JPH099216A - データ受信装置およびデータ受信方法 - Google Patents
データ受信装置およびデータ受信方法Info
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- JPH099216A JPH099216A JP7155778A JP15577895A JPH099216A JP H099216 A JPH099216 A JP H099216A JP 7155778 A JP7155778 A JP 7155778A JP 15577895 A JP15577895 A JP 15577895A JP H099216 A JPH099216 A JP H099216A
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- receiving
- broadcasting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テレビジョン放送信号のブランキング期間に
重畳されたデータを受信する受信装置の使い勝手を向上
させる。 【構成】 放送局では、テレビジョン放送信号の垂直ブ
ランキング期間にデータが重畳されて送信される。この
テレビジョン放送信号は、アンテナ11で受信され、受
信装置12に供給される。受信装置12には、ユーザの
所望するデータの種別が、あらかじめ設定されており、
その設定されてる種別のデータだけが、記録媒体14に
出力されて記録される。
重畳されたデータを受信する受信装置の使い勝手を向上
させる。 【構成】 放送局では、テレビジョン放送信号の垂直ブ
ランキング期間にデータが重畳されて送信される。この
テレビジョン放送信号は、アンテナ11で受信され、受
信装置12に供給される。受信装置12には、ユーザの
所望するデータの種別が、あらかじめ設定されており、
その設定されてる種別のデータだけが、記録媒体14に
出力されて記録される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン放送信号
のブランキング期間に重畳されたデータを受信し、記録
媒体に記録するデータ受信装置およびデータ受信方法に
関する。
のブランキング期間に重畳されたデータを受信し、記録
媒体に記録するデータ受信装置およびデータ受信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばNSTC方式などに準拠し
たテレビジョン放送信号のブランキング期間にデータを
重畳して送信するものとしては、文字多重放送やファク
シミリ放送などがある。
たテレビジョン放送信号のブランキング期間にデータを
重畳して送信するものとしては、文字多重放送やファク
シミリ放送などがある。
【0003】例えば文字多重放送においては、ある画面
表示がなされてから、所定の時間が経過すると、次の画
面表示に切り替わるようになされている。
表示がなされてから、所定の時間が経過すると、次の画
面表示に切り替わるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、ユーザは、い
ま表示されている画面が興味のないものであっても、所
定の時間(現在は、最大で20秒間)が経過しなけれ
ば、次の画面を見ることができない課題があった。さら
に、文字多重放送の視聴は、その放送時間内にする必要
があった。即ち、放送時間外は、文字多重放送を視聴す
ることができなかった。そこで、文字多重放送により提
供される情報を、例えば電話や、いわゆるパソコン通信
などを利用して得る方法があるが、この方法では、通信
費がかかることになる。
ま表示されている画面が興味のないものであっても、所
定の時間(現在は、最大で20秒間)が経過しなけれ
ば、次の画面を見ることができない課題があった。さら
に、文字多重放送の視聴は、その放送時間内にする必要
があった。即ち、放送時間外は、文字多重放送を視聴す
ることができなかった。そこで、文字多重放送により提
供される情報を、例えば電話や、いわゆるパソコン通信
などを利用して得る方法があるが、この方法では、通信
費がかかることになる。
【0005】そこで、文字多重放送により送信されてく
るデータを受信する受信装置に、記録媒体をセットして
おき、、その記録媒体に、データを記録しておく方法が
ある。この方法によれば、ユーザは、所望するときに、
記録媒体から、所望するデータを再生して視聴すること
ができる。
るデータを受信する受信装置に、記録媒体をセットして
おき、、その記録媒体に、データを記録しておく方法が
ある。この方法によれば、ユーザは、所望するときに、
記録媒体から、所望するデータを再生して視聴すること
ができる。
【0006】しかしながら、この方法では、送信されて
くるデータがすべて記録媒体に記録されることとなり、
従って所望するデータだけを視聴するには、そのデータ
を検索する必要がある。
くるデータがすべて記録媒体に記録されることとなり、
従って所望するデータだけを視聴するには、そのデータ
を検索する必要がある。
【0007】さらに、記録媒体の容量は有限であり、従
って、ユーザは、適当なときに、不必要となったデータ
を記録媒体から削除し、ある程度の空き容量を確保して
おく必要がある。しかしながら、記録媒体に記録された
データのうち、どのデータが不必要なものであるかは、
即座には分かりにくい。
って、ユーザは、適当なときに、不必要となったデータ
を記録媒体から削除し、ある程度の空き容量を確保して
おく必要がある。しかしながら、記録媒体に記録された
データのうち、どのデータが不必要なものであるかは、
即座には分かりにくい。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、テレビジョン放送信号のブランキング期
間に重畳されたデータを受信する受信装置の使い勝手を
向上させることができるようにするものである。
たものであり、テレビジョン放送信号のブランキング期
間に重畳されたデータを受信する受信装置の使い勝手を
向上させることができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
受信装置は、テレビジョン放送信号に重畳されているデ
ータを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された
データを、記録媒体に記録する記録制御手段と、記録媒
体に、データが記録可能かどうかを判定する判定手段
と、判定手段により記録媒体にデータが記録可能ではな
いと判定されたときに、記録媒体に既に記録されている
所定のデータを削除する削除手段とを備えることを特徴
とする。
受信装置は、テレビジョン放送信号に重畳されているデ
ータを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された
データを、記録媒体に記録する記録制御手段と、記録媒
体に、データが記録可能かどうかを判定する判定手段
と、判定手段により記録媒体にデータが記録可能ではな
いと判定されたときに、記録媒体に既に記録されている
所定のデータを削除する削除手段とを備えることを特徴
とする。
【0010】このデータ受信装置は、記録媒体の空き容
量を表示する空き容量表示手段をさらに備えることがで
きる。また、このデータ受信装置は、記録媒体に空き領
域がないときに、その旨を報知する報知手段をさらに備
えることができる。記録制御手段が、データを、日付を
付して記録する場合、削除手段には、日付を参照させ
て、最も過去に記録されたデータを削除させることがで
きる。また、このデータ受信装置は、記録媒体に記録さ
れたデータを読み出す読み出し手段と、読み出し手段に
より読み出されたデータに所定のマークを付加する付加
手段とをさらに備えることができ、この場合、削除手段
には、所定のマークが付加されているデータを削除させ
ることができる。
量を表示する空き容量表示手段をさらに備えることがで
きる。また、このデータ受信装置は、記録媒体に空き領
域がないときに、その旨を報知する報知手段をさらに備
えることができる。記録制御手段が、データを、日付を
付して記録する場合、削除手段には、日付を参照させ
て、最も過去に記録されたデータを削除させることがで
きる。また、このデータ受信装置は、記録媒体に記録さ
れたデータを読み出す読み出し手段と、読み出し手段に
より読み出されたデータに所定のマークを付加する付加
手段とをさらに備えることができ、この場合、削除手段
には、所定のマークが付加されているデータを削除させ
ることができる。
【0011】請求項6に記載のデータ受信方法は、テレ
ビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデー
タを受信し、記録媒体に記録するデータ受信装置のデー
タ受信方法であって、記録媒体に、データが記録可能か
どうかを判定し、記録媒体にデータが記録可能ではない
ときに、記録媒体に既に記録されている所定のデータを
削除することを特徴とする。
ビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデー
タを受信し、記録媒体に記録するデータ受信装置のデー
タ受信方法であって、記録媒体に、データが記録可能か
どうかを判定し、記録媒体にデータが記録可能ではない
ときに、記録媒体に既に記録されている所定のデータを
削除することを特徴とする。
【0012】請求項7に記載のデータ受信装置は、テレ
ビジョン放送信号に重畳されているデータを抽出する抽
出手段と、抽出手段により抽出されたデータを、記録媒
体に記録する記録制御手段と、データの種別が、所定の
種別であるかどうかを判定する判定手段とを備え、記録
制御手段が、判定手段により所定の種別であると判定さ
れたデータのみを記録することを特徴とする。
ビジョン放送信号に重畳されているデータを抽出する抽
出手段と、抽出手段により抽出されたデータを、記録媒
体に記録する記録制御手段と、データの種別が、所定の
種別であるかどうかを判定する判定手段とを備え、記録
制御手段が、判定手段により所定の種別であると判定さ
れたデータのみを記録することを特徴とする。
【0013】このデータ受信装置は、所定の種別を設定
する設定手段をさらに備えることができる。
する設定手段をさらに備えることができる。
【0014】請求項9に記載のデータ受信方法は、テレ
ビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデー
タを受信し、記録媒体に記録するデータ受信装置のデー
タ受信方法であって、データの種別が、所定の種別であ
るかどうかを判定し、データが所定の種別であるとき、
そのデータを、記録媒体に記録することを特徴とする。
ビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデー
タを受信し、記録媒体に記録するデータ受信装置のデー
タ受信方法であって、データの種別が、所定の種別であ
るかどうかを判定し、データが所定の種別であるとき、
そのデータを、記録媒体に記録することを特徴とする。
【0015】請求項10に記載のデータ受信装置は、テ
レビジョン放送信号に重畳されているデータを抽出する
抽出手段と、抽出手段により抽出されたデータを、記録
媒体に記録する記録制御手段と、抽出手段により抽出さ
れたデータの誤りを検出する検出手段とを備え、記録制
御手段が、最初に送信されてきたデータを、記録媒体に
記録した後、2回目以降に送信されてきたデータであっ
て、検出手段により誤りの検出されなかったものによっ
て、記録媒体の記録内容を更新することを特徴とする。
レビジョン放送信号に重畳されているデータを抽出する
抽出手段と、抽出手段により抽出されたデータを、記録
媒体に記録する記録制御手段と、抽出手段により抽出さ
れたデータの誤りを検出する検出手段とを備え、記録制
御手段が、最初に送信されてきたデータを、記録媒体に
記録した後、2回目以降に送信されてきたデータであっ
て、検出手段により誤りの検出されなかったものによっ
て、記録媒体の記録内容を更新することを特徴とする。
【0016】請求項11に記載のデータ受信方法は、テ
レビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデ
ータを受信し、その誤りを検出しながら記録媒体に記録
するデータ受信装置のデータ受信方法であって、最初に
送信されてきたデータを、記録媒体に記録した後、2回
目以降に送信されてきたデータであって、誤りの検出さ
れなかったものによって、記録媒体の記録内容を更新す
ることを特徴とする。
レビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデ
ータを受信し、その誤りを検出しながら記録媒体に記録
するデータ受信装置のデータ受信方法であって、最初に
送信されてきたデータを、記録媒体に記録した後、2回
目以降に送信されてきたデータであって、誤りの検出さ
れなかったものによって、記録媒体の記録内容を更新す
ることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1に記載のデータ受信装置においては、
抽出手段は、テレビジョン放送信号に重畳されているデ
ータを抽出し、記録制御手段は、抽出手段により抽出さ
れたデータを、記録媒体に記録するようになされてい
る。判定手段は、記録媒体に、データが記録可能かどう
かを判定し、削除手段は、判定手段により記録媒体にデ
ータが記録可能ではないと判定されたときに、記録媒体
に既に記録されている所定のデータを削除するようにな
されている。
抽出手段は、テレビジョン放送信号に重畳されているデ
ータを抽出し、記録制御手段は、抽出手段により抽出さ
れたデータを、記録媒体に記録するようになされてい
る。判定手段は、記録媒体に、データが記録可能かどう
