JP2002232426A - データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム - Google Patents

データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム

Info

Publication number
JP2002232426A
JP2002232426A JP2001026796A JP2001026796A JP2002232426A JP 2002232426 A JP2002232426 A JP 2002232426A JP 2001026796 A JP2001026796 A JP 2001026796A JP 2001026796 A JP2001026796 A JP 2001026796A JP 2002232426 A JP2002232426 A JP 2002232426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
format
transmission
block
audio data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001026796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Ichimura
元 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001026796A priority Critical patent/JP2002232426A/ja
Publication of JP2002232426A publication Critical patent/JP2002232426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なるデータフォーマットのデータの
データの適切な同期伝送 【解決手段】 サンプリング周波数が整数倍の関係にあ
る第1及び第2のデータフォーマットのデータを、一の
ブロック内に配するブロック化処理を行うことで、伝送
フォーマット内で混在させて同期伝送する。サンプリン
グ周波数が整数倍であることにより、ブロック内に配す
るデータ量の設定により伝送周波数を共通化でき、伝送
フォーマット内での混在を問題ないものとする。これに
より、例えばPCMオーディオデータと1ビットデジタ
ルオーディオデータを混在させて同期伝送することを可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルデータをブ
ロック化して所定の伝送フォーマットで伝送する伝送シ
ステム、及びデータの伝送にかかるデータ送信装置、デ
ータ受信装置、データ送信方法、データ受信方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタルオーディオデータについ
ては、近年では各種のデータフォーマットが規定され、
各種装置やメディアにおいて使い分けられている。各種
のデジタルオーディオデータフォーマットの大きな違い
としては、それぞれサンプリング周波数や量子化ビット
数の違いがあげられる。例えばPCMオーディオデータ
については、サンプリング周波数は44.1KHz、量
子化ビット数16ビットのものが代表的ではあるが、い
わゆるPCMオーディオデータといわれるものでも、サ
ンプリング周波数では32KHz、48KHz、88.
2KHz、96KHzなど各種のものが存在する。量子
化ビット数も同様である。
【0003】また近年、1ビットデジタルオーディオデ
ータと呼ばれるデータフォーマットも実施されている。
1ビットデジタルオーディオデータとは、通常のCD
(Compact Disc)におけるオーディオデータよりも高品
位なデータとして開発されたものであり、サンプリング
周波数を例えばCD方式における44.1KHzの16
倍という非常に高いサンプリング周波数である2.82
24MHzとしてΔΣ変調された1ビットデータのこと
であり、周波数帯域はDC成分〜100KHzの広範囲
とされ、ダイナミックレンジはオーディオ帯域全体で1
20(dB)を実現できるデータ形式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般的に、機
器間や回路部間などにおいてデータ伝送を行うためには
所定の伝送フォーマットが定められる。例えば後述する
IEEE1394伝送フォーマットなどが規定される。
そしてこれらの伝送フォーマットでは、各種データフォ
ーマットのデータの伝送が可能とされているが、基本的
には複数のデータフォーマットのデータを伝送データと
しての1つのブロック(又はパケット)内に混在させる
ことは想定されていない。例えばPCMオーディオデー
タと、1ビットデジタルオーディオデータを伝送ブロッ
ク内に混在させることはなかった。また、オーディオデ
ータ等の時間的要素を持つデータについては、サンプリ
ング周波数が異なれば伝送周波数も異なるため、複数の
データフォーマットのデータを同期させて伝送すること
は困難である。また通常はそのような伝送は必要でな
い。
【0005】ところが、例えば業務用の用途などの分野
では、複数のデータフォーマットのデータを同期させて
伝送したい場合が発生している。例えばデジタル出力を
備えた電子楽器やサンプラーなどから出力されるPCM
オーディオデータと、マイクロホン等から集音したアナ
ログオーディオ信号を1ビットデジタルオーディオデー
タに変換したデータを、同期して伝送したい場合などが
あげられる。従来ではこのような同期させるべき異なる
データフォーマットのデータを所定の伝送フォーマット
