JP2000261466A - 伝送方法および伝送装置 - Google Patents

伝送方法および伝送装置

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JP2000261466A
JP2000261466A JP11061937A JP6193799A JP2000261466A JP 2000261466 A JP2000261466 A JP 2000261466A JP 11061937 A JP11061937 A JP 11061937A JP 6193799 A JP6193799 A JP 6193799A JP 2000261466 A JP2000261466 A JP 2000261466A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送システムにおいてバス上に流すオーディ
オデータを特定のフォーマットに限定する必要が無く、
受信側の各機器の内部にフォーマットを変換するための
変換回路を追加する必要がない伝送方法および伝送装置
を提供する。 【解決手段】 再生装置100は、録音装置101およ
びデジタルアンプ102に対して、同じデータを異なる
同期通信チャンネルを使ってch1(IEC958フォ
ーマット)およびch2(Raw Audioフォーマ
ット)の複数のパケットを生成し、バス104,105
を介して伝送するので、バス上に流すデータを特定のフ
ォーマットに限定する必要が無く、受信側の各装置ある
いは機器の内部にフォーマット変換回路を追加する必要
がなく、受信側の装置あるいは機器を小型化、簡単化す
ることができ、コストダウンを可能とすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、オーディ
オデータを送信側から受信側へ伝送する伝送方法および
伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常のオーディオデータの伝送では、バ
ス上に流すオーディオデータのフォーマットは特定のフ
ォーマットに限定されることが多い。図11は、従来の
同期通信パケット伝送を示す図である。図11に示すよ
うに、オーディオデータ111の各8サンプルは、IE
EE1394Isochronousパケット(同期通
信パケット、以下「Isoパケット」といい、Isoパ
ケットを用いた転送を「Iso転送」という。)112
として、ダミーパケット113、ch1パケット11
4、ダミーパケット115、ch1パケット116、c
h1パケット117、ch1パケット118として伝送
される。ここで、ch1パケット114、116、11
7、118はch1で指定された特定のフォーマットの
オーディオデータのパケットである。
【0003】また、図12は、従来の伝送システムを示
す図である。なお、IEEE1394規格でオーディオ
データを伝送するためのフォーマットとしてAM824
があり、このAM824のパケットの中身としてIEC
958フォーマットおよびRaw Audioフォーマ
ットがある。
【0004】図12Aにおいて、Raw Audioフ
ォーマットのオーディオデータの伝送を示し、図12B
において、IEC958フォーマットのオーディオデー
タの伝送を示す。120はオーディオ信号の再生装置で
あり、例えば再生専用のCD(コンパクトディスク)付
きヘッドユニットであり、121は録音装置であり、例
えば録音対応のMD(ミニディスク)機器であり、12
2はオーディオ信号の各種信号処理を行うデジタルアン
プであり、123は左(L)右(R)のオーディオ信号
を出力可能なスピーカである。
【0005】再生装置120でCDを再生し、再生され
たオーディオ信号を録音装置121の録音媒体(MD)
に録音しながら122のデジタルアンプを経て123の
スピーカで音楽を聴く場合を以下に説明する。このと
き、図12Aにおいて、再生装置120のCDからのオ
ーディオデータのフォーマットをRaw Audioと
した場合、録音装置121ではRawAudioフォー
マットで受信した後、内部の変換回路124でRaw
AudioからIEC958への変換をし、信号処理を
行うデジタルアンプ122に供給する。デジタルアンプ
122ではRaw Audioフォーマットで受信した
後、デジタル/アナログ変換を行い、信号増幅後スピー
カ123より再生音を出力する。
【0006】すなわち、バス上に流すオーディオデータ
のフォーマットがRaw Audioの場合、デジタル
アンプ122については受信したRaw Audioフ
ォーマットをそのまま使うことができるが、オーディオ
データを録音する録音装置121についてはRaw A
udioからIEC958への変換を行うための変換回
路124を内部に設ける必要がある。
【0007】次に、図12Bにおいて、再生装置120
のCDからのオーディオデータのフォーマットをIEC
958とした場合、録音装置121ではIEC958フ
ォーマットで受信した後、信号処理を行うデジタルアン
プ122に供給する。デジタルアンプ122ではIEC
958で受信した後、内部の変換回路125でIEC9
58からRaw Audioへの変換をし、デジタル/
アナログ変換を行い、信号増幅後スピーカ123より再
生音を出力する。
【0008】すなわち、バス上に流すオーディオデータ
のフォーマットがIEC958の場合、オーディオデー
タを録音する録音装置121については受信したIEC
958フォーマットをそのまま使うことができるが、オ
ーディオデータの信号処理を行うデジタルアンプ122
