JP2000186593A - 燃料噴射制御ユニットの取付部構造 - Google Patents

燃料噴射制御ユニットの取付部構造

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JP2000186593A JP10362733A JP36273398A JP2000186593A JP 2000186593 A JP2000186593 A JP 2000186593A JP 10362733 A JP10362733 A JP 10362733A JP 36273398 A JP36273398 A JP 36273398A JP 2000186593 A JP2000186593 A JP 2000186593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの振動によるインジェクションハー
ネスの負荷を低減すると共に燃料噴射制御ユニットから
インジェクションノズルまでの経路を短縮し、且つ、燃
料噴射制御ユニットの放熱性を向上することができるよ
うにする。 【解決手段】 エンジンルーム11下方に車両前後方向
14に沿って設けられたサイドメンバ15の上面部で、
しかも、ストラットタワーハウジング17前方位置に設
けられるエンジンマウント18形成位置近傍に、略ボッ
クス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体20を
配設するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料噴射制御ユ
ニットの取付部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの燃料噴射装置の燃料噴
射制御ユニットは、例えば、図10に示すように、エン
ジンルーム1におけるダッシュパネル2の部分U1や車
両左側のストラットタワーハウジング3の上U2や側部
U3やカウルトップ部U4や左カウル前U5などに設置
されている。或いは、燃料噴射制御ユニットが前席シー
ト下などに設置されている。
【0003】なお、自動車のエンジンルーム内のフロン
トサイドメンバの構造としては、特開平5−31930
8号公報などに開示されているようなものが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料噴射制御ユニットの取付部構造では、燃
料噴射制御ユニットからインジェクションノズルまでの
経路が長くなる、エンジンの振動によるハーネスの負荷
が大きくなる、燃料噴射制御ユニットの放熱性が悪くな
るなどの問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、エンジンの振動によるハーネスの負荷を低減す
ると共に燃料噴射制御ユニットからインジェクションノ
ズルまでの経路を短縮し、且つ、燃料噴射制御ユニット
の放熱性を向上することのできる燃料噴射制御ユニット
の取付部構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、エンジンルーム下
方に車両前後方向に沿って設けられたサイドメンバの上
面部で、しかも、ストラットタワーハウジング前方位置
に設けられるエンジンマウント形成位置近傍に、略ボッ
クス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体を配設
したことを特徴としている。
【0007】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、エンジンルーム下方に車両前後方向に沿っ
て設けられたサイドメンバの上面部で、しかも、ストラ
ットタワーハウジング前方位置に設けられるエンジンマ
ウント形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃
料噴射制御ユニット本体を配設しているので、燃料噴射
制御ユニット本体とエンジン本体との間に接続されるイ
ンジェクションハーネスの経路短縮および経路の合理化
を図ることができるようになる。
【0008】しかも、エンジン本体の振動によるインジ
ェクションハーネスへの負荷を低減することができると
共に、インジェクションハーネスの配索スペースを小さ
くすることができる。 更に、燃料噴射制御ユニット本
体をサイドメンバの上面部で、しかも、エンジンマウン
ト形成位置近傍に取付けることにより、作業の行い易い
位置に燃料噴射制御ユニット本体が配置されることとな
るので、作業性および整備性を良くすることができる。
【0009】請求項2に記載された発明では、エンジン
ルームの車両前後方向前方位置に、車両前方から取り入
れた風を車両後方へ送風する冷却ファンが設けられ、該
冷却ファンによって車両前方から取り入れられた風が、
