JP2005236986A - データエンコード方法及びデータ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチチャネルで高品質に記録されたDVDオーディオデイスクの再生音声データを処理して、カラオケを楽しめるようにすること。
【解決手段】ディスク再生部でDVDオーディオデイスクから再生されたオーディオデータはオーディオ再生部でデコード後、復調されてからデスクランブラーによりスクランブルが解除されて、DVDオーディオデフォーマット化処理部によりデフォーマットされて、前方左、中央、前方右、後方左、後方右の音声データに分離され、これら音声データがミキサーに入力される。ユーザによりスイッチSWをb側に切り換え、ミクス指示を行うと、前方左の、前方右の音声データとA/D変換部より入力される歌い手の音声データがミキシング回路により混合されて2チャネルの音声データとなり、出力端子33、34から出力される。これにより、前記前方左と前方右の音声データを伴奏として、カラオケを行うことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、マルチチャネルの音声データをDVDオーディオディスクに記録するディスクエンコード装置及びDVDディスクからマルチチャネルの音声データを再生するカラオケに好適なデータエンコード方法及びデータ再生装置に関する。
従来より、CDなどでは、音楽ソースが2チャネルオーディオデータとして記録されるが、マルチチャネルとして楽しむことが考えられる。しかし、2チャネルに比べてマルチチャネルではデータ量が膨大になり、記憶容量が同一では演奏時間が減少する。
そこで、DVDビデオが考えられ、このDVDビデオでは圧縮したサラウンド信号やカラオケ信号が記録され(特開平9−46799)、カラオケ等にも対応できるようになっている。
この従来のカラオケ対応装置(特開平9−46799)のカラオケモードでは、カラオケの左(L)、右(R)の伴奏、女声ボーカルA2−1、男声ボーカルA2−2がドルビ−AC−3の規格に沿ったオーディオストリームに記録され、再生時にダウンミクスされて2チャネルで出力されることにより、カラオケとしての機能が実現されている。
しかし、上記した従来の装置では圧縮したサラウンド方式を流用するのでデータ量は節約されるが、圧縮による品質のロス及びサンプリング周波数、ビット数などの制限を受ける欠点があった。
これを回避するために、DVDビデオを尊重すると共にそれとの互換性を求めるDVDオーディオデイスクに、圧縮による品質のロスがなく、サンプリング周波数192kHz、ビット数が24ビットの高品位としたマルチチャネル音声データを収納する期待が高まっている。
その上、マルチチャネルで記録されたDVDオーディオデイスクを再生し、カラオケとして使用できるように、各チャネルの音声信号を処理することが要請されている。更に、DVDデイスクに前記マルチチャネルの音声信号を記録すると共に、静止画または動画を記録し、カラオケ時、静止画または動画を再生して背景等に用いることにより、カラオケ時の雰囲気を盛り上げる要請がなされている。
本発明は、上記のような従来の課題に答えるために、音声信号をマルチチャネルで高品質に記録するディスクエンコード装置と、マルチチャネルで高品質に記録されたDVDオーディオデイスクの各チャネルからの再生音声信号をカラオケ用に処理することができ、必要に応じて、静止画または動画も再生することができるデータエンコード方法及びデータ再生装置を提供するにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の1)〜3)の手段よりなる。
すなわち、
1)マルチ複数チャネルのオーディオデータと、前記マルチチャネルのオーディオデータのメニュー画像に係る文字データとを含と共に、
前記マルチチャネルのオーディオデータをミクスダウンするためのミクスダウン係数と前記ミクスダウン係数のテーブル番号を制御データとして含むオーディオタイトルセットにフォーマット化する場合にあらかじめ複数の態様に相当するミクスダウン係数を備えるようにフォーマット化してエンコードするデータエンコード方法。
2)請求項1記載のデータエンコード方法により記録されたデータを再生するデータ再生装置において、
前記記録されたデータからオーディオデータをデコードする第1のデコード手段と、
前記デコードされたオーディオデータをマルチチャネルのオーディオデータに分離する手段と、
前記記録されたデータからミクスダウン係数と前記ミクスダウン係数のテーブル番号をデコードする第2のデコード手段と、
前記分離されたオーディオデータを前記デコードされたミクスダウン係数と前記ミクスダウン係数のテーブル番号によってミクスダウンするミクスダウン手段と、
前記ミクスダウンされたオーディオデータを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
