JP2007012271A - 音楽再生システム及び音楽記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録再生装置は、第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータを第2の記憶媒体に記録する第1記録手段と、携帯機器と通信する第1通信手段と、第1通信手段への携帯機器の接続有無を検知する接続検知手段と、記憶媒体上から選択されたオーディオデータの容量を検出する容量検出手段と、記録再生装置から携帯機器へのオーディオデータ転送制御手段とを備え、制御手段は、携帯機器が接続されたことを検知すると携帯機器へのオーディオデータ転送処理を開始し、容量検出手段からの検知容量に基づいて携帯機器へのオーディオデータ転送可否を制御する。携帯機器は、記録再生機器との第2通信手段と、転送されるオーディオデータを記録する第2記録手段と、該オーディオデータを再生する再生手段とを備えている。
【選択図】 図10
Description
例えばユーザーがCD(コンパクトディスク(商標))、MD(ミニディスク(商標))などのディスク記憶媒体に対応するオーディオシステムなどを所有し、パッケージメディアとして販売されている所望のCD、MD等を購入して再生させたり、或いは記録可能なメディアであるMDを用いて自分の好みの選曲によるオリジナルディスクを作成するなどのことが行われている。
ここでMD(MINI DISC)とは、直径64mmの光ディスク或いは光磁気ディスクであって、80分程度の圧縮音声が記録可能とされるメディアである。本明細書では「MD」と表記する。
例えば記録再生装置は、CDなどのユーザーが所有するパッケージメディアに収録されている楽曲等を、その記録再生装置内のハードディスクなどにダビング記録する。記録再生装置では、ハードディスクなどの大容量の記憶媒体を用いることで、例えばユーザーが所有する多数のCD等における全楽曲などを記録再生システム内に格納しておくことができる。
従ってこのような記録再生装置は、特に大量のCD等を所有しているユーザーなどにとって非常に便利なものとなる。またCD等の入れ換え等も不要となるため、例えばその日の気分や状況に応じた選曲で音楽を楽しむなどといったことも手軽に可能となる。
音楽等に関連する情報とは、例えばCDからダビングした音楽データに対応したアルバムタイトル、アーティスト名、各曲の曲名、作詞作曲者などの情報や、アルバムジャケットとしてのグラフィックデータ、アーティストの写真データなどである。
記録再生装置がこれらの付加情報を音楽データ等とともに格納しておけば、音楽の再生時に曲名や演奏者名、さらにはアルバムジャケットや写真などの関連画像をユーザーに提示することができる。
1つの手法としては、付加情報を提供するサービス団体が設けられるようにし、ユーザーの所有する記録再生装置とサービス団体が通信ラインで接続されるようにすることが考えられる。つまり、ユーザーが、所有するCDからの音楽データを、所有する記録再生装置内のハードディスクにダビングする際に、記録再生装置がそのCD(つまりCDの商品としてのタイトル種別)を識別できる識別情報をサービス団体に送信する。するとサービス団体は、その識別情報に基づいてCD内容(アルバムタイトル、アーティスト、曲名等)を判別し、それらを付加情報として記録再生装置に送信する。記録再生装置は送信されてきた付加情報を音楽データと対応させてハードディスクに記録すればよい。
この場合、サービス団体側では、市場に販売されているCDについて、商品タイトル毎に、TOCデータに対応させて付加データを格納したデータベースを用意すればよい。
公知の通り、CDではTOCによって収録したトラック数や各トラックの開始位置などが管理されているが、異なるタイトルのCDであっても、TOCデータが同一となってしまう可能性がある。
また、同一タイトルのCDであっても、ディスク製造工程の事情などでTOCデータが異なってしまうこともあり得る。
このためTOCデータを検索トリガとした場合、ダビングしたCDからのデータについて全く関係のない付加情報が提供されてしまったり、或いは付加情報が得られないといったようなことが発生することがあり、システムとしての信頼性に欠ける。
即ち、データ内容(例えば製品タイトル)を識別できる識別情報を検索トリガとして利用することで、データ内容に対応した正確な付加情報を得、データに関連づけることが可能となり、装置としての機能の向上及び信頼性の向上を実現できる。
また識別情報とは、第1の記憶媒体もしくはそのパッケージにバーコードとして提示されている情報とすることで、現在広く普及している(既に販売された)CD等のメディアについても、本発明の機能を利用することができ、ユーザーにとって好適なものとなる。さらに既存のバーコードシステム(POS等)が利用できるため、データベースの構築も容易である。
さらにはユーザーにとってはバーコードスキャナがあれば容易に入力ができ、またバーコードスキャナがなくともテンキーによる入力が可能であるため、実用上、好適である。
さらに、入力された識別情報に基づいて遠隔地から付加情報を得ること、例えば伝送路を介したデータベースから付加情報を得ることで、多様なパッケージメディア等に対応する付加情報を入手できる。
なお、本例の記録再生装置の特徴的な動作は、以下説明する情報配信システムとしての動作としても実現可能であるが、システムを離れた記録再生装置単体での動作としても実現可能なものである。
説明は次の順序で行う。
1.情報配信システムの概要
2.記録再生装置及び携帯装置の外観例
3.記録再生装置の内部構成
4.携帯装置の内部構成
5.ファイル移動処理
6.記録再生装置のファイル格納形態
7.CD−HDDダビング時の動作例1
8.CD−HDDダビング時の動作例2
9.CD−HDDダビング時の動作例3
1.情報配信システムの概要
図1は本例の記録再生装置が含まれる情報配信システムの概要を示すものである。
この情報配信システムは、一般ユーザーが家庭2などで用いる記録再生装置10と、記録再生装置10の使用に関する情報サービス組織としての情報センタ1とから構成される。
