JP4686925B2 - デジタルアナログ変換システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のスピーカを備えたいわゆるマルチチャンネルAVシステムなどに搭載されるデジタルアナログ変換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、次世代CDと呼ばれる新たな記録媒体が2つ提唱されている。1つは、デジタルバーサタイルディスク或いはデジタルビデオディスクオーディオ(DVD−A)であり、サンプリング周波数が96kHzとされており、量子化ビット数が24ビットとされているものである。もう1つは、スーパーオーディオCD(SACD)であり、サンプリング周波数が2.8224MHzとされており、1ビットで高音質を実現するものである。DVD−A、SACDでは、前左(FL;Front Left),前右(FR;Front Right),後左(SL;Surround Left),後右(SR;Surround Light),中央(C;Center),低音専用(SW;Subwoofer)の6チャンネルのオーディオデータが記録されている。なお、この6チャンネルは、SWチャンネルを0.1チャンネルと見なして5.1チャンネルと呼ばれることがある。
【0003】
このマルチチャンネルオーディオデータを再生可能な再生装置は、図2に示すように、デジタル信号処理部101と、6つのD/Aコンバータ102〜107と、6つのローパスフィルタ108〜113と、6つのアンプリファイア(以下、アンプと称する。)114〜119と、6つのスピーカ120〜125とを備える。
【0004】
この再生装置100では、先ず、図示しない光ピックアップから読み出されたオーディオ信号が、デジタル信号処理部101へ供給される。次に、デジタル信号処理部101では供給されたオーディオ信号のデコードが行われ、デコードされたFL,FR,SL,SR,C,SWのオーディオ信号が、それぞれ6つのD/Aコンバータ102〜107へ供給される。この6つのD/Aコンバータ102〜107において、供給されたデジタルオーディオ信号がアナログオーディオ信号へ変換される。アナログオーディオ信号へ変換された各オーディオ信号は、それぞれローパスフィルタ108〜113へ供給される。ローパスフィルタ108〜113では、各オーディオ信号からノイズが除去される。ノイズが除去された各オーディオ信号は、それぞれアンプ114〜119によって増幅された後に、スピーカ120〜125へ供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この再生装置100によって、例えばCDに記録されているオーディオデータなど、2チャンネルのオーディオデータを再生するときには、再生装置100におけるオーディオ信号の流れは以下に示す通りとなる。
【0006】
先ず、図示しない光ピックアップから供給されたオーディオ信号が、デジタル信号処理部101へ供給される。次に、デジタル信号処理部101では、供給されたオーディオ信号のデコードが行われ、デコードされた2チャンネルのオーディオ信号が、例えば2つのD/Aコンバータ102,103へ供給される。そして、D/Aコンバータ102,103から供給されたオーディオ信号は、それぞれ2つのローパスフィルタ108,109を通過した後に、それぞれアンプ114,115によって増幅され、最後に、スピーカ120,121へ供給される。
【0007】
したがって、この再生装置100によって2チャンネルのオーディオ信号を再生するときには、6つのD/Aコンバータ102〜107のうちの2つが使用されているものの、他の4つは使用されていない。
【0008】
本発明はこのような従来の実情を鑑みて提案されたものであり、備えられている全てのデジタルアナログ変換手段を有効に利用して、再生装置の再生性能を向上させることができるデジタルアナログ変換システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデジタルアナログ変換システムは、少なくとも6個のチャンネルを含むオーディオ信号を再生可能な再生装置に搭載され、外部から入力されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して出力するデジタルアナログ変換システムであって、上記再生装置で、オーディオ信号が再生されるチャンネル及びチャンネル数のうち少なくとも一方を検知し、検知した結果に基づいて、入力されたデジタルオーディオ信号の供給先を指定するための供給制御信号を生成する供給制御信号生成手段と、チャンネル毎に設けられ、供給されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換する、少なくとも6個のデジタルアナログ変換手段と、上記供給