JP2002328683A - データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム - Google Patents

データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム

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JP2002328683A
JP2002328683A JP2001132212A JP2001132212A JP2002328683A JP 2002328683 A JP2002328683 A JP 2002328683A JP 2001132212 A JP2001132212 A JP 2001132212A JP 2001132212 A JP2001132212 A JP 2001132212A JP 2002328683 A JP2002328683 A JP 2002328683A
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JP2001132212A
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Hajime Ichimura
元 市村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データフォーマット変化への受信側の適切な
対応を実現する。 【解決手段】 送信側では、送信データストリーム内
に、当該送信データストリーム上でのデジタルデータの
データフォーマットの変化を事前に予告する変化予告情
報(ストリームチェンジノーティファイデータ)が含む
ようにし、受信側では、受信されたデータストリームに
含まれる変化予告情報に基づいて、デジタルデータのデ
ータフォーマットの変化を認識し、デコード処理をデー
タフォーマットの変化に応じて切換制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルデータをブ
ロック化して所定の伝送フォーマットで伝送する伝送シ
ステム、及びデータの伝送にかかるデータ送信装置、デ
ータ受信装置、データ送信方法、データ受信方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばオーディオデータについていえ
ば、L、Rの2チャンネルデータとすることが主流であ
るが、近年、3チャンネル、4チャンネル、或いはそれ
以上のチャンネルのオーディオデータについても広く実
施されている。即ちデジタルオーディオデータとしての
チャンネルフォーマットは非常に多様化している。ま
た、デジタルオーディオデータとしてのデータ形式も、
サンプリング周波数、量子化ビット数なども多様なフォ
ーマットが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら多様なデータフ
ォーマットのオーディオデータが存在することに応じ
て、オーディオデータの伝送フォーマットとしても、各
種チャンネル数や各種データ形式に対応できるようにす
ることが行われている。
【0004】例えば、詳しい伝送データ構成については
後述するが、IEEE1394におけるオーディオデー
タの伝送においては、オーディオデータを含むブロック
と呼ばれる単位を連続させて伝送データストリームを形
成しており、当該ブロックにおいて各チャンネルのオー
ディオデータを配置するようにしている。そして複数の
ブロックを含むパケットのヘッダ、或いはブロック内の
付加的なデータとして、チャンネルフォーマットやデー
タ形式等の情報も含むようにし、受信装置側ではこれら
の情報やブロックのサイズなどからデータフォーマット
を確認することで、デジタルオーディオデータに対して
正しくデコード処理ができるようにしている。
【0005】ところが、例えば音楽等のコンテンツデー
タを複数、連続して伝送する場合において、しかも、各
コンテンツデータのデータフォーマット、例えばチャン
ネルフォーマットが異なっていたような場合に不都合が
生じる。
【0006】上記のように受信側ではオーディオデータ
等と同時に受信される付加的な情報やブロックサイズか
らデータフォーマットを認識し、オーディオデータのデ
コードを行うものである。このため、場合によっては楽
曲の曲頭部分のデコード処理が間に合わず、この受信側
での曲の再生(或いは記録媒体への記録)が頭切れを起
こすことがあり得る。
【0007】例えば連続して伝送し、受信側で再生させ
ようとする第1の音楽コンテンツデータと第2の音楽コ
ンテンツデータが、共に5チャンネルのオーディオデー
タであるが、一方はL(左)、R(右)、LFE(スー
パーウーハー用低域エンハンス:Low Freqency Enhance
ment)、Ls(後方左)、Rs(後方右)であり、他方
がL、R、C(センタ)、Ls、Rsとされて、チャン
ネルフォーマットが異なるものであったとする。この場
合受信側では、上記IEEE1394伝送路に送出され
る伝送フォーマットのブロックについては、共に5チャ
ンネルであるため同一サイズとなり、第2の音楽コンテ
ンツデータを受信してみないと、変化したチャンネルフ
ォーマットを特定できない。これによりデコード処理の
遅れが生ずる場合がある。
【0008】また、このような事態を回避するために
は、複数の楽曲コンテンツデータの伝送時には、伝送す
るデータストリーム上で、曲と曲の間に相当する部分に
ブランク(無音)データを挿入することが推奨されてい
る。しかしながら、特に音楽コンテンツデータの場合、
曲と曲の間に無音期間が挿入されることは必ずしも適切
ではない。例えば受信側で複数の曲をシームレスに再生
させたい場合でも、無音データの挿入により実現できな
くなる。もちろん単に無音データを挿入するのみでは変
化するデータフォーマットを特定することもできない。
【0009】また、データストリームとは別系統のコマ
ンド伝送により、送信側の機器から受信側の機器にデー
タフォーマットの変化を伝えるという方式も考えられる
が、コマンドは伝送データストリームとは同期したもの
ではないため、リアルタイム性に欠け、受信側で最適タ
イミングでデコード処理を切り換えることは難しい。特
に受信装置側での制御部において受信処理負担が大きい
場合は、コマンド対応処理を迅速に行うことができない
場合もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような状況
