JPH10174197A - サラウンド信号処理装置と方法及び映像音声再生方法、記録媒体への記録方法及び記録装置、記録媒体、処理プログラムの伝送方法及び受信方法、並びに記録データの伝送方法及び受信方法 - Google Patents

サラウンド信号処理装置と方法及び映像音声再生方法、記録媒体への記録方法及び記録装置、記録媒体、処理プログラムの伝送方法及び受信方法、並びに記録データの伝送方法及び受信方法

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JPH10174197A
JPH10174197A JP9135941A JP13594197A JPH10174197A JP H10174197 A JPH10174197 A JP H10174197A JP 9135941 A JP9135941 A JP 9135941A JP 13594197 A JP13594197 A JP 13594197A JP H10174197 A JPH10174197 A JP H10174197A
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智博 毛利
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サラウンド信号を再生するための信号処理を
1つのDSPを用い効率的に行うサラウンド信号処理装
置と方法、映像音声再生方法、記録媒体への記録方法及
び記録装置、記録媒体、処理プログラムと記録データの
伝送と受信方法を得る。 【解決手段】 サラウンド信号がエンコード処理された
信号から4チャンネル信号を分離する所定方式のサラウ
ンド信号デコーダ部3からの4CH信号を処理して受聴
者に対し略左右対称な前方位置に配置した一対のスピー
カ5L、5Rからサラウンド音を再生するようにしたプ
ロセッサ部4を備え、プロセッサ部4は、デコーダ部3
により出力される4チャンネル信号のサンプリングに対
し1/2デシメーションを行う間引き処理回路12a、
12b、間引き処理回路を介してサンプリングされた信
号に対し奇数と偶数番目のサンプル毎に交互に音像定位
処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理手段(13
a及び13b、14)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受聴者に対し略左
右対称な前方位置に配置した一対のスピーカから所定の
サラウンド方式と同等な音場効果を得るための音声信号
を再現させるようにしたサラウンド信号処理装置と方法
及び映像音声再生方法、記録媒体への記録方法及び記録
装置、記録媒体、処理プログラムの伝送方法及び受信方
法、並びに記録データの伝送方法及び受信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、映画の多くの音声信号がマルチト
ラックで録音されている。この信号を2チャンネルの記
録媒体に入れるには、特別なエンコードシステムが必要
となる。そこで、この媒体に入れる手段として所定のサ
ラウンド方式が広く普及している。近年では、放送メデ
ィアの一部でも所定のサラウンド方式のエンコード処理
をした放送が実施されている。エンコードされた信号を
再生するには、所定サラウンド方式専用のデコードを必
要とし、2チャンネルのステレオ信号L、R、ステレオ
中央の定位を改善するためのセンタチャンネル信号C、
及びサラウンド立体音響効果を得るためのサラウンド信
号(リアチャンネル信号)Sに分離して5本のスピーカ
で再生する必要がある。しかし、一般家庭では場所や配
線の複雑さからそれほど普及していない。そこで、本発
明者らは、特願平5−34371号(特開平6−233
394号公報)、特願平6−197356号(特開平8
−51698号公報)、特願平7−161583号(特
開平8−336199号公報)及び特願平7−2866
5号(特開平8−205297号公報)などで、5本必
要なスピーカと同等な音場を、受聴者に対し略左右対称
な前方位置に配置した一対のスピーカから再現させるよ
うにしたサラウンド信号処理装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな信号処理をDSP(デジタルシグナルプロセッサ)
で実現する場合、データ量が多くMPUに負荷が多くか
かり、従来2つのDSPを用いて実現しているのが現状
で、1つのDSPを用いて同等の信号処理を行うことが
望まれている。
【0004】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、受聴者に対して略左右対称な前方位置に配置した一
対のスピーカにより全てのチャンネルを再生するための
信号処理を1つのDSPを用いて効率的に実現すること
ができるサラウンド信号処理装置を得ることを目的とす
るものである。また、サラウンド信号処理方法及び映像
音声再生方法、記録媒体への記録方法及び記録装置、記
録媒体、処理プログラムの伝送方法及び受信方法、並び
に記録データの伝送方法及び受信方法を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサラウンド
信号処理装置は、サラウンド信号がエンコードされた信
号から2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響
効果を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャン
ネル信号ステレオ信号の中央の音像定位を改善するため
のセンタチャンネル信号の4チャンネル信号を分離する
デコーダ手段と、前記デコ−ダ手段により出力される4
チャンネル信号を信号処理して受聴者に対して略左右対
称な前方位置に配置した一対のスピーカからサラウンド
音を再生するようにしたプロセッサ部とを備え、前記プ
ロセッサ部は、前記デコーダ手段により出力される4チ
ャンネル信号のサンプリングに対し1/2デシメーショ
ンを行う間引き手段と、この間引き手段を介してサンプ
リングされた信号に対し奇数番目と偶数番目のサンプル
毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処理を行
う信号処理手段とを有するものである。
【0006】また、前記プロセッサ部は、前記一対のス
ピーカから再生される左右一対のサラウンド信号を互い
に非相関性を持たせて疑似ステレオ化する音像定位フィ
ルタ手段又は左右一対のサラウンド信号を逆位相で再生
させるための音像定位フィルタ手段のいずれかを有する
ことを特徴とするものである。
【0007】また、前記プロセッサ部は、各サンプル毎
に前記間引き手段の間引き処理による折り返し雑音の発
生を防止するためのフィルタ手段を有することを特徴と
するものである。
【0008】また、前記プロセッサ部は、前記信号処理
手段を介した信号に対し前記間引き手段の間引き処理に
よる信号の間引きを補間するための補間手段を有するこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係るサラウンド信号処理方
法は、受聴者に対し左右一対のスピーカから再生するよ
うにしたサラウンド信号処理方法であって、サラウンド
信号がエンコード処理された信号から2チャンネルのス
テレオ信号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチ
ャンネル信号と、前記2チャンネルのステレオ信号の中
央の音像定位を改善するためのセンタチャンネル信号の
4チャンネル信号を分離するデコードステップと、前記
デコードステップにより出力される4チャンネル信号の
サンプリングに対して1/2デシメーションを行う間引
きステップと、この間引きステップを介してサンプリン
グされた信号に対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎に
それぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処理を行う信
号処理ステップとを有するものである。
【0010】また、本発明に係る映像音声再生方法は、
映像を表示手段に再生させるとともに、前記表示手段の
両側に配設された一対のスピーカからサラウンド再生す
るようにした映像音声再生方法であって、サラウンド信
号がエンコード処理された信号から2チャンネルのステ
レオ信号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチャ
ンネル信号と、前記2チャンネルのステレオ信号の中央
の音像定位を改善するためのセンタチャンネル信号の4
チャンネル信号を分離するデコードステップと、前記デ
コードステップにより出力される4チャンネル信号のサ
ンプリングに対して1/2デシメーションを行う間引き
