JP3728955B2 - 燃料噴射制御ユニットの取付部構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、燃料噴射制御ユニットの取付部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンの燃料噴射装置の燃料噴射制御ユニットは、例えば、図10に示すように、エンジンルーム1におけるダッシュパネル2の部分U1や車両左側のストラットタワーハウジング3の上U2や側部U3やカウルトップ部U4や左カウル前U5などに設置されている。或いは、燃料噴射制御ユニットが前席シート下などに設置されている。
【0003】
なお、自動車のエンジンルーム内のフロントサイドメンバの構造としては、特開平5−319308号公報などに開示されているようなものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の燃料噴射制御ユニットの取付部構造では、燃料噴射制御ユニットからインジェクションノズルまでの経路が長くなる、エンジンの振動によるハーネスの負荷が大きくなる、燃料噴射制御ユニットの放熱性が悪くなるなどの問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、エンジンの振動によるハーネスの負荷を低減すると共に燃料噴射制御ユニットからインジェクションノズルまでの経路を短縮し、且つ、燃料噴射制御ユニットの放熱性を向上することのできる燃料噴射制御ユニットの取付部構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、エンジンルーム下方に車両前後方向に沿って設けられたサイドメンバの上面部で、しかも、ストラットタワーハウジング前方位置に設けられるエンジンマウント形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体を配設したことを特徴としている。
【0007】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、エンジンルーム下方に車両前後方向に沿って設けられたサイドメンバの上面部で、しかも、ストラットタワーハウジング前方位置に設けられるエンジンマウント形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体を配設しているので、燃料噴射制御ユニット本体とエンジン本体との間に接続されるインジェクションハーネスの経路短縮および経路の合理化を図ることができるようになる。
【0008】
しかも、エンジン本体の振動によるインジェクションハーネスへの負荷を低減することができると共に、インジェクションハーネスの配索スペースを小さくすることができる。 更に、燃料噴射制御ユニット本体をサイドメンバの上面部で、しかも、エンジンマウント形成位置近傍に取付けることにより、作業の行い易い位置に燃料噴射制御ユニット本体が配置されることとなるので、作業性および整備性を良くすることができる。
【0009】
また、請求項1に記載された発明では、エンジンルームの車両前後方向前方位置に、車両前方から取り入れた風を車両後方へ送風する冷却ファンが設けられ、該冷却ファンによって車両前方から取り入れられた風が、主に前記燃料噴射制御ユニット本体を設けた左右何れか一方のサイドメンバに対して反対側に位置する他方のサイドメンバに略沿って車両後方へ送風されることを特徴としている。
【0010】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、エンジンルームの車両前後方向前方位置に、車両前方から取り入れた風を主に燃料噴射制御ユニット本体を設けた側と反対側のサイドメンバに略沿って車両後方へ送風する冷却ファンを設けたので、ラジエータ、エンジン本体の排気系などを通過することによって熱せらせた風を、主に燃料噴射制御ユニット本体が設けられた側と反対側へ送風することにより、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度上昇を防ぐことができる。
【0011】
請求項2に記載された発明では、前記燃料噴射制御ユニット本体を、車両右側のサイドメンバに配設すると共に、前記冷却ファンの回転方向を車両前方から見て右回りとしたことを特徴としている。
【0012】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、冷却ファンの回転方向を車両前方から見て右回りとすることにより、冷却ファンの回転方向で確実に風を車両左側へ導いて、燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度上昇を更に抑えることができる。
【0013】
請求項3に記載された発明では、前記エンジンルーム内には、前記エンジンマウントを介して、横置きマウントされたエンジン本体が設けられたことを特徴としている。
【0014】
このように構成された請求項3にかかる発明によれば、エンジンルーム内に、エンジンマウントを介して、エンジン本体を横置きマウントすることにより、エンジンマウント近傍に配設された燃料噴射制御ユニット本体との間のインジェクションハーネスの経路短縮効果をより高くすることができる。
【0015】