に鑑みて、デジタルデータをブロック化して所定の伝送
フォーマットにより伝送路で伝送する場合に、チャンネ
ルフォーマット等のデータフォーマットの変化をデータ
ストリーム上で事前に予告できるようにし、受信側で最
適なタイミングでデコード処理を切り換えることができ
るようにすることを目的とする。
【0011】このため本発明では、各種のデータフォー
マットによるデジタルデータについて、所定の伝送フォ
ーマットで送出するデータ送信装置において、デジタル
データをブロック化処理をしたうえで上記伝送フォーマ
ットに合致した送信データストリームを生成するととも
に、当該送信データストリーム内には、当該送信データ
ストリーム上での上記デジタルデータのデータフォーマ
ットの変化を事前に予告する変化予告情報が含まれてい
るようにする伝送データ生成手段と、上記伝送データ生
成手段で生成された送信データストリームを送出する送
出手段とを備えるようにする。また上記変化予告情報
は、変化するデータフォーマットの内容を示す情報を含
むようにする。また上記変化予告情報は、データフォー
マット変化タイミングを示す情報を含むようにする。
【0012】本発明のデータ受信装置は、デジタルデー
タが所定の伝送フォーマットとされて伝送されてきたデ
ータストリームを受信する受信手段と、上記受信手段に
より受信されたデータストリームから上記デジタルデー
タを抽出し、デコード処理するデコード手段と、上記受
信手段により受信されたデータストリームに含まれる変
化予告情報に基づいて、上記デジタルデータのデータフ
ォーマットの変化を認識し、上記デコード手段のデコー
ド処理をデータフォーマットの変化に応じて切換制御す
る制御手段とを備えるようにする。また上記制御手段
は、上記変化予告情報に含まれる、データフォーマット
の内容を示す情報に基づいて、上記デコード手段のデコ
ード処理内容を切換制御する。また上記制御手段は、上
記変化予告情報に含まれる、データフォーマット変化タ
イミングを示す情報に基づいて、受信されるデータスト
リーム上でのデータフォーマット変化タイミングを認識
し、当該データフォーマット変化タイミングで上記デコ
ード手段のデコード処理内容を切換制御する。
【0013】また本発明は、上記構成のデータ送信装
置、データ受信装置により伝送システムを構成する。
【0014】本発明のデータ送信方法は、各種のデータ
フォーマットによるデジタルデータについて、ブロック
化処理をしたうえで所定の伝送フォーマットに合致した
送信データストリームを生成するとともに、当該送信デ
ータストリーム内には、当該送信データストリーム上で
の上記デジタルデータのデータフォーマットの変化を事
前に予告する変化予告情報が含まれている伝送データを
生成し、送出する。
【0015】本発明のデータ受信方法は、受信された所
定の伝送フォーマットのデータストリームからデジタル
データを抽出し、デコード処理するとともに、受信され
たデータストリームに含まれる、デジタルデータのデー
タフォーマットの変化を予告する変化予告情報に基づい
て、上記デコード処理の切換制御を行う。
【0016】即ち本発明では、伝送するデータストリー
ム上で、チャンネルフォーマット等のデータフォーマッ
トの変化を予告する変化予告情報を含むようにすること
で、受信側にデータフォーマットの変化を認識させ、適
正なタイミングでデータフォーマット変化に対応したデ
コード処理内容の切換を実行させるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を次の
順に説明する。なお実施の形態ではIEEE1394の
伝送フォーマットでオーディオデータを伝送するデータ
送信装置とデータ受信装置の例を説明する。 1.IEEE1394の伝送フォーマット 2.第1の実施の形態の伝送方式 3.第2の実施の形態の伝送方式 4.第3の実施の形態の伝送方式 5.第4の実施の形態の伝送方式 6.送信装置及び受信装置
【0018】1.IEEE1394の伝送フォーマット まずIEEE1394による伝送フォーマットについて
説明する。IEEE1394方式でのデータ伝送では、
例えば図1(a)に示すように、所定の通信サイクル
(例えば125μsec)毎に時分割多重によって行わ
れる。そして、この信号の伝送は、サイクルマスタと呼
ばれる機器(IEEE1394バス上の任意の1台の機
器)が通信サイクルの開始時であることを示すサイクル
スタートパケットCSPをバス上へ送出することにより
開始される。なお、サイクルマスタは、バスを構成する
ケーブルに各機器を接続したとき等に、IEEE139
4で規定する手順により自動的に決定される。
【0019】1通信サイクル中における通信の形態は、
ビデオデータやオーディオデータなどのリアルタイム性
を必要とするデータを伝送するアイソクロナス伝送(I
so)と、制御コマンドや補助的なデータなどを確実に
伝送するアシンクロナス伝送(Asy)の2種類の伝送
が行われる。各通信サイクル中では、アイソクロナス伝
送用のアイソクロナスパケットIsoが、アシンクロナ
ス伝送用のアシンクロナスパケットAsyより先に伝送
される。アイソクロナスパケットIsoの通信が終了し
た後、次のサイクルスタートパケットCSPまでの期間
が、アシンクロナスパケットAsyの伝送に使用され
る。従って、アシンクロナスパケットAsyが伝送でき
る期間は、そのときのアイソクロナスパケットIsoの
伝送チャンネル数により変化する。また、アイソクロナ
スパケットIsoは、1通信サイクル毎に予約した帯域
(チャンネル数)が確保される伝送方式であるが、受信
側からの確認は行わない。アシンクロナスパケットAs
yで伝送する場合には、受信側からアクノリッジメント
(Ack)のデータを返送させて、伝送状態を確認しな
がら確実に伝送させる。
【0020】図1(b)に、CIP(Common Isochronos
Packet)の構造を示す。つまり、図1(a)に示したア
イソクロナスパケットIsoのデータ構造である。例え
ば、後述する1ビットデジタルオーディオデータ等の伝
送の際には、IEEE1394通信においては、アイソ
クロナス通信によりデータの送受信が行われる。つま
り、リアルタイム性が維持されるだけのデータ量をこの
アイソクロナスパケットに格納して、1アイソクロナス
サイクル毎に順次送信するものである。
【0021】アイソクロナスパケットは、図1(b)の
ように、1394パケットヘッダ、ヘッダCRC、CI
Pヘッダ、データ部、データCRCから成る。
【0022】上記CIP構造として、例えばSACD