上で混在させて伝送することはできなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明はこのよう
な状況に鑑みて、複数のデータフォーマットのデータを
所定の伝送フォーマット上で混在させて、同期伝送でき
るようにすることを目的とする。
【0007】このため本発明では、デジタルデータをブ
ロック化して所定の伝送フォーマットで送出するデータ
送出装置において、第1のデータフォーマットのデータ
と、上記第1のデータフォーマットとはサンプリング周
波数が整数倍の関係にある第2のデータフォーマットの
データを、一のブロック内に配するブロック化処理をし
たうえで上記伝送フォーマットに合致した送信データス
トリームを生成するとともに、当該送信データストリー
ム内には、各ブロック内で上記第1のデータフォーマッ
トのデータと上記第2のデータフォーマットのデータを
識別できる識別情報が含まれているようにする伝送デー
タ生成手段と、上記伝送データ生成手段で生成された送
信データストリームを送出する送出手段とを備える。ま
た、上記識別情報は、ブロック内に配される各データに
付加されるラベル情報であるとする。
【0008】本発明のデータ受信装置は、デジタルデー
タのブロック化を含む所定の伝送フォーマットで伝送さ
れてきたデータストリームを受信する受信手段と、上記
受信手段により受信されたデータストリームを構成する
ブロックデータから、当該データストリームに含まれる
識別情報に基づいて、第1のデータフォーマットのデー
タと、上記第1のデータフォーマットとはサンプリング
周波数が整数倍の関係にある第2のデータフォーマット
のデータを判別し、上記第1のデータフォーマットのデ
ータと上記第2のデータフォーマットのデータを抽出す
る受信データ処理手段とを備える。また、上記受信デー
タ処理手段は、上記識別情報として、ブロック内に配さ
れる各データに付加されるラベル情報に基づいて、上記
第1のデータフォーマットのデータと上記第2のデータ
フォーマットのデータを判別する。
【0009】また本発明は、上記構成のデータ送信装
置、データ受信装置により伝送システムを構成する。
【0010】本発明のデータ送信方法は、第1のデータ
フォーマットのデータと、上記第1のデータフォーマッ
トとはサンプリング周波数が整数倍の関係にある第2の
データフォーマットのデータを、一のブロック内に配す
るブロック化処理を行うとともに、各ブロック内で上記
第1のデータフォーマットのデータと上記第2のデータ
フォーマットのデータを識別できる識別情報を含むよう
にして、所定の伝送フォーマットに合致した送信データ
ストリームを生成し、送出する。本発明のデータ受信方
法は、受信された所定の伝送フォーマットのデータスト
リームを構成するブロックデータから、当該データスト
リームに含まれる識別情報に基づいて、第1のデータフ
ォーマットのデータと、上記第1のデータフォーマット
とはサンプリング周波数が整数倍の関係にある第2のデ
ータフォーマットのデータを判別し、上記第1のデータ
フォーマットのデータと上記第2のデータフォーマット
のデータを抽出する。
【0011】即ち本発明では、サンプリング周波数が整
数倍の関係にある第1及び第2のデータフォーマットの
データを、一のブロック内に配するブロック化処理を行
うことで、一つの伝送系で同期させて伝送するようにす
る。サンプリング周波数が整数倍であることにより、ブ
ロック内に配するデータ量の設定により伝送周波数を共
通化することが可能である。また各ブロック内での各デ
ータフォーマットのデータを識別できる識別情報を含む
ようにすることで、受信側で、伝送されてきた各データ
フォーマットのデータを明確に区別し抽出できるように
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を次の
順に説明する。なお実施の形態ではIEEE1394の
伝送フォーマットでオーディオデータを伝送するデータ
送信装置とデータ受信装置の例を説明する。 1.IEEE1394の伝送フォーマット 2.実施の形態の伝送方式 3.送信装置及び受信装置
【0013】1.IEEE1394の伝送フォーマット まずIEEE1394による伝送フォーマットについて
説明する。IEEE1394方式でのデータ伝送では、
例えば図1(a)に示すように、所定の通信サイクル
(例えば125μsec)毎に時分割多重によって行わ
れる。そして、この信号の伝送は、サイクルマスタと呼
ばれる機器(IEEE1394バス上の任意の1台の機
器)が通信サイクルの開始時であることを示すサイクル
スタートパケットCSPをバス上へ送出することにより
開始される。なお、サイクルマスタは、バスを構成する
ケーブルに各機器を接続したとき等に、IEEE139
4で規定する手順により自動的に決定される。
【0014】1通信サイクル中における通信の形態は、
ビデオデータやオーディオデータなどのリアルタイム性
を必要とするデータを伝送するアイソクロナス伝送(I
so)と、制御コマンドや補助的なデータなどを確実に
伝送するアシンクロナス伝送(Asy)の2種類の伝送
が行われる。各通信サイクル中では、アイソクロナス伝
送用のアイソクロナスパケットIsoが、アシンクロナ
ス伝送用のアシンクロナスパケットAsyより先に伝送
される。アイソクロナスパケットIsoの通信が終了し
た後、次のサイクルスタートパケットCSPまでの期間
が、アシンクロナスパケットAsyの伝送に使用され
る。従って、アシンクロナスパケットAsyが伝送でき
る期間は、そのときのアイソクロナスパケットIsoの
伝送チャンネル数により変化する。また、アイソクロナ
スパケットIsoは、1通信サイクル毎に予約した帯域
