JPH09270759A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JPH09270759A
JPH09270759A JP8076237A JP7623796A JPH09270759A JP H09270759 A JPH09270759 A JP H09270759A JP 8076237 A JP8076237 A JP 8076237A JP 7623796 A JP7623796 A JP 7623796A JP H09270759 A JPH09270759 A JP H09270759A
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JP
Japan
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program
charge amount
card
purchase
broadcast receiving
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Application number
JP8076237A
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English (en)
Inventor
Souzou Yamamoto
創造 山本
Ayako Monma
綾子 門馬
Chie Hirose
千枝 廣瀬
Yoshikazu Hirai
善和 平井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/827,173 priority patent/US6166778A/en
Priority to CN97103379A priority patent/CN1116739C/zh
Priority to KR1019970011332A priority patent/KR100436822B1/ko
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送受信装置を電話回線に接続している状態
で、現在、電話機など端末機器を使ってよい状態かどう
かを分かるようにし、また、ICカードを抜き取っては
ならない状態では警告し、購入した番組の課金金額累積
値や購入番組情報を知ることができるようにする。 【解決手段】 放送受信装置本体21に、モデム14の
アクセス中を示すモデム用アクセスインジケータ16a
と、ICカード13のアクセス中を示すICカード用ア
クセスインジケータ16bとを設ける。課金金額累積値
や番組購入ごとの購入番組の番組名、課金金額を含む購
入番組情報を表示する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星、ケーブルま
たは地上波を経由して放送されるテレビ放送(主として
デジタル放送)を受信する放送受信装置に係り、特に、
放送供給業者とユーザーとの間で結ばれた契約情報を記
憶するとともに課金処理を行うICカードの取り扱い、
課金記録情報を放送供給業者が収集するときに電話回線
と接続されるモデムと電話機など端末機器との輻輳の処
理、視聴した番組が有料であるときにかけられる課金に
ついての記録、およびその記録情報の入手の技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル放送の放送受信装置では
チャンネル数が数百もあり、番組の選局や録画予約ある
いは視聴予約は、番組表を表示し、その番組表において
各種操作により選局・予約を行う。放送される番組には
無料のものも有料のものもある。有料の番組について
は、その番組が視聴されるたびに番組ごとに課金され
る。
【0003】チャンネル数は数百もあるが、そのすべて
のチャンネルの放送番組が視聴できるのではない。放送
供給業者とユーザーとの間でどのチャンネルを利用する
かの契約を結び、その契約されたチャンネル情報を含む
ICカードを放送受信装置本体にセットし、このICカ
ードにおいて番組購入手続きや受信管理や課金管理を行
う。放送供給業者は各ユーザーの放送受信装置での購入
番組に係わる課金記録情報を入手するのに電話回線を介
してICカードにアクセスする方式を採用している。放
送受信装置本体に内蔵されたモデムが電話機やファクシ
ミリやパソコンなどとともに公衆電話回線に並列に接続
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ICカードは、番組購
入ごとに課金金額を課金し、その履歴である課金記録情
報を保存し、情報量が一定値に達すると、モデムを介し
て電話回線を発呼して、課金記録情報を放送供給業者に
