JPH05300111A - ディジタル音声受信再生装置 - Google Patents

ディジタル音声受信再生装置

Info

Publication number
JPH05300111A
JPH05300111A JP4104272A JP10427292A JPH05300111A JP H05300111 A JPH05300111 A JP H05300111A JP 4104272 A JP4104272 A JP 4104272A JP 10427292 A JP10427292 A JP 10427292A JP H05300111 A JPH05300111 A JP H05300111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
signal
channel
output
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4104272A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhei Nakama
泰平 中間
Noboru Kojima
昇 小島
Shigeru Hirahata
茂 平畠
Sadao Kubota
定雄 窪田
Seiichi Numata
誠一 沼田
Yoshiharu Tanizawa
好晴 谷沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4104272A priority Critical patent/JPH05300111A/ja
Publication of JPH05300111A publication Critical patent/JPH05300111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ハイビジョンの3−1ステレオやステレオ2系
統モード等の4チャンネル放送を、違和感なく、品質を
保って再生することを可能にするディジタル音声受信再
生装置を提供する。 【構成】デコーダ2から出力される符号データより、放
送モード検出回路74は、2チャンネルTV音声とか、
バイリンガル放送、3−1ステレオ放送等の種々の放送
モードの中で、その時点で行われている放送モードは何
であるかを検出する。マイコン75は、放送モード検出
回路74からのモード信号を受けて、制御信号を生成
し、信号選択回路73の制御を行い、各種放送モードに
対応して、入力音声ソースであるch1〜ch4,ch
1′,ch2′等より、最適な音声チャンネルを選択
し、選択信号L′,R′,C,Sとして出力する。 【効果】ハイビジョン放送の多様な音声モードに対応し
て、違和感のない高音質の音声信号を再生するディジタ
ル音声受信再生装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の音声放送モード
の中の何れかのモードを採って、4チャンネルのディジ
タルデータとして伝送されてくるハイビジョン信号の中
の音声信号を受信して再生し、再生音声信号を4つの出
力端子に振り分けて4つのスピーカに出力することを可
能にするディジタル音声受信再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】昨今、衛星放送やEDTV放送の発展と
ともに、テレビの大画面,高画質化が進んでいる。さら
に次世代放送メディアであるハイビジョン放送の実用化
も真近い。このような大画面,高画質テレビを引き立て
る新しい音響システムの開発も重要課題になりつつあ
る。
【0003】一方、現行の衛星放送において音声は高音
質が得られる、PCM方式が実用化されている。次世代
のハイビジョン放送においても、音声はPCM方式が採
用され、さらには、その大画面,高画質に見合った新し
い音響システムが提案されている。
【0004】ハイビジョンの音声は、Aモードで4チャ
ンネル,Bモードで2チャンネル使用可能で、これらを
組合せた多くの音声方式がBTA(日本における放送技
術開発協議会)で提案されている。例えば、2チャンネ
ルステレオ、モノラル1,2系統放送、ステレオ2系統
放送、3−1ステレオ放送(独立音声4チャンネルのう
ち、前方に3チャンネル、後方に1チャンネル(但し、
1チャンネルでもスピーカは複数個)を用いて、サラウ
ンド効果を実現したりする方式)などである。
【0005】このうち、4チャンネルによるステレオ2
系統及び3−1ステレオ放送は現行放送にない新しい放
送方式であり、次期ハイビジョン放送の特徴をなしてい
る。特に、3−1ステレオ方式は、テレビ画面を中心
に、センター,左右前方に合計3チャンネル、後方に1
チャンネルを設け、ハイビジョン映像を引き立たせる臨
場感溢れる方式で、NHK(登録商標)により開発,提
案されている。
【0006】これらの方式についての関連する文献とし
ては、例えば、テレビジョン学会誌Vol.42.No.6
(1988)p579〜587“ハイビジョン用ステレ
オ音声方式”がある。
【0007】上記ハイビジョン音声の再生装置として
は、前述の3−1ステレオ方式を考慮し音声デコーダか
らの4チャンネル分の音声信号を、そのまま音声出力装
置に接続し、例えば、テレビ受像機に対し、第1チャン
ネル音声を左側,第2チャンネル音声を右側,第3チャ
ンネル音声を中央,第4チャンネル音声を後方の、それ
ぞれのスピーカにそのまま接続し、出力させるだけのも
のが知られていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、従来
のハイビジョン放送における、様々な音声放送モードへ
