JP4489901B2 - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の機能を有するとともに、これら機能の設定および表示を行うためのコントロールパネルを有する画像形成装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置たとえば複写機には、電源投入と同時に有効となる初期機能がある。これは、電源投入と同時にスタートキーが押された場合でもすぐにコピーを開始できるように基本的な条件を定めたものである。また、使用者の好みや業務に応じた機能の設定および表示を行うためのコントロールパネルが設けられている。
【0003】
ただし、機能の数が多くなると、全ての機能についての設定画面を一度に表示することが困難なため、各機能がたとえば基本、応用、特殊などの項目に分けられ、その各項目名が代表としてコントロールパネルに表示される。いずれかの項目名が指定されると、その指定された項目名に属する機能の設定画面が表示されるようになっている。
【0004】
また、コントロールパネルには、各機能の項目名と並んで設定内容確認のための確認釦が設けられており、その確認釦が操作されると、コントロールパネルの画面が切換わり、すでに設定済みの機能およびその内容(シート挿入機能の挿入頁、綴じ代機能の綴じ代幅などの数値)が表示される。この表示を見ることにより、設定済みの機能を容易に確認することができる。そして、必要であれば、設定済みの機能を変更することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、設定済みの機能の確認が可能ではあるが、そのためには確認釦の操作が必要であり、しかも操作時にはコントロールパネルの画面が切換わってしまう。このため、機能を設定する作業が中断し、業務効率の低下を招くという不具合がある。
【0006】
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的とするところは、確認釦の操作やそれに伴う画面の切換を要することなく、設定済み機能を常に的確に知らせることができ、これにより機能設定作業の中断を回避して業務効率の向上が図れる画像形成装置およびその制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の画像形成装置は、複数の機能を有するとともに、これら機能の設定および表示を行うためのコントロールパネルを有するものであって、当該画像形成装置の各機能を表わす第1表示を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示する第1制御手段と、前記表示された第1表示が指定されると、その指定された第1表示が表わす機能を設定する設定手段と、この設定手段により設定された機能を表わす第2表示を、設定済みの全ての機能について且つ設定順に配列した状態で、前記コントロールパネル上のメニュー表示領域とは異なる確認表示領域にそのメニュー表示領域の表示の変化にかかわらず表示する第2制御手段と、を備える。
【0008】
請求項2に係る発明の画像形成装置は、請求項1に係る発明の第2表示について限定している。すなわち、前記コントロールパネルの確認表示領域に表示される第2表示は、前記コントロールパネル上に表示されている第1表示に対応する機能のうち設定済みの機能を表わす第2表示であるとともに、前記コントロールパネル上に表示されていない第1表示であってもその第1表示に対応する機能が設定済みであればその設定済みの機能を表わす第2表示を含む。
【0009】
請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項2に係る発明においてさらに第3制御手段を備える。すなわち、第3制御手段は、前記コントロールパネルの確認表示領域に表示されている第2表示が指定されると、その指定された第2表示が表わす機能を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示しながら、同指定された第2表示に関連する他の機能を変更設定の対象として同メニュー表示領域に表示する。
【0010】
請求項4に係る発明の画像処理装置は、請求項3に係る発明の第3制御手段について限定している。すなわち、第3制御手段は、前記コントロールパネルの確認表示領域に表示されている第2表示が指定されると、指定された第2表示が表わす機能を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示しながら、同指定された第2表示に関連する他の機能を変更設定の対象として同メニュー表示領域に表示するとともに、表示した他の機能が設定された場合に、その設定された他の機能を表わす第2表示を前記指定された第2表示に代えて前記コントロールパネルの確認表示領域に表示する。
