JP4281144B2 - 伝送方法および伝送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、オーディオデータを送信側から受信側へ伝送する伝送方法および伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常のオーディオデータの伝送では、バス上に流すオーディオデータのフォーマットは特定のフォーマットに限定されることが多い。図11は、従来の同期通信パケット伝送を示す図である。図11に示すように、オーディオデータ111の各8サンプルは、IEEE1394Isochronousパケット(同期通信パケット、以下「Isoパケット」といい、Isoパケットを用いた転送を「Iso転送」という。)112として、ダミーパケット113、ch1パケット114、ダミーパケット115、ch1パケット116、ch1パケット117、ch1パケット118として伝送される。ここで、ch1パケット114、116、117、118はch1で指定された特定のフォーマットのオーディオデータのパケットである。
【0003】
また、図12は、従来の伝送システムを示す図である。なお、IEEE1394規格でオーディオデータを伝送するためのフォーマットとしてAM824があり、このAM824のパケットの中身としてIEC958フォーマットおよびRaw Audioフォーマットがある。
【0004】
図12Aにおいて、Raw Audioフォーマットのオーディオデータの伝送を示し、図12Bにおいて、IEC958フォーマットのオーディオデータの伝送を示す。120はオーディオ信号の再生装置であり、例えば再生専用のCD(コンパクトディスク)付きヘッドユニットであり、121は録音装置であり、例えば録音対応のMD(ミニディスク)機器であり、122はオーディオ信号の各種信号処理を行うデジタルアンプであり、123は左(L)右(R)のオーディオ信号を出力可能なスピーカである。
【0005】
再生装置120でCDを再生し、再生されたオーディオ信号を録音装置121の録音媒体(MD)に録音しながら122のデジタルアンプを経て123のスピーカで音楽を聴く場合を以下に説明する。
このとき、図12Aにおいて、再生装置120のCDからのオーディオデータのフォーマットをRaw Audioとした場合、録音装置121ではRaw Audioフォーマットで受信した後、内部の変換回路124でRaw AudioからIEC958への変換をし、信号処理を行うデジタルアンプ122に供給する。デジタルアンプ122ではRaw Audioフォーマットで受信した後、デジタル/アナログ変換を行い、信号増幅後スピーカ123より再生音を出力する。
【0006】
すなわち、バス上に流すオーディオデータのフォーマットがRaw Audioの場合、デジタルアンプ122については受信したRaw Audioフォーマットをそのまま使うことができるが、オーディオデータを録音する録音装置121についてはRaw AudioからIEC958への変換を行うための変換回路124を内部に設ける必要がある。
【0007】
次に、図12Bにおいて、再生装置120のCDからのオーディオデータのフォーマットをIEC958とした場合、録音装置121ではIEC958フォーマットで受信した後、信号処理を行うデジタルアンプ122に供給する。デジタルアンプ122ではIEC958で受信した後、内部の変換回路125でIEC958からRaw Audioへの変換をし、デジタル/アナログ変換を行い、信号増幅後スピーカ123より再生音を出力する。
【0008】
すなわち、バス上に流すオーディオデータのフォーマットがIEC958の場合、オーディオデータを録音する録音装置121については受信したIEC958フォーマットをそのまま使うことができるが、オーディオデータの信号処理を行うデジタルアンプ122についてはIEC958からRaw Audioへの変換を行うための変換回路125を内部に設ける必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の伝送システムでは、バス上に流すオーディオデータのフォーマットが特定のフォーマットに限定される場合が多いため、受信側はそのフォーマットに対応したシステムとすることが強要されるため、各機器の内部にフォーマットを変換するための変換回路やこのためのIC(集積回路)を追加しなければならないという不都合があった。
【0010】
上述した追加のフォーマット変換のための変換回路等が必要となるため、受信側では機器の小型化が要求される一方でこれに対する物理的制約やコストアップ等が二次的に発生するという不都合があった。
【0011】
従って、オーディオデータのフォーマットを限定せずに、Raw Audio,IEC958の2つのフォーマットでオーディオデータを伝送することで、Raw AudioとIEC958との間の相互のフォーマットの変換に必要な変換回路およびICを削減することが可能となり、その分の物理的なスペース及びコストを削減することが要求される。
【0012】
さらに、異なるメーカの機器同士を接続する場合、必ずしも対応しているオーディオデータフォーマットが同じであるとは限らないので、そのような場合でも有効な手段が要求される。
【0013】