かを判定し、削除手段は、判定手段により記録媒体にデ
ータが記録可能ではないと判定されたときに、記録媒体
に既に記録されている所定のデータを削除するようにな
されている。
【0018】請求項6に記載のデータ受信方法において
は、記録媒体に、データが記録可能かどうかを判定し、
記録媒体にデータが記録可能ではないときに、記録媒体
に既に記録されている所定のデータを削除するようにな
されている。
は、記録媒体に、データが記録可能かどうかを判定し、
記録媒体にデータが記録可能ではないときに、記録媒体
に既に記録されている所定のデータを削除するようにな
されている。
【0019】請求項7に記載のデータ受信装置において
は、抽出手段は、テレビジョン放送信号に重畳されてい
るデータを抽出し、記録制御手段は、抽出手段により抽
出されたデータを、記録媒体に記録するようになされて
いる。判定手段は、データの種別が、所定の種別である
かどうかを判定するようになされている。この場合にお
いて、記録制御手段は、判定手段により所定の種別であ
ると判定されたデータのみを記録するようになされてい
る。
は、抽出手段は、テレビジョン放送信号に重畳されてい
るデータを抽出し、記録制御手段は、抽出手段により抽
出されたデータを、記録媒体に記録するようになされて
いる。判定手段は、データの種別が、所定の種別である
かどうかを判定するようになされている。この場合にお
いて、記録制御手段は、判定手段により所定の種別であ
ると判定されたデータのみを記録するようになされてい
る。
【0020】請求項9に記載のデータ受信方法において
は、データの種別が、所定の種別であるかどうかを判定
し、データが所定の種別であるとき、そのデータを、記
録媒体に記録するようになされている。
は、データの種別が、所定の種別であるかどうかを判定
し、データが所定の種別であるとき、そのデータを、記
録媒体に記録するようになされている。
【0021】請求項10に記載のデータ受信装置におい
ては、抽出手段は、テレビジョン放送信号に重畳されて
いるデータを抽出し、記録制御手段は、抽出手段により
抽出されたデータを、記録媒体に記録するようになされ
ている。検出手段は、抽出手段により抽出されたデータ
の誤りを検出するようになされている。この場合におい
て、記録制御手段は、最初に送信されてきたデータを、
記録媒体に記録した後、2回目以降に送信されてきたデ
ータであって、検出手段により誤りの検出されなかった
ものによって、記録媒体の記録内容を更新するようにな
されている。
ては、抽出手段は、テレビジョン放送信号に重畳されて
いるデータを抽出し、記録制御手段は、抽出手段により
抽出されたデータを、記録媒体に記録するようになされ
ている。検出手段は、抽出手段により抽出されたデータ
の誤りを検出するようになされている。この場合におい
て、記録制御手段は、最初に送信されてきたデータを、
記録媒体に記録した後、2回目以降に送信されてきたデ
ータであって、検出手段により誤りの検出されなかった
ものによって、記録媒体の記録内容を更新するようにな
されている。
【0022】請求項11に記載のデータ受信方法におい
ては、最初に送信されてきたデータを、記録媒体に記録
した後、2回目以降に送信されてきたデータであって、
誤りの検出されなかったものによって、記録媒体の記録
内容を更新するようになされている。
ては、最初に送信されてきたデータを、記録媒体に記録
した後、2回目以降に送信されてきたデータであって、
誤りの検出されなかったものによって、記録媒体の記録
内容を更新するようになされている。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明するが、その
前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実
施例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の
括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、
本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実
施例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の
括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、
本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0024】即ち、請求項1に記載のデータ受信装置
は、テレビジョン放送信号のブランキング期間に重畳さ
れたデータを受信するデータ受信装置であって、テレビ
ジョン放送信号を受信する受信手段(例えば、図3に示
すテレビチューナ71など)と、受信手段により受信さ
れたテレビジョン放送信号に重畳されているデータを抽
出する抽出手段(例えば、図3に示すデータデコーダ7
3など)と、抽出手段により抽出されたデータを、記録
媒体に記録する記録制御手段(例えば、図3に示すデー
タストレージコントローラ74など)と、記録媒体に、
データが記録可能かどうかを判定する判定手段(例え
ば、図8に示すプログラムの処理ステップS54など)
と、判定手段により記録媒体にデータが記録可能ではな
いと判定されたときに、記録媒体に既に記録されている
所定のデータを削除する削除手段(例えば、図8に示す
プログラムの処理ステップS53や、図10に示すプロ
グラムの処理ステップS65およびS66など)とを備
えることを特徴とする。
は、テレビジョン放送信号のブランキング期間に重畳さ
れたデータを受信するデータ受信装置であって、テレビ
ジョン放送信号を受信する受信手段(例えば、図3に示
すテレビチューナ71など)と、受信手段により受信さ
れたテレビジョン放送信号に重畳されているデータを抽
出する抽出手段(例えば、図3に示すデータデコーダ7
3など)と、抽出手段により抽出されたデータを、記録
媒体に記録する記録制御手段(例えば、図3に示すデー
タストレージコントローラ74など)と、記録媒体に、
データが記録可能かどうかを判定する判定手段(例え
ば、図8に示すプログラムの処理ステップS54など)
と、判定手段により記録媒体にデータが記録可能ではな
いと判定されたときに、記録媒体に既に記録されている
所定のデータを削除する削除手段(例えば、図8に示す
プログラムの処理ステップS53や、図10に示すプロ
グラムの処理ステップS65およびS66など)とを備
えることを特徴とする。
【0025】請求項2に記載のデータ受信装置は、記録
媒体の空き容量を表示する空き容量表示手段(例えば、
図3に示す残量表示部81など)をさらに備えることを
特徴とする。
媒体の空き容量を表示する空き容量表示手段(例えば、
図3に示す残量表示部81など)をさらに備えることを
特徴とする。
【0026】請求項3に記載のデータ受信装置は、記録
媒体に空き領域がないときに、その旨を報知する報知手
段(例えば、図3に示す警告表示部82など)をさらに
備えることを特徴とする。
媒体に空き領域がないときに、その旨を報知する報知手
段(例えば、図3に示す警告表示部82など)をさらに
備えることを特徴とする。
【0027】請求項5に記載のデータ受信装置は、記録
媒体に記録されたデータを読み出す読み出し手段(例え
ば、図9に示すプログラムの処理ステップS62など)
と、読み出し手段により読み出されたデータに所定のマ
ークを付加する付加手段(例えば、図9に示すプログラ
ムの処理ステップS63など)とをさらに備え、削除手
段が、所定のマークが付加されているデータを削除する
ことを特徴とする。
媒体に記録されたデータを読み出す読み出し手段(例え
ば、図9に示すプログラムの処理ステップS62など)
と、読み出し手段により読み出されたデータに所定のマ
ークを付加する付加手段(例えば、図9に示すプログラ
ムの処理ステップS63など)とをさらに備え、削除手
段が、所定のマークが付加されているデータを削除する
ことを特徴とする。
【0028】請求項7に記載のデータ受信装置は、テレ
ビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデー
タを受信するデータ受信装置であって、テレビジョン放
送信号を受信する受信手段(例えば、図3に示すテレビ
チューナ71など)と、受信手段により受信されたテレ
ビジョン放送信号に重畳されているデータを抽出する抽
出手段(例えば、図3に示すデータデコーダ73など)
と、抽出手段により抽出されたデータを、記録媒体に記
録する記録制御手段(例えば、図3に示すデータストレ
ージコントローラ74など)と、データの種別が、所定
の種別であるかどうかを判定する判定手段(例えば、図
7に示すプログラムの処理ステップS41など)とを備
え、記録制御手段が、判定手段により所定の種別である
と判定されたデータのみを記録することを特徴とする。
ビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデー
タを受信するデータ受信装置であって、テレビジョン放
送信号を受信する受信手段(例えば、図3に示すテレビ
チューナ71など)と、受信手段により受信されたテレ
ビジョン放送信号に重畳されているデータを抽出する抽
出手段(例えば、図3に示すデータデコーダ73など)
と、抽出手段により抽出されたデータを、記録媒体に記
録する記録制御手段(例えば、図3に示すデータストレ
ージコントローラ74など)と、データの種別が、所定
の種別であるかどうかを判定する判定手段(例えば、図
7に示すプログラムの処理ステップS41など)とを備
え、記録制御手段が、判定手段により所定の種別である
と判定されたデータのみを記録することを特徴とする。
【0029】請求項8に記載のデータ受信装置は、所定
の種別を設定する設定手段(例えば、図5に示すプログ
ラムの処理ステップS18およびS19など)をさらに
備えることを特徴とする。
の種別を設定する設定手段(例えば、図5に示すプログ
ラムの処理ステップS18およびS19など)をさらに
備えることを特徴とする。
【0030】請求項10に記載のデータ受信装置は、テ
レビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデ
ータを受信するデータ受信装置であって、同一のデータ
が複数回送信されてくるとき、テレビジョン放送信号を
受信する受信手段(例えば、図3に示すテレビチューナ
71など)と、受信手段により受信されたテレビジョン
放送信号に重畳されているデータを抽出する抽出手段
(例えば、図3に示すデータデコーダ73など)と、抽
出手段により抽出されたデータを、記録媒体に記録する
記録制御手段(例えば、図3に示すデータストレージコ
ントローラ74など)と、抽出手段により抽出されたデ
ータの誤りを検出する検出手段(例えば、図3に示すエ
ラー検出回路79など)とを備え、記録制御手段が、最
初に送信されてきたデータを、記録媒体に記録した後、
2回目以降に送信されてきたデータであって、検出手段
により誤りの検出されなかったものによって、記録媒体
の記録内容を更新することを特徴とする。
レビジョン放送信号のブランキング期間に重畳されたデ
ータを受信するデータ受信装置であって、同一のデータ
が複数回送信されてくるとき、テレビジョン放送信号を
受信する受信手段(例えば、図3に示すテレビチューナ
71など)と、受信手段により受信されたテレビジョン
放送信号に重畳されているデータを抽出する抽出手段
(例えば、図3に示すデータデコーダ73など)と、抽
出手段により抽出されたデータを、記録媒体に記録する
記録制御手段(例えば、図3に示すデータストレージコ
ントローラ74など)と、抽出手段により抽出されたデ
ータの誤りを検出する検出手段(例えば、図3に示すエ
ラー検出回路79など)とを備え、記録制御手段が、最
初に送信されてきたデータを、記録媒体に記録した後、
2回目以降に送信されてきたデータであって、検出手段
により誤りの検出されなかったものによって、記録媒体
の記録内容を更新することを特徴とする。
【0031】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
ものに限定することを意味するものではない。
【0032】図1は、本発明を適用した放送システムの
一実施例の構成を示している。放送局では、例えば地上
波によるテレビジョン放送とともに、文字多重放送と同
様にして、データの放送が行われるようになされてい
る。即ち、放送局においては、ミキサ1には、テレビジ
ョン放送として放送すべき番組の映像信号が入力され
る。さらに、ミキサ1には、映像信号の他、その映像信
号のブランキング期間(例えば、垂直ブランキング期
間)に重畳して放送すべきデータ(以下、適宜、データ
放送用データという)も入力される。なお、このデータ
放送用データは、ここでは、表示可能なデータ(画像デ
ータあるいはキャラクタデータなど)とする。但し、デ
ータ放送用データは、これに限定されるものではなく、
この他、例えば音声出力可能なデータ(音声データ)
や、コンピュータなどで取扱い可能データ(コンピュー
タプログラムを含む)などであっても良い。
一実施例の構成を示している。放送局では、例えば地上
波によるテレビジョン放送とともに、文字多重放送と同
様にして、データの放送が行われるようになされてい
る。即ち、放送局においては、ミキサ1には、テレビジ
ョン放送として放送すべき番組の映像信号が入力され
る。さらに、ミキサ1には、映像信号の他、その映像信
号のブランキング期間(例えば、垂直ブランキング期
間)に重畳して放送すべきデータ(以下、適宜、データ
放送用データという)も入力される。なお、このデータ
放送用データは、ここでは、表示可能なデータ(画像デ
