JP2001078290A - 音場再生環境の自動設定装置及びスピーカ装置 - Google Patents

音場再生環境の自動設定装置及びスピーカ装置

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JP2001078290A JP25169799A JP25169799A JP2001078290A JP 2001078290 A JP2001078290 A JP 2001078290A JP 25169799 A JP25169799 A JP 25169799A JP 25169799 A JP25169799 A JP 25169799A JP 2001078290 A JP2001078290 A JP 2001078290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンフィグレーションフィルタの特性を使用す
るスピーカに応じて最適な特性に自動的に設定する。 【解決手段】 デコーダ4でデコードされた複数チャン
ネルの音響信号は、コンフィグレーションフィルタ10
0でフィルタ処理され、フォーマッタ101で伝送形式
に整えられ、ネットワークインターフェース103、伝
送ライン200を介して、複数のスピーカ装置201乃
至205に伝送される。ここで、音響信号伝送前に、各
スピーカ装置のスピーカ情報がネットワークインターフ
ェース103を介して取り込まれ、デフォーマッタ10
4に取り込まれて復号され、スピーカ情報の内容がマイ
クロコンピュータ105にて解析され、スピーカ環境に
応じて最適なコンフィグレーションフィルタ特性が設定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルビデオ
ディスク(DVD)システムやオーディオシステムのよ
うに2チャンネル以上の音響信号を再生する音響システ
ムに有効な音場再生環境の自動設定装置及びこの装置に
適合するスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルオーディオシステムの技
術として特開平10−334650号公報に記載された
技術がある。
【0003】図4には、5.1チャンネル対応型DVD
プレーヤー1における音響再生系統の概略構成を示して
いる。DVDフォーマットの光ディスク2から読み取ら
れたドルビーデジタル(登録商標)信号(5.1チャン
ネル)は、信号処理回路3に入力されて増幅され、ドル
ビーデジタルデコーダ4に入力される。ここでは、ドル
ビー方式に対応したデコード処理が行われ、デコードさ
れた6系統の信号(L;左)(R;右)(C;中央)
(SL;リア左)(SR;リヤ右)(SW;サブウーハ
ー)は、コンフィグレーションフィルタ5に入力され
る。コンフィグレーションフィルタ5の出力は、デジタ
ルアナログ変換器6においてそれぞれアナログ信号に変
換され、増幅器10に供給される。そして増幅器10に
は、理想的には、6個のスピーカ22a,(L;左),
22b(R;右),22c(C;中央),22d(S
L;リア左),22e(SR;リヤ右),22f(S
W;サブウーハー)が接続されている。
【0004】マイクロコンピュータ8は、キー入力部7
やディスクの情報を元に信号処理回路3、ドルビーデジ
タルデコーダ4、コンフィグレーションフィルタ5の動
作を制御する。
【0005】ここでドルビーデジタルとは、ドルビーサ
ラウンドシステムのデジタルアプリケーションであり、
DVDなどのデジタルディスクに基本の5チャンネル
L,R,C,SL,SR分のデータを記録したものであ
る。ディスクによっては上記の基本の5チャンネル以外
にLFEという低域成分をもつSW(サブウーハー)用
チャンネル分のデータを有している場合もあるが、この
成分は1チャンネル分ほどのデータ量はないので0.1
チャンネルとして、これを含むものをドルビーデジタル
(5.1チャンネル)と呼ぶ。
【0006】LFEの加算は、コンフィグレーションフ
ィルタ5という回路で行う、そして加算を行った結果、
コンフィグレーションフィルタ5は、L,R,C,S
L,SR,SWの6チャンネルを出力する。なおLFE
が無い場合には、SWを除いた5チャンネル出力とな
る。
【0007】次にコンフィグレーションフィルタ5につ
いて説明する。
【0008】コンフィグレーションフィルタとは、レシ
ーバに接続されるSW(サブウーハー)スピーカの有無
やL、Rスピーカーの口径の大小などの個人個人のシス
テム構成に合せて低域の音を各スピーカに振り分けるフ
ィルタのことである。
【0009】即ち、SWスピーカのある場合、若しくは
無い場合、L、Rスピーカの口径が大きくて低域も再生
可能な場合、若しくは口径が小さくて低域再生が不十分
な場合などに、各スピーカへの低域成分の配分を適宜変
