JP2018026799A - 動画再生プログラム、動画再生装置、動画再生方法、動画配信システム及びメタデータ作成方法 - Google Patents
動画再生プログラム、動画再生装置、動画再生方法、動画配信システム及びメタデータ作成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】動画に映し出されたアイテムに視聴者が関心を持ったときに、動画中のアイテムの情報を視聴者に簡易な方法で提供すること。【解決手段】表示部と入力部とを備えた動画再生装置に、次の(1)〜(3)を実行させる。(1)動画データに含まれるフレームを順次切り替えて前記表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示すること。(2)前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定すること。(3)前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示すること。【選択図】図1
Description
本発明は、動画再生プログラム、動画再生装置、動画再生方法、動画配信システム及びメタデータ作成方法に関する。
近年、動画コンテンツをユーザー側の端末(例えばタブレット型端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータなど)で視聴することが行われている。例えば特許文献1〜3には、ドラマなどの放送番組をユーザー側の端末で視聴することが記載されている。
視聴者が動画の中に映し出された物(以下、「アイテム」と呼ぶことがある)に関心を持ったとき、その視聴者が、その情報の収集を試みることがある。例えば、視聴者がドラマを視聴しているときに、主人公の持っているバッグを購入したいと考え、そのバッグの販売ウェブサイトをインターネット上で探そうとすることがある。
しかし、動画に映し出されたアイテムを視聴者が検索しようとしても、検索キーワードが分からなければ、目的とするアイテムの情報を探すことは困難である。また、目的とするアイテムの情報を得るまでの作業(例えば、検索キーワードの選択、検索サイトへのアクセス、検索された情報群からの取捨選択など)が多くなるほど、離脱率が高くなってしまい、せっかくのビジネスチャンスを逃すおそれがある。また、仮に視聴者がアイテムに関する情報サイトにたどり着いたとしても、そのサイトの信頼性が問題となることもある。具体的には、目的とするアイテムの販売ウェブサイトを検索できたとしても、その販売ウェブサイトの信頼性に視聴者が疑問を持ってしまうと、そのアイテムの購入に躊躇してしまうため、この場合にもビジネスチャンスを逃すことになる。
一方、動画に映し出されたアイテムに対して視聴者が関心を持ったときに、そのアイテムに関する情報まで視聴者を誘導できるシステムがあれば、例えばアイテムの製造業者等が動画製作者のスポンサーになるなど、ビジネスチャンスを広げることができる。このような面からも、動画中のアイテムの情報を視聴者に簡易な方法で提供できることは重要である。
本発明は、動画に映し出されたアイテムに視聴者が関心を持ったときに、動画中のアイテムの情報を視聴者に簡易な方法で提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための主たる発明は、表示部と入力部とを備えた動画再生端末に、動画データに含まれるフレームを順次切り替えて前記表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示すること、前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定すること、及び、前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示すること、を実行させることを特徴とする。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、動画に映し出されたアイテムに視聴者が関心を持ったときに、動画中のアイテムの情報を視聴者に簡易な方法で提供することができる。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
表示部と入力部とを備えた動画再生装置に、動画データに含まれるフレームを順次切り替えて前記表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示すること、前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定すること、及び、前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示することを実行させることを特徴とする動画再生プログラムが明らかとなる。このような動画再生プログラムによれば、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得できる。
前記フレームを前記表示部に表示する際に、前記フレームに設定された前記アイテム領域を示す画像を前記表示部に表示することが望ましい。これにより、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得できる。
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム情報としてアイテム画像が表示されるが望ましい。これにより、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域の近傍に前記アイテム画像が表示されるが望ましい。これにより、アイテム情報を取得できることを視聴者が認識しやすくなる。
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム情報がストックされたことを示すストック情報表示部に前記アイテム画像が表示されることが望ましい。これにより、アイテム情報がストックされたことを視聴者が認識しやすくなる。
前記ストック情報表示部は、前記動画を表示する動画表示部の外側に配置されており、
前記入力部によって、前記動画表示部に設定された前記アイテム領域から前記ストック情報表示部に向かって操作されたときに、前記ストック情報表示部に前記アイテム画像が表示されることが望ましい。これにより、アイテム情報をストックさせる操作が、視聴者に理解され易い。
前記入力部によって、前記動画表示部に設定された前記アイテム領域から前記ストック情報表示部に向かって操作されたときに、前記ストック情報表示部に前記アイテム画像が表示されることが望ましい。これにより、アイテム情報をストックさせる操作が、視聴者に理解され易い。
前記アイテム情報としてイベント情報が予め設定されており、前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記イベント情報に従った処理が実行されることによって、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が前記表示部に表示されることが望ましい。また、前記イベント情報は、設定されたアドレスのウェブページを表示することであり、前記ウェブページを表示することによって、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が前記表示部に表示されることが好ましい。これにより、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
前記フレームに少なくとも2つの前記アイテム領域が設定されているとともに、一方の前記アイテム領域の全範囲が、他方の前記アイテム領域に包含されており、前記表示部に表示された前記フレームに設定された2つの前記アイテム領域の重複領域が前記入力部によって選択されたときに、前記一方の前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が前記表示部に表示されることが望ましい。これにより、どちらのアイテム領域とも視聴者が選択可能になる。
前記アイテム領域以外の領域が前記入力部によって選択されたときに、選択された領域の近傍の画像を前記フレームから抽出することが望ましい。これにより、視聴者の嗜好情報を取得することができる。
表示部と、入力部と、制御部とを備え、前記制御部は、動画データに含まれるフレームを順次切り替えて前記表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示し、前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定し、前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示することを特徴とする動画再生装置が明らかとなる。このような動画再生装置によれば、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
