JP2017144813A - 車両のバンパ支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】バンパフェイシャの上部をよりしっかりと支承しつつ、エンジンルーム内に向けての走行風の流れを阻害しないようにする。
【解決手段】シュラウド4に固定されたバンパ支持部材20に、バンパフェイシャ1の上部が固定される。バンパ支持部材20は、バンパレイン12に当接して支持される下方延設部24(支持部)を有する。バンパフェイシャ1の車幅方向中央部に形成されたグリル開口部1aの後方に、グリル開口部1aからの走行風をエンジンルーム内へ導く通風口40aを有するエアガイド40が配設される。バンパ支持部材20のうち、車両の正面視において通風口40aに対して車幅方向において重なる重複部位に、通風口40aを通った走行風を通過させるための通風開口部24cが形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】シュラウド4に固定されたバンパ支持部材20に、バンパフェイシャ1の上部が固定される。バンパ支持部材20は、バンパレイン12に当接して支持される下方延設部24(支持部)を有する。バンパフェイシャ1の車幅方向中央部に形成されたグリル開口部1aの後方に、グリル開口部1aからの走行風をエンジンルーム内へ導く通風口40aを有するエアガイド40が配設される。バンパ支持部材20のうち、車両の正面視において通風口40aに対して車幅方向において重なる重複部位に、通風口40aを通った走行風を通過させるための通風開口部24cが形成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両のバンパ支持構造に関するものである。
最近の車両では、バンパを、合成樹脂で形成されたバンパフェイシャと、該バンパフェイシャの後方に配設された車幅方向に伸びるバンパレインとによって構成することが一般的となっている。すなわち、バンパフェイシャは、もっぱら車両前端部の意匠(デザイン)を構成するものとされて、その剛性が低いものとなっている。
剛性の低いバンパフェイシャを支承するために、シュラウドの上部(シュラウドアッパ)に対してバンパ支持部材を固定して、該バンパ支持部材の前部をバンパフェイシャの上部裏面に固定することも行われている(特許文献1参照)。バンパ支持部材によって支承されたバンパフェイシャの後端部の高さ位置は、ボンネットの先端部の高さ位置と整合するようにされる(バンパフェイシャとボンネットが面一で連なるようにされる)。
一方、バンパフェイシャには、その車幅方向中央部において、走行風をエンジンルーム内に取り込むためのグリル開口部が形成されるのが一般的である。そして、特許文献2に示すように、グリル開口部の後方に、グリル開口部からの走行風をエンジンルーム内に導くための通風口を有する導風部材(エアガイド)を設けることも行われている。
ところで、デザイン等の観点から、バンパフェイシャをより大きく前方へ張り出した形状とすることが考えられている。この場合、バンパフェイシャの上部が、シュラウドよりもより大きく前方に位置されることになる。このため、バンパ支持部材によってバンパフェイシャの上部を支承する場合に、バンパ支持部材の前後方向の長さつまりバンパフェイシャを片持ち式に支承する部分の長さが相当に長くなってしまい、バンパフェイシャを十分な剛性をもって支承することが難しくなる。すなわち、車両の使用者等が、バンパフェイシャの上面に手をついて体重を加えたときに、バンパ支持部材が下方へ撓み変形して、バンパフェイシャの上部がボンネットの先端部の高さ位置よりも低くなるように変形されてしまう事態を生じやすいものになる。
バンパ支持部材によりバンパフェイシャの上部をよりしっかりと支承できるように、バンパ支持部材を、シュラウドのみならずバンパレインによっても支持することが考えられる。すなわち、バンパ支持部材に、バンパレインに向けて下方に伸びる支持部を形成して、この支持部を介してバンパ支持部材をバンパレインによって支持することが考えられる。
しかしながら、バンパ支持部材に、バンパレインに支持される支持部を形成した場合に、この支持部が、車両の正面視においてエアガイドの通風口と重なる位置に存在すると、エンジンルーム内に向けての走行風の流れを阻害されることになる。特に、バンパ支持部材によってバンパフェイシャの上部を車幅方向内方側にまで十分に長く支持しようとした際に、上記のような支持部と通風口との重なりの問題が生じやすいことになる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、バンパフェイシャの上部をよりしっかりと支承しつつ、エンジンルーム内に向けての走行風の流れを阻害しないようにした車両のバンパ支持構造を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