電話回線を介して送信する。このような発呼がいつ行わ
れるのかはユーザーには全く分からない。また、ICカ
ードが課金処理をしているのがどのようなタイミングな
のかもユーザーには全く分からない。
【0005】もし、モデムに対するアクセスが行われて
いるタイミングで、電話をかけたりファクシミリ送信し
たりパソコン通信を行うことを試みても、電話回線がす
でにモデム側に占有されているので、それらのユーザー
端末機器は使用することができない。この使用不可の状
況はユーザーにとってみれば思いもかけないことであ
り、はなはだ不便である。こういうことから、放送受信
装置のモデムに対するアクセスに伴う電話回線の使用状
況が分かるようにすることが望まれる。
【0006】また、ICカードは本来は装置本体に常時
的にセットしておくべきものであるが、自由に抜き取る
ことも可能な状態となっている。ユーザーが誤ってIC
カードを抜き取る可能性や、子供がいたずらで抜き取る
おそれもある。その抜き取ったタイミングがICカード
へのアクセス中であると、処理動作が途中で不測に中断
されてしまったり、内部情報が破壊されてしまうおそれ
がある。なお、ICカードを抜き取った状態では契約チ
ャンネルの番組を視聴することはできない。そこで、I
Cカードはなるべく抜き取らないことが望ましいわけで
あるが、現在、ICカードに対するアクセス中なのか否
かを知ることはユーザーにとっても望ましいことにな
る。
【0007】また、現在の放送受信装置では、ユーザー
はある時期から現在までの課金記録情報を直接に知るこ
とができない。これはユーザーにとって一つの不安とも
なる。子供が勝手に次々と番組購入をした結果、課金料
金が膨大なものになっているといった事態や、年齢制限
のある有料の番組を秘密で購入している事態も考えられ
る。したがって、ユーザーが課金記録情報を知ることが
できるようにすることが望まれる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放送受信装
置は、電話回線との間でアクセス可能なモデムのアクセ
スに連動して動作するインジケータを放送受信装置本体
に備えているので、インジケータ動作中には、電話機な
どの端末機器の使用ができない警告をユーザーに与える
ことができる。また、着脱自在にセットされて番組購入
手続き・受信管理・課金処理/管理を行うICカードの
アクセスに連動して動作するインジケータを放送受信装
置本体に備えているので、インジケータ動作中は決して
ICカードを引き抜いてはいけないことを警告すること
ができ、ICカードの保護性を高めることができる。さ
らに、概略値であれ正式金額であれ、課金金額累積値を
表示するので、課金金額累積値が適当な範囲のものであ
るのか、それとも過剰であるかの判断に役立つし、子供
が勝手に次々と番組購入をして課金金額累積値が膨大な
ものになってはいないかのチェックもできる。また、番
組購入ごとの番組名、課金金額を含む購入番組情報を一
覧表示するので、番組購入の傾向および購入番組の傾向
が一目瞭然に確認できるし、子供が年齢制限のかかった
番組を視聴したかどうかのチェックも行える。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の放送受信
装置は、モデムを介して電話回線との間でアクセス可能
に構成されており、放送受信装置本体に前記モデムのア
クセスに連動して動作するインジケータを備えているこ
とを特徴としている。モデムが電話回線にアクセスして
いるときには、インジケータが動作するので、ユーザー
に対して、現在は、電話機やファクシミリやパソコンな
どの端末機器が使用できない状態であることを警告する
ことができる。そして、モデムのアクセスが終了すると
インジケータの動作が停止するので、ユーザーに対し
て、現在は端末機器を使用できることを知らせることが
できる。要するに、端末機器の使用勝手が向上する。
【0010】本発明に係る請求項2の放送受信装置は、
番組購入手続き・受信管理・課金処理/管理を行うIC
カードを着脱自在にセット可能に構成されており、放送
受信装置本体に前記ICカードのアクセスに連動して動
作するインジケータを備えていることを特徴としてい
る。ICカードがアクセス中はインジケータが動作する
ので、ユーザーに対して特に子供に対して、現在は決し
てICカードを引き抜いてはいけないことを警告するこ
とができる。また、ICカードを引き抜く必要があると
きは、インジケータが動作停止状態であることを確認し
てから引き抜けばよい。これによってICカードの保護
性を高めることができる。
【0011】本発明に係る請求項3の放送受信装置は、
モデムを介して電話回線との間でアクセス可能に構成さ
れているとともに、番組購入手続き・受信管理・課金処
