JP2002209204A - 放送情報に関連した情報の取得方法及びシステム並びに装置 - Google Patents

放送情報に関連した情報の取得方法及びシステム並びに装置

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JP2002209204A JP2001115997A JP2001115997A JP2002209204A JP 2002209204 A JP2002209204 A JP 2002209204A JP 2001115997 A JP2001115997 A JP 2001115997A JP 2001115997 A JP2001115997 A JP 2001115997A JP 2002209204 A JP2002209204 A JP 2002209204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送情報又は記録情報の視聴者がネットワー
クに接続されたサーバ等から放送情報又は記録情報に関
連した情報又はコンテンツを容易に取得する技術を提供
する。 【解決手段】 視聴者装置と、映像又は音声に関係した
コンテンツ情報を提供するコンテンツ提供サーバとがネ
ットワークを介して接続されたシステムにおいて、視聴
者装置がコンテンツ情報を取得するために必要な関連情
報を入手し、コンテンツ提供サーバに関連情報を送信し
てコンテンツ情報の送信を要求し、コンテンツ提供サー
バから送信されるコンテンツ情報を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送情報又は記録
情報に関連した情報をネットワークに接続されたサーバ
等から視聴者が取得する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル衛星放送、データ放送も始ま
り、それらは多彩な放送サービスに加え新しいマスメデ
ィアとしての期待も大きい。通信の分野では、ISD
N、DSL、FTTL、IMT−2000等の多くのア
クセス系が整備され、それらを用いたIP定額常時接続
サービスの開始、通信網のブロードバンド化で、今以上
にインターネットの急激な普及が見込まれる。インター
ネットもマスメディアとして大きく発展する可能性を見
せている。近い将来、デジタル放送とブロードバンド通
信が密接に融合し、インタラクティブをキーワードに、
より一層の多彩なサービスが開花することが予想され
る。
【0003】インタラクティブがもたらす最大の視聴者
にとっての恩恵は、パーソナライズな情報(その人に合
った情報)のパーソナライズな享受(その人に合った受
け取り方)である。情報を享受するための道具(端末)
も、受け取る情報の種類やそのデータ量、使う人の使用
目的や使用環境、情報への操作のしやすさ等に適したも
のが多種多様化し普及し始めている。
【0004】このような背景の下、上記の技術分野に関
する従来技術とその問題点について次の3つの観点から
説明する。 (1)テレビ、ラジオ等の一方向から一方的に与えられ
る情報は、情報を得るための強いポジティブな操作が伴
わないため、煩わしさを感じさせないが、テレビ、ラジ
オ等メディアは、物理的にそこに載せられる情報に限界
がある。情報提供者により選別、演出され、与えられた
情報に、視聴者が満足できれば問題はないが、個々の視
聴者がそれぞれの嗜好からの情報量的な不満、放送時間
や放送エリア等の情報提供方法に対する不満を感じた場
合、今までのアナログテレビ、アナログラジオ等のアナ
ログメディアだけでは、その不満を解決することはでき
ない。放送メディアをアナログからデジタル化し、物理
的にそこに載せられる情報を増やすことや、カルーセル
方式による情報配信で擬似的なインタラクティブ性を視
聴者に与えたとしても、その不満を本質的に解決したこ
とになっていない。
【0005】インターネットを用いて、放送メディアに
載せきれなかった情報や関連する情報を配信するサービ
スも開始されているが、単に複数のメディア(マルチメ
ディア)による情報提供をしているため、視聴者の利用
シーンを考慮した、異なるメディア(マルチメディア)
で配信された情報間の連動、連携をユーザインタフェー
スの観点から解決していない。
【0006】特開平9−160852、特開2000−
183835の発明は、ラジオやテレビで放送された楽
曲や映像をネットワークから容易に入手するための装置
を提供している。これは、放送された楽曲や映像を視聴
後に入手する際の煩わしさに関する課題を解決してい
る。楽曲や映像と共にそれらを同定するための付加情報
(関連情報)をメディアに載せて視聴者に配信し、視聴
者が所望する楽曲や映像が配信されている時にその要求
を受信装置に入力することで、付加情報が記録される。
記録した付加情報をキーにネットワークを介して所望し
た楽曲や映像を同定しそれを得るしくみである。
【0007】しかしながら、現在の多種多様な通信アク
セス系、端末を前提に、放送コンテンツに連動、連携し
て、個々の視聴者がそれぞれの嗜好から希望する関連コ
ンテンツを提供する多種多様なサービスに応えること、
またそのサービスをコンテンツ提供者が公平に提供する
ことは、上記発明では原理的に解決しきれていない。
【0008】すなわち、従来技術では、以下のような課
題が解決されていない。多種多様なサービスを提供でき
る配信装置に構成上なっていない。視聴者の受信環境
(端末スペック等)を考慮した関連コンテンツの配信が
できない。配信する際のアクセス系の状態を把握できな
い。また、従来技術では視聴者が所望する楽曲や映像が
配信されている時に提供サービスの要求(サービスを受
けるのに必要な関連情報の記録)を入力した場合のみサ
ービスを受けられる構成となっている。したがって、放
送に連携、連動したサービスの予約やお知らせができな
い。視聴者が所望するサービスを捕り漏らしなく受けた
いと思う場合、従来の装置構成であると視聴者に絶えず
関連情報の記録を強いることになる。 (2) 一方、BSデジタル放送、CSデジタル放送等
のデジタル放送では、映像音声とともに多様な関連情報
が提供され、これらの関連情報は視聴者が映像を視聴し
ながら参照することが可能となっている。
【0009】しかし、ディジタル放送受信装置として一
般的であるテレビ受像機では、関連情報を閲覧する場合
には、映像表示部の一部分に関連情報を表示したり、あ
るいは、映像表示部全体に関連情報を表示するため、関
連情報を閲覧している時には、映像が縮小されたり、映
像の一部が隠れたり、あるいは、映像の視聴を一時中断
する必要がある。また、関連情報の情報量が多い場合、
視聴者が映像を視聴しながら同時に関連情報の内容を十
分に把握することは困難であり、関連情報だけを、番組
終了後等視聴者が希望する時点でゆっくりと視聴できる
ことが望ましい。また、従来のディジタル放送受信装置
では、関連情報を閲覧する場合には、受信される関連情
報が一様に画面に表示されるため、視聴者にとって興味
のない関連情報まで表示されることになる。
【0010】また、ディジタル放送受信装置では、関連
情報やEPG(ElectricProgram Gu
ide)情報を利用して視聴者の興味対象となる放送番
組や関連情報を、視聴者がテレビ放送を視聴していない
間に、自動的に選別して装置内に蓄積しておくことが検
討されている。この際、視聴者の興味を示す情報を獲得
することが課題となる。従来では、視聴者が興味のある
キーワードを直接に入力することにより興味情報を獲得
する、あるいは視聴者が視聴した番組の関連情報から興
味情報を推測する方法等が提案されている。
【0011】ここで、視聴者の興味対象となる放送番組
を自動的に選別する方法については、例えば、次の文献
に記載されている。〔参考文献〕:矢川雄一、鵜飼ひろ
み、田中哲雄、柴田正啓、金淵培、「個人の嗜好に合っ
たテレビ番組を自動編成するエージェントの検討」、信
学技報、AI98−55、PP.9−16、1998年
12月。
【0012】更に、視聴者が視聴した番組の関連情報か
ら興味情報を推測する方法については、特開平11−1
34345号公報「嗜好情報選択装置」に記載されてい
る。
【0013】しかし、興味のあるキーワードを意識的に
考えて入力することは視聴者にとって必ずしも容易では
ない。また、番組の関連情報から興味情報を推測する方
法は、前述の興味のない関連情報まで表示されることと
本質的に同じ課題が残される。 (3)上記のように、デジタル放送においては、テレビ
放送又はラジオ放送に任意の関連情報としてのデータ信
号を多重して放送することが可能である。従って、デジ
タル放送受信装置において、又はその受信装置に接続さ
れた端末において、放送に多重されたデータ信号を利用
することにより、放送コンテンツに同期した処理を行う
ことができる。例えば、放送されるテレビ番組やラジオ
番組に関する関連情報を、当該番組と同時に配信するこ
とが可能である。
【0014】同様に、アナログテレビ放送においても、
ARIB STD−B5「垂直帰線消去期間を使用する
伝送方式の標準テレビジョン・データ放送」により既定
される方式により、テレビ映像信号に任意のデータ信号
を多重することが可能である。特に、「Bit Cas
t」(参考:日経マルチメディア、No.28、199
7.10、P.52〜P.57)と称されるシステム等
では、アナログテレビ映像信号に多重されたデータ信号
を利用して、放送コンテンツに同期した関連情報提示等
の機能を実現している。
【0015】また、WWW(World Wide W
eb)においては、所定のホームページのコンテンツ
を、テレビ、ラジオ等の放送コンテンツに同期して逐次
更新することがなされている。インターネットに接続さ
れるクライアントが、その所定のホームページをアクセ
スすることで、放送コンテンツにある程度同期した情報
提示等を享受することができる。
【0016】しかしながら、放送に多重されたデータ信
号を利用して放送コンテンツに同期した処理を行うため
には、その処理を行う端末が、放送に多重されたデータ
信号を取得する必要がある。即ち、端末自身が放送を受
信する機能を有するか、又は放送受信装置に接続され且
つ該放送受信装置から放送に多重されたデータ信号を取
得する機能を有しなければならないという課題がある。
【0017】また、そのような機能を有することなく、
端末がネットワークを介して放送に多重されたデータ信
号を取得する場合、イベント発生からそれに対応するア
クションの実行までに、ネットワークにおけるデータ信
号の遅延時間が生じるという課題がある。
【0018】更に、放送される映像音声に関連する情報
を提供する場合、URL等を当該映像音声と同時に送信
する方法等では、放送情報にURL等の情報をそれぞれ
付加して放送する必要がある。例えば、CM等繰り返し
放送される放送情報等についても、逐次、その放送毎に
対応したURL等の情報を付加する処理を施す必要があ
る。
【0019】更には、放送映像音声を蓄積して利用する
場合にも前記の方法では、何らかの手段を講じることに
より、放送映像音声と同時に放送されたURL等の情報
を関連付けて蓄積しておかなければ蓄積された映像音声
の再生視聴時には、関連情報を取得できない問題があ
る。
【0020】同様に、特開平9−160852「情報提
供装置」のように、時刻とCH番号をキーとして関連情
報を取得しようとする方法でも、一度蓄積した放送情報
を視聴する際には視聴時刻が放送時刻と異なるために関
連情報と対応させることができなくなり、関連情報を取
得できなくなる問題がある。
【0021】更に、従来技術においては、視聴されてい
る放送番組映像の画像フレームの切り替わりを極めて正
確に把握できないという問題がある。
【0022】上述したように、従来の技術においては、
放送情報又は記録情報の視聴者がネットワークに接続さ
れたサーバ等から放送情報又は記録情報に関連した情報
又はコンテンツを取得することは容易でないという問題
がある。
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、放送情報又は記録情報の視聴
者がネットワークに接続されたサーバ等から放送情報又
は記録情報に関連した情報又はコンテンツを容易に取得
することができるようにすることを目的とする。より詳
細には、本発明では次に示す第1〜第5の目的を達成す
ることにより、上記の目的を達成している。
【0023】本発明の第1の目的は、上記(1)の従来
技術の問題点の解決を図るものであり、情報を一方向か
ら一方的に与える放送メディアに載せきれなかった関連
する情報を、多種多様な通信アクセス系、端末を前提
に、放送コンテンツに連動、連携して、コンテンツ提供
者が個々の視聴者に対して視聴者の希望に応じたスタイ
ルで多種多様なサービスを公平に提供できるようにする
こと、また、視聴者が所望するサービスを捕り漏らしな
く受けられる環境と、視聴中、視聴後に関連コンテンツ
を入手するサービスを受ける際の煩わしさに関する課題
を解決した環境を提供することである。
【0024】本発明の第2の目的は、上記(2)の従来
技術の問題点の解決を図るものであり、視聴者が映像情
報を視聴しながら興味を持った被写体に関連した情報を
時間の制約等を受けることなく容易に参照できるように
すること、また、視聴者の動的に変化する興味情報に適
合する放送情報を自動選択し一視聴者が入手できるよう
にすること、また、多様かつ的確な関連情報を参照する
ことを可能にし、きめ細かな映像情報の自動選択を可能
にすることである。
【0025】本発明の第3〜第5の目的は、上記(3)
の従来技術の問題点の解決を図るものであり、より詳細
には、本発明の第3の目的は、視聴者装置が放送に多重
されたデータ信号を取得することなく、放送される所定
チャネルの放送コンテンツに同期したイベントに対する
処理を、素早く実行するための技術を提供することであ
る。また、本発明の第4の目的は、放送情報に対して関
連情報を提供するために必要な情報を付加する等の特別
な処理を行う必要がなく、かつ、放送情報を一時蓄積し
て再生視聴する際にもネットワークを介して該放送情報
に関する関連情報提供サービスを可能とすることであ
る。更に、本発明の第5の目的は、放送受信装置と独立
な、すなわち、放送受信装置とデジタル信号通信を行う
ため通信回線等の通信手段を有さない視聴者装置が、利
用者が視聴中の放送番組内容を、1/30秒(テレビ放
送映像の1画像フレーム単位相当)以上の極めて短時間
の時間分解能で、個々に識別可能とし、正確に放送内容
に同期したサービスの提供を可能とすることである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明は次のように構成することができ
る。
【0027】本発明は、視聴者装置と映像又は音声に関
係したサービスを提供するコンテンツ提供サーバとがネ
ットワークを介して接続されたシステムにおいて、視聴
者装置が前記サービスの提供を受けるための方法であっ
て、視聴者装置がサービス提供を要求する際に関連情報
提供サーバに必要なサービス提供要求情報を送信して映
像に関連する提供可能なサービスの情報を要求し、関連
情報提供サーバが前記サービス提供要求情報に基づいて
視聴者装置に前記提供可能なサービスの情報を送信し、
視聴者装置が前記提供可能なサービスの情報を受信し、
視聴者装置が前記提供可能なサービスの中から選択した
サービスの提供をコンテンツ提供サーバに要求し、 前
記コンテンツ提供サーバからサービスの提供を受けるよ
うに構成される。
【0028】前記方法において、視聴者装置が視聴者情
報を記憶保持するステップを更に有し、前記サービス提
供要求情報は該視聴者情報を含むようにしてもよい。
【0029】また、本発明は、放送を視聴する視聴者の
視聴者装置と、放送に関連するコンテンツを提供するコ
ンテンツ提供サーバとがネットワークを介して接続され
るシステムであって、前記視聴者装置は、放送コンテン
ツに連動もしくは連携して、前記コンテンツ提供サーバ
に対し、サービス提供を要求する際に必要な情報を送信
して放送コンテンツに関連する提供可能なサービスの情
報を要求する手段と、前記コンテンツ提供サーバから受
信した提供可能なサービスの情報を選択可能な形態で可
視化して表示する手段と、可視化して表示されたサービ
スの情報からサービスを選択して前記コンテンツ提供サ
ーバに対しサービスを要求する手段と、前記サービスの
要求に対し前記コンテンツ提供サーバが提供するサービ
スを受信して利用する手段とを備え、前記コンテンツ提
供サーバは、前記視聴者装置から受信した提供可能なサ
ービスの情報の要求に対し、前記視聴者装置の情報をも
とに提供可能なサービスを選別する手段と、選別した提
供可能なサービスの情報を前記視聴者装置へ送信する手
段と、前記視聴者装置からのサービスの要求を受信し、
そのサービスを要求元の視聴者装置へ送信する手段とを
備えるように構成する。
【0030】上記システムにおいて、前記視聴者装置は
イベント情報を受信する手段を更に有し、前記視聴者装
置におけるサービスの情報を要求する手段は、該イベン
ト情報に基き視聴者が予め設定したタイミングで自動的
に要求を出すようにしてもよい。
【0031】また、前記コンテンツ提供サーバは、前記
視聴者装置からサービスの要求を受信したときに、当該
コンテンツ提供サーバと視聴者装置間のアクセス系の状
態を推定又は検出する手段と、推定又は検出したアクセ
ス系の状態と前記視聴者装置の情報とをもとに、前記視
聴者装置へ送信するサービスに係るコンテンツを変換し
て最適化する手段とを備えるようにしてもよい。
【0032】また、本発明は、ネットワークを介して放
送に関連するコンテンツを提供する提供者のコンテンツ
提供サーバに接続される、放送を視聴する視聴者の視聴
者装置であって、放送コンテンツに連動もしくは連携し
て、前記コンテンツ提供サーバに対し、サービス提供を
要求する際に必要な情報を送信して放送コンテンツに関
連する提供可能なサービスの情報を、視聴者からの入力
により又は予め設定されたタイミングで自動的に要求す
る手段と、前記コンテンツ提供サーバから受信した提供
可能なサービスの情報を選択可能な形態で可視化して表
示する手段と、可視化して表示されたサービスの情報か
らサービスを選択して前記コンテンツ提供サーバに対し
サービスを要求する手段と、前記サービスの要求に対し
前記コンテンツ提供サーバが提供するサービスを受信し
て利用する手段とを備えるように構成する。
【0033】また、本発明は、ネットワークを介して放
送を視聴する視聴者の視聴者装置に接続される、放送に
関連するコンテンツを提供する提供者のコンテンツ提供
サーバであって、前記視聴者装置から受信した提供可能
なサービスの情報の要求に対し、前記視聴者装置の情報
をもとに提供可能なサービスを選別する手段と、選別し
た提供可能なサービスの情報を前記視聴者装置へ送信す
る手段と、前記視聴者装置からサービスの要求を受信し
たときに、当該コンテンツ提供サーバと視聴者装置間の
アクセス系の状態を推定又は検出する手段と、推定又は
検出したアクセス系の状態をもとに前記視聴者装置へ送
信するサービスに係るコンテンツを変換して最適化する
手段と、最適化したコンテンツを要求元の視聴者装置へ
送信し、サービスを提供する手段とを備えるように構成
する。
【0034】また、本発明の目的を達成するために、本
発明は次のように構成することができる。
【0035】本発明は、視聴者装置と映像又は音声に関
係したコンテンツ情報を提供するコンテンツ提供サーバ
とがネットワークを介して接続されたシステムにおい
て、視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得するための
方法であって、視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得
するために必要な関連情報を入手し、前記コンテンツ提
供サーバに関連情報を送信して前記コンテンツ情報の送
信を要求し、前記コンテンツ提供サーバから送信される
前記コンテンツ情報を取得するように構成する。
【0036】特に、第2の目的を達成するために、本発
明は上記構成において、前記視聴者装置は、映像と共に
放送される関連情報、あるいは映像と共に記録されてい
る関連情報を、視聴者装置が前記映像から分離すること
によって前記関連情報を入手し、該関連情報は、映像中
に含まれている複数の被写体の各々に対応して、少なく
とも一つの情報資源識別情報と、被写体を説明する被写
体属性情報を含むように構成することができる。
【0037】また、第2の目的を達成するために、本発
明は次のように構成することができる。
【0038】本発明は、少なくとも映像を含む映像情報
と、該映像情報に関連した関連情報とを含む放送情報を
受信する視聴者装置であって、前記関連情報は、前記映
像情報中に含まれている複数の被写体の各々に対応し
て、少なくとも一つの情報資源識別情報と、被写体を説
明する被写体属性情報とを含み、前記視聴者装置は、前
記放送情報を受信する放送受信部と、映像表示部と、映
像表示制御部と、第1のポインティング手段と、被写体
関連情報表示部と、関連情報表示制御部と、第2のポイ
ンティング手段と、被写体属性情報蓄積部と、関連情報
アクセス部と、関連情報蓄積部とを備え、前記映像表示
制御部は、前記放送受信部が受信した前記放送情報の中
の映像情報を前記映像表示部に表示し、前記映像表示部
において表示された複数の被写体の中で前記第1のポイ
ンティング手段によりポインティングされた被写体を識
別し、前記関連情報表示制御部は、前記映像表示制御部
が識別した被写体を代表する文字、記号又は図形を前記
被写体関連情報表示部に表示するとともに、前記被写体
関連情報表示部において前記第2のポインティング手段
によりポインティングされた文字、記号又は図形によっ
て代表される被写体に対応する情報資源識別情報を識別
し、その情報資源識別情報を前記関連情報アクセス部に
送り、前記関連情報アクセス部は、前記情報資源識別情
報に対応して前記関連情報蓄積部又は通信網に接続され
た情報源にアクセスしてコンテンツ情報を入手し、前記
関連情報表示制御部は、前記関連情報アクセス部によっ
て入手したコンテンツ情報を前記被写体関連情報表示部
に表示するように構成する。
【0039】また、前記視聴者装置は更に興味情報抽出
部を備え、前記関連情報表示制御部が、前記第2のポイ
ンティング手段によりポインティングされた文字、記号
又は図形によって代表される被写体に対応する情報資源
識別情報と、被写体属性情報と、前記情報源から入手し
たコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報が被写体関連
情報表示部に表示された時間に関する表示時間情報のう
ちのいずれか複数もしくは全てを前記興味情報抽出部に
送信し、前記興味情報抽出部は、前記情報資源識別情
報、前記被写体属性情報、前記コンテンツ情報、前記表
示時間情報のうちいずれか複数もしくは全てを参照し興
味情報を作成して保持するとともに、前記放送情報を受
信した時刻とは異なる時刻に前記放送受信部から受信し
た放送情報を、当該興味情報に基づいて選択するように
してもよい。
【0040】また、前記視聴者装置において、映像蓄積
部を具備し、前記興味情報抽出部によって選択された放
送情報を該映像蓄積部に蓄積するようにしてもよい。
【0041】また、前記視聴者装置において、前記関連
情報表示制御部は、前記第2のポインティング手段又は
他の入力手段により前記被写体関連情報表示部に表示さ
れている被写体を代表する文字、記号又は図形を移動又
は削除する手段を持ち、前記被写体を代表する文字、記
号又は図形の移動又は削除の操作が発生した場合に、当
該操作の内容を示す操作情報を前記興味情報抽出部に送
信し、前記興味情報抽出部は、前記操作情報に基づいて
前記興味情報を更新するようにしてもよい。
【0042】更に、前記視聴者装置において、前記関連
情報は、前記映像情報中に含まれている複数の被写体の
各々に対応づけられ、前記映像表示部において表示され
る際の被写体座標値を含み、該被写体座標値の点を含む
領域を前記第1のポインティング手段がポインティング
することにより被写体を識別するようにしてもよい。
【0043】本発明の第3の目的を達成するために、本
発明は次のように構成することができる。
【0044】視聴者装置と映像又は音声に関係したコン
テンツ情報を提供するコンテンツ提供サーバとがネット
ワークを介して接続されたシステムにおいて、視聴者装
置が前記コンテンツ情報を取得するための方法であっ
て、視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得するために
必要な関連情報を入手し、前記コンテンツ提供サーバに
関連情報を送信して前記コンテンツ情報の送信を要求
し、前記コンテンツ提供サーバから送信される前記コン
テンツ情報を取得する構成において、前記システムは関
連情報提供サーバを含み、該関連情報提供サーバが映像
の放送時間と同期して指定される有効期間毎に、有効な
イベントを示すイベント識別子、及びそれに対応した動
作を指定するアクションテーブルを構成し、関連情報提
供サーバが視聴者装置へアクションテーブルを送信し、
視聴者装置が関連情報提供サーバからアクションテーブ
ルを受信し、視聴者装置が発生したイベントからイベン
ト識別子を導出して、受信した前記アクションテーブル
を用いて前記イベント識別子に対応した動作を行うこと
によって、前記コンテンツ情報を取得するために必要な
関連情報を入手するようにする。
【0045】また、本発明は、放送局又は放送情報蓄積
サーバから送信される放送コンテンツに関する情報を収
集するサーバと、該サーバとネットワークを介して通信
する視聴者装置とを有する放送コンテンツと同期するイ
ベントを処理するシステムであって、前記サーバは、前
記放送コンテンツの放送時間と同期して指定される有効
期間毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及び
それに対応して実行される処理を示すアクション内容情
報を指定するアクションテーブルを構成するアクション
テーブル構成手段と、該アクションテーブルを前記視聴
者装置ヘ送信するアクションテーブル提供手段とを有
し、前記視聴者装置は、発生したイベントからイベント
識別子を導出するイベント管理手段と、前記サーバから
受信した前記アクションテーブルをその有効期間だけ参
照し、該テーブルを用いて前記イベント識別子に対応す
るアクション内容情報を導出するアクションテーブル管
理手段と、該アクション内容情報を実行するアクション
実行手段とを有するように構成する。
【0046】また、上記システムにおいて、前記視聴者
装置の前記アクションテーブル管理手段は、前記イベン
ト管理手段で導出された前記イベント識別子を前記サー
バヘ送信し、前記サーバは、前記視聴者装置から受信し
た前記イベント識別子を前記視聴者装置毎に管理する視
聴者装置情報管理手段を更に有し、前記サーバの前記ア
クションテーブル構成手段は、前記視聴者装置毎に管理
された前記イベント識別子に基づいて、前記視聴者装置
毎に前記アクションテーブルを構成するようにしてもよ
い。これにより、同じイベントに対しても、クライアン
ト毎に適切な異なるアクション内容が実行される。
【0047】また、上記システムにおいて、前記視聴者
装置の前記アクションテーブル管理手段は、現在参照し
ているアクションテーブルの有効期間が終了すると共
に、次の有効期間に相当するアクションテーブルを参照
することができるように、予め先の有効期間のアクショ
ンテーブルを前記サーバヘ要求するようにしてもよい。
これにより、視聴者装置(クライアント)の都合で、ア
クションテーブルを必要とする時に、要求することが可
能となり、無駄なアクションテーブルの配信を防ぐこと
ができる。
【0048】また、上記システムにおいて、前記サーバ
の前記アクションテーブル提供手段は、前記アクション
テーブル構成手段が新しいアクションテーブルを構成す
ると直ぐに、複数の前記視聴者装置ヘ該新しいアクショ
ンテーブルを能動的に配信するようにしてもよい。これ
により、視聴者装置は、アクションテーブルを要求する
必要がなく、その手順を単純化できる。
【0049】また、本発明は次のように構成することも
できる。
【0050】本発明は、放送局又は放送情報蓄積サーバ
から送信される放送コンテンツに関する情報を収集する
サーバと、該サーバとネットワークを介して通信する視
聴者装置とを有するシステムで用いられる放送コンテン
ツと同期するイベントを処理する方法であって、前記サ
ーバが、前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定
される有効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識
別子、及びそれに対応して実行される処理を示すアクシ
ョン内容情報を指定するアクションテーブルを構成する
第1の段階と、前記サーバが、前記アクションテーブル
を前記視聴者装置ヘ送信する第2の段階と、前記視聴者
装置が、発生したイベントからイベント識別子を導出す
る第3の段階と、前記視聴者装置が、前記サーバから受
信した前記アクションテーブルを用いて前記イベント識
別子に対応するアクション内容情報を導出する第4の段
階と、 前記視聴者装置が、前記アクション内容情報を
実行する第5の段階とを有し、前記視聴者装置は、前記
サーバから受信した前記アクションテーブルをその有効
期間だけ参照するようにする。
【0051】上記方法において、前記第3の段階は、前
記視聴者装置が導出した前記イベント識別子を前記サー
バヘ送信し、前記サーバが、前記視聴者装置から受信し
た前記イベント識別子を前記視聴者装置毎に管理する第
6の段階を更に有し、前記第1の段階は、前記サーバ
が、前記視聴者装置毎に管理された前記イベント識別子
に基づいて、前記視聴者装置毎に前記アクションテーブ
ルを構成するようにしてもよい。
【0052】また、上記方法において、前記視聴者装置
は、現在参照しているアクションテーブルの有効期間が
終了すると共に、次の有効期間に相当するアクションテ
ーブルを参照することができるように、予め先の有効期
間のアクションテーブルを前記サーバヘ要求する段階を
更に有するようにしてもよい。
【0053】また、上記方法において、前記サーバが、
前記第1の段階で新しいアクションテーブルを構成する
と直ぐに、複数の前記視聴者装置ヘ該新しいアクション
テーブルを能動的に配信する段階を有するようにしても
よい。
【0054】また、本発明は、放送局又は放送情報蓄積
サーバから送信される放送コンテンツに関する情報を収
集し、放送コンテンツと同期するイベントを処理するサ
ーバであり、前記放送コンテンツの放送時間と同期して
指定される有効期間毎に、有効なイベントを示すイベン
ト識別子、及びそれに対応して実行される処理を示すア
クション内容情報を指定するアクションテーブルを構成
するアクションテーブル構成手段と、該アクションテー
ブルを視聴者装置ヘ送信するアクションテーブル提供手
段とを有するように構成する。
【0055】上記サーバにおいて、前記視聴者装置から
受信したイベント識別子を前記視聴者装置毎に管理する
視聴者装置情報管理手段を更に有し、前記アクションテ
ーブル構成手段は、前記視聴者装置毎に管理された前記
イベント識別子に基づいて、前記視聴者装置毎に前記ア
クションテーブルを構成するようにしてもよい。
【0056】また、上記サーバにおいて、前記アクショ
ンテーブル提供手段は、前記アクションテーブル構成手
段が新しいアクションテーブルが構成されると直ぐに、
複数の前記視聴者装置ヘ該新しいアクションテーブルを
能動的に配信するようにしてもよい。
【0057】また、本発明は、放送局又は放送情報蓄積
サーバから送信される放送コンテンツに関する情報を収
集するサーバと、該サーバとネットワークを介して通信
する視聴者装置とを有するシステムにおける視聴者装置
であり、前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定
される有効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識
別子、及びそれに対応して実行される処理を示すアクシ
ョン内容情報を指定するアクションテーブルを前記サー
バから受信する手段と、発生したイベントからイベント
識別子を導出するイベント管理手段と、前記アクション
テーブルをその有効期間だけ参照し、該テーブルを用い
て前記イベント識別子に対応するアクション内容情報を