3)請求項2記載のデータ記録方法により記録されたデータを再生するデータ再生装置において、さらに、
マイクロフォンで集音された音声信号を前記分離されたオーディオデータとミキシングする手段を備えたデータ再生装置。
本発明によれば、マルチチャネルで高品質に記録されたDVDオーディオデイスクの各チャネルからの再生音声データをミクスダウン係数により処理することができ、必要に応じて、複数の態様により再生することができ使い勝手が向上すると共にさらにメニュー画像を示す文字データも再生することができでき使い勝手がよくなる等の効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のディスクエンコード装置の第1の実施の形態を示したブロック図である。ディスクエンコード装置は、マルチチャンネルのオーディオ信号をDVDオーディオフォーマットの規格に沿ってフォーマット化するDVDオーディオフォーマット化処理部1、フォーマット化データにスクランブルをかけるスクランブラー2、スクランブラー2からの信号を変調する変調部3、装置全体の制御を行なうシステムコントローラ4、ユーザの指示を入力する操作入力部5、DVDオーディオフォーマット化処理部1によるフォーマット化の際に必要なミクス係数を入力するインターフェース(I/F)6、画像/文字データを入力するインターフェース(I/F)7、前方左の音声データ(FL)を入力する入力端子8、中央の音声データ(C)を入力する入力端子9、前方右の音声データ(FR)を入力する入力端子10、後方左の音声データ又は左のボーカル(RL/KL)を入力する入力端子11、後方右の音声データ又は右のボーカル(RR/KR)を入力する入力端子12、カッティングマシンなどにデータを出力するための出力端子13を有している。
次に、本実施形態の動作について説明する。入力端子8、9、10、11、12から入力される5チャネルの前方左の音声データ(FL)、中央の音声データ(C)、前方右の音声データ(FR)、後方左又は左のボーカルの音声データ(RL/KL)、後方右又は右のボーカルの音声データ(RR/KR)はDVDオーディオフォーマット化処理部1に入力され、ここで、インターフェース6から5チャネル音声データにフォーマット化され、スクランブラー2で、スクランブルが掛けられてから変調部3により変調された後、出力端子13から図示されないカッティングマシンに出力されて、前記した5チャネル音声データを記録したDVDオーディオディスクが作成される。
尚、左、右のボーカル(KL/KR)をミクスする場合、DVDオーディオフォーマット化処理部1はインターフェース8から入力されるミクス係数に従って、左右のボーカルをミクスしてフォーマット化する。
その際、記録内容のメニュー画像などを示す文字データやカラオケ用の背景画像もインターフェース7からDVDオーディオフォーマット化処理部1に入力され、上記した音声データと共にフォーマット化される。
本実施の形態によれば、前方左、中央、前方右、後方左、後方右の5チャネルの音声データをDVDオーディオディスクに記録して作成することができ、しかも、DVDオーディオディスク容量が大きいため、5チャネルの音声データを圧縮する必要がなく、且つ十分高いサンプリング周波数、ハイビットなどで、前記ディスクに記録することができ、高音質で前記5チャネルの音声データを長時間記録することができる。
図2は、本発明のディスクエンコード装置の第2の実施の形態を示したブロック図である。但し、図1に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付し、且つその説明を適宜省略する。ディスクエンコード装置は、多チャンネルのオーディオ信号をDVDオーディオフォーマットの規格に沿ってフォーマット化するDVDオーディオフォーマット化処理部1、フォーマット化データにスクランブルをかけるスクランブラー2、スクランブラー2からの音声データを図示されない回線上に送信する送信部14、図示されない回線上の音声データを受信する受信部17、装置全体の制御を行なうシステムコントローラ4、ユーザの指示を入力する操作入力部5、音声データを格納するメモリ15、DVDオーディオフォーマット化処理部1によるフォーマット化の際に必要な係数を入力するインターフェース(I/F)6、画像、文字データを入力するインターフェース(I/F)7、制御係数を入力するインターフェース(I/F)16、左の音声データ(L)を入力する入力端子8、右(R)の音声データを入力する入力端子9、ボーカルの音声データ(K)を入力する入力端子10を有している。
