JP2001237784A - ネットワーク放送システム - Google Patents

ネットワーク放送システム

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JP2001237784A
JP2001237784A JP2000044740A JP2000044740A JP2001237784A JP 2001237784 A JP2001237784 A JP 2001237784A JP 2000044740 A JP2000044740 A JP 2000044740A JP 2000044740 A JP2000044740 A JP 2000044740A JP 2001237784 A JP2001237784 A JP 2001237784A
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Wataru Goto
亘 後藤
Satoru Okochi
悟 大河内
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Tokyo FM Broadcasting Co Ltd
Original Assignee
Tokyo FM Broadcasting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジオ音声放送にて提供されている放送番組
の内容を、インターネット,企業内LANその他のネッ
トワークで視覚的に提供でき、番組内容をより深くリス
ナーに伝達できること。 【解決手段】 ラジオ放送中の番組に関する番組情報が
テキストデータ,画像データ,動画データその他のデジ
タル番組データに変換出力される番組データ入力手段1
0と、該番組データ入力手段10から転送される前記デ
ジタル番組データがHTMLデータに変換されるデータ
変換手段20と、該データ変換手段20にて変換される
HTMLデータがクライアント端末C1,C2,…から読
出し可能にて記憶保存される第2サーバV2とを備えた
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ音声放送に
て提供されている放送番組の内容を、インターネット,
企業内LANその他のネットワークで視覚的に提供で
き、番組内容をより深くリスナーに伝達できるネットワ
ーク放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラジオ放送では、放送スタジオで
収録された(されている)放送番組の内容は音声にて放
送されている。係る音声放送は、振幅変調,周波数変調
等によって搬送波を変調する方式が主であるため、その
検波回路は簡単な構成にて実現することができる。その
結果、現在では極めて安価なラジオ放送受信端末が多数
提供されている。
【0003】かかる音声によるラジオ放送は、受信が極
めて簡便に行えるものの、末端における情報媒体が音声
であるため、リスナーの聞き漏らしも多い。この場合、
かかる聞き漏らした放送番組を録音していない限り、当
該聞き漏らした放送番組の内容を再度知ることは極めて
難しかった。
【0004】一方、近時のインターネット網の発達によ
って、従来の音声ラジオ放送の一部が音声データとして
インターネット網上で公衆に送信される、いわゆるイン
ターネットラジオ放送サービスが提供されている。
【0005】かかるインターネット放送サービスでは、
実際のラジオ放送の放送番組のうち著作権その他の権利
関係が調整済みとなった放送番組に限定されるものの、
所望の放送番組に係る音声データファイルを蓄積したサ
ーバに操作者がクライアント端末からアクセスすること
によって、そのサーバから放送番組に係る音声データフ
ァイルが読み出される。そして、各ベンダーから提供さ
れている音声ファイル再生プログラムを実行することに
よって、操作者のクライアント端末でラジオ放送の放送
番組を聴取することができる。
【0006】しかし、このようなインターネットラジオ
放送サービスで提供される放送番組は、通常、過去にラ
ジオ放送で放送された番組であることが殆どである。放
送番組の内容を公衆に公開するためには、一端サーバに
音声ファイルとして蓄積する必要があるからである。し
たがって、操作者がサーバにアクセスした時点において
ラジオ放送されている、いわゆる生番組の放送内容につ
いては、操作者がいかにネットワークに習熟していて
も、それを介して知ることはできなかった。
【0007】ここで、特開平10−126354号公報
は、本発明の出願人の提供している「見えるラジオ」
(商標)サービスに代表される文字放送を専用受信端末
で受信し、その受信された文字データをハイパーテキス
トに変換出力して、文字放送に係る番組のサイトへジャ
ンプさせるためのURLを提供する放送型リアルタイム
ハイパーテキスト通信方法及びその受信装置を開示す
る。
【0008】しかし、かかる放送型リアルタイムハイパ
ーテキスト通信方法及びその受信装置は、放送局が現在
ラジオで放送中の番組の内容をハイパーテキストで文字
多重放送していることが前提になっているが、当該番組
の内容に連動する別の内容を文字多重放送にて提供して
いるサービスはあっても、当該番組内容そのものをハイ
パーテキストにて文字多重放送で提供しているサービス
がないため、実現が困難である。また、実現できたとし
ても、文字多重放送専用受信端末や、該端末とデコード
用のパソコン端末とを接続するインターフェースが別途
必須となり、リスナーの負担が大きいと考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、かかるリ
スナー(視聴者を含む。以下同じ。)に何ら負担を強い
ることなく、従来のラジオ放送で放送されている放送番
組を、ほぼ即時的に、且つ効果的にリスナーに配信し
て、より深く番組内容を理解させることができ、また、
ラジオ放送番組(例えば音声放送)の内容を聴取してい
ない人にも、ラジオ放送で放送中の番組内容を確実に浸
透させることができる全く新規な放送システム等の登場
が待望されていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、鋭意研
究を重ねた結果、その発明を、ラジオ放送中の番組に関
する番組情報がテキストデータ,画像データ,動画デー
タその他のデジタル番組データに変換出力される番組デ
ータ入力手段と、該番組データ入力手段から転送される
前記デジタル番組データがHTMLデータに変換される
