JP2002208971A - 波形発生装置 - Google Patents

波形発生装置

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JP2002208971A JP2001002676A JP2001002676A JP2002208971A JP 2002208971 A JP2002208971 A JP 2002208971A JP 2001002676 A JP2001002676 A JP 2001002676A JP 2001002676 A JP2001002676 A JP 2001002676A JP 2002208971 A JP2002208971 A JP 2002208971A
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の帯域制限特性に対応して動作可能な、
回路規模の小さい波形発生装置を提供すること。 【解決手段】 波形発生装置は、入力信号系列に応じて
第1の帯域制限特性で帯域制限された波形信号を発生さ
せる波形発生手段2と、前記入力信号系列に対する第1
の帯域制限特性で帯域制限された波形信号と、前記入力
信号系列に対する第2の帯域制限特性で帯域制限された
波形信号との差分信号が予め格納されており、前記入力
信号系列に応じて前記差分信号を出力するメモリ手段1
と、前記波形発生手段2からの波形信号と前記メモリ手
段1からの差分信号との加算処理を行い、第2の帯域制
限特性で帯域制限された波形信号を出力する加算手段6
と、前記波形発生手段2からの波形信号および前記加算
手段6からの波形信号のいずれか一方を選択的に出力す
る切換えスイッチ手段5と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信端末装
置に設けられ、デジタル信号を変調するための変調装置
において、複数の帯域制限特性に対応して動作可能な波
形発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信や放送のデジタル化が進めら
れているなかで、デジタル変調技術はより多くの情報を
正確に伝送する上で必要不可欠な技術である。また、L
SI(大規模集積回路)技術の進歩によって、これまで
複数のチップで構成されていた機能・システムが、1チ
ップに集積される傾向にある。このような背景の下、移
動体通信分野においては、1台の端末装置で複数の通信
方式に対応することが可能な共用端末装置が求められて
いる。一般的に変調装置において必要不可欠な帯域制限
フィルタの特性は各通信方式の規格で定められている
が、それぞれ異なるため、共用端末装置には複数の帯域
制限特性を有する波形発生装置を設ける必要がある。
【0003】ところで、デジタル信号を帯域制限して伝
送する場合、その帯域制限フィルタによって生じるデジ
タル信号間の干渉(符号間干渉)を防ぐために、ロール
オフフィルタが使用される。ここで、帯域制限特性の異
なる場合とは、遮断特性を決定するロールオフ率が異な
る場合や、ナイキストフィルタとルートナイキストフィ
ルタのように特性関数自体が異なる場合である。図2
(a)は、ロールオフ率(α)が0.5と0.25のナ
イキストフィルタのインパルス応答波形(±3シンボル
周期分)を示しており、図2(b)は、ロールオフ率が
ともに0.5のナイキストフィルタとルートナイキスト
フィルタのインパルス応答波形(±3シンボル周期分)
を示している。同図から明らかなように、ロールオフフ
ィルタには、共通してインパルス応答波形の中心振幅が
1付近で、残りのシンボル点では、振幅が0付近となる
という性質がある。この性質によって、入力信号系列に
対する符号間干渉を抑えて情報を正確に伝送することが
可能となる。図3(a)および(b)は、図2(a)お
よび(b)に示された帯域制限特性で2値信号系列{−
1,−1,−1,−1,+1,+1,+1}の計7シン
ボルをそれぞれ帯域制限した場合の各出力波形と出力波
形間の振幅値の差分(差分信号)を示している。同図か
ら明らかなように、いずれの帯域制限特性で帯域制限し
た場合の出力波形においても、各シンボル点において入
力されたシンボル値の振幅値付近を通過している。その
結果、帯域制限特性が多少異なっていても、差分信号は
各出力波形の振幅値よりも遥かに小さいものである。
【0004】上述したようなロールオフフィルタはデジ
タルフィルタで実現可能であるが、複数のデジタル乗算
器を使用するため回路規模が大きくなる。従って、小さ
い回路規模で実現する手段としては、ROM(読み出し
専用メモリ)を使用した構成が一般的である。
【0005】ROMを用いたロールオフフィルタでは、
帯域制限特性に応じたインパルス応答と入力信号系列と
のたたみ込み演算を予め行い、その結果をROMに格納
しておく。そして、入力信号系列に応じてROMからデ
ータ(たたみ込み演算の結果)を読み出し、帯域制限さ
れた信号として出力する。帯域制限特性に応じた演算結
果をROMに格納するため、複数の帯域制限特性を有す
るロールオフフィルタが必要な場合には、複数のROM
を設ける必要がある。
【0006】図9は、複数の帯域制限特性に対応して動
作可能な従来の波形発生装置の一例を示すブロック図で
ある。同図において、この波形発生装置には、第1の帯
域制限特性を有する波形発生装置92と、第2の帯域制
限特性を有する波形発生装置93とが設けられている。
そして、第1の帯域制限特性が要求される場合には、入
力端子91から入力された信号系列は切換えスイッチ9
4を介して波形発生装置92に供給され、この波形発生
装置92からの出力が切換えスイッチ95および出力端
子96を介して、第1の帯域制限特性で帯域制限された
信号として出力されるようになっている。一方、第2の
帯域制限特性が要求される場合には、切換えスイッチ9
4および95が切換えられる。そして、入力端子91か
ら入力された信号系列は切換えスイッチ94を介して波
形発生装置93に供給され、この波形発生装置93から
の出力が切換えスイッチ95および出力端子96を介し
て、第2の帯域制限特性で帯域制限された信号として出
力されるようになっている。
【0007】図10は、図9に示した波形発生装置の具
体的な構成例を示すブロック図である。なお、この構成
例は、第1の帯域制限フィルタと第2の帯域制限フィル
タとで、帯域制限特性、演算時のデータ補間率、演算結
果のビット精度が異なる場合のものである。図10にお
いて、波形発生装置92は、カウンタ101aと、アド
レス発生装置102aと、第1の帯域制限フィルタとし
てのROM103aと、D/A(デジタル/アナログ)
変換器104aと、ポストフィルタ105aとから構成
されており、波形発生装置93は、カウンタ101b
と、アドレス発生装置102bと、第2の帯域制限フィ
ルタとしてのROM103bと、D/A変換器104b
と、ポストフィルタ105bとから構成されている。
【0008】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。入力端子91から入力され
たシンボル周期Tの信号系列はシフトレジスタ100に
供給され、クロック信号CLK1(1/Tの周波数)に
応じて順次シフトされる。アドレス発生装置102aに
は、このシフトレジスタ100からの出力が切換えスイ
ッチ94を介して供給されるとともに、第1の帯域制限
特性でのデータ補間率に対応したクロック信号CLK2
(CLK1の自然数倍の周波数)をカウントするカウン
タ101aからの出力が供給される。アドレス発生装置
102aでは、シフトレジスタ100からの出力および
カウンタ101aからの出力に応じてアドレスデータが
発生され、これがROM103aに供給される。ROM
103aからは、供給されたアドレスデータに応じて、
予め格納された波形データが読み出され、nビット(n
は自然数)のデジタルデータとして出力される。従っ
て、ROM103aには、(2のn乗)通りの波形デー
タを格納しておく必要がある。分解能nビットのD/A
変換器104aには、ROM103aからのデジタルデ
ータが供給されるとともに、クロック信号CLK2が供
給される。このD/A変換器104aでは、ROM10
3aから供給されたデジタルデータがクロック信号CL
K2の周期でアナログ信号に変換され、このアナログ信
号がポストフィルタ105aに供給される。ポストフィ
ルタ105aでは、供給されたアナログ信号から折り返
しノイズが除去され、その結果得られた信号が切換えス
イッチ95および出力端子96を介して、第1の帯域制
限特性で帯域制限された信号として出力されるようにな
っている。
【0009】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、切換えス
イッチ94および95が切換えられる。そして、アドレ
ス発生装置102bには、シフトレジスタ100からの
出力が切換えスイッチ94を介して供給されるととも
に、第2の帯域制限特性でのデータ補間率に対応したク
ロック信号CLK3(CLK1の自然数倍の周波数)を
カウントするカウンタ101bからの出力が供給され
る。アドレス発生装置102bでは、シフトレジスタ1
00からの出力およびカウンタ101bからの出力に応
じてアドレスデータが発生され、これがROM103b
に供給される。ROM103bからは、供給されたアド
レスデータに応じて、予め格納された波形データが読み
出され、mビット(mは自然数)のデジタルデータとし
て出力される。従って、ROM103bには、(2のm
乗)通りの波形データを格納しておく必要がある。分解
能mビットのD/A変換器104bには、ROM103
bからのデジタルデータが供給されるとともに、クロッ
ク信号CLK3が供給される。このD/A変換器104
bでは、ROM103bから供給されたデジタルデータ
がクロック信号CLK3の周期でアナログ信号に変換さ
れ、このアナログ信号がポストフィルタ105bに供給
される。ポストフィルタ105bでは、供給されたアナ
ログ信号から折り返しノイズが除去され、その結果得ら