理/管理を行うICカードを着脱自在にセット可能に構
成されており、放送受信装置本体に前記モデムのアクセ
スに連動して動作するモデム用アクセスインジケータを
備えるとともに、放送受信装置本体に前記ICカードの
アクセスに連動して動作するICカード用アクセスイン
ジケータを備えていることを特徴としている。
【0012】上記請求項1による作用とともに上記請求
項2による作用も発揮する。
【0013】本発明に係る請求項4の放送受信装置は、
番組の概略値の課金金額を含む番組情報を取得する手段
と、番組購入操作をしたときに前記番組情報取得手段か
ら購入番組の概略値の課金金額を取得する手段と、現在
までの課金金額累積値に前記購入番組の概略値の課金金
額を加算して結果を新たな課金金額累積値として記憶す
る手段と、購入記録の表示要求操作に応じて前記課金金
額累積値を表示する手段とを備えたことを特徴としてい
る。加算する課金金額が概略値であるから、課金金額累
積値も概略値となる。しかし、この課金金額累積値を計
算して表示できるので、課金金額累積値が適当な範囲の
ものであるのか、それとも過剰であるかの判断に役立
つ。また、子供が勝手に次々と番組購入をして課金金額
累積値が膨大なものになってはいないかのチェックもで
きる。
【0014】本発明に係る請求項5の放送受信装置は、
ICカードが記憶している正式金額の課金金額合計値を
番組購入要求前に取得する手段と、購入要求に伴ってI
Cカードが計算した番組購入要求後の課金金額合計値を
取得する手段と、購入要求後の課金金額合計値と購入要
求前の課金金額合計値との差分を計算する手段と、現在
までの課金金額累積値に前記差分である購入番組の課金
金額を加算して結果を新たな課金金額累積値として記憶
する手段と、購入記録の表示要求操作に応じて前記課金
金額累積値を表示する手段とを備えたことを特徴として
いる。ICカードが計算して記憶している課金金額合計
値は概略値ではなく正式金額である。したがって、購入
要求後の課金金額合計値と購入要求前の課金金額合計値
との差分も購入番組の正式金額の課金金額であり、課金
金額累積値も正式金額となり、それの表示により極めて
正確な課金金額累積値を把握することができる。
【0015】本発明に係る請求項6の放送受信装置は、
上記請求項4または請求項5において、番組購入ごとに
その購入番組の番組名、課金金額を含む購入番組情報を
記憶する手段と、購入記録の表示要求操作に応じて課金
金額累積値とともに購入番組情報を一覧表示する手段と
を備えたことを特徴としている。番組購入の傾向および
購入番組の傾向が一目瞭然に確認できる。また、子供が
年齢制限のかかった番組を視聴したかどうかのチェック
も行える。
【0016】以下、本発明に係る放送受信装置の実施の
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1に係
るデジタル方式の放送受信装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は放送を受信するチュー
ナ部や同調・復調手段を含む受信手段、2は受信した放
送信号から映像信号と音声信号と番組情報を抽出する多
重分離手段、3は映像信号および音声信号をデコードす
る映像音声再生手段、4は装置の各部を制御し情報処理
を行い利用者が番組あるいはチャンネルを選択するのを
補助する機能を有する制御手段、5は情報を一時的に蓄
える記憶手段、6は放送受信装置本体に付属のパネル操
作部、7はリモコン装置、8はリモコン信号を受信しデ
コードして制御手段4に渡すリモコン受信部、9はオン
スクリーンディスプレイ(OSD)を発生する画面生成
手段、10は映像信号に対してオンスクリーンディスプ
レイをスーパーインポーズする合成手段、11はCRT
などの表示手段、12は録画モードにおいて映像信号お
よび音声信号を記録する記録部、13は受信管理、課金
処理および課金管理を行うICカード、14は電話回線
への接続ケーブル15に接続されたモデム、16は警告
インジケータ部である。
【0018】図2は放送受信装置本体21の外観を概略
的に示す斜視図である。表示手段11であるCRTは図
示されていない。図2において、22は前面に設けられ
た電源ボタン、23,24は操作ボタン、25はICカ
ード13をセットするためのICカードスロット、16
aはモデム用アクセスインジケータ、16bはICカー
ド用アクセスインジケータである。電源ボタン22、操
作ボタン23,24は図1のパネル操作部6に含まれ
る。2つのアクセスインジケータ16a,16bは図1
の警告インジケータ部16に含まれる。アクセスインジ
ケータ16a,16bはLED(発光ダイオード)で構
成されるが、液晶表示素子等の表示手段で構成してもよ
い。また、図2において、31は電話機、32はファク
