JP3491417B2 - オーディオ機器 - Google Patents

オーディオ機器

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JP3491417B2
JP3491417B2 JP30527695A JP30527695A JP3491417B2 JP 3491417 B2 JP3491417 B2 JP 3491417B2 JP 30527695 A JP30527695 A JP 30527695A JP 30527695 A JP30527695 A JP 30527695A JP 3491417 B2 JP3491417 B2 JP 3491417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ機器に関
し、特にエンコードがなされた複数の入力エンコードデ
ジタル信号をデコードし、対応する音場再生モードに基
づく信号処理を行なうオーディオ機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映画等の映像信号を記録したビデ
オディスク等を家庭で再生する場合、映像と同時に記録
再生される音声信号として、あたかも映画館で映画を見
ているかのような再生環境を発生させるべく信号処理し
た音声信号が用いられるサラウンドシステムがある。こ
のようなサラウンドシステムにおいては、色々なサラウ
ンドモードがあるが、そのうちの1つであるドルビーA
C−3(商標)でエンコードされたデジタル信号と、他
のサラウンドモード、例えばドルビープロロジック(P
RO LOGIC)でエンコードされたPCMデジタル
音声信号の間の切り換えを自動的に行なうことは、AC
−3がドルビーサラウンドでエンコードされている信号
か否かを判別することにより自動的に切り換えることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近のサラウ
ンドシステムでは、ユーザーがスピーカのセットアップ
状態や再生モードをいろいろな組み合わせに選択し、そ
の選択状況に応じて再生音声信号に適切な信号処理を行
なって各スピーカに供給できるサラウンドアンプ等のオ
ーディオ機器を備えているものがあり、上記のような一
部のサラウンドモードの自動切り換えは可能であった
が、ビデオディスク等からの再生される種々の形式の音
声信号に対応するすべての再生モードを自動切り換えで
きるようには構成されていなかった。
【0004】本発明の目的は、複雑になりつつあるサラ
ウンド(再生モード)の設定をすべて自動で行なうこと
ができる使い易いオーディオ機器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るオーディオ
機器は、複数のエンコードデジタル信号が入力され、前
記複数のエンコードデジタル信号をデコードして対応す
る複数のデコードデジタル音声信号を出力するデコード
手段と、前記複数のデコードデジタル音声信号の各々
に、対応する音場再生モードに基づく信号処理を行なう
信号処理手段と、前記複数のエンコードデジタル信号中
に特定のエンコードデジタル信号が存在する場合は、前
記信号処理手段に前記特定のエンコードデジタル信号に
対応する音場再生モードに基づく信号処理を優先的に実
行させ、存在しない場合は、他の音場再生モードに基づ
く信号処理を実行させるように自動的に制御する制御手
段とからなるものである。
【0006】また、本発明に係るオーディオ機器は、さ
らに、前記信号処理手段による信号処理後の音声信号が
供給される少なくとも1つのスピーカのセットアップ状
態を指定する第1の指定手段を含み、前記制御手段は、
前記複数のエンコードデジタル信号中に特定のデコード
デジタル音声信号が存在する場合は、前記信号処理手段
に前記特定のエンコードデジタル信号に対応する音場再
生モードに基づく信号処理を優先的に実行させ、存在し
ない場合は、前記第1の指定手段からの指定信号に対応
する他の音場再生モードに基づく信号処理を実行させる
ように自動的に制御するものである。
【0007】また、本発明に係るオーディオ機器は、さ
らに、複数の音場再生モードのうちの1つを指定する第
2の指定手段を含み、制御手段は、前記複数のエンコー
ドデジタル信号中に特定のデコードデジタル音声信号が
存在する場合は、信号処理手段に前記特定のエンコード
デジタル信号に対応する音場再生モードと前記第2の指
定手段で指定された音場再生モードとに基づく信号処理
