JP2925811B2 - 音声チャンネルデータの受信再生方式 - Google Patents
音声チャンネルデータの受信再生方式Info
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Description
ステレオ音声方式のように、それぞれが独立の音声チャ
ンネルのデータとして伝送されてくる高々4チャンネル
分の入力音声データ(PCM音声データ)を受信し、そ
れらから2チャンネル分の出力音声データを作成して出
力する音声チャンネルデータの受信再生方式に関するも
のである。
声チャンネルとして4チャンネルを有しており、その4
チャンネルとは、L(左チャンネル)、R(右チャンネ
ル)、C(センタ・チャンネル)、S(サラウンド用の
後方チャンネル)から成っている。これを受信した一般
家庭などが、2チャンネルのステレオ機器しか有しない
場合には、4チャンネルのステレオ放送を2チャンネル
のステレオ機器で受信再生しなければならず、そのため
には4チャンネルの音声データ(L,R,C,S)を2
チャンネルの音声データ(L’,R’)に変換する変換
装置を必要とする。本発明は、かかる変換装置に相当す
る音声チャンネルデータの受信再生方式に関するもので
ある。
ともに、テレビの大画面、高画質化が進んでいる。さら
に、次世代放送メディアであるハイビジョン放送の実用
化も間近い。この様な大画面、高画質テレビを引き立て
る新しい音響システムの開発も重要課題になりつつあ
る。
Dなみの高音質が得られるPCM音声放送が実用化され
ている。次世代のハイビジョン放送においても、音声は
当然PCM放送が採用され、大画面、高画質に見合った
新しい音響システムが提案されている。例としては、N
HK(日本放送協会)の提案した3−1ステレオ方式と
いうものがある。
(左チャンネル)、R(右チャンネル)、C(センタ・
チャンネル)、S(サラウンド用の後方チャンネル)の
うち、L,R,Cの3チャンネルを前方、つまりテレビ
画面の左右と画面中央(センタ)にそれぞれスピーカを
設置して割り当て、残りの1チャンネルCを後方に割り
当てる(再生スピーカは複数個設ける)方式であり、3
−1方式と一般に呼ばれている。
ば、テレビジョン学会誌Vol.42.ナンバー6(1
988)p579〜587に記載の論文「ハイビジョン
用ステレオ音声方式」を挙げることができる。
レオアンプなどの周辺機器は、先にも触れたように、2
チャンネル方式のものが主流であり、これらの機器との
コンパチビリティを確保できる音声モ−ド切換機能(前
述の4チャンネルL,R,C,Sを2チャンネルL’,
R’に変換する変換機能)が必要である。かかる音声モ
−ド切換技術の例を記載した文献として、雑誌・電子技
術(1991−2)p39〜47に記載の記事「MUS
E−NTSCコンバ−タの基本設計と動向」を挙げるこ
とができる。
2に示し、そこに採用されている音声モ−ド切換の技術
について、以下説明する。即ち図2は、音声チャンネル
データの受信再生方式の従来例を示す回路図である。
データが図示せざる音声処理回路により処理されて、音
声16ビットのディジタルデ−タとして入力してくる入
力端子である。3,4は、入力端子1,2からの時分割
多重された音声デ−タ(端子1からはLchとRchの
時分割多重された音声デ−タが、端子2からはCchと
Schの時分割多重された音声デ−タが、それぞれ入力
してくる)をそれぞれ独立チャンネルごとに分離して出
力するデ−タ分割スイッチである。
されたLチャンネル,Rチャンネル,Cチャンネル,S
チャンネルの音声デ−タを選択して出力するセレクタで
ある。9,10,11,12は、それぞれ減衰器であ
り、後段の加算器13,14,15において加算される
べき音声デ−タのレベルを決定する。13,14,15
は2チャンネルモ−ドでの音声デ−タ加算を行う加算器
である。
ンネルモ−ドのモ−ド切換セレクタであり、18はセン
タスピ−カとリア2チャンネルスピ−カのスピ−カ切換
セレクタである。19,20,21,22,23はミュ
−トスイッチであり、音声デ−タ出力のON/OFFを
行う。24,25,26,27,28は音声デ−タの出
力端子であり、201は独立チャンネルの各音声デ−タ
を所定の係数で混合する手段である。
生方式において、4チャンネル音声データL,R,C,
Sが受信され、この4チャンネルの音声を5個のスピー
カで再生する場合は、回路接続は次のようになる。つま
り、モ−ド切換セレクタ16,17,18が実線位置に
あり、セレクタ5,6,7,8で選択された4チャンネ
ル音声データL,R,C,Sは、それぞれ出力端子2
4,25,26,27,28から、音声データLは左ス
