JP2008296853A - 自動車の吸気ダクト構造 - Google Patents

自動車の吸気ダクト構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008296853A
JP2008296853A JP2007147791A JP2007147791A JP2008296853A JP 2008296853 A JP2008296853 A JP 2008296853A JP 2007147791 A JP2007147791 A JP 2007147791A JP 2007147791 A JP2007147791 A JP 2007147791A JP 2008296853 A JP2008296853 A JP 2008296853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake duct
wall surface
vertical wall
radiator support
upper panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007147791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5054435B2 (ja
Inventor
Toshiaki Kudo
利昭 工藤
Kiyoshi Yano
聖志 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2007147791A priority Critical patent/JP5054435B2/ja
Publication of JP2008296853A publication Critical patent/JP2008296853A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5054435B2 publication Critical patent/JP5054435B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】吸気ダクトの取付作業性が向上すると共に、吸気ダクト内へのエンジンルーム内の熱気の進入が防止できる自動車の吸気ダクト構造を提供することにある。
【解決手段】通気孔6が開口するラジエータサポートアッパパネル2の後縦壁面5に上方が開放されて前後に延在する断面コ字状のサブ吸気ダクト11を取り付け、このサブ吸気ダクト11に上方から吸気ダクト21の導入口27が形成された前端部26を嵌合する。ラジエータサポートアッパパネル2と干渉することなく吸気ダクト21を容易に取り付けることができる。また、通気孔6と吸気ダクト21の導入口27と間隙がサブ吸気ダクト11によって閉蓋されて吸気ダクト21に侵入するエンジンルーム内熱気を防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の吸気ダクト構造に関し、特にエンジンルームの前部で車幅方向に延在してラジエータの上部を支持するラジエータサポートアッパパネルの近傍に、前端部に形成された導入口が開口する吸気ダクトを有する吸気ダクト構造に関する。
自動車の車体前部に形成されるエンジンルームの前部にラジエータを支持するラジエータサポートパネルが配設される。ラジエータサポートパネルは上枠部材となるラジエータサポートアッパパネルと下枠部材となるラジエータサポートロアパネルが車幅方向に延在し、これらラジエータサポートアッパパネルとラジエータサポートロアパネルの車幅方向中央部がフードロックステーによって連結されて枠状に形成される。
ラジエータサポートパネルは、その両端部に接続されるフロントサイドフレームやホイールエプロン等と共にエンジンルームの骨格を形成している。ラジエータサポートアッパパネルとラジエータサポートロアパネルとの間にラジエータ及び空調コンデンサが配置され、ラジエータ及び空調コンデンサの上端部はブラケット等を介してラジエータサポートアッパパネルに取り付けられる。
更に、ラジエータサポートアッパパネルの上面には、吸気ダクトの導入口が載置される。この吸気ダクトの後部はラジエータ等の上方を越えて後方に延在してエンジンルームに配置されたエアクリーナに連通し、導入口から導入した外気がエアクリーナを介してエンジンに供給される。
また、ラジエータの前側に開口を備えたフロントグリルが配置され、エンジンルームの上部は後端がヒンジ機構によって車体本体に支持されたフロントフードによって閉蓋される。
しかし、フロントグリルの開口から進入してラジエータサポートアッパパネルの前方から上方へ回り込んだ外気をラジエータサポートアッパパネルの上側に載置された吸気ダクトの導入口から導入する構成であることから、ラジエータや空調コンデンサへの外気通過量を確保しながら、吸気ダクトの導入口への効率的な外気導入を確保しようとすると、ラジエータサポートアッパパネルの高さ寸法を小さくする必要が生じ、エンジンルームの前部の骨格部材となるラジエータサポートアッパパネルの剛性低下を招く傾向があった。一方、剛性を確保するためにラジエータサポートアッパパネルの高さを大きくすると外気導入経路の屈曲度合が大きくなり、吸気ダクトの導入口からの効率的な外気導入が困難になる。