更することができるフィルタである。
【0010】図5乃至図8に6種類のコンフィグレーシ
ョンフィルタの構成例を示す。図5は、タイプA(L,
Rスピーカ口径が小に適する),図6はタイプB(L,
Rスピーカ口径が大、LS,LR,Cスピーカ口径が小
に適する)である。図7はサブウーハーの有無でタイプ
C−1とタイプC−2になる。図8はL,Rスピーカの
口径が小さいか否かにより、スイッチ67の選択状態が
代わり、タイプD−2,またはタイプD−1になる。ま
た6チャンネルの入力をそのまま出力するタイプとして
タイプEがある。
【0011】図5のコンフィグレーションフィルタは、
L,C,R,LS,LR入力の各々の中高域成分を通過
させてL,C,R,LS,LR出力とするハイパスフィ
ルタ31,32,33,34,35を有する。またL,
C,R,LS,LR入力と、LEF入力とは、加算器3
6に入力される。この加算器36では、L,C,R,L
S,LR入力を0デシベル、LEF入力を+10デシベ
ルで加算する。そして加算器36の出力は、ローパスフ
ィルタ37を介してサブウーハー(SW)出力として導
出される。
【0012】図6のコンフィグレーションフィルタは、
L入力が供給される加算器41、C入力が供給されるハ
イパスフィルタ43、R入力が供給される加算器42、
LS入力が供給されるハイパスフィルタ44、RS入力
が供給されるハイパスフィルタ45、LEF入力、C入
力、RS入力、LS入力が供給される加算器47により
構成される。加算器47は、C,LS,RS入力を0d
B、LEFを−10dBで加算する。この加算器47の
出力は、ローパスフィルタ46を介して、さらにアッテ
ネータ48で4.5dB減衰されて、加算器41、42
に入力される。
【0013】図7のコンフィグレーションフィルタは、
L入力が供給される加算器51、C入力が供給されるハ
イパスフィルタ52及びローパスフィルタ53、R入力
が供給される加算器53、LFE入力が供給されるスイ
ッチ55、LS入力が供給される加算器57、RS入力
が供給される加算器58を有する。
【0014】ローパスフィルタ53の出力は、アッテネ
ータ54で4.5dB減衰されて、加算器51及び53
に与えられる。また、加算器53、51にはスイッチ5
5の一方の選択出力が供給されている。加算器51の出
力は、L出力として導出され、加算器53の出力は、R
出力として導出される。また先のハイパスフィルタ52
の出力は、C出力として導出される。
【0015】スイッチ55の他方の選択出力は、増幅器
56で増幅されてSW出力として導出される。LS入力
とRS入力とは、それぞれ加算器57,58に入力され
ており、ここでスイッチ55で選択された一方の出力と
加算される。加算器57、58の出力は、LS出力、R
S出力として導出される。
【0016】図8のコンフィグレーションフィルタは、
L入力が加算器61に入力され、C入力がハイパスフィ
ルタ62を介して導出され、R入力が加算器63に入力
されている。またLS入力はハイパスフィルタ64介し
て導出され、RS入力はハイパスフィルタ65を介して
導出される。C入力、RS,LS入力は、加算器66に
入力されて加算され、その加算出力は、−4.5dBに
減衰されたのちローパスフィルタ68を介してスイッチ
69に入力される。このスイッチ69の一方の選択出力
は、加算器61、63に入力され、他方の選択出力は、
−10.5dBの減衰器を介して加算器72に入力され
ている。この加算器72には、LFE入力が−5.0d
Bの減衰器71を介して供給されている。この加算器7
2の出力は、SW出力として導出されている。
【0017】上記したようにコンフィグレーションフィ
ルタとしては、種々のタイプがあり、スピーカシステム
の設定状態、スピーカの特性に応じて適合するタイプが
ある。
【0018】図6に戻って説明する。コンフィグレーシ
ョンフィルタ5は、具体的には上記6種類のうちから、
SWが無い場合は、タイプB,タイプC−1(グループ
A),またはD−1(再生機器がDVDの場合)のいず
れかが選択される。またSWがある場合には、タイプ
A,タイプC−2(グループA)またはタイプD−2
(再生機器がDVDの場合)のいずれかが選択される。
ここでグループAとあるが、グループとはいわゆるデジ
タルオーディオシステムのランク分けであり、Aグルー
プが高性能、Bグループが普及品、Cグループが車載用
やポータブルを意味する。またDVDとはDVD用コン
フィグレーションフィルタである。
【0019】上記の6種類のコンフィグレーションフィ
ルタとスピーカの好ましい対応関係を示すと、図9に示
すようになる。その他にタイプEがあり、この場合は、
チャンネルL,R,C,LS,RSがフル帯域の場合に
選択される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、コン
