JP2599438Y2 - 音声信号処理装置 - Google Patents

音声信号処理装置

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JP2599438Y2
JP2599438Y2 JP1992045576U JP4557692U JP2599438Y2 JP 2599438 Y2 JP2599438 Y2 JP 2599438Y2 JP 1992045576 U JP1992045576 U JP 1992045576U JP 4557692 U JP4557692 U JP 4557692U JP 2599438 Y2 JP2599438 Y2 JP 2599438Y2
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浩史 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハイビジョンなどの3
−1方式4チャンネル音声の選択に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術により、様々な開発
が行われている。テレビジョン技術においては、衛星放
送により音声の質が大幅に向上した。最近では、ハイビ
ジョンの開発と共に、画面の高精細化、広画角化によっ
て、映像の臨場感が増加した。このためこれに付加する
音声も従来のステレオ方式よりも映像とのバランスを考
えた新しい方式とする必要があり、3−1方式4チャン
ネル音声が開発された。(例えば、「ハイビジョン技
術」日本放送出版協会発行<昭和63年11月25日>
の48ページから58ページに記載されている。)この
3−1方式4チャンネル音声を聞く際に、図2の様に5
つのスピーカを配置した場合、各スピーカにはそれぞれ
の音声信号が入力される。すなわち、左スピーカ1には
左チャンネル音声信号L、右スピーカ3には右チャンネ
ル音声信号R、センタースピーカ2にはセンターチャン
ネル音声信号C、サラウンドスピーカ4にはサラウンド
チャンネル音声信号Sが、それぞれ入力される。
【0003】この図2の様に5つのスピーカを配置して
4チャンネル音声を聞くのが、最も自然で臨場感があ
る。この様なモードが4CH音声出力モードと呼ばれる
モードである。
【0004】しかし、リスニングルームなどの関係から
この5つのスピーカが配置できない様な場合がある。こ
の様な場合でも臨場感が得られる様に各スピーカへの出
力を工夫している。
【0005】例えば、図3の左・右2つのスピーカのみ
でこの4チャンネル音声を聞く場合 左スピーカ1にはL+0.7(C+S) 右スピーカ3にはR+0.7(C−S) と処理された信号が入力され、4チャンネル音声を2つ
のスピーカで楽しむことができる。この様に信号処理さ
れたものは、一般に2CH音声出力モードと呼ばれてい
る。
【0006】この他に3CH音声出力モードと呼ばれる
ものがある。この場合では、図4の様なスピーカ配置が
一般に使用されるため、 左スピーカ1にL+0.7C 右スピーカ3にR+0.7C と処理された信号が入力され、図4の様に左スピーカ
1、右スピーカ3、サラウンドスピーカ4の4つのスピ
ーカで、4チャンネル音声を楽しむことができる。
【0007】この3CH音声出力モードは、テレビジョ
ン受像機などの左・右スピーカを使用し外部の2CHア
ンプでサラウンド信号を出すといったことに有効であ
る。一般に受信機には、これら3つのモードが選択でき
るように機能を持っている。
【0008】ところで、上述したスピーカ配置以外に図
5のような左スピーカ1、センタースピーカ2、右スピ
ーカ3の3つのスピーカを配置した場合が考えられる
が、この場合には上述した各モードのいずれかで対応し
ようとした場合に以下の様な問題が生ずる。
【0009】すなわち、2CH音声出力モードでは3つ
のスピーカからセンターチャンネル音声信号Cの成分が
出るため、左・右スピーカ間の分離度が悪くなると言っ
た欠点がある(センタースピーカ2からはセンターチャ
ンネル音声信号Cの音が出る)。
【0010】3CH音声出力モードでは、2CH音声出
力モードと同様に、左・右スピーカ間の分離度が悪く、
サラウンドチャンネル音声信号Sの欠落となる。
【0011】また、4CH音声出力モードでも、サラウ
ンドチャンネル音声信号Sの欠落となるといった問題が
生ずる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、3CH音声