れた信号が切換えスイッチ95および出力端子96を介
して、第2の帯域制限特性で帯域制限された信号として
出力されるようになっている。
【0010】図11は、図9に示した波形発生装置の他
の具体的な構成例を示すブロック図である。なお、この
構成例は、第1の帯域制限フィルタと第2の帯域制限フ
ィルタとで、演算時のデータ補間率、演算結果のビット
精度は等しく、帯域制限特性のみが異なる場合のもので
ある。図11において、波形発生装置92は、カウンタ
101aと、アドレス発生装置102aと、第1の帯域
制限フィルタとしてのROM103aと、D/A変換器
104aと、ポストフィルタ105aとから構成されて
おり、波形発生装置93は、カウンタ101aと、アド
レス発生装置102aと、第2の帯域制限フィルタとし
てのROM103bと、D/A変換器104aと、ポス
トフィルタ105aとから構成されている。すなわち、
カウンタ101a、アドレス発生装置102a、D/A
変換器104a、ポストフィルタ105aは、波形発生
装置92および93に共通の構成要素となっている。
【0011】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。入力端子91から入力され
たシンボル周期Tの信号系列はシフトレジスタ100に
供給され、クロック信号CLK1(1/Tの周波数)に
応じて順次シフトされる。アドレス発生装置102aに
は、このシフトレジスタ100からの出力が供給される
とともに、データ補間率に対応したクロック信号CLK
2(CLK1の自然数倍の周波数)をカウントするカウ
ンタ101aからの出力が供給される。アドレス発生装
置102aでは、シフトレジスタ100からの出力およ
びカウンタ101aからの出力に応じてアドレスデータ
が発生され、これが切換えスイッチ94を介してROM
103aに供給される。ROM103aからは、供給さ
れたアドレスデータに応じて、予め格納された波形デー
タが読み出され、nビット(nは自然数)のデジタルデ
ータとして出力される。分解能nビットのD/A変換器
104aには、ROM103aからのデジタルデータが
切換えスイッチ95を介して供給されるとともに、クロ
ック信号CLK2が供給される。このD/A変換器10
4aでは、ROM103aから供給されたデジタルデー
タがクロック信号CLK2の周期でアナログ信号に変換
され、このアナログ信号がポストフィルタ105aに供
給される。ポストフィルタ105aでは、供給されたア
ナログ信号から折り返しノイズが除去され、その結果得
られた信号が出力端子96から、第1の帯域制限特性で
帯域制限された信号として出力されるようになってい
る。
【0012】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、切換えス
イッチ94および95が切換えられる。そして、アドレ
ス発生装置102aからのアドレスデータが、切換えス
イッチ94を介してROM103bに供給される。RO
M103bからは、供給されたアドレスデータに応じ
て、予め格納された波形データが読み出され、nビット
のデジタルデータとして出力される。D/A変換器10
4aには、ROM103bからのデジタルデータが切換
えスイッチ95を介して供給されるとともに、クロック
信号CLK2が供給される。このD/A変換器104a
では、ROM103bから供給されたデジタルデータが
クロック信号CLK2の周期でアナログ信号に変換さ
れ、このアナログ信号がポストフィルタ105aに供給
される。ポストフィルタ105aでは、供給されたアナ
ログ信号から折り返しノイズが除去され、その結果得ら
れた信号が出力端子96から、第2の帯域制限特性で帯
域制限された信号として出力されるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、第1
の帯域制限フィルタと第2の帯域制限フィルタとで、演
算時のデータ補間率、演算結果のビット精度は等しく、
帯域制限特性のみが異なる場合には、図11に示したよ
うな構成を採用することにより、図10に示したものよ
り多少は回路規模を小さくすることができる。しかしな
がら、いずれにしても帯域制限フィルタは2個設けるこ
とが必要であり、これらのフィルタをROMで実現した
としても、あまり回路規模を小さくすることはできな
い。
【0014】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て為されたものであり、複数の帯域制限特性に対応して
動作可能な、回路規模の小さい波形発生装置を提供する
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、第1に、本発明の波形発生装置は、複数の帯域制
限特性に対応して動作可能な波形発生装置において、入
力信号系列に応じて第1の帯域制限特性で帯域制限され
た波形信号を発生させる波形発生手段と、前記入力信号
系列に対する第1の帯域制限特性で帯域制限された波形
信号と、前記入力信号系列に対する第2の帯域制限特性
で帯域制限された波形信号との差分信号が予め格納され
ており、前記入力信号系列に応じて前記差分信号を出力
するメモリ手段と、前記波形発生手段からの波形信号と
前記メモリ手段からの差分信号との加算処理を行い、第
2の帯域制限特性で帯域制限された波形信号を出力する
加算手段と、前記波形発生手段からの波形信号および前
記加算手段からの波形信号のいずれか一方を選択的に出
力する切換えスイッチ手段と、を備えてなることを特徴
としている。
【0016】第2に、本発明の波形発生装置は、複数の
帯域制限特性に対応して動作可能な波形発生装置におい
て、入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
第1のアドレス発生手段と、第1の帯域制限特性で帯域
制限された結果を示す波形データが予め格納されてお
り、前記第1のアドレス発生手段からのアドレスデータ
に応じて前記波形データを出力する第1のメモリ手段
と、前記入力信号系列に応じてアドレスデータを発生さ
せる第2のアドレス発生手段と、第1の帯域制限特性で
帯域制限された結果を示す波形データと第2の帯域制限
特性で帯域制限された結果を示す波形データとの差分デ
ータが予め格納されており、前記第2のアドレス発生手
段からのアドレスデータに応じて前記差分データを出力
する第2のメモリ手段と、前記第1のメモリ手段からの
波形データと前記第2のメモリ手段からの差分データと
の加算処理を行い、第2の帯域制限特性で帯域制限され
た結果を示す波形データを出力するデジタル加算手段
と、前記第1のメモリ手段からの波形データおよび前記
デジタル加算手段からの波形データのいずれか一方をア
ナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換手段と、
前記デジタル/アナログ変換手段からのアナログ信号か
ら折り返しノイズを除去して出力するフィルタ手段と、
を備えてなることを特徴としている。
【0017】第3に、本発明の波形発生装置は、複数の
帯域制限特性に対応して動作可能な波形発生装置におい
て、入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
第1のアドレス発生手段と、第1の帯域制限特性で帯域
制限された結果を示す波形データが予め格納されてお
り、前記第1のアドレス発生手段からのアドレスデータ
に応じて前記波形データを出力する第1のメモリ手段
と、前記第1のメモリ手段からの波形データをアナログ
信号に変換する第1のデジタル/アナログ変換手段と、
前記入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
第2のアドレス発生手段と、第1の帯域制限特性で帯域
制限された結果を示す波形データと第2の帯域制限特性
で帯域制限された結果を示す波形データとの差分データ
が予め格納されており、前記第2のアドレス発生手段か
らのアドレスデータに応じて前記差分データを出力する
第2のメモリ手段と、前記第2のメモリ手段からの差分
データをアナログ信号に変換する第2のデジタル/アナ
ログ変換手段と、前記第1のデジタル/アナログ変換手
段からの波形データに基づくアナログ信号と前記第2の
デジタル/アナログ変換手段からの差分データに基づく
アナログ信号との加算処理を行い、第2の帯域制限特性
で帯域制限された結果を示す波形データに相当するアナ
ログ信号を出力するアナログ加算手段と、前記第1のデ
ジタル/アナログ変換手段からのアナログ信号および前
記アナログ加算手段からのアナログ信号のいずれか一方
から折り返しノイズを除去して出力するフィルタ手段
と、を備えてなることを特徴としている。
【0018】第4に、本発明の波形発生装置は、複数の
帯域制限特性に対応して動作可能な波形発生装置におい
て、入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
第1のアドレス発生手段と、第1の帯域制限特性で帯域
制限された結果を示す波形データが第1のデータ補間率
で予め格納されており、前記第1のアドレス発生手段か
らのアドレスデータに応じて前記波形データを出力する
第1のメモリ手段と、前記第1のメモリ手段からの波形
データを第1のデータ補間率に対応した第1のクロック
信号の周期でアナログ信号に変換する第1のデジタル/
アナログ変換手段と、前記入力信号系列に応じてアドレ
スデータを発生させる第2のアドレス発生手段と、第1
の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形データ
と第2の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形
データとの差分データが第2のデータ補間率で予め格納
されており、前記第2のアドレス発生手段からのアドレ
スデータに応じて前記差分データを出力する第2のメモ
リ手段と、前記第2のメモリ手段からの差分データを第
2のデータ補間率に対応した第2のクロック信号の周期