情報センタ1と記録再生装置10は、通信回線等の伝送路3を用いて各種情報の通信が可能とされている。伝送路3は例えばISDN回線(Integrated Service Digital Network)などの公衆回線網としてもよいし、本システムのための専用回線網などを構築してもよい。またCATV(Cable Television)、ワイヤレスコミュニケーション等のでもよく、その通信形態は特に限定されない。
また通信衛星4や各家庭2に設置したパラボラアンテナ5などを利用した衛星通信回線を構成し、情報センタ1と記録再生装置10との情報通信が可能とされるようにしてもよい。
情報センタ1は、例えば記録再生装置10に格納されている楽曲等のファイルに関連する情報(付加情報)として、曲名、アーティスト名、歌詞などのテキストデータ、楽曲イメージやアーティストの画像やジャケットの画像などの画像データ、アーティストのインターネットホームページのアドレス(URL:Uniform Resource Locator)、著作権に関する情報、関係者名(例えば作詞者、作曲者、制作者等)・・・・などの情報を提供することができる。例えば記録再生装置10ではこれら情報センタから提供された情報を曲のファイルと対応させて格納しておき、表示出力に利用するなど各種動作を行うことができる。
即ち、記録再生装置10に格納されるアルバム、楽曲等に対応して付加情報を検索できるデータベースが存在すればよく、このデータベースの内容及び検索動作については後述するが、本例では記録再生装置10は、そのデータベースから付加情報を得るものである。
従って、システムとして情報センタ1がデータベースを有する場合は、記録再生装置10は情報センタ1に対して検索トリガを与え、上記のように情報センタ1から検索結果としての付加情報の供給を受けることになる。
一方、データベースが例えばCD−ROMなどの形態でユーザーの手元にあれば、記録再生装置10がそのCD−ROMから付加情報を検索できる。もちろんデータベースが記録再生装置10内部のハードディスクにインストールされていれば、記録再生装置10はそのデータベースから付加情報を検索できる。これらの場合には、付加情報の入手に関して情報センタ1との通信を行う必要はない。 つまり、図1のようなシステムに接続されなくとも、記録再生装置10がいわゆるスタンドアローンの機器としても、後述する本例の動作(付加情報の検索動作)は可能となる。
この携帯装置50についても詳しくは後述するが、内部にオーディオデータ等のファイルを格納することができるデータファイル格納部(例えば図4のハードディスクドライブ(又はフラッシュメモリ)54)を備える。
そして記録再生装置10と接続された際に、記録再生装置10内に格納されているファイル(例えば楽曲等)を、この携帯装置50内のデータファイル格納部に複写又は移動させることができる。もちろん、逆に携帯装置50内のデータファイル格納部に格納されたファイルを、記録再生装置10内のデータファイル格納部に複写又は移動させることも可能である。
2.記録再生装置及び携帯装置の外観例
記録再生装置10及び携帯装置50の外観例について図2に示す。なお、ここで説明するのはあくまでも一例であり、各機器の外観やユーザーインターフェース構成(すなわち操作や表示のための構成)、記録再生装置10と携帯装置50の接続形態などは他にも各種の例が考えられる。
この記録再生装置10には、ユーザーが各種操作を行うための各種の操作子Kaとして、操作キーや操作つまみ、ジョグダイヤルと呼ばれる回動プッシュ式のキーなどが、機器前面パネルなどに設けられている。
またユーザーに対する出力部位として、再生音声等を出力するスピーカ35や、各種情報を表示出力する表示部24が設けられる。表示部24は例えば液晶パネルなどで形成される。
同様に、ユーザーが所有する光磁気ディスク(例えばオーディオMD、MDデータなど)を記録再生装置10で記録/再生させたり、内部のハードディスクにデータダビング等を行うために、光磁気ディスクを挿入する光磁気ディスク挿入部18aが設けられる。
キーボード90は端子taとしてのキーボード用コネクタを介して接続して用いるようにしたり、或いは赤外線送信部をキーボード90に搭載した場合は、キーボード90からの操作情報を赤外線無線方式で出力し、受光部21から記録再生装置10に入力させることもできる。
リモートコマンダー91は例えば赤外線方式で操作情報を出力する。そしてその赤外線信号による操作情報は受光部21から記録再生装置10に入力される。
なお、キーボード90を無線方式とする場合の操作情報の出力や、リモートコマンダー91からの操作情報の出力は、赤外線ではなく電波を用いるようにしてもよい。
また入力手段として、バーコードスキャナ92が用意され、例えばCDのパッケージ(アルバムジャケットなど)に表示されているバーコードを読み取ることができるようにされる。
この携帯装置50には、ユーザーが各種操作を行うための各種の操作子Kbとして、操作キーなどが設けられている。図示していないが、もちろん操作子Kbとしてジョグダイヤルなどを設けてもよい。
また携帯装置50には、ユーザーに対する出力部位として、再生音声等を出力するスピーカ68や、各種情報を表示出力する表示部57が設けられる。表示部57は例えば液晶パネルなどで形成される。
例えばユーザーが携帯装置50を携帯して音楽等を聴く場合は、スピーカ68から音声を再生させる他、ヘッドホン92を端子tbのうちのヘッドホン用端子に接続することで、ヘッドホン92を用いて音楽等を聴くことができる。
本例では、記録再生装置10に、コネクタ27を有する装着部MTが設けられ、この装着部MTに携帯装置50を装填することで両機器が接続されるものとしている。携帯装置50が装着部MTに装填されると、携帯装置50の下部に設けられたコネクタ60と、装着部MT内のコネクタ27が接続された状態となり、このコネクタ60,27を介して両機器の間のデータ通信が行われる。
なお、記録再生装置10と携帯装置50の接続は、通信ケーブルを用いたライン接続方式としたり、もしくは赤外線等を利用した無線接続方式としてもよい。
