JP3882834B2 - 音響システム、この音響システムに適用されるディスク再生装置及び音声出力制御装置 - Google Patents

音響システム、この音響システムに適用されるディスク再生装置及び音声出力制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、IEEE1394インターフェース(以下、IE31394I/Fという。)により相互にオーディオ信号の送受が可能なDVDなどのディスク再生装置とこのディスク再生装置から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカに出力するAV(Audio Video)アンプとからなる音響システムに関する。
従来、システムの構成要素であるAVアンプとディスク再生装置との間をIEEE1394I/Fにより接続した構成の音響システムや、AVアンプに異なる部屋に配置された2以上のスピーカシステムを接続し、各部屋でそれぞれ音楽を楽しむことのできる音響システムは、例えば特開平11−355326号公報や特開2003−259467号公報に示されるように、周知である。
また、従来、音響システムの音源側のコンポーネントであるプレーヤには、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、SACD(Super Audio CD)などの複数種類のディスクに記録されたデータ(デジタルオーディオデータ)の読取りが可能になされ、その読取データを直接デジタル出力端子から出力するデジタル出力経路と、その読取データをアナログ信号に変換してアナログ出力端子から出力するアナログ出力経路と、その読取データをIE31394規格に準拠した伝送データ(以下、IE31394伝送データという。)に変換してIE31394I/Fから出力するIE31394出力経路を備えたものが知られている。
このようなプレーヤは、具体的には、ディスクの記録データを読み取る機能を果すディスク読取部と、読取データをアナログ信号に変換する処理を行うDSP(Digital Signal Processor)と、SACDから読み取られたDSD(Direct Stream Digital)方式のオーディオデータの再生処理を行うDSDデコーダと、読取データ(SACDの場合は、DSDデコーダでデコードされたデータ)をIE31394I/Fにより出力するか否かを選択設定するIE31394セレクタを備えている。
そして、デジタル出力経路ではディスクの読取データが直接デジタル出力端子から出力され、アナログ出力経路では、ディスクがSACDでない場合は読取データがDSPを介して、また、ディスクがSACDの場合はIE31394セレクタがIE31394I/Fにより出力しない設定がされているときにDSDデコーダ及びIE31394セレクタを介して、それぞれアナログ出力端子から出力され、IE31394出力経路ではIE31394セレクタが読取データをIE31394I/Fにより出力する設定がされているときに、ディスクの読取データがDSDデコーダ及びIE31394セレクタを介してIE31394I/Fから出力されるように構成されている。
また、IE31394セレクタの設定はユーザによる操作部の操作により切換可能になされ、「IE31394 ON」に設定されると、ディスクの読取データはIE31394I/Fから出力される状態となり、「IE31394 OFF」に設定されると、ディスクの読取データはIE31394I/Fから出力されない状態となる。
プレーヤにおけるIE31394の設定状態と各出力端子から出力される信号に基づく再生可否との関係を示すと、下記表1のようになり、プレーヤに装着されたディスクがSACDの場合は、IE31394セレクタが「IE31394 ON」に設定されていると、後段に接続されるAVアンプではIE31394I/Fによってデジタルオーディオデータを受信しなければ音声出力はできず、IE31394セレクタが「IE31394 OFF」に設定されていると、AVアンプではアナログ入力端子からアナログ信号が入力されなければ、音声出力はできない。
Figure 0003882834
音響システムの音声出力側のコンポーネントであるスピーカには、サラウンドシステムに対応した周波数帯域の異なる複数個のスピーカ(一般的な5.1チャンネルサラウンドシステムでは6個)からなるスピーカシステムが知られている。
また、プレーヤとスピーカとの間に介在されるコンポーネントのAVアンプには、上記した種類のプレーヤと上記したスピーカシステムとをそれぞれ複数個、接続可能になされたものが知られている。具体的には、複数個のデジタル入力端子と、複数個のアナログ入力端子と、IE31394I/Fからなる入力端子群と、複数組のマルチチャンネル用スピーカ出力端子からなる出力端子群と、入力端子群の各入力端子と出力端子群の各マルチチャンネル用スピーカ出力端子との信号経路を切換設定するとともに、デジタルオーディオデータのアナログオーディオ信号への変換や信号レベルの増幅などの所定の信号処理を行うオーディオ信号処理部とを備えたAVアンプが知られている。
例えば、2組のマルチチャンネルに対応したスピーカ出力端子を備えるとともに、一方のスピーカ出力端子にはデジタル入力端子、アナログ入力端子及びIE31394I/Fから入力されるデジタルオーディオデータ及びアナログオーディオ信号を選択的に切り換えて出力することができる第1のオーディオ信号処理部(以下、この第1のオーディオ信号処理部を通る信号の出力系統を第1スピーカ出力系統という。)を備え、他方のスピーカ出力端子にはデジタル入力端子及びアナログ入力端子から入力されるデジタルオーディオデータ及びアナログオーディオ信号を選択的に切り換えて出力することができる第2のオーディオ信号処理部(以下、この第2のオーディオ信号処理部を通る信号の出力系統を第2スピーカ出力系統という。)を備えたAVアンプが知られている。
この種のAVアンプもプレーヤと同様のIE31394セレクタを備え、更に第1のオーディオ信号処理部にはデジタル入力端子、アナログ入力端子及びIE31394I/Fのいずれかから入力されるデジタルオーディオデータ又はアナログオーディオ信号を選択するための第1入力セレクタが設けられ、第2のオーディオ信号処理部にはデジタル入力端子及びアナログ入力端子のいずれかから入力されるデジタルオーディオデータ又はアナログオーディオ信号を選択するための第2入力セレクタが設けられ、これらの入力セレクタの設定はユーザによる操作部の操作により切換可能になされている。
このようなAVアンプでは、音源として、上述した種類のプレーヤが例えば2台接続されていると、第1,第2入力セレクタの設定によって、一方のプレーヤからのオーディオ出力を第1,第2スピーカ出力系統を通して、互いに異なる部屋に設置された2組のスピーカシステムに同時に出力したり、一方のプレーヤからのオーディオ出力を第1スピーカ出力系統を通して一方のスピーカシステムに出力し、他方のプレーヤからのオーディオ出力を第2スピーカ出力系統を通して他方のスピーカシステムに出力したりすることができる。
特開平11−355326号公報 特開2003−259467号公報 AVレシーバーTX−DS989カタログ(US向け、オンキョー株式会社、カタログNO.2KC05 20ページ)
ところで、上記した2台のプレーヤと1台のAVアンプと2組のスピーカシステムからなる音響システムでは、第1スピーカ出力系統にはIE31394I/Fから入力されたデジタルオーディオデータは入力されるが、第2スピーカ出力系統にはIE31394I/Fから入力されたデジタルオーディオデータは入力されない構成であるので、下記表2に示すように、第2スピーカ出力系統では当該オーディオデジタルデータを再生できないので、例えば2組のスピーカシステムから別々に異なるプレーヤの再生音を出力する場合、第2スピーカ出力系統に対して音源となるプレーヤのIE31394セレクタが「IE31394 ON」に設定され、かつ、セットされたディスクがSACDであると、このSACDの再生音を第2スピーカ出力系統を通してスピーカシステムから出力させることはできない、という不都合が生じる。
Figure 0003882834
また、2組のスピーカシステムから同時に同一のプレーヤの再生音を出力する場合であっても、第1,第2スピーカ出力系統に対して音源となるプレーヤのIE31394セレクタが「IE31394 ON」に設定され、かつ、セットされたディスクがSACDであれば、当然に第2スピーカ出力系統に接続されるスピーカシステムからは再生音を出力させることはできない。
図4は、上記問題をより一般化して説明するための音響システムの基本構成を示すブロック図である。
図4に示す構成では、2台のプレーヤ500A,500Bは、それぞれ3種類の信号形式でオーディオ信号を同時に出力することができるようになっている。但し、SACDのような特定のディスクに対してはセレクタ501により信号形式A又はBのいずれかしか選択的に出力できないようになっている。一方、AVアンプ600は、第1音声出力処理部601に対しては、第1入力セレクタ602により2台のプレーヤ500A,500Bからそれぞれ入力される3種類の信号形式A,B,Cのオーディオ信号の中から1のオーディオ信号を選択して第1スピーカシステム701から再生することができ、第2音声出力処理部603に対しては、第2入力セレクタ604により2台のプレーヤ500A,500Bからそれぞれ入力される2種類の信号形式B,Cのオーディオ信号の中から1のオーディオ信号を選択して第2スピーカシステム702から再生することができるようになっている。
AVアンプ600の第1音声出力処理部601は第1スピーカシステム701にだけ接続され、第2音声出力処理部603は第2スピーカシステム702にだけ接続されているから、第1入力セレクタ602は第1スピーカシステム701に対する音源を選択し、第2入力セレクタ604は第2スピーカシステム701に対する音源を選択するものとなっている。
第1入力セレクタ602に対しては、プレーヤ500Aの出力端子502,503,504からそれぞれ出力されるオーディオ信号A1,B1,C1とプレーヤ500Bの出力端子502,503,504からそれぞれ出力されるオーディオ信号A2,B2,C2の6種類のオーディオ信号が入力され、第2入力セレクタ604に対しては、プレーヤ500Aの出力端子503,504からそれぞれ出力されるオーディオ信号B1,C1とプレーヤ500Bの出力端子503,504からそれぞれ出力されるオーディオ信号B2,C2の4種類のオーディオ信号が入力されているので、プレーヤ500A,500Bに装着されたディスクが特定のディスクでなければ、第1スピーカシステム701に対する音源としてプレーヤ500Aが選択されたとしても、第2スピーカシステム702に対する音源としてプレーヤ500Bを選択することができ、その逆の場合も同様に第1,第2スピーカシステム701,702に対してそれぞれプレーヤ500A,500Bを選択することができる。
しかしながら、プレーヤ500A,500Bのいずれか一方若しくは両方に装着されたディスクが特定のディスクの場合は、上記のように第1,第2スピーカシステム701,702に対してそれぞれプレーヤ500A,500Bを選択できない場合が生じる。
例えばプレーヤ500Aのみに特定のディスクが装着されている場合、図5に示すように、プレーヤ500Aのセレクタ501が信号形式Bの出力に設定されている状態でAVアンプ600の第1入力セレクタ602でオーディオ信号A1が選択されると、第1スピーカシステム701からはプレーヤ500Aを再生することはできない。
