JP2002211395A - 鉄道車両の軸ハリ連結用防振ゴムブッシュ組付体 - Google Patents

鉄道車両の軸ハリ連結用防振ゴムブッシュ組付体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄道車両における軸ハリと台車フレームとの連
結用に用いられる防振ゴムブッシュとして、軸方向両端
部に拡開状の鍔状部を備えたものを用いた場合において
も、組付現場で容易にこれを組み付けることのできる防
振ゴムブッシュ組付体を提供する。 【解決手段】防振ゴムブッシュ組付体26を、鍔状部4
2を有するインナ金具としての中心軸体28と、その外
周面に固着された鍔状部50を有するゴム弾性体38
と、軸直角方向に2分割された形態のアウタ金具40と
を備えた防振ゴムブッシュ36及び圧入組付部材68と
で構成する。その圧入組付部材68には軸直角方向に2
分割され、軸直角方向の締付力によりゴム弾性体38に
予圧縮を与えるアウタブロック70とこれを拘束するア
ウタリング72とを備えておき、組付体26の状態でこ
れを軸ハリの筒状のハウジング部内に圧入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鉄道車両の軸ハリ
端部、詳しくは車軸を支持する軸箱部から前後方向に延
びる軸ハリ端部の台車フレームへの連結用として用いら
れる防振ゴムブッシュ組付体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道車両において車軸を支える軸
箱部から軸ハリを前後方向に延び出させ、その端部を防
振ゴムブッシュを介して台車フレームに連結することが
行われている。図12はその一例を示している。同図に
おいて200は台車フレーム,202は車輪,204は
車軸であり、この車軸204を支持する軸箱部205か
ら軸ハリ206が前後方向に延び出している。
【0003】軸ハリ206の端部には筒状のハウジング
部208が設けられており、このハウジング部208に
防振ゴムブッシュ210が嵌合固定されている。防振ゴ
ムブッシュ210は、中心軸体212とその外側に配さ
れたゴム弾性体214と、ゴム弾性体214の外周面に
固着されたアウタ金具216とから成るもので、そのア
ウタ金具216において軸ハリ206のハウジング部2
08内に嵌合固定され、また中心軸体212において台
車フレーム200に固定されている。
【0004】この形態の連結装置においては、防振ゴム
ブッシュ210の弾性作用に基づいて、中心軸体212
回りの軸ハリ206の回動運動が許容されるとともに、
軸ハリ206と台車フレーム200との連結部位で振動
及び衝撃が良好に吸収される。
【0005】ところでこの防振ゴムブッシュに良好な耐
久性を付与するために、通常これに予圧縮を与えること
が行われている。この場合、防振ゴムブッシュが図12
(B)(イ)に示すような形状、即ちアウタ金具218
が円筒形状且つ軸方向にストレートな形状をなしていれ
ば、かかる防振ゴムブッシュに対して、一定の絞り代を
もって絞り加工を施すことで、容易に所要の予圧縮を与
えることができる。
【0006】しかしながら図12(B)(ロ)に示して
いるように、防振ゴムブッシュが軸方向に一様な形状を
なしていない場合、即ちインナ金具222,ゴム弾性体
224,アウタ金具220がそれぞれ軸方向両端部に拡
開状の鍔状部226を有している場合、上記絞り加工を
施すことは困難であって、かかる絞り加工により防振ゴ
ムブッシュに予圧縮を与えることは実際上難しい。
【0007】この場合において図13に示しているよう
にアウタ金具216を軸直角方向に複数分割(図示の例
では2分割)する一方、軸ハリ206端部のハウジング
部208を半割体228Aと228Bとに2分割して、
それらを締結ボルト230で軸直角方向に締結するよう
になし、その際に防振ゴムブッシュ210を軸直角方向
に締め付けることで、かかる防振ゴムブッシュ210に
対して予圧縮を与えることが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