ータあるいはキャラクタデータなど)とする。但し、デ
ータ放送用データは、これに限定されるものではなく、
この他、例えば音声出力可能なデータ(音声データ)
や、コンピュータなどで取扱い可能データ(コンピュー
タプログラムを含む)などであっても良い。
【0033】ミキサ1では、データ放送用データが、映
像信号のブランキング期間に重畳される。即ち、ミキサ
1では、例えば文字多重放送における場合と同様に、映
像信号の垂直ブランキング期間の第16H(ライン)と
第21H(但し、これは、奇数フィールドについてであ
り、偶数フィールドについては、第279Hおよび第2
84H)に重畳される。なお、ミキサ1では、同一のデ
ータ放送用データが、複数回(本実施例では、例えば3
回とする)、映像信号に重畳される。従って、放送局か
らは、同一のデータ放送用データが3回だけ繰り返して
送信される。
像信号のブランキング期間に重畳される。即ち、ミキサ
1では、例えば文字多重放送における場合と同様に、映
像信号の垂直ブランキング期間の第16H(ライン)と
第21H(但し、これは、奇数フィールドについてであ
り、偶数フィールドについては、第279Hおよび第2
84H)に重畳される。なお、ミキサ1では、同一のデ
ータ放送用データが、複数回(本実施例では、例えば3
回とする)、映像信号に重畳される。従って、放送局か
らは、同一のデータ放送用データが3回だけ繰り返して
送信される。
【0034】データ放送用データが重畳された映像信号
は、変調器2に出力される。変調器2には、映像信号の
他、その映像信号に付随する音声(番組の音声)が供給
される。変調器2では、映像信号と音声信号とが多重化
(周波数多重化)され、さらに変調される。その結果得
られる変調信号は、送信機3に供給され、そこで増幅処
理などの必要な処理が施された後、テレビジョン放送信
号として、アンテナ4から送信される。
は、変調器2に出力される。変調器2には、映像信号の
他、その映像信号に付随する音声(番組の音声)が供給
される。変調器2では、映像信号と音声信号とが多重化
(周波数多重化)され、さらに変調される。その結果得
られる変調信号は、送信機3に供給され、そこで増幅処
理などの必要な処理が施された後、テレビジョン放送信
号として、アンテナ4から送信される。
【0035】このテレビジョン放送信号は、ユーザ側の
アンテナ11で受信され、その受信信号(テレビジョン
放送信号)は、受信装置12に供給される。受信装置1
2では、アンテナ11より供給された受信信号が復調さ
れ、その復調信号(映像信号)から、ブランキング期間
に含まれるデータ放送用データが取り出される(抽出さ
れる)。このデータ放送用データは、例えば光磁気ディ
スク(例えば、データの記録再生用のMD(商標)(M
Dデータ(Mini Disc data)(商標))など)その他の
記録再生が可能な記録媒体14に記録される。なお、こ
の記録媒体14は、大容量であることが望ましい。記録
媒体14を、例えばMDデータとした場合、その記憶容
量は、140MB(メガバイト)程度であるから、1日
の放送によるデータ放送用データのデータ量を、例えば
20MB程度とすると、MDデータによれば、約1週間
分(7日分)のデータ放送用データを記録することが可
能となる。また、記録媒体14は、受信装置12のスロ
ット(図示せず)に対し、着脱可能になされている。
アンテナ11で受信され、その受信信号(テレビジョン
放送信号)は、受信装置12に供給される。受信装置1
2では、アンテナ11より供給された受信信号が復調さ
れ、その復調信号(映像信号)から、ブランキング期間
に含まれるデータ放送用データが取り出される(抽出さ
れる)。このデータ放送用データは、例えば光磁気ディ
スク(例えば、データの記録再生用のMD(商標)(M
Dデータ(Mini Disc data)(商標))など)その他の
記録再生が可能な記録媒体14に記録される。なお、こ
の記録媒体14は、大容量であることが望ましい。記録
媒体14を、例えばMDデータとした場合、その記憶容
量は、140MB(メガバイト)程度であるから、1日
の放送によるデータ放送用データのデータ量を、例えば
20MB程度とすると、MDデータによれば、約1週間
分(7日分)のデータ放送用データを記録することが可
能となる。また、記録媒体14は、受信装置12のスロ
ット(図示せず)に対し、着脱可能になされている。
【0036】以上のように、データ放送用データを、記
録媒体14に記録しておくようにしたので、ユーザは、
所望するときに、記録媒体14からデータ放送用データ
を再生させて、例えばテレビジョン受像機などでなるモ
ニタ13に表示させ、視聴することができる。即ち、ユ
ーザは、例えば起床して即座に最新のニュースに関する
データ放送用データをチェックしたり、また、テレビジ
ョン放送の番組に飽きたときなどに、データ放送用デー
タを視聴したりすることが可能となる。
録媒体14に記録しておくようにしたので、ユーザは、
所望するときに、記録媒体14からデータ放送用データ
を再生させて、例えばテレビジョン受像機などでなるモ
ニタ13に表示させ、視聴することができる。即ち、ユ
ーザは、例えば起床して即座に最新のニュースに関する
データ放送用データをチェックしたり、また、テレビジ
ョン放送の番組に飽きたときなどに、データ放送用デー
タを視聴したりすることが可能となる。
【0037】なお、放送局側では、データ放送用データ
を、通常の文字多重放送などが行われていない時間(例
えば、午前2時乃至午前6時など)に送信するように
し、受信装置12では、これを受信して記録媒体14に
記録するようにするのが好ましい。
を、通常の文字多重放送などが行われていない時間(例
えば、午前2時乃至午前6時など)に送信するように
し、受信装置12では、これを受信して記録媒体14に
記録するようにするのが好ましい。
【0038】次に、データ放送用データは、テレビジョ
ン放送信号の映像信号の1Hを単位とするパケットにし
て送信される。図2は、このパケットの構成を表してい
る。1つのパケットは、ヘッダ部とデータ部とで構成さ
れている。ヘッダ部には、受信側(ユーザ側)で同期を
とるための同期信号などが含まれるヘッダが配置される
ている。データ部には、その先頭から、例えば回数、識
別コード、データ名が順次配置されている。そして、デ
ータ名の後に、実質的なデータ(データ放送用データ)
が配置されている。
ン放送信号の映像信号の1Hを単位とするパケットにし
て送信される。図2は、このパケットの構成を表してい
る。1つのパケットは、ヘッダ部とデータ部とで構成さ
れている。ヘッダ部には、受信側(ユーザ側)で同期を
とるための同期信号などが含まれるヘッダが配置される
ている。データ部には、その先頭から、例えば回数、識
別コード、データ名が順次配置されている。そして、デ
ータ名の後に、実質的なデータ(データ放送用データ)
が配置されている。
【0039】ここで、回数は、データ部に配置されてい
るデータ放送用データが何回目のものであるかを示して
いる。即ち、上述したように、データ放送用データは、
同一のものが3回繰り返して、映像信号に重畳される。
回数は、データ放送用データが、3回のうちの何回目に
映像信号に重畳されたものであるかを示している。ま
た、識別コードには、データ放送用データが、どのよう
な種別のものであるかを表すコード(データ放送用デー
タが、例えば天気予報、交通情報、あるいは料理などの
うちのいずれに関するものであるかを表すコード)がセ
ットされている。データ名には、データ放送用データを
識別するための名前がセットされている。なお、1乃至
3回目に送信されるパケットのデータ名は、いずれも同
一となる。
るデータ放送用データが何回目のものであるかを示して
いる。即ち、上述したように、データ放送用データは、
同一のものが3回繰り返して、映像信号に重畳される。
回数は、データ放送用データが、3回のうちの何回目に
映像信号に重畳されたものであるかを示している。ま
た、識別コードには、データ放送用データが、どのよう
な種別のものであるかを表すコード(データ放送用デー
タが、例えば天気予報、交通情報、あるいは料理などの
うちのいずれに関するものであるかを表すコード)がセ
ットされている。データ名には、データ放送用データを
識別するための名前がセットされている。なお、1乃至
3回目に送信されるパケットのデータ名は、いずれも同
一となる。
【0040】次に、図3は、図1の受信装置12の構成
例を表している。なお、受信装置12は、リモートコマ
ンダ(以下、適宜、リモコンという)15により遠隔制
御することができるようになされている。
例を表している。なお、受信装置12は、リモートコマ
ンダ(以下、適宜、リモコンという)15により遠隔制
御することができるようになされている。
【0041】アンテナ11で受信されたテレビジョン放
送信号は、テレビチューナ71に供給される。テレビチ
ューナ71には、テレビジョン放送信号の他、制御回路
78から復調すべきチャンネルを指令する制御信号も供
給されており、テレビチューナ71では、その制御信号
に対応したチャンネルのテレビジョン放送信号が復調さ
れる。そして、その結果得られる復調信号は、テレビ表
示回路72およびデータデコーダ73に出力される。
送信号は、テレビチューナ71に供給される。テレビチ
ューナ71には、テレビジョン放送信号の他、制御回路
78から復調すべきチャンネルを指令する制御信号も供
給されており、テレビチューナ71では、その制御信号
に対応したチャンネルのテレビジョン放送信号が復調さ
れる。そして、その結果得られる復調信号は、テレビ表
示回路72およびデータデコーダ73に出力される。
【0042】テレビ表示回路72は、テレビチューナ7
1からの復調信号から映像信号を取り出し、それをモニ
タ13に表示させるために必要な処理を施し、モニタ1
3に出力する。これにより、モニタ13では、所定のチ
ャンネルの番組(映像)が表示される。なお、復調信号
からは、所定の処理回路(図示せず)において、番組に
付随する音声も取り出され、スピーカ(図示せず)から
出力される。
1からの復調信号から映像信号を取り出し、それをモニ
タ13に表示させるために必要な処理を施し、モニタ1
3に出力する。これにより、モニタ13では、所定のチ
ャンネルの番組(映像)が表示される。なお、復調信号
からは、所定の処理回路(図示せず)において、番組に
付随する音声も取り出され、スピーカ(図示せず)から
出力される。
【0043】一方、データデコーダ73では、復調信号
のうちの映像信号(垂直ブランキング期間)に重畳され
ているデータ放送用データが抽出されてデコードされ
る。このデータ放送用データは、エラー検出回路79を
介することによって、そこに生じたエラー(誤り)が検
出、訂正され、データストレージコントローラ74に出
力される。データストレージコントローラ74は、制御
回路78に制御され、データ放送用データを、記録媒体
14に記録する。なお、データストレージコントローラ
74は、データ放送用データがいつのものか分かるよう
に、それに現在の日付を付して記録媒体14に記録する
ようになされている。
のうちの映像信号(垂直ブランキング期間)に重畳され
ているデータ放送用データが抽出されてデコードされ
る。このデータ放送用データは、エラー検出回路79を
介することによって、そこに生じたエラー(誤り)が検
出、訂正され、データストレージコントローラ74に出
力される。データストレージコントローラ74は、制御
回路78に制御され、データ放送用データを、記録媒体
14に記録する。なお、データストレージコントローラ
74は、データ放送用データがいつのものか分かるよう
に、それに現在の日付を付して記録媒体14に記録する
ようになされている。
【0044】以上のようにして、記録媒体14にデータ
放送用データが記録された後、リモコン15がデータ放
送用データを表示するように操作(以下、適宜、表示操
作という)されると、その操作に対応するRF信号が、
電波として放射される。このRF信号は、アンテナ76
で受信され、受信回路77に供給される。受信回路77
では、アンテナ76からのRF信号が復調され、その結
果得られる復調信号が、制御回路78に出力される。制
御回路78は、受信回路77からの復調信号が、表示操
作に対応するものである場合、データストレージコント
ローラ74を、記録媒体14からデータ放送用データを
読み出すように制御する。これにより、データストレー
ジコントローラ74は、記録媒体14からデータ放送用
データを読み出し、データ表示回路75に出力する。
放送用データが記録された後、リモコン15がデータ放
送用データを表示するように操作(以下、適宜、表示操
作という)されると、その操作に対応するRF信号が、
電波として放射される。このRF信号は、アンテナ76
で受信され、受信回路77に供給される。受信回路77
では、アンテナ76からのRF信号が復調され、その結
果得られる復調信号が、制御回路78に出力される。制
御回路78は、受信回路77からの復調信号が、表示操
作に対応するものである場合、データストレージコント
ローラ74を、記録媒体14からデータ放送用データを
読み出すように制御する。これにより、データストレー
ジコントローラ74は、記録媒体14からデータ放送用
データを読み出し、データ表示回路75に出力する。
【0045】データ表示回路75は、例えばメモリを内
蔵しており、そのメモリに、データ放送用データをビッ
トマップとして展開し、モニタ13に出力する。これに
より、モニタ13では、データ放送用データが表示され
る。なお、モニタ13に、番組の映像が表示されている
場合には、データ放送用データは、その映像に代えて表
示することができる他、その映像にスーパインポーズし
て表示したり、あるいは、いわゆるピクチャインピクチ
ャ用の子画面などに表示したりすることなどが可能であ
る。
蔵しており、そのメモリに、データ放送用データをビッ