シュラウド上部に固定されるバンパ支持部材が、バンパフェイシャの上部に固定され、
前記バンパ支持部材は、バンパレインに当接して支持される支持部を有し、
前記バンパフェイシャの車幅方向中央部に、エンジンルーム内へ走行風を取り入れるグリル開口部が形成され、
前記グリル開口部の後方に、該グリル開口部からの走行風をエンジンルーム内へ導く通風口を有するエアガイドが配設され、
前記バンパ支持部材は、車両の正面視において、前記通風口に対して車幅方向において重なる重複部位を有し、
前記バンパ支持部材のうち前記重複部位に、前記通風口を通った走行風を通過させるための通風開口部が形成されている、
ようにしてある。
シュラウド上部に固定されるバンパ支持部材が、バンパフェイシャの上部に固定され、
前記バンパ支持部材は、バンパレインに当接して支持される支持部を有し、
前記バンパフェイシャの車幅方向中央部に、エンジンルーム内へ走行風を取り入れるグリル開口部が形成され、
前記グリル開口部の後方に、該グリル開口部からの走行風をエンジンルーム内へ導く通風口を有するエアガイドが配設され、
前記バンパ支持部材は、車両の正面視において、前記通風口に対して車幅方向において重なる重複部位を有し、
前記バンパ支持部材のうち前記重複部位に、前記通風口を通った走行風を通過させるための通風開口部が形成されている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、バンパフェイシャの上部を支承するバンパ支持部材は、その後部においてはシュラウドにより支承され、またその前部ではバンパレインに支承されることから、バンパフェイシャの上部を両持ち式にしっかりと支承することができる。これにより、バンパフェイシャをシュラウドから大きく前方へ張り出すように形成した場合でも、バンパフェイシャの上部が不用意に下方へ撓み変形してしまう事態を確実に防止することができる。また、バンパ支持部材のうちエアガイドの通風口と重なる重複部位に通風開口部を形成したので、グリル開口部からの走行風を十分にエンジンルーム内に取り入れることができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記バンパ支持部材における前記通風開口部と前記支持部とが互いに隣接している、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、通風開口部周辺の支持剛性を確保する上で好ましいものとなる。
前記バンパ支持部材における前記通風開口部と前記支持部とが互いに隣接している、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、通風開口部周辺の支持剛性を確保する上で好ましいものとなる。
前記バンパ支持部材は、前後方向に伸びる上部分と上下方向に伸びる前部分とを有し、
前記通風開口部は、前記上部分と前記前部分とに跨がって連続するように形成されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、通風開口部付近つまり重要部材となるシュラウドよりも前方に位置する部分に脆弱部を構成して、軽度の前方衝突時にこの脆弱部が破壊されるようにして、前方衝突時の衝撃がバンパ支持部材を介してシュラウドへ伝達されないようにする上で好ましいものとなる。
前記通風開口部は、前記上部分と前記前部分とに跨がって連続するように形成されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、通風開口部付近つまり重要部材となるシュラウドよりも前方に位置する部分に脆弱部を構成して、軽度の前方衝突時にこの脆弱部が破壊されるようにして、前方衝突時の衝撃がバンパ支持部材を介してシュラウドへ伝達されないようにする上で好ましいものとなる。
前記エアガイドが、前記通風開口部内に伸びる後方延設部を有している、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、走行風が、通風開口部を通してその後方へ向けて十分に流れるようにする上で好ましいものとなる。
前記支持部は、前記バンパレイン上に前後方向に相対変位可能な状態で載置されている、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、軽度の前方衝突時に、バンパレインが後退しても、バンパ支持部材の支持部はバンパレインと前後方向において縁切りされるので、衝突時の衝撃がバンパ支持部材を介してシュラウドへと伝達されてしまう事態を防止して、シュラウドやこれに保持されるラジエタを保護する上で好ましいものとなる。