この対策としてラジエータサポートアッパパネルの剛性を確保しつつ吸気ダクトの導入口からの外気導入が容易にできる吸気ダクト構造が、例えば特許文献1によって提案されている。この特許文献1の吸気ダクト構造を図5を参照して説明する。
図5は、車体前部の断面図であって、エンジンルームEの前部に、縦壁面102、上壁面103、下壁面104を備えて後方が開口する断面コ字状で車幅方向に延在するラジエータサポートアッパパネル101が配設され、ラジエータサポートアッパパネル101の下方にラジエータ111及び空調コンデンサ112が配置される。
ラジエータサポートアッパパネル101の縦壁面102に複数の通気口105が開口し、各通気口105間に上壁面103と下壁面104とを連結するリブ106が形成される。更にラジエータサポートアッパパネル101の前部に前方に延出する前方リブ107が形成される。
ラジエータサポートアッパパネル101の後方に、通気口105と対向して導入口118が開口すると共に後方に延在してエアクリーナに連通する吸気ダクト117が上壁面103に取り付けられる。また、空調コンデンサ112の前側に開口119aを備えたフロントグリル119が対向して配置され、フロントグリル119及び吸気ダクト117の上部はエンジンルームEの上部を閉蓋するフロントフード120によって覆われる。
この構成により、フロントグリル119の開口119aから進入した外気Aは、ラジエータサポートアッパパネル101の縦壁面102に設けられた通気口105を通過してラジエータサポートアッパパネル101の後方に配設される吸気ダクト117の導入口118に取り入れられる。
特開2002−211252号公報
上記特許文献1によると、フロントグリル119の開口119aから進入した外気Aがラジエータサポートアッパパネル101の縦壁面102に形成された通気孔105を通過して、ラジエータサポートアッパパネル101の後方に配設された吸気ダクト117の導入口118に取り入れられることから、外気Aが屈曲度合いの小さな経路で効率的に吸気ダクト117に導入できると共に、ラジエータサポートアッパパネル101の縦壁面102の高さ寸法が確保できてラジエータサポートアッパパネル101の剛性が確保できる。
しかし、ラジエータサポートアッパパネル101と吸気ダクト117の導入口118との間、特にラジエータサポートアッパパネル101の下壁面104の後端縁104aと吸気ダクト117の導入口118の下端縁118aの間に隙間Sを有することから、この隙間SからエンジンルームE内で加熱された熱気が吸気ダクト117内に進入し、外気Aと共に吸気ダクト117を介してエアクリーナ内に導入されてエンジン性能に熱的影響を及ぼすことが懸念される。
また、ラジエータサポートアッパパネル101の通気孔105から導入される外気Aと共に導入された雨水や路面からの水滴、特に路面の融雪剤として使用される塩化カルシウムを含む水滴が隙間Sから流出してラジエータ111に付着して溜まるとラジエータ111のタンク等を破損させる要因となる。
一方、ラジエータサポートアッパパネル101と吸気ダクト117の導入口118との隙間Sを小さくすると、ラジエータサポートアッパパネル101と吸気ダクト117の導入口118との当接による吸気ダクト117の損傷や騒音発生の要因となると共に、吸気ダクト117の取付精度等が要求されて取付作業性の低下を招くことが懸念される。
また、特に吸気ダクトをエアクリーナに取り付ける際の取付方向が限定される場合には、その取り付けの際にラジエータサポートアッパパネルと吸気ダクトとの干渉を回避するために吸気ダクトの形状が制限されてラジエータサポートアッパパネルと吸気ダクトの導入口との間に隙間が生じることがある。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、吸気ダクトの取付作業性が向上すると共に、吸気ダクト内へのエンジンルーム内の熱気の進入が防止でき、かつラジエータ等への水滴付着が抑制できる自動車の吸気ダクト構造を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の自動車の吸気ダクト構造の発明は、エンジンルームの前部で車幅方向に延在してラジエータの上部を支持するラジエータサポートアッパパネルの近傍に、前端部に形成された導入口が開口する吸気ダクトを有し、上記ラジエータの前側に開口を備えるフロントグリルが配設されると共に該フロントグリル及び上記吸気ダクトの上部を覆うフロントフードを備えた自動車の吸気ダクト構造において、上記ラジエータサポートアッパパネルが、縦壁面及び該縦壁面の上縁に連続形成された上壁面を有して車幅方向に延在すると共に該縦壁面に通気孔を形成し、上記縦壁面に前端側が取り付けられると共に底面及び両側面を備えた上方が開放する断面コ字状で前後方向に延在して後端側に吸気ダクト嵌合部が形成されたサブ吸気ダクトと、上面部、下面部及び両側面部を有す筒状で導入口が形成された前端部が上記サブ吸気ダクトの吸気ダクト嵌合部に上方から嵌合して後方に延在する吸気ダクトとを備え、上記サブ吸気ダクトを介して上記縦壁面に形成された通気孔と吸気ダクトの導入口が連通することを特徴とする。