フィグレーションフィルタには、使用するスピーカシス
テム(スピーカの個数、サイズ、特性など)によって、
適切なタイプがある。従来はこのコンフィグレーション
フィルタのタイプを、ユーザが状況に応じて選択して設
定している。
【0021】しかしながら、この設定においては、ユー
ザはスピーカの個数、サイズ、特性に応じて複雑な設定
を行う必要があり、不慣れなユーザにとっては煩雑であ
り、また面倒である。このような要因は、多チャンネル
のスピーカシステムを普及させる妨げとなる。
【0022】そこでこの発明は、コンフィグレーション
フィルタの特性を使用するスピーカに応じて最適な特性
に自動的に設定することができる、音場再生環境の自動
設定装置とそのスピーカ装置を提供することを目的とす
るものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明の音場再生環境
の自動設定装置は、複数チャンネルの音響信号をデコー
ドするデコーダと、前記デコーダの出力が供給されるコ
ンフィグレーションフィルタと、前記コンフィグレーシ
ョンフィルタの出力を所定のフォーマットでネットワー
クに出力するネットワークインターフェースと、前記ネ
ットワークにされたm個のスピーカから送られてきた少
なくとも個々のスピーカの配置情報と、前記m個のスピ
ーカの各配置情報に基づいて、前記複数チャンネルの音
響信号が前記スピーカに適合するように、前記コンフィ
グレーションフィルタの特性を自動設定する手段とを備
えるものである。
【0024】上記の手段により一般ユーザは、複数のス
ピーカの状況をみて自らがコンフィグレーションフィル
タの特性を設定する必要は無くなる。また、スピーカの
増設や削減があった場合にも容易に複数チャンネルの音
響信号をスピーカ環境に適合するようにフィルタリング
することが可能となる。
【0025】またこの発明のスピーカ装置は、ネットワ
ーク用のインターフェースと、前記インターフェースを
介して取り込まれたデータのアナログ変換部と、このア
ナログ変換部の出力を音響変換するスピーカ部と、周波
数応答特性、最低共振周波数、スピーカユニット個数、
スピーカユニットサイズ、配置位置情報等の少なくとも
1つを含む特性データ部と、前記特性データ部のデータ
を前記インターフェースを介してネットワークに送出す
る手段とを備えるものである。
【0026】上記の手段により音場環境を自動設定しよ
うとする場合に自己の特性情報をセンターの制御部へ伝
送することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0028】図1はこの発明の一実施の形態である。
5.1チャンネル対応型DVDプレーヤーにおける音響
再生系統に適用した例であり、その概略構成を示してい
る。DVDフォーマットの光ディスク2から読み取られ
たドルビーデジタル(登録商標)信号(5.1チャンネ
ル)は、信号処理回路3に入力されて増幅され、ドルビ
ーデジタルデコーダ4に入力される。ここでは、ドルビ
ー方式に対応したデコード処理が行われ、デコードされ
た6系統の信号(L;左)(R;右)(C;中央)(S
L;リア左)(SR;リヤ右)(SW;サブウーハー)
は、コンフィグレーションフィルタ100に入力され
る。コンフィグレーションフィルタ100の出力は、フ
ォーマッタ101に入力されて、伝送系のフォーマット
に整えられる。このフォーマッタ101から出力された
データストリームは、ネットワークインターフェース1
03に入力されて、伝送ライン200に出力される。
【0029】伝送ライン200にはスピーカシステムが
接続されている。このスピーカシステムは、例えば、6
個のスピーカ装置201(L;左),202(R;
右),203(C;中央),204(SL;リア左),
205(SR;リヤ右),206(SW;サブウーハ
ー)から成る。
【0030】本発明のスピーカ装置の構成は、例えば図
2に示すように構成されているが、これに付いては後述
する。このスピーカ装置からは、自己の所有するデータ
(スピーカ情報)を伝送ラインを介して返送することが
できる。図1に戻って、スピーカ情報は、ネットワーク
インターフェース103を介して、取り込まれデフォー
マッタ104で復号され、マイクロコンピュータ105
に取り込まれる。マイクロコンピュータ105は、スピ
ーカ情報を解析して、コンフィグレーションフィルタ1
00の特性を現状に最適な特性に設定する。
【0031】また、マイクロコンピュータ105は、キ
ー入力部106やディスク2の情報を元に信号処理回路
3、ドルビーデジタルデコーダ4の動作を制御する。
【0032】図2において、1つのスピーカ装置201
を代表して説明する。
【0033】伝送ライン200は、ネットワークインタ