制御信号生成手段によって検知された再生されるオーディオ信号のチャンネル数が上記デジタルアナログ変換手段の総数よりも少ない場合に、デジタルオーディオ信号の供給先であるオーディオ信号が再生されるチャンネルに設けられたデジタルアナログ変換手段と、上記各デジタルアナログ変換手段のうち、デジタルオーディオ信号の供給先ではないチャンネルに設けられた全てのデジタルアナログ変換手段の中から選択されたデジタルアナログ変換手段とに入力されたデジタルオーディオ信号を供給して、オーディオ信号の再生されるチャンネルに設けられたデジタルアナログ変換手段と、デジタルオーディオ信号の供給先ではないチャンネルに設けられた全てのデジタルアナログ変換手段の中から選択されたデジタルアナログ変換手段とを並列動作させる制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したデジタルアナログ変換システムについて、図1を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
本実施の形態では、本発明を適用したデジタルアナログ変換システム(以下、D/A変換システム)を、前左(FL;Front Left),前右(FR;Front Right),後左(SL;Surround Left),後右(SR;Surround Light),中央(C;Center),低音専用(SW;Subwoofer)の6チャンネルのマルチチャンネルオーディオ信号を再生することが可能な再生装置に搭載した例について説明する。なお、この6チャンネルは、SWチャンネルを0.1チャンネルと見なして5.1チャンネルと呼ばれることがある。
【0013】
図1に示すように、再生装置1は、信号処理部2と、D/A変換システム3と、6つのローパスフィルタ4〜9と、6つのアンプリファイア(以下、アンプと称する。)10〜15と、6つのスピーカ16〜21とを備える。
【0014】
なお、この6つのスピーカ16〜21は、FL用スピーカ16、FR用スピーカ17、SL用スピーカ18、SR用スピーカ19、C用スピーカ20、及びSW用スピーカ21を示す。また、図中に示すように、本実施の形態では、ローパスフィルタ4及びアンプ10がFL用スピーカ16と接続しており、ローパスフィルタ5及びアンプ11がFR用スピーカ17と接続している。また、ローパスフィルタ6及びアンプ12がSL用スピーカ18と接続しており、ローパスフィルタ7及びアンプ13がSR用スピーカ19と接続している。さらに、ローパスフィルタ8及びアンプ14がC用スピーカ20と接続しており、ローパスフィルタ9及びアンプ15がSW用スピーカ21と接続している。
【0015】
信号処理部2は、例えば図示しない光ピックアップなどから供給されたデジタルオーディオ信号をデコードする。すなわち、信号処理部2は、供給されたオーディオ信号を各チャンネル毎のオーディオ信号に分離し、分離したオーディオ信号に対して再生セパレーションの調整や、残響の付加などの処理を施す。
【0016】
D/A変換システム3は、信号処理部2から供給された各デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換し、6つのローパスフィルタ4〜9へ供給する。なお、このD/A変換システム3については、詳細を後述する。
【0017】
6つのローパスフィルタ4〜9は、D/A変換システム3から供給されたオーディオ信号の高調波成分をそれぞれ除去して、6つのアンプ10〜15へ供給する。
【0018】
6つのアンプ10〜15は、各ローパスフィルタ4〜9から供給されたオーディオ信号を増幅して、FL用スピーカ16、FR用スピーカ17、SL用スピーカ18、SR用スピーカ19、C用スピーカ20、及びSW用スピーカ21に対して供給する。
【0019】
6つのスピーカ16〜21は、各アンプ10〜15から供給されたオーディオ信号を放音する。具体的に説明すると、FL用スピーカ16はFLチャンネルのオーディオ信号を放音し、FR用スピーカ17はFRチャンネルのオーディオ信号を放音する。また、SL用スピーカ18はSLチャンネルのオーディオ信号を放音し、SR用スピーカ19はSRチャンネルのオーディオ信号を放音する。さらに、C用スピーカ20はCチャンネルのオーディオ信号を放音し、SW用スピーカ21はSWチャンネルのオーディオ信号を放音する。
【0020】
なお、本実施の形態では、2チャンネルのオーディオ信号が再生されるときには、FL用スピーカ16、及びFR用スピーカ17から放音される。
【0021】
以下では、本発明を適用したD/A変換システム3について詳細に説明する。
【0022】
D/A変換システム3は、信号供給部31と、6つのD/Aコンバータ32〜37と、信号出力合成部38と、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する。)39とを備えている。