(Super Audio CD)方式の2チャンネルの1ビットデジ
タルオーディオデータの伝送に用いる場合の具体例を図
2に示している。
【0023】なお1ビットデジタルオーディオデータと
は、通常のCD(Compact Disc)におけるオーディオデ
ータよりも高品位なデータとして開発されたものであ
る。これは、サンプリング周波数を例えばCD方式にお
ける44.1KHzの16倍という非常に高いサンプリ
ング周波数である2.8224MHzとしてΔΣ変調さ
れた1ビットデータのことであり、周波数帯域はDC成
分〜100KHzの広範囲とされ、ダイナミックレンジ
はオーディオ帯域全体で120(dB)を実現できるデ
ータ形式である。なお、本例ではこのような1ビットデ
ジタルオーディオデータをパケット化して伝送する場合
を例に挙げるが、もちろん伝送されるデータ自体の形
式、種別はどのようなものでもよい。
【0024】図2では、横方向に32ビット(4バイ
ト)を示しているが、その1行分のデータ、つまり32
ビットが1カドレット(quadlet)と呼ばれる。
CIPの先頭32ビット(1カドレット)は、1394
パケットヘッダとされている。1394パケットヘッダ
においては、16ビットのデータレングス(data_
Length)、2ビットのタグ(tag)、6ビット
のチャンネル(channel)、4ビットのタイムコ
ード(t code)、4ビットのシンク(sy)が配
される。データレングス(data_Length)
は、当該アイソクロナスパケット全体のデータ長を示し
ている。また6ビットのチャンネル(channel)
は伝送チャンネルを示すものであり、L、R等のオーデ
ィオデータのチャンネルに相当するものではない。
【0025】そして、1394パケットヘッダに続く1
カドレットの領域はヘッダCRCが格納される。
【0026】ヘッダCRCに続く2カドレットの領域が
CIPヘッダとなる。CIPヘッダの上位カドレットの
先頭2バイトには、それぞれ‘0’‘0’が格納され、
続く6ビットの領域はSID(送信ノード番号)を示
す。SIDに続く8ビットの領域はDBS(データブロ
ックサイズ)であり、データブロックのサイズ(パケッ
ト化の単位データ量)が示される。つまり、後述するデ
ータ部はn+1個のデータブロックにより構成される
が、その一つのデータブロックのサイズが例えばカドレ
ット数で示される。続いては、FN(2ビット)、QP
C(3ビット)の領域が設定されており、FNにはパケ
ット化する際に分割した数が示され、QPCには分割す
るために追加したカドレット数が示される。SP(1ビ
ット)にはソースパケットのヘッダのフラグが示され、
DBCにはパケットの欠落を検出するカウンタの値が格
納される。なお、図中「rsv」はリザーブ、つまり未
定義の領域を示している。
【0027】CIPヘッダの下位カドレットの先頭2バ
イトにはそれぞれ‘1’‘0’が格納される。そして、
これに続いてFMT(6ビット)、FDF(8ビッ
ト)、SYT(16ビット)の領域が設けられる。FM
Tには信号フォーマット(伝送フォーマット)が示さ
れ、ここに示される値によって、当該CIPに格納され
るデータ種類(データフォーマット)が識別可能とな
る。具体的には、MPEGストリームデータ、Audi
oストリームデータ、デジタルビデオカメラ(DV)ス
トリームデータ等の識別が可能になる。FDFは、フォ
ーマット依存フィールドであり、上記FMTにより分類
されたデータフォーマットについて更に細分化した分類
を示す領域とされる。オーディオに関するデータであれ
ば、例えばリニアオーディオデータであるのか、MID
Iデータであるのかといった識別が可能になる。例えば
1ビットデジタルオーディオデータであれば、先ずFM
TによりAudioストリームデータの範疇にあるデー
タであることが示され、FDFに規定に従った特定の値
が格納されることで、そのAudioストリームデータ
は1ビットデジタルオーディオデータであることが示さ
れる。SYTは、フレーム同期用のタイムスタンプが示
される。
【0028】このようなCIPヘッダに続いては、FM
T,FDFによって示されるデータが、データ部として
のn+1個のデータブロック(ブロック#0〜#n)の
シーケンスによって格納される。FMT,FDFにより
1ビットデジタルオーディオデータであることが示され
る場合には、このデータブロックとしての領域に1ビッ
トデジタルオーディオデータが格納される。そして、デ
ータブロックに続いて最後にデータCRCが配置され
る。
【0029】この図2では、データ部にSACD方式の
2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータが配
されている例を示している。これは、IEEE1394
バスによるデータ伝送について適用できるAM824と
呼ばれる伝送プロトコルに基づいた例であり、その場合
において1ビットデジタルオーディオデータとしてL、
Rの2チャンネルのオーディオデータを伝送する場合の
パケット構造例である。
【0030】上述のように32ビット(4バイト)を1
カドレット(Quadlet)と呼ぶと、この1ビットデジタ
ルオーディオデータとしての2チャンネルデータの場
合、4カドレット(q1〜q4)で1つのブロック(デ
ータブロック)が形成され、このブロックが連続するも
のとなる。なお、このため上記DBS(データブロック
サイズ)には、4カドレットと記述されることになる。
【0031】各カドレットにおける先頭のバイト(バイ
ト0)は、ラベルとされている。ラベルとは、そのカド
レットに配されるデータの識別情報となる。ラベルとし
ての値及び意味を図3に示す。図示するようにラベル値
に対して各種の意味が定義されており、例えばラベル値
40h〜4Fhは、DVD(Digital Versatile Disc)
システムで採用されているマルチビットリニアオーディ
オデータに対応するものとされる。なお、「h」を付し
た数値は16進表記のものである。またラベル値50h
〜57hは、1ビットデジタルオーディオデータに対応
する値、ラベル値58h〜5Fhは、エンコードされた
1ビットデジタルオーディオデータに対応する値、ラベ
ル値80h〜83hはMIDIデータに対応する値とさ
れる。さらにC0h〜EFhはアンシラリデータ(Anci
llary Data;補助データ)を意味するなど、ラベル値は
識別情報として機能するために各種定義されている。
【0032】各ラベル値についての詳細な定義の説明は
本発明と直接関係がないため説明を省略するが、図2に
