詳細な説明を始める前に、この特許文献を通じて使用される特定の用語と熟語の定義を示すことが有利なことがある。“含む”と“有する”という用語とその派生語は、限定のない包含を意味する。“又は”という用語は包含的であり、及び/又はを意味する。“関連する”と“それと関連する”という熟語とその派生語は、有する、有される、相互に接続する、含む、含まれる、接続する、結合する、通信可能である、協力する、挟む、並列する、近い、束縛される、備える、所有する、又はそれと同様のことを意味することがある。“コントローラ”という用語は、少なくとも1つの動作を制御する何らかの装置、システム又はその一部を意味し、前記装置は、ハードウェア、ファームウェア若しくはソフトウェア、又はその同等のものの少なくとも2つの組み合わせであることがある。留意すべき点は、何らかの特定のコントローラに関連する機能は、ローカルであれリモートであれ、集中又は分散されることがあるという点である。特に、コントローラは1つ以上のデータプロセッサと、1つ以上のアプリケーションプログラム及び/又はオペレーティングシステムプログラムを実行する関連する入出力装置及びメモリとを有することがある。特定の用語と熟語の定義は、この特許文献の全体を通じて提供され、ほとんどの場合ではないにしろ、多くのそのような定義がその定義された用語と熟語の以前及び将来の使用に適用することを当業者は理解するべきである。
本発明とその利点の更に完全な理解のため、添付図面と共に以下の説明を考慮に入れて参照が行われ、その図面において同様の参照数字は同様の部分を表す。
以下に説明される図1から12と、この特許文献において本発明の原理を説明するために使用される多様な実施例は、例証としてのみであり、決して本発明の範囲を限定するために解釈されるべきではない。以下の本発明の説明において、本発明はテレビ受信機に組み込まれ、又はそれと共に使用される。しかし、この実施例は例としてのみであり、テレビ受信機に本発明の範囲を限定するために解釈されるべきではない。従って、本発明の原理が何らかの適切に構成された映像表示システムに実装されることがあることを当業者は理解するであろう。
図1は、本発明の1つの実施例に従って、消費者にパーソナル化されたニュースを提供するように動作可能な映像表示システム100を示したブロック図である。図示の実施例では、映像表示システム100は、コンテンツ拡張アプリケーション102と、テレビ受信機104とを有する。コンテンツ拡張アプリケーション102はテレビ受信機104と別の構成要素として示されているが、本発明の範囲を逸脱することなく、コンテンツ拡張アプリケーション102がテレビ受信機104に組み込まれることがあることがわかる。
コンテンツ拡張アプリケーション102は、ケーブルテレビ・サービスプロバイダ、ローカルのアンテナ、衛星、インターネット、DVDプレイヤ、ビデオカセットレコーダ又はそれと同様のもののような外部の発信源から、入力映像と音声とテキストとその他の適切な信号を受信するように動作可能である。従って、入力信号は、デジタル信号、アナログ信号、インターネットプロトコル(IP)パケット、又はその他の適切な種類の信号であることがある。
コンテンツ拡張アプリケーション102はまた、受信信号に基づいて消費者にコンテンツを提供するように動作可能である。例えば、コンテンツ拡張アプリケーション102は、選択されたチャンネルからのテレビ信号及び/又は選択された局からのラジオ信号をテレビ受信機104に送信するように動作可能である。チャンネル又は局は、消費者による手動で、消費者により以前にプログラムされた記録装置による自動で、又はその他の適切な手段で選択されることがある。
コンテンツ拡張アプリケーション102はまた、消費者のために、外部の発信源から受信されたコンテンツを拡張するように動作可能である。例えば、以下に更に詳細に説明される通り、コンテンツ拡張アプリケーション102は、消費者のために、外部の発信源から受信されたニュースコンテンツをパーソナル化し、消費者により要求されると、コンテンツに関係する補足情報を提供し、何らかの適切な方法で消費者による使用のためにコンテンツを更に拡張するように動作可能である。
コンテンツ拡張アプリケーション102は、消費者により動作される遠隔制御装置112からコマンドを受信するように動作可能な赤外線(IR)センサ110を有することがある。コンテンツ拡張アプリケーション102はまた、パーソナル化された情報と補足情報を消費者に提供するためのユーザインタフェースを有する。これを達成するために、ユーザインタフェース114は、以下に更に詳細に説明される通り、パーソナル化ニュースモジュール116と、補足情報モジュール118とを有する。テレビ受信機104は、画面120と、赤外線(IR)センサ122と、1つ以上の手動制御124とを有することがある。IRセンサ122は、消費者により動作される遠隔制御装置112からコマンドを受信するように動作可能である。
パーソナル化ニュースモジュール116及び/又は補足情報モジュール118の少なくとも一部は、媒体に符号化されたロジックを有することがある。前記ロジックは、プログラムタスクを実行するための機能命令を有する。前記媒体は、コンピュータディスク若しくは他のコンピュータ読取可能媒体、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、デジタル信号プロセッサ、他の適切な特定目的プロセッサ若しくは汎用目的プロセッサ、伝送媒体、又はロジックが符号化されて利用されることがある他の適切な媒体を有する。情報モジュール118は、例えばN.Dimitrova及び他による“AUTOMATIC VIDEO RETRIEVER GENIE”という題の米国特許出願第20020144293号、及び/又はA.Janevski他の2001年8月のProceedings of the SPIE ITComの“Enhanced Video Viewing From MetaData”の教示を確認してもよい。
図2は、本発明の1つの実施例に従って、コンテンツ拡張アプリケーション102を示したブロック図である。IRセンサ110とユーザインタフェース114に加えて、コンテンツ拡張アプリケーション102は、コントローラ200と、プロセッサ202と、その他の適切な構成要素(図2に示されていない)とを有することがある。プロセッサ202の適切な実装は、例えばA.Janevski他の2002年8月のProceedings of IEEE ICMEの“Web Information Extraction for Content Augmentation”に見出されることがある。
