JP2002211252A - 自動車の吸気ダクト取付部構造 - Google Patents

自動車の吸気ダクト取付部構造

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JP2002211252A
JP2002211252A JP2001005841A JP2001005841A JP2002211252A JP 2002211252 A JP2002211252 A JP 2002211252A JP 2001005841 A JP2001005841 A JP 2001005841A JP 2001005841 A JP2001005841 A JP 2001005841A JP 2002211252 A JP2002211252 A JP 2002211252A
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Japan
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core support
upper panel
support upper
radial core
intake duct
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Takuma Goto
琢磨 後藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/02Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning intake
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/082Engine compartments
    • B62D25/085Front-end modules
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D29/00Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof
    • B62D29/04Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof predominantly of synthetic material
    • B62D29/043Superstructures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジコアサポートアッパパネルの剛性を確保
しつつ外気の導入を容易に行うことのできる自動車の吸
気ダクト取付部構造を提供する。 【解決手段】 ラジコアサポートアッパパネル14を後
方に開口する縦断面コ字状に形成し、該コ字状断面の縦
壁面18に複数の通気孔19…を設けると共に、ラジコ
アサポートアッパパネル14後方に吸気ダクト21の導
入口21aを配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の吸気ダ
クト取付部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車の吸気ダクト取付部構造と
しては、図3〜4に示されるようなものが知られている
(類似技術として、特開平8−175195号公報参
照)。
【0003】このような従来の自動車の吸気ダクト取付
部構造においては、エンジンルームERの上部がフード
アウタパネル2、フードインナパネル3からなるフード
パネル1によって閉成され、図示しないヒンジ機構によ
り上方回動可能とされている。フードパネル1下側に
は、下方に開口するハット状断面を有したラジコアサポ
ートアッパパネル4が左右方向に架設されている。この
ラジコアサポートアッパパネル4はその両端部に接続さ
れる図示しないフードリッジパネル等と共にエンジンル
ームERの骨格を形成している。
【0004】ラジコアサポートアッパパネル4の左右方
向中央部には、図示しないフードロックを補強するフー
ドロックレインフォース5の上縁部が取付けられ、フー
ドロックレインフォース5の下部にはハット状断面のフ
ードロックステー6が結合されて下方に伸びており、フ
ードロックステー6の下端部は左右に伸びるファースト
クロスメンバ(図示せず)に取付けられている。
【0005】ラジコアサポートアッパパネル4の下方に
は、空調コンデンサ8が配されると共に、空調コンデン
サ8の後側には、ラジエータ9が配されて、これらの上