データ変換手段と、該データ変換手段にて変換されるH
TMLデータがクライアント端末から読出し可能にて記
憶保存される第2サーバとを備えたネットワーク放送シ
ステム等としたことによって、入力されたラジオ放送中
の番組情報をテキストデータ,画像データ,動画データ
等からHTMLファイルに変換され、第2サーバ等のサ
ーバに記憶保存されるので、該第2サーバにアクセスし
たクライアント端末に、常に、ラジオ放送中の番組内容
を提供することができる。特にインターネット網におい
ては、アクセスしたクライアント端末のブラウザで容易
且つ簡便にラジオ放送中の番組内容を知ることができ、
前記課題を解決したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のネットワーク放送
システムの好適な実施の一形態について、図面に基づい
て説明する。図1は、本発明のネットワーク放送システ
ムのデータの流れを示す概略図である。アーチスト,ア
ナウンサ等による放送番組(いわゆる生番組であるか収
録済番組であるかを問わず、音声ラジオ放送にて実際に
放送されている最中の番組をいう。以下同じ。)が収録
されていたり、再生されているスタジオSからは、放送
番組がラジオにて音声放送されている。
【0012】更に、前記スタジオSからは、かかる放送
番組の音声情報が番組データ入力手段10に入力され
る。該番組データ入力手段10は、例えば、放送番組の
内容を聴いたオペレータがほぼ即時的にその内容を文字
データに変換入力するためのテキストデータ入力部10
a,前記スタジオSにいるアーチストや商品等の映像
(静止画像,動画像,コンピュータグラフィックス等い
ずれの概念も含む。以下同じ。)を撮影するための映像
データ入力部10b、前記スタジオSにいるアーチスト
等のトークや音楽等を採音するためのマイクその他の音
声入力部10c、音声,映像その他のマルチメディアデ
ータをコンピュータグラフィックデータに加工するため
のCG(Computer Graphic)データ入力部10d等が適用
できるが、これらに限定されない。このようにして、放
送番組の内容が、ほぼ即時的(リアルタイム)に、デジ
タル番組データ(テキストデータ,画像データ,動画デ
ータその他のデジタルデータ)に変換出力される。
【0013】そして、前記番組データ入力手段10にて
変換出力された前記デジタル番組データは、制御サーバ
1にてHTMLデータ(HTMLファイルを含む。以
下同じ。)に変換され、いわゆる第2サーバとしての第
2サーバV2にて、放送番組の進行に同期した文字情
報,映像情報,音声情報等として、公衆のアクセスに応
じて提供される。
【0014】例えば、図1では、放送番組内でアナウン
サ等がリスナーに抽選で森高バッグをプレゼントする懸
賞を告知した場合、前記番組データ入力手段10にてそ
の懸賞内容が、「森高バッグ、プレゼント!」という内
容の文字データ(デジタル番組データ)に変換される。
この文字データは、前記制御サーバV1にてHTMLデ
ータに変換され、前記第2サーバV2にクライアント端
末C1,C2,…から読出し可能にて記憶保存される。こ
れにより、インターネット網,イントラネット網,企業
内LAN,WAN,PSTN,専用線網その他のネット
ワークNにアクセス可能な前記クライアント端末C1
2,…は、TCP/IP等の通信プロトコルを利用し
て前記第2サーバV2にアクセスすることができる。
【0015】前記第2サーバV2は、記憶保存されたH
TMLデータを、公衆のアクセスに対して公開する。こ
の第2サーバV2におけるHTMLデータの記憶保存
は、いつもで読出し可能にするためHTMLファイル
(GIF,JPEGその他の画像ファイル、WAVファ
イルその他の音声ファイルも含む概念とする。以下同
じ。)として保存することもあるが、放送番組の内容に
同期する程度が強い場合は、図示しないシンクにHTM
Lデータを吐出す構成とすることもある。この場合、シ
ンクに吐き出されたHTMLデータは、例えば、一定時
間毎にファイルとして生成されるような構成としてもよ
い。
【0016】次に、図2は、本発明のネットワーク放送
システムの詳細な構成図である。前記番組データ入力手
段10には、放送番組の内容に同期した番組情報が、オ
ペレータによって適宜入力される。例えば、放送番組で
懸賞プレゼントの告知があった場合は、その懸賞プレゼ
ントの告知内容を、図示しないオペレータが聴取と同時
にキーボード等のテキストデータ入力部10aによって
入力する。
【0017】このテキストデータ入力部10aは、いわ
ゆる高速ワープロ等が適用でき、例えば、文字キーが1
0個程度の特殊なキーボードを使用して、オペレータを
3〜4人一組で配置し、リレー式に入力するような構成
でもよい。その場合、入力されたテキストデータは図示
しない校正用記録装置に蓄積しておき、前記オペレータ
とは別の校正者のモニターに表示して、変換ミス等を校
正後、最終的なテキスト文字列として確定する校正とす
ることがある。
【0018】また、前記映像データ入力部10bは、デ
ジタルカメラ,ビデオカメラ等の撮像装置であり、例え
ば、放送番組中でアーチスト等のDJが自分の新曲CD
を告知したような場合、そのCDジャケットを前記スタ
ジオSにて撮影する等の用途に適用される。
【0019】また、前記CGデータ入力部10dは、特
にコンピュータを用いて加工したグラフィックデータ
(グラフィックファイル)を作成するために適用される
映像処理端末装置であり、前記映像データ入力部10b
にて撮影された映像データを加工することもある。例え
ば、複数の画像ファイルから動画データを作成したり、
クリッカブルマップデータを作成する等の用途に適用で
きる。
【0020】このようにして放送番組の内容に同期した
内容を示すテキストデータ,映像データ,音声データ,
CGデータ等のデジタル番組データは、HTMLデータ
に変換されるため、データ変換手段20に転送される
(図2参照)。該データ変換手段20は、本発明のネット
ワーク放送システムを制御するネットワーク放送プログ
ラムにて適宜制御される。そのネットワーク放送プログ
ラムはROM,ハードディスクその他の記録媒体として
のプログラム設定手段21にコンピュータ読取り可能に
て記録されている。
【0021】前記データ変換手段20にてHTMLデー
タに変換された番組情報データは、WEBサーバとして
の前記第2サーバV2に、クライアント端末C1,C2
…のアクセスに対して読み出し可能にて記憶保存され
る。
【0022】通信制御手段50は、例えばTA,ルータ