導出するアクションテーブル管理手段と、該アクション
内容情報を実行するアクション実行手段と、前記イベン
ト識別子を前記サーバヘ送信する手段とを有するよう構
成する。
【0058】上記視聴者装置において、前記アクション
テーブル管理手段は、現在参照しているアクションテー
ブルの有効期間が終了すると共に、次の有効期間に相当
するアクションテーブルを参照することができるよう
に、予め先の有効期間のアクションテーブルを前記サー
バヘ要求する手段を有するようにしてもよい。
【0059】本発明の第4、第5の目的を達成するため
に、本発明は次のように構成することができる。
【0060】本発明は、視聴者装置と、放送情報に関連
する情報である関連情報を提供する関連情報提供サーバ
とがネットワークを介して接続されたシステムにおい
て、視聴者装置が前記関連情報を取得するための方法で
あって、視聴者装置が、前記放送情報から抽出した所定
の情報を関連情報提供サーバに送信し、関連情報提供サ
ーバが、該所定の情報を用いて該放送情報に関連する関
連情報を取得し、前記視聴者装置に送信するように構成
する。
【0061】上記方法において、更に前記関連情報提供
サーバは該関連情報の提供対象となり得る視聴者の特性
を示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象となる端末
の特性を示す視聴者装置情報を格納し、視聴者装置は前
記所定の情報に加えて該視聴者装置固有の視聴者情報又
は視聴者装置情報を前記関連情報提供サーバに送信し、
該関連情報提供サーバは、関連情報を取得した後、該視
聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基づい
て関連情報を選別し、視聴者装置に送信するようにして
もよい。
【0062】特に、本発明の第4の目的を達成するため
に、本発明は次のように構成することができる。
【0063】本発明は、視聴者装置と映像又は音声に関
係したコンテンツ情報を提供するコンテンツ提供サーバ
とがネットワークを介して接続されたシステムにおい
て、視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得するための
方法であって、視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得
するために必要な関連情報を入手し、前記コンテンツ提
供サーバに関連情報を送信して前記コンテンツ情報の送
信を要求し、前記コンテンツ提供サーバから送信される
前記コンテンツ情報を取得する構成において、前記シス
テムは関連情報提供サーバを含み、該関連情報提供サー
バのデータベースに映像とその関連情報を記録し、視聴
者装置が映像又は該映像を変換して得られた特徴量情報
である部分映像情報を関連情報提供サーバに送信し、関
連情報提供サーバが受信した映像又は部分映像情報によ
って前記データベースを検索し、その結果取得された関
連情報を視聴者装置に送信し、視聴者装置が前記コンテ
ンツ情報を取得するために必要な関連情報を入手するよ
う構成する。
【0064】上記方法において、 更に前記関連情報の
データベースに該関連情報の提供対象となり得る視聴者
の特性を示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象とな
る端末の特性を示す視聴者装置情報を記録し、視聴者装
置は前記部分映像情報に加えて該視聴者装置固有の視聴
者情報又は視聴者装置情報を前記関連情報提供サーバに
送信し、該関連情報提供サーバは、関連情報を取得した
後、該視聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報
に基づいて関連情報を選別し、視聴者装置に送信するよ
うにしてもよい。
【0065】また、本発明は、放送情報に関連する情報
である関連情報を取得し、視聴者に提供する関連情報提
供方法であって、放送情報を放送情報データベースに蓄
積しておき、各放送情報の関連情報を関連情報データベ
ースに蓄積しておき、視聴者が視聴中の放送情報又は該
放送情報を変換して得られた特徴量情報である部分放送
情報に対応する放送情報を前記放送情報データベースよ
り検索し、更に該放送情報で前記関連情報データベース
を検索することにより、該放送情報の関連情報を取得
し、視聴者に提供するように構成することができる。
【0066】また、本発明は、蓄積された放送情報に関
連する情報である関連情報を取得し、視聴者に提供する
関連情報提供方法において、放送情報を放送情報データ
ベースに蓄積しておき、各放送情報の関連情報を関連情
報データベースに蓄積しておき、視聴者が再生視聴中
の、放送情報蓄積装置に蓄積された放送情報又は該放送
情報を変換して得られた特徴量情報である部分放送情報
に対応する放送情報を前記放送情報データベースより検
索し、更に該放送情報で前記関連情報データベースを検
索することにより、該放送情報の関連情報を取得し、視
聴者に提供するよう構成することもできる。
【0067】上記方法において、前記部分放送情報は、
視聴者による関連情報取得指示が入力された時点を含む
一定期間に視聴された放送情報又は該放送情報を変換し
て得られた特徴量情報であるとしてもよい。
【0068】また、上記方法において、前記放送情報デ
ータベースは各放送情報を、当該放送情報を識別するた
めの情報である放送情報識別情報で管理し、前記関連情
報データベースは前記放送識別情報と、当該放送情報に
対応する関連情報を対応させて管理し、前記放送情報デ
ータベースを検索することにより前記部分放送情報に対
応する放送情報の放送情報識別情報を特定し、前記関連
情報データベースを参照し前記放送情報識別情報に対応
する関連情報を得、視聴者に提供するようにしてもよ
い。
【0069】また、上記方法において、前記関連情報デ
ータベースは、前記関連情報に加えてその提供対象とな
り得る視聴者の特性を示す視聴者情報、及び関連情報の
提供対象となる端末の特性を示す視聴者装置情報を管理
し、関連情報を特定した後、該視聴者固有の視聴者情報
又は視聴者装置情報に基づいて関連情報を選別し、視聴
者に提供するようにしてもよい。
【0070】また、本発明は、映像音声を含む放送情報
を受信し、視聴者に提供する手段と、視聴者の関連情報
取得指示により該指示が入力された時点で前記視聴者が
視聴中の放送情報又は該放送情報を変換して得られた特
徴量情報である部分放送情報を所定のネットワークを介
して送信し、また前記ネットワークを介して送信されて
きた関連情報を取得する手段を有する1台以上の視聴者
装置と、前記ネットワークに接続され、各放送情報を、
当該放送情報を識別するための情報である放送情報識別
情報に対応させて管理する放送情報データベースと、前
記放送情報データベースに蓄積されている放送情報識別
情報と、当該放送情報に対応する関連情報を対応させて
管理する関連情報データベースと、前記視聴者装置が送
信した前記部分放送情報と対応する放送情報を前記放送
情報データベース中より検索することにより前記部分放
送情報に対応する放送情報の放送情報識別情報を特定す
る手段と、前記関連情報データベースを参照し、前記特
定された放送情報識別情報に対応する関連情報を得、前
記視聴者装置に送信する手段を含む関連情報提供サーバ
とを有するシステムとして構成することができる。
【0071】また、本発明の視聴者装置は、放送情報を
受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信され
た放送情報を復調復号する放送情報復調復号手段と、関
連情報取得指示を含む各種指示を視聴者が入力するため
の入力手段と、所定のネットワークを介して、各放送情
報に対応する関連情報を蓄積している関連情報提供サー
バと通信するためのネットワーク通信手段と、前記入力
手段より関連情報取得指示が入力されると、該指示が入
力された時点で前記放送情報復調復号手段より出力され
た放送情報又は該放送情報を変換して得られた特徴量情
報である部分放送情報を前記ネットワーク通信手段を介
して前記ネットワークに送信し、その後前記ネットワー
クを介して前記関連情報提供サーバから送信されてき
た、前記部分放送情報に対応する関連情報を前記ネット
ワーク通信手段を介して受け取る関連情報取得手段と、
前記放送情報復調復号手段から出力された放送情報およ
び前記関連情報取得手段で受け取られた関連情報を表示
再生する表示再生手段とを有するように構成できる。
【0072】上記視聴者装置において、前記放送情報復
調復号手段から出力された放送情報を蓄積する放送情報
蓄積手段を更に有し、前記関連情報取得手段は、視聴者
が前記放送情報蓄積手段に蓄積されている放送情報を再
生視聴中に、前記入力手段より関連情報取得指示が入力
されると、該指示が入力された時点で再生視聴中の放送
情報又は該放送情報を変換して得られた特徴量情報であ
る部分放送情報を前記ネットワーク通信手段を介して前
記ネットワークに送信するように構成してもよい。
【0073】また、上記視聴者装置はブックマーク用ボ
タンを更に有し、視聴者が前記ブックマーク用ボタンを
操作しブックマークした時点の部分放送情報をメモリに
蓄積しておき、前記関連情報取得手段は、視聴者が関連
情報取得指示を入力した時点で前記関連情報提供サーバ
にアクセスし、前記メモリに蓄積された部分放送情報を
前記関連情報提供サーバに通知するようにしてもよい。
【0074】また、本発明の関連情報提供サーバは、所
定のネットワークに接続され、各放送情報を、当該放送
情報を識別するための情報である放送情報識別情報に対
応させて管理する放送情報データベースと、前記放送情
報データベースに蓄積されている放送情報識別情報と、
当該放送情報に対応する関連情報を対応させて管理する
関連情報データベースと、視聴者装置が前記ネットワー
クを介して送信した部分放送情報と対応する放送情報を
前記放送情報データベース中より検索することにより前
記部分放送情報に対応する放送情報の放送情報識別情報
を特定する手段と、前記関連情報データベースを参照
し、前記特定された放送情報識別情報に対応する関連情
報を得、前記視聴者装置に送信する手段を有し、前記部
分放送情報は、視聴者が任意の時点に視聴中の放送情報
又は再生視聴中の、放送情報蓄積装置に蓄積された放送
情報又はこれら放送情報を変換して得られた特徴量情報
であるように構成することができる。
【0075】本発明の第5の目的を達成するために、本
発明は次のように構成することができる。
【0076】本発明は、視聴者装置と映像又は音声に関
係したコンテンツ情報を提供するコンテンツ提供サーバ
とがネットワークを介して接続されたシステムにおい
て、視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得するための
方法であって、視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得
するために必要な関連情報を入手し、前記コンテンツ提
供サーバに関連情報を送信して前記コンテンツ情報の送
信を要求し、前記コンテンツ提供サーバから送信される
前記コンテンツ情報を取得する構成において、放送局又
は放送情報蓄積サーバが、所定のデータ信号を音声に重
畳して送信し、放送受信装置がスピーカより放送音声を
出力し、視聴者装置が該放送音声をマイクロホンで集音
して電気信号に変換し、該電気信号に重畳されている前
記データ信号を逐次連続的に抽出して、該データ信号を
用いて関連情報を入手するようにする。
【0077】また、上記方法において、前記システムは
関連情報提供サーバを含み、前記視聴者装置が前記デー
タ信号を関連情報提供サーバに送信し、関連情報提供サ
ーバが受信した該データ信号を用いて関連情報を取得
し、該関連情報を視聴者装置に送信し、視聴者装置が該
関連情報を入手するようにしてもよい。
【0078】更に、上記方法において、更に前記関連情
報提供サーバは前記関連情報の提供対象となり得る視聴
者の特性を示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象と
なる端末の特性を示す視聴者装置情報を格納し、視聴者
装置は前記データ信号に加えて該視聴者装置固有の視聴
者情報又は視聴者装置情報を前記関連情報提供サーバに
送信し、該関連情報提供サーバは、関連情報を特定した
後、該視聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報
に基づいて関連情報を選別し、視聴者装置に送信するよ
うにしてもよい。
【0079】また、本発明は、音声又は音声と映像を送
信する放送局又は放送情報蓄積サーバ側が、音声に、各
放送チャネルに対して一意に割り当てられたチャネル識
別子と、映像中の各画像フレームに対して一意に割り当
てられた画像フレーム識別子、又は音声中の各音声フレ
ームに対して一意に割り当てられた音声フレーム識別子
とを含むデータ信号を重畳して送信し、受信側におい
て、視聴者装置が、放送受信装置のスピーカより出力さ
れる放送音声をマイクロホンで集音して電気信号に変換
し、該電気信号に重畳されている前記データ信号を逐
次、連続的に抽出して、該データ信号からチャネル識別
子及び、画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子を
抽出し、これらのチャネル識別子及び、画像フレーム識
別子又は音声フレーム識別子に対応する関連情報をネッ
トワークを介して取得することを特徴とする放送同期型
サービス提供方法として構成することができる。
【0080】上記方法において、放送局又は放送情報蓄
積サーバ側が、画像フレーム識別子又は音声フレーム識
別子を、時系列に連続する数字として送信し、視聴者装
置が、放送受信装置のスピーカより出力された音声から
該者声に重畳されているデータ信号を、逐次、運続的に
抽出する際に、音声からデータ信号が正しく抽出され、
画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子が確認され
た場合には、該画像フレーム識別子又は音声フレーム識
別子を、放送受信装置において現在再生されている画像
の画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子として用
い、音声からデータ信号が正しく抽出されず、画像フレ
ーム識別子又は音声フレーム識別子が確認されなかった
場合には、最近に確認された画像フレーム識別子又は音
声フレーム識別子の値と、該最近に確認された画像フレ
ーム識別子又は音声フレーム識別子が確認された時刻と
現在時刻の差分に基づいて、画像フレーム識別子又は音
声フレーム識別子を生成して用いるようにしてもよい。
【0081】また、上記方法において、視聴者装置がネ
ットワークから取得する関連情報は、該ネットワークに
接続されている関連情報提供サーバが管理する放送情報
データベースに、チャネル識別子及び画像フレーム識別
子又は音声フレーム識別子と対応付けて保持されている
関連情報を、前記関連情報提供サーバを経由して得るよ
うにしてもよい。
【0082】また、本発明は、音声又は音声と映像を送
信する放送局又は放送情報蓄積サーバ側に、音声に、各
放送チャネルに対して一意に割り当てられたチャネル識
別子と、映像中の各画像フレームに対して一意に割り当
てられた画像フレーム識別子、又は音声中の各音声フレ
ームに対して一意に割り当てられた音声フレーム識別子
とを含むデータ信号を重畳して送信する手段を設け、受
信側の視聴者装置に、放送受信装置のスピーカより出力
される放送音声を集音して電気信号に変換するマイクロ
ホンと、該電気信号に重畳されている前記データ信号
を、逐次、連続的に抽出すると共に、該データ信号から
チャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレ
ーム識別子を抽出するデータ信号抽出手段と、抽出した
チャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレ
ーム識別子に対応する関連情報をネットワークを介して
取得する手段を設けたことを特徴とする放送同期型サー
ビス提供システムとして構成することができる。
【0083】また、本発明は、放送局又は放送情報蓄積
サーバから送信される音声又は音声と映像を受信する放
送受信装置より出力される音声を受信する視聴者装置で
あって、前記音声には、各放送チャネルに対して一意に
割り当てられたチャネル識別子と、映像中の各画像フレ
ームに対して一意に割り当てられた画像フレーム識別
子、又は音声中の各音声フレームに対して一意に割り当
てられた音声フレーム識別子とを含むデータ信号が重畳
され、該視聴者装置は、放送受信装置のスピーカより出
力される放送音声を集音して電気信号に変換するマイク
ロホンと、該電気信号に重畳されている前記データ信号
を、逐次、連続的に抽出すると共に、該データ信号から
チャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレ
ーム識別子を抽出するデータ信号抽出手段と、抽出した
チャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレ
ーム識別子に対応する関連情報をネットワークを介して
取得する手段を設けて構成することができる。
【0084】上記視聴者装置において、前記視聴者装置
が、前記ネットワークに接続されている関連情報提供サ
ーバに前記チャネル識別子及び、画像フレーム識別子又
は音声フレーム識別子に加えて該視聴者装置固有の視聴
者情報又は視聴者装置情報を送信し、該関連情報提供サ
ーバが該視聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情
報に適合した前記関連情報を選択し、視聴者装置は該関
連情報を前記ネットワークを介して取得するようにして
もよい。
【0085】
【発明の実施の形態】以下、第1〜第5の目的に対応し
た第1〜第5の実施の形態について説明する。なお、第
1〜第5の実施の形態に係る各々の発明により、放送情
報又は記録情報の視聴者がネットワークに接続されたサ
ーバ等から放送情報又は記録情報に関連した情報又はコ
ンテンツを容易に取得することができるようになり、本
発明の目的が達成される。次に、各実施の形態の概要に
ついて説明する。
【0086】第1の実施の形態では、放送局から配信さ
れる放送を視聴する放送受信装置と、放送に関連した関
連情報を得る装置とが一体となった視聴者装置が、関連
情報とその関連情報に対応したコンテンツを提供する関
連情報コンテンツ提供サーバにサービスを要求すること
により、関連情報の取得等を行う。また、イベント情報
を視聴者装置が取得し、そのイベント情報に基づき視聴
者装置がサービスを要求する。
【0087】第2の実施の形態では、上記関連情報コン
テンツ提供サーバが提供する関連情報に相当する情報
(URL等)を含む放送情報を、放送局から視聴者装置
に送るようにする。当該情報は被写体単位でフレーム毎
に付加され、視聴者が興味を持った被写体をポインティ
ング等することにより関連情報を取得する。また、視聴
者のポインティングに基づき、興味情報を取得し、視聴
者の興味に合ったコンテンツを自動的に取得する。これ
により、第1の実施例と同様、放送情報等に関連した情
報を容易に取得できるようになる。
【0088】第3〜第5の実施の形態に関しては、基本
的な構成については第1の実施の形態と同様であり、放
送情報等に関連した情報を容易に取得できるようにする
ことを目的とするが、関連情報を取得するための構成に
違いがある。
【0089】すなわち、第3の実施の形態では、関連情
報提供サーバが視聴者装置に、放送内容に関連したアク
ションテーブルを提供し、放送を視聴する視聴者がその
アクションテーブルに示されたイベントを発生させるこ
とにより、そのイベントに対応したアクションが実行さ
れ、関連情報の取得等を行う。
【0090】第4の実施の形態では、視聴者装置が部分
放送情報を関連情報提供サーバに送信し、関連情報提供
サーバがその部分放送情報に基づき放送に関連する関連
情報を視聴者装置に送信する。
【0091】第5の実施の形態では、放送の中の音声に
フレームID等が重畳され、視聴者装置で当該フレーム
ID等を抽出し、当該フレームID等を用いて関連情報
コンテンツ提供サーバに関連情報を要求する。
【0092】また、上記の各実施の形態において、視聴
者プロファイル等の視聴者情報や端末情報に関連した関
連情報を視聴者装置が取得することが可能である。更
に、各実施の形態において、放送局からの放送情報を受
信しながら関連情報を取得するのみならず、例えば図1
8に示すように、放送情報を蓄積した放送情報蓄積サー
バから、例えばインターネット等のネットワークを介し
て放送情報を受信しながら、その放送情報に関連する関
連情報を視聴者装置が取得することが可能である。
【0093】以下、各実施の形態について詳細に説明す
る。
【0094】[第1の実施の形態]以下、第1の目的に
対応する第1の実施の形態について詳細に説明する。
【0095】図1は、本発明の第1の実施の形態の基本
的な構成例を示す図である。図中、1001は放送を視
聴する視聴者の視聴者装置、1002は放送に関連する
情報とその情報に対応するコンテンツを提供する提供者
の関連情報コンテンツ提供サーバ、1003は一方向か
ら一方的に放送コンテンツを送信する放送局、1004
はイベント情報を提供するイベント情報提供サーバを表
す。
【0096】視聴者装置1001の提供可能サービス要
求手段1011は、視聴者が放送局1003からの放送
を視聴しているとき、視聴者からの指示によって、関連
情報コンテンツ提供サーバ1002に対し、サービス提
供を要求する際に必要な視聴者情報や端末情報、又は視
聴者装置1001のIDを送信して放送コンテンツに関
連する提供可能なサービスの情報を要求する。
【0097】関連情報コンテンツ提供サーバ1002の
提供可能サービス選別手段1021は、視聴者装置10
01から受信した提供可能なサービスの情報の要求に対
し、視聴者装置1001の情報をもとに提供可能なサー
ビスを選別する。提供可能サービス情報送信手段102
2は、選別した提供可能なサービスの情報を視聴者装置
1001へ送信する。
【0098】視聴者装置1001の提供可能サービス情
報可視化表示手段1012は、関連情報コンテンツ提供
サーバ1002から受信した提供可能なサービスの情報
をアイコン化して表示し、サービス選択・要求手段10
13は、アイコンの一つがポインティングデバイスによ
って選択されると、そのアイコンが示すサービスを関連
情報コンテンツ提供サーバ1002へ要求する。
【0099】関連情報コンテンツ提供サーバ1002の
サービス要求受信手段1023は、そのサービス要求を
受信すると、アクセス系状態検出手段1024を起動す
る。アクセス系状態検出手段1024は、関連情報コン
テンツ提供サーバ1002から視聴者装置1001へ予
め定めた量の情報パケットを流し、視聴者装置1001
から返ってくるまでの時間を測定することにより、関連
情報コンテンツ提供サーバ1002と視聴者装置100
1間のアクセス系の状態を推定する。
【0100】サービスコンテンツ最適化手段1025
は、視聴者装置1001の情報とアクセス系の状態をも
とに視聴者装置1001へ送信するサービスに係るコン
テンツの画面サイズ、解像度等を変換して最適化する。
サービス提供手段1026は、最適化したコンテンツを
視聴者装置1001へ送り、要求されたサービスを提供
する。
【0101】視聴者装置1001のサービス利用手段1
014は、関連情報コンテンツ提供サーバ1002が提
供するサービスのコンテンツを受信し、そのコンテンツ
を蓄積、表示、出力する等して、要求したサービスの利
用を図る。
【0102】図2は、図1に示す本発明の機能を実現す
るためのシステムの構成図である。視聴者装置1001
と関連情報コンテンツ提供サーバ1002とは、ネット
ワーク1005を介して接続される。視聴者装置100
1は、入力部1110、表示部1120、制御部113
0、処理部1140、センサー部1150、蓄積・管理
部1160、通信部1170を備える。また、関連情報
コンテンツ提供サーバ1002は、入力部1210、表
示部1220、制御部1230、処理部1240、蓄積
・管理部1250、通信部1260を備える。
【0103】図3は、視聴者装置1001の構成例を示
す図である。視聴者装置1001の入力部1110は、
操作入力手段1111、音声入力手段1112、画像・
映像入力手段1113、アイコン操作入力手段111
4、設定操作入力手段1115、コンテンツ操作手段1
116からなる。表示部1120は、受信情報可視化手
段1121、サービス情報表示手段1122、イベント
情報表示手段1123、設定画面表示手段1124、コ
ンテンツ表示手段1125からなる。
【0104】処理部1140は、音声情報認識手段11
41、画像・映像認識手段1142、配信イベント情報
条件マッチ判断手段1143、アイコン操作手段114
4からなる。蓄積・管理部1160は、視聴者情報蓄積
・管理手段1161、端末情報蓄積・管理手段1162
からなる。センサー部1150は、ユーザ環境感知手段
1151からなる。通信部1170は、情報送信手段1
171、情報受信手段1172、イベント情報受信手段
1173からなる。また、視聴者装置1001は、メモ
リー部1180を持ち、メモリー部1180には、情報
一時格納手段1181が設けられている。
【0105】図4は、関連情報コンテンツ提供サーバ1
002の構成例を示す。関連情報コンテンツ提供サーバ
1002の入力部1210は、情報入力手段1211か
らなり、表示部1220は、情報表示手段1221から
なる。処理部1240は、提供可能サービス選別手段1
241、コンテンツ間リンク手段1242、コンテンツ
変換手段1243、アクセス系状態検出手段1244か
らなる。蓄積・管理部1250は、視聴者情報蓄積・管
理手段1251、端末情報蓄積・管理手段1252、視
聴者環境情報蓄積・管理手段1253、コンテンツイベ
ント情報蓄積・管理手段1254、放送情報蓄積・管理
手段1255、コンテンツ蓄積・管理手段1256から
なる。通信部1260は、情報受信手段1261、放送
情報受信手段1262、情報送信手段1263からな
る。また、関連情報コンテンツ提供サーバ1002は、
メモリー部1270を持ち、メモリー部1270には、
情報一時格納手段1271が設けられている。
【0106】図5は、視聴者装置1001と関連情報コ
ンテンツ提供サーバ1002間の情報の流れを示す。以
下、図5に従って図2〜図4に示す装置の動作について
詳細に説明する。なお、番組情報等の放送情報は、事前
に放送業者から関連情報コンテンツ提供サーバ1002
へ送られ、イベント情報は、イベント情報提供者から事
前に又は放送時に視聴者装置1001へ送られる。 (1)サービス提供要求入力 まず、視聴者装置1001において、視聴者が一方向に
配信された放送コンテンツを視聴していて、放送されて
いるコンテンツに関連する関連コンテンツに関するサー
ビスを受けたいと思った時、その要求を入力部1110
で入力する。この視聴者の要求を入力する手段として、
ボタン等による操作入力手段1111、マイク等による
音声入力手段1112、カメラ等により撮影したジェス
チャー等の画像・映像入力手段1113がある。
【0107】操作入力手段1111で入力された情報
(オン/オフ情報)は、制御部1130を介してメモリ
ー部1180に格納される。音声入力手段1112によ
り入力された音声情報、及び画像・映像入力手段111
3により入力された画像・映像情報は、制御部1130
を経由して、それぞれ処理部1140の音声情報認識手
段1141、画像・映像認識手段1142に送られる。
これらによって、視聴者が要求を入力したことを認識
し、結果(オン/オフ情報)を制御部1130を介して
メモリー部1180に格納する。 (2)サービス提供要求情報 制御部1130では、メモリー部1180に要求入力情
報が格納された場合、蓄積・管理部1160の視聴者情
報蓄積・管理手段1161で蓄積、管理されている視聴
者情報(視聴者プロファイル)を蓄積・管理部1160
へ要求し、取得した視聴者情報をメモリー部1180に
格納する。同様に、蓄積・管理部1160の端末情報蓄
積・管理手段1162で蓄積、管理されている端末情報
(メーカ名、型番、スペック等)を蓄積・管理部116
0へ要求し、取得した端末情報をメモリー部1180に
格納する。
【0108】また、制御部1130は、センサー部11
50のユーザ環境感知手段1151で感知されている視
聴者環境情報をセンサー部1150へ要求し、取得した
視聴者環境情報をメモリー部1180に格納する。
【0109】上記の視聴者情報とは、視聴者に関する情
報であり、例えば、名前、性別、年齢、職業、住所、郵
便番号、家族構成、住居に関する情報(マンション、一
戸建て、等)、趣味、興味を有する情報ジャンル(政
治、経済、ニュース、コンピュータ、書籍、スポーツ、
旅行、等)、年収、各種サービスの会員であるか否かと
いう情報及び会員番号あるいはクレジットカードID、
各種資格(運転免許、等)保有の有無、体形に関する情
報(体重、身長、衣類のサイズ等)、能力に関する情報
(視力、聴力、等)、等のいずれか複数を含むものであ
る。
【0110】端末情報とは、視聴者装置の表示装置の解
像度、表示可能色数、WWW情報閲覧手段の性能(Ja
va機能利用可否、映像音声コンテンツ再生機能の有
無、映像音声コンテンツで再生できる符号化フォーマッ
ト情報、等)等の情報である。
【0111】また、視聴者環境情報は、視聴者が一方向
に配信された放送コンテンツを視聴している時の環境状
態、視聴者状態を表す情報であり、視聴している時の環
境状態の情報とは、どこで視聴しているか(GPS〔G
lobal Positioning System〕
等で得られる場所情報)、いつ視聴しているか(装置内
タイマーやGPS等で得られる時間情報)、何を視聴し
ているか(テレビ操作リモコン等の赤外線通信をモニタ
ーすることで得られる放送チャンネルや番組等の情報)
等の情報である。
【0112】視聴者状態を表す情報は、視聴者の視聴姿
勢(座っているのか、立っているのか等)や、視聴時の
精神状態(ドキドキしているのか、冷静か、楽しい、悲
しい等)の情報である。視聴姿勢は、端末の床からの高
さ情報から判断できる。また、精神状態は、心拍数、発
汗の様子、動き情報から判断できる。高さ情報、心拍
数、発汗の様子、動き情報等は、センサーで感知可能な
情報である。視聴者情報、端末情報、視聴者環境情報に
関して必ずしもすべての情報が揃わなくてもよいとす
る。
【0113】視聴者情報に関しては、既に情報が関連情
報コンテンツ提供サーバ1002へ送られていて、関連
情報コンテンツ提供サーバ1002の蓄積・管理部12
50の視聴者情報蓄積・管理手段1251で蓄積、管理
されている場合、関連情報コンテンツ提供サーバ100
2側で視聴者情報を特定できる情報としてもよい。この
情報は、事前に関連情報コンテンツ提供サーバ1002
に視聴者プロファイルを登録し、関連情報コンテンツ提
供サーバ1002から払い出されたID(識別子)等で
ある。
【0114】すなわち、視聴者装置が提供可能サービス
を要求するときの視聴者装置の情報等は、予め関連情報
コンテンツ提供サーバ1002に登録しておき、視聴者
装置のIDのみを送る構成でもよいし、すべての情報を
要求時に毎回送る構成でもよい。
【0115】制御部1130を介してメモリー部118
0に格納された視聴者情報、端末情報、視聴者環境情報
は、サービス提供要求情報として通信部1170の情報
送信手段1171で関連情報コンテンツ提供サーバ10
02へ送信される。制御部1130は、送信と同時に送
信したことの情報を表示部1120へ送り、その情報を
可視化する手段で表示することで、視聴者の入力操作
(アクション)に対するリアクションを示す。 (3)提供可能サービスの選別 関連情報コンテンツ提供サーバ1002は、視聴者装置
1001から送信された視聴者情報、端末情報、視聴者
環境情報を、通信部1260の情報受信手段1261で
受け取り、制御部1230を介してメモリー部1270
に格納し、同時に視聴者情報を蓄積・管理部1250の
視聴者情報蓄積・管理手段1251で蓄積、管理する。
同様に端末情報を端末情報蓄積・管理手段1252で、
視聴者環境情報を視聴者環境情報蓄積・管理手段125
3でそれぞれ蓄積、管理する。
【0116】制御部1230は、蓄積・管理部1250