にした場合、軸ハリ206端部のハウジング部208を
半割体228Aと228Bとの分割構造としておかなけ
ればならないとともに、防振ゴムブッシュ210の軸ハ
リ206端部への組付けに際して、防振ゴムブッシュ2
10を正しい向きにセットした上で、締結ボルト230
を締め付けることにより半割体228Aと228Bとを
締結しなければならず、組付現場での工数,手間が面倒
且つ多くなって組付作業性が悪いといった問題が生ず
る。
【0009】また例えば図13に示しているようにアウ
タ金具216が図中左右方向、即ち半割体228Aと2
28Bとの締結方向に分割している場合は良いが、これ
と直角方向にアウタ金具216が分割されているような
場合、防振ゴムブッシュ210に対しての予圧縮の方向
と、半割体228Aと228Bの締結方向とが異なるこ
ととなって、組付作業性が更に悪化する問題が生ずる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄道車両の軸ハ
リ連結用防振ゴムブッシュ組付体はこのような課題を解
決するために案出されたものである。而して請求項1の
ものは、(A)(イ)軸方向両端部に拡開状の鍔状部を有
するインナ金具と、(ロ)該インナ金具の外周面に固着
された、軸方向両端部に該インナ金具の鍔状部に対応し
た鍔状部を有するゴム弾性体と、(ハ)軸方向両端部に
該鍔状部に対応した形状の拡開内面を有する、軸直角方
向に複数分割されたアウタ金具とを備えた防振ゴムブッ
シュと、(B)該防振ゴムブッシュに対し軸方向に固定
的に外装され、該防振ゴムブッシュを鉄道車両の軸ハリ
における筒状のハウジング部内に軸方向に圧入して組み
付けるための圧入組付部材とを有し且つ該圧入組付部材
は、軸直角方向に複数分割され、該軸直角方向の締付力
により前記ゴム弾性体に対して該軸直角方向に予圧縮を
与える剛性のアウタブロックを含んでおり且つ該圧入組
付部材の外周面に、前記ハウジング部の内周面に対して
軸方向に圧入される、該軸方向に実質的に直線状をなす
圧入嵌合面が形成してあり、前記アウタブロックにて前
記ゴム弾性体を予圧縮した状態で前記軸ハリに組付固定
するようになしてあることを特徴とする。
【0011】請求項2のものは、請求項1において、前
記アウタ金具は、前記アウタブロックと別体且つ該アウ
タブロックに対して相対的に薄肉の板状部材にて形成し
てあり、軸方向両端部に前記ゴム弾性体の鍔状部に対応
した鍔状部を有していて、内面が該ゴム弾性体に対し加
硫接着してあることを特徴とする。
【0012】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記圧入組付部材が、環状をなして前記アウ
タブロックに外嵌され、該アウタブロックを前記締付状
態に拘束するアウタリングを更に含んでいることを特徴
とする。
【0013】請求項4のものは、請求項3において、前
記アウタリングの外周面に前記圧入嵌合面が形成してあ
ることを特徴とする。
【0014】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記防振ゴムブッシュ組付体には、ブレーキ
作用時における前記インナ金具の相対的な変位方向であ
る前後方向位置において、前記ゴム弾性体の過大な変形
を防止するストッパが一体に加硫接着してあることを特
徴とする。
【0015】請求項6のものは、請求項5において、前
記ストッパが前記防振ゴムブッシュのインナ金具に加硫
接着してあることを特徴とする。
【0016】請求項7のものは、請求項5,6の何れか
において、前記ストッパが、ストッパ金具とゴム弾性体
とを有しており、ブレーキ作用時に該ストッパ金具が前
記アウタブロックに当ってストッパ作用をなすものとし
てあることを特徴とする。
【0017】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の防振ゴ
ムブッシュ組付体は、それぞれ軸方向両端部に鍔状部を
有するインナ金具とアウタ金具及びそれらの間に挟まれ
たゴム弾性体とを含む防振ゴムブッシュと、その防振ゴ