請求項4に記載された発明では、前記燃料噴射制御ユニット本体には、前記エンジン本体配設側面と反対側面である車外側面部に自己放熱を行わせる放熱フィンが設けられたことを特徴としている。
【0016】
このように構成された請求項4にかかる発明によれば、燃料噴射制御ユニット本体に、エンジン本体配設側面と反対側面である車外側面部に自己放熱を行わせる放熱フィンを設けることにより、雰囲気温度の比較的低い車外側に放熱フィンを設けて放熱させることとなるため、放熱効果が高くなるので、燃料噴射制御ユニット本体の温度上昇を抑えることができるようになる。また、放熱フィンにより、車両走行時には、走行風で燃料噴射制御ユニット本体を冷却することが可能となる。よって、燃料噴射制御ユニット本体の作動の信頼性を向上することができると共に、燃料噴射制御ユニット本体の放熱対策に要するコストを低減させることができる。更に、燃料噴射制御ユニット本体の車外側面部に放熱フィンを設けることにより、エンジン本体からの受熱を小さくすることができる。
【0017】
請求項5に記載された発明では、前記燃料噴射制御ユニット本体のエンジン本体配設側面と、前記ストラットタワーハウジングのエンジン本体配設側面とを略面一としたことを特徴としている。
【0018】
このように構成された請求項5にかかる発明によれば、燃料噴射制御ユニット本体のエンジン本体配設側面と、ストラットタワーハウジングのエンジン本体配設側面とを略面一とすることにより、燃料噴射制御ユニット本体側に流れてきた風をスムーズに車両後方へ流すことができ、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度の上昇を更に抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。
【0020】
図1〜図9は、この発明の実施の形態1を示すものである。
【0021】
まず、構成を説明すると、この実施の形態1のものでは、車両のエンジンルーム11は、サイドパネル12とフードリッジパネル13などによって画成されている。そして、車両のエンジンルーム11の下方には、車両前後方向14に沿って一対のサイドメンバ15が車幅方向16の左右にそれぞれ配設されている。
【0022】
各サイドメンバ15の上方部には、左右一対のストラットタワーハウジング17がそれぞれ設けられている。更に、車両右側のストラットタワーハウジング17の前方位置には、エンジンマウント18が設けられている。そして、このエンジンマウント18に対してエンジン本体19が横置きマウントされている。
【0023】
この実施の形態1では、車両右側のサイドメンバ15の上面部で、しかも、エンジンマウント18形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体20が、ユニット取付ブラケット21を介して配設されている。このユニット取付ブラケット21は、図3〜図5に示すように、燃料噴射制御ユニット本体20の車両前後方向14へ向けられた両側面部から車両前後方向14へ突設された取付部20aにそれぞれボルト22で取付けられており、各ユニット取付ブラケット21の下部とサイドメンバ15の上面部との間はボルト23によって固定されている。また、図6、図7に示すように、燃料噴射制御ユニット本体20の上部とフードリッジパネル13の補強材24取付部分との間にも別のユニット取付ブラケット25が架設される。
【0024】
そして、図2に示すように、燃料噴射制御ユニット本体20とエンジン本体19の各インジェクションノズル26との間にはインジェクションハーネス27が配設される。このインジェクションハーネス27は、燃料噴射制御ユニット本体20側が一本化されて合流部28とされ、エンジン本体19側が各インジェクションノズル26に対応された分岐部29とされている。そして、インジェクションハーネス27の合流部28は平面視略S字状に屈曲され、S字の始点部分近傍が一方のユニット取付ブラケット21の上端部にハーネスブラケット30を介して固定され、S字の中間部分とS字の終点部分近傍とがそれぞれエンジン本体19のチェーンケース31にハーネスブラケット32,33を介して固定されている。尚、上記ハーネスブラケット30は、図3(d)に示すように、一方のユニット取付ブラケット21の上端部に形成された延長部34に上方から嵌着可能な逆U字状をした嵌着部35と、前記延長部34に形成された係止孔36に係止可能な係止爪部37とで構成されている。
【0025】
更に、燃料噴射制御ユニット本体20には、エンジン本体配設側面38と反対側面である車外側面部39に自己放熱を行わせる放熱フィン40が設けられている。
【0026】
そして、図6に示すように、燃料噴射制御ユニット本体20のエンジン本体配設側面38と、ストラットタワーハウジング17のエンジン本体配設側面41とは、略面一とされている。
【0027】
更に、図1に示すように、エンジンルーム11の車両前後方向14前方位置に、車両前方から取り入れた風42を、主に、車両左側(燃料噴射制御ユニット本体20を設けた側と反対側)のサイドメンバ15に略沿って車両後方へ送風する冷却ファン43を設ける。 そのために、この実施の形態1では冷却ファン43の回転方向は、図8、図9に示すように、車両前方から見て右回りとされている。且つ、冷却ファン43の羽根44は右後方へ向けて傾斜させられている。
【0028】