主に前記燃料噴射制御ユニット本体を設けた左右何れか
一方のサイドメンバに対して反対側に位置する他方のサ
イドメンバに略沿って車両後方へ送風されることを特徴
としている。
【0010】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、エンジンルームの車両前後方向前方位置
に、車両前方から取り入れた風を主に燃料噴射制御ユニ
ット本体を設けた側と反対側のサイドメンバに略沿って
車両後方へ送風する冷却ファンを設けたので、ラジエー
タ、エンジン本体の排気系などを通過することによって
熱せらせた風を、主に燃料噴射制御ユニット本体が設け
られた側と反対側へ送風することにより、アイドル時な
どにおける燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度
上昇を防ぐことができる。
【0011】請求項3に記載された発明では、前記燃料
噴射制御ユニット本体を、車両右側のサイドメンバに配
設すると共に、前記冷却ファンの回転方向を車両前方か
ら見て右回りとしたことを特徴としている。
【0012】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、冷却ファンの回転方向を車両前方から見て
右回りとすることにより、冷却ファンの回転方向で確実
に風を車両左側へ導いて、燃料噴射制御ユニット本体廻
りの雰囲気温度上昇を更に抑えることができる。
【0013】請求項4に記載された発明では、前記エン
ジンルーム内には、前記エンジンマウントを介して、横
置きマウントされたエンジン本体が設けられたことを特
徴としている。
【0014】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、エンジンルーム内に、エンジンマウントを
介して、エンジン本体を横置きマウントすることによ
り、エンジンマウント近傍に配設された燃料噴射制御ユ
ニット本体との間のインジェクションハーネスの経路短
縮効果をより高くすることができる。
【0015】請求項5に記載された発明では、前記燃料
噴射制御ユニット本体には、前記エンジン本体配設側面
と反対側面である車外側面部に自己放熱を行わせる放熱
フィンが設けられたことを特徴としている。
【0016】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、燃料噴射制御ユニット本体に、エンジン本
体配設側面と反対側面である車外側面部に自己放熱を行
わせる放熱フィンを設けることにより、雰囲気温度の比
較的低い車外側に放熱フィンを設けて放熱させることと
なるため、放熱効果が高くなるので、燃料噴射制御ユニ
ット本体の温度上昇を抑えることができるようになる。
また、放熱フィンにより、車両走行時には、走行風で燃
料噴射制御ユニット本体を冷却することが可能となる。
よって、燃料噴射制御ユニット本体の作動の信頼性を向
上することができると共に、燃料噴射制御ユニット本体
の放熱対策に要するコストを低減させることができる。
更に、燃料噴射制御ユニット本体の車外側面部に放熱フ
ィンを設けることにより、エンジン本体からの受熱を小
さくすることができる。
【0017】請求項6に記載された発明では、前記燃料
噴射制御ユニット本体のエンジン本体配設側面と、前記
ストラットタワーハウジングのエンジン本体配設側面と
を略面一としたことを特徴としている。
【0018】このように構成された請求項6にかかる発
明によれば、燃料噴射制御ユニット本体のエンジン本体
配設側面と、ストラットタワーハウジングのエンジン本
体配設側面とを略面一とすることにより、燃料噴射制御
ユニット本体側に流れてきた風をスムーズに車両後方へ
流すことができ、アイドル時などにおける燃料噴射制御
ユニット本体廻りの雰囲気温度の上昇を更に抑えること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0020】図1〜図9は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
【0021】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、車両のエンジンルーム11は、サイドパ
ネル12とフードリッジパネル13などによって画成さ
れている。そして、車両のエンジンルーム11の下方に
は、車両前後方向14に沿って一対のサイドメンバ15
が車幅方向16の左右にそれぞれ配設されている。
【0022】各サイドメンバ15の上方部には、左右一
対のストラットタワーハウジング17がそれぞれ設けら
れている。更に、車両右側のストラットタワーハウジン
グ17の前方位置には、エンジンマウント18が設けら
れている。そして、このエンジンマウント18に対して
エンジン本体19が横置きマウントされている。