についてはIEC958からRaw Audioへの変
換を行うための変換回路125を内部に設ける必要があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の伝送システムでは、バス上に流すオーディオデータの
フォーマットが特定のフォーマットに限定される場合が
多いため、受信側はそのフォーマットに対応したシステ
ムとすることが強要されるため、各機器の内部にフォー
マットを変換するための変換回路やこのためのIC(集
積回路)を追加しなければならないという不都合があっ
た。
【0010】上述した追加のフォーマット変換のための
変換回路等が必要となるため、受信側では機器の小型化
が要求される一方でこれに対する物理的制約やコストア
ップ等が二次的に発生するという不都合があった。
【0011】従って、オーディオデータのフォーマット
を限定せずに、Raw Audio,IEC958の2
つのフォーマットでオーディオデータを伝送すること
で、Raw AudioとIEC958との間の相互の
フォーマットの変換に必要な変換回路およびICを削減
することが可能となり、その分の物理的なスペース及び
コストを削減することが要求される。
【0012】さらに、異なるメーカの機器同士を接続す
る場合、必ずしも対応しているオーディオデータフォー
マットが同じであるとは限らないので、そのような場合
でも有効な手段が要求される。
【0013】なお、2つのフォーマットでオーディオデ
ータを伝送する具体的方法として、オーディオデータを
Raw AudioとIEC958とで異なるチャンネ
ル番号を付して送信側から同時にIso転送し、Iso
転送において所定のチャンネル番号が割り振られてバス
上にブロードキャストされ、受信側では必要なチャンネ
ル番号のIsoパケットを受信することが要求される。
【0014】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、伝送システムにおいてバス上に流すオ
ーディオデータを特定のフォーマットに限定する必要が
無く、受信側の各機器の内部にフォーマットを変換する
ための変換回路を追加する必要がない伝送方法および伝
送装置を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送方法は、同
期通信パケット伝送を所定のフォーマットを用いて行う
伝送方法において、送信側は、受信側が対応する任意の
フォーマットに対して、同じデータを異なる同期通信チ
ャンネルを使って上記フォーマットを含む複数のフォー
マットで伝送し、受信側は、複数のフォーマットのうち
の受信側が対応する任意のフォーマットのデータのみを
受信するものである。
【0016】また、本発明の伝送装置は、同期通信パケ
ット伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝送装置に
おいて、受信側が対応する任意のフォーマットに対し
て、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使って上
記フォーマットを含む複数のフォーマットの複数のパケ
ットを生成し、上記異なる同期通信チャンネルの上記複
数のパケットを所定の伝送路を介して伝送するものであ
る。
【0017】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。送信側の再生装置でオーディオ信号を再生し、再生
されたオーディオ信号を受信側の録音装置に録音しなが
ら信号処理を経てスピーカで音楽を聴く場合を以下に説
明する。
【0018】このとき、送信側の再生装置からのオーデ
ィオデータのフォーマットをチャンネル(ch)1を第
1のフォーマットとし、チャンネル(ch)2を第2の
フォーマットとした場合、受信側の録音装置ではch1
の第1のフォーマットで受信した後、信号処理を行う装
置に供給する。信号処理を行う装置ではch2の第2の
フォーマットで受信した後、所定の信号処理を行い、信
号増幅後スピーカより再生音を出力する。
【0019】すなわち、バス上に流すオーディオデータ
のフォーマットがch1の第1のフォーマットの場合に
は、オーディオデータを録音する録音装置においてその
まま用いることができる。また、バス上に流すオーディ
オデータのフォーマットがch2の第2のフォーマット
の場合には、信号処理を行う装置については受信した第
2のフォーマットをそのまま使うことができる。
【0020】ここで、送信側の再生装置は以下のような
手段を用いて受信側の録音装置がch1の第1のフォー
マットを受信可能であることおよび信号処理を行う装置
がch2の第2のフォーマットを受信可能であることを
判断する。
【0021】具体的には、各装置には所定のレジスタが
実装されていて、ここで各装置の情報が書かれている。
従って、レジスタの内容をそのシステムにおけるシステ
ムマスタが知ればどの装置がどのフォーマットに対応し
ているのかを知ることができる。
【0022】また、受信側の録音装置および信号処理を
行う装置は以下のような手段を用いてch1の第1のフ
ォーマットおよびch2の第2のフォーマットのうちの
いずれか一方を受け取ることができる。
【0023】具体的には、同期通信パケット伝送では送
信側はチャンネルナンバーを取得し、それをパケットヘ
ッダーの「channel」に書き込み、バス上にブロ
ードキャストする。受信側では、レジスタ上に受信すべ
きチャンネルナンバーが書かれた領域を持ち、それと同
じナンバーを持ったパケットのみを受信する。つまり、
どのパケットを受け取るかは、送られてきたパケットの