ステップと、この間引きステップを介してサンプリング
された信号に対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそ
れぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処理を行う信号
処理ステップとを有し、受聴者に対し後方位置に音像定
位させるようにしたものである。
【0011】また、本発明に係る記録媒体への記録方法
は、受聴者に対して略左右対称で前方に位置した一対の
トランスジューサに供給されるリアサラウンド信号を定
位させる処理ステップを含むサラウンド信号処理プログ
ラムに、サラウンド信号がエンコード処理された信号か
ら2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果
を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャンネル
のステレオ信号の中央の音像定位を改善するためのセン
タチャンネル信号の4チャンネル信号を分離するデコー
ドステップと、前記デコードステップにより出力される
4チャンネル信号のサンプリングに対して1/2デシメ
ーションを行う間引きステップと、この間引きステップ
を介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数
番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加
の音場処理を行う信号処理ステップとを含み、記録媒体
への記録方法として、前記サラウンド信号処理プログラ
ムにより音声信号を処理し、前記プログラムで処理した
音声信号を記録媒体に記録するための所定のフォーマッ
トに変換し、前記変換された記録信号を前記記録媒体に
記録することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明に係る記録媒体への記録装置
は、受聴者に対して略左右対称で前方に位置した一対の
トランスジューサに供給されるリアサラウンド信号を定
位させる処理ステップを含むサラウンド信号処理プログ
ラムに、サラウンド信号がエンコード処理された信号か
ら2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果
を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャンネル
のステレオ信号の中央の音像定位を改善するためのセン
タチャンネル信号の4チャンネル信号を分離するデコー
ドステップと、前記デコードステップにより出力される
4チャンネル信号のサンプリングに対して1/2デシメ
ーションを行う間引きステップと、この間引きステップ
を介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数
番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加
の音場処理を行う信号処理ステップとを含み、記録媒体
への記録装置として、前記サラウンド信号処理プログラ
ムにより音声信号を処理する処理手段と、前記処理手段
で処理した音声信号を記録媒体に記録するための所定の
フォーマットに変換する変換手段と、前記変換手段で変
換された記録信号を前記記録媒体に記録する記録手段と
を有することを特徴とするものである。
【0013】また、本発明に係る記録媒体は、受聴者に
対して略左右対称で前方に位置した一対のトランスジュ
ーサに供給されるリアサラウンド信号を定位させる処理
ステップを含むサラウンド信号処理プログラムに、サラ
ウンド信号がエンコード処理された信号から2チャンネ
ルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るための
リアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレオ信
号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャンネル
信号の4チャンネル信号を分離するデコードステップ
と、前記デコードステップにより出力される4チャンネ
ル信号のサンプリングに対して1/2デシメーションを
行う間引きステップと、この間引きステップを介してサ
ンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数番目のサン
プル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処理
を行う信号処理ステップとを含み、前記サラウンド信号
処理プログラムにより処理した音声信号を所定のフォー
マットに変換した信号を記録したものである。
【0014】また、本発明に係る処理プログラムの伝送
方法は、プログラム供給手段から通信回線又はネットワ
ークを介して供給するサラウンド信号の処理を行わせる
処理プログラムを伝送するための処理プログラムの伝送
方法において、前記処理プログラムは、受聴者に対して
略左右対称で前方に位置した一対のトランスジューサに
供給されるリアサラウンド信号を定位させる処理ステッ
プを含む処理プログラムであって、サラウンド信号がエ
ンコード処理された信号から2チャンネルのステレオ信
号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチャンネル
信号と、前記2チャンネルのステレオ信号の中央の音像
定位を改善するためのセンタチャンネル信号の4チャン
ネル信号を分離するデコードステップと、前記デコード
ステップにより出力される4チャンネル信号のサンプリ
ングに対して1/2デシメーションを行う間引きステッ
プと、この間引きステップを介してサンプリングされた
信号に対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ
音像定位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ス
テップとを含み、前記処理プログラムの伝送方法とし
て、前記処理プログラムにヘッダを付して通信回線又は
ネットワーク用のデジタル信号列に変換するステップ
と、通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プ
ロトコルを実行するとともに前記デジタル信号列を伝送
するステップとを有することを特徴とするものである。
【0015】また、本発明に係る処理プログラムの受信
方法は、プログラム供給手段から通信回線又はネットワ
ークを介して供給されたサラウンド信号の処理を行わせ
る処理プログラムを受信するための処理プログラムの受
信方法において、前記処理プログラムは、受聴者に対し
て略左右対称で前方に位置した一対のトランスジューサ
に供給されるリアサラウンド信号を定位させる処理ステ
ップを含む処理プログラムであって、サラウンド信号が
エンコード処理された信号から2チャンネルのステレオ
信号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチャンネ
ル信号と、前記2チャンネルのステレオ信号の中央の音
像定位を改善するためのセンタチャンネル信号の4チャ
ンネル信号を分離するデコードステップと、前記デコー
ドステップにより出力される4チャンネル信号のサンプ
リングに対して1/2デシメーションを行う間引きステ
ップと、この間引きステップを介してサンプリングされ
た信号に対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞ
れ音像定位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理
ステップとを含み、前記処理プログラムの受信方法とし
て、通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プ
ロトコルを実行するとともに前記デジタル信号列を受信
するステップと、前記プログラムに付せられたヘッダを
取り除き、通信回線又はネットワーク用のデジタル信号
列から元のデータに変換するステップとを有することを
特徴とするものである。
【0016】また、本発明に係る記録データの伝送方法
は、記録データ供給手段から通信回線又はネットワーク
を介して供給する所定の記録データに基づいてサラウン
ド再生を行わせる記録データの伝送方法において、前記
記録データは、受聴者に対して略左右対称で前方に位置
した一対のトランスジューサに供給されるリアサラウン
ド信号を定位させる処理ステップを含む処理プログラム
により記録された記録データであって、前記処理プログ
ラムに、サラウンド信号がエンコード処理された信号か
ら2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果