の対応という点で配慮がされておらず、例えば、ステレ
オ2系統放送モードでも、片方のステレオ放送を選択し
て、左右スピーカで再生させるとか、バイリンガル多重
放送時に、任意の片方チャンネル音声をモノラルで、す
べてのスピーカに再生させるかとの操作ができず、操作
性が良くないという問題があった。
【0009】また、ステレオ2系統モードや3−1ステ
レオモード等の4チャンネル放送では、これを受信する
にはスピーカが4個以上必要な場合がある。しかしこれ
をスピーカ2個の家庭用受像機で再生する場合、その左
右2個のスピーカで再生せざるを得ないわけであり、こ
のような場合に対応した配慮がされてなく、ステレオ2
系統放送モードでも、一方の主ステレオしか再生できな
いとか、また3−1ステレオ放送モードでも、左右2チ
ャンネルでしか再生できず、放送モードのもつ特徴をな
るべく生かした高品質のステレオ再生を得る工夫がなさ
れていないといった問題があった。また、4チャンネル
の再生装置で、2チャンネル以下の音声を出力させる等
の場合、未使用チャンネルのスピーカより、ノイズ等が
発生することもあった。
【0010】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、ハ
イビジョンの多様な音声放送モードに対応して、4チャ
ンネルソースと再生装置とを適切な組合せで、選択接続
し、さらに、スピーカ個数が2個というように制約を受
ける普及型ハイビジョン受像機においても、3−1ステ
レオやステレオ2系統モード等の4チャンネル放送を、
それなりに違和感なく、品質を保って再生することを可
能にするような、ディジタル音声受信再生装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、複数の音声放送モードの中の何れかのモード
を採って、4チャンネルのディジタルデータとして伝送
されてくる音声信号を受信して再生し、再生音声信号を
4つの出力端子に振り分けて出力するディジタル音声受
信再生装置において、受信した4チャンネルのディジタ
ルデータから成る前記音声信号を入力され第1チャンネ
ルから第4チャンネルに至る4つの音声信号に分離して
出力する音声デコーダと、前記4つの音声信号の中から
それぞれ選択された複数の信号をそれぞれ混合して2組
の混合音声信号を作成して出力する音声混合手段と、音
声の無音状態を作り出すための無音信号の発生手段と、
前記音声信号が何れの音声放送モードを採って伝送され
てきたかを検出する放送モード検出手段と、前記音声デ
コーダからの4つの音声信号と前記音声混合手段からの
2組の混合音声信号と前記無音信号発生手段からの無音
信号とを入力側に接続され前記4つの出力端子を出力側
に接続された信号選択手段と、音声制御手段とを具備し
た。
【0012】
【作用】本発明にかかるハイビジョン放送用ディジタル
音声受信再生装置においては、各種ハイビジョン音声放
送モードに対応して、音声デコーダからの4チャンネル
音声信号を、ディジタル信号の状態、またはそれらをD
/A変換したアナログ音声信号の状態のいずれかで、信
号選択手段を用いて、音声再生装置のL′(左方),R
(右方),C(中央),S(後方)の各チャネルのスピ
ーカに選択分配し、マルチチャネルハイファイステレオ
放送から情報番組までの各種放送形態(モード)に応
じ、音声制御手段によって、信号選択手段において、最
適な音声チャンネル選択制御を行う。したがってハイビ
ジョンの多種多様な放送モードに対応した再生音を音声
再生装置において出力できる。また放送モードにより使
用しないことになる再生チャンネルには、前記無音状態
発生手段で、0レベル信号を選択し供給してミュートす
るので、使用しないチャンネルのスピーカよりノイズが
出る事はない。
【0013】さらに、4チャンネルによる3−1ステレ
オモード時も、音声混合手段によって、4チャンネル音
声信号を2チャンネル音声信号に混合変換することも行
い、前記信号選択手段において、4チャンネル信号か、
または混合(ミキシング)した2チャンネル音声信号の
何れを再生するかの選択が音声制御手段によって可能で
あり、2チャンネル再生装置でも、3−1ステレオ放送
を、それなりに違和感なく再生することを可能にする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。同図において、69はハイビジョン信号の入力
端子で、70はハイビジョン音声信号分離回路である。
回路70は、映像信号に時分割ベースバンド多重された
ディジタル音声信号を抽出する回路で、周知の回路であ
る。抽出されたディジタル音声信号は、音声再生ブロッ
ク71に入力される。
【0016】本ブロック71は、音声デコーダ2、ミキ
サ21,22、ミュート制御回路82、信号選択回路7
3等より構成される。
【0017】音声デコーダ2は、4チャネル分のディジ
タル音声信号を復調するための信号処理を行う。これは
本発明の本質ではないため詳細は省くが、デコーダ2は
音声同期信号検出,ビット/ワードデインターリーブ,
誤り訂正・補間,PCM復調等の機能を有するものであ
る。該デコーダ2から出力される、チャンネル1,2,
3,4(ch1,ch2,ch3,ch4と略記)信号
はディジタル信号あるいは、アナログ信号いずれの形態
でもよく、アナログ出力信号の場合は、デコーダ2の出
力部にD/A変換機能を有することになる。
【0018】音声信号ch1〜ch4信号は、信号選択
回路73に入力されるとともに、ch1,ch3,ch
4信号はミキサ21に、ch2,ch3,ch4信号は
ミキサ22に入力され、後述するが、所定の混合比で加
算され、それぞれ混合信号ch1′,ch2′として信