動画データと、前記動画データに対応するメタデータとに基づいて動画を再生する動画再生方法であって、動画データに含まれるフレームを順次切り替えて表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示すること、前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定すること、及び、前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示することを行うことを特徴とする動画再生方法が明らかとなる。このような動画再生方法によれば、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
動画データと、前記動画データに対応するメタデータとを配信する動画配信システムであって、フレームを順次切り替えて動画再生装置の表示部に表示させることによって動画を前記表示部に表示させるための前記動画データを配信するサーバーと、前記フレームにアイテム領域を予め設定し、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定するための前記メタデータを配信するサーバーと、前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記動画再生装置の入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示させるためのプログラムを配信するサーバーとを備えることを特徴とする動画配信システムが明らかとなる。このような動画配信システムによれば、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
また、メタデータを作成するメタデータ作成方法であって、前記動画データに含まれるフレームの中から複数のキーフレームを抽出すること、抽出されたキーフレームの画像に基づいて、当該キーフレームに対応する前記アイテム領域を設定すること、前記キーフレームに対応する前記アイテム領域と、別の前記キーフレームに対応する前記アイテム領域とに基づいて、前記キーフレーム以外の前記フレームに対応する前記アイテム領域を補間して設定することを行うことを特徴とするメタデータ作成方法が明らかとなる。このようなメタデータ作成方法によれば、メタデータ作成時の作業量を軽減することができる。
前記フレームに少なくとも2つの前記アイテム領域が設定されるとともに、一方の前記アイテム領域の全範囲が、他方の前記アイテム領域に包含される場合、前記表示部に表示された前記フレームに設定された2つの前記アイテム領域の重複領域が前記入力部によって選択されたときに、前記一方の前記アイテム領域が選択されるように、2つの前記アイテム領域の優先順位を設定することが望ましい。これにより、どちらのアイテム領域とも視聴者が選択可能になる。
===実施形態===
<概要>
図1A〜図1Dは、本実施形態の概要の説明図である。
<概要>
図1A〜図1Dは、本実施形態の概要の説明図である。
図1Aに示すように、ユーザー端末10(視聴者の例えばタブレット型端末やスマートフォンなど)のタッチパネル11上で動画(例えばドラマ)が再生されている。画面上には、女優がバッグを持っている様子が映し出されている。動画データに含まれるフレーム(静止画)には予めアイテム領域が設定されており、ここでは、画面上のバッグの領域に予めアイテム領域が設定されている。アイテム領域を示す枠41(図中の矩形の点線)は、動画再生中に表示しても良いし、動画の視聴に邪魔であれば非表示にしても良い。動画の再生時にはフレーム(静止画)が順次切り替えられて表示されるため、動画上(フレーム上)のバッグの占める領域は刻々と変化することになるが、動画に追随するようにアイテム領域も刻々と変化するように設定されており、アイテム領域を示す枠41(図中の矩形の点線)も刻々と変形する。
図1Bに示すように、ユーザー端末10は、予め動画に設定されているアイテム領域がタッチ操作(指で触れる操作)されたことを検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム画像42A(例えばサムネイル画像)を表示する。視聴者は、仮にアイテム領域を示す枠41(図中の矩形の点線)が非表示だとしても、動画内のバッグに興味を持ったときにタッチパネル11上のバッグをタッチするとバッグのアイテム画像42Aが表示されるため、そのバッグの関連情報を取得できることを認識できる。
更に、図1Bに示すように、ユーザー端末10は、予め動画に設定されているアイテム領域がスワイプ操作(画面上で指を滑らせる操作)されたことを検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム情報をストック情報として記憶する。図1Cに示すように、ユーザー端末10は、所定のアイテム情報がストック情報として記憶されると、タッチパネル11上のストック情報表示部21Cにストック情報(ストックされたアイテム情報)に対応するアイテム画像42C(例えばサムネイル画像)を表示する。すなわち、視聴者は、動画内のバッグに興味を持ったときに、タッチパネル11上のバッグを下にスワイプすると、そのバッグのアイテム情報をストックさせることができるとともに、そのバッグのアイテム情報をユーザー端末10に記憶させたことをストック情報表示部21Cで確認できる。
図1Dに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報表示部21Cに表示されたアイテム画像42Cの領域がタッチ操作(指でポンと触れる操作)されたことを検出すると、そのアイテム画像42C(アイテム情報)に対応付けられているイベント情報に従った処理を行う。ここでは、バッグのアイテム情報に対して、バッグの販売元のウェブページのアドレスが対応付けられており、視聴者がバッグのアイテム画像42Cをタッチ操作すると、タッチパネル11(表示部12)上に、そのバッグのウェブページが表示されることになる。なお、バッグのウェブページの表示画面は、バッグに関するアイテム情報であるとともに、バッグのアイテム画像42Dでもある。ウェブページの表示方法は、図1Dに示すように再生中の動画とともにマルチ画面として表示しても良いし、単独で表示しても良い。また、イベント情報に従った処理は、ウェブページの表示に限られるものではない。
<操作画面>
図2は、動画再生前に表示される動画一覧画面の説明図である。ユーザー端末10は、本実施形態の動画再生プログラムが起動されると、再生可能な動画の一覧(動画一覧画面)を表示する。ユーザー端末10は、再生可能な動画ごとに、サムネイル画像、タイトル、概要説明文などを表示する。ユーザー端末10は、動画一覧画面のサムネイル画像の領域がタッチ操作されたことを検出すると、そのサムネイル画像に対応付けられている動画の再生を行うことになる。
図2は、動画再生前に表示される動画一覧画面の説明図である。ユーザー端末10は、本実施形態の動画再生プログラムが起動されると、再生可能な動画の一覧(動画一覧画面)を表示する。ユーザー端末10は、再生可能な動画ごとに、サムネイル画像、タイトル、概要説明文などを表示する。ユーザー端末10は、動画一覧画面のサムネイル画像の領域がタッチ操作されたことを検出すると、そのサムネイル画像に対応付けられている動画の再生を行うことになる。
なお、ユーザー端末10は、既に再生した動画に対してストック情報が記憶されていれば、動画一覧画面にストック情報に対応するアイテム画像42を表示する。なお、ユーザー端末10は、動画一覧画面に表示されたアイテム画像42の領域がタッチ操作されたことを検出すると、そのアイテム画像42に対応付けられているイベント情報に従った処理を行うことになる。
図3は、動画再生時の基本画面の説明図である。この基本画面上には、主に動画表示部21Aと、アイコン表示部21Bと、ストック情報表示部21Cとが設けられている。
動画表示部21Aには、再生された動画が表示される。基本画面上のリモコンアイコン22がタッチ操作されると、動画表示部21Aにコントローラー22A(コントロール画像)が表示される(若しくは表示中のコントローラー22Aが非表示となる)。ユーザー端末10は、コントローラー22A上の操作に応じて動画の再生・早送り・巻き戻しなどを制御する。
アイコン表示部21Bには、各種アイコンが表示される。ここでは、アイコン表示部21Bには、枠表示ボタン211、演者アイコン212、音楽アイコン213、場所アイコン214などが表示されている。これらのアイコンの説明については、後述する。基本画面上のインフォメーションアイコン23がタッチ操作されると、アイコン表示部21Bに表示中のアイコン群が非表示となる(若しくは、非表示のアイコンが表示される)。
ストック情報表示部21Cには、ストック情報(ストックさせたアイテム情報)に対応するアイテム画像42Cが表示される。ストック情報表示部21Cは、動画表示部21Aの下に配置されている。これにより、図1Bに示すようなスワイプ操作する方向にストック情報表示部21Cが配置されることになるため、アイテム情報をストックさせる操作が、視聴者に理解され易い。なお、既に説明したように、ユーザー端末10は、ストック情報表示部21Cに表示されたアイテム画像42Cの操作に応じて、そのアイテム画像42C(アイテム情報)に対応付けられているイベント情報に従った処理を行うことになる。
基本画面上には、他にも、ウェブページを表示するためのブラウザ表示部21Dを設けることもできる(図1D参照)。
図4A〜図4Cは、アイコン表示部21Bの枠表示ボタン211の説明図である。枠表示ボタン211は、アイテム領域を示す枠41の表示・非表示を選択するためのボタンである。