【0011】
請求項5に係る発明の画像処理装置の制御方法は、複数の機能を有するとともに、これら機能の設定および表示を行うためのコントロールパネルを有する像形成装置において、この画像形成装置の各機能を表わす第1表示を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示するステップと、前記表示された第1表示が指定されると、その指定された第1表示が表わす機能を設定するステップと、前記設定された機能を表わす第2表示を、設定済みの全ての機能について且つ設定順に配列した状態で、前記コントロールパネル上のメニュー表示領域とは異なる確認表示領域にそのメニュー表示領域の表示の変化にかかわらず表示するステップと、を備える。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図8は画像形成装置たとえば電子複写機の外観を示している。
【0019】
本体1の上部に透明ガラスの原稿台2が設けられ、その原稿台2の上に自動原稿送り装置(ADF)3が開閉自在に設けられている。自動原稿送り装置3は、自装置の上部にセットされる原稿を1枚ずつ自動的に取り込んで原稿台3に送り込む。
【0020】
本体1の上部において、原稿台2の隣に、操作表示部であるコントロールパネル4が設けられている。コントロールパネル4は、各種機能の設定および表示を行うところで、タッチパネル式ディスプレイ5を有している。このディスプレイ5には、例えば図1に示すように、メッセージデータ表示用のメッセージ表示領域A、当該電子複写機が有する各機能の設定状況に関する確認表示領域B、各種機能のうち基本的な機能を設定する場合に操作される基本機能設定釦C1、各種機能のうち応用的な機能を設定する場合に操作される応用機能設定釦C2、各種機能のうち特殊な機能を設定する場合に操作される特殊機能設定釦C3、設定済みの機能の確認メニュー画面を表示したい場合に操作する確認釦C4、メニューデータ表示用のメニュー表示領域Dが表示されている。確認表示領域Bに表示されているのは、設定済みの機能を表わす確認表示データ(文字データやアイコンデータ)B1,B2である。
【0021】
本体1の側部に、コピーの済んだ用紙が排出されるトレイ6が設けられている。本体1の下部に、コピー用の用紙を収容した複数の給紙カセット7が設けられている。
【0022】
図9は本体1内の構成を示している。
【0023】
原稿台2の下面側にキャリッジ11が往復動自在に設けられている。このキャリッジ11に露光ランプ12が設けられており、その露光ランプ12が点灯しながらキャリッジ11が往動することにより、原稿台2の全面が露光走査される。
【0024】
この露光走査により、原稿台2に載置されている原稿の反射光像が得られ、その反射光像が反射ミラー13,14,15および変倍用レンズブロック16を介してCCD(電荷転送デバイス)型のラインセンサ(以下、CCDセンサと称する)17に投影される。CCDセンサ17は、受光量に対応する電圧レベルの画像信号を出力する。この画像信号は、レーザユニット27に送られる。レーザユニット27は、画像信号に応じたレーザ光を発する。
【0025】
レーザユニット27の近傍に感光体ドラム20が回転自在に設けられている。この感光体ドラム20の周囲に、帯電チャージャ21、現像器22、転写チャージャ23、剥離チャージャ24、クリーナ25、除電器26が順次に配設されている。上記レーザユニット27から発せられるレーザ光が、帯電チャージャ21と現像器22との間を通り、感光体ドラム20の周面に照射される。
【0026】
本体1内の下部に、上記各給紙カセット7が設けられている。これら給紙カセット7には、コピー用の用紙Pがそれぞれ多数枚収容されている。各給紙カセット7には、用紙Pを1枚ずつ取出すためのピックアップローラ31が設けられている。
【0027】
コピー動作時、各給紙カセット7のいずれか1つから用紙Pが一枚ずつ取出される。取出された用紙Pは、分離器32により給紙カセット7から分離され、レジストローラ33に送られてそこで感光体ドラム20の回転を待つ。レジストローラ33は、感光体ドラム20の回転にタイミングを合わせて、用紙Pを転写チャージャ23と感光体ドラム20との間に送り込む。
【0028】
感光体ドラム20は、コピー時、図示矢印方向に回転する。帯電チャージャ21は、高電圧を感光体ドラム20に印加し、感光体ドラム20の表面に静電荷を帯電させる。この帯電と、感光体ドラム20に対するレーザユニット27からのレーザ光の照射とにより、感光体ドラム20上に静電潜像が形成される。
【0029】