(チャンネル数)が確保される伝送方式であるが、受信
側からの確認は行わない。アシンクロナスパケットAs
yで伝送する場合には、受信側からアクノリッジメント
(Ack)のデータを返送させて、伝送状態を確認しな
がら確実に伝送させる。
【0015】図1(b)に、CIP(Common Isochronos
Packet)の構造を示す。つまり、図1(a)に示したア
イソクロナスパケットIsoのデータ構造である。例え
ば、後述する1ビットデジタルオーディオデータ等の伝
送の際には、IEEE1394通信においては、アイソ
クロナス通信によりデータの送受信が行われる。つま
り、リアルタイム性が維持されるだけのデータ量をこの
アイソクロナスパケットに格納して、1アイソクロナス
サイクル毎に順次送信するものである。
【0016】アイソクロナスパケットは、図1(b)の
ように、1394パケットヘッダ、ヘッダCRC、CI
Pヘッダ、データ部、データCRCから成る。このCI
P構造として、2チャンネルのPCMオーディオデータ
の伝送に用いる場合における具体例を図2に示し、また
2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータの伝
送に用いる場合における具体例を図3に示している。
【0017】図2、図3では、横方向に32ビット(4
バイト)を示しているが、その1行分のデータ、つまり
32ビットが1カドレット(quadlet)と呼ばれ
る。CIPの先頭32ビット(1カドレット)は、13
94パケットヘッダとされている。1394パケットヘ
ッダにおいては、16ビットのデータレングス(dat
a_Length)、2ビットのタグ(tag)、6ビ
ットのチャネル(channel)、4ビットのタイム
コード(t code)、4ビットのシンク(sy)が
配される。データレングス(data_Length)
は、当該アイソクロナスパケット全体のデータ長を示し
ている。また6ビットのチャネル(channel)は
伝送チャネルを示す。
【0018】そして、1394パケットヘッダに続く1
カドレットの領域はヘッダCRCが格納される。
【0019】ヘッダCRCに続く2カドレットの領域が
CIPヘッダとなる。CIPヘッダの上位カドレットの
先頭2バイトには、それぞれ‘0’‘0’が格納され、
続く6ビットの領域はSID(送信ノード番号)を示
す。SIDに続く8ビットの領域はDBS(データブロ
ックサイズ)であり、データブロックのサイズ(パケッ
ト化の単位データ量)が示される。つまり、後述するデ
ータ部は所定数のデータブロックにより構成されるが、
その一つのデータブロックのサイズが例えばカドレット
数で示される。続いては、FN(2ビット)、QPC
(3ビット)の領域が設定されており、FNにはパケッ
ト化する際に分割した数が示され、QPCには分割する
ために追加したカドレット数が示される。SP(1ビッ
ト)にはソースパケットのヘッダのフラグが示され、D
BCにはパケットの欠落を検出するカウンタの値が格納
される。なお、図中「rsv」はリザーブ、つまり未定
義の領域を示している。
【0020】CIPヘッダの下位カドレットの先頭2バ
イトにはそれぞれ‘1’‘0’が格納される。そして、
これに続いてFMT(6ビット)、FDF(8ビッ
ト)、SYT(16ビット)の領域が設けられる。FM
Tには信号フォーマット(伝送フォーマット)が示さ
れ、ここに示される値によって、当該CIPに格納され
るデータ種類(データフォーマット)が識別可能とな
る。具体的には、MPEGストリームデータ、Audi
oストリームデータ、デジタルビデオカメラ(DV)ス
トリームデータ等の識別が可能になる。
【0021】FDFは、フォーマット依存フィールドで
あり、上記FMTにより分類されたデータフォーマット
について更に細分化した分類を示す領域とされる。オー
ディオに関するデータであれば、例えばリニアオーディ
オデータであるのか、MIDIデータであるのかといっ
た識別が可能になる。例えば1ビットデジタルオーディ
オデータであれば、先ずFMTによりAudioストリ
ームデータの範疇にあるデータであることが示され、F
DFに規定に従った特定の値が格納されることで、その
Audioストリームデータは1ビットデジタルオーデ
ィオデータであることが示される。
【0022】また、図示するようにFDFの8ビットの
うちの3ビットは、SFCとされる。SFCとして記録
される値とその定義内容を図5に示す。図2の例のよう
にPCMオーディオデータ伝送にかかる場合はSFC値
の「0」〜「7」により、PCMオーディオデータのサ
ンプリング周波数及びシンクインターバルが示される。
図5に示すように例えばSFC=「0」の場合はサンプ
リング周波数32KHz、シンクインターバルは8ブロ
ックとされる。また図3の例のように1ビットデジタル
オーディオデータ伝送にかかる場合もSFC値の「0」
〜「7」により、1ビットデジタルオーディオデータの
サンプリング周波数及びシンクインターバルが示され
る。例えばSFC=「0」の場合はサンプリング周波数
2.08MHz、シンクインターバルは16ブロックと
される。シンクインターバルとは、1394ヘッダのシ
ンク「sy」の発生インターバルであり、例えばこれが
8ブロックとは、伝送データストリームにおいてデータ
ブロックとして8ブロック毎の間隔でシンク「sy」が
現れることを示すものとなる。
【0023】図2,図3に示すようにCIPヘッダにお
いてFDFに続いて設けられる2バイトのSYTでは、
フレーム同期用のタイムスタンプが示される。
【0024】このようなCIPヘッダに続いては、FM
T,FDFによって示されるデータが、データ部として
の複数のデータブロック(図2ではブロック#0〜#
n、図3ではブロック#0〜#m)のシーケンスによっ