トマップとして展開し、モニタ13に出力する。これに
より、モニタ13では、データ放送用データが表示され
る。なお、モニタ13に、番組の映像が表示されている
場合には、データ放送用データは、その映像に代えて表
示することができる他、その映像にスーパインポーズし
て表示したり、あるいは、いわゆるピクチャインピクチ
ャ用の子画面などに表示したりすることなどが可能であ
る。
【0046】データストレージコントローラ74は、上
述したように、記録媒体14に対するデータ放送用デー
タの読み書き制御を行う他、記録媒体14の記録状態を
監視している。即ち、データストレージコントローラ7
4は、記録媒体14の空き容量をを検出し(例えば、何
バイトの空き容量があるかを検出し)、残量表示部81
に出力して表示させる。また、データストレージコント
ローラ74は、記録媒体14の空き容量が所定値以下の
場合(本明細書中では、空き容量がない場合の他、この
ように空き容量が所定値以下の場合も、適宜、空き容量
がないと表現する)、例えばLED(発光ダイオード)
などでなる警告表示部82を点灯させ、これにより、ユ
ーザに、記録媒体14の空き容量がないことを報知す
る。
述したように、記録媒体14に対するデータ放送用デー
タの読み書き制御を行う他、記録媒体14の記録状態を
監視している。即ち、データストレージコントローラ7
4は、記録媒体14の空き容量をを検出し(例えば、何
バイトの空き容量があるかを検出し)、残量表示部81
に出力して表示させる。また、データストレージコント
ローラ74は、記録媒体14の空き容量が所定値以下の
場合(本明細書中では、空き容量がない場合の他、この
ように空き容量が所定値以下の場合も、適宜、空き容量
がないと表現する)、例えばLED(発光ダイオード)
などでなる警告表示部82を点灯させ、これにより、ユ
ーザに、記録媒体14の空き容量がないことを報知す
る。
【0047】ユーザは、残量表示部81または警告表示
部82の表示を見て、必要な場合は、記録媒体14を取
り替え、あるいは、後述するような書き込み設定処理を
行うことで、データ放送用データを記録するための記録
領域を確保する。
部82の表示を見て、必要な場合は、記録媒体14を取
り替え、あるいは、後述するような書き込み設定処理を
行うことで、データ放送用データを記録するための記録
領域を確保する。
【0048】次に、図4のフローチャートを参照して、
受信装置12のデータ受信時の処理についてさらに説明
する。受信装置12においては、まず最初に、ステップ
S1において、アンテナ11によりテレビジョン放送信
号が受信され、テレビチューナ71で復調される。その
結果得られる復調信号は、データデコーダ73に出力さ
れ、ステップS2に進み、そこでデコードされて、デー
タ放送用データが抽出され、エラー検出回路79に供給
される。エラー検出回路79では、ステップS3におい
て、データ放送用データが最初に送信されてきたもので
あるか否かが判定される。ここで、この判定は、パケッ
トに配置されている回数(図2)を参照することにより
行われる。
受信装置12のデータ受信時の処理についてさらに説明
する。受信装置12においては、まず最初に、ステップ
S1において、アンテナ11によりテレビジョン放送信
号が受信され、テレビチューナ71で復調される。その
結果得られる復調信号は、データデコーダ73に出力さ
れ、ステップS2に進み、そこでデコードされて、デー
タ放送用データが抽出され、エラー検出回路79に供給
される。エラー検出回路79では、ステップS3におい
て、データ放送用データが最初に送信されてきたもので
あるか否かが判定される。ここで、この判定は、パケッ
トに配置されている回数(図2)を参照することにより
行われる。
【0049】ステップS3において、データ放送用デー
タが最初に送信されてきたものであると判定された場
合、エラー検出回路79において、そのデータ放送用デ
ータ(以下、適宜、最初のデータという)に誤りがある
か否かが検出され、誤りがない場合、ステップS6に進
み、書き込み処理がなされる。即ち、その最初のデータ
は、データストレージコントローラ74によって、記録
媒体14に書き込まれる。なお、書き込み処理の詳細に
ついては、後述する。
タが最初に送信されてきたものであると判定された場
合、エラー検出回路79において、そのデータ放送用デ
ータ(以下、適宜、最初のデータという)に誤りがある
か否かが検出され、誤りがない場合、ステップS6に進
み、書き込み処理がなされる。即ち、その最初のデータ
は、データストレージコントローラ74によって、記録
媒体14に書き込まれる。なお、書き込み処理の詳細に
ついては、後述する。
【0050】また、エラー検出回路79において、最初
のデータに誤りがあることが検出された場合には、その
最初のデータに対し、誤り訂正処理が施される。そし
て、ステップS6に進み、その誤り訂正処理の結果、誤
りが訂正されたか否かに拘らず、最初のデータは、やは
り記録媒体14に書き込まれる。
のデータに誤りがあることが検出された場合には、その
最初のデータに対し、誤り訂正処理が施される。そし
て、ステップS6に進み、その誤り訂正処理の結果、誤
りが訂正されたか否かに拘らず、最初のデータは、やは
り記録媒体14に書き込まれる。
【0051】一方、ステップS3において、データ放送
用データが最初のデータでないと判定された場合、即
ち、データ放送用データが、2回目または3回目に送信
されてきたもの(以下、適宜、2回目のデータまたは3
回目のデータという)である場合、ステップS4に進
み、そのデータ放送用データに誤りがあるか否かが、エ
ラー検出回路79によって判定される。ステップS4に
おいて、データ放送用データに誤りがあると判定された
場合、ステップS7に進み、その誤りが訂正可能なもの
であるか否かが、エラー検出回路79によって判定され
る。ステップS7において、データ放送用データに生じ
ている誤りが訂正可能なものでないと判定された場合、
ステップS8に進み、そのデータ放送用データが破棄さ
れ、ステップS1に戻る。即ち、2回目のデータおよび
3回目のデータについては、訂正することができない誤
りが生じている場合には、記録媒体14には記録されず
に破棄される。
用データが最初のデータでないと判定された場合、即
ち、データ放送用データが、2回目または3回目に送信
されてきたもの(以下、適宜、2回目のデータまたは3
回目のデータという)である場合、ステップS4に進
み、そのデータ放送用データに誤りがあるか否かが、エ
ラー検出回路79によって判定される。ステップS4に
おいて、データ放送用データに誤りがあると判定された
場合、ステップS7に進み、その誤りが訂正可能なもの
であるか否かが、エラー検出回路79によって判定され
る。ステップS7において、データ放送用データに生じ
ている誤りが訂正可能なものでないと判定された場合、
ステップS8に進み、そのデータ放送用データが破棄さ
れ、ステップS1に戻る。即ち、2回目のデータおよび
3回目のデータについては、訂正することができない誤
りが生じている場合には、記録媒体14には記録されず
に破棄される。
【0052】また、ステップS7において、データ放送
用データに生じている誤りが訂正可能なものであると判
定された場合、その誤りが訂正され、ステップS5に進
む。ステップS5では、誤りの訂正されたデータ放送用
データと同一のものが既に記録媒体14に記録されてい
るか否かが、データストレージコントローラ74によっ
て判定される。ステップS5において、誤りの訂正され
たデータ放送用データと同一のものが既に記録媒体14
に記録されていると判定された場合、ステップS8に進
み、そのデータが破棄され、ステップS1に戻る。
用データに生じている誤りが訂正可能なものであると判
定された場合、その誤りが訂正され、ステップS5に進
む。ステップS5では、誤りの訂正されたデータ放送用
データと同一のものが既に記録媒体14に記録されてい
るか否かが、データストレージコントローラ74によっ
て判定される。ステップS5において、誤りの訂正され
たデータ放送用データと同一のものが既に記録媒体14
に記録されていると判定された場合、ステップS8に進
み、そのデータが破棄され、ステップS1に戻る。
【0053】また、ステップS5において、誤りの訂正
されたデータ放送用データと同一のものが記録媒体14
に記録されていないと判定された場合、即ち、記録媒体
14に記録されている最初のデータが、誤りのあるもの
であり、このため2回目または3回目のデータであっ
て、誤りのないものと同一でない場合、ステップS6に
進み、そのデータ放送用データが、既に記録されている
最初のデータに代えて書き込まれる。
されたデータ放送用データと同一のものが記録媒体14
に記録されていないと判定された場合、即ち、記録媒体
14に記録されている最初のデータが、誤りのあるもの
であり、このため2回目または3回目のデータであっ
て、誤りのないものと同一でない場合、ステップS6に
進み、そのデータ放送用データが、既に記録されている
最初のデータに代えて書き込まれる。
【0054】一方、ステップS4において、データ放送
用データに誤りがないと判定された場合、ステップS5
に進み、その誤りのないデータ放送用データと同一のも
のが既に記録媒体14に記録されているか否かが判定さ
れ、その判定結果に基づいて、上述した場合と同様の処
理が行われる。
用データに誤りがないと判定された場合、ステップS5
に進み、その誤りのないデータ放送用データと同一のも
のが既に記録媒体14に記録されているか否かが判定さ
れ、その判定結果に基づいて、上述した場合と同様の処
理が行われる。
【0055】以上のように、放送局では、同一のデータ
放送用データを複数回(本実施例では、3回)送信し、
受信装置12では、最初のデータを、記録媒体14に記
録した後、2回目以降のデータであって、誤りの検出さ
れなかったもの(本明細書中においては、誤りが訂正さ
れたものを含む)によって、記録媒体14の記録内容を
更新するようにしたので、エラー検出回路79の誤り訂
正能力はそれほど高いものである必要がなく、従って、
装置を容易に構成することが可能となる。
放送用データを複数回(本実施例では、3回)送信し、
受信装置12では、最初のデータを、記録媒体14に記
録した後、2回目以降のデータであって、誤りの検出さ
れなかったもの(本明細書中においては、誤りが訂正さ
れたものを含む)によって、記録媒体14の記録内容を
更新するようにしたので、エラー検出回路79の誤り訂
正能力はそれほど高いものである必要がなく、従って、
装置を容易に構成することが可能となる。
【0056】即ち、テレビジョン放送信号の電波は、地
上(空中)を伝送路とするため、例えば気象条件(例え
ば、雷など)、自動車のクラクション(特に、違法性の
もの)、アマチュア無線の電波(特に、違法性のも
の)、その他のTVI(TeleVision Interference)な
どによる影響を受ける。このため、データ放送用データ
には、誤りが生じる可能性が高く、通常は、その誤りを
訂正するために、能力の高い誤り訂正回路を設ける必要
がある。しかしながら、本放送システムでは、放送局か
らは、同一のデータ放送用データを3回送信するように
したので、そのうちの少なくとも1回は、誤りのないデ
ータ放送用データが得られる可能性が高く、そのような
データ放送用データで、記録媒体14の記録内容を更新
するようにしたので、エラー検出回路79の誤り訂正能
力がそれほど高いものではなくても、正確なデータ放送
用データを得ることが可能となる。
上(空中)を伝送路とするため、例えば気象条件(例え
ば、雷など)、自動車のクラクション(特に、違法性の
もの)、アマチュア無線の電波(特に、違法性のも
の)、その他のTVI(TeleVision Interference)な
どによる影響を受ける。このため、データ放送用データ
には、誤りが生じる可能性が高く、通常は、その誤りを
訂正するために、能力の高い誤り訂正回路を設ける必要
がある。しかしながら、本放送システムでは、放送局か
らは、同一のデータ放送用データを3回送信するように
したので、そのうちの少なくとも1回は、誤りのないデ
ータ放送用データが得られる可能性が高く、そのような
データ放送用データで、記録媒体14の記録内容を更新
するようにしたので、エラー検出回路79の誤り訂正能
力がそれほど高いものではなくても、正確なデータ放送
用データを得ることが可能となる。
【0057】なお、上述の場合においては、例えば最初
のデータに誤りが生じており、2回目または3回目のデ
ータとして誤りのないデータ放送用データが得られたと
きには、記録媒体14に記録されている最初のデータす
べてに代えて、2回目または3回目のデータすべてが記
録されるようにしたが、記録媒体14の記録内容の更新
は、この他、例えば最初のデータのうちの誤っている部
分だけを、2回目または3回目のデータで置き換えるよ
うにすることで行うことも可能である。
のデータに誤りが生じており、2回目または3回目のデ
ータとして誤りのないデータ放送用データが得られたと
きには、記録媒体14に記録されている最初のデータす
べてに代えて、2回目または3回目のデータすべてが記
録されるようにしたが、記録媒体14の記録内容の更新
は、この他、例えば最初のデータのうちの誤っている部
分だけを、2回目または3回目のデータで置き換えるよ
うにすることで行うことも可能である。
【0058】次に、図5を参照して、記録媒体14にデ
ータ放送用データを記録するための記録領域を確保する
ための書き込み設定処理について説明する。まず最初
に、ユーザにより、ステップS11において、記録媒体
14が受信装置12にセット(装着)され、さらにステ
ップS12において、リモコン15が書き込み設定処理
を行うためのメニューを表示するように操作される。こ
の操作信号(以下、適宜、メニュー表示信号という)