示した値についてのみ述べると次のようになる。
【0033】図2においてブロック#0の第1カドレッ
トq1をみると、ラベル値は「D1h」とされている。
従って第1カドレットq1はアンシラリデータが記述さ
れるものと提示されていることになり、さらにこの場合
バイト1はサブラベルとされて「00h」とされてい
る。このときバイト2,バイト3が実際の補助データ内
容となるが、ここではバリディティフラグ(Validity F
lag)V、コピーコントロール情報(Track Attribut
e)、チャンネル数(Ch Bit Num)、スピーカ配置情報
(Loudspeaker Config)が記述される。
【0034】第2カドレットq2ではラベル値は「50
h」とされる。ラベル値50h〜57hは、1ビットデ
ジタルオーディオデータに対応する値であるが、「50
h」は、マルチチャンネルのデータを配したブロックの
最初のデータであることを示す。また第3カドレットq
3ではラベル値は「51h」とされる。「51h」は、
マルチチャンネルのデータを配したブロックの2番目以
降のデータであることを示す。従って、第2、第3カド
レット(q2、q3)では、チャンネル1、チャンネル
2の2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータ
が配されていることが示されるものとなる。各チャンネ
ルのデータはバイト1〜バイト3の3バイトで記述され
る。
【0035】第4カドレットq4では、ラベル値は「C
Fh」とされている。これはアンシラリデータの範疇で
あるが、「CFh」は特に無効データ(NO DATA)を示
す値として定義されている。またバイト1はサブラベル
として無効データの内容を示す値とされており、この例
では「CFh」とされている。そしてこのときバイト
2,バイト3が無効データにより充填される。
【0036】なお、このように無効データを配するカド
レットが設けられるのは、一つのデータブロックが偶数
個のカドレットで構成されるという規定を満たすためで
ある。この例の場合は有効なデータを配したカドレット
が3つであるため、無効データのカドレットを追加して
いる。従って有効なデータを配するべく用意されたカド
レットが偶数個である場合は、無効データのカドレット
を追加する必要はない。
【0037】ブロック#1の第1カドレットq1では、
ラベル値は「D1h」とされている。従って第1カドレ
ットq1はアンシラリデータが記述されるものと提示さ
れていることになり、さらにこの場合バイト1はサブラ
ベルとされて「01h」とされている。このときはバイ
ト2,バイト3の補助データ内容は、サプリメンタリデ
ータとされる。第2〜第4カドレットはブロック#0と
同様である。
【0038】このように各ブロックが構成されて、アイ
ソクロナスパケットIsoにおけるデータ部が形成され
る。
【0039】2.第1の実施の形態の伝送方式 以上のようなIEEE1394による伝送フォーマット
を用いてデータを伝送する場合において、本発明の実施
の形態となる伝送方式を以下、説明していく。なお伝送
方式としては第1〜第4の実施の形態を順次説明してい
く。また、各実施の形態では、上記CIP構造として、
例えばSACD(Super Audio CD)方式の5チャンネル
の1ビットデジタルオーディオデータの伝送に用いるブ
ロックフォーマットを用いる場合を例に挙げる。
【0040】まず図4でブロックシーケンスの概要を述
べる。例えば上記図2で示したようにデータ部を構成す
るブロック#0、#1・・・に配されるオーディオデー
タは、元々の1ビットデジタルオーディオデータとして
のトラック(楽曲単位)から見ると図4に示す関係とな
る。
【0041】図4(a)は1つの楽曲としてのデータ群
となるトラック(例えばSACDとしてのディスクに記
録されている楽曲等のプログラム)をトラック#Nとし
て示しているが、このトラック#Nは図5(b)のよう
に複数のフレームから構成される。公知のようにCD方
式の場合、1つのフレームは75Hz周期、即ち13.
3msec分のオーディオデータに相当する単位であ
る。そして図4(c)のように1フレームは1568ブ
ロック(ブロック#0〜#1567)で構成される。な
お、図4にフレームとして示すブロック#0〜#156
7の部分は、図1,図2で説明したアイソクロナスパケ
ットIso内のデータ部に相当する部分である。
【0042】図5に本例の、5チャンネルの1ビットデ
ジタルオーディオデータの伝送に用いるブロックフォー
マットを示す。図1のように構成されるアイソクロナス
パケットにおいて、1394ヘッダ、ヘッダCRC、C
IPヘッダ、及びデータCRCの構造については、この
図5の場合も、図2で説明したものと同様になるため、
重複説明を避ける。
【0043】この場合は、データ部を構成するブロック
#0〜#1567が、5チャンネルのオーディオデータ
伝送用のフォーマットとされている。即ち、6カドレッ
ト(q1〜q6)で1つのブロック(データブロック)
が形成され、このブロックが連続するものとなる。な
お、このためCIPヘッダにおけるDBS(データブロ
ックサイズ)には、6カドレットと記述されることにな
る。
【0044】図4においてブロック#0の第1カドレッ
トq1は、図2の場合と同様にラベル値は「D1h」で
あり、サブラベルは「00h」とされ、バイト2,バイ
ト3に補助データ(アンシラリデータ)が記述される。
この2バイトの補助データは、上記図2で説明したよう
に、バリディティフラグ(Validity Flag)V、コピー
コントロール情報(Track Attribute)、チャンネル数
(Ch Bit Num)、スピーカ配置情報(Loudspeaker Conf
ig)が記述されるが、さらに本実施の形態の場合は、図
2においてリザーブとされていたビット17〜19の3
ビットのうちの1ビットはストリームチェンジノーティ
ファイデータ(SCN)とされる。このストリームチェ
ンジノーティファイデータとしてのビットが「1」とな
っている場合は、それが1ビットデジタルオーディオデ
ータについてのチャンネルフォーマット等のデータフォ
ーマットの変化を予告する情報となる。
【0045】ブロック#0の第2カドレットq2ではラ
ベル値は「50h」とされる。また、第3カドレットq
3〜第6カドレットq6ではラベル値は「51h」とさ
れる。そしてこの第2カドレットq2〜第6カドレット
q6において、1ビットデジタルオーディオデータとし
ての第1チャンネル(ch1)〜第5チャンネル(ch
