JP2006319804A - デジタルバスブースト装置及びバーチャルサラウンドデコーダ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 バスブースト機能を備えるデジタルオーディオ伝送機器において、バスブーストによる信号レベルのクリップを防止し、最適なS/Nを確保する。
【解決手段】 デジタルバスブースト装置は、デジタルバスブースト部とデジタルトレブル制御部を備える。デジタルトレブル制御部は、デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて、入力信号の高域のレベルを制御する。バスブースト量が大きく、そのままではバスブースト後の高域のレベルがクリップしてしまうという場合には、バスブースト後の信号レベルがクリップしないように高域のレベルの制御、即ち減衰を行う。よって、バスブーストに伴う信号レベルのクリップを防止することができ、最適なS/Nを確保しつつ所望のバスブーストを行うことができる。また、バスブースト時に、高域のレベルを減衰させるトレブル制御を行うことにより、聴感上より大きなバスブーストを行ったのと同等の効果を与えることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、バーチャルサラウンドデコーダ装置に関する。
近年、2チャンネル(ch)のステレオソースを5.1ch等のマルチチャンネルソースに拡張して再生するマトリックスサラウンドデコード技術が開発されている。マトリックスサラウンドデコーダを用いて従来のステレオ録音によるCDなどの2chソースからマルチチャンネルソースの音響信号を生成し、サラウンド再生を行うことにより、立体音響効果を実現することが可能となっている。
一般に、AVアンプやDVDプレーヤーなどのマルチチャンネル再生機器は、マルチチャンネルで録音されたDVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などに記録されているデジタルオーディオデータから左右のフロント、センター、左右のサラウンド、及び、サブウーファーの各チャンネルのソース(音)信号を生成する。そして、マルチチャンネル再生機器は、それらマルチチャンネルのソース信号をリスナーの回りにそれぞれ配置された5個またはそれ以上のスピーカーに出力することにより、臨場感に溢れた立体音響の音場を形成する。
一方、このようなマルチチャンネル再生機器によって再生される立体音響をヘッドホンで聞く場合には、デジタルオーディオデータから生成されたマルチチャンネルのソース信号を合成して2chのソース信号を再生成する必要がある。このようにマルチチャンネルのソース信号を2chのソース信号に合成することを「ステレオダウンミックス」と呼ぶ。ステレオダウンミックスにより得られた2chのソース信号を左右のヘッドホンで再生することにより、リスナーは、サラウンドシステムと同様の臨場感溢れる立体音響をヘッドホンで聞くことができる(このようなヘッドホンは「サラウンドヘッドホン」とも呼ばれる)。
なお、マルチチャンネルのソース信号を、それよりチャンネル数の少ないソース信号に変換することを「バーチャルサラウンドデコード処理」と呼び、その結果得られた信号を「バーチャルサラウンド信号」と呼ぶ。上記のステレオダウンミックスは、バーチャルサラウンドデコード処理の一例である。
上記のステレオダウンミックス及びサラウンドヘッドホンの例が特許文献1及び2に記載されている。
一方、デジタルオーディオデータを再生して得られる再生音の低域成分を強調するバスブースト装置が知られている(特許文献3及び4を参照)。また、バスブースト処理に伴って入力信号のレベルがクリップすることを防止する技術が提案されている(例えば特許文献5を参照)。
特開2003−333699号公報 特開2003−333700号公報 特開平8−288773号公報 特開平11−330881号公報 特開平11−41048号公報
バスブースト装置では、通常、再生信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータの後段にバスブースト回路を設け、アナログ音声信号に対してバスブースト処理を行う。しかし、ワイヤレスヘッドホンなどのデジタルオーディオ伝送機器にバスブースト回路を適用する場合、ヘッドホン側にバスブースト回路を設ける必要があり、機器のコストアップにつながる。また、ヘッドホン側にバスブースト回路を設けると、送信側装置からヘッドホンへ送信されるデジタルオーディオデータには変化はなく、ヘッドホン側でバスブースト処理が行われることになるため、送信側装置を操作するリモコンなどによりバスブースト量を遠隔操作することができない。