号選択回路73に入力される。
【0019】また、72は音声制御ブロックであり、音
声再生ブロック71を制御するものである。
【0020】音声制御ブロック72において、74は放
送モード検出回路であり、例えば後述するが、2チャン
ネルTV音声とか、バイリンガル放送、3−1ステレオ
放送等の種々の放送モードの中で、その時点で行われて
いる放送モードは何であるかを、デコーダ2から出力さ
れる符号データより検出する。75はマイコンであり、
放送モード検出回路74からのモード信号を受けて、制
御信号を生成し、前述の信号選択回路73及びミュート
制御回路82の制御を行う音声制御回路である。
【0021】信号選択回路73では、後述するが、マイ
コン75からの制御信号に基づいて、各種放送モードに
対応して、入力音声ソースであるch1〜ch4,ch
1′,ch2′等より、最適な音声チャンネルを選択
し、選択信号L′,R′,C,Sとして出力する。
【0022】信号選択回路73の出力部にはD/A変換
機能を有する場合もあり、該選択出力信号はアナログ音
声信号としてアンプ76ヘ入力する。アンプ76で増幅
された音声信号L′,R′,C,Sは、受像機がハイビ
ジョン受像機77であれば、その左方スピーカ78,中
スピーカ79,右方スピーカ80、また、後方(サラウ
ンド用)スピーカ81へ入力され、音声を再生する。
【0023】次に、以上概略説明した本発明の一実施例
としてのディジタル音声受信再生装置の特徴をなす機能
と動作について、図2を併せ参照しながら説明する。
【0024】図2は、ハイビジョンの各音声放送モード
の形態と、それに対応して音声出力(スピーカ)側がと
る音声チャンネルソースとの関係を示した説明図であ
る。換言すると、そのような関係が成立するように、信
号選択回路73においてマイコン75による選択制御が
行われるわけである。
【0025】まず、図2に示すように、ハイビジョンの
音声放送モードには、2チャンネルと4チャンネルモー
ドがある。2チャンネルでは、TV音声と、TV音声と
は独立した独立音声放送モードがあり、さらに各々に、
主音声,副音声及びそれらのバイリンガル多重放送及び
2チャンネルステレオ放送がある。
【0026】4チャンネルモードでは、3−1ステレオ
方式と称する4チャンネルステレオモード、主ステレオ
と副ステレオの多重ステレオ放送モード、及び主音声の
他に副音声1,副音声2,副音声3の4重音声放送モー
ド等も予定されている。
【0027】図2において、中央の欄に示されている数
字1,2,3,4は、それぞれ図1の音声デコーダ2か
らの音声チャンネル出力ch1,ch2,ch3,ch
4を示す。(1+3′+4′)及び(2+3′+4′)
は後述するが、所定のミックス比でミキシングしたch
1,ch3,ch4信号とch2,ch3,ch4信号
を示す。(M)は、選択したチャンネルをミュートする
ことを示す。
【0028】また、受信機の出力形態として、4種類の
音声出力を持つ4出力形態と、2種類の2出力形態が可
能である。図2では、この2つの出力形態を一括して示
し、選択出力後の出力が4チャンネル出力の場合には、
信号選択回路73の出力L′,R′,C,Sに対する信
号ソース名として示している。また、選択出力後の出力
を2チャンネル出力のみとする場合には、信号出力を
L′,R′として示している。以下4出力形態を主に説
明する。
【0029】音声チャンネル選択の制御信号としては、
図2の右端欄に掲げたように、(A)〜(H)の8種類
に整理されることとなる。各放送モードに対するソース
チャンネルの選択方法の原理は、以下の考えによる。
【0030】(1)2チャンネルステレオはTV音声あ
るいは独立音声両方について、L′,R′チャンネルに
割り当て、残りのC,Sチャンネルはミュートする。
【0031】(2)バイリンガルや4多重放送の場合
は、主,副音声の1チャンネルだけを全選択チャンネル
に再生するか、または、主/副,主/副1〜3全部を全
選択チャンネルに同時再生するか、選択できる。
【0032】(3)多重ステレオの場合は、主ステレオ
(ch1,ch2)か副ステレオ(ch3,ch4)か
を選択し、それをL′,R′チャンネルに割り当て、残
りのC,Sチャンネルはミュートする。
【0033】(4)3−1ステレオ放送モードの場合
は、左,右2個のスピーカで再生する事も考え、4チャ
ンネル音声をL′,R′,C,Sに割り当てるほかに、
L′,R′に前述したように4−2チャンネル変換ミキ
シング信号(1+3′+4′),(2+3′+4′)を
割り当てるように切り替えることが可能である。
【0034】図3は、図1における音声再生ブロック7
1の詳細を示すブロック図であり、上記の考えにしたが
って構成されている。
【0035】図3において、1はハイビジョン音声信号
の入力端子で、デコーダ2に入力される。デコーダ2の
出力端子33からは、ch1,ch2の音声信号を含む
ディジタルデータD1を、端子34からはch3,ch
4の音声信号を含むディジタルデータD2を出力する。
該データD1,D2はシリアル/パラレルいずれの形式
でもよいが、ここではシリアル形式とする。図5はその
出力形式を示すものであるから参照されたい。
【0036】図3において、3,4は各々スイッチ回路
DS1,DS2であり、後述の制御信号生成回路39か
らの制御信号によって前記音声データD1,D2の一方
を選択する回路である。即ち、スイッチ回路3のa端子
には、データD1が、b端子にはデータD2が入力され
る。また、スイッチ回路4のa端子にはデータD2が、
b端子にはデータD1が入力される。
【0037】5,6はそれぞれディジタルフィルタDF
1,DF2であり、前記スイッチ回路3,4からの出力