現像器22は、感光体ドラム20に現像剤を供給する。この現像剤の供給により、感光体ドラム20上の静電潜像が顕像化される。転写チャージャ23は、レジストローラ33から送り込まれる用紙Pに対し、感光体ドラム20上の顕像(現像剤像)を転写する。転写が済んだ用紙Pは剥離チャージャ24によって感光体ドラム20から剥離される。薄利された用紙Pは、搬送ベルト34によって定着装置35に送られる。
【0030】
定着装置35は、加熱ローラ36および加圧ローラ37を備え、この両ローラ間に用紙Pを挟み込んでその用紙Pを搬送しながら、用紙P上の現像剤像を定着させる。定着装置35を経た用紙Pは、搬送ローラ38によってトレイ6に排出される。
【0031】
このような電子複写機に搭載されている制御回路を図10に示している。
【0032】
データバス40に、制御部であるCPU41、画像読取部42、画像記録部43、用紙搬送制御部44、ROM45、RAM46、ハードディスク装置47、およびコントロールパネル制御部48が接続されている。
【0033】
画像読取部42は、上記キャリッジ11、露光ランプ12、CCDセンサ17などで構成され、原稿台2にセットされる原稿の画像を光学的に読み取る。画像記録部43は、上記感光体ドラム20、帯電チャージャ21、現像器22、転写チャージャ23、剥離チャージャ24、クリーナ25、除電器26、およびレーザユニット27などで構成され、画像読取部42で読み取られた画像を用紙Pに記録する。用紙搬送制御部44は、ピックアップローラ31、分離器32、レジストローラ33、およびその他の搬送ローラなどで構成され、用紙Pの搬送を制御する。
【0034】
ROM45は、制御用プログラムデータを記憶している。RAM46は、データの一時記憶などに用いられる。ハードディスク装置47は、画像読取部42で読み取られた画像データなどを記憶する。コントロールパネル制御部は、コントロールパネル4を制御するものので、ディスプレイ5の制御用として図11に示す制御回路を備える。
【0035】
すなわち、主制御部50に、上記メッセージ表示領域Aを設定するためのメッセージ表示領域管理部51、上記確認表示領域Bを設定するための確認表示領域管理部54、メニュー表示領域Dを設定するためメニュー表示領域管理部57が接続されている。メッセージ表示領域管理部51には、メッセージ管理部52を介してメッセージテーブル53が接続されている。メッセージテーブル53には各種メッセージデータが記憶されており、その各種メッセージデータがメッセージ管理部52によって選択的に読出される。確認表示領域管理部54には、確認表示データテーブル55およびDimテーブル56が接続されている。確認表示データテーブル55には、当該電子複写機が有する各機能を表わす確認表示データ(文字データやアイコンデータ)B1,B2,…Bnが記憶されている。Dimテーブル56には、当該電子複写機が有する各機能のうち、互いに両立不可能な機能が対応付けて記憶されている。
【0036】
そして、主制御部50は、主要な機能として次の(1)〜(5)の手段を備える。
【0037】
(1)当該電子複写機が有する各機能の設定状況に関する確認表示領域をディスプレイ5に表示する制御手段。
【0038】
(2)設定済みの機能を表わす確認表示データをその設定順に配列して上記確認表示領域に表示する制御手段。
【0039】
(3)機能の設定操作(ディスプレイ5に対するタッチ操作)があったとき、その設定しようとする機能に対し両立不可能な機能が上記確認表示領域に表示されている設定済み機能の中に存在するか否かを判定する判定手段。
【0040】
(4)上記判定手段の判定が肯定のとき、対応する機能の上記確認表示領域における表示を通常と異なる表示(点滅表示)に切換える制御手段。
【0041】
(5)ディスプレイ5に表示されている設定済み機能が指定(ディスプレイ5に対するタッチ操作)されたとき、その指定された機能の表示を通常と異なる表示(反転表示)に切換えるとともに、その指定された機能の設定画面をディスプレイ5で表示する制御手段。
【0042】
つぎに、上記の構成の作用を説明する。
【0043】
まず、ディスプレイ5の基本的な表示切換について図12および図13のフローチャートを参照しながら説明する。
【0044】
確認釦C4が操作されていないとき(確認メニュー画面が表示されていないとき)、ディスプレイ5には図1のような画面が表示される。すなわち、基本機能設定用釦C1が反転表示され、メニュー表示領域Dには基本機能の設定画面が表示されている。メッセージ表示領域Aは、一部が確認表示領域Bの表示領域として兼用となっており、メッセージが1行だけの場合は図のように確認表示領域Bが表示されるが、2行のメッセージ表示が必要になると、図2に示すように確認表示領域Bが消えてそこに2行目のメッセージが表示される。このとき、表示切換釦Eが表示される。
【0045】
表示切換釦Eがタッチ操作されると、図3に示すように2行目のメッセージが消えてそこに確認表示領域Bが表示される。再び表示切換釦Eがタッチ操作されると、図2の表示に戻る。