ー,ブリッジ,専用線インターフェース,DSUその他
の通信制御装置であり、前記ネットワークNに、前記第
2サーバV2を接続するためのものである。
【0023】次に、図3は、本発明のネットワーク放送
システムの機能ブロック図である。放送番組の進行に同
期して入力されたテキストデータ,映像データ,音声デ
ータ等の前記デジタル番組データは、前記データ変換手
段20の入力データ受信部20aにて受信される。該入
力データ受信部20aは、例えばRAM,バッファメモ
リ,キャッシュメモリ等の記録媒体が適用できる。これ
により、前記番組情報データが次々と転送されてきてH
TML変換部20bの処理が追い付かなくなった場合で
も、転送された番組情報データを消失することなく、確
実にHTML変換することができる。
【0024】そして、前記HTML変換部20bは、入
力されたデジタル番組データの属性(例えばテキストデ
ータか、画像データか、動画データか、音声データか、
等の種別等)に適した内容のHTMLデータを逐次生成
して、デジタル番組データをHTMLデータに変換出力
する。
【0025】具体的には、例えば、入力されたデジタル
番組データが「森高バッグ、プレゼント!」という内容
のテキストデータである場合、HTMLタグを利用した
「<森高バッグ、プレゼント!>」というHTMLデー
タを生成する。また、放送番組中でスポンサー企業のイ
ンターネットホームページのURL(Unified Resource
Locator)が紹介されて、入力されたデジタル番組データ
が「"http://www.abc.or.jp/"」というテキストデータ
であった場合、「<REF="http://www.abc.or.jp/">」
等のHTMLデータが生成される。
【0026】このようにして変換出力されたHTMLデ
ータは、逐次、前記第2サーバV2に記憶保存され、好
ましくは、図示しないハードディスク,RAM等の書込
読出可能な記録媒体に、ネットワークNにアクセス可能
なクライアント端末C1,C2,…等の公衆がアクセス可
能にて記録保存される。
【0027】次に、図4は、本発明のネットワーク放送
システムにおけるネットワーク放送プログラムの実行処
理の一例を示すフローチャートである。ここでは、時系
列に放送番組中で懸賞案内(イベント1:S100),
CD発売予告(イベント2:S200),ゲストアーチ
ストと会話(イベント3:S300),…,イベントn
という順で番組が進行するものとする。
【0028】まず、放送番組中でイベント1が発生する
と(S100)、その内容を聴取したオペレータが、前
記テキストデータ入力部10aにてイベント1の懸賞の
内容をテキスト入力する(S101)。この入力された
テキストデータは、前記入力データ受信部20aにて一
端受信される構成とすることもあるが、直ちに前記HT
ML変換部20bに転送する構成とすることもある。こ
のようにして前記HTML変換部20bにて受信された
イベント1のテキストデータ(デジタル番組データ)は、
HTML文の文法に則ったHTMLデータに変換出力さ
れる。
【0029】以下、同様にして、放送番組中でイベント
2が発生すると(S200)、その内容を聴取したオペ
レータが、前記映像データ入力部10bにてイベント2
のCDジャケットの画像をイメージ入力する(S20
1)。この入力されたイメージデータは、前記入力デー
タ受信部20aにて一端受信される構成とすることもあ
るが、直ちに前記HTML変換部20bに転送する構成
とすることもある。このようにして前記HTML変換部
20bにて受信されたイベント2のイメージデータ(デ
ジタル番組データ)は、HTML文の文法に則ったHT
MLデータに変換出力される。
【0030】また、放送番組中でイベント3が発生する
と(S300)、その内容を聴取したオペレータが、前
記テキストデータ入力部10aにてイベント3のチャッ
トプログラムの起動を促すコマンドをテキスト入力する
(S301)。この入力されたコマンドは、前記入力デ
ータ受信部20aにて一端受信される構成とすることも
あるが、直ちに前記HTML変換部20bに転送する構
成とすることもある。このようにして前記HTML変換
部20bにて受信されたイベント3のコマンド(デジタ
ル番組データ)は、HTML文の文法に則ったHTML
データに変換出力されたり、JAVA(商標)スクリプ
トに変換出力される。
【0031】このようにして、順次放送番組中で発生す
る様々な事象(イベント)のn番目が発生すると(S4
00)、その内容を聴取したオペレータが、前記データ
入力手段10にてイベントnの内容を入力する(S40
1)。この入力されたデジタル番組データは、前記入力
データ受信部20aにて一端受信される構成とすること
もあるが、直ちに前記HTML変換部20bに転送する
構成とすることもある。このようにして前記HTML変
換部20bにて受信されたイベントnのデジタル番組デ
ータは、HTML文の文法に則ったHTMLデータや、
JAVA(商標)等の特定のプログラム言語に変換出力
される(402)。
【0032】次に、本発明のネットワーク放送システム
の第2の実施形態について、説明する。基本的な構成は
第1の実施形態と同様であるが、本実施形態では、図2
において、コンフィギュレーション設定手段30を付加
する。該コンフィギュレーション設定手段30は、前記
データ変換手段20から転送される前記HTMLデータ
の属性に対応して、前記クライアント端末C1,C2,…
のブラウザBの所定位置に、受信したHTMLデータの
内容を表示指定する表示位置識別子を、前記HTMLデ
ータに付加する。
【0033】前記コンフィギュレーション設定手段30
は、例えば、受信したHTMLデータの属性が放送番組
のパーソナリティ(DJ)に関する場合、前記ブラウザ
Bにおいて、通常、パーソナリティを表示するのに適し
ていると思われる位置に、当該受信したHTMLデータ
に対応するテキスト,画像等の内容を表示する処理を、
パーソナリティ表示設定部30aが実行する。
【0034】具体的には、図示しないオペレータ等の前
記テキストデータ入力部10a等からの入力操作によっ
て、入力された番組情報データがパーソナリティに関す
る内容であることを指定入力する。これにより、HTM
Lデータに変換されたパーソナリティに関するHTML
データは、パーソナリティ表示設定部30aにて、前記
ブラウザBにおいて、通常、パーソナリティを表示する
のに適していると思われる位置に、当該受信したHTM
Lデータに対応するテキスト,画像等の内容を表示させ
