JP2002199046A - ネットワークにおけるデータ送受信管理方法及び同データ送受信管理装置 - Google Patents

ネットワークにおけるデータ送受信管理方法及び同データ送受信管理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク内におけるデータの送受信を簡
単に管理する。 【解決手段】 送信側機器Mjの複数の論理的プラグ
(例えば、P2〜P4)と、受信側機器Mkの複数の論理
的プラグ(例えば、P4〜P6)とをそれぞれ対応付け
ておく。受信側機器Mkには、送信側機器Mjの前記複数
の論理的プラグのうちの一つを表すプラグデータSplug
(P2)、受信側機器Mkの前記複数の論理的プラグの
うちでプラグデータSplugに対応した論理的プラグを表
すプラグデータDplug、及び接続される論理的プラグの
数を表すコネクション数Nconnが記憶されている。送信
側機器Mjは、制御データに同データが出力された論理
的プラグを表すプラグ番号PluNO(P3)を付加して出力
する。受信側機器Mkは、PluNO,Splug,Nconnによって
制御データを受信すべきかを決定し、PluNO,Splug,Dp
lugによって受信する論理的プラグ(P5)を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器を接続
したネットワークに係り、特にネットワークにおけるデ
ータの送受信を管理するネットワークにおけるデータ送
受信管理方法及び同データ送受信管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ネットワークにおいては、複
数の機器間をケーブルで接続して、一方の機器から他方
の機器に制御データを転送して、同転送された制御デー
タに基づいて他方の機器を動作させることはよく行われ
ている。この場合、一方の機器も、他方の機器も、それ
ぞれ複数の機能部を有しており、一方の機器のいずれの
機能部から他方のいずれの機能部に制御データが転送さ
れるべきかを管理する必要がある。この管理のために、
従来においては、各機器における複数の機能部に対して
仮想の端子(以下、この仮想の端子を論理的プラグとい
う)をそれぞれ想定し、一方の機器における各論理的プ
ラグと他方の機器における各論理的プラグとの各接続関
係を表す情報、例えば各機器間で接続されるプラグ対を
表す情報を前記両方の機器内に記憶しておき、同情報を
用いて、一方の機器における特定の機能部から他方の機
器における特定の機能部に制御データを転送するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の高速通信ケーブ
ル(例えば、「IEEE1394」、「USB」など)を用いたネ
ットワークの発達により、ネットワーク内に多数の機器
が接続されるようになるとともに、各機器が複雑化すな
わち多種類かつ多数の機能を実現するようになってい
る。したがって、論理的プラグが極めて多数になり、上
記各接続関係を表す情報の量が膨大になってしまうとい
う問題がある。また、ネットワークに接続される機器を
変更する場合、前記情報を変更するのに非常に手間がか
かるという問題もある。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、ネットワークに接続された
機器間のデータ送受信を管理するための情報の量を減ら
し、またネットワークに接続される機器の変更に手間が
かからないようにしたネットワークにおけるデータ送受
信管理方法及び同データ送受信管理装置に関する。
【0005】前記目的を達成するために、本発明の構成
上の特徴は、独立して生成された複数組の制御データを
それぞれ独立して出力する複数の送信側機能部を有する
送信側機器と、入力された制御データを用いてそれぞれ
独立した機能を実現する複数の受信側機能部を有する受
信側機器とを少なくとも含み、一つの送信側機能部から
出力されるとともに前記送信側機器から送信された制御
データを、前記受信側機器にて受信するとともに前記一
つの送信側機能部に対応した一つの受信側機能部に入力
するようにしたネットワークにおけるデータ送受信管理
方法及び同データ送受信管理装置において、前記複数の
送信側機能部のうちの一部又は全部の複数の送信側機能
部と、前記複数の受信側機能部のうちの一部又は全部の
複数の送信側機能部とをそれぞれ対応付けておき、前記
受信側機器に、前記対応付けられた複数の送信側機能部
のうちの一つの送信側機能部を表す第1識別データと、
前記対応付けられた複数の受信側機能部のうちで、前記
一つの送信側機能部から出力された制御データが入力さ
れる一つの受信側機能部を表す第2識別データとを記憶
させておき、前記送信側機器は、前記対応付けられた複
数の送信側機能部のうちの一つの送信側機能部から出力
された制御データに、同制御データを出力した一つの送
信側機能部を表す識別データを付加して同制御データを
前記ネットワーク内に送信し、前記受信側機器は、前記
制御データに付加されている識別データ、前記第1識別
データ及び前記第2識別データを用い、同制御データに
付加されている識別データと前記第1識別データとの関
係を前記第2識別データに適用して、前記制御データが
入力されるべき一つの受信側機能部を特定するようにし
たことにある。
【0006】この場合、例えば、前記複数の送信側機能
部と前記複数の受信側機能部との対応付けは、前記第1
識別データにより表された前記一つの送信側機能部から
の順番と、前記第2識別データにより表された前記一つ
の受信側機能部からの順番とを対応させることによって
定めるとよい。また、これらの送信側機器及び受信側機
器は、制御データを常に送信し又は受信するものに限ら
れるものではなく、同一の機器が制御データを送信する
送信側機器になったり、制御データを受信する受信機器
になったりすることもある。この点は、後述する送信側
機器及び受信側機器においても同じである。
【0007】前記構成上の特徴においては、送信側機器
は、一つの送信側機能部から出力された制御データに同
制御データを出力した一つの送信側機能部を表す識別デ
ータを付加してネットワーク内に送信し、受信側機器
は、前記制御データに付加されている識別データと第1
識別データとの関係を第2識別データに適用して、前記
制御データが入力されるべき一つの受信側機能部を特定
する。したがって、この構成上の特徴によれば、送信側
機器の複数の送信側機能部と受信側機器の複数の受信側
機能部との各接続関係を表す情報が少なくて済む。言い
換えれば、複数の送信側機能部にそれぞれ対応した複数
の論理的プラグと、複数の受信側機能部にそれぞれ対応
した複数の論理的プラグとの各接続関係を表す情報が少
なくて済む。その結果、ネットワーク上に送信される前
記接続関係を表す情報を少なくすることができるととも
に、送信側機器及び受信側機内に記憶しておく必要のあ
る前記接続関係を表す情報を少なくすることができる。
【0008】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
受信側機器に、さらに、前記第1識別データによって表
された前記一つの送信側機能部との関係において前記対
応付けられた複数の送信側機能部を特定する第3識別デ
ータを記憶させておき、前記受信側機器は、さらに、前
記制御データに付加されている識別データが、前記第1
識別データ及び前記第3識別データによって特定される
前記複数の送信側機能部のうちの一つの送信側機能部を
示していることを条件に前記制御データを受信すること
を決定するとよい。なお、前記第3識別データは、受信
側機器の複数の受信側機能部と送信側機器の複数の送信
側機器とが対応付けされていることから、前記第2識別
データによって表された前記一つの受信側機能部との関
係において前記対応付けられた複数の受信側機能部をも
特定している。
【0009】この場合、前記第3識別データは、例え
ば、前記第1識別データによって表された前記一つの送
信側機能部から所定の順番の送信側機能部までの数を表
すものとするとよい。なお、前記第3識別データは、前
記と同様の理由により、前記第2識別データによって表
された前記一つの受信側機能部から所定の順番の受信側
機能部までの数を表すことにもなる。
【0010】この他の構成上の特徴においては、受信側
機器は、制御データに付加されている識別データが、第
1識別データ及び第3識別データによって特定される複
数の送信側機能部のうちの一つの送信側機能部を示して
いることを条件に制御データを受信することを決定す
る。したがって、これによれば、前記構成上の特徴によ
る効果に加えて、送信側機器から受信側機器に送信され
る制御データがより的確に特定されるようになる。
【0011】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
受信側機器に、さらに、前記送信される制御データの種
類を表す種類データ、前記送信側機器の種類を表す機種
データ、及び前記送信側機器を表す機器データのうちの
少なくともいずれか一つの第4識別データを記憶してお
き、前記送信側機器は、前記対応付けられた複数の送信
側機能部のうちの一つの送信側機能部から出力された制
御データに、さらに前記第4識別データを付加して前記