を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャンネル
のステレオ信号の中央の音像定位を改善するためのセン
タチャンネル信号の4チャンネル信号を分離するデコー
ドステップと、前記デコードステップにより出力される
4チャンネル信号のサンプリングに対して1/2デシメ
ーションを行う間引きステップと、この間引きステップ
を介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数
番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加
の音場処理を行う信号処理ステップとを含み、記録デー
タの伝送方法として、前記記録データにヘッダを付して
通信回線又はネットワーク用のデジタル信号列に変換す
るステップと、通信回線又はネットワークを介して相手
局と通信プロトコルを実行するとともに前記デジタル信
号列を伝送するステップとを有することを特徴とするも
のである。
【0017】また、本発明に係る記録データの受信方法
は、記録データ供給手段から通信回線又はネットワーク
を介して所定の記録データを供給し、この供給された所
定の記録データに基づいてサラウンド再生を行わせる記
録データの受信方法において、前記記録データは、受聴
者に対して略左右対称で前方に位置した一対のトランス
ジューサに供給されるリアサラウンド信号を定位させる
処理ステップを含む処理プログラムにより記録された記
録データであって、前記処理プログラムに、サラウンド
信号がエンコード処理された信号から2チャンネルのス
テレオ信号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチ
ャンネル信号と、前記2チャンネルのステレオ信号の中
央の音像定位を改善するためのセンタチャンネル信号の
4チャンネル信号を分離するデコードステップと、前記
デコードステップにより出力される4チャンネル信号の
サンプリングに対して1/2デシメーションを行う間引
きステップと、この間引きステップを介してサンプリン
グされた信号に対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎に
それぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処理を行う信
号処理ステップとを含み、記録データの受信方法とし
て、通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プ
ロトコルを実行するとともに前記デジタル信号列を受信
するステップと、前記記録データに付せられたヘッダを
取り除き通信回線又はネットワーク用のデジタル信号列
から元のデータに変換するステップとを有することを特
徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示された実施の
形態に基づいて説明する。 <第1の実施の形態>図1は本発明の第1の実施の形態
に係るサラウンド信号処理方法を実現するサラウンド信
号処理装置としての所定方式のサラウンド信号処理を実
現する回路のブロック図である。図1において、1はビ
デオ映画ソフトなどの再生すべきソースで、サラウンド
信号がエンコードされた信号が記録されている。2はサ
ラウンド信号処理装置を示し、サラウンド信号がエンコ
ードされた信号から2チャンネルのステレオ信号L、R
と、サラウンド音響効果を得るためのサラウンド信号
(リアチャンネル信号)Sと、前記2チャンネル信号ス
テレオ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチ
ャンネル信号Cの4チャンネル信号及び100Hz以下
の低域信号とを分離するデコーダ手段としての所定方式
のサラウンド信号デコーダ部3と、デコ−ダ部3より出
力される4チャンネル信号を信号処理して受聴者に対し
て略左右対称な前方位置に配置した一対のスピーカ5L
及び5Rからサラウンド音を再生するようにした2スピ
ーカプロセッサ部4とを備えている。なお、前記低域信
号はスーパーウーファで再生するか又は各chに振り分
けたりするが、この実施の形態では説明を分かりやすく
するためにこの低域信号は省略する。
【0019】そして、プロセッサ部4は、デコーダ部3
より出力される4チャンネル信号に基づいてリアサラウ
ンド信号SL及びSRを生成する所定方式の音像定位処
理部6と、デコーダ部3より出力されるセンタチャンネ
ル信号Cを2チャンネルのステレオ信号L、Rにそれぞ
れ加算する加算器7a及び7bと、この加算器7a及び
7bの出力に音像定位処理部6から出力されるリアサラ
ウンド信号SL及びSRをそれぞれ加算した信号を一対
のスピーカ5L及び5Rにそれぞれ出力する加算器7c
及び7dとを備えている。
【0020】ここで、音像定位処理部6による信号処理
アルゴリズムを回路構成で書き換えると図2に示す構成
となる。すなわち、図2に示すように、音像定位処理部
6としては、デコーダ部3より出力される2チャンネル
のステレオ信号L、Rとセンタチャンネル信号Cを加算
する加算器10aによる加算出力とデコーダ部3より出
力されるサラウンド信号Sとのサンプリングに対してそ
れぞれ低域通過フィルタ(LPF)11a及び11bを
介して奇数番目と偶数番目のサンプル毎に交互に1/2
デシメーションを行う間引き処理回路12a及び12b
と、この間引き処理回路12a及び12bを介して出力
に対してそれぞれ初期反射音を付加する初期反射音付加
装置13a及び13bと、間引き処理回路12a及び1
2bを介して出力を加算器10bにより加算した出力に
対して残響音を付加する残響音付加装置13cとを有す
る。
【0021】さらに、初期反射音付加装置13a及び1
3bと残響音付加装置13cの出力を加算する加算器1
0cの出力と前記加算器10bの加算出力とをさらに加
算する加算器10dを介して得られた出力に対して音像
定位処理を行う音像定位フィルタ14と、初期反射音付
加装置13a及び13bの出力と前記音像定位フィルタ
14を介した出力とをそれぞれ加算する加算器10e及
び10fと、加算器10eと10f及び10cを介した
信号に対して間引き処理回路12a及び12bの間引き
処理による信号の間引きを補間するための補間回路15
a〜15cと、デコーダ部3より出力される2チャンネ
ルのステレオ信号L、Rにデコーダ部3より出力される
サラウンド信号Sに対して低域通過フィルタ(LPF)
11eを介した補間回路15cの出力を加算器10gに
より加算した出力と低域通過フィルタ11c及び11d
を介した補間回路15a及び15bの出力とを加算する
加算器10h及び10iとを有する。
【0022】また、音像定位フィルタ14としては、本
発明者らが既に提案した特願平7−161583号及び
特願平7−28665号のように、一対のサラウンド信
号に互いに非相関性を持たせるべく信号処理するのに、
伝達特性P、Nが設定されたFIRフィルタ14a及び
14bと、遅延回路14cを介したFIRフィルタ14
aの出力とFIRフィルタ14bの出力との差信号及び
和信号を得る加算器14d及び14eとを備えた疑似ス
テレオの音像定位フィルタ14−1(図3の(a)参
照)を用い、サラウンド信号を疑似的に2つのステレオ
信号に音像定位させている。ここで、前記伝達特性P、
Nは次式によって設定されている。 P=(F+K)/(S+A) N=(F−K)/(S−A) (ただし、Sは一対のスピーカから受聴者の同じ側の耳
までの伝達関数、Aは一対のスピーカから受聴者の反対
側の耳までの伝達関数、Pは音像を定位させたい位置か
ら受聴者の同じ側の耳までの伝達関数、Kは音像を定位
させたい位置から受聴者の反対側の耳までの伝達関数)
【0023】また、ここで、音像定位フィルタ14とし
て、本発明者らが既に提案した特願平5−34371号
のように、サラウンド信号を受聴者の左右後方の位置で
逆相で定位させるための、FIRフィルタ14bと、遅
延回路14c、加算器14f及び反転器14gを有する
逆位相定位の音像定位フィルタ14−2(図3の(b)
参照)を用いてもよい。
【0024】図2において、低域通過フィルタ(LP
F)11a〜11eは、図4の(a)に示すように、遅
延回路16と乗算器17及び加算器18を構成要素とす
る2次のIIRフィルタ、また、FIRフィルタ14a
及び14bは、図4の(b)に示すように、遅延回路1
6と乗算器17及び加算器18を構成要素とし、フィル
タ係数HlとHrは次式で設定される。 Hl=(SF−AK)/(S2−A2) Hr=(SK−AF)/(S2−A2
【0025】上述したように、本実施の形態1に係るサ
ラウンド信号処理装置は、受聴者に対し左右一対のスピ
ーカから再生するようにしたサラウンド信号処理方法で
あって、サラウンド信号がエンコード処理された信号か