この発明によると、通気孔が開口するラジエータサポートアッパパネルの縦壁面に上方が開放された断面コ字状で後方に延在するサブ吸気ダクトを取り付け、このサブ吸気ダクトに上方から吸気ダクトの導入口が形成された前端部を嵌合することから、ラジエータサポートアッパパネルと吸気ダクトの導入口との間に隙間の形成が可能になりラジエータサポートアッパパネルと干渉することなく吸気ダクトを容易に取り付けることができて吸気ダクトの取付作業性が大幅に向上する。
一方、フロントグリルの開口から進入した外気は、ラジエータサポートアッパパネルの縦壁面に形成された通気孔を通過して、サブ吸気ダクトに誘導されて吸気ダクトの導入口に取り入れられることから、外気がラジエータアッパパネルの前方から上方を経由して吸気ダクトの導入口に導入される従来の構造に比べラジエータサポートアッパパネルの縦壁面の高さ寸法を小さくする必要がなくなりラジエータサポートアッパパネルの断面積が容易に確保できてラジエータサポートアッパパネルの剛性が向上する。
また、通気口から外気と共に侵入した水滴はサブ吸気ダクトに誘導されて外気と共に吸気ダクトの導入口に誘導されることから、ラジエータサポートアッパパネルの下方に配置されたラジエータに付着する水滴が減少し、ラジエータの腐食破損等が抑制されて耐久性が大幅に向上する。
また、通気孔が形成されたラジエータサポートアッパパネルの縦壁面と、吸気ダクトの導入口と間隙がサブ吸気ダクトによって閉蓋され、エンジンルーム内の熱気が吸気ダクトの導入口から侵入することが防止できて、エンジンルーム内の熱気によるエンジン性能への影響が抑制できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の自動車の吸気ダクト構造において、上記ラジエータサポートアッパパネルは、対向する前縦壁面及び後側縦壁面と該前縦壁面及び後縦壁面の上端を連結する上壁面とを有する下方が開放された断面コ字状で車幅方向に延在し、後側縦壁面に上記通気孔が形成されたことを特徴とする。
この発明によると、ラジエータサポートアッパパネルが前縦壁面、上壁面、後縦壁面を有して下方が開放された断面コ字状で車幅方向に延在し、後側縦壁面に通気孔を形成することから、外気がラジエータアッパパネルの前方から上方を経由していた従来に比べ前縦壁面及び後縦壁面の高さ寸法を小さくする必要がなくなりラジエータサポートアッパパネルの断面積が容易に確保できてラジエータサポートアッパパネルの剛性が向上すると共に、フロントグリルの開口から進入した外気が前縦壁面及び上壁面によって屈曲形成された外気経路に従って誘導されて後縦壁面に形成された通気孔に導入されることから、降雨時や降雪時にフロントグリルの開口から外気と共に進入した水滴や雪は、前縦壁面や上壁面、後縦壁面によって通気口への侵入が抑制される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の自動車の吸気ダクト構造において、上記吸気ダクトの上面部の前端が上記ラジエータアッパパネルの上壁面に取り付けられたことを特徴とする。
この発明によると、吸気ダクトの導入口の上端縁となる上面部の前端縁の高さがほぼラジエータサポートアッパパネルの上壁面の高さとなり吸気ダクトの導入口がラジエータサポートアッパパネルより上方に突出することなくラジエータサポートアッパパネルを覆うフロントフードの高さを低くすることができる。換言するとラジエータサポートアッパパネルの上壁面とフロントフードのアウタパネルとの離間距離が容易に確保でき、歩行者等が前方或いは上方からフロントフードに当接した際に、その荷重により変形するフロントフードの有効変形ストロークが確保されて、歩行者等への衝撃が緩和されて歩行者に対する障害値を小さくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項の自動車の吸気ダクト構造において、上記サブ吸気ダクトの底面に、上記吸気ダクト嵌合部より前方で車幅方向に連続して上方に突出するバッフルを形成したことを特徴とする。
この発明によると、通気口から外気と共に侵入した水滴はサブ吸気ダクトの底面に形成されたバッフルによって外気と共に吸気ダクトの導入口に誘導され、サブ吸気ダクトの底面の後端縁と吸気ダクトの下面部との隙間から滴下することが防止できる一方、エンジンの停止状態においてもバッフルによって底面の後端縁から水滴の滴下が防止されてラジエータが水滴から保護される。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項の自動車の吸気ダクト構造において、上記通気孔の上方において上記フロントグリルとラジエータサポートアッパパネルの上壁面との間を塞ぐ閉蓋板を備えたことを特徴とする。