ヘッダー情報と、装置内のレジスタに書かれている情報
とが一致したとき受け取り可能と判断している。
【0024】なお、送信側は、バスの使用許可要求を示
すアービトレーションにおいて、バス管理を行うマネジ
ャーに対して、チャンネルナンバーの割付、使用帯域の
確保という要求をし、所定のチャンネルナンバーを取得
する。送信側は、取得したチャンネルナンバーを受信側
に知らせる。
【0025】
【発明の実施の形態】本実施の形態の伝送方法は、同期
通信パケット伝送におけるオーディオデータの伝送にお
いて、オーディオデータを異なる同期通信チャンネルを
用いて複数のフォーマットで伝送することにより、受信
側がいずれかのフォーマットに対応していれば、オーデ
ィオデータを受信することができるものである。
【0026】[同期通信パケット伝送]図1は、本実施
の形態の同一データを異なるフォーマットで伝送した場
合の同期通信パケット伝送を示す図である。図1に示す
ように、オーディオデータ1の各8サンプルは、IEE
E1394Isochronousパケット(同期通信
パケット、以下「Isoパケット」といい、Isoパケ
ットを用いた転送を「Iso転送」あるいは「Iso通
信」という。)2として、ダミーパケット3、ch1パ
ケット4およびch2パケット5、ダミーパケット6、
ch1パケット7およびch2パケット8、ch1パケ
ット9およびch2パケット10、ch1パケット11
およびch2パケット12として伝送される。ここで、
ch1パケット4、7、9、11はch1で指定された
特定のフォーマットのオーディオデータのパケットであ
り、ch2パケット5、8、9、10、12はch2で
指定された他の特定のフォーマットのオーディオデータ
のパケットである。なお、ダミーパケット3、6とはI
so転送サイクル(125[μs])において送信する
データがないときに送るデータペイロードの部分が存在
しないパケットである。
【0027】[一般的なパケット転送]図2は、本実施
の形態の一般的なパケット転送を示す図である。図2に
おいて、Isochronousギャップを待ってサイ
クルマスターがアービトレーション20を開始し、サイ
クルマスターが一定間隔でサイクルスタート(パケッ
ト)21を送信する。Iso(アイソクロナス)通信の
送信側のノードはサイクルスタート(パケット)21を
受信すると、Isochronousギャップ22を待
ってアービトレーション23を開始し、Iso(アイソ
クロナス)通信の転送パケット24を送信する。送信側
のノードは他にも送信パケットがある場合には、引き続
きIsochronousギャップ25を待ってアービ
トレーション26を開始し、Iso(アイソクロナス)
通信の転送パケット27を送信する。
【0028】なお、Isochronousギャップ2
2、25はサブアクションギャップより十分短い期間に
なっているため、この間にアシンクロナス通信を行いた
いノードがいても、サブアクションギャップが検出でき
ないため送信できない。つまり、毎サイクル、アイソク
ロナスパケットを送信するノードに優先権が与えられ
る。
【0029】なお、アービトレーション20,23,2
6は、バスの使用許可要求を示すパケットであり、バス
に対して競合する転送に対して調停を求めるものであ
る。サイクルスタート21は、Iso通信においてバス
上に1台存在するサイクルマスターが一定間隔で送信す
るパケットであり、Iso通信はこのパケットに同期し
て行われる。
【0030】転送パケット24は、ヘッダー24−1、
ヘッダーCRC24−2、データフィールド24−3、
データCRC24−4、とを有して構成される。ヘッダ
ー24−1は、データレングスと、タグと、チャンネル
1(28)と、tコードと、sy(同期化コード)とを
有して構成される。ここで、チャンネル1(28)はI
EC958フォーマットを示すように指定する。他のデ
ータについては後述する。
【0031】転送パケット27は、ヘッダー27−1、
ヘッダーCRC27−2、データフィールド27−3、
データCRC27−4、とを有して構成される。ヘッダ
ー27−1は、データレングスと、タグと、チャンネル
2(29)と、tコードと、syとを有して構成され
る。ここで、チャンネル2(29)はRaw Audi
oフォーマットを示すように指定する。他のデータにつ
いては後述する。
【0032】また、アイソクロナス通信は、アシンクロ
ナス通信のように、データ転送先のアドレスを指定する
ことはなく、バス上にブロードキャストされる。アイソ
クロナスパケットには、0〜63までのチャンネルナン
バーが割り振られ、受信ノードは必要なチャンネルナン
バーのアイソクロナスパケットを受信すればよい。
【0033】[具体的なパケット転送]図3は、本実施
の形態の具体的なパケット転送を示す図である。図3に
おいて、サイクルマスターがIso転送サイクル(12
5[μs])でサイクルスタートパケット30を送信す
る。Iso(アイソクロナス)通信の送信側のノードは
サイクルスタートパケット30を受信すると、Isoc
hronousギャップ31を待ってアービトレーショ
ン32を開始し、データプリフィクス33の後にIso
(アイソクロナス)通信の転送パケット34としてch
1(例えばIEC958フォーマット)を送信しデータ
エンド35に続いて、その後に転送パケット36として
ch2(例えばRaw Audioフォーマット)を送
信し最後にデータエンド37が続く。
【0034】図2に示した一般的なパケット転送に対し
て、図3に示すように同一のオーディオデータを1つの
ノード(つまり装置あるいは機器)から異なったフォー