ピーカLへ、音声データRは右スピーカRへ、音声デー
タCはセンタスピ−カCへ、音声データSはリア2チャ
ンネルスピ−カS1,S2へ、それぞれ出力される。
C,Sが受信されるにもかかわらず、一般家庭などで受
信スピーカがL,Rの2チャンネル分2個しか設備がな
い場合の受信動作、つまり2チャンネルモードでの受信
動作について説明する。
は破線位置に切り換えられる。そしてセレクタ5,6,
7,8は、それぞれ音声デ−タL,R,C,Sを選択す
る。選択されたこれらのデ−タは、それぞれ減衰器9,
10,11,12を介し、−3dBまたは−6dBに減
衰され、この内音声デ−タC,Sは加算器15で互いに
1/2の割合で加算された後に加算器13,14に導か
れ、各々、−3dBに減衰された音声デ−タL,Rに加
算される。
は、破線位置にあるセレクタ16,17を介して音声デ
−タ出力端子24,25から左スピーカL、右スピーカ
Rへ向けて出力される。上記の動作によって24,25
の出力端子からは、それぞれ次の式(1),(2)によ
り変換(作成)されたデータが出力される。
声デ−タL,R,C,Sを2チャンネルの音声デ−タ
L’,R’に変換し、現状の2チャンネル音声機器との
コンパチビリティを図ることができる。
ネルデータの受信再生方式においては、セレクタ5,
6,7,8で選択された4チャンネル音声データL,
R,C,Sが、それぞれ並列に後段で減衰処理(係数演
算処理)、加算処理がなされるため、その並列となる数
だけ所要の回路を用意しなければならず、その結果、回
路規模、配線スペ−スが大きくなり、不都合であるとい
う問題がある。
を解消し、回路規模、配線スペ−スの面で簡単化、縮小
化を図った音声チャンネルデータの受信再生方式を提供
することを目的とする。
に、本発明では、受信した4チャンネルの音声パラレル
デ−タ(L,R,C,S)のうち、L,R,Cの3チャ
ンネル分の音声データを時分割多重し、直列化して出力
する第1のマルチプレクサと、この第1のマルチプレク
サの出力を一方の入力とし、後記の他方の入力との間で
加算処理をする第1の加算処理手段と、この加算処理手
段の出力を入力とし、それに係数演算処理を施して出力
する係数演算処理手段と、この係数演算処理手段の出力
をフィ−ドバックして、前記4チャンネルの音声パラレ
ルデ−タ(L,R,C,S)のうちの残りのSチャンネ
ルの音声デ−タSとの間で、時分割多重して、前記第1
の加算処理手段の他方の入力として供給する第2のマル
チプレクサと、を設けた。また、上記係数演算処理手段
を、単純なビットシフト手段と第2の加算処理手段とに
よって構成した。
得られる2チャンネルの音声デ−タL’,R’は、前記
係数演算処理手段の出力からラッチを使って取り出す。
加算処理手段や係数演算処理手段は、時分割多重化され
た音声データに対して設ければよいので、従来のパラレ
ルデータのそれぞれに設ける場合に比較して、回路規
模、配線スペ−スの面で簡単化、縮小化が図れる。
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、29,30,31,32は4チャンネル
の音声デ−タL,R,C,Sの入力端子であり、前段の
図示せざる音声処理回路から導かれるものとする。
セレクタ33と34で構成され、セレクタ33は入力端
子29,30から入力する2つの音声デ−タL,Rを時
分割多重するセレクタであり、セレクタ34は、セレク
タ33で時分割多重された音声デ−タL,Rと、入力端
子31から入力する音声デ−タCと、を時分割多重する
セレクタである。
り、この第2のマルチプレクサ35は、入力端子32か
ら入力する音声デ−タSと、ラッチ回路37の出力と、
を時分割多重するセレクタで構成されたマルチプレクサ
である。36は、セレクタ34で時分割多重された音声
デ−タL,R,Cと、第2のマルチプレクサ35で時分
割多重された音声デ−タと、を加算する第1の加算処理
手段、37、38,39,40はそれぞれラッチ回路、
103は信号分離手段(デマルチプレクサ)、41,4
2は、本発明により例えば4−2チャンネル変換用の演
算を施された後のデ−タ(2チャンネル音声機器とのコ
ンパチビリティを得られる2チャンネルの音声デ−タ
L’,R’)の出力端子である。
音声デ−タに、例えば4−2チャンネル変換に必要な係
数を乗算して出力する係数演算処理手段である。本実施
例は、入力端子29,30,31,32を介して入力す
る4チャンネルの音声デ−タL,R,C,Sを処理し
て、2チャンネル音声機器とのコンパチビリティを得ら
れる2チャンネルの音声デ−タL’,R’に変換して出
力する実施例(音声4ch/2ch切換を行う実施例)
であると言える。
