプ画面HBの優先度Pである。
「SUMm」は、m番目のモードヘルプ画面HBの、全ユーザによる表示の合計の回数である。
「αm,i」は、ヘルプ表示履歴テーブルTL42のm番目のモードヘルプ画面HBのレコードのi番目のユーザのフィールドに示される値(回数)である。
「βm,n」は、設定等実績テーブルTL41の、m番目のモードヘルプ画面HBに対応するモード画面WBのレコードのn番目のユーザのフィールドに示される値(回数)である。なお、モードヘルプ画面HBとモード画面WBとの対応関係は、図14のヘルプ画面呼出テーブルTL31を参照すれば分かる。
「γm,n」は、重みテーブルTL5の、m番目のモードヘルプ画面HBのレコードのn番目のユーザのフィールドに示される値(重要度)である。
そして、配置順決定部104は、モードヘルプ画面HBの配置の順番を、優先度Pが高いものほど上位になるように、決定する。
画面表示処理部103は、配置順決定部104によって決定された順に各モードヘルプ画面HBに対応するボタンを配置した注目ヘルプ項目画面HCをLCDパネル90fに表示させる。
なお、注目ヘルプ項目画面HCに配置するボタンを、上位の所定の順位までのモードヘルプ画面HBのものに限定してもよい。
重みテーブルTL5には、重要度ではなく、不要であると思う度合い(不要度)を示すようにしてもよい。この場合は、(2)式の右辺において、第1項に第2項を加算するのではなく、第1項から第2項を減算する。
または、モードヘルプ画面HBにおいて「メニュー切替え」ボタンが押された場合も、配置順決定部104は、「メニュー切替え」ボタンを押したユーザつまり現在ログインしているユーザにとっての、モードヘルプ画面HBごとの表示の優先度Pを、上述と同様の方法で算出する。ただし、ヘルプトップ画面HAにおいて「メニュー切替え」ボタンが押された場合はすべてのモードヘルプ画面HBについて優先度Pを算出したが、モードヘルプ画面HBにおいて「メニュー切替え」ボタンが押された場合は、このモードヘルプ画面HBに係るモードのモードヘルプ画面HBに限定して優先度Pを算出する。
なお、管理の容易のために、設定等実績テーブルTL41、ヘルプ表示履歴テーブルTL42、および重みテーブルTL5を、モード別に分けて管理してもよい。そして、配置順決定部104は、「メニュー切替え」ボタンが押されたモードヘルプ画面HBに係るモードの各テーブルを呼び出して使用すればよい。
図28、図29、図30、および図31は画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、あるユーザLnが画像形成装置1を使用する際の画面の遷移の全体的な処理の流れを、図28などのフローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、ログイン画面WL(図23参照)を表示し、ユーザIDおよびパスワードの入力を待っている(図28の#11)。ユーザLnがユーザIDおよびパスワードを入力すると、画像形成装置1は、ユーザ認証の処理を行い、正規のユーザであることを認証できたら(#12でYes)、次表示画面として、トップメニュー画面WA(図5参照)を表示する(#13)。
ここで、ユーザLnは、ジョブを実行させたい場合は、そのジョブのモードに対応するボタンを押す。時刻の設定などを行いたい場合は、「設定」ボタンを押す。ガイダンスを求める場合は、HELPキーを押す。画像形成装置1の使用を終了するときは、「ログアウト」ボタンを押す。
画像形成装置1は、ユーザLnの操作を検知すると(#14)、その操作に応じて次のように画面を遷移させる。「ログアウト」ボタンが押されたことを検知すると(#15でYes)、ユーザLnをログアウトさせ、ユーザLnのためのサービスを終了する。その後、再び、ステップ#11に戻って、ユーザIDおよびパスワードの入力を待つ。
または、画像形成装置1は、トップメニュー画面WAの中のいずれかのモードに対応するボタンが押されたことを検知すると(#15でNo、#16でNo)、検知したボタンに対応するモードのルートのモード画面WBを次表示画面として表示する(#17、#18)。例えば、「コピー」ボタンが押された場合は、図6のようなモード画面WBを表示する。
HELPキーが押された場合は、画像形成装置1は、ステップ#24に進み、ヘルプ画面の表示のための処理を行う。ステップ#24以降の処理は、後述する。