が入力される。ディジタルフィルタ5にはスイッチ回路
3のc端子が接続され、ディジタルフィルタ6にはスイ
ッチ回路4のc端子が接続され、ここで各データD1及
びD2がフィルタリング処理され、入力音声信号のサン
プリングによる折り返し成分が除去される。
【0038】ディジタルフィルタ5,6通過後の2チャ
ンネル分のディジタルデータは、1チャンネル音声デー
タにそれぞれ分離され、フィルタ5からは、端子35,
36に、フィルタ6からは、端子37,38に1チャン
ネルずつ出力される。
【0039】7,8は2系統の切替え回路としてのスイ
ッチ回路DS3,DS4であり、それぞれ、入力側の
a,b端子のほかに、出力側のコモン端子として、C
1,C2端子2個を有する。スイッチ回路7のa端子に
は前記端子35、b端子には端子36からの信号が入力
され、同様にスイッチ回路8のa端子には前記端子3
7、b端子には端子38から信号が入力される。スイッ
チ回路7,8では、後述の回路39からの制御信号にし
たがって、a,b端子に入力された信号を選択して、C
1,C2端子にそれぞれ出力する。
【0040】次に、9,10,11,12は各々、入力
されるディジタル音声データを、アナログ値に変換して
出力するD/A変換器である。D/A変換器9,10,
11,12にはそれぞれ1チャンネルずつのディジタル
音声データが、スイッチ回路7のC1,C2端子、スイ
ッチ回路8のC1,C2端子より入力される。13,1
4,15,16は、ローパスフィルタであり、それぞ
れ、D/A変換器9,10,11,12からのD/A変
換後の音声信号が入力され、ここで音声帯域外のノイズ
等が除去される。
【0041】17,18,19,20は増幅器であり、
前記ローパスフィルタ13,14,15,16からのア
ナログ音声信号が入力され、増幅される。21,22は
ミキサ(混合器)である。ミキサ21では、増幅器1
7,19,20からの3チャンネルアナログ音声信号が
入力されてミキシングされ、ミキサ22では、増幅器1
8,19,20からの3チャンネルアナログ音声信号が
入力されてミキシングされる。23,24はスイッチ回
路AS1,AS2である。スイッチ回路23のa端子に
は増幅器17の出力が、b端子には前記ミキサ21の出
力が入力される。スイッチ回路24のa端子には増幅器
18の出力が、b端子には前記ミキサ22の出力が入力
される。スイッチ回路23,24では、後述する回路3
9からの制御信号によって、増幅器17,18からの出
力信号又は、ミキサ21,22からのミキシング出力の
一方を選択し、c端子を介して、それぞれ、出力端子2
9,30に出力する。
【0042】27,28はミュートオン,オフ回路であ
り、増幅器19,20からのアナログ音声信号が入力さ
れ、回路39からの制御信号により、該音声信号のミュ
ートオン,オフを切り替えて出力する。回路27,28
からの出力信号は、出力端子31,32に出力される。
【0043】39はスイッチ回路3,4,7,8,2
3,24及びミュートオン,オフ回路27,28の切替
え制御を行うための制御信号を生成するための制御信号
生成回路であり、図1に示したマイコン75に相当する
制御回路である。
【0044】次に本発明の一実施例としての、上述した
ディジタル音声受信再生装置の特徴をなす機能と動作に
ついて、図2,図3のほか、図4をも併せ参照して説明
する。図4は、前述の図2に示した各放送モードに対応
した再生出力選択のための、図3における各スイッチの
切替制御の態様を示した説明図である。
【0045】図2に示した如く構成した各放送モードで
の音声チャンネルの再生出力側への割り当てを実現する
ためには、図3における切替のための各スイッチを、図
4のテーブルに示すように切替え制御すればよい。
【0046】図4において、DS1,DS2,DS3,
DS4,AS1,AS2はそれぞれ、図3のスイッチ回
路3,4,7,8,23,24であり、M1,M2は、
それぞれミュートオン,オフ回路27,28を示す。
【0047】a,bは、各スイッチの選択された入力端
子を示し、M1,M2のON,OFFは、ミュートのオ
ン,オフ状態を示している。例えば、TV2チャンネル
ステレオ放送の場合は(A)制御方式であり、これは
L′に第1チャンネル、R′に第2チャンネル音声を出
力させ、C,Sチャンネルはミュートをかける。本方式
はバイリンガルの主/副音声,多重ステレオの主ステレ
オ選択時も同制御となる。
【0048】これを実現するために、スイッチDS1は
a端子に閉じ、ディジタルフィルタ5を経て、端子35
にch1音声信号、端子36にch2音声信号を出力す
る。スイッチDS3のC1端子はa端子、C2端子はb
端子に閉じているから、D/A変換器9,10、ローパ
スフィルタ13,14、増幅器17,18を経て、Lに
ch1音声、Rにch2音声が出力される。次に、スイ
ッチAS1,AS2はともにa端子に閉じているから、
該ch1,ch2信号は、そのままL′ch,R′ch
に出力される。また、ミュート回路M1,M2はともに
オンだから、Cch,Schをともにミュートする。
【0049】また、独立音声2チャンネル放送の場合は
(B)制御方式であり、これはL′にch3音声、R′
にch4音声を出力させ、C,Sチャンネルはミュート
する。本方式は独立音声の主/副2重音声,多重ステレ
オの副ステレオ選択時も同制御となる。
【0050】これを実現するためには、図3において、
回路3(スイッチDS1)をb端子に閉じ、c端子から
第3,第4チャンネル音声信号D2を供給する。その後
の動作は上記(A)制御方式と同じである。
【0051】次にモノラル音声再生の場合を示す。まず
TV音声の主音声再生は図2の(E)制御で、これは