を実行させ、存在しない場合は、前記第2の指定手段で
指定された音場再生モードに基づく信号処理を実行させ
るように制御するものである。
【0008】また、本発明に係るオーディオ機器は、A
C−3エンコードデジタル信号で変調された高周波信号
が入力され、該高周波信号を復調して前記AC−3エン
コードデジタル信号を得るデモジュレータと、前記デモ
ジュレータからの復調出力と、複数のエンコードデジタ
ル信号とが入力され、いずれか一方を選択的に出力する
デジタル・インターフェース・レシーバーと、前記デジ
タル・インターフェース・レシーバからのデジタル出力
信号を入力し、対応する再生モードに基づくデコード、
信号処理をして出力するデジタル信号処理装置と、前記
デジタル信号処理装置からのデジタル出力信号をデジタ
ル/アナログ変換してアナログ音声信号を出力するデジ
タル/アナログコンバータと、前記デジタル信号処理装
置に入力される複数のエンコードデジタル信号中に前記
AC−3エンコードデジタル信号が存在する場合は、前
記デジタル信号処理装置に前記AC−3エンコードデジ
タル信号に対応する再生モードで信号処理を優先的に実
行させ、存在しない場合は、他の再生モードで信号処理
を実行させるように自動的に制御するマイクロコンピュ
ータとからなるものである。
【0009】また、本発明に係るオーディオ機器は、さ
らに、前記デジタル/アナログコンバータからのアナロ
グ音声信号が供給される少なくとも1つのスピーカのセ
ットアップ状態を指定するスピーカセットアップ指定手
段を含み、前記マイクロコンピュータは、前記デジタル
信号処理装置に入力される複数のエンコードデジタル信
号中に前記AC−3エンコードデジタル信号が存在する
場合は、前記デジタル信号処理装置に前記AC−3エン
コードデジタル信号に対応する再生モードで信号処理を
優先的に実行させ、存在しない場合は、前記スピーカセ
ットアップ指定手段からの指定信号に対応する他の再生
モードで信号処理を実行させるように自動的に制御する
ものである。
【0010】また、本発明に係るオーディオ機器は、さ
らに、再生モードを指定する再生モード指定手段を含
み、マイクロコンピュータは、デジタル信号処理装置に
入力される複数のエンコードデジタル信号中にAC−3
エンコードデジタル信号が存在する場合は、前記デジタ
ル信号処理装置に前記AC−3エンコードデジタル信号
に対応する再生モードと前記再生モード指定手段で指定
された再生モードとに基づく信号処理を実行させ、存在
しない場合は、前記再生モード指定手段で指定された再
生モードに基づく信号処理を実行させるように制御する
ものである。
【0011】また、本発明に係るオーディオ機器は、さ
らに、アナログ音声信号が入力され、該アナログ音声信
号をアナログ/デジタル変換して得たデジタル信号を前
記デジタル信号処理装置に供給するアナログ/デジタル
コンバータを含み、前記デジタル信号処理装置は、AC
−3エンコードデジタル信号及び複数のエンコードデジ
タル信号がない場合は、前記アナログ/デジタルコンバ
ータのデジタル信号に信号処理を行なうものである。
【0012】
【作用】再生装置からデジタル信号処理装置に入力され
る、AC−3信号、PCMデジタル信号、アナログ信号
が前記の順番に優先的に信号処理される。再生モードを
オートに指定すると、AC−3信号があればAC−3信
号に対応する再生モードの信号処理を実行し、AC−3
信号が存在しないときは、PCMデジタル信号を信号処
理し、AC−3信号及びPCMデジタル信号が存在しな
いときは、アナログ印号を信号処理して、スピーカセッ
トアップ指定キーで指定されたスピーカのセットアップ
状態が最大限生かせるサラウンドを自動的に設定するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るオーディオ機
器の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1は本
発明に係るオーディオ機器の一実施例のブロック図であ
り、1はデモジュレータ、2はデジタル・インターフェ
ース・レシーバー、3はアナログ/デジタル(A/D)
コンバータ、4はデジタル信号処理装置、5はデジタル
/アナログ(D/A)コンバータ、6はマイクロコンピ
ュータ(以下マイコンという)、7はキー入力装置であ
る。
【0014】デモジュレータ1は、ビデオディスクプレ
ーヤ等の再生装置から出力されるドルビーAC−3でエ
ンコードされたデジタル信号で変調された高周波信号を