て格納される。FMT,FDFによりPCMオーディオ
データであることが示される場合には、このデータブロ
ックとしての領域にPCMオーディオデータが格納され
る(図2の例)。FMT,FDFにより1ビットデジタ
ルオーディオデータであることが示される場合には、こ
のデータブロックとしての領域に1ビットデジタルオー
ディオデータが格納される(図3の例)。そして、デー
タブロックに続いて最後にデータCRCが配置される。
【0025】図2では、データ部に2チャンネルのPC
Mオーディオデータが配されている例を示している。こ
れは、IEEE1394バスによるデータ伝送について
適用できるAM824と呼ばれる伝送プロトコルに基づ
いた例である。
【0026】上述のように32ビット(4バイト)を1
カドレット(Quadlet)と呼ぶと、このPCMオーディ
オデータとしての2チャンネルデータの場合、2カドレ
ット(q1、q2)で1つのブロック(データブロッ
ク)が形成され、このブロックが連続するものとなる。
【0027】各カドレットにおける先頭のバイト(バイ
ト0)は、ラベルとされている。ラベルとは、そのカド
レットに配されるデータの識別情報となる。ラベルとし
ての値及び意味を図4に示す。図示するようにラベル値
に対して各種の意味が定義されており、例えばラベル値
40h〜4Fhは、DVD(Digital Versatile Disc)
システム等で採用されているマルチビットリニアオーデ
ィオデータ(PCMオーディオデータ)に対応するもの
とされる。なお、「h」を付した数値は16進表記のも
のである。またラベル値50h〜57hは、1ビットデ
ジタルオーディオデータに対応する値、ラベル値58h
〜5Fhは、エンコードされた1ビットデジタルオーデ
ィオデータに対応する値、ラベル値80h〜83hはM
IDIデータに対応する値とされる。さらにC0h〜E
Fhはアンシラリデータ(Ancillary Data;補助デー
タ)を意味するなど、ラベル値は識別情報として機能す
るために各種定義されている。
【0028】各ラベル値についての詳細な定義の説明は
本発明と直接関係がないため説明を省略するが、図2に
示すように、PCMオーディオデータが配されるカドレ
ットは、ラベル値は「40h」とされる。そして1つの
ブロックの第1カドレットq1には、PCMオーディオ
データとしてのチャネル1のデータが配され、第2カド
レットq2にはPCMオーディオデータとしてのチャネ
ル2のデータが配される。このように各ブロックが構成
されて、PCMオーディオデータ伝送の場合のアイソク
ロナスパケットIsoにおけるデータ部が形成される。
【0029】一方、図3は2チャンネルの1ビットデジ
タルオーディオデータの伝送の場合である。この場合
も、2カドレット(q1、q2)で1つのブロック(デ
ータブロック)が形成され、このブロックが連続するも
のとなる。そして1つのブロックの第1カドレットq1
には、1ビットデジタルオーディオデータとしてのチャ
ネル1のデータが配され、第2カドレットq2には1ビ
ットデジタルオーディオデータとしてのチャネル2のデ
ータが配される。なお、この場合、各カドレットのラベ
ルの値には「50h」「51h」が用いられる。ラベル
値50h〜57hは、1ビットデジタルオーディオデー
タに対応する値であるが、「50h」は、マルチチャン
ネルのデータを配したブロックの最初のデータであるこ
とを示す。また「51h」は、マルチチャンネルのデー
タを配したブロックの2番目以降のデータであることを
示す。従って、2チャネルの場合は、第1カドレットq
1がラベル=「50h」、第2カドレットq2がラベル
=「51h」となる。
【0030】ここで、このようなIEEE1394伝送
フォーマットにおいて、従来では、例えばPCMオーデ
ィオデータと1ビットデジタルオーディオデータとを上
記アイソクロナスパケット内に混在させなかったことに
ついて述べておく。IEEE1394でのオーディオ伝
送フォーマットであるAM824ではカドレットごとに
チャンネルを割り当てるため、上記図2,図3のように
PCMオーディオデータの場合も1ビットデジタルオー
ディオデータの場合もそのように1つのカドレットに1
つのチャンネルのデータが配される。その結果、サンプ
リング周波数をあらわすSFCの値の解釈が異なるもの
となる。例えば図5のようにSFC=「1」の場合、P
CMオーディオデータでは44.1kHzサンプリング、1
ビットデジタルオーディオデータでは2.8224MHzサン
プリングであった。そのため、受信側でサンプリング周
波数を再生成するためのシンクインターバル(SYT_
INTERVAL)の値も異なっており、上記のSFC
=「1」の場合において、PCMオーディオデータでは
シンクインターバル=8、1ビットデジタルオーディオ
データではシンクインターバル=16であった。このS
FCやSYT_INTERVALはパケット全体に適用
されるため、PCMオーディオデータと1ビットデジタ
ルオーディオデータをパケット内に混在させたい場合に
は不都合となっていたものである。
【0031】2.実施の形態の伝送方式 以上のようなIEEE1394による伝送フォーマット
において実施の形態としての伝送方式の例を説明する。
この実施の形態は、IEEE1394上でのオーディオ
データ伝送において、PCMオーディオデータと1ビッ
トデジタルオーディオデータを同一のブロックにコンパ
ウンドして伝送することを可能とするものである。
【0032】ただし、このとき混在される両データフォ
ーマットのサンプリング周波数は、整数倍の関係にある
ものとする。例えばPCMオーディオデータが44.1
KHzサンプリングのデータである場合は、1ビットデ
ジタルオーディオデータは例えば44.1×64=2.