また、プレーヤ500A,500Bの両方に特定のディスクが装着されている場合、図6に示すように、プレーヤ500A,500Bのセレクタ501がいずれも信号形式Aの出力に設定され、AVアンプ600の第1入力セレクタ602でオーディオ信号A1が選択され、第2入力セレクタ604でオーディオ信号B2が選択されると、第1スピーカシステム701からはプレーヤ500Aを再生できるが、第2スピーカシステム702からはプレーヤ500Bを再生することはできない。
AVアンプ600での第1入力セレクタ602及び第2入力セレクタ604の設定は、ユーザが第1スピーカシステム701及び第2スピーカシステム702からそれぞれいずれの音源を再生するかを設定するものであるから、第1入力セレクタ602及び第2入力セレクタ604の設定に対して各セレクタへの入力には、ユーザの希望とする種類のオーディオ信号が入力されることが望ましいが、図5及び図6のケースでは、ユーザの希望とする種類のオーディオ信号が入力されないので、ユーザは、プレーヤ500A,500Bのセレクタ501の設定状態を希望とする信号形式に変更せざるを得ない。
すなわち、ユーザは、図5のケースでは、プレーヤ500Aからオーディオ信号A1が出力されるようにセレクタ501の設定を変更しなければならず、図6のケースでは、プレーヤ500Bからオーディオ信号B2が出力されるようにセレクタ501の設定を変更しなければならない。
上記のように、AVアンプを用いた音響システムでは、ユーザは、プレーヤ500A,500Bにディスクをセットする毎にプレーヤ500A,500Bのオーディオ信号の出力形式がAVアンプ600の各プレーヤに対応する第1音声出力処理部601又は第2音声出力処理部603の要求するオーディオ信号の入力形式と合致するように、プレーヤ500A,500Bのオーディオ信号の出力形式を調整するための操作をしなければならず、その操作が煩わしいものとなっていた。
なお、AVアンプ600の第1音声出力処理部601と第2音声出力処理部603を同一の構成とし、第1,第2音声出力処理部601,603に対してそれぞれプレーヤ500A,500Bから出力される合計6種類のオーディオ信号を選択可能にAVアンプ600を構成すれば、上記の問題が生じることはないが、一般に、第1音声出力処理部601及び第1入力セレクタ602をメインスピーカ出力系統とし、第2音声出力処理部603及び第2入力セレクタ604をサブスピーカ出力系統とするように、用途に応じてスピーカ出力系統に主従の関係を設けてAVアンプ600の構成の簡素化及び低コスト化を図りながら、高機能化を図ることが多く、このような場合には上記の問題を避けることはできない。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、プレーヤにセットされたディスクの種類に応じてユーザがそのディスクの出力系統を調整することなく、当該ディスクの再生音をスピーカシステムから確実に出力させることのできる音響システム、この音響システムに適用されるディスク再生装置及び音声出力制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、を有するディスク再生装置と、前記第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段と、前記第2の信号形式の音声データが入力される第2の信号入力手段と、前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、発音手段に出力する音声出力処理手段と、前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記音声出力処理手段に入力する入力選択手段と、前記入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、を有する音響出力制御装置とを備え、前記ディスク再生装置、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっているか否かを判別する判別手段を更に有し、前記出力選択制御手段、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間で音声データの送受信が可能になっているときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させ、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっていないときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるように、前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、音響システムである
請求項2に記載の発明は、ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、を有するディスク再生装置と、前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、前記第1の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、を有する音響出力制御装置とを備え、前記音響出力制御装置が、前記第1の入力選択手段により前記第1の信号入力手段から入力される音声データのうち、前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信し、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていないと判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とをさらに有し、前記ディスク再生装置の出力選択制御手段が、前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、音響システムである。
なお、請求項2に記載の発明において、前記音響出力制御装置が、前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する第2の判別手段と、前記第2の判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信する第2のコマンド送信手段とを更に有し、前記ディスク再生装置の出力選択制御手段が、更に前記第2のコマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御するとよい(請求項3)。
請求項4に記載の発明は、ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、を有するディスク再生装置と、前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、前記第1,第2の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、を有する音響出力制御装置とを備え、前記音響出力制御装置前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とを更に有し、前記ディスク再生装置の出力選択制御手段、前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、音響システムである
なお、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記第1の信号形式は、IEEE1394に準拠した信号形式であり、前記第2の信号形式はアナログオーディオ信号であるとよい(請求項5)。
請求項6に記載の発明は、ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、前記第1の信号出力手段と、音響出力制御装置の前記第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段との間で、データの送受信が可能になっているか否かを判別する判別手段と、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっているときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させ、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっていないときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるように、前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、を備えたことを特徴とする、ディスク再生装置である。
なお、請求項6に記載の発明において、装着されたディスクが所定のディスクであるか否かを判別するディスク判別手段をさらに備え、前記ディスク判別手段が所定のディスクが装着されていると判別した場合に、前記出力選択制御手段が前記出力選択手段の選択動作を制御するとよい(請求項7)。
請求項8に記載の発明は、ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段とを備え、前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、前記第1の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、前記第1の入力選択手段により前記第1の信号入力手段から入力される音声データのうち、前記第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させるコマンドを送信し、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていないと判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを送信するコマンド送信手段とを有する音響出力制御装置に接続可能であり、前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段をさらに有することを特徴とする、ディスク再生装置である
なお、請求項8に記載の発明において、前記音響出力制御装置が、前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する第2の判別手段と、前記第2の判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信する第2のコマンド送信手段とを更に有し、前記出力選択制御手段が、更に前記第2のコマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御するとよい(請求項9)。
請求項10に記載の発明は、ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段とを備え、前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、前記第1,第2の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とを備える音響出力制御装置に接続可能であり、前記出力選択制御手段が、前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御する、ディスク再生装置である。