るための表示位置識別子を当該HTMLデータに付加す
る処理を行う。前記表示位置識別子は、例えば、左端,
右端,上方,下方,センタリング等の表示位置を指定す
るHTMLタグ等が適用できるが、これに限定されな
い。
【0035】同様に、例えば、受信したHTMLデータ
の属性が最新の交通情報等の常に更新される内容に関す
る場合、前記ブラウザBにおいて、通常、そのような更
新情報を表示するのに適していると思われる位置に、当
該受信したHTMLデータに対応するテキスト,画像等
の内容を表示する処理を、更新情報表示設定部30bが
実行する。
【0036】具体的には、図示しないオペレータ等の前
記テキストデータ入力部10a等からの入力操作によっ
て、入力された番組情報データが更新情報に関する内容
であることを指定入力する。これにより、HTMLデー
タに変換された更新情報に関するHTMLデータは、更
新情報表示設定部30bにて、前記ブラウザBにおい
て、通常、更新情報を表示するのに適していると思われ
る位置に、当該受信したHTMLデータに対応するテキ
スト,画像等の内容を表示させるための表示位置識別子
を当該HTMLデータに付加する処理を行う。
【0037】同様に、例えば、受信したHTMLデータ
の属性が放送番組の音楽ランキング,曲名リスト等のコ
ンテンツに関する場合、前記ブラウザBにおいて、通
常、そのようなコンテンツを表示するのに適していると
思われる位置に、当該受信したHTMLデータに対応す
るテキスト,画像等の内容を表示する処理を、コンテン
ツ表示設定部30cが実行する。
【0038】具体的には、図示しないオペレータ等の前
記テキストデータ入力部10a等からの入力操作によっ
て、入力された番組情報データが放送番組のコンテンツ
に関する内容であることを指定入力する。これにより、
HTMLデータに変換されたコンテンツに関するHTM
Lデータは、コンテンツ表示設定部30cにて、前記ブ
ラウザBにおいて、通常、そのようなコンテンツを表示
するのに適していると思われる位置に、当該受信したH
TMLデータに対応するテキスト,画像等の内容を表示
させるための表示位置識別子を当該HTMLデータに付
加する処理を行う。
【0039】同様に、例えば、受信したHTMLデータ
の属性が放送番組のスポンサーに関する場合、前記ブラ
ウザBにおいて、通常、スポンサーを表示するのに適し
ていると思われる位置に、当該受信したHTMLデータ
に対応するテキスト,画像等の内容を表示する処理を、
スポンサー表示設定部30dが実行する。
【0040】具体的には、図示しないオペレータ等の前
記テキストデータ入力部10a等からの入力操作によっ
て、入力された番組情報データがスポンサーに関する内
容であることを指定入力する。これにより、HTMLデ
ータに変換されたスポンサーに関するHTMLデータ
は、スポンサー表示設定部30dにて、前記ブラウザB
において、通常、スポンサーを表示するのに適している
と思われる位置に、当該受信したHTMLデータに対応
するテキスト,画像等の内容を表示させるための表示位
置識別子を当該HTMLデータに付加する処理を行う。
【0041】ここで、前記スポンサー表示設定部によっ
てスポンサーの表示が適正に行われるようにするため、
契約に基づく時間だけその放送番組のスポンサーを必ず
表示するHTMLデータが生成されているかをチェック
する設定時刻監視手段40を備える構成とすることがあ
る。該設定時刻監視手段40は、例えば、C言語,JA
VAスクリプト(商標),ActiveXコントロール
(商標)等にて、契約された時刻に,契約された時間だ
け必ずスポンサーの名称,商品等を表示し続ける命令信
号を送出する構成とすることが好ましいが、これに限定
されない。
【0042】以上のようにして、前記コンフィギュレー
ション設定手段30にて、前記データ変換手段20から
転送された前記HTMLデータの属性に対応して前記表
示位置識別子が付加された前記HTMLデータは、例え
ば、図3のように、パーソナリティ表示用ファイル
1,コンテンツ表示用ファイルF2,更新情報表示用フ
ァイルF3,スポンサー表示用ファイルF4として前記第
2サーバV2に記憶保存される構成とすることがある
(図3参照)。
【0043】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。本実施形態の構成は、基本的に第1実施形態又
は第2実施形態と同様であるが、CDジャケット,アー
チストの肖像,懸賞賞品の画像その他の放送番組に関連
することがある種々の前記デジタル番組データが、予め
読出し可能にてテキストファイル,映像ファイル,音声
ファイルその他の番組ファイルとして記憶保存されるデ
ジタル番組データ記録部D1と、該デジタル番組データ
記録部D1から所望のデジタル番組ファイルを選択読出
しし,且つ該選択読出しされたデジタル番組ファイルに
前記HTMLデータの対応個所をリンク付けするリンク
設定手段22とを付加する構成とする(図2参照)。
【0044】前記デジタル番組データ記録部D1は、例
えば、予め前記ネットワークNに送出することが予定さ
れているCDジャケット,アーチストの肖像,懸賞賞品
の画像その他の放送番組に関連することがある種々の前
記デジタル番組データが、予め読出し可能にてテキスト
ファイル,映像ファイル,音声ファイルその他の番組フ
ァイルとして記憶保存される。この中には、放送番組中
で撮影した映像ファイル等も記憶保存することがある
(図3参照)。
【0045】そして、前記リンク設定手段22は、前記
デジタル番組データ記録部D1から、所望のデジタル番
組ファイルを、オペレータの選択操作又は自動選択にて
適宜に選択読出しする。更に、該選択読出しされたデジ
タル番組ファイルに、前記HTMLデータにおける対応
個所をリンク付けする。これにより、視聴者のクライア
ント端末C1,C2,…における各ブラウザB,B,…
に、受信したHTMLデータの内容に対応するCDジャ
ケット,アーチストの肖像,懸賞賞品等の画像や、関連
情報等を確実に表示させることができる。
【0046】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。本実施形態の構成は、基本的に第1実施形態,第
2実施形態,又は第3実施形態と同様であるが、放送番
組を提供するスポンサーの社名画像,商標ロゴ画像,イ
ンターネットホームページのURLその他の種々のスポ
ンサーデータが予め読出し可能にてテキストファイル,
映像ファイル,音声ファイル,ハイパーテキストデータ