8224MHzのデータであるとする。また各ブロック
内で各データフォーマットのデータを識別できる識別情
報として、ブロック内に配される各チャネルデータに付
加されるラベル情報を用いる。
【0033】図6に、2チャンネルのPCMオーディオ
データと2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデ
ータを混在させて伝送する場合のアイソクロナスパケッ
トの構成例を説明する。図6において1394ヘッダ、
CIPヘッダの構成は、当然ながら上述したとおりとな
る。但し、FDFにおけるSFCの値の解釈は、PCM
オーディオデータの場合のものとしている。即ち上記サ
ンプリング周波数の場合はSFC=「1」となるが、シ
ンクインターバルは8ブロックと解釈される。
【0034】図6に示すように、1つのデータブロック
は8カドレット(q1〜q8)で構成される。ブロック
#0についてみると、第1カドレットq1は、ラベルが
「40h」とされる。そしてバイト1,バイト2,バイ
ト3の3バイトで、PCMオーディオデータとしてのチ
ャンネル1のデータが配される。また第2カドレットq
2でもラベル値は「40h」とされる。そしてバイト
1,バイト2,バイト3の3バイトで、PCMオーディ
オデータとしてのチャンネル1のデータが配される。
【0035】第3カドレットq3ではラベル値は「52
h」、第4カドレットq4ではラベル値は「53h」と
され 第5カドレットq5ではラベル値は「54h」と
される。この場合、ラベル値は「52h」は、ブロック
内の1ビットデジタルオーディオデータの1つのチャン
ネルデータについての先頭カドレットを示すものと規定
される。またラベル値「53h」は、同じくブロック内
の1ビットデジタルオーディオデータの1つのチャンネ
ルデータについての中間カドレットを示し、ラベル値
「54h」は最終カドレットを示すものと規定される。
そして、第3カドレットq3のバイト2,バイト3、第
4カドレットq4のバイト1,バイト2,バイト3、第
5カドレットq5のバイト1,バイト2,バイト3の計
8バイトで、1ビットデジタルオーディオデータのチャ
ンネル1のデータが配される。第3カドレットq3のバ
イト1はサブ情報とされる。
【0036】さらに、第6カドレットq6ではラベル値
は「52h」、第7カドレットq7ではラベル値は「5
3h」とされ 第8カドレットq8ではラベル値は「5
4h」とされる。そして、第6カドレットq6のバイト
2,バイト3、第7カドレットq7のバイト1,バイト
2,バイト3、第8カドレットq8のバイト1,バイト
2,バイト3の計8バイトで、1ビットデジタルオーデ
ィオデータのチャンネル2のデータが配される。第6カ
ドレットq6のバイト1はサブ情報とされる。
【0037】ブロック#1以降の各ブロックについて
も、以上のブロック#0と同様の構成となる。
【0038】つまり本例では、1つのブロック内に、2
チャンネルのPCMオーディオデータと2チャンネルの
1ビットデジタルオーディオデータが混在する。この時
1ブロック内では、PCMオーディオデータの1つのチ
ャンネルには3バイト、1ビットデジタルオーディオデ
ータの1つのチャンネルには8バイトが割り当てられる
が、これは次の理由による。PCMオーディオデータは
44.1KHzサンプリングで例えば16ビット量子化
である。1ビットデジタルオーディオデータは64×4
4.1KHzサンプリングの1ビットのデータである。
この2つのフォーマットのデータの同期伝送を考える
と、1サンプル期間のデータが同時に、つまり同一ブロ
ック内に配されなければならない。つまりPCMオーデ
ィオデータの1サンプルのデータ量に対して、1ビット
デジタルオーディオデータの64サンプルのデータ量を
1つのブロックに配することが必要となる。
【0039】1カドレットにはラベルを除いて3バイト
(24ビット)が配置できるため、PCMオーディオデ
ータとしては16ビット量子化であれば、1サンプル分
のデータ(16ビット)を1カドレット内に配置でき
る。更にいえば1カドレットは24ビットであるため、
量子化ビット数が24ビットの場合まで対応できる。一
方、このPCMオーディオデータと同期されるべき1ビ
ットデジタルオーディオデータの64サンプルのデータ
量は、1サンプル1ビットであるため64ビットとな
る。3個のカドレットを用いるとすると、ラベルを除い
て9バイト(72ビット)利用できる。従って3カドレ
ット使用すれば、64ビットのデータを配することが可
能となる。但しこの場合、72−64=8ビット(1バ
イト)余るため、これを上記のサブ情報として利用でき
るものとなる。
【0040】2つのデータフォーマットにおいてサンプ
リング周波数が整数倍の関係にある場合は、このように
1つの基準とするサンプルタイミング毎のデータ量を合
わせ込むようにする、つまりブロック内で必要数のカド
レットを使用して、データを混在させることで、同期伝
送が可能となる。また受信側では、ラベルにより各デー
タを抽出可能である。即ちラベル=40hのカドレット
は、PCMオーディオデータの1チャンネルのデータと
認識でき、一方、ラベル=52h、53h、54hの3
つのカドレットで1ビットデジタルオーディオデータの
1チャンネルのデータが形成されると認識できる。
【0041】また、上記のように1ビットデジタルオー
ディオデータの各チャンネルデータに対応するサブ情報
としての領域が得られるため、このサブ情報として、チ
ャンネルナンバや、データ有効性フラグ、テキスト、そ
の他データと同期して伝送することが好適な各種データ
をアサインすることも可能である。
【0042】もちろん上記の、44.1KHzサンプリ
ングのPCMオーディオデータと64×44.1KHz
サンプリングの1ビットデジタルオーディオデータとい
う組み合わせは一例に過ぎず、サンプリング周波数が整
数倍の関係にあれば、ブロック内に各種データフォーマ
ットのデータを混在させることが可能である。例えば4
4.1KHzサンプリングのPCMオーディオデータと
128×44.1KHzサンプリングの1ビットデジタ
ルオーディオデータという組み合わせを考えた場合は、
PCMオーディオデータの1サンプルのデータ量に対し
て、1ビットデジタルオーディオデータの128サンプ
ルのデータ量である128ビット(16バイト)を1つ
のブロックに配すればよい。つまり1ビットデジタルオ
ーディオデータとして1つのチャンネルに6カドレット
(ラベルを除いて18バイト)を使用すればよいことに
なり、さらにこの場合サブ情報として2バイト利用でき
る。
【0043】さらに、1つの基準となるデータフォーマ
ットからみてサンプリング周波数が整数倍の複数のデー
タフォーマットを混在させること、つまり3つ以上のデ
ータフォーマットのデータを混在させることも同様の手
法で可能である。