マットで転送する場合は、一連の転送プロセスを示す連
結Isoサブアクションとすることができる。
【0035】つまり、図2は転送パケットに複数チャン
ネルchが存在するときの一般的な転送の形態を表した
ものであり、図3は実際に行われる具体的転送形態を示
したものである。いずれの転送形態も実現可能である
が、図3の転送の方が、チャンネル1とチャンネル2と
で同一のアービトレーション32を用いるためチャンネ
ル1とチャンネル2とで2チャンネル分のアービトレー
ションの処理が必要ないここと、同一のサイクルスター
トパケット30を用いるので受信側でのデータデコード
の時間ずれが少ない等の利点がある。なお、データプリ
フィクス33は、サブアクションを開始するための特定
のデータを示し、データエンド35、37はサブアクシ
ョンの各パケットの終了を示す。
【0036】[Isoパケットの基本構成]図4は、本
実施の形態のIsoパケットの基本構成を示す図であ
る。図4において、Isoパケットは、1394ヘッダ
ー40と、ヘッダーCRC41と、CIPヘッダー1
(42)と、CIPヘッダー2(43)と、データ44
と、データCRC45とを有して構成される。1394
ヘッダー40は、データレングスと、タグと、チャンネ
ルと、リザーブと、スピードと、sy(同期化コード)
とを有して構成される。
【0037】データレングスは、1パケットのバイト長
を定義する。タグは、Isoパケットで転送するデータ
のフォーマットの種類を表し、「00」はヘッダーな
し、「01」はAVプロトコルで定義されたフォーマッ
ト、「10」「11」はリザーブである。チャンネル
は、送信するパケットが使うチャンネルナンバーを表
す。スピードは、転送スピードを定義し、「00」は1
00Mbit/s,「01」は200Mbit/s,
「10」は400Mbit/s,「11」は未定義であ
る。sy(同期化コード)は、アプリケーションで定義
するフィールドである。
【0038】CIPヘッダー1(42)は、SIDと、
DBSと、FNと、QPCと、SPHと、リザーブと、
DBCとを有して構成される。SIDは、0〜40hで
ノードIDを表す。DBSは、1Isoパケットで転送
するquadlet(4バイト)数を表す。FNは、送
信の際に、ソースパケットを何個に分割したかを示し、
「00」は分割なし、「01」は2個に分割、「10」
は4個に分割、「11」は8個に分割である。QPC
は、ソースパケットを分割した際に、半端になったパケ
ットに付け加えたquadlet(4バイト)数を表
す。SPHは、ソースパケットヘッダーを使うか、使わ
ないかを表す。DBCは、データブロックサイズ毎にイ
ンクリメントするカウンタである。
【0039】CIPヘッダー2(43)は、FMTと、
FDFと、SYTとを有して構成される。FMTは、デ
ータのフォーマットIDを表す。FDFは、FMTで定
義されたアプリケーションで用いるフィールドである。
SYTは、オーディオデータ(8サンプル)が到着した
時刻に固定ディレイ値を加えた値が入る。
【0040】[ダミーパケットの構成]図5は、本実施
の形態のダミーパケットの構成を示す図である。図5に
おいて、ダミーパケットは、1394ヘッダー50と、
ヘッダーCRC51と、CIPヘッダー1(52)と、
CIPヘッダー2(53)と、データCRC54とを有
して構成される。ダミーパケットは、Isoパケットの
データペイロード部がないパケットである。その他は、
上述したIsoパケットと同様である。ここで、送信す
るデジタルオーディオデータとして、Raw Audi
oフォーマットとIEC958フォーマットの2つを想
定し、Audio and Musicプロトコル(A
M824)に準拠するものとして考える。
【0041】[Raw Audioフォーマット]図8
に、本実施の形態のRaw Audioフォーマットを
示す。図8において、Raw Audioフォーマット
は、ビットクロックBITCK(80)に基づく、LR
クロックLRCK81に対して、16BITCK分(1
6ビット)のデータDACOUT(82)となる。
【0042】[IEC958フォーマット]また、図9
に本実施の形態のIEC958フォーマットを示す。図
9において、IEC958フォーマットは、フレームデ
ータOPTDI(90)のフレーム91を構成するサブ
フレーム92、93からなる。サブフレーム92は、同
期プリアンブル94と、バイフェーズマーク変調期間9
5とからなる。バイフェーズマーク変調期間95は、A
UX/データ96と、20ビットのデータ97と、
「V,U,C,P」98とからなる。
【0043】[Raw Audio/Isochron
ousパケット構成(8データブロックパケット)]図
6は、本実施の形態のRaw Audio/Isoch
ronousパケット構成(8データブロックパケッ
ト)を示す図である。図6は、図8のRawAudio
フォーマットに対応した8サンプルのIsoパケットで
ある。図6において、Raw Audio/Isoパケ
ットは、最初のquadlet(4バイト)の1394
ヘッダー60と、次のquadletのヘッダーCRC
61と、次のquadletのCIPヘッダー1(6
2)と、次のquadletのCIPヘッダー2(6
3)と、データペイロード64と、最後のquadle
tのデータCRC65とを有して構成される。
【0044】また、1394ヘッダー60は、データレ
ングスと、タグと、チャンネル(66)と、リザーブ
と、スピードと、sy(同期化コード)とを有して構成
される。ここで、チャンネル(66)をRaw Aud
ioフォーマットを示すようにチャンネル2に指定す
る。