ら2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果
を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャンネル
のステレオ信号の中央の音像定位を改善するためのセン
タチャンネル信号の4チャンネル信号を分離するデコー
ドステップと、前記デコードステップにより出力される
4チャンネル信号のサンプリングに対して1/2デシメ
ーションを行う間引きステップと、この間引きステップ
を介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数
番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加
の音場処理を行う信号処理ステップとを有するサラウン
ド信号処理方法を実現するものであるが、4チャンネル
のサラウンドトラックを2トラックにエンコードしたビ
デオソフトを家庭で再生する際、サラウンド信号Sを所
定方式により前方の2スピーカで音像定位を行うように
し、センターチャンネル信号CはL、Rチャンネルに振
り分け、さらに、サラウンド信号Sはもともとモノラル
信号なので、そのままでは頭内に音像定位するため、左
右の相関を減らし疑似的にステレオ信号とする処理を加
えている。したがって、所定方式による仮想音像定位処
理と左右の相関を減らす処理の相乗効果により受聴者を
包むような自然なサラウンド音場を生成することができ
る。
【0026】また、サンプリング周波数は44.1kH
zであるが、サラウンド信号は規格により7kHzで帯
域制限された音と決められているため、半分以下の周波
数帯域を使う。そこで、他のフィーチュアを追加するた
め、1/2デシメーションを行い、残った時間で反射音
処理及び残響音処理を行うようになされ、効率的な信号
処理を行うことができる。特に、間引き処理回路による
1/2デシメーションを行うことで、実時間上の図4の
(b)に示すFIRフィルタのタップ長を長く取ること
ができ、さらに、間引き処理とすることで、FIRフィ
ルタの演算が2サンプル毎に1回の処理でよいため、D
SPの負荷も軽くなる。また、余った処理を反射音付加
や残響音付加の処理に当てることができ、効率的な演算
を行えることができ、偶数サンプルでFIRのフィルタ
リング処理、奇数サンプルで音場処理といった異なった
信号処理を行うことができる。間引き処理回路による1
/2デシメーションを行う間引き処理回路及びその補間
処理を行う補間回路の前後に低域通過フィルタを入れる
ことで、折り返し雑音の発生を防止できる。
【0027】<第2の実施の形態>ところで、最近、パ
ーソナルコンピュータ(以下、PC又はパソコンと称
す)のマルチメディア化が急速に進んだために、動画像
や音声などをPCで扱うことが普及している。第2実施
の形態では、上述したサラウンド信号処理方法を実施す
る装置として、パソコンで実施する場合を図5に示す構
成図を参照して説明する。図5に示すように、ディスク
ドライブ21又はインターネットターミナル22を介し
てサラウンド信号処理プログラム及びサラウンドソース
が供給されるパソコン23は、MMX(INTEL社の
P55Cの拡張命令セット:特定用途向けの命令セット
で主として画像・音声などのデジタル信号処理を効率よ
く扱うために追加された命令セット)を装備するCPU
(コントローラに相当)23aと、データ処理時のバッ
ファとして使用するRAM23bと、ディスクドライブ
21又はインターネットターミナル22を介して入力さ
れるデータをコンバートするデータコンバータ23c
と、信号処理結果を受聴者に対し略左右対称な前方位置
に配置したスピーカ5L、5Rに供給するためのオーデ
ィオインターフェース23dとを備えている。
【0028】次に、図5に示す構成における動作を図6
に示すフローチャートを参照して説明する。図6は、デ
ィスクドライブ21にサラウンド信号処理プログラム及
び音声が所定方式のサラウンド信号が記録されたDVD
ディスクをセットした状態で、プログラムロードの命令
(コマンド)が図示しないキーボードから入力された場
合を示し、この状態でスタートすると、ステップS1で
プログラムロードであることがわかる(コマンドが入力
されるとプログラムロードであると判断する)。プログ
ラムデータを読み出してCPU23aの内部RAMに供
給し(ステップS2)プログラムロードが終了したとき
にプログラムロードフラグをセットして(ステップS
3)終了する。このとき、CPU23aは、MMX対応
であるため、高速で信号処理が可能になる。
【0029】次に、ディスクドライブ21に、サラウン
ドソースが記録されたディスクをセットした状態で、プ
レイ命令が図示しないキーボードから入力され、この状
態でスタートすると、ステップS1でプログラムロード
フラグをみてプログラムがセットされているとわかるの
で(ステップS1でNO)ステップS4に進み、ここ
で、ディスクの最初のトラック(特別トラック)をアク
セスしてそのディスクの種類を表すサブコードを読み取
りサラウンドソースであることを判断してYESであれ
ば、ステップS5で次のトラックからデータをリードし
デコード処理し、オーディオインターフェース23dに
処理データをセットし(S6)ステップS5に戻り、上
記デコード処理などを繰り返す。オーディオインターフ
ェース23dは受け取ったデータを所定のサンプリング
周期でD/A変換してアナログ信号にしてスピーカ5
L、5Rに供給する。ステップS4でNOであれば演奏
不能を表示して(ステップS7)終了する。
【0030】ここで、上述したステップS5でのデコー
ド処理でなされるサラウンド信号処理プログラムは、図
7に示す処理ステップで構成される。すなわち、ステッ
プS31で所定方式のサラウンド信号がエンコード処理
された信号から2チャンネルのステレオ信号と、サラウ
ンド音響効果を得るためのリアチャンネル信号と、前記
2チャンネルのステレオ信号の中央の音像定位を改善す
るためのセンタチャンネル信号の4チャンネル信号を分
離するデコード処理を行い、続くステップS32で前記
デコードステップにより出力される4チャンネル信号の
サンプリングに対して1/2デシメーションを行う間引
き処理を行い、さらに、ステップ33で前記間引きステ
ップを介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と
偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音
付加の音場処理を行う信号処理を実行し、この信号処理
ステップS33を経て得られた受聴者に対し略左右対称
な後方位置にそれぞれ音像定位させた出力を出力ステッ
プS34を介して図5に示すオーディオインターフェー
ス23dに出力する。
【0031】このような処理ステップを有するサラウン
ド信号処理プログラムをDVDディスクなどの記録媒体
に記録することで、その記録媒体からのサラウンド信号
処理プログラムにしたがってサラウンドソースの容易な
信号処理を可能にすることができ、所定方式に対応する
コンピュータソフトを提供することができる。上述した
ようにして、サラウンド信号処理プログラム及びサラウ
ンドソースがソフトとして供給された場合に、MMX対
応のCPU23aにより、高速に信号処理することを可
能にすることができる。なお、他の実施例として、サラ
ウンド信号処理プログラムをCPU23aの内部RAM
又は外部RAM23bにあらかじめ配備して、CPU2
3aによりプログラムとして選択できるようにしてもよ
い。
【0032】また、映像を表示手段に再生させるととも
に、前記表示手段の両側に配設されたトランスデューサ
としての一対のスピーカからサラウンド再生するように
した映像音声再生の際に、上述したように、サラウンド
信号がエンコード処理された信号から2チャンネルのス
テレオ信号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチ
ャンネル信号と、前記2チャンネルのステレオ信号の中
央の音像定位を改善するためのセンタチャンネル信号の
4チャンネル信号を分離してデコード処理し、デコード
処理により得られる4チャンネル信号のサンプリングに
対して1/2デシメーションを行う間引き処理を行い、
この間引き処理を介してサンプリングされた信号に対し
奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処
理と反射音付加の音場処理を行う信号処理を行うことに
より、受聴者に対し後方位置に音像定位させることがで
きる。
【0033】すなわち、図8(A)に示すように、表示
手段としてのディスプレイモニタの両側に一対のスピー
カ5L,5Rを設けるだけで、図8(B)に示すような
位置からリアチャンネル信号S,S’が再生されて、リ
ア用のスピーカを設置する事なく、フロントからのステ
レオ信号、後方に定位したステレオ信号(サラウンド音