【0044】ところで、1チャンネルのデータを複数の
カドレットにアサインする場合のラベルの例は、他にも
考えられる。図7は、図6と同様のパケット構成におい
て、1ビットデジタルオーディオデータのカドレットに
付加されるラベルの値としての他の例を示している。
【0045】この場合、第3カドレットq3ではラベル
値は「52h」、第4カドレットq4ではラベル値は
「53h」とされ 第5カドレットq5もラベル値は
「53h」とされる。つまりこの例では、ラベル値は
「52h」は、ブロック内の1ビットデジタルオーディ
オデータの1つのチャンネルデータについての先頭カド
レットを示すものと規定されることは同様であるが、ラ
ベル値「53h」は、1ビットデジタルオーディオデー
タの1つのチャンネルデータについての2番目以降のカ
ドレットを示すものと規定される。ラベルがこのように
規定されたとしても、受信側ではラベル「52h」のカ
ドレットと連続するラベル「53h」のカドレットから
1ビットデジタルオーディオデータの1つのチャンネル
データを抽出できるものとなる。
【0046】3.送信装置及び受信装置 上記のようにIEEE1394伝送フォーマットにおい
てデータ送受信を行う送信装置、受信装置の実施の形態
を説明する。図8は、或る2つの機器が例えばIEEE
1394バスによる伝送路3により接続されている場合
に、送信装置1を有する機器(又は回路部)から受信装
置2を有する機器(又は回路部)にオーディオデータを
伝送するモデルとして本発明の実施の形態を示したもの
である。
【0047】オーディオデータは、上述したアイソクロ
ナスパケットにより伝送されるものとし、そのオーディ
オデータは、PCMオーディオデータと1ビットデジタ
ルオーディオデータであるとする。
【0048】図示するように送信装置1は、オーディオ
データソース11,伝送データ生成部12、送信部13
が設けられる。
【0049】オーディオデータソース11は、複数のオ
ーディオデータを出力する。ここでは例えば2チャンネ
ルのPCMオーディオデータと、2チャンネルの1ビッ
トデジタルオーディオデータを出力する部位とする。オ
ーディオデータソース11の具体的な構成は多様な例が
考えられ、例えば電子機器からのPCMオーディオデー
タとマイクロホンから集音された音声信号を1ビットデ
ジタルオーディオデータに変換したデータを、同期して
出力する装置としたり、ディスクメディアや固体メモリ
メディア等の記録媒体に対する再生装置部、ネットワー
ク通信その他の受信装置部、ハードディスクドライブ等
によるサーバ装置部、などが考えられる。どのような装
置部であれ、ここでは同期して伝送させるべきPCMオ
ーディオデータと1ビットデジタルオーディオデータを
出力できるものとされる。もちろんオーディオデータソ
ース11は必ずしも単一の装置部である必要はなく、同
期してデータ出力を行う複数の装置部であってもよい。
【0050】伝送データ生成部12は、オーディオデー
タソース11から供給される複数のデータを同一ブロッ
クに配するようにアイソクロナスパケットのエンコード
処理を行う。送信部13は伝送データ生成部12の出力
をIEEE1394バスによる伝送路3に送出する動作
を行う。
【0051】受信装置2は、受信部31,データ分離部
32、PCMデータ抽出部33、1ビットオーディオデ
ータ抽出部34を備える。
【0052】受信装置2において、受信部31は、伝送
路3から供給されるデータを受信して取り込む動作を行
う。データ分離部32は、受信されたアイソクロナスパ
ケットのデータについてパケットデコード処理を行い、
特に識別情報たるラベルに基づいて各データを分離する
処理を行う。つまりPCMオーディオデータの各チャン
ネルデータのカドレットと、1ビットデジタルオーディ
オデータの各チャンネルデータのカドレットを分離す
る。PCMデータ抽出部33は、データ分離部32から
供給されたPCMオーディオデータのカドレットから、
チャンネル1,チャンネル2の各PCMオーディオデー
タを抽出していくことで、2チャンネルのPCMオーデ
ィオデータストリームを形成し、出力する。1ビットデ
ジタルオーディオデータ抽出部34は、データ分離部3
2から供給された1ビットデジタルオーディオデータの
カドレットから、チャンネル1,チャンネル2の各1ビ
ットデジタルオーディオデータを抽出していくことで、
2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータを形
成し、出力する。またサブ情報も抽出する。
【0053】このような送信装置1と受信装置2でのデ
ータ伝送では、まずオーディオデータソース11が同期
伝送すべきデータとして例えばPCMオーディオデータ
と1ビットデジタルオーディオデータを伝送データ生成
部12に対して出力すると、伝送データ生成部12で
は、各データを取り込んで、図6又は図7で説明した構
造でアイソクロナスパケットを形成していく。つまり異
なるデータフォーマットの各2チャンネルのデータが同
一ブロック内に組み込まれていくようにする。そしてそ
のようなパケットが送信部13から受信装置31に伝送
される。
【0054】受信装置2では、受信部31で受信したパ
ケットについて、データ分離部32で処理を行い、上述
したようにブロック内の各カドレットのラベルの値に基
づいて、PCMオーディオデータと1ビットデジタルオ
ーディオデータを分離し、それぞれPCMデータ抽出部
33と1ビットデジタルオーディオデータ抽出部34に
供給して、2チャンネルのPCMオーディオデータスト
リーム、及び2チャンネルの1ビットデジタルオーディ
オデータを出力させるものとなる。
【0055】従ってこの送信装置1と受信装置2の伝送
システムによれば、異なるデータフォーマットのデータ
伝送に複数の伝送系を備えたり、さらにそれらの同期手
段を講じるなどの複雑な構成を必要とせずに、簡易な構
成で、異なるデータフォーマットのデータを同期伝送で
きる。
【0056】以上、実施の形態を説明してきたが、本発
明はさらに多様な構成例が考えられ、多様な機器に導入
できるものである。また、上記例では送信側と受信側は
有線としてのIEEE1394方式の伝送路3による伝
送システムとしたが、他の伝送規格によるものでもよ
く、また衛星通信、無線電話通信、赤外線伝送などの無
線伝送システムに本発明を適用できることはもちろんで
ある。また、伝送するデータはIEEE1394伝送フ
ォーマットのアイソクロナスパケットに限定されるもの
ではなく、他の種のデータ伝送フォーマットにも本発明
を適用できる。更に混在させて同期伝送するオーディオ
データとしては、1ビットデジタルオーディオデータと
PCMオーディオデータに限らず、多様なフォーマット
間での組み合わせが考えられる。またビデオデータの伝
