JP2006345360A - コンテンツ同期再生システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 サーバは、第1のコンテンツ情報を端末に対して配信する第1のコンテンツ配信手段と、指示情報と第2のコンテンツ情報とを対応付けて記憶する番組表記憶手段と、指示情報を取得する指示情報入力手段と、指示情報入力手段が指示情報を取得した場合に、その指示情報に対応する第2のコンテンツ情報を番組表記憶手段から読み出して、端末に対して配信する制御手段とを有する。また、端末は、第1のコンテンツ配信手段により配信される第1のコンテンツと、制御手段により配信される第2のコンテンツとを再生するコンテンツ再生手段を有する。
【選択図】 図1
Description
一方、クライアント端末で音声コンテンツを再生する際に、所定パターンの映像コンテンツを再生する技術も知られている。
また、ネットワークを介して配信されるラジオ番組等のコンテンツをユーザが自身の携帯端末等で聞くとともに、ユーザが携帯端末の操作を行うことにより、更なる情報を取得することができる技術も知られていた(特許文献1)。
これにより、第2のコンテンツ情報を、第1のコンテンツ配信手段が配信する第1のコンテンツ情報と同期させて配信することが可能になり、ユーザに対してより効果的なコンテンツの配信をすることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるコンテンツ同期再生システムの構成を示すブロック図である。このコンテンツ同期再生システムは、音声コンテンツ配信サーバ1a、クライアント端末2、映像コンテンツ配信サーバ3を有する。音声コンテンツ配信サーバ1a、クライアント端末2、映像コンテンツ配信サーバ3は、それぞれインターネットなどのネットワーク4に接続されており、相互に情報の送受信を行うことができる。なお、本実施形態では、音声コンテンツ配信サーバ1aからクライアント端末2に対して、インターネットを利用してラジオ番組等の音声コンテンツ情報をリアルタイムかつPUSH型で配信する場合について説明する。
音声コンテンツ配信サーバ1aは、ラジオ局などが管理する機器であり、ネットワーク4を介してクライアント端末2に対して、ラジオ番組等の音声コンテンツを配信する。クライアント端末2は、音声コンテンツ配信サーバ1aから配信されるラジオ番組のコンテンツを受信して出力する端末であり、PCなどが用いられる。映像コンテンツ配信サーバ3は、ネットワーク4を介してクライアント端末2に対して、静止画や動画などの映像コンテンツを配信する機器である。
指示情報入力手段11は、ラジオ番組の製作を行うラジオ局の社員等によって、音声コンテンツ配信サーバ1aに設けられているボタンを押下するなどの操作が行われることにより、指示情報を取得する。指示情報は、音声コンテンツと映像コンテンツを同期させるタイミングを指示するための情報である。
番組表記憶手段12aには、図3に示すような番組表が記録されている。この番組表には、「1」などの指示情報と、「http://www.aaa.co.jp」などの映像コンテンツ記憶領域情報とが対応付けられて記憶されている。映像コンテンツ記憶領域情報は、音声コンテンツ配信サーバ1aから配信されるコマーシャルやラジオ番組等にそれぞれ関連する静止画や動画などの映像が、ネットワーク4上に記憶されている領域を示す情報である。
音声コンテンツ配信手段14は、音声コンテンツ配信サーバ1aからリアルタイムで配信されるラジオ番組やコマーシャル等により構成される音声コンテンツ情報を、情報通信手段15aへ出力する。
情報通信手段15aは、制御手段13から出力される映像コンテンツ記憶領域情報と、音声コンテンツ配信手段14から出力される音声コンテンツ情報とを、ネットワーク4を介してクライアント端末2へ送信する。
入力手段21は、PCのキーボードやマウスなどにより構成され、ユーザの操作に基づいて、ラジオ番組のコンテンツを音声出力手段24で再生させるための再生指示情報を取得し、制御手段23へ出力する。情報通信手段22は、音声コンテンツ配信サーバ1aや映像コンテンツ配信サーバ3と、制御手段23との間でネットワーク4を介して情報の送受信を行う。