なお、エンジンルーム11には、上記以外にも、リレーボックス45やバッテリー46やラジエータ47やラジエータグリル48などが設けられている。
【0029】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0030】
エンジンルーム11下方に車両前後方向14に沿って設けられたサイドメンバ15の上面部で、しかも、ストラットタワーハウジング17前方位置に設けられるエンジンマウント18形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体20を配設しているので、燃料噴射制御ユニット本体20とエンジン本体19の各インジェクションノズル26との間に接続されるインジェクションハーネス27の経路短縮および経路の合理化を図ることができるようになる。しかも、エンジン本体19の振動によるインジェクションハーネス27への負荷を低減させることができると共に、インジェクションハーネス27の配索スペースを小さくすることができる。
【0031】
更に、燃料噴射制御ユニット本体20をサイドメンバ15の上面部で、しかも、エンジンマウント18形成位置近傍に取付けることにより、図5に示すように、作業の行い易い位置に燃料噴射制御ユニット本体が配置されることとなるので、作業性および整備性を良くすることができる。
【0032】
また、図1に示すように、エンジンルーム11の車両前後方向14前方位置に、車両前方から取り入れた風42を主に車両左側(燃料噴射制御ユニット本体20を設けた側と反対側)のサイドメンバ15に略沿って車両後方へ送風する冷却ファン43を設けたので、ラジエータ47、エンジン本体19の排気系などを通過することによって熱せらせた風42を、主に燃料噴射制御ユニット本体20が設けられた側と反対側へ送風することにより、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニット本体20廻りの雰囲気温度上昇を防ぐことができる。
【0033】
具体的には、図8、図9に示すように、冷却ファン43の回転方向を車両前方から見て右回りとすることにより、冷却ファン43の回転方向で確実に風を車両左側へ導いて、燃料噴射制御ユニット本体20廻りの雰囲気温度上昇を更に抑えることができる。
【0034】
エンジンルーム11内に、エンジンマウント18を介して、エンジン本体19を横置きマウントすることにより、エンジンマウント18近傍に配設された燃料噴射制御ユニット本体20との間のインジェクションハーネス27の経路短縮効果をより高くすることができる。
【0035】
燃料噴射制御ユニット本体20に、エンジン本体配設側面38と反対側面である車外側面部39に自己放熱を行わせる放熱フィン40を設けることにより、雰囲気温度の比較的低い車外側に放熱フィン40を設けて放熱させることとなるため、放熱効果が高くなるので、燃料噴射制御ユニット本体20の温度上昇を抑えることができるようになる。また、放熱フィン40により、車両走行時には、走行風42’で燃料噴射制御ユニット本体20を冷却することが可能となる。よって、燃料噴射制御ユニット本体20の作動の信頼性を向上することができると共に、燃料噴射制御ユニット本体20の放熱対策に要するコストを低減させることができる。更に、燃料噴射制御ユニット本体20の車外側面部39に放熱フィン40を設けることにより、エンジン本体19からの受熱を小さくすることができる。
【0036】
燃料噴射制御ユニット本体20のエンジン本体配設側面38と、ストラットタワーハウジング17のエンジン本体配設側面41とを略面一とすることにより、燃料噴射制御ユニット本体20側に流れてきた風42’をスムーズに車両後方へ流すことができ、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニット本体20廻りの雰囲気温度の上昇を更に抑えることができる。
【0037】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0038】
例えば、エンジンルーム11内を左右反転構造としても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、エンジンルーム下方に車両前後方向に沿って設けられたサイドメンバの上面部で、しかも、ストラットタワーハウジング前方位置に設けられるエンジンマウント形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体を配設しているので、燃料噴射制御ユニット本体とエンジン本体との間に接続されるインジェクションハーネスの経路短縮および経路の合理化を図ることができるようになる。
【0040】
しかも、エンジン本体の振動によるインジェクションハーネスへの負荷を低減することができると共に、インジェクションハーネスの配索スペースを小さくすることができる。 更に、燃料噴射制御ユニット本体をサイドメンバの上面部で、しかも、エンジンマウント形成位置近傍に取付けることにより、作業の行い易い位置に燃料噴射制御ユニット本体が配置されることとなるので、作業性および整備性を良くすることができる。
【0041】