コントローラ200は、コンテンツ拡張アプリケーション102の全体の動作を管理するように動作可能である。1つの実施例によると、コントローラ200は、入力信号がプロセッサ202により処理され、テレビ受信機104及び/又はユーザインタフェース114に送信されることを引き起こすように動作可能である。例えば、コントローラ200は、ケーブルサービスプロバイダからのテレビ信号がプロセッサ202により復調及び処理され、画面120での視聴のためにテレビ受信機104に送信されることを引き起こすように動作可能であることがある。その他の例として、コントローラ200は、インターネットからのニュース記事がプロセッサ202により処理され、パーソナルニュースモジュール116による更なる処理のためにユーザインタフェース114に送信されることを引き起こすように動作可能であることがある。
プロセッサ202は、入力テレビ信号を受信し、ユーザに選択されたチャンネルに同調し、選択されたRF信号をテレビ受信機104への表示に適したベースバンド・テレビ信号に変換するための無線周波数(RF)フロントエンド回路を有することがある。プロセッサ202はまた、MPEGエンコーダ/デコーダからの従来の信号と、メモリからの映像フレームとを受信し、ベースバンド・テレビ信号をテレビ受信機104に送信するように動作可能である。更に、プロセッサ202は、映像、音声、テキスト、及びラジオ信号又はインターネットからの信号のような他の外部の発信源からの他の適切な信号を処理するように動作可能であることがある。プロセッサ202は、異なる種類の信号を処理するための1つ以上のプロセッサを有することがあることがわかる。
ユーザインタフェース114のパーソナル化ニュースモジュール116は、メモリ210とプロセッサ212とを有する。メモリ210は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、RAMと読み取り専用メモリ(ROM)の組み合わせ、又はその他の適切な形式のメモリを有することがある。1つの実施例によると、メモリ210は、フラッシュメモリのような不揮発性RAMを有することがある。メモリ210は、複数のテーブル214と216と218と、パーソナル化されたニュース219とを格納するように動作可能である。前記テーブルは、ユーザプロフィールテーブル214と、プロフィールデータ・マッチングテーブル216と、情報コンテンツ・マッチングテーブル218とを有する。パーソナル化されたニュース219は、ニュース記事と、消費者のプロフィールに基づいて消費者のために識別されて格納された他の情報とを有する。消費者のプロフィールは、ユーザプロフィールテーブル214とプロフィールデータ・マッチングテーブル216に格納されるような消費者に関連する情報を有することがある。更に、メモリ210は、消費者がニュースを受信することを希望する形式を識別する情報を格納するように動作可能である。
パーソナル化ニュースモジュール116は、テーブル214、216及び/又は218に格納されているような、消費者の個人プロフィールと、放送局の重要度と、その他の適切な基準に基づいて、消費者の情報の優先順位をつけ、テレビやラジオやインターネットやそれと同様のもののような複数の発信源から消費者にコンテンツを提供し、その他の適切な方法で消費者にパーソナル化されたニュースを提供するように動作可能である。
1つの実施例によると、動作中に、多様な発信源からの情報は、テレビセットのような単一の装置で消費者に提供されることがある。例えば、インターネットと、ラジオ局と、放送又はケーブルテレビチャンネルからのニュース記事が、単一の装置でユーザに提供されることがある。
更に、消費者は、音声、映像及び/又はテキストのような多様な異なる形式で情報を受信することを選択することがある。ウェブの記事のような映像ではない発信源からの記事について、消費者が情報を視覚形式で受信することを希望すると、パーソナル化ニュースモジュール116は、消費者に記事を“読む”合成のニュース・アンカー(news anchor)を作る。消費者が情報をテキスト形式で受信することを希望すると、パーソナル化ニュースモジュール116はまた、テレビニュース記事に基づいてテキスト記事を作ることがある。同様に、パーソナル化ニュースモジュール116は、消費者が情報を受信することを希望する何らかの形式に記事を変換することがある。
パーソナル化ニュースモジュール116のプロセッサ212は、ユーザプロフィールテーブル214とプロフィールデータ・マッチングテーブル216に基づいて、消費者に興味のある記事を識別する。その記事を識別した後に、プロセッサ212はパーソナル化ニュースモジュール116のパーソナル化されたニュース219にその記事を格納する。プロセッサ212はまた、情報コンテンツ・マッチングテーブル218に基づいて記事の優先順位をつけ、希望された形式で要求されると、消費者にその記事を提示する。
更に、1つの実施例について、パーソナルニュースモジュール116は、メモリ210に複数の消費者のデータを格納することがある。この実施例では、各消費者は、消費者のためにパーソナル化されたニュースを受信するためにユーザインタフェース114を使用する際に、パーソナルニュースモジュール116に識別情報を提供することがある。
ユーザインタフェース114の補足情報モジュール118は、メモリ220とプロセッサ222とを有する。本発明の範囲を逸脱することなく、プロセッサ212と222は、ユーザインタフェース114の単一のプロセッサに実装されることがあることがわかる。メモリ220は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、RAMと読み取り専用メモリ(ROM)の組み合わせ、又はその他の適切な形式のメモリを有することがある。1つの実施例によると、メモリ220は、フラッシュメモリのような不揮発性RAMを有することがある。メモリ210は、以下に更に詳細に説明される通り、ユーザデータテーブル224と補足情報226とを格納するように動作可能である。
情報が消費者により要求されると、補足情報モジュール118は、映像番組に補足的な情報を消費者に提供するように動作可能である。補足情報モジュール118は、要求されることがある情報を予想し、その情報をメモリ220の補足情報226に格納し、消費者に特有のユーザデータをユーザデータテーブル224に格納することにより、前記のタスクを実行するように動作可能である。その他の実施例において、補足情報は、外部の発信源から受信されるように、プロセッサ222により映像番組自体から取り出されることがある。