に要求を出し、コンテンツイベント情報蓄積・管理手段
1254で管理されているイベント情報をメモリー部1
270に格納する。同様に放送情報蓄積・管理手段12
55で管理されている放送情報をメモリー部1270に
格納する。一方向に配信された放送コンテンツ(映像、
音声、データの少なくともどれか一つ)の関連コンテン
ツは、コンテンツ蓄積・管理手段1256で蓄積、管理
されている。
【0117】イベント情報は、個々の関連コンテンツを
特定するための情報(コンテンツID等)、関連コンテ
ンツに関するサービスの種類情報、放送コンテンツとの
リンク情報、コンテンツセキュリティー情報等である。
放送情報は、コンテンツの放送スケジュール情報、放送
コンテンツに関するイベント情報である。この情報を取
得する方法として、放送業者から提供されたものを直接
受信する方法と、放送コンテンツに埋め込んである場合
に放送コンテンツから抽出する方法とがある。
【0118】放送コンテンツ(映像、音声、データの少
なくともどれか一つ)に放送情報を埋め込んである場
合、放送情報受信手段1262により受け取り、制御部
1230を経由して蓄積・管理部1250へ送り、放送
情報蓄積・管理手段1255によってライブに管理され
る。放送情報が放送コンテンツ(映像、音声、データの
少なくともどれか一つ)に埋め込まれていない場合、放
送の内容と蓄積・管理部1250で蓄積、管理している
関連コンテンツとのリンク付けを行う。そのため、放送
情報受信手段1262により放送コンテンツ(映像、音
声、データの少なくともどれか一つ)そのものを受け取
り、制御部1230を介して、処理部1240へ送る。
【0119】処理部1240では、コンテンツ間リンク
手段1242で自動又は半自動的に放送コンテンツと関
連コンテンツのリンク付けを行い、放送情報に相当する
情報を算出し、制御部1230を介して、蓄積・管理部
1250へ送る。これにより、放送情報蓄積・管理手段
1255によって管理される。
【0120】コンテンツ間リンク手段1242は、画像
・映像認識技術、音声認識技術を用いて、物理量の距離
を用いたリンクから意味量の距離を用いたリンクまで段
階的に行う方法を用いる。メモリー部1270に格納し
た視聴者情報、端末情報、視聴者環境情報、コンテンツ
イベント情報、放送情報を処理部1240に転送する。
転送された情報に基づき処理部1240の提供可能サー
ビス選別手段1241で視聴者に適応した提供可能サー
ビスの選択を行う。
【0121】図6に、イベント情報、放送情報とサービ
スの関連を表す概念図を示す。例えば、コンテンツAに
対しては、視聴者情報、端末情報、視聴者環境情報に応
じて、サービスA、D、F、Iの中からの選別が行わ
れ、コンテンツBに対しては、サービスA、C、Fの中
からの選別が行われる。提供可能なサービスは、同じコ
ンテンツであっても、放送時間によって違ってくること
がある。
【0122】受信した視聴者情報、端末情報、視聴者環
境情報に応じて、どのようにサービスと関連コンテンツ
が選択されるかをその手順に沿って説明する。図7に、
その手順を示す。視聴者情報、端末情報、視聴者環境情
報を入力すると、まずステップS1では、視聴者環境情
報に含まれる放送時間、放送局情報で放送コンテンツ
(映像、音声、データの少なくともどれか一つ)に関連
付けられている関連コンテンツを、放送情報に基づき検
索する。関連コンテンツが検索されなかった場合、提供
できる関連コンテンツもサービスもないという情報を戻
して、選別処理は終了する。
【0123】関連コンテンツが検索された場合、ステッ
プS2へ進み、視聴者情報、視聴者環境情報に基づき視
聴者に提供できるコンテンツかどうかを判断する。ここ
での判断では、例えば、視聴者が未成年であった場合や
地域限定であった場合、検索された関連コンテンツに年
齢制限の規定はあるのかどうかを見て提供できるかどう
かを判断する。また、視聴者が台所等の場所にいて関連
コンテンツの提供を希望する場合、検索された関連コン
テンツに視聴者の場所に応じた制限やお勧めがあるのか
どうかを判断する。提供可能なコンテンツがないと判断
された場合、提供できる関連コンテンツもサービスもな
いという情報を戻して、選別処理は終了する。
【0124】提供可能なコンテンツと判断された関連コ
ンテンツがあった場合、ステップS3へ進み、コンテン
ツイベント情報に基づき関連コンテンツにリンクされた
サービスを検索する。サービスが検索されなかった場
合、提供できる関連コンテンツもサービスもないという
情報を戻して、選別処理は終了する。
【0125】サービスが検索された場合、ステップS4
へ進み、端末情報に基づき提供可能なサービスかどうか
を判断する。端末のスペックによっては、受けられない
サービスもあるための判断である。提供可能なサービス
と判断された場合、その関連コンテンツとサービスに関
する情報を戻して、選別処理は終了する。 (4)提供可能サービス情報 制御部1230を介して、選択された関連コンテンツと
サービスに関する情報をメモリー部1270に格納す
る。関連コンテンツとサービスに関する情報とは、関連
コンテンツ、サービスの名前、関連コンテンツの存在場
所、サービスに必要なツールの存在場所、使用期限、関
連コンテンツとサービスを表すアイコン等の情報であ
る。メモリー部1270に格納された情報は、提供可能
サービス情報として、通信部1260の情報送信手段1
263で視聴者装置1001へ送信される。 (5)提供可能サービスの表示 視聴者装置1001では、関連情報コンテンツ提供サー
バ1002から送信された情報が、制御部1130を介
してメモリー部1180に格納されると共に、表示部1
120へ送られる。送られてきた情報は、サービス情報
表示手段1122によって可視化される。この表示の例
を図8に示す。図8において、1050は番組オブジェ
クト、1051は番組アイコン画像、1052はサービ
スアイコン画像、1053はサービスオブジェクト、1
054はアプリケーションアイコン、1055はお知ら
せ設定等の条件設定画面、1056はゴミ箱のアイコン
である。なお、アプリケーションアイコン1054、条
件設定画面1055については後述する。
【0126】送られてきたアイコン情報には、番組オブ
ジェクト1050のような放送コンテンツに関するもの
と、サービスオブジェクト1053のようなサービスに
関するものからなる。これらは予め定めた大きさの画像
アイコンとしてそれぞれ表示(番組アイコン画像105
1、サービスアイコン画像1052)される。番組アイ
コンは、サービスアイコンを子供にもつ構造であり、サ
ービスアイコンの持つ機能として、アイコン情報以外の
情報を手がかりにサービスツールを起動する機能があ
る。サービスとして、例えばコンテンツの購入、コンテ
ンツの視聴、コンテンツの加工等があり、サービスツー
ルは、これらを実行するアプリケーションプログラムで
ある。
【0127】サービスアイコンの選択によりサービスツ
ールが起動し、視聴者は、所望のサービスの提供を受け
ることになる。サービスアイコンに画像として表現され
るものは、関連コンテンツの中身と共にサービスの内容
である。視聴者は、アイコンを一目見ただけで、どのよ
うなコンテンツをどのようなサービスで受けられるかを
理解できるように表現されている。また、アイコンは、
それ自身一つの単位のオブジェクトとしてメモリー部1
180で管理されているため、入力部1110のアイコ
ン操作入力手段1114で入力された情報を制御部11
30へ送り、処理部1140のアイコン操作手段114
4により、ディスプレイの画面上を視聴者の所望する位
置へ移動することも可能であり、加えて消去すること
(ゴミ箱1056への移動)も可能である。
【0128】アイコン位置を変更することは、表示部1
120へ送るアイコン表示位置パラメーターを変更する
ことであり、アイコンを消去することは、メモリー部1
180内の対象オブジェクトデータを消去することであ
る。視聴者の必要に応じてサービスアイコンを非表示に
することも可能である。当然、アイコンオブジェクトが
持つ情報をインデクスとして、キーを与えることで、ア
イコンを検索することも可能である。例えば、番組名で
検索することもできるし、サービス名で検索することも
可能である。
【0129】以上の説明では、視聴者が一方向に配信さ
れた放送コンテンツを視聴していて、放送されているコ
ンテンツに関連する関連コンテンツに関するサービスを
受けたいと思った時、その要求を視聴者がポジティブに
装置に入力した場合の例を説明した。
【0130】その要求を視聴者がポジティブに装置に入
力しなくても、視聴者が予め設定したタイミングでアプ
リケーションにより自動的に要求が出されるようにする
こともできる。次に、その例について説明する。すなわ
ち、一方向に配信された放送コンテンツを視聴している
時に、放送されているコンテンツに関連する関連コンテ
ンツに関するサービスを事前に装置に設定し、サービス
を予約することやサービスが受けられるタイミングにな
ったら通知してくれる機能を実現する手順について説明
する。
【0131】まず、視聴者装置1001において、放送
コンテンツのイベント情報を表示する機能、サービスを
予約したり、サービスが受けられるタイミングになった
ら視聴者に通知してくれる機能を持つアプリケーション
を動作させる。このアプリケーションは、視聴者が事前
に予約等を行いたいときに起動してもよいし、放送のチ
ャネルに応じて自動的に視聴者装置1001が起動する
ようにしてもよい。このアプリケーションは、関連情報
コンテンツ提供サーバ1002から視聴者装置1001
へ送信され、視聴者装置1001がそれを受信し起動す
る。
【0132】視聴者装置1001においてこのアプリケ
ーションが動作すると、図8のアプリケーションアイコ
ン1054が画面に表示され、視聴者にアプリケーショ
ンが動作していることを知らせる。アプリケーションア
イコン1054は、受信した放送コンテンツのイベント
情報を可視化してアイコン中に表示するための機能と、
予約画面やお知らせ設定画面等の条件設定画面1055
を呼び出すための機能を持つ。
【0133】図9に、条件設定画面1055の一つであ
るお知らせ設定画面の例を示す。アプリケーションアイ
コン1054中の「お知らせ設定」のボタンをクリック
することにより、図9の条件設定画面1055を表示さ
せることができる。この画面は、放送視聴中にイベント
情報と設定された条件とが一致したときに、その旨を視
聴者に通知することを設定する画面である。
【0134】お知らせのタイミングになったときの視聴
者への通知方法として、表示画面の点滅や音を選択する
ことができる。また、映像を自動的に表示するように起
動設定することもできる。図9の例は、野球中継に関す
るお知らせ設定の画面であり、例えば得点が入ったと
き、3回になったとき、打順がある打者になったとき等
に視聴者に通知することを、この画面であらかじめ設定
することができる。
【0135】予約の設定画面でも、お知らせ設定画面と
同様に、ある設定した予約時間になったときとか、例え
ばある特定のタレントが画面に現れたときというよう
に、要求を出すタイミングを設定し、設定したタイミン
グで自動的にサービス提供要求が出されるようにするこ
とができる。
【0136】アプリケーションは、イベント情報提供者
から配信される放送コンテンツのイベント情報を表示部
1120でアプリケーションアイコン1054に表示
し、予約の設定画面、お知らせ設定画面等の条件設定画
面で設定したタイミングで自動的に視聴者の要求を装置
に入力する。なお、予約の場合には、設定したタイミン
グになったときに、視聴者に確認することなくサービス
提供要求を出すが、お知らせ設定の場合には視聴者にア
イコンの点滅や音で設定したタイミングを知らせ、事前
の指定に応じて視聴者に確認をとった後にサービス提供
要求を出す。
【0137】次にこの予約やお知らせ設定等の一連の手
順を詳細に説明する。イベント情報提供者から放送コン
テンツのイベント情報が配信されてきているとする。こ
のイベント情報を通信部1170のイベント情報受信手
段1173で受け取り、制御部1130を介して送られ
てくる順にメモリー部1180に逐次格納する。それと
同時に、その情報を処理部1140と表示部1120へ
送り、イベント情報表示手段1123でアイコン(アプ
リケーションアイコン1054)として放送コンテンツ
のイベント情報を表示する。このアイコンの機能として
は、前述のように視聴者が所望するサービスの条件を設
定できる機能がある。
【0138】設定画面の表示は、入力部1110の設定
操作入力手段1115で表示要求を入力し、入力情報を
制御部1130へ送り、これをもとに表示部1120の
設定画面表示手段1124が行う。条件設定の入力で
は、入力部1110の設定操作入力手段1115で設定
情報を入力し、制御部1130を介してメモリー部11
80に格納する。
【0139】その後、メモリー部1180に格納された
条件を処理部1140へ送り、配信イベント情報条件マ
ッチ判断手段1143は、その条件と配信されたイベン
ト情報とのマッチングを行う。配信イベント情報条件マ
ッチ判断手段1143では、条件とイベント情報の意味
的な距離を算出し、それを類似度とし、予め与えた閾値
と比べて近いものを条件が一致したと判断する。条件が
一致したと判断された場合、一致したことを制御部11
30へ伝える。一致情報が制御部1130を介してメモ
リー部1180に格納され、それ以降の流れは、一方向
に配信された放送コンテンツを視聴していて、放送され
ているコンテンツに関連する関連コンテンツに関するサ
ービスを受けたいと思った時、その要求をポジティブに
入力し、メモリー部1180に要求入力情報が格納され
た場合にそれ以降行う流れと同様である。
【0140】ここで、視聴者の放送コンテンツを受ける
際のチャンネリングとサービス要求を出した際の各操作
に関して表示部1120で表示される情報の遷移につい
て説明しておく。
【0141】ある放送コンテンツを視聴していてサービ
ス要求を出した場合、図8で示したアイコンが表示され
る。チャンネルを変更し、異なる放送コンテンツを視聴
していてサービス要求を出した場合、先の放送コンテン
ツに関連するサービスアイコンは非表示となり、番組ア
イコンのみの表示となる。続いて関連情報コンテンツ提
供サーバ1002から新たに送信された情報を受け取
り、新たな番組アイコンとサービスアイコンが表示され
る。続いて先に視聴していた放送コンテンツにチャンネ
ルを変更し、サービス要求を出した場合、非表示になっ
ていたサービスアイコンが表示されると共に、新たに要
求したサービスアイコンが追加表示される。 (6)サービスの選択、(7)サービスの要求 次に、表示部1120で表示されているサービスアイコ
ンを選択し、サービスの提供を受ける手順に関して説明
する。視聴者装置1001の入力部1110のアイコン
操作入力手段1114によりサービスアイコンの選択入
力を行う。この選択入力情報に基づき、制御部1130
を介してメモリー部1180に格納されている選択され
たアイコンに対応する提供可能サービス情報(関連コン
テンツの存在場所、サービスに必要なツールの存在場
所、使用期限等)を、通信部1170の情報送信手段1
171により関連情報コンテンツ提供サーバ1002に
送信する。 (8)サービスコンテンツの最適化 関連情報コンテンツ提供サーバ1002では、視聴者装
置1001から送られてくるサービス、コンテンツに関
する情報を通信部1260の情報受信手段1261によ
り受信し、制御部1230を介してメモリー部1270
に格納する。情報受信手段1261では、どこの視聴者
装置1001からの送信情報を受信したかを判断し、先
の情報と共に判断した視聴者装置情報を制御部1230
へ送る。
【0142】サービス、コンテンツに関する情報と視聴
者装置情報が制御部1230を介してメモリー部127
0に格納されると、制御部1230は、処理部1240
内のアクセス系状態検出手段1244によってアクセス
系状態を検出する。ここで検出するアクセス系状態と
は、ネットワークの状態であり、例えば通信速度であ
る。通信速度は、ネットワークの混み具合(流れている
データの量)に応じてダイナミックに変化している。ア
クセス系状態検出手段1244では、視聴者装置情報に
基づき視聴者装置1001へ予め定めた量の情報パケッ
トを流し、視聴者装置1001から返ってくるまでの時
間でアクセス系の状態を推定する。視聴者装置1001
の通信部1170では、この情報パケットを受信した場
合、それを情報受信手段1172から情報送信手段11
71へ直接転送し、情報パケットを送信した関連情報コ
ンテンツ提供サーバ1002へ送り返してやることを行
う。推定したアクセス系の状態情報は、制御部1230
を介してメモリー部1270に格納する。
【0143】制御部1230を介してメモリー部127
0に格納されているサービス、コンテンツに関する情報
に基づき、蓄積・管理部1250のコンテンツ蓄積・管
理手段1256で蓄積、管理されている関連コンテンツ
とサービスツールを検索し、関連コンテンツとサービス
ツールをメモリー部1270に格納する。同時に蓄積・
管理部1250で管理されている端末情報も視聴者装置
情報に基づき検索し、制御部1230を介してメモリー
部1270に格納する。メモリー部1270に格納され
ている関連コンテンツとアクセス系の状態情報、端末情
報を処理部1240へ転送する。
【0144】コンテンツ変換手段1243では、関連コ
ンテンツをアクセス系の状態情報、端末情報(端末スペ
ック)に基づき最適なコンテンツに変換する。この変換
は、次のような場合に行う。
【0145】1)関連コンテンツがハイスペックな端
末、ハイリッチなアクセス系の状態用に作成されている
場合で、端末スペックとアクセス系の状態がそれに合わ
ないとき、最適のコンテンツに変換することを行う。
【0146】2)また、一つのコンテンツで複数のサー
ビスに用いる場合にもサービスに応じた最適のコンテン
ツに変換することを行う。
【0147】上記1)の場合のコンテンツ変換手段12
43では、データ量の削減を行う。データ圧縮技術を用
いた物理的なデータ量の削減から、要約等の意味を考慮
したデータ量の削減まで行う。テキスト情報は、形態素
解析や辞書、コーパスを用いて意味レベルの要約を行
う。画像やMPEG1、MPEG2等の映像は、圧縮率
を変えたり、MPEG4でオブジェクト符号化された映
像は、オブジェクト単位での選択的な符号化を行ったり
する。MPEG7で記述された映像は、テキスト記述を
処理することで意味レベルの要約を行う。ハイパーリン
クが張られたコンテンツに等に関しては、リンクにぶら
下る情報に視聴者プロファイルに基づく重みを付け、そ
の重みに従って選択的にリンク情報を削減することを行
う。
【0148】上記2)の場合のコンテンツ変換手段12
43では、視聴者が所望する言語に翻訳することを行
う。画像からテキストヘの変換、映像から画像への変
換、音声からテキストへの変換、画像から音声への変
換、映像から音声への変換等、表現メディア間の変換処
理も行う。 (9)サービス提供 コンテンツ変換手段1243により最適に変換されたコ
ンテンツは、メモリー部1270に格納され、既に格納
されているサービスツールと共に通信部1260の情報
送信手段1263により、視聴者装置1001へ送信さ
れる。視聴者装置1001では、関連情報コンテンツ提
供サーバ1002から送信されるサービスツールと関連
コンテンツをメモリー部1180に格納する。サービス
ツールは、入力部1110のコンテンツ操作入力手段1
116と表示部1120のコンテンツ表示手段1125
を用いて、関連コンテンツに関するサービスを視聴者装
置1001上で提供する。関連コンテンツの購入サービ
ス等は、購入に関する視聴者のトランザクションを通信
部1170の情報送信手段1171により、トランザク
ション処理センター(図示省略)に送信することで行
う。 (効果)以上説明したように、本実施の形態によれば、
多種多様な通信アクセス系、端末を前提に、一方向に配
信された放送コンテンツに連動、連携して、個々の視聴
者がそれぞれの嗜好から希望する関連コンテンツを提供
する多種多様なサービスに応えること、またそのサービ
スを公平に提供することができるようになる。また、視
聴者が所望するサービスを捕り滴らしなく受けられる環
境と、視聴中、視聴後に関連コンテンツを入手するサー
ビスを受ける際の煩わしさに関する課題を解決した環境
を提供することができるようになる。
【0149】このため、視聴者にとっては、一方向に配
信された放送コンテンツに連動、連携して、多種多様な
サービスを自分の端末に最適なコンテンツで受けること
ができ、しかもサービスを捕り漏らしなく受けられるこ
と、関連コンテンツを入手するサービスを受ける際の煩
わしさがないことのメリットある。コンテンツ提供者に
とっては、一方向に配信された放送コンテンツに連動、
連携して、個々の視聴者がそれぞれの嗜好から希望する
関連コンテンツを提供する多種多様なサービスに応える
ことができるというメリットがある。
【0150】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態について実施例2−1〜実施例2−4を用いて説明
する。第2の実施の形態では、映像情報の中で視聴者が
関心を持つ被写体に対してポインティング操作を行った
場合に、被写体に関連して付加されている情報に基づい
て、前記ポインティング操作が行われた被写体に関連し
た関連情報を入手して視聴者が参照することを可能に
し、更には視聴者が関心を持つ被写体に関する情報を蓄
積しておき、この蓄積された情報に基づいて受信した放
送情報を選別し、選別した放送情報を蓄積する。
【0151】〔実施例2−1〕図10は本発明の第2の
実施の形態による視聴者装置の実施例2−1を示すシス
テム構成図である。図10において、2010は映像情
報2011とこれに付加された関連情報2012とを含
む放送情報である。映像情報2011は少なくとも映像
を含んでおり、映像の他に音声をも含んだ通常の意味で
の映像番組の場合も該当する。
【0152】ディジタル放送においては、映像の放送チ
ャネル内において番組配列情報として映像に関する付加
的な情報を放送できる。あるいは、テキストや静止画像
等のデータのみを放送するデータチャネルにおいて他の
放送チャネルで放送される映像の関連情報を放送でき
る。付加的な情報としては、例えば映像中の番組のタイ
トルやジャンル、放送日時等が考えられている。
【0153】本発明では、付加的な情報には少なくとも
映像情報2011に登場する表示単位としての被写体に
関する情報を含めるものとし、被写体に関する付加的な
情報(以下では関連情報と呼ぶ)は少なくとも、被写体
を説明する被写体属性情報と、その被写体座標値と、そ
の被写体に対応した関連情報のアドレス識別情報として
少なくとも一つのRFC2396等で規定されるURI
(Uniform Resource Identif
ier)情報とを含んでいる。この場合、URIは、通
信網2003に接続された情報提供装置のIPアドレス
やURLを含んでいる。
【0154】また、被写体座標値は、表示画面における
被写体の存在領域を表す座標値である。被写体は時刻と
ともに登場し、あるいは退場し、また登場している最中
にも画面内を移動する。このために被写体座標値は、映
像情報2011のフレーム毎に定義するか、又は時刻単
位で定義することが必要である。
【0155】また、関連情報2012は、1個以上の被
写体の各々について定義される。図11は本発明におけ
る関連情報の例を示す。関連情報2012は、フレーム
番号2121、被写体座標値2122、被写体属性情報
2123、及びURI情報2124を含んでいる。図1
1に示す関連情報2012では、フレーム番号2121
がNの場合には、被写体属性情報2123がOB−A、
OB−B等の被写体が、それぞれ被写体座標値2122
である(XA、YA)、(XB、YB)等に表示される
こと、それらに対してはURI−A、URI−B等のU
RI情報2124が対応して定義されていることを示し
ている。このような情報は、N以外のフレーム番号のフ
レームについても付加されており、フレームによって定
義される被写体は異なり、また同一の被写体であっても
異なるURIが定義され得る。また、一つの被写体につ
いて複数のURIが定義されてもよい。
【0156】上述の関連情報及び映像情報を含む放送情
報の構成について以下に述べる。
【0157】第一の構成方法として、映像情報中の各映
像フレーム情報の先頭に、ヘッダー情報として図11に
示すような関連情報を挿入する場合がある。例えば、M
PEG2映像ストリームの場合であれば、ピクチャ階層
のヘッダすなわちピクチャヘッダのユーザデータ領域に
関連情報を挿入することが考えられる。
【0158】また、第2の構成方法として、映像情報
と、関連情報を別々に構成し、関連情報には図11に示
すように対応する映像フレームを識別するためのフレー
ム番号を含むように構成する場合がある。
【0159】第2の構成方法の場合、映像情報は映像の
放送チャネルで送信し、関連情報はデータチャネルで送
信することができる。あるいは、BSデジタル放送やC
Sデジタル放送等のシステムにおいては、ARIB S
TD−B10「デジタル放送に使用する番組配列情報」
で規定される番組配列情報の一部として、MPEG2S
ystem(ITU−T H.222.0,ISO/I
EC 13818−1)で規定されるセクション形式の
データ構造を用いて関連情報を伝送する場合もある。
【0160】なお、第2の構成方法の場合、関連情報
は、対応する映像フレームと同時かそれ以前に視聴者装
置に入力されるように、放送情報を構成する。
【0161】図10において、2002は本実施の形態
に係る視聴者装置あって、以下に述べる要素から構成さ
れている。
【0162】放送受信部2201は、前記した映像情報
2011及び関連情報2012を含む放送情報2010
を受信して映像表示制御部2202に送信する。
【0163】映像表示制御部2202は、放送受信部2
201より受信した映像情報2011を表示するための
表示制御信号を映像表示部2203に送信する。また映
像表示制御部2202は、映像表示部2203において
視聴者がポインティングを行った画面内の座標値を受信
して、これを関連情報2012の中の被写体座標値21
22と照合し、ポインティングを行った画面内座標値と
一致する被写体座標値2122を有する被写体に対応し
たURI情報2124と被写体属性情報2123とを関
連情報表示制御部2205に送信する。
【0164】映像表示部2203は、映像表示制御部2
202から受信した表示制御信号に基づいて表示画面に
映像を表示する。図10に示す場合では被写体として自
動車が登場している。また第1のポインティングデバイ
ス2204によりポインティングされた座標値を検出し
てその値を映像表示制御部2202に送信する。
【0165】第1のポインティングデバイス2204
は、例えば映像表示制御部2202に接続されており、
映像表示部2203の画面内で表示したカーソルを移動
させ、所望のヵーソル位置でポインティング操作を行う
ためのもので、いわゆるマウス等の汎用デバイスを使用
することができる。
【0166】関連情報表示制御部2205は、映像表示
制御部2202から受信した被写体属性情報2123を
代表するものとしての文字、記号又は図形等(以下では
被写体代表図形等と呼ぶ)を後述する被写体関連情報表
示部2206に表示するための制御信号を被写体関連情
報表示部2206に送信し、また被写体属性情報212
3を被写体属性情報蓄積部2209に送信する。関連情
報表示制御部2205はまた、被写体関連情報表示部2
206において第2のポインティングデバイス2207
によりポインティングされた被写体代表図形等を受信
し、これにより代表されている被写体に対応するURI
情報2124を後述する関連情報アクセス部2210に
送信し、これに基づいて関連情報アクセス部2210が
後述する関連情報蓄積部2211又は通信網2003に
アクセスして、入手した関連情報を被写体関連情報表示
部2206に表示する。
【0167】関連情報アクセス部2210は、関連情報
表示制御部2205から受信したURI情報2124が
後述する関連情報蓄積部2211に対応したものであれ
ば関連情報蓄積部2211にアクセスし、またインター
ネット等の通信網2003に接続された情報源に対応し
たものであれば通信網2003を介して当該情報源にア
クセスし、それぞれ関連情報を入手して関連情報表示制
御部2205に返送する。
【0168】被写体関連情報表示部2206は、関連情
報表示制御部2205から上記の被写体代表図形等、又
は被写体の関連情報を表示するための制御信号を受信し
てそれらを表示する。また被写体関連情報表示部220
6は、前述のように第2のポインティングデバイス22
07を具備しているが、その動作は第1のポインティン
グデバイス2204と同様にして、例えば関連情報表示
制御部2205に接続されており、映像表示部2203
の画面内で表示したカーソルを移動させ、所望のカーソ
ル位置でポインティング操作を行うためのもので、いわ
ゆるタッチパネルやマウス等の汎用デバイスを使用する
ことができる。
【0169】入力デバイス2208は、本システムを操
作するためのキーボードその他の入力装置である。被写
体属性情報蓄積部2209は、関連情報表示制御部22
05から送信された被写体属性情報2123を受信し、
蓄積する。
【0170】関連情報蓄積部2211は、被写体に関連
した情報を蓄積し、この情報は関連情報アクセス部22
10がアクセスして入手することが可能である。また、
蓄積する情報は、図示しない装置を用いて必要に応じて
追加、更新あるいは削除を行うことができる。
【0171】以上の構成の実施例2−1に係る本システ
ムの動作を以下に説明する。映像情報2011と図11
に示した関連情報2012とを含む放送情報2010
は、放送局より放送されて放送受信部2201により受
信され、復調された後、映像表示制御部2202に送ら
れる。映像表示制御部2202においては、放送受信部
2201から受信した映像情報2011と関連情報20
12のうち、映像情報2011を表示するための制御信
号が生成され、これは映像表示部2203に送られる。
関連情報2012は映像表示制御部2202において一
時的に保存される。
【0172】映像表示部2203において被写体がポイ
ンティングされた場合には、映像表示制御部2202は
ポインティングの座標値を映像表示部2203から受け
取るとともに、受け取った座標値と図11に示す被写体
座標値2122との照合を行い、ポインティングの座標
値に一致する被写体座標値2122が定義された被写体
を見出す。そして、このようにして見出された被写体に
対応した被写体属性情報2123及びURI情報212
4は、関連情報表示制御部2205に送られる。
【0173】関連情報表示制御部2205では、映像表
示制御部2202から受信した被写体属性情報2123
及びURI情報2124に基づいた処理が行われる。ま
ず被写体属性情報2123は、被写体属性情報蓄積部2
209に送信されて蓄積される。また関連情報表示制御
部2205では、受信した被写体属性情報2123を代
表する被写体代表図形等を表示するための制御信号が生
成されて被写体関連情報表示部2206に送られる。
【0174】図12は、映像表示部2203において第
1のポインティングデバイス2204によりポインティ
ングされた被写体2041に対応して被写体関連情報表
示部2206に、その被写体2041の被写体代表図形
等2042が表示される例を表している。
【0175】なお、映像表示部2203と被写体関連情
報表示部2206とは、異なるディスプレイ装置を用い
るほうが望ましい。例えば、映像表示部2203をCR
Tディスプレイ装置、被写体関連情報表示部2206を
液晶ディスプレイ装置を用いて構成することが考えられ
る。この場合、第1のポインティングデバイス2204
としてマウス、第2のポインティングデバイス2207
としてタッチパネル等の利用も考えられる。しかし、映
像表示部2203と被写体関連情報表示部2206と
を、1台のディスプレイ装置を用いて構成することも可
能であり、1台のディスプレイ装置を共用する場合に
は、異なるウィンドウ又は画面分割した表示領域のそれ
ぞれに映像表示部2203と被写体関連情報表示部22
06とを設ける。この場合、第1のポインティングデバ
イス2204及び第2のポインティングデバイス220
7についても、同じハードウェアで実現することがで