3.記録再生装置の内部構成
続いて記録再生装置10の内部構成例を図3で説明する。
この記録再生装置10には、パネル操作部20としてプッシュ式や回動式の操作子が設けられている。ここでいう操作子とは、図2に示した各種操作子Kaに相当する。つまり機器筐体上に形成される各種操作子である。
ユーザーによってパネル操作部20が操作されることにより、記録再生装置10の各種動作を実行させるための操作信号が送出され、記録再生装置10はこの操作信号に応じて動作される。
入力ペン93による入力方式としては、例えば静電容量検出型が考えられる。即ち入力ペン93の先端に電極を設けてペンドライバ41により駆動するとともに、入力検出部42として表示部24の表示面に相当する範囲にマトリクス状に電極を配する。すると表示部24の表示面にペンドライバ41が触れた位置が、マトリクス状の電極によって静電容量変化位置として検出できるため、その位置に表示されていた操作画像としての操作入力が行われたと判別できる。
なお他の例としては、入力検出部42として2層にマトリクス状のスイッチ電極を配し、入力ペン93で押圧された位置でスイッチ電極の接触が検出されるような機械的な構成も考えられる。このような機械的な構成の場合はペンドライバ41は不要であり、また入力ペン93も専用のものである必要はない。
なお、赤外線インターフェースドライバ22、或いはUSBドライバ23を介して記録再生装置10から外部機器にデータ転送出力を行うように構成してもよい。
また各ブロック間でのファイルデータや制御データの授受はバスB1を介して行われる。
このためROM12には、上記パネル操作部20等が操作されることにより入力される入力信号に応じて記録再生装置10の動作を制御するプログラム等が記憶されている。
またRAM13、フラッシュメモリ14にはプログラムを実行する上でのデータ領域、タスク領域が一時的に確保される。または、ROM12にはプログラムローダーが記憶されており、そのプログラムローダーによりRAM13或いはフラッシュメモリ14にプログラム自体がロードされることも可能である。
もしくはMDドライブ18に装填されたディスクに対して情報の記録を行うことができる。
エンコーダ28、デコーダ29はCPU11の制御に応じて、供給されたオーディオデータに対するエンコード、デコードを行う。
また処理対象となっているオーディオデータを一時的に格納するためのバッファメモリ16が設けられる。バッファメモリ16はCPU11の制御によりデータの書込/読出が行われる。
更に、光デジタル端子ta4に接続された外部機器(例えばCDプレーヤ等)から入力されたデータがIEC958(International Electrotechnical Commission 958) エンコーダ30を介してエンコーダ28に入力されるように構成され、このように光デジタル方式で入力されたデータもエンコーダ28によりエンコードできる。
そしてCPU11による制御に応じて、モデム19を介して遠隔地のサーバに何らかのサービスを求めるリクエスト信号、或いはCD−ROMドライブ17に装着されるメディア情報、ユーザID、ユーザ情報、ユーザ課金情報等が送出される。
ここでは外部ネットワークのサーバが、音楽に対する付加的な関連情報を返信する例を示したが、ユーザがリクエストする曲情報が直接外部ネットワークからダウンロードされるように構成してもよい。また、メディア情報に対応して曲情報が返信されるように構成して所定のメディアのボーナストラックが配信により取得されるように構成しても良い。
ここではデコーダ29はATRAC2方式のデコードを行うものとしているが、エンコーダ28のエンコードアルゴリズムに対応するデコードアルゴリズムであればよい。
また、ここでエンコード及びデコードはハードウェアを持たず、CPU11によるソフトウェア処理であってもよい。
表示部24ではCPU11の制御に基づいて所要の文字、記号、操作用アイコン等が表示される。
また表示部24にはオーディオファイルなどに対応するフォルダ、或いはジャケットイメージが表示され、上記入力ペン93のようなポインティングデバイスによる操作が可能とされる。例えば表示上でユーザーが指示したオーディオファイルが再生されるような動作が可能となる。
なお、楽曲等のオーディオデータが記録されたファイルを説明上オーディオファイルという。
もちろん、マウスによるクリック操作や、ユーザが指で触れる等のタッチ操作方式も考えられる。
或いは、表示部24は、CD−ROMドライブ17に装着されるメディアのTOC(table of contents) 情報を基にインターネット上のWWW(world wide web)サイトから検索された関連情報としてのhtml(hyper text markup laguage) 文書がグラフィック表示されるように構成され、更に通常のインターネットブラウザとしても使用可能となっている。
更なる付加機能としてPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association) スロット39がPCMCIAドライバ38を介して設けられ、PCMCIAカードが装着可能となっている。記録再生装置10はPCMCIAカードを介して、外部記憶装置、その他のメディアドライブ、モデム、ターミナルアダプタ、キャプチャボード等様々な周辺機器の拡張が容易となる。
4.携帯装置の内部構成
続いて、携帯装置50の内部構成例を図4に示す。
記録再生装置10と携帯装置50は、コネクタ27とコネクタ60が接続されることで、電気的に接続されることになるが、この状態で記録再生装置10のインターフェースドライバ26と、携帯装置50のインターフェースドライバ59が接続され、両機器の間のデータ通信が可能とされる。
エンコーダ61、デコーダ62はCPU51の制御に応じて、供給されたオーディオデータに対するエンコード、デコードを行う。
また携帯装置50の処理対象となっているオーディオデータを一時的に格納するためのバッファメモリ55が設けられる。バッファメモリ55はCPU51の制御によりデータの書込/読出が行われる。