等にて記憶保存されるスポンサーデータ記録部D2と、
放送中の番組の提供スポンサーに対応する前記スポンサ
ーデータを前記スポンサーデータ記録部D2から読み出
して前記データ変換手段20に転送する設定時刻制御手
段60とを付加する(図3参照)。
【0047】前記スポンサーデータ記録部D2は、放送
番組を提供する各スポンサーの社名画像,商標ロゴ画
像,インターネットホームページのURL等のデータ
(スポンサーデータ)を、テキストファイル,映像ファ
イル,音声ファイル,ハイパーテキストデータ等の種々
のデータ形式にて記憶保存している。これらのデータ
は、広告用の露出のために使用される。
【0048】前記設定時刻制御手段60は、放送中の番
組(放送番組)の提供スポンサーに対応する前記スポン
サーデータを前記スポンサーデータ記録部D2から読み
出し、前記データ変換手段20に転送制御する。このと
き、予め設定された広告露出時刻であれば、必ずその対
応するスポンサーのスポンサーデータを転送する構成と
することがある。逆に、予め設定された広告露出時刻を
経過した場合には、必ずその対応するスポンサーのスポ
ンサーデータの前記ブラウザBにおける広告露出を中止
する旨の指令を送出する構成とすることがある。
【0049】
【実施例】以上のようにして構成される本発明のネット
ワーク放送システムは、例えば以下のような実施例にて
実現されることがある。図5は、本発明のネットワーク
放送システムを実施した結果、各クライアント端末
1,C2,…に表示されることがあるホームページの表
示例を示す。
【0050】例えば、現在の時刻が2時5分前後である
場合、ブラウザBの中央にCGIで時計の形態とした時
計画像Tを表示させる。これは、CGIの機能により、
1分毎,5分毎等の適宜の間隔にて現在時刻が更新表示
されるように構成する。
【0051】その情報には、現在の放送番組のタイトル
である「○○恵子の洋楽カウントダウン」という表示
が、第5の表示領域A5に出力される。これは、オペレ
ータが前記テキスト入力部10aから入力したテキスト
を表示させる構成でもよいし、前記デジタル番組データ
記録部D1から、前記設定時刻制御手段60の制御にて
適宜に表示する構成としてもよく、これらに限定されな
い。
【0052】また、オペレータが、放送番組のパーソナ
リティ「○○恵子」の写真を撮影した場合は、その画像
データがブラウザBの第1の表示領域A1に表示される
よう、前記映像データ入力部10bから前記HTML変
換手段20にて、適宜のHTMLデータに変換出力され
る。
【0053】また、新しい交通情報がオペレータによっ
て認識された場合は、そのオペレータによる前記テキス
トデータ入力部10aからの入力によって、第2の表示
領域A2に直ちに反映される。
【0054】また、放送番組において曲が次々とかけら
れて曲目リストを修正する場合は、オペレータが前記テ
キストデータ入力部10aから新しい曲目リストに係る
テキストデータを入力する。これにより、第3の表示領
域A3に直ちにその修正が反映される。
【0055】また、放送番組「○○恵子の洋楽カウント
ダウン」を提供するスポンサーの広告露出を、第4の表
示領域A4に行うことがある。かかるスポンサーの広告
露出は、前記スポンサー表示設定部30dにて、対応す
るHTMLデータに付加された表示位置識別子によって
第4の表示領域A4に表示される。この広告露出は、社
名だけでもよいし、該社名をハイパーテキスト表示して
もよいし、スポンサーの商標ロゴを表示してもよく、い
かなる場合も限定されない。
【0056】また、DJのトークを聴取したオペレータ
が入力したトークの内容「今日は雨だけど、お台場で
…」を、第6の表示領域A6に表示することもある。こ
れにより、DJのトークの内容までも第6の表示領域A
6にほぼ即時的に反映させることができる。
【0057】このように表示される種々の情報は、上述
のように各表示領域A1…A5に限定されるものではな
く、適宜設定できるものとする。その設定は、前記プロ
グラム設定手段21に設定記憶することがある。
【0058】図6は、更に、前記第4の表示領域A4
表示されているスポンサー表示(アイコン,ハイパーテ
キストその他の表示で、例えば「ABC社」)をクリッ
クした場合の効果を示す〔図6(A)参照〕。即ち、そ
のクリック信号の受信に対応して当該スポンサーABC
社の新製品情報等を表示する「別のページ」へジャンプ
するよう、前記リンク設定手段22がリンクを張ってい
る構成である〔図6(B)参照〕。
【0059】その「別のページ」とは、例えば、前記ス
ポンサーABC社のサーバではなく、本発明のネットワ
ーク放送システムを提供する放送局等自身の第2サーバ
2に、閲覧者のアクセス可能にて格納されるスポンサ
ー表示用ファイルF4である。具体的には、前記スポン
サーABC社のホームページへ移動する前に、告知した
い商品等だけを集中的に露出するための広告のページで
あって、テキスト,画像(静止画,動画を含む),音声
等によって閲覧者のブラウザB上に広告を露出するもの
である。本明細書では、この「別のページ」を「商品等
集中広告ページ」と称することがある。この商品等集中
広告ページを設けることにより、前記スポンサーABC
社のホームページへ閲覧者が移動する前に、告知したい
商品等だけを集中的に閲覧者のブラウザBに露出させる
ことができるので、広告効果がより一層高まる。
【0060】前記商品等集中広告ページは、前記ABC
社等のスポンサー企業との契約により、広告露出時間が
適宜に変更可能である。具体的には、契約された広告露
出時間が10秒である場合、前記設定時刻監視手段40
は、当該商品等集中広告ページ中のHTML構文の中
に、アクセス開始時(ブラウザB上の第4の表示領域A
4に表示されている前記スポンサー表示へのクリック入
力信号受信時)から10秒後に自動的に前記ABC社等
のスポンサー企業のホームページへジャンプする命令を
含んだHTML構文を挿入して、スポンサー表示へのア
クセス開始時から次のジャンプまでの待機時間だけ閲覧
者のブラウザBに表示されるように監視制御する。即
ち、アクセス開始時から次のジャンプまでの待機時間
が、実質的な広告露出時間となる。この露出時間は、秒
単位の数字にて適宜に変更可能である。これにより、契
約内容に従った時間だけ広告を確実に露出させることが
でき、視聴者を徐々に当該ABC社のホームページに誘
導することができ、広告効果が劇的に改善する。
【0061】また、前記商品等集中広告ページからは、