送などにも応用できる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明で
は、サンプリング周波数が整数倍の関係にある第1及び
第2のデータフォーマットのデータを、一のブロック内
に配するブロック化処理を行うことで、伝送フォーマッ
ト内で混在させて同期伝送する。またサンプリング周波
数が整数倍であることにより、ブロック内に配するデー
タ量の設定により伝送周波数を共通化でき、伝送フォー
マット内での混在を問題ないものとできる。これによ
り、例えばPCMオーディオデータと1ビットデジタル
オーディオデータを混在させて同期伝送することが可能
となるという効果があり、異なるデータフォーマットの
データの同期伝送が必要な各種用途に適用できる。
【0058】また各ブロック内での各データフォーマッ
トのデータを識別できる識別情報を含むようにすること
で、受信側で、伝送されてきた各データフォーマットの
データを明確に区別し抽出でき、これも混在伝送を問題
ないものとできる。特に、識別情報はブロック内に配さ
れる各チャネルデータに付加されるラベル情報であると
することで、IEEE1394伝送フォーマットに対応
して本発明を実現でき、IEEE1394伝送フォーマ
ットを採用する機器間の伝送システムとして広く利用で
きるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394による伝送フォーマットの説
明図である。
【図2】PCMオーディオデータを配したIEEE13
94のアイソクロナスパケットの説明図である。
【図3】1ビットデジタルオーディオデータを配したI
EEE1394のアイソクロナスパケットの説明図であ
る。
【図4】データブロックのラベルの説明図である。
【図5】SFC値の説明図である。
【図6】実施の形態の伝送データ例の説明図である。
【図7】実施の形態の他の伝送データ例の説明図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態の送信装置及び受信装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 送信装置、2 受信装置、3 伝送路、11 オー
ディオデータソース、12 伝送データ生成部、13
送信部、31 受信部、32 データ分離部、33 P
CMデータ抽出部、34 1ビットデジタルオーディオ
データ抽出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータをブロック化して所定の
    伝送フォーマットで送出するデータ送出装置において、 第1のデータフォーマットのデータと、上記第1のデー
    タフォーマットとはサンプリング周波数が整数倍の関係
    にある第2のデータフォーマットのデータを、一のブロ
    ック内に配するブロック化処理をしたうえで上記伝送フ
    ォーマットに合致した送信データストリームを生成する
    とともに、当該送信データストリーム内には、各ブロッ
    ク内で上記第1のデータフォーマットのデータと上記第
    2のデータフォーマットのデータを識別できる識別情報
    が含まれているようにする伝送データ生成手段と、 上記伝送データ生成手段で生成された送信データストリ
    ームを送出する送出手段と、 を備えたことを特徴とするデータ送信装置。
  2. 【請求項2】 上記識別情報は、ブロック内に配される
    各データに付加されるラベル情報であることを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 【請求項3】 デジタルデータのブロック化を含む所定
    の伝送フォーマットで伝送されてきたデータストリーム
    を受信する受信手段と、 上記受信手段により受信されたデータストリームを構成
    するブロックデータから、当該データストリームに含ま
    れる識別情報に基づいて、第1のデータフォーマットの
    データと、上記第1のデータフォーマットとはサンプリ
    ング周波数が整数倍の関係にある第2のデータフォーマ
    ットのデータを判別し、上記第1のデータフォーマット
    のデータと上記第2のデータフォーマットのデータを抽
    出する受信データ処理手段と、 を備えたことを特徴とするデータ受信装置。
  4. 【請求項4】 上記受信データ処理手段は、上記識別情
    報として、ブロック内に配される各データに付加される
    ラベル情報に基づいて、上記第1のデータフォーマット
    のデータと上記第2のデータフォーマットのデータを判
    別することを特徴とする請求項3に記載のデータ受信装
    置。
  5. 【請求項5】 第1のデータフォーマットのデータと、
    上記第1のデータフォーマットとはサンプリング周波数
    が整数倍の関係にある第2のデータフォーマットのデー
    タを、一のブロック内に配するブロック化処理を行うと
    ともに、各ブロック内で上記第1のデータフォーマット
    のデータと上記第2のデータフォーマットのデータを識
    別できる識別情報を含むようにして、所定の伝送フォー
    マットに合致した送信データストリームを生成し、送出
    することを特徴とするデータ送信方法。
  6. 【請求項6】 受信された所定の伝送フォーマットのデ
    ータストリームを構成するブロックデータから、当該デ
    ータストリームに含まれる識別情報に基づいて、第1の
    データフォーマットのデータと、上記第1のデータフォ
    ーマットとはサンプリング周波数が整数倍の関係にある
    第2のデータフォーマットのデータを判別し、上記第1
    のデータフォーマットのデータと上記第2のデータフォ
    ーマットのデータを抽出することを特徴とするデータ受
    信方法。
  7. 【請求項7】 デジタルデータをブロック化して所定の
    伝送フォーマットで送出するデータ送信装置と、送出さ
    れてきたデジタルデータを受信するデータ受信装置から
    成る伝送システムにおいて、 上記データ送信装置は、 第1のデータフォーマットのデータと、上記第1のデー
    タフォーマットとはサンプリング周波数が整数倍の関係
    にある第2のデータフォーマットのデータを、一のブロ
    ック内に配するブロック化処理をしたうえで上記伝送フ
    ォーマットに合致した送信データストリームを生成する
    とともに、当該送信データストリーム内には、各ブロッ
    ク内で上記第1のデータフォーマットのデータと上記第
    2のデータフォーマットのデータを識別できる識別情報
    が含まれているようにする伝送データ生成手段と、 上記伝送データ生成手段で生成された送信データストリ