更に、光デジタル端子tb4に接続された外部機器(例えばCDプレーヤ等)から入力されたデータがIEC958エンコーダ63を介してエンコーダ61に入力されるように構成され、このIEC958のように光デジタル方式で入力されたデータもエンコーダ61によりエンコードできる。
ここではデコーダ62はATRAC2方式のデコードを行うものとしているが、エンコーダ61のエンコードアルゴリズムに対応するデコードアルゴリズムであればよい。
また、エンコード及びデコード処理は、ハードウェアを持たず、CPU51によるソフトウェア処理であってもよい。
表示部57ではCPU51の制御に基づいて所要の文字、記号、アイコン等が表示される。
また表示部57にはオーディオファイルなどに対応するフォルダ、或いはジャケットイメージが表示され、マウス、ペン、ユーザの指で触れる等により表示部57上が操作されることにより、パネル操作部20に対応する操作が可能とされるようにしてもよい。例えば表示上でユーザーが指示したオーディオファイルがHDD54から読み出されてスピーカ35等から再生されるような動作が可能となる。
また表示部57での表示に対するユーザー操作により、HDD54上での選択されたオーディオファイルの消去や、外部機器(例えば記録再生装置10)への複写、移動等も制御可能である。
また、図示していないが、記録再生装置10には充電電流供給部が備えられており、装着される携帯装置50に対して充電電流を供給し、携帯装置50の動作電源となる充電式バッテリーに対して充電が行われるように構成されてもよい。
5.ファイル移動処理
以上のように構成される記録再生装置10と携帯装置50では、それぞれ格納されているファイル(楽曲等のオーディオデータ)を相互に複写(コピー)又は移動(ムーブ)することができる。
即ち、記録再生装置10のHDD15に格納されているファイルを携帯装置50のHDD54に複写又は移動させたり、逆に携帯装置50のHDD54に格納されているファイルを記録再生装置10のHDD15に複写又は移動させることができる。
本例ではオーディオファイルに関してはHDD15とHDD54の間で相互に移動が可能であるものとする。
なお記録再生装置10に携帯装置50が接続されていないと判別されると、接続検知が繰り返される。
例えば具体的には、表示部24に表示されるオーディオファイルを示すフォルダのうち、ユーザーによって所定のポインティングデバイスにより選択されたオーディオファイルは、携帯装置50への移動というユーザの更なる指示が行われることで、携帯装置50への移動処理が行われることとなる。
なおステップF102においてユーザーによる移動要求がないと判別されると、ステップF101に戻る。
次にステップF104により携帯装置50側のHDD54での空き容量を検出し、携帯装置50への移動が要求されているオーディオファイルの容量と比較する。
HDD54の空き容量はCPU51との通信によって判別するが、例えばHDD54に対してCPU11が直接アクセスできるような構成をとることもできる。その場合は、HDD54の動作制御やファイル管理をCPU11側で実行可能とすることで、CPU11側で直接HDD54の空き容量の判別を行うことなども可能となる。
HDD54からのオーディオファイルの削除方法(削除するファイルの選別)としては、例えばユーザーによる再生回数の少ないものを順に消去するようにしたり、記録された時期の日付の古いものから順に消去する等の方法が考えられる。また、このような自動消去の際にユーザーの許可なく消去されることにより、ユーザーにとって重要なファイルが消去されてしまう可能性もあるので、表示部24、表示部57に警告表示がされるようにしてユーザの確認を得るようにしてもよい。
ステップF107の処理が完了すると、ステップF101に戻り、同様の処理が繰り返される。
またHDD15からHDD54という、共に高速アクセスメディア間のデータ移動であることや、ATRAC2などのエンコード/デコード処理は不要であることなどのため、その移動処理は瞬時に完了でき、例えば複数の楽曲としてのオーディオファイルを移動させる処理なども非常に短時間で完了できる。従って本例の移動処理はユーザーに時間的な負担をかけないため、例えばユーザーは毎日、その日の気分や状況に応じて曲を選択して携帯装置50に移動させることも手軽にできる。
そしてこのようなファイル移動処理によって、例えばユーザーは自分の所有する楽曲(即ちHDD15に格納したファイル)のうちで、聴きたい曲を選択して携帯装置50側に移動させ、外出先で再生を楽しむなどといった使用が可能となる。
また、HDD54からHDD15へファイル移動(又は複写)を行う場合も、概略同様の処理がCPU51によって実行されればよいが、その場合もCPU11側が主となって処理を実行することも可能である。
6.記録再生装置のファイル格納形態
図6には、記録再生装置10内のHDD15におけるファイルの格納形態の例を示している。
例えばユーザーは自分の所有しているCDをCD−ROMドライブ17に装填し、収録されている各楽曲をそれぞれファイルとしてHDD15に記録(即ち複写)させることになる。
例えばそのCDなどのメディア単位で格納が行われていくとすると、ダビングしたCDなどのメディア単位で管理ファイルが形成され、各楽曲等は、それぞれ1つのオーディオファイルとして格納される。
図6では、1行分で示す各ファイルが1つのCDからダビングされたファイルとして示しており、例えば或るCDからのダビングデータ(各楽曲)は、管理ファイルAL1に対応して、オーディオファイルAL1−M1、AL1−M2、AL1−M3・・・として格納される。また、他のCDからのダビングデータ(各楽曲)は、管理ファイルAL2に対応して、オーディオファイルAL2−M1、AL2−M2、AL2−M3・・・として格納される。即ちこれらが実際の音楽等のデータである。
このように、1つのCDからのダビングが行われた際には、1つの管理ファイルとともに、ダビングした曲数分のオーディオファイルがHDD15に記録される。