ルの音声デ−タL,R,C,SのうちL,R,Cの3チ
ャンネルを、第1のマルチプレクサ102により、時分
割多重して出力するわけであるが、この第1のマルチプ
レクサ102の動作について図7を用いて説明する。図
7は第1のマルチプレクサ102の機能を示す模式図で
ある。
音声デ−タL,R,Cの入力端子であり、例えば音声デ
−タ707(L),708(R),709(C)が入力
される。704,705は、入力端子701,702,
703の後段に設置されたセレクタ33,34の制御信
号入力端子であり、例えば制御信号712,713が入
力される。
出力端子である。セレクタ33は、印加される制御信号
が“H”の時には、黒丸印●側を、“L”の時には白丸
印○側を選択する。これによりセレクタ33から、音声
デ−タ707と708が時分割多重されて出来たデ−タ
710(DD1)が出力される。また、セレクタ34の
動作もセレクタ33と同様であり、セレクタ34から、
音声デ−タ707,708,709が時分割多重されて
出来たデ−タ711(DD2)が出力され、出力端子7
06を介して後段の第1の加算処理手段36へ導かれ
る。
7において、L(n)として示す区切りは、この間はデ
ータが一定値(論理1なら1として一定の値をとる)で
あることを表わし、L(n+1)についても、その間は
やはりデータが一定値であることを表わす。他のデータ
708,709についても全く同様である。
6及び係数演算処理手段101により処理された音声デ
−タは、第2のマルチプレクサ35にフィ−ドバックさ
れ、入力端子32からの音声デ−タSとの間で、時分割
多重される。この第2のマルチプレクサ35について
も、上記第1のマルチプレクサ102と同様に、セレク
タで実現され、第2のマルチプレクサ35で時分割多重
された信号を第1の加算処理手段36、係数演算処理手
段101に導き、加算処理、係数演算処理を施す。
図を図8に示し、その動作を説明する。図8において、
801は上記第1のマルチプレクサ102より導かれる
音声デ−タの入力端子であり、例えば音声デ−タ803
を、802は上記第2のマルチプレクサ35より導かれ
る音声デ−タの入力端子であり、例えば音声デ−タ80
4を、後段の第1の加算処理手段36に導く。
タ803,804の加算を行い、その結果を音声デ−タ
805として、出力端子806から、その後段に設置し
た係数演算処理手段101へ導く。ここで807,80
8は、図中の音声デ−タ803,804とのタイミング
関係を示した参照クロックであり、音声デ−タ804,
805中のA’(n)は、図8中の809に示した式で
表されるデータである。
係数演算処理手段を具備し、この係数演算処理が施され
た並列なデ−タ間の加算処理手段も、加算処理の個数だ
け具備しなければならなかったが、本発明では、上記係
数演算処理手段から上記第2のマルチプレクサへのフィ
−ドバックル−プを設けることにより、第1の加算処理
手段及び係数演算処理手段の共有化が可能となり、回路
規模の縮小化を図ることができる。
体的な一構成例を図3に示す。 図3において、301
は、第1の加算処理手段36からの音声デ−タの入力端
子であり、302,303,304は係数乗算器であ
る。但し係数乗算器302は、乗算すべき係数が1/2
であり、係数乗算器303は、乗算すべき係数が1/1
6であり、係数乗算器303は、乗算すべき係数が1/
8である。305は第2の加算処理手段であり、306
は、その後段に設置するラッチ回路37,38への出力
端子である。
データであるところから、図9に示す模式図で表わすこ
とができる。即ち、係数乗算器302は、1ビットのシ
フト回路で実現でき、係数乗算器303は、4ビットの
シフト回路で実現でき、係数乗算器304は、3ビット
のシフト回路で実現できる。実際には、後段に設けた第
2の加算処理手段305の入力側において、所要のシフ
トビット数分だけ配線をずらせることによって、シフト
回路を実現できるので、特別なシフト回路(例えばシフ
トレジスタなど)は不要である。
単純なビットシフト手段と第2の加算処理手段により、
簡単な回路構成で実現することが可能である。こうして
一層の回路構成の簡単化、回路規模の縮小化を図ること
ができる。
信号が入力されたとすると、出力端子306には、係数
演算処理手段101における演算処理の結果として、 {(8+2+1)/16}A=(11/16)A≒(約
0.69A)なる信号が得られる。
を図6を参照して具体的に説明する。図6は、図1に示
す実施例の動作説明図である。図6において、601,
602,603,604は、図1の一実施例における入
力端子29,30,31,32に導かれる音声デ−タの
模式図であり、605,606,607,608は、図