スポンサー企業であるABC社自身の所有するインター
ネットホームページに、閲覧者のクリック等に応じて直
接ジャンプできるよう、対応するURLのハイパーテキ
スト表示を含む構成とすることがある。これにより、視
聴者を徐々に当該ABC社のホームページに誘導するこ
とができ、広告効果が劇的に改善する。
【0062】次に、図7は、前記ブラウザBにおいて前
記時計画像Tをクリックした場合の効果を示す。現在時
刻が6時27分前後だとすると、対応するタイプテーブ
ルを表示する別のページへジャンプするよう、前記リン
ク設定手段22がリンクを張っている構成とする。
【0063】ここで、通常のタイムテーブルは、番組名
のみしか表示しない。しかも、その番組名が長い場合は
短縮した名称にして表示することもある。本発明のネッ
トワーク放送システムでは、そのタイムテーブルにおい
て、当該番組(番組の中のスポンサー別子番組も含む)を
提供するスポンサー名又は該スポンサーの主力製品の商
標等を、番組名に隣接表示する構成とする。
【0064】ここで、その提供スポンサー名又は該スポ
ンサーの主力製品の商標等には、種々のURLへジャン
プするよう、前記リンク設定手段22が予め設定した
り、オペレータが放送番組中に気づいて前記テキストデ
ータ入力部等からリンク設定のコマンド等を入力する。
これらに対応して前記HTML変換部20bが適切にリ
ンクの張られたHTMLデータを変換出力する。本実施
例では、社名をクリックするとその会社の自社ホームペ
ージへ、商標ロゴをクリックすると、その会社の主力製
品等の紹介ホームページへジャンプする内容のリンクを
設定している。
【0065】本明細書において、「放送番組」には、番
組中に放送される提供スポンサーの広告(CM,シリー
ズCM,スポットCM)も含めるものとする。また、前
記デジタル番組データ記録部D1と前記スポンサーデー
タ記録部D2とは同一の記録媒体にて形成されることが
あり、これを総称して番組データ記録手段Dということ
がある。また、前記パーソナリティ表示用ファイル
1,コンテンツ表示用ファイルF2,更新情報表示用フ
ァイルF3,スポンサー表示用ファイルF4を総称して
「表示用ファイル」と呼称することがある。また、前記
制御サーバV1と前記第2サーバV2とを1台の同一サー
バコンピュータとすることがある。
【0066】以上説明した本発明のネットワーク放送シ
ステムは、ネットワーク放送プログラムの実行制御によ
って実現されることがある。該ネットワーク放送プログ
ラムは、パーソナルコンピュータ,サーバコンピュー
タ,汎用コンピュータその他のコンピュータPにて読取
り可能な記録媒体、例えば前前記プログラム設定手段2
1に記録される。その記録媒体とは、例えば、図8に示
すように、RAM(Random Access Memory),ROM
(Read Only Memory),DRAM(Dynamic RAM),S
DRAM(Synchronous DRAM),SRAM(Static RA
M)等のメモリチップM1、EPROM(Erasable Progr
ammable Read Only Memory),EEPROM(Electric
ally Erasable Programmable Read Only Memory),ス
マートカード(商標),スマートメディア(商標),フ
ラッシュメモリー等のカード型メモリM2、ハードディ
スク等の大容量記録装置M3、FD(Flexible/Floppy D
isk)等の磁気ディスクM4、DVD−RAM(Digital
Video Disk−RAM),光磁気ディスク(MO),CD−
ROMその他の円盤型記録媒体M5等であり、その他い
かなるコンピュータ読取り可能な記録媒体でも適用でき
る。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明では、ラジオ放送中の番
組に関する番組情報がテキストデータ,画像データ,動
画データその他のデジタル番組データに変換出力される
番組データ入力手段10と、該番組データ入力手段10
から転送される前記デジタル番組データがHTMLデー
タに変換されるデータ変換手段20と、該データ変換手
段20にて変換されるHTMLデータがクライアント端
末C1,C2,…から読出し可能にて記憶保存される第2
サーバV2とを備えたネットワーク放送システムとした
ことにより、リスナーに何ら負担を強いることなく、従
来のラジオ放送で放送されている放送番組を、ほぼ即時
的に、且つ効果的にリスナーに配信して、より深く番組
内容を理解させることができる。また、ラジオ放送番組
の内容を聴取していない人にも、その番組内容を確実に
浸透させることもでき、前記課題を解決したものであ
る。
【0068】具体的には、放送番組の進行に併せて、番
組データ入力手段10から番組内容に関する情報(DJ
のトーク,キーワード,告知,懸賞案内,広告宣伝,キ
ャッチコピーその他番組に関するあらゆる内容)が入力
され、テキストデータ,映像データ等の種々のデジタル
番組データに変換される。これにより、音声情報,視覚
情報をコンピュータ処理に適したデータ属性に変換する
ことができる。
【0069】そして、前記デジタル番組データは、逐
次、データ変換手段20にて所定の構文解析が行われ、
HTMLタグ等を含むHTMLデータに変換される。こ
れにより、特にインターネットやイントラネット等で
は、一般的に使用されている閲覧ソフトとしてのブラウ
ザBにて、容易に閲覧可能なデータ形式に変換すること
ができる。
【0070】更に、この変換されたHTMLデータをW
EBサーバとしての第2サーバV2に記憶保存する。こ
れにより、該第2サーバV2をネットワークNに専用線
等で接続することで、同じく前記ネットワークNにアク
セス可能な公衆(リスナー,視聴者を含む)に対し、ラ
ジオ放送で音声にて提供している放送番組の内容を、ブ
ラウザ上で閲覧可能とすることができるので、従来のラ
ジオ放送で放送されている放送番組を、ほぼ即時的に、
且つ効果的にリスナーに配信して、より深く番組内容を
理解させることができるという画期的な効果を奏する。
【0071】また、ネットワークNにて放送番組の内容
を視覚的なデータにて公開することにより、ラジオ放送
番組の内容を聴取していない人にも、その番組内容を確
実に浸透させることができるという極めて優れた利点が
ある。
【0072】また、放送番組を本発明によりネットワー
クNにて視覚的に提供することにより、公衆からの意
見,コメント,反応,応募等を広く収集することがで
き、いわゆるインタラクティブな放送という全く新規な