5)のデータが配される。この場合、例えばチャンネル
ch1はLチャンネル、チャンネルch2はRチャンネ
ル、チャンネルch3はC(センタ)チャンネル、チャ
ンネルch4はLs(後方L)チャンネル、チャンネル
ch5はRs(後方右)チャンネルとされる。
【0046】後続するブロック#1〜#1567につい
ても、同様に第2カドレットq2〜第6カドレットq6
において、1ビットデジタルオーディオデータとしての
第1チャンネル(ch1)〜第5チャンネル(ch5)
のデータが配される。但し、各ブロック#1〜#156
7において、第1カドレットは、補助データ(アンシラ
リデータ)、サプリメンタリデータ、ISRC、無効デ
ータ(NO DATA)が、それぞれ配されることになる。
【0047】図6(a)(b)に、ブロック#0〜#1
567について第1カドレットq1のみを示したブロッ
クシーケンスを示す。図6(a)は、図4(b)のよう
に連続するフレームについて一般的なブロックシーケン
スを示しており(フレーム#Xとする)、図6(b)
は、例えば図4(a)のトラック#Nを形成するうちの
最後のフレームなどの、特定のフレーム(フレーム#
Y)のブロックシーケンスを示している。
【0048】図6(a)に示すように、フレーム#Xで
は、各ブロック#0〜#1567の第1カドレットq1
において、ブロック#0にはアンシラリデータ、ブロッ
ク#1〜#(x−1)にはサプリメンタリデータ、ブロ
ック#(x)〜#(x+2)にISRCが、それぞれ配
されている。なおブロック#(x+3)〜#1567の
第1カドレットq1は、無効データ(NO DATA)となっ
ている。そして、ブロック#0のアンシラリデータにお
いては、図5に示したストリームチェンジノーティファ
イデータSCN=0とされている。つまり、特にデータ
フォーマットの変化を予告する状態とはされていない。
【0049】一方、フレーム#Yにおいても、図6
(b)のように、各ブロック#0〜#1567の第1カ
ドレットq1については、ブロック#0にはアンシラリ
データ、ブロック#1〜#(x−1)にはサプリメンタ
リデータ、ブロック#(x)〜#(x+2)にISR
C、ブロック#(x+3)〜#1567は、無効データ
(NODATA)とされている。但しブロック#0のアンシラ
リデータにおいては、図5に示したストリームチェンジ
ノーティファイデータSCN=1とされている。つま
り、データフォーマットの変化を予告する情報とされて
いる。
【0050】即ち、例えば図4(a)のトラック#Nと
トラック#(N+1)としてのオーディオデータを連続
して伝送する場合であって、トラック#Nとトラック#
(N+1)のチャンネルフォーマット等が異なるもので
あった場合、トラック#Nを構成する図4(b)のフレ
ームのうち、少なくとも1つのフレームは、図6(b)
のようにストリームチェンジノーティファイデータSC
N=1とされて、次のトラックでチャンネルフォーマッ
トが変化することを受信側に認識させるようにしてい
る。例えばSCN=1となるフレーム#Yとしては、ト
ラック#Nを構成する最後のフレームとすればよい。そ
の場合、受信側は、SCN=1となるフレームが終了し
たら、次のフレーム(つまりトラック#(N+1)の先
頭フレーム)から、チャンネルフォーマットが変化する
ことを認識できる。
【0051】もちろん、フレーム#Yはトラックの最後
のフレームでなくてもよく、最後から3番目のフレーム
とするなどと設定してもよい。その場合、受信側ではS
CN=1として予告されたフレームを含めて3フレーム
を経過後に、チャンネルフォーマットが変化すると認識
するように設定されていればよい。もちろん最後の数フ
レームをフレーム#Yとして設定するなど、複数のフレ
ームにおいてSCN=1としてもよい。
【0052】ただしこの実施の形態の場合は、変化予告
情報としてのストリームチェンジノーティファイデータ
SCNによっては、フォーマット変化の予告のみしかで
きず、どのようなフォーマットに変化するかは受信側は
認識できない。従って受信側は、フォーマット変化タイ
ミングで、最初のフレームのブロック#0において補助
データのうちのチャンネル数(Ch Bit Num)、スピーカ
配置情報(Loudspeaker Config)を確認して、デコード
処理の切換等の対応を行うことになる。
【0053】3.第2の実施の形態の伝送方式 第2の実施の形態の伝送方式を図7,図8で説明する。
図7にアイソクロナスパケットの構造を示しているが、
基本的には上記図5と同様である。但し、上記第1の実
施の形態の場合のように、ラベル「D1h」、サブラベ
ル「00」の補助データ(アンシラリデータ)において
ストリームチェンジノーティファイデータSCNとして
のビットは設けられない。この場合は、補助データ内容
の同一のアンシラリデータがサブラベルによって区別さ
れて、そのアンシラリデータ自体がストリームチェンジ
ノーティファイデータSCNとされる。
【0054】即ち図7に示すように、ブロック#0の第
1カドレットq1では、ラベル「D1h」としてアンシ
ラリデータが配されるが、サブラベルが「00h」とさ
れる場合と「40h」とがある。つまり本例では、或る
フレームにおいて、第1カドレットq1のサブラベルが
「40h」とされることで、当該カドレットがストリー
ムチェンジノーティファイデータSCNとしての意味を
持つものとされる。
【0055】図8(a)(b)には上記図6の場合と同
様にフレーム#X、#Yとしてのブロックシーケンスの
例を示している。図8(a)に示すように、通常はブロ
ック#0の第1カドレットq1は、ラベル「D1h」、
サブラベル「00h」とされてアンシラリデータが配さ
れるが、図8(b)のように特定のフレーム#Yでは、
ブロック#0の第1カドレットq1は、ラベル「D1
h」、サブラベル「40h」とされてアンシラリデータ
が配される。アンシラリデータ自体の内容は同一(但し
異なる情報内容を定義してもかまわない)であるが、こ
のラベル「D1h」、サブラベル「40h」のアンシラ
リデータによって、受信側はチャンネルフォーマットの
変化を予告されたものと認識するようにする。
【0056】例えばフレーム#Yを、トラック#Nを構
成する最後のフレームとするように規定した場合は、受
信側は、サブラベルが「40h」となるフレームが終了
したら、次のフレーム(つまりトラック#(N+1)の
先頭フレーム)から、チャンネルフォーマットが変化す
ることを認識できる。もちろん第1の実施の形態の場合
と同様に、フレーム#Yはトラックの最後のフレームで