本発明によれば、バンパフェイシャの上部をよりしっかりと支承しつつ、エンジンルーム内に向けての走行風の流れを阻害しないようにすることができる。
図1において、1はバンパフェイシャ、2はエンジンルームを上方から覆うボンネット、3は左右のフロントフェンダである。バンパフェイシャは、車両の前端部の外殻を構成するもので、合成樹脂により形成されて、ボンネット2と面一に連なるようにされる。
図5、図6において、ボンネット2の前端部下方には、シュラウド(ラジエタシュラウドアッパ)4が配設されている(図2、図3をも参照)。このシュラウド4の車幅方向外方側端部は、前後方向に伸びるエプロンレインフォースメント5に接合されている。なお、フロントフェンダ3は、エプロンレインフォースメント5に固定されている。また、シュラウド4よりも後方部分に、エンジン(図示略)が配設されるものである。
図6〜図9において、10は、左右一対のフロントサイドフレーム(一方のフロントサイドフレームは図示略)である。各フロントサイドフレーム11の前端には、図8に示すように、クラッシュカン11が固定され、左右のクラッシュカン11の前端同士が、車幅方向に伸びるバンパレイン12(図2、図3をも参照)によって連結されている。このバンパレイン12の前面には、衝撃吸収材(例えば発泡材により形成)が固定されている。なお、バンパレインフォースメント12は、図2、図3では、その外殻部分の断面のみを示してあるが、内部は例えばハニカム構造にされる等によって、軽量化を図りつつ、剛性が高いものとして形成されている。
再び図1において、バンパフェイシャ1の左右端部には、上側から下側に向けて順に、ヘッドライト用の開口部1aとターンランプ(方向指示器)用の開口部1bとフォグランプ用の開口部1cとが形成されている。各開口部1a〜1cは、それぞれ前方に向けて開口されている。開口部1aには、ヘッドライトユニット31が配設され、開口部1bにはターンライトユニット32が配設され、開口部1cにはフォグランプユニット33が配設される。
バンパフェイシャ1には、左右一対の開口部1a〜1cとの間において、車幅方向に伸びる上グリル開口部1dと下グリル開口部1eとが形成されている(図2、図3をも参照)。各グリル開口部1d、1eはそれぞれ、エンジンルーム内へ走行風を取り入れるためのものとなっている。そして、上グリル開口部1dには上グリル6が配設され、下グリル開口部1eには下グリル7が配設されている。各グリル6、7には、走行風が通過させるための多数の小孔が形成されている。
バンパフェイシャ1は、その車幅方向内方側部分の前端部が、シュラウド4よりもかなり大きく前方へ位置されている。また、バンパフェイシャ1の車幅方向外方側端部は、大きく後方へ伸びる後方延設部1fとされて、この後方延設部1fの後端が、シュラウド4よりも後方に位置されている(図4参照)。
撓み変形しやすいバンパフェイシャ1は、左右一対のバンパ支持部材20を介して、後述するように、シュラウド4に支承されると共にバンパレイン12でも支承されるようになっている。
バンパ支持部材20は、図10〜図13に詳細に示される。このバンパ支持部材20は、全体的に、例えば合成樹脂を射出成形することによりリブ構造体として形成されている。バンパ支持部材20は、大別して、後部21と、前部22と、前方延設部23と、下方延設部24と、後方延設部25と、を有する。
前記後部21は、シュラウド4に沿うように車幅方向に伸びて、シュラウド4に対してボルト等の固定具によって固定されている(シュラウド4への固定部位が、図2、図3、図6、図7において符号t1で示される)。前記前部22は、後部21の前側において、バンパフェイシャ1の後上縁部に沿うように車幅方向に伸びて、バンパフェイシャ1に対してボルト等の工程具によって固定される(バンパフェイシャ1への固定部位が、図2、図3、図6において符号t2で示される)。
前記前方延設部23は、前部22の前端部からさらに前方へ伸びている部分となる。前記下方延設部24は、前方延設部23の前端部から下方に伸びている。具体的には、下方延設部24は、バンパ支持部材20のうち車幅方向内方側部分に位置されて、左右一対の脚部24aと、左右一対の脚部24aの下端部同士を連結する底壁部24bと、を有する。そして、左右一対の脚部24aと底壁部24bとで囲まれた空間が、走行風が通過される通風開口部24cとされている。通風開口部24cは、その上方が開口されていて、この上方への開口部位の後端位置は、脚部24aや底壁部24bの後端位置よりもさらに後方に位置されている。