でアナログ信号に変換する第2のデジタル/アナログ変
換手段と、前記第1のデジタル/アナログ変換手段から
の波形データに基づくアナログ信号と前記第2のデジタ
ル/アナログ変換手段からの差分データに基づくアナロ
グ信号との加算処理を行い、第2の帯域制限特性で帯域
制限された結果を示す波形データに相当するアナログ信
号を出力するアナログ加算手段と、前記第1のデジタル
/アナログ変換手段からのアナログ信号から折り返しノ
イズを除去する第1のフィルタ手段と、前記アナログ加
算手段からのアナログ信号から折り返しノイズを除去す
る第2のフィルタ手段と、前記第1のフィルタ手段から
の信号および前記第2のフィルタ手段からの信号のいず
れか一方を選択的に出力する切換えスイッチ手段と、を
備えてなることを特徴としている。
【0019】第5に、本発明の波形発生装置は、複数の
帯域制限特性に対応して動作可能な波形発生装置におい
て、入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
第1のアドレス発生手段と、第1の帯域制限特性で帯域
制限された結果を示す波形データが第1のデータ補間率
で予め格納されており、前記第1のアドレス発生手段か
らのアドレスデータに応じて前記波形データを出力する
第1のメモリ手段と、前記入力信号系列に応じてアドレ
スデータを発生させる第2のアドレス発生手段と、第1
の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形データ
と第2の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形
データとの差分データが第2のデータ補間率で予め格納
されており、前記第2のアドレス発生手段からのアドレ
スデータに応じて前記差分データを出力する第2のメモ
リ手段と、前記第1のメモリ手段から出力される波形デ
ータの第1のデータ補間率を第2のデータ補間率に変換
する補間フィルタ手段と、前記補間フィルタ手段からの
第2のデータ補間率に変換された波形データと前記第2
のメモリ手段からの差分データとの加算処理を行い、第
2の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デー
タを出力するデジタル加算手段と、前記第1のメモリ手
段からの波形データおよび前記デジタル加算手段からの
波形データのいずれか一方をデータ補間率に対応したク
ロック信号の周期でアナログ信号に変換するデジタル/
アナログ変換手段と、前記デジタル/アナログ変換手段
からのアナログ信号が第1のデータ補間率のデータに基
づくものである時、該アナログ信号から折り返しノイズ
を除去する第1のフィルタ手段と、前記デジタル/アナ
ログ変換手段からのアナログ信号が第2のデータ補間率
のデータに基づくものである時、該アナログ信号から折
り返しノイズを除去する第2のフィルタ手段と、前記第
1のフィルタ手段からの信号および前記第2のフィルタ
手段からの信号のいずれか一方を選択的に出力する切換
えスイッチ手段と、を備えてなることを特徴としてい
る。
【0020】第6に、本発明の波形発生装置は、複数の
帯域制限特性に対応して動作可能な直交変調用波形発生
装置において、シリアル送信データをパラレルデータに
変換するシリアル/パラレル変換手段と、前記シリアル
/パラレル変換手段からのパラレルデータを振幅位相情
報に変換し、IチャネルのシンボルデータおよびQチャ
ネルのシンボルデータとして出力するマッピング手段
と、前記マッピング手段からのIチャネルのシンボルデ
ータに応じて第1の帯域制限特性で帯域制限された波形
信号を発生させる第1の波形発生手段と、前記Iチャネ
ルのシンボルデータに対する第1の帯域制限特性で帯域
制限された波形信号と、前記シンボルデータに対する第
2の帯域制限特性で帯域制限された波形信号との差分信
号が予め格納されており、前記シンボルデータに応じて
前記差分信号を出力する第1のメモリ手段と、前記第1
の波形発生手段からの波形信号と前記第1のメモリ手段
からの差分信号との加算処理を行い、第2の帯域制限特
性で帯域制限された波形信号を出力する第1の加算手段
と、前記第1の波形発生手段からの波形信号および前記
第1の加算手段からの波形信号のいずれか一方を選択的
に出力する第1の切換えスイッチ手段と、前記マッピン
グ手段からのQチャネルのシンボルデータに応じて第1
の帯域制限特性で帯域制限された波形信号を発生させる
第2の波形発生手段と、前記Qチャネルのシンボルデー
タに対する第1の帯域制限特性で帯域制限された波形信
号と、前記シンボルデータに対する第2の帯域制限特性
で帯域制限された波形信号との差分信号が予め格納され
ており、前記シンボルデータに応じて前記差分信号を出
力する第2のメモリ手段と、前記第2の波形発生手段か
らの波形信号と前記第2のメモリ手段からの差分信号と
の加算処理を行い、第2の帯域制限特性で帯域制限され
た波形信号を出力する第2の加算手段と、前記第2の波
形発生手段からの波形信号および前記第2の加算手段か
らの波形信号のいずれか一方を選択的に出力する第2の
切換えスイッチ手段と、を備えてなることを特徴として
いる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る波形発生装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、信号系列が入力される入力端子91
は、第1の帯域制限特性を有する波形発生装置2に接続
されているとともに、スイッチ3を介してメモリ1に接
続されている。波形発生装置2は、供給された信号系列
に応じて第1の帯域制限特性で帯域制限された波形信号
を発生させるものである。また、メモリ1には、供給さ
れた信号系列に対する第1の帯域制限特性で帯域制限さ
れた波形信号と、該信号系列に対する第2の帯域制限特
性で帯域制限された波形信号との差分信号が予め演算に
より求められ、この差分信号が格納されている。波形発
生装置2は、切換えスイッチ5の一方の被選択端子に接
続されているとともに、スイッチ4を介して加算器6に
接続されている。メモリ1はこの加算器6に接続されて
おり、該加算器6は切換えスイッチ5の他方の被選択端
子に接続されている。切換えスイッチ5の選択端子は出
力端子96に接続されている。ここで、波形発生装置
2、メモリ1、スイッチ4、および加算器6により第2
の帯域制限特性を有する波形発生装置7が構成されてい
る。
【0023】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。入力端子91から入力され
た信号系列は波形発生装置2に供給される。波形発生装
置2では、供給された信号系列に応じて第1の帯域制限
特性で帯域制限された波形信号が発生され、これが切換
えスイッチ5を介して出力端子96から出力されるよう
になっている。なお、スイッチ3および4は開かれたま
まである。
【0024】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、スイッチ
3および4が閉じられる。また、切換えスイッチ5が図
中下側の被選択端子側に切換えられる。入力端子91か
ら入力された信号系列は波形発生装置2に供給されると
ともに、スイッチ3を介してメモリ1に供給される。波
形発生装置2では、供給された信号系列に応じて第1の
帯域制限特性で帯域制限された波形信号が発生され、こ
れがスイッチ4を介して加算器6に供給される。メモリ
1からは、供給された信号系列に応じて予め格納された
差分信号(第1の帯域制限特性で帯域制限された波形信
号と第2の帯域制限特性で帯域制限された波形信号との
差分信号)が読み出され、これが加算器6に供給され
る。加算器6では、波形発生装置2からの波形信号とメ
モリ1からの差分信号との加算処理が行われ、この結果
得られた第2の帯域制限特性で帯域制限された波形信号
が切換えスイッチ5を介して出力端子96から出力され
るようになっている。
【0025】本実施形態の波形発生装置によれば、図3
を参照しながら説明したように、メモリ1に格納する差
分信号は帯域制限された出力波形の振幅値よりも遥かに
小さいため、第2の帯域制限特性に対応した波形信号を
格納する場合と比較してメモリ1の容量を大幅に削減す
ることができ、同一機能を小さい回路規模で実現するこ
とができる。
【0026】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態に係る波形発生装置の構成を示すブロック図であ
る。図4において、シンボル周期Tの信号系列が入力さ
れる入力端子91は、シフトレジスタ100に接続され
ている。シフトレジスタ100は、入力されたシンボル
周期Tの信号系列をクロック信号CLK1(1/Tの周
波数)に応じて順次シフトするものである。このシフト
レジスタ100は、アドレス発生装置102aに接続さ
れているとともに、スイッチ3aを介してアドレス発生
装置102bに接続されている。また、第1および第2
の帯域制限特性でのデータ補間率に対応したクロック信
号CLK2(CLK1の自然数倍の周波数)をカウント
するカウンタ101aは、アドレス発生装置102aに
接続されているとともに、スイッチ3bを介してアドレ
ス発生装置102bに接続されている。アドレス発生装
置102aおよび102bは、それぞれシフトレジスタ
100の出力およびカウンタ101aの出力に応じてア
ドレスデータを発生させるものである。アドレス発生装
置102aは、第1の帯域制限特性を有する第1の帯域
制限フィルタとしてのROM103aに接続されてい
る。ROM103aには、第1の帯域制限特性で帯域制
限された結果を示す波形データがnビット(nは自然
数)精度で格納されている。このROM103aは、切
換えスイッチ5の一方の被選択端子に接続されていると
ともに、スイッチ4を介してデジタル加算器41に接続
されている。一方、アドレス発生装置102bは、RO
M40に接続されている。ROM40には、第1の帯域
制限特性で帯域制限された結果を示す波形データと第2