【0045】CIPヘッダー1(62)は、SIDと、
DBSと、FNと、QPCと、SPHと、リザーブと、
DBCとを有して構成される。CIPヘッダー2(6
3)は、FMTと、FDFと、SYTとを有して構成さ
れる。
【0046】なお、図6におけるRaw Audio/
Isoパケットのデータペイロード64は、先頭の8ビ
ットの「0,1,0,0,0,0,VBL」をLABE
Lと呼び、オーディオフォーマットがRaw Audi
oであるかIEC958であるかの判別をここで行って
いる。VBLはオーディオデータのビット長を示し、
「00」は24ビット、「01」は20ビット(IEC
958フォーマット)、「10」は16ビット(Raw
Audioフォーマット)、「11」はリザーブであ
る。
【0047】[IEC958/Isochronous
パケット構成(8データブロックパケット)]図7は、
本実施の形態のIEC958/Isochronous
パケット構成(8データブロックパケット)を示す図で
ある。図7は、図9のIEC958フォーマットに対応
した8サンプルのIsoパケットである。図7におい
て、IEC958/Isoパケットは、最初のquad
let(4バイト)の1394ヘッダー70と、次のq
uadletのヘッダーCRC71と、次のquadl
etのCIPヘッダー1(72)と、次のquadle
tのCIPヘッダー2(73)と、データペイロード7
4と、最後のquadletのデータCRC75とを有
して構成される。
【0048】また、1394ヘッダー70は、データレ
ングスと、タグと、チャンネル(76)と、リザーブ
と、スピードと、sy(同期化コード)とを有して構成
される。ここで、チャンネル(76)をIEC958フ
ォーマットを示すようにチャンネル1に指定する。
【0049】CIPヘッダー1(72)は、SIDと、
DBSと、FNと、QPCと、SPHと、リザーブと、
DBCとを有して構成される。CIPヘッダー2(7
3)は、FMTと、FDFと、SYTとを有して構成さ
れる。
【0050】また、図7におけるIEC958/Iso
パケットのデータペイロード74は、先頭の8ビットの
「0,0,PAC,P,C,U,V」をLABELと呼
び、オーディオフォーマットがRaw Audioであ
るかIEC958であるかの判別をここで行っている。
PACはIEC958(現在はIEC60958に拡張
された)デジタル・オーディオ・インターフェースフォ
ーマットにおける同期プリアンブルを示し、「11」は
B(ブロックの先頭)、「01」はM(チャンネル1
(IEC958フォーマット))、「00」はW(チャ
ンネル2(RawAudioフォーマット))である。
また、P,C,U,VはIEC958フォーマットにお
ける補助情報を示し、Vはパリティ・フラグであり、サ
ブフレーム・データの有効性を示す識別フラグである。
Uはユーザ・データであり、いかなる使用方法も可能で
ある補助ビットである。Cはチャネルステータスであ
り、信号の種類や用途、コピーの禁止の有無、エンファ
シス、サンプリング周波数及び精度、信号の世代、等が
規定されている。Pはパリティビットであり、プリアン
ブル以外の信号ビットの偶数パリティを作るビットであ
り、これによりプリアンブルの極性も一定に保つことが
できる。
【0051】また、受信側では、リンクレイヤに相当す
る後述する各ノードのICのレジスタ(Configu
ration Register=CFR)にてRaw
AudioまたはIEC958のどちらを受信するか
を決めている。
【0052】[伝送システム]図10は、本実施の形態
の伝送システムを示す図である。なお、IEEE139
4規格でオーディオデータを伝送するためのフォーマッ
トとしてAM824があり、このAM824のパケット
の中身としてIEC958フォーマットおよびRaw
Audioフォーマットがある。
【0053】図10において、IEC958フォーマッ
トおよびRaw Audioフォーマットにおける同一
のオーディオデータの伝送を示す。100はオーディオ
信号を再生する再生装置であり、例えば再生専用のCD
(コンパクトディスク)付きヘッドユニットであり、1
01は録音装置であり、例えば録音対応のMD(ミニデ
ィスク)機器であり、102はオーディオ信号の各種信
号処理を行うデジタルアンプであり、103は左(L)
右(R)のオーディオ信号を出力可能なスピーカであ
る。
【0054】再生装置100でCDを再生し、再生され
たオーディオ信号を録音装置101の録音媒体(MD)
に録音しながら102のデジタルアンプを経て103の
スピーカで音楽を聴く場合を以下に説明する。
【0055】このとき、図10において、再生装置10
0のCDからのオーディオデータのフォーマットをch
1をIEC958とし、ch2をRaw Audioと
した場合、録音装置101ではch1のIEC958フ
ォーマットで受信した後、信号処理を行うデジタルアン
プ102に供給する。デジタルアンプ102ではch2
のRaw Audioフォーマットで受信した後、デジ
タル/アナログ変換を行い、信号増幅後スピーカ103
より再生音を出力する。
【0056】ここで、再生装置100で再生されたオー
ディオデータを録音装置101において録音する場合、
バス104上はデジタル・オーディオ・フォーマット
(いわゆるIEC958フォーマット)で送られてい
る。従って、録音装置101のICの入力のインターフ
ェースもIEC958フォーマットに対応していること
が大半であることから、録音装置101におけるオーデ
ィオデータの録音にはIEC958フォーマットが適し
ている。
【0057】また、デジタルアンプ102においてデジ