【0046】
確認表示領域Bには、複数の機能が設定されていくのに伴い、設定済みの機能が設定順に配列して表示される。
【0047】
ところで、当該複写機の各機能の中には互いに両立が不可能な機能が存在するが、使用者にとっては新たに設定した機能が既に設定されている機能のどれと両立しないのか知ることができない。
【0048】
そこで、複数の機能が順次に設定されていく段階で、内容的に両立し得ない機能が存在し、しかもその両立し得ない機能の確認表示データが確認表示領域Bに表示されている場合には、その表示されている確認表示データが点滅表示に切換わる。この制御を図14のフローチャートに示している。
【0049】
この点滅表示により、使用者は両立不可能な機能をすぐに把握することができ、新たに設定しようとする機能を変更したり、あるいは設定済みの機能を変更することが可能となる。
【0050】
次に、機能の設定を変更する際のディスプレイ5の表示について図15のフローチャートを参照しながら説明する。
【0051】
図3のように確認表示領域Bに確認表示データB1が表示されている状態において、あるいは両立不可能として確認表示データB1が点滅表示している状態において、確認表示データB1がタッチ操作されると(指定されると)、図4に示すように確認表示データB1が反転表示に切換わるとともに、その確認表示データB1に対応する機能の設定画面がメニュー表示領域Dに表示される。図4の例では、確認表示データB1に対応する機能が応用機能の“2IN1”であり、よって応用機能設定用釦C2が反転表示に切換わるとともに、メニュー表示領域Dに表示されている各アイコンのうち“2IN1”のアイコンが反転表示されている。
【0052】
この図4の表示状態でメニュー表示領域Dの例えば“4IN1”のアイコンがタッチ操作されると、図5に示すように、“4IN1”のアイコンが反転表示に切換わるとともに、それまでの応用機能“2IN1”に対応する確認表示データB1の反転表示に代わり、変更設定された新たな応用機能“4IN1”に対応する確認表示データB1が反転の形で表示される。この反転表示された確認表示データB1がタッチ操作されると、図6に示すように、確認表示データB1の反転表示が解除されるとともに、メニュー表示領域Dの表示が基本機能の設定画面に戻る。
【0053】
図5の表示状態あるいは図6の表示状態で確認表示データB2がタッチ操作されると(指定されると)、図7に示すように確認表示データB2が反転表示に切換わるとともに、その確認表示データB2に対応する機能の設定画面がメニュー表示領域Dに表示される。図7の例では、確認表示データB2に対応する機能が応用機能の“片面原稿”であり、よって応用機能設定用釦C2が反転表示に切換わるとともに、メニュー表示領域Dに表示されている各アイコンのうち“片面原稿”のアイコンが反転表示されている。
【0054】
この図7の表示状態でメニュー表示領域Dの例えば“両面原稿”のアイコンがタッチ操作されると、“両面原稿”のアイコンが反転表示に切換わるとともに、それまでの応用機能“片面原稿”に対応する確認表示データB1の反転表示に代わり、変更設定された新たな応用機能“両面原稿”に対応する確認表示データB1が反転の形で表示されることになる。
【0055】
このように、設定済みの機能が確認表示データB1,B2,…の形でディスプレイ5の確認表示領域Bに常に表示されることにより、使用者は、確認釦C4の操作やそれに伴う画面の切換を要することなく、設定済み機能を常に的確に知ることができる。したがって、機能設定作業の中断を回避することができて、業務効率の向上が図れる。
【0056】
なお、上記実施形態において、機能数が多くて全ての確認表示データを確認表示領域Bに表示することが困難な場合は、コントロールパネル4にスクロールキーを設け、そのスクロールキーの操作によって確認表示データを確認表示領域Bにおいてスクロール表示するようにしてもよい。
【0057】
また、上記実施形態では、確認メニュー画面を表示するための確認釦C4を従来のまま残したが、確認釦C4を残すか否かにについては適宜に設定可能である。確認表示データとして文字データを表示したが、アイコンデータを表示してもよい。表示機能と操作機能を併せ持つタッチパネル式ディスプレイ5を採用したが、それに代えて、表示専用のディスプレイおよび操作キーを採用してもよい。
その他、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、設定済みの機能をコントロールパネルに表示するようにしたので、確認釦の操作やそれに伴う画面の切換を要することなく、設定済み機能を常に的確に知らせることができ、これにより機能設定作業の中断を回避して業務効率の向上が図れる画像形成装置およびその制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のコントロールパネルにおける表示画面の一例を示す図。