ムブッシュに外装され、防振ゴムブッシュを軸ハリにお
ける筒状のハウジング部内に軸方向に圧入して組み付け
るための圧入組付部材とを含んで構成し、そしてその圧
入組付部材における軸直角方向に複数分割された剛性の
アウタブロックによる締付力でゴム弾性体を軸直角方向
に予圧縮し、その状態で圧入組付部材の外周面に形成し
た圧入嵌合面において防振ゴムブッシュ組付体を軸ハリ
の筒状のハウジング部内に圧入するようになしたもの
で、この防振ゴムブッシュ組付体の場合、単にこれを筒
状のハウジング部内に圧入するだけで軸ハリ端部、即ち
ハウジング部に組付固定することができる。
【0018】即ち本発明によれば、従来のように軸ハリ
端部の筒状のハウジング部を半割体に分割しておいて、
組付現場でこれを締結ボルトで締結し、その際に防振ゴ
ムブッシュに対して予圧縮を加えるといった複雑且つ面
倒な作業をしなくても良くなり、組付現場における防振
ゴムブッシュの組付作業性が飛躍的に向上する。
【0019】かかる本発明は、従来、組付現場において
ハウジング部を成す半割体228A,228Bにより行
っていた防振ゴムブッシュの締付け、即ち軸直角方向の
予圧縮を、これとは別体に構成した圧入組付部材のアウ
タブロックにて行うようになしたものと考えることがで
きる。そしてこのようにすることにより、単に圧入する
だけで防振ゴムブッシュを軸ハリ端部のハウジング部内
に組付固定し且つ防振ゴムブッシュ、詳しくはゴム弾性
体に対し予圧縮を与えるといったことを容易に実現する
ことができる。
【0020】またそのとき同時に半割体228A,22
8Bの締付けによってゴム弾性体に予圧縮を与えるとい
ったものではないため、防振ゴムブッシュの組付けの向
き(回転方向の向き)の如何に拘わらず、支障なく且つ
簡単に予圧縮を与えた状態でハウジング部内に組付作業
することができる。
【0021】本発明においては、防振ゴムブッシュにお
けるアウタ金具を、金属製としたアウタブロックと一体
に構成しておくことも可能であるが、このアウタ金具
は、アウタブロックと別体且つアウタブロックに対して
相対的に薄肉の板状部材にて形成し、その軸方向両端部
に鍔状部を設けて、その内面でゴム弾性体に加硫接着し
ておくことができる(請求項2)。更にまた、上記圧入
組付部材における外周面の圧入嵌合面を上記アウタブロ
ックの外周面に形成しておくことができる。
【0022】或いは圧入組付部材の構成要素として、ア
ウタブロックに外嵌されてこれを締付状態に拘束するア
ウタリングを設けておくことができる(請求項3)。こ
のようにすれば、防振ゴムブッシュとアウタブロックと
を、そのアウタブロックがゴム弾性体を軸直角方向に締
め付け、予圧縮を与えた状態に、それら防振ゴムブッシ
ュ,アウタブロックを拘束状態に予め組み付けておくこ
とができ、防振ゴムブッシュの軸ハリ端部(ハウジング
部)への組付作業性を更に改善することができる。
【0023】このようにアウタリングを用いる場合にお
いて、上記圧入嵌合面を、そのアウタリングの外周面に
形成しておくことができる(請求項4)。尚アウタリン
グの外周面にこの圧入嵌合面を形成した場合、即ちアウ
タリングを直接軸ハリの筒状のハウジング部内に圧入す
るようになした場合、アウタリングは組付後においても
そのまま軸ハリへの組付状態で残されることとなる。
【0024】但しアウタブロックの外周面に圧入嵌合面
を形成し、アウタブロックを直接筒状のハウジング部内
に圧入するようにした場合には、組付後においてアウタ
リングを取り外しておくことができる。この場合、アウ
タリングは防振ゴムブッシュを軸ハリに組み付けるまで
の間、単にアウタブロックを締付状態に拘束するだけの
役割をなすこととなる。
【0025】次に請求項5のものは、防振ゴムブッシュ
組付体に、ブレーキ作用時におけるインナ金具の相対的
な変位方向である前後方向位置において、ゴム弾性体の
過大な変形を防止するストッパを一体に加硫接着したも
のである。
【0026】近年、鉄道車両においては高速化が進んで
おり、防振ゴムブッシュが低ばね定数化している。更に