1つの実施例について、補足情報モジュール118は、補足情報が要求により利用可能であることを消費者に通知する視覚インジケータを提供するように動作可能である。例えば、“$”は“値段”の情報が利用可能であることを消費者に通知することがあり、“w”は“名前”の情報が利用可能であることを消費者に通知することがある。本発明の範囲を逸脱することなく、視覚インジケータは、何らかの適切な形式を有することがあることがわかる。
ユーザデータテーブル224に格納されたデータは、消費者により以前に視聴された映像番組を識別するデータを有することがある。映像番組が再生され、及び/又は消費者により手動で格納されることがあると、前記データはプロセッサ222により自動的に格納されることがある。更に、1つの実施例について、ユーザデータテーブル224は、複数の消費者用にそのようなデータを格納することがある。この実施例について、各消費者は、映像番組用の補足情報を受信するために、及び/又は補足情報モジュール118がその消費者用にユーザデータテーブル224に関連するユーザデータを格納することを可能にするために、ユーザインタフェース114を使用するときに、補足情報モジュール118に識別情報を提供することがある。
補足情報モジュール118はまた、補足情報226と消費者用の映像番組とを同期させ、補足情報226のアクセスとナビゲーションを消費者に提供し、補足情報226を更新し、その他の適切な手段で消費者に補足情報226を提供するように動作可能である。
1つの実施例によると、動作中に、補足情報モジュール118は、“誰に対するクエリ”、“何に対するクエリ”、“どこに対するクエリ”、“いつに対するクエリ”、“何のために対するクエリ”、“いくらに対するクエリ”、及び/又はその他の適切なクエリのような、消費者からのクエリを受信することがある。補足情報モジュール118は、情報を受信するために、消費者が何の情報を希望しているかを予測し、補足情報226にアクセスすることがある。補足情報モジュール118により提供された情報が、消費者が希望した情報ではない場合、正確な情報が補足情報モジュール118により提供されるまで、消費者が更なるクエリを提示することがある。その他の実施例において、消費者は、補足情報モジュール118によって提供された選択肢に基づいて、消費者が何の情報を希望するかを特定することがある。
1つの実施例について、消費者は、特定の映像番組用の全ての補足情報226を提供し、又は映像番組用の補足情報の指定のサブセットを提供することを補足情報モジュール118に命令する選択肢を選択することがある。
プロセッサ222により取り出され、及び/又は補足情報モジュール118の補足情報226に格納されることがある補足情報を映像番組に含めるために、いくつかの選択肢が使用されることがある。第1の選択肢は、映像番組の作成者が作成処理の間に映像番組に注釈をつけることを含む。
第2の選択肢について、プロセッサ222は、映像番組を処理して分析して、補足情報を抽出することがある。例えば、帰属表示を読み取り、特定の俳優がFredという名前の役を演じることを知るために、光学式文字認識技術が使用されることがある。次に、プロセッサ222は、Fredの参照のために視覚、音声及びトランスクリプトデータを分析し、どの画面上の役がFredに対応するかを推察することがある。プロセッサ222は、Fredの役を務める俳優に顔と音声を認識するように学習することがある。自動人物識別のための顔認識と音声認識が、この目的のために使用され得る(Dongge LiとGang WeiとIshwar K.SethiとNevenka Dimitrovaによる2001年10月のProcessing and Retrieval of Digital Mediaのspecial issue on StorageのJournal on Electronic ImagingのPerson Identification in TV Showsを参照)。
第3の選択肢は、第1と第2の選択肢を組み合わせることがある。この選択肢について、映像番組の作成者は、補足情報として含めることを希望する何らかの適切な情報を挿入することがあり、プロセッサ222は、更なる補足情報を提供するために映像番組を分析することが可能であることがある。例えば、消費者が、作成者により含まれていないワイングラスのような場面の物体についての情報を要求した場合、プロセッサ222は、その物体を認識し、インターネット又は他の適切な外部データ発信源からその物体についての情報を探すことを試みることがある。
補足情報モジュール118は、映像番組用の補足情報を更新するために、少なくとも2つの方法を使用することがある。第1に、プロセッサ222は、補足情報が挿入又は更新されてからどのくらいの時間が経過したかを決定するために、映像番組に提供された補足情報を分析することがある。所定量の時間が経過している場合、プロセッサ222は、外部のデータ発信源から更に更新された情報を取り出し、何らかのそのように取り出された情報をその映像番組用の補足情報226として格納することを試みることがある。
第2に、補足情報が挿入又は更新されてから所定量の時間が経過した後に映像番組が放送されている場合、放送局は放送の前に補足情報を更新することがある。更に、ローカル放送局は、放送を受信する領域の都市と郵便番号とそれと同様のものに基づいて、地域特有の補足情報を提供することがある。
映像番組用の補足情報にアクセスするために、消費者は少なくとも3つの異なる選択肢のうちの1つを使用することがある。第1に、消費者は、“誰に対するクエリ”、“何に対するクエリ”、“どこに対するクエリ”、“いつに対するクエリ”、“何のために対するクエリ”、“いくらに対するクエリ”、及び/又はその他の適切なクエリのような、消費者からのクエリを作ることがある。1つの実施例によると、“誰に対するクエリ”は、俳優の1つ以上の映画作品目録と経歴と風説を有することがある。“いくら”
に対するクエリは、2001年12月11日に出願されたN.DimitrovaとJ.ZimmermanとR.Jasinschiによる“A System for and Method of Shopping Through Televisions”という題の米国特許出願(代理人管理番号702359)に記載された原理に従って提供されることがある。