図4Aに示すように、本実施形態では、動画上のバッグの占める領域にアイテム領域が設定されており、設定されているアイテム領域に従って、アイテム領域を示す枠41(図中の矩形の点線)が表示される。視聴者は、動画表示部21Aに枠41が表示されていることを認識することによって、その枠41に何らかの情報が対応付けられていることに気付くことができる。また、枠41の中にバッグの画像(動画上のバッグの画像)があることから、視聴者は、枠41にバッグの情報が関連付けられていることを推測できる。
図4Bに示すように、ユーザー端末10は、枠表示ボタン211がタッチ操作されたことを検出し、枠41を非表示にする旨の指示があったことを検出すると、表示中のフレームに対してアイテム領域が設定されていても、動画表示部21Aの枠41を非表示とする。これにより、視聴者は、枠41の表示を気にせずに、動画の視聴に集中することができ、動画を楽しむことができる。特に、刻々と変形する枠41が動画に重なって表示されると視聴者が興ざめするおそれがあるため、枠41を非表示にできることは望ましい形態である。
図4Cに示すように、枠41が非表示であっても、フレーム(静止画)に対してアイテム領域が設定されており、そのアイテム領域が視聴者にタッチ操作されれば、ユーザー端末10は、枠41が表示されている場合と同様に、処理を行う。すなわち、図4Cに示すように、ユーザー端末10は、予め動画に設定されているアイテム領域がタッチ操作(指で触れる操作)されたことを検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム画像42A(例えばサムネイル画像)を表示する。そして、ユーザー端末10は、予め動画に設定されているアイテム領域がスワイプ操作(画面上で指を滑らせる操作)されたことを検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム情報をストック情報として記憶する。
図5A〜図5Dは、アイコン表示部21Bの演者アイコン212の説明図である。動画上に演者(女優や男優など)が映し出される場面(フレーム)では、その演者に関する情報がアイテム情報として予め対応付けられている。ユーザー端末10は、演者に関するアイテム情報が対応付けられているときには、アイコン表示部21Bの演者アイコン212を変色(例えば、白色から緑色に変色)させて表示する。視聴者は、演者アイコン212の色が変化したことを認識することによって、動画中に映し出されている演者の関連情報を取得できることを認識できる。
図5Aに示すように、ユーザー端末10は、演者アイコン212がタッチ操作されたことを検出すると、そのフレームに対して演者に関するアイテム情報が対応付けられていれば、そのアイテム情報に対応付けられたアイテム画像42B(例えば、演者のサムネイル画像)を表示する。ここでは、画面上に二人の演者が映し出されており、このフレームに二人の演者に関するアイテム情報が対応付けられているため、視聴者が演者アイコン212をタッチ操作すると、その二人の演者に関するアイテム画像42B(サムネイル画像)が表示される。
図5Bに示すように、ユーザー端末10は、いずれかの演者のアイテム画像42B(サムネイル画像)がスワイプ操作されたことを検出すると、演者のアイテム情報をストック情報として記憶する。また、図5Cに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報(ストックされたアイテム情報)に対応するアイテム画像42Cとして、演者のサムネイル画像をストック情報表示部21Cに表示する。また、図5Dに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報表示部21Cに表示された演者のアイテム画像42Cがタッチ操作されたことを検出すると、そのアイテム画像42C(アイテム情報)に対応付けられているイベント情報に従った処理として、例えば芸能事務所のウェブページにおける当該演者の紹介ページを表示する。
図6A〜図6Dは、音楽アイコン213の説明図である。動画上で音楽(いわゆるBGM)が流れる場面(フレーム)では、その音楽に関する情報がアイテム情報として予め対応付けられている。ユーザー端末10は、そのフレームに音楽に関するアイテム情報が対応付けられているときには、アイコン表示部21Bの音楽アイコン213を変色させて表示する。視聴者は、音楽アイコン213の色が変化したことを認識することによって、動画上に流れている音楽の関連情報を取得できることを認識できる。
図6Aに示すように、ユーザー端末10は、音楽アイコン213がタッチ操作されたことを検出すると、そのフレームに対して音楽に関するアイテム情報が対応付けられていれば、そのアイテム情報に対応付けられたアイテム画像42B(例えば、ジャケット画像)を表示する。図6Bに示すように、ユーザー端末10は、アイテム画像42B(ジャケット画像)がスワイプ操作されたことを検出すると、音楽のアイテム情報をストック情報として記憶する。また、図6Cに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報(ストックされたアイテム情報)に対応するアイテム画像42Cとして、音楽のジャケット画像をストック情報表示部21Cに表示する。また、図6Dに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報表示部21Cに表示された音楽のアイテム画像42Cがタッチ操作されたことを検出すると、そのアイテム画像42C(アイテム情報)に対応付けられているイベント情報に従った処理として、その音楽を販売しているウェブページを表示する。
図7A〜図7Dは、場所アイコン214の説明図である。動画中に例えばランドマークが映し出されている場面(フレーム)では、そのフレームに対して場所に関する情報がアイテム情報として予め対応付けられている。ユーザー端末10は、そのフレームに対して場所に関するアイテム情報が対応付けられているときには、アイコン表示部21Bの場所アイコン214を変色させて表示する。視聴者は、場所アイコン214の色が変化したことを認識することによって、動画上に映し出されている場所の関連情報を取得できることを認識できる。
図7Aに示すように、ユーザー端末10は、場所アイコン214がタッチ操作されたことを検出すると、そのフレームに対して場所に関するアイテム情報が対応付けられていれば、そのアイテム情報に対応付けられたアイテム画像42B(例えば、サムネイル画像)を表示する。図7Bに示すように、ユーザー端末10は、アイテム画像42Bがスワイプ操作されたことを検出すると、場所のアイテム情報をストック情報として記憶する。また、図7Cに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報に対応するアイテム画像42Cとして、その場所のサムネイル画像をストック情報表示部21Cに表示する。また、図7Dに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報表示部21Cに表示された場所のアイテム画像42Cがタッチ操作されたことを検出すると、そのアイテム画像42Cに対応づけられているイベント情報に従った処理として、その場所を紹介するウェブページを表示したり、その場所の地図を表示したり、その場所までの経路情報を表示したり、その場所の紹介文を表示したりする。
<全体構成>
図8は、本実施形態の動画配信システムを示す図である。動画配信システムは、動画配信サーバー1と、メタデータ配信サーバー3と、ユーザー端末10とを含んで構成されている。動画配信サーバー1やメタデータ配信サーバー3とユーザー端末10は、通信ネットワーク9を介して通信可能に接続されている。通信ネットワーク9は、例えばインターネット、電話回線網、無線通信網、LAN、VANなどであり、ここではインターネットを想定している。
図8は、本実施形態の動画配信システムを示す図である。動画配信システムは、動画配信サーバー1と、メタデータ配信サーバー3と、ユーザー端末10とを含んで構成されている。動画配信サーバー1やメタデータ配信サーバー3とユーザー端末10は、通信ネットワーク9を介して通信可能に接続されている。通信ネットワーク9は、例えばインターネット、電話回線網、無線通信網、LAN、VANなどであり、ここではインターネットを想定している。
動画配信サーバー1は、多数の動画コンテンツを配信するためのサーバーである。本実施形態では、動画配信サーバー1は、ストリーミング形式で動画データをユーザー端末10に配信する。但し、動画データの配信方法は、ダウンロード形式でも良いし、プログレッシブダウンロード形式でも良い。
メタデータ配信サーバー3は、前述のアイテム情報(アイテム画像42、イベント情報、アイテム領域などのアイテムに関する情報)を含むメタデータを配信するためのサーバーである。本実施形態では、メタデータの一部(後述する参照データ)を動画再生前にプリロード形式にて配信するとともに、メタデータの一部(後述するフレーム対応データ)をプログレッシブダウンロード形式で配信する。但し、メタデータの配信方法は、これに限られるものではなく、例えばダウンロード形式でも良いし、ストリーミング形式でも良い。本実施形態では、説明の便宜のためメタデータを動画データと切り離して説明しているが、メタデータが動画データ(動画ファイル)に格納されていてもよい。
なお、メタデータ配信サーバー3のメタデータは、メタデータ作成端末7によって作成されたものである。メタデータ作成端末7によるメタデータ作成方法については後述する。