【0023】この実施の形態1では、車両右側のサイド
メンバ15の上面部で、しかも、エンジンマウント18
形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃料噴射
制御ユニット本体20が、ユニット取付ブラケット21
を介して配設されている。このユニット取付ブラケット
21は、図3〜図5に示すように、燃料噴射制御ユニッ
ト本体20の車両前後方向14へ向けられた両側面部か
ら車両前後方向14へ突設された取付部20aにそれぞ
れボルト22で取付けられており、各ユニット取付ブラ
ケット21の下部とサイドメンバ15の上面部との間は
ボルト23によって固定されている。また、図6、図7
に示すように、燃料噴射制御ユニット本体20の上部と
フードリッジパネル13の補強材24取付部分との間に
も別のユニット取付ブラケット25が架設される。
【0024】そして、図2に示すように、燃料噴射制御
ユニット本体20とエンジン本体19の各インジェクシ
ョンノズル26との間にはインジェクションハーネス2
7が配設される。このインジェクションハーネス27
は、燃料噴射制御ユニット本体20側が一本化されて合
流部28とされ、エンジン本体19側が各インジェクシ
ョンノズル26に対応された分岐部29とされている。
そして、インジェクションハーネス27の合流部28は
平面視略S字状に屈曲され、S字の始点部分近傍が一方
のユニット取付ブラケット21の上端部にハーネスブラ
ケット30を介して固定され、S字の中間部分とS字の
終点部分近傍とがそれぞれエンジン本体19のチェーン
ケース31にハーネスブラケット32,33を介して固
定されている。尚、上記ハーネスブラケット30は、図
3(d)に示すように、一方のユニット取付ブラケット
21の上端部に形成された延長部34に上方から嵌着可
能な逆U字状をした嵌着部35と、前記延長部34に形
成された係止孔36に係止可能な係止爪部37とで構成
されている。
【0025】更に、燃料噴射制御ユニット本体20に
は、エンジン本体配設側面38と反対側面である車外側
面部39に自己放熱を行わせる放熱フィン40が設けら
れている。
【0026】そして、図6に示すように、燃料噴射制御
ユニット本体20のエンジン本体配設側面38と、スト
ラットタワーハウジング17のエンジン本体配設側面4
1とは、略面一とされている。
【0027】更に、図1に示すように、エンジンルーム
11の車両前後方向14前方位置に、車両前方から取り
入れた風42を、主に、車両左側(燃料噴射制御ユニッ
ト本体20を設けた側と反対側)のサイドメンバ15に
略沿って車両後方へ送風する冷却ファン43を設ける。
そのために、この実施の形態1では冷却ファン43の
回転方向は、図8、図9に示すように、車両前方から見
て右回りとされている。且つ、冷却ファン43の羽根4
4は右後方へ向けて傾斜させられている。
【0028】なお、エンジンルーム11には、上記以外
にも、リレーボックス45やバッテリー46やラジエー
タ47やラジエータグリル48などが設けられている。
【0029】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0030】エンジンルーム11下方に車両前後方向1
4に沿って設けられたサイドメンバ15の上面部で、し
かも、ストラットタワーハウジング17前方位置に設け
られるエンジンマウント18形成位置近傍に、略ボック
ス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体20を配
設しているので、燃料噴射制御ユニット本体20とエン
ジン本体19の各インジェクションノズル26との間に
接続されるインジェクションハーネス27の経路短縮お
よび経路の合理化を図ることができるようになる。しか
も、エンジン本体19の振動によるインジェクションハ
ーネス27への負荷を低減させることができると共に、
インジェクションハーネス27の配索スペースを小さく
することができる。
【0031】更に、燃料噴射制御ユニット本体20をサ
イドメンバ15の上面部で、しかも、エンジンマウント
18形成位置近傍に取付けることにより、図5に示すよ
うに、作業の行い易い位置に燃料噴射制御ユニット本体
が配置されることとなるので、作業性および整備性を良
くすることができる。
【0032】また、図1に示すように、エンジンルーム
11の車両前後方向14前方位置に、車両前方から取り
入れた風42を主に車両左側(燃料噴射制御ユニット本
体20を設けた側と反対側)のサイドメンバ15に略沿
って車両後方へ送風する冷却ファン43を設けたので、
ラジエータ47、エンジン本体19の排気系などを通過
することによって熱せらせた風42を、主に燃料噴射制
御ユニット本体20が設けられた側と反対側へ送風する