は、上述したようにして、制御回路78で受信され、制
御回路78は、メニュー表示信号を受信すると、データ
ストレージコントローラ74を介して、データ表示回路
75を制御し、これにより、モニタ13に書き込み設定
処理を行うためのメニューを表示させる。
ータ放送用データを記録するための記録領域を確保する
ための書き込み設定処理について説明する。まず最初
に、ユーザにより、ステップS11において、記録媒体
14が受信装置12にセット(装着)され、さらにステ
ップS12において、リモコン15が書き込み設定処理
を行うためのメニューを表示するように操作される。こ
の操作信号(以下、適宜、メニュー表示信号という)
は、上述したようにして、制御回路78で受信され、制
御回路78は、メニュー表示信号を受信すると、データ
ストレージコントローラ74を介して、データ表示回路
75を制御し、これにより、モニタ13に書き込み設定
処理を行うためのメニューを表示させる。
【0059】ここで、本実施例では、メニューとして
は、「上書き条件の設定」、「クリッピング設定」、お
よび「データ削除」の3つがある。「上書き条件の設
定」では、記録媒体14にデータ放送用データを書き込
む際の条件が設定される。「クリッピング設定」では、
記録媒体14に書き込むデータ放送用データの種別が設
定される。「データ削除」では、記録媒体14に記録さ
れているデータ放送用データが削除される。
は、「上書き条件の設定」、「クリッピング設定」、お
よび「データ削除」の3つがある。「上書き条件の設
定」では、記録媒体14にデータ放送用データを書き込
む際の条件が設定される。「クリッピング設定」では、
記録媒体14に書き込むデータ放送用データの種別が設
定される。「データ削除」では、記録媒体14に記録さ
れているデータ放送用データが削除される。
【0060】ユーザは、表示されたメニューの中から、
所望するものをリモコン15を操作することによって選
択する。なお、いずれのメニューが選択されたかは、ス
テップS13において、リモコン15から送信されてく
るRF信号に基づいて、制御回路78により判定され
る。
所望するものをリモコン15を操作することによって選
択する。なお、いずれのメニューが選択されたかは、ス
テップS13において、リモコン15から送信されてく
るRF信号に基づいて、制御回路78により判定され
る。
【0061】ステップS13において、「上書き条件の
設定」が選択されたと判定された場合、ステップS14
に進み、制御回路78によって、データストレージコン
トローラ74を介して、データ表示回路75が制御さ
れ、これによりモニタ13に、上書き条件が表示され
る。
設定」が選択されたと判定された場合、ステップS14
に進み、制御回路78によって、データストレージコン
トローラ74を介して、データ表示回路75が制御さ
れ、これによりモニタ13に、上書き条件が表示され
る。
【0062】ここで、本実施例では、上書き条件として
「日付が古いものから順に上書き」、「名前が同じなら
上書き」、および「データフルなら書き込み禁止」が表
示される。「日付が古いものから順に上書き」が選択さ
れた場合には、データ放送用データを記録媒体14に記
録する際に、その空き容量が足りないときには、日付の
最も古いものを順次削除して、空き容量が確保される。
「名前が同じなら上書き」が選択された場合には、デー
タ放送用データを記録媒体14に記録する際に、既にデ
ータ名(図2)が同一のデータ放送用データが記録され
ていれば、そのデータ放送用データを削除して、新たな
データ放送用データが記録される。従って、この場合、
最新のデータ放送用データが記録されることになる。
「データフルなら書き込み禁止」が選択された場合に
は、データ放送用データを記録媒体14に記録する際
に、その空き容量が足りないときには、そのデータ放送
用データの書き込みは行われない。
「日付が古いものから順に上書き」、「名前が同じなら
上書き」、および「データフルなら書き込み禁止」が表
示される。「日付が古いものから順に上書き」が選択さ
れた場合には、データ放送用データを記録媒体14に記
録する際に、その空き容量が足りないときには、日付の
最も古いものを順次削除して、空き容量が確保される。
「名前が同じなら上書き」が選択された場合には、デー
タ放送用データを記録媒体14に記録する際に、既にデ
ータ名(図2)が同一のデータ放送用データが記録され
ていれば、そのデータ放送用データを削除して、新たな
データ放送用データが記録される。従って、この場合、
最新のデータ放送用データが記録されることになる。
「データフルなら書き込み禁止」が選択された場合に
は、データ放送用データを記録媒体14に記録する際
に、その空き容量が足りないときには、そのデータ放送
用データの書き込みは行われない。
【0063】ステップS14において、上書き条件が表
示された後、ステップS15に進み、ユーザは、リモコ
ン15を操作することによって所望の上書き条件を選択
する。ユーザによって上書き条件が選択されると、ステ
ップS16に進み、制御回路78によってデータストレ
ージコントローラ74が制御され、これにより、選択さ
れた上書き条件が記録媒体14に書き込まれて、処理を
終了する。なお、上書き条件を書き込むための領域は、
記録媒体14にあらかじめ確保されており、選択された
上書き条件は、その領域に書き込まれる。
示された後、ステップS15に進み、ユーザは、リモコ
ン15を操作することによって所望の上書き条件を選択
する。ユーザによって上書き条件が選択されると、ステ
ップS16に進み、制御回路78によってデータストレ
ージコントローラ74が制御され、これにより、選択さ
れた上書き条件が記録媒体14に書き込まれて、処理を
終了する。なお、上書き条件を書き込むための領域は、
記録媒体14にあらかじめ確保されており、選択された
上書き条件は、その領域に書き込まれる。
【0064】また、ステップS13において、「クリッ
ピング設定」が選択されたと判定された場合、ステップ
S17に進み、制御回路78によって、データストレー
ジコントローラ74を介して、データ表示回路75が制
御され、これによりモニタ13に、クリッピング項目が
表示される。
ピング設定」が選択されたと判定された場合、ステップ
S17に進み、制御回路78によって、データストレー
ジコントローラ74を介して、データ表示回路75が制
御され、これによりモニタ13に、クリッピング項目が
表示される。
【0065】ここで、本実施例では、クリッピング項目
として「交通情報」、「政治」、「経済」、「料理」、
「FAX」、「カタログ」などが表示される。「交通情
報」、「政治」、「経済」、「料理」、「FAX」、ま
たは「カタログ」が選択された場合には、交通情報、政
治、経済、料理、FAX、またはカタログそれぞれに関
するデータ放送用データだけが、記録媒体14に記録さ
れ、その他のものは破棄される。従って、ユーザは、所
望のクリッピング項目を選択しておくことにより、必要
な種類(種別)のデータ放送用データだけが記録媒体1
4に記録されるようにすることができる。
として「交通情報」、「政治」、「経済」、「料理」、
「FAX」、「カタログ」などが表示される。「交通情
報」、「政治」、「経済」、「料理」、「FAX」、ま
たは「カタログ」が選択された場合には、交通情報、政
治、経済、料理、FAX、またはカタログそれぞれに関
するデータ放送用データだけが、記録媒体14に記録さ
れ、その他のものは破棄される。従って、ユーザは、所
望のクリッピング項目を選択しておくことにより、必要
な種類(種別)のデータ放送用データだけが記録媒体1
4に記録されるようにすることができる。
【0066】なお、FAXに関するデータ放送用データ
とは、次のようなものをいう。即ち、最近では、ファク
シミリ(以下、適宜、FAX(ファックス)という)の
普及に伴い、FAXで、例えば住宅情報や、交通情報、
その他様々な情報を得ることができるFAX情報サービ
スの利用が増加しつつある(以下、適宜、このようにF
AXで取り扱われる情報を、FAX情報という)。従来
のFAX情報サービスにおいては、ユーザは、まず、F
AX情報サービス提供会社に、例えば電話などでアクセ
スし、その提供者が提供するFAX情報の内容を表すイ
ンデックス(例えば、FAX情報が住宅情報であるなら
ば、「住宅情報」というタイトルや、さらには、その住
宅情報が、どの地域(例えば、都道府県など)にある住
宅に関するものなのかなど)の一覧表を送信してもら
い、これをFAXで取り出す。この一覧表には、インデ
ックスとともに、そのインデックスに対応するFAX情
報を得るためのサブコードが付されており、ユーザは、
一覧表を見て、所望するインデックスがあった場合に
は、FAX情報サービス提供会社に電話をかけ、そのイ
ンデックスに付されたサブコードとともに、そのインデ
ックスに対応するFAX情報を出力させるFAXの電話
番号(FAX番号)を、プッシュボタンを操作すること
などにより入力する。
とは、次のようなものをいう。即ち、最近では、ファク
シミリ(以下、適宜、FAX(ファックス)という)の
普及に伴い、FAXで、例えば住宅情報や、交通情報、
その他様々な情報を得ることができるFAX情報サービ
スの利用が増加しつつある(以下、適宜、このようにF
AXで取り扱われる情報を、FAX情報という)。従来
のFAX情報サービスにおいては、ユーザは、まず、F
AX情報サービス提供会社に、例えば電話などでアクセ
スし、その提供者が提供するFAX情報の内容を表すイ
ンデックス(例えば、FAX情報が住宅情報であるなら
ば、「住宅情報」というタイトルや、さらには、その住
宅情報が、どの地域(例えば、都道府県など)にある住
宅に関するものなのかなど)の一覧表を送信してもら
い、これをFAXで取り出す。この一覧表には、インデ
ックスとともに、そのインデックスに対応するFAX情
報を得るためのサブコードが付されており、ユーザは、
一覧表を見て、所望するインデックスがあった場合に
は、FAX情報サービス提供会社に電話をかけ、そのイ
ンデックスに付されたサブコードとともに、そのインデ
ックスに対応するFAX情報を出力させるFAXの電話
番号(FAX番号)を、プッシュボタンを操作すること
などにより入力する。
【0067】FAX情報サービス提供会社では、サブコ
ードおよびFAX番号を受信すると、そのサブコードに
対応するFAX情報を、受信したFAX番号に対応する
FAXに送信する。これにより、ユーザは、所望するF
AX情報を得ることができる。
ードおよびFAX番号を受信すると、そのサブコードに
対応するFAX情報を、受信したFAX番号に対応する
FAXに送信する。これにより、ユーザは、所望するF
AX情報を得ることができる。
【0068】以上のようなFAX情報サービスにおけ
る、例えばインデックスの一覧表が、FAXに関するデ
ータ放送用データである。
る、例えばインデックスの一覧表が、FAXに関するデ
ータ放送用データである。
【0069】ステップS17において、クリッピング項
目が表示された後、ステップS18に進み、ユーザは、
リモコン15を操作することによって所望のクリッピン
グ項目を選択する。ユーザによってクリッピング項目が
選択(チェック)されると、ステップS18に進み、制
御回路78によってデータストレージコントローラ74
が制御され、これにより、選択されたクリッピング項目
が記録媒体14に書き込まれて、処理を終了する。な
お、クリッピング項目を書き込むための領域は、記録媒
体14にあらかじめ確保されており、選択されたクリッ
ピング項目は、その領域に書き込まれる。また、クリッ
ピング項目は、1つだけでなく、複数選択することが可
能である。さらに、記録媒体14には、クリッピング項
目として、図2で説明したパケットに配置される識別コ
ードと同一のコードが記録される。
目が表示された後、ステップS18に進み、ユーザは、
リモコン15を操作することによって所望のクリッピン
グ項目を選択する。ユーザによってクリッピング項目が
選択(チェック)されると、ステップS18に進み、制
御回路78によってデータストレージコントローラ74
が制御され、これにより、選択されたクリッピング項目
が記録媒体14に書き込まれて、処理を終了する。な
お、クリッピング項目を書き込むための領域は、記録媒
体14にあらかじめ確保されており、選択されたクリッ
ピング項目は、その領域に書き込まれる。また、クリッ
ピング項目は、1つだけでなく、複数選択することが可
能である。さらに、記録媒体14には、クリッピング項
目として、図2で説明したパケットに配置される識別コ
ードと同一のコードが記録される。
【0070】一方、ステップS13において、「データ
削除」が選択されたと判定された場合、ステップS20
に進み、制御回路78によって、データストレージコン
トローラ74が制御され、これにより記録媒体14に記
録されているデータ放送用データのデータ名が読み出さ
れる。このデータ名は、データ表示回路75を介して、
モニタ13に出力されて表示される。即ち、この場合、
記録媒体14に記録されているデータ放送用データのデ
ータ名の一覧が、モニタ13に表示される。
削除」が選択されたと判定された場合、ステップS20
に進み、制御回路78によって、データストレージコン
トローラ74が制御され、これにより記録媒体14に記
録されているデータ放送用データのデータ名が読み出さ
れる。このデータ名は、データ表示回路75を介して、
モニタ13に出力されて表示される。即ち、この場合、
記録媒体14に記録されているデータ放送用データのデ
ータ名の一覧が、モニタ13に表示される。
【0071】ステップS20において、データ名の一覧
が表示された後、ステップS21に進み、ユーザは、リ
モコン15を操作することによって、削除するデータ放
送用データのデータ名を選択する。ユーザによってデー
タ名が選択(指定)されると、ステップS22に進み、