ユーザー端末10は、動画再生可能な情報端末(動画再生装置)である。ここでは、ユーザー端末10は、タブレット型の携帯端末を想定している。ユーザー端末10は、不図示のCPU、メモリ、記憶装置、通信モジュール、タッチパネル11(表示部12、入力部13)などのハードウェアを備えている。ユーザー端末10には、動画再生プログラムがインストールされており、ユーザー端末10が動画再生プログラムを実行することによって、前述の各種動作が実現されることになる。動画再生プログラムは、プログラム配信サーバー5からユーザー端末10にダウンロードすることが可能である。
ユーザー端末10は、タブレット型の携帯端末に限られるものではなく、例えばスマートフォンでも良いし、パーソナルコンピュータでも良い。ユーザー端末10がスマートフォンの場合には、タブレット型の携帯端末と同様に、タッチパネル11によって表示部12及び入力部13が構成されることになる。ユーザー端末10がパーソナルコンピュータの場合には、表示部12は例えば液晶ディスプレイ等によって構成され、入力部13はマウスやキーボード等によって構成されることになる。なお、ユーザー端末10がパーソナルコンピュータの場合の操作方法等については別の実施形態として後述する。
ユーザー端末10は、表示部12と、入力部13とを備えている。表示部12は、各種画面を表示するための機能である。本実施形態では、表示部12は、タッチパネル11のディスプレイや、そのディスプレイの表示を制御するコントローラー等によって実現されている。入力部13は、ユーザーからの指示を入力・検出するための機能である。本実施形態では、入力部13は、タッチパネル11のタッチセンサー等によって実現されている。なお、本実施形態では、表示部12及び入力部13が主にタッチパネル11によって実現されているが、表示部12及び入力部13が、別々の部品で構成されても良い。制御部15は、ユーザー端末10を制御する機能である。制御部15は、動画データを処理して動画を再生(表示)するための機能や、メタデータ(後述)を処理するための機能などを有する。動画データやメタデータの処理については、後で明らかとなる。また、制御部15は、ウェブページの情報を取得して、ウェブページを表示させるブラウザ機能なども有する。本実施形態では、制御部15は、不図示のCPUや、動画再生プログラムを記憶したメモリ及び記憶装置等によって実現されている。
通信部17は、通信ネットワーク9に接続するための機能である。通信部17は、動画配信サーバー1から動画データを受信したり、メタデータ配信サーバー3からメタデータを受信したり、動画配信サーバー1やメタデータ配信サーバー3にデータを要求したりする。
動画データ記憶部は、動画データを記憶する機能である。なお、動画データ記憶部は、ストリーミング形式の配信の場合には動画データを一時的に記憶し、ダウンロード形式の配信の場合にはダウンロードされた動画データを記憶して保持する。また、メタデータ記憶部は、メタデータを記憶する機能である。また、ストック情報記憶部は、ストックされたアイテム情報を動画データに対応付けて記憶する機能である。
図9は、動画データとメタデータの説明図である。
動画データは、連続したフレーム(画像データ)から構成されている。ユーザー端末10の動画データ処理部は、動画配信サーバー1から受信した動画データから各フレームを生成し、生成したフレームを順次切り替えて表示部12に表示させて、動画を再生することになる。
メタデータは、フレーム対応データと、参照データとを有する。
フレーム対応データは、動画データのフレームに対応付けられたメタデータである。フレーム対応データは、プログレッシブダウンロード形式でメタデータ配信サーバー3からユーザー端末10に配信され、ユーザー端末10のメタデータ記憶部に記憶されることになる。
フレーム対応データは、タイムコードと、アイテム情報とを備えている。タイムコードは、フレームに対応付けるためのデータ(動画に同期させるためのデータ)である。フレーム対応データのアイテム情報は、アイテムIDと、アイテム領域設定データとから構成されている。アイテムIDは、参照データに記憶されているアイテム情報に対応付けるための識別子である。アイテム領域設定データは、アイテム領域を設定するためのデータである。本実施形態では、アイテム領域は矩形であるため、アイテム領域設定データは、矩形の領域を設定するために必要な対角の2点の座標のデータから構成されている。但し、アイテム領域は矩形に限られるものではなく、例えばアイテム領域が円形でも良く、この場合、アイテム領域設定データは、例えば中心点の座標と半径のデータから構成される。このように、フレームに対してアイテム領域(アイテム領域設定データ)が予め設定されている。但し、全てのフレームに対してアイテム領域を設定する必要はなく、例えばアイテムの表示されないフレームに対しては、アイテム領域が設定されていなくても良い。後述するように、フレームが順次切り替わるのに応じて、アイテム領域が順次切り替えられて設定されることになる。また、後述するように、アイテム領域設定データは、アイテム領域の設定に用いられるだけでなく、アイテム領域を示す枠41(例えば図1A参照)の画像の生成にも用いられる。
フレーム対応データは、タイムコードと、アイテム情報とを備えている。タイムコードは、フレームに対応付けるためのデータ(動画に同期させるためのデータ)である。フレーム対応データのアイテム情報は、アイテムIDと、アイテム領域設定データとから構成されている。アイテムIDは、参照データに記憶されているアイテム情報に対応付けるための識別子である。アイテム領域設定データは、アイテム領域を設定するためのデータである。本実施形態では、アイテム領域は矩形であるため、アイテム領域設定データは、矩形の領域を設定するために必要な対角の2点の座標のデータから構成されている。但し、アイテム領域は矩形に限られるものではなく、例えばアイテム領域が円形でも良く、この場合、アイテム領域設定データは、例えば中心点の座標と半径のデータから構成される。このように、フレームに対してアイテム領域(アイテム領域設定データ)が予め設定されている。但し、全てのフレームに対してアイテム領域を設定する必要はなく、例えばアイテムの表示されないフレームに対しては、アイテム領域が設定されていなくても良い。後述するように、フレームが順次切り替わるのに応じて、アイテム領域が順次切り替えられて設定されることになる。また、後述するように、アイテム領域設定データは、アイテム領域の設定に用いられるだけでなく、アイテム領域を示す枠41(例えば図1A参照)の画像の生成にも用いられる。
参照データは、アイテム情報の内容を定義するためのデータである。参照データは、動画再生前にプリロード形式にてメタデータ配信サーバー3からユーザー端末10に配信され、ユーザー端末10のメタデータ記憶部に記憶されることになる。
参照データは、アイテムIDと、属性データと、アイテム画像データと、イベント情報とを備えている。アイテムIDは、アイテム情報の識別子である。属性データは、アイテム情報の属性を示すデータであり、ここでは、「枠」、「演者」、「音楽」、「場所」の4種類である。但し、属性の種類は、これに限られるものではない。アイテム画像データは、アイテム画像42のデータであり、例えばサムネイル画像のデータである。イベント情報は、ストック情報表示部21Cに表示されたアイテム画像42(42C)が操作されたときに、ユーザー端末10が行うべき処理を設定するための情報である。例えば、イベント情報として、ブラウザ部を起動することや、表示すべきウェブページのアドレスなどが設定されている。
参照データは、アイテムIDと、属性データと、アイテム画像データと、イベント情報とを備えている。アイテムIDは、アイテム情報の識別子である。属性データは、アイテム情報の属性を示すデータであり、ここでは、「枠」、「演者」、「音楽」、「場所」の4種類である。但し、属性の種類は、これに限られるものではない。アイテム画像データは、アイテム画像42のデータであり、例えばサムネイル画像のデータである。イベント情報は、ストック情報表示部21Cに表示されたアイテム画像42(42C)が操作されたときに、ユーザー端末10が行うべき処理を設定するための情報である。例えば、イベント情報として、ブラウザ部を起動することや、表示すべきウェブページのアドレスなどが設定されている。
なお、参照データを設けずに、アイテム情報の内容をフレーム対応データの中で定義することも可能である。但し、イベント情報などはデータ量が多いため、イベント情報をフレーム対応データに含めてしまうとフレーム対応データのデータ量が多くなってしまい、この結果、ユーザー端末10の処理の負荷が増大してしまう。これに対し、本実施形態では、参照データを設けることによって、フレーム対応データのデータ量を軽減させることができる。
図10は、動画表示部21Aに表示する画像の生成処理のフロー図である。例えば図1Aに示す動画表示部21Aの画面を表示する際に、ユーザー端末10の制御部15は、およそ次の処理を行うことになる。
まず、制御部15は、動画データ記憶部の動画データに基づいて、表示すべきフレーム(静止画)を生成する(S001)。次に、制御部15は、当該フレームに対応するタイムコードのフレーム対応データをメタデータ記憶部から取得する(S002)。すなわち、制御部15は、当該フレームに対応付けられているアイテム情報を取得する。制御部15は、フレーム対応データにアイテム領域設定データが含まれており、且つ、枠41を表示するように枠表示ボタン211が設定されている場合には、アイテム領域設定データに基づいて、アイテム領域を示す枠41の画像(図1Aに示す矩形の点線の画像)を生成する(S003)。そして、制御部15は、動画データのフレーム(静止画)に枠41の画像を重ね合わせた画像を生成する(S004)。このように生成された画像が動画表示部21Aに表示されることになる。制御部15は、動画再生のために各フレーム(静止画)を動画表示部21Aに次々と表示する際に、上記の処理を繰り返し行うことになる。各フレームに設定されているアイテム領域の座標が異なるため、制御部15が各フレームを次々と表示すると、アイテム領域を示す枠41も刻々と変形することになる。