【図2】一実施形態のコントロールパネルにおけるメッセージ表示の例を示す図。
【図3】図2の状態から変化した表示例を示す図。
【図4】図3の状態から変化した表示例を示す図。
【図5】図4の状態から変化した表示例を示す図。
【図6】図5の状態から変化した表示例を示す図。
【図7】図5または図6の状態から変化した表示例を示す図。
【図8】一実施形態の外観を示す図。
【図9】一実施形態の内部構成を示す図。
【図10】一実施形態における制御回路のブロック図。
【図11】図10におけるコントロールパネル制御部の要部のブロック図。
【図12】一実施形態における基本的な表示切換を説明するためのフローチャート。
【図13】図12に続くフローチャート。
【図14】一実施形態における両立不可能表示を説明するためのフローチャート。
【図15】一実施形態における機能変更に際しての表示を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…本体、4…コントロールパネル、5…タッチパネル式ディスプレイ、A…メッセージ表示領域、B…確認表示領域、B1,B2,…確認表示データ、C1…基本機能設定用釦、C2…応用機能設定用釦、C3…特殊機能設定用釦、D…メニュー表示領域
Claims (5)
- 複数の機能を有するとともに、これら機能の設定および表示を行うためのコントロールパネルを有する画像形成装置において、
当該画像形成装置の各機能を表わす第1表示を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示する第1制御手段と、
前記表示された第1表示が指定されると、その指定された第1表示が表わす機能を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された機能を表わす第2表示を、設定済みの全ての機能について且つ設定順に配列した状態で、前記コントロールパネル上のメニュー表示領域とは異なる確認表示領域にそのメニュー表示領域の表示の変化にかかわらず表示する第2制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記コントロールパネルの確認表示領域に表示される第2表示は、前記コントロールパネル上に表示されている第1表示に対応する機能のうち設定済みの機能を表わす第2表示であるとともに、前記コントロールパネル上に表示されていない第1表示であってもその第1表示に対応する機能が設定済みであればその設定済みの機能を表わす第2表示を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記コントロールパネルの確認表示領域に表示されている第2表示が指定されると、その指定された第2表示が表わす機能を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示しながら、同指定された第2表示に関連する他の機能を変更設定の対象として同メニュー表示領域に表示する第3制御手段、
をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第3制御手段は、前記コントロールパネルの確認表示領域に表示されている第2表示が指定されると、指定された第2表示が表わす機能を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示しながら、同指定された第2表示に関連する他の機能を変更設定の対象として同メニュー表示領域に表示するとともに、表示した他の機能が設定された場合に、その設定された他の機能を表わす第2表示を前記指定された第2表示に代えて前記コントロールパネルの確認表示領域に表示する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 複数の機能を有するとともに、これら機能の設定および表示を行うためのコントロールパネルを有する画像形成装置において、
この画像形成装置の各機能を表わす第1表示を前記コントロールパネルのメニュー表示領域に表示するステップと、
前記表示された第1表示が指定されると、その指定された第1表示が表わす機能を設定するステップと、
前記設定される機能を表わす第2表示を、設定済みの全ての機能について且つ設定順に配列した状態で、前記コントロールパネル上のメニュー表示領域とは異なる確認表示領域にそのメニュー表示領域の表示の変化にかかわらず表示するステップと、
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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