L′,R′,C,S全ての再生チャンネルに第1チャン
ネル音声信号を出力させる。本制御は4チャンネル多重
放送の主音声再生時と同制御となる。
【0052】これを実現するには、スイッチ回路3はa
端子に、スイッチ回路4はb端子に閉じ両方のc端子か
ら、1,2チャンネルデータD1を供給し、さらに、ス
イッチ回路7及び回路8のC1,C2端子ともa端子に
閉じて、両方のC1,C2端子に、ch1音声信号を出
力する。その後の動作は前述の方式同様で、増幅器出力
L,R,C,Sにはすべて、ch1音声信号を出力し、
スイッチ回路23,スイッチ回路24はともにa端子に
閉じる。
【0053】ただし、ミュートオン,オフ回路27,2
8はともにミュートオフとし、L′,R′,C,Sの全
チャンネルに、ch1音声信号を出力する。
【0054】その他のモノラル音声再生モードとして、
2チャンネル音声信号L′,R′,C,Sに出力するT
V音声副音声再生,4チャンネル多重,副1音声再生
((F)制御),ch3音声信号を出力する独立音声主
音声再生,4チャンネル多重副2音声再生((G)制
御),ch4音声信号を出力する独立音声副音声再生,
4チャンネル多重副3音声再生((H)制御)がある。
【0055】これらの制御方式も上記(E)制御方式と
同様に、スイッチDS1,DS2,DS3,DS4を図
4に示すような態様に切り替えて、単一チャンネル音声
信号のみを選択して、L′,R′,C,Sに同時再生す
ればよい。
【0056】次に3−1ステレオモード(4チャンネル
ステレオ)の場合の動作を説明する。この場合は、
(C)制御方式であり、これは、L′,R′,C,Sc
hに、ch1,ch2,ch3,ch4の音声信号をそ
のまま出力する。本モードは、4チャンネル多重放送4
重音声同時再生モードでも同制御となる。
【0057】この制御方式として、まずスイッチDS
1,DS2はともにa端子に閉じて、フィルタ5,6に
それぞれch1/ch2,ch3/ch4信号を入力
し、その出力として、端子35,36,37,38に各
々ch1,ch2,ch3,ch4信号を出力する。ス
イッチDS3のC1,C2端子はそれぞれa,b端子、
スイッチDS4のC1,C2端子はそれぞれa,b端子
に閉じ、D/A変換器,ローパスフィルタ,増幅器を経
て、L,R,C,Sに各々ch1,ch2,ch3,c
h4信号が出力される。次にスイッチAS1,AS2
は、ともにa端子に閉じ、またミュート回路27,28
のM1,M2はともにオフであるから、L′,R′,
C,Schには、順にch1,ch2,ch3,ch4
音声信号がそのまま出力される。
【0058】次に3−1ステレオ放送時の、4−2ch
変換モードを選択した場合((D)制御)の動作を説明
する。
【0059】この場合もスイッチDS1,DS2,DS
3,DS4の制御は、上記4チャンネル3−1ステレオ
モードと同様である。しかし、スイッチAS1,AS2
がともにb端子に閉じるので、L,Rに出力されるch
1,ch2信号は、各々ミキサ21,22にて、C,S
からのch3,ch4信号とミックスされ、そのミック
ス出力が、それぞれ、L′ch,R′chに出力され
る。
【0060】この場合、C,Sチャンネルは使用しない
ので、ミュート回路27,28はミュートオンであり、
C,Sチャンネルはミュートされる。以上説明した各種
スイッチ回路やミュートオン,オフ回路の動作はすべ
て、図3に示す制御信号生成回路39から供給される制
御信号により制御する。
【0061】次に前述した3−1ステレオ放送時、4−
2ch変換するためのミキサ21,22の具体的回路例
を図6に示す。図6(a)はミキサ21である。図で、
40はLch信号入力端子、41は係数αの係数乗算
器、42,43は係数βの係数乗算器、45はCch信
号入力端子、46はCch入力端子、44は加算器、4
7は加算出力L′の出力端子である。
【0062】本ミキサ21により、α倍されたLch信
号と、β倍されたC及びSch信号の3信号が加算され
て、L′ch信号として、端子47に出力される。
【0063】図6(b)はミキサ22に示し、図6
(a)のミキサ21と全く同様の回路である。即ち、4
8はRch信号入力端子、49は係数αの、50,51
は係数βの係数乗算器、52は加算器、53はCch信
号の、54はSch信号の入力端子で、出力端子55
に、α倍されたRch信号、β倍されたC,Sch信号
の加算器された、R′ch信号が出力される。ここで係
数α,βは通常それぞれ、1,0.7程度に設定する。
【0064】次に、図3のミュートオン,オフ回路2
7,28の1具体例を図7に示す。図7で56はCch
またはSchの音声信号入力端子、57はスイッチ回
路、58は制御信号生成回路39からの制御信号入力端
子、59は音声信号の出力端子を示す。回路27のa端
子は端子56に、b端子はアースに、c端子は端子59
に接続される。
【0065】図7で、ミュートオフの制御信号が入力さ
れた場合、回路57はa端子に閉じ、入力されたCch
又はSchの音声信号がそのままc端子を介して端子5
9に出力される。回路57にミュートオン信号が入力さ
れた場合、回路57はb端子に閉じ、出力端子59の信
号レベルは0となり、C,Sch出力はミュート状態に
なる。
【0066】以上、本実施例では、各種放送モードに応
じて、図3の4つの出力端子29,30,31,32に
不必要な音声信号がない音声信号を出力として出すこと
ができる。
【0067】さらに、図3の実施例は、ミュートオン,
オフ回路27,28と出力端子31,32を省略して2
チャンネル音声出力専用のディジタル音声受信再生装置
とすることも可能で、この場合でも違和感のない高音質
の音声信号を再生可能である。