なくてもよく、また複数のフレームをフレーム#Yに相
当するものとしてもよい。また、この実施の形態の場合
も、変化予告情報は、フォーマット変化の予告のみしか
できず、どのようなフォーマットに変化するかは受信側
は認識できないため、受信側は、フォーマット変化タイ
ミングで、最初のフレームのブロック#0において補助
データのうちのチャンネル数(Ch Bit Num)、スピーカ
配置情報(Loudspeaker Config)を確認して、対応する
ことになる。
【0057】4.第3の実施の形態の伝送方式 第3の実施の形態の伝送方式を図9,図10,図11で
説明する。図9にアイソクロナスパケットの構造を示し
ているが、基本的には上記図5と同様である。但し、上
記図5の第1の実施の形態の場合のように、ラベル「D
1h」、サブラベル「00」の補助データ(アンシラリ
データ)においてストリームチェンジノーティファイデ
ータSCNとしてのビットは設けられない。そしてこの
場合は、例えばブロック#1の第1カドレットq1にお
いて示すように、ラベル「D1h」、サブラベル「20
h」として、補助データの一種となるストリームチェン
ジノーティファイデータSCNが定義され、当該第1カ
ドレットq1のバイト2,バイト3において2バイトの
ストリームチェンジノーティファイデータSCNが記述
されるものとしている。
【0058】図10(a)(b)には上記図6、図8の
場合と同様にフレーム#X、#Yとしてのブロックシー
ケンスの例を示している。図10(a)に示すように、
フレーム#Xでは、各ブロック#0〜#1567の第1
カドレットq1において、ブロック#0にはアンシラリ
データ、ブロック#1〜#(x−1)にはサプリメンタ
リデータ、ブロック#(x)〜#(x+2)にISR
C、ブロック#(x+3)〜#1567は無効データ
(NO DATA)が、それぞれ配されている。
【0059】一方、フレーム#Yにおいては図10
(b)のように、或るブロック、例えばブロック#1に
おいては、その第1カドレットq1に、ラベル「D1
h」、サブラベル「20h」に続いて2バイトのストリ
ームチェンジノーティファイデータSCNが挿入され
る。例えばフレーム#Yを、トラック#Nを構成する最
後のフレームとするように規定した場合は、受信側は、
ラベル「D1h」、サブラベル「20h」のストリーム
チェンジノーティファイデータSCNが挿入されている
ことで、当該フレームが終了したら、次のフレーム(つ
まりトラック#(N+1)の先頭フレーム)から、チャ
ンネルフォーマットが変化することを認識できる。
【0060】もちろん第1、第2の実施の形態の場合と
同様に、フレーム#Yはトラックの最後のフレームでな
くてもよく、また複数のフレームをフレーム#Yに相当
するものとしてもよい。
【0061】さらにこの第3の実施の形態の場合は、変
化予告情報としてのストリームチェンジノーティファイ
データSCNは、フォーマット変化の予告のみではな
く、どのようなフォーマットに変化するかも予告できる
ようにしている。図11に2バイトのストリームチェン
ジノーティファイデータSCNの定義を示す。即ちこの
場合は、2バイト(16ビット)の数値により、変化さ
れる新たなチャンネルフォーマットを識別できるように
している。例えば図示するように変化する新たなチャン
ネルフォーマットとして、2バイト値が「00h」(=
0000000000000000)の場合はL、Rの
2チャンネル、2バイト値が「01h」(=00000
00000000001)の場合はL、R、C(セン
タ)の3チャンネル、2バイト値が「02h」(=00
00000000000010)の場合はL、R、S
(後方)の3チャンネル、2バイト値が「03h」(=
0000000000000011)の場合はL、R、
Ls、Rsの4チャンネル・・・・・というように定義
される。
【0062】従って受信側では、2バイトのストリーム
チェンジノーティファイデータSCNの値を判別するこ
とで、どのようなチャンネルフォーマットに変化するか
についても前もって認識できるものとなる。
【0063】5.第4の実施の形態の伝送方式 図12で第4の実施の形態の伝送方式を説明する。これ
は、例えばラベル「D1h」、サブラベル「20h」と
して2バイトのストリームチェンジノーティファイデー
タSCNが配されるカドレットが、或るフレームの或る
ブロックにおいて形成されることは上記第3の実施の形
態と同様である。
【0064】但しこの場合は、2バイトのストリームチ
ェンジノーティファイデータSCNについては、図12
ように定義される。即ち1バイトがカウントダウンナン
バとされ、1バイトが変化される新たなチャンネルフォ
ーマットを示す情報とされる。
【0065】新たなチャンネルフォーマットを示す情報
は、上記図11で示したものとほぼ同様にして、8ビッ
ト値に対して特定のチャンネルフォーマットが定義され
る。例えば図示するように1バイト値が「0h」(=0
0000000)の場合はL、Rの2チャンネル、1バ
イト値が「1h」(=00000001)の場合はL、
R、C(センタ)の3チャンネル、1バイト値が「2
h」(=00000010)の場合はL、R、S(後
方)の3チャンネル・・・・・というように定義され
る。
【0066】また1バイトのカウントダウンナンバとし
ては、チャンネルフォーマットが変化するタイミングま
でのカウントダウン値が配される。カウントダウン値と
しては例えば、あと何フレームでチャンネルフォーマッ
トが変化するか、或いはあと何ブロックで変化するか、
或いはあと何サンプルで変化するか、或いはあと何フレ
ーム何ブロック何サンプルで変化するか、等を示す値と
してのフレーム数、ブロック数、サンプル数等が記述さ
れる。
【0067】なお、このようにカウントダウン値が受信
側に伝えられるようにすることで、当該ストリームチェ
ンジノーティファイデータSCNの挿入位置について
は、特別に規定する必要はない。つまり、上記第1〜第
3の実施の形態の場合のように、例えば最後のフレーム
にストリームチェンジノーティファイデータSCNを挿
入するなどと規定しておかなくても、受信側はストリー
ムチェンジノーティファイデータSCNに含まれるカウ
ントダウン値からチャンネルフォーマットが変化するタ
イミングを認識できるものとなる。従って、送信側では
任意のブロックにストリームチェンジノーティファイデ
ータSCNを挿入できる。また、多数のブロックにスト
リームチェンジノーティファイデータSCNを挿入して
いき、カウントダウン値によって実際にカウントダウン