放送形態でラジオ放送の放送番組提供をすることができ
るという優れた利点もある。
【0073】また、ラジオ放送の放送番組を実際に聴取
しているリスナーに対しては、本発明のネットワーク放
送システムによる放送を閲覧してもらうことにより、音
声放送だけでは伝えきれなかった商品情報,アーチスト
やDJの生の表情等を視覚的に伝達することができ、よ
り具体的に番組内容を理解させることができるという優
れた利点もある。
【0074】また、本発明のネットワーク放送システム
によれば、放送番組の内容を視覚的に公衆に伝達するこ
とができるので、従来、音声放送を楽しむことができな
かった聴覚障害を持つ人々にも、音声放送とほぼ同等の
内容を、ほぼ即時的に伝達することができ、新たな放送
の楽しみ方を提供でき,且つ従来リスナーに成り得なか
った人々にまで放送の対象を拡大できるという極めて優
れた利点がある。
【0075】次に、請求項2の発明では、請求項1記載
において、前記データ変換手段10から転送される前記
HTMLデータの属性に対応して、前記クライアント端
末C 1,C2,…のブラウザBの所定位置に表示指定する
表示位置識別子が前記HTMLデータに付加されるコン
フィギュレーション設定手段30を備え、該コンフィギ
ュレーション設定手段30は、前記HTMLデータの属
性に応じた表示用ファイルF1,F2,F3,F4を生成
し、該表示用ファイルF1,F2,F3,F4を新たなHT
MLデータとして前記第2サーバV2に記憶保存するネ
ットワーク放送システムとしたことにより、請求項1の
発明による極めて優れた効果及び利点に加え、視聴者が
閲覧するブラウザB上の、放送内容に適した位置に、種
々の番組内容を表示することができる結果、より視聴者
にわかりやすく番組内容を提供できるという極めて優れ
た利点がある。
【0076】具体的には、HTMLデータの属性に対応
して、ブラウザBの所定位置に表示指定する表示位置識
別子が前記HTMLデータに付加されるコンフィギュレ
ーション設定手段30を設け、前記HTMLデータの属
性に応じた表示用ファイルF 1,F2,F3,F4を生成す
る構成としたことにより、例えば、パーソナリティに関
する情報はブラウザBの左上部、スポンサー企業に関す
る情報は右下部等の所定位置に表示する指示内容の表示
位置識別子を、前記HTMLデータに付加することがで
きる。その結果、視聴者にとって見易いユーザーインタ
ーフェースのホーム−ページを提供することができるの
で、より視聴者にわかりやすく番組内容を提供できる。
【0077】次に、請求項3の発明では、請求項1又は
2記載において、CDジャケット,アーチストの肖像,
懸賞賞品の画像その他の放送番組に関連することがある
種々の前記デジタル番組データが予め読出し可能にてテ
キストファイル,映像ファイル,音声ファイルその他の
番組ファイルとして記憶保存されるデジタル番組データ
記録部D1と、該デジタル番組データ記録部D1から所望
のデジタル番組ファイルを選択読出しし,且つ該選択読
出しされたデジタル番組ファイルに前記HTMLデータ
の対応個所をリンク付けするリンク設定手段22とを備
えたネットワーク放送システムとしたことにより、請求
項1又は2の発明による極めて優れた効果及び利点に加
え、予め露出すべきグラフィックデータ(例えばCDジ
ャケット,ブロマイド等),URLを表示したハイパー
テキストデータ等を、番組も進行に合わせて迅速に送出
することができるので、より多くの視覚的情報を、放送
番組の進行に同期して広く公衆に提供できるという極め
て優れた利点がある。
【0078】具体的には、種々の前記デジタル番組デー
タが予め読出し可能にて番組ファイルとして記憶保存さ
れるデジタル番組データ記録部D1を設けることによ
り、CDジャケットの画像,ブロマイド,コンサート情
報,クーポン等、ブラウザBに表示させることが意図さ
れているデータを予め蓄積しておくことができる。そし
て、該デジタル番組データ記録部D1から所望のデジタ
ル番組ファイルを選択読出しし,且つ該選択読出しされ
たデジタル番組ファイルに前記HTMLデータの対応個
所をリンク付けするリンク設定手段22を設けたことに
より、ブラウザBで閲覧した段階で、例えば、放送番組
で紹介されたレストラン,ショップ,企業等のホームペ
ージへリンクされたURLがハイパーテキストで表示さ
れたり、画像ファイルをクリッカブルマップにしてきめ
の細かい情報が要求に応じて提供されたりということが
でき、したがって、より多くの視覚的情報を、放送番組
の進行に同期して広く公衆に提供できるという極めて優
れた利点がある。
【0079】次に、請求項4の発明では、請求項1,2
又は3記載において、放送番組を提供するスポンサーの
社名画像,商標ロゴ画像,インターネットホームページ
のURLその他の種々のスポンサーデータが予め読出し
可能にてテキストファイル,映像ファイル,音声ファイ
ル,ハイパーテキストデータ等にて記憶保存されるスポ
ンサーデータ記録部D2と、放送中の番組の提供スポン
サーに対応する前記スポンサーデータを前記スポンサー
データ記録部D2から読み出して前記データ変換手段2
0に転送する設定時刻制御手段60とを備えたネットワ
ーク放送システムとしたことにより、請求項1,2又は
3の発明による極めて優れた効果及び利点に加え、放送
局の重要業務である広告の露出を、音声放送だけを扱う
ラジオ局であっても視覚的に広く公衆に対して行うこと
ができるようになり、従来のラジオ局を利用した場合の
広告効果を著しく向上させることができるので、ラジオ
局の広告メディアとしての価値を顕著に高めることがで
きるという画期的な利点を有する。
【0080】具体的には、種々のスポンサーデータが予
め読出し可能にてテキストファイル,映像ファイル,音
声ファイル,ハイパーテキストデータ等にて記憶保存さ
れるスポンサーデータ記録部D2を設けたことにより、
スポンサーに関する露出データ(商標ロゴ,自社ホーム
ページのURLのハイパーテキストデータ,商品写真
等)を予め蓄積しておくことができる。そして、放送中
の番組の提供スポンサーに対応する前記スポンサーデー
タを前記スポンサーデータ記録部D2から読み出して前
記データ変換手段20に転送する設定時刻制御手段60
を設けたことにより、時間帯が変わって放送番組が変わ
ると、当然にその提供スポンサーも変わるが、その場合
でも人手に頼ることなく、放送番組の開始から終了まで
確実に、対応するスポンサー企業の広告媒体をブラウザ
Bに露出させることができ、従来のラジオ局を利用した