1の実施例におけるセレクタ33,34,第2のマルチ
プレクサ35,ラッチ回路37〜40等に供給されるク
ロックを示すタイムチャートであり、ここでは図6に示
す如き周波数,極性の場合を想定している。
号、610は、図1,図3及び図9の係数演算処理手段
101の出力信号であり、611は、出力信号610の
信号内容を表した数式である。セレクタ33,34,及
び第2のマルチプレクサ35は、印加される制御信号が
“L”レベルの時、白丸印○側を、“H”レベルの時、
黒丸印●側を選択する。
nfsが“H”レベルの時に音声デ−タLが、“L”レ
ベルの時に音声デ−タRが選択され、またセレクタ34
は、制御信号2nfsが“L”レベル時に音声デ−タC
を、“H”レベル時にセレクタ33の出力を選択する。
これにより、第1の加算処理手段36の入力及び出力に
導かれる音声デ−タの信号形式は、図8に示したように
なる。
2からの音声デ−タCと第2のマルチプレクサ35から
の音声デ−タSとが、入力端子801と802から、同
じタイミングで第1の加算処理手段36に入力され、ま
た音声デ−タLまたはRと、一度演算された結果(信号
A’)とが同じタイミングで、第1の加算処理手段36
に導かれる。
処理手段101からそれぞれマルチプレクスされた音声
デ−タ609,610が図6に見られるように得られ
る。次に、図10を参照して、図1における信号分離手
段(デマルチプレクサ)103即ち、時分割多重された
音声デ−タから個々の音声デ−タを分離する手段(デマ
ルチプレクサ)の一例について説明する。
係数演算処理手段101からのデ−タを導く入力端子で
あり、1002は、後段の第2のマルチプレクサ35へ
の出力端子である。ラッチ回路37は、係数演算処理手
段101の出力610中のデ−タAを、クロック100
3でラッチし、出力端子1002へ音声デ−タ1006
を伝送する。
段101の出力610中のデ−タLを、クロック100
4でラッチし、ラッチ回路39へ音声デ−タ1007と
して伝送し、ラッチ回路39は、クロック1005によ
り音声デ−タ1009を出力端子41を介して伝送す
る。
段101の出力610中のデ−タRをクロック1005
でラッチし、出力端子42を介して、音声デ−タ100
8を伝送する。このようにして、出力端子41,42に
は、演算処理により例えば4チャンネル−2チャンネル
変換された新たなLチャンネルとRチャンネル用の音声
デ−タL’,R’が導かれる。
タ毎に係数演算処理手段を具備し、係数演算処理を施さ
れたデ−タに対する加算処理手段も、加算処理の個数だ
け具備しなければならなかったが、本発明では、上記係
数演算処理手段101から上記第2のマルチプレクサ3
5へのフィ−ドバックル−プによる第1の加算処理手段
36及び係数演算処理手段101の共有化が可能とな
り、回路規模の縮小化を図れる。また、係数演算処理手
段101の回路構成も簡単なビットシフト手段と第2の
加算処理手段305で構成でき、回路構成の簡単化を図
れる。
ブロック図である。本一実施例における係数演算処理手
段401の構成例を図5に示す。先ず、図4において、
402,403,404,405は音声チャンネルの音
声デ−タの入力端子である。本一実施例が、図1の実施
例と異なる点は、本一実施例に導かれている音声デ−タ
CのON/OFFを制御するANDゲ−ト408と、音
声デ−タSのON/OFFを制御するANDゲ−ト40
9と、ANDゲ−ト408と409をそれぞれ制御する
信号の入力端子406と407と、を具備していること
である。
バ−タ410,キャリ−作成用インバ−タ414と、音
声デ−タSの極性を選択するセレクタ413とを具備
し、係数演算処理手段401の構成を、図5に示された
ものとしたことである。その他は、図1の実施例と同じ
である。ただし、ORゲ−ト411と412はセレクタ
413に導かれる制御信号を作成する回路である。
は、図3に示した一構成例に対して、更に(1/4)の
乗数を与える係数乗算器501と、2つの係数乗算器5
01と304の出力を選択するセレクタ502を具備
し、かつ例えばユ−ザの選択モ−ドに応じて所定の係数
が乗算されたものと、係数乗算を行わないそのままのデ
−タとを、選択するセレクタ503を設置している。そ
の他は、図3の構成例と同じである。次に、本一実施例
の動作を図4,図5,図6を参照して説明する。
レクタ502が図中の黒丸印●側を選択し、かつセレク
タ503が図中の白丸印○側を選択した場合、出力端子
306には、入力端子301へのデ−タAに対して、
(13/16)A(約0.81A、即ち−1.8dB)
なるデ−タが出力される。また、セレクタ502が図中
の白丸印○側を選択し、かつセレクタ503が白丸印○