車輪を前後の一方向からだけブレーキ掛けする片ブレー
キ化が行われる傾向にある。この場合、ブレーキ作用時
に防振ゴムブッシュに対して前後方向に大きな荷重が作
用する。従って防振ゴムブッシュのばね定数を柔らかく
(小さく)すると、ゴム弾性体がブレーキ作用時に前後
に大きく変形してしまい、防振ゴムブッシュの耐久寿命
を低下させる原因となるのみならず、ブレーキの効きも
悪くしてしまう。
【0027】ここにおいて本発明は、ゴム弾性体の過大
な変形を防止するストッパを防振ゴムブッシュ組付体に
一体に加硫接着したもので、これにより防振ゴムブッシ
ュの耐久寿命を延ばすことができるとともにブレーキの
効き自体も良好となすことができる。
【0028】尚、ストッパを後付けで防振ゴムブッシュ
組付体に対しボルト等により組み付けることも考えられ
るが、この場合、ストッパの組付けを含む防振ゴムブッ
シュ組付体の製造工程数が多くなり、生産性が悪くなる
とともに、ボルトによる締付けが不十分である場合に使
用中にストッパが脱落する恐れが生ずる。
【0029】しかるに本発明ではストッパを防振ゴムブ
ッシュ組付体に加硫接着により一体に設けているため、
そのストッパを含む防振ゴムブッシュ組付体の製造工程
数が少なく、生産性が良好である利点が得られる外、ボ
ルトの緩み等によってストッパが使用中に脱落するとい
った恐れもなくすことができる。
【0030】この場合において、上記ストッパは防振ゴ
ムブッシュ自体に一体に加硫接着しておくことができ、
特にそのインナ金具にこれを一体に加硫接着しておくこ
とができる(請求項6)。また上記ストッパはストッパ
金具とゴム弾性体とで構成し、そのストッパ金具がアウ
タブロックに当ってストッパ作用をなすように構成して
おくことができる(請求項7)。
【0031】これら請求項1〜7において、ゴム弾性体
は軸方向の一端から他端にかけて連続した形態をなすも
のとしておくことができる。またアウタブロック或いは
アウタ金具も同様に、軸方向の一端から他端にかけて連
続した形態のものとしておくことができる。
【0032】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は台車フレームで、12
は車輪、14は車軸であり、この車軸14を支持する軸
箱部16から軸ハリ18が延び出している。20は軸ば
ねであり、22はブレーキ装置である。
【0033】図示のように、この例ではブレーキ装置2
2が車輪12の前後方向の一方のみ、即ち片側にのみ設
けられており、車輪12に対して前後の一方だけからブ
レーキシュー23が押し出されて車輪12を制動するよ
うになっている。即ちこの例では片ブレーキとされてい
る。
【0034】軸ハリ18の端部には筒状のハウジング部
24が設けられており、このハウジング部24の内部
に、防振ゴムブッシュ36(図3参照)が組付体26の
状態で嵌合固定されている。そしてその防振ゴムブッシ
ュ36における中心軸体28に対して、台車フレーム1
0のアーム30がボルト32及びナット34により固定
されている。尚、この例では中心軸体28が防振ゴムブ
ッシュ36におけるインナ金具を成している。また図2
に示しているように、ハウジング部24は周方向に連続
した形態の円筒形状をなしている。
【0035】本例では、軸ハリ18と台車フレーム10
との連結装置が、軸ハリ18の端部に設けた筒状のハウ
ジング部24と、防振ゴムブッシュ組付体26と、台車
フレーム10のアーム30と、ボルト32及びナット3
4とで構成されている。
【0036】図3,図4,図5及び図6〜図8に、上記
防振ゴムブッシュ組付体26の具体的構成が示してあ
る。先ず図3において36は防振ゴムブッシュで、この
防振ゴムブッシュ36は、そのインナ金具を成す上記中
心軸体28と、その外周面に加硫接着により一体に固着
されたゴム弾性体38と、更にそのゴム弾性体38の外
周面に加硫接着にて一体に固着されたアウタ金具40と
を有している。
【0037】インナ金具としての中心軸体28は中実構
造のもので、軸方向両端部に拡開状の一対の鍔状部42
を有している。この中心軸体28は、それら鍔状部42