なお、2つのフォーマットでオーディオデータを伝送する具体的方法として、オーディオデータをRaw AudioとIEC958とで異なるチャンネル番号を付して送信側から同時にIso転送し、Iso転送において所定のチャンネル番号が割り振られてバス上にブロードキャストされ、受信側では必要なチャンネル番号のIsoパケットを受信することが要求される。
【0014】
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、伝送システムにおいてバス上に流すオーディオデータを特定のフォーマットに限定する必要が無く、受信側の各機器の内部にフォーマットを変換するための変換回路を追加する必要がない伝送方法および伝送装置を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、送信側のノードは、バス管理を行うマネジャーに対してチャンネルナンバーの割り付け及び使用帯域の確保を要求し、マネジャーから取得したチャンネルナンバーを受信側のノードに知らせ、受信側のノードに設定されるレジスタからマネジャーが受け取ったチャンネルナンバーに基づいて受信側のノードが対応するフォーマットを検出し、受信側のノードが対応するフォーマット毎に変換した同一のオーディオ信号に対して、フォーマット毎に異なるチャンネルナンバーが書き込まれた同期通信パケットを、バス上にブロードキャストで伝送し、受信側のノードは、送信側のノードから受け取ったチャンネルナンバー及び自機が対応するフォーマットがチャンネルナンバーに基づいて記録されるレジスタから読み出したチャンネルナンバーに基づいて、送信側のノードから伝送される同期通信パケットのうち、チャンネルナンバーが付された同期通信パケットを抽出し、オーディオ信号を取り出すものである。
【0016】
また、本発明は、送信側のノードは、バス管理を行うマネジャーに対してチャンネルナンバーの割り付け及び使用帯域の確保を要求し、マネジャーから取得したチャンネルナンバーを受信側のノードに知らせ、受信側のノードに設定されるレジスタからマネジャーが受け取ったチャンネルナンバーに基づいて受信側のノードが対応するフォーマットを検出し、受信側のノードが対応するフォーマット毎に変換した同一のオーディオ信号に対して、フォーマット毎に異なるチャンネルナンバーが書き込まれた同期通信パケットを、バス上にブロードキャストで伝送し、受信側のノードは、送信側のノードから受け取ったチャンネルナンバー及び自機が対応するフォーマットがチャンネルナンバーに基づいて記録されるレジスタを備え、送信側のノードから伝送される同期通信パケットのうち、チャンネルナンバーが付された同期通信パケットを抽出し、オーディオ信号を取り出すものである。
【0017】
従って本発明によれば、以下の作用をする。
送信側の再生装置でオーディオ信号を再生し、再生されたオーディオ信号を受信側の録音装置に録音しながら信号処理を経てスピーカで音楽を聴く場合を以下に説明する。
【0018】
このとき、送信側の再生装置からのオーディオデータのフォーマットをチャンネル(ch)1を第1のフォーマットとし、チャンネル(ch)2を第2のフォーマットとした場合、受信側の録音装置ではch1の第1のフォーマットで受信した後、信号処理を行う装置に供給する。信号処理を行う装置ではch2の第2のフォーマットで受信した後、所定の信号処理を行い、信号増幅後スピーカより再生音を出力する。
【0019】
すなわち、バス上に流すオーディオデータのフォーマットがch1の第1のフォーマットの場合には、オーディオデータを録音する録音装置においてそのまま用いることができる。また、バス上に流すオーディオデータのフォーマットがch2の第2のフォーマットの場合には、信号処理を行う装置については受信した第2のフォーマットをそのまま使うことができる。
【0020】
ここで、送信側の再生装置は以下のような手段を用いて受信側の録音装置がch1の第1のフォーマットを受信可能であることおよび信号処理を行う装置がch2の第2のフォーマットを受信可能であることを判断する。
【0021】
具体的には、各装置には所定のレジスタが実装されていて、ここで各装置の情報が書かれている。従って、レジスタの内容をそのシステムにおけるシステムマスタが知ればどの装置がどのフォーマットに対応しているのかを知ることができる。
【0022】
また、受信側の録音装置および信号処理を行う装置は以下のような手段を用いてch1の第1のフォーマットおよびch2の第2のフォーマットのうちのいずれか一方を受け取ることができる。
【0023】
具体的には、同期通信パケット伝送では送信側はチャンネルナンバーを取得し、それをパケットヘッダーの「channel」に書き込み、バス上にブロードキャストする。受信側では、レジスタ上に受信すべきチャンネルナンバーが書かれた領域を持ち、それと同じナンバーを持ったパケットのみを受信する。つまり、どのパケットを受け取るかは、送られてきたパケットのヘッダー情報と、装置内のレジスタに書かれている情報とが一致したとき受け取り可能と判断している。
【0024】
なお、送信側は、バスの使用許可要求を示すアービトレーションにおいて、バス管理を行うマネジャーに対して、チャンネルナンバーの割付、使用帯域の確保という要求をし、所定のチャンネルナンバーを取得する。送信側は、取得したチャンネルナンバーを受信側に知らせる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本実施の形態の伝送方法は、同期通信パケット伝送におけるオーディオデータの伝送において、オーディオデータを異なる同期通信チャンネルを用いて複数のフォーマットで伝送することにより、受信側がいずれかのフォーマットに対応していれば、オーディオデータを受信することができるものである。