この発明によると、エンジンルームの上部からフロントフードの下面とラジエータサポートアッパパネルとの間に流れた込んだエンジンルーム内の熱気が閉蓋板によって遮蔽されて通気孔への流入が抑制されて、吸気ダクトへのエンジンルーム内の熱気の侵入が抑制されて、エンジンルーム内の熱気によるエンジン性能への影響が抑制できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5項自動車の吸気ダクト構造において、上記閉蓋板から垂下して上記通気孔と対向する導風板を備えたことを特徴とする。
この発明によると、フロントグリルの開口から進入した外気は、閉蓋板に垂下形成された導風板によって屈曲形成された外気経路に従って誘導されて、通気孔に取り入れられることから、降雨時や降雪時にフロントグリルの開口から外気と共に進入した水滴や雪は、導風板によって通気口への侵入が抑制される。
本発明によると、通気孔が開口するラジエータサポートアッパパネルの縦壁面に上方が開放されて後方に延在するサブ吸気ダクトを取り付け、このサブ吸気ダクトに上方から吸気ダクトの導入口が形成された前端部を嵌合することにより、ラジエータサポートアッパパネルと干渉することなく吸気ダクトを容易に取り付けることができ吸気ダクトの取付作業性が向上する。
また、通気口から外気と共に侵入した水滴はサブ吸気ダクトに誘導されて外気と共に吸気ダクトの導入口に誘導されてラジエータ等が水滴から保護されてラジエータの耐久性が大幅に向上する。更に、ラジエータサポートアッパパネルの縦壁面に形成された通気孔と、吸気ダクトの導入口と間隙がサブ吸気ダクトによって閉蓋されて吸気ダクトの導入口から侵入するエンジンルーム内の熱気が抑制されてエンジンルーム内の熱気によるエンジン性能への影響が抑制できる。
以下、本発明における自動車の吸気ダクト構造の実施の形態を、図1乃至図4に示す構成図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る自動車の吸気ダクト構造が適用される車体前部の断面図であり、図2は図1のI部拡大図、図3は図2の断面図、図4は吸気ダクトの取り付け状態を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、エンジンルームEの前部に、エンジンルームEの前部にラジエータサポートパネル1が車幅方向に延在して配設される。ラジエータサポートパネル1は上枠部材となるラジエータサポートアッパパネル2が車幅方向に延在し、ラジエータサポートアッパパネル2の下方に図示しない下枠部材となるラジエータサポートロアパネルが車幅方向に延在し、これらラジエータサポートアッパパネル2とラジエータサポートロアパネルの車幅方向中央部がフードロックステーによって連結されて枠状に形成される。
このラジエータサポートパネル1はその両端部に接続される図示しないフロントサイドフレーム及びホイールエプロン等と共にエンジンルームEの骨格を形成している。
ラジエータサポートパネル1の前側にフロントグリル31が配置され、エンジンルームEの上部がフロントフード35によって閉蓋される。フロントフード35はフードアウタパネル36及びフードインナパネル37を有し後端部がヒンジ機構によって車体本体を形成するエンジンルームEの後端近傍に支持される。
ラジエータサポートアッパパネル2は、前縦壁面3、上壁面4、前縦壁面3より上下方向の寸法が大きい後縦壁面5を備えた下方が開口する断面コ字状で車幅方向に延在し、ラジエータサポートアッパパネル2とラジエータサポートロアパネルとの間にラジエータ41が配置され、ラジエータ41の上端部はクッション材42及びブラケット等を介してラジエータサポートアッパパネル2の後縦壁面5に取り付けられる。ラジエータ41の後側にシュラウド43及びファンモータ44が配設される。
エンジンルームE内におけるラジエータ41の後方にレゾネータ48を備えたエアクリーナ45が配設される。エアクリーナ45の前面に図2に示すように基準軸線46aが水平方向に対して角度θで前方に移行するに従って次第に上昇する、いわゆる前上がり状態で延在する筒状の導入部46が形成され、後面に図示しないエアインテークチャンバを介してエンジン側に接続される出口部47が形成される。このエアクリーナ45の導入部46に沿って後述する吸気ダクト21の筒状に形成された送出部25が挿入される。
図3に示すようにラジエータサポートアッパパネル2の後縦壁面5に上縁6a及び下縁6b及び図示しない両側縁を備えて車幅方向に延在する矩形の通気孔6が開口している。この矩形に形成された通気孔6に対応してサブ吸気ダクト11が取り付けられる。
サブ吸気ダクト11は、図3及び図4に示すようにラジエータサポートパネルアッパパネル2の後縦壁面5に重合すると共に導入口6を被覆可能な取付面12が前端側に形成され、この取付面12の下縁に沿って後方に延在すると共に後端縁13a側に移行するに従って徐々に上昇する前下がりに傾斜する底面13と、取付面12の各側端縁と及び底面13の各側端縁との間に掛け渡された両側面14を有して上方が開放された前後方向に延在する断面コ字形状に形成される。底面13の後端縁13aに沿って上方に突出するビード状のバッフル15が突設される。また、後端側となる底面13の後端13aとバッフル15との間及び、各側面14の後端14aに沿って上方が開放された断面コ字状の吸気ダクト嵌合部16を形成する。