通風開口部24cは、バンパ支持部材20のうち前後方向に伸びる上部分となる前方延設部23と上下方向に伸びる前部分となる下方延設部24とに跨がって連続して形成されていることから、この通風開口部24c付近が、他の部分に比して相対的に脆弱な脆弱部を構成している。また、この脆弱部の脆弱性をより十分に高めるべく、通風開口部24c回りに存在する脚部24aや底壁部24bも薄肉としてある。
脚部24a、底壁部24bを有する下方延設部24は、バンパ支持部材20のうちもっとも前端部に位置するようにされている。つまり、下方延設部24は、上記固定部位t2よりも前方に位置するようにされて、平面視においてバンパレイン12の前後方向位置と重なるようにされている。そして、下方延設部24の下端が、バンパレイン12の上面に当接、載置されてている(前方延設部24が支持部を構成している)。下方延設部24は、バンパレイン12に載置されているだけで、バンパレイン12に対して前後方向に相対変位可能とされている。すなわち、前方衝突した際にバンパレイン12が後退動しても、下方延設部24は後退動しないことになる。万一、バンパレイン12からの後退動が前方延設部24に伝達された場合でも、脆弱部として構成されている前方延設部24が破壊されることにより、バンパ支持部材20を介してシュラウド4に対して後退動の荷重が作用してしまう事態が防止される。
バンパ支持部材20における後方延設部25は、後方へ長く伸びて、フロントフェンダ3(つまりエプロンレインフォースメント5)に対して、ボルト等の固定具によって固定される(フロントフェンダ3に対する固定部位を、図6、図9中符号t3で示す)。
バンパ支持部材20の下部は、図8に示すように、フロントサイドフレーム10の前端部に接合されたフランジ部10aに対して、ボルト等の固定具によって固定されている(フロントサイドフレーム10に対する固定部位が、図8中符号t4で示される)。
このように、バンパ支持部材20は、その後部21がシュラウド4の上部に対して固定部位t1でもって固定され、その後方延設部25がフロントフェンダ3(つまりエプロンレインフォースメント5)に対して固定部位t3でもって固定され、その下部がフロントサイドフレーム10に固定部部位t4でもって固定されることから、車体側にしっかりと保持されることになる。
バンパフェイシャ1は、バンパ支持部材20を介して車体側に支承されることになる。この場合、バンパ支持部材20は、その前方延設部24がバンパレイン12に載置、支承されることから、前後方向において両持ち式に車体に保持されることになり、バンパフェイシャ1の上部をしっかと支承することができる。すなわち、バンパフェイシャ1の上面(特に、後部上面)に対して、車両の使用者等が不用意に手をついて体重をかけてしまった場合でも、バンパフェイシャ1が下方へ撓み変形することが確実に防止されることになる。
ここで、バンパ支持部材20は、ヘッドライトユニット30をも保持するようになっている。すなわち、ヘッドライトユニット30は、その上部と下部とがバンパ支持部材20に対して固定され、この各固定部位が符号t5で示される(図7、図8参照)。
ヘッドライトユニット30を保持するため、バンパ支持部材20には、図11〜図13に示すように、車幅方向外方側の端部に大きな収納凹所26が形成されている。この収納凹所26を規定する車幅方向内方側の端面が、車幅方向内方側に向けて凸となる湾曲面状とされた側壁部26aによって形成されている。この側壁部26aは、ヘッドライトユニット30の側方(車幅方向内方側の側面)を覆うように前後方向に伸びると共に、バンパ支持部材20の上面からフロントサイドフレーム10への固定部位t4に渡って上下方向に伸びるようにされていて、バンパ支持部材20の剛性を向上させている。
ここで、バンパフェイシャ1の上グリル開口部6に対応して、図4、図14に示すようなエアガイド40が設けられる。このエアガイド40は、車幅方向に伸びる走行風の通過口40aを有し、その車幅方向端部には、後方に向けて伸びる左右一対の後方延設部40bを有している。上記通風口40aは、バンパ支持部材20における通風開口部24cにも臨んでいる。すなわち、バンパ支持部材20における下方延設部24のうち、車両の正面視において通風口40aと重なる重複部位に、通風開口部24cを形成してある。
上記後方延設部40bが、通風開口部24c内に挿入されている。通風開口部24cに対する後方延設部40bの車幅方向位置は、通風開口部24cのうち車幅方向外方側端直近に位置するようにされている。すなわち、通風開口部24cの車幅方向端部を規定する左右一対の脚部24aのうち、車幅方向外方側の脚部24aの内面に後方延設部40bが重なるようにされる。これにより、通風口40bからの走行風が、バンパ支持部材20における通風開口部24cを通して後方へとスムーズにかつ十分に流れることになる。