復調してAC−3エンコードデジタル信号を得るもので
ある。デジタル・インターフェース・レシーバー2は、
(a)デモジュレータ1からの復調されたAC−3エン
コードデジタル信号と、再生装置から(b)OPTIC
AL(光)形式または(c)COAXTIAL(同軸ケ
ーブル)形式で出力される、AC−3エンコードデジタ
ル信号または他のPCMデジタル音声信号とが入力さ
れ、いずれか1つの信号を(a)、(b)、(c)の優
先順位で出力するものである。A/Dコンバータ3は、
再生装置から出力されるアナログ音声信号をアナログ/
デジタル変換するものである。
【0015】デジタル信号処理装置4は、デジタル・イ
ンターフェース・レシーバー2からのデジタル出力信号
及びA/Dコンバータ3のデジタル出力信号が入力さ
れ、これらの信号に対して、ドルビーAC−3、ドルビ
ープロロジック、PCMスルー等の各再生モードに対応
するデコード及び信号処理を行なうものである。また、
デジタル・インターフェース・レシーバ2の出力信号ま
たはA/Dコンバータ3の出力信号を選択している。D
/Aコンバータ5は、デジタル信号処理装置4からのデ
ジタル出力信号をデジタル/アナログ変換してアナログ
音声信号をスピーカ(図示しない)に出力するものであ
る。キー入力装置7は、1チャンネル(モノラル)再
生、2チャンネル再生、3ステレオ再生、プロロジック
再生、AC−3再生、オート等の各再生モードを指定す
る再生モード指定キー8と、モノラル、ステレオ、3ス
テレオ、サラウンド等のスピーカのセットアップ状態を
指定するスピーカセットアップ指定キー9を含んでい
る。(たとえば、L、Rチャンネルは常にあるものとし
てセンター、サラウンドレフト、サラウンドライト、ス
ーパーウーファの有無を選ぶ。)
【0016】上記の構成において、まずスピーカのセッ
トアップ状態や再生モードをスピーカセットアップ指定
キー9及び再生モード指定キー8を用いて入力する。次
に、マイコン6は、再生モード指定キー8でオート以外
の再生モードが指定された場合は、指定された再生モー
ドに従った処理をするようにデジタル信号処理装置4を
制御するが、このときに、デジタル信号処理装置4に入
力されるデジタル信号中に、AC−3信号があるか、も
しくは、そのAC−3信号が指定された再生モードの条
件に合う信号なのかの判定を行なう。判定結果がイエス
ならば、デジタル信号処理装置4はAC−3信号に対応
する再生モードの信号処理を実行し、ノーならば、PC
Mデジタル信号に対応する再生モードの信号処理を実行
する。また、AC−3信号及びPCMデジタル信号がと
もにない場合は、アナログ信号に対応する再生モードの
信号処理を実行する。また、再生モード指定キー8で再
生モードのオートが選択されている場合は、デジタル信
号処理装置4に入力されるデジタル信号中に、AC−3
信号があるかの判定を行なう。判定結果がイエスなら
ば、デジタル信号処理装置4はAC−3信号に対応する
再生モードの信号処理を実行し、ノーならば、入力され
るPCMデジタル信号(A/Dコンバータ3の出力を含
む)を、スピーカセットアップ指定キー9で指定された
スピーカのセットアップ状態が最大限生かせるサラウン
ドをマイコン6が自動的に設定する。
【0017】上記の動作を図2に示すフローチャートを
用いて詳細に説明する。まず、スピーカのセットアップ
状態をユーザーがスピーカセットアップ指定キー9を用
いて入力する(S1)。次に、ユーザーが希望する再生
モードを再生モード指定キー8を用いて入力する(S
2)。次に、マイコン6は、1チャンネル(モノラル)
再生モードが指定されたか否かを判定し(S4)、イエ
スならばステップS5に進む。続いてデジタル信号処理
装置4の入力にAC−3信号があるか否かを判定し(S
5)、イエスならば、AC−3 1チャンネル(モノラ
ル)再生モードに決定し(S6)、デジタル信号処理装
置4はAC−3信号をデコード、信号処理してAC−3
1チャンネルデジタル信号をD/Aコンバータ5に出
力し、ノーならば、PCM 1チャンネル(モノラル)
再生モードに決定し(S7)、デジタル信号処理装置4
はPCMデジタル信号を信号処理してPCM 1チャン
ネルデジタル信号をD/Aコンバータ5に出力する。
【0018】ステップS4でノーならば、次に、マイコ
ン6は、2チャンネル再生モードが指定されたか否かを
判定し(S8)、イエスならばステップS9に進む。続
いてデジタル信号処理装置4の入力にAC−3信号があ