シミリ、33はパソコン、34は放送受信装置本体21
のモデム14と電話機31とファクシミリ32とパソコ
ン33とを並列に接続する接続端子、35は公衆電話回
線である。
【0019】制御手段4は、モデム14がアクセス状態
にあるときは、それに連動してモデム用アクセスインジ
ケータ16aを動作させるとともに、ICカード13が
アクセス状態にあるときは、それに連動してICカード
用アクセスインジケータ16bを動作させる。アクセス
インジケータ16a,16bの動作は点滅でも点灯でも
よいが、警告機能上は点滅の方が好ましい。
【0020】放送受信装置本体21のモデム14が電話
回線35にアクセスしているときは、電話機31、ファ
クシミリ32、パソコン33は電話回線35を使用しよ
うと思っても使用することができない。従来はこのよう
な状態であることがユーザーに分からず、ユーザーは不
便な思いをさせられることがあったが、本実施の形態1
によれば、モデム14が電話回線35にアクセスしてい
るときはモデム用アクセスインジケータ16aが点滅し
ているので、ユーザーは現在、電話回線35を使用でき
ないことを視覚的に明瞭に認識することができる。モデ
ム14のアクセスが終了すればインジケータ16aは消
灯するので、ユーザーはこれを待って電話機31等の使
用を行えばよい。
【0021】また、制御手段4がICカード13との間
でデータ伝送したり、ICカード13自体が内部で処理
を行っていて、ICカード13がアクセス状態にあると
きは、制御手段4はそれに連動してICカード用アクセ
スインジケータ16bを点滅させる。したがって、ユー
ザーはインジケータ16bの点滅を見て、現在、ICカ
ード13がアクセス状態にあることを認識し、間違って
もICカード13をICカードスロット25から引き抜
いてはいけないことの警告を受ける。子供のいたずらに
よる引き抜きも防止できる。ICカード13は引き抜か
れないから、保護性が高まる。ICカード13のアクセ
スが終了すると、インジケータ16bは消灯する。この
ときはICカード13を抜き取っても特に問題とはなら
ない。しかし、ICカード13はICカードスロット2
5にセットしたままの状態にしておくのが通常である。
【0022】なお、モデム14やICカード13がアク
セス状態であることを表示手段11であるCRTの画面
上にオンスクリーン表示することも考えられるが、この
場合はCRTの電源がOFF状態であれば表示状態にな
いので警告機能が発揮されない。警告機能を発揮するた
めには、必ずCRTの電源がON状態でなければならな
い。これに対して、本実施の形態1の場合は放送受信装
置本体21にアクセスインジケータ16a,16bを設
けたので、CRTの電源のON/OFFに関係なしに警
告機能を発揮することができる。
【0023】〔実施の形態2〕次に、本発明の実施の形
態2に係る放送受信装置について説明する。基本的な構
成は、実施の形態1の場合の図1のブロック図の構成と
同様である。
【0024】具体的に説明する前に、番組情報について
説明しておく。番組情報とは、放送される番組について
の内容に関する付加情報(番組名、ジャンル、開始時
刻、継続時刻)や有料番組の場合の課金金額などの付属
情報を含むデータである。この番組情報は放送信号に多
重され番組情報取得手段によって受信、分離され、必要
に応じ記憶手段5に格納されるようになっている。ただ
し、番組情報については、番組の放送そのものとは別の
放送、通信または蓄積メディアによって与えるようにし
てもよい。
【0025】放送受信装置本体21に内蔵の制御手段4
による番組購入処理の動作を図3のフローチャートに基
づいて説明する。この実施の形態2の場合、制御手段4
は内蔵の記憶手段5を利用して、購入番組の課金金額の
累積計算を行う。まず、制御手段4は、番組の購入の処
理に際して、放送信号に多重されて送られきて記憶手段
5に格納されている購入番組の番組情報に基づいてその
番組の課金金額を取得する(ステップS1)。ここで注
意を要するのは、この課金金額は概略値であるというこ
とである。すなわち、セット割引や追加ストリームの料
金等を考慮に入れない標準的な価格であるので、実際の
購入価格を正確に反映するものではない。
【0026】次に、ICカード13に対して番組の購入
を要求する(ステップS2)。なお、この要求がある
と、ICカード13の方は、その内部でその番組の購入
があったことの情報を蓄積し、内部に記憶している概略
値ではない正式金額の課金金額(例えば513円とか9
87円とか)で合計計算を行い、それを課金金額合計値
として記憶している。ただし、このICカード13の内
部での正式金額の課金金額および課金金額合計値は、こ
の実施の形態2の処理では用いられない。それは、次に
述べる実施の形態3において用いられる。