制御回路78によってデータストレージコントローラ7
4が制御され、これにより、選択されたデータ名のデー
タ放送用データが記録媒体14から削除されて、処理を
終了する。
が表示された後、ステップS21に進み、ユーザは、リ
モコン15を操作することによって、削除するデータ放
送用データのデータ名を選択する。ユーザによってデー
タ名が選択(指定)されると、ステップS22に進み、
制御回路78によってデータストレージコントローラ7
4が制御され、これにより、選択されたデータ名のデー
タ放送用データが記録媒体14から削除されて、処理を
終了する。
【0072】次に、図6のフローチャートを参照して、
図4のステップS6における書き込み処理の詳細につい
て説明する。書き込み処理においては、まず最初に、ス
テップS31において、クリッピング指定がなされてい
るか否かが、制御回路78によって判定される。即ち、
制御回路78は、データストレージコントローラ74を
制御し、記録媒体14に、クリッピング項目が記録され
ているか否かを検出させる。そして、制御回路78は、
クリッピング項目が記録されている場合には、クリッピ
ング指定がなされていると判定し、またクリッピング項
目が記録されていない場合には、クリッピング指定がな
されていないと判定する。
図4のステップS6における書き込み処理の詳細につい
て説明する。書き込み処理においては、まず最初に、ス
テップS31において、クリッピング指定がなされてい
るか否かが、制御回路78によって判定される。即ち、
制御回路78は、データストレージコントローラ74を
制御し、記録媒体14に、クリッピング項目が記録され
ているか否かを検出させる。そして、制御回路78は、
クリッピング項目が記録されている場合には、クリッピ
ング指定がなされていると判定し、またクリッピング項
目が記録されていない場合には、クリッピング指定がな
されていないと判定する。
【0073】ステップS31において、クリッピング指
定がなされていると判定された場合、ステップS32に
進み、クリッピング処理が行われ、ステップS33に進
む。
定がなされていると判定された場合、ステップS32に
進み、クリッピング処理が行われ、ステップS33に進
む。
【0074】ここで、図7を参照して、クリッピング処
理の詳細について説明する。クリッピング処理では、ま
ず最初に、記録媒体14に記録されているクリッピング
項目(これは、上述したように、ユーザにより選択され
たものなので、以下、適宜、選択クリッピング項目とい
う)がデータストレージコントローラ74により読み出
される。そして、ステップS41に進み、データストレ
ージコントローラ74において、エラー検出回路79か
ら供給されたデータ放送用データの種別が、所定の種別
であるかどうかが判定される。即ち、エラー検出回路7
9から供給されたデータ放送用データの識別コード(図
2)が、選択クリッピング項目(選択されたクリッピン
グ項目が複数ある場合には、そのうちのいずれか)と一
致するか否かが判定される。
理の詳細について説明する。クリッピング処理では、ま
ず最初に、記録媒体14に記録されているクリッピング
項目(これは、上述したように、ユーザにより選択され
たものなので、以下、適宜、選択クリッピング項目とい
う)がデータストレージコントローラ74により読み出
される。そして、ステップS41に進み、データストレ
ージコントローラ74において、エラー検出回路79か
ら供給されたデータ放送用データの種別が、所定の種別
であるかどうかが判定される。即ち、エラー検出回路7
9から供給されたデータ放送用データの識別コード(図
2)が、選択クリッピング項目(選択されたクリッピン
グ項目が複数ある場合には、そのうちのいずれか)と一
致するか否かが判定される。
【0075】ステップS41において、データ放送用デ
ータの識別コードが、選択クリッピング項目と一致する
と判定された場合、クリッピング処理を終了し、図6の
ステップS33に進む。この場合、識別コードが選択ク
リッピング項目と一致するデータ放送用データは、後述
する図6のステップS35または図8のステップS55
において、記録媒体14に記録される。また、ステップ
S41において、データ放送用データの識別コードが、
選択クリッピング項目と一致しないと判定された場合、
ステップS42に進み、そのデータ放送用データが破棄
され、処理(書き込み処理自体)を終了する。従って、
クリッピング指定がなされている場合には、識別コード
が選択クリッピング項目と一致するデータ放送用データ
だけが記録媒体14に記録される。
ータの識別コードが、選択クリッピング項目と一致する
と判定された場合、クリッピング処理を終了し、図6の
ステップS33に進む。この場合、識別コードが選択ク
リッピング項目と一致するデータ放送用データは、後述
する図6のステップS35または図8のステップS55
において、記録媒体14に記録される。また、ステップ
S41において、データ放送用データの識別コードが、
選択クリッピング項目と一致しないと判定された場合、
ステップS42に進み、そのデータ放送用データが破棄
され、処理(書き込み処理自体)を終了する。従って、
クリッピング指定がなされている場合には、識別コード
が選択クリッピング項目と一致するデータ放送用データ
だけが記録媒体14に記録される。
【0076】図6に戻り、ステップS31において、ク
リッピング指定がなされていないと判定された場合、ス
テップS32をスキップして、ステップS33に進み、
空き容量がないかどうか(エラー検出回路79から出力
されたデータ放送用データを記録することのできる空き
容量が、記録媒体14にあるかどうか)、即ち、データ
放送用データが記録可能であるかどうか(データフルか
どうか)が、制御回路78によって判定される。即ち、
制御回路78は、データストレージコントローラ74を
制御し、記録媒体14に、データ放送用データが記録可
能かどうかを調べさせ、その調査結果に基づいて、ステ
ップS33の判定処理を行う。
リッピング指定がなされていないと判定された場合、ス
テップS32をスキップして、ステップS33に進み、
空き容量がないかどうか(エラー検出回路79から出力
されたデータ放送用データを記録することのできる空き
容量が、記録媒体14にあるかどうか)、即ち、データ
放送用データが記録可能であるかどうか(データフルか
どうか)が、制御回路78によって判定される。即ち、
制御回路78は、データストレージコントローラ74を
制御し、記録媒体14に、データ放送用データが記録可
能かどうかを調べさせ、その調査結果に基づいて、ステ
ップS33の判定処理を行う。
【0077】ステップS33において、データ放送用デ
ータが記録可能であると判定された場合、ステップS3
5に進み、そのデータ放送用データが記録媒体14に記
録され、処理を終了する。
ータが記録可能であると判定された場合、ステップS3
5に進み、そのデータ放送用データが記録媒体14に記
録され、処理を終了する。
【0078】一方、ステップS33において、データ放
送用データが記録可能でないと判定された場合、ステッ
プS34に進み、データフル処理が行われ、処理を終了
する。
送用データが記録可能でないと判定された場合、ステッ
プS34に進み、データフル処理が行われ、処理を終了
する。
【0079】ここで、図8を参照して、データフル処理
について説明する。データフル処理では、まず最初に、
記録媒体14に記録されている上書き条件がデータスト
レージコントローラ74により読み出され、ステップS
51に進み、その上書き条件として上書き禁止が指定さ
れているかどうか、即ち、上書き条件が「データフルな
ら書き込み禁止」であるかどうかが、データストレージ
コントローラ74によって判定される。ステップS51
において、上書き条件が「データフルなら書き込み禁
止」であると判定された場合、処理を終了する。即ち、
この場合、データ放送用データの書き込みは行われな
い。
について説明する。データフル処理では、まず最初に、
記録媒体14に記録されている上書き条件がデータスト
レージコントローラ74により読み出され、ステップS
51に進み、その上書き条件として上書き禁止が指定さ
れているかどうか、即ち、上書き条件が「データフルな
ら書き込み禁止」であるかどうかが、データストレージ
コントローラ74によって判定される。ステップS51
において、上書き条件が「データフルなら書き込み禁
止」であると判定された場合、処理を終了する。即ち、
この場合、データ放送用データの書き込みは行われな
い。
【0080】また、ステップS51において、上書き条
件が「データフルなら書き込み禁止」でないと判定され
た場合、ステップS52に進み、上書き条件として、同
名更新が指定されているかどうか、即ち、上書き条件が
「名前が同じなら上書き」であるかどうかが、データス
トレージコントローラ74によって判定される。ステッ
プS52において、上書き条件が「名前が同じなら上書
き」であると判定された場合、ステップS56に進み、
エラー検出回路79から出力されたデータ放送用データ
のデータ名(図2)と同一のデータ名のものが、記録媒
体14に記録されているか否かが、データストレージコ
ントローラ74によって判定される。
件が「データフルなら書き込み禁止」でないと判定され
た場合、ステップS52に進み、上書き条件として、同
名更新が指定されているかどうか、即ち、上書き条件が
「名前が同じなら上書き」であるかどうかが、データス
トレージコントローラ74によって判定される。ステッ
プS52において、上書き条件が「名前が同じなら上書
き」であると判定された場合、ステップS56に進み、
エラー検出回路79から出力されたデータ放送用データ
のデータ名(図2)と同一のデータ名のものが、記録媒
体14に記録されているか否かが、データストレージコ
ントローラ74によって判定される。
【0081】ステップS56において、エラー検出回路
79から出力されたデータ放送用データのデータ名と同
一のデータ名のものが、記録媒体14に記録されていな
いと判定された場合、処理を終了する。また、ステップ
S56において、エラー検出回路79から出力されたデ
ータ放送用データのデータ名と同一のデータ名のもの
が、記録媒体14に記録されていると判定された場合、
ステップS57に進み、エラー検出回路79から出力さ
れたデータ放送用データのデータ名と同一のデータ名の
ものが、記録媒体14から削除され、これによりエラー
検出回路79から出力されたデータ放送用データを記録
するための空き領域が確保される。そして、ステップS
55に進み、エラー検出回路79から出力されたデータ
放送用データが記録媒体14に書き込まれ、処理を終了
する。
79から出力されたデータ放送用データのデータ名と同
一のデータ名のものが、記録媒体14に記録されていな
いと判定された場合、処理を終了する。また、ステップ
S56において、エラー検出回路79から出力されたデ
ータ放送用データのデータ名と同一のデータ名のもの
が、記録媒体14に記録されていると判定された場合、
ステップS57に進み、エラー検出回路79から出力さ
れたデータ放送用データのデータ名と同一のデータ名の
ものが、記録媒体14から削除され、これによりエラー
検出回路79から出力されたデータ放送用データを記録
するための空き領域が確保される。そして、ステップS
55に進み、エラー検出回路79から出力されたデータ
放送用データが記録媒体14に書き込まれ、処理を終了
する。
【0082】なお、このステップS55および上述した
図6のステップS35では、図4で説明したように、デ
ータ放送用データが、最初のデータであれば、必ず記録
がなされ、2回目以降のデータ(但し、誤りのないも
の)であれば、それと同一のデータが記録されていない
ときだけ記録がなされる。
図6のステップS35では、図4で説明したように、デ
ータ放送用データが、最初のデータであれば、必ず記録
がなされ、2回目以降のデータ(但し、誤りのないも
の)であれば、それと同一のデータが記録されていない
ときだけ記録がなされる。
【0083】一方、ステップS52において、上書き条
件が「名前が同じなら上書き」でないと判定された場
合、ステップS53に進み、記録媒体14に記録されて
いるデータ放送用データのうち、最も古いもの(最も過
去に記録されたもの)が削除される。なお、このステッ
プS53における削除処理は、データ放送用データに付
加されている日付を参照することで、データストレージ
コントローラ73によって行われる。
件が「名前が同じなら上書き」でないと判定された場
合、ステップS53に進み、記録媒体14に記録されて
いるデータ放送用データのうち、最も古いもの(最も過
去に記録されたもの)が削除される。なお、このステッ
プS53における削除処理は、データ放送用データに付
加されている日付を参照することで、データストレージ
コントローラ73によって行われる。
【0084】そして、ステップS54に進み、エラー検
出回路79より出力されたデータ放送用データのデータ
量が、記録媒体14の空き容量より大きいか否かが、デ
ータストレージコントローラ74によって判定される。
ステップS54において、エラー検出回路79より出力
されたデータ放送用データのデータ量が、記録媒体14
の空き容量より大きいと判定された場合、ステップS5
3に戻り、以下、エラー検出回路79より出力されたデ
ータ放送用データのデータ量が、記録媒体14の空き容
量以下となるまで、即ち、エラー検出回路79より出力
されたデータ放送用データを、記録媒体14に記録する
ことができるようになるまで、ステップS53およびS
54の処理を繰り返す。
出回路79より出力されたデータ放送用データのデータ
量が、記録媒体14の空き容量より大きいか否かが、デ
ータストレージコントローラ74によって判定される。
ステップS54において、エラー検出回路79より出力
されたデータ放送用データのデータ量が、記録媒体14