るか否かを判定し(S9)、イエスならば、AC−3
2チャンネル再生モードに決定し(S10)、デジタル
信号処理装置4はAC−3信号をデコード、信号処理し
てAC−3 2チャンネルデジタル信号をD/Aコンバ
ータ5に出力し、ノーならば、PCM 2チャンネル再
生モードに決定し(S11)、デジタル信号処理装置4
はPCMデジタル信号を信号処理してPCM 2チャン
ネルデジタル信号をD/Aコンバータ5に出力する。
【0019】ステップS8でノーならば、次に、マイコ
ン6は、3ステレオ再生モードが指定されたか否かを判
定し(S12)、イエスならばステップS13に進む。
続いてデジタル信号処理装置4の入力にAC−3信号が
2チャンネルでエンコードされているか否かを判定し
(S13)、イエスならば、AC−3 3ステレオ再生
モードに決定し(S14)、デジタル信号処理装置4は
AC−3信号をデコード、信号処理してAC−3 3ス
テレオデジタル信号をD/Aコンバータ5に出力し、ノ
ーならば、PCM 3ステレオ再生モードに決定し(S
15)、デジタル信号処理装置4はPCMデジタル信号
を信号処理してPCM 3ステレオデジタル信号をD/
Aコンバータ5に出力する。
【0020】ステップS12でノーならば、次に、マイ
コン6は、プロロジック再生モードが指定されたか否か
を判定し(S16)、イエスならばステップS17に進
む。続いてデジタル信号処理装置4の入力にAC−3信
号が2チャンネルでエンコードされているか否かを判定
し(S17)、イエスならば、AC−3 プロロジック
再生モードに決定し(S18)、デジタル信号処理装置
4はAC−3信号をデコード、信号処理してAC−3
プロロジック サラウンド デジタル信号をD/Aコン
バータ5に出力し、ノーならば、PCM プロロジック
再生モードに決定し(S19)、デジタル信号処理装置
4はPCMデジタル信号を信号処理してPCM プロロ
ジック サラウンド デジタル信号をD/Aコンバータ
5に出力する。
【0021】ステップS16でノーならば、次に、マイ
コン6は、AC−3再生モードが指定されたか否かを判
定し(S20)、イエスならば、AC−3再生モードに
決定し(S21)、デジタル信号処理装置4はAC−3
信号をデコード、信号処理してAC−3サラウンド デ
ジタル信号をD/Aコンバータ5に出力する。ステップ
S20でノーならば、次に、マイコン6は、オート再生
モードが指定されたか否かを判定し(S22)、イエス
ならばステップS23に進む。続いてデジタル信号処理
装置4の入力にAC−3信号があるか否かを判定し(S
23)、イエスならば、AC−3再生モードに決定し
(S24)、デジタル信号処理装置4はAC−3信号を
デコード、信号処理してAC−3サラウンド デジタル
信号をD/Aコンバータ5に出力する。
【0022】ステップS23でノーならば、マイコン6
は、スピーカのセットアップ状態をスピーカセットアッ
プ指定キー9からの指定信号で確認し、指定されたモノ
ラル、ステレオ、3ステレオ、サラウンド等のスピーカ
のセットアップ状態に応じて、デジタル信号処理装置4
はPCMデジタル信号を信号処理して、それぞれ対応す
る、PCM 1チャンネルデジタル信号、PCM 2チ
ャンネルデジタル信号、PCM 3ステレオデジタル信
号、PCM プロロジック サラウンド デジタル信号
を自動的に切り換えてD/Aコンバータ5に出力する。
【0023】以上説明したように、再生モード指定キー
でオート再生モードを指定すると、AC−3信号が存在
するときはAC−3信号に対応する再生モードの信号処
理を実行し、AC−3信号が存在しないときは、PCM
デジタル信号を信号処理して、スピーカセットアップ指
定キー9で指定されたスピーカのセットアップ状態が最
大限生かせるサラウンドを自動的に設定することができ
る。また、再生モード指定キーでオート再生モード以外
の再生モードを指定すると、再生モードをマニュアル的
に指定したことになり、AC−3信号が存在するときは
AC−3信号を用いて指定された再生モードの信号処理
を実行し、AC−3信号が存在しないときは、PCMデ
ジタル信号を用いて、指定された再生モードの信号処理
をすることができる。なお、デジタル信号処理装置4
に、AC−3信号及びPCMデジタル信号が入力されて
おらず、アナログ信号だけがA/Dコンバータ3を介し
て入力されている場合には、デジタル信号処理装置4は
A/Dコンバータ3からのデジタル信号を用いて信号処
理し、D/Aコンバータ5に出力する。
【0024】従って、AC−3信号とPCMデジタル信