場合の広告効果を著しく向上させることができるので、
ラジオ局の広告メディアとしての価値を顕著に高めるこ
とができるという画期的な利点を有する。
【0081】次に、請求項5の発明では、請求項3又は
4記載において、前記第2サーバV 2は、スポンサー企
業のホームページへジャンプする前に、ブラウザ上の第
4の表示領域A4に表示されているスポンサー表示への
クリック入力信号受信時から次のジャンプまでの待機時
間を実質的な広告露出時間として、その時間だけ告知し
たい商品等を集中的に露出するスポンサー表示用ファイ
ルF4を、閲覧者のアクセス可能にてに格納し、前記ス
ポンサー表示用ファイルF4は、スポンサー表示へのア
クセス開始時から次のジャンプまでの待機時間だけ閲覧
者のブラウザBに表示されるように監視制御する設定時
刻監視手段40にて広告露出時間が制御されるネットワ
ーク放送システムとしたことにより、請求項3又は4の
発明による優れた効果及び利点に加え、商品等集中広告
ページとしてのスポンサー表示用ファイルF4を設けた
ことによって、スポンサー企業のホームページへ閲覧者
が移動(ジャンプ)する前に、告知したい商品等だけを
集中的に閲覧者のブラウザBに露出させることができる
ので、広告効果がより一層高まるという極めて優れた利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク放送システムのデータの
流れを示す概略図
【図2】本発明のネットワーク放送システムの詳細な構
成図
【図3】本発明のネットワーク放送システムの機能ブロ
ック図
【図4】本発明のネットワーク放送システムにおけるネ
ットワーク放送プログラムの実行処理の一例を示すフロ
ーチャート
【図5】各クライアント端末に表示されることがあるホ
ームページの表示例を示す概略図
【図6】(A)は本発明のネットワーク放送システムが
提供するホームページの外観略図(B)はブラウザでス
ポンサー名をクリックして次のページへジャンプしたと
きの一態様を示す概略図
【図7】(A)は本発明のネットワーク放送システムが
提供するホームページの外観略図(B)はブラウザで時
計画像をクリックして次のページへジャンプしたときの
一態様と、関連リンクの一例とを示す概略図
【図8】本発明のネットワーク放送プログラムがコンピ
ュータ読取り可能にて記録された記録媒体の一例を示す
概略図
【符号の説明】
10…番組データ入力手段 20…データ変換手段 22…リンク設定手段 30…コンフィギュレーション設定手段 60…設定時刻制御手段 C1,C2,…クライアント端末 D1…デジタル番組データ記録部 D2…スポンサーデータ記録部 F1,F2,F3,F4…表示用ファイル V2…第2サーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジオ放送中の番組に関する番組情報が
    テキストデータ,画像データ,動画データその他のデジ
    タル番組データに変換出力される番組データ入力手段
    と、該番組データ入力手段から転送される前記デジタル
    番組データがHTMLデータに変換されるデータ変換手
    段と、該データ変換手段にて変換されるHTMLデータ
    がクライアント端末から読出し可能にて記憶保存される
    第2サーバとを備えたことを特徴とするネットワーク放
    送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記データ変換
    手段から転送される前記HTMLデータの属性に対応し
    て、前記クライアント端末のブラウザの所定位置に表示
    指定する表示位置識別子が前記HTMLデータに付加さ
    れるコンフィギュレーション設定手段を備え、該コンフ
    ィギュレーション設定手段は、前記HTMLデータの属
    性に応じた表示用ファイルを生成し、該表示用ファイル
    を新たなHTMLデータとして前記第2サーバに記憶保
    存することを特徴とするネットワーク放送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載において、CDジャ
    ケット,アーチストの肖像,懸賞賞品の画像その他の放
    送番組に関連することがある種々の前記デジタル番組デ
    ータが予め読出し可能にてテキストファイル,映像ファ
    イル,音声ファイルその他の番組ファイルとして記憶保
    存されるデジタル番組データ記録部と、該デジタル番組
    データ記録部から所望のデジタル番組ファイルを選択読
    出しし,且つ該選択読出しされたデジタル番組ファイル
    に前記HTMLデータの対応個所をリンク付けするリン
    ク設定手段とを備えたことを特徴とするネットワーク放
    送システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載において、放送
    番組を提供するスポンサーの社名画像,商標ロゴ画像,
    インターネットホームページのURLその他の種々のス
    ポンサーデータが予め読出し可能にてテキストファイ
    ル,映像ファイル,音声ファイル,ハイパーテキストデ
    ータ等にて記憶保存されるスポンサーデータ記録部と、
    放送中の番組の提供スポンサーに対応する前記スポンサ
    ーデータを前記スポンサーデータ記録部から読み出して
    前記データ変換手段に転送する設定時刻制御手段とを備
    えたことを特徴とするネットワーク放送システム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載において、前記第2
    サーバは、スポンサー企業のホームページへジャンプす
    る前に、ブラウザ上の第4の表示領域に表示されている
    スポンサー表示へのクリック入力信号受信時から次のジ
    ャンプまでの待機時間を実質的な広告露出時間として、
    その時間だけ告知したい商品等を集中的に露出するスポ
    ンサー表示用ファイルを、閲覧者のアクセス可能にてに
    格納し、前記スポンサー表示用ファイルは、スポンサー
    表示へのアクセス開始時から次のジャンプまでの待機時
    間だけ閲覧者のブラウザに表示されるように監視制御す
    る設定時刻監視手段にて広告露出時間が制御されること
    を特徴とするネットワーク放送システム。
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