響効果を得るためのリアチャンネル信号)及びステレオ
信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャンネ
ル信号Cの4チャンネルの信号により、立体的なサラウ
ンド音声を再生できる。
【0034】<第3の実施の形態>次に、本実施の形態
では、上述したサラウンド信号処理プログラムにより処
理した音声信号を記録媒体に記録する記録方法及び記録
媒体について述べる。図9はDVDディスクにサラウン
ド信号処理プログラムにより処理した音声信号を記録す
る記録装置を示す構成図である。図9に示すように、所
定方式のサラウンド信号にエンコード処理された信号、
又は2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効
果を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャンネ
ルのステレオ信号の中央の音像定位を改善するためのセ
ンタチャンネル信号の4チャンネル信号がINから入力
されると、A/D変換器31を介してA/D変換され信
号処理回路32に供給される。ここで、サラウンド信号
を所定方式にエンコード処理するエンコード処理と、エ
ンコードを介さずに直接図7に示すステップS32〜S
33による2CH音声処理とによりそれぞれの出力を得
て、次にこれらの出力をDVD符号化回路34によりD
VDフォーマットに変換する。そして、変調回路35を
経て変調してDVDディスクに記録する。
【0035】なお、DVD符号化回路34からの出力
は、パッキングされ、パッキングデータは出力端子OU
T1に出力されるか、又は媒体に応じた変調方式で変調
回路35により変調されて出力端子OUT2に出力され
るが、この出力端子OUT2の出力信号に基づいてマス
タの記録媒体を作成し、このマスタの記録媒体から市販
用の記録媒体(例えばDVD−ROM)にコピーするこ
とができる。また、著作権データ供給部36から供給さ
れる著作権データがパッキングされる。著作権データは
図10に示すユーザデータ内のサブヘッダに記録され、
一例として、 ・著作権を識別するために複製状態を管理するための情
報であるディスクのシリアルナンバ(16バイト) ・プレーヤ識別子コード(4バイト) ・録音日(3バイト) ・録音数(3バイト) ・複製された数(4バイト)及び ・著作権状態を管理するための複製可能数(3バイト) が分散してサブヘッダに記録される。また、DVDには
サブヘッダとは別に、CDRディスクなどで規定されて
いるTOCエリアに相当するようにディスクの内周に設
けられる著作権管理情報エリア(CMIエリア)に、こ
れらの著作権データが更に詳しく記録される。また、こ
の著作権データは必要に応じて出力端子OUT3を介し
て出力される。
【0036】図10はDVD符号化回路34によりパッ
キングされたデータフォーマットの一例を示す説明図
で、DVD符号化回路34は、図示するように、203
4バイトのユーザデータのパケットに対して14バイト
のパックヘッダを付加する。なお、パックヘッダは4バ
イトのパックスタートフィールドと、6バイトのSCR
フィールドと、3バイトのMux rateフィールドと、1バ
イトのスタッフィングフィールドにより構成されてい
る。
【0037】このように記録されたDVDディスクは、
図11に示す再生装置からサラウンドの出力か2CH出
力かをユーザにより選択して再生できる。図11に示す
ように、入力信号は、エンコーダ側の変調回路35の変
調方式に応じて復調回路37により復調され、次いでD
VD復号回路38によりアンパッキングされてユーザデ
ータ(パケット)が復元される。このユーザデータはビ
ットストリームの状態でスイッチ45を介してデジタル
出力端子46に出力されるとともに、ユーザデータのビ
ットストリームがそれぞれD/A変換器41a、41b
を介してD/A変換され、トランスジューサとしてのス
ピーカ5L,5Rに接続されたアナログ出力端子42、
43を介して出力される。なお、図11において、入力
した暗証番号を解読した場合にスイッチ45をオンにす
る暗号解読部44が設けられており、特定者のみがビッ
トストリームをコピーすることができる。
【0038】なお、上述した第3の実施の形態の方法と
は異なる方法として、図9の信号処理回路において、所
定方式のサラウンド信号のエンコード処理と、このエン
コード処理された信号を図7のようにステップS31〜
S34による2CH音声処理とによりそれぞれの出力を
得て、次にこれらの出力をDVD符号化回路34により
図10に示すDVDフォーマットにより変換するように
してもよい。
【0039】したがって、上記実施の形態によれば、図
9に示す信号処理回路32に、受聴者に対して略左右対
称で前方に位置した一対のトランスジューサ(スピー
カ)に供給されるリアサラウンド信号を定位させる処理
ステップを含むサラウンド信号処理プログラムとして、
サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
プと、前記デコードステップにより出力される4チャン
ネル信号のサンプリングに対して1/2デシメーション
を行う間引きステップと、この間引きステップを介して
サンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数番目のサ
ンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処
理を行う信号処理ステップとを有し、記録媒体への記録
装置及び方法として、前記サラウンド信号処理プログラ
ムにより音声信号を処理する処理手段及びステップと、
前記処理手段及びステップで処理した音声信号を記録媒
体に記録するためのDVDフォーマットに変換する変換
手段及びステップと、前記変換手段及びステップで変換
された記録信号を前記記録媒体に記録する記録手段及び
ステップとを有することにより、サラウンド信号処理プ
ログラムにより処理された音声信号をDVDフォーマッ
トに変換した信号を記録したDVDディスクを得ること
ができる。
【0040】<第4の実施の形態>次に、本実施の形態
では、図7のようなサラウンド信号処理プログラムがソ
フトとして通信回線/ネットワークを介して伝送又は受
信する場合の処理プログラムの伝送方法及び受信方法に
ついて述べる。図5に示す構成において、ディスクドラ
イブ21にセットされ読み込まれた処理プログラムはタ
ーミナル22によって通信回線(例えばCATV綱)あ
るいはネットワーク(例えばインターネット)に送られ
他のホストに通信プロトコルにに従ってパケット転送さ
れる。処理プログラムを他のポストから受信する場合に
は、処理プログラムを上記通信プロトコルによりパケッ
ト単位で受信してCPU23a内のRAMにストアす
る。
【0041】ここで、前記ターミナル22としては、図
12に示す構成でなる。すなわち、ターミナル22は、
受信バッファT1、送信バッファT2、通信インターフ
ェースアダプタT3、データ変換部T4、コントローラ
T5及び通信端末T6から成り、コントローラT5は、
ターミナル22の各構成要素の動作を制御して、図13
に示す転送(伝送)時のフローチャート及び図16に示
す受信時のフローチャートに従って実行される。
【0042】すなわち、図13に示す転送(伝送)時の
フローチャートにおいて、図7に示すように、受聴者に
対して略左右対称で前方に位置した一対のトランスジュ
ーサ(スピーカ)に供給されるリアサラウンド信号を定
位させる処理ステップを含むサラウンド信号処理プログ
ラムとして、サラウンド信号がエンコード処理された信
号から2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響
効果を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャン
ネルのステレオ信号の中央の音像定位を改善するための
センタチャンネル信号の4チャンネル信号を分離するデ
コードステップと、前記デコードステップにより出力さ
れる4チャンネル信号のサンプリングに対して1/2デ
シメーションを行う間引きステップと、この間引きステ
ップを介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と
偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音
付加の音場処理を行う信号処理ステップとを有するサラ
ウンド信号処理プログラム(プログラム情報)は、送信
バッファT2を介してデータ変換部T4において、図1
4(A)に示すように、一定の大きさのブロック(パケ
ットという)P1,P2,P3にパケット化され(ステ
ップS41)、次にヘッダ(あて先)が付けられてデジ
タル信号列にデータ変換又はフォーマット化され(ステ
ップS42)、相手局と通信プロトコルを実行するアダ