ネットワーク内に送信し、前記受信側機器は、さらに、
前記制御データに付加されている前記第4識別データに
基づいて、受信すべき制御データを特定するようにした
ことにある。
【0012】前記他の構成上の特徴においては、送信側
機器が、種類データ、機種データ及び機器データのうち
の少なくともいずれか一つの第4識別データを制御デー
タに付加して送信すれば、受信側機器は、この第4識別
データに基づいて、受信すべき制御データを特定する。
その結果、この他の構成上の特徴によっても、前記構成
上の特徴による効果に加えて、送信側機器から受信側機
器に送信される制御データがより的確に特定されるよう
になる。
【0013】また、本発明の他の構成上の特徴は、送信
側機器及び受信側機器を含む複数の機器からなるネット
ワークにおいて、送信側機器からネットワーク内に送信
された制御データのうちで受信すべき制御データを特定
するための受信用識別データを受信側機器に記憶させて
おき、前記受信側機器は前記受信用識別データを用いて
前記送信側機器から送信された制御データを受信すべき
かを判別するようにしたネットワークにおけるデータ送
受信管理方法であって、第1の送信側機器に代えて第2
の送信側機器を用いるように変更するとき、前記第1の
送信側機器から送信された制御データを受信していた受
信側機器を検出する第1ステップと、前記検出された受
信側機器が、前記第1の送信側機器に代えて、前記第2
の送信側機器から送信される制御データを受信するよう
に変更する第2ステップとを備えたことにある。
【0014】この場合、例えば、前記検出された受信側
機器に対して、前記第1の送信側機器に代えて、前記第
2の送信側機器から送信される制御データを受信するよ
うに指令するとよい。また、この指令の際には、必要に
応じて、受信側機器に記憶されている第1の送信側機器
専用の受信用識別データを、第2の送信側機器専用の受
信用識別データに書き換えるように前記検出された受信
側機器に対して指令するようにするとよい。
【0015】この場合、例えば、前記送信側機器は、送
信する制御データを識別するための送信用識別データを
前記制御データに付加して送信するものであり、前記第
1ステップを、前記第1の送信側機器から前記送信用識
別データを取得し、ネットワーク内の受信側機器に対し
て、前記取得した送信用識別データを送信して、前記第
1の送信側機器から送信された制御データを受信してい
たかを問い合わせることにより同第1の送信側機器から
送信された制御データを受信していた受信側機器を検出
するステップで構成するとよい。
【0016】また、前記送信用識別データを、前記送信
される制御データの種類を表す種類データ、前記送信側
機器の種類を表す機種データ、及び前記送信側機器を表
す機器データのうちの少なくともいずれか一つにすると
よい。
【0017】この他の構成上の特徴によれば、第1の送
信側機器に代えて第2の送信側機器を用いるように変更
する場合、第1の送信側機器から送信された制御データ
を受信していた受信側機器が多数存在していても、接続
変更に関する処理を簡単に行うことができる。その結
果、ネットワークに接続される機器の変更を簡単に済ま
すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明すると、図1はネットワークの一例
を示している。
【0019】このネットワークは、各種音楽用の機器M
1〜M7と、各機器M1〜M7間にそれぞれ接続された高速
双方向性のケーブルCBL(例えば、「IEEE394」又は
「USB」用のケーブル)とによって構成されている。各
機器M1〜M7は、例えばキーボード(鍵盤装置)、音源
装置、ミキサー、シーケンサ、リズムマシン、シンセサ
イザ、パーソナルコンピュータなどであり、楽音の発
生、ピッチ、音色、音量などを制御するための楽音制御
データ(MIDIデータでもよい)、楽音波形を表す楽
音データなどの各種データをケーブルCBLを介して互
いに送受信する。ただし、この場合、各ケーブルCBL
は後述するように電気的に共通に接続されており、これ
らのケーブルCBL上に複数の異なるデータが同時に存
在することはない。その代わりに、一つのケーブルCB
Lを介して接続された2つの機器間だけではなく、複数
のケーブルCBLを介して2つの離れた機器間同士でデ
ータの送受信も可能である。例えば、機器M1からケー
ブルCBL、機器M2、ケーブルCBL、機器M3及びケ
ーブルCBLを介して機器M7へデータを直接送ること
も可能であるし、機器M4からケーブルCBL、機器M6
及びケーブルCBLを介して機器M3へデータを送信す
ることも可能である。
【0020】各機器Mkは、図2に示すように、機器本
体部10、インターフェース部20、及びこれらの機器
本体部10とインターフェース部20との間に接続され
た通信制御部30を備えている。
【0021】機器本体部10は、入力されたデータを用
い又は用いないで各種機能を実現する複数の機能部を備
え、各機能部は前記各種機能を実現して各種データをそ
れぞれ独立して出力するものである。
【0022】例えば、機器Mkが複数の鍵、効果制御用
の操作子(例えば、ホイール)などを備えたキーボード
(鍵盤装置)であれば、機器本体部10は、複数の鍵及
び押離鍵検出回路などからなって各鍵の押離鍵状態を表
す鍵データを出力する第1機能部、効果制御用の操作子
及び同操作子の操作状態検出回路からなって同操作子の
操作状態を表す操作子データを出力する第2機能部など
を備えている。また、機器Mkが複数の楽音信号を発生
する音源装置であれば、機器本体部10は、複数の機能
部として、メロディ音信号、伴奏音信号、リズム音信号
などの複数の異なる種類の楽音信号を表すデータを独立
して出力する複数系列の楽音信号形成チャンネルを有す
る。また、機器Mkが楽音信号に種々の効果を付与して
同効果の付与された楽音信号を混合するミキサーであれ
ば、複数の機能部として、複数種類の楽音信号に異なる
音楽的効果をそれぞれ独立して付与する複数の効果回
路、複数の楽音信号を混合する混合回路などを有する。
また、機器Mkが複数の楽音信号を発生させるための制
御データを所定のテンポで自動的に出力するシーケンサ
であれば、機器本体部10は、複数の機能部として、前
記テンポを制御する部分、メロディ音信号、伴奏音信
号、リズム音信号などの複数種類の楽音信号の発生を制
御するための制御データを前記種類別に出力する複数の
出力回路などを有する。
【0023】なお、以下の説明では、前記鍵データ、楽
音制御データなどの機器本体部10で生成又は利用され
るデータを、送受信の管理ためのデータから区別するた
めに、制御データという。また、この制御データ及び管
理のためのデータの両者を含む場合は単にデータとい
う。
【0024】インターフェース部20は、一つ若しくは
複数の接続端子21と、同接続端子21に接続されたイ
ンターフェースメモリ22とを備えている。接続端子2
1は、ケーブルCBLが接続される物理的な接続端子で
あり、後述する論理的プラグ(想定した仮想の端子)と
は区別されるべきものである。これらの複数の接続端子
21は、機器Mk内にて電気的に共通に接続されてい
る。インターフェースメモリ22は、RAMなどで構成
され、接続端子21を介して送出されるデータを一時的
に記憶するとともに、接続端子21に接続されたケーブ
ルCBL上に送信されているデータを一時的に取り込ん
で記憶しておくものである。
【0025】通信制御部30は、プラグ対応メモリ3
1、管理情報メモリ32、接続設定制御部33、送信制
御部34及び受信制御部35を備えている。
【0026】プラグ対応メモリ31は、RAMなどで構
成され、図3に示すように、複数の論理的プラグに対応
した記憶エリア31−1,31−2・・・を備えてい
る。ここで、本明細書でいう論理的プラグについて説明
しておく。この論理的プラグは、機器本体部10の前述
した複数の機能部にそれぞれ対応させて想定した仮想の
端子(実際には存在しない端子)のことであり、各機能
部に入力されて同各機能部で用いられる制御データを入
力するための仮想の入力端子、又は各機能部にて形成さ
れた制御データを出力するための仮想の出力端子であ
る。そして、複数の記憶エリア31−1,31−2・・
・は、それぞれ、この仮想の入力端子にて入力されたこ
とを想定して予め割当てられた機能部にて用いられる制
御データを一時的に記憶し、又はこの仮想の出力端子に
出力されたことを想定して予め割当てられた機能部から
出力された制御データを一時的に記憶するものである。
【0027】管理情報メモリ32は、不揮発性RAMで
構成されており、図4(A)(B)に示すように送信用情報
領域32a及び受信用情報領域32bを有している。送
信用情報領域32aには、機種データGUID、ノードデー
タNODE、及びプラグタイプデータPluTypeが記憶され
る。機種データGUID及びノードデータNODEは機器毎に各
一つずつ与えられているもので、機種データGUIDは自己
の機器の種類(例えば、キーボード、音源装置、シーケ
ンサなど)を表している。ノードデータNODEは、ネット
ワーク内の自己の機器Mkを特定するもので、例えば
「1」、「2」・・・などで与えられる。したがって、
機種データGUIDは一つのネットワーク内で重複すること
もあるが、ノードデータNODEは一つのネットワーク内に