エアガイド40には、図2〜図4に示すように、その上部において車幅方向に伸びる弾性材(例えば発泡材により形成)41が固定されて、この弾性材41がバンパフェイシャ1の裏面側直近に位置されている。また、エアガイド40には、その下部において、車幅方向に伸びる弾性材(例えばゴム製)42が固定されている。この弾性材42の前端縁は、上グリル開口部1dの下縁部付近に位置されている。上下の弾性材41、42による走行風のガイド作用によって、上グリル開口部1dからの走行風が、エアガイド40の通風口40aに対して十分に導入される。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。下方延設部24を、バンパレイン12にボルト等の固定具によって固定してもよい。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、バンパフェイシャの支持構造として好適である。
1:バンパフェイシャ
1a:開口部(ヘッドライト用)
1b:開口部(ターンライト用)
1c:開口部(フォグランプ用)
1d:上グリル開口部
1e:下グリル開口部
1f:後方延設部
2:ボンネット
3:フロントフェンダ
4:シュラウド
5:エプロンレインフォースメント
10:フロントサイドフレーム
10a:フランジ部
11:クラッシュカン
12:バンパレイン
13:衝撃吸収材
20:バンパ支持部材
21:後部(シュラウドへ固定される部分)
22:前部(バンパフェイシャへ固定される部分)
23:前方延設部(上部分)
24:下方延設部(支持部で、前部分)
24a:脚部
24b:底壁部
24c:通風開口部(脆弱部をも構成)
25:後方延設部
26:収納凹所
26a:壁部
30:ヘッドライトユニット
31:ターンライトユニット
32:フォグランプユニット
40:エアガイド
40a:通風口
40b:後方延設部
41:弾性材
42:弾性材
1a:開口部(ヘッドライト用)
1b:開口部(ターンライト用)
1c:開口部(フォグランプ用)
1d:上グリル開口部
1e:下グリル開口部
1f:後方延設部
2:ボンネット
3:フロントフェンダ
4:シュラウド
5:エプロンレインフォースメント
10:フロントサイドフレーム
10a:フランジ部
11:クラッシュカン
12:バンパレイン
13:衝撃吸収材
20:バンパ支持部材
21:後部(シュラウドへ固定される部分)
22:前部(バンパフェイシャへ固定される部分)
23:前方延設部(上部分)
24:下方延設部(支持部で、前部分)
24a:脚部
24b:底壁部
24c:通風開口部(脆弱部をも構成)
25:後方延設部
26:収納凹所
26a:壁部
30:ヘッドライトユニット
31:ターンライトユニット
32:フォグランプユニット
40:エアガイド
40a:通風口
40b:後方延設部
41:弾性材
42:弾性材
Claims (5)
- シュラウド上部に固定されるバンパ支持部材が、バンパフェイシャの上部に固定され、
前記バンパ支持部材は、バンパレインに当接して支持される支持部を有し、
前記バンパフェイシャの車幅方向中央部に、エンジンルーム内へ走行風を取り入れるグリル開口部が形成され、
前記グリル開口部の後方に、該グリル開口部からの走行風をエンジンルーム内へ導く通風口を有するエアガイドが配設され、
前記バンパ支持部材は、車両の正面視において、前記通風口に対して車幅方向において重なる重複部位を有し、
前記バンパ支持部材のうち前記重複部位に、前記通風口を通った走行風を通過させるための通風開口部が形成されている、
ことを特徴とする車両のバンパ支持構造。 - 請求項1において、
前記バンパ支持部材における前記通風開口部と前記支持部とが互いに隣接している、ことを特徴とする車両のバンパ支持構造。 - 請求項2において、
前記バンパ支持部材は、前後方向に伸びる上部分と上下方向に伸びる前部分とを有し、
前記通風開口部は、前記上部分と前記前部分とに跨がって連続するように形成されている、
ことを特徴とする車両のバンパ支持構造。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記エアガイドが、前記通風開口部内に伸びる後方延設部を有している、ことを特徴とする車両のバンパ支持構造。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記支持部は、前記バンパレイン上に前後方向に相対変位可能な状態で載置されている、ことを特徴とする車両のバンパ支持構造。
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