端部は左右2箇所のブラケット10、10等を介して、
ラジコアサポートアッパパネル4に取付けられている。
【0006】そして、ラジコアサポートアッパパネル4
の上面には、吸気ダクト11の前方に開口する導入口1
1aが載置され、この吸気ダクト11はラジエータ9の
上方を越えて後方に伸びた後、左方に屈曲してエンジン
ルームER左前方に配される図示しないエアクリーナに
連通し、これにより導入した外気Aをエアクリーナを介
して図示しないエンジンに供給できるようになってい
る。
【0007】また、フードパネル1を構成するフードイ
ンナパネル3はラジコアサポートアッパパネル4や吸気
ダクト11の上部と所定の間隔を保つように配置されて
いる。なお12、13は各々、フロントグリル、フロン
トバンパフェイシアを示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、フロントグリル12、そし
てラジコアサポートアッパパネル4の前方から上方へ回
り込んだ外気Aをラジコアサポートアッパパネル4上側
に載置された吸気ダクト11の導入口11aから導入す
る構成となっていた。
【0009】そのため、空調コンデンサ8やラジエータ
9への通気量を確保しながら導入口11aへの外気経路
の上下の屈曲度合を小さくして外気Aを導入し易くしよ
うとすると、ラジコアサポートアッパパネル4の高さ寸
法を小さくせざるを得ず、エンジンルームER前側の骨
格部材としてのラジコアサポートアッパパネル4の曲げ
・ねじり等の剛性が不足し易い傾向があった。
【0010】逆にラジコアサポートアッパパネル4の剛
性を確保するために高さ寸法を大きくすれば、その分だ
け前記外気経路の上下の屈曲度合が大きくなってしまい
外気Aを導入し辛くなる、という問題点があった。
【0011】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、ラジコアサポートアッパパネ
ルの剛性を確保しつつ外気の導入を容易に行うことので
きる自動車の吸気ダクト取付部構造を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンルーム前側の骨格を形成するラジコアサポートアッ
パパネルと、該ラジコアサポートアッパパネルに上端部
を支持される放熱装置と、前記ラジコアサポートアッパ
パネル近傍に前方に開口する導入口を配置されると共に
後方に伸びる吸気ダクトと、前記放熱装置の前側に対向
して配置されて開口を備えるフロントグリルと、該フロ
ントグリル及び前記吸気ダクトの上部を覆うフードパネ
ルとから成る自動車の吸気ダクト取付部構造において、
前記ラジコアサポートアッパパネルを前後いずれか一方
に開口する縦断面コ字状に形成し、該コ字状断面の縦壁
面に通気孔を設けると共に、前記ラジコアサポートアッ
パパネル後方に前記導入口を配置することを特徴とす
る。
【0013】請求項1の発明によれば、フロントグリル
の開口から進入した外気は、ラジコアサポートアッパパ
ネルのコ字状断面の縦壁面に設けた通気孔を通過してラ
ジコアサポートアッパパネル後方に配置される吸気ダク
トの導入口へ取り入れられるため、外気がラジコアサポ
ートアッパパネルの前方から上方を経由していた従来に
比べて、より上下方向の屈曲度合の小さな経路で吸気ダ
クトへ容易に導入されると共に、縦壁面の高さ寸法を小
さくする必要がなくなるのでラジコアサポートアッパパ
ネル断面積を充分に確保でき、ラジコアサポートアッパ
パネルの剛性が向上する。また、従来の様に外気がラジ
コアサポートアッパパネル上方を通過する必要がなくな
るため、ラジコアサポートアッパパネルとフードパネル
との前後方向クリアランスを必要最小限に抑えて、スペ
ース効率を向上することができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の自動車
の吸気ダクト取付部構造において、前記導入口の上縁部
高さを、前記ラジコアサポートアッパパネル上壁面高さ
に合わせて配置することを特徴とする。
【0015】請求項2の発明によれば、吸気ダクトの導
入口の上縁部高さを、ラジコアサポートアッパパネル上
壁面高さに合わせて配置したため、導入口はラジコアサ
ポートアッパパネル縦壁面の通気孔と前後に対向するこ
とになり、通気孔を通過した外気の経路は略水平となっ
て更に容易に吸気ダクトへ導入されると共に、導入口の
上縁部がラジコアサポートアッパパネル上壁面よりも上
方には突出しない分だけ、フードパネル高さを低く抑え
ることができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の吸気ダクト取付部構造において、前記ラジコアサポー
トアッパパネルのコ字状断面の内部に、前後方向に延び
る内部リブを設けたことを特徴とする。
【0017】請求項3の発明によれば、前記ラジコアサ
ポートアッパパネルのコ字状断面の内部に、前後方向に
延びる内部リブを設けたことにより、ラジコアサポート
アッパパネルの前後方向曲げ剛性が更に向上することは
勿論、ラジコアサポートアッパパネルを通過する外気を
導入口へガイドすることができて外気の導入を更に容易
に行うことができる。
【0018】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の吸気ダクト取付部構造において、前記ラジコ
アサポートアッパパネルのコ字状断面の前部に、前方に
延びる前方リブを設けたことを特徴とする。
【0019】請求項4の発明によれば、前方リブをラジ
コアサポートアッパパネルのコ字状断面の前部に設けた
ことにより、ラジコアサポートアッパパネルの前後方向
曲げ剛性が更に向上することは勿論、フロントグリルを
通過する外気を通気孔へガイドすることができると共
に、冠水時や降雪時にフロントグリルを通して吸気ダク
トへ水や雪が侵入するのを抑制することができる。
【0020】請求項5の発明は、請求項4記載の吸気ダ
クト取付部構造において、前記前方リブを前記フロント
グリルの外周縁と前後に対向させて環状に延長したこと
を特徴とする。
【0021】請求項5の発明によれば、前方リブをフロ
ントグリルの外周縁と前後に対向させて環状に延長した
ことにより、ラジコアサポートアッパの前後・上下方向
曲げ剛性が更に向上すると共に、放熱装置への外気のガ
イド作用を高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を図1〜2に基づいて説明する。尚、従来と共通ないし
均等な部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略
する。
【0023】まず、構成を説明する。エンジンルームE
R上部を閉成するフードパネル1の下側には、エンジン
ルームER前側の骨格を形成するラジコアサポートアッ
パパネル14が左右方向に架設されている。
【0024】本実施形態では、ラジコアサポートアッパ
パネル14は樹脂材料で成形されており、その左右方向
中央部には、図示しないフードロックを補強するフード
ロックレインフォース部15と、コ字状断面を有するフ
ードロックステー部16とが一体的に延設されて下方に
伸びると共に、フードロックステー部16の下端部には
左右に伸びるファーストクロスメンバ部17が一体的に
連設されている。
【0025】このラジコアサポートアッパパネル14と
ファーストクロスメンバ部17との間には、放熱装置と
しての、空調コンデンサ8と該空調コンデンサ8の後側
に配されるラジエータ9とが配されて、これらの上端部
は左右2箇所のスクリュー等の取付装置10、10を介
して、ラジコアサポートアッパパネル4に取付けられて
いる。
【0026】ラジコアサポートアッパパネル14近傍に
は、前方に開口する導入口21aが配置されると共に後
方に伸びて図示しないエアクリーナに連通する吸気ダク
ト21が設けられている。
【0027】空調コンデンサ8の前方には、開口を備え
るフロントグリル12が対向して配置され、フロントグ
リル12及び吸気ダクト21の上部はフードパネル1に
よって覆われている。
【0028】本実施形態においては、ラジコアサポート
アッパパネル14を後方に開口する縦断面コ字状に形成
し、該コ字状断面の縦壁面18に複数の通気孔19…を
設け、該通気孔19…間の縦桟部20…の内側に縦リブ
22…を設けると共に、ラジコアサポートアッパパネル
14後方に吸気ダクト21の導入口21aを配置してあ
る。
【0029】そして、導入口21aの上縁部21bの高
さを、ラジコアサポートアッパパネル14上壁面23の
高さに合わせて配置してある。
【0030】また、本実施形態においては、ラジコアサ
ポートアッパパネル14のコ字状断面の内部24に、後
方に延びる内部リブ25を突設してあると共に、該内部
リブ25を、ラジコアサポートアッパパネル14のコ字
状断面の前部に延設することで、前方に延びる前方リブ
26を設けてある。
【0031】さらに、前方リブ26を、フロントグリル
12の外周縁12aと前後に対向させて、環状に延長
し、環状延長部27としている。
【0032】この環状延長部27のうち、フロントグリ