本発明が解決しようとする課題には、上記のものが一例として挙げられる。本発明は、バスブースト機能を備えるデジタルオーディオ伝送機器において、バスブーストによる信号レベルのクリップを防止し、最適なS/Nを確保することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、デジタルバスブースト装置は、デジタルバスブースト部とデジタルトレブル制御部を備え、前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて入力信号の高域のレベルを制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、バーチャルサラウンドデコーダ装置は、入力ソース信号に基づいて、マルチチャンネルのソース信号を出力するマルチチャンネルデコーダと、前記マルチチャンネルのソース信号から、バーチャルサラウンド信号を生成するバーチャルサラウンドデコーダと、前記バーチャルサラウンド信号の高域のレベルを制御するデジタルトレブル制御部と、前記バーチャルサラウンド信号をバスブーストするデジタルバスブースト部と、を備え、前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて前記バーチャルサラウンド信号の高域のレベルを制御することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、デジタルバスブースト装置は、デジタルバスブースト部とデジタルトレブル制御部を備え、前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて入力信号の高域のレベルを制御する。
上記のデジタルバスブースト装置では、デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて、デジタルトレブル制御部が入力信号の高域のレベルを制御する(以下、「トレブル制御」とも呼ぶ。)。よって、バスブースト量が大きく、そのままではバスブースト後の高域のレベルがクリップしてしまうという場合には、バスブースト後の信号レベルがクリップしないように高域のレベルの制御、即ち減衰を行う。よって、バスブーストに伴う信号レベルのクリップを防止することができ、最適なS/Nを確保しつつ所望のバスブーストを行うことができる。また、バスブースト時に、高域のレベルを減衰させるトレブル制御を行うことにより、聴感上より大きなバスブーストを行ったのと同等の効果を与えることができる。
上記のデジタルバスブースト装置の好適な例では、前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト及び前記デジタルトレブル制御部による制御後の前記入力信号のレベルが、所定のクリップレベルより小さくなるように前記高域のレベルを制御する。
本発明の他の実施形態では、バーチャルサラウンドデコーダ装置は、入力ソース信号に基づいて、マルチチャンネルのソース信号を出力するマルチチャンネルデコーダと、前記マルチチャンネルのソース信号から、バーチャルサラウンド信号を生成するバーチャルサラウンドデコーダと、前記バーチャルサラウンド信号の高域のレベルを制御するデジタルトレブル制御部と、前記バーチャルサラウンド信号をバスブーストするデジタルバスブースト部と、を備え、前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて前記バーチャルサラウンド信号の高域のレベルを制御する。
上記のバーチャルサラウンドデコーダ装置は、入力ソース信号からマルチチャンネルのソース信号を生成するマルチチャンネルデコーダを備える。入力ソース信号は、例えばサラウンドエンコードされたステレオ信号、又は、通常のエンコードされていないステレオ信号とすることができる。また、マルチチャンネルのソース信号は、例えば左右のフロント信号、センター信号及び左右のサラウンド信号を含む。
マルチチャンネルデコーダの後段に配置されたバーチャルサラウンドデコーダは、マルチチャンネルデコーダから出力されたソース信号から、バーチャルサラウンド信号を生成する。バーチャルサラウンドデコーダは、例えばドルビーヘッドホンシステムのステレオダウンミックスプロセッサとすることができ、バーチャルサラウンド信号は、例えばヘッドホン再生用の2チャンネルのサラウンドヘッドホン出力信号とすることができる。
バーチャルサラウンド信号は、デジタルトレブル制御部によりトレブル制御が行われ、さらにデジタルバスブースト部によりバスブースト処理がなされる。ここで、デジタルトレブル制御部は、デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じてバーチャルサラウンド信号の高域のレベルを制御する。よって、バスブースト処理により信号レベルのクリップが生じることを防止することができ、最適なS/Nを確保した上で、十分かつ適切なバスブーストが可能となる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るデジタルオーディオ伝送機器の概略構成を示す。図示のように、デジタルオーディオ伝送機器1は、送信側装置100及び受信側装置200を備える。送信側装置100から受信側装置200へは、所定の方式で伝送変調されたデジタルオーディオデータが送信信号150として送信される。
デジタルオーディオ伝送機器の例としては、ワイヤレスヘッドホンが挙げられる。この場合、送信側装置100はヘッドホンの送信部であり、受信側装置200はヘッドホンとなる。
図2は、本実施例において送信側装置100として機能するバーチャルサラウンドデコーダ装置の構成を示すブロック図である。図2において、バーチャルサラウンドデコーダ装置は、デジタルオーディオインタフェースレシーバ(DIR:Digital audio Interface Receiver)10、マルチチャンネルデコーダ11、ステレオダウンミックスプロセッサ12、マイクロプロセッサ13、D/Aコンバータ15、伝送変調部16、デジタルトレブル制御プロセッサ24、及び、デジタルバスブーストプロセッサ25を備えている。