ことにより、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニ
ット本体20廻りの雰囲気温度上昇を防ぐことができ
る。
【0033】具体的には、図8、図9に示すように、冷
却ファン43の回転方向を車両前方から見て右回りとす
ることにより、冷却ファン43の回転方向で確実に風を
車両左側へ導いて、燃料噴射制御ユニット本体20廻り
の雰囲気温度上昇を更に抑えることができる。
【0034】エンジンルーム11内に、エンジンマウン
ト18を介して、エンジン本体19を横置きマウントす
ることにより、エンジンマウント18近傍に配設された
燃料噴射制御ユニット本体20との間のインジェクショ
ンハーネス27の経路短縮効果をより高くすることがで
きる。
【0035】燃料噴射制御ユニット本体20に、エンジ
ン本体配設側面38と反対側面である車外側面部39に
自己放熱を行わせる放熱フィン40を設けることによ
り、雰囲気温度の比較的低い車外側に放熱フィン40を
設けて放熱させることとなるため、放熱効果が高くなる
ので、燃料噴射制御ユニット本体20の温度上昇を抑え
ることができるようになる。また、放熱フィン40によ
り、車両走行時には、走行風42’で燃料噴射制御ユニ
ット本体20を冷却することが可能となる。よって、燃
料噴射制御ユニット本体20の作動の信頼性を向上する
ことができると共に、燃料噴射制御ユニット本体20の
放熱対策に要するコストを低減させることができる。更
に、燃料噴射制御ユニット本体20の車外側面部39に
放熱フィン40を設けることにより、エンジン本体19
からの受熱を小さくすることができる。
【0036】燃料噴射制御ユニット本体20のエンジン
本体配設側面38と、ストラットタワーハウジング17
のエンジン本体配設側面41とを略面一とすることによ
り、燃料噴射制御ユニット本体20側に流れてきた風4
2’をスムーズに車両後方へ流すことができ、アイドル
時などにおける燃料噴射制御ユニット本体20廻りの雰
囲気温度の上昇を更に抑えることができる。
【0037】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0038】例えば、エンジンルーム11内を左右反転
構造としても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、エンジンルーム下方に車両前後方向に沿っ
て設けられたサイドメンバの上面部で、しかも、ストラ
ットタワーハウジング前方位置に設けられるエンジンマ
ウント形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃
料噴射制御ユニット本体を配設しているので、燃料噴射
制御ユニット本体とエンジン本体との間に接続されるイ
ンジェクションハーネスの経路短縮および経路の合理化
を図ることができるようになる。
【0040】しかも、エンジン本体の振動によるインジ
ェクションハーネスへの負荷を低減することができると
共に、インジェクションハーネスの配索スペースを小さ
くすることができる。 更に、燃料噴射制御ユニット本
体をサイドメンバの上面部で、しかも、エンジンマウン
ト形成位置近傍に取付けることにより、作業の行い易い
位置に燃料噴射制御ユニット本体が配置されることとな
るので、作業性および整備性を良くすることができる。
【0041】請求項2の発明によれば、エンジンルーム
の車両前後方向前方位置に、車両前方から取り入れた風
を主に燃料噴射制御ユニット本体を設けた側と反対側の
サイドメンバに略沿って車両後方へ送風する冷却ファン
を設けたので、ラジエータ、エンジン本体の排気系など
を通過することによって熱せらせた風を、主に燃料噴射
制御ユニット本体が設けられた側と反対側へ送風するこ
とにより、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニッ
ト本体廻りの雰囲気温度上昇を防ぐことができる。
【0042】請求項3の発明によれば、冷却ファンの回
転方向を車両前方から見て右回りとすることにより、冷
却ファンの回転方向で確実に風を車両左側へ導いて、燃
料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度上昇を更に抑
えることができる。
【0043】請求項4の発明によれば、エンジンルーム
内に、エンジンマウントを介して、エンジン本体を横置
きマウントすることにより、エンジンマウント近傍に配
設された燃料噴射制御ユニット本体との間のインジェク
ションハーネスの経路短縮効果をより高くすることがで
きる。
【0044】請求項5の発明によれば、燃料噴射制御ユ
ニット本体に、エンジン本体配設側面と反対側面である
車外側面部に自己放熱を行わせる放熱フィンを設けるこ
とにより、雰囲気温度の比較的低い車外側に放熱フィン
を設けて放熱させることとなるため、放熱効果が高くな