まず、制御部15は、動画データ記憶部の動画データに基づいて、表示すべきフレーム(静止画)を生成する(S001)。次に、制御部15は、当該フレームに対応するタイムコードのフレーム対応データをメタデータ記憶部から取得する(S002)。すなわち、制御部15は、当該フレームに対応付けられているアイテム情報を取得する。制御部15は、フレーム対応データにアイテム領域設定データが含まれており、且つ、枠41を表示するように枠表示ボタン211が設定されている場合には、アイテム領域設定データに基づいて、アイテム領域を示す枠41の画像(図1Aに示す矩形の点線の画像)を生成する(S003)。そして、制御部15は、動画データのフレーム(静止画)に枠41の画像を重ね合わせた画像を生成する(S004)。このように生成された画像が動画表示部21Aに表示されることになる。制御部15は、動画再生のために各フレーム(静止画)を動画表示部21Aに次々と表示する際に、上記の処理を繰り返し行うことになる。各フレームに設定されているアイテム領域の座標が異なるため、制御部15が各フレームを次々と表示すると、アイテム領域を示す枠41も刻々と変形することになる。
なお、アイコン表示部21Bの画面を表示する際には、ユーザー端末10の制御部15は、およそ次の処理を行うことになる。まず、制御部15は、前述のS002で取得したフレーム対応データのアイテムIDをキーにして参照データを参照し、アイテム情報の属性データを取得する。そして、制御部15は、その属性データの有無に基づいて、アイコン表示部21Bの各アイコンの色を決定し、決定した色に応じてアイコン表示部21Bに各種アイコンを表示する。これにより、動画再生中に、表示中の画面にアイテム情報が対応付けられているときには、そのアイテム情報に対応したアイコン表示部21Bのアイコンが変色(例えば、白色から緑色に変色)して表示されることになる。
ユーザー端末10の制御部15は、図1Bに示すように動画表示部21Aにタッチ操作が行われたとき、およそ次の処理を行うことになる。まず、制御部15は、タッチ操作(指で触れる操作)された座標をタッチパネル11(入力部13)から取得する。また、制御部15は、タッチ操作時のフレーム対応データをメタデータ記憶部から取得し、タッチ操作時のアイテム領域設定データを取得する。そして、制御部15は、タッチ操作された座標と、アイテム領域設定データに基づいて設定されているアイテム領域とを比較して、タッチ操作された座標がアイテム領域の範囲内か否かを判断する。制御部15は、タッチ操作された座標がアイテム領域の範囲内であれば、そのアイテム領域のアイテムIDをキーにして参照データを参照し、対応するアイテム画像42(例えばサムネイル画像)を取得し、タッチ操作された座標の近傍にアイテム画像42Aを表示する。
更に、ユーザー端末10の制御部15は、図1Bに示すようにスワイプ操作(画面上で指を滑らせる操作)が行われたとき、そのアイテム情報をストック情報記憶部に記憶させる。また、ユーザー端末10の制御部15は、ストック情報記憶部にアイテム情報が記憶されていれば、そのアイテム情報に対応するアイテム画像42(例えばサムネイル画像)を取得し、そのアイテム画像42をストック情報表示部21Cの所定領域に表示する。これにより、図1Cに示すように、タッチパネル11(表示部12)上のストック情報表示部21Cにストック情報(ストックされたアイテム情報)に対応するアイテム画像42C(例えばサムネイル画像)が表示されることになる。
また、ユーザー端末10の制御部15は、図1Dに示すようにストック情報表示部21Cにタッチ操作が行われたとき、およそ次の処理を行うことになる。まず、制御部15は、タッチ操作(指で触れる操作)された座標をタッチパネル11(入力部13)から取得する。また、制御部15は、ストック情報表示部21Cに表示中のアイテム画像42Cの領域を取得する。そして、制御部15は、タッチ操作された座標と、ストック情報表示部21Cに表示中のアイテム画像42Cの領域とを比較して、タッチ操作された座標がストック情報表示部21Cのアイテム画像42Cの範囲内か否かを判断する。制御部15は、タッチ操作された座標がストック情報表示部21Cのアイテム画像42Cの範囲内であれば、そのアイテム画像42のアイテムIDをキーにして参照データを参照し、対応するアイテム情報のイベント情報を取得し、イベント情報に従った処理(例えば所定のウェブページの表示など)を実行する。
図11Aは、1画面上(1フレーム上)に2つのアイテム領域が設定された場合の説明図である。図中の右側には、このフレームに対応するタイムコードのフレーム対応データが示されている。このフレーム対応データには、2つのアイテム領域設定データが含まれている。2つのアイテム領域設定データの示すアイテム領域は、画面上のバッグの領域と洋服の領域にそれぞれ対応するように設定されている。このように、フレーム対応データに2以上のアイテム領域設定データが含まれている場合には、図中の左側に示すように、制御部15は、それぞれのアイテム領域設定データに基づいて、アイテム領域を示す枠41(図中の矩形の点線)を複数表示する。
2以上のアイテム領域が設定された場合、2つのアイテム領域の重複領域が存在することがある。例えば、図11Aに示すように、画面上でバッグと洋服の領域が重なると、2つのアイテム領域が一部重複することになる。このように2つのアイテム領域が一部重複したときに、その重複領域がタッチ操作された場合には、ユーザー端末10の制御部15は、優先順位の高いアイテム領域が選択されたものと判断する。アイテム領域の優先順位は、予めフレーム対応データに設定することが可能であり、この場合、ユーザー端末10の制御部15は、フレーム対応データで設定された優先順位に従って、どちらのアイテム領域が選択されたかを判断することになる。
図11Bは、1画面上(1フレーム上)に2つのアイテム領域が設定された場合の別の説明図である。図11Bに示すように、一方のアイテム領域の全範囲が、他方のアイテム領域の範囲に包含されることがある。ここでは、バッグのアイテム領域41(#1)が、洋服のアイテム領域41(#2)の範囲に完全に包含されている。このように、一方のアイテム領域の全範囲が他方のアイテム領域の範囲に包含される場合には、包含された側のアイテム領域(ここではバッグのアイテム領域41(#1))が、包含する側のアイテム領域41(#2)よりも優先順位が高くなるように、フレーム対応データが設定されている。これにより、2つのアイテム領域の重複領域がタッチ操作された場合には、ユーザー端末10の制御部15は、包含された側のアイテム領域(ここではバッグのアイテム領域41(#1))が選択されたものと判断する。したがって、どちらのアイテム領域とも視聴者に選択可能にすることができる。
<メタデータの作成方法>
本実施形態では、図9に示すように、動画データの各フレームにフレーム対応データ(メタデータ)が対応付けられており、フレーム対応データには、アイテム領域を設定するためのアイテム領域設定データが設定される。アイテム領域は、画面に表示されている所定のアイテム(例えばバッグ)に追随するように設定される必要があるため、アイテム領域設定データ(2つの座標)は、フレームごとに設定される必要がある。但し、動画データには多数のフレームがあるため(例えば1秒間あたり30フレーム)、全フレーム分のフレーム対応データを1つずつ設定する作業は、膨大な作業量となる。そこで、本実施形態では、次のようにフレーム対応データを設定し、作業量を軽減させている。
本実施形態では、図9に示すように、動画データの各フレームにフレーム対応データ(メタデータ)が対応付けられており、フレーム対応データには、アイテム領域を設定するためのアイテム領域設定データが設定される。アイテム領域は、画面に表示されている所定のアイテム(例えばバッグ)に追随するように設定される必要があるため、アイテム領域設定データ(2つの座標)は、フレームごとに設定される必要がある。但し、動画データには多数のフレームがあるため(例えば1秒間あたり30フレーム)、全フレーム分のフレーム対応データを1つずつ設定する作業は、膨大な作業量となる。そこで、本実施形態では、次のようにフレーム対応データを設定し、作業量を軽減させている。
図12は、メタデータの作成方法の概念説明図である。以下に説明するメタデータの作成処理は、図8に示すメタデータ作成端末7によって行われる。
まず、メタデータ作成端末7は、メタデータ(フレーム対応データ)を作成すべき動画データを取得する。動画データは、動画配信サーバー1からメタデータ作成端末7にダウンロードされることになる。
次に、メタデータ作成端末7は、多数のフレームを含む動画データの中から、時間間隔をあけてキーフレームを抽出する。キーフレームは、予め設定された所定の時間間隔(例えば数秒間隔)おきに抽出されたフレームでも良いし、動画内のシーンに応じて任意に選択されたフレームでも良い。動きの激しい箇所ではキーフレームの時間間隔を短くし、動きの緩やかな箇所ではキーフレームの時間間隔を長くすることが望ましい。抽出されるキーフレームの数は、動画データに含まれるフレームの数よりも大幅に少ない数となる。