また、請求項1の発明によれば、エンジンルームの車両前後方向前方位置に、車両前方から取り入れた風を主に燃料噴射制御ユニット本体を設けた側と反対側のサイドメンバに略沿って車両後方へ送風する冷却ファンを設けたので、ラジエータ、エンジン本体の排気系などを通過することによって熱せらせた風を、主に燃料噴射制御ユニット本体が設けられた側と反対側へ送風することにより、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度上昇を防ぐことができる。
【0042】
請求項2の発明によれば、冷却ファンの回転方向を車両前方から見て右回りとすることにより、冷却ファンの回転方向で確実に風を車両左側へ導いて、燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度上昇を更に抑えることができる。
【0043】
請求項3の発明によれば、エンジンルーム内に、エンジンマウントを介して、エンジン本体を横置きマウントすることにより、エンジンマウント近傍に配設された燃料噴射制御ユニット本体との間のインジェクションハーネスの経路短縮効果をより高くすることができる。
【0044】
請求項4の発明によれば、燃料噴射制御ユニット本体に、エンジン本体配設側面と反対側面である車外側面部に自己放熱を行わせる放熱フィンを設けることにより、雰囲気温度の比較的低い車外側に放熱フィンを設けて放熱させることとなるため、放熱効果が高くなるので、燃料噴射制御ユニット本体の温度上昇を抑えることができるようになる。また、放熱フィンにより、車両走行時には、走行風で燃料噴射制御ユニット本体を冷却することが可能となる。よって、燃料噴射制御ユニット本体の作動の信頼性を向上することができると共に、燃料噴射制御ユニット本体の放熱対策に要するコストを低減させることができる。更に、燃料噴射制御ユニット本体の車外側面部に放熱フィンを設けることにより、エンジン本体からの受熱を小さくすることができる。
【0045】
請求項5の発明によれば、燃料噴射制御ユニット本体のエンジン本体配設側面と、ストラットタワーハウジングのエンジン本体配設側面とを略面一とすることにより、燃料噴射制御ユニット本体側に流れてきた風をスムーズに車両後方へ流すことができ、アイドル時などにおける燃料噴射制御ユニット本体廻りの雰囲気温度の上昇を更に抑えることができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるエンジンルームの概略斜視図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】(a)は燃料噴射制御ユニット本体の正面図、(b)は燃料噴射制御ユニット本体の平面図、(c)は燃料噴射制御ユニット本体の左側面図、(d)は燃料噴射制御ユニット本体の右側面図である。
【図4】燃料噴射制御ユニット本体の取付状態を示す概略斜視図である。
【図5】燃料噴射制御ユニット本体に対する組付工具の挿入状態を示す概略斜視図である。
【図6】図1のA−A矢視方向に沿った断面図である。
【図7】図6部分の概略斜視図である。
【図8】ファンの正面図である。
【図9】ファンの羽根の移動方向を記す概略図である。
【図10】従来例にかかるエンジンルームの概略斜視図である。
【符号の説明】
11 エンジンルーム
14 車両前後方向
15 サイドメンバ
17 ストラットタワーハウジング
18 エンジンマウント
19 エンジン本体
20 燃料噴射制御ユニット本体
21 ユニット取付ブラケット
38 エンジン本体配設側面
39 車外側面部
40 放熱フィン
41 エンジン本体配設側面
42,42’ 風
43 冷却ファン
Claims (5)
- エンジンルーム下方に車両前後方向に沿って設けられたサイドメンバの上面部で、しかも、ストラットタワーハウジング前方位置に設けられるエンジンマウント形成位置近傍に、略ボックス形状に形成された燃料噴射制御ユニット本体を配設し、
エンジンルームの車両前後方向前方位置に、車両前方から取り入れた風を車両後方へ送風する冷却ファンが設けられ、該冷却ファンによって車両前方から取り入れられた風が、主に前記燃料噴射制御ユニット本体を設けた左右何れか一方のサイドメンバに対して反対側に位置する他方のサイドメンバに略沿って車両後方へ送風されることを特徴とする燃料噴射制御ユニットの取付部構造。 - 前記燃料噴射制御ユニット本体を、車両右側のサイドメンバに配設すると共に、前記冷却ファンの回転方向を車両前方から見て右回りとしたことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射制御ユニットの取付部構造。
- 前記エンジンルーム内には、前記エンジンマウントを介して、横置きマウントされたエンジン本体が設けられたことを特徴とする請求項1または2記載の請求項のうち何れか一項記載の燃料噴射制御ユニットの取付部構造。
- 前記燃料噴射制御ユニット本体には、前記エンジン本体配設側面と反対側面である車外側面部に自己放熱を行わせる放熱フィンが設けられたことを特徴とする請求項1〜3記載の請求項のうち何れか一項記載の燃料噴射制御ユニットの取付部構造。
- 前記燃料噴射制御ユニット本体のエンジン本体配設側面と、前記ストラットタワーハウジングのエンジン本体配設側面とを略面一としたことを特徴とする請求項1〜4記載の請求項のうち何れか一項記載の燃料噴射制御ユニットの取付部構造。
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