ル12の外周縁12aの下側に対応する下側延長部28
は、フロントバンパフェイシア13の上縁13aの下面
に当接しており、フロントバンパフェイシア13の上縁
13aが、例えばビスやクリップ等、図示しない公知の
係止手段により、下側延長部28に固定されている。そ
して、下側延長部28の前縁29には、縦断面L字状の
フランジ部30が曲折成形されることで、上下・前後方
向の曲げ剛性を高めてある。
【0033】一方、下側延長部28の後縁には、要求さ
れるエンジン冷却性能に応じて電動ファンを追加設定す
るスペースS1を後側に確保する為、平面視C字状の切
欠部31が設けられていると共に、切欠部31の剛性確
保の為に上向きフランジ32が曲折成形されている。
【0034】さらに、環状延長部27のうち、フロント
グリル12の外周縁12aの上側に対応する上側延長部
33の前縁34には、フード開閉用のセカンダリーレバ
ー等の部品配設スペースS2を確保する為、平面視C字
状の切欠部35が設けられている。
【0035】次に、以上の様な本実施形態の作用を説明
する。
【0036】本実施形態の構成によれば、フロントグリ
ル12の開口12bから進入した外気Aは、ラジコアサ
ポートアッパパネル14のコ字状断面の縦壁面18に設
けた複数の通気孔19…を通過してラジコアサポートア
ッパパネル14後方に配置される吸気ダクト21の導入
口21aへ取り入れられるため、外気Aがラジコアサポ
ートアッパパネルの前方から上方を経由していた従来に
比べて、より上下方向の屈曲度合の小さな経路で吸気ダ
クト21へ容易に導入されると共に、縦壁面18の高さ
寸法を小さくする必要がなくなるのでラジコアサポート
アッパパネル14断面積を充分に確保でき、ラジコアサ
ポートアッパパネル14の剛性が向上する。
【0037】また、従来の様に外気がラジコアサポート
アッパパネル上方を通過する必要がなくなるため、ラジ
コアサポートアッパパネル14とフードパネル1との前
後方向クリアランスCLを必要最小限に抑えて、スペー
ス効率を向上することができる。
【0038】そして、吸気ダクト21の導入口21aの
上縁部21bの高さを、ラジコアサポートアッパパネル
14上壁面14eの高さに合わせて配置したため、導入
口21aはラジコアサポートアッパパネル14縦壁面1
8の通気孔19…と前後に対向することになり、通気孔
19…を通過した外気Aの経路は略水平となって更に容
易に吸気ダクト21へ導入されると共に、導入口21a
の上縁部21bがラジコアサポートアッパパネル14上
壁面23よりも上方には突出しない分だけ、フードパネ
ル1高さを低く抑えることができる。
【0039】特に、本実施形態の構成によれば、ラジコ
アサポートアッパパネル14のコ字状断面の内部24
に、後方に延びる内部リブ25を設けたことにより、ラ
ジコアサポートアッパパネル14の前後方向曲げ剛性が
更に向上することは勿論、ラジコアサポートアッパパネ
ル14を通過する外気Aを導入口21aへガイドするこ
とができて外気Aの導入を更に容易に行うことができ
る。
【0040】さらに、本実施形態においては、内部リブ
25をラジコアサポートアッパパネル14のコ字状断面
の前部に延設することで、前方に延びる前方リブ26を
設けたことにより、ラジコアサポートアッパパネル14
の前後方向曲げ剛性が更に向上することは勿論、フロン
トグリル14を通過する外気Aを通気孔19…へガイド
することができると共に、冠水時や降雪時にフロントグ
リル12を通して吸気ダクト21へ水Wや雪SNが侵入
するのを抑制することができる。
【0041】さらに、本実施形態の構成によれば、前方
リブ26をフロントグリル12の外周縁12aと前後に
対向させて環状に延長し、環状延長部27としたことに
より、ラジコアサポートアッパ14の前後・上下方向曲
げ剛性が更に向上すると共に、空調コンデンサ8やラジ
エータ9への外気のガイド作用を高めることができる。
【0042】加えて、本実施形態の構成によれば、ラジ
コアサポートアッパパネル14のコ字状断面の縦壁面1
8に複数の通気孔19…を設け、該通気孔19…間の縦
桟部20…の内側に縦リブ22…を突設してあるため、
ラジコアサポートアッパパネル14の後方に開口するコ
字状断面の口開き方向の変形を抑制でき、さらにラジコ
アサポートアッパパネル14の剛性が向上するという効
果も有する。
【0043】なお、本実施形態においては、樹脂製のラ
ジコアサポートアッパパネル14にフードロックレイン
フォース部15、フードロックステー部16、ファース
トクロスメンバ部17が一体的に連設されているものを