と42との間の中間軸部44が断面円形をなしており、
更に鍔状部42から軸方向外方に突き出した軸端部46
が、図3(A)及び図6〜図8に示しているように断面
略台形状をなしている。
【0038】これら軸端部46には、図中上下方向に貫
通の固定孔48が設けられており、それら固定孔48に
おいて、上記ボルト32とナット34とにより台車フレ
ーム10側のアーム30に固定されるようになってい
る。
【0039】上記ゴム弾性体38は、図3(B)に示し
ているように軸方向両端部に、中心軸体28における鍔
状部42に対応した拡開状の鍔状部50を有している。
更にそれら鍔状部50と50との間の部分が、図4
(B)に示しているように上部52と下部54及び中間
部56,58に区画されている。
【0040】これら上部52,下部54と中間部56と
の間には浅いV字状の切欠部60が形成されている。そ
してそれら上部52と下部54との外周面に且つそれら
の全周に亘って、上記のアウタ金具40が加硫接着によ
り一体に固着されている。このアウタ金具40は、図4
(B)に示しているように軸直角方向に2分割された形
態をなしていて、それぞれが上部52と下部54とに固
着されている。
【0041】これら一対のアウタ金具40もまた、図3
(B)に示しているように軸方向両端部に拡開状の鍔状
部62を有していてその鍔状部62の内側に拡開内面を
形成しており、これら鍔状部62と中心軸体28におけ
る鍔状部42とで、ゴム弾性体38における鍔状部50
をサンドイッチ状に挟み込んでいる。尚ゴム弾性体38
における上部52と下部54とは外周面が円弧形状をな
しており、これに対応してアウタ金具40もまた円弧形
状をなしている。
【0042】尚、図4(B)に示しているように一方の
中間部58の外周面にはストッパ金具66が加硫接着に
より一体に固着されており、これら中間部58とストッ
パ金具66とによってストッパ64が構成されている。
【0043】このストッパ64は、ブレーキ作用時に後
述のアウタブロック70にストッパ金具66が当ること
によってストッパ作用をなし、ブレーキ作用時における
ゴム弾性体38の過大な変形を防止するものである。こ
のストッパ64は、図4(B)に示しているように中心
軸体28の前後方向の片側において中心軸体28に一体
に加硫接着されている。
【0044】本例において、防振ゴムブッシュ組付体2
6は上記構成の防振ゴムブッシュ36と、これを前述の
軸ハリ18端部の筒状のハウジング部24の内周面76
(図2参照)に対して軸方向に圧入し、組み付けるため
の圧入組付部材68とを含んで構成してある。この圧入
組付部材68は、図3(B)に示しているようにその主
体を成す剛性の(金属製の)アウタブロック70と、一
対の金属製のアウタリング72とを有している。
【0045】アウタブロック70は、図4,図7,図8
に示しているように円筒体を軸直角方向に2分割した半
筒形状をなしており、それぞれが上下一対のアウタ金具
40の外周面に外嵌状態に嵌装されている。これら一対
のアウタブロック70は防振ゴムブッシュ36、詳しく
はゴム弾性体38を所定の締め代で軸直角方向に締め付
け、軸直角方向に予圧縮するためのもので、図4(B)
に示しているようにその予圧縮を与えるに必要な隙間S
を隔てて、互いに上下に対向する状態で配置されてい
る。
【0046】これら一対のアウタブロック70の軸方向
両端部には、図5,図7,図8,図9に示しているよう
に浅い嵌込溝74が形成されており、そこに一対のアウ
タリング72のそれぞれが軸方向の互いに逆側から嵌め
込まれている。
【0047】これら一対のアウタリング72は、ゴム弾
性体38に対し軸直角方向に予圧縮を与える状態に各ア
ウタブロック70を拘束するもので、その外周面には軸
方向全長に亘って軸方向にストレート形状をなす圧入嵌
合面78が形成してある。即ちこれらアウタリング72
は、その外周面がアウタブロック70の外周面に対し軸
直角方向外方に突き出しており、そしてその突き出した
部分全体の外周面が圧入嵌合面78とされている。
【0048】次に本例の防振ゴムブッシュ36を軸ハリ