の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形データ
との差分データがkビット(kは自然数であり、k<<
n)精度で格納されている。このROM40はデジタル
加算器41に接続されており、該デジタル加算器41は
切換えスイッチ5の他方の被選択端子に接続されてい
る。切換えスイッチ5の選択端子は、供給されたデジタ
ルデータをクロック信号CLK2の周期でアナログ信号
に変換するD/A変換器104aに接続されている。D
/A変換器104aは折り返しノイズを除去するための
ポストフィルタ105aに接続されており、該ポストフ
ィルタ105aは出力端子96に接続されている。
【0027】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。この場合には、アドレス発
生装置102b、ROM40、およびデジタル加算器4
1は動作させない。入力端子91から入力されたシンボ
ル周期Tの信号系列はシフトレジスタ100に供給さ
れ、クロック信号CLK1に応じて順次シフトされる。
アドレス発生装置102aには、このシフトレジスタ1
00からの出力が供給されるとともに、クロック信号C
LK2をカウントするカウンタ101aからの出力が供
給される。アドレス発生装置102aでは、シフトレジ
スタ100からの出力およびカウンタ101aからの出
力に応じてアドレスデータが発生され、これがROM1
03aに供給される。ROM103aからは、供給され
たアドレスデータに応じて、予め格納された波形データ
が読み出され、nビットのデジタルデータとして出力さ
れる。このデジタルデータは、切換えスイッチ5を介し
てD/A変換器104aに供給される。D/A変換器1
04aでは、供給されたデジタルデータがクロック信号
CLK2の周期でアナログ信号に変換され、このアナロ
グ信号がポストフィルタ105aに供給される。ポスト
フィルタ105aでは、供給されたアナログ信号から折
り返しノイズが除去され、その結果得られた信号が出力
端子96から、第1の帯域制限特性で帯域制限された信
号として出力されるようになっている。なお、スイッチ
3a、3bおよび4は開かれたままである。
【0028】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、スイッチ
3a、3bおよび4が閉じられる。また、切換えスイッ
チ5が図中下側の被選択端子側に切換えられる。入力端
子91から入力されたシンボル周期Tの信号系列はシフ
トレジスタ100に供給され、クロック信号CLK1に
応じて順次シフトされる。アドレス発生装置102aに
は、このシフトレジスタ100からの出力が供給される
とともに、クロック信号CLK2をカウントするカウン
タ101aからの出力が供給される。アドレス発生装置
102aでは、シフトレジスタ100からの出力および
カウンタ101aからの出力に応じてアドレスデータが
発生され、これがROM103aに供給される。ROM
103aからは、供給されたアドレスデータに応じて、
予め格納された波形データが読み出され、nビットのデ
ジタルデータとして出力される。このデジタルデータ
は、スイッチ4を介してデジタル加算器41に供給され
る。一方、アドレス発生装置102bには、シフトレジ
スタ100からの出力がスイッチ3aを介して供給され
るとともに、カウンタ101aからの出力がスイッチ3
bを介して供給される。アドレス発生装置102bで
は、シフトレジスタ100からの出力およびカウンタ1
01aからの出力に応じてアドレスデータが発生され、
これがROM40に供給される。ROM40からは、供
給されたアドレスデータに応じて、予め格納された差分
データが読み出され、kビットのデジタルデータとして
出力される。このデジタルデータは、デジタル加算器4
1に供給される。デジタル加算器41では、ROM10
3aからの波形データとROM40からの差分データと
の加算処理が行われ、この加算結果が切換えスイッチ5
を介してD/A変換器104aに供給される。D/A変
換器104aでは、供給された加算結果(デジタルデー
タ)がクロック信号CLK2の周期でアナログ信号に変
換され、このアナログ信号がポストフィルタ105aに
供給される。ポストフィルタ105aでは、供給された
アナログ信号から折り返しノイズが除去され、その結果
得られた信号が出力端子96から、第2の帯域制限特性
で帯域制限された信号として出力されるようになってい
る。
【0029】本実施形態の波形発生装置によれば、RO
M40には差分データを格納しており、第2の帯域制限
特性に対応した波形データを格納する場合と比較してR
OM40の容量を大幅に削減することができ、同一機能
を小さい回路規模で実現することができる。
【0030】(第3実施形態)図5は、本発明の第3実
施形態に係る波形発生装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において、シンボル周期Tの信号系列が入力さ
れる入力端子91は、シフトレジスタ100に接続され
ている。シフトレジスタ100は、入力されたシンボル
周期Tの信号系列をクロック信号CLK1(1/Tの周
波数)に応じて順次シフトするものである。このシフト
レジスタ100は、アドレス発生装置102aに接続さ
れているとともに、スイッチ3aを介してアドレス発生
装置102bに接続されている。また、第1および第2
の帯域制限特性でのデータ補間率に対応したクロック信
号CLK2(CLK1の自然数倍の周波数)をカウント
するカウンタ101aは、アドレス発生装置102aに
接続されているとともに、スイッチ3bを介してアドレ
ス発生装置102bに接続されている。アドレス発生装
置102aおよび102bは、それぞれシフトレジスタ
100の出力およびカウンタ101aの出力に応じてア
ドレスデータを発生させるものである。アドレス発生装
置102aは、第1の帯域制限特性を有する第1の帯域
制限フィルタとしてのROM103aに接続されてい
る。ROM103aには、第1の帯域制限特性で帯域制
限された結果を示す波形データがnビット(nは自然
数)精度で格納されている。このROM103aは、供
給されたデジタルデータをクロック信号CLK2の周期
でアナログ信号に変換するD/A変換器104aに接続
されている。D/A変換器104aは、切換えスイッチ
5の一方の被選択端子に接続されているとともに、スイ
ッチ4を介してアナログ加算器51に接続されている。
一方、アドレス発生装置102bは、ROM40に接続
されている。ROM40には、第1の帯域制限特性で帯
域制限された結果を示す波形データと第2の帯域制限特
性で帯域制限された結果を示す波形データとの差分デー
タがkビット(kは自然数であり、k<<n)精度で格
納されている。このROM40は、供給されたデジタル
データをクロック信号CLK2の周期でアナログ信号に
変換するD/A変換器50に接続されている。D/A変
換器50はアナログ加算器51に接続されており、該ア
ナログ加算器51は切換えスイッチ5の他方の被選択端
子に接続されている。切換えスイッチ5の選択端子は、
折り返しノイズを除去するためのポストフィルタ105
aに接続されており、該ポストフィルタ105aは出力
端子96に接続されている。
【0031】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。この場合には、アドレス発
生装置102b、ROM40、D/A変換器50、およ
びアナログ加算器51は動作させない。入力端子91か
ら入力されたシンボル周期Tの信号系列はシフトレジス
タ100に供給され、クロック信号CLK1に応じて順
次シフトされる。アドレス発生装置102aには、この
シフトレジスタ100からの出力が供給されるととも
に、クロック信号CLK2をカウントするカウンタ10
1aからの出力が供給される。アドレス発生装置102
aでは、シフトレジスタ100からの出力およびカウン
タ101aからの出力に応じてアドレスデータが発生さ
れ、これがROM103aに供給される。ROM103
aからは、供給されたアドレスデータに応じて、予め格
納された波形データが読み出され、nビットのデジタル
データとして出力される。このデジタルデータは、D/
A変換器104aに供給される。D/A変換器104a
では、供給されたデジタルデータがクロック信号CLK
2の周期でアナログ信号に変換され、このアナログ信号
が切換えスイッチ5を介してポストフィルタ105aに
供給される。ポストフィルタ105aでは、供給された
アナログ信号から折り返しノイズが除去され、その結果
得られた信号が出力端子96から、第1の帯域制限特性
で帯域制限された信号として出力されるようになってい
る。なお、スイッチ3a、3bおよび4は開かれたまま
である。
【0032】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、スイッチ
3a、3bおよび4が閉じられる。また、切換えスイッ
チ5が図中下側の被選択端子側に切換えられる。入力端
子91から入力されたシンボル周期Tの信号系列はシフ
トレジスタ100に供給され、クロック信号CLK1に
応じて順次シフトされる。アドレス発生装置102aに
は、このシフトレジスタ100からの出力が供給される
とともに、クロック信号CLK2をカウントするカウン
タ101aからの出力が供給される。アドレス発生装置
102aでは、シフトレジスタ100からの出力および
カウンタ101aからの出力に応じてアドレスデータが
発生され、これがROM103aに供給される。ROM
103aからは、供給されたアドレスデータに応じて、
予め格納された波形データが読み出され、nビットのデ
ジタルデータとして出力される。このデジタルデータ
は、D/A変換器104aに供給される。D/A変換器
104aでは、供給されたデジタルデータがクロック信
号CLK2の周期でアナログ信号に変換され、このアナ
ログ信号がスイッチ4を介してアナログ加算器51に供
給される。一方、アドレス発生装置102bには、シフ