補足情報モジュール118は、情報を取り出すために、消費者が何の情報を希望しているかを予測し、補足情報にアクセスすることがある。補足情報モジュール118により提供された情報が、消費者が希望する情報ではない場合、正確な情報が補足情報モジュール118により提供されるまで、消費者が更なるクエリを提示することがある。
第2に、消費者は、特定の映像番組用の全ての補足情報226を提供し、又は俳優の名前や監督のコメントやそれと同様のもののような、映像番組用の補足情報の1つ以上の指定のサブセットを提供することを補足情報モジュール118に命令する選択肢を選択することがある。
第3に、消費者は、補足情報が、個人情報端末、タッチスクリーン式リモコン、ウェブ・パッド(web pad)、携帯電話、又はそれと同様のもののような、第2の画面に送信されることを要求することがある。この選択肢について、第2の画面に提供される情報は、第1若しくは第2の選択肢に従って、又はその他の適切な処理により作られることがある。
補足情報モジュール118を使用して、ユーザインタフェース114は、消費者が映像番組を視聴しながら、多様な種類の補足情報を受信することを可能にすることがある。例えば、消費者は映画を見て、女優を認識するが、その名前を思い出せないことがある。補足情報モジュール118は、ユーザデータテーブル224のデータに基づいて、同じ女優のどの以前の映像番組を消費者が見たかを消費者に知らせると共に、この情報を消費者に提供することがある。その他の例として、サッカーゲームを見ながら、消費者は特定の選手を選択し、補足情報モジュール118からその選手についての統計と他の関連情報を受信することがある。また、消費者が映像番組を見ており、特定の人物が履いているシューズのような、購入したいと思う商品を見ると、消費者は補足情報モジュール118から、価格及び/又はその商品が購入され得る地域の小売店の名前のような情報を受信することがある。1つの実施例について、場面が消費者によりブックマークされ、それにより情報を受信するために、より都合の良い時間に戻ることがある。この実施例について、消費者により希望された補足情報は、遅延型補足情報として消費者により識別されることがある。この遅延型補足情報は、映像番組の終了のように、如何なる後の時でも消費者により視聴されることがある。
図3A−Fは、本発明の1つの実施例に従ってユーザプロフィールテーブル214を示したものである。それはテーブル形式で示され、説明されるが、ユーザプロフィールテーブル214は、何らかの適切な方法で関連情報を格納するように動作可能な何らかの適切なデータストアを有することがあることがわかる。
図3Aは、消費者に関係する個人データを格納するように動作可能なパーソナルプロフィールテーブル300を示したものである。図示の実施例について、パーソナルプロフィールテーブル300は、消費者の名前と、家の住所と、職場の住所とを有する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、パーソナルプロフィールテーブル300は、消費者用の何らかの適切な個人データを有することがあることがわかる。
図3Bは、消費者に関係する交通データを格納するように動作可能な交通経路テーブル310を示したものである。図示の実施例について、交通経路テーブル310は、消費者の家から職場を含む多様な目的地までの複数の経路を有する。(左の列に示される)各経路は、消費者が対応する目的地に到達するために一般的に移動する主要な道路の識別(右の列)を有する。交通経路テーブル310は、本発明の範囲を逸脱することなく、消費者用の何らかの適切な交通データを有することがあることがわかる。
図3Cは、消費者に関係する更なる交通データを格納するように動作可能な交通ホットスポットテーブル320を示したものである。図示の実施例について、交通ホットスポットテーブル320は、消費者が一般的に移動する主要な道路のリストを有する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、交通ホットスポットテーブル320は、消費者用の何らかの適切な更なる交通データを有することがあることがわかる。更に、本発明の範囲を逸脱することなく、交通経路テーブル310と交通ホットスポットテーブル320は、単一の交通テーブルに合併されることがあることがわかる。
図3Dは、消費者に関係する財務データを格納するように動作可能な財務テーブル330を示したものである。図示の実施例について、財務テーブル330は、3つの列(識別符号と、株券又は投資信託のような種類の表示と、消費者が財務的又はその他に興味を有する複数のエントリーのそれぞれのエントリー名)を有する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、財務テーブル330は、消費者用の何らかの適切な財務データを有することがあることがわかる。
図3Eは、消費者用のスポーツデータを格納するように動作可能なスポーツテーブル340を示したものである。図示の実施例について、スポーツテーブル340は、2つの列(スポーツ名と、消費者が興味を有する複数のスポーツチームのそれぞれのチーム名)を有する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、スポーツテーブル340は、何らかの適切なスポーツデータを有することがあることがわかる。
図3Fは、消費者用のヘッドラインデータを格納するように動作可能なヘッドラインテーブル350を示したものである。図示の実施例について、ヘッドラインテーブル350は、関係者352と、場所354と、キーワード356とを有する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、ヘッドラインテーブル350は、消費者用の何らかの適切なヘッドラインデータを有することがある。
図示の実施例について、関係者352は、消費者が興味を有するニュース記事の複数の潜在的な関係者を有する。この実施例について、関係者352は、関係者を識別するために、スポーツテーブル340(全ての追跡記録したポーツチーム)、財務テーブル330(全ての追跡記録した会社−株券)、又はそれと同様のもののような、他のユーザプロフィールテーブル214を参照することがある。更に、China、Bush又はそれと同様のもののような特有の関係者が識別されることがある。場所354は、ニュース記事が由来することがあり、又はニュース記事が関係を有することがある複数の潜在的な場所を有する。同様に、キーワード356は、消費者に興味のあるニュース記事に現れることがある複数の話題又はキーワードを有する。