は一つしか存在しない。プラグタイプデータPluType
は、機器本体部10に設けられた各機能部にそれぞれ対
応したもので、各機能部すなわち論理的プラグから出力
される制御データの種類(例えば、鍵データ、楽音信号
データ、楽音制御データなど)をそれぞれ表している。
【0028】なお、機種データGUID及びプラグタイプデ
ータPluTypeは、通常、機器Mkの出荷時には既に送信用
情報領域32aに記憶されているものであるが、ネット
ワークの構築時又はその後に書き換え可能なものであ
る。ノードデータNODEは、通常、ネットワークの構築時
又はネットワークへの機器Mkの組み込み時に送信用情
報領域32aに書き込まれるものであるが、その後にも
書き換え可能なものである。
【0029】受信用情報領域32bには、プラグタイプ
データPluType、機種データGUID、ノードデータNODE、
ソースプラグデータSplug、デスティネーションプラグ
データDplug及びコネクション数データNconnなどからな
る一組又は複数組の受信用情報が記憶されるようになっ
ている。プラグタイプデータPluType、機種データGUID
及びノードデータNODEによって表される情報は前述のと
おりであるが、これらのデータPluType,GUID,NODEは
必ず受信用情報組に含まれている必要はなく、これらの
データPluType,GUID,NODEの一部(例えば、プラグタ
イプデータPluTypeのみ)だけが含まれていてもよい
し、これらのデータPluType,GUID,NODEのいずれも含
まれていなくてもよい。
【0030】ソースプラグデータSplug、デスティネー
ションプラグデータDplug及びコネクション数データNco
nnは、送信側機器Mjの論理的プラグと受信側機器Mkの
論理的プラグとの接続関係を示すもので、ソースプラグ
データSplugは、送信側機器Mjの複数の論理的プラグの
うちの一つを特定するものである。デスティネーション
プラグデータDplugは、前記ソースプラグデータSplugに
よって特定された論理的プラグと接続される受信側機器
Mkの一つの論理的プラグの一つを特定するものであ
る。コネクション数データNconnは、ソースプラグデー
タSplugによって特定された論理的プラグから予め決め
られた順に何番目の論理的プラグまでを、デスティネー
ションプラグデータDplugによって特定された論理的プ
ラグから予め決められた順に何番目の論理的プラグまで
にそれぞれ接続するか、すなわち接続される論理的プラ
グの対となる数を表すものである。ただし、コネクショ
ン数データNconnが「0」であることは、接続可能な最
大の対の数とみなす。
【0031】図5を例にしてさらに詳細に説明する。ま
ず、送信側機器Mjの複数の論理的プラグと、受信側機
器Mkの複数の論理的プラグとを対応付ける。この対応
付けにおいては、送信側機器Mjの全ての論理的プラグ
を受信側機器Mkの全て又は一部の論理的プラグに対応
付けてもよいし、送信側機器Mjの一部の論理的プラグ
を受信側機器Mkの全て又は一部の論理的プラグに対応
付けてもよい。図5の例では、送信側機器Mjの3個の
論理的プラグP2〜P4を受信側機器Mkの論理的プラグ
P4〜P6に対応付けている。
【0032】次に、前記送信側機器Mjの対応付けられ
た複数の論理的プラグのうちの一つの論理的プラグを表
す識別データをソースプラグデータSplugとして決定す
る。この例では、送信側機器Mjの第2番目の論理的プ
ラグP2を表す値「2」が、ソースプラグデータSplugと
して決定されている。また、前記受信側機器Mkの対応
付けられた複数の論理的プラグのうちの一つの論理的プ
ラグを表す識別データをデスティネーションプラグデー
タDplugとして決定する。この例では、送信側機器Mjの
第4番目の論理的プラグP4を表す値「4」が、デスティ
ネーションプラグデータDplugとして決定されている。
【0033】さらに、前記送信側機器Mj及び受信側機
器Mkの対応付けられた複数の論理的プラグを特定する
ための第3識別データとして、コネクション数データNc
onnを決定する。この例では、送信側機器Mjの第2番目
の論理的プラグから3個の論理的プラグP2〜P4と、受信
側機器Mkの第4番目の論理側プラグから3個の論理的
プラグP4〜P6とが対応付けされているために、コネクシ
ョン数データNconnは「3」に設定されている。
【0034】なお、この受信用情報組は、通常、ネット
ワークの構築時又はネットワークへの新たな機器の組み
込み時に受信用情報領域32bに書き込まれるものであ
るが、その後にも書き換え可能なものある。
【0035】接続設定制御部33は、管理情報メモリ3
2の送信用情報領域32a及び受信用情報領域32bへ
の前記各種管理情報の書き込み、変更などを制御する。
送信制御部34は、機器本体部10にて生成されてプラ
グ対応メモリ31の複数の記憶エリア31−1,31−
2・・・のいずれかに記憶されている種々の制御データ
の外部への送信を制御する。受信制御部35は、他の機
器からケーブルCBL上に送信された各種制御データの
うちで、自己の機器が取り込むべき制御データを取り込
んで、プラグ対応メモリ31の複数の記憶エリア31−
1,31−2・・・のいずれかに書き込む。なお、これ
らの、接続設定制御部33、送信制御部34及び受信制
御部35は、実際にはマイクロコンピュータによるプロ
グラム制御によって実行されるものである。
【0036】さらに、機器Mkには、操作スイッチ群4
1及び表示器42を備えた操作パネル40が設けられて
いる。操作スイッチ群41は、前述した管理情報の設定
及び変更、並びに機器本体部10の動作を制御するため
に必要な各種操作スイッチからなる。表示器42は、液
晶ディスプレイなどによって構成されており、前記操作
スイッチ群41の操作に関係して種々の情報を表示す
る。
【0037】次に、上記のようなネットワークの構築及
び同ネットワークの動作について説明する。
【0038】まず、種々の音楽用機器、例えば音楽用の
機器M1〜M7を用意し、一つの機器の接続端子21にケ
ーブルCBLの一端を接続するとともに、他の機器の接
続端子21に前記ケーブルCBLの他端を接続すること
により、複数対の機器間をケーブルCBLでそれぞれ接
続して、図1のようなネットワークを構成する。この場
合、管理情報メモリ32の送信用情報領域32aには、
予めすなわち出荷時には機種データGUID及びプラグタイ
プデータPluTypeが書き込まれているが、変更が必要な
場合には、表示器42による表示を見ながら操作スイッ
チ群41を操作して、機種データGUID又はプラグタイプ
データPluTypeを変更する。
【0039】次に、ユーザが、ネットワーク内に接続し
た機器M1〜M7に適当なノード番号(通常は、「1」か
らの連番)を割当て、各機器M1〜M7毎に、表示器42
による表示を見ながら操作スイッチ群41を操作して前
記割当てたノード番号を入力する。この入力されたノー
ド番号は、ノードデータNODEとして管理情報メモリ32
の送信用情報領域32aに書き込まれる。これらの送信
用情報領域32a内の各種データの変更及び書き込みに
関する動作は、接続設定制御部33に対応したプログラ
ム制御によって実行される。
【0040】次に、プラグタイプデータPluType、機種
データGUID、ノードデータNODE、ソースプラグデータSp
lug、デスティネーションプラグデータDplug及びコネク
ション数データNconnなどからなる一組の受信用情報を
設定する。この場合も、ユーザが、各機器M1〜M7毎
に、表示器42による表示を見ながら操作スイッチ群4
1を操作して前記各種データを入力する。この場合、こ
れらのデータPluType,GUID,NODE,Splug,Dplug,Nco
nnのうちでソースプラグデータSplug、デスティネーシ
ョンプラグデータDplug及びコネクション数データNconn
は必須である。
【0041】前記プラグタイプデータPluType、機種デ
ータGUID、ノードデータNODEの全てのデータを設定しな
くても成立するが、プラグタイプデータPluTypeに関し
ては制御データの種類を表すので、同プラグタイプデー
タPluTypeを設定するようにすることが好ましい。しか
し、機種データGUID及びノードデータNODEに関しては、
機器M1〜M7のうちの特定の種類の機器又は特定の機器
のみから送信されたデータのみを受信するようにする場
合に特別に設定すればよい。なお、これらのプラグタイ
プデータPluType、機種データGUID、ノードデータNODE
の全てのデータが設定されていないことは、いずれの機
器からのデータをも受信することを意味する。
【0042】このデータ入力の一例を、操作スイッチ群
41の一部及び表示器42を示す図6を用いて説明す
る。ユーザは、カーソル移動用スイッチ41a、インク
レメント及びデクレメントスイッチ41b、並びに英数
字スイッチ群41cなどを操作することにより、表示器
42にて受信用情報の入力画面を表示させるとともに、
カーソル42aを画面上にて移動させて、一組の受信用
情報を入力する。図6の表示器42の画面は、プラグタ
イプデータPluTypeとして「1」(例えば、入力すべき
データが楽音信号であることを表す)を入力するととも