【0068】図8は、本発明にかかるディジタル音声受
信再生装置の他の実施例を示すブロック図である。同図
で、前実施例と同機能の部品と信号名は同記号で示す。
【0069】図8の実施例が図3の実施例と異なる大き
な点は、前述の図4に示した音声チャンネルスイッチ切
替え動作をすべて、D/A変換前のディジタル音声デー
タ部で、一つの切替え回路で集中的に行なっている点
で、また、ミキサ21,22による音声信号のミキシン
グをディジタル的に行っている点である。
【0070】次にその構成と動作を説明する。60,6
1はデマルチプレクサ回路で、端子33,34から供給
されるch1/ch2データを含むデータD1、ch3
/ch4データを含むデータD2より、各々、ch1と
ch2,ch3とch4の音声ディジタルデータを分離
する。なお回路60,61にディジタルフィルタ機能を
付加してもよい。
【0071】62,63はディジタルミキサであり、上
記音声データをディジタル的にミキシングする。ミキサ
62は、ch1,ch3,ch4の音声データのミキシ
ングを行い、ミキサ63はch2,ch3,ch4の音
声データのミキシングを行う。
【0072】64はデータセレクタであり、入力端子と
して、I1〜I7を有し、出力端子として、O1〜O4
を有する。端子I1,I2,I3,I4にはそれぞれ前
記回路60,61からの音声データ、ch1,ch2,
ch3,ch4が入力され、端子I5,I6には、前記
ミキサからのミキシング出力DL′,DR′が入力され
る。ミキサ62,63では、ディジタル的に次の加算が
行われる。
【0073】 DL′=ch1+0.7ch3+0.7ch4 DR′=ch2+0.7ch3+0.7ch4 セレクタ64の入力端子I7は“0”レベルにプルダウ
ンする。即ち、端子I7を選択した時は、セレクタ出力
は“0”となり、これは音声出力をミュートする事を意
味する。端子65は、セレクタ64の選択機能を制御す
る制御信号の入力端子である。データセレクタ64で
は、それぞれの出力端子Oi(i=1〜4)に対して、
7つの入力端子からの入力信号I1〜I7を選択でき
る。
【0074】セレクタ64で選択された4チャンネルの
ディジタル音声データは。端子O1,O2,O3,O4
より出力され、D/A変換器9,10,11,12、ロ
ーパスフィルタ13,14,15,16、増幅器17,
18,19,20を介して、各々L′,R′,C,Sc
hとして出力されることは、図1,図3の実施例と同様
である。
【0075】セレクタ65の信号選択動作を図10に示
す。図10においては、図2,図4で示した各放送再生
モードに対応する各制御方式について、セレクタ65の
出力端子O1〜O4が選択した入力信号を入力端子名I
1〜I7で示す。図10に従った制御動作を行うこと
で、図8に示した音声再生装置は、図1,図3に示した
実施例と全く同様の機能を実現できる。
【0076】図9は、本発明によるディジタル音声受信
再生装置の更に他の実施例を示すブロック図である。同
図で前述の3つの実施例と同機能の部品と信号名は同記
号で示す。
【0077】図9の実施例は、音声チャンネルスイッチ
切替え動作及び音声信号ミキシング動作をすべて、D/
A変換後のアナログ音声処理部で集中的に行う実施例で
ある。
【0078】次にその構成と動作を説明する。端子3
3,34から供給されるディジタル音声データD1,D
2は、ディジタルフィルタ67,68で、サンプリング
による折り返しノイズを除去し、デマルチプレクサ回路
60,61で、それぞれ、ch1,ch2とch3,c
h4の音声データに分離される。
【0079】これらの音声ディジタルデータは、D/A
変換器9,10,11,12、ローパスフィルタ13,
14,15,16、増幅器17,18,19,20を介
して、それぞれL,R,C,Sのアナログ音声信号とし
て出力される。
【0080】ミキサ21,22では、これらのアナログ
音声データのL,C,S信号とR,C,S信号を、図6
の実施例で説明した如くミキシングする。65はアナロ
グ音声信号セレクタであり、その入力端子としては、I
1はL信号、I2はR信号、I3はC信号、I4はS信
号、I5はミキサ21の出力(L′信号)、I6はミキ
サ22の出力(R′信号)を入力する。端子I7は0
V、すなわち、ミュート状態に相当する。
【0081】セレクタ66は、端子65からの制御信号
により、前実施例で説明したことと全く同様に、図10
に示した通りの信号選択動作を行う。しかして、その出
力端子O1,O2,O3,O4からは、L′ch,R′
ch,Cch,Sch音声信号として、前述の2つの実
施例の場合と全く同様の音声チャンネル選択動作の行わ
れた結果が得られる。
【0082】以上述べたように、図1,図3,図8,図
9のそれぞれの実施例共に、ハイビジョン放送の、4チ
ャンネルを使ったディジタル音声放送において、2チャ
ンネルステレオやバイリンガル放送のほか、新しい放送
モードである独立音声放送、4チャンネルを使用する3
−1ステレオ,多重ステレオ,4多重モノラル放送等に
対応して、個々の放送モード毎に、複数個の音声再生出
力端子に、それなりに最適に、音声デコーダからの各チ
ャンネル音声信号を切り替え選択して出力させることが
できる。したがって、臨場感あふれる高品位音楽放送か
ら多重音声情報番組まで、ハイビジョンの多彩な音声放
送を受信機側に合わせて最大限生かした再生が可能とな
る。
【0083】4チャンネル以上の再生システムで、2チ
ャンネル放送等を再生する場合でも、使用しないチャン
ネル(又はスピーカ)は、ミュート状態にでき、不快な
ノイズ等の発生することがない。さらに、一般家庭向け
左右スピーカ一体形受像機でも、基本的に4個以上のス