図4A−Cは、本発明の1つの実施例に従って、プロフィールデータ・マッチングテーブル216を示したものである。それはテーブル形式で示され、説明されるが、プロフィールデータ・マッチングテーブル216は、何らかの適切な方法で関連情報を格納するように動作可能な何らかの適切なデータストアを有することがあることがわかる。
図4Aは、消費者用の地域のイベントの優先順位データを格納するように動作可能な地域イベントテーブル400を示したものである。図示の実施例について、地域イベントテーブル400は、消費者のプロフィールとの一致と、消費者の家からイベントまでの距離と、イベントが始まるまでに残っている時間に基づいて、地域のイベントの優先順位をつけることを提供する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、地域イベントテーブル400は、何らかの適切な基準に基づいて地域のイベントの優先順位をつけることを提供することがあることがわかる。1つの実施例によると、消費者は、地域イベントテーブル400の各基準に関連する割合を指定することがある。更に、1つの実施例によると、基準自体が消費者により選択されることがある。その他に、割合及び/又は基準が事前に定められることがある。
図4Bは、消費者用のヘッドラインの優先順位データを格納するように動作可能なヘッドラインテーブル410を示したものである。図示の実施例について、ヘッドラインテーブル410は、消費者のプロフィールとの一致と、図5に関連して以下に更に詳細に説明される通り、放送局の重要度と、ヘッドラインがどれほど最新であるかに基づいて、ヘッドラインの優先順位をつけることを提供する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、ヘッドラインテーブル410は、何らかの適切な基準に基づいてヘッドラインの優先順位をつけることを提供することがあることがわかる。1つの実施例によると、消費者は、ヘッドラインテーブル410の各基準に関連する割合を指定することがある。更に、1つの実施例によると、基準自体が消費者により選択されることがある。その他に、割合及び/又は基準が事前に定められることがある。
図4Cは、消費者用のヘッドラインの以外の記事の優先順位データを格納するように動作可能な記事テーブル420を示したものである。図示の実施例について、記事テーブル420は、消費者のプロフィールとの一致と、図5に関連して以下に更に詳細に説明される通り、放送局の重要度と、記事に関連するイベントの発生からの時間又はそれまでの時間に基づいて、記事の優先順位をつけることを提供する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、記事テーブル420は、何らかの適切な基準に基づいて記事の優先順位をつけることを提供することがあることがわかる。1つの実施例によると、消費者は、記事テーブル420の各基準に関連する割合を指定することがある。更に、1つの実施例によると、基準自体が消費者により選択されることがある。その他に、割合及び/又は基準が事前に定められることがある。
図5は、本発明の1つの実施例に従って、情報コンテンツ・マッチングテーブル218を示したものである。それはテーブル形式で示され、説明されるが、情報コンテンツ・マッチングテーブル218は、何らかの適切な方法で関連情報を格納するように動作可能な何らかの適切なデータストアを有することがあることがわかる。
情報コンテンツ・マッチングテーブル218は、消費者用のニュースの優先順位に関係するデータを格納するように動作可能である。図示の実施例について、情報コンテンツ・マッチングテーブル218は、放送局の重要度と、記事の深さと、新規性とを有する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、情報コンテンツ・マッチングテーブル218は、何らかの適切な優先順位データを有することがあることがわかる。
放送局の重要度は、長さ、放送又はウェブページの位置、又は他の適切な基準に基づく、ニュース記事の重要度の相対的な指標である。記事の深さは、長さ、新しい情報の内容、(誰がインタビューされたか、ルポに関連する活動が存在したか否かのような)ルポの質、又は他の適切な基準に基づく、ニュース記事の重要度の絶対的な指標である。新規性は、記事が新しいイベントに関係するか否か、以前の記事の更新であるか否か、又は以前のイベントについての継続記事であるか否かに基づく、ニュース記事内の情報の全体的な新規性の指標である。
図示の実施例によると、放送局の重要度の相対的な重要性と新規性が合わせて100%になり、記事の深さは浅い又は深いというバイナリのフィルタを有することがある。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、その基準は、その他に重み付けられることがあることがわかる(例えば、その全てがバイナリのフィルタになることがあり、又は明示的な数値を有することがある)。
1つの実施例について、放送局の重要度は、最も重要な一致を受けるトップストーリーで、階級付けされた記事との一致と、拡大に基づく重み付けの指標とを有する。記事の深さは、バイナリのフィルタに基づいてどの記事が存在するかを選択するかの一致を有することがある。クラスタ化された記事では、1つのみの記事が提示されることがあり、消費者が更なる記事を要求することができる。新規性は、新規な記事を選択し、継続的な記事に続くことの一致を有することがある。
図6は、本発明の第1の実施例に従って、映像表示システム100により表示されることがある要約画面600を示したブロック図である。要約画面600は、バナー602と、複数のコンテンツ・ゾーンの要約604と606と608と610と612と614とを示したものである。バナー602は、サービスプロバイダのロゴと、コンテンツ・ゾーンのそれぞれに見つかった記事の数と、その記事の全体の所要時間と、現在の日時とを示すことがある。
図示の実施例は、6個の対応するコンテンツ・ゾーンを備えた6個のコンテンツ・ゾーンの要約604と606と608と610と612と614を有するが、本発明の範囲を逸脱することなく、何らかの適切な数の何らかの適切な種類のコンテンツ・ゾーンが提供されることがあることがわかる。コンテンツ・ゾーンの要約604と606と608と610と612と614は、対応するコンテンツ・ソーンのそれぞれで利用可能な情報の要約を有する。図示の実施例について、コンテンツ・ゾーンの要約は、天候ゾーン604と、交通ゾーン606と、財務ゾーン608と、ヘッドラインゾーン610と、地域イベントゾーン612と、スポーツゾーン614とを有する。