き、1個のマウス等を共用することができる。
【0176】図13は、被写体関連情報表示部2206
に関するより詳細な例を示しており、この例では、被写
体関連情報表示部2206は、被写体代表図形等204
2を表示するための被写体表示領域2261と、被写体
関連情報を表示するための関連情報表示領域2262
と、操作パネル部2263とを有する。操作パネル部2
263は、例えばタッチパネルを利用する場合に入力デ
バイス2208の代わりに用いることができる。
【0177】また、被写体表示領域2261には、被写
体代表図形等2042が複数個表示されている。この例
では、OB−A、OB−B、OB−C及びOB−D等の
文字がそれぞれの被写体代表図形等2042である。こ
れらは映像の進行とともに、被写体2041が次々とポ
インティングされた場合に、それらの被写体2041に
対応した被写体属性情報2123及びURI情報212
4が順次関連情報表示制御部2205に送り込まれてき
た結果を示している。
【0178】次に、視聴者が被写体関連情報表示部22
06に表示された被写体代表図形等2042を第2のポ
インティングデバイス2207でポインティングする
と、ポインティングされた被写体代表図形等2042を
識別する情報が被写体関連情報表示部2206から関連
情報表示制御部2205に送り込まれ、これに対応して
関連情報表示制御部2205では、被写体代表図形等2
042を識別する情報が示す被写体2041に対応した
URI情報2124が抽出される。抽出されたURI情
報2124は、関連情報アクセス部2210に送信さ
れ、関連情報アクセス部2210は、送信されたURI
情報2124が、関連情報蓄積部2211に対応してい
れば関連情報蓄積部2211にアクセスして関連情報を
入手して、これを関連情報表示制御部2205に返送す
る。
【0179】また、送信されたURI情報2124が通
信網2003に接続された情報源のものであれば、関連
情報アクセス部2210は、通信網2003を通じて当
該情報源から関連情報を入手し、これを関連情報表示制
御部2205に返送する。
【0180】関連情報表示制御部2205では返送され
た情報を受信した後に、これらを被写体関連情報表示部
2206の関連情報表示領域2262に表示する。
【0181】以上の動作において、視聴者が被写体代表
図形等2042をポインティングするタイミングは、放
送受信中と放送受信後とのどちらでも任意である。した
がって参照する情報が多い場合には、放送受信後の都合
の良いときに順次関連情報を参照することもできる。
【0182】〔実施例2−2〕次に、実施例2−2とし
て映像のフィルタリング蓄積機能を有する視聴者装置に
ついて説明する。図14は、実施例2−2を示すシステ
ム構成図である。実施例2−2に係るシステムの構成
は、図10に示す実施例2−1のシステムの構成に興味
情報抽出部2212を加えるとともに、その機能を利用
して放送情報2010を自動的に選別して蓄積する機能
を備えたものであり、以下に詳しく説明する。
【0183】図14において、関連情報表示制御部22
05は、実施例2−1で述べた機能に加えて、視聴者が
被写体関連情報表示部2206において、被写体代表図
形等2042をポインティングした被写体について、少
なくともその被写体に関するURI情報2124と、被
写体属性情報2123と、情報源から入手された関連情
報と、この関連情報が被写体関連情報表示部2206に
表示された時間に関する表示時間情報のうちのいずれか
複数を興味情報抽出部2212に送信する機能を有す
る。
【0184】また、興味情報抽出部2212は、URI
情報2124、被写体属性情報2123、前記関連情
報、前記表示時間情報のうちいずれか複数もしくは全て
を参照して、関連情報に対する視聴者の興味を示す情報
としての興味情報を抽出し、これを蓄積する。更に、興
味情報抽出部2212は、放送受信部2201から映像
情報2011と関連情報2012とを含む放送情報20
10を受信して、関連情報2012の中の少なくともそ
の被写体属性情報2123又はURI情報2124を、
蓄積した興味情報に照らし合わせて、視聴者の興味情報
に適合していると判断された放送情報2010を優先的
に選択する。選択された放送情報2010は必要に応じ
て放送情報蓄積部2213に蓄積することができる。
【0185】なお、本発明では、特に被写体関連情報表
示部2206において視聴者が表示されている被写体代
表図形等2042を移動又は削除できる機能を具備し、
これらの操作があった場合に、興味情報抽出部2212
に蓄積しておいた興味情報を減ずるようにすることがで
きる。これによって、例えば削除した被写体代表図形等
2042により代表される被写体属性情報2123、又
はこれに対応したURI情報2124に対する視聴者の
関心度が低くなったことが興味情報の抽出に反映され
る。
【0186】次に、実施例2−2における本システムの
動作を説明する。放送局より放送された映像情報201
1とその関連情報2012とを含む放送情報2010
は、放送受信部2201により受信され、復調された
後、映像表示制御部2202に送られる。関連情報20
12は、実施例2−1と同様にして例えば図11に示す
ように構成されている。図11については実施例2−1
について説明したので、ここでの説明は省略する。
【0187】映像表示制御部2202においては、放送
受信部2201から受信した映像情報2011と関連情
報2012のうち、映像情報2011を表示するための
制御信号が生成され、これは映像表示部2203に送ら
れる。関連情報2012は、映像表示制御部2202に
おいて一時的に保存される。
【0188】映像表示部2203において、被写体20
41がポインティングされた場合に、映像表示制御部2
202はポインティングの座標値を映像表示部2203
から受け取るとともに、受け取った座標値と図11に示
す被写体座標値2122との照合を行い、ポインティン
グの座標値に一致する被写体座標値2122が定義され
た被写体を見出す。そして、このようにして見出された
被写体2041の被写体属性情報2123及びURI情
報2124は、関連情報表示制御部2205に送られ
る。
【0189】関連情報表示制御部2205では、映像表
示制御部2202から受信した被写体属性情報2123
及びURI情報2124に基づいた処理が行われる。ま
ず、被写体属性情報2123が被写体属性情報蓄積部2
209に送られ、ここに蓄積される。また受信した被写
体属性情報2123については、これを代表する被写体
代表図形等2042を表示するための制御信号が生成さ
れて被写体関連情報表示部2206に送られる。この場
合の被写体関連情報表示部2206の表示は前述した図
12又は図13を用いて説明したとおりである。
【0190】視聴者が被写体関連情報表示部2206に
表示された被写体代表図形等2042を第2のポインテ
ィングデバイス2207でポインティングすると、ポイ
ンティングされた被写体代表図形等2042に代表され
る被写体属性情報2123に対応した関連情報が入手さ
れ、入手された関連情報は被写体関連情報表示部220
6の関連情報表示領域2262に表示される。この点つ
いては実施例2−1と同様であるので、これ以上の説明
は省略する。
【0191】以下に、実施例2−2における本システム
の動作が実施例2−1のそれと異なっている点を中心に
説明する。
【0192】実施例2−2においては、関連情報表示制
御部2205は、実施例2−1で述べた機能に加えて、
視聴者が被写体関連情報表示部2206において、被写
体代表図形等2042をポインティングした被写体につ
いて、少なくともその被写体2041に関するURI情
報2124と、被写体属性情報2123と、情報源から
入手された関連情報と、この関連情報が被写体関連情報
表示部2206に表示された時間に関する表示時間情報
のうちのいずれか複数を興味情報抽出部2212に送信
する。
【0193】表示された時間は、関連情報が被写体関連
情報表示部2206に表示された際の表示の開始時刻及
び終了時刻に基づくものであり、これらは被写体関連情
報表示部2206を参照する視聴者による第2のポイン
ティングデバイス2207の操作時刻情報にも関係して
おり、開始時刻としては被写体代表図形等2042のポ
インティングされた時刻や、その後入手された関連情報
が被写体関連情報表示部2206に表示されたその開始
時刻としてもよく、また終了時刻としては視聴者により
表示を終了するための操作がなされた時刻、又は次の被
写体代表図形等2042がポインティングされた時刻と
することができる。
【0194】興味情報抽出部2212は、関連情報表示
制御部2205から受信したURI情報2124、被写
体属性情報2123、関連情報、表示時間情報のうちい
ずれか複数もしくは全てを参照し、興味情報を抽出し、
これを蓄積する。興味情報は、どのような情報に視聴者
が興味を示しているかを表す情報であって、一般には表
示時間情報やポインティングの回数を統計的に処理して
生成することができる。例えば、被写体属性情報別又は
URI情報別のポインティング回数であり、あるいは、
被写体属性情報別、URI情報別、又は関連情報別の表
示時間もしくはその積算値である。また、被写体属性情
報2123と、URI情報2124と、関連情報との少
なくとも二つの組み合わせ別の、ポインティング回数あ
るいは表示時間又はその積算値とすることもできる。
【0195】更には、被写体属性情報2123、関連情
報に含まれるテキストをキーワードに分解し、各キーワ
ードについて当該キーワードを含む被写体属性情報21
23、関連情報の視聴回数が多い場合や表示時間が長い
場合に、前記キーワードが興味を示すと仮定し、興味を
示すキーワードの群を抽出し、これを興味情報とするこ
ともできる。
【0196】また、被写体関連情報表示部2206に表
示されている被写体代表図形等2042に対して視聴者
が移動又は削除した場合についても、その情報が関連情
報表示制御部2205から興味情報抽出部2212に送
られるようにし、興味情報抽出処理に反映することがで
きる。例えば、視聴者が被写体代表図形等2042を削
除した場合、削除された被写体代表図形等2042によ
り代表される被写体属性情報2123又はこれに対応し
たURI情報2124に対する視聴者の関心度が低くな
ったものとして、興味情報から減じる等の処理を行って
興味情報抽出処理に反映する。
【0197】更に興味情報抽出部2212は、放送受信
部2201から関連情報2012を含む放送情報201
0を受信し、関連情報2012の中のURI情報212
4を上記の興味情報と照合し、視聴者の興味に適合して
いる放送情報2010を選択するフィルタリング処理を
行う。このようにしてフィルタリングされた放送情報2
010は、必要に応じて放送情報蓄積部2213に蓄積
される。この場合の適合の有無は、ポインティングの回
数、あるいは表示時間又はその積算値が大きい値を示し
た、被写体属性情報2123、又はURI情報212
4、又は関連情報、又はそれらの組み合わせを関連情報
が含んでいるか否かにより決められる。被写体属性情報
2123やURI情報2124そのものを使用する代わ
りに、それらを予めジャンル別に分類しておくことによ
ってジャンル別の回数又は参照時間に変換したものを使
用してもよい。
【0198】次に、興味情報抽出部の具体的な一例につ
いて説明する。
【0199】以下の説明にあたり、本実施例における関
連情報には、URIおよび、当該URIのコンテンツ内
容を示すキーワード群を含むものとする。例えば、被写
体として映像中に登場する自動車に関連付けられた関連
情報には、その自動車の映像中の出現位置と、その自動
車の仕様情報ホームページのURLアドレスと、キーワ
ードとして、{自動車}が付与されている。このような
関連情報の具体的な記載例を以下に示す。
【0200】 <frame no="N"> <object> <location>(XA,YA)-(XB,YB)</location> <uri>url:www.automobile.com/car_A/spec.html<uri> <keyword>自動車</keyword> </object> </frame> 上記の例はフレーム番号"N"の映像フレーム内に被写体
として自動車のみが存在する場合に対応する。<frame n
o="N">...</frame>間には、フレーム番号"N"の映像フレ
ームに関する情報を記載する。<object>...</object>間
には、一つの被写体に関する情報を記載する。この場
合、その自動車の映像中の出現位置と、その自動車の仕
様情報ホームページのURLアドレスと、キーワードと
して、{自動車}が記載されている。被写体が複数存在
すれば、<frame no="N">...</frame>間には、複数の<ob
ject>...</object>が存在することになる。なお、関連
情報は、上述したようにXML形式である必要はなく、
図11に示したようなテーブル型の構成でも良い。
【0201】この例における興味情報抽出部は、視聴者
の興味情報としてキーワード群と各キーワードの重みを
含む利用者プロファイルを保持する。利用者プロファイ
ルの一例を以下に示す。
【0202】{自動車:1、パンダ:2、ステテコ:
1、なまこ:1} 上述の例は、“キーワード:そのキーワードの重み”の
組みを複数持つ集合として、利用者プロファイルを記述
している。
【0203】ここで、視聴者が、視聴中の映像の被写体
として登場した自動車をポインティングした場合には、
興味情報抽出部は、キーワード“自動車”の重みを1増
加する。もし、自動車をポインティングした時点でキー
ワード“自動車”が利用者プロファイル中に存在しない
場合には、キーワード“自動車”を利用者プロファイル
に追加し、重みを1とする。
【0204】従って、視聴中の映像の被写体として10
回それぞれ自動車が登場した場合に、視聴者が全ての自
動者に対してポインティングした場合には、利用者プロ
ファイルは上述の状態から、 {自動車:11、パンダ:2、ステテコ:1、なまこ:
1} になる。
【0205】また、視聴者が、被写体関連情報表示部2
206に表示されている被写体代表図形等2042を削
除した場合には、該被写体に対応する関連情報に含まれ
るキーワードの重みを1減らし、利用者プロファイルを
更新する。例えば、利用者プロファイルが、 {自動車:11、パンダ:2、ステテコ:1、なまこ:
1} であった時に、視聴者が、キーワード{自動者}を含む
関連情報が対応付けられた被写体の被写体代表図形等2
042を一つ被写体関連情報表示部2206より削除し
た場合、利用者プロファイルは、 {自動車:10、パンダ:2、ステテコ:1、なまこ:
1} に更新される。
【0206】また、視聴者が、被写体関連情報表示部2
206に表示されている被写体代表図形等2042をポ
インティングして、関連情報を参照した場合、その関連
情報の参照時間に応じて、該被写体代表図形等2042
に対応する関連情報に含まれるキーワードの重みを増加
し、利用者プロファイルを更新する。例えば、関連情報
を1分参照するごとに対応する被写体の関連情報に含ま
れるキーワードの重みを1増加するものとする。利用者
プロファイルが、 {自動車:10、パンダ:2、ステテコ:1、なまこ:
1} であった時に、視聴者が、キーワード{自動車}を含む
関連情報が対応付けられた被写体の被写体代表図形等2
042をポインティングし、当該関連情報を10分間参
照した場合、利用者プロファイルは、 {自動車:20、パンダ:2、ステテコ:1、なまこ:
1} に更新される。
【0207】更に、興味情報抽出部は、放送情報をフィ
ルタリングする際に、以下の規則に従って処理を行う。
【0208】受信された映像中に被写体に関連付けられ
た関連情報に含まれるキーワードが、利用者プロファイ
ルに含まれる場合、そのキーワードの重みをその被写体
への興味度とする。利用者プロファイルに含まれるキー
ワードが複数ある場合には、それぞれのキーワードの重
みの和をその被写体への興味度とする。そして、興味度
が一定値K以上である場合、該被写体に視聴者が興味を
持つもとみなし、自動的に該被写体をポインティングし
たのと同等の処理を実施する。例えば、K=10で、利
用者プロファイルは {自動車:20、パンダ:2、ステテコ:1、なまこ:
1} である場合に、キーワード{自動車}を含む関連情報が
受信された場合には、対応する被写体への興味度は20
でありK=10以上を満たすので、自動的に視聴者が対
応する被写体をポインティングしたのと同等の処理を実
行する。つまり、被写体関連情報表示部に、該被写体に
対応する被写体代表図形を表示する等の処理を行う。
【0209】なお、上述したものは、興味情報抽出部の
処理の一例であり、上記以外に種々のキーワードの重み
付け等の規則、キーワードの利用の規則等を使用するこ
とが可能である。
【0210】〔実施例2−3〕次に、実施例2−3につ
いて説明する。
【0211】図15は、本発明の実施例2−3を示すシ
ステム構成図である。実施例2−3は、以上までに説明
した視聴者装置2002に、放送局2004を加えた放
送情報送受信システムであって、放送局2004は、図
11に示したような関連情報2012を含む放送情報2
010を放送する機能を有している。
【0212】なお、前記放送局は、BSデジタル放送、
CSデジタル放送、地上波デジタル放送等、衛星放送シ
ステムや地上波放送システムに接続され、前記放送イン
フラを介した放送を行うための放送局である場合や、図
16に示すように、インターネットや放送用ケーブル等
の所定のネットワークに接続されるサーバを用い、前記
所定のネットワークを介して、いわゆるインターネット
放送やケーブルテレビ放送といったネットワーク放送を
行う放送局である場合がある。
【0213】〔実施例2−4〕次に、実施例2−4につ
いて説明する。
【0214】図17は、本発明の実施例2−4を示すシ
ステム構成図である。実施例2−4は、以上までに説明
した視聴者装置に、映像蓄積媒体再生装置2006を加
えた放送情報送受信システムである。映像蓄積媒体と
は、DVDやD−VHSビデオテープ等であり、図11
に示した関連情報を含む放送情報2010が記録された
媒体である。映像蓄積媒体再生装置2006とは、DV
Dプレーヤーや、VCR等であり、一般に、放送により
受信された映像を主とする放送情報を前記映像蓄積媒体
に記録蓄積する機能を有する。更に、記録した放送情報
を再生する機能を有する。利用される映像蓄積媒体は、
事前に放送インフラより取得される放送情報を記録した
ものである場合や、映画やドラマ等の映像情報を含む放
送情報が事前に記録された状態で、該映像蓄積媒体の小
売店やレンタルショップ等から利用者が入手するもので
ある場合がある。
【0215】実施例2−4では、所定の映像蓄積媒体を
再生する映像蓄積媒体再生装置2006より、図11に
示した関連情報を含む放送情報2010が、視聴者装置
2002に入力される。
【0216】なお、第2の実施例においても、視聴者情
報及び端末情報に関連した関連情報を取得することが可
能である。例えば、映像情報とともに、視聴者情報や端
末情報に対応した複数のURIを関連情報として視聴者
装置に送信し、視聴者装置では、当該視聴者装置に予め
入力等しておいた視聴者情報や端末情報に適合したUR
Iを選択するようにする。付加する関連情報としては、
例えば、後述する第4の実施例における関連情報例1〜
5のような形式を用いることができる。
【0217】(効果)本実施の形態による視聴者装置及
び放送情報送受信システムでは、映像に登場する表示単
位としての被写体毎に、その関連情報の所在を示すUR
I情報が定義された関連情報を付加された放送情報を受
信し、視聴者が映像表示画面に表示されている被写体を
ポインティングした場合に、その被写体を代表する文
字、図形等を画面に表示し、次にこれら文字、図形等に
対するポインティング操作に対応して、関連する情報が
対応するURI情報から読み出されて画面に表示される
ようにした。これによって、視聴者は映像情報を視聴し
ながら興味を持った被写体に関連した情報を放送情報以
外の情報源から入手して参照することができる。
【0218】また、視聴者が複数の被写体を次々にポイ
ンティングした場合には、それぞれを代表する文字、図
形等が順次画面に追加して表示されるようにした。これ
によって視聴者が参照したいと感じた関連情報が多い場
合でも、放送情報視聴の後に時間の制約を受けることな
く参照することができる。
【0219】更に、視聴者がポインティングした被写体
のポインティング回数や、それに関連して参照した関連
情報の表示時間情報を考慮した興味情報が抽出・保持さ
れ、利用者が視聴していない時間に放送されている放送
情報から、興味情報に適合する放送情報を自動選択し、
これを蓄積できるようにした。これによって視聴者は自
分が過去に参照した関連情報のジャンルに適合する放送
情報を時間の制約なく入手することができる。
【0220】特に、本発明では表示されている被写体代
表図形等を視聴者が削除した場合には、当該URI情報
に対する興味が失われたものとし、蓄積した興味情報を
減ずるようにして、興味情報抽出処理に反映されるよう
にしたので、視聴者が十分に関連情報を参照した時点以
後、視聴者の動的な興味の変化に従って、そのジャンル
の情報の入手を停止することができる。
【0221】また、被写体の単位で関連情報を入手する
ことができるので、様々な場面で登場する被写体に対し
て関連情報を定義することができ、その結果、従来の映
像番組を単位とするよりも、きめ細かな関連情報の参照
が可能となる。例えば、同一の被写体であっても、それ
が登場する場面によりその意味合いは一般には変わると
考えられるが、関連情報をフレーム別に定義することに
よって、多様かつ的確な関連情報を参照することが可能
となり、また、よりきめ細かな映像情報の自動選択が可
能となる。
【0222】例えば、同一の被写体であっても、それが
登場する場面によりその意味合いは一般には変わると考
えられるが、関連情報をフレーム別に定義することによ
って、多様かつ的確な関連情報を参照することが可能と
なり、また、よりきめ細かな映像情報の自動選択が可能
となる。また、ポインティングされた被写体に対する文
字・図形は画面に追加して表示されるために、視聴者は
時間的制約を受けることなく関連情報を参照することが
できる。
【0223】更に、視聴者が関心ある被写体をポインテ
ィングすることによって関心のある関連情報のみを的確
に閲覧できる仕組みにしたことにより、前記視聴者の被
写体のポインティング操作等から、視聴者がどのような
情報に関心があるのかを示唆する情報を入手することが
可能となる。
【0224】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。本実施の形態では、テ
レビ、ラジオ等の放送コンテンツと同期して、パーソナ
ルコンピュータ等の端末からのイベントを処理すること
により関連情報を取得する。ここで、放送コンテンツに
同期したイベントの処理とは、視聴者装置において、ボ
タンの押下操作等のイベントが発生した時に、これに対
応して実行されるアクションの内容を放送コンテンツに
対応して随時変化させる処理のことである。具体的な例
としては、テレビ放送の所定チャネルにおいて、CM
1、CM2及びCM3が連続的に放映される場合に、C
M1が放映されている時点で、視聴者装置のボタンを使
用者が押下すると、CM1に関する情報へのリンクが視
聴者装置に接続された表示装置に提示されるという処理
がある。同様に、CM2が放映されている時点で、視聴
者装置のボタンを使用者が押下すると、CM2に関する
情報へのリンクが提示され、CM3が放映されている時
点で、視聴者装置のボタンを使用者が押下すると、CM
3に関する情報へのリンクが提示される。
【0225】図18は、本発明の第3の実施の形態にお
けるシステムの構成図である。図18のシステムは、関
連情報提供サーバ3001(以下「サーバ3001」と
いう)と、該サーバ3001とネットワーク3006を
介して通信する視聴者装置3002(クライアント)
と、放送コンテンツを放送する放送局3003と、視聴
者装置3002に接続された入出力装置3004とを有
する。放送局3003から放送される放送コンテンツ
は、放送受信装置3005で受信できる。その放送コン
テンツに同期して各種のアクションが、視聴者装置30
02で実行される。また、視聴者装置3002で発生す
るイベントに応答して実行されるアクションの内容が、
放送コンテンツに同期して変化する。
【0226】なお、放送受信装置3005が放送局30
03からの放送コンテンツを受信する他、インターネッ
ト等のネットワークに接続された放送情報蓄積サーバ3
003’から放送受信装置3005が放送コンテンツを
受信する場合でも、本実施の形態における同期処理を実
現することが可能である。
【0227】ここで、視聴者装置3002で発生するイ
ベントとは、入出力装置4に対するユーザの各種の操作
である。例えば、視聴者装置3002がキーボードを有
する場合、該キーボード上の所定のボタンが押されたと
いう信号である。また、視聴者装置3002がマウス等
のポインティングデバイスを有する場合、該ポインティ
ングデバイスによって、視聴者装置3002に接続され
る表示装置に表示された画面上の所定の位置がクリック
されたという信号である。更に、イベントとは、あるア
クションが発生してから、所定の時間が経過したという
こと、又は時刻が所定の時刻になったというタイムアウ
トの事象でもある。
【0228】どのような操作又は事象の発生をイベント
とするかは、本発明のシステムを用いてどのようなアプ
リケーションを実現するかによって異なる。例えば、テ
レビでドラマ映像を視聴中に、ドラマ映像中の被写体又
はBGM等に視聴者が興味を持った場合、視聴者装置3
002のいわゆるブックマークのためのボタンを押す
と、当該関連情報ヘアクセスするためのアイコンが、表
示装置上の画面に追加されるというようなアプリケーシ
ョンでは、イベントとは、視聴者(使用者)がブックマ
ークボタンを押したということであり、ブックマークボ
タンが押された時点で、アイコンを追加するというアク
ションが実行される。また、例えば、テレビで教育番組
を視聴中に、視聴者装置3002の表示装置画面上に番
組の進行に合わせて、教育番組の内容に関連する情報ペ
ージが表示されるというようなアプリケーションでは、
イベントとは、所定の時刻、即ち番組内容が切り替わる
時刻になったということに対応し、当該イベントが発生
した時点で、新しい情報ページに更新するというアクシ
ョンを実行する。
【0229】視聴者装置3002で実行されるアクショ
ンとは、視聴者装置3002で実行され得るアプリケー
ションプログラムによる各種処理であり、本発明のシス
テムを用いて実現するサービスアプリケーションにより
様々である。前述した例では、「関連情報にアクセスす
るためのアイコンを追加する」とか、「新しい情報ペー
ジに更新する」等という処理がこれに該当する。
【0230】また、本発明のシステムの視聴者装置30
02が、MS−Windows(登録商標)のOSを搭
載するパーソナルコンピュータ上に実装されている場
合、アクションとは、Windows上で実行し得るソ
フトウェアプログラムによる処理である。
【0231】また、サーバ3001は、放送コンテンツ
を管理する機関、例えば放送局から、アクションテーブ
ルを構成する場合に参照する情報であるアクションテー
ブルリソースデータを取得する。
【0232】図19は、本発明によるサーバ3001と
視聴者装置3002の構成図である。
【0233】サーバ3001は、ネットワーク3006
を介して複数の視聴者装置3002と通信する通信手段
3013と、サーバ3001にアクセスする視聴者装置
3002を識別するクライアント識別手段3014と、
視聴者装置3002毎に既に発生したイベントのイベン
ト識別子のリストであるクライアント発生イベントリス
トを保持するクライアント情報管理手段3015と、ア
クションテーブルを構成する際に参照されるアクション
テーブルリソースデータ3012と、アクションテーブ
ルを同期対象となる事象に同期して逐次構成更新すると
ともに、構成するそれぞれのアクションテーブルの有効
期間を決定しアクションテーブルに付与するアクション
テーブル構成手段3011と、ネットワーク3006を
介してアクションテーブルを提供するアクションテーブ
ル提供手段3010とを有する。
【0234】視聴者装置3002は、サーバ3001と
通信する通信手段3024と、サーバ3001からアク
ションテーブルを取得しこれを保持するアクションテー
ブル管理手段3022と、イベントの発生を監視し、発
生したイベントのイベント識別子をアクションテーブル
管理手段3022に通知するイベント管理手段3021
と、アクションテーブル管理手段3022から通知され
たアクション内容情報に記載されているアクションを即
座に実行するアクション実行手段3023と、入力イン
タフェース3026と、出力インタフェース3025と
を有する。
【0235】図20は、本実施の形態による方法のシー
ケンス図である。サーバのアクションテーブルリソース
データ3012は、放送局3003が放送する放送情報
を収集している。最初に、サーバ3001が、放送コン
テンツの放送時間と同期して指定される有効期間XX〜
XX毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及び
それに対応して実行される処理を示すアクション内容情
報とを指定するアクションテーブルを構成する(ステッ
プS1)。次に、サーバ3001が、そのアクションテ
ーブルを視聴者装置3002へ送信する(ステップS
2)。次に、視聴者装置3002は、受信したアクショ
ンテーブルを保持し、発生したイベント、例えば使用者
によって押下ボタンが押下されたことのイベント識別子
YYを導出する(ステップS3)。次に、視聴者装置3
002が、サーバ3001から受信したアクションテー
ブルを用いてイベント識別子YYに対応するアクション
内容情報ZZを導出する(ステップS4)。最後に、視
聴者装置3002が、アクション内容情報ZZを実行す
る(ステップS5)。このとき、視聴者装置3002
が、イベント識別子YYをサーバ3001へ送信するも
のであってもよい(ステップS6)。これにより、サー
バ3001は、クライアント情報管理手段3015にお
いて、発生イベントリストを作成し、当該視聴者装置3
002に適したアクションテーブルを構成することが可
能となる。
【0236】図21は、本発明によるアクションテーブ
ルの一例を示し、図22は、本発明によるクライアント
発生イベントリストの一例を示している。
【0237】以下に、本実施形態による具体的な動作に
ついて説明する。
【0238】視聴者装置3002が起動する際に、アク
ションテーブル管理手段3022が、サーバ3001か
ら、アクションテーブルを取得する。アクションテーブ
ル管理手段3022は、取得されたアクションテーブル
に記載されている有効期間を確認し、有効期間内である
間、当該取得されたアクションテーブルを参照対象とす
る。
【0239】アクションテーブル管理手段3022は、
現在、参照対象となっているアクションテーブルの有効
期間が終了する前に、サーバ3001から新しいアクシ
ョンテーブルを取得する。参照対象となっているアクシ
ョンテーブルの有効期間終了と同時に、その新しいアク
ションテーブルを参照対象とする。
【0240】以降、アクションテーブル管理手段302
2は、現在、参照対象となっているアクションテーブル
の有効期間を確認しつつ、前述した操作を繰り返し、逐
次、アクションテーブルを更新する。
【0241】更に、クライアント操作又はアクション実
行に伴って、イベントが発生した場合、イベント管理手
段3021は、発生したイベントのイベント識別子をア
クションテーブル管理手段3022へ送信する。アクシ
ョンテーブル管理手段3022は、現在参照対象となっ
ているアクションテーブルを参照して、そのイベント識
別子に対応するアクション内容情報をアクション実行手
段3023へ送信する。更に、アクション実行手段30
23は、そのアクション内容情報に従ってアクションを
実行する。
【0242】更に、視聴者装置3002のアクションテ
ーブル管理手段3022は、イベント管理手段3021
から受信したイベント識別子を、サーバ3001へ送信
する。サーバ3001は、視聴者装置3002からイベ
ント識別子を受信した場合、先ず、クライアント識別手
段3014が視聴者装置3002を識別し、次に、クラ