号の信号の切換えを全ての再生モード(サラウンドモー
ド)に対して自動的で行なうことができ、また、ドルビ
ーサラウンドでエンコードされていないAC−3信号に
対しても、ユーザーがプロロジックや3ステレオの再生
モードで聞きたいと思ったら、AC−3の信号に対して
プロロジックや3ステレオの効果を強制的にかけること
ができ、AC−3の信号がなくなったら自動的でPCM
デジタル信号に切換えてそれらの効果を実現することが
できる。
【0025】
【実施例】本発明の上記実施例において、デジタル信号
処理装置の性能上、AC−3の信号を強制的にドルビー
プロロジックやドルビー3ステレオにするのにはAC−
3が2チャンネルでエンコードされているという制限が
ある場合について説明したが、これに限らず、例えばよ
り性能の良いデジタル信号処理装置を用いるか、あるい
は図3に示すように、デジタル信号処理装置を2個使用
することで、2チャンネル以上の多チャンネルでエンコ
ードされているAC−3信号が入力される場合にも上記
の仕様を実現することが可能となる。すなわち、図3に
おいて、再生装置から例えば5.1チャンネルのAC−
3信号が入力される場合、デジタル信号処理装置31で
信号処理して、ドルビープロロジック用にダウンミック
スされたAC−3 2チャンネル信号L及びRの2チャ
ンネル信号を得、次に、これらの2チャンネル信号をデ
ジタル信号処理装置32に入力して信号処理し、6チャ
ンネル サラウンド信号(レフトフロント信号L、セン
ター信号C、ライトフロント信号R、レフトサラウンド
信号SL、ライトサラウンド信号SR、サブウーファ信
号SW)を出力するように構成することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、すべての再生モードの
設定を自動的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーディオ機器の一実施例のブロ
ック図である。
【図2】図1のブロック図の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】本発明に係るオーディオ機器の他の実施例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 デモジュレータ 2 デジタル・インターフェース・レシーバー 3 A/Dコンバータ 4 デジタル信号処理装置 5 D/Aコンバータ 6 マイクロコンピュータ 7 キー入力装置 8 再生モード指定キー 9 スピーカセットアップ指定キー 31 デジタル信号処理装置 32 デジタル信号処理装置

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエンコードデジタル信号が入力さ
    れ、前記複数のエンコードデジタル信号をデコードして
    対応する複数のデコードデジタル音声信号を出力するデ
    コード手段と、 前記複数のデコードデジタル音声信号の各々に、対応す
    る音場再生モードに基づく信号処理を行なう信号処理手
    段と、 前記複数のエンコードデジタル信号中に特定のエンコー
    ドデジタル信号が存在する場合は、前記信号処理手段に
    前記特定のエンコードデジタル信号に対応する音場再生
    モードに基づく信号処理を優先的に実行させ、存在しな
    い場合は、他の音場再生モードに基づく信号処理を実行
    させるように自動的に制御する制御手段とからなること
    を特徴とするオーディオ機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオーディオ機器におい
    て、さらに、 前記信号処理手段による信号処理後の音声信号が供給さ
    れる少なくとも1つのスピーカのセットアップ状態を指
    定する第1の指定手段を含み、 前記制御手段は、前記複数のエンコードデジタル信号中
    に特定のデコードデジタル音声信号が存在する場合は、
    前記信号処理手段に前記特定のエンコードデジタル信号
    に対応する音場再生モードに基づく信号処理を優先的に
    実行させ、存在しない場合は、前記第1の指定手段から
    の指定信号に対応する他の音場再生モードに基づく信号
    処理を実行させるように自動的に制御することを特徴と
    するオーディオ機器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオーディオ機器におい