【0026】
[同期通信パケット伝送]
図1は、本実施の形態の同一データを異なるフォーマットで伝送した場合の同期通信パケット伝送を示す図である。図1に示すように、オーディオデータ1の各8サンプルは、IEEE1394Isochronousパケット(同期通信パケット、以下「Isoパケット」といい、Isoパケットを用いた転送を「Iso転送」あるいは「Iso通信」という。)2として、ダミーパケット3、ch1パケット4およびch2パケット5、ダミーパケット6、ch1パケット7およびch2パケット8、ch1パケット9およびch2パケット10、ch1パケット11およびch2パケット12として伝送される。ここで、ch1パケット4、7、9、11はch1で指定された特定のフォーマットのオーディオデータのパケットであり、ch2パケット5、8、9、10、12はch2で指定された他の特定のフォーマットのオーディオデータのパケットである。
なお、ダミーパケット3、6とはIso転送サイクル(125[μs])において送信するデータがないときに送るデータペイロードの部分が存在しないパケットである。
【0027】
[一般的なパケット転送]
図2は、本実施の形態の一般的なパケット転送を示す図である。
図2において、Isochronousギャップを待ってサイクルマスターがアービトレーション20を開始し、サイクルマスターが一定間隔でサイクルスタート(パケット)21を送信する。Iso(アイソクロナス)通信の送信側のノードはサイクルスタート(パケット)21を受信すると、Isochronousギャップ22を待ってアービトレーション23を開始し、Iso(アイソクロナス)通信の転送パケット24を送信する。送信側のノードは他にも送信パケットがある場合には、引き続きIsochronousギャップ25を待ってアービトレーション26を開始し、Iso(アイソクロナス)通信の転送パケット27を送信する。
【0028】
なお、Isochronousギャップ22、25はサブアクションギャップより十分短い期間になっているため、この間にアシンクロナス通信を行いたいノードがいても、サブアクションギャップが検出できないため送信できない。つまり、毎サイクル、アイソクロナスパケットを送信するノードに優先権が与えられる。
【0029】
なお、アービトレーション20,23,26は、バスの使用許可要求を示すパケットであり、バスに対して競合する転送に対して調停を求めるものである。サイクルスタート21は、Iso通信においてバス上に1台存在するサイクルマスターが一定間隔で送信するパケットであり、Iso通信はこのパケットに同期して行われる。
【0030】
転送パケット24は、ヘッダー24−1、ヘッダーCRC24−2、データフィールド24−3、データCRC24−4、とを有して構成される。ヘッダー24−1は、データレングスと、タグと、チャンネル1(28)と、tコードと、sy(同期化コード)とを有して構成される。ここで、チャンネル1(28)はIEC958フォーマットを示すように指定する。他のデータについては後述する。
【0031】
転送パケット27は、ヘッダー27−1、ヘッダーCRC27−2、データフィールド27−3、データCRC27−4、とを有して構成される。ヘッダー27−1は、データレングスと、タグと、チャンネル2(29)と、tコードと、syとを有して構成される。ここで、チャンネル2(29)はRaw Audioフォーマットを示すように指定する。他のデータについては後述する。
【0032】
また、アイソクロナス通信は、アシンクロナス通信のように、データ転送先のアドレスを指定することはなく、バス上にブロードキャストされる。アイソクロナスパケットには、0〜63までのチャンネルナンバーが割り振られ、受信ノードは必要なチャンネルナンバーのアイソクロナスパケットを受信すればよい。
【0033】
[具体的なパケット転送]
図3は、本実施の形態の具体的なパケット転送を示す図である。
図3において、サイクルマスターがIso転送サイクル(125[μs])でサイクルスタートパケット30を送信する。Iso(アイソクロナス)通信の送信側のノードはサイクルスタートパケット30を受信すると、Isochronousギャップ31を待ってアービトレーション32を開始し、データプリフィクス33の後にIso(アイソクロナス)通信の転送パケット34としてch1(例えばIEC958フォーマット)を送信しデータエンド35に続いて、その後に転送パケット36としてch2(例えばRaw Audioフォーマット)を送信し最後にデータエンド37が続く。
【0034】
図2に示した一般的なパケット転送に対して、図3に示すように同一のオーディオデータを1つのノード(つまり装置あるいは機器)から異なったフォーマットで転送する場合は、一連の転送プロセスを示す連結Isoサブアクションとすることができる。
【0035】