【0027】次いで、デスクランブル処理を行う(ステ
ップS3)。これは、放送番組にかかっているスクラン
ブルを解除するためのカギをICカード13が作成し、
そのカギを制御手段4に渡す処理である。このカギをも
つことでデスクランブラ(図示せず)を動作させて、ス
クランブルを解除し、その放送番組を視聴できるように
なる。
【0028】さらに、制御手段4は、ステップS1で記
憶手段5から取得した購入番組の課金金額(概略値)を
課金金額累積値変数に加算する(ステップS4)。次い
で、記憶手段5にある課金記録情報テーブルに、購入番
組のチャンネル、日付、時間、番組名、課金金額(概略
値)、課金金額累積値(概略値)などの情報を記憶する
(ステップS5)。この課金記録情報テーブルには、最
新の適当個数(数個から数十個)分の購入番組について
の上記の情報が履歴的に記憶されている。新しい情報が
記憶されるに伴って、古い情報は順次に消去されてい
く。
【0029】ユーザーは、現在までの番組購入記録を知
りたいとき、リモコン装置7を操作して購入記録の表示
モードを設定する。すると、制御手段4は記憶手段5の
課金記録情報テーブルから番組購入履歴情報を読み出
し、表示手段10の画面に図4に示すように購入記録4
1を表示する。この購入記録41には、最近に視聴した
複数の番組のそれぞれについて、チャンネル番号(例え
ば123)、購入日付(例えば1/2)、視聴時間(例
えば10:00〜11:00)、番組名(例えば「ミュ
ージックスタジアム」)、概略値の課金金額(例えば約
400円)が表示されるとともに、概略値の課金金額累
積値(累計金額)(例えば約4200円)と、それが何
時からのものであるかの月日表示(例えば10月23日
から)とが表示される。42はこの表示項目のタイトル
表示、43は現在日時、44は現在時刻、45はリセッ
トボタン表示、46は戻るボタン表示である。
【0030】この購入記録41の表示を見て、ユーザー
は、ある時期(10月23日)から現在(1月20日)
までの有料番組の視聴履歴と課金金額累積値(約420
0円)などを知ることができる。したがって、課金金額
累積値が適当な範囲のものであるのか、それとも過剰で
あるかの判断に役立つ。また、子供が勝手に次々と番組
購入をして課金金額累積値が膨大なものになってはいな
いかのチェックもでき、なっていないときは安心感を得
ることができ、なっているときは子供にその購入経過を
見せながら注意することができる。年齢制限のかかって
いるアダルト番組を秘密で視聴しているときも同様であ
る。
【0031】リモコン装置7のカーソル移動キーの上下
キーを操作すると、画面上でカーソル47が上下に動
き、任意の番組の項目欄を指定できる。そして、リモコ
ン装置7の決定キーを操作してある番組の項目(例えば
水戸黄門完全版)を指定し、カーソル47をリセットボ
タン表示45に合わせて決定キーを操作すると、その指
定された番組の項目が記憶手段5の課金記録情報テーブ
ルから消去される。なお、すべての番組の項目をオール
リセットすることもできる。
【0032】〔実施の形態3〕次に、本発明の実施の形
態3に係る放送受信装置について説明する。基本的な構
成は、実施の形態1の場合の図1のブロック図の構成と
同様である。
【0033】具体的に説明する前に、ICカード13の
機能について説明しておく。ICカード13には、別途
衛星から送信されてきた番組購入用データECMが格納
されている。この番組購入用データECMには放送供給
業者とユーザーとの間でかわした契約内容に基づく視聴
可能な番組についての正式金額の課金金額が含まれてい
る。ICカード13は、制御手段4からの番組購入の要
求があったときに、それまでの購入番組の課金金額の合
計値のデータに対して購入番組の正式金額の課金金額を
加算し、これを課金金額合計値として記憶する。なお、
放送供給業者は、定期的に電話回線35を介してICカ
ード13にアクセスし、課金金額合計値のデータを送信
するように要求する。そのデータの送信が完了した時点
で課金金額合計値はリセットされる。
【0034】放送受信装置本体21に内蔵の制御手段4
による番組購入処理の動作を図5のフローチャートに基
づいて説明する。この実施の形態3の場合、ICカード
13が記憶している正式金額の課金金額合計値を利用し
て、購入番組の課金金額の累積計算を行う。まず、制御
手段4は、番組の購入の処理に際して、ICカード13
に対して、現在の(ここでは購入要求前の)正式金額の
課金金額合計値の問い合わせを行い、そのデータを取得
して記憶手段5に記憶する(ステップS11)。この購
入要求前の課金金額合計値をα0 とする。
【0035】次に、ICカード13に対して番組の購入
を要求する(ステップS12)。この要求があると、I