【0023】
信号供給部31では、先ず、信号処理部2からオーディオ信号が供給される。次に、信号供給部31は、マイコン39からの供給制御信号に従って、オーディオ信号を、例えば以下の表1に示すように各D/Aコンバータ32〜37へ供給する。
【0024】
【表1】
Figure 0004686925
すなわち、信号供給部31は、再生されるオーディオ信号の数が6チャンネル未満のときに、オーディオ信号が再生されないチャンネルに設けられたD/Aコンバータに対して、他のD/Aコンバータへ供給したオーディオ信号と同一のオーディオ信号を供給し、1つのオーディオ信号に対して複数のD/Aコンバータを並列動作させる。
【0025】
6つのD/Aコンバータ32〜37は、信号供給部31から供給されたデジタルオーディオ信号を、アナログオーディオ信号に変換する。これらのD/Aコンバータ32〜37は、変換したアナログオーディオ信号を信号出力合成部38へ供給する。本実施の形態では、6つのD/Aコンバータ32〜37は、1チップ上に形成されている。なお、D/Aコンバータ32はFLチャンネルに備えられ、D/Aコンバータ33はFRチャンネルに備えられる。また、D/Aコンバータ34はSLチャンネルに備えられ、D/Aコンバータ35はSRチャンネルに備えられる。さらに、D/Aコンバータ36はCチャンネルに備えられ、D/Aコンバータ37はSWチャンネルに備えられる。
【0026】
信号出力合成部38は、マイコン39から供給される出力制御信号に従って、6つのD/Aコンバータ32〜37から供給されたオーディオ信号のうち、信号供給部31によって同一のオーディオ信号が供給されたD/Aコンバータから供給されたオーディオ信号を選択し、互いに加算する。そして、信号出力合成部38は、加算したオーディオ信号を、マイコン39からの供給制御信号に従って、ローパスフィルタ4〜9のうちのいずれかへ供給する。また、加算しなかったオーディオ信号を、同じチャンネルに設けられたローパスフィルタへ出力する。
【0027】
マイコン39は、先ず、最終的に再生されるオーディオ信号のチャンネルやチャンネル数を認識する。そして、マイコン39は、認識した結果に基づいて、信号供給部31に対して、各D/Aコンバータ32〜37へどのオーディオ信号を供給するかを指示するための供給制御信号を供給する。また、マイコン39は、認識した結果に基づいて、信号出力合成部38に対して、各D/Aコンバータ32〜37から供給されたオーディオ信号のうち、どのオーディオ信号を選択して加算するかを指示するための出力制御信号を供給する。
【0028】
なお、マイコン39によって、再生装置1において最終的に再生されるオーディオ信号のチャンネルやチャンネル数を認識する具体的な方法としては、以下に示す第1乃至第4の方法が挙げられる。
【0029】
第1の方法は、マイコン39が記録媒体のフォーマットを認識することによって、再生装置1において最終的に再生されるオーディオ信号のチャンネルやチャンネル数を認識する方法である。例えば、光ディスクを再生するときには、最初に、光ピックアップがTOC(Table Of Contents)エリアに記録された信号を読み出すが、マイコン39は、TOCエリアに記録された信号から、最終的に再生されるオーディオ信号のチャンネルやチャンネル数を認識することができる。
【0030】
第2の方法は、マイコン39が、再生する記録媒体を選択する入力セレクタの選択状態をモニタすることによって、再生装置1において最終的に再生されるオーディオ信号のチャンネルやチャンネル数を認識する方法である。例えば、入力セレクタによってCDが選択されているときには、マイコン39は、実際に再生されるオーディオ信号のチャンネルがFR,FLの2チャンネルであると認識する。また、例えば、入力セレクタによってDVD−Aが選択されているときには、マイコン39は、最終的に再生されるオーディオ信号がFR,FL,SR,SL,C,SWの6チャンネルであると認識する。
【0031】
第3の方法は、マイコン39が、実際に出力するオーディオ信号のチャンネル数をモニタすることによって、再生装置1において最終的に再生されるオーディオ信号のチャンネルやチャンネル数を認識する方法である。例えば、6チャンネルのオーディオ信号が記録されているDVD−Aを再生したときにも、再生チャンネルとしてFR,FL,Cの3チャンネルしか選ばないことがある。再生チャンネルとしてFR,FL,Cの3チャンネルしか選ばないときには、マイコン39は、再生されるオーディオ信号がFR,FL,Cの3チャンネルであると認識する。
【0032】