次に本実施の形態の動作について説明する。本例のDVDオーディオフォーマット化処理部1は、入力端子8、9、10から入力される左右の音声データとボーカルをインターフェース6、16から入力されるミクス係数や制御係数に従ってフォーマット化し、それにスクランブラー2でスクランブルを掛けたマルチチャネル音声データを送信部14から回線を通して送信したり、或いは図示されていないが変調部3からカッティングマシンに供給してDVDオーディオディスクに記録する。
送信部14から送信された音声データは遠方の編集装置などに送られて編集された後、返送されてくるが、この返送データを受信部17で受信し、システムコントローラ4を介してメモリ15に一旦格納される。その後、DVDオーディオディスク等に記録される。尚、上記したスクランブラー2から出力されるオーディオデータはシステムコントローラ4により一旦メモリ15に格納されてから送信部14より送信される場合もある。
本実施の形態によれば、左右及びボーカルの3チャネルの音声データを記録したDVDオーディオディスクを作成することができると共に、これらオーディオデータを送受信することができる。他の効果は図1に示した第1の実施の形態と同様である。
図3は、本発明のディスクエンコード装置の第3の実施の形態を示したブロック図である。但し、図1に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付し、且つその説明を適宜省略する。本例のDVDオーディオフォーマット化処理部1は、入力端子8、9、10、11、12、19からそれぞれ入力される前方左の音声データ(FL)、中央の音声データ(C)、前方右の音声データ(FR)、後方左の音声データ(RL)、又は左のボーカル(KL)、後方右の音声データ(RR)又は右のボーカル及びLFEをインターフェース6から入力されるミクス係数に従ってフォーマット化し、スクランブラー2でスクランブルを掛けてから、変調部3で変調した後、図示されないカッティングマシンによりDVDオーディオディスクに記録する。
また、本例は、画像/文字データの他に、インターフェース20から入力される動画/静止画データもDVDオーディオフォーマット化処理部1によりフォーマット化してDVDオーディオディスクに記録することができる。
本実施の形態によれば、前方左、中央、前方右、後方左、後方右及びLFEの6チャネルの音声データを記録したDVDオーディオディスクを作成することができ、しかも、DVDオーディオディスク容量が大きいため、6チャネルの音声データを圧縮する必要がなく、且つ十分高いサンプリング周波数、ハイビットなどで、前記ディスクに記録することができ、高音質で前記6チャネルの音声データを長時間記録することができる。
図4は、本発明のディスク再生装置の第1の実施の形態を示したブロック図である。ディスク再生装置は、DVDオーディオディスク100からデータを読み出すディスク再生部21、ディスク再生部21から読み出されたデータをデコードして復調するオーディオ再生部22、復調されたデータをデフォーマットして5チャネルの音声データに、即ち前方左(FL)、中央(C)、前方右(FR)、後方左(RL)又は左ボーカル(KL)、後方右(RR)又は右ボーカル(KR)に分離するDVDオーディオデフォーマット化処理部23、分離された前方左、中央、前方右、後方左(又は左ボーカル)、後方右(又は右ボーカル)データをミキシング回路241で混合するか、又はそのまま出力するミキサー24、画像文字データを復元する画像プロセッサ25、マイクロフォン(図示せず)で集音した左ボーカル信号を入力する入力端子36、マイクロフォン(図示せず)で集音した右ボーカル信号を入力する入力端子37、左ボーカル信号をデジタル化するA/D変換部26、右ボーカル信号をデジタル化するA/D変換部27、前方左の音声データ、中央の音声データ、前方右の音声データ、後方左(左ボーカル)の音声データ、後方右(右ボーカル)の音声データをそれぞれ出力する出力端子28、29、30、31、32及び2チャネルのミキシング音声データを出力する出力端子33、34、画像/文字データを出力する出力端子35を有している。
次に本実施の形態の動作について説明する。DVDオーディオディスク100はディスク再生部21により再生され、読み出されたデータはオーディオ再生部22でデコードされて復調され、更にデスクランブラー41でデスクランブルされた後、DVDオーディオデフォーマット化処理部23によりデフォーマットされて、5チャネルの音声データ、即ち、前方左、中央、前方右、後方左(又は左ボーカル)、後方右(又は右ボーカル)の音声データに分離される。これら5チャネルの音声データは、ミキサー24を通して、そのまま、出力端子28〜32から出力される。
その際、ミキサー24にDVDオーディオデフォーマット化処理部23からミクス係数が入力され、且つスイッチSW1、SW2が端子a側であると、前方左、中央、前方右、後方左(又は左ボーカル)、後方右(又は右ボーカル)の音声データが前記ミクス係数に従って、2チャネルに混合され、出力端子33、34から出力される。