請求項11に記載の発明は、ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段と、前記ディスク再生装置の第2の信号出力手段から出力される第2の信号形式の音声データが入力される第2の信号入力手段と、前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、前記第1の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、前記第1の入力選択手段により前記第1の信号入力手段から入力される音声データのうち、前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置に送信し、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていないと判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置に送信するコマンド送信手段とを備えることを特徴とする、音響出力制御装置である。
なお、請求項11に記載の発明において、前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する第2の判別手段と、前記第2の判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置に送信する第2のコマンド送信手段と、を更に備えるとよい(請求項12)。
請求項13に記載の発明は、ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段と、前記ディスク再生装置の第2の信号出力手段から出力される第2の信号形式の音声データが入力される第2の信号入力手段と、前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、前記第1,第2の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とを備えることを特徴とする、音響出力制御装置である。
請求項1,5,6に記載の発明によれば、ディスク再生装置の第1の信号出力手段と音声出力制御装置の第1の信号入力手段との間で音声データの送受が可能になっているときは、第1の信号形式で音声データを出力させるように、ディスク再生装置の音声データの出力形式が設定され、ディスク再生装置の第1の信号出力手段と音声出力制御装置の第1の信号入力手段との間で音声データの送受が可能になっていないときは、第2の信号形式で音声データを出力させるように、ディスク再生装置の音声データの出力形式が設定されるので、ユーザは、ディスク再生装置から出力される音声データの信号形式を調整することなく、ディスク再生装置からの音声データを確実に音声出力制御装置の第1の音声出力処理手段で再生して第1の発音手段から出力させることができる。
請求項2〜4,7〜13に記載の発明によれば、音声出力制御装置から第1の音声出力処理手段の音源として選択されたディスク再生装置に音声データを第1の信号形式で出力させるコマンドを送信し、当該ディスク再生装置から出力される音声データの信号形式を第1の音声出力処理手段で処理可能な形式に変更させるので、請求項1〜3に記載の発明と同様に、ユーザは、ディスク再生装置から出力される音声データの信号形式を調整することなく、ディスク再生装置からの音声データを確実に音声出力制御装置の第1の音声出力処理手段で再生して第1の発音手段から出力させることができる。
また、音声出力制御装置から第2の音声出力処理手段の音源として選択されたディスク再生装置に音声データを第2の信号形式で出力させるコマンドを送信し、当該ディスク再生装置から出力される音声データの信号形式を第2の音声出力処理手段で処理可能な形式に変更させるので、ユーザは、ディスク再生装置から出力される音声データの信号形式を調整することなく、ディスク再生装置からの音声データを確実に音声出力制御装置の第2の音声出力処理手段で再生して第2の発音手段から出力させることができる。
本発明に係る音響システムについて、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る音響システムの一実施形態を示す要部ブロック図である。
同図に示す、音響システム1は、2個のDVDプレーヤ2A,2B(ディスク再生装置)と、1個のAVアンプ3(音声出力制御装置)と、2組のサラウンドシステムに対応したマルチチャンネル用のスピーカシステム4A,4Bとで構成されている。2個のDVDプレーヤ2A,2Bは同一の内部構成を有している。また、2組のスピーカシステム4A,4Bは同一の構成を有しているが、両スピーカシステム4A,4Bは互いに異なる部屋に配置されている。例えば一方のスピーカシステム4Aはリビングに配置され、他方のスピーカシステム4Bは書斎などの別室に配置されている。
スピーカシステム4A,4Bは、5.1チャンネルのマルチチャンネルに対応したスピーカシステムで、それぞれフロント左チャンネル用スピーカ(FL)、センタチャンネル用スピーカ(C)、フロント右チャンネル用スピーカ(FR)、サラウンド右チャンネル用スピーカ(SR)、サラウンド左チャンネル用スピーカ(SL)及びサラウンド低音用スピーカ(SW)の6個のスピーカで構成されている。
DVDプレーヤ2A,2Bは、同一の内部構成を有しているので、以下、DVDプレーヤ2Aについて説明すると、DVDプレーヤ2Aは、DVDディスクだけでなく、CD及びSACDの各ディスクに記録されたオーディオデータ(デジタルオーディオデータ)の読取りが可能なユニバーサルタイプのプレーヤである。なお、DVDの場合、画像データも読み取られるが、本発明は、オーディオデータの再生に関するものであるので、以下では専らオーディオデータについて説明する。
DVDプレーヤ2Aは、ディスク読取部201、DSP202、DSDデコーダ203、IE31394出力セレクタ204、通信制御部205(以下、IE31394マイコン205という。)、IE31394I/F206、アナログ出力端子207、デジタル出力端子208、制御部209(以下、DVDシステムマイコン209という。)、制御端子210及び操作部211を備えている。
IE31394I/F206は、所定のIE31394ケーブルによりAVアンプ3のIE31394I/F301に接続されている。また、アナログ出力端子207は、AVアンプ3のアナログ入力端子305に同軸線路などの電気信号線路により接続され、デジタル出力端子208は、AVアンプ3のデジタル入力端子307にオプティカル線路若しくは同軸線路などの電気信号線路により接続されている。また、制御端子210は、AVアンプ3の制御端子309に同軸線路などの電気信号線路により接続されている。
ディスク読取部201はディスクに記録されたデータを読み取る部分である。ディスク読取部201はディスクを装着脱するための機構、装着されたディスクを所定の速度で回転させる駆動機構、回転中のディスクの記録面にレーザ光を照射し、その反射光からオーディオデータ(デジタルデータ)を読み出す光学機構、及びこれらの機械的機構や光学機構の動作を制御する制御部を備えている。ディスク読取部201によるディスクの読取動作はDVDシステムマイコン209によって制御される。
ユーザが操作部211を操作して「ディスクの再生」を指示すると、DVDシステムマイコン209はディスク読取部201の制御部にディスクの読取りを指令する制御信号を出力し、この制御信号を受けて制御部は上記の機械的機構及び光学機構の動作を制御して装着されたディスクからオーディオデータを読み取る。ディスク読取部201で読み取られたデータは、DSP202及びDSDデコーダ203に入力されるとともに、デジタル出力端子208からオプティカル線路若しくは同軸線路の信号線を介してAVアンプ3に入力される。
DSP202は、ディスク読取部201から入力されるディスクの読取データ(デジタルオーディオデータ)をアナログオーディオ信号にデコードするものである。なお、DVDやCDに記録された音声データが5.1チャンネルのサラウンド音声データの場合は、DSP202は、各チャンネルに対応した周波数特性を有するアナログオーディオ信号(すなわち、6種類のアナログオーディオ信号)にデコードする。DSP202から出力されるアナログオーディオ信号は、アナログ出力端子207から同軸線路などの信号線を介してAVアンプ3に入力される。
DSDデコーダ203は、DSD方式のオーディオデータをアナログオーディオ信号にデコードするものである。本実施形態では、ディスク読取部201から入力されるデジタルオーディオデータのうち、DSD方式のデータはSACDを読み取ったデータだけであるので、実質的にDSDデコーダ203はSACDの読取データに対する専用のデコーダとなっている。
なお、DSDデコーダ203には、DVDやCDの読取データも入力されるが、これらの読取データはDSD方式ではないので、ディスクがDVDやCDの場合は、DSDデコーダ203ではデコード処理は行われず、そのまま入力信号を出力するスルー処理が行われる。すなわち、DSDデコーダ203の動作はDVDシステムマイコン209によって制御され、DVDシステムマイコン209はディスク読取部201からディスクがSACDの場合は、DSDデコーダ203にデコード処理を行わせ、ディスクがSACDでない場合は、DSDデコーダ203にスルー処理を行わせる。DSDデコーダ203から出力されるデータは、IE31394出力セレクタ204に入力される。
IE31394出力セレクタ204は、DSDデコーダ203からのアナログオーディオ信号の出力先をIE31394I/F206とアナログ出力端子207との間で切り換えるものである。IE31394出力セレクタ204は、「IE31394 ON」に設定されると、DSDデコーダ203から入力されるアナログオーディオ信号をIE31394規格に準拠した伝送データ(以下、IE31394伝送データという。)に変換してIE31394I/F206に出力し、「IE31394 OFF」に設定されると、DSDデコーダ
203から入力されるアナログオーディオ信号をアナログ出力端子207に出力する。
IE31394出力セレクタ204の設定はユーザの操作部211の操作により選択可能になっている。ユーザが操作部211により「IE31394 ON」の設定を指示する操作を行うと、DVDシステムマイコン209からその指示内容がディスク読取部201に入力され、ディスク読取部201の制御部によってIE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定される。同様にユーザが操作部211により「IE31394 OFF」の設定を指示する操作を行うと、DVDシステムマイコン209からその指示内容がディスク読取部201に入力され、ディスク読取部201の制御部によってIE31394出力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定される。
IE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されているときは、IE31394出力セレクタ204からIE31394伝送データが出力され、そのIE31394伝送データは、IE31394I/F206からAVアンプ3に入力される。
一方、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定されているときは、IE31394出力セレクタ204からは入力されたデジタルオーディオデータ若しくはアナログオーディオ信号(DSDデコーダによってデコードされた信号)がそのまま出力され、そのデジタルオーディオデータ若しくはアナログオーディオ信号はアナログ出力端子207からAVアンプ3に出力される。