出力モードの場合において、スピーカの配置(接続)に
より、その配置に適応した音声出力を選択出来るように
することを目的とする。
【0013】上記のような従来例では、4CH音声出力
モードから3CH音声出力モードや2CH音声出力モー
ドにシステムの変更を行ったときに、左出力と右出力に
センターチャンネル音声信号Cだけを加算するのか、あ
るいはサラウンドチャンネル音声信号Cだけを加算する
のか、又はセンターチャンネル音声信号Cとサラウンド
音声信号Sの両方を加算するのかを、外部スイッチSW
2を操作してスイッチSW3、SW4を切り換え、3C
H音声出力モードや2CH音声出力モードにしなければ
ならない。
【0014】また、3CH音声出力モードでもセンター
チャンネル音声信号Cを加算するのかサラウンドチャン
ネル音声信号Sを加算するのかを、外部スイッチSW5
を操作してスイッチSW6、SW7を切り換えなければ
ならない。
【0015】このようにスピーカの接続等を変えるたび
に外部スイッチSW2、SW5を操作し、音声マトリク
スのスイッチを手動で切り替えなければならないという
欠点があったために、スピーカ接続部に設けたスイッチ
機構によって、自動的に切り替えることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本考案は、左チャンネル
音声信号、右チャンネル音声信号、センターチャンネル
音声信号、サラウンドチャンネル音声信号の4チャンネ
ルの音声信号を含んだ複合音声信号と、前記複合音声信
号から左チャンネル音声信号と右チャンネル音声信号と
センターチャンネル音声信号とサラウンドチャンネル音
声信号とをそれぞれ分離し出力する信号再生手段と、前
記信号再生手段から得た音声信号のうち前記左チャンネ
ル音声信号と右チャンネルの音声信号それぞれにセンタ
ーチャンネル音声信号とサラウンドチャンネル音声信号
を加算または減算する混合手段と、各チャンネル再生モ
ードにより前記混合手段の混合を制御するための制御手
段とからなる音声信号処理装置において、左音声信号ス
ピーカと右音声信号スピーカとセンター音声信号スピー
カのみが接続されているときには左チャンネル音声信
号、右チャンネル音声信号にサラウンドチャンネル音声
信号を混合し、左音声信号スピーカと右音声信号スピー
カとサラウンド音声信号スピーカのみが接続されている
ときには左チャンネル音声信号、右チャンネル音声信号
にセンターチャンネル音声信号を混合したことを特徴と
する音声信号処理装置である。
【0017】また、音声信号の混合する手段がスイッチ
付き端子機構によって、制御されることを特徴とする上
記音声信号処理装置である。
【0018】また、本考案は左チャンネル音声信号、右
チャンネル音声信号、センターチャンネル音声信号、サ
ラウンドチャンネル音声信号の4チャンネルの音声信号
を含んだ複合音声信号と、前記複合音声信号から左チャ
ンネル音声信号と右チャンネル音声信号とセンターチャ
ンネル音声信号とサラウンドチャンネル音声信号とをそ
れぞれ分離し出力する信号再生手段と、前記信号再生手
段から得た音声信号のうち前記センターチャンネル音声
信号とサラウンドチャンネル音声信号のそれぞれに前記
左チャンネル音声信号と前記右チャンネル音声信号を加
算または減算する混合手段と、各チャンネル再生モード
により前記混合手段の混合を制御するための制御手段と
からなる音声信号処理装置において、センター音声信号
スピーカとサラウンド右音声信号スピーカとが接続され
ているときには左チャンネル音声信号、右チャンネル音
声信号をセンターチャンネル音声信号に混合することを
特徴とする音声信号処理装置を提供するものである。
【0019】
【作用】3CH音声出力モードで左右のスピーカを配置
し、センタースピーカを設けた場合とサラウンドスピー
カを設けた場合で左右のスピーカに出力する信号を異ら
せる。
【0020】また、使用者がスピーカの接続を考慮にい
れなくとも、接続されているスピーカを自動的に検出し
て、スピーカに出力する信号を決定する。
【0021】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示すブロック図
である。1、2、3、4は前述したスピーカである。5
はハイビジョンなどの3−1方式4チャンネル音声信号
を処理するMUSEデコーダ、8、9、10、11はそ
れぞれMUSEデコーダからのL、R、C、S出力の信