一方、取付面12にラジエータサポートアッパパネル2に開口する通気孔6に対応して矩形で車幅方向中央部に上下方向に延在する連結部17aが架設された開口部17を開口する。更に、開口部17の上端縁及び下端縁にそれぞれ通気孔6の上縁6a及び下縁6bに係止可能な係止フック18a、18bが前方に突設し、取付面12の上縁にラジエータサポートアッパパネル1の上壁面4に締結具、例えばクリップ等によって結合される取付部19が前方に突設している。
このように構成されたサブ吸気ダクト11は、後方、即ちエンジンルームE内側から各係止フック18a、18bを後縦壁面5の通気孔6内に挿入して取付面12を後縦壁面5に当接させることにより各係止フック18a、18bが通気口6の上縁6a及び下縁6bに係止して通気孔6と開口部17が対向して位置決めされ、更に取付部19を上壁面4にクリップ等によって結合してラジエータサポートアッパパネル2に取り付ける。
吸気ダクト21は、上面部22、下面部23、上面部21と下面部23の車幅方向の各端縁に掛け渡された側面部24によって形成されて前端側から後端側に移行するに従って車幅方向の寸法が小さくなると共に上下方向の寸法が次第に増加する筒状であって、後端に水平方向に対して角度θで後方に移行するに従って次第に下降する、いわゆる後下がり状態で延在する基準軸線25aを有する筒状で導入部46に挿入可能な送出部25が形成される。一方、吸気ダクト21の前端部26には、サブ吸気ダクト11の吸気ダクト嵌合部16に上方から嵌合可能であって上面部22の前端縁22a、上方から下降するに従って後方に移行する後下がりに水平に対して傾斜角度αで傾斜して基準軸線25aとほぼ平行な側面部24の前端縁24a、及び下面部23の前端縁23aによって導入口27が形成される。即ち導入口27の側端縁を形成する側面部24の前端縁24aが水平に対して傾斜角度αだけ後下がりに傾斜すると共に上端縁を形成する上面部22の前端縁22aに対し下端縁を形成する下面部23の前端縁23aが後方に位置している。
更に、吸気ダクト21の上面部22の前端縁22aからラジエータサポートアッパパネル2の上壁面4に締結具、例えばクリップ29によって結合される取付部28が前方に突設している。
この吸気ダクト21は、図2に仮想線21aで示すように送出部25の基準軸線25aが、車載されエアクリーナ45に形成された筒状の導入部46の基準軸線46aのほぼ延長上に保持された状態で、基準軸線46aの延在方向に沿う組付方向Aに従って車体前方から送出部25を導入部46内に挿入することによって、傾斜する側縁部24の前端縁24aを備えた前端部26はラジエータサポートアッパパネル2との間に隙間を有して干渉することなく、サブ吸気ダクト11の上方が開放された吸入ダクト嵌合部16に挿着できる。更に、吸気ダクト21の上面部22に突設された取付部28をクリップ29によってラジエータサポートアッパパネル2の上面部4に締結して取り付けられる。
このように取り付けられた吸気ダクト21の導入口27とラジエータサポートアッパパネル2の後縦壁面5に開口する通気孔6との間は後縦壁面3に取り付けられたサブ吸気ダクト11の底面13及び側面14によって補完されて連通する。
ラジエータサポートパネル1の前方に配設されるフロントグリル31は、開口32を備えると共に、ラジエータサポートアッパパネル2に開口する通気孔6の上方において先端33aがラジエータサポートアッパパネル2の上方に達してフロントグリル31とラジエータサポートアッパパネル2の上壁面4との間を塞ぐ閉蓋板33を形成する。閉蓋板33の下面に前縦壁面2及び後縦壁面5に開口する通気孔6と対向して垂下すると共に前壁面2の下縁より更に下方において後方に傾斜して延在する導風板34が形成される。これらフロントグリル31及び吸気ダクト21の上部は隙間を有してフロントフード35によって覆われる。
次に、以上のように形成された吸気ダクト構造の作用を説明する。
この吸気ダクト構造によれば、通気孔6が開口するラジエータサポートアッパパネル1の後縦壁面5、底面13及び両側面14を有して上方が開放された断面コ字状で前後方向に延在するサブ吸気ダクト11を取り付け、このサブ吸気ダクト11の吸気ダクト嵌合部16に、上方から吸気ダクト21の導入口27が形成された前端部26を嵌合することにより、吸気ダクト21の取付方向Aが基準軸線46a方向に制約される場合でも、ラジエータサポートアッパパネル2と導入口27が形成される前端部26との間に隙間を有し、互いに干渉することなく吸気ダクト21を容易に取り付けることができ、吸気ダクト21の優れた取付作業性が得られる。
フロントグリル31の開口32から進入した外気Aは、フロントグリル31の閉蓋板33に形成された導風板34、ラジエータサポートアッパパネル2の前縦壁面3及び上壁面4によって誘導されて後縦壁面5に形成された通気孔6を通過して、ラジエータサポートアッパパネル2の後縦壁面5に配設されたサブ吸気ダクト11に誘導されて吸気ダクト21の導入口27に取り入れられることから、外気Aがラジエータサポートアッパパネルの前方から上方を経由していた従来の構造に比べ前縦壁面3及び後縦壁面5の高さ寸法を小さくする必要がなくなりラジエータサポートアッパパネル2の断面積が容易に確保できてラジエータサポートアッパパネル2の剛性が向上する。