音声出力手段24は、スピーカなどにより構成され、制御手段23から出力される音声コンテンツ情報を再生することにより、音声コンテンツ配信サーバ1aから配信されるラジオ番組等を音声としてスピーカから出力する。映像出力手段25は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御手段23から出力される映像コンテンツ情報を再生することにより、映像コンテンツ配信サーバ3から配信される静止画や動画などの映像コンテンツを表示画面に表示する。
映像コンテンツ記憶手段31は、静止画や動画などの映像コンテンツを記憶している。情報通信手段32は、ネットワーク4を介して、クライアント端末2から映像コンテンツ記憶領域情報を受信する。そして、その映像コンテンツ記憶領域情報で特定される映像コンテンツを映像コンテンツ記憶手段31から読み出して、ネットワーク4を介してクライアント端末2へ送信する。
図6は、本実施形態によるコンテンツ同期再生システムの処理の流れを示すフローチャートである。番組表記憶手段12aには、予め指示情報と、映像コンテンツ記憶領域情報とが対応付けて記憶される(ステップS11)。
次に、制御手段13aはクライアント端末2からネットワーク4を介して再生指示情報を取得したか否かについて判定を行う(ステップS12)。制御手段13aが再生指示情報を取得していない場合には、ステップS12で「NO」と判定し、再度ステップS12の処理を実行する。一方、制御手段13aが再生指示情報を取得した場合には、ステップS12で「YES」と判定し、ステップS13へ進む。
そして、音声コンテンツ配信手段14から出力されるラジオ番組等の音声コンテンツ情報を、クライアント端末2に対して送信する(ステップS13)。これにより、クライアント端末2の音声出力手段24では、ラジオ番組の音声の出力が開始される。
制御手段13aは、番組表記憶手段12から指示情報に対応する映像コンテンツ記憶領域情報を読み出し、クライアント端末2に対して送信する(ステップS15)。クライアント端末2の制御手段23は、その映像コンテンツ記憶領域情報を映像コンテンツ配信サーバ3へ送信することにより、その映像コンテンツ記憶領域情報に対応した映像コンテンツ情報の受信を開始する。これにより、クライアント端末2の映像出力手段25では、映像コンテンツの表示が開始される。
次に、制御手段13aは音声コンテンツ配信手段14から出力される音声コンテンツ情報の配信が終了したか否かについて判定する(ステップS16)。音声コンテンツ情報の配信が終了していない場合には、ステップS16で「NO」と判定し、再度ステップS14の処理を実行する。一方、音声コンテンツ情報の配信が終了した場合には、ステップS16で「YES」と判定し、図6に示したフローチャートによる処理を終了する。
番組表記憶手段12bには、図9に示すような番組表が記録されている。この番組表には、「1」などの番組進行情報と、「http://www.aaa.co.jp」などの映像コンテンツ記憶領域情報と、「http://www.abc.co.jp」などの音声コンテンツ記憶領域情報とが対応付けられて記憶されている。映像コンテンツ記憶領域情報は、音声コンテンツ配信サーバ1bから配信されるコマーシャルやラジオ番組等にそれぞれ関連する静止画や動画などの映像がネットワーク4上で記憶されている領域を示す情報である。音声コンテンツ記憶領域情報は、録音されているコマーシャルやラジオ番組等の音声コンテンツ情報が記憶されている領域を示す情報である。
情報通信手段15bは、制御手段13bから出力される映像コンテンツ記憶領域情報と音声コンテンツ情報とを、ネットワーク4を介してクライアント端末2へ送信する。音声コンテンツ記憶手段16は、音声コンテンツ記憶領域情報で特定される領域に、ラジオ番組やコマーシャル等で構成される録音された音声コンテンツ情報を記録している。