つまり、図2は転送パケットに複数チャンネルchが存在するときの一般的な転送の形態を表したものであり、図3は実際に行われる具体的転送形態を示したものである。いずれの転送形態も実現可能であるが、図3の転送の方が、チャンネル1とチャンネル2とで同一のアービトレーション32を用いるためチャンネル1とチャンネル2とで2チャンネル分のアービトレーションの処理が必要ないここと、同一のサイクルスタートパケット30を用いるので受信側でのデータデコードの時間ずれが少ない等の利点がある。
なお、データプリフィクス33は、サブアクションを開始するための特定のデータを示し、データエンド35、37はサブアクションの各パケットの終了を示す。
【0036】
[Isoパケットの基本構成]
図4は、本実施の形態のIsoパケットの基本構成を示す図である。
図4において、Isoパケットは、1394ヘッダー40と、ヘッダーCRC41と、CIPヘッダー1(42)と、CIPヘッダー2(43)と、データ44と、データCRC45とを有して構成される。1394ヘッダー40は、データレングスと、タグと、チャンネルと、リザーブと、スピードと、sy(同期化コード)とを有して構成される。
【0037】
データレングスは、1パケットのバイト長を定義する。タグは、Isoパケットで転送するデータのフォーマットの種類を表し、「00」はヘッダーなし、「01」はAVプロトコルで定義されたフォーマット、「10」「11」はリザーブである。チャンネルは、送信するパケットが使うチャンネルナンバーを表す。スピードは、転送スピードを定義し、「00」は100Mbit/s,「01」は200Mbit/s,「10」は400Mbit/s,「11」は未定義である。sy(同期化コード)は、アプリケーションで定義するフィールドである。
【0038】
CIPヘッダー1(42)は、SIDと、DBSと、FNと、QPCと、SPHと、リザーブと、DBCとを有して構成される。SIDは、0〜40hでノードIDを表す。DBSは、1Isoパケットで転送するquadlet(4バイト)数を表す。FNは、送信の際に、ソースパケットを何個に分割したかを示し、「00」は分割なし、「01」は2個に分割、「10」は4個に分割、「11」は8個に分割である。QPCは、ソースパケットを分割した際に、半端になったパケットに付け加えたquadlet(4バイト)数を表す。SPHは、ソースパケットヘッダーを使うか、使わないかを表す。DBCは、データブロックサイズ毎にインクリメントするカウンタである。
【0039】
CIPヘッダー2(43)は、FMTと、FDFと、SYTとを有して構成される。FMTは、データのフォーマットIDを表す。FDFは、FMTで定義されたアプリケーションで用いるフィールドである。SYTは、オーディオデータ(8サンプル)が到着した時刻に固定ディレイ値を加えた値が入る。
【0040】
[ダミーパケットの構成]
図5は、本実施の形態のダミーパケットの構成を示す図である。
図5において、ダミーパケットは、1394ヘッダー50と、ヘッダーCRC51と、CIPヘッダー1(52)と、CIPヘッダー2(53)と、データCRC54とを有して構成される。ダミーパケットは、Isoパケットのデータペイロード部がないパケットである。その他は、上述したIsoパケットと同様である。
ここで、送信するデジタルオーディオデータとして、Raw AudioフォーマットとIEC958フォーマットの2つを想定し、Audio and Musicプロトコル(AM824)に準拠するものとして考える。
【0041】
[Raw Audioフォーマット]
図8に、本実施の形態のRaw Audioフォーマットを示す。図8において、Raw Audioフォーマットは、ビットクロックBITCK(80)に基づく、LRクロックLRCK81に対して、16BITCK分(16ビット)のデータDACOUT(82)となる。
【0042】
[IEC958フォーマット]
また、図9に本実施の形態のIEC958フォーマットを示す。図9において、IEC958フォーマットは、フレームデータOPTDI(90)のフレーム91を構成するサブフレーム92、93からなる。サブフレーム92は、同期プリアンブル94と、バイフェーズマーク変調期間95とからなる。バイフェーズマーク変調期間95は、AUX/データ96と、20ビットのデータ97と、「V,U,C,P」98とからなる。
【0043】
[Raw Audio/Isochronousパケット構成(8データブロックパケット)]
図6は、本実施の形態のRaw Audio/Isochronousパケット構成(8データブロックパケット)を示す図である。図6は、図8のRaw Audioフォーマットに対応した8サンプルのIsoパケットである。図6において、Raw Audio/Isoパケットは、最初のquadlet(4バイト)の1394ヘッダー60と、次のquadletのヘッダーCRC61と、次のquadletのCIPヘッダー1(62)と、次のquadletのCIPヘッダー2(63)と、データペイロード64と、最後のquadletのデータCRC65とを有して構成される。
【0044】
また、1394ヘッダー60は、データレングスと、タグと、チャンネル(66)と、リザーブと、スピードと、sy(同期化コード)とを有して構成される。ここで、チャンネル(66)をRaw Audioフォーマットを示すようにチャンネル2に指定する。
【0045】
CIPヘッダー1(62)は、SIDと、DBSと、FNと、QPCと、SPHと、リザーブと、DBCとを有して構成される。CIPヘッダー2(63)は、FMTと、FDFと、SYTとを有して構成される。