そして、吸気ダクト21の導入口27の上端縁となる上面部22の前端縁22aの高さがほぼラジエータサポートアッパパネル2の上壁面4の高さとなり吸気ダクト27の導入口27がラジエータサポートアッパパネル2より上方に突出しない寸法だけフロントフード35さを低くすることができる。換言するとフロントフード35ジエータサポートアッパパネル2の上壁面4とフードアウタパネル36との離間距離が容易に確保でき、前方或いは上方から歩行者等が当接した際、歩行者等の当接による荷重よるフードアウタパネル36の有効変形ストロークが確保されて歩行者等に対する衝撃が緩和され、歩行者等に対する障害値を小さくすることができる。
一方、フロントグリル31の開口32から進入した外気Aは、フロントグリル31の閉蓋板33に屈曲形成された導風板34、ラジエータサポートアッパパネル2の前縦壁面3及び上壁面4によって屈曲形成された外気経路に従って誘導されて後縦壁面5に形成された通気孔6に導入されることから、降雨時や降雪時にフロントグリル31の開口32から外気Aと共に進入した水滴や雪は、導風板34や前縦壁面3によって通気口6への侵入が抑制される。
更に通気口6から進入した外気Aはサブ吸気ダクト11及びサブ吸気ダクト11の底面13に突設形成されバッフル15によって吸気ダクト21の導入口27に誘導されて吸気ダクト21に取り入れられる。
この際、通気口6から外気Aと共に侵入した水滴はサブ吸気ダクト11及びサブ吸気ダクト11の底面13に形成されたバッフル15によって外気Aと共に吸気ダクト21の導入口27に誘導され、サブ吸気ダクト21の底面13の後端縁13aと吸気ダクト21の下面部23との隙間から滴下することが防止でき、ラジエータ41等に水滴、特に融雪剤として使用される塩化カルシウムを含む水滴から保護されて腐食等が抑制されてラジエータ41の耐久性が大幅に向上する。また、エンジンの停止状態においてもサブ吸気ダクト11の内面に付着した水滴は前下がりに傾斜する底面13によって前方に誘導されると共にバッフル15によって底面13の後端縁13aからの滴下が防止されてラジエータ41が水滴から保護される。
また、通気孔6が形成されたラジエータサポートアッパパネル2の後縦壁面5と、吸気ダクト21の導入口27と間隙が後縦壁面5に配設されたサブ吸気ダクト11の底面13及び側面14によってエンジンルームE内側から閉蓋され、エンジンルームE内の熱気が吸気ダクト21の導入口27からの侵入が防止できる。更に、エンジンルームEの上部からフロントフード35の下面とラジエータサポートアッパパネル2との間に流れた込んだエンジンルーム内の熱気はフロントグリル31に延設された閉蓋板33及び前縦壁面3によって通気孔6への流入が抑制されて、エンジンルーム内の熱気によるエンジン性能への影響が抑制できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では通気孔6の上方においてフロントグリル31とラジエータサポートアッパパネル2の上壁面4との間を塞ぐ閉蓋板33をフロントグリル31に一体形成したが、吸気ダクト21の上面部23を更に前方に延在させて閉蓋板を形成することもできる。
また、上記実施においては吸気ダクト21の送出部25を挿入するエアクリーナ45の導入部46によって吸気ダクト21の取付方向Aが限定される場合を例に説明したが、エンジンルームE内の機器のレイアウト等によって吸気ダクトの取付方向が限定される場合にも同様に吸気ダクトの取付作業性の向上が得られる。
本発明の実施の形態に係る自動車の吸気ダクト構造が適用される車体前部の断面図である。 図1のI部拡大図である。 図2の断面図である。 吸気ダクトの取付状態を示す分解斜視図である。 従来の吸気ダクト構造の説明図である。
符号の説明
E エンジンルーム
1 ラジエータサポートパネル
2 ラジエータサポートアッパパネル
3 前縦壁面
4 上壁面
5 後縦壁面(縦壁面)
6 通気孔
11 サブ吸気ダクト
12 取付面(基端側)
13 底面
13a 後端縁(後端側)
14 側面
15 バッフル
16 吸気ダクト嵌合部
17 開口部
19 取付部
21 吸気ダクト
22 上面部
22a 前端縁
23 下面部
23a 前端縁
24 側面部
24a 前端縁
25 送出部
25a 基準軸線
26 前端部
27 導入口
28 取付部
31 フロントグリル
32 開口
33 閉蓋板
34 導風板
35 フロントフード
41 ラジエータ
45 エアクリーナ
46a 基準軸線
46 導入部
47 出口部

Claims (6)

  1. エンジンルームの前部で車幅方向に延在してラジエータの上部を支持するラジエータサポートアッパパネルの近傍に、前端部に形成された導入口が開口する吸気ダクトを有し、上記ラジエータの前側に開口を備えるフロントグリルが配設されると共に該フロントグリル及び上記吸気ダクトの上部を覆うフロントフードを備えた自動車の吸気ダクト構造において、
    上記ラジエータサポートアッパパネルが、縦壁面及び該縦壁面の上縁に連続形成された上壁面を有して車幅方向に延在すると共に該縦壁面に通気孔を形成し、