ディスクがSACDの場合は、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されていると、SACDの読取データはDSDデコーダ203、IE31394出力セレクタ204及びIE31394I/F206を介してIE31394伝送データの形式でAVアンプ3に入力される。この場合は、AVアンプ3では、DSD方式のデータをデコードできない構成であるので、後述するように、アナログ出力端子207から入力される信号及びデジタル出力端子208から入力されるデータはスピーカシステム4A又は4Bから音声出力されず、IE31394伝送データのみがスピーカシステム4A又は4Bから音声出力される。
一方、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定されていると、SACDの読取データはDSDデコーダ203、IE31394出力セレクタ204及びアナログ出力端子207を介してAVアンプ3にアナログオーディオ信号で入力される。この場合は、AVアンプ3では、後述するように、IE31394I/F206及びデジタル出力端子208から入力されるデータはスピーカシステム4A又は4Bから音声出力されず、アナログオーディオ信号のみがスピーカシステム4A又は4Bから音声出力される。
また、ディスクがDVDまたはCDの場合は、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されていると、DVDまたはCDの読取データはDSDデコーダ203、IE31394出力セレクタ204及びIE31394I/F206を介してIE31394伝送データの形式でAVアンプ3に入力されるとともに、DSP202及びアナログ出力端子207を介してAVアンプ3に入力され、更にデジタル出力端子208を介してもAVアンプ3に入力される。この場合は、AVアンプ3では、IE31394I/F206及びデジタル出力端子208から入力されるデータとアナログ出力端子207から入力される信号はいずれもスピーカシステム4A又は4Bから音声出力可能であるので、3つのオーディオ入力の中から選択された2つのオーディオ入力がスピーカシステム4A又は4Bから音声出力される。
また、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定されていると、DVDまたはCDの読取データはDSP202及びアナログ出力端子207を介してAVアンプ3に入力されるとともに、デジタル出力端子208を介してAVアンプ3に入力される。この場合は、AVアンプ3では、2つのオーディオ入力がスピーカシステム4A,4Bから音声出力される。
IE31394I/F206は、デジタルオーディオデータをIE31394規格に基づく伝送方式で外部に出力するためのインターフェースである。
IE31394マイコン205は、AVアンプ3のIE31394マイコン302との間でIE31394規格に基づくデータの送受に関する制御するもので、マイクロコンピュータで構成されている。IE31394マイコン205は、IE31394I/F206の物理的な接続状態の確認、AVアンプ3のIE31394マイコン302との間でデータの送受を行うための認証、データ送受時のフローレートの制御などを行う。IE31394マイコン205によるIE31394伝送データの送受に関する制御は、DVDシステムマイコン209により制御される。
すなわち、DVDプレーヤ2AのIE31394I/F206からIE31394伝送データを出力するときは、DVDシステムマイコン209からIE31394マイコン205にIE31394I/F206の物理的な接続状態の確認指令やデータ送受を可能にする認証指令が出力され、IE31394マイコン205はこれらの指令に基づいてIE31394I/F206の物理的な接続状態の確認処理やデータ送受を可能にする認証処理を行なう。その後、DVDシステムマイコン209からIE31394マイコン205にIE31394伝送データの出力指令が出力されると、IE31394マイコン205はIE31394I/F206からIE31394伝送データを出力する。このとき、IE31394マイコン205はAVアンプ3のIE31394マイコン302との間で通信を行ってIE31394伝送データの出力レートを制御する。
デジタル出力端子208は、デジタルオーディオデータを外部に出力するための出力端子である。また、アナログ出力端子207は、アナログオーディオ信号を外部に出力するための出力端子である。
DVDシステムマイコン209は、DVDプレーヤ2Aの動作を統括的に制御するもので、マイクロコンピュータで構成されている。DVDシステムマイコン209は、操作部211から入力される操作情報に基づいてディスク読取部201、DSP202、DSDデコーダ203及びIE31394マイコン205の各部の動作を制御してディスク読取部201に装着されたディスクに記録されたオーディオデータを読み取り、その読取データ若しくはその読取データをデコードしたデータをAVアンプ3へ出力する一連の再生処理を制御する。
また、DVDシステムマイコン209はAVアンプ3のAVシステムマイコン318との間で各種の情報を通信し、DVDプレーヤ2Aの動作状態や動作条件をAVアンプ3の動作状態や動作条件にリンクをさせる。例えば装着されたディスクがSACDで、そのデータの出力形式がAVアンプ3で再生処理の可能な形式でない場合は、DVDプレーヤ2Aの出力形式をAVアンプ3で再生処理の可能な形式に変更する。
すなわち、装着されたディスクがSACDで、IE3 1394入力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されている場合、AVアンプ3の再生処理の可能な信号形式がアナログオーディオ信号に設定されていれば、DVDシステムマイコン209は、ディスク読取部201を介してIE3 1394入力セレクタ204を「IE31394 OFF」に切り換える。逆にIE3 1394入力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定されている場合、AVアンプ3の再生処理の可能な信号形式がIE31394伝送データに設定されていれば、DVDシステムマイコン209は、IE3 1394入力セレクタ204を「IE31394 ON」に切り換える。なお、DVDプレーヤ2Aの出力形式の変更に関する処理の詳細は後述する。
制御端子210は、DVDシステムマイコン209と後述するAVアンプ3のAVシステムマイコン318との間で制御信号を送受するための端子である。
操作部211は、DVDプレーヤ2Aの本体に設けられた複数の操作ボタンやリモートコントローラからなり、ユーザが操作部211を操作することによりディスクの再生に関する各種の条件を入力するものである。ユーザは操作部211を操作することにより、例えば再生音の音量や音質、再生曲、再生曲の順番、上述したIE3 1394入セレクタ204の設定内容などを所望の条件に設定することができる。
AVアンプ3は、IE31394I/F301、通信制御部302(以下、IE31394マイコン302という。)、IE31394入力セレクタ303、IE31394デコーダ304、アナログ入力端子305、アナログ入力セレクタ306、デジタル入力端子307、デジタル入力セレクタ308、制御端子309、第1入力セレクタ310、第1DSP311、第1アンプ312、第1スピーカ出力端子313、第2入力セレクタ314、第2DSP315、第2アンプ316、第2スピーカ出力端子317、制御部318(以下、AVシステムマイコン318という。)及び操作部319を備えている。
IE31394I/F301、アナログ入力端子305、デジタル入力端子307及び制御端子309は、それぞれ2個ずつ設けられ、一方のIE31394I/F301、アナログ入力端子305、デジタル入力端子307及び制御端子309にそれぞれ一方のDVDプレーヤ2AのIE31394I/F206、アナログ入力端子207、デジタル入力端子208及び制御端子210が上述した所定のケーブルで接続され、他方のIE31394I/F301、アナログ入力端子305、デジタル入力端子307及び制御端子309にそれぞれ他方のDVDプレーヤ2BのIE31394I/F206、アナログ入力端子207、デジタル入力端子208及び制御端子210が上述した所定のケーブルで接続されている。
AVアンプ3は、外部入力される同一若しくは異なるオーディオ信号を2つのスピーカシステム4A,4Bにそれぞれ独立に出力する2つのスピーカ出力系統を有している。第1入力セレクタ310、第1DSP311、第1アンプ312及び第1スピーカ出力端子313は第1スピーカ出力系統を構成し、第2入力セレクタ314、第2DSP315、第2アンプ316及び第2スピーカ出力端子317は第2スピーカ出力系統を構成している。また、IE31394I/F301I31394マイコン302、IE31394入力セレクタ303、IE31394デコーダ304、アナログ入力端子305、アナログ入力セレクタ306デジタル入力端子307及びデジタル入力セレクタ308は、外部入力される複数種類のオーディオ信号を第1,第2スピーカ出力系統に入力するための前段回路を構成している。
IE31394I/F301とIE31394マイコン302は、それぞれ上述したDVDプレーヤ2AのIE31394I/F206とIE31394マイコン205と同一の機能を果たすものである。IE31394マイコン302によるIE31394伝送データの送受に関する制御は、AVシステムマイコン318より制御される。
IE31394入力セレクタ303は、2つのIE31394I/F301のうち、いずれの1のIE31394I/F301からのIE31394伝送データを選択的にIE31394デコーダ304に出力するものである。IE31394入力セレクタ303の入力設定はユーザの操作部319の操作により選択可能になっている。
図示はしていないが、各IE31394I/F301にはポート番号が付加されており、ユーザが操作部319によりIE31394I/F301のポート番号を入力すると、AVシステムマイコン318からそのポート番号がIE31394入力セレクタ303に設定される。これによりIE31394入力セレクタ303は設定されたポート番号のIE31394I/F301から入力されるIE31394伝送データをIE31394デコーダ304に出力する。図1において、IE31394I/F301の上側のポート番号が設定されていと、IE31394デコーダ304には、DVDプレーヤ2AからIE31394I/F206及びIE31394I/F301を介して入力されるIE31394伝送データが入力される。
IE31394デコーダ304は、入力されるIE31394伝送データを元のデジタルオーディオデータにデコードするものである。デコードされたデジタルオーディオデータは第1入力セレクタ310に入力される。
アナログ入力セレクタ306は、2つのアナログ入力端子305から入力されるアナログオーディオ信号のうち、いずれか1のアナログオーディオ信号を選択的に後段に出力するものである。また、デジタル入力セレクタ308は、2つのデジタル入力端子307から入力されるデジタルオーディオデータのうち、いずれか1のデジタルオーディオデータを選択的に出力するものである。