トレジスタ100からの出力がスイッチ3aを介して供
給されるとともに、カウンタ101aからの出力がスイ
ッチ3bを介して供給される。アドレス発生装置102
bでは、シフトレジスタ100からの出力およびカウン
タ101aからの出力に応じてアドレスデータが発生さ
れ、これがROM40に供給される。ROM40から
は、供給されたアドレスデータに応じて、予め格納され
た差分データが読み出され、kビットのデジタルデータ
として出力される。このデジタルデータは、D/A変換
器50に供給される。D/A変換器50では、供給され
たデジタルデータがクロック信号CLK2の周期でアナ
ログ信号に変換され、このアナログ信号がアナログ加算
器51に供給される。アナログ加算器51では、D/A
変換器104aからの波形データに基づくアナログ信号
とD/A変換器50からの差分データに基づくアナログ
信号との加算処理が行われ、この加算結果が切換えスイ
ッチ5を介してポストフィルタ105aに供給される。
ポストフィルタ105aでは、供給された加算結果から
折り返しノイズが除去され、その結果得られた信号が出
力端子96から、第2の帯域制限特性で帯域制限された
信号として出力されるようになっている。
【0033】本実施形態の波形発生装置によれば、RO
M40には差分データを格納しており、第2の帯域制限
特性に対応した波形データを格納する場合と比較してR
OM40の容量を大幅に削減することができ、同一機能
を小さい回路規模で実現することができる。
【0034】また、本実施形態の波形発生装置によれ
ば、ROM103aからの波形データとROM40から
の差分データをそれぞれアナログ信号に変換してから加
算するようにしているため、ROM40に格納する差分
データのビット精度とD/A変換器50の分解能を調整
することができる。従って、第2の帯域制限特性を有す
る波形発生装置を独立に設ける場合に比べて、D/A変
換器50の分解能を小さくすることができ、更に回路規
模を小さくすることができる。
【0035】(第4実施形態)図6は、本発明の第4実
施形態に係る波形発生装置の構成を示すブロック図であ
る。図6において、シンボル周期Tの信号系列が入力さ
れる入力端子91は、シフトレジスタ100に接続され
ている。シフトレジスタ100は、入力されたシンボル
周期Tの信号系列をクロック信号CLK1(1/Tの周
波数)に応じて順次シフトするものである。このシフト
レジスタ100は、アドレス発生装置102aに接続さ
れているとともに、スイッチ3を介してアドレス発生装
置61に接続されている。また、第1の帯域制限特性で
のデータ補間率に対応したクロック信号CLK2(CL
K1の自然数倍の周波数)をカウントするカウンタ10
1aは、アドレス発生装置102aに接続されている。
アドレス発生装置102aは、シフトレジスタ100の
出力およびカウンタ101aの出力に応じてアドレスデ
ータを発生させるものである。アドレス発生装置102
aは、第1の帯域制限特性を有する第1の帯域制限フィ
ルタとしてのROM103aに接続されている。ROM
103aには、第1の帯域制限特性で帯域制限された結
果を示す波形データがnビット(nは自然数)精度で、
クロック信号CLK2に対応したデータ補間率で格納さ
れている。このROM103aは、供給されたデジタル
データをクロック信号CLK2の周期でアナログ信号に
変換するD/A変換器104aに接続されている。D/
A変換器104aは、折り返しノイズを除去するための
ポストフィルタ105aに接続されているとともに、ス
イッチ4を介してアナログ加算器51に接続されてい
る。ポストフィルタ105aは、切換えスイッチ5の一
方の被選択端子に接続されている。一方、第2の帯域制
限特性でのデータ補間率に対応したクロック信号CLK
3(CLK1の自然数倍の周波数)をカウントするカウ
ンタ60は、アドレス発生装置61に接続されている。
アドレス発生装置61は、シフトレジスタ100の出力
およびカウンタ60の出力に応じてアドレスデータを発
生させるものである。アドレス発生装置61は、ROM
62に接続されている。ROM62には、第1の帯域制
限特性で帯域制限された結果を示す波形データと第2の
帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形データと
の差分データがkビット(kは自然数であり、k<<
n)精度で、クロック信号CLK3に対応したデータ補
間率で格納されている。このROM62は、供給された
デジタルデータをクロック信号CLK3の周期でアナロ
グ信号に変換するD/A変換器50に接続されている。
D/A変換器50はアナログ加算器51に接続されてお
り、該アナログ加算器51は、折り返しノイズを除去す
るためのポストフィルタ63に接続されている。ポスト
フィルタ63は、切換えスイッチ5の他方の被選択端子
に接続されている。切換えスイッチ5の選択端子は、出
力端子96に接続されている。
【0036】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。この場合には、カウンタ6
0、アドレス発生装置61、ROM62、D/A変換器
50、アナログ加算器51およびポストフィルタ63は
動作させない。入力端子91から入力されたシンボル周
期Tの信号系列はシフトレジスタ100に供給され、ク
ロック信号CLK1に応じて順次シフトされる。アドレ
ス発生装置102aには、このシフトレジスタ100か
らの出力が供給されるとともに、クロック信号CLK2
をカウントするカウンタ101aからの出力が供給され
る。アドレス発生装置102aでは、シフトレジスタ1
00からの出力およびカウンタ101aからの出力に応
じてアドレスデータが発生され、これがROM103a
に供給される。ROM103aからは、供給されたアド
レスデータに応じて、予め格納された波形データが読み
出され、nビットのデジタルデータとして出力される。
このデジタルデータは、D/A変換器104aに供給さ
れる。D/A変換器104aでは、供給されたデジタル
データがクロック信号CLK2の周期でアナログ信号に
変換され、このアナログ信号がポストフィルタ105a
に供給される。ポストフィルタ105aでは、供給され
たアナログ信号から折り返しノイズが除去され、その結
果得られた信号が切換えスイッチ5を介して出力端子9
6から、第1の帯域制限特性で帯域制限された信号とし
て出力されるようになっている。なお、スイッチ3およ
び4は開かれたままである。
【0037】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、スイッチ
3および4が閉じられる。また、切換えスイッチ5が図
中下側の被選択端子側に切換えられる。入力端子91か
ら入力されたシンボル周期Tの信号系列はシフトレジス
タ100に供給され、クロック信号CLK1に応じて順
次シフトされる。アドレス発生装置102aには、この
シフトレジスタ100からの出力が供給されるととも
に、クロック信号CLK2をカウントするカウンタ10
1aからの出力が供給される。アドレス発生装置102
aでは、シフトレジスタ100からの出力およびカウン
タ101aからの出力に応じてアドレスデータが発生さ
れ、これがROM103aに供給される。ROM103
aからは、供給されたアドレスデータに応じて、予め格
納された波形データが読み出され、nビットのデジタル
データとして出力される。このデジタルデータは、D/
A変換器104aに供給される。D/A変換器104a
では、供給されたデジタルデータがクロック信号CLK
2の周期でアナログ信号に変換され、このアナログ信号
がスイッチ4を介してアナログ加算器51に供給され
る。一方、アドレス発生装置61には、シフトレジスタ
100からの出力がスイッチ3を介して供給されるとと
もに、クロック信号CLK3をカウントするカウンタ6
0からの出力が供給される。アドレス発生装置61で
は、シフトレジスタ100からの出力およびカウンタ6
0からの出力に応じてアドレスデータが発生され、これ
がROM62に供給される。ROM62からは、供給さ
れたアドレスデータに応じて、予め格納された差分デー
タが読み出され、kビットのデジタルデータとして出力
される。このデジタルデータは、D/A変換器50に供
給される。D/A変換器50では、供給されたデジタル
データがクロック信号CLK3の周期でアナログ信号に
変換され、このアナログ信号がアナログ加算器51に供
給される。アナログ加算器51では、D/A変換器10
4aからの波形データに基づくアナログ信号とD/A変
換器50からの差分データに基づくアナログ信号との加
算処理が行われ、この加算結果がポストフィルタ63に
供給される。ポストフィルタ63では、供給された加算
結果から折り返しノイズが除去され、その結果得られた
信号が切換えスイッチ5を介して出力端子96から、第
2の帯域制限特性で帯域制限された信号として出力され
るようになっている。
【0038】本実施形態の波形発生装置によれば、RO
M62には差分データを格納しており、第2の帯域制限
特性に対応した波形データを格納する場合と比較してR
OM62の容量を大幅に削減することができ、同一機能
を小さい回路規模で実現することができる。
【0039】また、本実施形態の波形発生装置によれ
ば、ROM103aからの波形データとROM62から
の差分データをそれぞれアナログ信号に変換してから加
算するようにしているため、ROM62に格納する差分
データのビット精度とデータ補間率、D/A変換器50
の分解能と入力クロック信号を調整することができる。
従って、第2の帯域制限特性を有する波形発生装置を独
立に設ける場合に比べて、D/A変換器50の分解能を
小さくすることができ、更に回路規模を小さくすること
ができる。
【0040】(第5実施形態)図7は、本発明の第5実
施形態に係る波形発生装置の構成を示すブロック図であ
る。図7において、シンボル周期Tの信号系列が入力さ
れる入力端子91は、シフトレジスタ100に接続され
ている。シフトレジスタ100は、入力されたシンボル