また、この時、画像/文字データが再生された場合は、これらデータがDVDオーディオデフォーマット化処理部23により分離され、画像プロセッサ25に入力されて、ここで画像/文字信号となって、出力端子35から外部のモニターなどに出力され、画像又は文字が表示される。
また、ユーザはボーカルをミクスするかしないかを選択して指示する。カラオケなどを行う時は、ミクス指示を出す。この場合、スイッチSW1、SW2が端子b側で、入力端子36、37からボーカル信号が入力されると、A/D変換部26、27により、これら信号がデジタルデータ化される。これらボーカルデータがミキシング回路241に入力されて、前方左、中央、前方右の音声データと2チャネルに混合され、ミクス出力端子33、34から出力される。この場合、例えば、中央の音声データのレベルが0となり、前方左、前方右の音声データがカラオケの伴奏になり、歌い手のボーカルと混合されて、出力端子33、34から出力される。
ここで、ミキシング回路241の動作について詳しく説明する。音声データをミクスする場合は、ミクスダウン係数テーブル番号を用い、ミクスしない場合はミクスダウン係数テーブル番号iをひとつカウントアップして変更する。ミクスダウン係数テーブルをひとつカウントアップしたところ(ATS−DM−COEFT#(i+1))にはチャネルRL/KL、RR/KRをゼロとしてミクスする。
なお、チャネルRL/KLのみをミクスする場合はミクスダウン係数テーブル番号iを2つカウントアップして変更し、チャネルRR/KRのみをミクスする場合はミクスダウン係数テーブル番号iを3つカウントアップして変更するようにする。これにより、出力端子33、34から所定のミクス音声データが取り出される。
本実施の形態によれば、マルチチャネルで高品質に記録されたDVDオーディオデイスク100の各チャネルからの再生音声データをカラオケ用に処理することができ、必要に応じて、画像や文字情報も再生することができる。
図5は、本発明のディスク再生装置の第2の実施の形態を示したブロック図である。但し、図4に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付し、且つその説明を適宜省略する。本例は図4に示した第1の実施の形態とその構成はほとんど同じである。異なる点は、入力端子36、37から入力されたボーカル信号をデジタルデータ化した後、スイッチSWL、SWRで構成されるスイッチ回路を通すことにより、前記デジタルデータをモニター出力端子53、54から外部に出力することができるようになっている点にある。
スイッチSWL、SWRを端子a側に切り替えると、歌い手の音声のみがモニター出力端子53、54から得られるので、これをヘッドホーンなどを介して、歌い手に聴かせることができる。又、スイッチSWL、SWRを端子b側に切り替えると、DVDオーディオディスクから再生された後方左(又は左ボーカル)、後方右(又は右ボーカル)のみをモニター出力端子53、54から出力させてモニターすることができる。
図6は、本発明のディスク再生装置の第3の実施の形態を示したブロック図である。但し、図1に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付し、且つその説明を適宜省略する。本例は左(L)、右(R)、中央(C)又はボーカル(K)の3チャネルの音声データが記録されたDVDオーディオディスクを再生して、カラオケに使用する例である。
前記DVDオーディオディスクから再生されて復調された音声データはデスクランブラー41によりスクランブルが解除された後、DVDオーディオデフォーマット化処理部23によりデフォーマットされ、3チャネルの音声データに分離され、これら音声データがミキサー24に入力される。
ミキサー24には、DVDオーディオデフォーマット化処理部23からミクス係数/制御係数が入力され、例えば、左(L)に中央(C)又はボーカル(K)が、同様に、右(R)に、中央(C)又はボーカル(K)が混合され、出力端子28、29から出力される。また、何等混合されることなく、左(L)、右(R)、中央(C)又はボーカル(K)が出力端子30、31、32からそのまま出力される場合もある。
一方、カラオケで使用する場合、ミキサー24は、左(L)と右(R)の音声データをそのままのレベル(α=γ=1)で出力端子30、32から出力し、中央(C)又はボーカル(K)をレベルゼロとし、結果的に出力端子31から出力せず(β=1)、その代わり、A/D変換部26でデジタル化された歌い手のボーカルデータを出力端子31から出力する。
これにより、DVDオーディオディスクから再生された左(L)、右(R)の音声データを伴奏にしてカラオケを行うことができる。その際、画像プロセッサ25で処理した画像や静止画をカラオケの背景として用いることができる。