ユーザLnは、選択したモードの各モード画面WBを、木構造の枝を辿るように順次遷移させることができる。
画像形成装置1は、モード画面WBの表示中に操作を検知すると(#19)、次のように処理を行う。
画像形成装置1は、他のモード画面WBに対応するボタンが押されたことを検知すると(#20でNo、#22でNo、#23でNo)、当該他のモード画面WBを次表示画面として表示する(#17、#18)。
または、ジョブの条件または各種の設定の内容が入力されたことを検知すると(#20でYes)、画像形成装置1は、その条件または設定の内容を受け付け、それに応じて、適宜、ジョブを実行したり設定事項を変更したりする。さらに、設定等実績テーブルTL41(図24参照)の、現在表示しているモード画面WBのレコードの中のユーザLnのフィールドに、「1」を加算する(#21)。そして、トップメニュー画面WAを次表示画面として表示させ(#23でYes、#13)、または押されたボタンに対して予め決められた別のモード画面WBを次表示画面として表示させる(#17、#18)。
または、HELPキーが押されたことを検知すると(#22でYes)、画像形成装置1は、ステップ#24に進み、ヘルプ画面の表示のための処理を行う。
なお、「戻る」ボタンが押された場合は、1つ前の画面に遷移する。1つ前の画面がトップメニュー画面WAであればトップメニュー画面WAを次表示画面として表示し(#13)、他のモード画面WBであればそれを次表示画面として表示する(#17、#18)。
画像形成装置1は、HELPキーが押された場合は、特定のセキュリティ機能の現在の状態に応じて、次のように処理を行う。
特定のセキュリティ機能が有効である場合は(#24でYes)、図29のステップ#31へ進む。
画像形成装置1は、現在の画面がトップメニュー画面WAである場合は(#31でYes)、ヘルプトップ画面SA(図15参照)を次表示画面として表示する(#32)。一方、現在の画面がモード画面WBである場合は(#31でNo)、そのモード画面WBに対応するモードヘルプ画面SBを、ヘルプ画面呼出テーブルTL32(図20参照)に基づいて特定し、特定したモードヘルプ画面SBを次表示画面として表示する(#33)。
ヘルプトップ画面SAまたはモードヘルプ画面SBの表示中に操作を検知すると(#34)、画像形成装置1は、次のように処理を行う。
「閉じる」ボタンが押された場合は(#35でYes)、トップメニュー画面WAおよび各モード画面WBのうちの直近に表示されていた画面を次表示画面とする(#36)。そして、次表示画面がトップメニュー画面WAである場合は(#37でYes)、それを表示し(図28の#13)、モード画面WBである場合は(#37でNo)、それを表示する(図28の#18)。
または、他のモードヘルプ画面SBに対応するボタンが押された場合は(#35でNo)、当該他のモードヘルプ画面SBを次表示画面として表示する(#38)。
なお、「戻る」ボタンが押された場合は、1つ前の画面に遷移する。1つ前の画面がヘルプトップ画面SAであればそれを次表示画面として表示し(#32)、他のモード画面WBであればそれを次表示画面として表示する(#38)。
特定のセキュリティ機能が有効である場合のヘルプ画面の表示に関する全体的な処理の手順は、以上の通りである。
一方、特定のセキュリティ機能が無効である場合は(図28の#24でNo)、図30のステップ#51へ進む。
画像形成装置1は、現在の画面がトップメニュー画面WAである場合は(#51でYes)、ヘルプトップ画面HA(図8参照)を次表示画面として表示する(#52)。
現在の画面がモード画面WBである場合は(#51でNo)、そのモード画面WBに対応するモードヘルプ画面HBを、ヘルプ画面呼出テーブルTL31(図14参照)に基づいて特定し、特定したモードヘルプ画面HBを次表示画面として表示する(#53)。そして、ヘルプ表示履歴テーブルTL42(図25参照)の、そのモードヘルプ画面HBのレコードの中のユーザLnのフィールドに、「1」を加算する(#54)。
ヘルプトップ画面HAまたはモードヘルプ画面HBの表示中に操作を検知すると(#55)、画像形成装置1は、次のように処理を行う。
「閉じる」ボタンが押された場合は(#56でYes)、トップメニュー画面WAおよび各モード画面WBのうちの直近に表示されていた画面を次表示画面とする(#57)。そして、次表示画面がトップメニュー画面WAである場合は(#58でYes)、それを表示し(図28の#13)、モード画面WBである場合は(#58でNo)、それを表示する(図28の#18)。