図10は、本変形例によるコンテンツ同期再生システムの処理の流れを示すフローチャートである。音声コンテンツ配信サーバ1bの制御手段13bは、クライアント端末2からネットワーク4を介して再生指示情報を取得したか否かについて判定を行う(ステップS21)。制御手段13bが再生指示情報を取得していない場合には、ステップS21で「NO」と判定し、再度ステップS21の処理を実行する。一方、制御手段13bが再生指示情報を取得した場合には、ステップS21で「YES」と判定し、ステップS22へ進む。
制御手段13bは、番組表記憶手段12bから新たに処理を開始する番組進行情報に対応する、映像コンテンツ記憶領域情報及び音声コンテンツ記憶領域情報を読み出す。そして、その音声コンテンツ記憶領域情報に基づいて音声コンテンツ記憶手段16から音声コンテンツ情報を読み出し、映像コンテンツ記憶領域情報とともに、クライアント端末2へ送信する(ステップS22)。これにより、クライアント端末2の音声出力手段24では、新たな音声コンテンツの出力が開始される。また、クライアント端末2の制御手段23は、その映像コンテンツ記憶領域情報を映像コンテンツ配信サーバ3へ送信することにより、その映像コンテンツ記憶領域情報に対応した映像コンテンツ情報の受信を開始する。これにより、クライアント端末2の映像出力手段25では、新たな映像コンテンツの表示が開始される。
また、上述した第1の実施形態及びその変形例では、音声コンテンツ配信サーバ1からクライアント端末2に対して音声コンテンツ情報等をPUSH型で配信する場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、音声コンテンツ配信サーバ1に音声コンテンツ情報を記憶するとともに所定時間ごとに更新し、その音声コンテンツ情報をクライアント端末2が所定間隔ごとに読み取りにいくPULL型の配信を行うようにしてもよい。
また、上述した第1の実施形態やその変形例では、指示情報入力手段11から指示情報が入力された場合や番組進行情報が変化した場合に応じて、クライアント端末2に配信する音声コンテンツ情報や映像コンテンツ情報を切り替える場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、所定時間が経過した場合に、クライアント端末2に配信する音声コンテンツ情報や映像コンテンツ情報を切り替えるようにしてもよい。
図11は、本実施形態によるコンテンツ同期再生システムの概略構成図である。このコンテンツ同期再生システムは、クライアント端末2、コンテンツ配信サーバ5、テレビ放送配信設備6、テレビ放送受信機7、ラジオ放送配信設備8、ラジオ放送受信機9を有する。なお、ここでは、クライアント端末2、テレビ放送受信機7、ラジオ放送受信機9が、ユーザの住居10に設置されている場合について示している。クライアント端末2、コンテンツ配信サーバ5は、第1の実施形態やその変形例に対応している。また、コンテンツ配信サーバ5は、音声コンテンツ配信サーバ2(2a、2b)及び映像コンテンツ配信サーバ3に対応している。
ラジオ放送配信設備8は、ラジオ局などが管理する設備であり、ラジオ番組等の放送波を電波に乗せて送信する。ラジオ放送受信機9は、ラジオ放送配信設備8から送信される放送波を受信し、ラジオ番組等のコンテンツをスピーカから出力する。
Claims (6)
- サーバから端末に対してコンテンツを配信するコンテンツ同期再生システムであって、
前記サーバは、
第1のコンテンツ情報を前記端末に対して配信する第1のコンテンツ配信手段と、
指示情報と第2のコンテンツ情報とを対応付けて記憶する番組表記憶手段と、
指示情報を取得する指示情報入力手段と、
前記指示情報入力手段が指示情報を取得した場合に、その指示情報に対応する第2のコンテンツ情報を前記番組表記憶手段から読み出して、前記端末に対して配信する制御手段とを有し、
前記端末は、
前記第1のコンテンツ配信手段により配信される第1のコンテンツと、前記制御手段により配信される第2のコンテンツとを再生するコンテンツ再生手段を有することを特徴とするコンテンツ同期再生システム。 - サーバから端末に対してコンテンツを配信するコンテンツ同期再生システムであって、