号、6はスピーカ1、2、3、4に入力する信号を作成
するマトリクスSW、12、13、14、15はマトリ
クスSW6からの信号をスピーカ1、2、3、4に入力
する前の音量コントロール及びオーディオアンプ、7は
マトリクスSW6を制御するコントロール装置である。
【0022】また、16は各スピーカ1、2、3、4が
端子に接続されているか否かを検出するスピーカ端子検
出回路である。
【0023】次に、信号の流れを説明する。放送衛星な
どにより送信されるハイビジョン信号の3−1方式4チ
ャンネル音声信号は、MUSEデコーダ5で処理され、
L、R、C、Sの各信号がそれぞれ出力される。
【0024】これらの信号は次のマトリクスSW6に入
力される。このマトリクスSW6では、コントロール装
置7により従来技術で述べた2CH、3CH、4CH音
声出力モードを選択する様に制御される。
【0025】このマトリックスSW6の動作を図8を参
照しながら説明する。まず、マトリックスSW6に入力
された信号のうちL信号とR信号はモードによって音声
出力を表1のように混合回路61、62の混合をコント
ロール装置7で制御する。
【0026】このコントロール装置7は操作者が所望の
モードを選択した時に混合回路61、62の混合比を変
える。また、操作者が操作しなくてもスピーカの接続状
態をスピーカ端子検出回路16で検出し、自動的にコン
トロール装置7が最適のモードを選択することもでき
る。
【0027】ここで、出力モードについては2CH、3
CH、4CH音声出力モードの3種類あるが、特に3C
Hモードでは、スピーカの配置が、次の2種類ある。左
用スピーカ1、右用スピーカ3とサラウンド用スピーカ
4が配置された図4の場合と左用スピーカ1と右用スピ
ーカ3とセンター用スピーカ2が配置された図5の場合
とがある。
【0028】
【表1】
【0029】そして、図4の場合では、音声出力モード
を表1のロの様に、 左スピーカ1にL+0.7C 右スピーカ3にR+0.7C になるよう混合回路61、62を制御する。そうする
と、センターチャンネル音声信号Cを欠落することなく
4チャンネル音声を聞くことができる。
【0030】また、図5の場合では、音声出力モードを
表1のイの様に、 左スピーカ1にはL+0.7S 右スピーカ3にはR−0.7S になるように混合回路61、62を制御する。
【0031】このモードにより、図5の様な前方3つの
スピーカ配置において左・右スピーカ間の分離度の悪化
やサラウンドチャンネル音声信号Sの欠落を招くことな
く4チャンネル音声を聞くことができる。このモードを
3CH音声出力モードに追加することにより、幅広い応
用へ展開することができる。
【0032】なおこのマトリクスSW6の処理方法とし
ては、アナログ・デジタルの両方の方法があるのは言う
までもない。
【0033】図6は本考案の他の実施例の音声信号処理
回路である。
【0034】音声信号処理装置20は出力L、出力R、
出力C、出力Sの各端子に、例えばジャルコのピンジャ
ック[1P.RA.A.TYPE]のようなスイッチ・
ショート端子付きの端子21、22、23、24を備え
た回路である。
【0035】この端子21、22、23、24は例えば
ゲート回路からなる第1、第2判別回路25、26にス
ピーカの接続情報を送る。第1判別回路25はスピーカ
モード切換回路27、28を前記端子からの信号により
切り換える。この切換回路27、28により、センター
チャンネル音声信号Cとサラウンドチャンネル音声信号
Sの音声データを左チャンネル音声信号Lと右チャンネ
ル音声信号Rの音声データに混合する。
【0036】また、第2判別回路26ではセンターチャ
ンネル音声信号C、及びサラウンドチャンネル音声信号
Sの出力端子への接続の有無を判断し、3チャンネル音
声用のセンター/サラウンド切換回路29、30をコン
トロールし、センタースピーカか、サラウンドスピーカ
かの接続されていない方の音声データを左チャンネル音
声信号Lと右チャンネル音声信号Rの音声データに混合
する。
【0037】この様な構成において、端子21、22、
23、24に好みのスピーカシステムを接続すると、各
接続端子は各端子の接続の有無を第1、第2判別回路2
5、26にデータとして送る。
【0038】まず、第1判別回路25ではこのデータを
もとにしてスピーカの数を判断し、モード切換回路27
を切り換え、4チャンネル音声、3チャンネル音声、2
チャンネル音声のいずれかのモードを選択する。これに