または、他のモードヘルプ画面HBに対応するボタンが押された場合は(#56でNo、#59でNo)、当該他のモードヘルプ画面HBを次表示画面として表示する(#61)。そして、ヘルプ表示履歴テーブルTL42の、当該他のモードヘルプ画面HBのレコードの中のユーザLnのフィールドに、「1」を加算する(#62)。
なお、「戻る」ボタンが押された場合は、1つ前の画面に遷移する。1つ前の画面がヘルプトップ画面HAであればそれを次表示画面として表示し(#52)、他のモード画面WBであればそれを次表示画面として表示する(#61)。ただし、この場合は、ステップ#62はスキップする。つまり、当該他のモードヘルプ画面HBの表示の実績のカウントは行わない。また、ユーザLnがログインしてからログアウトするまでの1期間中に同一のモードヘルプ画面HBを複数回表示させても、2回目以降はカウントしないようにしてもよい。
または、「メニュー切替え」ボタンが押された場合は(#56でNo、#59でYes)、注目ヘルプ項目画面HC(図26参照)を次表示画面に決定し(#60)、図31のステップ#71に進んで注目ヘルプ項目画面HCの表示のための処理を行う。
画像形成装置1は、現在の画面がヘルプトップ画面HAである場合は(#71でYes)、注目ヘルプ項目画面HCに優先的にリンクさせるモードヘルプ画面HBの候補を、すべてのモードのモードヘルプ画面HBに特定する(#72)。一方、現在の画面がモードヘルプ画面HBである場合は(#71でNo)、候補を、そのモードヘルプ画面HBに係るモードのモードヘルプ画面HBに特定(限定)する(#73)。
画像形成装置1は、候補として特定したモードヘルプ画面HBそれぞれに対応するモード画面WBにおける、ユーザLnによる設定等の回数を、設定等実績テーブルTL41(図24参照)から取得する(#74)。これは、上述の(2)式のβm,n(ただし、m=1,2,3,…であり、nはユーザLnの番号である。以下、図31の説明において同じ。)である。候補として特定したモードヘルプ画面HBそれぞれの、ユーザLnにとっての重要度を、重みテーブルTL5(図27参照)から取得する(#75)。これは、(2)式のγm,nる。さらに、ヘルプ表示履歴テーブルTL42(図25参照)に基づいて、候補として特定したモードヘルプ画面HBそれぞれの、全ユーザによる表示の回数の合計を算出する(#76)。これは、上述の(1)式のSUMmである。
そして、画像形成装置1は、(2)式に基づいて、候補として特定したモードヘルプ画面HBそれぞれの優先度Pを算出する(#77)。
画像形成装置1は、優先度Pが高いものから順に、候補として特定したモードヘルプ画面HBをソートする(#78)。そして、上位のモードヘルプ画面HBから優先的に、それに対応するボタンを配置することによって、注目ヘルプ項目画面HCを生成し表示する(#79)。
画像形成装置1は、いずれかのボタンが押されたことを検知すると(#80)、それに対応するモードヘルプ画面HBを次表示画面として表示する(図30の#61)。
なお、図28〜図31で説明した処理と並行して、画像形成装置1は、特定のセキュリティ機能の状態の変化を検知する処理を実行している。図28〜図31で説明した処理および特定のセキュリティ機能の状態の変化を検知する処理を実行するためのプログラムは、1組のソフトウェアとして提供することができる。
本実施形態によると、ユーザがセキュリティ機能に関する情報を従来よりも容易に取得することができる。
本実施形態では、図8および図9などに示したように、「メニュー切替え」ボタンをヘルプトップ画面HAおよびモードヘルプ画面HBに設けたが、ヘルプトップ画面SAおよび図16モードヘルプ画面SB(図15、図16など参照)に設けてもよい。そして、「メニュー切替え」ボタンが押されたら、注目ヘルプ項目画面HCの中のモードヘルプ画面HBにリンクするボタンをモードヘルプ画面SBにリンクするボタンに置き換えた画面を表示すればよい。
この場合は、画像形成装置1は、モードヘルプ画面SBの表示の回数の実績を、モードヘルプ画面HBの表示の回数の実績をヘルプ表示履歴テーブルTL42に記録したように、記録すればよい。そして、モードヘルプ画面SBの優先度Pを、ヘルプ表示履歴テーブルTL42の代わりにモードヘルプ画面SBの表示の回数の実績を用いて求めればよい。