プタT3を介して通信端末T6から通信回線ネットワー
クNWにのせられる(ステップS43)。前記ネットワ
ークNWにのせられた図14(A)に示すパケット化さ
れた情報は、図15に示す通信網の構成において、最適
ルートを選択するルータR、パケット交換器Pn(n=
1,2,・・・,k)を経て通信プロトコルにしたがっ
て相手局の端末T6に供給される。
【0043】次に、図16に示すフローチャートにした
がって受信側の動作が説明される。通信端末T6及びア
ダプタT3を介して引き渡された上記情報は、データ変
換部T4において、図14(B)に示すように、ヘッダ
が取リ除かれ(ステップS51)、P1,P2,P3の
順に並べられ元のデータに復元され(ステップS5
2)、受信バッファT1を介して内部のメモリ(例えば
図5に示すCPU23a内のRAM)にプログラムとし
て供給される(ステップS53)。このように、パケッ
ト化された情報は、通信プロトコルによって相手局(複
数の場合も可能である)に引き渡され、そこで元の情報
に復元される。このような手順により相手に転送(伝
送)され使用される。
【0044】なお、他の実施の形態として、使用局(受
信局)が、データ供給局(送信局)のホームページを見
てその中の所望のアイテムの中から処理プログラムをリ
クエストし(インターネットによりアクセスし)、それ
を受けて使用局に処理プログラムデータを転送するよう
にすることもできる。このようにデータ供給局が一方的
に他方に送信するだけでなく、要求を受けてから送信す
るようにするものも含み、このようなインターネットの
場合には上記通信インターフェースアダプタT3にTC
P/IPプロトコル群が使用される。
【0045】<第5の実施の形態>次に、本実施の形態
では、図9に示す記録装置で音楽(ビデオ)ソフト記録
媒体として供給された後、ソフトとして通信回線/ネッ
トワークを介して伝送又は受信する場合の記録データの
伝送方法及び受信方法について述べる。図9に示す記録
装置で記録されたDVDディスクは図11に示す再生装
置で再生され、ユーザの選択により記録データとして所
定方式の出力か2CH出力が再生できるが、ここで、記
録データとしては、図7に示すように、受聴者に対して
略左右対称で前方に位置した一対のトランスジューサ
(スピーカ)に供給されるリアサラウンド信号を定位さ
せる処理ステップを含むサラウンド信号処理プログラム
として、サラウンド信号がエンコード処理された信号か
ら2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果
を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャンネル
のステレオ信号の中央の音像定位を改善するためのセン
タチャンネル信号の4チャンネル信号を分離するデコー
ドステップと、前記デコードステップにより出力される
4チャンネル信号のサンプリングに対して1/2デシメ
ーションを行う間引きステップと、この間引きステップ
を介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数
番目のサンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加
の音場処理を行う信号処理ステップとを有するサラウン
ド信号処理プログラム(プログラム情報)により記録さ
れたDVDソフトである。
【0046】上述したように、記録データとしてサラウ
ンド信号処理プログラム(プログラム情報)により記録
されたDVDソフトの伝送方法及び受信方法は、第4の
実施の形態と同様にして実行される。すなわち、図5に
示すターミナル22としては、図12に示すごとく、受
信バッファT1、送信バッファT2、通信インターフェ
ースアダプタT3、データ変換部T4、コントローラT
5及び通信端末T6から成り、コントローラT5は、タ
ーミナル22の各構成要素の動作を制御して、図13に
示す転送(伝送)時のフローチャート及び図16に示す
受信時のフローチャートに従って実行する。
【0047】図13に示す転送(伝送)時のフローチャ
ートにおいて、図7に示す処理ステップを有するサラウ
ンド信号処理プログラム(プログラム情報)により記録
された記録データとしてのDVDソフトは、送信バッフ
ァT2を介してデータ変換部T4において、図14
(A)に示すように、一定の大きさのブロック(パケッ
トという)P1,P2,P3にパケット化され(ステッ
プS41)、次にヘッダ(あて先)が付けられてデジタ
ル信号列にデータ変換又はフォーマット化され(ステッ
プS42)、相手局と通信プロトコルを実行するアダプ
タT3を介して通信端末T6から通信回線ネットワーク
NWにのせられる(ステップS43)。前記ネットワー
クNWにのせられた図14(A)に示すパケット化され
た情報は、図15に示す通信網の構成において、最適ル
ートを選択するルータR、パケット交換器Pn(n=
1,2,・・・,k)を経て通信プロトコルにしたがっ
て相手局の端末T6に供給される。
【0048】次に、図16に示すフローチャートにした
がって受信側の動作が説明される。通信端末T6及びア
ダプタT3を介して引き渡された上記情報は、データ変
換部T4において、図14(B)に示すように、ヘッダ
が取リ除かれ(ステップS51)、P1,P2,P3の
順に並べられ元のデータに復元され(ステップS5
2)、受信バッファT1を介して内部のメモリ(例えば
図5に示すCPU23a内のRAM)にプログラムとし
て供給される(ステップS53)。このように、パケッ
ト化された情報は、通信プロトコルによって相手局(複
数の場合も可能である)に引き渡され、そこで元の情報
に復元される。このような手順により相手に転送(伝
送)され使用される。
【0049】なお、他の実施の形態として、使用局(受
信局)が、データ供給局(送信局)のホームページを見
てその中の所望のアイテムの中から処理プログラムをリ
クエストし(インターネットによりアクセスし)、それ
を受けて使用局にDVDソフトを転送するようにするこ
ともできる。このようにデータ供給局が一方的に他方に
送信するだけでなく、要求を受けてから送信するように
するものも含み、このようなインターネットの場合には
上記通信インターフェースアダプタT3にTCP/IP
プロトコル群が使用される。また、図9に示す記録装置
において、プロロジックエンコード処理と、このエンコ
ード処理された信号を図7のようにステップS31〜S
34により2CH音声処理とによりそれぞれの出力を得
て、次にこれらの出力をDVD符号化回34により図1
0に示すDVDフォーマットにより変換するようにして
もよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサラ
ウンド信号処理装置及び方法によれば、サラウンド信号
がエンコードされた信号から2チャンネルのステレオ信
号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチャンネル
信号と、前記2チャンネル信号ステレオ信号の中央の音
像定位を改善するためのセンタチャンネル信号の4チャ
ンネル信号を分離するデコーダ手段及びステップと、前
記デコーダ手段及びステップにより出力される4チャン
ネル信号を信号処理して受聴者に対して略左右対称な前
方位置に配置した一対のスピーカからサラウンド音を再
生するようにしたプロセッサ部とを備え、前記プロセッ
サ部は、前記デコーダ手段により出力される4チャンネ
ル信号のサンプリングに対し1/2デシメーションを行
う間引き手段及びステップと、この間引き手段及びステ
ップを介してサンプリングされた信号に対し奇数番目と
偶数番目のサンプル毎に交互に音像定位処理と反射音付
加の音場処理を行う信号処理手段及びステップとを有す
ることにより、間引き処理とすることで、音像定位処理
を行うフィルタ演算が2サンプル毎に1回の処理でよい
ため、DSPの負荷も軽くなり、また、余った処理を反
射音付加や残響音付加の処理に当てることができ、効率
的な演算を行えることができる。また、偶数サンプルで
フィルタリング処理、奇数サンプルで音場処理といった
異なった信号処理を行うことができ、受聴者に対して略
左右対称な前方位置に配置した一対のスピーカにより全
てのチャンネルを再生するための信号処理を1つのDS
Pを用いて効率的に実現することができるサラウンド信
号処理装置を得ることができる。
【0051】また、前記プロセッサ部は、前記一対のス
ピーカから再生される左右一対のサラウンド信号を互い
に非相関性を持たせて疑似ステレオ化する音像定位フィ
ルタ手段又は左右一対のサラウンド信号を逆位相で再生
させるための音像定位フィルタ手段のいずれかを有する
ことにより、左右一対のサラウンド信号を互いに非相関
性を持たせて疑似ステレオ化することができ、また、ス
テレオ配置のスピーカ及び音像定位位置を左右対称にし
て、フィルタリング処理を半減することができる。