周期Tの信号系列をクロック信号CLK1(1/Tの周
波数)に応じて順次シフトするものである。このシフト
レジスタ100は、アドレス発生装置102aに接続さ
れているとともに、スイッチ3を介してアドレス発生装
置61に接続されている。また、第1の帯域制限特性で
のデータ補間率に対応したクロック信号CLK2(CL
K1の自然数倍の周波数)をカウントするカウンタ10
1aは、アドレス発生装置102aに接続されている。
アドレス発生装置102aは、シフトレジスタ100の
出力およびカウンタ101aの出力に応じてアドレスデ
ータを発生させるものである。アドレス発生装置102
aは、第1の帯域制限特性を有する第1の帯域制限フィ
ルタとしてのROM103aに接続されている。ROM
103aには、第1の帯域制限特性で帯域制限された結
果を示す波形データがnビット(nは自然数)精度で、
クロック信号CLK2に対応したデータ補間率で格納さ
れている。このROM103aは、切換えスイッチ72
の一方の被選択端子に接続されているとともに、スイッ
チ4を介して補間フィルタ70に接続されている。補間
フィルタ70は、ROM103aから出力される波形デ
ータの、クロック信号CLK2に対応したデータ補間率
をクロック信号CLK3に対応したデータ補間率に変換
するフィルタである。この補間フィルタ70は、デジタ
ル加算器71に接続されている。一方、第2の帯域制限
特性でのデータ補間率に対応したクロック信号CLK3
(CLK1の自然数倍の周波数)をカウントするカウン
タ60は、アドレス発生装置61に接続されている。ア
ドレス発生装置61は、シフトレジスタ100の出力お
よびカウンタ60の出力に応じてアドレスデータを発生
させるものである。アドレス発生装置61は、ROM6
2に接続されている。ROM62には、第1の帯域制限
特性で帯域制限された結果を示す波形データと第2の帯
域制限特性で帯域制限された結果を示す波形データとの
差分データがkビット(kは自然数であり、k<<n)
精度で、クロック信号CLK3に対応したデータ補間率
で格納されている。このROM62はデジタル加算器7
1に接続されており、該デジタル加算器71は切換えス
イッチ72の他方の被選択端子に接続されている。切換
えスイッチ72の選択端子はD/A変換器104aに接
続されている。D/A変換器104aには、該D/A変
換器104aにクロック信号CLK2およびCLK3の
いずれか一方を供給するための切換えスイッチ73が接
続されている。D/A変換器104aは、供給されたデ
ジタルデータを切換えスイッチ73からのクロック信号
の周期でアナログ信号に変換するものである。このD/
A変換器104aは、クロック信号CLK2に対応した
データ補間率で発生する折り返しノイズを除去するため
のポストフィルタ105aに接続されているとともに、
スイッチ74を介してクロック信号CLK3に対応した
データ補間率で発生する折り返しノイズを除去するため
のポストフィルタ63に接続されている。ポストフィル
タ105aは、切換えスイッチ5の一方の被選択端子に
接続されており、ポストフィルタ63は、切換えスイッ
チ5の他方の被選択端子に接続されている。切換えスイ
ッチ5の選択端子は、出力端子96に接続されている。
【0041】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。この場合には、カウンタ6
0、アドレス発生装置61、ROM62、補間フィルタ
70、デジタル加算器71およびポストフィルタ63は
動作させない。入力端子91から入力されたシンボル周
期Tの信号系列はシフトレジスタ100に供給され、ク
ロック信号CLK1に応じて順次シフトされる。アドレ
ス発生装置102aには、このシフトレジスタ100か
らの出力が供給されるとともに、クロック信号CLK2
をカウントするカウンタ101aからの出力が供給され
る。アドレス発生装置102aでは、シフトレジスタ1
00からの出力およびカウンタ101aからの出力に応
じてアドレスデータが発生され、これがROM103a
に供給される。ROM103aからは、供給されたアド
レスデータに応じて、予め格納された波形データが読み
出され、nビットのデジタルデータとして出力される。
このデジタルデータは、切換えスイッチ72を介してD
/A変換器104aに供給される。D/A変換器104
aでは、供給されたデジタルデータが切換えスイッチ7
3からのクロック信号CLK2の周期でアナログ信号に
変換され、このアナログ信号がポストフィルタ105a
に供給される。ポストフィルタ105aでは、供給され
たアナログ信号から折り返しノイズが除去され、その結
果得られた信号が切換えスイッチ5を介して出力端子9
6から、第1の帯域制限特性で帯域制限された信号とし
て出力されるようになっている。なお、スイッチ3、4
および74は開かれたままである。
【0042】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、スイッチ
3、4および74が閉じられる。また、切換えスイッチ
72が図中下側の被選択端子側に切換えられ、切換えス
イッチ73が図中右側の被選択端子側に切換えられると
ともに、切換えスイッチ5が図中下側の被選択端子側に
切換えられる。入力端子91から入力されたシンボル周
期Tの信号系列はシフトレジスタ100に供給され、ク
ロック信号CLK1に応じて順次シフトされる。アドレ
ス発生装置102aには、このシフトレジスタ100か
らの出力が供給されるとともに、クロック信号CLK2
をカウントするカウンタ101aからの出力が供給され
る。アドレス発生装置102aでは、シフトレジスタ1
00からの出力およびカウンタ101aからの出力に応
じてアドレスデータが発生され、これがROM103a
に供給される。ROM103aからは、供給されたアド
レスデータに応じて、予め格納された波形データが読み
出され、nビットのデジタルデータとして出力される。
このデジタルデータは、スイッチ4を介して補間フィル
タ70に供給され、クロック信号CLK2に対応したデ
ータ補間率がクロック信号CLK3に対応したデータ補
間率に変換される。データ補間率が変換されたデータ
は、デジタル加算器71に供給される。一方、アドレス
発生装置61には、シフトレジスタ100からの出力が
スイッチ3を介して供給されるとともに、クロック信号
CLK3をカウントするカウンタ60からの出力が供給
される。アドレス発生装置61では、シフトレジスタ1
00からの出力およびカウンタ60からの出力に応じて
アドレスデータが発生され、これがROM62に供給さ
れる。ROM62からは、供給されたアドレスデータに
応じて、予め格納された差分データが読み出され、kビ
ットのデジタルデータとして出力される。このデジタル
データはデジタル加算器71に供給される。デジタル加
算器71では、補間フィルタ70からのデータ補間率が
変換された波形データとROM62からの差分データと
の加算処理が行われ、この加算結果が切換えスイッチ7
2を介してD/A変換器104aに供給される。D/A
変換器104aでは、供給された加算結果(デジタルデ
ータ)が切換えスイッチ73からのクロック信号CLK
3の周期でアナログ信号に変換され、このアナログ信号
がスイッチ74を介してポストフィルタ63に供給され
る。ポストフィルタ63では、供給されたアナログ信号
から折り返しノイズが除去され、その結果得られた信号
が切換えスイッチ5を介して出力端子96から、第2の
帯域制限特性で帯域制限された信号として出力されるよ
うになっている。
【0043】本実施形態の波形発生装置によれば、RO
M62には差分データを格納しており、第2の帯域制限
特性に対応した波形データを格納する場合と比較してR
OM62の容量を大幅に削減することができ、同一機能
を小さい回路規模で実現することができる。
【0044】また、本実施形態の波形発生装置によれ
ば、補間フィルタ70を挿入することにより、D/A変
換器104aを共有できるようにしているため、第2の
帯域制限特性を有する波形発生装置を独立に設ける場合
に比べて、更に回路規模を小さくすることができる。
【0045】なお、本実施形態では、ROM103aか
ら出力される波形データについて、クロック信号CLK
2に対応したデータ補間率をクロック信号CLK3に対
応したデータ補間率に変換する補間フィルタ70が設け
られているが、この補間フィルタ70の替わりに、RO
M62から出力される差分データについて、クロック信
号CLK3に対応したデータ補間率をクロック信号CL
K2に対応したデータ補間率に変換する補間フィルタを
設けるようにしてもよい。
【0046】(第6実施形態)図8は、本発明の第6実
施形態に係る直交変調用波形発生装置の構成を示すブロ
ック図である。図8において、シリアル送信データが入
力される入力端子91は、該シリアル送信データをパラ
レルデータに変換するシリアル/パラレル変換装置80
に接続されている。このシリアル/パラレル変換装置8
0は、マッピング装置81に接続されている。マッピン
グ装置81は、シリアル/パラレル変換装置80からの
パラレルデータを振幅位相情報に変換し、Iチャネルの
シンボルデータおよびQチャネルのシンボルデータとし
て出力するものである。このマッピング装置81は、第
1の帯域制限特性を有する波形発生装置2aに接続され
ているとともに、スイッチ3aを介してメモリ1aに接
続されている。波形発生装置2aは、供給されたIチャ
ネルのシンボルデータに応じて第1の帯域制限特性で帯
域制限された波形信号を発生させるものである。また、
メモリ1aには、供給されたIチャネルのシンボルデー
タに対する第1の帯域制限特性で帯域制限された波形信
号と、該シンボルデータに対する第2の帯域制限特性で
帯域制限された波形信号との差分信号が予め演算により
求められ、この差分信号が格納されている。波形発生装
置2aは、切換えスイッチ5aの一方の被選択端子に接
続されているとともに、スイッチ4aを介して加算器6
aに接続されている。メモリ1aはこの加算器6aに接