されていくようにすることもできる。
【0068】つまり、次に伝送しようとするトラック#
(N+1)においてチャンネルフォーマットが変化する
場合において、現在伝送しているトラック#Nの或るフ
レームの或るブロックにおいて少なくとも1回、ストリ
ームチェンジノーティファイデータSCNを挿入して、
受信側ではそのストリームチェンジノーティファイデー
タSCNに示されるカウントダウン値に基づいて受信デ
ータについてカウントダウンしていくことで、チャンネ
ルフォーマットの変化タイミングを認識するようにして
もよい。或いはまた、現在伝送しているトラック#Nの
終端のフレームにおいて終端付近の複数のブロックにス
トリームチェンジノーティファイデータSCNを挿入
し、各ストリームチェンジノーティファイデータSCN
におけるカウントダウン値でカウントダウンを行うこと
で、受信側にチャンネルフォーマットの変化タイミング
を認識させるようにしてもよい。
【0069】なお、ここまでで伝送方式として各種実施
の形態を説明してきたが、これらはいずでも変化予告情
報たるストリームチェンジノーティファイデータSCN
をブロック内の補助的なデータとして挿入している。こ
れはIEEE1394伝送フォーマットに対応して本発
明を実現でき、IEEE1394伝送フォーマットを採
用する機器間の伝送システムとして広く利用できるもの
となることを意味する。
【0070】6.送信装置及び受信装置 続いて、上記各実施の形態の伝送方式を実現するための
データ送信装置及びデータ受信装置について説明する。
図13は、或る2つの機器が例えばIEEE1394に
よる伝送路3により接続されている場合に、送信装置1
を有する機器(又は回路部)から受信装置2を有する機
器(又は回路部)にオーディオデータを伝送するモデル
において本発明の実施の形態を示したものである。なお
受信装置2としては、伝送されてきたオーディオデータ
を再生出力する再生装置や、所定の記録媒体(ディス
ク、固体メモリ、テープなど)に記録する記録装置など
が想定される。オーディオデータは、上述したアイソク
ロナスパケットにより伝送されるものとし、そのオーデ
ィオデータは、例えば1ビットデジタルオーディオデー
タであるとする。
【0071】図示するように送信装置1は、マルチチャ
ンネルデータソース11,伝送データ生成部12、送信
部13、制御部14が設けられる。
【0072】マルチチャンネルデータソース11は、1
又は複数チャンネルのオーディオデータを出力する。マ
ルチチャンネルデータソース11の具体的な構成は多様
な例が考えられ、例えばディスクメディアや固体メモリ
メディア等の記録媒体に対する再生装置部、ネットワー
ク通信その他の受信装置部、ハードディスクドライブ等
によるサーバ装置部、などが考えられる。どのような装
置部であれ、ここでは1又は複数チャンネルのオーディ
オデータを出力できるものとされる。例えば音楽データ
として、nチャンネルのオーディオデータを出力する。
【0073】伝送データ生成部12は、マルチチャンネ
ルデータソース11から供給されるnチャンネルのオー
ディオデータを、上述した構成のブロック化処理を行
い、アイソクロナスパケットを形成していく処理を行
う。送信部13は伝送データ生成部12の出力をIEE
E1394バスによる伝送路3に送出する動作を行う。
【0074】制御部14は、伝送データ生成部12のブ
ロック化処理を制御する。特に、マルチチャンネルデー
タソース11から出力されるコンテンツデータ、つまり
受信装置2側に伝送しようとするコンテンツデータにつ
いての管理情報(例えばCD方式のディスクにおけるT
OCなどの管理情報)を参照し、各コンテンツデータの
データフォーマット(チャンネルフォーマット)を確認
して、連続して送信するコンテンツデータについてフォ
ーマット変化がある場合は、それに応じてストリームチ
ェンジノーティファイデータSCNが挿入されるように
伝送データ生成部12を制御するものとなる。
【0075】受信装置2は、受信部31,伝送パケット
デコード部32、データデコード部33、制御部34を
備える。
【0076】受信装置2において、受信部31は、伝送
路3から供給されるデータを受信して取り込む動作を行
う。伝送パケットデコード部32は、受信されたアイソ
クロナスパケットのデータについてパケットデコード処
理を行い、各ブロック内に配されている各チャンネルの
オーディオデータや、補助的な情報を抽出する処理を行
う。デコード部33は、伝送パケットデコード部32で
抽出されたnチャンネルのオーディオデータについて復
号処理を行い、nチャンネルデータとして出力する。制
御部34は、伝送パケットデコード部32で抽出される
補助的なデータを取り込み、データのフォーマット、属
性等を判別する。そしてそれに応じてデータデコード部
33を制御し、データのフォーマット等に応じたデコー
ド処理やチャンネル分配を制御する。また制御部34
は、抽出されたストリームチェンジノーティファイデー
タSCNに基づいて、データフォーマットの変化タイミ
ングを認識し、そのタイミングでデータデコード部33
の処理を切換制御することになる。
【0077】なお、デコード部32は、伝送されてきた
データを所定チャンネル数の1ビットオーディオデータ
にまで復号して出力するものとしてもよいし、あるいは
更にリニアPCMデータ等の形態にまで復号して出力す
るようにすることも考えられる。
【0078】送信装置1から受信装置2への、データ伝
送は次のように行われる。マルチチャンネルデータソー
ス11が伝送すべきデータとしてnチャンネルの1ビッ
トデジタルオーディオデータを伝送データ生成部12に
対して出力すると、伝送データ生成部12では、各チャ
ンネルデータを取り込んで、図5等で説明した構造でア
イソクロナスパケットを形成していく。そしてそのよう
なパケットが送信部13から受信装置31に伝送され
る。
【0079】また制御部14は、伝送しようとする複数
のコンテンツデータについて、予めマルチチャンネルデ
ータソース11から管理情報を確認し、例えば図14の
ようなテーブルデータを作成しておく。例えば連続して
伝送するコンテンツデータをCT1,CT2・・・とす
ると、各コンテンツについて、チャンネル数、サンプリ
ング周波数、量子化ビット数、スピーカ配置情報、演奏
時間(データサイズ)等のデータフォーマットに係る情
報を記憶しておく。
【0080】そして、コンテンツデータの伝送時には、
上記のようにマルチチャンネルデータソース11から出
力された1ビットデジタルオーディオデータがブロック