第4の方法は、マイコン39が、実際に接続されているスピーカの数をモニタすることによって、再生装置1において最終的に再生されるオーディオ信号のチャンネルやチャンネル数を認識する方法である。例えば、再生装置1に、FL用スピーカ16、FR用スピーカ17、SL用スピーカ18、SR用スピーカ19の4つのスピーカが接続されており、C用スピーカ20、SW用スピーカ21が接続されていないときには、マイコン39は、再生されるオーディオ信号がFR,FL,SR,SLの4チャンネルであると認識する。
【0033】
以上説明したように、本発明を適用したD/A変換システム3では、再生されるオーディオ信号の数が6チャンネル未満のときに、信号供給部31が、オーディオ信号が再生されないチャンネルに設けられたD/Aコンバータに対して、他のD/Aコンバータへ供給したオーディオ信号と同一のオーディオ信号を供給する。そして、信号出力合成部38が、信号供給部31によって同一のオーディオ信号が供給されたD/Aコンバータから供給された信号を選択し、選択したオーディオ信号を加算する。
【0034】
したがって、本発明を適用したD/A変換システム3において、信号出力合成部38によって加算されたオーディオ信号は、信号出力合成部38が加算する前のオーディオ信号と比較して、S/N比が向上する。
【0035】
例えば、表1中Bでは、再生されるオーディオ信号はFL,FR,Cの3チャンネルであり、1つのオーディオ信号に対して2つのD/Aコンバータを並列動作させている。したがって、再生される各オーディオ信号は、シグナルが6dB上昇するのに対して、ノイズが3dB上昇することとなる。
【0036】
また、表1中Cでは、再生されるオーディオ信号はFL,FR,SL,SRの4チャンネルであり、FL,FRのオーディオ信号に対して2つのD/Aコンバータを並列動作させている。したがって、FL,FRのオーディオ信号では、シグナルが6dB上昇するのに対して、ノイズが3dB上昇することとなる。
【0037】
さらにまた、表1中Aでは、再生されるオーディオ信号はFL,FRの2チャンネルであり、1つのオーディオ信号に対して3つのD/Aコンバータを並列動作させている。したがって、再生される各オーディオ信号は、シグナルが9dB上昇するのに対して、ノイズが4.5dB上昇することとなる。
【0038】
したがって、本発明を適用したデジタル変換システム3を搭載した再生装置1は、再生されるオーディオ信号のS/N比を向上させることが可能となり、より微細な音響表現を行うことが可能となる。
【0039】
ここで、再生装置1内部におけるオーディオ信号の流れについて、具体例を挙げて説明する。
【0040】
まず、左(L),右(R)の2チャンネルのオーディオ信号が記録されているCDを再生装置1によって再生したときを例に挙げて、D/A変換システム3内部におけるオーディオ信号の流れについて説明する。
【0041】
CDが再生されると、先ず、信号処理部2へ、L,Rのオーディオ信号が供給される。
【0042】
このとき、マイコン39は、再生されるオーディオ信号のチャンネルがFR及びFLの2チャンネルであることを認識し、供給制御信号と出力制御信号とを生成する。
【0043】
そして、マイコン39は、信号供給部31に対して供給制御信号を供給し、例えば、D/Aコンバータ32,34,36にはLのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ33,35,37にはRのオーディオ信号を供給するように指示する。すなわち、マイコン39は、信号供給部31に対して、6つのD/Aコンバータ32〜37のうち3つにはLのオーディオ信号を供給し、残りの3つにはRのオーディオ信号を供給するように指示する。
【0044】
次に、信号供給部31が、マイコン39から供給された供給制御信号に従って、D/Aコンバータ32,34,36にLのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ33,35,37にRのオーディオ信号を供給する。すなわち、信号供給部31は、L,Rの各オーディオ信号に対して、D/Aコンバータを3つずつ並列動作させる。
【0045】
次に、6つのD/Aコンバータ32〜37が、供給された各デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号へ変換する。
【0046】
次に、マイコン39から供給された出力制御信号に従って、信号出力合成部38が、D/Aコンバータ32,34,36から供給されたオーディオ信号を選択して加算し、ローパスフィルタ4へ供給するとともに、D/Aコンバータ33,35,37から供給されたオーディオ信号を選択して加算し、ローパスフィルタ5へ供給する。
【0047】
最後に、ローパスフィルタ4へ供給されたオーディオ信号は、アンプ10によって増幅され、FL用スピーカ16から放音される。また、ローパスフィルタ5へ供給されたオーディオ信号は、アンプ11へ増幅され、FR用スピーカ17から放音される。
【0048】