【0046】
なお、図6におけるRaw Audio/Isoパケットのデータペイロード64は、先頭の8ビットの「0,1,0,0,0,0,VBL」をLABELと呼び、オーディオフォーマットがRaw AudioであるかIEC958であるかの判別をここで行っている。VBLはオーディオデータのビット長を示し、「00」は24ビット、「01」は20ビット(IEC958フォーマット)、「10」は16ビット(Raw Audioフォーマット)、「11」はリザーブである。
【0047】
[IEC958/Isochronousパケット構成(8データブロックパケット)]
図7は、本実施の形態のIEC958/Isochronousパケット構成(8データブロックパケット)を示す図である。図7は、図9のIEC958フォーマットに対応した8サンプルのIsoパケットである。図7において、IEC958/Isoパケットは、最初のquadlet(4バイト)の1394ヘッダー70と、次のquadletのヘッダーCRC71と、次のquadletのCIPヘッダー1(72)と、次のquadletのCIPヘッダー2(73)と、データペイロード74と、最後のquadletのデータCRC75とを有して構成される。
【0048】
また、1394ヘッダー70は、データレングスと、タグと、チャンネル(76)と、リザーブと、スピードと、sy(同期化コード)とを有して構成される。ここで、チャンネル(76)をIEC958フォーマットを示すようにチャンネル1に指定する。
【0049】
CIPヘッダー1(72)は、SIDと、DBSと、FNと、QPCと、SPHと、リザーブと、DBCとを有して構成される。CIPヘッダー2(73)は、FMTと、FDFと、SYTとを有して構成される。
【0050】
また、図7におけるIEC958/Isoパケットのデータペイロード74は、先頭の8ビットの「0,0,PAC,P,C,U,V」をLABELと呼び、オーディオフォーマットがRaw AudioであるかIEC958であるかの判別をここで行っている。PACはIEC958(現在はIEC60958に拡張された)デジタル・オーディオ・インターフェースフォーマットにおける同期プリアンブルを示し、「11」はB(ブロックの先頭)、「01」はM(チャンネル1(IEC958フォーマット))、「00」はW(チャンネル2(RawAudioフォーマット))である。また、P,C,U,VはIEC958フォーマットにおける補助情報を示し、Vはパリティ・フラグであり、サブフレーム・データの有効性を示す識別フラグである。Uはユーザ・データであり、いかなる使用方法も可能である補助ビットである。Cはチャネルステータスであり、信号の種類や用途、コピーの禁止の有無、エンファシス、サンプリング周波数及び精度、信号の世代、等が規定されている。Pはパリティビットであり、プリアンブル以外の信号ビットの偶数パリティを作るビットであり、これによりプリアンブルの極性も一定に保つことができる。
【0051】
また、受信側では、リンクレイヤに相当する後述する各ノードのICのレジスタ(Configuration Register=CFR)にてRaw AudioまたはIEC958のどちらを受信するかを決めている。
【0052】
[伝送システム]
図10は、本実施の形態の伝送システムを示す図である。なお、IEEE1394規格でオーディオデータを伝送するためのフォーマットとしてAM824があり、このAM824のパケットの中身としてIEC958フォーマットおよびRaw Audioフォーマットがある。
【0053】
図10において、IEC958フォーマットおよびRaw Audioフォーマットにおける同一のオーディオデータの伝送を示す。100はオーディオ信号を再生する再生装置であり、例えば再生専用のCD(コンパクトディスク)付きヘッドユニットであり、101は録音装置であり、例えば録音対応のMD(ミニディスク)機器であり、102はオーディオ信号の各種信号処理を行うデジタルアンプであり、103は左(L)右(R)のオーディオ信号を出力可能なスピーカである。
【0054】
再生装置100でCDを再生し、再生されたオーディオ信号を録音装置101の録音媒体(MD)に録音しながら102のデジタルアンプを経て103のスピーカで音楽を聴く場合を以下に説明する。
【0055】
このとき、図10において、再生装置100のCDからのオーディオデータのフォーマットをch1をIEC958とし、ch2をRaw Audioとした場合、録音装置101ではch1のIEC958フォーマットで受信した後、信号処理を行うデジタルアンプ102に供給する。デジタルアンプ102ではch2のRaw Audioフォーマットで受信した後、デジタル/アナログ変換を行い、信号増幅後スピーカ103より再生音を出力する。
【0056】
ここで、再生装置100で再生されたオーディオデータを録音装置101において録音する場合、バス104上はデジタル・オーディオ・フォーマット(いわゆるIEC958フォーマット)で送られている。従って、録音装置101のICの入力のインターフェースもIEC958フォーマットに対応していることが大半であることから、録音装置101におけるオーディオデータの録音にはIEC958フォーマットが適している。
【0057】