次に、メタデータ作成端末7は、それぞれのキーフレーム上の所定のアイテム(ここではバッグ)の占める領域に合わせて、アイテム領域を設定するための2つの座標(矩形の枠41の対角の2点の座標)を設定する。ここでは、キーフレームAに対して座標(XA1,YA1)及び座標(XA2,YA2)が設定され、キーフレームBに対して座標(XB1,YB1)及び座標(XB2,YB2)が設定され、キーフレームCに対して座標(XC1,YC1)及び座標(XC2,YC2)が設定されたものとする。
アイテム領域を設定するための2つの座標を設定するとき、メタデータ作成端末7は、ディスプレイ上にキーフレームの画面を表示する。作業者は、表示されたキーフレーム上の所定のアイテムの画像(ここではバッグの画像)が包含されるように入力装置(例えばマウス)を用いて2点の座標を設定する。メタデータ作成端末7は、作業者によって入力された2点の座標の位置を、キーフレームに対応付けて記憶する。このように、キーフレームを表示させ、映像(キーフレームの画面)を見ながらアイテム領域を設定できるので、アイテム領域の設定作業が便利になる。
次に、メタデータ作成端末7は、各フレームに対応するフレーム対応データ(メタデータ)を作成するとともに、フレーム対応データにアイテム領域設定データを設定する。このとき、キーフレームに対応するアイテム領域設定データには、作業者の入力した2点の座標が設定される。例えば、キーフレームAに対応するアイテム領域設定データには、アイテム領域設定データとして、座標(XA1,YA1)及び座標(XA2,YA2)が設定される。一方、キーフレーム以外のフレームに対応するアイテム領域設定データには、当該フレームの前後の2つのキーフレームに対して入力された座標を用いて補間された座標が設定される。例えば、キーフレームAとキーフレームBの間のフレームのアイテム領域設定データには、座標(XA1,YA1)及び座標(XB1,YB1)によって補間された座標と、座標(XA2,YA2)及び座標(XB2,YB2)によって補間された座標とが設定されることになる。このように、補間処理によってアイテム領域設定データが設定されるため、フレームに対する2点の座標の設定処理を省略することができるので、設定作業の作業量を軽減させることができる。
キーフレーム以外のフレームに対応するアイテム領域を補間して設定する方法として、2点の座標を直線補間して座標を算出する方法(いわゆる直線補間)とは別に、画像解析を利用する方法もある。例えば、メタデータ作成端末7は、キーフレームAにおいて作業者の入力した座標(XA1,YA1)及び座標(XA2,YA2)で定まる矩形領域(アイテム領域に相当)の画像を抽出し、その矩形領域内の画像の特徴量(例えば色情報など)を抽出する。同様に、メタデータ作成端末7は、キーフレームBにおいて作業者の入力した座標(XB1,YB1)及び座標(XB2,YB2)で定まる矩形領域の画像を抽出し、その矩形領域内の画像の特徴量を抽出する。そして、メタデータ作成端末7は、キーフレームAとキーフレームBの間の各フレームから、キーフレームAで抽出された2つの特徴量とキーフレームBで抽出された特徴量と範囲内の画像(例えば所定の色範囲の画像)を抽出し、抽出された画像を囲む矩形領域に基づいて、そのフレームに対応するアイテム領域設定データを補間しても良い。
なお、メタデータ作成端末7は、1つのフレームに対して、2つのアイテム領域設定データを設定することも可能である。また、メタデータ作成端末7は、2つのアイテム領域設定データを設定する際に、2つのアイテム領域が一部重複する場合には、アイテム領域の優先順位を設定することが可能である。特に、一方のアイテム領域の全範囲が他方のアイテム領域の範囲に包含される場合(図11B参照)、メタデータ作成端末7は、包含された側のアイテム領域(例えば図11Bのバッグのアイテム領域)が、包含する側のアイテム領域(例えば図11Bの洋服のアイテム領域)よりも優先順位が高くなるように、フレーム対応データに優先順位を設定することが望ましい。
本実施形態では、メタデータ作成端末7は、メタデータの作成を依頼されたメタデータ作成代行業者のコンピュータを想定しており、このコンピュータには、上記の処理(図12に示す処理)をコンピュータに実行させるためのプログラムがインストールされている。そして、本実施形態では、メタデータ作成代行業者が、作成したメタデータをメタデータ配信サーバー3(図8参照)にアップロードすることを想定している。但し、上記の処理(図12に示す処理)をコンピュータに実行させるためのプログラムをインターネット上で開放して、不特定の者(例えばアフィリエイター)がこのプログラムを自らのコンピュータにインストールできるようにして、これらの者が作成したメタデータをメタデータ配信サーバー3にアップロードできるようにしても良い。この場合、メタデータ配信サーバー3は、メタデータとともに、その作成者の情報(作成者情報)と、その作成者に対するユーザーの評価情報とを関連づけて記憶することが望ましい。これにより、ユーザーは、作成者の評価情報に基づいて、信頼性の高いメタデータを選んでダウンロードすることが可能になる。
<小括>
上記の実施形態では、動画再生プログラムは、表示部12と入力部13とを備えたユーザー端末10(動画再生装置)に、動画データに含まれるフレームを順次切り替えて表示部12に表示させ、これにより動画を表示部12に表示(再生)させている。このとき、フレームにはアイテム領域が予め設定されており(図9参照)、ユーザー端末10は、フレームが順次切り替わるのに応じて、アイテム領域を切り替えて設定する。これにより、動画に追随するようにアイテム領域が刻々と変化するように設定される。そして、ユーザー端末10は、表示部12に表示されたフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択されたときに、アイテム領域に対応付けられたアイテム情報(例えば図1Bのアイテム画像42A、図1Cのアイテム画像42C、図1Dのアイテム画像42D等)を表示部12に表示させる。これにより、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
上記の実施形態では、動画再生プログラムは、表示部12と入力部13とを備えたユーザー端末10(動画再生装置)に、動画データに含まれるフレームを順次切り替えて表示部12に表示させ、これにより動画を表示部12に表示(再生)させている。このとき、フレームにはアイテム領域が予め設定されており(図9参照)、ユーザー端末10は、フレームが順次切り替わるのに応じて、アイテム領域を切り替えて設定する。これにより、動画に追随するようにアイテム領域が刻々と変化するように設定される。そして、ユーザー端末10は、表示部12に表示されたフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択されたときに、アイテム領域に対応付けられたアイテム情報(例えば図1Bのアイテム画像42A、図1Cのアイテム画像42C、図1Dのアイテム画像42D等)を表示部12に表示させる。これにより、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
上記の実施形態では、フレームを表示部12に表示する際に、フレームに設定されたアイテム領域を示す枠41の画像を表示部12に表示させている。これにより、フレームに設定されたアイテム領域の範囲を認識することができる。但し、図4B及び図4Cに示すように、枠41を非表示とすることも可能である。また、アイテム領域を示す画像は、枠41に限られるものではなく、例えば半透明の矩形画像でも良い。
上記の実施形態では、表示中のフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択されたときに、アイテム情報としてアイテム画像が表示される(例えば図1Bのアイテム画像42Aや、図1Cのアイテム画像42C、図1Dのアイテム画像42D等)。これにより、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
また、上記の実施形態では、表示中のフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択されたときに、アイテム領域の近傍にアイテム画像42A(図1B、図4C参照)が表示される。これにより、アイテム情報を取得できることを視聴者が認識しやすくなる。
また、上記の実施形態では、表示中のフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択されたときに、ストック情報表示部21Cにアイテム画像42Cが表示される(図1C参照)。これにより、アイテム情報がストックされたことを視聴者が認識しやすくなる。なお、表示中のフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択されたときに、アイテム領域の近傍にアイテム画像42Aを表示したり(図1B参照)、ストック情報表示部21Cにアイテム画像42Cを表示したりするのではなく、直ちにイベント情報に従った処理を実行して、例えばウェブページなどを表示しても良い。