つぎに、再生装置1に、FL用スピーカ16、FR用スピーカ17、SL用スピーカ18、SR用スピーカ19の4つのスピーカが接続しており、C用スピーカ20、SW用スピーカ21が接続していない状態で、6チャンネルのオーディオ信号が記録されているDVD−Aを再生したときを例に挙げて、D/A変換システム3内部におけるオーディオ信号の流れについて説明する。
【0049】
DVD−Aが再生されると、先ず、信号処理部2へ、FL,FR,SL,SR,C,SWのオーディオ信号が供給される。
【0050】
このとき、マイコン39は、再生されるオーディオ信号のチャンネルがFR、FL、SL、及びSRの4チャンネルであることを認識し、供給制御信号と出力制御信号とを生成する。
【0051】
そして、マイコン39は、信号供給部31に対して供給制御信号を供給する。マイコン39は、信号供給部31に対して供給制御信号を供給することで、例えば、D/Aコンバータ32,36にはFLのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ33,37にはFRのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ34にはSLのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ35にはSRのオーディオ信号を供給するように指示する。すなわち、マイコン39は、信号供給部31に対して、6つのD/Aコンバータ32〜37のうち、2つにはFLのオーディオ信号を供給し、別の2つにはFRのオーディオ信号を供給し、さらに別の1つにはSLのオーディオ信号を供給し、さらに別の1つにはSRのオーディオ信号を供給するように指示する。
【0052】
次に、信号供給部31が、マイコン39から供給された供給制御信号に従って、D/Aコンバータ32,36にはFLのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ33,37にはFRのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ34にはSLのオーディオ信号を供給し、D/Aコンバータ35にはSRのオーディオ信号を供給する。すなわち、信号供給部31は、FL,FRの各オーディオ信号に対しては、D/Aコンバータを2つ並列動作させ、SL,SRの各オーディオ信号に対しては、D/Aコンバータを1つ動作させる。
【0053】
次に、6つのD/Aコンバータ32〜37が、供給された各デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号へ変換する。
【0054】
次に、信号出力合成部38が、マイコン39から供給された出力制御信号に従って、D/Aコンバータ32,36から供給された信号を選択して加算し、ローパスフィルタ4へ供給するとともに、D/Aコンバータ33,37から供給されたオーディオ信号を選択して加算し、ローパスフィルタ5へ供給する。また、信号出力合成部38は、D/Aコンバータ34から供給されたオーディオ信号をそのままローパスフィルタ6へ供給し、D/Aコンバータ35から供給されたオーディオ信号をそのままローパスフィルタ7へ供給する。
【0055】
最後に、ローパスフィルタ4へ供給されたオーディオ信号は、アンプ10によって増幅され、FL用スピーカ16から放音される。また、ローパスフィルタ5へ供給されたオーディオ信号は、アンプ11によって増幅され、FRスピーカ17から放音される。さらに、ローパスフィルタ6へ供給されたオーディオ信号は、アンプ12によって増幅され、SLスピーカ18から放音される。さらにまた、ローパスフィルタ7へ供給されたオーディオ信号は、アンプ13によって増幅され、SRスピーカ19から放音される。
【0056】
なお、本発明を適用したD/A変換システムは、例えばD/Aコンバータの数を増加させることなどによって、メインに再生されるFRのオーディオ信号及びFLのオーディオ信号に対して、常に複数のD/Aコンバータが並列動作する構成とされることが好ましい。また、本発明を適用したD/A変換システムは、FRのオーディオ信号及びFLのオーディオ信号に加えて、Cのオーディオ信号に対しても、常に複数のD/Aコンバータが並列動作する構成とされることがさらに好ましい。
【0057】
また、本実施の形態では、信号出力合成部38が、信号選択部31によって同一のオーディオ信号が供給されたD/Aコンバータから供給されたオーディオ信号を選択し、選択したオーディオ信号を加算しているが、同一のオーディオ信号が供給されたD/Aコンバータの数が偶数である場合には、信号出力選択部は、このうちの半数のD/Aコンバータから供給されたオーディオ信号を反転させて、反転させないオーディオ信号との差をとっても良い。反転させないオーディオ信号と反転させたオーディオ信号との差をとるときには、オーディオ信号の同相ノイズをキャンセルする効果を得ることも可能となる。