イアント情報管理手段3015が、そのクライアント
(視聴者装置)に対応するクライアント発生イベントリ
ストに当該イベント識別子を追加する。
【0243】更に、サーバ3001は、視聴者装置30
02からアクションテーブルの要求がされた場合、クラ
イアント識別手段3014が視聴者装置3002を識別
し、アクションテーブル構成手段3011が、識別され
た視聴者装置3002に対応するクライアント発生イベ
ントリストを参照してアクションテーブルを構成し、ア
クションテーブル提供手段3010が、当該視聴者装置
3002へそのアクションテーブルを送信する。
【0244】更に、サーバ3001は、アクションテー
ブル構成手段3011が新しいアクションテーブルを構
成した時点で、アクションテーブル提供手段3010に
よって、視聴者装置3002へ該新しいアクションテー
ブルを能動的に配信する。
【0245】視聴者装置3002は、アクションテーブ
ル管理手段3022によって、受信された新しいアクシ
ョンテーブルを保持し、現在参照しているアクションテ
ーブルの有効期間が終了する時点で、現在参照している
アクションテーブルを新しいアクションテーブルヘ変更
する。
【0246】(実施例3−1)次に、本発明によるシス
テムをテレビ放送に適用した、具体例を実施例3−1と
して説明する。
【0247】実施例3−1は、テレビでドラマ映像を視
聴中に、ドラマ映像音声中の被写体、背景又はBGM等
に視聴者が興味を持った場合に、視聴者装置3002の
いわゆるブックマークのためのボタンを押すと、当該関
連情報ヘアクセスするためのアイコン(又はURL等)
が、表示装置上の画面に追加されるというようなアプリ
ケーションである。視聴者装置3002に、入力デバイ
スとして3つのブックマークボタンがあるものとする。
それぞれのボタンのシステム内での識別子は、(0、
0)、(1、0)及び(2、0)であるとする。これら
3つのブックマークボタンは、例えば、第1のボタンは
被写体に関して興味を有したことを示し、第2のボタン
は背景について興味を有したことを示し、第3のボタン
はBGMについて興味を有したことを示す等の機能分担
を有すること等が考えられる。更に、場合によっては、
それぞれのブックマークボタンが映像中の何に興味を有
したことを示すかは動的に変化するものであってもよ
い。即ち、ある時点においては、ボタン(1、0)が被
写体に関して興味を有したことを示し、ボタン(2、
0)が背景について興味を有したことを示し、更にボタ
ン(3、0)がBGMについて興味を有したことを示し
ているが、別の時点においては、映像中に2つの被写体
(例えばタレント)等が存在するので、ボタン(1、
0)が第1の被写体に関して興味を有したことを示し、
ボタン(2、0)が第2の被写体について興味を有した
ことを示し、更にボタン(3、0)がBGMについて興
味を有したことを示す等ということである。また、各視
聴者装置3002において、ボタン操作の意味が異な
る、即ち、ボタン操作に応じて発生するアクションが異
なるものであってもよい。
【0248】図23は、本発明によるアクションテーブ
ルの一例である。このアクションテーブルは、有効期間
が時刻0から時刻999までである。入力デバイスは、
3つのボタンから構成され、それぞれのボタンのシステ
ム内での識別子は(0、0)、(1、0)及び(2、
0)である。イベント識別子は、時刻情報及びボタン識
別子から構成される。イベント識別子[(0、49
9)、(0、0)]は、時刻0から時刻499の間に、
識別子(0、0)のボタンが押されたというイベントを
意味する。当該イベント識別子に対応して、アイコンA
を画面に追加表示するというアクション「add ic
on_A」が記述されている。
【0249】図23のアクションテーブルによれば、時
刻0から時刻499の間に識別子(0、0)のボタンが
押下されれば「add icon_A」を実行する。以
下同様に、時刻0から時刻499の間に識別子(1、
0)のボタンが押下されれば、「add icon_
B」を実行し、時刻0から時刻499の間に識別子
(2、0)のボタンが押下されれば「add icon
_C」を実行し、時刻500から時刻999の間に識別
子(0、0)のボタンが押下されれば「add ico
n_D」を実行し、時刻500から時刻999の間に識
別子(1、0)のボタンが押下されれば「add ic
on−E」を実行し、時刻500から時刻999の間に
識別子(2、0)のボタンが押下されれば「add i
con_F」を実行する。
【0250】視聴者装置3002は、時刻0から時刻9
99までの間、図23のアクションテーブルを参照対象
とする。そして、時刻0から時刻999までの間に視聴
者装置3002のいずれかのボタンが押されてイベント
が発生すると、即座に、アクションテーブルに基づいて
決定されるアクションを実行する。
【0251】図24は、次に取得されたアクションテー
ブルの一例である。次の有効期間のアクションテーブル
を取得するために、視聴者装置3002は、時刻0から
時刻999までの間に、サーバ3001ヘアクセスす
る。有効期間1000〜1999は、図23のアクショ
ンテーブルを参照対象として処理を行う。有効期間0〜
999に、どのイベントが発生しても発生しなくても、
次にサーバ3001から取得されるアクションテーブル
は全ての視聴者装置3002において同じである。
【0252】各クライアント(視聴者装置)において、
有効期間0〜999に発生したイベントの種類及び、イ
ベント発生の有無により、取得される有効期間1000
〜1999のアクションテーブルの内容が異なることも
特徴である。
【0253】図25及び図26は、内容が異なるアクシ
ョンテーブルの一例である。本発明によるシステムの中
に複数の視聴者装置3002が存在する場合、第1の視
聴者装置においては、時刻0〜999の間に全くイベン
トが発生せず、視聴者装置Bにおいては、時刻0〜49
9の間に識別子(0、0)のボタンが押され「addi
con_A」が実行されたとする。この場合、第1の視
聴者装置は、新しいアクションテーブルとして図25の
テーブルをサーバ3001から取得する。一方、時刻0
〜499の間に識別子(0、0)のボタンが押されなか
った場合、第1の視聴者装置は、新しいアクションテー
ブルとして図26のテーブルをサーバ3001から取得
する。
【0254】このように、各視聴者装置3002におけ
るイベント発生の有無、又は発生したイベント種別によ
って、取得されるアクションテーブルの内容が異なる。
この結果、ボタン操作に伴って実行されるアクション
を、以前に行ったボタン操作に依存して、各視聴者装置
において変化させることができる。
【0255】(実施例3−2)次に、本発明によるシス
テムをテレビ放送に適用した、実施例3−2について説
明する。
【0256】この実施例3−2は、テレビで教育番組等
を視聴中に、視聴者装置3002の表示装置3004の
画面上に番組に進行に合わせて、番組の内容に関連する
所定の情報ページ、即ちインターネット上の所定のホー
ムページが表示されるというようなアプリケーションで
ある。このアプリケーションにおいて、イベントとは、
所定の時刻、即ち番組内容が切り替わる時刻になったと
いうことに対応し、当該イベントが発生した時点で、新
しい情報ページに更新するというアクションを実行す
る。
【0257】図27は、実施例3−2におけるアクショ
ンテーブルの一例である。図27によれば、URLがh
ttp://page1であるホームページを画面に追
加表示するというアクションを「open http:
//page1」と記述している。視聴者装置が、MS
−WindowsのOSを搭載するパーソナルコンピュ
ータ上に実装されている場合、「open http:
//page1」というアクションの実行は、MS−W
indows上のインターネットブラウザプログラム
「iexplore.exe」等の機能を利用して、当
該URLで指定されるホームページを開くことである。
【0258】この動作は、先ず、視聴者装置3002
が、同期処理の対象となる番組の放送に先立ち起動さ
れ、図27に示すアクションテーブルをサーバ3001
から取得する。次に、視聴者装置3002において、時
刻が、00/09/04/19:00:00になった時
点で、イベント識別子[00/09/04/19:0
0:00]のイベントが発生したとみなされ、対応する
アクション「open http://page1」が
実行され、http://page1で示されるホーム
ページが表示される。次に、時刻が、00/09/04
/19:04:00になった時点で、イベント識別子
[00/09/04/19:04:00]のイベントが
発生したとみなされ、対応するアクション“open
http://page2”が実行される。次に、時刻
が、00/09/04/19:09:15になった時点
で、イベント識別子[00/09/04/19:09:
15]のイベントが発生したとみなされ、対応するアク
ション「open http://page3」が実行
される。以降同様に、イベント識別子で指定される時刻
になった時点で、当該イベントが発生したとみなして、
対応するアクションを実行して行く。
【0259】更に、図27に示すアクションテーブルの
有効期限は00/09/04/19:15:00までな
ので、00/09/04/19:15:00になった時
点で、現在参照している図27に示すアクションテーブ
ルは、新しく取得されたアクションテーブルに更新さ
れ、その後、更新されたアクションテーブルのイベント
識別子で指定される時刻おきにアクションを実行してい
く。
【0260】(実施例3−3)次に、本発明によるシス
テムをテレビ映像放送に適用した、実施例3−3につい
て説明する。
【0261】この実施例3−3では、図28に示すよう
に、視聴者装置3002の出力装置3006は、放送映
像を受像する放送受信装置と一体になっている。あるい
は、両者が接続されている。視聴者装置3002には、
入力デバイスとしてマウス等のポインティングデバイス
が具備される。ポインティングデバイスとして、タッチ
パネルディスプレイを用いても良い。この場合、出力デ
バイスである放送受信装置に表示される放送映像の各映
像フレーム中の被写体を、前記ポインティングデバイス
を用いてポインティングすることが可能である。
【0262】放送映像を受信する放送受信装置と、視聴
者装置の出力デバイスが一体になっている場合、前記放
送受信装置および出力デバイス一体化装置の情報表示領
域(ディスプレイ画面)は、図29に示すような構成を
とることができる。
【0263】本実施例では、上述の環境において、視聴
者が、視聴者装置に接続されるポインティングデバイス
により、放送映像の各映像フレーム中の被写体をポイン
ティングした際に、ポインティングされた被写体に対応
するアクションを実行するものである。実行されるアク
ションとしては、ポインティングされた被写体に関連す
るホームページを提示する、ポインティングされた被写
体に関連するホームページをブックマークに追加する、
等、様々な処理が考えられる。本実施例では、ポインテ
ィングされた被写体に対応するアイコンイメージを画面
上に追加表示するアクションを実行する場合について説
明する。
【0264】この場合に、関連情報提供サーバ3001
より提供されるアクションテーブルの一例を図30に示
す。図30に示すアクションテーブルは、有効時間が時
刻0から時刻999までである。イベント識別子は、時
刻情報(t1,t2)および当該時刻に放送映像表示領
域中の被写体存在領域に対応する長方形領域の左上隅の
座標(xa,ya)、および、右上隅の座標(xb,y
b)から構成されており、[(t1,t2),(xa,
ya)−(xb,yb)]というように記述されてい
る。放送映像表示領域が図31に示すように、640x
480(VGA)の解像度であるとした場合、イベント
識別子[(0,299),(100,100)−(20
0,200)]は、時刻0から時刻299の間に左上隅
座標を(0,0)として座標(100,100)、(2
00,200)を対角線とする長方形領域内がポインテ
ィングされたというイベントを意味する。ここで、通
常、前記長方形領域内には、時刻0から時刻299の
間、ポインティングの対象となる被写体Aが存在する。
図30に示したアクションテーブルでは、当該イベント
識別子[(0,299),(100,100)−(20
0,200)]に対応して、アイコンAを画面に追加表
示するというアクション「add icon_A」が記
載されている。
【0265】図30のアクションテーブルによれば、時
刻0から時刻299の間に、座標(100,100)、
(200,200)を対角線とする長方形領域内がポイ
ンティングされた場合、「add icon_A」が実
行される。以下同様に、時刻0から時刻299の間に、
座標(300,300)、(400,400)を対角線
とする長方形領域内がポインティングされた場合、アイ
コンBを画面に追加表示するというアクション「add
icon_B」が実行される。時刻300から時刻5
99の間に、座標(200,100)、(300,20
0)を対角線とする長方形領域内がポインティングされ
た場合、「add icon_A」が実行される。時刻
300から時刻599の間に、座標(200,30
0)、(300,400)を対角線とする長方形領域内
がポインティングされた場合、「add icon_
B」が実行される。時刻600から時刻999の間に、
座標(300,100)、(400,200)を対角線
とする長方形領域内がポインティングされた場合、「a
dd icon_A」が実行される。時刻600から時
刻999の間に、座標(100,300)、(200,
400)を対角線とする長方形領域内がポインティング
された場合、「add icon_B」が実行される。
【0266】通常、放送映像表示領域のポインティング
対象となる長方形領域内にはポインティングの対象とな
る被写体が存在する。例えば、時刻0から時刻299の
時点では、放送映像領域内には、図31に示すように被
写体Aおよび被写体Bが存在する。したがって、上述の
例では、視聴者が放送映像視聴中、時刻0から時刻29
9までに間に被写体Aをポインティングすると、図32
に示すように被写体Aに対応するアイコンAが視聴者装
置出力情報表示領域に追加表示される。
【0267】なお、以上まで各実施例の説明において、
“add icon_X”で記述されるアクションは、
更に拡張して、“add icon_X URL”と記
述できる。具体的には、「add icon_A ww
w.ntt.co.jp」という記述である。この例で
は、該アクションは、アイコンAを追加表示し、かつ、
以後、任意時点で、アイコンAが視聴者により選択され
た場合には、URLアドレス“www.ntt.co.
jp”の情報を提示するという処理に対応する。
【0268】前述したように、本実施の形態によれば、
視聴者装置におけるイベントを様々な形態で定義するこ
とが可能である。例えば、各種ボタン操作発生時、マウ
ス等のポインティングデバイスによる操作発生時、又は
視聴者装置に接続されたマイクからの音声入力時があ
る。また、視聴者装置が音声認識のためのシステムを具
備する場合には、マイクから所定の単語が入力された時
がある。更に、絶対時刻が所定の時刻になった時、任意
のイベント発生後、所定の時間が経過した時、又はこれ
らの複数が同時に発生した時、等がある。
【0269】また、本実施の形態によれば、前述したよ
うなイベントを識別するためのイベント識別子を、事前
に定義しておく。イベント識別子は、適用するサービス
毎に定義が異なる場合もある。これにより、具体的な実
施形態として前述したように、テレビ放送に連動した情
報提供サービスを様々な形で提供できる。
【0270】なお、本実施の形態においても、視聴者情
報及び端末情報に関連した関連情報を取得することが可
能である。例えば、視聴者装置から関連情報提供サーバ
に予め視聴者情報及び端末情報を送信しておき、関連情
報提供サーバが各視聴者装置毎のアクションテーブルを
作成する際に、当該視聴者情報や端末情報を考慮するよ
うにする。
【0271】(効果)以上、本実施の形態によるシステ
ム、方法及び制御プログラムを記録した記録媒体によれ
ば、視聴者装置が、放送に多重されたデータ信号を取得
することなく、放送される所定チャネルの放送コンテン
ツに同期したイベントに対する処理を、素早く実行する
ことができる。従って、視聴者装置が、放送受信装置か
ら放送に多重されたデータ信号を取得する機能を有する
必要もない。また、視聴者装置がボタン操作等を行った
際に、既にアクションテーブル管理手段30に保持され
ているアクションテーブルを参照して、即座に発生した
イベントに対応するアクションが実行されるので、遅延
時間が極めて短くなり、クライアント操作に対するレス
ポンスが遅いことによる操作性の低下を防ぐことができ
る。更に、本発明では、イベント識別子とアクションと
の対応関係を記述したテーブル毎に有効期間が明示され
ているので、同期対象となる放送コンテンツの放送時刻
や番組構成の動的な変化に対応できる。例えば、番組構
成が常に変化するライブ番組等にも適用できる。アクシ
ョンテーブルの有効期間は、同期対象となる放送コンテ
ンツの提供者の意図により設定できる。有効期間を効果
的に用いることにより、ライブ放送番組等と同期したイ
ベント処理もある程度実現可能と考えられる。
【0272】また、本実施の形態によれば、サーバに視
聴者装置毎のイベント識別子が管理されるので、同じイ
ベントに対しても、視聴者装置毎に適切な異なるアクシ
ョン内容が実行される。
【0273】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態について実施例4−1及び実施例4−2を
用いて説明する。本実施の形態では、視聴者装置から関
連情報提供サーバに部分放送情報を送信し、関連情報提
供サーバは当該部分放送情報に基づき関連情報を検索
し、視聴者装置に送信する。
【0274】(実施例4−1)図33を参照すると、本
発明の第4の実施の形態における関連情報提供機能付放
送受信システムは、放送局4006より映像音声を含む
放送情報を受信するとともに、入力部4012からの視
聴者の関連情報取得指示により、視聴者が視聴中の放送
情報又は該放送情報を変換して得られた特徴量情報であ
る部分放送情報を送信し、関連情報を取得、視聴者に提
供する関連情報取得部4011を有する視聴者装置40
01と、インターネット等のネットワーク4005に接
続され、放送情報と、放送情報の関連情報を蓄積し、視
聴者装置4001からの部分放送情報に対応する関連情
報を視聴者装置4001に送信する関連情報提供サーバ
4002と、視聴者装置4001で受信された放送情報
を蓄積する、VTR等の放送情報蓄積装置4003と、
視聴者装置4001からのアクセスに対して関連情報ホ
ームページを視聴者装置4001に送信するコンテンツ
提供サーバ4004で構成されている。なお、視聴者装
置4001は便宜上1台しか図示されていないが、実際
には多数存在する。
【0275】視聴者装置4001は、BSデジタル放
送、CSデジタル放送、地上波デジタル放送、ケーブル
テレビ放送、IPネットワーク(インターネット)を介
したネットワーク放送等の放送信号を受信し、音声映像
等の放送情報を復号、再生し、視聴者に提示する機能を
有する装置であり、テレビ放送であれば、放送受信アン
テナ装置、チューナー装置あるいはSTB(Set T
op Box)、テレビ等から構成される装置である。
図33では、視聴者装置4001は、上述の機器が一体
化された装置として図示しているが、視聴者装置400
1は、放送受信アンテナ、放送信号から映像音声等の放
送情報を復号する処理等を行う装置、映像音声等を表示
再生する装置等が分離されており、必要な装置間が有線
通信路もしくは無線通信路により接続されている構成で
もよい。また、更に、視聴者装置4001は、ISDN
やアナログ電話、その他の通信回線を介してインターネ
ット等に接続し通信を行うためモデム等の通信装置を含
んで構成される。更には、視聴者装置4001は、図3
3に示したように、VTR等の、受信される放送情報を
蓄積するための放送情報蓄積装置4003を具備し、蓄
積された放送情報を適時再生視聴するための機能を有す
る。なお、視聴者装置4001の内部構成は後で説明す
る。
【0276】関連情報とは、特定の放送情報に関連する
情報であって、テキスト、画像、音声、音楽、映像等か
ら構成されるマルチメディア情報である。放送情報とし
て、例えば、映画が提供された場合には、関連情報と
は、HTMLで記述されたその映画中の登場人物のプロ
フィール情報、BGMのタイトル、作曲者の情報等で、
放送情報がCM映像である場合には、そのCMの宣伝す
る商品の詳細情報、CMのBGMの情報等である。ある
いは、関連情報とは前記のマルチメディア情報コンテン
ツヘアクセスするためのアドレス情報、すなわち、当該
コンテンツへのURL(Uniform Resour
ce Locators)である場合もある。
【0277】関連情報が、任意の放送情報に関連するマ
ルチメディア情報コンテンツへのURLである場合、視
聴者装置4001は、関連情報提供サーバ4002にア
クセスし、通知した放送情報識別情報に対応する関連情
報であるURLを取得した後、インターネット4005
を介して当該URLにアクセスし、コンテンツ提供サー
バ4004よりホームページ等の情報コンテンツを取得
し、これを視聴者に提示する。視聴者装置4001は、
この処理を実施するための手段として、コンテンツ情報
閲覧部4013を備えている。
【0278】関連情報提供サーバ4002は放送情報デ
ータベース4021と関連情報データベース4022と
放送情報マッチング部4023と関連情報提供部402
4を有している。なお、関連情報提供サーバ4002
は、インターネット4005に接続されるWWWサーバ
として実現される場合がある。
【0279】放送情報データベース4021は、各放送
情報を、当該放送情報を識別するための情報である放送
情報識別情報に対応させて管理している。すなわち、図
33に示したように、蓄積される放送情報である放送番
組映像音声群を、例えば、それぞれVideo 01、
Video 02、Video 03、‥・という名前
のファイルとして管理する。この場合、ファイル名が放
送情報識別情報に相当する。更に、各映像音声ファイル
中の映像フレーム番号を指定することで各映像音声ファ
イル中の一映像フレームまで特定することができる。こ
の場合には、ファイル名及び映像フレーム番号が放送情
報識別情報に相当する。更に、放送情報データベース4
021内には、放送情報マッチング部4023が放送情
報をマッチング検索する際の処理の高速化のために、検
索処理に必要なメディア変換、あるいは特徴量抽出処理
を施すことにより得られる情報(例えば、音声信号より
抽出される特徴ベクトル情報等)が保持される場合があ
る。関連情報データベース4022は、放送情報データ
べース4021に蓄積された放送情報識別情報と当該放
送情報に対応する関連情報とを対応させた、図34に示
すようなテーブルを含む。図34に示した例において、
関連情報は、関連する情報を含むホームページのURL
となっている。
【0280】放送情報マッチング部4023は、視聴者
装置4001より受信した部分放送情報と対応する放送
情報を放送情報データベース4021中より検索するこ
とにより該部分放送情報に対応する放送情報の放送情報
識別情報を特定する。関連情報提供部4024は関連情
報データベース4022を参照し、特定された放送情報
識別情報に対応する関連情報を取得し、視聴者装置40
01に送信する。
【0281】図35に示すように、視聴者装置4001
は関連情報取得部4011と入力部4012とコンテン
ツ情報閲覧部4013と放送受信部4014と放送情報
復調複号部4015と表示再生部4016とネットワー
ク通信部4017と部分放送情報バッファ4019で構
成されている。
【0282】放送受信部4014はアンテナで、放送局
4006からの放送情報を受信する。放送情報復調復号
部4015は放送受信部4014で受信された放送情報
を復調復号し、表示再生部4016と、関連情報取得部
4011と、放送情報を蓄積する場合には更に放送情報
蓄積装置4003に出力し、また放送情報蓄積装置40
03から蓄積された放送情報を入力し、再生する。入力
部4012は関連情報取得指示ボタン18及びその他不
図示の各種ボタンを有している。関連情報取得部401
1は、前述したように、視聴者が関連情報取得指示ボタ
ン4018を操作すると、視聴者が視聴している放送情
報より部分放送情報を生成し、ネットワーク通信部40
17よりネットワーク4005を経て関連情報提供サー
バ4002に送信し、関連情報提供サーバ4002から
送信されネットワーク4005を経てネットワーク通信
部4017で受信された関連情報を取得し、それに含ま
れるURLをコンテンツ情報閲覧部4013に出力す
る。コンテンツ情報閲覧部4013はURLによりネッ
トワーク通信部4017、ネットワーク4005を経て
コンテンツ提供サーバ4004にアクセスし、コンテン
ツ提供サーバ4004から送信されてきた関連情報ホー
ムページをネットワーク通信部4017を介して受け取
り、表示再生部4016に出力する。表示再生部401
6はCRT、LCD等の表示手段と、表示回路からな
り、放送情報である映像音声や関連情報ホームページ等
を表示する。部分放送情報バッファ4019は視聴され
た映像音声を一時的に記憶する。
【0283】次に、本実施形態の関連情報提供機能付放
送受信システムの動作を説明する。
【0284】視聴者が放送情報を視聴中に関連情報取得
指示ボタン4018を操作すると、関連情報取得部40
11は視聴中の放送情報、又は該放送情報を変換して得
られた特徴量情報を部分放送情報として関連情報提供サ
ーバ4002に送信する。なお、視聴者が任意の時点に
再生視聴中の、放送情報蓄積装置4003に蓄積された
放送情報に対応する関連情報を取得する場合は、前記任
意の時点に再生視聴中の、放送情報蓄積装置4003に
蓄積された放送情報、もしくは前記任意の時点に再生視
聴中の放送情報蓄積装置4003に蓄積された放送情報
を変換して得られる特徴量情報を部分放送情報として関
連情報提供サーバ4002に送信する。ここで、関連情
報は、実際に放送情報に関連した情報を提供するホーム
ページ等へのURLであるものとしている。関連情報提
供サーバ4002では、部分放送情報が視聴者装置40
01から通知されると、放送情報マッチング部4023
が放送情報データベース4021を検索することにより
該部分放送情報に対応する放送情報の放送情報識別情報
を特定し、関連情報提供部4024が、図34に示すよ
うなテーブルを参照して該放送情報識別情報に対応付け
られた関連情報(すなわちURL)群を取得し、これを
視聴者装置4001へ通知する。視聴者装置4001の
関連情報取得部4011は取得された関連情報を視聴者
に提示する。
【0285】ここで、関連情報取得部4011の実現例
として、視聴者装置4001に具備される関連情報取得
指示ボタン4018等の入力手段が視聴者によって操作
され、関連情報取得が指示された時点で関連情報提供サ
ーバ4002にアクセスし、部分放送情報を関連情報提
供サーバ4002に通知し、関連情報データベース40
22から該部分放送情報に対応する放送情報識別情報に
関連付けられた関連情報を取得し、視聴者に提示する以
外に、(1)逐次連続的に関連情報提供サーバ4002
にアクセスし、視聴者が視聴中又は再生視聴中の放送情
報に関する全ての関連情報を逐次関連情報管理データベ
ース4022より取得し、視聴者に提示する、(2)視
聴者装置4001がいわゆるブックマーク用ボタンと、
関連情報取得指示ボタン4018、及びメモリ(記憶装
置)を具備し、視聴者がブックマーク用ボタンを操作し
ブックマークした時点の部分放送情報をメモリに蓄積し
ておき、視聴者が、関連情報取得指示ボタン4018を
操作し関連情報取得が指示された時点で関連情報提供サ
ーバ4002にアクセスし、メモリに蓄積された部分放
送情報を関連情報提供サーバ4002に通知し、関連情
報データベース4022から該部分情報に対応する放送
情報識別情報群に関連付けられた関連情報群を取得し、
視聴者に提示する等が考えられる。
【0286】また、放送情報マッチング部4023が、
視聴者装置4001より受信した部分放送情報と対応す
る放送情報を放送情報データベース4021中より検索
することにより該部分放送情報に対応する放送情報の放
送情報識別情報を特定する際には、K・Kashin
o、G.Smith and H.Murase:“T
ime−Series active search
for quick retrieval of au
dio and video”、Proc.ofICA
SSP−99、Vol.6、PP.2993−2996、
Mar.1999、もしくは、柏野邦夫、村瀬洋、“音
や映像を瞬時に探す時系列アクティブ探索法”、NTT
R&D、Vol.49、No.7、2000、PP.4
07−413に記載の手法を使用するものとしている。
前記の手法は、放送等の長時間の音声もしくは放送中か
ら、特定の番組タイトルやCM等、目的とする音や映像
の有無及び対応位置を高速に検出する手法で、音声を検
索する場合、検索対象となる音声全体、及び検索する音
声の特徴ベクトルのヒストグラムに基づいて検索を行う
ものである。これらの手法を用いる場合には、部分放送
情報は、関連情報の取得の対象となる時点を含む一定時
間に視聴された映像音声中の音声データあるいは、該音
声信号から抽出される特徴ベクトルに相当する。視聴者
装置4001に具備される関連情報取得部4011が特
徴ベクトルを部分放送情報として関連情報提供サーバ4
002に送信する場合には、関連情報取得部4011
は、音声信号から特徴ベクトルを抽出する機能をも有す
る。
【0287】部分放送情報としては、上述した音声信号
もしくは音声信号から抽出される特徴ベクトル以外に、
映像フレームデータ、映像シーケンスデータ(一連の連
続するフレームデータ)、色ヒストグラム等の映像信号
より抽出される各種特徴量が考えられる。
【0288】次に、本実施形態において、視聴者が視聴
中に放送に関連する情報を取得する際のシステムの具体
的動作について説明する。
【0289】まず、視聴者装置4001を用いて視聴者
が、放送中の放送映像音声、もしくは、放送情報蓄積装
置4003に蓄積された放送映像音声を再生視聴中に、
関連情報取得部4011は常に、部分放送情報バッファ
4019にa時間前までの視聴された映像音声をバッフ
ァリングしている。ここで、視聴者が視聴中の映像音声
の内容に興味をもち関連情報取得指示ボタン4018を
操作したとする。この結果、関連情報取得部4011
は、関連情報取得指示ボタン4018が操作された時点
tよりa時間前から時刻tまでの期間、すなわち、時刻
t−aから時刻tまでの時間に視聴された放送映像音声
の音声信号を部分放送情報として、ネットワーク通信部
4017を介して関連情報管理サーバ4002に送信す
る。
【0290】関連情報提供サーバ4002の関連情報提
供部4024は、受信された部分放送情報を放送情報マ
ッチング部4023に送信する。放送情報マッチング部
4023は、受信された部分放送情報、すなわち音声信
号を利用して、放送情報データベース4021から該部
分放送情報に対応する放送情報を検索する。検索の結
果、例えば、映像ファイルVideo 01のフレーム
1番からフレーム3番までの映像シーケンスが受信され
た部分放送情報に適合したとする。ここで、受信された
部分放送情報は、視聴者が関連情報取得指示ボタン40
18を操作した時点tよりa時間前から時刻tまでの期
間、すなわち、時刻t−aから時刻tまでの時間に視聴
された放送映像音声の音声信号に相当するので、適合し
た映像シーケンス中の最後の時刻に相当する映像フレー
ムが、視聴者が関連情報取得指示ボタン4018を操作
した時点tに視聴中の映像フレームに相当する。放送情
報マッチング部4023は、前述のような判断を行い、
結果として、放送情報識別情報として“ファイル名:V
ideo 01、フレーム番号:002”という情報を
関連情報提供部4024に通知する。関連情報提供部4
024は、図34に示す関連情報データベース4022
を参照し、受信された放送情報識別情報“フィル名:V
ideo 01、フレーム番号:002”に対応する関
連情報として、http://www.aaa.co.