タルからアナログに信号変換する場合、D/Aコンバー
タを使用するが、バス105上からこのD/Aコンバー
タへの入力のフォーマットがRaw Audioフォー
マットに対応しているため、デジタルアンプ102にお
けるデジタル/アナログ変換にはRaw Audioフ
ォーマットが適している。
【0058】すなわち、バス104上に流すオーディオ
データのフォーマットがch1のIEC958フォーマ
ットの場合には、オーディオデータを録音する録音装置
101においてそのまま用いることができる。また、バ
ス105上に流すオーディオデータのフォーマットがc
h2のRaw Audioの場合には、デジタルアンプ
102については受信したRaw Audioフォーマ
ットをそのまま使うことができる。
【0059】ここで、送信側である再生装置100は以
下のような手段を用いて受信側の録音装置101がch
1のIEC958フォーマットを受信可能であることお
よびデジタルアンプ102がch2のRaw Audi
oフォーマットを受信可能であることを判断する。
【0060】具体的には、各装置あるいは機器(ノー
ド)にはCSR(Control and Statu
s Register)に基づいたコンフィグレーショ
ンROMが実装されていて、ここで各装置あるいは機器
(ノード)の情報が書かれている。従って、コンフィグ
レーションROMの内容をそのシステムにおけるシステ
ムマスタ(つまりサイクルマスタ)が知ればどの装置あ
るいは機器がどのフォーマットに対応しているのかを知
ることができる。
【0061】なお、サイクルマスタが送信するサイクル
スタートパケットは、アービトレーションで最高の優先
アクセスを割り当てなければならない。このため、ルー
トとなるノードがサイクルマスターとなる。また、アイ
ソクロナスパケットの送信開始は、その通信で使用する
帯域幅と、チャンネルを後述するIRMのレジスタに設
定してから許可される。
【0062】また、受信側の録音装置101およびデジ
タルアンプ102は以下のような手段を用いてch1の
IEC958フォーマットおよびch2のRaw Au
dioフォーマットのうちのいずれか一方を受け取るこ
とができる。
【0063】具体的には、Iso送信では送信ノードは
チャンネルナンバーを取得し、それをIsoパケットヘ
ッダーの「channel」(図6の66または図7の
76)に書き込み、バス104上にブロードキャストす
る。受信側では、CFRレジスタ上に受信すべきチャン
ネルナンバーが書かれた領域を持ち、それと同じナンバ
ーを持ったIsoパケットのみを受信する。つまり、ど
のパケットを受け取るかは、送られてきたパケットのヘ
ッダー情報と、装置あるいは機器内のレジスタに書かれ
ている情報とが一致したとき受け取り可能と判断してい
る。
【0064】なお、送信側は、アービトレーションにお
いて、IRM(Isochronous Resour
ce Manager)に対し、チャンネルナンバーの
割付、使用帯域の確保という要求をし、所定のチャンネ
ルナンバーを取得する。送信側は、取得したチャンネル
ナンバーをAsynchronousで受信側に知らせ
る。Iso通信を行うバスでは、バス上に1台アイソク
ロナスリソース管理を行うIRMが必要である。アイソ
クロナス通信を開始しようとするノードはIRMの所定
のレジスタの値から使用帯域を減算して設定し、通信を
終えたら加算する。このように各ノードが振る舞うこと
により、アイソクロナス通信に割り当てられる帯域幅の
制限をしている。
【0065】上述した本実施の形態の伝送方法は、同期
通信パケット伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝
送方法において、送信側は、受信側が対応する任意のフ
ォーマットに対して、同じデータを異なる同期通信チャ
ンネルを使ってch1(IEC958フォーマット)お
よびch2(Raw Audioフォーマット)の上記
フォーマットを含む複数のフォーマットで伝送し、受信
側は、複数のフォーマットのうちの受信側が対応する任
意のフォーマットのデータのみを受信するので、バス上
に流すデータを特定のフォーマットに限定する必要が無
く、受信側にフォーマット変換用の処理を設ける必要が
無く受信側の処理を簡単にすることができ、コストダウ
ンを可能とすることができる。
【0066】また、本実施の形態の伝送方法は、上述に
おいて、送信側は、受信側の設定の内容から受信側が対
応するフォーマットを検出するので、送信側から伝送に
先立って受信側の機器の接続状況を知ることにより、送
信側から伝送するフォーマットを限定することなく、い
ずれかのフォーマットにしか対応していない受信側の機
器に伝送を行うことができる。
【0067】また、本実施の形態の伝送方法は、上述に
おいて、受信側が対応するフォーマットのみを伝送する
ので、送信側から伝送するフォーマットを必要なフォー
マットに限定することにより、1つのフォーマットにし
か対応していない受信側の機器にのみ伝送を行うことが
でき、バスの帯域を有効利用することができる。
【0068】また、本実施の形態の伝送方法は、上述に
おいて、複数のフォーマットのデータのうちのいずれか
を用いて欠落したフォーマットのデータの補間または置
換を行うので、受信側で他のフォーマットのデータを用
いて欠落したフォーマットのデータの再生を行うことが
できる。
【0069】また、本実施の形態の伝送装置である再生
装置100は、同期通信パケット伝送を所定のフォーマ
ットを用いて行う伝送装置において、受信側の録音装置
101およびデジタルアンプ102が対応する任意のフ