関連情報ファイルAL(*)adとして格納されるデータとは、上述したように、曲名、アーティスト名、歌詞などのテキストデータ、楽曲イメージやアーティストの画像やジャケット画像などの画像データ、アーティストのインターネットホームページのアドレス(URL)、著作権に関する情報、関係者名(例えば作詞者、作曲者、制作者等)・・・・などの情報である。
例えば管理ファイルAL1は、或るCD等のメディアからダビング格納されたファイル群に関して、その全体の管理情報や、各オーディオファイルAL1−M1、AL1−M2、AL1−M3・・・に関する管理情報、さらには関連情報ファイルAL1adに関する管理情報が記録される。
例えばCD等のメディアからダビング格納されたファイル群の全体の管理情報となるアルバム情報として、ファイル種別やファイル数、アルバムタイトル、データサイズ、ダビングが行われた日時情報、関係者名(アルバム制作者や作詞作曲者、演奏者など)、著作権情報、アルバムID、その他各種の管理情報が記録される。アルバムIDとはCDなどのメディアとしてのアルバム単位(商品タイトル単位)で固有に付されている識別コードである。本例では後述するバーコードデータがこれに相当する。
再生禁止フラグとは、上記図5の移動処理で説明した再生禁止フラグのことである。
また、本例では実施の形態のファイルとして、楽曲等のオーディオファイルを例にあげて説明して行くが、動画データ、静止画データ、テキストデータ、ゲームソフトとしてのプログラム、メカを制御するコントロール信号等を実ファイルとして(つまり関連情報ファイルとしてではなく独立のファイルとして)格納することも当然考えられる。
7.CD−HDDダビング時の動作例1
続いて本例の特徴的な動作となる、記録再生装置10がHDD15にオーディオファイルを格納する際の動作、特にその際にダビング元のCDもしくは各楽曲に対応する付加情報を得るための動作について説明していく。
なお、説明上は市販されているCD等の光ディスクからHDD15へのダビング動作を例にあげて説明するが、MD等の光磁気ディスク或いは半導体メモリからのHDD15へのダビング動作など、各種パッケージメディアからHDD15へのダビングを行う動作に関して、以下の動作例を適用できる。
即ち、記録再生装置10のHDD15に、自分の所有するCD等からダビングしたオーディオファイルを格納しておくことで、所有する多数の楽曲等の中からその日に聴きたい楽曲を選んで再生させたり、携帯装置50に移動させて外出先で再生させたりできる。
さらに、HDD15に格納されるオーディオファイルについては、図6のように管理ファイルや関連情報ファイルが対応されて記憶されているので、記録再生装置10はアルバム名、曲名、関連写真、関連画像などをユーザーに提示でき、付加価値の高い動作を実現できる。
特に、CDからのオーディオデータとともに、何らかの手段でHDD15に記録するデータとして入力しなければならない付加情報としては、図7の管理ファイルを構成する各種データのうちで、アルバムタイトル、関係者名、著作権情報、各曲の曲名、関係者名、著作権情報などがあり、また管理情報ファイルを形成するデータや、管理情報ファイルについての関係者名、著作権情報などもこれに相当する。
つまりこれらのように、パッケージメディアであるCDとしての商品タイトル毎に固有に対応される情報については、記録再生装置10が何らかの手法で入手しなければならない。
そしてこのデータベースは、商品としてのCDタイトル毎に固有に表示されているバーコードナンバに対応させて各種の付加情報を格納しているものとする。
即ち市販されているCDには、例えばそのジャケットの一部に、図9に示すようにバーコードBCが表示されている。通常、このバーコードBCは、バーコードスキャナで読み取ることのできるバーコードパターンと、そのバーコードパターンにより表現されるバーコードナンバが併記される形態となっている。
従って、図8のようにデータベースが、バーコードナンバをCDの各商品タイトルに固有のナンバとして保持し、その各バーコードナンバに対応させて、アルバム情報(アルバムタイトルやアーティスト名などの関係者名等)、トラック情報(そのアルバムに収録される各楽曲トラック#1〜#nの曲名や関係者名等)、さらにはそのアルバムに対応する関連情報(ジャケット画像やURLなど)を格納していくことで、各商品タイトルに固有の付加情報を正しく分類/格納したデータベースを実現できることになる。
そしてデータベースの検索トリガとしてバーコードナンバを用いれば、各商品タイトルとしてのCD毎に、対応する付加情報が正確に検索できる。
また、記録再生装置10が図1に示したように情報センタ1と接続されていることを考えると、データベースを情報センタ1側で管理し、記録再生装置10は検索したいCDのバーコードナンバを送信することで、検索結果としての付加情報が情報センタ1から記録再生装置10に転送されるようにすることも考えられる。
このためのCPU11の処理を図10に示す。
ユーザーがあるCDをCD−ROMドライブ17に装填し、ダビング実行の操作を行ったとすると、CPU11の処理は図10のステップF201からF202に進み、上述した処理経路でCDから再生される音楽データをHDD15にオーディオファイルとして格納していくダビング処理を開始させる。
そしてステップF203でオーディオデータ(CDに収録された全曲のデータ)のダビングが終了することを待機する。
もちろんこの時点では、ダビングされたオーディオファイル群(CDアルバム)や各オーディオファイル(各曲)に対する上述した付加情報は得られていないため、図7のような管理ファイルのうちで、CDに対応する付加情報に相当するデータ(アルバムタイトル、曲名、関係者名など)は含まれない。
まずステップF205では、CPU11は表示部24に例えば図11のような表示を実行させ、ユーザーにバーコード入力を要求する。即ちダビング元のCDジャケットに図9のように提示されているバーコードナンバの入力である。