【0058】
また、本実施の形態では、6つのD/Aコンバータ32〜37を備えるD/A変換システム3について説明したが、D/A変換システムに備えられるD/Aコンバータの数は、8つとしても良い。D/Aコンバータの数を8つとしたD/A変換システムは、例えば、前左(FL),前右(FR),後左(SL),後右(SR),前中央(C),低音専用(SW)以外に後中央(SC)チャンネルを有するいわゆる6.1チャンネルのマルチチャンネルオーディオ信号を再生可能な再生装置に対応したものとなる。当該D/A変換システムにおいては、信号供給部は、オーディオ信号を、例えば以下の表2に示すように各D/Aコンバータへ供給する。
【0059】
【表2】
Figure 0004686925
【0060】
【発明の効果】
本発明に係るデジタルアナログ変換システムでは、再生されるオーディオ信号の数が再生装置に設けられたチャンネルの数よりも少ないときに、オーディオ信号が再生されないチャンネルに設けられたデジタルアナログ変換手段に対して、信号供給手段が、他のデジタルアナログ変換手段へ供給したオーディオ信号と同一のオーディオ信号を供給する。そして、選択手段が、信号供給手段によって同一のオーディオ信号が供給されたデジタルアナログ変換手段から供給されたオーディオ信号を選択し、合成手段が選択したオーディオ信号を合成する。
【0061】
したがって、本発明に係るデジタルアナログ変換システムにおいて合成手段が合成したオーディオ信号は、合成手段が合成する前のオーディオ信号と比較してS/N比が向上する。また、本発明に係るデジタルアナログ変換システムを搭載することによって、再生装置は、より微細な音響表現を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルアナログ変換手段を搭載した再生装置を示すブロック図である。
【図2】従来の再生装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 再生装置、2 信号処理部、3 D/A変換システム、4〜9 ローパスフィルタ、10〜15 アンプリファイア、16 FL用スピーカ、17 FR用スピーカ、18 SL用スピーカ、19 SR用スピーカ、20 C用スピーカ、21 SW用スピーカ、31 信号供給部、32〜37 D/A変換器、38 信号出力合成部、39 マイコン

Claims (11)

  1. 少なくとも6個のチャンネルを含むオーディオ信号を再生可能な再生装置に搭載され、外部から入力されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して出力するデジタルアナログ変換システムであって、
    上記再生装置で、オーディオ信号が再生されるチャンネル及びチャンネル数のうち少なくとも一方を検知し、検知した結果に基づいて、入力されたデジタルオーディオ信号の供給先を指定するための供給制御信号を生成する供給制御信号生成手段と、
    チャンネル毎に設けられ、供給されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換する、少なくとも6個のデジタルアナログ変換手段と、
    上記供給制御信号生成手段によって検知された再生されるオーディオ信号のチャンネル数が上記デジタルアナログ変換手段の総数よりも少ない場合に、デジタルオーディオ信号の供給先であるオーディオ信号が再生されるチャンネルに設けられたデジタルアナログ変換手段と、上記各デジタルアナログ変換手段のうち、デジタルオーディオ信号の供給先ではないチャンネルに設けられた全てのデジタルアナログ変換手段の中から選択されたデジタルアナログ変換手段とに入力されたデジタルオーディオ信号を供給して、オーディオ信号の再生されるチャンネルに設けられたデジタルアナログ変換手段と、デジタルオーディオ信号の供給先ではないチャンネルに設けられた全てのデジタルアナログ変換手段の中から選択されたデジタルアナログ変換手段とを並列動作させる制御手段と
    を備えるデジタルアナログ変換システム
  2. 上記各チャンネルは、
    前右(FR;Front Right)チャンネルと、前左(FL;Front Left)チャンネルとを含み、
    上記制御手段は、
    上記供給制御信号生成手段によって検知された再生されるオーディオ信号のチャンネル数が上記デジタルアナログ変換手段の総数よりも少なく、かつ、2個以上のデジタルアナログ変換手段が余っている場合には、上記前右チャンネルのオーディオ信号と前左チャンネルのオーディオ信号とに対して、複数のデジタルアナログ変換手段を常に並列動作させる請求項1に記載のデジタルアナログ変換システム。
  3. 上記各チャンネルは、
    更に中央(C;Center)チャンネルを含み、