ーフェース211に接続されている。ネットワークイン
ターフェース211は、自己のスピーカ装置へ伝送され
てきたデータを分離導出してデジタルアナログ変換器2
12に与える。そしてここで変換された信号は、音声出
力として増幅器213で増幅されスピーカSP1,SP
2に供給される。ネットワークインターフェース211
には、特性データ部214、キー入力部215が接続さ
れている。
【0034】特性データ部214には、スピーカの特性
データが格納されている。特性データとしては、周波数
応答特性(全増幅器部とスピーカユニットの総合特
性)、または最低共振周波数、スピーカユニット個数と
個々のスピーカのユニットサイズ等がある。またキー入
力部215からは、配置情報(L,C,R,LS,L
R)が与えられる。キー入力部215からは、スピーカ
装置のグレードアップ、例えばスピーカユニットの増
設、増幅器の変更などがあったときに、その情報を入力
できるようにしてもよい。これらのスピーカ情報は、例
えば伝送ラインを介して、接続機器からの要求があった
とき、あるいは、スピーカ装置をネットワークに接続し
たときに、ネットワークインターフェース211を介し
て伝送ライン200に送出される。情報の伝送は、パケ
ット伝送などのフォーマットで適宜実施可能であり、所
定の規格を採用してもよい。
【0035】上記したスピーカ情報は、各スピーカ装置
から伝送ライン200を介して図1の端末装置のネット
ワークインターフェース103に取り込まれる。ネット
ワークインターフェース103からのスピーカ情報は、
デフォーマッタ104で復号される。この情報に基づい
てマイクロコンピュータ105は、現在のスピーカ環境
を判断し、その環境に最適なコンフィグレーションフィ
ルタ100のフィルタタイプを決定する。
【0036】図3は、そのスピーカ情報の解析動作を説
明するためのフローチャートである。
【0037】ステップS1でサブウーハー(SW)スピ
ーカがあるかどうかの判定を行う。次に、SWスピーカ
がある場合には、ステップS2において左(L),右
(R)のスピーカは大きいかどうかの判定を行う。SW
スピーカが無い場合には、ステップS3においてリア左
(LS),右(RS)のスピーカは大きいかどうかの判
定を行う。
【0038】スピーカの大きさの判定は、例えば次のよ
うな手法がある。周波数応答特性の低域側の−3dBの
ポイントの周波数値と規定値とを比較し、スピーカ装置
の値が規定値を下回るようであれば、そのスピーカは低
域まで再生可能な大きなスピーカと判定する。それ以外
の場合は、小さいスピーカと判定して終了する。
【0039】また周波数応答特性の高域側の−6dBの
ポイントの周波数値と規定値とを比較し、スピーカ装置
の値が規定値より下回るようであれば、そのスピーカは
SWと判定する。それ以外の場合は、各チャンネルのス
ピーカであると判定する。周波数応答特性からスピーカ
サイズを判断する場合に、ファジー理論を用いて判断す
るようにして汎用性を持たせてもよい。
【0040】また周波数応答特性の代わりに最低共振周
波数(f0)またはスピーカユニットの個数と各サイズ
の情報を利用してもよい。
【0041】図3に戻って説明する。ステップS2にお
いてL,Rのスピーカが大きいと判定された場合は、コ
ンフィグレーションフィルタ100はタイプAに設定さ
れる(ステップS7)。ステップS2においてL,Rの
スピーカが小さい判定された場合は、再生機器がDVD
であるかどうかの判定が行われる(ステップS4)。再
生機器がDVDである場合には、コンフィグレーション
フィルタ100はタイプD−2に設定される(ステップ
S5)。再生機器がDVDでない場合には、コンフィグ
レーションフィルタ100はタイプC−2に設定される
(ステップS6)。
【0042】ステップS3においてLS,RSのスピー
カが小さいと判定された場合は、コンフィグレーション
フィルタ100はタイプBに設定される(ステップS1
1)。ステップS3においてLS,RSのスピーカが大
きい判定された場合は、再生機器がDVDであるかどう
かの判定が行われる(ステップS8)。再生機器がDV
Dである場合には、コンフィグレーションフィルタ10
0はタイプD−1に設定される(ステップS9)。再生
機器がDVDでない場合には、コンフィグレーションフ
ィルタ100はタイプC−1に設定される(ステップS
10)。
【0043】上記したように、この発明によると、多チ
ャンネルのスピーカシステムであっても、コンフィグレ
ーションフィルタ100の特性を自動的に設定すること
ができる。
【0044】上記のシステムでは、DVDプレーヤ内の
コンフィグレーションフィルタの特性を設定する例を説
明したが、信号ソースとなる機器は、DVDプレーヤに
限定されるものではない。本発明の考え方は各種の機器
に適用できるものである。また伝送ラインとしては、同