【0052】また、前記プロセッサ部は、各サンプル毎
に前記間引き手段の間引き処理による折り返し雑音の発
生を防止するためのフィルタ手段を有することにより、
間引き処理による折り返し雑音の発生を防止することが
できる。
【0053】さらに、前記プロセッサ部は、前記信号処
理手段を介した信号に対し前記間引き手段の間引き処理
による信号の間引きを補間するための補間手段を有する
ことにより、受聴者の後方位置で明瞭な音像を得ること
ができ、良好なサラウンド効果を得ることができる。
【0054】また、本発明に係る映像音声再生方法は、
映像を表示手段に再生させるとともに、前記表示手段の
両側に配設された一対のスピーカからサラウンド再生す
るようにした映像音声再生方法であって、サラウンド信
号がエンコード処理された信号から2チャンネルのステ
レオ信号と、サラウンド音響効果を得るためのリアチャ
ンネル信号と、前記2チャンネルのステレオ信号の中央
の音像定位を改善するためのセンタチャンネル信号の4
チャンネル信号を分離するデコードステップと、前記デ
コードステップにより出力される4チャンネル信号のサ
ンプリングに対して1/2デシメーションを行う間引き
ステップと、この間引きステップを介してサンプリング
された信号に対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそ
れぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処理を行う信号
処理ステップとを有する上述した本発明のサラウンド信
号処理方法を利用することにより、映像を表示手段に再
生させるとともに、前記表示手段の両側に配設された一
対のスピーカからサラウンド再生する際、受聴者に対し
後方位置に音像定位させることができ、立体的なサラウ
ンド音声を再生できる。
【0055】また、本発明に係る記録媒体への記録方法
及び装置並びに記録媒体は、受聴者に対して略左右対称
で前方に位置した一対のトランスジューサに供給される
リアサラウンド信号を定位させる処理ステップを含むサ
ラウンド信号処理プログラムに、上述した本発明のサラ
ウンド信号処理方法による処理ステップを含み、前記サ
ラウンド信号処理プログラムにより音声信号を処理し、
処理した音声信号を記録媒体に記録するための所定のフ
ォーマットに変換し、変換された記録信号を前記記録媒
体に記録するようにしたので、記録媒体に本発明による
サラウンド信号処理プログラムにより処理した音声信号
を記録媒体に記録することができ、本発明によるサラウ
ンド信号処理プログラムにより処理した音声信号を記録
した記録媒体を得ることができる。
【0056】また、本発明に係る処理プログラムの伝送
方法及び受信方法は、プログラム供給手段から通信回線
又はネットワークを介して供給するサラウンド信号の処
理を行わせる処理プログラムを伝送するための処理プロ
グラムの伝送方法において、受聴者に対して略左右対称
で前方に位置した一対のトランスジューサに供給される
リアサラウンド信号を定位させる処理プログラムに、上
述した本発明のサラウンド信号処理方法を利用した処理
ステップを含ませ、処理プログラムの伝送方法として、
その処理プログラムにヘッダを付して通信回線又はネッ
トワーク用のデジタル信号列に変換するステップと、通
信回線又はネットワークを介して相手局と通信プロトコ
ルを実行するとともに前記デジタル信号列を伝送するス
テップとを有し、他方、処理プログラムの受信方法とし
て、通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プ
ロトコルを実行するとともに前記デジタル信号列を受信
するステップと、前記プログラムに付せられたヘッダを
取り除き通信回線又はネットワーク用のデジタル信号列
から元のデータに変換するステップとを有することによ
り、通信回線又はネットワークを介して処理プログラム
の伝送及び受信を行うことができる。
【0057】また、本発明に係る記録データの伝送方法
及び受信方法は、記録データ供給手段から通信回線又は
ネットワークを介して供給する所定の記録データに基づ
いてサラウンド再生を行わせる記録データの伝送方法に
おいて、本発明のサラウンド信号処理により記録された
記録データの伝送方法として、前記記録データにヘッダ
を付して通信回線又はネットワーク用のデジタル信号列
に変換するステップと、通信回線又はネットワークを介
して相手局と通信プロトコルを実行するとともに前記デ
ジタル信号列を伝送するステップとを有し、他方、記録
データの受信方法として、通信回線又はネットワークを
介して相手局と通信プロトコルを実行するとともに前記
デジタル信号列を受信するステップと、前記記録データ
に付せられたヘッダを取り除き、通信回線又はネットワ
ーク用のデジタル信号列から元のデータに変換するステ
ップとを有することにより、記録データをソフトとして
通信回線又はネットワークを介して伝送及び受信するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサラウンド信号処理装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の所定方式の音像定位処理部6の信号処理
アルゴリズムを回路構成で示したブロック図である。
【図3】図2中の音像定位フィルタの2つの構成例を示
すブロック図である。
【図4】図2の低域通過フィルタ及びFIRフィルタの
それぞれの内部構成ブロック図である。
【図5】本発明のサラウンド信号処理方法を利用した処
理プログラム及び記録データの伝送方法と受信方法をパ
ソコンで実施する場合の構成図である。
【図6】図5に示す構成における動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明のサラウンド信号処理方法の処理ステッ
プを示すフローチャートである。
【図8】本発明のサラウンド信号処理方法を利用した映
像音声再生方法を説明するための説明図である。
【図9】本発明のサラウンド信号処理方法を利用した記
録媒体への記録方法を説明する記録装置の構成図であ
る。
【図10】図9のDVD符号化回路によりパッキングさ
れたデータフォーマットの一例を示す説明図である。
【図11】本発明のサラウンド信号処理方法を利用した
記録媒体の再生装置を示す構成図である。
【図12】図5のターミナルの内部構成図である。
【図13】図12における伝送(転送)時のフローチャ
ートである。
【図14】図12のデータ変換部によるデータのパケッ
ト化の説明図である。
【図15】送信側と受信側との間の通信網を示す構成図
である。
【図16】図12における受信時のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ソース 2 サラウンド信号処理装置 3 所定方式のサラウンド信号デコーダ部(デコーダ手
段) 4 2スピーカプロセッサ部(プロセッサ部) 5L、5R スピーカ 6 所定方式音像定位処理部 11a〜11e 低域通過フィルタ(LPF) 12a、12b 間引き処理回路(間引き手段) 13a、13b 初期反射音付加装置(信号処理手段) 13c 残響音付加装置 14 音像定位フィルタ(信号処理手段、フィルタ手
段) 14−1 疑似ステレオの音像定位フィルタ 14−2 逆位相定位の音像定位フィルタ 15a〜15c 補間回路(補間手段) 32 信号処理回路 34 DVD符号化回路 35 変調回路 36 著作権データ供給部 37 復調回路 38 DVD復号回路 39 信号処理回路 T1 受信バッファ T2 送信バッファ T3 アダプタ T4 データ変換部 T5 コントローラ T6 通信端末

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サラウンド信号がエンコード処理された
    信号から2チャンネルのステレオ信号と、サラウンド音
    響効果を得るためのリアチャンネル信号と、前記2チャ
    ンネル信号ステレオ信号の中央の音像定位を改善するた
    めのセンタチャンネル信号の4チャンネル信号を分離す
    るデコーダ手段と、 前記デコ−ダ手段により出力される4チャンネル信号を
    信号処理して受聴者に対して略左右対称な前方位置に配
    置した一対のスピーカからサラウンド音を再生するよう
    にしたプロセッサ部とを備え、 前記プロセッサ部は、前記デコーダ手段により出力され
    る4チャンネル信号のサンプリングに対し1/2デシメ
    ーションを行う間引き手段と、この間引き手段を介して
    サンプリングされた信号に対し奇数番目と偶数番目のサ
    ンプル毎にそれぞれ音像定位処理と反射音付加の音場処
    理を行う信号処理手段とを有するサラウンド信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記プロセッサ部は、前記一対のスピー