また、デジタルアンプ102においてデジタルからアナログに信号変換する場合、D/Aコンバータを使用するが、バス105上からこのD/Aコンバータへの入力のフォーマットがRaw Audioフォーマットに対応しているため、デジタルアンプ102におけるデジタル/アナログ変換にはRaw Audioフォーマットが適している。
【0058】
すなわち、バス104上に流すオーディオデータのフォーマットがch1のIEC958フォーマットの場合には、オーディオデータを録音する録音装置101においてそのまま用いることができる。また、バス105上に流すオーディオデータのフォーマットがch2のRaw Audioの場合には、デジタルアンプ102については受信したRaw Audioフォーマットをそのまま使うことができる。
【0059】
ここで、送信側である再生装置100は以下のような手段を用いて受信側の録音装置101がch1のIEC958フォーマットを受信可能であることおよびデジタルアンプ102がch2のRaw Audioフォーマットを受信可能であることを判断する。
【0060】
具体的には、各装置あるいは機器(ノード)にはCSR(Control and Status Register)に基づいたコンフィグレーションROMが実装されていて、ここで各装置あるいは機器(ノード)の情報が書かれている。従って、コンフィグレーションROMの内容をそのシステムにおけるシステムマスタ(つまりサイクルマスタ)が知ればどの装置あるいは機器がどのフォーマットに対応しているのかを知ることができる。
【0061】
なお、サイクルマスタが送信するサイクルスタートパケットは、アービトレーションで最高の優先アクセスを割り当てなければならない。このため、ルートとなるノードがサイクルマスターとなる。また、アイソクロナスパケットの送信開始は、その通信で使用する帯域幅と、チャンネルを後述するIRMのレジスタに設定してから許可される。
【0062】
また、受信側の録音装置101およびデジタルアンプ102は以下のような手段を用いてch1のIEC958フォーマットおよびch2のRaw Audioフォーマットのうちのいずれか一方を受け取ることができる。
【0063】
具体的には、Iso送信では送信ノードはチャンネルナンバーを取得し、それをIsoパケットヘッダーの「channel」(図6の66または図7の76)に書き込み、バス104上にブロードキャストする。受信側では、CFRレジスタ上に受信すべきチャンネルナンバーが書かれた領域を持ち、それと同じナンバーを持ったIsoパケットのみを受信する。つまり、どのパケットを受け取るかは、送られてきたパケットのヘッダー情報と、装置あるいは機器内のレジスタに書かれている情報とが一致したとき受け取り可能と判断している。
【0064】
なお、送信側は、アービトレーションにおいて、IRM(Isochronous Resource Manager)に対し、チャンネルナンバーの割付、使用帯域の確保という要求をし、所定のチャンネルナンバーを取得する。送信側は、取得したチャンネルナンバーをAsynchronousで受信側に知らせる。Iso通信を行うバスでは、バス上に1台アイソクロナスリソース管理を行うIRMが必要である。アイソクロナス通信を開始しようとするノードはIRMの所定のレジスタの値から使用帯域を減算して設定し、通信を終えたら加算する。このように各ノードが振る舞うことにより、アイソクロナス通信に割り当てられる帯域幅の制限をしている。
【0065】
上述した本実施の形態の伝送方法は、同期通信パケット伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝送方法において、送信側は、受信側が対応する任意のフォーマットに対して、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使ってch1(IEC958フォーマット)およびch2(Raw Audioフォーマット)の上記フォーマットを含む複数のフォーマットで伝送し、受信側は、複数のフォーマットのうちの受信側が対応する任意のフォーマットのデータのみを受信するので、バス上に流すデータを特定のフォーマットに限定する必要が無く、受信側にフォーマット変換用の処理を設ける必要が無く受信側の処理を簡単にすることができ、コストダウンを可能とすることができる。
【0066】
また、本実施の形態の伝送方法は、上述において、送信側は、受信側の設定の内容から受信側が対応するフォーマットを検出するので、送信側から伝送に先立って受信側の機器の接続状況を知ることにより、送信側から伝送するフォーマットを限定することなく、いずれかのフォーマットにしか対応していない受信側の機器に伝送を行うことができる。
【0067】
また、本実施の形態の伝送方法は、上述において、受信側が対応するフォーマットのみを伝送するので、送信側から伝送するフォーマットを必要なフォーマットに限定することにより、1つのフォーマットにしか対応していない受信側の機器にのみ伝送を行うことができ、バスの帯域を有効利用することができる。
【0068】
また、本実施の形態の伝送方法は、上述において、複数のフォーマットのデータのうちのいずれかを用いて欠落したフォーマットのデータの補間または置換を行うので、受信側で他のフォーマットのデータを用いて欠落したフォーマットのデータの再生を行うことができる。