    ームを送出する送出手段と、 を備え、 上記データ受信装置は、 デジタルデータのブロック化を含む所定の伝送フォーマ
    ットで伝送されてきたデータストリームを受信する受信
    手段と、 上記受信手段により受信されたデータストリームを構成
    するブロックデータから、当該データストリームに含ま
    れる識別情報に基づいて、上記第1のデータフォーマッ
    トのデータと、上記第2のデータフォーマットのデータ
    を判別し、上記第1のデータフォーマットのデータと上
    記第2のデータフォーマットのデータを抽出する受信デ
    ータ処理手段と、 を備えたことを特徴とする伝送システム。
JP2001026796A 2001-02-02 2001-02-02 データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム Pending JP2002232426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026796A JP2002232426A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026796A JP2002232426A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002232426A true JP2002232426A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18891555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001026796A Pending JP2002232426A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002232426A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120122A (ja) * 2004-09-03 2006-05-11 Sony United Kingdom Ltd データ伝送
JP2008228164A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Fujitsu Ltd Ieee1394送信装置、ieee1394受信装置、ieee1394送信方法およびieee1394受信方法
CN113193922A (zh) * 2021-04-29 2021-07-30 高新兴科技集团股份有限公司 基于音频为载体的数据传输方法,数据提取方法、装置和计算设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120122A (ja) * 2004-09-03 2006-05-11 Sony United Kingdom Ltd データ伝送
JP2008228164A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Fujitsu Ltd Ieee1394送信装置、ieee1394受信装置、ieee1394送信方法およびieee1394受信方法
CN113193922A (zh) * 2021-04-29 2021-07-30 高新兴科技集团股份有限公司 基于音频为载体的数据传输方法,数据提取方法、装置和计算设备
CN113193922B (zh) * 2021-04-29 2023-01-24 高新兴科技集团股份有限公司 基于音频为载体的数据传输方法,数据提取方法、装置和计算设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100402190B1 (ko) 데이터통신방법
KR100387330B1 (ko) 오디오 송신장치 및 오디오 수신장치
US7646793B2 (en) Transmission method, transmission apparatus and transmission system
JP2003500948A (ja) 情報信号のパケット化されたストリームをタイムスタンプを持つ情報信号のストリームへ及びその逆へ変換する方法
US6282205B1 (en) Digital audio-video network system
JP3873821B2 (ja) 信号再生装置および信号再生方法
JP2001250318A (ja) オーディオ送信装置及びオーディオ受信装置
US6754226B1 (en) Communication system in audio and music data transmission
EP1296486B1 (en) Data transmission apparatus, data reception apparatus, data transmission method, data reception method, and transfer system
JP2002232426A (ja) データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム
US6807233B1 (en) Sample data transmitting method, receiving method, transmission/reception method and its transmission apparatus, reception apparatus, transmission/reception apparatus
JP2002232375A (ja) データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム
US6763037B1 (en) Transmitting apparatus and method, receiving apparatus and method
EP1487177A1 (en) Reception apparatus and reception method
JP4281144B2 (ja) 伝送方法および伝送装置
JP4151720B2 (ja) 信号再生装置および信号再生方法
JP2000278654A (ja) 音声及び/または映像信号の伝送システム、その送信装置、及びその受信装置
JP2002328683A (ja) データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム
JP2000149461A (ja) 復調装置および信号処理装置
JP2000151719A (ja) データ処理回路およびデータ伝送システム
JP2001320343A (ja) データ多重伝送方法
JP2001251369A (ja) データ伝送方法及びデータ伝送装置