続されており、該加算器6aは切換えスイッチ5aの他
方の被選択端子に接続されている。切換えスイッチ5a
の選択端子は出力端子96aに接続されている。ここ
で、波形発生装置2a、メモリ1a、スイッチ4a、お
よび加算器6aにより第2の帯域制限特性を有する波形
発生装置7aが構成されている。また、マッピング装置
81は、第1の帯域制限特性を有する波形発生装置2b
に接続されているとともに、スイッチ3bを介してメモ
リ1bに接続されている。波形発生装置2bは、供給さ
れたQチャネルのシンボルデータに応じて第1の帯域制
限特性で帯域制限された波形信号を発生させるものであ
る。また、メモリ1bには、供給されたQチャネルのシ
ンボルデータに対する第1の帯域制限特性で帯域制限さ
れた波形信号と、該シンボルデータに対する第2の帯域
制限特性で帯域制限された波形信号との差分信号が予め
演算により求められ、この差分信号が格納されている。
波形発生装置2bは、切換えスイッチ5bの一方の被選
択端子に接続されているとともに、スイッチ4bを介し
て加算器6bに接続されている。メモリ1bはこの加算
器6bに接続されており、該加算器6bは切換えスイッ
チ5bの他方の被選択端子に接続されている。切換えス
イッチ5bの選択端子は出力端子96bに接続されてい
る。ここで、波形発生装置2b、メモリ1b、スイッチ
4b、および加算器6bにより第2の帯域制限特性を有
する波形発生装置7bが構成されている。
【0047】次に、第1の帯域制限特性が要求される場
合の動作について説明する。この場合には、メモリ1
a、1bおよび加算器6a、6bは動作させない。入力
端子91から入力されたシリアル送信データはシリアル
/パラレル変換装置80に供給される。シリアル/パラ
レル変換装置80では、供給されたシリアル送信データ
がパラレルデータに変換されて、これがマッピング装置
81に供給される。マッピング装置81では、供給され
たパラレルデータが振幅位相情報に変換され、Iチャネ
ルのシンボルデータおよびQチャネルのシンボルデータ
として出力される。Iチャネルのシンボルデータは波形
発生装置2aに供給される。波形発生装置2aでは、供
給されたIチャネルのシンボルデータに応じて第1の帯
域制限特性で帯域制限された波形信号が発生され、これ
が切換えスイッチ5aを介して出力端子96aから出力
されるようになっている。一方、マッピング装置81か
らのQチャネルのシンボルデータは波形発生装置2bに
供給される。波形発生装置2bでは、供給されたQチャ
ネルのシンボルデータに応じて第1の帯域制限特性で帯
域制限された波形信号が発生され、これが切換えスイッ
チ5bを介して出力端子96bから出力されるようにな
っている。なお、スイッチ3a、3bおよび4a、4b
は開かれたままである。
【0048】続いて、第2の帯域制限特性が要求される
場合の動作について説明する。この場合には、スイッチ
3a、3bおよび4a、4bが閉じられる。また、切換
えスイッチ5a、5bがそれぞれ図中下側の被選択端子
側に切換えられる。入力端子91から入力されたシリア
ル送信データはシリアル/パラレル変換装置80に供給
される。シリアル/パラレル変換装置80では、供給さ
れたシリアル送信データがパラレルデータに変換され
て、これがマッピング装置81に供給される。マッピン
グ装置81では、供給されたパラレルデータが振幅位相
情報に変換され、IチャネルのシンボルデータおよびQ
チャネルのシンボルデータとして出力される。Iチャネ
ルのシンボルデータは波形発生装置2aに供給されると
ともに、スイッチ3aを介してメモリ1aに供給され
る。波形発生装置2aでは、供給されたIチャネルのシ
ンボルデータに応じて第1の帯域制限特性で帯域制限さ
れた波形信号が発生され、これがスイッチ4aを介して
加算器6aに供給される。メモリ1aからは、供給され
たIチャネルのシンボルデータに応じて予め格納された
差分信号が読み出され、これが加算器6aに供給され
る。加算器6aでは、波形発生装置2aからの波形信号
とメモリ1aからの差分信号との加算処理が行われ、こ
の結果得られた第2の帯域制限特性で帯域制限された波
形信号が切換えスイッチ5aを介して出力端子96aか
ら出力されるようになっている。一方、マッピング装置
81からのQチャネルのシンボルデータは波形発生装置
2bに供給されるとともに、スイッチ3bを介してメモ
リ1bに供給される。波形発生装置2bでは、供給され
たQチャネルのシンボルデータに応じて第1の帯域制限
特性で帯域制限された波形信号が発生され、これがスイ
ッチ4bを介して加算器6bに供給される。メモリ1b
からは、供給されたQチャネルのシンボルデータに応じ
て予め格納された差分信号が読み出され、これが加算器
6b供給される。加算器6bでは、波形発生装置2bか
らの波形信号とメモリ1bからの差分信号との加算処理
が行われ、この結果得られた第2の帯域制限特性で帯域
制限された波形信号が切換えスイッチ5bを介して出力
端子96bから出力されるようになっている。
【0049】本実施形態の直交変調用波形発生装置によ
れば、メモリ1a、1bには差分信号を格納しており、
第2の帯域制限特性に対応した波形信号を格納する場合
と比較してメモリ1a、1bの容量を大幅に削減するこ
とができ、同一機能を小さい回路規模で実現することが
できる。
【0050】なお、本実施形態の構成において、Iチャ
ネル用の波形発生装置とQチャネル用の波形発生装置を
時分割的に用いるようにすることも可能である。
【0051】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明によれば、メモリ手段に格納する差分信号(差分デー
タ)は帯域制限された出力波形の振幅値よりも遥かに小
さいため、第2の帯域制限特性に対応した波形信号(波
形データ)を格納する場合と比較してメモリ手段の容量
を大幅に削減することができる。従って、複数の帯域制
限特性に対応して動作可能な波形発生装置を小さい回路
規模で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る波形発生装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】ロールオフフィルタのインパルス応答を示す波
形図である。
【図3】入力信号系列に対するロールオフフィルタの出
力を示す波形図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る波形発生装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る波形発生装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る波形発生装置の構
成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係る波形発生装置の構
成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第6実施形態に係る直交変調用波形発
生装置の構成を示すブロック図である。
【図9】従来の波形発生装置の一例を示すブロック図で
ある。
【図10】図9に示した波形発生装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。
【図11】図9に示した波形発生装置の他の具体的な構
成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、1a、1b メモリ 2、2a、2b、7、7a、7b 波形発生装置 5、5a、5b、72、73 切換えスイッチ 6、6a、6b 加算器 40、62 ROM 41、71 デジタル加算器 50、104a、104b D/A変換器 51 アナログ加算器 61、102a、102b アドレス発生装置 63、105a ポストフィルタ 70 補間フィルタ 80 シリアル/パラレル変換装置 81 マッピング装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の帯域制限特性に対応して動作可能
    な波形発生装置において、 入力信号系列に応じて第1の帯域制限特性で帯域制限さ
    れた波形信号を発生させる波形発生手段と、 前記入力信号系列に対する第1の帯域制限特性で帯域制
    限された波形信号と、前記入力信号系列に対する第2の
    帯域制限特性で帯域制限された波形信号との差分信号が
    予め格納されており、前記入力信号系列に応じて前記差
    分信号を出力するメモリ手段と、 前記波形発生手段からの波形信号と前記メモリ手段から
    の差分信号との加算処理を行い、第2の帯域制限特性で
    帯域制限された波形信号を出力する加算手段と、 前記波形発生手段からの波形信号および前記加算手段か
    らの波形信号のいずれか一方を選択的に出力する切換え
    スイッチ手段と、 を備えてなることを特徴とする波形発生装置。
  2. 【請求項2】 複数の帯域制限特性に対応して動作可能
    な波形発生装置において、 入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる第1
    のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータが予め格納されており、前記第1のアドレス発生手
    段からのアドレスデータに応じて前記波形データを出力
    する第1のメモリ手段と、 前記入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
    第2のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータと第2の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す
    波形データとの差分データが予め格納されており、前記
    第2のアドレス発生手段からのアドレスデータに応じて