18端部の筒状のハウジング部24に組み付ける際の手
順を以下に説明する。先ず中心軸体28とゴム弾性体3
8とアウタ金具40とを一体に加硫接着して成る防振ゴ
ムブッシュ36を製造し、そして図7及び図8に示して
いるように、その防振ゴムブッシュ36におけるアウタ
金具40の外面にアウタブロック70を嵌め合せるよう
にして装着する。
【0049】そして上下一対のアウタブロック70に対
して軸直角方向に外力を加えてゴム弾性体38を軸直角
方向に締め付け、同方向に所定の予圧縮を与える。そし
てその状態で、図5及び図9に示しているようにアウタ
ブロック70に対して一対のアウタリング72を軸方向
の前方と後方とから嵌込溝74に嵌め込み、それらアウ
タリング72によってアウタブロック70を締付状態に
拘束する。即ちゴム弾性体38を予圧縮した状態に拘束
する。
【0050】図6はこのようにして組み付けた防振ゴム
ブッシュ組付体26の全体的な外観を示している。この
ようにして構成した防振ゴムブッシュ組付体26を軸ハ
リ18端部のハウジング部24に組み付けるには、ただ
単にこれを軸方向に圧入するだけで良い。その後防振ゴ
ムブッシュ36における中心軸体28に対し、台車フレ
ーム10のアーム30をボルト32とナット34とによ
り固定すれば、軸ハリ18が防振ゴムブッシュ36を介
して台車フレーム10に連結された状態となる。
【0051】以上のような本例の防振ゴムブッシュ組付
体26の場合、単にこれを筒状のハウジング部24内に
圧入するだけで軸ハリ18端部、即ちハウジング部24
に組付固定することができる。従って本例によれば、従
来のように軸ハリ18端部の筒状のハウジング部24を
半割体に分割しておいて、組付現場でこれを締結ボルト
で締結し、その際に防振ゴムブッシュ36に対して予圧
縮を与えるといった複雑且つ面倒な作業をしなくても良
く、組付現場において防振ゴムブッシュ36を簡単に組
み付けることができる。
【0052】尚、アウタリング72を用いないでアウタ
ブロック70を適宜の手段で(例えばボルト等で)防振
ゴムブッシュ36のアウタ金具40に固定しておき、そ
の状態でこれらを防振ゴムブッシュ組付体として、アウ
タブロック70の外周面に形成した圧入嵌合面において
軸ハリ18のハウジング部24内に圧入するといったこ
とも可能である。
【0053】これに対し、本例ではアウタリング72を
用いて予めアウタブロック70を、ゴム弾性体38に対
し所定の予圧縮を与える状態に拘束するようにしている
ため、ゴム弾性体38に対して適正量の予圧縮を与える
ことができるとともに組付けに際しての組付作業性も良
好である。
【0054】また本例では防振ゴムブッシュ組付体26
に、具体的には防振ゴムブッシュ36にストッパ64が
一体に加硫接着してあるため、ブレーキ作用時において
ゴム弾性体38が過大に変形するのを防止でき、防振ゴ
ムブッシュ36の耐久寿命を効果的に延長できる利点が
得られる。
【0055】更にまたストッパ64が加硫接着により防
振ゴムブッシュ36に一体的に構成してあるため、これ
をボルト等で後付けで組み付ける場合と異なって、スト
ッパ64を含む防振ゴムブッシュ36の製造が容易で生
産性が高く、加えてボルト等の緩みによって使用中にス
トッパ64が脱落するといった心配がない利点を有して
いる。
【0056】尚、この例ではストッパ64を中心軸体2
8の前後方向の一方にのみ設けているが、前方と後方と
の両方に設けるといったことも可能である。更にこのス
トッパ64をインナ金具である中心軸体28の側ではな
く、アウタブロック70の側に加硫接着により一体的に
設けておくといったことも可能である。
【0057】本例ではまた、アウタブロック70よりゴ
ム弾性体38を軸直角方向に締め付けることによってゴ
ム弾性体38に予圧縮を与えるようにしているため、ゴ
ム弾性体38を軸方向の一端から他端にかけて連続した
形態で構成することができ、これによりゴム弾性体38
のゴムボリュームを大きく取ることができ、また締め代
を大きく取ることができる。従ってゴム弾性体38自身
のばね定数を柔らかく設定することができる利点を有す