    上記縦壁面に前端側が取り付けられると共に底面及び両側面を備えた上方が開放する断面コ字状で前後方向に延在して後端側に吸気ダクト嵌合部が形成されたサブ吸気ダクトと、
    上面部、下面部及び両側面部を有す筒状で導入口が形成された前端部が上記サブ吸気ダクトの吸気ダクト嵌合部に上方から嵌合して後方に延在する吸気ダクトと、を備え、
    上記サブ吸気ダクトを介して上記縦壁面に形成された通気孔と吸気ダクトの導入口が連通することを特徴とする自動車の吸気ダクト構造。
  2. 上記ラジエータサポートアッパパネルは、対向する前縦壁面及び後側縦壁面と該前縦壁面及び後縦壁面の上端を連結する上記上壁面とを有する下方が開放された断面コ字状で車幅方向に延在し、後側縦壁面に上記通気孔が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の吸気ダクト構造
  3. 上記吸気ダクトの上面部の前端が上記ラジエータアッパパネルの上壁面に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車の吸気ダクト構造。
  4. 上記サブ吸気ダクトの底面に、上記吸気ダクト嵌合部より前方で車幅方向に連続して上方に突出するバッフルを形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車の吸気ダクト構造。
  5. 上記通気孔の上方において上記フロントグリルとラジエータサポートアッパパネルの上壁面との間を塞ぐ閉蓋板を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車の吸気ダクト構造。
  6. 上記閉蓋板から垂下して上記通気孔と対向する導風板を備えたことを特徴とする請求項5に記載の自動車の吸気ダクト構造。
JP2007147791A 2007-06-04 2007-06-04 自動車の吸気ダクト構造 Active JP5054435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147791A JP5054435B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 自動車の吸気ダクト構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147791A JP5054435B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 自動車の吸気ダクト構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008296853A true JP2008296853A (ja) 2008-12-11
JP5054435B2 JP5054435B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=40170761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007147791A Active JP5054435B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 自動車の吸気ダクト構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5054435B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196504A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Nissan Motor Co Ltd 外気ダクトとエアクリーナとの嵌合構造、及び、吸気装置
KR101188599B1 (ko) * 2010-11-17 2012-10-05 쌍용자동차 주식회사 자동차용 에어클리너의 스노클 설치구조
US20180363603A1 (en) * 2017-06-14 2018-12-20 Honda Motor Co., Ltd. Engine intake structure for vehicle
US10655578B2 (en) * 2017-06-14 2020-05-19 Honda Motor Co., Ltd. Intake duct structure of engine intake system for internal combustion engine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101724955B1 (ko) * 2015-12-02 2017-04-07 현대자동차주식회사 차량용 흡기 덕트 및 이를 포함하는 차량용 흡기 시스템

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002211252A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Nissan Motor Co Ltd 自動車の吸気ダクト取付部構造