入力ソースとしての各種のオーディオ機器から出力されるデジタルオーディオデータDは、DIR10に入力される。DIR10は、デジタルオーディオデータDからクロックCKおよびデータDTを取り出して復調し、復調したクロックCKおよびデータDTを、マルチチャンネルデコーダ11に出力する。
マルチチャンネルデコーダ11は、DIR10から入力されるデータDTから、クロックCKにしたがって、左フロント信号L、右フロント信号R、センター信号C、左サラウンド信号Ls、右サラウンド信号Rs、サブウーファー信号LFEを含む5.1chのマルチチャンネル信号を生成し、ステレオダウンミックスプロセッサ12へ出力する。
ステレオダウンミックスプロセッサ12は、左フロント信号L、右フロント信号R、センター信号C、左サラウンド信号Ls、右サラウンド信号Rs及びサブウーファー信号LFEを、予め設定されているダウンミックス係数に基づいて合成することにより、2chのサラウンドヘッドホン出力信号Lo及びRoを生成する。ステレオダウンミックスプロセッサによる信号合成式の一例を以下に示す。
Lo=α(L+0.707C+Ls+LFE)
Ro=α(R+0.707C+Rs+LFE) (1)
なお、「α」は減衰係数と呼ばれ、各チャンネルの信号のレベルが同時に大きくなった場合に、サラウンドヘッドホン出力信号Lo及びRoの利得が「1」を超えてヘッドホンからの再生音がクリップしてしまうことを防止するために用いられている。
ステレオダウンミックスプロセッサ12が生成したサラウンドヘッドホン出力信号Lo及びRoは、デジタルトレブル制御プロセッサ24へ供給される。なお、ステレオダウンミックスプロセッサ12による処理はバーチャルサラウンド処理に相当し、これにより得られるサラウンドヘッドホン出力信号Lo及びRoはバーチャルサラウンド信号に相当する。
デジタルトレブル制御プロセッサ24は、マイクロプロセッサ13から与えられるトレブル制御信号Sc2に基づいて、サラウンドヘッドホン出力信号Lo及びRoの所定の高域成分のレベルを制御し、制御後のサラウンドヘッドホン出力信号Lot及びRotをデジタルバスブーストプロセッサ25へ供給する。
デジタルバスブーストプロセッサ25は、マイクロプロセッサ13から与えられるバスブースト制御信号Sc3に基づいて、トレブル制御後のサラウンドヘッドホン出力信号Lot及びRotをバスブースト処理し、処理後のサラウンドヘッドホン出力信号Lob及びRobをそれぞれD/Aコンバータ15及び伝送変調部16へ供給する。
D/Aコンバータ15は図示しないアンプなどを介してスピーカなどへ接続され、サラウンドヘッドホン出力信号Lob及びRobが再生される。また、伝送変調部16はワイヤレスヘッドホンへ送信されるデジタルオーディオデータの変調部であり、変調後の送信信号150が、ワイヤレスヘッドホンなどの受信側装置200へ送信される。なお、伝送変調としては例えばFM変調や所定のデジタル変調を用いることができる。
次に、デジタルトレブル制御プロセッサ24によるトレブル制御、及び、デジタルバスブーストプロセッサ25によるバスブースト処理について説明する。
上述のように、デジタルトレブル制御プロセッサ24は、ステレオダウンミックスプロセッサ12から供給されたサラウンドヘッドホン出力信号Lo及びRoに対して、トレブル制御を行い、制御後のサラウンドヘッドホン出力信号Lot及びRotをデジタルバスブーストプロセッサ25へ供給する。そして、デジタルバスブーストプロセッサ25は、トレブル制御後のサラウンドヘッドホン出力信号Lot及びRotに対してバスブースト処理を行い、処理後のサラウンドヘッドホン出力信号Lob及びRobをD/Aコンバータ15及び伝送変調部16へ供給する。
デジタルトレブル制御部24によるトレブル制御量は、マイクロプロセッサ13から与えられるトレブル制御信号Sc2により示される。また、デジタルバスブーストプロセッサ25によるバスブースト量は、マイクロプロセッサ13から与えられるバスブースト制御信号Sc3により示される。ここで、マイクロプロセッサ13は、デジタルトレブル制御プロセッサ24によるトレブル制御、及び、デジタルバスブーストプロセッサ25によるバスブースト処理がなされた後のサラウンドヘッドホン出力信号Lob及びRobの信号レベルがクリップしないように、具体的には所定のクリップレベルに達しないように、デジタルトレブル制御部24によるトレブル制御量を決定する。即ち、マイクロプロセッサ13は、デジタルバスブーストプロセッサ25によるバスブースト量に応じて、デジタルトレブル制御プロセッサ24によるトレブル制御量を決定する。そして、マイクロプロセッサ13は、トレブル制御信号Sc2をデジタルトレブル制御プロセッサ24へ供給するとともに、制御信号Sc2をデジタルバスブーストプロセッサ25へ供給する。これにより、デジタルバスブーストプロセッサ25から出力されるサラウンドヘッドホン出力信号Lob及びRobは、常にクリップが生じない範囲において十分かつ適切なトレブル制御及びバスブーストがなされた信号となる。よって、バスブーストにより生じるクリップの発生を防止し、最適なS/Nを確保することができる。