アナログ入力セレクタ306及びデジタル入力セレクタ308の入力設定もユーザの操作部319の操作により選択可能になっている。アナログ入力セレクタ306及びデジタル入力セレクタ308にも、図示はしていないが、それぞれポート番号が付加されており、ユーザが操作部319によりアナログ入力セレクタ306及びデジタル入力セレクタ308のポート番号を入力すると、AVシステムマイコン318からそのポート番号がアナログ入力セレクタ306及びデジタル入力セレクタ308にそれぞれ設定される。これによりアナログ入力セレクタ306及びデジタル入力セレクタ308は、それぞれ設定されたポート番号のアナログ入力端子305及びデジタル入力端子307から入力されるアナログオーディオ信号とデジタルオーディオデータを後段の回路に出力する。
図1において、アナログ入力セレクタ306の上側のポート番号が設定されていると、DVDプレーヤ2Aからアナログ出力端子207及びアナログ入力端子305を介して入力されるアナログオーディオ信号がアナログ入力セレクタ306から出力される。アナログ入力セレクタ306から出力されるアナログオーディオ信号は、第1入力セレクタ310及び第2入力セレクタ314に入力される。従って、DVDプレーヤ2Aのアナログ出力端子207から出力されるアナログオーディオ信号が第1入力セレクタ310及び第2入力セレクタ314に入力される。
また、デジタル入力セレクタ308の上側のポート番号が設定されていると、DVDプレーヤ2Aからデジタル出力端子208及びデジタル入力端子307を介して入力されるデジタルオーディオデータがデジタル入力セレクタ308から出力される。デジタル入力セレクタ308から出力されるデジタルオーディオデータは、第1入力セレクタ310及び第2入力セレクタ314に入力される。従って、DVDプレーヤ2Aのデジタル出力端子207から出力されるデジタルオーディオデータが第1入力セレクタ310及び第2入力セレクタ314に入力される。
第1入力セレクタ310は、IE31394デコーダ304から入力されるデジタルオーディオデータ、アナログ入力セレクタ306から入力されるアナログオーディオ信号、及びデジタル入力セレクタ308から入力されるデジタルオーディオデータのうち、いずれか1の入力を後段の第1DSP311に選択的に出力するものである。
第1入力セレクタ310の入力設定もユーザの操作部319の操作により選択可能になっている。ユーザが操作部319により第1スピーカ出力系統に対して「IE31394 IN」(IE31394I/F301からの入力)、「アナログ IN」(アナログ入力端子305からの入力)及び「デジタル IN」(デジタル入力端子307からの入力)のいずれかを指定すると、AVシステムマイコン318から情報が第1入力セレクタ310に設定される。
例えば「IE31394 IN」が設定されると、IE31394デコーダ304から入力されるデジタルオーディオデータが第1入力セレクタ310から出力され、「アナログ IN」が設定されると、アナログ入力端子305から入力されるアナログオーディオ信号が第1入力セレクタ310から出力され、「デジタル IN」が設定されると、デジタル入力端子307から入力されるデジタルオーディオデータが第1入力セレクタ310から出力される。
第1DSP311は、上述したDVDプレーヤ2AのDSP202と同一の機能を果たすものである。従って、デジタル入力端子307から入力されるデジタルオーディオデータがアナログオーディオ信号にデコードされる。第1DSP311のデコード動作はAVシステムマイコン318により制御される。すなわち、AVシステムマイコン318は、第1入力セレクタ310に「デジタル IN」が設定されたとき、第1DSP311を「デコード ON」に設定してデコード処理を行わせ、第1入力セレクタ310に「IE31394 IN」又は「アナログ IN」が設定されたときは、第1DSP311を「デコード OFF」に設定してデコード処理を禁止する。このときは、第1DSP311から入力された信号がそのまま出力される。
なお、デジタルオーディオデータが5.1チャンネルのサラウンド音声データの場合は、各チャンネルに対応した周波数特性を有するアナログオーディオ信号(すなわち、6種類のアナログオーディオ信号)にデコードされる。第1DSP311でデコードされたアナログオーディオ信号は第1アンプ312に入力される。
第1アンプ312は、第1DSP311から入力されるアナログオーディオ信号を所定のレベルに増幅するものである。第1アンプ312は、5.1チャンネルのサラウンドシステムに対応して6個のアンプを備えている。第1アンプ312の増幅度は、ユーザの操作部319の操作による音量によって調整される。すなわち、ユーザが操作部319を操作して第1スピーカ出力系統の音量を設定すると、AVシステムマイコン318から音量の設定値の情報が第1アンプ312に入力され、第1アンプ312ではこの情報に基づいて各チャンネルの増幅度が設定される。
第1アンプ312から出力されるアナログオーディオ信号は第1スピーカ出力端子313を介して第1スピーカシステム4Aに出力される。より具体的には、第1アンプ312から出力されるFL,C,FR,SL,SR,SWの各チャンネルのアナログオーディオ信号はそれぞれ第1スピーカ出力端子313のFL,C,FR,SL,SR,SWの各出力端子から出力され、それぞれ第1スピーカシステム4AのスピーカFL,スピーカC,スピーカFR,スピーカSL,スピーカSR,スピーカSWから音声出力される。
第2入力セレクタ314は、アナログ入力セレクタ306から入力されるアナログオーディオ信号及びデジタル入力セレクタ308から入力されるデジタルオーディオデータのうち、いずれか1の入力を選択的に後段の第2DSP315に出力するものである。
第2入力セレクタ314の入力設定もユーザの操作部319の操作により選択可能になっている。ユーザが操作部319により第2スピーカ出力系統に対して「アナログ IN」(アナログ入力端子305からの入力)及び「デジタル IN」(デジタル入力端子307からの入力)のいずれかを指定すると、AVシステムマイコン318から情報が第2入力セレクタ314に設定される。
例えば「アナログ IN」が設定されると、アナログ入力端子305から入力されるアナログオーディオ信号が第2入力セレクタ314から出力され、「デジタル IN」が設定されると、デジタル入力端子307から入力されるデジタルオーディオデータが第2入力セレクタ314から出力される。
第2DSP315は、第1DSP311と同一の機能を果たすものである。従って、デジタル入力端子307から入力されるデジタルオーディオデータがアナログオーディオ信号にデコードされる。第2DSP315のデコード動作もAVシステムマイコン318により制御される。すなわち、AVシステムマイコン318は、第2入力セレクタ314に「デジタル IN」が設定されたとき、第2DSP315を「デコード ON」に設定してデコード処理を行わせ、第2入力セレクタ314に「アナログ IN」が設定されたときは、第2DSP315を「デコード OFF」に設定してデコード処理を禁止する。このときは、第2DSP315から入力された信号がそのまま出力される。
なお、デジタルオーディオデータが5.1チャンネルのサラウンド音声データの場合は、第1DSP311と同様に、各チャンネルに対応した周波数特性を有するアナログオーディオ信号にデコードされ、それぞれ第2アンプ316に入力される。
第2アンプ316は、第2DSP315から入力されるアナログオーディオ信号を所定のレベルに増幅するものである。第2アンプ316も5.1チャンネルのサラウンドシステムに対応して6個のアンプを備えている。第2アンプ316の増幅度も第1アンプ312と同様に、ユーザの操作部319の操作による音量によって調整される。すなわち、ユーザが操作部319を操作して第2スピーカ出力系統の音量を設定すると、AVシステムマイコン318から音量の設定値の情報が第2アンプ316に入力され、第2アンプ316ではこの情報に基づいて各チャンネルの増幅度が設定される。
第2アンプ316から出力されるアナログオーディオ信号は第2スピーカ出力端子317を介して第2スピーカシステム4Bに出力される。より具体的には、第2アンプ316から出力されるFL,C,FR,SL,SR,SWの各チャンネルのアナログオーディオ信号はそれぞれ第2スピーカ出力端子317のFL,C,FR,SL,SR,SWの各出力端子から出力され、それぞれ第2スピーカシステム4BのスピーカFL,スピーカC,スピーカFR,スピーカSL,スピーカSR,スピーカSWから音声出力される。
AVシステムマイコン318は、AVアンプ3の動作を統括的に制御するもので、マイクロコンピュータで構成されている。AVシステムマイコン318は、操作部319から入力される操作情報に基づいてIE31394入力セレクタ303、アナログ入力セレクタ306、デジタル入力セレクタ308、第1,第2入力セレクタ310,314、第1,第2DSP311,315、第1,第2アンプ312,316の各部の動作を制御してIE31394I/F301、アナログ入力端子305及びデジタル入力端子307から入力されるデジタルオーディオデータ若しくはアナログオーディオ信号を第1,第2スピーカ出力系統を通してスピーカシステム4A,4Bへ出力する一連の再生処理を制御する。
また、AVシステムマイコン318は、DVDプレーヤ2AのDVDシステムマイコン209との間で各種の情報を通信し、AVアンプ3の動作状態や動作条件をDVDプレーヤ2Aの動作状態や動作条件にリンクをさせる。例えばDVDプレーヤ2Aに装着されたディスクがSACDで、そのデータの出力形式がAVアンプ3で再生処理の可能な形式でない場合は、DVDプレーヤ2Aの出力形式をAVアンプ3で再生処理の可能な形式に変更させる。
すなわち、装着されたディスクがSACDで、IE3 1394入力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されている場合、AVアンプ3の再生処理の可能な信号形式がアナログ信号に設定されていれば、AVシステムマイコン318は、DVDシステムマイコン209に「IE31394 OFF」のコマンドを送信し、DVDプレーヤ2AのIE3 1394入力セレクタ204を「IE31394 OFF」に切り換えさせる。
逆にIE31394出力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定されている場合、AVアンプ3の再生処理の可能な信号形式がIE31394伝送データに設定されてい
れば、AVシステムマイコン318は、DVDシステムマイコン209に「IE31394 ON」のコマンドを送信し、DVDプレーヤ2AのIE3 1394入力セレクタ204を「IE31394 ON」に切り換えさせる。
制御端子309は、AVシステムマイコン318とDVDプレーヤ2AのDVDシステムマイコン209との間で制御信号を送受するための端子である。
操作部319は、AVアンプ3の本体に設けられた複数の操作ボタンやリモートコントローラからなり、ユーザが操作部319を操作することにより外部入力されるオーディ信号の再生に関する各種の条件を入力するものである。ユーザは操作部319を操作することにより、例えば再生音の音量や音質、第1,第2スピーカ出力系統への入力の設定、上述したIE3 1394入力セレクタ204の設定内容などを所望の条件に設定することができる。
次に、本発明に係る音響システムのDVDプレーヤ2AのIE31394出力セレクタ204の切換制御について説明する。
図2は、DVDプレーヤ2におけるIE31394出力セレクタ204の切換制御に関する処理手順を示すフローチャートである。
DVDプレーヤ2Aでは、電源がONの状態では(S1〜S3のループ)、ディスクの装着若しくはディスクの交換があったか否かの判別(S1)と、AVアンプ3からのIE31394出力セレクタ204の設定に関するコマンドを受信したか否かの判別(S2)が行われている。