Cカード13の方は、その内部でその番組の購入があっ
たことの情報を蓄積し、内部に記憶している概略値では
ない正式金額の課金金額(例えば513円とか987円
とか)で合計計算を行い、それを課金金額合計値として
記憶する。この購入要求後の課金金額合計値をα1 とす
る。
【0036】次いで、デスクランブル処理を行う(ステ
ップS13)。これは、放送番組にかかっているスクラ
ンブルを解除するためのカギをICカード13が作成
し、そのカギを制御手段4に渡す処理である。このカギ
をもつことでデスクランブラ(図示せず)を動作させ
て、スクランブルを解除し、その放送番組を視聴できる
ようになる。
【0037】さらに、制御手段4は、再びICカード1
3に対して現在の(ここでは購入要求後の)正式金額の
課金金額合計値の問い合わせを行い、そのデータを取得
して記憶手段5に記憶する(ステップS14)。このと
きの課金金額合計値は購入要求後のα1 である。
【0038】次に、制御手段4は、ステップS14で取
得した購入要求後の課金金額合計値α1 とステップS1
1で取得した購入要求前の課金金額合計値α0 との差分
Δα=α1 −α0 を計算する(ステップS15)。この
差分Δαは、購入番組の課金金額である。α1 もα0
概略値でない正式金額であるから、差分Δαである課金
金額も概略値でない正式金額である。これが本実施の形
態3のポイントである。
【0039】さらに、制御手段4は、ステップS15で
計算した差分Δαである正式金額の課金金額を記憶手段
5における課金金額累積値変数に加算する(ステップS
16)。この課金金額累積値をβとする。
【0040】次いで、記憶手段5にある課金記録情報テ
ーブルに、購入番組のチャンネル、日付、時間、番組
名、課金金額(Δα)、課金金額累積値(β)などの情
報を記憶する(ステップS17)。この課金記録情報テ
ーブルには、最新の適当個数(数個から数十個)分の購
入番組についての上記の情報が履歴的に記憶されてい
る。新しい情報が記憶されるに伴って、古い情報は順次
に消去されていく。
【0041】ユーザーは、現在までの番組購入記録を知
りたいとき、リモコン装置7を操作して購入記録の表示
モードを設定する。すると、制御手段4は記憶手段5の
課金記録情報テーブルから番組購入履歴情報を読み出
し、表示手段10の画面に図4と同様の購入記録41を
表示する。この実施の形態3の場合には、表示された個
々の番組の課金金額も課金金額累積値(累計金額)も概
略値ではなく正式金額となり、きわめて正確な金額が分
かる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る放送受信装置によれば、モ
デムが電話回線にアクセスしているときはインジケータ
が動作することで、電話機などの端末機器の使用ができ
ない警告をユーザーに与えることができる。また、番組
購入手続き・受信管理・課金処理/管理を行うICカー
ドに対するアクセスが行われているときにもインジケー
タが動作することで、決してICカードを引き抜いては
いけないことを警告することができ、ICカードの保護
性を高めることができる。さらに、購入した番組につい
ての課金金額累積値を表示するので、課金金額累積値が
適当な範囲のものかどうかの判断に役立つし、子供が勝
手に多数の番組購入をして課金金額累積値が膨大なもの
になってはいないかのチェックもできる。また、番組購
入ごとの番組名、課金金額を含む購入番組情報を一覧表
示するので、番組購入の傾向および購入番組の傾向が一
目瞭然に確認できるし、子供が年齢制限のかかった番組
を視聴したかどうかのチェックも行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の放送受信装置本体の外観を概略
的に示す斜視図である。
【図3】実施の形態2の場合の番組購入処理の動作を示
すフローチャートである。
【図4】実施の形態2の場合の購入記録の表示状態図で
ある。
【図5】実施の形態3の場合の番組購入処理の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1……受信手段 2……多重分離手段 3……映像音声再生手段 4……制御手段 5……記憶手段 6……パネル操作部 7……リモコン装置 8……リモコン受信部 9……画面生成手段 10……合成手段 11……表示手段 12……記録部 13……ICカード 14……モデム 16……警告インジケータ部 16a…モデム用アクセスインジケータ 16b…ICカード用アクセスインジケータ 21……放送受信装置本体 25……ICカードスロット 35……電話回線 41……購入記録