また、デジタルバスブーストプロセッサ25によりバスブーストがなされる場合には、常にデジタルトレブル制御プロセッサ24は高域成分のレベルを低くする(即ち、高域を減衰させる)ようにトレブル制御を行う。こうすると、バスブースト処理によって低域が増加されると同時にトレブル制御により高域を低下させて全体の音声レベルを抑圧することにより、リスナーは聴感的に低域がより増加したしたように感じる。よって、同時に高域を減衰させるトレブル制御を行うことにより、少ないバスブースト量でも、聴感的に十分なバスブーストがなされたような効果を得ることができる。
なお、デジタルバスブーストプロセッサ25がバスブースト処理を行う場合のデジタルトレブル制御プロセッサ24による高域の減衰量は、バスブースト量に拘わらず一定としてもよく、バスブースト量に応じて変化させてもよい。
図3に、受信側装置200の構成例を示す。受信側装置200は、デジタルオーディオデータ受信部31と、デジタルオーディオデータ復調部32と、D/Aコンバータ33とを備える。
デジタルオーディオデータ受信部31は、送信側装置100から送信された送信信号150を受信し、受信したデジタルオーディオデータDMTをデジタルオーディオデータ復調部32へ供給する。デジタルオーディオデータ復調部32は、デジタルオーディオデータDMTを復調し、クロックCK及びデータDTを生成する。なお、デジタルオーディオデータ復調部32は、受信側装置100の伝送変調部16において用いられた変調方式に対応する復調方式で、復調を行う。
D/Aコンバータ33は、クロックCK及びデータDTを利用してデータDTをアナログ音声信号ASに変換する。こうして得られたアナログ音声信号ASは受信側装置200において再生などに用いられる。例えばデジタルオーディオ伝送機器1がワイヤレスヘッドホンである場合、アナログ音声信号ASはヘッドホンにより再生される。
以上のように、本実施例によれば、オーディオデータ伝送機器の送信側装置100として機能するバーチャルサラウンドデコーダ装置は、入力ソース信号に基づいて、マルチチャンネルのソース信号を出力するマルチチャンネルデコーダ11と、マルチチャンネルのソース信号からサラウンドヘッドホン出力信号を生成するステレオダウンミックスプロセッサ12と、サラウンドヘッドホン出力信号の高域のレベルを制御するデジタルトレブル制御プロセッサ24と、サラウンドヘッドホン出力信号をバスブーストするデジタルバスブーストプロセッサ25と、を備える。そして、デジタルトレブル制御プロセッサ24は、デジタルバスブーストプロセッサ25によるバスブースト量に応じてサラウンドヘッドホン出力信号の高域のレベルを制御する。よって、デジタルバスブーストプロセッサ25から出力されるサラウンドヘッドホン出力信号Lob及びRobは、常にクリップが生じない範囲において十分かつ適切なトレブル制御及びバスブーストがなされた信号となる。よって、バスブーストにより生じるクリップの発生を防止し、最適なS/Nを確保することができる。
本発明の実施例に係るデジタルオーディオ伝送機器の概略構成を示すブロック図である。 実施例による送信側装置として機能するバーチャルサラウンドデコーダ装置の構成を示すブロック図である。 受信側装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタルオーディオ伝送機器
10 DIR
11 マルチチャンネルデコーダ
12 ステレオダウンミックスプロセッサ
13 マイクロプロセッサ
15 D/Aコンバータ
16 伝送変調部
24 デジタルトレブル制御プロセッサ
25 デジタルバスブーストプロセッサ
31 デジタルオーディオデータ受信部
32 デジタルオーディオデータ復調部
33 D/Aコンバータ
100 送信側装置
150 送信信号
200 受信側装置

Claims (3)

  1. デジタルバスブースト部とデジタルトレブル制御部を備え、
    前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて入力信号の高域のレベルを制御することを特徴とするデジタルバスブースト装置。
  2. 前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト及び前記デジタルトレブル制御部による制御後の前記入力信号のレベルが、所定のクリップレベルより小さくなるように前記高域のレベルを制御することを特徴とする請求項1に記載のデジタルバスブースト装置。
  3. 入力ソース信号に基づいて、マルチチャンネルのソース信号を出力するマルチチャンネルデコーダと、
    前記マルチチャンネルのソース信号から、バーチャルサラウンド信号を生成するバーチャルサラウンドデコーダと、
    前記バーチャルサラウンド信号の高域のレベルを制御するデジタルトレブル制御部と、
    前記バーチャルサラウンド信号をバスブーストするデジタルバスブースト部と、を備え、
    前記デジタルトレブル制御部は、前記デジタルバスブースト部によるバスブースト量に応じて前記バーチャルサラウンド信号の高域のレベルを制御することを特徴とするバーチャルサラウンドデコーダ装置。
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