第1のタイプは、CCD等の撮像素子から入力される画像信号のバーコードパターンを認識するタイプである。ユーザ操作は、CDアルバムのジャケットのバーコード部分を記録再生装置10に設けられるCCDにかざすような動作が考えられる。或いは、CDアルバムジャケット載置部が記録再生装置10に設けられ、ユーザがジャケット載置部にCDアルバムのジャケットを置くような動作もユーザ操作に含まれる。
ジャケット載置部が記録再生装置10に設けられる場合、ジャケット載置部に載置されるジャケットのバーコード部分に対向する位置にCCD等の撮像素子が設けられるように記録再生装置10は構成される。すなわち、ユーザがジャケットをジャケット載置部に載置すると、CCDより自動的に載置されたジャケットのバーコードが読み取られるように記録再生装置10が構成されている。
このためCPU11はステップF207,F208として入力を待機し、バーコードスキャナ92による入力が検出されたら、ステップF210でスキャナ入力されデコードされたバーコードナンバを取り込むとともに、そのバーコードナンバを図12のように表示部24に表示する。
また、数字入力としてユーザーによる数字入力が行われたら、ステップF209で入力された数字を取り込むとともに、同じく図12のように表示部24に表示する。
なお、入力エラーもしくはナンバの入力間違いを発見した場合は、再度バーコード入力操作を行うことになり、その際はステップF209又はF210で取り込まれかつ表示される数値が更新される。
なお、データベースがHDD15にインストールされている場合は必要ないが、データベースがインストールされていない場合は、この時点で表示部24に、ユーザーにデータベースが記録されたCD−ROMをCD−ROMドライブ17に装填すべきことを求める表示を実行し、その後装填が行われたら検索を開始することになる。
また、情報センタ1がデータベースを有する場合は、通信により記録再生装置10から情報センタ1に検索を求め、情報センタ1からの検索結果を受信する処理となる。
ところが、ユーザーが勘違いなどで、今回ダビングしたCDではないCDジャケットのバーコードを入力してしまうようなこともあり得るので、図13のように検索結果を表示させ、ユーザーに確認させることが好適となる。
そしてこれにより一連のダビング処理を終了する。
そしてこれによりオーディオファイルの再生時などに、管理ファイル内もしくは関連情報ファイルとして格納しておいた付加情報をユーザーに表示させることができ、装置のサービス機能及びその提示される情報の信頼性を向上させるものとなる。
なおデータベースは、市場で販売されている多くのCDに対応して付加情報を格納しておく必要があるため、データベースとしてのデータサイズは比較的大きなものとなるが、例えば付加情報がアルバム名、曲名等のテキストデータのみとすれば、CD−ROMとしての容量で十分にカバーできるものである。
但し、付加情報としてアルバムジャケットなどの画像データを含ませる場合は、CD−ROMやHDD15のインストールデータとしてはデータサイズが大きすぎるものとなる可能性がある。その様な場合は、他の大容量記憶媒体(例えば外部HDDなど)をデータベースとして用意することも考えられるが、ユーザーの機器負担を軽減することを考慮すれば、情報センタ1がデータベースを用意することが好適となる。
また逐次更新されるデータベースを記録再生装置10が伝送路3を介して所定のサーバからダウンロードできるようにしてもよい。
一方、情報センタ1でデータベースを管理する場合は、例えばデータベースを毎日更新するなど、新譜発売に迅速に対応したデータベース管理体制を整えることも可能である。
またバーコードであれば、バーコードスキャナ92によりユーザーは非常に簡単に入力ができるとともに、バーコードスキャナがなくとも数字入力できるという点で、ユーザーにとって好適なものとなる。
例えば情報センタ1が記録再生装置30に通信を行って、HDD15に格納されているデータのアルバムID(バーコードナンバ)を受け取ることができるようにすると、情報センタ1は、そのユーザーが購入したCDを判別することができ、これによってユーザーの好みのジャンルやアーティストの情報を選んでそのユーザーに提供したり、ユーザーが購入したアルバムIDをいわゆる市場リサーチとしての資料とすることができる。
8.CD−HDDダビング時の動作例2
次に、同じく上記記録再生装置10で実現できるCD−HDDダビング時の動作として第2の動作例を述べる。
この第2の動作例は、記録再生装置10がCDからHDD15へのダビングを行う際には、オーディオデータのダビング実行中に、バーコード入力に応じてデータベースを検索し、付加情報を得る動作とする。
このためのCPU11の処理を図14に示す。
ユーザーがあるCDをCD−ROMドライブ17に装填し、ダビング実行の操作を行ったとすると、CPU11の処理は図14のステップF301からF302に進み、上記例と同様にCDから再生される音楽データをHDD15にオーディオファイルとして格納していくダビング処理を開始させる。
このステップF303〜F311までの処理は、上記図10のステップF205〜F213の処理と同様であるため詳しい説明は省略するが、要約すると、ユーザーにバーコード入力を求め、バーコードスキャナ92もしくは数字入力により入力されたバーコードナンバをユーザーに確認させた後、データベースの検索を行ない、検索結果がOKと判断されたことに応じて、検索された付加情報を取り込む処理である。
そしてステップF313でオーディオデータ(CDに収録された全曲のデータ)のダビングが終了することを待機する。
さらに、検索され取り込まれていた付加情報の中に、画像データなどの関連情報ファイルとして格納すべき情報が含まれていた場合は、そのデータを関連情報ファイルとしてHDD15に格納する。もちろんこの場合は作成された関連情報ファイルに対応して、管理ファイル上で関連ファイル情報を追加する。
そしてこれにより一連のダビング処理を終了する。
そして、この第2の動作例の場合は、ダビング中にバーコード入力や検索動作が行われるため、入力や検索にかかる時間を節約できることにもなる。従ってデータベース検索に時間がかかる場合や、情報センタ1との通信を介して検索を行う場合には好適なものとなる。