に、ソースプラグデータSplug、デスティネーションプ
ラグデータDplug及びコネクション数データNconnとして
それぞれ「2」、「4」、「3」を入力した例を示して
いる。
【0043】これらの入力されたデータは、管理情報メ
モリ32の受信用情報領域32bに一組の受信用情報と
して書き込まれる。ただし、この受信用情報領域32b
内への各種データの書き込みに関係した動作も、接続設
定制御部33に対応したプログラム制御によって実行さ
れる。このような一組の受信用情報の書き込みは、必要
な回数だけ繰り返し行われて、受信用情報領域32bに
は、一組又は複数組の受信用情報が記憶される。
【0044】このような送信用情報領域32a及び受信
用情報領域32bへの各種データの書き込みにより、ネ
ットワークの構築が完了する。なお、前記説明では各機
器M1〜M7への各種データの書き込み及び変更を自己の
機器毎に行うようにしたが、データ設定用のマスタ機器
(例えは、パーソナルコンピュータ)を定めておくか、
機器M1〜M7の任意の一つにて各種データを入力して、
同入力された各種データを送信先の機器を指定すること
によりケーブルCBLを介して各機器M1〜M7に送信
し、指定された機器の送信用情報領域32a及び受信用
情報領域32bに書き込むようにしてもよい。
【0045】次に、ネットワーク及びネットワーク内の
各機器M1〜M7の動作について説明する。一つの機器
(この機器をMjとする)内の機器本体部10の作動に
より、他の機器(この機器をMkとする)に送信すべき
制御データが生成されると、この生成された制御データ
は、機器Mjのプラグ対応メモリ31の複数の記憶エリ
ア31−1,31−2・・・のいずれかであって、同制
御データを生成した機能部に対応した論理的プラグによ
って定まる記憶エリアに書き込まれる。
【0046】一方、送信制御部34は、プラグ対応メモ
リ31を常に監視しており、同メモリ31のいずれかの
記憶エリア31−1,31−2・・・に制御データが書
き込まれると、図7の送信制御プログラムを実行する。
このプログラムの実行はステップS10にて開始され、
ステップS11にてプラグ対応メモリ31に書き込まれ
ている制御データを記憶エリア毎に取得する。また、こ
の制御データの取得の際には、同制御データが記憶され
ていた記憶エリアを表すプラグ番号データPluNOも形成
しておく。さらに、この制御データ取得直後には、機器
本体部10による新たな制御データの書き込みを許容す
るために、プラグ対応メモリ31内の前記取り出した制
御データを消去しておく。
【0047】前記ステップS11の処理後、ステップS
12にて、各記憶エリア毎に取得した制御データにそれ
ぞれヘッダを付加してパケット化する。このパケット化
されたデータは、図9に示すように、ヘッダ部と制御デ
ータ部とからなる。ヘッダ部は、プラグ番号データPluN
O、プラグタイプデータPluType、機種データGUID、ノー
ドデータNODEなどからなる。これらのデータのうちプラ
グ番号データPluNOは必須であり、このプラグ番号デー
タPluNOは論理的プラグに対応するもので、前記プラグ
対応メモリ31から制御データを取得した際に形成され
たものである。
【0048】他のプラグタイプデータPluType、機種デ
ータGUID及びノードデータNODEは、ヘッダ部の一部とし
て必ずしも付加する必要はないが、制御データ部の種類
を表すプラグタイプデータPluTypeを付加して実施する
ことが望ましい。このプラグタイプデータPluTypeは、
送信用情報領域32aに論理的プラグすなわちプラグ対
応メモリ31の各記憶エリア31−1,31−2・・・
にそれぞれ対応して記憶されているので、前記プラグ番
号データPluNOに対応して生成される。
【0049】また、受信側機器Mkにて特定の機種又は
特定のノードである特定の送信側機器Mjからのみのデ
ータを受信しようとする場合には、機種データGUID又は
ノードデータNODEをヘッダ部に含ませるとよい。この場
合、機種データGUID又はノードデータNODEを予め各論理
的プラグに対応させて送信用情報領域32aに記憶して
おき、前記ステップS12の処理の際に、前記プラグタ
イプデータPluTypeと共に、又は同プラグタイプデータP
luTypeに代えて、機種データGUID又はノードデータNODE
を論理的プラグ毎に前記ヘッダ部に適宜含ませるように
すればよい。また、論理的プラグに対応させて前記機種
データGUID及びノードデータNODEをヘッダ部に含ませる
か否かのフラグを送信用情報領域32aに予め記憶して
おき、前記ステップS12の処理の際に前記フラグを用
いて機種データGUID及びノードデータNODEを論理的プラ
グ毎に前記ヘッダ部に適宜含ませるようにしてもよい。
【0050】前記ステップS12の処理後、ステップS
13にて、前記パケット化したデータをインターフェー
スメモリ22に送り、同メモリ22を介して接続端子2
1に接続したケーブルCBLに出力すなわちネットワー
クに送信する。そして、ステップS14にて、この送信
制御プログラムの実行を終了する。また、機器本体部1
0にて新たな制御データが生成されてプラグ対応メモリ
31の複数の記憶エリア31−1,31−2・・・のい
ずれかに書き込まれれば、前述した送信制御プログラム
がふたたび実行されて、前記制御データはパケット化さ
れてネットワークに送信される。なお、各ケーブルCB
Lは各機器M1〜M2内部にて互いに電気的に接続されて
いるので、データの送信は、異なるデータがネットワー
ク内(各ケーブル上)に同時に存在しないように、図示
しない制御装置によって制御されている。
【0051】このようにして、送信側機器Mjからパケ
ット化されたデータがネットワークに送信されると、ネ
ットワーク内に接続されている全ての機器M1〜M7は、
前記パケット化されたデータをインターフェースメモリ
22内に取り込む。この取り込みにより、全ての機器M
1〜M7の各受信制御部35は、図8のステップS20に
て受信制御プログラムの実行をそれぞれ開始して、ステ
ップS21にてパケット化されているデータのパケット
化を解除してヘッダ部を取り出し、同ヘッダ部のデータ
に基づいて次の第1及び第2条件により受信すべきデー
タか否かを判定する。
【0052】第1条件は、ヘッダ部に含まれているプラ
グ番号データPluNO以外のプラグタイプデータPluType、
機種データGUID、ノードデータNODEなどの識別データ
が、管理情報メモリ32の受信用情報領域32bに記憶
されているソースプラグデータSplug、デスティネーシ
ョンプラグデータDplug及びコネクション数データNconn
を除くプラグタイプデータPluType、機種データGUID、
ノードデータNODEなどの識別データに合致するか否かで
ある。言い換えれば、前記ヘッダ部に含まれている前記
識別データと同一の識別データを有する受信用情報組が
管理情報メモリ32の受信用情報領域32bに存在する
か否かである。そして、この条件に合致する受信用情報
組が存在すれば第1条件成立とする。そうでなければ、
第1条件不成立とする。
【0053】例えば、前記識別データとして、図5,6
に例示するようにプラグタイプデータPluType(例え
は、楽音信号を表す「1」)のみがヘッダ部に含まれて
いるならば、受信用情報領域32bに前記データSplu
g,Dplug,Nconnを除くデータとして前記と同一値(例
えば、楽音信号を表す「1」)のプラグタイプデータPl
uTypeのみを有する受信用情報組が存在する場合にのみ
第1条件成立とする。ただし、受信用情報領域32b
に、ソースプラグデータSplug、デスティネーションプ
ラグデータDplug及びコネクション数データNconn以外の
データが記憶されていなければ、常に第1条件成立とす
る。このことは、この第1条件はデータの受信に必須の
要件ではないことを意味する。
【0054】第2条件は、前記ヘッダ部に含まれている
プラグ番号データPluNOが、受信用情報領域32bに記
憶されているソースプラグデータSplug及びコネクショ
ン数データNconnによって特定される送信側機器Mjの複
数の論理プラグの一つに該当するか否かである。具体的
には、前記ヘッダ部に含まれているプラグ番号データPl
uNOと、ソースプラグデータSplugにより表された値か
ら、同データSplugにコネクション数データNconnを加え
て「1」を減算した値までのいずれかの値とが一致して
いる受信用情報組が受信用情報領域32bに存在するか
否かである。そして、この条件に合致すれば第2条件成
立とする。そうでなければ、第2条件不成立とする。
【0055】すなわち、前記プラグ番号データPluNOに
よって表された論理的プラグが、前記ソースプラグデー
タSplugにより表された論理的プラグから、同データSpl
ugにコネクション数データNconnを加えて「1」を減算
した値Splug+Nconn−1によって表された論理的プラグ
までのいずれかに該当するときにのみ、第2条件成立と
する。例えば、図5,6に例示するように、ソースプラ
グデータSplugが「2」で、コネクション数データNconn
が「3」であれば、前記プラグ番号データPluNOが
「2」〜「4」のいずれかであるとき、第2条件成立と
する。
【0056】前記ステップS21にて第1条件成立かつ
第2条件成立と判定されると、ステップS22にて「Y
ES」すなわち受信すべきであると判定して、ステップ
S23に進む。ステップS23においては、前記ヘッダ
部に含まれているプラグ番号データPluNOと、前記第1
及び第2条件が成立した受信用情報組に含まれているソ
ースプラグデータSplug及びデスティネーションプラグ
データDplugとに基づいて受信側機器Mkの論理的プラグ
すなわちプラグ対応メモリ31の記憶エリア31−1,
31−2・・・のいずれかを決定する。
【0057】具体的には、デスティネーションプラグデ
ータDplugに、プラグ番号データPluNOからソースプラグ
データSplugを減算した値を加算した値Dplug+PluNO−S
plugに対応した論理的プラグすなわち記憶エリアを決定
する。例えば、図5,6に例示するように、ソースプラ
グデータSplugが「2」であるとともに、デスティネー
ションプラグデータDplugが「4」である条件のもとで
は、プラグ番号データPluNOが「3」であれば、受信側
機器Mkの論理的プラグP5が決定される。また、プラグ
番号データPluNOが「2」,「4」でそれぞれあれば、
受信側機器Mkの論理的プラグP4,P6がそれぞれ決定され
る。
【0058】前記ステップS23の処理後、ステップS
24にて、前記パケット化を解除したインターフェース
メモリ22内のデータの制御データ部を、プラグ対応メ
モリ31の記憶エリア31−1,31−2・・・のうち
の前記決定した記憶エリア(前記決定した論理的プラグ
に対応した記憶エリア)に書き込む。そして、ステップ
S25にて、次に送信されるデータの取り込みのため
に、前記パケット化を解除したインターフェースメモリ
22内のデータを消去しておく。
【0059】一方、ステップS21による受信すべきで
ないとの判定に基づいて、ステップS22にて「NO」
と判定されると、ステップS23,S24による受信処
理を実行しないで、ステップS25に直接進む。ステッ
プS25においては、前述したように、前記パケット化
を解除したインターフェースメモリ22内のデータを消
去する。
【0060】このステップS25の処理後、ステップS
26にてこの受信制御プログラムの実行を終了する。ま
た、ネットワーク内(ケーブルCBL上)に新たなデー
タが送信されれば、前述の受信制御プログラムの実行に
より、同送信データが受信すべき機器Mkに取り込まれ
る。そして、送信データを受信した機器Mkにおいて
は、機器本体部10がプラグ対応メモリ31に書き込ま
れた制御データを用いた動作により送信すべきデータを
新たに作成してプラグ対応メモリ31に書き込んだり、
新たに作成したデータを図示しない出力装置に出力す
る。
【0061】このように、管理情報メモリ32に記憶し
た管理情報を用いた送信制御部34及び受信制御部35
による送信制御プログラム及び受信制御プログラムの実
行により、制御データの送信に利用される管理情報を少
なくすることができる。特に,送信側機器Mjからの論
理的プラグを表すプラグ番号データPluNOと、受信側機
器Mkの管理情報メモリ32に記憶されているソースプ
ラグデータSplug及びデスティネーションプラグデータD
plugとを用いて、プラグ番号データPluNOとソースプラ
グデータSplugとの関係をデスティネーションプラグデ
ータDplugに適用して、送信先の論理的プラグを特定す
るようにしているので、送信側機器Mj及び受信側機器
Mkの各論理的プラグの接続関係を表す情報が簡単にな
る。
【0062】また、前記プラグ番号データPluNOが、受
信側機器Mkの管理情報メモリ32に記憶されているソ
ースプラグデータSplug及びコネクション数データNconn
によって特定される送信側機器Mjの複数の論理的プラ
グのうちのいずれか一つの論理的プラグを表すか否かに
より、制御データを受信すべきかを決定するようにし
た。したがって、送信側機器Mjと受信側機器Mkとの制
御データの送受信のための情報を少なくすることができ
るとともに、受信側機器Mkにて制御データを受信すべ
きかを簡単かつ的確に特定できる。これらにより、ケー
ブルCBLを介して送受信されるデータ量を少なくする
ことができるとともに、各機器の管理情報メモリ32に
記憶すべきデータ量を少なくすることができる。
【0063】さらに、上記制御データの送受信において
は、そのヘッダ部に、前記プラグ番号データPluNOに加
えてプラグタイプデータPluType、機種データGUID、ノ
ードデータNODEなどの識別データを含ませておくととも
に、受信側機器Mkの管理情報メモリ32にこれらの識
別データPluType,GUID,NODEを記憶させておくことに
より、送信された制御データを受信すべき受信側機器M
kを特定するようにしたので、受信側機器Mkにて制御デ
ータを受信すべきかを簡単かつ的確に特定できる。
【0064】次に、設定の既に完了しているネットワー
ク内のいずれかの機器(ノードNODE)を他の機器に代替
する場合の動作について説明する。
【0065】まず、ユーザは、ネットワーク内のいずれ
かの機器と新たな機器MxをケーブルCBLで接続する
ことにより、前記新たな機器Mxをネットワーク内に組
み込む。この場合、新たな機器Mxの管理情報メモリ3
2の送信用情報領域32aには、上述の処理により、機
種データGUID、ノードデータNODE及びプラグタイプデー
タPluTypeなどが既に記憶されているものとする。な
お、これらのデータGUID,NODE,PluTypeが、送信用情
報領域32aに記憶されていなければ、上述したように
して同データGUID,NODE,PluTypeを送信用情報領域3
2aに書き込むようにする。
【0066】次に、ユーザは、ネットワーク内の機器M
1〜M7、Mxのうちで、接続設定制御部33が機器の代
替を制御する機能を有している機器にて、機器の接続変
更を行う。この接続変更を可能とする機器は、特定の一
つ若しくは複数の機器のみでもよいし、全ての機器であ
ってもよい。以下、この接続変更動作を、図13に示す
操作スイッチ群41の一部及び表示器42を用いて、図
10〜12のプログラムに沿って説明する。
【0067】ユーザが、前記接続変更機能を有する特定
の機器(以下、この特定の機器を変更設定用機器とい
う)において、操作スイッチ群41の中に設けた接続変
更スイッチ41dを操作すると、同機器の接続設定制御
部33は、図10のステップS30にて接続制御プログ
ラムの実行を開始する。前記プログラムの開始後、ステ
ップS31にて受信用の機器を接続変更するのか、送信
用の機器を接続変更するのかの問い合わせを表示器42
に表示して、ステップS32にてユーザによる選択を待
つ。ユーザが、カーソル移動用スイッチ41aなどを用
いて、受信用又は送信用の機器のいずれかの接続変更を
選択すると、ステップS32にて「YES」と判定し、
ステップS33にて受信用の機器の接続変更を選択した
か否かを判定する。ユーザが受信用の機器の接続変更を
選択した場合には、ステップS33にて「YES」と判
定し、ステップS34にて受信接続変更ルーチンを実行
して、ステップS36にてこの接続変更プログラムの実
行を終了する。ユーザが送信用の機器の接続変更を選択
した場合には、ステップS33にて「NO」と判定し、
ステップS35にて送信接続変更ルーチンを実行して、
ステップS36にてこの接続変更プログラムの実行を終
了する。
【0068】受信接続変更ルーチンの実行は、図11の
ステップS40にて開始され、ステップS41にて、ネ
ットワーク内の全ての機器に対して機種データGUIDの送
信を指令することにより、ネットワーク内に組み込まれ
ている機種を問い合わせる。これに応答して、ネットワ
ーク内の各機器M1〜M7,Mxは、図示しないプログラ
ム制御により、管理情報メモリ32の送信用情報領域3
2a内に記憶されている機種データGUIDをネットワーク
(ケーブルCBL)を介して変更設定用機器に送信す
る。変更設定用機器の接続設定制御部33は、前記ステ
ップS41の処理により、インターフェースメモリ22
を介して各機器M1〜M7,Mxから送信された機種デー
タGUIDを取り込む。そして、ステップS42にて、図1
3(A)に示すように、表示器42上に取り込んだ機種デ
ータGUIDを表示し、ステップS43にてユーザによる機
種データGUIDの選択を待つ。これにより、表示器42に
は、ネットワーク内に接続されている全ての機種が表示
されることになる。
【0069】ユーザが、カーソル移動用スイッチ41a
などを用いて、前記表示されている機種の中の一つを選
択すると、ステップS43にて「YES」と判定して、
ステップS44に進む。ステップS44においては、ネ
ットワーク内の全ての機器に対して、前記選択された機
種データGUIDに該当するかを問い合わせるとともに、該
当した機器が自己のノードデータNODEを返信することを
指令する。これに応答して、該当する機器は、図示しな
いプログラム制御により、管理情報メモリ32の送信用
情報領域32a内に記憶されているノードデータNODEを
ネットワーク(ケーブルCBL)を介して変更設定用機
器に送信する。変更設定用機器においては、接続設定制
御部33が、前記ステップS44の処理により、インタ
ーフェースメモリ22を介して該当する機器から送信さ
れたノードデータNODEを取り込む。そして、ステップS
45にて、図13(B)に示すように、表示器42上に取
り込んだ全てのノードデータNODEを表示するとともに、
変更する機器及びその代替の機器を選択するように表示
し、ステップS46にてユーザによるノードデータNODE
の選択を待つ。図13(B)は、機器M2,Mx他の機器が
該当する場合を示している。これにより、表示器42に
は、ネットワーク内に接続されていてユーザが選択した
機種に該当する全ての機器(ノードデータNODE)が表示
されることになる。
【0070】ユーザが、カーソル移動用スイッチ41a
などを用いて、前記表示されている機器(ノードデータ
NODE)の中の一つを変更機器として選択すると、ステッ
プS46にて「YES」と判定して、ステップS47に
進む。ステップS47においては、前記選択されたノー
ドデータNODEを変更機器Aとして設定する。次に、ユー
ザが、ふたたびカーソル移動用スイッチ31aなどを用
いて、前記表示されている機器(ノードデータNODE)の
中の一つを代替えの機器として選択すると、ステップS
48にて「YES」と判定して、ステップS49に進
む。ステップS49においては、前記選択されたノード
データNODEを代替え機器Bとして設定する。
【0071】なお、前記のような方法によらなくても、
他の種々の方法により、変更機器A及び代替え機器Bを
指定することも可能である。例えば、前記ステップS4
1〜S43の処理に代えて、ユーザが変更する機種デー
タGUIDを操作パネル40にて直接入力して、前記入力し
た機種データGUIDを用いた前記ステップS44〜S49
の処理により、変更機器A及び代替え機器Bを指定でき
る。また、前記ステップS41〜S49の処理に代え
て、ユーザが変更機器A及び代替え機器Bを操作パネル
40にて直接入力するようにしてもよい。
【0072】前記ステップS49の処理後、ステップS
50にて変更機器Aに対して管理情報メモリ32の受信
用情報領域32bに記憶されている全ての受信用情報組
を返信するように指令する。これにより、変更機器A
は、図示しないプログラム制御により、前記受信用情報
組を接続変更用機器に送信する。接続変更用機器におい
ては、接続設定制御部33が、前記ステップS50の処
理により、インターフェースメモリ22を介して変更機
器Aから送信された受信用情報組を取り込む。そして、
同ステップS50にて変更機器Aに対してネットワーク
からの接続解除を指令する。変更機器Aは、図示しない
プログラム制御により、この接続解除指令を取り込み記
憶し、以降ネットワーク(ケーブルCBL)上に送出さ
れた制御データを取り込まないようになる。
【0073】前記ステップS50の処理後、ステップS
51にて代替え機器Bに対して前記変更機器Aから取り
込んだ全ての受信用情報組を送信する。代替え機器Bは
この送信された受信用情報組を受信し、同機器Bの接続
設定制御部33は、図示しないプログラム制御により、
前記受信した受信用情報組を管理情報メモリ32の受信
用情報領域32bに書き込む。これにより、代替え機器
Bは、上述した受信処理により、ネットワークの各機器
から送信されたデータを前記受信用情報領域32bに書
き込まれた受信用情報組に従って受信して、プラグ対応
メモリ31に書き込むようになる。そして、ステップS
52にてこの受信接続変更ルーチンの実行を終了する。
【0074】以降、変更機器Aは他の機器から送信され
たデータを受信しなくなり、これに代えて、代替え機器
Bが、今まで変更機器Aによって受信されていたデータ
を受信するようになる。なお、この場合、変更機器Aを
ネットワークから物理的にも取り外すようにしてもよ
い。
【0075】このような受信接続変更ルーチンの制御に
より、変更機器Aから代替え機器Bへの受信機器の変更
設定を簡単に行うことができる。その結果、ネットワー
クに接続される受信用機器の変更を簡単に済ますことが
できる。
【0076】次に、ユーザが送信用の機器の接続変更を
選択した場合について説明する。この場合、接続変更用
機器の接続設定制御部33は、前述のように、前記図1
0のステップS35にて送信接続変更ルーチンを実行す
る。この送信接続変更ルーチンの実行は、図12のステ
ップS60にて開始され、前述の受信接続変更ルーチン
の図12のステップS41〜S49と同様なステップS
61〜S69の処理により、ユーザによって選択されて
変更される機器(ノードNODE)及び代替えされる機器
(ノードNODE)が、変更機器A及び代替え機器Bとして
それぞれ設定される。なお、この場合も、前記ステップ
S61〜69の処理によらず、前述した受信接続変更ル
ーチンの場合と同様に、種々の方法によって変更機器A
及び代替え機器Bを指定できる。
【0077】前記ステップS61〜S69の処理後、ス
テップS70にて、変更機器Aに対し、管理情報メモリ
32の送信用情報領域32aに記憶されている機種デー
タGUID、ノードデータNODE、プラグタイプデータPluTyp
eなど、すなわち他の機器による受信に利用される前記
データGUID,NODE,PluTypeなどを返信するように指令
する。変更機器Aにおいては、接続設定制御部33が、
図示しないプログラム制御により、前記機種データGUI
D、ノードデータNODE、プラグタイプデータPluTypeなど
を送信用情報領域32aから読み出して、接続変更用機
器に送信する。そして、接続変更用機器の接続設定制御
部33は、同ステップS70の処理により前記送出され
た機種データGUID、ノードデータNODE、プラグタイプデ
ータPluTypeなどを取得する。
【0078】その後、変更設定用機器の接続設定制御部
33は、前記ステップS70にて変更機器Aに対してネ
ットワークからの接続解除を指令する。変更機器Aは、
図示しないプログラム制御により、この接続解除指令を
取り込み記憶し、以降ネットワーク(ケーブルCBL)
上に制御データを送出しないようになる。
【0079】次に、接続変更用機器の接続設定制御部3
3は、ステップS71にて、変更機器Aからのデータを
受信するように設定されている全ての機種を検出する。
この検出においては、変更機器A以外の他の機器に対し
て、前記取得した機種データGUID、ノードデータNODE、
プラグタイプデータPluTypeなどを送信し、前記他の機
器がその管理情報メモリ32の受信用情報領域32b
に、受信用情報組の一部としてこれらのデータGUID,NO
DE,PluTypeを記憶しているか否かを問い合わせる。す
なわち、前記他の機器が、これらの機種データGUID、ノ
ードデータNODE、プラグタイプデータPluTypeなどをヘ
ッダ部に有する制御データを受信するようになっている
か否かを問い合わせる。他の機器にあっては、その接続
設定制御部33が、図示しないプログラムの実行によ
り、前記送信された機種データGUID、ノードデータNOD
E、プラグタイプデータPluTypeなどを受信し、その受信
用情報領域32bに記憶されている受信用情報組を参照
して、前記問い合わせに対する回答を接続変更用機器に
送信する。この問い合わせにより、接続変更用機器は変
更機器Aからの制御データを受信するネットワーク内の
全ての機器Cを検出することができる。
【0080】前記ステップS71の処理後、変更設定用
機器の接続設定制御部33は、ステップS72にて、前
記検出された全ての機器Cが、変更機器Aに代えて代替
え機器Bから送信される制御データを受信するように変
更する。すなわち、接続設定制御部33は、前記検出し
た変更機器Aからの制御データを受信するネットワーク
内の全ての機器Cに対して、変更機器Aとの接続解除及
び代替え機器Bとの接続を指令する。この場合、変更設
定用機器の接続設定制御部33は、代替え機器B内の管
理情報メモリ32の送信用情報領域32aに記憶されて
いる機種データGUID、ノードデータNODE、プラグタイプ
データPluTypeなどを取得して、前記全ての機器Cに対
して送信する。
【0081】各機器Cにおいては、接続設定制御部33
が、図示しないプログラムの実行により、前記送信され
た機種データGUID、ノードデータNODE及びプラグタイプ
データPluTypeを受信する。そして、管理情報メモリ3
2の受信用情報領域32bに記憶されている受信用情報
組の中に変更機器Aとは異なる代替え機器Bに固有のも
のがあれば、受信用情報領域32bに記憶されている機
種データGUID、ノードデータNODE、プラグタイプデータ
PluTypeなどを、前記受信した機種データGUID、ノード
データNODE、プラグタイプデータPluTypeなどに変更す
る。例えば、ノードデータNODEがあれば、同ノードデー
タNODEは必ず書き換えられる。これにより、これらの機
器Cは、上述した受信処理により、変更機器Aに代えて
代替え機器Bから送信された制御データを受信して、プ
ラグ対応メモリ31に書き込むようになる。そして、ス
テップS73にてこの送信接続変更ルーチンの実行を終
了する。
【0082】以降、変更機器Aからは制御データが送信
されなくなり、これに代えて、代替え機器Bからネット
ワーク内の各機器に対して制御データが送信されるよう
になる。なお、この場合、変更機器Aをネットワークか
ら物理的にも取り外すようにしてもよい。
【0083】このような送信接続変更ルーチンの制御に
より、変更機器Aから送信された制御データを受信して
いた機器Cが多数存在していても、変更機器Aから代替
え機器Bへの接続変更を簡単に行うことができる。その
結果、ネットワークに接続される送信用の機器の変更を
簡単に済ますことができる。
【0084】なお、前記受信用及び送信用機器の接続変
更においては、変更機器Aは受信専用又は送信専用であ
るものとして説明したが、この接続変更は、受信及び送
信の両方を可能とする機器にも適用できる。変更機器A
の受信及び送信の両方を他の機器で代替えする場合に
は、同変更機器Aの受信機能及び送信機能の両部分に、
前述した受信接続変更処理及び送信接続変更処理をそれ
ぞれ別々に適用するようにすればよい。また、変更機器
Aの受信及び送信の一方のみを他の機器で代替えする場
合には、前述した受信接続変更処理又は送信接続変更処
理の一方のみを適用するようにすればよい。なお、この
場合には、変更機器Aをネットワーク内に接続したまま
とする。
【0085】また、上記実施形態では、ネットワーク内
に機器M1〜M7、Mxを接続した例について説明した
が、ネットワーク内に接続される機器の数は適宜選択さ
れる。また、機器の種類に関しても上記実施形態に説明
したものに制限されるものではなく、上記実施形態で説
明した以外の種類の機器をネットワーク内に接続するよ
うにしてもよい。特に、本発明は、音楽用の機器に限定
されることなく、種々の分野における種々の機器を接続
したネットワークにも適用できる。
【0086】さらに、本発明の実施にあたっては、上記
実施形態に開示された範囲内に制限されることなく、本
発明の目的を逸脱しない範囲内において、同実施形態を
適宜変形又は修正して実施得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るネットワークの一
例を示す概略図である。
【図2】 図1の各機器の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 図2のプラグ対応メモリ内に設けられて記憶
エリアと論理的プラグとの対応を説明するためのメモリ
マップである。
【図4】 (A)は図2の管理情報メモリの送信用情報領
域のメモリマップであり、(B)は同管理情報メモリの受
信用情報領域のメモリマップである。
【図5】 送信側機器の論理的プラグと受信側機器の論
理的プラグとの対応関係を示す接続図である。
【図6】 一組の受信用情報の入力方法を説明するため
の操作パネルの概略図である。
【図7】 図2の送信制御部にて実行される送信制御プ
ログラムのフローチャートである。
【図8】 図2の受信制御部にて実行される受信制御プ
ログラムのフローチャートである。
【図9】 パケット化された送信データのフォーマット
図である。
【図10】 図2の接続設定制御部にて実行される接続
変更プログラムのフローチャートである。
【図11】 図10の受信接続変更ルーチンの詳細を示
すフローチャートである。
【図12】 図10の送信接続変更ルーチンの詳細を示
すフローチャートである。
【図13】 (A)はネットワーク内の機種の選択動作を
説明するための操作パネルの概略図であり、(A)はネッ
トワーク内の機器の選択動作を説明するための操作パネ
ルの概略図である。
【符号の説明】
M1〜M7…機器、CBL…ケーブル、10…機器本体
部、20…インターフェース部、21…接続端子、22
…インターフェースメモリ、30…通信制御部、31…
プラグ対応メモリ、32…管理情報メモリ、32a…送
信用情報領域、32b…受信用情報領域、33…接続設
定制御部、34…送信制御部、35…受信制御部、40
…操作パネル、41…操作スイッチ群、42…表示器。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EB03 FB04 GA13 GA46 GE04 GE05 HA07 HA13 HC12 5B089 GA21 GB01 GB02 JA35 JB15 KB06 KC47 KE02 KE03 MC08 5D378 QQ22 QQ23 QQ24 QQ34 5K034 AA19 CC02 CC05 DD03 EE08 FF04 FF13 HH01 HH02 HH04 HH06 HH13 LL01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立して生成された複数組の制御データを
    それぞれ独立して出力する複数の送信側機能部を有する
    送信側機器と、入力された制御データを用いてそれぞれ
    独立した機能を実現する複数の受信側機能部を有する受
    信側機器とを少なくとも含み、一つの送信側機能部から
    出力されるとともに前記送信側機器から送信された制御
    データを、前記受信側機器にて受信するとともに前記一
    つの送信側機能部に対応した一つの受信側機能部に入力
    するようにしたネットワークにおいて、 前記複数の送信側機能部のうちの一部又は全部の複数の
    送信側機能部と、前記複数の受信側機能部のうちの一部
    又は全部の複数の送信側機能部とをそれぞれ対応付けて
    おき、 前記受信側機器に、 前記対応付けられた複数の送信側機能部のうちの一つの
    送信側機能部を表す第1識別データと、 前記対応付けられた複数の受信側機能部のうちで、前記
    一つの送信側機能部から出力された制御データが入力さ
    れる一つの受信側機能部を表す第2識別データとを記憶
    させておき、 前記送信側機器は、前記対応付けられた複数の送信側機
    能部のうちの一つの送信側機能部から出力された制御デ
    ータに、同制御データを出力した一つの送信側機能部を
    表す識別データを付加して同制御データを前記ネットワ
    ーク内に送信し、 前記受信側機器は、前記制御データに付加されている識
    別データ、前記第1識別データ及び前記第2識別データ
    を用い、同制御データに付加されている識別データと前
    記第1識別データとの関係を前記第2識別データに適用
    して、前記制御データが入力されるべき一つの受信側機
    能部を特定するようにしたことを特徴とするネットワー
    クにおけるデータ送受信管理方法。
  2. 【請求項2】独立して生成された複数組の制御データを
    それぞれ独立して出力する複数の送信側機能部を有する
    送信側機器と、入力された制御データを用いてそれぞれ
    独立した機能を実現する複数の受信側機能部を有する受
    信側機器とを少なくとも含み、一つの送信側機能部から
    出力されるとともに前記送信側機器から送信された制御
    データを、前記受信側機器にて受信するとともに前記一
    つの送信側機能部に対応した一つの受信側機能部に入力
    するようにしたネットワークにおいて、 前記複数の送信側機能部のうちの一部又は全部の複数の
    送信側機能部と、前記複数の受信側機能部のうちの一部
    又は全部の複数の送信側機能部とをそれぞれ対応付けて
    おき、 前記受信側機器に、 前記対応付けられた複数の送信側機能部のうちの一つの
    送信側機能部を表す第1識別データと、 前記対応付けられた複数の受信側機能部のうちで、前記
    一つの送信側機能部から出力された制御データが入力さ
    れる一つの受信側機能部を表す第2識別データと、 前記第1識別データによって表された前記一つの送信側
    機能部との関係において前記対応付けられた複数の送信
    側機能部を特定する第3識別データとを記憶させてお
    き、 前記送信側機器は、前記対応付けられた複数の送信側機
    能部のうちの一つの送信側機能部から出力された制御デ
    ータに、同制御データを出力した一つの送信側機能部を
    表す識別データを付加して同制御データを前記ネットワ
    ーク内に送信し、 前記受信側機器は、 前記制御データに付加されている識別データが、前記第
    1識別データ及び前記第3識別データによって特定され
    る前記複数の送信側機能部のうちの一つの送信側機能部
    を示していることを条件に前記制御データを受信するこ
    とを決定し、かつ前記制御データに付加されている識別
    データ、前記第1識別データ及び第2識別データを用
    い、同制御データに付加されている識別データと前記第
    1識別データとの関係を前記第2識別データに適用し
    て、前記制御データが入力されるべき一つの受信側機能
    部を特定するようにしたことを特徴とするネットワーク
    におけるデータ送受信管理方法。
  3. 【請求項3】前記請求項2に記載したネットワークにお
    けるデータ送受信管理方法において、 前記複数の送信側機能部と前記複数の受信側機能部との
    対応付けは、前記第1識別データにより表された前記一
    つの送信側機能部からの順番と、前記第2識別データに
    より表された前記一つの受信側機能部からの順番とを対
    応させることによって定められたものであり、 前記第3識別データは、前記第1識別データによって表
    された前記一つの送信側機能部から所定の順番の送信側
    機能部までの数を表すようにしたネットワークにおける
    データ送受信管理方法。
  4. 【請求項4】前記請求項1乃至請求項3のうちのいずれ
    か1つに記載したネットワークにおけるデータ送受信管
    理方法において、 前記受信側機器に、さらに、前記送信される制御データ
    の種類を表す種類データ、前記送信側機器の種類を表す
    機種データ、及び前記送信側機器を表す機器データのう
    ちの少なくともいずれか一つの第4識別データを記憶し
    ておき、 前記送信側機器は、前記対応付けられた複数の送信側機
    能部のうちの一つの送信側機能部から出力された制御デ
    ータに、さらに前記4識別データを付加して同制御デー
    タを前記ネットワーク内に送信し、 前記受信側機器は、さらに、前記制御データに付加され
    ている前記第4識別データに基づいて、受信すべき制御
    データを特定するようにしたことを特徴とするネットワ
    ークにおけるデータ送受信管理方法。
  5. 【請求項5】独立して生成された複数組の制御データを
    それぞれ独立して出力する複数の送信側機能部を有する
    送信側機器と、入力された制御データを用いてそれぞれ
    独立した機能を実現する複数の受信側機能部を有する受
    信側機器とを少なくとも含み、一つの送信側機能部から
    出力されるとともに前記送信側機器から送信された制御
    データを、前記受信側機器にて受信するとともに前記一
    つの送信側機能部に対応した一つの受信側機能部に入力
    するようにしたネットワークにおいて、 前記複数の送信側機能部のうちの一部又は全部の複数の
    送信側機能部と、前記複数の受信側機能部のうちの一部
    又は全部の複数の送信側機能部とをそれぞれ対応付けて
    おき、 前記送信側機器に、 前記対応付けられた複数の送信側機能部のうちの一つの
    送信側機能部から出力された制御データに、同制御デー
    タを出力した一つの送信側機能部を表す識別データを付
    加して同制御データを前記ネットワーク内に送信する送
    信制御手段を設けるとともに、 前記受信側機器に、 前記対応付けられた複数の送信側機能部のうちの一つの
    送信側機能部を表す第1識別データと、前記対応付けら
    れた複数の受信側機能部のうちで、前記一つの送信側機
    能部から出力された制御データが入力される一つの受信
    側機能部を表す第2識別データとを記憶する管理情報記
    憶手段と、 前記制御データに付加されている識別データ、前記第1
    識別データ及び前記第2識別データを用い、同制御デー
    タに付加されている識別データと前記第1識別データと
    の関係を前記第2識別データに適用して、前記制御デー
    タが入力されるべき一つの受信側機能部を特定する受信
    制御部とを設けたことを特徴とするネットワークにおけ
    るデータ送受信管理装置。
  6. 【請求項6】独立して生成された複数組の制御データを
    それぞれ独立して出力する複数の送信側機能部を有する
    送信側機器と、入力された制御データを用いてそれぞれ
    独立した機能を実現する複数の受信側機能部を有する受
    信側機器とを少なくとも含み、一つの送信側機能部から
    出力されるとともに前記送信側機器から送信された制御
    データを、前記受信側機器にて受信するとともに前記一
    つの送信側機能部に対応した一つの受信側機能部に入力
    するようにしたネットワークにおいて、 前記複数の送信側機能部のうちの一部又は全部の複数の
    送信側機能部と、前記複数の受信側機能部のうちの一部
    又は全部の複数の送信側機能部とをそれぞれ対応付けて
    おき、 前記送信側機器に、 前記対応付けられた複数の送信側機能部のうちの一つの
    送信側機能部から出力された制御データに、同制御デー
    タを出力した一つの送信側機能部を表す識別データを付
    加して同制御データを前記ネットワーク内に送信する送
    信制御手段を設けるとともに、 前記受信側機器に、 前記対応付けられた複数の送信側機能部のうちの一つの
    送信側機能部を表す第1識別データと、前記対応付けら
    れた複数の受信側機能部のうちで、前記一つの送信側機
    能部から出力された制御データが入力される一つの受信
    側機能部を表す第2識別データと、前記第1識別データ
    によって表された前記一つの送信側機能部との関係にお
    いて前記対応付けられた複数の送信側機能部を特定する
    第3識別データとを記憶する管理情報記憶手段と、 前記制御データに付加されている識別データが、前記第
    1識別データ及び前記第3識別データによって特定され
    る前記複数の送信側機能部のうちの一つの送信側機能部
    を示していることを条件に前記制御データを受信するこ
    とを決定し、かつ前記制御データに付加されている識別
    データ、前記第1識別データ及び第2識別データを用
    い、同制御データに付加されている識別データと前記第
    1識別データとの関係を前記第2識別データに適用し
    て、前記制御データが入力されるべき一つの受信側機能
    部を特定する受信制御手段とを設けるようにしたことを
    特徴とするネットワークにおけるデータ送受信管理装
    置。
  7. 【請求項7】前記請求項6に記載したネットワークにお
    けるデータ送受信管理装置において、 前記複数の送信側機能部と前記複数の受信側機能部との
    対応付けは、前記第1識別データにより表された前記一
    つの送信側機能部からの順番と、前記第2識別データに
    より表された前記一つの受信側機能部からの順番とを対
    応させることによって定められたものであり、 前記第3識別データは、前記第1識別データによって表
    された前記一つの送信側機能部から所定の順番の送信側
    機能部までの数を表すようにしたネットワークにおける
    データ送受信管理装置。
  8. 【請求項8】前記請求項5乃至請求項7のうちのいずれ
    か1つに記載したネットワークにおけるデータ送受信管
    理装置において、 前記受信側機器の管理情報記憶手段は、さらに、前記送
    信される制御データの種類を表す種類データ、前記送信
    側機器の種類を表す機種データ、及び前記送信側機器を
    表す機器データのうちの少なくともいずれか一つの第4
    識別データを記憶し、 前記送信側機器の送信制御手段は、前記対応付けられた
    複数の送信側機能部のうちの一つの送信側機能部から出
    力された制御データに、さらに前記4識別データを付加
    して同制御データを前記ネットワーク内に送信し、 前記受信側機器の受信制御手段は、さらに、前記制御デ
    ータに付加されている前記第4識別データに基づいて、
    受信すべき制御データを特定するようにしたことを特徴
    とするネットワークにおけるデータ送受信管理装置。
  9. 【請求項9】送信側機器及び受信側機器を含む複数の機
    器からなるネットワークにおいて、送信側機器からネッ
    トワーク内に送信された制御データのうちで受信すべき
    制御データを特定するための受信用識別データを受信側
    機器に記憶させておき、前記受信側機器は前記受信用識
    別データを用いて前記送信側機器から送信された制御デ
    ータを受信すべきかを判別するようにしたネットワーク
    におけるデータ送受信管理方法であって、 第1の送信側機器に代えて第2の送信側機器を用いるよ
    うに変更するとき、前記第1の送信側機器から送信され
    た制御データを受信していた受信側機器を検出する第1
    ステップと、 前記検出された受信側機器が、前記第1の送信側機器に
    代えて、前記第2の送信側機器から送信される制御デー
    タを受信するように変更する第2ステップとを備えたこ
    とを特徴とするネットワークにおけるデータ送受信管理
    方法。
  10. 【請求項10】前記請求項9に記載したネットワークに
    おけるデータ送受信管理方法において、 前記送信側機器は、送信する制御データに識別するため
    の送信用識別データを前記制御データに付加して送信す
    るものであり、 前記第1ステップは、前記第1の送信側機器から前記送
    信用識別データを取得し、ネットワーク内の受信側機器
    に対して、前記取得した送信用識別データを送信して、
    前記第1の送信側機器から送信された制御データを受信
    していたかを問い合わせることにより同第1の送信側機
    器から送信された制御データを受信していた受信側機器
    を検出するステップであるネットワークにおけるデータ
    送受信管理方法。
  11. 【請求項11】前記請求項10に記載したネットワーク
    におけるデータ送受信管理方法において、 前記送信用識別データは、前記送信される制御データの
    種類を表す種類データ、前記送信側機器の種類を表す機
    種データ、及び前記送信側機器を表す機器データのうち
    の少なくともいずれか一つであるネットワークにおける
    データ送受信管理方法。
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