jp./program information.h
tmlというURLを関連情報として視聴者装置400
1へ返信する。
【0291】視聴者装置4001では、受信されたUR
Lをコンテンツ情報閲覧部4013に送り、コンテンツ
情報閲覧部4013は、該URLアドレスで指定される
コンテンツ提供サーバ4004にアクセスし、関連情報
ホームページを取得し、これを表示再生部4016によ
り視聴者へ提供する。
【0292】(実施例4−2)以上までに述べた例にお
いては、基本的に、視聴者が任意の放送情報を指定した
場合に提供される関連情報は、視聴者の属性によらず、
同一の放送情報に対応しては、全視聴者に同一の関連情
報が提供されるものであった。
【0293】本実施の形態においても、上述した各実施
の形態と同様に、視聴者情報や、視聴者装置の端末情報
に基づいて、視聴者及び視聴者装置毎に異なる関連情報
を提供することが可能である。本実施の形態では、視聴
者及び視聴者装置毎に異なる関連情報を提供する構成に
ついて、実施例4−2として詳細に説明する。
【0294】第1の実施の形態と同様、視聴者情報と
は、視聴者に関する情報であり、名前、性別、年齢、職
業、住所、郵便番号、家族構成、住居に関する情報(マ
ンション、一戸建て、等)、趣味、興味を有する情報ジ
ャンル(政治、経済、ニュース、コンピュータ、書籍、
スポーツ、旅行、等)、年収、各種サービスの会員であ
るか否かという情報及び会員番号あるいはクレジットカ
ードID、各種資格(運転免許、等)保有の有無、体形
に関する情報(体重、身長、衣類のサイズ等)、能力に
関する情報(視力、聴力、等)、等のいずれか複数を含
むものである。
【0295】端末情報とは、視聴者装置の表示装置の解
像度、表示可能色数、WWW情報閲覧手段の性能(Ja
va機能利用可否、映像音声コンテンツ再生機能の有
無、映像音声コンテンツで再生できる符号化フォーマッ
ト情報、等)等の情報である。
【0296】以下に、視聴者情報や、視聴者装置の端末
情報に基づいて、視聴者及び視聴者装置毎に異なる関連
情報を提供する場合について、実施例4−1と異なる点
について、図36、図37を参照して説明する。
【0297】本実施例においては、図37に示すよう
に、視聴者情報及び端末情報を記憶保持するための記憶
部4030が、視聴者装置に具備されている。また、入
力部4012は、視聴者情報を入力するための機能を視
聴者に提供する。視聴者は、事前に、入力部4012を
介して、各種視聴者情報を入力し、入力された視聴者情
報が、記憶部4030に保持される。
【0298】また、端末情報は、端末製造時に記憶部4
030に保持されるか、表示再生部4016が接続され
た時点で、表示再生部4016より記憶部4030に通
知され保持される。
【0299】また、本実施例において、関連情報データ
ベース4022に保持される関連情報は、URL等の関
連情報本体とその属性情報から構成される。属性情報と
は、当該関連情報の提供対象となり得る視聴者の特性、
すなわち、性別、年齢、体形特性、能力特性、職業、地
区、郵便番号群、家族構成特性、住居特性、年収、及
び、当該関連情報の属する情報ジャンル、当該関連情報
を利用するのに必要なサービス利用権利及び資格に関す
る情報と、提供対象となる端末の特性、すなわち、表示
装置の解像度特性、表示可能色数、コンテンツ情報閲覧
部4013の性能、等である。
【0300】関連情報本体がURLであった場合の関連
情報は、例えば、 関連情報例1:「URL1,(女性用),(対象年齢2
0以上),(1024x800以上),(256色以
上)」 関連情報例2:「URL2,(衣類サイズM),(Ja
va機能必要)」 関連情報例3:「URL3,(職業:主婦),(東京
都)」 関連情報例4:「URL4,(女性用),(視力0.8
以下)」 関連情報例5:「URL5,(ジャンル:スポーツ)」 というようなものになる。
【0301】この例において実際の関連情報は、関連情
報例1では女性向けのタバコの広告情報であり、20歳
未満、もしくは、男性には不向きなコンテンツである場
合等に当たる。関連情報例2は衣類の広告情報、また、
関連情報例3は東京都内のスーパーマーケットの商品情
報、関連情報例4は、女性用眼鏡の広告情報、等である
場合が考えられる。また、関連情報5はスポーツ用品の
広告等である場合が考えられる。
【0302】視聴者装置の4001関連情報取得部40
11は、図36に示すように、関連情報提供サーバ40
02にこれまでに述べた実施例において、部分放送情報
を送信する際に、視聴者情報及び端末情報、もしくは、
前記いずれかの情報を、部分放送情報とともに送信す
る。
【0303】関連情報提供サーバ4002の関連情報提
供部4024は、前述の実施例において述べた手順に従
って部分放送情報から放送情報識別情報を特定し、更に
対応する関連情報を特定する。その後、対応する関連情
報に付与された、視聴者情報及び端末情報を参照し、こ
れらに基づいて関連情報を選別し、視聴者装置に送信す
る。
【0304】具体的には、視聴者装置4001より、関
連情報提供サーバ4002に受信された部分放送情報か
ら特定された放送情報識別情報に対応付けられた関連情
報が上記の関連情報例1〜4に示したものであり、視聴
者情報が(女性)であり、端末情報が、(解像度800
x600)、(Java利用不可)であった場合には、
関連情報提供部4024は、解像度が1024x800
以上必要ということが条件である関連情報例1と、Ja
va機能必要が条件である関連情報例2を除外し、残り
のURL3、URL4、URL5を視聴者装置4001
に送信する。
【0305】また、前記視聴者情報が、(女性)、(京
都府)、(視力1.5)(興味ジャンル:書籍)であ
り、前記端末情報は、(解像度1024x800)、
(Java利用可)であった場合には、関連情報提供部
4024は、対象地区が東京都である関連情報例3と、
対象視聴者の視力が0.8以下である関連情報例4と、
ジャンルが指定してあってかつそのジャンルが書籍以外
である関連情報例5を除外し、残りのURL1、URL
2を視聴者装置4001に送信する。
【0306】上述の例以外に、属性情報として、(Aサ
ービス会員のみ利用可)という情報が関連情報に付与さ
れており、視聴者情報としてAサービス会員番号が含ま
れる場合に、該関連情報を視聴者装置4001に送信す
る場合がある。また、属性情報として、(自動車免許必
要)という情報が関連情報に付与されており、視聴者情
報として(自動車免許有)が含まれる場合に、該関連情
報を視聴者装置4001に送信する場合等がある。
【0307】また、属性情報として、(mpeg2形
式)という情報が関連情報に付与されており、端末情報
として(再生可能符号化方式:mpeg2)が含まれる
場合に、該関連情報を視聴者装置に送信する場合等があ
る。
【0308】このように上記の実施例4−2において
は、視聴者情報、端末情報を利用することにより、視聴
者にとって必要性のない関連情報、及び、視聴者の利用
する視聴者装置において利用できない関連情報は送信さ
れず、視聴者にとって必要と考えられる情報、あるい
は、利用可能な情報のみを視聴者に提供する。
【0309】(効果)以上説明したように、本実施の形
態によれば、放送映像音声に対して関連情報を提供する
ために必要な情報を付加する等の特別な処理を行う必要
がなく、かつ、放送映像音声を一時蓄積して再生視聴す
る際にも、ネットワークを介して放送映像音声に関する
関連情報の提供サービスが可能となる。
【0310】[第5の実施の形態]次に、本発明の第5
の実施の形態について説明する。本実施の形態では、放
送音声に重畳されたフレームID等を利用することによ
り、放送画像フレームに正確に同期したサービスを実現
する。
【0311】そのようなサービスとしては、例えば、テ
レビ放送を視聴中に、利用者が手元の視聴者装置上のボ
タンを押しておくと、ボタンが押された時点でテレビに
映し出されていた映像の内容に関連する関連情報がネッ
トワークを介して取得され、視聴者装置において利用で
きるといったサービスがある。
【0312】また、教育番組等の視聴中において、視聴
者装置の表示装置には、当該教育香組において説明に用
いられるテキストブック等が表示され、番組の進行に合
わせてページが捲られる、下線がひかれる、解説の対象
となっている箇所を示すポインターが表示される、等の
アクションが発生するというようなサービスも可能であ
る。
【0313】上述したようなサービスを実現するために
は、視聴者装置が、任意の時点で、利用者が視聴してい
る放送の内容を把握できる必要がある。すなわち、本実
施の形態では、視聴者装置は、常に、利用者がテレビの
どのチャンネルを視聴中であるか、現在、テレビにはど
の映像が映っているか等の情報を、音声に重畳されたフ
レームID等を利用して把握する。従って、例えば、視
聴者装置においてボタンが押された時点で、視聴中の映
像に関連する関連情報を取得するサービスにおいて、テ
レビに映っている映像シーンが切り替わって、その内容
が変わった時点で、瞬時に、取得対象となる関連情報を
切り替えることができる。
【0314】なお、本実施の形態における“関連情報”
の用語は、放送情報に関連するコンテンツを取得するた
めの情報を指す場合に使用する他、放送情報に関連する
コンテンツ自身を指す場合についても使用する。
【0315】図38は本発明の第5の実施の形態におけ
る放送同期型サービス提供システム全体の構成の例を示
す図であって、数字符号5001は放送局、5002は
送信手段、5003は信号付加手段、5004は映像、
5005は音声、5006は放送、5007は放送受信
装置、5008は映像・音声記録装置、5009は視聴
者装置、5010はマイクロホン(MIC)、5011
はデータ信号抽出手段、5012は出力手段、5013
は入力手段、5014はネットワークヘの接続線を表し
ている。
【0316】同図に示す放送同期型サービス提供システ
ムは、音声や映像を放送する放送局側において、少なく
ともチャネルIDと、画像フレームID又は音声フレー
ムIDの両者を含むデジタルデータ信号を放送波のアナ
ログ音声波に重畳する信号付加手段5003を具備して
いる。
【0317】音声波へのデータ信号の重畳は、例えば放
送する映像のフレームレートが30フレーム/秒の場
合、1/30秒毎に逐次データ信号を重畳する等の方法
を採ることができる。このような、信号付加手段が音声
にデータ信号を重畳する方法としては、例えば、データ
ハイディング技術(日経エレクトロニクス、No.68
3(1997)、pp.99〜125、149〜162
参照)を用いることができる。
【0318】音声信号にデータ信号を重畳する方法の例
として、送信側で、2値化したデータ信号の“0”、
“1”に対応させて音声信号の特定の周波数成分(帯
域)を削除して送信し、受信側では、該音声信号から削
除されている周波数成分を検出して2値データ列を再生
する方法や、送信側で、2値化したデータ信号の
“0”、“1”に対応させた特定の周波数成分を音声信
号の帯域外で送信し、受信側では、該音声信号の帯域外
に付加されている周波数成分を検出して2値データ列を
再生する方法等がある。
【0319】図38において、放送受信側は、放送され
た音声及び映像を再生する放送受信装置と、前記放送受
信装置5007と通信回線等の通信手段を有さない視聴
者装置5009から構成されている。
【0320】図39は視聴者装置の構成の例を示す図で
ある。視聴者装置5009は、放送受信装置のスピーカ
より再生される放送情報の音声を集音するためのマイク
ロホン10と、該マイクロホンより入力された音声から
重畳されている信号を抽出し、チャネルIDと画像フレ
ームIDを確認するデータ信号抽出手段5011と、ネ
ットワーク上の関連情報コンテンツ提供サーバと通信す
るための通信手段5015とを有する。
【0321】また、各処理に必要なデータを記憶してお
くための記憶手段5016と、利用時にネットワーク上
のサーバから提供された関連情報等をユーザに表示する
ためのディスプレイ等の出力手段5012と、ユーザが
端末の操作に必要な情報を入力するためのマウスやキー
ボードといった入力手段5013と、それらを制御する
ための制御手段5017とを有する。
【0322】本実施の形態における放送同期型サービス
提供システムでは、図39に示すように放送局側におい
て、放送情報の音声に前述のようにデータ信号を重畳
し、放送情報の映像とともに放送する。一方、視聴者装
置は、図39の中に示したデータ信号抽出手段(チャネ
ルIDと画像フレームの識別手段)により、放送情報の
アナログ音声波に重畳されたデータ信号を抽出すること
によって、現在、ユーザが視聴している放送情報の状
態、つまり、どの放送チャネルのどのような場面を見て
いるかを正確に把握することができる。
【0323】従って、前記視聴者装置は、ネットワーク
上等に存在する前記放送情報に関連する関連情報を提供
するサーバと通信することで、ユーザに対して放送同期
型サービスを提供することができる。ここで、前述した
ように、放送同期型サービスとは、例えば、視聴中の番
組進行(実際には、音声や画像フレームの変化)に同期
して変化する関連情報を逐次ユーザに提供する、あるい
は、ユーザが興味を持ったシーンにおいてボタン等を押
すことで前記シーンにおける関連情報をマークし、後で
閲覧する、といったようなサービスをあげることができ
る。
【0324】更に、上述のシステムのうち放送受信装置
に、放送情報が記録及び再生できる手段を接続し利用す
ることによって、ユーザは今現在放送されている放送番
組だけでなく、一度記録した放送番組に対して、いつで
も自由に前述のようなサービスを利用することができ
る。以下に、本放送同期型サービス提供システムの動作
について説明する。
【0325】図40に第5の実施の形態における実施例
の構成図を示す。同図において数字符号5001は放送
局、5007は放送受信装置、5008は映像・音声記
録装置、5009は視聴者装置、5010はマイクロホ
ン(MIC)、5011はデータ信号抽出手段、501
8は出力デバイス、5019は入力デバイス、5014
はネットワークへの接続線、5020は放送情報データ
ベース、5021は放送情報関連情報付与装置、502
2は放送情報データベース構築装置、5023a〜50
23dは関連情報コンテンツ提供サーバ(a)〜(d)
を表している。
【0326】本発明の放送同期型サービス提供システム
では、製作された放送情報は番組として、一般ユーザに
向け放送局側の放送手段により放送される。この際、前
記放送情報のうち音声には、放送チャネルが一意に識別
可能なチャネルIDと画像フレームが一意に識別可能な
画像フレームIDを含むデータ信号を信号付加手段によ
り重畳する。
【0327】以上の処理を放送同期型サービスの対象と
するすべての放送情報に対して行う。これによって、前
記サービスの対象となるすべての放送情報は重畳された
データ信号を抽出することによって、現在、視聴してい
る放送チャネルと画像フレームを一意に識別することが
できる。
【0328】一方、放送受信側においては、テレビ等の
放送受信装置5007を利用することで放送された放送
情報を従来どおり視聴することができる。そして、ユー
ザは視聴者装置5009を起動させることによって放送
同期型サービスを受けることができる。該視聴者装置5
009は起動すると、放送受信装置5007のスピーカ
より出力される音声をマイクロホン10で集音する。
【0329】集音した音声からデータ信号抽出手段によ
りチャネルIDと画像フレームIDを確認する。このと
き、確認されたチャネルIDに基づき視聴者装置はネッ
トワーク上に点在する各放送チャネルの放送情報毎に関
連する関連情報コンテンツ提供サーバから、現在、視聴
している放送チャネルの放送情報に関連する関連情報コ
ンテンツ提供サーバを特定した後、ネットワークを介し
前記関連情報コンテンツ提供サーバにアクセスし画像フ
レームIDを送信する。
【0330】関連情報コンテンツ提供サーバは、放送情
報のデータベース構築装置5022や関連情報付加装置
5021等によって構築された放送情報データベースを
管理している。該放送情報データベースには、各画像フ
レームIDに音声や映像や文字やサービス端末への実行
命令といった各種の関連情報が関連付けられたテーブル
が用意されており、画像フレームIDを指定することに
よつて容易に関連する関連情報のセットを指定できる。
【0331】従って、関連情報コンテンツ提供サーバ
は、クライアントに当たるユーザ側の視聴者装置より送
信された画像フレームIDの情報を受信することによつ
て、今現在ユーザが視聴しているシーンを正確に把握で
きるので、シーンに応じた関連情報を前記視聴者装置に
送信することができる。上述の操作を逐次繰り返すこと
によって、ユーザは現在視聴している放送情報に正確に
同期した関連情報の提供を受けることができる。これに
よって、放送同期型サービスを実現することができる。
【0332】また、本発明の放送同期型サービス提供方
法では、上述の放送同期型サービス提供システムの動作
を基本とし、更に、画像フレームIDの形式を指定する
ことでユーザが、現在、視聴している放送情報を視聴者
装置が把握する際の信頼性を向上させる。
【0333】図41にはチャネルIDと画像フレームI
Dを含むデータ構造を示す。チャネルIDと画像フレー
ムIDは上述したように放送チャネルと画像フレームが
一意に識別可能なものとするが、中でも画像フレームI
Dは時系列的に連続な数字とする。視聴者装置では前述
のように放送受信装置のスピーカから再生された音声を
マイクにより集音しデータ信号抽出手段によりチャネル
IDと画像フレームIDを逐次識別する。
【0334】図42は前記二つのIDを確認する際の実
際の処理フローを示す。視聴者装置は、起動されると
“最後のチャネルID”と“最後の画像フレームID”
の二つの値を初期値にセットする。このときセットする
初期値は、例えば、“最後のチャネルID”の値であれ
ば、前回、視聴し終了させる直前にみていたチャネルI
D、もしくは、予め定めたチャネルID等が考えられ、
“最後の画像フレームID”の値であれば、“0”等の
値が考えられる。
【0335】前記視聴者装置は、音声から逐次データ信
号を抽出しチャネルIDと画像フレームIDの識別(ス
テップS1)を行うが、正確に前記二つのIDが確認さ
れたかどうかに基づき以下のような処理に従う。まず、
チャネルIDが正確に確認された場合は、前記チャネル
IDを現在再生されている放送チャネルのチャネルID
として利用し(ステップS2)、音声からデータ信号が
正しく抽出されず、チャネルIDが確認されなかった場
合には、“最後のチャネルID”の値を現在再生されて
いる放送チャネルのチャネルIDと見なし利用する(ス
テップS3)。そして、現在のチャネルフレームIDを
記録する(ステップS4)。
【0336】一方、画像フレームIDの認識(ステップ
S5)については、正確に画像フレームIDが確認され
た場合は、チャネルIDと同様に前記画像フレームID
を現在再生されている画像の画像フレームIDとして利
用する(ステップS6)。一方、確認されなかった場合
には、前述したように画像フレームIDが時系列的に連
続な数字であることから、“最後の画像フレームID”
の値に1を加算した値を現在再生している画像の画像フ
レームIDと見なし利用する(ステップS7)。そして
規在の画像フレームIDを記録する(ステップS8)。
【0337】チャネルID、画像フレームIDともに現
在の値として利用した後は、それぞれ、“最後のチャネ
ルID”の値、“最後の画像フレームID”の値にセッ
トする(ステップS9)。そして、次の区間の音声から
データ信号を抽出する(ステップS10)。このように
して逐次行われる処理の流れにおいて常に最新に利用し
た値を保持し利用することができる。上記のように画像
フレームIDを決定し、処理フローに従うことによっ
て、同一番組視聴中において音声からデータ信号が正し
く抽出されなかった場合においても画像フレームIDを
補間することができるからサービスの提供を維持でき
る。
【0338】本放送同期型サービス提供方法をテレビ放
送に適用した場合の具体的な実施例として、あるテレビ
番組を例にとり説明する。このテレビ番組を放送する放
送局にはあらかじめ音声にデータ信号を重畳する手段が
具備されているものとし、前記放送局のチャンネルID
として“a”が与えられているものとし、画像フレーム
Dは“1”から始まるものとする。
【0339】また、ここでは視聴者装置起動後における
データ信号抽出手段の結果によるチャネルIDと画像フ
レームIDの確認結果を図43のように想定し、“最後
のチャネルID”の値を格納する変数を“LAST−C
H−ID”、“最後の画像フレームID”の値を格納す
る変数を“LAST−FRAME−ID”、“現在のチ
ャネルID”の値を格納する変数を“CH−ID”、
“現在の画像フレームID”を格納する変数を“FRA
ME−ID”とする。
【0340】まず、このテレビ番組を視聴している際、
視聴者装置を起動させると、初期値として例えば、“L
AST−CH−ID”には“z”、“LAST−FRA
ME−ID”には“0”がセットされたとする。次に、
初めて前記サービス端末がデータ信号抽出手段を用いて
識別を行った結果は図43から、チャネルIDは
“a”、画像フレームIDは“1000”と正確に確認
された(step1)ことにより“CH−ID”に
“a”、“FRAME−ID”に“1000”がセット
され、更に、“LAST−CH−ID”に“a”、“L
AST−FRAME−ID”に“1000”がセットさ
れる。
【0341】しかし、更に次のデータ信号抽出手段によ
る結果では図43から、チャネルIDと画像フレームI
Dともに“不明”となっている(step2)。従っ
て、前述した図42の処理フローに従い、“CH−I
D”は“LAST−CH−ID”を参照することで
“a”を、“FRAME−ID”は“LAST−FRA
ME−ID”を参照し1を足すことで“1001”をセ
ットし、それぞれの値を新しい“LAST−CH−I
D”、“LAST−FRAME−IDの値とする。
【0342】このような手順に従い図43のデータ信号
抽出処理結果に対して得られた各変数の値を図44に示
す。一方で、視聴者装置は処理フローの結果得られた
“CH−ID”の値に基づき放送内容に関連する関連情
報コンテンツ提供サーバにネットワークを介してアクセ
スし、逐次“FRAME−ID”を送信する。
【0343】関連情報コンテンツ提供サーバは受信した
“FRAME−ID”にあらかじめ関連付けられた、文
字データ、音声データ、画像データ、あるいは関連情報
の存在するURL等をサービス端末に送信し、サービス
端末で、それらのデータの表示、再生、描画をしたり、
あるいはURLをブラウザで開いたりする。
【0344】例えば、番組内容が英会話であれば、放送
情報中の人物の発音する文章に合わせて、テキストとし
て文字データが表示され、更に重要な文章には下線が引
かれるといった関連情報の変化を例に挙げることができ
る。
【0345】なお、以上の説明では、テレビ放送のよう
に映像と音声が同時に放送される場合について記述して
いるが、本発明は、音声と映像が同時に放送される場合
だけではなく、ラジオのように音声のみの放送に対して
も有効である。この場合は画像フレームが存在しないの
で、画像フレームIDの代わりに音声フレームIDを用
いる。音声フレームIDは一定の時間刻みで区切られた
音声の各区間に一意に割り当てられた識別子である。
【0346】また、これまでの説明では、テレビ受像機
等の放送受信装置のスピーカからの音声出力を、視聴者
装置がマイクロホンで受けて電気信号に変換し、該電気
信号から画像フレームIDや音声フレームIDをデータ
信号として抽出する構成について述べているが、テレビ
受像機等の放送受信装置から音声電気信号が直接取り出
せる場合には、マイクロホンを介在させることなく、直
接該音声電気信号から重畳されているデータ信号を抽出
する構成とすることもできる。
【0347】なお、本実施の形態においても、視聴者情
報や視聴者装置の端末情報に基づいて、視聴者及び視聴
者装置毎に異なる関連情報を提供することが可能であ
る。例えば、実施例4−2で説明した方法と同様にし
て、視聴者装置が関連情報コンテンツ提供サーバに関連
情報を要求する際に、フレームID等と共に視聴者情報
や端末情報を送信し、関連情報コンテンツ提供サーバで
は、当該視聴者情報や端末情報に関連した関連情報を選
択して視聴者装置に提供するようにすればよい。
【0348】(効果)本実施の形態に係る発明によれ
ば、テレビ受像機やラジオ等の放送受信装置と、デジタ
ル信号通信を行うための通信回線等の通信手段を有さな
い視聴者装置においても、放送情報の音声に重畳された
データ信号を抽出し、チャネルIDと画像フレームID
や音声フレームIDを確認することによって、現在、視
聴している放送チャネルと画像フレームを認識すること
が可能となり、放送内容とネットワーク上等にある関連
する情報コンテンツとの同期を正確にとることが必要な
サービスを実現できる。
【0349】更に、放送情報の記録及び再生できる手段
を接続することによって、リアルタイムに視聴しない場
合、つまり、あらかじめ放送音声映像を記録しておき自
分の好きなときに視聴するように構成した系において
も、前記手段により映像及び音声を再生することによつ
て、放送チャネルと画像フレームや音声フレームIDを
認識することが可能となり、リアルタイムに視聴する際
と同様なサービスの提供を受けることができる。
【0350】また、視聴者装置において、放送受信装置
から再生された音声をマイクより集音する際、雑音等の
影響によって、音声から正しくデータ信号を抽出するこ
とができず、画像フレームIDが一時的に確認できなか
った場合においても、欠落した画像フレームIDや音声
フレームIDを補間することができるので、同一放送番
組視聴中において前述の放送情報と関連情報との正確な
同期が必要なサービスの提供を途中で中断することなく
維持し続けることができる。
【0351】すなわち、以上説明したように、本実施の
形態によれば、放送映像視聴装置とは別に設けられ、放
送受信装置から放送に多重されたデータ信号等を直接取
得できる機能がない視聴者装置において、今現在、視聴
中の放送番組内容の変化に正確に同期する関連情報のサ
ービスを提供することが可能となる。すなわち、ユーザ
が放送映像に合わせて操作しなくても、自動的に且つタ
イミングよく関連情報を更新することができ、放送同期
型サービスの操作性を向上させることができる。
【0352】更に、本実施の形態の放送同期型サービス
提供方法によれば、画像フレームIDを連続的な数字と
することにより、視聴者装置において、音声からの画像
フレームIDの抽出に失敗しても、時間的な差分から画
像フレームIDを補間し利用することができる。また、
記録装置によって一度蓄積された記録映像であっても音
声も同時に記録されていることを利用するとユーザの好
みの時間に前述の放送同期型サービスの提供を受けるこ
とができる。
【0353】なお、上記各実施の形態における本発明の
視聴者装置及び関連情報提供サーバ等は各々、CPU、
メモリ、ハードディスク、CD―ROM等を有するコン
ピュータを用いて構成することができ、視聴者装置及び
関連情報提供サーバ等の各々における機能は、各装置又
はサーバに搭載されるプログラムによって実現すること
ができる。当該プログラムは、CD−ROM等の記録媒
体からコンピュータにインストールすることもできる
し、ネットワークを介してコンピュータにダウンロード
する形態をとることもできる。
【0354】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。
【0355】
【発明の効果】これまでに説明したように、本発明によ
れば、放送情報又は記録情報の視聴者がネットワークに
接続されたサーバ等から当該放送情報又は記録情報に関
連した情報又はコンテンツを容易に取得することができ
るようになる。
【0356】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における基本的な構
成例を示す図である。
【図2】第1の実施の形態におけるシステムの構成図で
ある。
【図3】視聴者装置の構成例を示す図である。
【図4】関連情報コンテンツ提供サーバの構成例を示す
図である。
【図5】視聴者装置と関連情報コンテンツ提供サーバ間
の情報の流れを示す図である。
【図6】イベント情報、放送情報とサービスの関連を表
す概念図である。
【図7】サービスと関連コンテンツを選択する手順を示
す図である。
【図8】サービス情報の表示画面の例を示す図である。
【図9】お知らせ設定(条件設定)画面の例を示す図で
ある。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるシステム
構成図である(実施例2−1)。
【図11】第2の実施の形態における関連情報の例を示
す図である。
【図12】映像表示部の被写体と被写体関連情報表示部
の被写体代表図形等の関係を説明するための図である。
【図13】被写体関連情報表示部における表示例を示す
図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるシステム
構成図である(実施例2−2)。
【図15】本発明の第2の実施の形態におけるシステム
構成図である(実施例2−3)。
【図16】実施例2−3における他の例を示す図であ
る。
【図17】本発明の第2の実施の形態におけるシステム
構成図である(実施例2−4)。
【図18】本発明の第3の実施の形態におけるシステム
構成図である。
【図19】図18の関連情報提供サーバ及び視聴者装置
の構成図である。
【図20】第3の実施の形態における方法のシーケンス
図である。
【図21】第3の実施の形態におけるアクションテーブ
ルの一例である。
【図22】第3の実施の形態におけるクライアント発生
イベントリストの一例である。
【図23】実施例3−1における、最初に取得されたア
クションテーブルの一例である
【図24】図23の次に取得されたアクションテーブル
の一例である。
【図25】実施例3−1におけるアクションテーブルの
一例である。
【図26】図25のアクションテーブルとアクション内
容情報が異なるアクションテーブルの一例である。
【図27】実施例3−2における、アクションテーブル
である。
【図28】実施例3−3におけるシステム構成図であ
る。
【図29】放送映像を受信する放送受信装置と、視聴者
装置の出力デバイスが一体になっている場合の情報表示
領域の一例である。
【図30】実施例3−3におけるアクションテーブルの
一例を示す図である。
【図31】放送映像表示領域を示す図である。
【図32】視聴者装置出力情報表示領域にアイコンAが
追加表示されることを説明するための図である。
【図33】本発明の第4の実施の形態におけるシステム
の全体の構成の例を示す図である(実施例4−1)。
【図34】関連情報データベース4022が有するテー
ブルの例を示す図である。
【図35】実施例4−1における視聴者装置の一構成例
を示す図である。
【図36】本発明の第4の実施の形態におけるシステム
の全体の構成の例を示す図である(実施例4−2)。
【図37】実施例4−2における視聴者装置の一構成例
を示す図である。
【図38】本発明の第5の実施の形態における放送同期
型サービス提供システムの全体の構成の例を示す図であ
る。
【図39】第5の実施の形態における視聴者装置の構成
の例を示す図である。
【図40】本発明の第5の実施の形態における放送同期
型サービス提供システムの全体の構成の詳細例を示す図
である。
【図41】音声に重畳するデータ信号と音声データの構
成の例を示す図である。
【図42】音声から抽出したデータ信号から実際に用い
るチャンネルID及び画像フレームID決定までの処理
を示す流れ図である。
【図43】視聴者装置起動後におけるデータ信号抽出手
段の結果によるチャネルIDと画像フレームIDの確認
結果例である。
【図44】図43のデータ信号抽出処理結果に対して得
られた各変数の値である。
【符号の説明】
1001 視聴者装置 1002 関連情報コンテンツ提供サーバ 1003 放送局 1004 イベント情報提供サーバ 1011 提供可能サービス要求手段 1012 提供可能サービス情報可視化表示手段 1013 サービス選択・要求手段 1014 サービス利用手段 1021 提供可能サービス選別手段 1022 提供可能サービス情報送信手段 1023 サービス要求受信手段 1024 アクセス系状態検出手段 1025 サービスコンテンツ最適化手段 1026 サービス提供手段 2010 放送情報 2011 映像情報 2012 関連情報 2002 視聴者装置 2201 放送受信部 2202 映像表示制御部 2203 映像表示部 2204 第1のポインティングデバイス 2205 関連情報表示制御部 2206 被写体関連情報表示部 2207 第2のポインティングデバイス 2208 入力デバイス 2209 被写体属性情報蓄積部 2210 関連情報アクセス部 2211 関連情報蓄積部 2212 興味情報抽出部 2213 放送情報蓄積部 2003 通信網 2004 放送局 3001 関連情報提供サーバ 3002 視聴者装置 3003 放送局 3003’ 放送情報蓄積サーバ 3004 入出力装置 3005 放送受信装置 3006 ネットワーク 3010 アクションテーブル提供手段 3011 アクションテーブル構成手段 3012 アクションテーブルリソースデータ 3013 通信手段 3014 クライアント識別手段 3015 クライアント情報管理手段 3021 イベント管理手段 3022 アクションテーブル管理手段 3023 アクション実行手段 3024 通信手段 3025 出力インタフェース 3026 入力インタフェース 4001 視聴者装置 4002 関連情報提供サーバ 4003 放送情報蓄積装置 4004 コンテンツ提供サーバ 4005 ネットワーク(インターネット) 4006 放送局 4011 関連情報取得部 4012 入力部 4013 コンテンツ情報閲覧部 4014 放送受信部 4015 放送情報変調復号部 4016 表示再生部 4017 ネットワーク通信部 4018 関連情報取得指示ボタン 4019 部分放送情報バッファ 4021 放送情報データベース 4022 関連情報データベース 4023 放送情報マッチング部 4024 関連情報提供部 4030 記憶部 5001 放送局 5002 送信手段 5003 信号付加手段 5004 映像 5005 音声 5006 放送 5007 放送受信装置 5008 映像・音声記録装置 5009 視聴者装置 5010 マイクロホン(MIC) 5011 データ信号抽出手段 5012 出力手段 5013 入力手段 5014 ネットワークへの接続線 5015 通信手段 5016 記憶手段 5017 制御手段 5018 出力デバイス 5019 入力デバイス 5020 放送情報データベース 5021 放送情報関連情報付与装置 5022 放送情報データベース構築装置 5023(a)〜(d) 関連情報コンテンツ提供サー
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願2000−299714(P2000−299714) (32)優先日 平成12年9月29日(2000.9.29) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願2000−342032(P2000−342032) (32)優先日 平成12年11月9日(2000.11.9) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 外村 佳伸 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 重吉 宏樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 田中 清 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC06 AC10 CA23 CA36 DA01 DA07 DA13 DB09 DB10 5C064 BA07 BB10 BC18 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 BD09 BD13 BD14

Claims (104)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴者装置と映像又は音声に関係したサ
    ービスを提供するコンテンツ提供サーバとがネットワー
    クを介して接続されたシステムにおいて、視聴者装置が
    前記サービスの提供を受けるための方法であって、 視聴者装置がサービス提供を要求する際に関連情報提供
    サーバに必要なサービス提供要求情報を送信して映像に
    関連する提供可能なサービスの情報を要求し、 関連情報提供サーバが前記サービス提供要求情報に基づ
    いて視聴者装置に前記提供可能なサービスの情報を送信
    し、 視聴者装置が前記提供可能なサービスの情報を受信し、 視聴者装置が前記提供可能なサービスの中から選択した
    サービスの提供をコンテンツ提供サーバに要求し、 前記コンテンツ提供サーバからサービスの提供を受ける
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記方法は、視聴者装置が視聴者情報を
    記憶保持するステップを更に有し、前記サービス提供要
    求情報は該視聴者情報を含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 放送を視聴する視聴者の視聴者装置と、
    放送に関連するコンテンツを提供するコンテンツ提供サ
    ーバとがネットワークを介して接続されるシステムであ
    って、 前記視聴者装置は、 放送コンテンツに連動もしくは連携して、前記コンテン
    ツ提供サーバに対し、サービス提供を要求する際に必要
    な情報を送信して放送コンテンツに関連する提供可能な
    サービスの情報を要求する手段と、 前記コンテンツ提供サーバから受信した提供可能なサー
    ビスの情報を選択可能な形態で可視化して表示する手段
    と、 可視化して表示されたサービスの情報からサービスを選
    択して前記コンテンツ提供サーバに対しサービスを要求
    する手段と、 前記サービスの要求に対し前記コンテンツ提供サーバが
    提供するサービスを受信して利用する手段とを備え、前
    記コンテンツ提供サーバは、前記視聴者装置から受信し
    た提供可能なサービスの情報の要求に対し、前記視聴者
    装置の情報をもとに提供可能なサービスを選別する手段
    と、選別した提供可能なサービスの情報を前記視聴者装
    置へ送信する手段と、前記視聴者装置からのサービスの
    要求を受信し、そのサービスを要求元の視聴者装置へ送
    信する手段とを備えることを特徴とする放送連動・連携
    型コンテンツ送受信システム。
  4. 【請求項4】 前記視聴者装置はイベント情報を受信す
    る手段を更に有し、 前記視聴者装置におけるサービスの情報を要求する手段
    は、該イベント情報に基き視聴者が予め設定したタイミ
    ングで自動的に要求を出すことを特徴とする請求項3に
    記載の放送連動・連携型コンテンツ送受信システム。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ提供サーバは、 前記視聴者装置からサービスの要求を受信したときに、
    当該コンテンツ提供サーバと視聴者装置間のアクセス系
    の状態を推定又は検出する手段と、 推定又は検出したアクセス系の状態と前記視聴者装置の
    情報とをもとに、前記視聴者装置へ送信するサービスに
    係るコンテンツを変換して最適化する手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項3又は4に記載の放送連動・連携