ディスクの装着若しくはディスクの交換があると(S1:YES)、更に装着されたディスクの種類がSACDであるか否かが判別される(S4)。ディスク読取部201によって装着されたディスクの種類情報が読み取られ、その種類情報がDVDシステムマイコン209に入力されるので、この判別は、DVDシステムマイコン209によりその種類情報に基づいて行われる。
装着されたディスクの種類がSACDでなければ、すなわち、装着されたディスクの種類がDVD若しくはCDであれば(S4:NO)、ステップS2に移行し、装着されたディスクの種類がSACDであれば(S4:YES)、更にIE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されているか否かが判別される。ディスク読取部201によってIE31394出力セレクタ204の設定情報がDVDシステムマイコン209に入力されるので、この判別は、DVDシステムマイコン209によりその設定情報に基づいて行われる。
IE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されていれば(S5:YES)、IE31394I/F206がAVアンプ3のIE31394I/F301との間でIE31394伝送データを送受信可能な状態になっているか否かが判別される(S6)。IE31394I/F206とIE31394I/F301との間のハード的な接続状態とソフト的な送受信可能な状態はIE31394マイコン205によって制御され、その制御情報はDVDシステムマイコン209に入力されるので、この判別は、DVDシステムマイコン209によりその制御情報に基づいて行われる。
送受信可能な状態になっていなければ(S6:NO)、IE31394出力セレクタ204の設定が「IE31394 OFF」に切り換えられて(S7)、ステップS2に移行し、送受信可能な状態になっていれば(S6:YES)、IE31394出力セレクタ204の設定を切り換えることなくステップS2に移行する。
また、ステップS5の判別で、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定されていれば(S5:NO)、ステップS6と同様に、IE31394I/F206がAVアンプ3のIE31394I/F301との間でIE31394伝送データを送受信可能な状態になっているか否かが判別される(S8)。送受信可能な状態になっていれば(S8:YES)、IE31394出力セレクタ204の設定が「IE31394 ON」に切り換えられて(S9)、ステップS2に移行し、送受信可能な状態になっていなければ(S8:NO)、IE31394出力セレクタ204の設定を切り換えることなくステップS2に移行する。
すなわち、ディスクの装着若しくは交換があったとき、新たに装着されたディスクがSACDの場合、IE31394I/F206がAVアンプ3のIE31394I/F301との間でIE31394伝送データを送受信可能な状態になっており、IE31394出力セレクタ204も「IE31394 ON」に設定されていれば、IE31394出力セレクタ204を「IE31394 ON」に保持してSACDの読取データをIE31394I/F206によってデジタルオーディオデータの形式でAVアンプ3に送信する。
一方、新たに装着されたディスクがSACDの場合、IE31394I/F206がAVアンプ3のIE31394I/F301との間でIE31394伝送データを送受信可能な状態になっていないのに、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定されていれば、IE31394出力セレクタ204を「IE31394 OFF」に切り換え、SACDの読取データをアナログ信号の形式でAVアンプ3に送信可能にする。
ステップS2で、AVシステムマイコン318により、AVアンプ3からIE31394出力セレクタ204の設定に関するコマンドを受信したと判別されると(S2:YES)、更にその受信コマンドが「IE31394 ON」の設定を指示するコマンドであるか否かが判別され(S10)、受信コマンドが「IE31394 OFF」の設定コマンドであれば(S10:NO)、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 OFF」に設定され(S11)、受信コマンドが「IE31394 ON」の設定コマンドであれば(S10:YES)、IE31394出力セレクタ204が「IE31394 ON」に設定され(S12)、ステップS3に移行する。すなわち、AVアンプ3からのIE31394出力セレクタ204の設定に関するコマンドの内容がIE31394出力セレクタ204からディスク読取部201に入力され、ディスク読取部201によってIE31394出力セレクタ204の設定内容がコマンド内容に設定される。
すなわち、AVアンプ3のIE31394I/F301がDVDプレーヤ2AのIE31394I/F206との間でIE31394伝送データを送受信可能な状態になっていれば、AVアンプ3からIE31394出力セレクタ204の設定を「IE31394 ON」にするコマンドが送信され、AVアンプ3のIE31394I/F301がDVDプレーヤ2AのIE31394I/F206との間でIE31394伝送データを送受信可能な状態になっていなければ、AVアンプ3からIE31394出力セレクタ204の設定を「IE31394 OFF」にするコマンドが送信されるので、このコマンドに基づきDVDプレーヤ2AのIE31394出力セレクタ204の設定を切換設定することにより、SACDの読取データをAVアンプ3で再生処理可能なIE31394I/F301によるデジタルオーディオデータの形式又はアナログ信号の形式で送信できるようにする。
図3は、AVアンプにおけるIE31394入力セレクタ303の切換制御に関する処理手順を示すフローチャートである。
AVアンプ3では、電源がONの状態では(S21〜S23のループ)、ユーザの操作部319による第1スピーカ出力系統の入力又は第2スピーカ出力系統の入力に変更があったか否かの判別(S21,S22)が行われている。すなわち、IE31394入力セレクタ303、第1入力セレクタ310、アナログ入力セレクタ306、デジタル入力セレクタ308及び第2入力セレクタ314の設定に変化があったか否かの判別が行われている。
第1スピーカ出力系統の入力に変更があると(S21:YES)、変更後の入力先のDVDプレーヤとその入力信号の形式の確認が行われる(S24)。図1の構成では、第1入力セレクタ310で選択されている入力形式と、その入力形式に関係する入力セレクタで選択されている入力端子とにより第1スピーカ出力系統に接続されるDVDプレーヤ2A(又は2B)とそのDVDプレーヤ2A(又は2B)から出力される信号形式の確認が行われる。例えば第1入力セレクタ310でIE31394I/F301による入力が選択され、2つのIE31394I/F301のうち、上側のIE31394I/F301が選択されていると、第1スピーカ出力系統への入力はDVDプレーヤ2AからIE31394I/F301によって入力されるデジタルオーディオデータであると認識される。また、例えば第1入力セレクタ310でアナログ入力端子からの入力が選択され、2つのアナログ入力端子305のうち、下側のアナログ入力端子305が選択されていると、第1スピーカ出力系統への入力はDVDプレーヤ2Bからアナログ入力端子305によって入力されるアナログオーディオ信号であると認識される。
続いて、選択された入力信号がIE31394I/F301からの入力信号であるか否かが判別され(S25)、選択された入力信号がIE31394I/F301からの入力信号であれば(S25:YES)、選択されたDVDプレーヤとの間でIE31394プラグ処理が行われる(S26)。すなわち、上記の例で説明すると、AVアンプ3のIE31394マイコン302はDVDプレーヤ2AのIE31394マイコン205との間でIE31394I/F206とIE31394I/F301間の物理的な接続状態の確認処理とデータ送受を可能にする認証処理が行われる。
IE31394プラグ処理が終了すると、AVアンプ3のAVシステムマイコン318から、選択されたDVDプレーヤ(上記の例ではDVDプレーヤ2A)のDVDシステムマイコン209に「IE31394 ON」のコマンドが送信された後(S27)、ステップS22に移行する。
一方、選択された入力信号がIE31394I/F301からの入力信号でなければ(S25:NO)、AVアンプ3のAVシステムマイコン318から、選択されたDVDプレーヤ(上記の例ではDVDプレーヤ2A)のDVDシステムマイコン209に「IE31394 OFF」のコマンドが送信された後(S27)、ステップS22に移行する。なお、ステップS27,S28のコマンドの送信処理は、図2のフローチャートのステップS2に対応するものである。
すなわち、ステップS21からステップS24〜S28の処理は、第1スピーカ出力系統に対する入力信号の形式がIE31394I/F301からのデジタルオーディオデータの場合は、第1スピーカ出力系統に接続されるDVDプレーヤ2A(又は2B)に「IE31394 ON」のコマンドを送信して当該DVDプレーヤ2A(又は2B)からIE31394I/F206によってデジタルオーディオデータが出力されるようにし、第1スピーカ出力系統に対する入力信号の形式がアナログ入力端子305若しくはデジタル入力端子307からのアナログオーディオ信号若しくはデジタルオーディオデータの場合は、第1スピーカ出力系統に接続されるDVDプレーヤ2A(又は2B)に「IE31394 OFF
」のコマンドを送信して当該DVDプレーヤ2A(又は2B)からIE31394I/Fによってデジタルオーディオデータが出力されないようにするものである。
これにより、第1スピーカ出力系統に接続されるDVDプレーヤ2A(又は2B)にSACDのディスクが装着された場合にも当該SACDからの読取データを確実に第1スピーカ出力系統を通して第1スピーカシステム4Aから再生させることができる。
続いて、ステップS22で、第2スピーカ出力系統の入力に変更があると(S22:YES)、第1スピーカ出力系統の入力先のDVDプレーヤと、第2スピーカ出力系統の入力先のDVDプレーヤとが同一であるか否かが判別される(S29)。第1,第2スピーカ出力系統の入力先が同一でなければ(S29:NO)、ステップS23に移行し、第1,第2スピーカ出力系統の入力先が同一であれば(S29:YES)、第1スピーカ出力系統の入力先のDVDプレーヤとその入力信号の形式の確認が行われる(S30)。この確認処理はステップS24の場合と同様である。例えば第1入力セレクタ310でIE31394I/F301からの入力が選択され、2つのIE31394I/F301のうち、上側のIE31394I/F301が選択されていると、第1スピーカ出力系統及び第2スピーカ出力系統への入力はDVDプレーヤ2AからIE31394I/F301によって入力されるデジタルオーディオデータであると確認される。また、例えば第1入力セレクタ310でアナログ入力端子305からの入力が選択されていると、2つのアナログ入力端子305のうち、上側のアナログ入力端子305が選択されていると、第1スピーカ出力系統及び第2スピーカ出力系統への入力はDVDプレーヤ2Aからアナログ入力端子305によって入力されるアナログオーディオ信号であると確認される。