る。
【0058】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明においては上例以外の他の
様々な形態で防振ゴムブッシュ組付体を構成することが
できる。例えば上例ではアウタリング72をアウタブロ
ック70の外周面より軸直角方向外方に突き出して、そ
のアウタリング72の外周面を軸ハリ18のハウジング
部24内に圧入嵌合するようになしているが、場合によ
ってアウタブロック70の外周面をアウタリング72の
外周面よりも軸直角方向外方に突出させて、その外周面
を圧入嵌合面となし、これを軸ハリのハウジング部内に
圧入嵌合するようになすことも可能である。
【0059】尚この場合、アウタリング72は圧入によ
ってその使命を終えるため、そのまま装着状態としてお
いても良いし、組付け後においてこれを取り外すように
しても良い。また上例では中心軸体28がインナ金具を
成しているが、防振ゴムブッシュにおけるインナ金具を
これとは別途に構成するといったことも可能である。
【0060】また場合によって、アウタリング72の内
周面又はアウタブロック70における嵌込溝74の外周
面の一方に周方向に沿って嵌合溝を他方に嵌合突起を設
けて嵌合させるようになすことも可能である。こうする
ことによってアウタリング72のアウタブロック70か
らの脱落を良好に防止することができる。
【0061】またアウタリングをアウタブロックの軸方
向全長に亘る軸方向長を有するものとなし、一つのアウ
タリングをアウタブロック外周面に嵌め合せるようにな
すことも可能である。この場合アウタリングの軸方向両
端部を内側に曲げ返して脱落を防止するようになすこと
ができる。更にまたアウタブロック外周面を軸方向にス
トレートな面となしておくことができる。
【0062】更にまた、上例では防振ゴムブッシュ36
におけるアウタ金具40とアウタブロック70とを別々
の部材で構成するとともにそれらを互いに分離した形態
としているが、場合によって別々の部材で構成したアウ
タ金具40とアウタブロック70とを予め固着しておい
て、アウタブロック70をアウタ金具40とともにゴム
弾性体38に一体的に加硫接着するようになしても良い
し、或いは更に進んで、図10に示すように上記実施例
におけるアウタ金具40とアウタブロック70とを一体
成形品として、つまり図11にも示しているように独立
した別体のアウタ金具を有しない形態で構成するといっ
たことも可能である。
【0063】またアウタブロック70は、これを鋳物製
となしたり、鍛造で成形したり、切削で成形したり、更
にはまたアウタブロック70の構成材としてパイプを用
いることも可能である。この他本発明はその主旨を逸脱
しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄道車両における軸ハリを本実施例の防振ゴム
ブッシュ組付体を介して台車フレームに連結した状態を
示す図である。
【図2】同じ実施例の防振ゴムブッシュ組付体とその周
辺部を示す図である。
【図3】同じ実施例の防振ゴムブッシュ組付体を組付状
態で示す正面図及び一部を切り欠いて示す側面図であ
る。
【図4】図3におけるア−ア断面図及びイ−イ断面図で
ある。
【図5】同じ実施例の防振ゴムブッシュ組付体をアウタ
リングを嵌め込む前の状態で示す断面図である。
【図6】同じ実施例の防振ゴムブッシュ組付体を外観状
態で示す斜視図である。
【図7】同じ実施例の防振ゴムブッシュ組付体を各部材
に分解して示す分解斜視図である。
【図8】図7におけるアウタ金具を組み付けた状態で示
す分解斜視図である。
【図9】図8におけるアウタブロックを組み付けた状態
で示す分解斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す図である。
【図11】図10における防振ゴムブッシュ組付体を各
部材に分解して示す分解斜視図である。
【図12】従来の防振ゴムブッシュを用いた軸ハリと台
車フレームとの連結構造を示す図である。
【図13】図12における防振ゴムブッシュとその周辺
部を示す図である。