例にとり説明してきた。この様な樹脂製ラジコアサポー
トアッパパネルを用いると、本発明における内部リブや
前方リブの設定が比較的容易に行える利点があるが、本
発明自体は樹脂製以外のもしくは一体式以外のラジコア
サポートアッパパネルでも同様に適用可能である。
【0044】また、本実施形態においては、ラジコアサ
ポートアッパパネル14を後方に開口する縦断面コ字状
に形成し、該コ字状断面の内部24に、後方に延びるリ
ブ25を突設してあるが、これらに代えて、ラジコアサ
ポートアッパパネルを前方に開口する縦断面コ字状に形
成し、該コ字状断面の内部に、前方に延びるリブを突設
しても同等の作用効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明してきたように、この発明に
よれば、フロントグリルの開口から進入した外気は、ラ
ジコアサポートアッパパネルのコ字状断面の縦壁面に設
けた通気孔を通過してラジコアサポートアッパパネル後
方に配置される吸気ダクトの導入口へ取り入れられるた
め、外気がラジコアサポートアッパパネルの前方から上
方を経由していた従来に比べて、より上下方向の屈曲度
合の小さな経路で吸気ダクトへ容易に導入されると共
に、縦壁面の高さ寸法を小さくする必要がなくなるので
ラジコアサポートアッパパネル断面積を充分に確保で
き、ラジコアサポートアッパパネルの剛性が向上する。
【0046】また、従来の様に外気がラジコアサポート
アッパパネル上方を通過する必要がなくなるため、ラジ
コアサポートアッパパネルとフードパネルとの前後方向
クリアランスを必要最小限に抑えて、スペース効率を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動車の吸気ダクト
取付部構造を示す概略斜視図である。
【図2】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図3】従来の自動車の吸気ダクト取付部構造を示す概
略斜視図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 フードパネル 8 空調コンデンサ(放熱装置) 9 ラジエータ(放熱装置) 12 フロントグリル 14 ラジコアサポートアッパパネル 18 縦壁面 19 通気孔 21 吸気ダクト 21a 導入口 ER エンジンルーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム前側の骨格を形成するラ
    ジコアサポートアッパパネルと、該ラジコアサポートア
    ッパパネルに上端部を支持される放熱装置と、前記ラジ
    コアサポートアッパパネル近傍に前方に開口する導入口
    を配置されると共に後方に伸びる吸気ダクトと、前記放
    熱装置の前側に対向して配置されて開口を備えるフロン
    トグリルと、該フロントグリル及び前記吸気ダクトの上
    部を覆うフードパネルとから成る自動車の吸気ダクト取
    付部構造において、 前記ラジコアサポートアッパパネルを前後いずれか一方
    に開口する縦断面コ字状に形成し、 該コ字状断面の縦壁面に通気孔を設けると共に、 前記ラジコアサポートアッパパネル後方に前記導入口を
    配置することを特徴とする自動車の吸気ダクト取付部構
    造。
  2. 【請求項2】前記導入口の上縁部高さを、前記ラジコア
    サポートアッパパネル上壁面高さに合わせて配置するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車の吸気ダクト取付
    部構造。
  3. 【請求項3】前記ラジコアサポートアッパパネルのコ字
    状断面の内部に、前後方向に延びる内部リブを設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の自動車の吸気ダ
    クト取付部構造。
  4. 【請求項4】前記ラジコアサポートアッパパネルのコ字
    状断面の前部に、前方に延びる前方リブを設けたことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車の吸
    気ダクト取付部構造。
  5. 【請求項5】前記前方リブを前記フロントグリルの外周
    縁と前後に対向させて環状に延長したことを特徴とする
    請求項4記載の自動車の吸気ダクト取付部構造。
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