前記サーバは、
第1のコンテンツ情報を前記端末に対して配信する第1のコンテンツ配信手段と、
第1のコンテンツ情報と第2のコンテンツ情報とを対応付けて記憶する番組表記憶手段と、
前記第1のコンテンツ配信手段により配信される第1のコンテンツ情報の配信が終了した場合に、新たな第1のコンテンツ情報と、その新たな第1のコンテンツ情報に対応する新たな第2のコンテンツ情報とを、前記番組表記憶手段から読み出して、前記端末に対して配信する制御手段とを有し、
前記端末は、
前記制御手段により配信される第1のコンテンツと第2のコンテンツとを再生するコンテンツ再生手段を有することを特徴とするコンテンツ同期再生システム。 - 同期した複数のコンテンツを配信するコンテンツ同期再生システムであって、
テレビ放送配信設備、ラジオ放送配信設備、コンテンツ配信サーバの少なくとも2つ以上からそれぞれ配信されるコンテンツの配信情報を記憶する番組表記憶手段と、
前記番組表記憶手段に記憶されているコンテンツの配信情報に基づいて、前記テレビ放送配信設備から配信されるコンテンツを再生するテレビ放送受信機、前記ラジオ放送配信設備から配信されるコンテンツを再生するラジオ放送受信機、前記コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツを再生する端末の少なくとも2つ以上に対して、それぞれ同期したコンテンツを配信するコンテンツ配信手段と、
を有することを特徴とするコンテンツ同期再生システム。 - サーバから端末に対してコンテンツを配信するコンテンツ同期再生方法であって、
第1のコンテンツ情報を前記サーバから前記端末に対して配信する第1のステップと、
指示情報と、第2のコンテンツ情報とを対応付けて前記サーバに記憶する第2のステップと、
前記サーバにより指示情報を取得する第3のステップと、
前記第3のステップで指示情報を取得した場合に、その指示情報に対応する第2のコンテンツ情報を、前記第2のステップで記憶した情報に基づいて読み出し、前記サーバから前記端末に対して配信する第4のステップと、
前記第1のステップで配信される第1のコンテンツと、前記第4のステップで配信される第2のコンテンツとを前記端末により再生する第5のステップと、
を有することを特徴とするコンテンツ同期再生方法。 - サーバから端末に対してコンテンツを配信するコンテンツ同期再生方法であって、
第1のコンテンツ情報を前記サーバから前記端末に対して配信する第1のステップと、
第1のコンテンツ情報と第2のコンテンツ情報とを対応付けて前記サーバに記憶する第2のステップと、
前記第1のステップで配信される第1のコンテンツ情報の配信が終了した場合に、新たな第1のコンテンツ情報と、その新たな第1のコンテンツ情報に対応する新たな第2のコンテンツ情報とを、前記番組表記憶手段から読み出した後、前記サーバから前記端末に対して配信する第3のステップと、
前記第3のステップで配信される第1のコンテンツと第2のコンテンツとを前記端末で再生する第4のステップと、
を有することを特徴とするコンテンツ同期再生方法。 - 同期した複数のコンテンツを配信するコンテンツ同期再生方法であって、
テレビ放送配信設備、ラジオ放送配信設備、コンテンツ配信サーバの少なくとも2つ以上からそれぞれ配信されるコンテンツの配信情報を記憶する第1のステップと、
前記第1のステップで記憶したコンテンツの配信情報に基づいて、前記テレビ放送配信設備から配信されるコンテンツを再生するテレビ放送受信機、前記ラジオ放送配信設備から配信されるコンテンツを再生するラジオ放送受信機、前記コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツを再生する端末の少なくとも2つ以上に対して、それぞれ同期したコンテンツを配信する第2のステップと、
を有することを特徴とするコンテンツ同期再生方法。
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