より左チャンネル音声信号Lと右チャンネル音声信号R
にセンターチャンネル音声信号Cだけを加算するのか、
サラウンドチャンネル音声信号Sだけを加算するのか、
又はセンターチャンネル音声信号Cとサラウンドチャン
ネル音声信号Sの両方を加算するのかを決定する。
【0039】次に、第2判別回路26では、3チャンネ
ル音声の為のスピーカがセンターチャンネル音声信号C
の出力端子23に接続されているのか、サラウンドチャ
ンネル音声信号Sの出力端子24に接続されているのか
を判断し、センター/サラウンド切換回路29を切り替
える。そして、左チャンネル音声出力Lと右チャンネル
音声出力Rにセンターチャンネル音声出力を加算するの
か、サラウンドチャンネル音声信号Sを加算するのかを
決定する。このように、スイッチ・ショート端子付きの
端子21、22、23、24と第1、第2判別回路2
5、26により、自動的にスイッチの切り替えを行い、
外部スイッチを不要とするものである。
【0040】図7は他の実施例を簡単化した回路図であ
る。
【0041】この回路はスイッチ付きの端子21、2
2、23、24から得た信号を判別回路33で2ビット
のデータとして変化する。この変換は表2に示すように
スピーカが接続されているとき”1”、スピーカが接続
されていないとき”0”としている。そして、センター
及びサラウンドスピーカの接続状態を検出して、切換信
号としている。
【0042】
【表2】
【0043】つまり、モード切換回路31、32は判別
切換信号の2ビットのデータを受け、表2の右側の欄に
示すように、4チャンネル音声、3チャンネル音声、2
チャンネル音声を切り替えることができる。さらに3チ
ャンネル音声のときは、接続されていないスピーカを判
別して、その音声出力を左チャンネル音声信号、及び右
チャンネル音声信号に夫々係数を掛け合わし、加算す
る。
【0044】例えば、3チャンネル音声において、セン
タースピーカが接続されている(表2のイ)ときの2ビ
ット信号は”10”であり、その信号によりモード切換
回路32はセンターチャンネル音声信号をそのままセン
タースピーカに出力し、モード切換回路33はサラウン
ドチャンネル音声信号に係数を掛けて、左、右スピーカ
に夫々符号の逆である信号を加算し、出力する。
【0045】また、3チャンネル音声において、サラウ
ンドスピーカが接続されている(表2のロ)ときの2ビ
ット信号は”01”であり、その信号によりモード切換
回路31はセンターチャンネル音声信号に係数を掛け
て、左、右スピーカに加算し、出力する。また、モード
切換回路32はサラウンドチャンネル音声信号をそのま
まサラウンドースピーカに出力する。
【0046】さらに、その他の場合はモード切換の出力
を停止させるか、あるいはそのまま出力させるかの切り
替えを行う。
【0047】図9は第3の実施例の回路図である。
【0048】この回路は図7の回路とほぼ同様である
が、スイッチ付端子21、22、23、24から得た信
号を判別回路33a、33bで2ビットのデータとして
変化する。この変換はスピーカが接続されているとき”
1”、スピーカが接続されていないとき”0”としてい
る。
【0049】そして、判別回路33aはセンター及びサ
ラウンドスピーカの接続状態を検出して、後段のモード
切換回路31、32の切換信号を出力している。
【0050】また、判別回路33bは左及び右スピーカ
の接続状態を検出して、後段のモード切換回路34、3
5の切換信号を出力している。
【0051】
【表3】
【0052】つまり、モード切換回路31、32、3
4、35は判別切換信号の2ビットのデータを受け、表
3の右側の欄に示すように、接続されていないスピーカ
を判別して、夫々係数を掛け合わし、接続スピーカに出
力される。
【0053】例えば、2チャンネル音声において、視聴
者の都合によりセンタースピーカ及びサラウンドスピー
カが接続されている(表3のロ)とき、判別回路33a
の2ビット信号は”00”、判別回路33bの2ビット
信号は”11”である。しかしながら、左及び右スピー
カは接続されていないので、このままでは左右の信号の
欠落が生じてしまうために以下のように信号を出力す
る。その2ビット信号によりモード切換回路34は左チ
ャンネル音声信号を所定の係数(ここでは0.7)を掛
けて、センタースピーカに出力する。
【0054】また、その信号によりモード切換回路35
は右チャンネル音声信号を所定の係数(ここでは0.