側を選択した場合、出力端子306には(11/16)
A(約0.69A、即ち−3.3dB)なるデ−タが出
力される。
503が黒丸印●側を選択した場合、出力端子306に
は、入力端子301へのデ−タがそのまま出力される。
このように、図5に示した係数演算処理手段401で
は、入力端子301への同じ信号(振幅A)に対して、
出力端子306へ、A,(13/16)A(約0.82
A),(11/16)A(約0.69A)の3種類の信
号値を、選択的に出力させることができる。
係数演算処理手段401を具備する本一実施例(図4)
において、ユ−ザの選択,放送モ−ドによるマイコンで
デコ−ドされたセレクタ制御信号(SS1〜SS5)等
によって、4チャンネルの音声デ−タを2チャンネルに
変換する4−2変換の場合には、図11中の選択モ−ド
1のセレクタ制御信号を選択し、図4中のゲ−ト408
はON,ゲ−ト409はON,セレクタ413は黒丸印
●を選択,図5中のセレクタ502は白丸印○を選択,
セレクタ503は白丸印○を選択する。この時、2つの
出力端子41,42からは、それぞれ図11中の、以下
の式(3),(4)で示される変換信号L’,R’が出
力される。
信号と出力信号の関係をまとめて示した関係説明図であ
る。同様に、図11において、4−2変換のうちR’の
デ−タ内容に−Sを含ませる場合には、選択モ−ド2、
3チャンネルの音声デ−タを2チャンネルに変換する3
−2変換の場合には選択モ−ド3、2−2ステレオの音
声デ−タを2チャンネルに変換する2−1変換の場合に
は選択モ−ド4、係数乗算を行わないそのままのデ−タ
を選択する場合には選択モ−ド5、のセレクタ制御信号
を各々選択することで、2つの出力端子41,42から
それぞれに対応する変換信号L’,R’を得ることがで
きる。
ャンネルステレオモ−ドにおいても、ユ−ザの選択,放
送モ−ド等によるセレクタ切換によって2チャンネルオ
−ディオ機器に対応した音声デ−タを再生することがで
きる。なお3−1ステレオを2チャンネルへ変換する4
−2変換処理について、以上では主として説明したが、
本発明はその限りではなく、3チャンネルステレオを2
チャンネルへ変換する3−2変換処理、2−2ステレオ
を2チャンネルへ変換する2−1変換処理等にも適用で
きる。
R,C,S)を2チャンネルスピ−カで再生するような
4−2変換処理だけではなく、他の複数チャンネルの音
声デ−タを2チャンネルに変換するマルチチャンネルス
テレオ放送の場合でも、放送モ−ドに対してユ−ザがス
ピ−カ接続モ−ドをどのように設定するかを、例えばマ
イコンからのセレクタ制御信号を第1,第2のマルチプ
レクサ及び係数演算処理手段に送ることによって、各々
のデ−タに任意の係数を乗算し、図11に示したような
変換信号を再生することが可能となる。
の受信再生方式における音声モ−ド切換において、所要
の係数演算処理手段などを共有化し、係数乗算器を単純
なビットシフトと第2の加算処理手段によって構成する
ため、回路の簡単化、回路規模の縮小化が可能となる利
点がある。
ネルを使ったPCM音声放送において、4ch3−1ス
テレオモ−ドを始めとして、他の4チャンネルステレオ
放送モ−ドや3チャンネルステレオ放送モ−ドに対して
も、一般家庭用の左右スピ−カ一体形テレビ受像機や2
チャンネル周辺機器での臨場感溢れる2チャンネルステ
レオ音声の再生を可能とする利点がある。
を示す回路図である。
すブロック図である。
すブロック図である。
タの模式図である。
ある。
る。
る。
関係を示した説明図である。
34…時分割多重用セレクタ、35…第2のマルチプレ
クサ、36…第1の加算処理手段、37,38,39,
40…ラッチ回路、41,42…変換後ディジタル信号
出力端子、101,401…係数演算処理手段、102
…第1のマルチプレクサ、103…信号分離手段(デマ
ルチプレクサ)、402,403,404,405…音
声デ−タ入力端子、406,407…制御信号入力端
子、408,409,411,412…ゲ−ト、41
0,414…インバ−タ
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれが独立の音声チャンネルのデー
タとして伝送されてくる高々4チャンネル分の入力音声
データを受信し、それらから2チャンネル分の出力音声
データを作成して出力する音声チャンネルデータの受信
再生方式において、 前記4チャンネル分の入力音声データの中の第1,第
2,及び第3の各チャンネル音声データを時分割多重し
て出力する第1のマルチプレクサ(102)と、該第1
のマルチプレクサの出力を一方の入力とし後記他方の入
力との間で加算処理を行って出力する第1の加算処理手