ォーマットに対して、同じデータを異なる同期通信チャ
ンネルを使って上記フォーマットを含む複数のフォーマ
ットの複数のパケットを生成し、上記異なる同期通信チ
ャンネルの上記複数のパケットを所定の伝送路であるバ
ス104,105を介して伝送するので、バス上に流す
データを特定のフォーマットに限定する必要が無く、受
信側の各機器の内部にフォーマットを変換するための変
換回路を追加する必要がなく、受信側の物理的スペース
を節約でき、受信側の機器を小型化、簡単化することが
でき、コストダウンを可能とすることができる。
【0070】また、本実施の形態の伝送装置は、上述に
おいて、受信側の録音装置101およびデジタルアンプ
102に設けられ、伝送路であるバス104,105間
における伝送に関する設定を示す所定のレジスタ(CF
R)の内容から受信側が対応するフォーマットを検出す
るので、送信側の再生装置100から伝送に先立って受
信側の装置あるいは機器の接続状況を知ることにより、
送信側から伝送するフォーマットを限定することなく、
いずれかのフォーマットにしか対応していない受信側の
装置あるいは機器に伝送を行うことができる。
【0071】例えば、上述した図10における録音装置
101において録音媒体のMDが装着されていないとき
や、録音装置101において録音動作をしていないとき
には、2つのフォーマットが必要ないので(ch1のI
EC958が不要)、1つのフォーマット(ch2のR
aw Audio)のみを伝送するようにすればよい。
この場合、上述したシステムマスタ(サイクルマスタ)
が受信側でどの装置あるいは機器が接続されているかを
判断して、この情報をバス上に流す。この情報に基づい
て、送信側のオーディオデータを流す再生装置100
は、出力データのフォーマットを判断し、必要により、
上述した本実施の形態のように同一データを1つ、また
は2つ、あるいは3つ以上のフォーマットで流すように
する。
【0072】また、上述した本実施の形態では、同一オ
ーディオデータを複数のフォーマットで伝送する例を示
したが、異なったオーディオデータを複数のフォーマッ
トで伝送するようにしても良い。この場合には、受信側
の各装置あるいは機器で、パケットのチャンネルナンバ
ーを検出して、受け取るべきそれぞれの異なるデータを
各フォーマットで受け取ることができる。
【0073】
【発明の効果】この発明の伝送方法は、同期通信パケッ
ト伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝送方法にお
いて、送信側は、受信側が対応する任意のフォーマット
に対して、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使
って上記フォーマットを含む複数のフォーマットで伝送
し、受信側は、複数のフォーマットのうちの受信側が対
応する任意のフォーマットのデータのみを受信するの
で、バス上に流すデータを特定のフォーマットに限定す
る必要が無く、受信側にフォーマット変換用の処理を設
ける必要が無く受信側の処理を簡単にすることができ、
コストダウンを可能とすることができるという効果を奏
する。
【0074】また、この発明の伝送方法は、上述におい
て、上記送信側は、上記受信側の設定の内容から上記受
信側が対応するフォーマットを検出するので、送信側か
ら伝送に先立って受信側の装置あるいは機器の接続状況
を知ることにより、送信側から伝送するフォーマットを
限定することなく、いずれかのフォーマットにしか対応
していない受信側の装置あるいは機器に伝送を行うこと
ができるという効果を奏する。
【0075】また、この発明の伝送方法は、上述におい
て、上記受信側が対応するフォーマットのみを伝送する
ので、送信側から伝送するフォーマットを必要なフォー
マットに限定することにより、1つのフォーマットにし
か対応していない受信側の装置あるいは機器にのみ伝送
を行うことができ、バスの帯域を有効利用することがで
きるという効果を奏する。
【0076】また、この発明の伝送方法は、上述におい
て、上記複数のフォーマットのデータのうちのいずれか
を用いて欠落したフォーマットのデータの補間または置
換を行うので、受信側で他のフォーマットのデータを用
いて欠落したフォーマットのデータの再生を行うことが
できるという効果を奏する。
【0077】また、この発明の伝送装置は、同期通信パ
ケット伝送を所定のフォーマットを用いて行う伝送装置
において、受信側が対応する任意のフォーマットに対し
て、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使って上
記フォーマットを含む複数のフォーマットの複数のパケ
ットを生成し、上記異なる同期通信チャンネルの上記複
数のパケットを所定の伝送路を介して伝送するので、バ
ス上に流すデータを特定のフォーマットに限定する必要
が無く、受信側の各装置あるいは機器の内部にフォーマ
ットを変換するための変換回路を追加する必要がなく、
受信側の物理的スペースを節約でき、受信側の装置ある
いは機器を小型化、簡単化することができ、コストダウ
ンを可能とすることができるという効果を奏する。
【0078】また、この発明の伝送装置は、上述におい
て、上記受信側に設けられ、上記伝送路間における伝送
に関する設定を示す所定のレジスタの内容から上記受信
側が対応するフォーマットを検出するので、送信側から
伝送に先立って受信側の装置あるいは機器の接続状況を
知ることにより、送信側から伝送するフォーマットを限
定することなく、いずれかのフォーマットにしか対応し