また、ユーザーにとってはダビング開始直後にバーコード入力を行うことができるため、バーコード入力のためにダビング終了時点までその場で待っていなくてもよいという利点も発生する。
9.CD−HDDダビング時の動作例3
次に、同じく上記記録再生装置10で実現できるCD−HDDダビング時の動作として、課金制御を含めた第3の動作例を述べる。
この第3の動作例のCPU11の処理を図16に示す。なお、この動作例では、オーディオデータのダビング実行中に、バーコード入力に応じてデータベースを検索し、付加情報を得る動作とするという点で、上記第2の動作例と同様とし、図14と同一の処理については同一のステップ番号を付して説明を省略する。。すなわち、この第3の動作例は、第2の動作例にステップF500が追加されたものとしている。
ステップF310の付加情報検索結果の表示として、CPU11は図15のような表示を表示部24に実行させてステップF311に進む。
そして例えばこのような選択状態でユーザがOK操作を行うと、CPU11の処理はステップF500に進む。
例えばCPU11は、ステップF500の時点でHDD15にユーザの課金情報を記録する。そして例えば月に一度など定期的に、伝送路3を介して課金情報網にユーザの課金情報を送信し、ユーザの口座から所定の口座に料金が自動的に振り込まれるように制御しても良い。
これにより、通常の音楽配信ビジネスでなく、付加情報配信ビジネスを可能とするシステムとなる。
ここで、付加情報は、テキスト、静止画像だけでなく、コンサート等の動画像、ボーナストラック、アーティストの肉声等のオーディオ情報であっても構わない。
例えば既にHDD15に格納された多数のオーディオファイル群(多数のCDからのデータ)について、まとめてバーコード入力を行うことができるようにしてもよい。
つまりユーザーは、既に格納されたCDダビングデータをアルバム単位で指定しながらバーコード入力を行っていく。するとCPU11はそのバーコードナンバに応じて検索処理を行い、検索された付加情報を、指定されたCDアルバムのデータ(オーディオファイル群)に対応する管理ファイルに付加し、又は関連情報ファイルを生成するようにしていく。
このようにしていくと、ユーザーはバーコード入力をある時点でまとめて行うことができる点で、便利なものとなる。
上記例ではCD等のパッケージメディアから記録再生装置10へのダビング時に付加情報が取得されるように構成されているが、識別情報が付加されていれば、情報センタ1からのオーディオデータの配信時に、他のサーバから付加情報が取得されるようにしてもよい。
上記例では付加情報がダビングされたオーディオデータに関連づけられてHDD15に記憶されるようにしているが、例えばプリンタを備えるようにし、付加情報であるジャケット画像や歌詞データが印刷出力されるようにしてもよい。又は、歌詞データ等が読み上げ音声として出力されるようにしてもよい。
Claims (26)
- 第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータを記録再生装置の第2の記憶媒体に記録し、該第2の記憶媒体に記憶されたオーディオデータを携帯機器に転送する音楽再生システムにおいて、
上記記録再生装置は、
上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータを上記第2の記憶媒体に記録する第1記録手段と、
上記携帯機器と通信する第1通信手段と、
上記第1通信手段に上記携帯機器が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、
上記記憶媒体に記録されたオーディオデータから選択されたオーディオデータの容量を検出する容量検出手段と、
上記記録再生装置から上記携帯機器へオーディオデータ転送を制御する制御手段と
を備え、
上記携帯機器は、
上記記録再生機器と通信する第2通信手段と、
転送されるオーディオデータを記録する第2記録手段と、
記録されたオーディオデータを再生する再生手段と
を備え、
上記制御手段は、上記接続検知手段により上記携帯機器が接続されたことを検知すると上記携帯機器へのオーディオデータ転送処理を開始し、上記容量検出手段から検出された容量に基づいて上記携帯機器へオーディオデータを転送するか否かを制御する
ことを特徴とする音楽再生システム。 - 上記記録再生装置は、
上記第1の記憶媒体を識別する識別情報を入力する入力手段を備え、
上記制御手段は、上記第1記録手段が上記第1の記憶媒体から読み出されるデータを上記第2の記憶媒体に記録するとき、或いは記録した後、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて生成された複数の項目が含まれた付加情報を表示部に表示し、表示された該複数の項目のうち選択された項目に基づいて、付加情報が上記第1の記憶媒体から読み出されるデータに関連づけられるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の音楽再生システム。 - 上記複数の項目は複数のトラックであり、各々のトラックに対して選択できることを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記制御手段は、選択されたトラックの歌詞情報を上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータに関連づけられるように制御する請求項3に記載の音楽再生システム。
- 上記制御手段は、選択された項目に対する課金情報に基づいて課金するように制御する請求項3に記載の音楽再生システム。