    前記差分データを出力する第2のメモリ手段と、 前記第1のメモリ手段からの波形データと前記第2のメ
    モリ手段からの差分データとの加算処理を行い、第2の
    帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形データを
    出力するデジタル加算手段と、 前記第1のメモリ手段からの波形データおよび前記デジ
    タル加算手段からの波形データのいずれか一方をアナロ
    グ信号に変換するデジタル/アナログ変換手段と、 前記デジタル/アナログ変換手段からのアナログ信号か
    ら折り返しノイズを除去して出力するフィルタ手段と、 を備えてなることを特徴とする波形発生装置。
  3. 【請求項3】 複数の帯域制限特性に対応して動作可能
    な波形発生装置において、 入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる第1
    のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータが予め格納されており、前記第1のアドレス発生手
    段からのアドレスデータに応じて前記波形データを出力
    する第1のメモリ手段と、 前記第1のメモリ手段からの波形データをアナログ信号
    に変換する第1のデジタル/アナログ変換手段と、 前記入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
    第2のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータと第2の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す
    波形データとの差分データが予め格納されており、前記
    第2のアドレス発生手段からのアドレスデータに応じて
    前記差分データを出力する第2のメモリ手段と、 前記第2のメモリ手段からの差分データをアナログ信号
    に変換する第2のデジタル/アナログ変換手段と、 前記第1のデジタル/アナログ変換手段からの波形デー
    タに基づくアナログ信号と前記第2のデジタル/アナロ
    グ変換手段からの差分データに基づくアナログ信号との
    加算処理を行い、第2の帯域制限特性で帯域制限された
    結果を示す波形データに相当するアナログ信号を出力す
    るアナログ加算手段と、 前記第1のデジタル/アナログ変換手段からのアナログ
    信号および前記アナログ加算手段からのアナログ信号の
    いずれか一方から折り返しノイズを除去して出力するフ
    ィルタ手段と、 を備えてなることを特徴とする波形発生装置。
  4. 【請求項4】 複数の帯域制限特性に対応して動作可能
    な波形発生装置において、 入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる第1
    のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータが第1のデータ補間率で予め格納されており、前記
    第1のアドレス発生手段からのアドレスデータに応じて
    前記波形データを出力する第1のメモリ手段と、 前記第1のメモリ手段からの波形データを第1のデータ
    補間率に対応した第1のクロック信号の周期でアナログ
    信号に変換する第1のデジタル/アナログ変換手段と、 前記入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
    第2のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータと第2の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す
    波形データとの差分データが第2のデータ補間率で予め
    格納されており、前記第2のアドレス発生手段からのア
    ドレスデータに応じて前記差分データを出力する第2の
    メモリ手段と、 前記第2のメモリ手段からの差分データを第2のデータ
    補間率に対応した第2のクロック信号の周期でアナログ
    信号に変換する第2のデジタル/アナログ変換手段と、 前記第1のデジタル/アナログ変換手段からの波形デー
    タに基づくアナログ信号と前記第2のデジタル/アナロ
    グ変換手段からの差分データに基づくアナログ信号との
    加算処理を行い、第2の帯域制限特性で帯域制限された
    結果を示す波形データに相当するアナログ信号を出力す
    るアナログ加算手段と、 前記第1のデジタル/アナログ変換手段からのアナログ
    信号から折り返しノイズを除去する第1のフィルタ手段
    と、 前記アナログ加算手段からのアナログ信号から折り返し
    ノイズを除去する第2のフィルタ手段と、 前記第1のフィルタ手段からの信号および前記第2のフ
    ィルタ手段からの信号のいずれか一方を選択的に出力す
    る切換えスイッチ手段と、 を備えてなることを特徴とする波形発生装置。
  5. 【請求項5】 複数の帯域制限特性に対応して動作可能
    な波形発生装置において、 入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる第1
    のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータが第1のデータ補間率で予め格納されており、前記
    第1のアドレス発生手段からのアドレスデータに応じて
    前記波形データを出力する第1のメモリ手段と、 前記入力信号系列に応じてアドレスデータを発生させる
    第2のアドレス発生手段と、 第1の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す波形デ
    ータと第2の帯域制限特性で帯域制限された結果を示す
    波形データとの差分データが第2のデータ補間率で予め
    格納されており、前記第2のアドレス発生手段からのア
    ドレスデータに応じて前記差分データを出力する第2の
    メモリ手段と、 前記第1のメモリ手段から出力される波形データの第1
    のデータ補間率を第2のデータ補間率に変換する補間フ
    ィルタ手段と、 前記補間フィルタ手段からの第2のデータ補間率に変換
    された波形データと前記第2のメモリ手段からの差分デ
    ータとの加算処理を行い、第2の帯域制限特性で帯域制
    限された結果を示す波形データを出力するデジタル加算
    手段と、 前記第1のメモリ手段からの波形データおよび前記デジ
    タル加算手段からの波形データのいずれか一方をデータ
    補間率に対応したクロック信号の周期でアナログ信号に
    変換するデジタル/アナログ変換手段と、 前記デジタル/アナログ変換手段からのアナログ信号が
    第1のデータ補間率のデータに基づくものである時、該
    アナログ信号から折り返しノイズを除去する第1のフィ
    ルタ手段と、 前記デジタル/アナログ変換手段からのアナログ信号が
    第2のデータ補間率のデータに基づくものである時、該
    アナログ信号から折り返しノイズを除去する第2のフィ
    ルタ手段と、 前記第1のフィルタ手段からの信号および前記第2のフ
    ィルタ手段からの信号のいずれか一方を選択的に出力す
    る切換えスイッチ手段と、 を備えてなることを特徴とする波形発生装置。
  6. 【請求項6】 複数の帯域制限特性に対応して動作可能
    な直交変調用波形発生装置において、 シリアル送信データをパラレルデータに変換するシリア
    ル/パラレル変換手段と、 前記シリアル/パラレル変換手段からのパラレルデータ
    を振幅位相情報に変換し、Iチャネルのシンボルデータ
    およびQチャネルのシンボルデータとして出力するマッ
    ピング手段と、 前記マッピング手段からのIチャネルのシンボルデータ
    に応じて第1の帯域制限特性で帯域制限された波形信号
    を発生させる第1の波形発生手段と、 前記Iチャネルのシンボルデータに対する第1の帯域制
    限特性で帯域制限された波形信号と、前記シンボルデー
    タに対する第2の帯域制限特性で帯域制限された波形信
    号との差分信号が予め格納されており、前記シンボルデ
    ータに応じて前記差分信号を出力する第1のメモリ手段
    と、 前記第1の波形発生手段からの波形信号と前記第1のメ
    モリ手段からの差分信号との加算処理を行い、第2の帯
    域制限特性で帯域制限された波形信号を出力する第1の
    加算手段と、 前記第1の波形発生手段からの波形信号および前記第1
    の加算手段からの波形信号のいずれか一方を選択的に出
    力する第1の切換えスイッチ手段と、 前記マッピング手段からのQチャネルのシンボルデータ
    に応じて第1の帯域制限特性で帯域制限された波形信号
    を発生させる第2の波形発生手段と、 前記Qチャネルのシンボルデータに対する第1の帯域制
    限特性で帯域制限された波形信号と、前記シンボルデー
    タに対する第2の帯域制限特性で帯域制限された波形信
    号との差分信号が予め格納されており、前記シンボルデ
    ータに応じて前記差分信号を出力する第2のメモリ手段
    と、 前記第2の波形発生手段からの波形信号と前記第2のメ
    モリ手段からの差分信号との加算処理を行い、第2の帯
    域制限特性で帯域制限された波形信号を出力する第2の
    加算手段と、 前記第2の波形発生手段からの波形信号および前記第2
    の加算手段からの波形信号のいずれか一方を選択的に出
    力する第2の切換えスイッチ手段と、 を備えてなることを特徴とする直交変調用波形発生装
    置。
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