の空き容量より大きいと判定された場合、ステップS5
3に戻り、以下、エラー検出回路79より出力されたデ
ータ放送用データのデータ量が、記録媒体14の空き容
量以下となるまで、即ち、エラー検出回路79より出力
されたデータ放送用データを、記録媒体14に記録する
ことができるようになるまで、ステップS53およびS
54の処理を繰り返す。
【0085】一方、ステップS54において、エラー検
出回路79より出力されたデータ放送用データのデータ
量が、記録媒体14の空き容量より大きくないと判定さ
れた場合、ステップS55に進み、そのデータ放送用デ
ータが記録媒体14に記録されて処理を終了する。
出回路79より出力されたデータ放送用データのデータ
量が、記録媒体14の空き容量より大きくないと判定さ
れた場合、ステップS55に進み、そのデータ放送用デ
ータが記録媒体14に記録されて処理を終了する。
【0086】以上のように、クリッピング指定がなされ
ている場合には、選択クリッピング項目と一致する種別
のデータ放送用データだけを記録するようにしたので、
ユーザが希望しないデータ放送用データは記録されず、
従って、記録媒体14を有効に(効率的に)利用するこ
とが可能となる。
ている場合には、選択クリッピング項目と一致する種別
のデータ放送用データだけを記録するようにしたので、
ユーザが希望しないデータ放送用データは記録されず、
従って、記録媒体14を有効に(効率的に)利用するこ
とが可能となる。
【0087】さらに、この場合、ユーザは、所望する種
別のデータ放送用データを即座に得ることが可能とな
る。即ち、選択クリッピング項目として、例えば「最新
の道路交通情報」を選択しておけば(図5では説明しな
かったが、このようなクリッピング項目を設けることも
可能)、記録媒体14の記録内容は、道路交通情報に関
するデータ放送用データが送信されてくるたびに、その
データ放送用データで更新されるので、ユーザは、常
時、最新の道路交通情報を得ることができる。また、選
択クリッピング項目として、例えば「政治」や「経済」
を選択しておけば、政治や経済のニュースなどの情報に
関するデータ放送用データだけが記録媒体14に記録さ
れるので、ユーザは、即座に、政治や経済に関する情報
を得ることができる。さらに、選択クリッピング項目と
して、例えば「料理」を選択しておけば、料理のレシピ
や飲食店の情報などに関するデータ放送用データだけが
記録媒体14に記録されるので、ユーザは、容易に、料
理に関するオリジナルライブラリを作成することができ
る。
別のデータ放送用データを即座に得ることが可能とな
る。即ち、選択クリッピング項目として、例えば「最新
の道路交通情報」を選択しておけば(図5では説明しな
かったが、このようなクリッピング項目を設けることも
可能)、記録媒体14の記録内容は、道路交通情報に関
するデータ放送用データが送信されてくるたびに、その
データ放送用データで更新されるので、ユーザは、常
時、最新の道路交通情報を得ることができる。また、選
択クリッピング項目として、例えば「政治」や「経済」
を選択しておけば、政治や経済のニュースなどの情報に
関するデータ放送用データだけが記録媒体14に記録さ
れるので、ユーザは、即座に、政治や経済に関する情報
を得ることができる。さらに、選択クリッピング項目と
して、例えば「料理」を選択しておけば、料理のレシピ
や飲食店の情報などに関するデータ放送用データだけが
記録媒体14に記録されるので、ユーザは、容易に、料
理に関するオリジナルライブラリを作成することができ
る。
【0088】また、選択クリッピング項目として、例え
ば「FAX」を選択しておけば、即座にFAX情報のイ
ンデックスを得ることができる。この場合、FAX情報
のインデックスとして、例えば「観光地に関する情報」
や「コンピュータの周辺機器のカタログ」などがあった
場合には、FAX情報サービスを利用することで、ユー
ザは、観光地に関する詳細な情報を、即座に得ることが
できる。また、ユーザは、コンピュータの周辺機器のカ
タログなども、即座に得ることができる。
ば「FAX」を選択しておけば、即座にFAX情報のイ
ンデックスを得ることができる。この場合、FAX情報
のインデックスとして、例えば「観光地に関する情報」
や「コンピュータの周辺機器のカタログ」などがあった
場合には、FAX情報サービスを利用することで、ユー
ザは、観光地に関する詳細な情報を、即座に得ることが
できる。また、ユーザは、コンピュータの周辺機器のカ
タログなども、即座に得ることができる。
【0089】さらに、記録媒体14の空き容量が足りな
い場合には、ユーザが設定した上書き条件に基づいて、
所定のデータ放送用データを削除することにより、空き
容量を確保するようにしたので、空き容量の不足で、デ
ータ放送用データの記録をすることができないといった
状態が生じる頻度を低減することができる。また、この
場合、ユーザが必要とするデータ放送用データが誤って
削除されることを防止することができる。
い場合には、ユーザが設定した上書き条件に基づいて、
所定のデータ放送用データを削除することにより、空き
容量を確保するようにしたので、空き容量の不足で、デ
ータ放送用データの記録をすることができないといった
状態が生じる頻度を低減することができる。また、この
場合、ユーザが必要とするデータ放送用データが誤って
削除されることを防止することができる。
【0090】ところで、図8のステップS53では、日
付の最も古いデータ放送用データを削除することによ
り、記録媒体14に空き領域を確保するようにしたが、
この空き領域の確保は、その他のデータ放送用データを
削除することによって行うことも可能である。即ち、ユ
ーザが既に見たデータ放送用データは不要であると考え
られるから、空き容量の確保は、ユーザが既に見たデー
タ放送用データを削除することによって行うことができ
る。
付の最も古いデータ放送用データを削除することによ
り、記録媒体14に空き領域を確保するようにしたが、
この空き領域の確保は、その他のデータ放送用データを
削除することによって行うことも可能である。即ち、ユ
ーザが既に見たデータ放送用データは不要であると考え
られるから、空き容量の確保は、ユーザが既に見たデー
タ放送用データを削除することによって行うことができ
る。
【0091】具体的には、例えばデータストレージコン
トローラ74において、記録媒体14から読み出してモ
ニタ13に表示したデータ放送用データには、読み出し
が行われたことを示す所定のマーク(以下、適宜、読み
出しマークという)を付加しておくようにする。そし
て、図8のステップS53では、読み出しマークの付加
されているデータ放送用データを削除するようにする。
トローラ74において、記録媒体14から読み出してモ
ニタ13に表示したデータ放送用データには、読み出し
が行われたことを示す所定のマーク(以下、適宜、読み
出しマークという)を付加しておくようにする。そし
て、図8のステップS53では、読み出しマークの付加
されているデータ放送用データを削除するようにする。
【0092】以下、この処理について、図9および図1
0を参照して、さらに説明する。図9は、データ放送用
データの表示時の動作を説明するフローチャートであ
る。まず最初に、ステップS61において、リモコン1
5が表示操作されたか否かが、制御回路78によって判
定される。ステップS61において、リモコン15が表
示操作されていないと判定された場合、ステップS61
に戻る。また、ステップS61において、リモコン15
が表示操作されたと判定された場合、ステップS62に
進み、その表示操作に対応するデータ放送用データが、
データストレージコントローラ74によって、記録媒体
14から読み出され、ステップS63に進む。ステップ
S63では、記録媒体14の、いま読み出されたデータ
放送用データに付加する形で、読み出しマークが、デー
タストレージコントローラ74によって記録され、ステ
ップS64に進み、上述したようにして、記録媒体14
から読み出されたデータ放送用データがモニタ13に表
示されて、処理を終了する。
0を参照して、さらに説明する。図9は、データ放送用
データの表示時の動作を説明するフローチャートであ
る。まず最初に、ステップS61において、リモコン1
5が表示操作されたか否かが、制御回路78によって判
定される。ステップS61において、リモコン15が表
示操作されていないと判定された場合、ステップS61
に戻る。また、ステップS61において、リモコン15
が表示操作されたと判定された場合、ステップS62に
進み、その表示操作に対応するデータ放送用データが、
データストレージコントローラ74によって、記録媒体
14から読み出され、ステップS63に進む。ステップ
S63では、記録媒体14の、いま読み出されたデータ
放送用データに付加する形で、読み出しマークが、デー
タストレージコントローラ74によって記録され、ステ
ップS64に進み、上述したようにして、記録媒体14
から読み出されたデータ放送用データがモニタ13に表
示されて、処理を終了する。
【0093】以上のように、データ放送用データに読み
出しマークを付加しておくようにした場合、図8では、
ステップS53の処理に代えて、図10に示すステップ
S65およびS66の処理を行うようにする。即ち、ス
テップS65では、読み出しマークが付加されているデ
ータ放送用データが、データストレージコントローラ7
4によって検索される。そして、ステップS66に進
み、ステップS65で検索されたデータ放送用データが
記録媒体14から削除され、これにより空き領域が確保
される。
出しマークを付加しておくようにした場合、図8では、
ステップS53の処理に代えて、図10に示すステップ
S65およびS66の処理を行うようにする。即ち、ス
テップS65では、読み出しマークが付加されているデ
ータ放送用データが、データストレージコントローラ7
4によって検索される。そして、ステップS66に進
み、ステップS65で検索されたデータ放送用データが
記録媒体14から削除され、これにより空き領域が確保
される。
【0094】なお、読み出しマークの付加の際には、例
えば優先順位も付加するようにすることが可能である。
即ち、ユーザが一度見たデータ放送用データは、基本的
にはユーザにとって不要なものであるが、中には、でき
るだけ記録しておきたいようなものがある場合がある。
そこで、モニタ13にデータ放送用データを表示した
後、ユーザに、リモコン15を操作することによって、
そのデータ放送用データの優先順位を入力させるように
する。そして、この優先順位を、読み出しマークととも
に、データ放送用データに付加するようにし、削除の際
には、優先順位の低いデータ放送用データを削除するこ
とで、空き容量を確保するようにする。この場合、デー
タ放送用データが、ユーザにとって不要なものから順に
削除されるので、記録媒体14をより効率的に使用する
ことが可能となる。
えば優先順位も付加するようにすることが可能である。
即ち、ユーザが一度見たデータ放送用データは、基本的
にはユーザにとって不要なものであるが、中には、でき
るだけ記録しておきたいようなものがある場合がある。
そこで、モニタ13にデータ放送用データを表示した
後、ユーザに、リモコン15を操作することによって、
そのデータ放送用データの優先順位を入力させるように
する。そして、この優先順位を、読み出しマークととも
に、データ放送用データに付加するようにし、削除の際
には、優先順位の低いデータ放送用データを削除するこ
とで、空き容量を確保するようにする。この場合、デー
タ放送用データが、ユーザにとって不要なものから順に
削除されるので、記録媒体14をより効率的に使用する
ことが可能となる。
【0095】以上、本発明を、地上波によるテレビジョ
ン放送が行われる放送システムに適用した場合について
説明したが、本発明は、この他、例えば衛星や、CAT
V網、その他のネットワークを利用したテレビジョン放
送を行う放送システムなどにも適用可能である。
ン放送が行われる放送システムに適用した場合について
説明したが、本発明は、この他、例えば衛星や、CAT
V網、その他のネットワークを利用したテレビジョン放
送を行う放送システムなどにも適用可能である。
【0096】なお、本実施例においては、データ放送用
データを、テレビジョン放送信号の垂直ブランキング期
間に重畳するようにしたが、データ放送用データは、こ
の他、例えばテレビジョン放送信号の水平ブランキング
期間などに重畳することも可能である。
データを、テレビジョン放送信号の垂直ブランキング期
間に重畳するようにしたが、データ放送用データは、こ
の他、例えばテレビジョン放送信号の水平ブランキング
期間などに重畳することも可能である。
【0097】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ受信装置および
請求項6に記載のデータ受信方法によれば、記録媒体
に、データが記録可能かどうかが判定され、記録媒体に
データが記録可能ではないときには、記録媒体に既に記
録されている所定のデータが削除される。従って、空き
容量不足により、データが記録されないといった状態が
生じる頻度を低減することが可能となる。
請求項6に記載のデータ受信方法によれば、記録媒体
に、データが記録可能かどうかが判定され、記録媒体に
データが記録可能ではないときには、記録媒体に既に記
録されている所定のデータが削除される。従って、空き
容量不足により、データが記録されないといった状態が
生じる頻度を低減することが可能となる。
【0098】請求項7に記載のデータ受信装置および請
求項9に記載のデータ受信方法によれば、データの種別
が、所定の種別であるかどうかが判定され、データが所
定の種別であるとき、そのデータが、記録媒体に記録さ
れる。従って、ユーザが所望するデータのみを記録する
ことが可能となる。
求項9に記載のデータ受信方法によれば、データの種別