【符号の説明】
18 軸ハリ 24 ハウジング部 26 防振ゴムブッシュ組付体 28 中心軸体(インナ金具) 36 防振ゴムブッシュ 38 ゴム弾性体 40 アウタ金具 42,50,62 鍔状部 64 ストッパ 66 ストッパ金具 68 圧入組付部材 70 アウタブロック 72 アウタリング 78 圧入嵌合面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(イ)軸方向両端部に拡開状の鍔状部
    を有するインナ金具と、(ロ)該インナ金具の外周面に
    固着された、軸方向両端部に該インナ金具の鍔状部に対
    応した鍔状部を有するゴム弾性体と、(ハ)軸方向両端
    部に該鍔状部に対応した形状の拡開内面を有する、軸直
    角方向に複数分割されたアウタ金具とを備えた防振ゴム
    ブッシュと(B)該防振ゴムブッシュに対し軸方向に固
    定的に外装され、該防振ゴムブッシュを鉄道車両の軸ハ
    リにおける筒状のハウジング部内に軸方向に圧入して組
    み付けるための圧入組付部材とを有し且つ該圧入組付部
    材は、軸直角方向に複数分割され、該軸直角方向の締付
    力により前記ゴム弾性体に対して該軸直角方向に予圧縮
    を与える剛性のアウタブロックを含んでおり且つ該圧入
    組付部材の外周面に、前記ハウジング部の内周面に対し
    て軸方向に圧入される、該軸方向に実質的に直線状をな
    す圧入嵌合面が形成してあり、前記アウタブロックにて
    前記ゴム弾性体を予圧縮した状態で前記軸ハリに組付固
    定するようになしてあることを特徴とする鉄道車両の軸
    ハリ連結用防振ゴムブッシュ組付体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記アウタ金具は、
    前記アウタブロックと別体且つ該アウタブロックに対し
    て相対的に薄肉の板状部材にて形成してあり、軸方向両
    端部に前記ゴム弾性体の鍔状部に対応した鍔状部を有し
    ていて、内面が該ゴム弾性体に対し加硫接着してあるこ
    とを特徴とする鉄道車両の軸ハリ連結用防振ゴムブッシ
    ュ組付体。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記圧
    入組付部材が、環状をなして前記アウタブロックに外嵌
    され、該アウタブロックを前記締付状態に拘束するアウ
    タリングを更に含んでいることを特徴とする鉄道車両の
    軸ハリ連結用防振ゴムブッシュ組付体。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記アウタリングの
    外周面に前記圧入嵌合面が形成してあることを特徴とす
    る鉄道車両の軸ハリ連結用防振ゴムブッシュ組付体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記防
    振ゴムブッシュ組付体には、ブレーキ作用時における前
    記インナ金具の相対的な変位方向である前後方向位置に
    おいて、前記ゴム弾性体の過大な変形を防止するストッ
    パが一体に加硫接着してあることを特徴とする鉄道車両
    の軸ハリ連結用防振ゴムブッシュ組付体。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記ストッパが前記
    防振ゴムブッシュのインナ金具に加硫接着してあること
    を特徴とする鉄道車両の軸ハリ連結用防振ゴムブッシュ
    組付体。
  7. 【請求項7】 請求項5,6の何れかにおいて、前記ス
    トッパが、ストッパ金具とゴム弾性体とを有しており、
    ブレーキ作用時に該ストッパ金具が前記アウタブロック
    に当ってストッパ作用をなすものとしてあることを特徴
    とする鉄道車両の軸ハリ連結用防振ゴムブッシュ組付
    体。
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