【0069】
また、本実施の形態の伝送装置である再生装置100は、同期通信パケット伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝送装置において、受信側の録音装置101およびデジタルアンプ102が対応する任意のフォーマットに対して、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使って上記フォーマットを含む複数のフォーマットの複数のパケットを生成し、上記異なる同期通信チャンネルの上記複数のパケットを所定の伝送路であるバス104,105を介して伝送するので、バス上に流すデータを特定のフォーマットに限定する必要が無く、受信側の各機器の内部にフォーマットを変換するための変換回路を追加する必要がなく、受信側の物理的スペースを節約でき、受信側の機器を小型化、簡単化することができ、コストダウンを可能とすることができる。
【0070】
また、本実施の形態の伝送装置は、上述において、受信側の録音装置101およびデジタルアンプ102に設けられ、伝送路であるバス104,105間における伝送に関する設定を示す所定のレジスタ(CFR)の内容から受信側が対応するフォーマットを検出するので、送信側の再生装置100から伝送に先立って受信側の装置あるいは機器の接続状況を知ることにより、送信側から伝送するフォーマットを限定することなく、いずれかのフォーマットにしか対応していない受信側の装置あるいは機器に伝送を行うことができる。
【0071】
例えば、上述した図10における録音装置101において録音媒体のMDが装着されていないときや、録音装置101において録音動作をしていないときには、2つのフォーマットが必要ないので(ch1のIEC958が不要)、1つのフォーマット(ch2のRaw Audio)のみを伝送するようにすればよい。この場合、上述したシステムマスタ(サイクルマスタ)が受信側でどの装置あるいは機器が接続されているかを判断して、この情報をバス上に流す。この情報に基づいて、送信側のオーディオデータを流す再生装置100は、出力データのフォーマットを判断し、必要により、上述した本実施の形態のように同一データを1つ、または2つ、あるいは3つ以上のフォーマットで流すようにする。
【0072】
また、上述した本実施の形態では、同一オーディオデータを複数のフォーマットで伝送する例を示したが、異なったオーディオデータを複数のフォーマットで伝送するようにしても良い。この場合には、受信側の各装置あるいは機器で、パケットのチャンネルナンバーを検出して、受け取るべきそれぞれの異なるデータを各フォーマットで受け取ることができる。
【0073】
【発明の効果】
この発明の伝送方法は、同期通信パケット伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝送方法において、送信側は、受信側が対応する任意のフォーマットに対して、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使って上記フォーマットを含む複数のフォーマットで伝送し、受信側は、複数のフォーマットのうちの受信側が対応する任意のフォーマットのデータのみを受信するので、バス上に流すデータを特定のフォーマットに限定する必要が無く、受信側にフォーマット変換用の処理を設ける必要が無く受信側の処理を簡単にすることができ、コストダウンを可能とすることができるという効果を奏する。
【0074】
また、この発明の伝送方法は、上述において、上記送信側は、上記受信側の設定の内容から上記受信側が対応するフォーマットを検出するので、送信側から伝送に先立って受信側の装置あるいは機器の接続状況を知ることにより、送信側から伝送するフォーマットを限定することなく、いずれかのフォーマットにしか対応していない受信側の装置あるいは機器に伝送を行うことができるという効果を奏する。
【0075】
また、この発明の伝送方法は、上述において、上記受信側が対応するフォーマットのみを伝送するので、送信側から伝送するフォーマットを必要なフォーマットに限定することにより、1つのフォーマットにしか対応していない受信側の装置あるいは機器にのみ伝送を行うことができ、バスの帯域を有効利用することができるという効果を奏する。
【0076】
また、この発明の伝送方法は、上述において、上記複数のフォーマットのデータのうちのいずれかを用いて欠落したフォーマットのデータの補間または置換を行うので、受信側で他のフォーマットのデータを用いて欠落したフォーマットのデータの再生を行うことができるという効果を奏する。
【0077】
また、この発明の伝送装置は、同期通信パケット伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝送装置において、受信側が対応する任意のフォーマットに対して、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使って上記フォーマットを含む複数のフォーマットの複数のパケットを生成し、上記異なる同期通信チャンネルの上記複数のパケットを所定の伝送路を介して伝送するので、バス上に流すデータを特定のフォーマットに限定する必要が無く、受信側の各装置あるいは機器の内部にフォーマットを変換するための変換回路を追加する必要がなく、受信側の物理的スペースを節約でき、受信側の装置あるいは機器を小型化、簡単化することができ、コストダウンを可能とすることができるという効果を奏する。