段(36)と、該第1の加算処理手段の出力を入力とし
所望の音声モードに応じた演算処理を施して出力する係
数演算処理手段(101)と、該係数演算処理手段から
の出力と前記4チャンネル分の入力音声データの中の第
4のチャンネル音声データとを時分割多重して前記第1
の加算処理手段の他方の入力として供給する第2のマル
チプレクサ(35)と、を具備し、前記係数演算処理手
段の出力から前記2チャンネル分の出力音声データを取
り出すことを特徴とする音声チャンネルデータの受信再
生方式。 - 【請求項2】 請求項1に記載の音声チャンネルデータ
の受信再生方式において、前記係数演算処理手段は、前
記第1の加算処理手段の出力を入力とし、該入力データ
をそれぞれ所望のビット数だけビットシフトして出力す
る複数のビットシフト手段と、前記複数のビットシフト
手段からの各出力を加算処理して出力する第2の加算処
理手段(305)と、から構成されることを特徴とする
音声チャンネルデータの受信再生方式。 - 【請求項3】 それぞれが独立の音声チャンネルのデー
タとして伝送されてくる高々4チャンネル分の入力音声
データを受信し、それらから2チャンネル分の出力音声
データを作成して出力する音声チャンネルデータの受信
再生方式において、 前記4チャンネル分の入力音声データの中の第1,第
2,及び第3の各チャンネル音声データを時分割多重し
て出力する第1のマルチプレクサ(102)と、該第1
のマルチプレクサの出力を一方の入力とし後記他方の入
力との間で加算処理を行って出力する第1の加算処理手
段(36)と、該第1の加算処理手段の出力を入力とし
所望の音声モードに応じた演算処理を施して出力する係
数演算処理手段(401)と、前記4チャンネル分の入
力音声データの中の第4のチャンネル音声データを入力
されその極性を反転させて出力するインバータ(41
0)と、前記第4のチャンネル音声データと前記インバ
ータの出力との何れか一方を選択して出力するセレクタ
(413)と、前記係数演算処理手段からの出力と前記
セレクタの出力とを時分割多重して前記第1の加算処理
手段の他方の入力として供給する第2のマルチプレクサ
(35)と、を具備し、前記係数演算処理手段の出力か
ら前記2チャンネル分の出力音声データを取り出すこと
を特徴とする音声チャンネルデータの受信再生方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280325A JP2925811B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 音声チャンネルデータの受信再生方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280325A JP2925811B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 音声チャンネルデータの受信再生方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595334A JPH0595334A (ja) | 1993-04-16 |
JP2925811B2 true JP2925811B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=17623433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280325A Expired - Lifetime JP2925811B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 音声チャンネルデータの受信再生方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925811B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100370413B1 (ko) * | 1996-06-30 | 2003-04-10 | 삼성전자 주식회사 | 다채널 오디오 데이타의 재현시 채널수 변환방법 및 장치 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP3280325A patent/JP2925811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595334A (ja) | 1993-04-16 |
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