要約画面600を見ながら、消費者は、更なる詳細と記事でコンテンツ・ゾーン画面を見るために1つのコンテンツ・ゾーンを選択し、特定のコンテンツ・ゾーンの全てのニュース記事を再生することをコンテンツ拡張アプリケーション102に命令し、全てのコンテンツ・ゾーンの全てのニュース記事を再生することをコンテンツ拡張アプリケーション102に命令し、全てのコンテンツ・ゾーンから選択された記事を再生することをコンテンツ拡張アプリケーション102に命令し、及び/又はコンテンツ拡張アプリケーション102が実行するその他の適切なタスクを選択することがある。
図7は、本発明の1つの実施例に従って、映像表示システム100により表示されることがあるコンテンツ・ゾーン画面700を示したブロック図である。この実施例について、ゾーン要約画面700が消費者により表示用に選択されると、コンテンツ拡張アプリケーション102は新しい記事を再生し始める。消費者のプロフィールに基づいて、コンテンツ拡張アプリケーション102は、再生用の特定の順番にコンテンツ・ゾーンを配置する。
現在再生されているニュース記事を有するコンテンツ・ゾーン、又は拡張コンテンツ・ゾーンは、コンテンツ・ゾーン・ラベル702により特定され、そのコンテンツ・ゾーン用の記事が拡張ゾーン704で再生される。その他に、コンテンツ・ゾーンは、特有のテクスチャ及び/又はアニメーションで特有の背景模様により特定されることがある。チャンネル・ラベル706は、拡張ゾーン704で現在再生されているニュース記事の発信源を特定し、発信源内でのニュース記事の交換は、交換バー708により特定される。ニュース記事の所要時間と経過時間は、所要時間バー710で提供される。更なる情報区分712もまた、拡張コンテンツ・ゾーンの記事の総数に対する記事の位置と、選択済、新規、視聴済、部分的に視聴済、保存済、及びそれと同様なもののような、現在再生中の記事の状態と、その他の関連情報とを特定することがある。
折りたたみコンテンツ・ゾーン区分720は、識別子、要約、又は拡張コンテンツ・ゾーン以外のコンテンツ・ゾーンのそれぞれに対応する他の適切な情報を有する。その折りたたみコンテンツ・ゾーンは、消費者のプロフィールに基づいて、再生用に選択される順番に一覧にされることがある。従って、それぞれの拡張コンテンツ・ゾーン用のニュース記事が完了すると、拡張コンテンツ・ゾーンが折りたたみコンテンツ・ゾーン区分720の下に移動することがあり、折りたたみコンテンツ・ゾーン区分720の上のコンテンツ・ゾーンが次の拡張コンテンツ・ゾーンになることがある。
記事の再生中の如何なる時にも、消費者はまた、全画面の選択肢を選択することがあり、その全画面の選択肢により、記事が全画面120を使用して表示されることになる。従って、折りたたみコンテンツ・ゾーン区分720と、チャンネル・ラベル706と、交換バー708と、所要時間バー710と、更なる情報区分712が隠され、拡張ゾーン704が全体の画面120を満たすことを可能にすることがある。本発明の範囲を逸脱することなく、全画面の選択肢は、拡張ゾーン704とともに、チャンネル・ラベル706と、交換バー708と、所要時間バー710と、更なる情報区分712とのうちの何らかの表示を可能にすることを含むように修正されることがあることがわかる。
図8は、本発明の1つの実施例に従って、映像表示システム100により表示されることがあるコンテンツ・ゾーン画面800を示したブロック図である。消費者は、要約画面600又は700のような要約画面から、特定のコンテンツ・ゾーンを選択することがある。選択されたコンテンツ・ゾーンは、コンテンツ・ゾーン・ラベル802により特定される。その他に、コンテンツ・ゾーンは、特有のテクスチャ及び/又はアニメーションで特有の背景模様により特定されることがある。
消費者が、コンテンツ・ゾーン用の全てのニュース記事を再生することをコンテンツ拡張アプリケーション102に命令すると、そのコンテンツ・ゾーン用の記事が拡張ゾーン804に表示される。チャンネル・ラベル806は、拡張ゾーン804で現在再生されているニュース記事の発信源を特定し、その発信源内でのニュース記事の交換は、交換バー808により特定される。ニュース記事の所要時間と経過時間は、所要時間バー810で提供される。更なる情報区分812もまた、選択されたコンテンツ・ゾーンの記事の総数に対する記事の位置と、選択済、新規、視聴済、部分的に視聴済、保存済、及びそれと同様なもののような、現在再生中の記事の状態と、その他の関連情報とを特定することがある。
折りたたみ記事区分820は、識別子、要約、又は現在再生中の記事以外の記事のそれぞれに対応する他の適切な情報を有する。その折りたたみ記事は、図5に関連して更に詳細に前述された通り、情報コンテンツ・マッチングテーブル218に格納されたデータに従って、優先順位付けされることがある。従って、それぞれのニュース記事が完了すると、その記事が折りたたみ記事区分820の下に移動することがあり、折りたたみ記事区分820の上の記事が拡張ゾーン804で再生される次の拡張記事になることがある。更に、消費者は、如何なる時にも再生用に折りたたみ記事区分820から記事のうちの何らかの1つを手動で選択することがある。
記事の再生中の如何なる時にも、消費者はまた、全画面の選択肢を選択することがあり、その全画面の選択肢により、記事が全画面120を使用して表示されることになる。従って、折りたたみ記事区分820と、チャンネル・ラベル806と、交換バー808と、所要時間バー810と、更なる情報区分812が隠され、拡張ゾーン804が全体の画面120を満たすことを可能にすることがある。本発明の範囲を逸脱することなく、全画面の選択肢は、拡張ゾーン804とともに、チャンネル・ラベル806と、交換バー808と、所要時間バー810と、更なる情報区分812とのうちの何らかの表示を可能にすることを含むように修正されることがあることがわかる。
コンテンツ・ゾーン画面800は、元の記事が提供又は放送された後に、インターネット、他のテレビチャンネル又はそれと同様のものからの更なる情報で拡張された記事を特定するように動作可能なクラスタ化された記事ボタン824を有する。コンテンツ・ゾーン画面800の視覚要素の位置は柔軟的であることがあり、消費者により構成可能であることがあることがわかる。