    て、さらに、 複数の音場再生モードのうちの1つを指定する第2の指
    定手段を含み、 制御手段は、前記複数のエンコードデジタル信号中に特
    定のデコードデジタル音声信号が存在する場合は、信号
    処理手段に前記特定のエンコードデジタル信号に対応す
    る音場再生モードと前記第2の指定手段で指定された音
    場再生モードとに基づく信号処理を実行させ、存在しな
    い場合は、前記第2の指定手段で指定された音場再生モ
    ードに基づく信号処理を実行させるように制御すること
    を特徴とするオーディオ機器。
  4. 【請求項4】 AC−3エンコードデジタル信号で変調
    された高周波信号が入力され、該高周波信号を復調して
    前記AC−3エンコードデジタル信号を得るデモジュレ
    ータと、 前記デモジュレータからの復調出力と、複数のエンコー
    ドデジタル信号とが入力され、いずれか一方を選択的に
    出力するデジタル・インターフェース・レシーバーと、 前記デジタル・インターフェース・レシーバからのデジ
    タル出力信号を入力し、対応する再生モードに基づくデ
    コード、信号処理をして出力するデジタル信号処理装置
    と、 前記デジタル信号処理装置からのデジタル出力信号をデ
    ジタル/アナログ変換してアナログ音声信号を出力する
    デジタル/アナログコンバータと、 前記デジタル信号処理装置に入力される複数のエンコー
    ドデジタル信号中に前記AC−3エンコードデジタル信
    号が存在する場合は、前記デジタル信号処理装置に前記
    AC−3エンコードデジタル信号に対応する再生モード
    で信号処理を優先的に実行させ、存在しない場合は、他
    の再生モードで信号処理を実行させるように自動的に制
    御するマイクロコンピュータとからなることを特徴とす
    るオーディオ機器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のオーディオ機器におい
    て、さらに、 前記デジタル/アナログコンバータからのアナログ音声
    信号が供給される少なくとも1つのスピーカのセットア
    ップ状態を指定するスピーカセットアップ指定手段を含
    み、 前記マイクロコンピュータは、前記デジタル信号処理装
    置に入力される複数のエンコードデジタル信号中に前記
    AC−3エンコードデジタル信号が存在する場合は、前
    記デジタル信号処理装置に前記AC−3エンコードデジ
    タル信号に対応する再生モードで信号処理を優先的に実
    行させ、存在しない場合は、前記スピーカセットアップ
    指定手段からの指定信号に対応する他の再生モードで信
    号処理を実行させるように自動的に制御することを特徴
    とするオーディオ機器。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のオーディオ機器におい
    て、さらに、 再生モードを指定する再生モード指定手段を含み、 マイクロコンピュータは、デジタル信号処理装置に入力
    される複数のエンコードデジタル信号中にAC−3エン
    コードデジタル信号が存在する場合は、前記デジタル信
    号処理装置に前記AC−3エンコードデジタル信号に対
    応する再生モードと前記再生モード指定手段で指定され
    た再生モードとに基づく信号処理を実行させ、存在しな
    い場合は、前記再生モード指定手段で指定された再生モ
    ードに基づく信号処理を実行させるように制御すること
    を特徴とするオーディオ機器。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のオーディオ機器におい
    て、さらに、 アナログ音声信号が入力され、該アナログ音声信号をア
    ナログ/デジタル変換して得たデジタル信号を前記デジ
    タル信号処理装置に供給するアナログ/デジタルコンバ
    ータを含み、 前記デジタル信号処理装置は、AC−3エンコードデジ
    タル信号及び複数のエンコードデジタル信号がない場合
    は、前記アナログ/デジタルコンバータのデジタル信号
    に信号処理を行なうことを特徴とするオーディオ機器。
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