    型コンテンツ送受信システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して放送に関連するコ
    ンテンツを提供する提供者のコンテンツ提供サーバに接
    続される、放送を視聴する視聴者の視聴者装置であっ
    て、 放送コンテンツに連動もしくは連携して、前記コンテン
    ツ提供サーバに対し、サービス提供を要求する際に必要
    な情報を送信して放送コンテンツに関連する提供可能な
    サービスの情報を、視聴者からの入力により又は予め設
    定されたタイミングで自動的に要求する手段と、 前記コンテンツ提供サーバから受信した提供可能なサー
    ビスの情報を選択可能な形態で可視化して表示する手段
    と、 可視化して表示されたサービスの情報からサービスを選
    択して前記コンテンツ提供サーバに対しサービスを要求
    する手段と、 前記サービスの要求に対し前記コンテンツ提供サーバが
    提供するサービスを受信して利用する手段とを備えるこ
    とを特徴とする視聴者装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して放送を視聴する視
    聴者の視聴者装置に接続される、放送に関連するコンテ
    ンツを提供する提供者のコンテンツ提供サーバであっ
    て、 前記視聴者装置から受信した提供可能なサービスの情報
    の要求に対し、前記視聴者装置の情報をもとに提供可能
    なサービスを選別する手段と、 選別した提供可能なサービスの情報を前記視聴者装置へ
    送信する手段と、 前記視聴者装置からサービスの要求を受信したときに、
    当該コンテンツ提供サーバと視聴者装置間のアクセス系
    の状態を推定又は検出する手段と、 推定又は検出したアクセス系の状態をもとに前記視聴者
    装置へ送信するサービスに係るコンテンツを変換して最
    適化する手段と、 最適化したコンテンツを要求元の視聴者装置へ送信し、
    サービスを提供する手段とを備えることを特徴とするコ
    ンテンツ提供サーバ。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して放送に関連するコ
    ンテンツを提供する提供者のコンテンツ提供サーバに接
    続される、放送を視聴する視聴者の視聴者装置に処理を
    実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体であって、視聴者装置に、 放送コンテンツに連動もしくは連携して、前記コンテン
    ツ提供サーバに対し、サービス提供を要求する際に必要
    な情報を送信して放送コンテンツに関連する提供可能な
    サービスの情報を、視聴者からの入力により又は予め設
    定されたタイミングで自動的に要求する手順と、 前記コンテンツ提供サーバから受信した提供可能なサー
    ビスの情報を選択可能な形態で可視化して表示する手順
    と、 可視化して表示されたサービスの情報からサービスを選
    択して前記コンテンツ提供サーバに対しサービスを要求
    する手順と、 前記サービスの要求に対し前記コンテンツ提供サーバが
    提供するサービスを受信して利用する手順とを実行させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して放送を視聴する視
    聴者の視聴者装置に接続される、放送に関連するコンテ
    ンツを提供する提供者のコンテンツ提供サーバに処理を
    実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体であって、コンテンツ提供サーバに前記
    視聴者装置から受信した提供可能なサービスの情報の要
    求に対し、前記視聴者装置の情報をもとに提供可能なサ
    ービスを選別する手順と、 選別した提供可能なサービスの情報を前記視聴者装置へ
    送信する手順と、 前記視聴者装置からサービスの要求を受信したときに、
    当該コンテンツ提供サーバと視聴者装置間のアクセス系
    の状態を推定又は検出する手順と、 推定又は検出したアクセス系の状態をもとに前記視聴者
    装置へ送信するサービスに係るコンテンツを変換して最
    適化する手順と、 最適化したコンテンツを要求元の視聴者装置へ送信し、
    サービスを提供する手順とを実行させるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して放送に関連する
    コンテンツを提供する提供者のコンテンツ提供サーバに
    接続される、放送を視聴する視聴者の視聴者装置に処理
    を実行させるプログラムであって、視聴者装置に、 放送コンテンツに連動もしくは連携して、前記コンテン
    ツ提供サーバに対し、サービス提供を要求する際に必要
    な情報を送信して放送コンテンツに関連する提供可能な
    サービスの情報を、視聴者からの入力により又は予め設
    定されたタイミングで自動的に要求する手順と、 前記コンテンツ提供サーバから受信した提供可能なサー
    ビスの情報を選択可能な形態で可視化して表示する手順
    と、 可視化して表示されたサービスの情報からサービスを選
    択して前記コンテンツ提供サーバに対しサービスを要求
    する手順と、 前記サービスの要求に対し前記コンテンツ提供サーバが
    提供するサービスを受信して利用する手順とを実行させ
    るプログラム。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して放送を視聴する
    視聴者の視聴者装置に接続される、放送に関連するコン
    テンツを提供する提供者のコンテンツ提供サーバに処理
    を実行させるプログラムであって、コンテンツ提供サー
    バに 前記視聴者装置から受信した提供可能なサービスの情報
    の要求に対し、前記視聴者装置の情報をもとに提供可能
    なサービスを選別する手順と、 選別した提供可能なサービスの情報を前記視聴者装置へ
    送信する手順と、 前記視聴者装置からサービスの要求を受信したときに、
    当該コンテンツ提供サーバと視聴者装置間のアクセス系
    の状態を推定又は検出する手順と、 推定又は検出したアクセス系の状態をもとに前記視聴者
    装置へ送信するサービスに係るコンテンツを変換して最
    適化する手順と、 最適化したコンテンツを要求元の視聴者装置へ送信し、
    サービスを提供する手順とを実行させるプログラム。
  12. 【請求項12】 視聴者装置と映像又は音声に関係した
    コンテンツ情報を提供するコンテンツ提供サーバとがネ
    ットワークを介して接続されたシステムにおいて、視聴
    者装置が前記コンテンツ情報を取得するための方法であ
    って、 視聴者装置が前記コンテンツ情報を取得するために必要
    な関連情報を入手し、 前記コンテンツ提供サーバに関連情報を送信して前記コ
    ンテンツ情報の送信を要求し、 前記コンテンツ提供サーバから送信される前記コンテン
    ツ情報を取得することを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記視聴者装置は、映像と共に放送さ
    れる関連情報、あるいは映像と共に記録されている関連
    情報を、視聴者装置が前記映像から分離することによっ
    て前記関連情報を入手し、 該関連情報は、映像中に含まれている複数の被写体の各
    々に対応して、少なくとも一つの情報資源識別情報と、
    被写体を説明する被写体属性情報を含むことを特徴とす
    る請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 少なくとも映像を含む映像情報と、該
    映像情報に関連した関連情報とを含む放送情報を受信す
    る視聴者装置であって、 前記関連情報は、前記映像情報中に含まれている複数の
    被写体の各々に対応して、少なくとも一つの情報資源識
    別情報と、被写体を説明する被写体属性情報とを含み、 前記視聴者装置は、 前記放送情報を受信する放送受信部と、映像表示部と、
    映像表示制御部と、第1のポインティング手段と、被写
    体関連情報表示部と、関連情報表示制御部と、第2のポ
    インティング手段と、被写体属性情報蓄積部と、関連情
    報アクセス部と、関連情報蓄積部とを備え、 前記映像表示制御部は、前記放送受信部が受信した前記
    放送情報の中の映像情報を前記映像表示部に表示し、前
    記映像表示部において表示された複数の被写体の中で前
    記第1のポインティング手段によりポインティングされ
    た被写体を識別し、 前記関連情報表示制御部は、前記映像表示制御部が識別
    した被写体を代表する文字、記号又は図形を前記被写体
    関連情報表示部に表示するとともに、前記被写体関連情
    報表示部において前記第2のポインティング手段により
    ポインティングされた文字、記号又は図形によって代表
    される被写体に対応する情報資源識別情報を識別し、そ
    の情報資源識別情報を前記関連情報アクセス部に送り、 前記関連情報アクセス部は、前記情報資源識別情報に対
    応して前記関連情報蓄積部又は通信網に接続された情報
    源にアクセスしてコンテンツ情報を入手し、 前記関連情報表示制御部は、前記関連情報アクセス部に
    よって入手したコンテンツ情報を前記被写体関連情報表
    示部に表示することを特徴とする視聴者装置。
  15. 【請求項15】 前記視聴者装置は更に興味情報抽出部
    を備え、 前記関連情報表示制御部が、前記第2のポインティング
    手段によりポインティングされた文字、記号又は図形に
    よって代表される被写体に対応する情報資源識別情報
    と、被写体属性情報と、前記情報源から入手したコンテ
    ンツ情報と、前記コンテンツ情報が被写体関連情報表示
    部に表示された時間に関する表示時間情報のうちのいず
    れか複数もしくは全てを前記興味情報抽出部に送信し、 前記興味情報抽出部は、前記情報資源識別情報、前記被
    写体属性情報、前記コンテンツ情報、前記表示時間情報
    のうちいずれか複数もしくは全てを参照し興味情報を作
    成して保持するとともに、前記放送情報を受信した時刻
    とは異なる時刻に前記放送受信部から受信した放送情報
    を、当該興味情報に基づいて選択することを特徴とする
    請求項14に記載の視聴者装置。
  16. 【請求項16】 前記視聴者装置において、 映像蓄積部を具備し、前記興味情報抽出部によって選択
    された放送情報を該映像蓄積部に蓄積することを特徴と
    する請求項15に記載の視聴者装置。
  17. 【請求項17】 前記視聴者装置において、 前記関連情報表示制御部は、前記第2のポインティング
    手段又は他の入力手段により前記被写体関連情報表示部
    に表示されている被写体を代表する文字、記号又は図形
    を移動又は削除する手段を持ち、前記被写体を代表する
    文字、記号又は図形の移動又は削除の操作が発生した場
    合に、当該操作の内容を示す操作情報を前記興味情報抽
    出部に送信し、 前記興味情報抽出部は、前記操作情報に基づいて前記興
    味情報を更新することを特徴とする請求項15又は16
    に記載の視聴者装置。
  18. 【請求項18】 前記視聴者装置において、 前記関連情報は、前記映像情報中に含まれている複数の
    被写体の各々に対応づけられ、前記映像表示部において
    表示される際の被写体座標値を含み、 該被写体座標値の点を含む領域を前記第1のポインティ
    ング手段がポインティングすることにより被写体を識別
    することを特徴とする請求項14ないし17のうちいず
    れか1項に記載の視聴者装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも映像を含む映像情報と、該
    映像情報に関連した関連情報とを含む放送情報を送受信
    する放送情報送受信システムであって、 前記放送情報中の関連情報として、前記映像情報中に含
    まれている複数の被写体の各々に対応して、少なくとも
    一つの情報資源識別情報と、被写体を説明する被写体属
    性情報とを含む放送情報を送信する放送局と、前記放送
    情報を受信する視聴者装置とを有し、 該視聴者装置は、 前記放送情報を受信する放送受信部と、映像表示部と、
    映像表示制御部と、第1のポインティング手段と、被写
    体関連情報表示部と、関連情報表示制御部と、第2のポ
    インティング手段と、被写体属性情報蓄積部と、関連情
    報アクセス部と、関連情報蓄積部とを備え、 前記映像表示制御部は、前記放送受信部が受信した前記
    放送情報の中の映像情報を前記映像表示部に表示し、前
    記映像表示部において表示された複数の被写体の中で前
    記第1のポインティング手段によりポインティングされ
    た被写体を識別し、 前記関連情報表示制御部は、前記映像表示制御部が識別
    した被写体を代表する文字、記号又は図形を前記被写体
    関連情報表示部に表示するとともに、前記被写体関連情
    報表示部において前記第2のポインティング手段により
    ポインティングされた文字、記号又は図形によって代表
    される被写体に対応する情報資源識別情報を識別し、そ
    の情報資源識別情報を前記関連情報アクセス部に送り、 前記関連情報アクセス部は、前記情報資源識別情報に対
    応して前記関連情報蓄積部又は通信網に接続された情報
    源にアクセスしてコンテンツ情報を入手し、 前記関連情報表示制御部は、前記関連情報アクセス部に
    よって入手したコンテンツ情報を前記被写体関連情報表
    示部に表示することを特徴とする放送情報送受信システ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記視聴者装置は更に興味情報抽出部
    を備え、 前記関連情報表示制御部が、前記第2のポインティング
    手段によりポインティングされた文字、記号又は図形に
    よって代表される被写体に対応する情報資源識別情報
    と、被写体属性情報と、前記情報源から入手したコンテ
    ンツ情報と、前記コンテンツ情報が被写体関連情報表示
    部に表示された時間に関する表示時間情報のうちのいず
    れか複数もしくは全てを前記興味情報抽出部に送信し、 前記興味情報抽出部は、前記情報資源識別情報、前記被
    写体属性情報、前記コンテンツ情報、前記表示時間情報
    のうちいずれか複数もしくは全てを参照し興味情報を作
    成して保持するとともに、前記放送情報を受信した時刻
    とは異なる時刻に前記放送受信部から受信した放送情報
    を、当該興味情報に基づいて選択することを特徴とする
    請求項19に記載の放送情報送受信システム。
  21. 【請求項21】 少なくとも映像を含む映像情報と、該
    映像情報に関連した関連情報とを含む放送情報を受信す
    る放送情報受信視聴方法であって、 前記放送情報中の関連情報として、前記映像情報中に含
    まれている複数の被写体の各々に対応して、少なくとも
    一つの情報資源識別情報と、被写体を説明する被写体属
    性情報とを含む放送情報を受信し、 受信した放送情報中の映像情報を映像表示部に表示し、 表示された映像情報中に含まれている複数の被写体のい
    ずれかに対するポインティング繰作情報を入力し、 ポインティングされた被写体を識別し、識別した被写体
    を代表する文字、記号又は図形を被写体関連情報表示部
    に表示し、 表示された被写体を代表する文字、記号又は図形のいず
    れかに対するポインティング操作情報を入力し、 ポインティングされた文字、記号又は図形によって代表
    される被写体に対応する情報資源識別情報に基づいて情
    報源にアクセスしてコンテンツ情報を入手し、 入手したコンテンツ情報を被写体関連情報表示部に表示
    することを特徴とする放送情報受信視聴方法。
  22. 【請求項22】 前記放送情報受信視聴方法において、 前記ポインティングされた文字、記号又は図形によって
    代表される被写体に対応する情報資源識別情報と、被写
    体属性情報と、情報源から入手した前記関連情報と、前
    記コンテンツ情報が被写体関連情報表示部に表示された
    時間に関する表示時間情報のうちのいずれか複数もしく
    は全てを参照して視聴者の興味情報を作成し保持し、 前記放送情報を受信した時刻とは異なる時刻に受信した
    放送情報を、前記興味情報に基づいて選択することを特
    徴とする請求項21に記載の放送情報受信視聴方法。
  23. 【請求項23】 少なくとも映像を含む映像情報と、該
    映像情報に関連した関連情報とを含む放送情報を受信す
    る処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コン
    ピュータに、 前記放送情報中の関連情報として、前記映像情報中に含
    まれている複数の被写体の各々に対応して、少なくとも
    一つの情報資源識別情報と、被写体を説明する被写体属
    性情報とを含む放送情報を受信する手順と、 受信した放送情報中の映像情報を映像表示部に表示する
    手順と、 表示された映像情報中に含まれている複数の被写体のい
    ずれかに対するポインティング繰作情報を入力する手順
    と、 ポインティングされた被写体を識別し、識別した被写体
    を代表する文字、記号又は図形を被写体関連情報表示部
    に表示する手順と、 表示された被写体を代表する文字、記号又は図形のいず
    れかに対するポインティング操作情報を入力する手順
    と、 ポインティングされた文字、記号又は図形によって代表
    される被写体に対応する情報資源識別情報に基づいて情
    報源にアクセスしてコンテンツ情報を入手する手順と、 入手したコンテンツ情報を被写体関連情報表示部に表示
    する手順とを実行させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記ポインティングされた文字、記号
    又は図形によって代表される被写体に対応する情報資源
    識別情報と、被写体属性情報と、情報源から入手した前
    記コンテンツ情報と、前記コンテンツ情報が被写体関連
    情報表示部に表示された時間に関する表示時間情報のう
    ちのいずれか複数もしくは全てを参照して視聴者の興味
    情報を作成し保持する手順と、 前記放送情報を受信した時刻とは異なる時刻に受信した
    放送情報を、前記興味情報に基づいて選択する手順とを
    更に実行させる請求項23に記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 少なくとも映像を含む映像情報と、該
    映像情報に関連した関連情報とを含む放送情報を受信す
    る処理をコンピュータに実行させるプログラムであっ
    て、コンピュータに、 前記放送情報中の関連情報として、前記映像情報中に含
    まれている複数の被写体の各々に対応して、少なくとも
    一つの情報資源識別情報と、被写体を説明する被写体属
    性情報とを含む放送情報を受信する手順と、 受信した放送情報中の映像情報を映像表示部に表示する
    手順と、 表示された映像情報中に含まれている複数の被写体のい
    ずれかに対するポインティング繰作情報を入力する手順
    と、 ポインティングされた被写体を識別し、識別した被写体
    を代表する文字、記号又は図形を被写体関連情報表示部
    に表示する手順と、 表示された被写体を代表する文字、記号又は図形のいず
    れかに対するポインティング操作情報を入力する手順
    と、 ポインティングされた文字、記号又は図形によって代表
    される被写体に対応する情報資源識別情報に基づいて情
    報源にアクセスしてコンテンツ情報を入手する手順と、 入手したコンテンツ情報を被写体関連情報表示部に表示
    する手順とを実行させるプログラム。
  26. 【請求項26】 前記ポインティングされた文字、記号
    又は図形によって代表される被写体に対応する情報資源
    識別情報と、被写体属性情報と、情報源から入手した前
    記コンテンツ情報と、前記コンテンツ情報が被写体関連
    情報表示部に表示された時間に関する表示時間情報のう
    ちのいずれか複数もしくは全てを参照して視聴者の興味
    情報を作成し保持する手順と、 前記放送情報を受信した時刻とは異なる時刻に受信した
    放送情報を、前記興味情報に基づいて選択する手順とを
    更に実行させる請求項25に記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記システムは 関連情報提供サーバ
    を含み、 該関連情報提供サーバが映像の放送時間と同期して指定
    される有効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識
    別子、及びそれに対応した動作を指定するアクションテ
    ーブルを構成し、 関連情報提供サーバが視聴者装置へアクションテーブル
    を送信し、 視聴者装置が関連情報提供サーバからアクションテーブ
    ルを受信し視聴者装置が発生したイベントからイベント
    識別子を導出して、受信した前記アクションテーブルを
    用いて前記イベント識別子に対応した動作を行うことに
    よって、前記コンテンツ情報を取得するために必要な関
    連情報を入手することを特徴とする請求項12に記載の
    方法。
  28. 【請求項28】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集するサーバ
    と、該サーバとネットワークを介して通信する視聴者装
    置とを有する放送コンテンツと同期するイベントを処理
    するシステムであって、 前記サーバは、前記放送コンテンツの放送時間と同期し
    て指定される有効期間毎に、有効なイベントを示すイベ
    ント識別子、及びそれに対応して実行される処理を示す
    アクション内容情報を指定するアクションテーブルを構
    成するアクションテーブル構成手段と、該アクションテ
    ーブルを前記視聴者装置ヘ送信するアクションテーブル
    提供手段とを有し、 前記視聴者装置は、発生したイベントからイベント識別
    子を導出するイベント管理手段と、前記サーバから受信
    した前記アクションテーブルをその有効期間だけ参照
    し、該テーブルを用いて前記イベント識別子に対応する
    アクション内容情報を導出するアクションテーブル管理
    手段と、該アクション内容情報を実行するアクション実
    行手段とを有することを特徴とするシステム。
  29. 【請求項29】 前記視聴者装置の前記アクションテ
    ーブル管理手段は、前記イベント管理手段で導出された
    前記イベント識別子を前記サーバヘ送信し、 前記サーバは、前記視聴者装置から受信した前記イベン
    ト識別子を前記視聴者装置毎に管理する視聴者装置情報
    管理手段を更に有し、 前記サーバの前記アクションテーブル構成手段は、前記
    視聴者装置毎に管理された前記イベント識別子に基づい
    て、前記視聴者装置毎に前記アクションテーブルを構成
    することを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 前記視聴者装置の前記アクションテー
    ブル管理手段は、現在参照しているアクションテーブル
    の有効期間が終了すると共に、次の有効期間に相当する
    アクションテーブルを参照することができるように、予
    め先の有効期間のアクションテーブルを前記サーバヘ要
    求することを特徴とする請求項28又は29に記載のシ
    ステム。
  31. 【請求項31】 前記サーバの前記アクションテーブル
    提供手段は、前記アクションテーブル構成手段が新しい
    アクションテーブルを構成すると直ぐに、複数の前記視
    聴者装置ヘ該新しいアクションテーブルを能動的に配信
    することを特徴とする請求項28又は29に記載のシス
    テム。
  32. 【請求項32】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集し、放送コ
    ンテンツと同期するイベントを処理するサーバであっ
    て、 前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定される有
    効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及
    びそれに対応して実行される処理を示すアクション内容
    情報を指定するアクションテーブルを構成するアクショ
    ンテーブル構成手段と、 該アクションテーブルを視聴者装置ヘ送信するアクショ
    ンテーブル提供手段とを有することを特徴とするサー
    バ。
  33. 【請求項33】 前記視聴者装置から受信したイベント
    識別子を前記視聴者装置毎に管理する視聴者装置情報管
    理手段を更に有し、 前記アクションテーブル構成手段は、前記視聴者装置毎
    に管理された前記イベント識別子に基づいて、前記視聴
    者装置毎に前記アクションテーブルを構成する請求項3
    2に記載のサーバ。
  34. 【請求項34】 前記アクションテーブル提供手段は、
    前記アクションテーブル構成手段が新しいアクションテ
    ーブルが構成されると直ぐに、複数の前記視聴者装置ヘ
    該新しいアクションテーブルを能動的に配信する請求項
    32又は33に記載のサーバ。
  35. 【請求項35】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集するサーバ
    と、該サーバとネットワークを介して通信する視聴者装
    置とを有するシステムにおける視聴者装置であって、 前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定される有
    効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及
    びそれに対応して実行される処理を示すアクション内容
    情報を指定するアクションテーブルを前記サーバから受
    信する手段と、 発生したイベントからイベント識別子を導出するイベン
    ト管理手段と、 前記アクションテーブルをその有効期間だけ参照し、該
    テーブルを用いて前記イベント識別子に対応するアクシ
    ョン内容情報を導出するアクションテーブル管理手段
    と、 該アクション内容情報を実行するアクション実行手段
    と、 前記イベント識別子を前記サーバヘ送信する手段とを有
    することを特徴とする視聴者装置。
  36. 【請求項36】 前記アクションテーブル管理手段は、
    現在参照しているアクションテーブルの有効期間が終了
    すると共に、次の有効期間に相当するアクションテーブ
    ルを参照することができるように、予め先の有効期間の
    アクションテーブルを前記サーバヘ要求する手段を有す
    る請求項35に記載の視聴者装置。
  37. 【請求項37】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集するサーバ
    と、該サーバとネットワークを介して通信する視聴者装
    置とを有するシステムで用いられる放送コンテンツと同
    期するイベントを処理する方法であって、 前記サーバが、前記放送コンテンツの放送時間と同期し
    て指定される有効期間毎に、有効なイベントを示すイベ
    ント識別子、及びそれに対応して実行される処理を示す
    アクション内容情報を指定するアクションテーブルを構
    成する第1の段階と、 前記サーバが、前記アクションテーブルを前記視聴者装
    置ヘ送信する第2の段階と、 前記視聴者装置が、発生したイベントからイベント識別
    子を導出する第3の段階と、 前記視聴者装置が、前記サーバから受信した前記アクシ
    ョンテーブルを用いて前記イベント識別子に対応するア
    クション内容情報を導出する第4の段階と、 前記視聴者装置が、前記アクション内容情報を実行する
    第5の段階とを有し、 前記視聴者装置は、前記サーバから受信した前記アクシ
    ョンテーブルをその有効期間だけ参照することを特徴と
    する方法。
  38. 【請求項38】 前記第3の段階は、前記視聴者装置が
    導出した前記イベント識別子を前記サーバヘ送信し、 前記サーバが、前記視聴者装置から受信した前記イベン
    ト識別子を前記視聴者装置毎に管理する第6の段階を更
    に有し、 前記第1の段階は、前記サーバが、前記視聴者装置毎に
    管理された前記イベント識別子に基づいて、前記視聴者
    装置毎に前記アクションテーブルを構成することを特徴
    とする請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記視聴者装置は、現在参照している
    アクションテーブルの有効期間が終了すると共に、次の
    有効期間に相当するアクションテーブルを参照すること
    ができるように、予め先の有効期間のアクションテーブ
    ルを前記サーバヘ要求する段階を更に有することを特徴
    とする請求項37又は38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記サーバが、前記第1の段階で新し
    いアクションテーブルを構成すると直ぐに、複数の前記
    視聴者装置ヘ該新しいアクションテーブルを能動的に配
    信する段階を有することを特徴とする請求項37又は3
    8に記載の方法。
  41. 【請求項41】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集し、放送コ
    ンテンツと同期するイベントを処理するサーバを制御す
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体であって、サーバに、 前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定される有
    効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及
    びそれに対応して実行される処理を示すアクション内容
    情報を指定するアクションテーブルを構成するアクショ
    ンテーブル構成手順と、 該アクションテーブルを視聴者装置ヘ送信するアクショ
    ンテーブル提供手順とを実行させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  42. 【請求項42】 前記視聴者装置から受信したイベント
    識別子を前記視聴者装置毎に管理する視聴者装置情報管
    理手順を更に実行させ、 前記アクションテーブル構成手順により、前記視聴者装
    置毎に管理された前記イベント識別子に基づいて、前記
    視聴者装置毎に前記アクションテーブルを構成する請求
    項41に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  43. 【請求項43】 前記アクションテーブル提供手順は、
    前記アクションテーブル構成手順により新しいアクショ
    ンテーブルが構成されると直ぐに、複数の前記視聴者装
    置ヘ該新しいアクションテーブルを能動的に配信する請
    求項41又は42に記載のプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  44. 【請求項44】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集するサーバ
    と、該サーバとネットワークを介して通信する視聴者装
    置とを有するシステムにおける視聴者装置を制御するプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、視聴者装置に、 前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定される有
    効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及
    びそれに対応して実行される処理を示すアクション内容
    情報を指定するアクションテーブルをサーバから受信す
    る手順と、 発生したイベントからイベント識別子を導出するイベン
    ト管理手順と、 前記アクションテーブルをその有効期間だけ参照し、該
    テーブルを用いて前記イベント識別子に対応するアクシ
    ョン内容情報を導出するアクションテーブル管理手順
    と、 該アクション内容情報を実行するアクション実行手順
    と、 前記イベント識別子を前記サーバヘ送信する手順とを実
    行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  45. 【請求項45】 前記アクションテーブル管理手順は、
    現在参照しているアクションテーブルの有効期間が終了
    すると共に、次の有効期間に相当するアクションテーブ
    ルを参照することができるように、予め先の有効期間の
    アクションテーブルを前記サーバヘ要求する手順を有す
    る請求項44に記載のプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  46. 【請求項46】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集し、放送コ
    ンテンツと同期するイベントを処理するサーバを制御す
    るプログラムであって、サーバに、 前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定される有
    効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及
    びそれに対応して実行される処理を示すアクション内容
    情報を指定するアクションテーブルを構成するアクショ
    ンテーブル構成手順と、 該アクションテーブルを視聴者装置ヘ送信するアクショ
    ンテーブル提供手順とを実行させるプログラム。
  47. 【請求項47】 前記視聴者装置から受信したイベント
    識別子を前記視聴者装置毎に管理する視聴者装置情報管
    理手順を更に実行させ、 前記アクションテーブル構成手順により、前記視聴者装
    置毎に管理された前記イベント識別子に基づいて、前記
    視聴者装置毎に前記アクションテーブルを構成する請求
    項46に記載のプログラム。
  48. 【請求項48】 前記アクションテーブル提供手順は、
    前記アクションテーブル構成手順により新しいアクショ
    ンテーブルが構成されると直ぐに、複数の前記視聴者装
    置ヘ該新しいアクションテーブルを能動的に配信する請
    求項46又は47に記載のプログラム。
  49. 【請求項49】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される放送コンテンツに関する情報を収集するサーバ
    と、該サーバとネットワークを介して通信する視聴者装
    置とを有するシステムにおける視聴者装置を制御するプ
    ログラムであって、視聴者装置に、 前記放送コンテンツの放送時間と同期して指定される有
    効期間毎に、有効なイベントを示すイベント識別子、及
    びそれに対応して実行される処理を示すアクション内容
    情報を指定するアクションテーブルをサーバから受信す
    る手順と、 発生したイベントからイベント識別子を導出するイベン
    ト管理手順と、 前記アクションテーブルをその有効期間だけ参照し、該
    テーブルを用いて前記イベント識別子に対応するアクシ
    ョン内容情報を導出するアクションテーブル管理手順
    と、 該アクション内容情報を実行するアクション実行手順
    と、 前記イベント識別子を前記サーバヘ送信する手順とを実
    行させるプログラム。
  50. 【請求項50】 前記アクションテーブル管理手順は、
    現在参照しているアクションテーブルの有効期間が終了
    すると共に、次の有効期間に相当するアクションテーブ
    ルを参照することができるように、予め先の有効期間の
    アクションテーブルを前記サーバヘ要求する手順を有す
    る請求項49に記載のプログラム。
  51. 【請求項51】 視聴者装置と、放送情報に関連する
    情報である関連情報を提供する関連情報提供サーバとが
    ネットワークを介して接続されたシステムにおいて、視
    聴者装置が前記関連情報を取得するための方法であっ
    て、 視聴者装置が、前記放送情報から抽出した所定の情報を
    関連情報提供サーバに送信し、 関連情報提供サーバが、該所定の情報を用いて該放送情
    報に関連する関連情報を取得し、前記視聴者装置に送信
    することを特徴とする方法。
  52. 【請求項52】 更に前記関連情報提供サーバは該関連
    情報の提供対象となり得る視聴者の特性を示す視聴者情
    報、及び関連情報の提供対象となる端末の特性を示す視
    聴者装置情報を格納し、 視聴者装置は前記所定の情報に加えて該視聴者装置固有
    の視聴者情報又は視聴者装置情報を前記関連情報提供サ
    ーバに送信し、 該関連情報提供サーバは、関連情報を取得した後、該視
    聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基づい
    て関連情報を選別し、視聴者装置に送信する請求項51
    に記載の方法。
  53. 【請求項53】 前記システムは関連情報提供サーバを
    含み、該関連情報提供サーバのデータベースに映像とそ
    の関連情報を記録し、 視聴者装置が映像又は該映像を変換して得られた特徴量
    情報である部分映像情報を関連情報提供サーバに送信
    し、 関連情報提供サーバが受信した映像又は部分映像情報に
    よって前記データベースを検索し、その結果取得された
    関連情報を視聴者装置に送信し、視聴者装置が前記コン
    テンツ情報を取得するために必要な関連情報を入手する
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  54. 【請求項54】 更に前記関連情報のデータベースに該
    関連情報の提供対象となり得る視聴者の特性を示す視聴
    者情報、及び関連情報の提供対象となる端末の特性を示
    す視聴者装置情報を記録し、 視聴者装置は前記部分映像情報に加えて該視聴者装置固
    有の視聴者情報又は視聴者装置情報を前記関連情報提供
    サーバに送信し、 該関連情報提供サーバは、関連情報を取得した後、該視
    聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基づい
    て関連情報を選別し、視聴者装置に送信することを特徴
    とする請求項53記載の方法。
  55. 【請求項55】 放送情報に関連する情報である関連情
    報を取得し、視聴者に提供する関連情報提供方法であっ