軸ケーブル、光ケーブル、無線であってもよい。またネ
ットワークは直列型、スター型の各種の形態等が選択さ
れる。また伝送形式に応じて、インターフェースの送信
及び受信形態は適切なものに選定される。また、スピー
カ情報の取り直しは、例えばキー入力部106からスピ
ーカ情報のリセットと再取り込みコマンドを伝送するよ
うにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】上記したようにこの発明によれば、コン
フィグレーションフィルタの特性を使用するスピーカに
応じて最適な特性に自動的に設定することができる音場
再生環境の自動設定装置と、そのスピーカ装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す図。
【図2】この発明の一実施の形態におけるスピーカ装置
の構成説明図。
【図3】この発明の装置の動作を説明するために示した
フローチャート。
【図4】DVDプレーヤにおけるスピーカシステムの説
明図。
【図5】コンフィグレーションフィルタのタイプAを示
す図。
【図6】コンフィグレーションフィルタのタイプBを示
す図。
【図7】コンフィグレーションフィルタのタイプC1,
C2を示す図。
【図8】コンフィグレーションフィルタのタイプD1,
D2を示す図。
【図9】コンフィグレーションフィルタのタイプとそれ
に対応するスピーカシステムの例を示す図。
【符号の説明】
100…コンフィグレーションフィルタ、101…フォ
ーマッタ、103…ネットワークインターフェース、1
04…デフォーマッタ、105…マイクロコンピュー
タ、106…キー入力部、200…伝送ライン、201
〜205…スピーカ装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルの音響信号をデコードす
    るデコーダと、 前記デコーダの出力が供給されるコンフィグレーション
    フィルタと、 前記コンフィグレーションフィルタの出力を所定のフォ
    ーマットでネットワークに出力するネットワークインタ
    ーフェースと、 前記ネットワークにされたm個のスピーカから送られて
    きた少なくとも個々のスピーカの少なくとも配置情報を
    含むスピーカ情報と、 前記m個のスピーカの各スピーカ情報に基づいて、前記
    複数チャンネルの音響信号が前記スピーカに適合するよ
    うに、前記コンフィグレーションフィルタの特性を自動
    設定する手段とを具備したことを特徴とする音場再生環
    境の自動設定装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークは直列型のネットワー
    クであることを特徴とする請求項1記載の音場再生環境
    の自動設定装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークはスター型のネットワ
    ークであることを特徴とする請求項1記載の音場再生環
    境の自動設定装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークは、スター型と直列型
    の複合型のネットワークであることを特徴とする音場再
    生環境の自動設定装置。
  5. 【請求項5】 ネットワーク用のインターフェースと、 前記インターフェースを介して取り込まれたデータのア
    ナログ変換部と、 このアナログ変換部の出力を音響変換するスピーカ部
    と、 周波数応答特性、最低共振周波数、スピーカユニット個
    数、スピーカユニットサイズ、配置位置情報等の少なく
    とも1つを含む特性データ部と、 前記特性データ部のデータを前記インターフェースを介
    してネットワークに送出する手段とを具備したことを特
    徴とするスピーカ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029507A1 (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. マルチチャンネルオーディオ信号の補正装置
JP2011182105A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Pioneer Electronic Corp クロスオーバー周波数判定装置及び音場制御装置
US8594350B2 (en) 2003-01-17 2013-11-26 Yamaha Corporation Set-up method for array-type sound system

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