ていない受信側の装置あるいは機器に伝送を行うことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の同一データを異なるフォーマッ
トで送信した場合の同期通信パケット伝送を示す図であ
る。
【図2】本実施の形態の一般的なパケット伝送を示す図
である。
【図3】本実施の形態の具体的なパケット伝送を示す図
である。
【図4】本実施の形態のIsoパケットの基本構成を示
す図である。
【図5】本実施の形態のダミーパケットの構成を示す図
である。
【図6】本実施の形態のRaw Audio/Isoc
hronousパケット構成(8データブロックパケッ
ト)を示す図である。
【図7】本実施の形態のIEC958/Isochro
nousパケット構成(8データブロックパケット)を
示す図である。
【図8】本実施の形態のRaw Audioフォーマッ
トを示す図である。
【図9】本実施の形態のIEC958フォーマットを示
す図である。
【図10】本実施の形態の伝送システムを示す図であ
る。
【図11】従来の同期通信パケット伝送を示す図であ
る。
【図12】従来の伝送システムを示す図であり、図12
AはRaw Audioフォーマットの場合、図12B
はIEC958フォーマットの場合である。
【符号の説明】
1…オーディオデータ、2…IEEE1394Isoc
hronousパケット、3…ダミーパケット、4,
7,9,11…ch1パケット、5,8,10,12…
ch2パケット、6…ダミーパケット、20,23,2
6…アービトレーション、21…サイクルスタート、2
2,25…Isochronousギャップ、24,2
7…転送パケット、24−1,27−1…ヘッダー、2
4−2,27−2…ヘッダーcrc、24−3,27−
3…データフィールド、24−4,27−4…データc
rc、28…channel1(IEC958フォーマ
ット)、29…channel2(Raw Audio
フォーマット)、30…サイクルスタートパケット、3
1…Isochronousギャップ、32…アービト
レーション、33…データプリフィクス、34…転送パ
ケット(ch1(IEC958フォーマット))、3
5,37…データエンド、36…転送パケット(ch2
(IEC958フォーマット))、100…再生装置、
101…録音装置、102…デジタルアンプ、103…
スピーカ、104,105…バス、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期通信パケット伝送を所定のフォーマ
    ットを用いて行う伝送方法において、 送信側は、受信側が対応する任意のフォーマットに対し
    て、同じデータを異なる同期通信チャンネルを使って上
    記フォーマットを含む複数のフォーマットで伝送し、 受信側は、複数のフォーマットのうちの受信側が対応す
    る任意のフォーマットのデータのみを受信することを特
    徴とする伝送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の伝送方法において、 上記送信側は、上記受信側の設定の内容から上記受信側
    が対応するフォーマットを検出することを特徴とするこ
    とを特徴とする伝送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の伝送方法において、 上記受信側が対応するフォーマットのみを伝送すること
    を特徴とする伝送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の伝送方法において、 上記複数のフォーマットのデータのうちのいずれかを用
    いて欠落したフォーマットのデータの補間または置換を
    行うことを特徴とする伝送方法。
  5. 【請求項5】 同期通信パケット伝送を所定のフォーマ
    ットを用いて行う伝送装置において、 受信側が対応する任意のフォーマットに対して、 同じデータを異なる同期通信チャンネルを使って上記フ
    ォーマットを含む複数のフォーマットの複数のパケット
    を生成し、 上記異なる同期通信チャンネルの上記複数のパケットを
    所定の伝送路を介して伝送することを特徴とする伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の伝送装置において、 上記受信側に設けられ、上記伝送路間における伝送に関
    する設定を示す所定のレジスタの内容から上記受信側が
    対応するフォーマットを検出することを特徴とすること
    を特徴とする伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015069324A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 サイレックス・テクノロジー株式会社 デバイスサーバとその制御方法
US9736076B2 (en) 2014-02-10 2017-08-15 Silex Technology, Inc. Device server and control method thereof

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JP2015069324A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 サイレックス・テクノロジー株式会社 デバイスサーバとその制御方法
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