上記の実施形態では、ストック情報表示部21Cが動画表示部21Aの下側(外側)に配置されており、入力部13によって下側にスワイプ操作(動画表示部21Aのアイテム領域からストック情報表示部21Cに向かって指を滑らせる操作)されたときに、ストック情報表示部21Cにアイテム画像42Cが表示される(図1B及び図1C参照)。これにより、図1Bに示すようなスワイプ操作する方向にストック情報表示部21Cが配置されることになるため、アイテム情報をストックさせる操作が、視聴者に理解され易い。なお、ストック情報表示部21Cが動画表示部21Aの外側に配置されるのであれば、ストック情報表示部21Cの配置は動画表示部21Aの下側に限られるものではなく、例えば、ストック情報表示部21Cが動画表示部21Aの右側に配置されても良い。この場合、入力部13によって右側にスワイプ操作(動画表示部21Aのアイテム領域からストック情報表示部21Cに向かって指を滑らせる操作)されたときに、ストック情報表示部21Cにアイテム画像42Cが表示されることが望ましい。また、後述するように、スワイプ操作の代わりに、ドラッグ・アンド・ドロップ操作でも良い。
上記の実施形態では、アイテム情報としてイベント情報が予め設定されており(図9参照)、表示中のフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択されたときに、イベント情報に従った処理が実行されることによって、アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が表示部に表示される(図1D参照)。これにより、動画中のアイテムの情報を視聴者が簡易に取得することができる。
上記の実施形態では、イベント情報は、設定されたアドレスのウェブページを表示することであり、ウェブページを表示することによって、アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が表示部12に表示される(図1D参照)。但し、イベント情報は、ウェブページを表示することに限られるものではなく、他の処理であってもよい。
上記の図11Bに示す実施形態では、フレームに少なくとも2つのアイテム領域が設定されているとともに、アイテム領域41(#1)の全範囲が、アイテム領域41(#2)に包含されている。このような状況下では、表示中のフレームに設定された2つのアイテム領域の重複領域が入力部によって選択されたときに、アイテム領域41(#1)に対応付けられたアイテム情報(この場合、バッグのアイテム情報)が表示部12に表示されることが望ましい。これにより、どちらのアイテム領域とも視聴者が選択可能になる。
なお、上記の実施形態には、動画再生プログラムが開示されているだけではなく、ユーザー端末10(動画再生装置)や、動作再生方法や、動画配信システム(図8参照)や、メタデータ作成方法(図12参照)なども開示されている。
===別の実施形態===
<ユーザー端末10がパーソナルコンピュータの場合>
図13A〜図13Dは、ユーザー端末10がパーソナルコンピュータの場合の説明図である。既に説明したように、ユーザー端末10は、タブレット型の携帯端末ではなく、例えばパーソナルコンピュータでも良い。
<ユーザー端末10がパーソナルコンピュータの場合>
図13A〜図13Dは、ユーザー端末10がパーソナルコンピュータの場合の説明図である。既に説明したように、ユーザー端末10は、タブレット型の携帯端末ではなく、例えばパーソナルコンピュータでも良い。
図13Aに示すように、ユーザー端末10(ここでは視聴者のパーソナルコンピュータ)の表示部12(ここでは液晶ディスプレイ)上で動画(例えばドラマ)が再生されている。前述の実施形態と同様に、動画データに含まれるフレーム(静止画)には予めアイテム領域が設定されており、ここでは、画面上のバッグの領域に予めアイテム領域が設定されている。また、前述の実施形態と同様に、アイテム領域を示す枠41(図中の矩形の点線)が、動画再生中に表示されている。
図13Bに示すように、ユーザー端末10は、入力部13である不図示のマウスの操作によってカーソルがアイテム領域に入ったこと(アイテム領域が入力部13によって選択されたこと)を検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム画像42A(例えばサムネイル画像)を表示する。若しくは、ユーザー端末10は、入力部13である不図示のマウスの操作によってアイテム領域がクリック操作(マウスのボタンを押す操作)され、アイテム領域が入力部13によって選択されたことを検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム画像42A(例えばサムネイル画像)を表示する。
更に、ユーザー端末10は、前述のマウス操作によってアイテム画像42Aが表示された状態でアイテム領域又はアイテム画像42Aがドラッグ・アンド・ドロップ操作(マウスのボタンが押された状態でカーソルを移動させ、その後にボタンを放す操作)されたことを検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム情報をストック情報として記憶する。若しくは、ユーザー端末10は、前述のマウス操作によってアイテム画像42Aが表示された状態でアイテム領域又はアイテム画像42Aがクリック操作されたことを検出すると、そのアイテム領域に対応付けられているアイテム情報をストック情報として記憶する。図13Cに示すように、ユーザー端末10は、所定のアイテム情報がストック情報として記憶されると、表示部12上のストック情報表示部21Cにストック情報(ストックされたアイテム情報)に対応するアイテム画像42C(例えばサムネイル画像)を表示する。
図13Dに示すように、ユーザー端末10は、ストック情報表示部21Cに表示されたアイテム画像42Cの領域がクリック操作されたことを検出すると、そのアイテム画像42C(アイテム情報)に対応付けられているイベント情報に従った処理を行う。
上記のように、ユーザー端末10は、タブレット型の携帯端末ではなく、例えばパーソナルコンピュータであっても、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<アイテム領域以外の領域が入力部によって選択された場合>
上記の実施形態では、表示中のフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択された場合を想定している。但し、上記の実施形態のようにアイテム領域を視聴者に選択させるようなインターフェース環境下では、視聴者が、アイテム領域以外の領域が入力部13によって選択する可能性があり、このときに視聴者の選択した領域には、その視聴者の興味のある画像があると推測できる。そして、視聴者の嗜好情報は、ビジネス上の重要な情報となり得る。
上記の実施形態では、表示中のフレームに設定されたアイテム領域が入力部13によって選択された場合を想定している。但し、上記の実施形態のようにアイテム領域を視聴者に選択させるようなインターフェース環境下では、視聴者が、アイテム領域以外の領域が入力部13によって選択する可能性があり、このときに視聴者の選択した領域には、その視聴者の興味のある画像があると推測できる。そして、視聴者の嗜好情報は、ビジネス上の重要な情報となり得る。
図14Aは、アイテム領域以外の領域が入力部によって選択された様子の説明図である。ここでは、視聴者が、表示中の男優のネクタイの領域をタッチ操作している。このような場合、この視聴者が、男優のネクタイに興味を持っていると推測できる。
図14Bは、ユーザー端末10が取得する取得データの説明図である。アイテム領域以外の領域が入力部によって選択されたとき、ユーザー端末10は、選択された領域の近傍の画像をフレームから抽出して、抽出データを取得する。また、抽出データには、抽出元の動画を特定するための動画データ名の情報と、抽出元のフレームのタイムコード情報と、入力部によって選択された座標(タッチ操作された座標)とを対応付けることが望ましい。また、ユーザー端末10が、予め視聴者の属性情報(性別、年齢などの情報)を取得している場合には、その属性情報も抽出データに対応付けることが望ましい。そして、ユーザー端末10は、図14Bに示す取得データ(嗜好情報)を所定のデータ取得業者の宛先に送信すれば、データ取得業者は、ビジネス上の重要な情報となり得る視聴者の嗜好情報を取得することが可能である。
なお、ここでは、抽出データは静止画であるが、抽出データが、動画であっても良い。この場合、ユーザー端末10は、アイテム領域以外の領域が入力部によって選択されたタイミングの前後における複数のフレームを抽出するとともに、抽出された各フレームから選択された領域の近傍の画像を抽出することによって、抽出データとなる動画を取得すると良い。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 動画配信サーバー、3 メタデータ配信サーバー、
5 プログラム配信サーバー、7 メタデータ作成端末、
9 通信ネットワーク、10 ユーザー端末、
11 タッチパネル、12 表示部、13 入力部、
15 制御部、17 通信部、
21 基本画面、21A 動画表示部、21B アイコン表示部、
21C ストック情報表示部、21D ブラウザ表示部、
22 リモコンアイコン、22A コントローラー、
23 インフォメーションアイコン、
41 枠(アイテム領域を示す画像)、
42 アイテム画像、
42A 動画表示部に表示されたアイテム画像、
42B アイコン表示部に表示されたアイテム画像、
42C ストック情報表示部に表示されたアイテム画像、
42D ブラウザ表示部に表示されたアイテム画像、