続いて、第1スピーカ出力系統への入力信号がIE31394I/F301からの入力信号であるか否かが判別され(S31)、IE31394I/F301からの入力信号でなければ(S31:NO)、ステップS23に移行し、IE31394I/F301からの入力信号であれば(S31:YES)、ステップS32に移行する。すなわち、ステップS29〜S31では、第2スピーカ出力系統に入力されるDVDプレーヤからの出力がIE31394I/F301による出力であるか否かが判別される。
そして、ステップS32において、AVアンプ3のAVシステムマイコン318から、選択されたDVDプレーヤのDVDシステムマイコン209に「IE31394 OFF」のコマンドが送信された後、ステップS23に移行する。なお、ステップS32のコマンドの送信処理は、図2のフローチャートのステップS2に対応するものである。
すなわち、ステップS22からステップS29,S32の処理は、第2スピーカ出力系統が再生処理可能な入力信号の形式にはIE31394I/F301からのデジタルオーディオデータが含まれないから、第2スピーカ出力系統に接続されるDVDプレーヤ2A(又は2B)に「IE31394 OFF」のコマンドを送信して当該DVDプレーヤ2A(又は2B)からはIE31394I/F206によってデジタルオーディオデータが出力されない
ようにするものである。
これにより、第2スピーカ出力系統に接続されるDVDプレーヤ2A(又は2B)にSACDのディスクが装着された場合にも当該SACDからの読取データをアナログ出力端子207からアナログオーディオ信号で出力させ、確実に第2スピーカ出力系統を通して第2スピーカシステム4Bから再生させることができる。
上記のように、本実施形態に係る音響システムでは、AVアンプ3の第1スピーカ出力系統又は第2スピーカ出力系統に対して接続されるDVDプレーヤ2A(又は2B)のオーディオ信号の出力形式が第1スピーカ出力系統又は第2スピーカ出力系統で再生処理可能な形式でない場合は、DVDプレーヤ2A(又は2B)の側で自動的に、或いはAVアンプ3からのコマンドにより、オーディオ信号の出力形式を第1スピーカ出力系統又は第2スピーカ出力系統で再生処理可能な形式となるようにIE31394出力セレクタ204の設定を自動的に切り換えられるので、DVDプレーヤ2A,2BにSACDのような出力形式に制限のある特定のディスクが装着された場合にも、ユーザが手動操作によりDVDプレーヤ2A,2B及びAVアンプ3のセレクタを調整することなく、AVアンプ3の第1,第2スピーカ出力系統の各出力系統に設定されたDVDプレーヤ2A(又は2B)の読取データを確実に再生させることができる。
なお、上記実施形態では、第1スピーカ出力系統と第2スピーカ出力系統をそれぞれ1個ずつ有するAVアンプ3を用いた音響システムについて説明したが、本発明は、AVアンプ3の第1スピーカ出力系統と第2スピーカ出力系統をそれぞれ複数個ずつ備えたAVアンプ3を用いた音響システムにも適用することができる。すなわち、本発明は、複数個のスピーカ出力系統を備え、このうちの少なくとも1組の出力系統がIE31394I/Fからのオーディオデータを再生可能な第1スピーカ出力系統とIE31394I/Fからのオーディオデータを再生できない第2スピーカ出力系統とで構成されるAVアンプを用いた音響システムに適用することができる。
本発明に係る音響システムの一実施形態を示す要部ブロック図である。 DVDプレーヤにおけるIE31394セレクタの切換制御に関する処理手順を示すフローチャートである。 AVアンプにおけるIE31394セレクタの切換制御に関する処理手順を示すフローチャートである。 従来の課題を一般化して説明するための音響システムの基本構成を示すブロック図である。 AVアンプの第1スピーカ出力系統に接続されたプレーヤのオーディオ信号の出力形式が第1スピーカ出力系統で再生処理可能な形式でない場合の一例を示す図である。 AVアンプの第2スピーカ出力系統に接続されたプレーヤのオーディオ信号の出力形式が第2スピーカ出力系統で再生処理可能な形式でない場合の一例を示す図である。
符号の説明
1 音響システム
2A,2B DVDプレーヤ
201 ディスク読取部
202 DSP
203 DSDデコーダ
204 IE31394出力セレクタ
205 通信制御部(IE31394マイコン)
206 IE31394I/F
207 アナログ出力端子
208 デジタル出力端子
209 制御部(DVDシステムマイコン)
210 制御端子
211 操作部
3 AVアンプ
301 IE31394I/F
302 IE31394マイコン
303 IE31394入力セレクタ
304 IE31394デコーダ
305 アナログ入力端子
306 アナログ入力セレクタ
307 デジタル入力端子
308 デジタル入力セレクタ
309 制御端子
310 第1入力セレクタ
311 第1DSP
312 第1アンプ
313 第1スピーカ出力端子
314 第2入力セレクタ
315 第2DSP
316 第2アンプ
317 第2スピーカ出力端子
318 制御部(AVシステムマイコン)
319 操作部
4A,4B スピーカシステム

Claims (13)

  1. ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、
    前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、
    前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、
    前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、
    前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、
    有するディスク再生装置と、
    前記第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段と、
    前記第2の信号形式の音声データが入力される第2の信号入力手段と、
    前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、発音手段に出力する音声出力処理手段と、
    前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記音声出力処理手段に入力する入力選択手段と、
    前記入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、
    有する音響出力制御装置とを備え、
    前記ディスク再生装置
    前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっているか否かを判別する判別手段を更に有し
    前記出力選択制御手段、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間で音声データの送受信が可能になっているときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させ、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっていないときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるように、前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、音響システム。
  2. ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、
    前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、
    前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、
    前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、
    前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、
    を有するディスク再生装置と、
    前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、
    前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、
    前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、
    前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、
    前記第1の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、
    を有する音響出力制御装置とを備え、
    前記音響出力制御装置が、
    前記第1の入力選択手段により前記第1の信号入力手段から入力される音声データのうち、前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信し、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていないと判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とをさらに有し、
    前記ディスク再生装置の出力選択制御手段が、前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、音響システム。
  3. 前記音響出力制御装置が、
    前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、
    前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、
    前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する第2の判別手段と、
    前記第2の判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信する第2のコマンド送信手段とを更に有し、
    前記ディスク再生装置の出力選択制御手段が、更に前記第2のコマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、請求項2に記載の音響システム。
  4. ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、
    前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、
    前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、
    前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、
    前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、
    有するディスク再生装置と、
    前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、
    前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、
    前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、