ピーカを必要とする3−1ステレオ方式等の4チャンネ
ル放送を、2個のスピーカでそれなりに再生可能にでき
るため、違和感なく高品位音声の再生を可能にすること
ができる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、ハイビジョン放送の多
様な音声モードに対応して、違和感のない高音質の音声
信号を再生するディジタル音声受信再生装置を提供でき
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ハイビジョン放送モードに対して再生出力側が
とる音声チャンネルの関係を示した説明図である。
【図3】図1の主要部を具体化して別の実施例として示
したブロック図である。
【図4】図3の実施例における各スイッチの切替制御の
態様を示す説明図である。
【図5】音声デコーダからのディジタル音声データ出力
形式を示す説明図である。
【図6】図1,図3におけるミキサの具体例を示す回路
図である。
【図7】図3におけるミュートオン,オフ回路の具体例
を示す回路図である。
【図8】本発明の更に他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の更にまた他の実施例を示すブロック図
である。
【図10】図8,図9の実施例におけるセレクタ64,
66の選択動作の態様を示す説明図である。
【符号の説明】
2…音声デコーダ、3,4,7,8,23,24…スイ
ッチ回路、21,22,62,63…ミキサ、27,2
8…ミュートオン,オフ回路、39…制御信号生成回
路、71…音声再生ブロック、64,66…セレクタ、
72…音声制御ブロック、73…信号選択制御回路、7
4…放送モード検出回路、82…ミュート制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 定雄 横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立 製作所AV機器事業部内 (72)発明者 沼田 誠一 横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立 製作所AV機器事業部内 (72)発明者 谷沢 好晴 横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立 製作所AV機器事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音声放送モードの中の何れかのモー
    ドを採って、4チャンネルのディジタルデータとして伝
    送されてくる音声信号を受信して再生し、再生音声信号
    を4つの出力端子に振り分けて出力するディジタル音声
    受信再生装置において、 受信した4チャンネルのディジタルデータから成る前記
    音声信号を入力され第1チャンネルから第4チャンネル
    に至る4つの音声信号に分離して出力する音声デコーダ
    と、音声の無音状態を作り出すための無音信号の発生手
    段と、4チャンネルのディジタルデータとして伝送され
    てきた前記音声信号が何れの音声放送モードを採って伝
    送されてきたかを前記音声デコーダの出力から検出する
    放送モード検出手段と、前記音声デコーダからの4つの
    音声信号と前記無音信号発生手段からの無音信号とを入
    力側に接続され前記4つの出力端子を出力側に接続され
    た信号選択手段と、前記放送モード検出手段により検出
    された放送モードに従い、前記信号選択手段において、
    その入力側に接続された前記4つの音声信号及び無音信
    号の中から選択した信号をその出力側に接続された前記
    4つの出力端子に振り分ける制御を行う音声制御手段
    と、を具備したことを特徴とするディジタル音声受信再
    生装置。
  2. 【請求項2】複数の音声放送モードの中の何れかのモー
    ドを採って、4チャンネルのディジタルデータとして伝
    送されてくる音声信号を受信して再生し、再生音声信号
    を4つの出力端子に振り分けて出力するディジタル音声
    受信再生装置において、 受信した4チャンネルのディジタルデータから成る前記
    音声信号を入力され第1チャンネルから第4チャンネル
    に至る4つの音声信号に分離して出力する音声デコーダ
    と、前記4つの音声信号の中からそれぞれ選択された複
    数の信号をそれぞれ混合して2組の混合音声信号を作成
    して出力する音声混合手段と、4チャンネルのディジタ
    ルデータとして伝送されてきた前記音声信号が何れの音
    声放送モードを採って伝送されてきたかを前記音声デコ
    ーダの出力から検出する放送モード検出手段と、前記音
    声デコーダからの4つの音声信号と前記音声混合手段か
    らの2組の混合音声信号とを入力側に接続され前記4つ
    の出力端子を出力側に接続された信号選択手段と、前記
    放送モード検出手段により検出された放送モードに従
    い、前記信号選択手段において、その入力側に接続され
    た前記4つの音声信号と2組の混合音声信号をその出力
    側に接続された前記4つの出力端子に振り分ける制御を
    行う音声制御手段と、を具備したことを特徴とするディ
    ジタル音声受信再生装置。
  3. 【請求項3】複数の音声放送モードの中の何れかのモー
    ドを採って、4チャンネルのディジタルデータとして伝
    送されてくる音声信号を受信して再生し、再生音声信号
    を4つの出力端子に振り分けて出力するディジタル音声