図9は、本発明の1つの実施例に従って、リモコン112用のリモコンのレイアウト900を示したブロック図である。この実施例について、リモコン112により、消費者はコンテンツ拡張アプリケーション102のパーソナルニュースモジュール116を動作することが可能になることがある。レイアウト900は、2つの画面(ゾーン画面902と、実行画面904)を有することがある。本発明の範囲を逸脱することなく、レイアウト900が単一の画面又は2つより多い画面を有することがあることがわかる。
ゾーン画面902は、実行ボタン906と、天候ボタン908と、交通ボタン910と、財務ボタン912と、スポーツボタン914と、イベントボタン916と、ヘッドラインボタン918とを有する。
実行画面904は、ゾーンボタン920と、情報ボタン922と、再生/停止ボタン924と、前ボタン926と、次ボタン928と、全再生ボタン930と、画面ボタン932と、プロフィールボタン934と、リセットボタン936とを有する。ゾーンボタン920は、ゾーン画面902に移行する。情報ボタン922は、コンテンツ・ゾーン画面800の選択された記事のクラスタ化された記事を抽出又は縮約する。再生/停止ボタン924は、再生されている記事の再生と停止を切り替える。
前ボタン926は、以前の記事にスキップする。次ボタン928は、次の記事にスキップする。前ボタン926又は次ボタン928が消費者により押されると、以前又は次の記事がそれぞれ自動的に再生し始める。全再生ボタン930は、コンテンツ・ゾーン又は全てのコンテンツ・ゾーンの要約画面600からの全てのニュース記事を再生する。従って、全てのニュース記事がつなぎ合わされ、パーソナル化されたテレビショーを作る。1つの実施例について、コンテンツ・ゾーンに関わらず絶対的な優先度に基づいて、全てのニュース記事が要約画面600から再生されることがある。
画面ボタン932は、全画面の選択肢と要約画面又はコンテンツ・ゾーン画面600、700又は800とを切り替える。プロフィールボタン934は、交通プロフィールと交通コンテンツ・ゾーンとを切り替える。リセットボタン936は全ての値をデフォルト値に戻し、最初からデモンストレーションを開始する。
図10は、本発明の1つの実施例に従って、コンテンツ拡張アプリケーション102を使用して、消費者にパーソナル化されたニュースを提供するための方法を示したフローチャートである。前記方法はステップ1000で始まり、コンテンツ拡張アプリケーション102が、ケーブルテレビ・サービスプロバイダ、ローカルのアンテナ、衛星、インターネット、DVDプレイヤ、ビデオカセットレコーダ又はそれと同様のもののような外部の発信源からニュースを受信する。ニュースは、ニュース記事と、天候と交通に関係する情報のような他のニュースにふさわしい情報とを有することがある。
ステップ1002では、パーソナルニュースモジュール116のプロセッサ212が、消費者のプロフィールに基づいて、消費者用に受信ニュースのサブセットを識別する。ステップ1004では、プロセッサ212は、識別されたニュースをパーソナル化されたニュース219に格納する。
ステップ1006では、コンテンツ拡張アプリケーション102が消費者から起動要求を受信する。例えば、消費者は、コンテンツ拡張アプリケーション102の赤外線センサ110に起動要求を送信するために、リモコン112のボタンを押すことがある。起動要求は、パーソナル化されたニュース219に格納されたニュースを消費者に提供するコンテンツ拡張アプリケーション102の要求を有する。
ステップ1008では、プロセッサ212は、情報コンテンツ・マッチングテーブル218に格納されたデータに基づいて、パーソナル化されたニュース219に格納されたニュースの優先順位をつける。ステップ1010では、パーソナルニュースモジュール116は、要約画面600又は700を消費者に提供する。
決定ステップ1012では、消費者が特定のコンテンツ・ゾーンを視聴することを要求したか否かに関する決定が行われる。消費者が特定のコンテンツ・ゾーンを視聴することを要求していない場合、前記方法は決定ステップ1012からNoの分岐に続き、ステップ1000に戻り、コンテンツ拡張アプリケーション102が外部の発信源からニュースを受信し続ける。従って、コンテンツ拡張アプリケーション102は、1週につき7日間、1日につき24時間、ニュースを受信することがある。しかし、消費者が特定のコンテンツ・ゾーンを視聴することを要求した場合には、前記方法は決定ステップ1012からステップ1014へのYesの分岐に続く。ステップ1014では、パーソナルニュースモジュール116は、要求されたコンテンツ・ゾーン画面800を消費者に提供する。
決定ステップ1016では、消費者がその他のコンテンツ・ゾーンを視聴することを要求したか否かに関する決定が行われる。消費者がその他のコンテンツ・ゾーンを視聴することを要求した場合、前記方法は決定ステップ1016からのYesの分岐に続き、ステップ1014に戻り、パーソナルニュースモジュール1016は、要求されたコンテンツ・ゾーン画面800を消費者に提供する。しかし、消費者がその他のコンテンツ・ゾーンを視聴することを要求していない場合には、前記方法は決定ステップ1016から決定ステップ1018へのNoの分岐に続く。
決定ステップ1018では、消費者が要約画面600又は700を視聴することを要求したか否かに関する決定が行われる。消費者が要約画面600又は700を視聴することを要求した場合、前記方法は決定ステップ1018からのYesの分岐に続き、ステップ1010に戻り、パーソナルニュースモジュール116は、要約画面600又は700を消費者に提供する。しかし、消費者が要約画面600又は700を視聴することを要求していない場合には、前記方法は決定ステップ1018からのNoの分岐に続き、ステップ1000に戻り、コンテンツ拡張アプリケーション102が外部の発信源からニュースを受信し続ける。
図11A−Fは、本発明のいくつかの実施例に従って、映像表示システム100に表示されることがある補足情報画面1100a-fを示したスクリーンショットである。図11Aは、消費者からの“何に対するクエリ”に応じて、補足情報モジュール118により表示されることがある補足情報表示1102aの1つの実施例を示した補足情報画面1100aを有する。この例では、補足情報モジュール118は、消費者が銃についての情報を要求していることを予測する。図2に関連して更に詳細に前述した通り、消費者が更に情報を希望するものが銃でない場合、消費者が次の“何に対するクエリ”を開始することがある。