7)を掛けて、センタースピーカに出力する。
【0055】もちろん、センターチャンネル音声信号及
びサラウンドチャンネル音声信号は従来通り夫々のスピ
ーカに出力している。
【0056】よって、表1のように全ての場合の音声出
力がカバーでき、簡単な回路構成でスピーカの接続を行
うだけで、音声切り替えが自動で行われる。
【0057】
【考案の効果】本考案によれば、図5の様な前方3つの
スピーカ配置に最適な信号処理をすることができ、かつ
より幅広い応用ができる。また、左・右スピーカの間の
分離度の悪化やサラウンドチャンネル音声信号Sの欠落
を招くことがない。
【0058】この考案によれば、装置の有する複数の音
声出力用端子等に後段の増幅装置等を視聴条件に応じて
接続することで、自動的にマトリクス機能がコントロー
ルされるため、従来外部スイッチが2個必要であったも
のが不要となり、しかも接続状態によるスイッチの操作
ミスといったものがなくなるため、正確にマトリクス処
理が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図である。
【図2】4チャンネル音声を聞く際のスピーカ配置図で
ある。
【図3】左右2つのスピーカで聞く際の配置図である。
【図4】左右、後方4つのスピーカ配置図である。
【図5】左右、前方の3つのスピーカ配置図である。
【図6】本考案の他の実施例を示すブロック図である。
【図7】本考案の他の実施例の簡略化したブロック図で
ある。
【図8】従来例のスピーカ切り替えのブロック図であ
る。
【図9】本考案の第3の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 左スピーカ 2 センタースピーカ 3 右スピーカ 5 MUSEデコーダ 6 マトリクスSW 7 マトリクスSWを制御するコントロール装置 8 マトリクスSWからのL出力信号 9 マトリクスSWからのR出力信号 10 マトリクスSWからのC出力信号 11 マトリクスSWからのS出力信号 12、13、14、15 オーディオアンプ 20 音声信号処理装置 21 レフト音声出力端子 22 ライト音声出力端子 23 センター音声出力端子 24 サラウンド音声出力端子 25 第1判別回路 26 第2判別回路 27、28 スピーカモード切替回路 29、30、31、32 センター/サラウンド切替
回路 33 判別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04S 1/00 - 7/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左チャンネル音声信号、右チャンネル音
    声信号、センターチャンネル音声信号、サラウンドチャ
    ンネル音声信号の4チャンネルの音声信号を含んだ複合
    音声信号と、 前記複合音声信号から左チャンネル音声信号と右チャン
    ネル音声信号とセンターチャンネル音声信号とサラウン
    ドチャンネル音声信号とをそれぞれ分離し出力する信号
    再生手段と、 前記信号再生手段から得た音声信号のうち前記左チャン
    ネル音声信号と右チャンネル音声信号それぞれにセンタ
    ーチャンネル音声信号とサラウンドチャンネル音声信号
    を加算または減算する混合手段と、 各チャンネル再生モードにより前記混合手段の混合を制
    御するための制御手段とからなる音声信号処理装置にお
    いて、 左音声信号スピーカと右音声信号スピーカとセンター音
    声信号スピーカのみが接続されているときには左チャン
    ネル音声信号、右チャンネル音声信号にサラウンドチャ
    ンネル音声信号を混合し、左音声信号スピーカと右音声
    信号スピーカとサラウンド音声信号スピーカのみが接続
    されているときには左チャンネル音声信号、右チャンネ
    ル音声信号にセンターチャンネル音声信号を混合するよ
    うになっており、 前記音声信号の混合する手段がスイッチ付き端子機構に
    よって制御されることを特徴とする音声信号処理装置。
JP1992045576U 1991-10-28 1992-06-30 音声信号処理装置 Expired - Lifetime JP2599438Y2 (ja)

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JPH0558000U JPH0558000U (ja) 1993-07-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058930A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Funai Electric Co Ltd ディスク再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058930A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Funai Electric Co Ltd ディスク再生装置

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