    て、 放送情報を放送情報データベースに蓄積しておき、各放
    送情報の関連情報を関連情報データベースに蓄積してお
    き、 視聴者が視聴中の放送情報又は該放送情報を変換して得
    られた特徴量情報である部分放送情報に対応する放送情
    報を前記放送情報データベースより検索し、更に該放送
    情報で前記関連情報データベースを検索することによ
    り、該放送情報の関連情報を取得し、視聴者に提供する
    関連情報提供方法。
  56. 【請求項56】 蓄積された放送情報に関連する情報で
    ある関連情報を取得し、視聴者に提供する関連情報提供
    方法であって、 放送情報を放送情報データベースに蓄積しておき、各放
    送情報の関連情報を関連情報データベースに蓄積してお
    き、 視聴者が再生視聴中の、放送情報蓄積装置に蓄積された
    放送情報又は該放送情報を変換して得られた特徴量情報
    である部分放送情報に対応する放送情報を前記放送情報
    データベースより検索し、更に該放送情報で前記関連情
    報データベースを検索することにより、該放送情報の関
    連情報を取得し、視聴者に提供する関連情報提供方法。
  57. 【請求項57】 前記部分放送情報は、視聴者による関
    連情報取得指示が入力された時点を含む一定期間に視聴
    された放送情報又は該放送情報を変換して得られた特徴
    量情報である請求項55又は56に記載の関連情報提供
    方法。
  58. 【請求項58】 前記放送情報データベースは各放送情
    報を、当該放送情報を識別するための情報である放送情
    報識別情報で管理し、前記関連情報データベースは前記
    放送識別情報と、当該放送情報に対応する関連情報を対
    応させて管理し、前記放送情報データベースを検索する
    ことにより前記部分放送情報に対応する放送情報の放送
    情報識別情報を特定し、前記関連情報データベースを参
    照し前記放送情報識別情報に対応する関連情報を得、視
    聴者に提供する、請求項55又は56に記載の関連情報
    提供方法。
  59. 【請求項59】 前記関連情報データベースは、前記関
    連情報に加えてその提供対象となり得る視聴者の特性を
    示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象となる端末の
    特性を示す視聴者装置情報を管理し、 関連情報を特定した後、前記視聴者固有の視聴者情報又
    は視聴者装置情報に基づいて関連情報を選別し、視聴者
    に提供する、請求項55ないし58のうちいずれか1項
    に記載の関連情報提供方法。
  60. 【請求項60】 映像音声を含む放送情報を受信し、視
    聴者に提供する手段と、視聴者の関連情報取得指示によ
    り該指示が入力された時点で前記視聴者が視聴中の放送
    情報又は該放送情報を変換して得られた特徴量情報であ
    る部分放送情報を所定のネットワークを介して送信し、
    また前記ネットワークを介して送信されてきた関連情報
    を取得する手段を有する1台以上の視聴者装置と、 前記ネットワークに接続され、各放送情報を、当該放送
    情報を識別するための情報である放送情報識別情報に対
    応させて管理する放送情報データベースと、前記放送情
    報データベースに蓄積されている放送情報識別情報と、
    当該放送情報に対応する関連情報を対応させて管理する
    関連情報データベースと、前記視聴者装置が送信した前
    記部分放送情報と対応する放送情報を前記放送情報デー
    タベース中より検索することにより前記部分放送情報に
    対応する放送情報の放送情報識別情報を特定する手段
    と、前記関連情報データベースを参照し、前記特定され
    た放送情報識別情報に対応する関連情報を得、前記視聴
    者装置に送信する手段を含む関連情報提供サーバとを有
    する関連情報提供機能付放送受信システム。
  61. 【請求項61】 前記視聴者装置は、前記放送情報を蓄
    積する手段と、蓄積されている放送情報を再生視聴する
    手段と、視聴者の関連情報取得指示により、 該指示が入力された時点で再生視聴中の、蓄積されてい
    る放送情報又は該放送情報を変換して得られた特徴量情
    報である部分放送情報を前記ネットワークを介して送信
    し、また前記ネットワークを介して送信されてきた関連
    情報を取得する手段を更に有する請求項60に記載のシ
    ステム。
  62. 【請求項62】 前記部分放送情報は、前記関連情報取
    得指示が入力された時点を含む一定期間に視聴された放
    送情報又は該放送情報を変換して得られた特徴量情報で
    ある請求項60又は61に記載のシステム。
  63. 【請求項63】 前記関連情報データベースは、前記関
    連情報に加えてその提供対象となり得る視聴者の特性を
    示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象となる端末の
    特性を示す視聴者装置情報を管理し、 前記関連情報提供サーバは、関連情報を特定した後、前
    記視聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基
    づいて関連情報を選別し、視聴者に提供する手段を更に
    有する請求項60ないし62のうちいずれか1項に記載
    のシステム。
  64. 【請求項64】 放送情報を受信する放送受信手段と、 前記放送受信手段で受信された放送情報を復調復号する
    放送情報復調復号手段と、 関連情報取得指示を含む各種指示を視聴者が入力するた
    めの入力手段と、 所定のネットワークを介して、各放送情報に対応する関
    連情報を蓄積している関連情報提供サーバと通信するた
    めのネットワーク通信手段と、 前記入力手段より関連情報取得指示が入力されると、該
    指示が入力された時点で前記放送情報復調復号手段より
    出力された放送情報又は該放送情報を変換して得られた
    特徴量情報である部分放送情報を前記ネットワーク通信
    手段を介して前記ネットワークに送信し、その後前記ネ
    ットワークを介して前記関連情報提供サーバから送信さ
    れてきた、前記部分放送情報に対応する関連情報を前記
    ネットワーク通信手段を介して受け取る関連情報取得手
    段と、 前記放送情報復調復号手段から出力された放送情報およ
    び前記関連情報取得手段で受け取られた関連情報を表示
    再生する表示再生手段とを有する視聴者装置。
  65. 【請求項65】 前記放送情報復調復号手段から出力さ
    れた放送情報を蓄積する放送情報蓄積手段を更に有し、 前記関連情報取得手段は、視聴者が前記放送情報蓄積手
    段に蓄積されている放送情報を再生視聴中に、前記入力
    手段より関連情報取得指示が入力されると、該指示が入
    力された時点で再生視聴中の放送情報又は該放送情報を
    変換して得られた特徴量情報である部分放送情報を前記
    ネットワーク通信手段を介して前記ネットワークに送信
    する請求項64に記載の視聴者装置。
  66. 【請求項66】 前記視聴者装置は、前記部分映像情報
    に加えて該視聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置
    情報を前記関連情報提供サーバに送信する手段を有する
    請求項64又は65に記載の視聴者装置。
  67. 【請求項67】 前記関連情報は、放送情報に関連した
    情報を特定し、該情報にアクセスするために必要なアド
    レス情報を含み、前記関連情報取得手段より前記アドレ
    ス情報を取得し、該アドレス情報で指定される情報提供
    サーバにアクセスし、関連情報を取得し、前記表示再生
    手段により表示する情報アクセス・閲覧手段を更に有す
    る請求項64又は65に記載の視聴者装置。
  68. 【請求項68】 ブックマーク用ボタンを更に有し、視
    聴者が前記ブックマーク用ボタンを操作しブックマーク
    した時点の部分放送情報をメモリに蓄積しておき、前記
    関連情報取得手段は、視聴者が関連情報取得指示を入力
    した時点で前記関連情報提供サーバにアクセスし、前記
    メモリに蓄積された部分放送情報を前記関連情報提供サ
    ーバに通知する請求項64ないし67のうちいずれか1
    項に記載の視聴者装置。
  69. 【請求項69】 所定のネットワークに接続され、各放
    送情報を、当該放送情報を識別するための情報である放
    送情報識別情報に対応させて管理する放送情報データベ
    ースと、 前記放送情報データベースに蓄積されている放送情報識
    別情報と、当該放送情報に対応する関連情報を対応させ
    て管理する関連情報データベースと、 視聴者装置が前記ネットワークを介して送信した部分放
    送情報と対応する放送情報を前記放送情報データベース
    中より検索することにより前記部分放送情報に対応する
    放送情報の放送情報識別情報を特定する手段と、 前記関連情報データベースを参照し、前記特定された放
    送情報識別情報に対応する関連情報を得、前記視聴者装
    置に送信する手段を有し、 前記部分放送情報は、視聴者が任意の時点に視聴中の放
    送情報又は再生視聴中の、放送情報蓄積装置に蓄積され
    た放送情報又はこれら放送情報を変換して得られた特徴
    量情報である関連情報提供サーバ。
  70. 【請求項70】 前記関連情報データベースは、前記関
    連情報に加えてその提供対象となり得る視聴者の特性を
    示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象となる端末の
    特性を示す視聴者装置情報を管理し、 前記関連情報提供サーバは、関連情報を特定した後、前
    記視聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基
    づいて関連情報を選別し、視聴者に提供する手段を更に
    有する請求項69に記載の関連情報提供サーバ。
  71. 【請求項71】 放送情報に関連する関連情報を取得す
    る処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コン
    ピュータに、 放送情報を受信する放送受信手順と、 前記放送受信手順により受信された放送情報を復調復号
    する放送情報復調復号手順と、 関連情報取得指示を含む各種指示を視聴者が入力するた
    めの入力手順と、 所定のネットワークを介して、各放送情報に対応する関
    連情報を蓄積している関連情報提供サーバと通信するた
    めのネットワーク通信手順と、 前記入力手順により関連情報取得指示が入力されると、
    該指示が入力された時点で前記放送情報復調復号手順に
    より出力された放送情報又は該放送情報を変換して得ら
    れた特徴量情報である部分放送情報を前記ネットワーク
    通信手順を用いて前記ネットワークに送信し、その後前
    記ネットワークを介して前記関連情報提供サーバから送
    信されてきた、前記部分放送情報に対応する関連情報を
    前記ネットワーク通信手順を用いて受け取る関連情報取
    得手順と、 前記放送情報復調復号手順により出力された放送情報お
    よび前記関連情報取得手順により受け取られた関連情報
    を表示再生する表示再生手順とを実行させるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  72. 【請求項72】 前記放送情報復調復号手順により出力
    された放送情報を蓄積する放送情報蓄積手順を更に実行
    させ、 前記関連情報取得手順により、視聴者が前記放送情報蓄
    積手順のよって蓄積されている放送情報を再生視聴中
    に、前記入力手順を用いて関連情報取得指示が入力され
    ると、該指示が入力された時点で再生視聴中の放送情報
    又は該放送情報を変換して得られた特徴量情報である部
    分放送情報を前記ネットワーク通信手順を用いて前記ネ
    ットワークに送信する請求項71に記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  73. 【請求項73】 前記コンピュータに、前記部分映像情
    報に加えて視聴者情報又は視聴者装置情報を前記関連情
    報提供サーバに送信する手順を更に実行させる請求項7
    1又は72に記載のプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  74. 【請求項74】 前記関連情報は、放送情報に関連した
    情報を特定し、該情報にアクセスするために必要なアド
    レス情報を含み、前記関連情報取得手順により前記アド
    レス情報を取得し、該アドレス情報で指定される関連情
    報提供サーバにアクセスし、関連情報を取得し、前記表
    示再生手順により表示する情報アクセス・閲覧手順を更
    に実行させる請求項71又は72に記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  75. 【請求項75】 ブックマーク用ボタンを表示させる手
    順を更に実行させ、視聴者が前記ブックマーク用ボタン
    を操作しブックマークした時点の部分放送情報をメモリ
    に蓄積しておき、前記関連情報取得手順は、視聴者が関
    連情報取得指示を入力した時点で前記関連情報提供サー
    バにアクセスし、前記メモリに蓄積された部分放送情報
    を前記関連情報提供サーバに通知する手順を実行させる
    請求項71ないし74のうちいずれか1項に記載のプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  76. 【請求項76】 放送情報に関連する関連情報を提供す
    る処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コン
    ピュータに、 各放送情報を、当該放送情報を識別するための情報であ
    る放送情報識別情報に対応させて管理する手順と、 前記放送情報識別情報と、当該放送情報に対応する関連
    情報を対応させて管理する手順と、 視聴者装置が前記ネットワークを介して送信した部分放
    送情報と対応する放送情報を前記放送情報データベース
    中より検索することにより前記部分放送情報に対応する
    放送情報の放送情報識別情報を特定する手順と、 前記関連情報データベースを参照し、前記特定された放
    送情報識別情報に対応する関連情報を得、前記視聴者装
    置に送信する手順とを実行させ、 前記部分放送情報は、視聴者が任意の時点に視聴中の放
    送情報又は再生視聴中の、放送情報蓄積装置に蓄積され
    た放送情報又はこれら放送情報を変換して得られた特徴
    量情報であるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  77. 【請求項77】 前記関連情報データベースにおいて、
    前記関連情報に加えてその提供対象となり得る視聴者の
    特性を示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象となる
    端末の特性を示す視聴者装置情報を管理する手順と、 関連情報を特定した後、前記視聴者装置固有の視聴者情
    報又は視聴者装置情報に基づいて関連情報を選別し、視
    聴者に提供する手順を更に実行させる請求項76に記載
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  78. 【請求項78】 放送情報に関連する関連情報を取得す
    る処理をコンピュータに実行させるプログラムであっ
    て、コンピュータに、 放送情報を受信する放送受信手順と、 前記放送受信手順で受信された放送情報を復調復号する
    放送情報復調復号手順と、 関連情報取得指示を含む各種指示を視聴者が入力するた
    めの入力手順と、 所定のネットワークを介して、各放送情報に対応する関
    連情報を蓄積している関連情報提供サーバと通信するた
    めのネットワーク通信手順と、 前記入力手順により関連情報取得指示が入力されると、
    該指示が入力された時点で前記放送情報復調復号手順に
    より出力された放送情報又は該放送情報を変換して得ら
    れた特徴量情報である部分放送情報を前記ネットワーク
    通信手順を用いて前記ネットワークに送信し、その後前
    記ネットワークを介して前記関連情報提供サーバから送
    信されてきた、前記部分放送情報に対応する関連情報を
    前記ネットワーク通信手順を用いて受け取る関連情報取
    得手順と、 前記放送情報復調復号手順により出力された放送情報お
    よび前記関連情報取得手順により受け取られた関連情報
    を表示再生する表示再生手順とを実行させるプログラ
    ム。
  79. 【請求項79】 前記放送情報復調復号手順により出力
    された放送情報を蓄積する放送情報蓄積手順を更に実行
    させ、 前記関連情報取得手順により、視聴者が前記放送情報蓄
    積手順によって蓄積されている放送情報を再生視聴中
    に、前記入力手順により関連情報取得指示が入力される
    と、該指示が入力された時点で再生視聴中の放送情報又
    は該放送情報を変換して得られた特徴量情報である部分
    放送情報を前記ネットワーク通信手順を用いて前記ネッ
    トワークに送信する請求項78に記載のプログラム。
  80. 【請求項80】 前記コンピュータに、前記部分映像情
    報に加えて視聴者情報又は視聴者装置情報を前記関連情
    報提供サーバに送信する手順を更に実行させる請求項7
    8又は79に記載のプログラム。
  81. 【請求項81】 前記関連情報は、放送情報に関連した
    情報を特定し、該情報にアクセスするために必要なアド
    レス情報を含み、前記関連情報取得手順により前記アド
    レス情報を取得し、該アドレス情報で指定される情報提
    供サーバにアクセスし、関連情報を取得し、前記表示再
    生手順により表示する情報アクセス・閲覧手順を更に実
    行させる請求項78又は79に記載のプログラム。
  82. 【請求項82】 ブックマーク用ボタンを表示させる手
    順を更に実行させ、視聴者が前記ブックマーク用ボタン
    を操作しブックマークした時点の部分放送情報をメモリ
    に蓄積しておき、前記関連情報取得手順は、視聴者が関
    連情報取得指示を入力した時点で前記関連情報提供サー
    バにアクセスし、前記メモリに蓄積された部分放送情報
    を前記関連情報提供サーバに通知する手順を実行させる
    請求項78ないし81のうちいずれか1項に記載のプロ
    グラム。
  83. 【請求項83】 放送情報に関連する関連情報を提供す
    る処理をコンピュータに実行させるプログラムであっ
    て、コンピュータに、 各放送情報を、当該放送情報を識別するための情報であ
    る放送情報識別情報に対応させて管理する手順と、 前記放送情報識別情報と、当該放送情報に対応する関連
    情報を対応させて管理する手順と、 視聴者装置が前記ネットワークを介して送信した部分放
    送情報と対応する放送情報を前記放送情報データベース
    中より検索することにより前記部分放送情報に対応する
    放送情報の放送情報識別情報を特定する手順と、 前記関連情報データベースを参照し、前記特定された放
    送情報識別情報に対応する関連情報を得、前記視聴者装
    置に送信する手順とを実行させ、 前記部分放送情報は、視聴者が任意の時点に視聴中の放
    送情報又は再生視聴中の、放送情報蓄積装置に蓄積され
    た放送情報又はこれら放送情報を変換して得られた特徴
    量情報であるプログラム。
  84. 【請求項84】 前記関連情報データベースにおいて、
    前記関連情報に加えてその提供対象となり得る視聴者の
    特性を示す視聴者情報、及び関連情報の提供対象となる
    端末の特性を示す視聴者装置情報を管理する手順と、 関連情報を特定した後、前記視聴者装置固有の視聴者情
    報又は視聴者装置情報に基づいて関連情報を選別し、視
    聴者に提供する手順を更に実行させる請求項83に記載
    のプログラム。
  85. 【請求項85】 放送局又は放送情報蓄積サーバが、所
    定のデータ信号を音声に重畳して送信し、 放送受信装置がスピーカより放送音声を出力し、 視聴者装置が該放送音声をマイクロホンで集音して電気
    信号に変換し、該電気信号に重畳されている前記データ
    信号を逐次連続的に抽出して、該データ信号を用いて関
    連情報を入手することを特徴とする請求項12に記載の
    方法。
  86. 【請求項86】 前記システムは関連情報提供サーバを
    含み、 前記視聴者装置が前記データ信号を関連情報提供サーバ
    に送信し、 関連情報提供サーバが受信した該データ信号を用いて関
    連情報を取得し、該関連情報を視聴者装置に送信し、 視聴者装置が該関連情報を入手することを特徴とする請
    求項85に記載の方法。
  87. 【請求項87】 更に前記関連情報提供サーバは前記関
    連情報の提供対象となり得る視聴者の特性を示す視聴者
    情報、及び関連情報の提供対象となる端末の特性を示す
    視聴者装置情報を格納し、 視聴者装置は前記データ信号に加えて該視聴者装置固有
    の視聴者情報又は視聴者装置情報を前記関連情報提供サ
    ーバに送信し、 該関連情報提供サーバは、関連情報を特定した後、該視
    聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基づい
    て関連情報を選別し、視聴者装置に送信することを特徴
    とする請求項86に記載の方法。
  88. 【請求項88】 音声又は音声と映像を送信する放送局
    又は放送情報蓄積サーバ側が、 音声に、各放送チャネルに対して一意に割り当てられた
    チャネル識別子と、映像中の各画像フレームに対して一
    意に割り当てられた画像フレーム識別子、又は音声中の
    各音声フレームに対して一意に割り当てられた音声フレ
    ーム識別子とを含むデータ信号を重畳して送信し、 受信側において、視聴者装置が、 放送受信装置のスピーカより出力される放送音声をマイ
    クロホンで集音して電気信号に変換し、 該電気信号に重畳されている前記データ信号を逐次、連
    続的に抽出して、 該データ信号からチャネル識別子及び、画像フレーム識
    別子又は音声フレーム識別子を抽出し、 これらのチャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は
    音声フレーム識別子に対応する関連情報をネットワーク
    を介して取得することを特徴とする放送同期型サービス
    提供方法。
  89. 【請求項89】 放送局又は放送情報蓄積サーバ側が、
    画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子を、時系列
    に連続する数字として送信し、 視聴者装置が、放送受信装置のスピーカより出力された
    音声から該音声に重畳されているデータ信号を、逐次、
    連続的に抽出する際に、音声からデータ信号が正しく抽
    出され、画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子が
    確認された場合には、該画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子を、放送受信装置において現在再生されて
    いる画像の画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子
    として用い、 音声からデータ信号が正しく抽出されず、画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認されなかった場合
    には、最近に確認された画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子の値と、該最近に確認された画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認された時刻と現在
    時刻の差分に基づいて、画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子を生成して用いる請求項88に記載の放送
    同期型サービス提供方法。
  90. 【請求項90】 視聴者装置がネットワークから取得す
    る関連情報は、該ネットワークに接続されている関連情
    報提供サーバが管理する放送情報データベースに、チャ
    ネル識別子及び画像フレーム識別子又は音声フレーム識
    別子と対応付けて保持されている関連情報を、前記関連
    情報提供サーバを経由して得るものである請求項88又
    は89に記載の放送同期型サービス提供方法。
  91. 【請求項91】 更に前記放送情報データベースに前記
    関連情報の提供対象となり得る視聴者の特性を示す視聴
    者情報、及び関連情報の提供対象となる端末の特性を示
    す視聴者装置情報を保持し、 視聴者装置は前記チャネル識別子及び、画像フレーム識
    別子又は音声フレーム識別子に加えて該視聴者装置固有
    の視聴者情報又は視聴者装置情報を前記関連情報提供サ
    ーバに送信し、 該関連情報提供サーバは、関連情報を特定した後、該視
    聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基づい
    て関連情報を選別し、視聴者装置に送信する請求項90
    に記載の放送同期型サービス提供方法。
  92. 【請求項92】 音声又は音声と映像を送信する放送局
    又は放送情報蓄積サーバ側に、 音声に、各放送チャネルに対して一意に割り当てられた
    チャネル識別子と、映像中の各画像フレームに対して一
    意に割り当てられた画像フレーム識別子、又は音声中の
    各音声フレームに対して一意に割り当てられた音声フレ
    ーム識別子とを含むデータ信号を重畳して送信する手段
    を設け、 受信側の視聴者装置に、 放送受信装置のスピーカより出力される放送音声を集音
    して電気信号に変換するマイクロホンと、 該電気信号に重畳されている前記データ信号を、逐次、
    連続的に抽出すると共に、該データ信号からチャネル識
    別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子
    を抽出するデータ信号抽出手段と、 抽出したチャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は
    音声フレーム識別子に対応する関連情報をネットワーク
    を介して取得する手段を設けたことを特徴とする放送同
    期型サービス提供システム。
  93. 【請求項93】 放送局又は放送情報蓄積サーバが、画
    像フレーム識別子又は音声フレーム識別子を、時系列に
    連続する数字として送信する手段を有し、 視聴者装置のデータ信号抽出手段が、放送受信装置のス
    ピーカより出力された音声から該音声に重畳されている
    データ信号を、逐次、連続的に抽出する際に、 音声からデータ信号が正しく抽出され、画像フレーム識
    別子又は音声フレーム識別子が確認された場合には、該
    画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子を、放送受
    信装置において現在再生されている画像の画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子として用い、 音声からデータ信号が正しく抽出されず、画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認されなかった場合
    には、最近に確認された画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子の値と、該最近に確認された画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認された時刻と現在
    時刻の差分に基づいて、画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子を生成して用いるように構成した請求項9
    2に記載の放送同期型サービス提供システム。
  94. 【請求項94】 視聴者装置がネットワークから取得す
    る関連情報は、該ネットワークに接続されている関連情
    報提供サーバが管理する放送情報データベースに、チャ
    ネル識別子及び画像フレーム識別子又は音声フレーム識
    別子と対応付けて保持されている関連情報を、前記関連
    情報提供サーバを経由して得るものである請求項92又
    は93に記載の放送同期型サービス提供システム。
  95. 【請求項95】 更に前記放送情報データベースに前記
    関連情報の提供対象となり得る視聴者の特性を示す視聴
    者情報、及び関連情報の提供対象となる端末の特性を示
    す視聴者装置情報を保持し、 視聴者装置は前記チャネル識別子及び、画像フレーム識
    別子又は音声フレーム識別子に加えて該視聴者装置固有
    の視聴者情報又は視聴者装置情報を前記関連情報提供サ
    ーバに送信し、 該関連情報提供サーバは、関連情報を特定した後、該視
    聴者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報に基づい
    て関連情報を選別し、視聴者装置に送信する請求項94
    に記載の放送同期型サービス提供システム。
  96. 【請求項96】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される音声又は音声と映像を受信する放送受信装置よ
    り出力される音声を受信する視聴者装置であって、 前記音声には、各放送チャネルに対して一意に割り当て
    られたチャネル識別子と、映像中の各画像フレームに対
    して一意に割り当てられた画像フレーム識別子、又は音
    声中の各音声フレームに対して一意に割り当てられた音
    声フレーム識別子とを含むデータ信号が重畳され、 該視聴者装置は、 放送受信装置のスピーカより出力される放送音声を集音
    して電気信号に変換するマイクロホンと、 該電気信号に重畳されている前記データ信号を、逐次、
    連続的に抽出すると共に、該データ信号からチャネル識
    別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子
    を抽出するデータ信号抽出手段と、 抽出したチャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は
    音声フレーム識別子に対応する関連情報をネットワーク
    を介して取得する手段を設けたことを特徴とする視聴者
    装置。
  97. 【請求項97】 前記ネットワークに接続されている関
    連情報提供サーバに前記チャネル識別子及び、画像フレ
    ーム識別子又は音声フレーム識別子に加えて前記視聴者
    装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報を送信する手
    段を更に有する請求項96に記載の視聴者装置。
  98. 【請求項98】 視聴者装置のデータ信号抽出手段が、
    放送受信装置のスピーカより出力された音声から該音声
    に重畳されているデータ信号を、逐次、連続的に抽出す
    る際に、 音声からデータ信号が正しく抽出され、画像フレーム識
    別子又は音声フレーム識別子が確認された場合には、該
    画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子を、放送受
    信装置において現在再生されている画像の画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子として用い、 音声からデータ信号が正しく抽出されず、画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認されなかった場合
    には、最近に確認された画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子の値と、該最近に確認された画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認された時刻と現在
    時刻の差分に基づいて、画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子を生成して用いるように構成した請求項9
    6に記載の視聴者装置。
  99. 【請求項99】 放送局又は放送情報蓄積サーバから送
    信される音声又は音声と映像を受信する放送受信装置よ
    り出力される音声を受信する視聴者装置に処理を実行さ
    せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 前記音声には、各放送チャネルに対して一意に割り当て
    られたチャネル識別子と、映像中の各画像フレームに対
    して一意に割り当てられた画像フレーム識別子、又は音
    声中の各音声フレームに対して一意に割り当てられた音
    声フレーム識別子とを含むデータ信号が重畳され、 該視聴者装置に、 放送受信装置のスピーカより出力される放送音声から得
    られた電気信号に重畳されている前記データ信号を、逐
    次、連続的に抽出すると共に、該データ信号からチャネ
    ル識別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレーム識
    別子を抽出するデータ信号抽出手順と、 抽出したチャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は
    音声フレーム識別子に対応する関連情報をネットワーク
    を介して取得する手順とを実行させるプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  100. 【請求項100】 前記ネットワークに接続されている
    関連情報提供サーバに前記チャネル識別子及び、画像フ
    レーム識別子又は音声フレーム識別子に加えて前記視聴
    者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報を送信する
    手順を実行させる請求項99に記載のプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  101. 【請求項101】 視聴者装置のデータ信号抽出手順に
    より、放送受信装置のスピーカより出力された音声から
    該音声に重畳されているデータ信号を、逐次、連続的に
    抽出する際に、 音声からデータ信号が正しく抽出され、画像フレーム識
    別子又は音声フレーム識別子が確認された場合には、該
    画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子を、放送受
    信装置において現在再生されている画像の画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子として用い、 音声からデータ信号が正しく抽出されず、画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認されなかった場合
    には、最近に確認された画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子の値と、該最近に確認された画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認された時刻と現在
    時刻の差分に基づいて、画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子を生成して用いる手順を視聴者装置に実行
    させる請求項99に記載のプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  102. 【請求項102】 放送局又は放送情報蓄積サーバから
    送信される音声又は音声と映像を受信する放送受信装置
    より出力される音声を受信する視聴者装置に処理を実行
    させるプログラムであって、 前記音声には、各放送チャネルに対して一意に割り当て
    られたチャネル識別子と、映像中の各画像フレームに対
    して一意に割り当てられた画像フレーム識別子、又は音
    声中の各音声フレームに対して一意に割り当てられた音
    声フレーム識別子とを含むデータ信号が重畳され、 該視聴者装置に、 放送受信装置のスピーカより出力される放送音声から得
    られた電気信号に重畳されている前記データ信号を、逐
    次、連続的に抽出すると共に、該データ信号からチャネ
    ル識別子及び、画像フレーム識別子又は音声フレーム識
    別子を抽出するデータ信号抽出手順と、 抽出したチャネル識別子及び、画像フレーム識別子又は
    音声フレーム識別子に対応する関連情報をネットワーク
    を介して取得する手順とを実行させるプログラム。
  103. 【請求項103】 前記ネットワークに接続されている
    関連情報提供サーバに前記チャネル識別子及び、画像フ
    レーム識別子又は音声フレーム識別子に加えて前記視聴
    者装置固有の視聴者情報又は視聴者装置情報を送信する
    手順を実行させる請求項102に記載のプログラム。
  104. 【請求項104】 視聴者装置のデータ信号抽出手順に
    より、放送受信装置のスピーカより出力された音声から
    該音声に重畳されているデータ信号を、逐次、連続的に
    抽出する際に、 音声からデータ信号が正しく抽出され、画像フレーム識
    別子又は音声フレーム識別子が確認された場合には、該
    画像フレーム識別子又は音声フレーム識別子を、放送受
    信装置において現在再生されている画像の画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子として用い、 音声からデータ信号が正しく抽出されず、画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認されなかった場合
    には、最近に確認された画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子の値と、該最近に確認された画像フレーム
    識別子又は音声フレーム識別子が確認された時刻と現在
    時刻の差分に基づいて、画像フレーム識別子又は音声フ
    レーム識別子を生成して用いる手順を視聴者装置に実行
    させる請求項102に記載のプログラム。
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