- 上記入力手段は、上記第1の記憶媒体が収納されるパッケージ上の識別情報を入力することを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記入力手段は、上記第1の記憶媒体上の識別情報を入力することを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記識別情報は上記第1の記憶媒体に対応するバーコードデータであることを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記付加情報が記憶される付加情報記憶手段をさらに備え、上記制御手段は、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて上記付加情報記憶手段から所定の付加情報を検索することを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記制御手段は、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて遠隔地から所定の付加情報を得ることを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記第1の記憶媒体からオーディオデータを読み出す再生手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータは遠隔地のサーバから配信されることを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 上記制御手段は、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて生成された付加情報が、上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータに関連づけられて上記第2の記憶媒体に記録されるように制御することを特徴とする請求項2に記載の音楽再生システム。
- 第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータを第2の記憶媒体に記録し、該第2の記憶媒体に記憶されたオーディオデータを携帯機器に転送する音楽記録装置において、
上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータを上記第2の記憶媒体に記録する第1記録手段と、
上記携帯機器と通信する通信手段と、
上記通信手段に上記携帯機器が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、
上記記憶媒体に記録されたオーディオデータから選択されたオーディオデータの容量を検出する容量検出手段と、
上記記録再生装置から上記携帯機器へオーディオデータ転送を制御する制御手段と
を備え、
上記制御手段は、上記接続検知手段により上記携帯機器が接続されたことを検知すると上記携帯機器へのオーディオデータ転送処理を開始し、上記容量検出手段から検出された容量に基づいて上記携帯機器へオーディオデータを転送するか否かを制御する
ことを特徴とする音楽記録装置。 - 上記記録再生装置は
上記第1の記憶媒体を識別する識別情報を入力する入力手段を備え、
上記制御手段は、上記第1記録手段が上記第1の記憶媒体から読み出されるデータを上記第2の記憶媒体に記録するとき、或いは記録した後、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて生成された複数の項目が含まれた付加情報を表示部に表示し、表示された該複数の項目のうち選択された項目に基づいて、付加情報が上記第1の記憶媒体から読み出されるデータに関連づけられるように制御する
ことを特徴とする請求項14に記載の音楽記録装置。 - 上記複数の項目は複数のトラックであり、各々のトラックに対して選択できることを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記制御手段は、選択されたトラックの歌詞情報を上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータに関連づけられるように制御する請求項16に記載の音楽記録装置。
- 上記制御手段は、選択された項目に対する課金情報に基づいて課金するように制御する請求項16に記載の音楽記録装置。
- 上記入力手段は、上記第1の記憶媒体が収納されるパッケージ上の識別情報を入力することを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記入力手段は、上記第1の記憶媒体上の識別情報を入力することを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記識別情報は上記第1の記憶媒体に対応するバーコードデータであることを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記付加情報が記憶される付加情報記憶手段をさらに備え、上記制御手段は、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて上記付加情報記憶手段から所定の付加情報を検索することを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記制御手段は、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて遠隔地から所定の付加情報を得ることを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記第1の記憶媒体からオーディオデータを読み出す再生手段をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータは遠隔地のサーバから配信されることを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置。
- 上記制御手段は、上記入力手段により入力された識別情報に基づいて生成された付加情報が、上記第1の記憶媒体から読み出されるオーディオデータに関連づけられて上記第2の記憶媒体に記録されるように制御することを特徴とする請求項15に記載の音楽記録装置
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