また、MIDI信号がMIDIプロセッサ38に供給されて音楽信号に変換され、出力端子39から取り出される。これにより、例えば、ピアノ、ギター、ベースのような複数の楽器による伴奏音を得ることができる。
本実施の形態によれば、左(L)、右(R)、中央(C)又はボーカル(K)の3チャネルのDVDオーディオディスクを再生して、高音質の伴奏でカラオケを楽しむことができる。
図7は、本発明のディスク再生装置の第4の実施の形態を示したブロック図である。但し、図6に示した第3の実施の形態と同様の部分には同一符号を付し、且つその説明を適宜省略する。本例は図6に示した第3の実施の形態とその構成はほとんど同じである。異なる点はスイッチ回路SW60を切り替えることで、DVDオーディオディスクからの再生音声(歌手)又はカラオケ時の歌い手の音声を出力端子39から出力してモニターすることができる。他の構成は図6に示した第3の実施の形態と同様の効果がある。
図8は、本発明のディスク再生装置の第5の実施の形態を示したブロック図である。但し、図1に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付し、且つその説明を適宜省略する。6チャネルのDVDオーディオディスクを再生し、得られた復調データのスクランブルを解除した音声データが入力端子42からDVDオーディオデフォーマット化処理部23に入力されて、デフォーマット化され、前方左(FL)、中央(C)、前方右(FR)、後方左又は左ボーカル(RL/KL)、後方右又は右ボーカル(RR/KR)、LFEの6チャネルの音声データに分離される。これら音声データはミキサー24に入力され、ミクス係数/制御係数により各音声データが混合されたり、或いは混合されずにそのまま出力端子28〜32、43から出力される。
又、DVDオーディオデフォーマット化処理部23によりデフォーマットされた静止画、動画データはビデオ変換部44でNTSC方式のビデオ信号に変換されて、出力端子45から外部に出力される。
上記ミキサー24でデータのミキシングをしない場合、前方左、中央、前方右、後方左(左ボーカル)、後方右(右ボーカル)、LFEの6チャネルの音声データが、出力端子28、29、30、31、32、43から出力される。
一方、ミキサー24でデータがミキシングされる場合、前方左(FL)と中央(C)又はボーカル(K)及び、前方右(FR)、中央(C)又はボーカル(K)が混合され、出力端子28、30から出力されるが、この場合、ミクス係数α、β、γが1又は0の値を取ることにより、マルチチャネル出力のミクスを変更することができる。
例えば、(1)β=0、α=γ=1とすれば、出力端子29から中央(C)の音声データは出力されず、出力端子28、30から中央(C)の音声がミックスされた前方左(FL)、前方右(FR)の音声データが出力され、音声と伴奏をミクスして2チャネルで再生できる。この場合のミクス出力は出力端子33、34からも取り出される。
(2)α=γ=0、β=0とすれば、前方左(FL)、前方右(FR)の音声データ(伴奏チャネル)のみを出力端子28、30から再生し、出力端子29からの音声を消去できる。この場合のミクス出力は出力端子33、34からも取り出される。
この際、入力端子36、37から入力される歌い手のボーカル信号をA/D変換部46、47でデジタル化してから、加算器48で加算して、1チャネルの音声データにした後、これをミキサー24に入力すると、ミキサー24はボーカルデータを出力端子29から出力するため、出力端子28、30から再生される音声データを伴奏として、カラオケで歌えることになる。
(3)β=1、α=γ=0とすれば、通常のマルチチャネルを再生できる。
また、システムコントローラ49を用いてミキサー24のミクス条件を補正することができる。例えば、上記(1)で、α=0.5とすれば音声が左に移動するので、カーオーディオで右にいる運転者にはちょうどよくなる。
静止画または動画がDVDオーディオデフォーマット化処理部23でデコードされ、ビデオ変換部44によりNTSC信号に変換されてビデオ信号として取り出される。この静止画又は動画は、図3に示したディスクエンコード装置でカラオケの背景画としてDVDオーディオディスクに記録されているもので、DVDオーディオディスクからオーディオデータと共に再生される。
本実施の形態も、第1の実施の形態と同様の効果がある。なお、オーディオデータはPCM信号の他、1ビットストリーム信号でもよい。この場合は、ミキシングの困難さから2チャネル出力は設けずに、マルチチャネル出力のみとし、ミクスしないでボーカルチャネルの選択か、ミュートで機能を実現する。
図9は、本発明のディスク再生装置の第6の実施の形態を示したブロック図である。但し、図8に示した第5の実施の形態と同様の部分には同一符号を付し、且つその説明を適宜省略する。本例は図8に示した第5の実施の形態とその構成はほとんど同じである。スイッチ回路SW70を切り替えることで、DVDオーディオディスクからの再生音声(歌手)又はカラオケ時の歌い手の音声を出力端子39から出力してモニタすることができる。他の構成は図8に示した第5の実施の形態と同様の効果がある。