    上記制御手段は、
    上記供給制御信号生成手段によって検知された再生されるオーディオ信号のチャンネル数が上記デジタルアナログ変換手段の総数よりも少なく、かつ、3個以上のデジタルアナログ変換手段が余っている場合には、上記前右チャンネルのオーディオ信号及び上記前左チャンネルのオーディオ信号に加えて、中央チャンネルのオーディオ信号に対しても、複数のデジタルアナログ変換手段を常に並列動作させる請求項2に記載のデジタルアナログ変換システム。
  4. 上記再生装置に備えられる上記デジタルアナログ変換手段の数は8つである請求項1乃至3の何れか1項に記載のデジタルアナログ変換システム。
  5. 上記各デジタルアナログ変換手段は1チップ上に集積されている請求項1記載のデジタルアナログ変換システム。
  6. 同一のオーディオ信号が供給されたデジタルアナログ変換手段から供給されたオーディオ信号を、上記各デジタルアナログ変換手段から供給された全てのオーディオ信号の中から選択させるための出力制御信号を生成する出力制御手段と、
    上記出力制御手段によって生成された出力制御信号に基づいて、同一のオーディオ信号が供給された複数のデジタルアナログ変換手段から供給されたオーディオ信号を、上記各デジタルアナログ変換手段から供給された全てのオーディオ信号の中から選択して合成して出力する信号合成出力手段を更に備え、
    上記信号合成出力手段は、
    オーディオ信号が再生されるチャンネルに設けられたデジタルアナログ変換手段と、デジタルオーディオ信号の供給先ではないチャンネルに設けられた全てのデジタルアナログ変換手段の中から選択されたデジタルアナログ変換手段とから供給された各オーディオ信号を加算する請求項1乃至5の何れか1項に記載のデジタルアナログ変換システム。
  7. 同一のオーディオ信号が供給されたデジタルアナログ変換手段から供給されたオーディオ信号を、上記各デジタルアナログ変換手段から供給された全てのオーディオ信号の中から選択させるための出力制御信号を生成する出力制御手段と、
    上記出力制御手段によって生成された出力制御信号に基づいて、同一のオーディオ信号が供給された複数のデジタルアナログ変換手段から供給されたオーディオ信号を、上記各デジタルアナログ変換手段から供給された全てのオーディオ信号の中から選択して合成して出力する信号合成出力手段を更に備え、
    上記信号合成出力手段は、
    上記供給制御信号生成手段によって検知された再生されるオーディオ信号のチャンネル数が偶数で、かつ、再生されるオーディオ信号のチャンネル数が上記デジタルアナログ変換手段の総数よりも少ない場合に、オーディオ信号の供給先であるオーディオ信号が再生されるチャンネルが設けられたデジタルアナログ変換手段と、デジタルオーディオ信号の供給先ではないチャンネルに設けられた全てのデジタルアナログ変換手段の中から選択されたデジタルアナログ変換手段とから供給された各オーディオ信号のうちの半数を反転して、反転していないオーディオ信号と反転したオーディオ信号との差をとる請求項1乃至5の何れか1項に記載のデジタルアナログ変換システム。
  8. 記供給制御信号生成手段は、
    再生される記録媒体のフォーマットに応じて上記供給制御信号を生成し、
    上記出力制御手段は、
    再生される記録媒体のフォーマットに応じて、同一のオーディオ信号が供給されたデジタルアナログ変換手段から供給されたオーディオ信号を上記各デジタルアナログ変換手段から供給された全てのオーディオ信号の中から選択させるための出力制御信号を生成する請求項6又は7に記載のデジタルアナログ変換システム。
  9. 再生する記録媒体を選択する入力セレクタを更に備え
    上記供給制御信号生成手段は、
    上記入力セレクタの選択に応じて上記供給制御信号を生成し、
    上記出力制御手段は、
    上記入力セレクタの選択に応じて上記出力制御信号を生成する請求項6乃至8の何れか1項に記載のデジタルアナログ変換システム。
  10. 上記供給制御信号生成手段は、
    最終的にオーディオ信号が放音されるスピーカの数に応じて上記供給制御信号を生成し、
    上記出力制御手段は、
    最終的にオーディオ信号が放音されるスピーカの数に応じて上記出力制御信号を生成する請求項6乃至8の何れか1項に記載のデジタルアナログ変換システム。
  11. 上記供給制御信号生成手段は、
    上記再生装置に接続されているスピーカの数に応じて上記供給制御信号を生成し、
    上記出力制御手段は、
    上記再生装置に接続されているスピーカの数に応じて上記出力制御信号を生成する請求項6乃至8の何れか1項に記載のデジタルアナログ変換システム。
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