JP2005343244A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Nissan Motor Co Ltd 車体前部の外気導入構造
JP2006291846A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Nissan Motor Co Ltd 車両の前部構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002211252A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Nissan Motor Co Ltd 自動車の吸気ダクト取付部構造
JP2005343244A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Nissan Motor Co Ltd 車体前部の外気導入構造
JP2006291846A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Nissan Motor Co Ltd 車両の前部構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196504A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Nissan Motor Co Ltd 外気ダクトとエアクリーナとの嵌合構造、及び、吸気装置
KR101188599B1 (ko) * 2010-11-17 2012-10-05 쌍용자동차 주식회사 자동차용 에어클리너의 스노클 설치구조
US20180363603A1 (en) * 2017-06-14 2018-12-20 Honda Motor Co., Ltd. Engine intake structure for vehicle
CN109080446A (zh) * 2017-06-14 2018-12-25 本田技研工业株式会社 用于车辆的发动机进气结构
JP2019002327A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 本田技研工業株式会社 車両の吸気構造
US10436160B2 (en) 2017-06-14 2019-10-08 Honda Motor Co., Ltd. Engine intake structure for vehicle
US10655578B2 (en) * 2017-06-14 2020-05-19 Honda Motor Co., Ltd. Intake duct structure of engine intake system for internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JP5054435B2 (ja) 2012-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5056041B2 (ja) 自動車のバンパ構造
JP4730411B2 (ja) 車体前部のエンジン吸気通路構造
JP4862420B2 (ja) 自動車の前部構造
JP2005297888A (ja) 自動車の車体前部構造
JP2008247122A (ja) 車体前部構造
JP5054435B2 (ja) 自動車の吸気ダクト構造
RU2345924C1 (ru) Конструкция передней части кузова
JP5545228B2 (ja) エンジン吸気構造
JP5768930B2 (ja) エアガイド構造
JP2008074202A (ja) 車両の前部構造
JP2006327429A (ja) 自動車の車体下部構造
CN107813698B (zh) 车辆用冷却装置
JP2009208745A (ja) 吸気ダクトの配置構造
JP4985010B2 (ja) 自動車の前部構造
JP2007314008A (ja) 自動車の前部構造
JP4547610B2 (ja) 車両の前部構造
JP6056674B2 (ja) 車体前部構造
JP4435626B2 (ja) 車両の吸気取入構造
JP6579133B2 (ja) エンジンの吸気構造
JP4718932B2 (ja) 車両のフロントエンドパネル構造
JP7137134B2 (ja) 車両の前部構造
JP2006199250A (ja) 車両用エアガイド
CN211641828U (zh) 车辆的导风结构
JP2568733B2 (ja) 自動車用エアボックス構造
JP7233152B2 (ja) 吸気構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5054435

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250