るので、燃料噴射制御ユニット本体の温度上昇を抑える
ことができるようになる。また、放熱フィンにより、車
両走行時には、走行風で燃料噴射制御ユニット本体を冷
却することが可能となる。よって、燃料噴射制御ユニッ
ト本体の作動の信頼性を向上することができると共に、
燃料噴射制御ユニット本体の放熱対策に要するコストを
低減させることができる。更に、燃料噴射制御ユニット
本体の車外側面部に放熱フィンを設けることにより、エ
ンジン本体からの受熱を小さくすることができる。
【0045】請求項6の発明によれば、燃料噴射制御ユ
ニット本体のエンジン本体配設側面と、ストラットタワ
ーハウジングのエンジン本体配設側面とを略面一とする
ことにより、燃料噴射制御ユニット本体側に流れてきた
風をスムーズに車両後方へ流すことができ、アイドル時
などにおける燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温
度の上昇を更に抑えることができる、という実用上有益
な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるエンジンルーム
の概略斜視図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】(a)は燃料噴射制御ユニット本体の正面図、
(b)は燃料噴射制御ユニット本体の平面図、(c)は
燃料噴射制御ユニット本体の左側面図、(d)は燃料噴
射制御ユニット本体の右側面図である。
【図4】燃料噴射制御ユニット本体の取付状態を示す概
略斜視図である。
【図5】燃料噴射制御ユニット本体に対する組付工具の
挿入状態を示す概略斜視図である。
【図6】図1のA−A矢視方向に沿った断面図である。
【図7】図6部分の概略斜視図である。
【図8】ファンの正面図である。
【図9】ファンの羽根の移動方向を記す概略図である。
【図10】従来例にかかるエンジンルームの概略斜視図
である。
【符号の説明】
11 エンジンルーム 14 車両前後方向 15 サイドメンバ 17 ストラットタワーハウジング 18 エンジンマウント 19 エンジン本体 20 燃料噴射制御ユニット本体 21 ユニット取付ブラケット 38 エンジン本体配設側面 39 車外側面部 40 放熱フィン 41 エンジン本体配設側面 42,42’ 風 43 冷却ファン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンルーム下方に車両前後方向に沿っ
    て設けられたサイドメンバの上面部で、しかも、ストラ
    ットタワーハウジング前方位置に設けられるエンジンマ
    ウント形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃
    料噴射制御ユニット本体を配設したことを特徴とする燃
    料噴射制御ユニットの取付部構造。
  2. 【請求項2】エンジンルームの車両前後方向前方位置
    に、車両前方から取り入れた風を車両後方へ送風する冷
    却ファンが設けられ、該冷却ファンによって車両前方か
    ら取り入れられた風が、主に前記燃料噴射制御ユニット
    本体を設けた左右何れか一方のサイドメンバに対して反
    対側に位置する他方のサイドメンバに略沿って車両後方
    へ送風されることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射
    制御ユニットの取付部構造。
  3. 【請求項3】前記燃料噴射制御ユニット本体を、車両右
    側のサイドメンバに配設すると共に、前記冷却ファンの
    回転方向を車両前方から見て右回りとしたことを特徴と
    する請求項2記載の燃料噴射制御ユニットの取付部構
    造。
  4. 【請求項4】前記エンジンルーム内には、前記エンジン
    マウントを介して、横置きマウントされたエンジン本体
    が設けられたことを特徴とする請求項1〜3記載の請求
    項のうち何れか一項記載の燃料噴射制御ユニットの取付
    部構造。
  5. 【請求項5】前記燃料噴射制御ユニット本体には、前記
    エンジン本体配設側面と反対側面である車外側面部に自
    己放熱を行わせる放熱フィンが設けられたことを特徴と
    する請求項1〜4記載の請求項のうち何れか一項記載の
    燃料噴射制御ユニットの取付部構造。
  6. 【請求項6】前記燃料噴射制御ユニット本体のエンジン
    本体配設側面と、前記ストラットタワーハウジングのエ
    ンジン本体配設側面とを略面一としたことを特徴とする
    請求項1〜5記載の請求項のうち何れか一項記載の燃料
    噴射制御ユニットの取付部構造。
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