が、所定の種別であるかどうかが判定され、データが所
定の種別であるとき、そのデータが、記録媒体に記録さ
れる。従って、ユーザが所望するデータのみを記録する
ことが可能となる。
【0099】請求項10に記載のデータ受信装置および
請求項11に記載のデータ受信方法によれば、最初に送
信されてきたデータが、記録媒体に記録された後、2回
目以降に送信されてきたデータであって、誤りの検出さ
れなかったものによって、記録媒体の記録内容が更新さ
れる。従って、正確なデータを、容易に得ることが可能
となる。
請求項11に記載のデータ受信方法によれば、最初に送
信されてきたデータが、記録媒体に記録された後、2回
目以降に送信されてきたデータであって、誤りの検出さ
れなかったものによって、記録媒体の記録内容が更新さ
れる。従って、正確なデータを、容易に得ることが可能
となる。
【図1】本発明を適用した放送システムの一実施例の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】データ放送用データのパケットのフォーマット
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1の受信装置12の構成例を示すブロック図
である。
である。
【図4】図3の受信装置12の、データ放送用データ受
信時の動作を説明するためのフローチャートである。
信時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】書き込み設定処理を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】図4のステップS6における書き込み処理の詳
細を説明するためのフローチャートである。
細を説明するためのフローチャートである。
【図7】図6のステップS32におけるクリッピング処
理を説明するためのフローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図6のステップS34におけるデータフル処理
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図9】図3の受信装置12の、データ放送用データの
表示時の動作を説明するためフローチャートである。
表示時の動作を説明するためフローチャートである。
【図10】読み出しマークが付加されたデータ放送用デ
ータの削除処理を説明するためのフローチャートであ
る。
ータの削除処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 ミキサ 2 変調器 3 送信機 4,11 アンテナ 12 受信装置 13 モニタ 14 記録媒体 15 リモートコマンダ 71 テレビチューナ 72 テレビ表示回路 73 データデコーダ 74 データストレージコントローラ 75 データ表示回路 76 アンテナ 77 受信回路 78 制御回路 79 エラー検出回路 81 残量表示部 82 警告表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/44 H04N 5/91 E 5/91 (72)発明者 木佐貫 千里 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 テレビジョン放送信号のブランキング期
間に重畳されたデータを受信するデータ受信装置であっ
て、 前記テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記テレビジョン放送信
号に重畳されている前記データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記データを、記録媒体
に記録する記録制御手段と、 前記記録媒体に、前記データが記録可能かどうかを判定
する判定手段と、 前記判定手段により前記記録媒体に前記データが記録可
能ではないと判定されたときに、前記記録媒体に既に記
録されている所定のデータを削除する削除手段とを備え
ることを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体の空き容量を表示する空き
容量表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
に記載のデータ受信装置。 - 【請求項3】 前記記録媒体に空き領域がないときに、
その旨を報知する報知手段をさらに備えることを特徴と
する請求項1に記載のデータ受信装置。 - 【請求項4】 前記記録制御手段は、前記データを、日
付を付して記録し、 前記削除手段は、前記日付を参照して、最も過去に記録
された前記データを削除することを特徴とする請求項1
に記載のデータ受信装置。 - 【請求項5】 前記記録媒体に記録された前記データを
読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出された前記データに所定
のマークを付加する付加手段とをさらに備え、 前記削除手段は、前記所定のマークが付加されている前
記データを削除することを特徴とする請求項1に記載の
データ受信装置。 - 【請求項6】 テレビジョン放送信号のブランキング期
間に重畳されたデータを受信し、記録媒体に記録するデ
ータ受信装置のデータ受信方法であって、 前記記録媒体に、前記データが記録可能かどうかを判定
し、 前記記録媒体に前記データが記録可能ではないときに、
前記記録媒体に既に記録されている所定のデータを削除
することを特徴とするデータ受信方法。 - 【請求項7】 テレビジョン放送信号のブランキング期
間に重畳されたデータを受信するデータ受信装置であっ
て、 前記テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記テレビジョン放送信
号に重畳されている前記データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記データを、記録媒体
に記録する記録制御手段と、 前記データの種別が、所定の種別であるかどうかを判定
する判定手段とを備え、 前記記録制御手段は、前記判定手段により前記所定の種
別であると判定された前記データのみを記録することを
特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項8】 前記所定の種別を設定する設定手段をさ
らに備えることを特徴とする請求項7に記載のデータ受
信装置。 - 【請求項9】 テレビジョン放送信号のブランキング期
間に重畳されたデータを受信し、記録媒体に記録するデ
ータ受信装置のデータ受信方法であって、 前記データの種別が、所定の種別であるかどうかを判定
し、 前記データが前記所定の種別であるとき、そのデータ
を、前記記録媒体に記録することを特徴とするデータ受
信方法。 - 【請求項10】 テレビジョン放送信号のブランキング
期間に重畳されたデータを受信するデータ受信装置であ
って、 同一の前記データが複数回送信されてくるとき、 前記テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記テレビジョン放送信
号に重畳されている前記データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記データを、記録媒体
に記録する記録制御手段と、 前記抽出手段により抽出された前記データの誤りを検出
する検出手段とを備え、 前記記録制御手段は、最初に送信されてきた前記データ
を、前記記録媒体に記録した後、2回目以降に送信され
てきた前記データであって、前記検出手段により誤りの
検出されなかったものによって、前記記録媒体の記録内
容を更新することを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項11】 テレビジョン放送信号のブランキング
期間に重畳されたデータを受信し、その誤りを検出しな
がら記録媒体に記録するデータ受信装置のデータ受信方
法であって、 同一の前記データが複数回送信されてくるとき、 最初に送信されてきた前記データを、前記記録媒体に記
録した後、2回目以降に送信されてきた前記データであ
って、誤りの検出されなかったものによって、前記記録
媒体の記録内容を更新することを特徴とするデータ受信
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155778A JPH099216A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | データ受信装置およびデータ受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155778A JPH099216A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | データ受信装置およびデータ受信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099216A true JPH099216A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15613210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7155778A Withdrawn JPH099216A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | データ受信装置およびデータ受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099216A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10241294A (ja) * | 1997-02-25 | 1998-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | 情報記録再生装置 |
JP2000013708A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-14 | Hitachi Ltd | 番組選択支援装置 |
JP2002026831A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-01-25 | Shinpei Nakaniwa | 放送コンテンツ提供システム及び放送コンテンツ提供方法並びに放送コンテンツ提供用ソフトウェアを記録した記録媒体 |
JP2002044551A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-08 | Toshiba Corp | 放送受信表示装置及び放送受信表示方法 |
JP2005522113A (ja) * | 2002-04-02 | 2005-07-21 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | パーソナル化されたニュースを提供するための方法及びシステム |
US6968568B1 (en) | 1999-12-20 | 2005-11-22 | International Business Machines Corporation | Methods and apparatus of disseminating broadcast information to a handheld device |
JP2007012271A (ja) * | 1998-10-27 | 2007-01-18 | Sony Corp | 音楽再生システム及び音楽記録装置 |
US8074254B2 (en) | 2000-04-11 | 2011-12-06 | Sony Corporation | Recording device, playback device, recording method and playback method |
JP2013258563A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Speed-Wp Inc | 地域内情報の伝達方法 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP7155778A patent/JPH099216A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10241294A (ja) * | 1997-02-25 | 1998-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | 情報記録再生装置 |
JP2000013708A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-14 | Hitachi Ltd | 番組選択支援装置 |
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JP2005522113A (ja) * | 2002-04-02 | 2005-07-21 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | パーソナル化されたニュースを提供するための方法及びシステム |
JP2013258563A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Speed-Wp Inc | 地域内情報の伝達方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |