JP4337198B2 - 伝送方法及び伝送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばIEEE1394方式のバスラインに、各種方式のオーディオデータや画像データを伝送させる場合に適用して好適な伝送方法及び伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
IEEE1394方式のバスラインを用いたネットワークにより、複数台のAV機器を接続して、その機器間でビデオデータ,オーディオデータ,その他のデータなどを伝送することが実用化されている。IEEE1394方式のバスラインの場合には、ビデオデータやオーディオデータなどの大容量データを伝送するためのアイソクロナス伝送チャンネル(Isoチャンネル)と、制御コマンドなどのデータを伝送するためのアシンクロナス伝送チャンネル(Asyncチャンネル)とが用意されて、それらのデータを混在させて伝送できるようにしてある。
【0003】
IEEE1394方式のバスラインでオーディオデータ(ミュージックデータ)を伝送するフォーマットの詳細については、〔Audio and Music Data Transmission Protocol〕に開示されている。この〔Audio and Music Data Transmission Protocol〕は、http//www.1394TA.orgで公開されている。
【0004】
また、オーディオデータに付随する画像データを、同時に伝送することもできるようにしてある。例えば、歌詞を表示させる画像データや、ジャケットの画像などの静止画像データを、オーディオデータと同時に伝送することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、オーディオデータには、マルチチャンネルオーディオ等と称される2チャンネルを越える多くのチャンネル数で構成されるオーディオデータである場合がある。このマルチチャンネルオーディオを伝送した場合、受信側で各チャンネルのデータを正しく判別する必要がある。ところが、マルチチャンネルオーディオには、種々のフォーマットがあり、受信側で簡単にチャンネル構成を判別することは困難であった。特に、IEEE1394方式のバスラインなどの汎用のバスラインでオーディオデータを伝送する場合には、汎用性を考慮して種々のフォーマットのオーディオデータを伝送できるようにしてあり、チャンネル構成などの判別がより困難になっていた。
【0006】
また、オーディオデータに付随した画像データを伝送する際にも、その画像データの表示態様の指示がないと、受信側でどのように表示すれば良いか判断できない問題がある。
【0007】
本発明の目的は、バスラインを介して伝送されるデータのチャンネル構成などの詳細が、受信側で容易に判断できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の伝送方法は、所定の通信路に接続された機器間で、所定のデータ長の区間に、所定ビット数のオーディオデータを配置して伝送すると共に、所定ビット数のオーディオデータが伝送される所定のデータ長の区間毎に、オーディオデータの種類を示す補助データを、そのオーディオデータの先頭に付加して伝送する伝送方法であって、補助データとして、その補助データに続いた所定のデータ長の区間に、オーディオデータの種類以外のデータを配置することを示すラベルを設定し、ラベルを補助データに配置したとき、補助データに続いた所定のデータ長の区間内の一部の区間に、オーディオデータを再生する際の各チャンネルの空間上の配置に関する識別データを配置し、所定のデータ長の区間内の残りの区間に、各チャンネルの設定に関するデータを配置して、伝送するようにしたものである。
【0009】
この伝送方法によると、補助データの第1の区間に配置された識別データで、伝送データの空間上の配置が判ると共に、第2の区間に配置されたデータで、伝送データの設定に関する詳細が判るようになる。
【0010】
また本発明の伝送装置は、伝送するオーディオデータを得るデータ入力手段と、データ入力手段が得た伝送データを所定ビット数のオーディオデータごとに分割し、その分割された所定ビット数のオーディオデータが伝送される所定のデータ長の区間毎に、オーディオデータの種類を示す補助データをそのオーディオデータの先頭に付加して、所定のフォーマットの伝送データとすると共に、補助データとして、その補助データに続いた所定のデータ長の区間に、オーディオデータの種類以外のデータを配置することを示すラベルを設定し、ラベルを上記補助データに配置したとき、補助データに続いた所定のデータ長の区間内の一部の区間に、オーディオデータを再生する際の各チャンネルの空間上の配置に関する識別データを配置し、所定のデータ長の区間内の残りの区間に、各チャンネルの設定に関するデータを配置する伝送データ生成手段と、伝送データ生成手段が生成させた伝送データを所定の通信路に送出する送出手段とを備えたものである。
【0011】
この伝送装置から送信されるデータは、補助データの第1の区間のデータで伝送データの空間上の配置が判り、第2の区間のデータで伝送データの設定が判るようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【0013】
まず、本発明を適用したネットワークシステムの構成例について、図1を参照して説明する。このネットワークシステムは、デジタル通信制御バスであるIEEE1394方式のシリアルデータバス(以下単にバスと称する)9を介して、複数台のオーディオビジュアル機器(以下AV機器と称する)が接続してある。
【0014】
図1に示す構成について説明すると、2台のマイクロホン装置1と、2台の電子楽器2と、調整卓3と、アンプ装置4と、ディスク再生装置5と、ディスク記録再生装置6と、表示装置7とが、バス9を介して1台ずつ順に接続してある。IEEE1394方式のバス9の場合には、ループ接続をしない等の決められた条件を満たす限りは、機器の接続順序はどのような順序であっても良い。
【0015】
マイクロホン装置1は、設置された場所で収音を行って、得られたオーディオデータを出力する装置である。電子楽器2は、キーボードなどの操作に基づいてMIDIデータなどの所定の方式のオーディオデータを出力する装置である。調整卓3は、バス9上で伝送されるオーディオデータに関する調整を行う装置であり、オーディオデータのレベル,音質,チャンネル構成,残響付加処理などの各種オーディオ処理でデジタル的に実行される装置である。アンプ装置4は、複数個のスピーカ装置8L,8R,8SL,8SRが接続してあり、供給されるオーディオデータを、設定された音質に調整した後、スピーカを駆動するオーディオ信号(アナログオーディオ信号)とし、接続された各チャンネルのスピーカ装置に供給してオーディオを出力させる装置である。スピーカ装置の接続状態については一例であり、他のチャンネル構成でスピーカ装置が接続される場合もある。このチャンネル構成については後述する。
【0016】
ディスク再生装置5は、コンパクトディスク(CD)と称されるデジタルオーディオディスク(光ディスク)からオーディオデータなどを再生する装置である。ディスク記録再生装置6は、ミニディスク(MD)と称される光ディスク又は光磁気ディスクからオーディオデータなどを再生すると共に、光磁気ディスクへのオーディオデータなどの記録ができる装置である。
【0017】
ディスク再生装置5及びディスク記録再生装置6でオーディオデータを再生する際には、オーディオに付随した画像データ(静止画像データ又は動画像データ)が同時に再生される場合があり、その画像データを再生したとき、バス9を介して表示装置7に伝送して、表示装置7で表示させるようにしてある。
【0018】
なお、図1の例では、アンプ装置4と各スピーカ装置との接続を、アナログの信号線で行うようにしてあるが、スピーカ装置がバス9に接続可能な端子を備えて、デジタルオーディオデータの入力が可能なスピーカ装置の場合には、図2に示すように、バス9に接続する構成としても良い。即ち図2に示すように、バス9に接続可能な端子を備えたスピーカ装置8L′,8R′,8SL′,8SR′を用意して、バス9を介してアンプ装置4などに接続して、アンプ装置4で処理された各チャンネルのデジタルオーディオデータを、その接続されたスピーカ装置から個別に出力させるようにしても良い。
【0019】
次に、バス9に接続される各AV機器の具体的な構成例を以下説明する。図3は、マイクロホン装置1の構成例を示した図である。このマイクロホン装置1は、収音処理を行うマイクロホン部101と、このマイクロホン部101が出力するオーディオ信号(音声信号)をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器102と、このアナログ/デジタル変換器102で変換されたデジタルデータを、所定のフォーマットのデータに変換するデータ処理部103とを備え、データ処理部103で処理されたデータを、出力端子104から外部に出力させる構成としてある。また、バス9に接続するためのIEEE1394インターフェース部105と、このインターフェース部105を介したデータ伝送の制御などを行う中央制御ユニット(CPU)106と、中央制御ユニット106での制御に必要なデータを記憶するメモリ107とが用意してあり、中央制御ユニット106の制御で、データ処理部103で処理されたオーディオデータをインターフェース部105を介してバス9に送出させることができるようにしてある。
【0020】
図4は、電子楽器2の構成例を示した図である。この電子楽器2は、ユーザが操作(演奏)するキーボード部201と、このキーボード部201で入力された音楽情報をMIDI規格のデジタルデータとするMIDIデータ生成部202と、このMIDIデータ生成部202で生成されたMIDIデータを再生用のオーディオ信号とするデータ処理部203を備える。そして、データ処理部203が出力するオーディオ信号を、アンプ部204を介してスピーカ205に供給して、出力させることができるようにしてある。
【0021】
また、バス9に接続するためのIEEE1394インターフェース部206と、このインターフェース部206を介したデータ伝送の制御などを行う中央制御ユニット207と、中央制御ユニット207での制御に必要なデータを記憶するメモリ208とが用意してあり、中央制御ユニット207の制御で、データ処理部103で処理されたオーディオデータ(MIDIデータ又はMIDIデータを変換したオーディオデータ)をインターフェース部206を介してバス9に送出させることができるようにしてある。
【0022】
図5は、調整卓3の構成例を示した図である。この調整卓3は、バス9に接続するためのIEEE1394インターフェース部301と、このインターフェース部301を介したデータ伝送の制御や、供給されるオーディオデータの調整処理などを行う中央制御ユニット302と、中央制御ユニット302での制御に必要なデータや、調整状態のデータなどを記憶するメモリ303と、ユーザが調整状態の入力を行う調整用キー304と、その調整状態を表示する表示部305とが用意してある。そして、インターフェース部301で受信したオーディオデータを、メモリ303に一旦蓄積した後、調整用キー304の操作に基づいて中央制御ユニット302が処理する。ここでのオーディオ処理としては、例えばレベル,音質,チャンネル構成,残響付加処理などである。そして、処理されたオーディオデータを、インターフェース部301からバス9に送出する。
【0023】
なお、このように調整卓3内でオーディオデータを調整する代わりに、調整用キー304での調整状態に基づいて、中央制御ユニット302がオーディオ信号源(マイクロホンや電子楽器など)に対する制御コマンドを発行させて、その制御コマンドを、インターフェース部301からバス9を介して該当するオーディオ信号源に伝送して、そのオーディオ信号源の内部でオーディオデータを調整させるようにしても良い。
【0024】
図6は、アンプ装置4の構成例を示した図である。ここでのアンプ装置4は、入力端子部401に得られるオーディオ信号(アナログオーディオ信号又はデジタルオーディオデータ)の中の選択された信号を、プリアンプ部402に供給し、音場設定,音質調整,前置増幅などの各種オーディオ処理を行う。このプリアンプ部402内での処理については、デジタル処理で行う場合と、アナログ処理で行う場合があるが、ここではプリアンプ部402の出力についてはアナログオーディオ信号としてある。
【0025】
プリアンプ部402で処理されたオーディオ信号は、パワーアンプ部403に供給し、スピーカを駆動するための比較的出力の大きな増幅処理を行い、その増幅されたオーディオ信号を、スピーカ接続端子404を介してスピーカ装置(例えば図1に示すスピーカ装置8L,8R,8SL,8SR)に供給し、オーディオを出力させる。
【0026】
これらのアンプ装置内での処理動作は、中央制御ユニット405の制御で実行される。また、IEEE1394インターフェース部407からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータのインターフェース部407での受信についても、中央制御ユニット405の制御で実行されるようにしてある。中央制御ユニット405には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ406が接続してある。また、操作キーなどが配置された操作部408の操作データが中央制御ユニット405に供給されるようにしてあり、その操作データに基づいて、入力切換えや音質設定などが行われる。
【0027】
また、バス9を介してIEEE1394インターフェース部407でオーディオデータを受信したとき、そのオーディオデータをプリアンプ部402に供給し、入力端子部401に得られるオーディオ信号の場合と同様の処理を行って、端子部404に接続されたスピーカ装置からオーディオを出力させることができるようにしてある。
【0028】
図7は、ディスク再生装置5の内部構成の一例を示したものである。ここでのディスク再生装置5は、コンパクトディスク(CD)と称される記録媒体(光ディスク)に記録されたオーディオデータを再生するオーディオ再生装置としてある。
【0029】
再生装置5に装着された光ディスク501に記録された信号を、光学ピックアップ502で光学的に読み出し、光学ピックアップ502で読み出された信号を再生系回路503に供給し、この再生系回路503内でデータ変換,エラー訂正などの再生処理を行うことで再生データ(デジタルオーディオデータ)を得る。その再生データをデジタル・アナログ変換器504でアナログオーディオ信号に変換した後、アナログ出力端子505から出力させ、この端子505に接続されたオーディオ機器などに供給する。また、再生系回路503に得られるデジタルオーディオデータを、デジタル出力端子506から出力させる。さらに、再生系回路503に得られる再生データを、IEEE1394インターフェース部508に供給して、接続されたバス9にストリームデータとして送出できるようにしてある。
【0030】
このディスクからの再生動作は、中央制御ユニット507の制御で実行される。また、IEEE1394インターフェース部508からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータのインターフェース部508での受信についても、中央制御ユニット507の制御で実行されるようにしてある。中央制御ユニット507には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ509が接続してある。また、再生キーなどの操作キーが配置された操作部510の操作データが、中央制御ユニット507に供給される構成としてある。
【0031】
図8は、ディスク記録再生装置6の内部構成の一例を示したものである。ここでのディスク記録再生装置6は、オーディオデータを所定の圧縮符号化方式(ATRAC方式:Adaptive Transform Acoustic Coding )で符号化して、ミニディスク(MD)と称される光磁気ディスクなどの媒体に記録し再生するオーディオ記録再生装置としてある。
【0032】
即ち、所定の光磁気ディスク(又は光ディスク)601に記録された信号を光学ピックアップ602で光学的に読み出し、光学ピックアップ602で読み出された信号を、記録再生系回路603に供給して処理することで、ATRAC方式の再生データを得、その再生データをATRACデコーダ604でデコードすることで、元のデジタルオーディオデータを復元し、その復元されたデジタルオーディオデータをデジタル・アナログ変換器605でアナログオーディオ信号に変換した後、アナログ出力端子606から出力させ、この端子606に接続されたオーディオ機器などに供給する。また、ATRACデコーダ604でデコードされたデジタルオーディオデータを、デジタル出力端子607から出力させる。さらに、ATRACデコーダ604に供給されるATRAC方式の再生データ(又はATRAC方式からデコードされた再生データ)を、IEEE1394インターフェース部612に供給して、接続されたバス9に送出できるようにしてある。
【0033】
記録系の構成としては、アナログ入力端子608に得られるアナログオーディオ信号を、アナログ・デジタル変換器609でデジタルオーディオデータに変換した後、その変換されたオーディオデータをATRACエンコーダ610に供給し、ATRACエンコーダ610でATRAC方式に符号化されたオーディオデータとする。ATRACエンコーダ610でATRAC方式に符号化されたオーディオデータは、記録再生系回路603に供給して処理することで、光学ピックアップ部602に供給する記録信号とし、この記録信号が光磁気ディスク601に記録される。また、バス9からIEEE1394インターフェース部612に供給されるデジタルオーディオデータ(ATRAC方式に符号化されたデジタルオーディオデータ又は圧縮符号化されてないデジタルオーディオデータ)についても、ATRACエンコーダ610を介して記録再生系回路603に供給されて、光磁気ディスク601に記録されるようにしてある。
【0034】
これらの回路での再生動作及び記録動作は、中央制御ユニット613の制御で実行される。また、IEEE1394インターフェース部612からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータのインターフェース部612での受信についても、中央制御ユニット613の制御で実行されるようにしてある。中央制御ユニット613には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ614が接続してある。また、録音キー,再生キーなどの操作キーが配置された操作部615の操作データが、中央制御ユニット613に供給される構成としてある。
【0035】
図9は、表示装置7の構成例を示した図である。ここでは表示装置7は、テレビジョン受像機として構成してあり、アンテナなどが接続されるチューナ701と、チューナ701で受信した放送信号のスクランブルを解除するデスクランブル部702と、このデスクランブル部702でデスクランブルされた受信データでデコードするデコーダ703と、デコーダ703でデコードされたデータを受像処理する受像処理部704と、受像処理部704の出力が供給される表示部705とを備える。表示部705としては、例えば陰極線管,液晶表示パネルなどの各種画像表示手段が使用可能である。
【0036】
また、バス9からIEEE1394インターフェース部706に供給される画像データが、デコーダ703を介して受像処理部704に供給されて、表示部705で表示されるようにしてある。この場合の表示形態としては、例えばバス9を介して供給される画像データを、画面全体に表示させるような表示形態の場合の他に、表示装置7で受信したテレビジョン放送の画面中に、子画面としてバス9を介して供給される画像を表示させるような表示形態も可能である。この表示形態については、表示装置7内での操作で設定される場合と、バス9を介して伝送される画像データなどに含まれる補助データなどで指示される場合がある。
【0037】
なお、ここではバス9に接続されている各機器1〜7は、ユニットと称され、AV/C Command Transaction SetのAV/C Digital Interface Command Set General Specification(以下AV/Cと称する)で規定されているディスクリプタ(Descriptor)を用いて、各ユニットに記憶されている情報を相互に読み書きして、一方の機器から他方の機器を制御することが可能である。AV/Cの詳細については、http://www.1394TA.org に公開されている。
【0038】
バス9に接続された各ユニットはノード(node)とも呼ばれ、ノードIDが設定してあり、そのノードIDによりバス上へのデータの発信元及び受信先が特定される。このノードIDは、バス1への新たな機器の接続があった場合や、或いは接続されていた機器が外されたことを検出したとき、バスリセットがかかって、再度ノードIDを設定し直す処理が行われる。従って、バスリセットが発生したときには、各機器のノードIDが変化する場合がある。
【0039】
次に、各機器1〜7を接続したIEEE1394方式のバス1でのデータ伝送状態について説明する。各機器における信号の伝送は、例えば図10に示すように、所定の通信サイクル(例えば125μsec)毎に時分割多重によって行われる。そして、この信号の伝送は、サイクルマスタと呼ばれる機器(バス1上の任意の1台の機器)が通信サイクルの開始時であることを示すサイクルスタートパケットをバス上へ送出することにより開始される。なお、サイクルマスタは、バスを構成するケーブルに各機器を接続したとき等に、IEEE−1394で規定する手順により自動的に決定される。
【0040】
1通信サイクル中における通信の形態は、ビデオデータやオーディオデータなどのリアルタイム性を必要とするデータを伝送するアイソクロナス伝送(Iso伝送)と、制御コマンドや補助的なデータなどを確実に伝送するアシンクロナス伝送(Async伝送)の2種類の伝送が行われる。各通信サイクル中では、アイソクロナス伝送用のIsoパケットが、アシンクロナス伝送用のAsyncパケットより先に伝送される。1通信サイクル中の各Isoパケットには、それぞれ個別のチャンネル番号1,2,3‥‥nを付与して、複数のIso伝送データを区別できるようにしてある。Isoパケットの通信が終了した後、次のサイクルスタートパケットまでの期間が、Asyncパケットの伝送に使用される。従って、Asyncパケットが伝送できる期間は、そのときのIsoパケットの伝送チャンネル数により変化する。また、Isoパケットは、1通信サイクル毎に予約した帯域(チャンネル数)が確保される伝送方式であるが、受信側からの確認は行わない。Asyncパケットで伝送する場合には、受信側からアクノリッジメント(Ack)のデータを返送させて、伝送状態を確認しながら確実に伝送させる。
【0041】
図11は、バス上でデータ伝送を行う上で必要なプラグ、プラグコントロールレジスタ、およびアイソクロナスチャンネルの関係を表す図である。バスに接続された機器であるAVデバイス(AV−device)11〜13は、IEEE1394シリアスバスによって接続されている。AVデバイス13のoMPRにより伝送速度とoPCRの数が規定されたoPCR〔0〕〜oPCR〔2〕のうち、oPCR〔1〕によりチャンネルが指定されたアイソクロナスデータは、IEEE1394シリアスバスのチャンネル#1(channel #1)に送出される。AVデバイス11のiMPRにより伝送速度とiPCRの数が規定されたiPCR〔0〕とiPCR〔1〕のうち、入力チャンネル#1が伝送速度とiPCR〔0〕により、AVデバイス11は、IEEE1394シリアスバスのチャンネル#1に送出されたアイソクロナスデータを読み込む。同様に、AVデバイス12は、oPCR〔0〕で指定されたチャンネル#2(channel #2)に、アイソクロナスデータを送出し、AVデバイス11は、iPRC〔1〕にて指定されたチャンネル#2からそのアイソクロナスデータを読み込む。
【0042】
このように確保されたチャンネルを使用して、データの送出元の機器の出力プラグからバスに送出されたデータが、データの受信先の機器の入力プラグで受信されるように設定される。このようにチャンネルとプラグを設定してコネクションを張る処理が、バスに接続された所定の機器(コントローラ)の制御で実行される。
【0043】
図12は、このようにバス1上で設定されたアイソクロナスチャンネルで伝送されるアイソクロナスパケット(Isoパケット)の1パケットの構成を示す図である。1つのパケットの先頭部分には、データ長,タグ,チャンネルなどの伝送に必要なヘッダが配置されると共に、その訂正符号であるヘッダ訂正符号(CRC)が配置してある。このヘッダ部分は、IEEE1394−1995規格で決められたフォーマットである。
【0044】
続くデータ区間は、ここではIEC61883規格で決められたオーディオミュージックデータ伝送用のフォーマットを適用してある。この規格では、先頭の64ビットの区間をヘッダ部分としてあり、残りの区間をデータフィールドとしてあり、最後の32ビット区間をデータ訂正符号(CRC)としてある。ここでは、ヘッダ区間のデータの内のFMTデータで、オーディオミュージックデータであることが示される。また、FDFデータで、AM824規格のデータであることが示される。このAM824規格のデータの場合には、データフィールドに配置されるデータが、32ビットを1単位としたデータとしてあり、任意の数その32ビットデータが配置される。この場合、32ビットの1単位のデータの内の先頭の8ビットがラベルデータで、残りの24ビットがオーディオデータなどの実際の伝送データである。
【0045】
図13は、この1単位の32ビットのデータ構成を示したものである。先頭の8ビットは、ラベルデータとしてあり、その後に続くデータのフォーマットなどを示すデータとしてあり、後半の24ビットの区間に、オーディオデータなどが配置される。例えば、1サンプル16ビットのオーディオデータの場合、この24ビットの区間の内の16ビットを使用して、1サンプルのオーディオデータが配置される。
【0046】
図14は、ラベルデータの例を示したものである。ここでは8ビットで示される2桁の16進数値との対応で示してあり、ラベルデータが“00”〜“3F”の範囲の値のとき、IEC60958フォーマットのオーディオデータが、ラベルデータに続く区間に配置される。また、ラベルデータが“40”〜“4F”の範囲の値のとき、マルチビット方式のリニアオーディオデータが、ラベルデータに続く区間に配置される。また、ラベルデータが“50”〜“5F”の範囲の値のとき、1ビット方式のリニアオーディオデータが、ラベルデータに続く区間に配置される。また、ラベルデータが“80”〜“8F”の範囲の値のとき、MIDI規格の楽器演奏データが、ラベルデータに続く区間に配置される。さらに、ラベルデータが“C0”〜“EF”の範囲の値のとき、オーディオデータに関連した補助データが、ラベルデータに続く区間に配置される。
【0047】
本例においては、この補助データの内の特定の1つのデータをラベルデータとして使用したとき、マルチチャンネルオーディオデータを伝送する際の、そのオーディオデータの空間上の配置に関するデータを示すようにしてある。
【0048】
図15は、オーディオデータの空間上の配置に関するデータを伝送する場合の例を示した図である。この図15に示した各例は、ラベルデータとして、全て補助データ用ラベルの中の特定の1つのデータが使用され、ラベルデータに続いた24ビットの内の先頭の8ビットがさらにサブラベルデータとしてあり、このサブラベルデータで、どのような空間上の配置を示すのかのデータとしてある。
【0049】
図15のAは、スピーカポジションに関するデータを配置した場合の例の1つとしてあり、サブラベルデータに、スピーカポジションAであることを示すデータが配置してある。そして、残りの16ビットの区間を、1ビットずつに区切って、16個のデータS0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F が配置してある。この16個のデータS0 〜SF は、16個のスピーカの配置に関するデータとしてある。
【0050】
具体的には、ここでは最大で16チャンネルのマルチチャンネルオーディオデータの伝送が可能としてあり、その16チャンネルの内の15チャンネルのスピーカを配置したとき、例えば図16に示す状態で各チャンネルのスピーカが配置されるようにしてある。各チャンネルについて図16を参照して説明すると、データS0 はフロント左チャンネルのスピーカ、データS0 はフロント左チャンネルのスピーカ、データS1 はフロント右チャンネルのスピーカ、データS2 はセンタチャンネルのスピーカ、データS3 は低域専用チャンネル(LFEチャンネル)のスピーカ、データS4 はリア左チャンネルのスピーカ、データS5 はリア右チャンネルのスピーカ、データS6 はセンタ左チャンネルのスピーカ、データS7 はセンタ右チャンネルのスピーカ、データS8 はサラウンドチャンネルのスピーカ、データS9 はサイド左チャンネルのスピーカ、データSA はサイド右チャンネルのスピーカ、データSB はトップチャンネル(上部に配置されるチャンネル)のスピーカ、データSC はボトムチャンネル(底部に配置されるチャンネル)のスピーカ、データSD はフロント左エフェクトチャンネルのスピーカ、データSE はフロント右エフェクトチャンネルのスピーカとして定義してある。データSF のチャンネルについては、ここでは未定義である。
【0051】
そして、16ビットの各チャンネルのデータとして、データ“1”であるとき、該当するチャンネルのスピーカが使用されるオーディオデータが伝送されることが示され、データ“0”であるとき、該当するチャンネルのスピーカを使用するオーディオデータが伝送されないことが示される。例えば、未定義のデータSF を除く15個のデータS0 〜SE の全てがデータ“1”であるとき、図16に示す構成で15チャンネルのスピーカを配置するためのマルチチャンネルオーディオデータであることが示される。そして、この状態から使用(配置)するスピーカが減るに従って、その存在しない配置のスピーカに対応したデータが“0”に変化する。
【0052】
図15のBは、スピーカポジションに関するデータを配置した場合の別の例としてあり、サブラベルデータに、スピーカポジションBであることを示すデータが配置してある。この場合には、残りの16ビットの区間を、2ビットずつに区切って、8個のデータSS0,SS1,SS2,SS3,SS4,SS5,SS6,SS7 が配置してある。この8個のデータSS0 〜SS7 は、8個のスピーカの配置に関するデータとしてある。
【0053】
具体的には、例えば図16に示した15チャンネルのスピーカの内の7チャンネルのスピーカS0,1,2,3,4,5,6,7 の存在などを、8個のデータSS0,SS1,SS2,SS3,SS4,SS5,SS6,SS7 で示してある。そして、この例では各チャンネル2ビットのデータとしてあり、データ“00”のとき、該当するチャンネルのデータが存在しないことを示し(即ち該当するチャンネルのスピーカを配置しないことを示す)、データ“01”のとき、該当するチャンネルのデータが元のサンプリング周波数で存在することを示し、データ“10”のとき、該当するチャンネルのデータが元のサンプリング周波数の半分のサンプリング周波数のデータとして存在することを示す。データ“11”のときの状態については、ここでは未定義としてある。
【0054】
図15のCは、記録チャンネルに関するデータを配置した場合の例としてあり、サブラベルデータに、チャンネルであることを示すデータが配置してある。そして、残りの16ビットの区間を、1ビットずつに区切って、16個のデータC0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F が配置してある。この16個のデータC0 〜CF は、16個の記録チャンネルの存在に関するデータとしてある。各チャンネルのデータとして、データ“1”であるとき、該当する記録チャンネルが存在するオーディオデータであることが示され、データ“0”であるとき、該当する記録チャンネルが存在しないオーディオデータであることが示される。
【0055】
図15のDは、マイクロホンポジションに関するデータを配置した場合の例としてあり、サブラベルデータに、マイクロホンポジションであることを示すデータが配置してある。そして、残りの16ビットの区間を、1ビットずつに区切って、16個のデータI0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F が配置してある。この16個のデータI0 〜IF は、例えばステージ上に所定の空間配置とされた最大16個までのマイクロホンが個別に収録した最大16チャンネルのオーディオデータの各チャンネルの存在の有無が示される。各チャンネルのデータとして、データ“1”であるとき、該当するマイクロホンで収録した記録チャンネルが存在するオーディオデータであることが示され、データ“0”であるとき、該当するマイクロホンで収録した記録チャンネルが存在しないオーディオデータであることが示される。
【0056】
図17は、このように構成される補助データを、オーディオデータと共に1つのパケット内に配置した一例を示してある。ここでは、1つのパケットのデータフィールドの先頭部分の32ビット区間に、補助データを配置して、その補助データでスピーカポジション等のマルチチャンネル構成を示してある。そして、残りのデータフィールドに、32ビットを1単位としたオーディオデータ(但し32ビットの内の先頭8ビットはラベルデータ)を、任意の数配置してある。ここでオーディオデータがマルチチャンネルオーディオデータであるとき、予め決められたチャンネル配置で、各チャンネルのオーディオデータを順に配置する。
【0057】
なお、図17の例では、1つのパケットに1つの補助データだけを配置した例としたが、複数の補助データを1つのパケットに配置しても良い。例えば、図15のA又はBに示したスピーカ配置に関する補助データと、図15のCに示した記録チャンネルに関する補助データの2つを、1つのパケットに同時に配置しても良い。また、その他の伝送データに関する補助データを、同時に配置しても良い。例えば、伝送されるオーディオデータの著作権保護に関するデータを、補助データとして同時に伝送するようにしても良い。
【0058】
また、ここまでの説明では、オーディオデータを伝送する場合の補助データの例について説明したが、他のデータを伝送する場合に、補助データを使用することもできる。例えば、オーディオデータに付随するデータとして、静止画像データ又は動画像データなどの画像データを、ディスク再生装置などで記録媒体から再生する場合があり、その画像データをオーディオデータと共にバス9で伝送する際に、補助データでその画像データを表示する際の空間上の配置を示すようにしても良い。
【0059】
図18は、画像データの空間上の配置に関するデータを、補助データで伝送する場合の例を示した図である。この図18に示した各例は、ラベルデータとして、全て補助データ用ラベルの中の特定の1つのデータが使用され、ラベルデータに続いた24ビットの内の先頭の8ビットがさらにサブラベルデータとしてあり、このサブラベルデータで、どのような空間上の配置される表示を行うのかを示すのかのデータとしてある。
【0060】
図18のAは、ディスプレイポジションに関するデータを配置した場合の例の1つとしてあり、サブラベルデータに、ディスプレイポジションAであることを示すデータが配置してある。そして、残りの16ビットの区間を、1ビットずつに区切って、16個のデータD0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F が配置してある。この16個のデータD0 〜DF は、画像データの表示などに関する16種類のデータとしてある。
【0061】
図18のBは、ディスプレイポジションに関するデータを配置した場合の別の例としてあり、サブラベルデータに、ディスプレイポジションBであることを示すデータが配置してある。そして、残りの16ビットの区間を、2ビットずつに区切って、8個のデータDD0,DD1,DD2,DD3,DD4,DD5,DD6,DD7 が配置してある。この8個のデータDD0 〜DD7 は、画像データの表示などに関する8種類のデータとしてあり、それぞれの項目について4値“00”,“01”,“10”,“11”で詳細を示すようにしてある。
【0062】
この4値で示されるディスプレイポジションとしては、例えば図19に示すように、表示画面20の中に、補助データと共に伝送される画像データによる子画面を表示させるとき、左下の子画面表示21と、右下の子画面表示22と、左上の子画面表示23と、右上の子画面表示24の4つの表示形態の中から、何れか1つのポジションを指示するデータとする。
【0063】
或いは、例えば図20に示すように、表示画面30の中に、補助データと共に伝送される画像データによる横長の子画面を表示させるとき、4つに分割した横長の表示位置31,32,33,34の中から、何れか1つのポジションを、補助データで指示するデータとする。
【0064】
図18のCは、ディスプレイポジションに関するデータを配置した場合のさらに別の例としてあり、サブラベルデータに、ディスプレイポジションCであることを示すデータが配置してある。そして、残りの16ビットの区間を、4ビットずつに区切って、4個のデータDDD0,DDD1,DDD2,DDD3 が配置してある。この4個のデータDDD0 〜DDD3 は、画像データの表示などに関する4種類のデータとしてあり、それぞれの項目について3ビットの8値で詳細を示すようにしてある。
【0065】
この例のように、8値で表示ポジションなどを指示することで、より詳細に表示形態の指示が行える。具体的には、例えば図19に示すように、子画面21を表示させる際に、その表示枠25の表示色を指示したり、子画面21の形状(図では四角に表示させてあるが、丸形,楕円形などの指示)などを指示するようにしても良い。
【0066】
また、図18のA,B,Cに示した各データD0 〜DF ,DD0 〜DD7 ,DDD0 〜DDD3 で、1つの画面(子画面)についての、複数の項目の詳細を示すようにしても良い。例えば、図18のCに示すデータDDD0 で、子画面の表示ポジションを示し、データDDD1 でその子画面の表示形状を示し、データDDD2 で子画面の枠の表示色を示し、データDDD3 で子画面全体の表示色調を示すようにしても良い。
【0067】
なお、ここまで説明した画像データの表示形態に関する補助データを伝送する際には、例えば図17に示したオーディオデータを伝送するパケット構成と同様に、データフィールド内の先頭部分に、補助データを配置し、続いて画像データを配置するようにすることが考えられる。また、図15〜図17で説明したオーディオデータとその補助データと同時に、上述した画像データとその補助データを伝送する場合には、各パケット内のデータフィールド内の先頭部分に、オーディオデータの補助データを配置し、続いて画像データの補助データを配置し、続いてオーディオデータと画像データを配置する等、各種データ配置が考えられる。
【0068】
このように補助データを使用して、オーディオデータのスピーカ配置などの空間上の配置などに関するデータなどのように、伝送データの空間上の配置に関する識別データ(サブラベルのデータ)を配置し、その識別データに続いて、伝送データの設定に関するデータを配置して、伝送するようにしたことで、マルチチャンネルオーディオデータなどのデータを伝送する際に、そのチャンネル構成や表示形態などの詳細が受信側で補助データを参照するだけで簡単に判るようになる。
【0069】
なお、上述した実施の形態で、図1,図2に示したIEEE1394方式のバスラインに接続される機器は一例を示したものであり、その他のオーディオ機器やビデオ機器を接続して、その接続された機器間でオーディオデータや画像データを伝送する場合にも適用できるものである。
【0070】
また上述した実施の形態では、オーディオデータを伝送する場合や、そのオーディオデータに付随する画像データを伝送する場合について説明したが、画像データだけを伝送する場合や、その他のストリームデータを伝送する場合にも適用できる。
【0071】
また、バスラインの形式についても、IEEE1394形式のバスライン以外の方式のデータ伝送路を適用しても良いことは勿論である。
【0072】
【発明の効果】
請求項1に記載した伝送方法によると、補助データの第1の区間に配置された識別データで、伝送データの空間上の配置が判ると共に、第2の区間に配置されたデータで、伝送データの設定に関する詳細が判るようになり、伝送データの空間上の配置とその設定に関する詳細がこの補助データを検出するだけで判るようになる。
【0073】
請求項2に記載した伝送方法によると、請求項1に記載した発明において、伝送データは、オーディオデータであり、第1の区間の識別データは、各チャンネルのスピーカ配置に関するデータであることで、種々のスピーカのマルチチャンネルオーディオデータを伝送する際に、そのオーディオデータの設定が受信側で簡単に判るようになる。
【0074】
請求項3に記載した伝送方法によると、請求項1に記載した発明において、伝送データは、オーディオデータであり、第2の区間の設定に関するデータは、用意された各チャンネルのサンプリング周波数に関するデータであることで、複数のサンプリング周波数のデータが混在したマルチチャンネルオーディオデータを伝送する場合に、その伝送データのサンプリング周波数が簡単に判るようになる。
【0075】
請求項4に記載した伝送方法によると、請求項1に記載した発明において、伝送データは、オーディオデータであり、第1の区間の識別データは、記録チャンネルの空間上の配置に関する識別データであり、第2の区間の設定に関するデータは、記録チャンネルの存在の有無をチャンネル毎に示すデータであることで、マルチチャンネルオーディオデータを伝送する場合に、どの記録チャンネルが存在するかが、補助データを参照することで簡単に判るようになる。
【0076】
請求項5に記載した伝送方法によると、請求項1に記載した発明において、伝送データは、画像データであり、第1の区間の識別データは、その画像データを表示する配置位置に関するデータであり、第2の区間の設定に関するデータは、画像データの表示形態を示すデータであることで、伝送される画像データの表示形態が簡単に判るようになる。
【0077】
請求項6に記載した伝送装置によると、補助データの第1の区間のデータで伝送データの空間上の配置が判り、第2の区間のデータで伝送データの設定が判るようになり、この伝送装置から送出されるデータを受信した際には、補助データを参照することで、伝送データの空間上の配置とその設定に関する詳細が簡単に判るようになる。
【0078】
請求項7に記載した伝送装置によると、請求項6に記載した発明において、データ入力手段が得た伝送データは、マルチチャンネルのオーディオデータであり、伝送データ生成手段で生成させる補助データの第1の区間の識別データは、各チャンネルのスピーカ配置に関するデータであることで、種々のスピーカのマルチチャンネルオーディオデータを伝送装置から送出する場合に、そのオーディオデータの設定が受信側で簡単に判るようになる。
【0079】
請求項8に記載した伝送装置によると、請求項6に記載した発明において、データ入力手段が得た伝送データは、マルチチャンネルのオーディオデータであり、伝送データ生成手段で生成させる補助データの第2の区間の設定に関するデータは、用意された各チャンネルのサンプリング周波数に関するデータであることで、複数のサンプリング周波数のデータが混在したマルチチャンネルオーディオデータを伝送装置から送出する場合に、その伝送データのサンプリング周波数が受信側で簡単に判るようになる。
【0080】
請求項9に記載した伝送装置によると、請求項6に記載した発明において、データ入力手段が得た伝送データは、マルチチャンネルのオーディオデータであり、伝送データ生成手段で生成させる補助データの第1の区間の識別データは、記録チャンネルの空間上の配置に関する識別データであり、第2の区間の設定に関するデータは、記録チャンネルの存在の有無をチャンネル毎に示すデータであることで、マルチチャンネルオーディオデータを伝送装置から送出させる場合に、受信側でどの記録チャンネルが存在するかが、補助データを参照することで簡単に判るようになる。
【0081】
請求項10に記載した伝送装置によると、請求項6に記載した発明において、データ入力手段が得た伝送データは、画像データであり、伝送データ生成手段で生成させる補助データの第1の区間の識別データは、画像データを表示する配置位置に関するデータであり、第2の区間の設定に関するデータは、画像データの表示形態を示すデータであることで、伝送装置から送出される画像データの表示形態が受信側で簡単に判るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるシステム全体の構成例(その1)を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるシステム全体の構成例(その2)を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるマイクロホン装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態による電子楽器の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態による調整卓の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるアンプ装置の構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態によるディスク再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施の形態によるディスク記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施の形態による表示装置の構成例を示すブロック図である。
【図10】IEEE1394方式での伝送状態の例を示す説明図である。
【図11】IEEE1394方式のバス上での伝送路の設定例を示す示す説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態による伝送データのパケット構成例を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態による伝送データの構成例を示す説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態によるラベルデータの例を示す説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態による補助データのデータ例(オーディオデータの場合の例)を示す説明図である。
【図16】本発明の一実施の形態によるスピーカ配置例を示す説明図である。
【図17】本発明の一実施の形態によるデータ配置例を示す説明図である。
【図18】本発明の一実施の形態による補助データのデータ例(画像データの場合の例)を示す説明図である。
【図19】本発明の一実施の形態による表示例(その1)を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施の形態による表示例(その2)を示す説明図である。
【符号の説明】
1…マイクロホン装置、2…電子楽器、3…調整卓、4…アンプ装置、5…ディスク再生装置、6…ディスク記録再生装置、7…表示装置、8L,8R,8SL,8SR,8L′,8R′,8SL′,8SR′…スピーカ装置、9…IEEE1394方式のバスライン、20,30…表示画面、21,22,23,24…子画面表示範囲、25…表示枠、26…背景部分、31,32,33,34…分割画面、S0 …フロント左チャンネルスピーカ、S1 …フロント右チャンネルスピーカ、S2 …センターチャンネルスピーカ、S3 …低域専用チャンネルスピーカ、S4 …リア左チャンネルスピーカ、S5 …リア右チャンネルスピーカ、S6 …センター左チャンネルスピーカ、S7 …センター右チャンネルスピーカ、S8 …サラウンドスピーカ、S9 …サイド左チャンネルスピーカ、SA …サイド右チャンネルスピーカ、SB …トップスピーカ、SC …ボトムスピーカ、SD …左フロントエフェクトスピーカ、SE …右フロントエフェクトスピーカ

Claims (6)

  1. 所定の通信路に接続された機器間で、所定のデータ長の区間に、所定ビット数のオーディオデータを配置して伝送すると共に、上記所定ビット数のオーディオデータが伝送される上記所定のデータ長の区間毎に、上記オーディオデータの種類を示す補助データを、そのオーディオデータの先頭に付加して伝送する伝送方法であって、
    上記補助データとして、その補助データに続いた上記所定のデータ長の区間に、上記オーディオデータの種類以外のデータを配置することを示すラベルを設定し、
    上記ラベルを上記補助データに配置したとき、上記補助データに続いた上記所定のデータ長の区間内の一部の区間に、オーディオデータを再生する際の各チャンネルの空間上の配置に関する識別データを配置し、上記所定のデータ長の区間内の残りの区間に、各チャンネルの設定に関するデータを配置して、伝送するようにした
    伝送方法。
  2. 請求項1記載の伝送方法において、
    上記所定のデータ長の区間内の残りの区間に配置する各チャンネルの設定に関するデータは、各チャンネルのスピーカ配置に関するデータである
    伝送方法。
  3. 請求項1記載の伝送方法において、
    上記所定のデータ長の区間内の残りの区間に配置する各チャンネルの設定に関するデータは、各記録チャンネルの存在の有無を示すデータである
    伝送方法。
  4. 伝送するオーディオデータを得るデータ入力手段と、
    上記データ入力手段が得たオーディオデータを、所定ビット数のオーディオデータごとに分割し、その分割された所定ビット数のオーディオデータが伝送される所定のデータ長の区間毎に、オーディオデータの種類を示す補助データをそのオーディオデータの先頭に付加して、所定のフォーマットの伝送データとすると共に、上記補助データとして、その補助データに続いた上記所定のデータ長の区間に、上記オーディオデータの種類以外のデータを配置することを示すラベルを設定し、上記ラベルを上記補助データに配置したとき、上記補助データに続いた上記所定のデータ長の区間内の一部の区間に、オーディオデータを再生する際の各チャンネルの空間上の配置に関する識別データを配置し、上記所定のデータ長の区間内の残りの区間に、各チャンネルの設定に関するデータを配置する伝送データ生成手段と、
    上記伝送データ生成手段が生成させた伝送データを所定の通信路に送出する送出手段とを備えた
    伝送装置。
  5. 請求項記載の伝送装置において、
    上記データ入力手段が得た伝送データは、マルチチャンネルのオーディオデータであり、
    上記伝送データ生成手段で生成させる上記所定のデータ長の区間内の残りの区間に配置する各チャンネルの設定に関するデータは、各チャンネルのスピーカ配置に関するデータである
    伝送装置。
  6. 請求項記載の伝送装置において、
    上記データ入力手段が得た伝送データは、マルチチャンネルのオーディオデータであり、
    上記伝送データ生成手段で生成させる上記所定のデータ長の区間内の残りの区間に配置する各チャンネルの設定に関するデータは、各記録チャンネルの存在の有無をチャンネル毎に示すデータである
    伝送装置。
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