    前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、
    前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、
    前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、
    前記第1,第2の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、
    有する音響出力制御装置とを備え、
    前記音響出力制御装置
    前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とを更に有し
    前記ディスク再生装置の出力選択制御手段、前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、音響システム。
  5. 前記第1の信号形式は、IEEE1394に準拠した信号形式であり、前記第2の信号形式はアナログオーディオ信号である、請求項1〜4のいずれかに記載の音響システム。
  6. ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、
    前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、
    前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、
    前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、
    前記第1の信号出力手段と、音響出力制御装置の前記第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段との間で、データの送受信が可能になっているか否かを判別する判別手段と、
    前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっているときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させ、前記第1の信号出力手段と前記第1の信号入力手段との間でデータの送受信が可能になっていないときは、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるように、前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段と、
    を備えたことを特徴とする、ディスク再生装置。
  7. 装着されたディスクが所定のディスクであるか否かを判別するディスク判別手段をさらに備え、
    前記ディスク判別手段が所定のディスクが装着されていると判別した場合に、前記出力選択制御手段が前記出力選択手段の選択動作を制御する、請求項6に記載のディスク再生装置。
  8. ィスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、
    前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、
    前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、
    前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、
    前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段とを備え、
    前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、
    前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、
    前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、
    前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、
    前記第1の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、
    前記第1の入力選択手段により前記第1の信号入力手段から入力される音声データのうち、前記第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させるコマンドを送信し、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていないと判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを送信するコマンド送信手段とを有する音響出力制御装置に接続可能であり、
    前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段をさらに有することを特徴とする、ディスク再生装置。
  9. 前記音響出力制御装置が、前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と
    記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、
    前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する第2の判別手段と、
    前記第2の判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信する第2のコマンド送信手段とを更に有し、
    前記出力選択制御手段が、更に前記第2のコマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御することを特徴とする、請求項8に記載のディスク再生装置。
  10. ディスクに記録された音声データを読み取るディスク読取部と、
    前記音声データを第1の信号形式で出力する第1の信号出力手段と、
    前記音声データを前記第1の信号形式とは異なる第2の信号形式で出力する第2の信号出力手段と、
    前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1,第2の信号形式のいずれかの形式で出力させる出力選択手段と、
    前記出力選択手段の選択動作を制御する出力選択制御手段とを備え、
    前記第1の信号出力手段から出力される音声データが入力される第1の信号入力手段と、
    前記第2の信号出力手段から出力される音声データが入力される第2の信号入力手段と、
    前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、
    前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、
    前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、
    前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、
    前記第1,第2の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、
    前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とを備える音響出力制御装置に接続可能であり、
    前記出力選択制御手段が、前記コマンド送信手段から送信されたコマンドに従って前記出力選択手段の選択動作を制御する、ディスク再生装置。
  11. ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段と、
    前記ディスク再生装置の第2の信号出力手段から出力される第2の信号形式の音声データが入力される第2の信号入力手段と、
    前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、
    前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、
    前記第1の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、
    前記第1の入力選択手段により前記第1の信号入力手段から入力される音声データのうち、前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第1の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置に送信し、前記判別手段により前記ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される音声データが選択されていないと判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置に送信するコマンド送信手段とを備えることを特徴とする、音響出力制御装置。
  12. 前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、
    前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、
    前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する第2の判別手段と、
    前記第2の判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置に送信する第2のコマンド送信手段と、
    を更に備えることを特徴とする、請求項11に記載の音響出力制御装置。
  13. ディスク再生装置の第1の信号出力手段から出力される第1の信号形式の音声データが入力される第1の信号入力手段と、
    前記ディスク再生装置の第2の信号出力手段から出力される第2の信号形式の音声データが入力される第2の信号入力手段と、
    前記第1の信号形式又は前記第2の信号形式の音声データを、第1の発音手段に出力する第1の音声出力処理手段と、
    前記第2の信号形式の音声データを、第2の発音手段に出力する第2の音声出力処理手段と、
    前記第1,第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第1の音声出力処理手段に入力する第1の入力選択手段と、
    前記第2の信号入力手段から入力される複数の音声データから1の音声データを選択して前記第2の音声出力処理手段に入力する第2の入力選択手段と、
    前記第1,第2の入力選択手段の選択動作を制御する入力選択制御手段と、
    前記第2の入力選択手段に前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ディスク再生装置から出力される音声データが前記第1の信号形式であると判別されると、前記ディスク読取部で読み取られた音声データを前記第2の信号形式で出力させるコマンドを前記ディスク再生装置の出力選択制御手段に送信するコマンド送信手段とを備えることを特徴とする、音響出力制御装置。
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