【0078】
また、この発明の伝送装置は、上述において、上記受信側に設けられ、上記伝送路間における伝送に関する設定を示す所定のレジスタの内容から上記受信側が対応するフォーマットを検出するので、送信側から伝送に先立って受信側の装置あるいは機器の接続状況を知ることにより、送信側から伝送するフォーマットを限定することなく、いずれかのフォーマットにしか対応していない受信側の装置あるいは機器に伝送を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の同一データを異なるフォーマットで送信した場合の同期通信パケット伝送を示す図である。
【図2】本実施の形態の一般的なパケット伝送を示す図である。
【図3】本実施の形態の具体的なパケット伝送を示す図である。
【図4】本実施の形態のIsoパケットの基本構成を示す図である。
【図5】本実施の形態のダミーパケットの構成を示す図である。
【図6】本実施の形態のRaw Audio/Isochronousパケット構成(8データブロックパケット)を示す図である。
【図7】本実施の形態のIEC958/Isochronousパケット構成(8データブロックパケット)を示す図である。
【図8】本実施の形態のRaw Audioフォーマットを示す図である。
【図9】本実施の形態のIEC958フォーマットを示す図である。
【図10】本実施の形態の伝送システムを示す図である。
【図11】従来の同期通信パケット伝送を示す図である。
【図12】従来の伝送システムを示す図であり、図12AはRaw Audioフォーマットの場合、図12BはIEC958フォーマットの場合である。
【符号の説明】
1…オーディオデータ、2…IEEE1394Isochronousパケット、3…ダミーパケット、4,7,9,11…ch1パケット、5,8,10,12…ch2パケット、6…ダミーパケット、20,23,26…アービトレーション、21…サイクルスタート、22,25…Isochronousギャップ、24,27…転送パケット、24−1,27−1…ヘッダー、24−2,27−2…ヘッダーcrc、24−3,27−3…データフィールド、24−4,27−4…データcrc、28…channel1(IEC958フォーマット)、29…channel2(Raw Audioフォーマット)、30…サイクルスタートパケット、31…Isochronousギャップ、32…アービトレーション、33…データプリフィクス、34…転送パケット(ch1(IEC958フォーマット))、35,37…データエンド、36…転送パケット(ch2(IEC958フォーマット))、100…再生装置、101…録音装置、102…デジタルアンプ、103…スピーカ、104,105…バス、
Claims (4)
- 送信側のノードは、バス管理を行うマネジャーに対してチャンネルナンバーの割り付け及び使用帯域の確保を要求し、上記マネジャーから取得した上記チャンネルナンバーを受信側のノードに知らせ、上記受信側のノードに設定されるレジスタから上記マネジャーが受け取った上記チャンネルナンバーに基づいて上記受信側のノードが対応するフォーマットを検出し、上記受信側のノードが対応するフォーマット毎に変換した同一のオーディオ信号に対して、上記フォーマット毎に異なるチャンネルナンバーが書き込まれた同期通信パケットを、上記バス上にブロードキャストで伝送し、
受信側のノードは、上記送信側のノードから受け取った上記チャンネルナンバー及び自機が対応するフォーマットが上記チャンネルナンバーに基づいて記録される前記レジスタから読み出した上記チャンネルナンバーに基づいて、上記送信側のノードから伝送される上記同期通信パケットのうち、上記チャンネルナンバーが付された上記同期通信パケットを抽出し、上記オーディオ信号を取り出す
伝送方法。 - 請求項1記載の伝送方法において、
上記複数のフォーマットはRaw AudioフォーマットとIEC958フォーマットを含む伝送方法。 - 送信側のノードは、バス管理を行うマネジャーに対してチャンネルナンバーの割り付け及び使用帯域の確保を要求し、上記マネジャーから取得した上記チャンネルナンバーを受信側のノードに知らせ、上記受信側のノードに設定されるレジスタから上記マネジャーが受け取った上記チャンネルナンバーに基づいて上記受信側のノードが対応するフォーマットを検出し、上記受信側のノードが対応するフォーマット毎に変換した同一のオーディオ信号に対して、上記フォーマット毎に異なるチャンネルナンバーが書き込まれた同期通信パケットを、上記バス上にブロードキャストで伝送し、
受信側のノードは、
上記送信側のノードから受け取った上記チャンネルナンバー及び自機が対応するフォーマットが上記チャンネルナンバーに基づいて記録される前記レジスタを備え、
上記送信側のノードから伝送される上記同期通信パケットのうち、上記チャンネルナンバーが付された上記同期通信パケットを抽出し、上記オーディオ信号を取り出す
伝送装置。 - 請求項3記載の伝送装置において、
上記複数のフォーマットはRaw AudioフォーマットとIEC958フォーマットを含む伝送装置。
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