    カから再生される左右一対のサラウンド信号を互いに非
    相関性を持たせて疑似ステレオ化する音像定位フィルタ
    手段又は左右一対のサラウンド信号を逆位相で再生させ
    るための音像定位フィルタ手段のいずれかを有すること
    を特徴とする請求項1記載のサラウンド信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサ部は、各サンプル毎に前
    記間引き手段の間引き処理による折り返し雑音の発生を
    防止するためのフィルタ手段を有することを特徴とする
    請求項1又は2記載のサラウンド信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記プロセッサ部は、前記信号処理手段
    を介した信号に対し前記間引き手段の間引き処理による
    信号の間引きを補間するための補間手段を有することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のサラウ
    ンド信号処理装置。
  5. 【請求項5】 受聴者に対し左右一対のスピーカから再
    生するようにしたサラウンド信号処理方法であって、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを有するサラウンド信号処理方法。
  6. 【請求項6】 映像を表示手段に再生させるとともに、
    前記表示手段の両側に配設された一対のスピーカからサ
    ラウンド再生するようにした映像音声再生方法であっ
    て、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを有し、受聴者に対し後方位置に音像定位させるよう
    にした映像音声再生方法。
  7. 【請求項7】 受聴者に対して略左右対称で前方に位置
    した一対のトランスジューサに供給されるリアサラウン
    ド信号を定位させる処理ステップを含むサラウンド信号
    処理プログラムに、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを含み、 記録媒体への記録方法として、 前記サラウンド信号処理プログラムにより音声信号を処
    理し、 前記プログラムで処理した音声信号を記録媒体に記録す
    るための所定のフォーマットに変換し、 前記変換された記録信号を前記記録媒体に記録すること
    を特徴とする記録媒体への記録方法。
  8. 【請求項8】 受聴者に対して略左右対称で前方に位置
    した一対のトランスジューサに供給されるリアサラウン
    ド信号を定位させる処理ステップを含むサラウンド信号
    処理プログラムに、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを含み、 記録媒体への記録装置として、 前記サラウンド信号処理プログラムにより音声信号を処
    理する処理手段と、 前記処理手段で処理した音声信号を記録媒体に記録する
    ための所定のフォーマットに変換する変換手段と、 前記変換手段で変換された記録信号を前記記録媒体に記
    録する記録手段とを有することを特徴とする記録媒体へ
    の記録装置。
  9. 【請求項9】 受聴者に対して略左右対称で前方に位置
    した一対のトランスジューサに供給されるリアサラウン
    ド信号を定位させる処理ステップを含むサラウンド信号
    処理プログラムに、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを含み、 前記サラウンド信号処理プログラムにより処理した音声
    信号を所定のフォーマットに変換した信号を記録した記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 プログラム供給手段から通信回線又は
    ネットワークを介して供給するサラウンド信号の処理を
    行わせる処理プログラムを伝送するための処理プログラ
    ムの伝送方法において、 前記処理プログラムは、受聴者に対して略左右対称で前
    方に位置した一対のトランスジューサに供給されるリア
    サラウンド信号を定位させる処理ステップを含む処理プ
    ログラムであって、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを含み、 前記処理プログラムの伝送方法として、 前記処理プログラムにヘッダを付して通信回線又はネッ
    トワーク用のデジタル信号列に変換するステップと、 通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プロト
    コルを実行するとともに前記デジタル信号列を伝送する
    ステップとを有することを特徴とする処理プログラムの
    伝送方法。
  11. 【請求項11】 プログラム供給手段から通信回線又は
    ネットワークを介して供給されるサラウンド信号の処理
    を行わせる処理プログラムを受信するための処理プログ
    ラムの受信方法において、 前記処理プログラムは、受聴者に対して略左右対称で前
    方に位置した一対のトランスジューサに供給されるリア
    サラウンド信号を定位させる処理ステップを含む処理プ
    ログラムであって、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを含み、 前記処理プログラムの受信方法として、 通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プロト
    コルを実行するとともに前記デジタル信号列を受信する
    ステップと、 前記プログラムに付せられたヘッダを取り除き通信回線
    又はネットワーク用のデジタル信号列から元のデータに
    変換するステップとを有することを特徴とする処理プロ
    グラムの受信方法。
  12. 【請求項12】 記録データ供給手段から通信回線又は
    ネットワークを介して供給する所定の記録データに基づ
    いてサラウンド再生を行わせる記録データの伝送方法に
    おいて、 前記記録データは、受聴者に対して略左右対称で前方に
    位置した一対のトランスジューサに供給されるリアサラ
    ウンド信号を定位させる処理ステップを含む処理プログ
    ラムにより記録された記録データであって、 前記処理プログラムに、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを含み、 記録データの伝送方法として、 前記記録データにヘッダを付して通信回線又はネットワ
    ーク用のデジタル信号列に変換するステップと、 通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プロト
    コルを実行するとともに前記デジタル信号列を伝送する
    ステップとを有することを特徴とする記録データの伝送
    方法。
  13. 【請求項13】 記録データ供給手段から通信回線又は
    ネットワークを介して所定の記録データを供給し、この
    供給された所定の記録データに基づいてサラウンド再生
    を行わせる記録データの受信方法において、 前記記録データは、受聴者に対して略左右対称で前方に
    位置した一対のトランスジューサに供給されるリアサラ
    ウンド信号を定位させる処理ステップを含む処理プログ
    ラムにより記録された記録データであって、 前記処理プログラムに、 サラウンド信号がエンコード処理された信号から2チャ
    ンネルのステレオ信号と、サラウンド音響効果を得るた
    めのリアチャンネル信号と、前記2チャンネルのステレ
    オ信号の中央の音像定位を改善するためのセンタチャン
    ネル信号の4チャンネル信号を分離するデコードステッ
    プと、 前記デコードステップにより出力される4チャンネル信
    号のサンプリングに対して1/2デシメーションを行う
    間引きステップと、 この間引きステップを介してサンプリングされた信号に
    対し奇数番目と偶数番目のサンプル毎にそれぞれ音像定
    位処理と反射音付加の音場処理を行う信号処理ステップ
    とを含み、 記録データの受信方法として、 通信回線又はネットワークを介して相手局と通信プロト
    コルを実行するとともに前記デジタル信号列を受信する
    ステップと、 前記記録データに付せられたヘッダを取り除き通信回線
    又はネットワーク用のデジタル信号列から元のデータに
    変換するステップとを有することを特徴とする記録デー
    タの受信方法。
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