211 枠表示ボタン、212 演者アイコン、
213 音楽アイコン、214 場所アイコン
5 プログラム配信サーバー、7 メタデータ作成端末、
9 通信ネットワーク、10 ユーザー端末、
11 タッチパネル、12 表示部、13 入力部、
15 制御部、17 通信部、
21 基本画面、21A 動画表示部、21B アイコン表示部、
21C ストック情報表示部、21D ブラウザ表示部、
22 リモコンアイコン、22A コントローラー、
23 インフォメーションアイコン、
41 枠(アイテム領域を示す画像)、
42 アイテム画像、
42A 動画表示部に表示されたアイテム画像、
42B アイコン表示部に表示されたアイテム画像、
42C ストック情報表示部に表示されたアイテム画像、
42D ブラウザ表示部に表示されたアイテム画像、
211 枠表示ボタン、212 演者アイコン、
213 音楽アイコン、214 場所アイコン
上記の目的を達成するための主たる発明は、表示部と入力部とを備えた動画再生装置に、動画データに含まれるフレームを順次切り替えて前記表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示すること、前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定すること、及び、前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示することを実行させる動画再生プログラムであって、前記フレームに少なくとも2つの前記アイテム領域が設定されており、前記表示部に表示された前記フレームに設定された2つの前記アイテム領域の重複領域が前記入力部によって選択されたときに、一方の前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が前記表示部に表示されることを特徴とする動画再生プログラムである。
Claims (15)
- 表示部と入力部とを備えた動画再生装置に、
動画データに含まれるフレームを順次切り替えて前記表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示すること、
前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定すること、及び、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示すること
を実行させることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項1に記載の動画再生プログラムであって、
前記フレームを前記表示部に表示する際に、前記フレームに設定された前記アイテム領域を示す画像を前記表示部に表示することを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項1又は2に記載の動画再生プログラムであって、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム情報としてアイテム画像が表示されることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項3に記載の動画再生プログラムであって、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域の近傍に前記アイテム画像が表示されることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項3に記載の動画再生プログラムであって、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム情報がストックされたことを示すストック情報表示部に前記アイテム画像が表示されることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項5に記載の動画再生プログラムであって、
前記ストック情報表示部は、前記動画を表示する動画表示部の外側に配置されており、
前記入力部によって、前記動画表示部に設定された前記アイテム領域から前記ストック情報表示部に向かって操作されたときに、前記ストック情報表示部に前記アイテム画像が表示されることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の動画再生プログラムであって、
前記アイテム情報としてイベント情報が予め設定されており、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記イベント情報に従った処理が実行されることによって、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が前記表示部に表示されることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項7に記載の動画再生プログラムであって、
前記イベント情報は、設定されたアドレスのウェブページを表示することであり、
前記ウェブページを表示することによって、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が前記表示部に表示されることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の動画再生プログラムであって、
前記フレームに少なくとも2つの前記アイテム領域が設定されているとともに、一方の前記アイテム領域の全範囲が、他方の前記アイテム領域に包含されており、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された2つの前記アイテム領域の重複領域が前記入力部によって選択されたときに、前記一方の前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報が前記表示部に表示されることを特徴とする動画再生プログラム。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の動画再生プログラムであって、
前記アイテム領域以外の領域が前記入力部によって選択されたときに、選択された領域の近傍の画像を前記フレームから抽出することを特徴とする動画再生プログラム。 - 表示部と、入力部と、制御部とを備え、
前記制御部は、
動画データに含まれるフレームを順次切り替えて前記表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示し、
前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定し、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示する
ことを特徴とする動画再生装置。 - 動画データと、前記動画データに対応するメタデータとに基づいて動画を再生する動画再生方法であって、
動画データに含まれるフレームを順次切り替えて表示部に表示することによって、動画を前記表示部に表示すること、
前記フレームにアイテム領域が予め設定されており、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定すること、及び、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示すること
を行うことを特徴とする動画再生方法。 - 動画データと、前記動画データに対応するメタデータとを配信する動画配信システムであって、
フレームを順次切り替えて動画再生装置の表示部に表示させることによって動画を前記表示部に表示させるための前記動画データを配信するサーバーと、
前記フレームにアイテム領域を予め設定し、前記フレームが順次切り替わるのに応じて、前記アイテム領域を切り替えて設定するための前記メタデータを配信するサーバーと、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された前記アイテム領域が前記動画再生装置の入力部によって選択されたときに、前記アイテム領域に対応付けられたアイテム情報を前記表示部に表示させるためのプログラムを配信するサーバーと
を備えることを特徴とする動画配信システム。 - 請求項13に記載のメタデータを作成するメタデータ作成方法であって、
前記動画データに含まれるフレームの中から複数のキーフレームを抽出すること、
抽出されたキーフレームの画像に基づいて、当該キーフレームに対応する前記アイテム領域を設定すること、
前記キーフレームに対応する前記アイテム領域と、別の前記キーフレームに対応する前記アイテム領域とに基づいて、前記キーフレーム以外の前記フレームに対応する前記アイテム領域を補間して設定すること
を行うことを特徴とするメタデータ作成方法。 - 請求項13に記載のメタデータ作成方法であって、
前記フレームに少なくとも2つの前記アイテム領域が設定されるとともに、一方の前記アイテム領域の全範囲が、他方の前記アイテム領域に包含される場合、
前記表示部に表示された前記フレームに設定された2つの前記アイテム領域の重複領域が前記入力部によって選択されたときに、前記一方の前記アイテム領域が選択されるように、2つの前記アイテム領域の優先順位を設定する
ことを特徴とするメタデータ作成方法。
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