    受信再生装置において、 受信した4チャンネルのディジタルデータから成る前記
    音声信号を入力され第1チャンネルから第4チャンネル
    に至る4つの音声信号に分離して出力する音声デコーダ
    と、前記4つの音声信号の中からそれぞれ選択された複
    数の信号をそれぞれ混合して2組の混合音声信号を作成
    して出力する音声混合手段と、音声の無音状態を作り出
    すための無音信号の発生手段と、4チャンネルのディジ
    タルデータとして伝送されてきた前記音声信号が何れの
    音声放送モードを採って伝送されてきたかを前記音声デ
    コーダの出力から検出する放送モード検出手段と、前記
    音声デコーダからの4つの音声信号と前記音声混合手段
    からの2組の混合音声信号と前記無音信号発生手段から
    の無音信号とを入力側に接続され前記4つの出力端子を
    出力側に接続された信号選択手段と、前記放送モード検
    出手段により検出された放送モードに従い、前記信号選
    択手段において、その入力側に接続された前記4つの音
    声信号と2組の混合音声信号と無音信号の中から選択し
    た信号をその出力側に接続された前記4つの出力端子に
    振り分ける制御を行う音声制御手段と、を具備したこと
    を特徴とするディジタル音声受信再生装置。
JP4104272A 1992-04-23 1992-04-23 ディジタル音声受信再生装置 Pending JPH05300111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104272A JPH05300111A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 ディジタル音声受信再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104272A JPH05300111A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 ディジタル音声受信再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05300111A true JPH05300111A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14376297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4104272A Pending JPH05300111A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 ディジタル音声受信再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05300111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310915A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sony Corp 音声再生装置および音声再生方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310915A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sony Corp 音声再生装置および音声再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6681018B1 (en) Audio signal processor and audio device
FI105522B (fi) Järjestely kotiteatteri- tai muussa äänentoistolaitteistossa
CA2388097C (en) Signal processing apparatus, signal processing method, program and recording medium
KR19990077222A (ko) 모노 스테레오 변환장치, 이러한 장치를 이용하는 오디오 재생시스템과 모노스테레오 변환방법
JP2930815B2 (ja) ハイビジョン音声受信再生装置
JPH07162384A (ja) テレビジョン受信機及びその音声信号の出力方法
JPH05300111A (ja) ディジタル音声受信再生装置
JP3491417B2 (ja) オーディオ機器
JP3199715B2 (ja) Pcm音声受信機
JPH1145505A (ja) 音声信号処理装置
JP2925811B2 (ja) 音声チャンネルデータの受信再生方式
JPH0583798A (ja) 音声選択装置
JP3095553U (ja) 音声信号回路
JP2956973B2 (ja) 音声再生装置
JP2599438Y2 (ja) 音声信号処理装置
JP2000050398A (ja) 音響信号処理回路
Bauer Advance in Quadraphonic Matrix Broadcasting
JPH05327637A (ja) 音声チャンネル数変換方式
JPH06178232A (ja) 音声受信装置
JPS6223179Y2 (ja)
JPH04368665A (ja) 多チャンネル音声信号再生装置
JPS6223178Y2 (ja)
JPH04322578A (ja) 音声選択装置
JPH03125599A (ja) 多チャンネル音声再生装置
JPH05244698A (ja) テレビジョン受信機