モード画面WBに、セキュリティ機能に関するモードヘルプ画面SBを複数対応付けておき、現在有効なセキュリティ機能に関するモードヘルプ画面SBを優先的に表示するようにしてもよい。この場合は、モードヘルプ画面SBごとに、そのモードヘルプ画面SBに含まれるメッセージが説明するセキュリティ機能の識別子を対応付けて画像形成装置1に記録しておけばよい。そして、セキュリティ機能状態検知部101は、その対応関係およびセキュリティ機能の状態の検知の結果に基づいて、現在有効なセキュリティ機能に関するモードヘルプ画面SBを優先的に表示ればよい。または、最近、状態が無効から有効に変わったセキュリティ機能に関するモードヘルプ画面SBを優先的に表示してもよい。
その他、ネットワークシステムNS、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置(画像処理装置)
101 セキュリティ機能状態検知部(セキュリティ機能検知手段)
103 画面表示処理部(ガイダンス画面表示手段)
HB モードヘルプ画面
SB モードヘルプ画面

Claims (6)

  1. セキュリティを保護するための機能であるセキュリティ機能を備える画像処理装置であって、
    前記セキュリティ機能が有効であるか否かを検知するセキュリティ機能検知手段と、
    当該画像処理装置に関するガイダンスを示す複数のガイダンス画面を選択的に表示し、かつ、前記セキュリティ機能が有効である場合は前記セキュリティ機能が無効である場合よりも前記ガイダンス画面のうちの前記セキュリティ機能に関するガイダンス画面であるセキュリティガイダンス画面を優先的に表示する、ガイダンス画面表示手段と、を有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ガイダンス画面表示手段は、所定の操作が行われた場合に前記ガイダンス画面を表示し、かつ、前記セキュリティ機能が有効であるときは、当該ガイダンス画面として、前記操作が行われた時点で表示している画面の内容に関する前記セキュリティ機能を説明するのに好適な前記セキュリティガイダンス画面を優先的に表示する、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記セキュリティ機能が複数備えられており、
    前記セキュリティ機能検知手段は、前記セキュリティ機能のうちの特定のセキュリティ機能が有効であるか否かを検知し、
    前記ガイダンス画面表示手段は、前記セキュリティ機能のうちの特定のセキュリティ機能が有効である場合に、前記ガイダンス画面として前記セキュリティガイダンス画面を表示する、
    請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記ガイダンス画面表示手段は、前記セキュリティ機能のうちの有効であるセキュリティ機能を説明するのに好適な前記セキュリティガイダンス画面を優先的に表示する、
    請求項3記載の画像処理装置。
  5. セキュリティを保護するための機能であるセキュリティ機能を備える画像処理装置におけるガイダンスの表示方法であって、
    前記セキュリティ機能が有効であるか否かを検知する処理を実行し、
    前記セキュリティ機能が有効である場合は前記セキュリティ機能が無効である場合よりも、当該画像処理装置に関するガイダンスを示す複数のガイダンス画面のうちの前記セキュリティ機能に関するガイダンス画面であるセキュリティガイダンス画面を優先的に表示する処理を実行する、
    ことを特徴とするガイダンスの表示方法。
  6. セキュリティを保護するための機能であるセキュリティ機能を備える画像処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像処理装置に、
    前記セキュリティ機能が有効であるか否かを検知する処理を実行させ、
    前記セキュリティ機能が有効である場合は前記セキュリティ機能が無効である場合よりも、当該画像処理装置に関するガイダンスを示す複数のガイダンス画面のうちの前記セキュリティ機能に関するガイダンス画面であるセキュリティガイダンス画面を優先的に表示する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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