図11Bは、消費者からの“誰に対するクエリ”に応じて、補足情報モジュール118により表示されることがある補足情報表示1102bの第1の実施例を示した補足情報画面1100bを有する。この例では、補足情報モジュール118は、消費者が最前面の女優についての情報を要求していることを予測する。図2に関連して更に詳細に前述した通り、消費者がその代わりに背景の俳優についての情報を希望した場合には、消費者が次の“誰に対するクエリ”を開始することがある。
図11Cは、消費者からの“誰に対するクエリ”に応じて、補足情報モジュール118により表示されることがある補足情報表示1102cの第2の実施例を示した補足情報画面1100cを有する。この例では、補足情報モジュール118は、消費者が女優についての情報を要求していることを予測する。図2に関連して更に詳細に前述した通り、消費者がその代わりに俳優についての情報を希望した場合には、消費者が次の“誰に対するクエリ”を開始することがある。
図11Dは、消費者からの“誰に対するクエリ”に応じて、補足情報モジュール118により表示されることがある補足情報表示1102dの第3の実施例を示した補足情報画面1100dを有する。この例では、補足情報モジュール118は、消費者が複数の画像1104から特定の俳優を選択することを可能にする。更に、この実施例について、消費者は、選択された俳優に関係する特定の種類の情報を視聴するために、“映画”と“風説”とそれと同様のもののような、少なくとも2つの情報の選択肢1106から選択することがある。
図11Eは、補足情報モジュール118により表示されることがある詳細な補足情報の1つの実施例を示した補足情報画面1100eを有する。この例では、補足情報モジュール118は、消費者が“音楽”、“配役”、“場所”及びそれと同様のもののような、少なくとも2つのクエリ選択肢1108から選択し、更なる選択肢及び/又は選択用の選択肢を視聴することを可能にする。
例えば、図示の実施例では、消費者は、最初に“配役”のクエリ選択肢1108を選択し、それにより補足情報モジュール1108が、消費者が選択し得る配役メンバの複数の画像1110を提供する。消費者が最初の配役メンバのShirley Applebyを選択し、それにより補足情報モジュール118が補足情報表示1102eでShirley Applebyについての情報を消費者に提供する。また、図示の実施例について、補足情報表示1102eは、消費者が映画“The Thirteen Floor”でBridget Manillaの役を演じるShirley Applebyを見ていることをハイライトすることにより、消費者に知らせる。この情報はユーザデータテーブル224から補足情報モジュール118により取り出されることがある。
図11Fは、補足情報モジュール118により表示されることがある詳細な補足情報のその他の実施例を示した補足情報画面1100fを有する。この例では、補足情報モジュール118は、消費者が“場所”、“衣服”、“音楽”、“配役”、及びそれと同様のもののような、少なくとも2つのクエリ選択肢1112から選択し、更なる選択肢及び/又は選択用の選択肢を視聴することを可能にする。
例えば、図示の実施例では、消費者は、最初に“音楽”のクエリ選択肢1112を選択し、それにより補足情報モジュール1108が、消費者が選択し得る対応する映像番組で再生される曲を含む記録物の複数の画像1114を提供する。消費者が最初の曲のDidoの“Here With Me”を選択し、それにより補足情報モジュール118が補足情報表示1102fで曲“Here With Me”が現れる記録物“No Angel”についての情報を提供する。補足情報画面1100の視覚要素の位置は柔軟的であることがあり、消費者により構成可能であることがあることがわかる。
図12は、本発明の1つの実施例に従って、コンテンツ拡張アプリケーション102を使用して、映像番組用の補足情報を提供するための方法を示したフローチャートである。前記方法はステップ1200で始まり、補足情報モジュール118が、映像番組に関する補足情報を受信する。補足情報は、映像番組から直接受信され、及び/又は補足情報モジュール118のメモリ220の補足情報226から取り出されることがある。
決定ステップ1202では、補足情報が更新される必要があるか否に関する決定が行われる。1つの実施例によると、この決定は、補足情報が映像番組に挿入又は更新されてから所定の時間が経過したか否かに基づいて行われる。補足情報が更新される必要がある場合、前記方法は決定ステップ1202からステップ1204へのYesの分岐に続く。ステップ1204では、補足情報モジュール118は、外部のデータ発信源から更新情報を取り出し、その映像番組用の補足情報226として、何らかの前記の取り出された情報を格納することを試みる。
決定ステップ1202に戻り、補足情報が更新される必要がない場合には、前記方法は、決定ステップ1202からステップ1206へのNoの分岐に続く。また、前記方法はステップ1204からステップ1206に続く。ステップ1206では、補足情報モジュール118は消費者からクエリを受信する。クエリは、“何に対するクエリ”、“誰に対するクエリ”、“音楽のクエリ”、又はどの種類の情報を消費者が受信することを希望するかを補足情報モジュール118に示すように動作可能なその他の適切な種類のクエリを有することがある。音楽のクエリは、鼻歌によるクエリ、映画の音楽の楽句を全ての既知の曲に一致させることによるクエリ、又はその他の適切な方法によるクエリであることがある。
ステップ1208では、補足情報モジュール118は、クエリ応答を消費者に提供する。この応答を提供する際に、補足情報モジュール118は、応答に関係する何らかの消費者に特有のデータを含めるために、ユーザデータテーブル224にアクセスすることがある。例えば、クエリが“誰に対するクエリ”である場合、補足情報モジュール118は、もしあれば、補足情報モジュール118によりクエリ応答で識別された同じ俳優で、消費者がどの映像番組を以前に見たかを決定するために、ユーザデータテーブル224にアクセスすることがある。
決定ステップ1210では、更なるクエリが消費者から受信されたか否かに関する決定が行われる。更なるクエリが消費者から受信されると、前記方法は決定ステップ1210からのYesの分岐に続き、ステップ1208に戻り、補足情報モジュール118がクエリ応答を消費者に提供する。しかし、更なるクエリが消費者から受信されない場合には、前記方法は決定ステップ1210からのNoの分岐に続き、終了になる。
本発明はいくつかの実施例で説明されたが、多様な変形や変更が当業者に示唆されることがある。本発明は、特許請求の範囲内にあるそのような変形や変更を含むことを目的とする。