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 善和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モデムを介して電話回線との間でアクセ
    ス可能に構成されている放送受信装置であって、放送受
    信装置本体に前記モデムのアクセスに連動して動作する
    インジケータを備えていることを特徴とする放送受信装
    置。
  2. 【請求項2】 番組購入手続き・受信管理・課金処理/
    管理を行うICカードを着脱自在にセット可能に構成さ
    れている放送受信装置であって、放送受信装置本体に前
    記ICカードのアクセスに連動して動作するインジケー
    タを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  3. 【請求項3】 モデムを介して電話回線との間でアクセ
    ス可能に構成されているとともに、番組購入手続き・受
    信管理・課金処理/管理を行うICカードを着脱自在に
    セット可能に構成されている放送受信装置であって、放
    送受信装置本体に前記モデムのアクセスに連動して動作
    するモデム用アクセスインジケータを備えるとともに、
    放送受信装置本体に前記ICカードのアクセスに連動し
    て動作するICカード用アクセスインジケータを備えて
    いることを特徴とする放送受信装置。
  4. 【請求項4】 番組の概略値の課金金額を含む番組情報
    を取得する手段と、番組購入操作をしたときに前記番組
    情報取得手段から購入番組の概略値の課金金額を取得す
    る手段と、現在までの課金金額累積値に前記購入番組の
    概略値の課金金額を加算して結果を新たな課金金額累積
    値として記憶する手段と、購入記録の表示要求操作に応
    じて前記課金金額累積値を表示する手段とを備えたこと
    を特徴とする放送受信装置。
  5. 【請求項5】 ICカードが記憶している正式金額の課
    金金額合計値を番組購入要求前に取得する手段と、購入
    要求に伴ってICカードが計算した番組購入要求後の課
    金金額合計値を取得する手段と、購入要求後の課金金額
    合計値と購入要求前の課金金額合計値との差分を計算す
    る手段と、現在までの課金金額累積値に前記差分である
    購入番組の課金金額を加算して結果を新たな課金金額累
    積値として記憶する手段と、購入記録の表示要求操作に
    応じて前記課金金額累積値を表示する手段とを備えたこ
    とを特徴とする放送受信装置。
  6. 【請求項6】 番組購入ごとにその購入番組の番組名、
    課金金額を含む購入番組情報を記憶する手段と、購入記
    録の表示要求操作に応じて課金金額累積値とともに購入
    番組情報を一覧表示する手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項4または請求項5に記載の放送受信装置。
JP8076237A 1996-03-29 1996-03-29 放送受信装置 Pending JPH09270759A (ja)

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DE69732062T DE69732062T2 (de) 1996-03-29 1997-03-18 Rundfunkempfangsgerät für Fernsehsignale und Programmanzeigeverfahren
SG1997000929A SG70591A1 (en) 1996-03-29 1997-03-25 Broadcast receiving apparatus
CN97103379A CN1116739C (zh) 1996-03-29 1997-03-27 广播接收装置
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TW086103958A TW335574B (en) 1996-03-29 1997-05-27 Broadcast receiving apparatus
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007012271A (ja) * 1998-10-27 2007-01-18 Sony Corp 音楽再生システム及び音楽記録装置
JP2011103690A (ja) * 2011-01-28 2011-05-26 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd ディジタル放送受信装置

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