なお、ミクス条件を変更するために、システムコントローラ49を用いて行うように説明したが、あらかじめ複数の態様に相当するミクス係数を備えたオーディオタイトルセットを用意しておいて、それらのオーディオタイトルを選択することによりミクス条件を変更するようにしてもよい。
本発明のディスクエンコード装置の第1の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスクエンコード装置の第2の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスクエンコード装置の第3の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスク再生装置の第1の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスク再生装置の第2の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスク再生装置の第3の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスク再生装置の第4の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスク再生装置の第5の実施の形態を示したブロック図である。 本発明のディスク再生装置の第6の実施の形態を示したブロック図である。
符号の説明
1 DVDオーディオフォーマット化処理部
2 スクランブラー
3 変調部
4、49 システムコントローラ
5、50 操作入力部
6、7、16、20 インターフェース
8、9、10、11、12、19、36、37、40、42 入力端子
13、28、29、30、31、32、33、34、35、39、43、45、53、54 出力端子
14 送信部
15 メモリ
17 受信部
18、51 表示部
21 ディスク再生部
22 オーディオ再生部
23 DVDオーディオデフォーマット化処理部
24 ミキサー
25 画像プロセッサ
26、27、46、47 A/D変換部
38 MIDIプロセッサ
41 デスクランブラー
44 ビデオ変換部
48 加算器
241 ミキシング回路
SW60,SW70,SWL,SWR スイッチ

Claims (3)

  1. マルチ複数チャネルのオーディオデータと、前記マルチチャネルのオーディオデータのメニュー画像に係る文字データとを含と共に、
    前記マルチチャネルのオーディオデータをミクスダウンするためのミクスダウン係数と前記ミクスダウン係数のテーブル番号を制御データとして含むオーディオタイトルセットにフォーマット化する場合にあらかじめ複数の態様に相当するミクスダウン係数を備えるようにフォーマット化してエンコードするデータエンコード方法。
  2. 請求項1記載のデータエンコード方法により記録されたデータを再生するデータ再生装置において、
    前記記録されたデータからオーディオデータをデコードする第1のデコード手段と、
    前記デコードされたオーディオデータをマルチチャネルのオーディオデータに分離する手段と、
    前記記録されたデータからミクスダウン係数と前記ミクスダウン係数のテーブル番号をデコードする第2のデコード手段と、
    前記分離されたオーディオデータを前記デコードされたミクスダウン係数と前記ミクスダウン係数のテーブル番号によってミクスダウンするミクスダウン手段と、
    前記ミクスダウンされたオーディオデータを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  3. 請求項2記載のデータ記録方法により記録されたデータを再生するデータ再生装置において、さらに、
    マイクロフォンで集音された音声信号を前記分離されたオーディオデータとミキシングする手段を備えたデータ再生装置。
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KR200447608Y1 (ko) 2008-10-31 2010-02-11 경남정보대학산학협력단 디에스피를 이용한 가라오케용 고음질 멀티채널 오디오 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200447608Y1 (ko) 2008-10-31 2010-02-11 경남정보대학산학협력단 디에스피를 이용한 가라오케용 고음질 멀티채널 오디오 시스템

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