化されてパケットが構成されていくが、制御部14は、
上記図14のテーブルデータからデータフォーマット変
化点を認識し、その変化点より事前のタイミングとなる
位置において、伝送データ生成部12のブロック化処理
の際にストリームチェンジノーティファイデータSCN
を挿入させる。例えば図14の例の場合、コンテンツデ
ータCT1,CT2は、チャンネルフォーマットが異な
るため、コンテンツデータCT1の終端のフレームの或
るブロック、或いは複数のブロックにおいて、上述した
実施の形態の例のように、ストリームチェンジノーティ
ファイデータSCNを挿入させる。
【0081】受信装置2では、受信部31で受信したパ
ケットについて、伝送パケットデコード部32で処理を
行い、データブロックサイズDBS及びブロック内の各
カドレットのラベルの値に基づいて、nチャンネルの各
オーディオデータを抽出する。また、ラベル値、サブラ
ベル値に基づいて各種補助的なデータやストリームチェ
ンジノーティファイデータSCNを抽出し、制御部34
に供給する。制御部34はストリームチェンジノーティ
ファイデータSCNに基づいて、フォーマット変化タイ
ミングを認識する。また上記第4の実施の形態の例の場
合は、新たなチャンネルフォーマットについても認識す
ることになる。
【0082】データデコード部33には抽出されたnチ
ャンネルの各オーディオデータに対してデコード処理を
行う。また、データデコード部33に供給されるオーデ
ィオデータのフォーマットが変化する場合は、そのフォ
ーマットに合致したデコード処理方式が制御部34によ
って指示されることで処理内容が切り換えられることに
なる。データデコード部33でデコードされたオーディ
オデータは、図示しない後段の回路部においてアナログ
信号に変換され、増幅されてスピーカシステムから出力
されたり、或いはデジタルオーディオデータとして記録
系回路に供給され、ディスク、メモリカード(固体メモ
リ)、テープ等の記録媒体に記録される。
【0083】このように、複数の音楽データ等のコンテ
ンツデータを連続して伝送する場合などにおいて、各デ
ータのチャンネル数が異なるなどにより伝送過程でデー
タフォーマットの変化が発生する場合であっても、受信
側ではその変化タイミングを伝送ストリームから認識で
きるため、最適なタイミングでフォーマットに応じた適
切なデコード処理に切り換えることができる。また、上
記第3,第4の実施の形態のストリームチェンジノーテ
ィファイデータSCNが挿入される場合は、変化するフ
ォーマット内容も受信側で予め確認できるため、デコー
ド処理の切換処理のためには、より都合のよいものとな
る。
【0084】以上、実施の形態を説明してきたが、本発
明はさらに多様な構成例が考えられ、多様な機器に導入
できるものである。また、上記例では送信側と受信側は
有線としてのIEEE1394方式の伝送路3による伝
送システムとしたが、他の伝送規格によるものでもよ
く、また衛星通信、無線電話通信、赤外線伝送などの無
線伝送システムに本発明を適用できることはもちろんで
ある。また、伝送するデータはIEEE1394伝送フ
ォーマットのアイソクロナスパケットに限定されるもの
ではなく、他の種のデータ伝送フォーマットにも本発明
を適用できる。更にオーディオデータとしては、1ビッ
トデジタルオーディオデータに限らず、マルチビットデ
ジタルオーディオデータの伝送にも当然に適用でき、ま
たビデオデータの伝送などにも応用できる。
【0085】また、データフォーマットの変化として、
チャンネルフォーマットの変化の場合を例に挙げて説明
したが、データのサンプリング周波数、量子化ビット数
などのフォーマット変化の場合にも、当然デコード処理
を切り換えなければならないため、上記ストリームチェ
ンジノーティファイデータSCNによって事前に受信側
に通知できるようにすることが好適である。さらには、
例えばオーディオデータ、ビデオデータを連続して送信
する場合に、オーディオデータからビデオデータに切り
替わることを通知することなども考えられる。
【0086】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明で
は、送信側では、送信データストリーム内に、当該送信
データストリーム上でのデジタルデータのデータフォー
マットの変化を事前に予告する変化予告情報(ストリー
ムチェンジノーティファイデータ)を含むようにし、受
信側では、受信されたデータストリームに含まれる変化
予告情報に基づいて、デジタルデータのデータフォーマ
ットの変化を認識し、デコード処理をデータフォーマッ
トの変化に応じて切換制御するようにしている。これに
より、受信側では伝送されてくるデジタルデータのデー
タフォーマットの変化に対応して適切なタイミングでデ
コード処理を切り換えることができ、受信データを正し
くデコードできる。例えばオーディオデータであれば頭
切れ等を起こさずにデコードデータを得ることができ
る。もちろんこれによって無音データの挿入等は必要な
くなるため、シームレスな音楽再生なども実現できる。
また、別系統のコマンド等ではなく、データストリーム
上で変化予告情報が得られるため、受信側でもデータフ
ォーマットの変化タイミングを正確に認識できる。
【0087】また変化予告情報に変化するデータフォー
マットの内容を示す情報を含むことで、受信側で次のデ
ータフォーマットを正確に認識でき、デコード処理の切
換を適切に実行できる。また変化予告情報に、データフ
ォーマット変化タイミングを示す情報、例えばデータ変
化タイミングまでのカウントダウン情報を含むことで、
受信側でのデータ変化タイミングの認識に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394による伝送フォーマットの説
明図である。
【図2】IEEE1394のアイソクロナスパケットの
説明図である。
【図3】データブロックのラベルの説明図である。
【図4】実施の形態のブロックシーケンスの説明図であ
る。
【図5】第1の実施の形態のアイソクロナスパケットの
説明図である。
【図6】第1の実施の形態のストリームチェンジノーテ
ィファイデータ挿入例の説明図である。
【図7】第2の実施の形態のアイソクロナスパケットの
説明図である。
【図8】第2の実施の形態のストリームチェンジノーテ
ィファイデータ挿入例の説明図である。
【図9】第3の実施の形態のアイソクロナスパケットの
説明図である。
【図10】第3の実施の形態のストリームチェンジノー
ティファイデータ挿入例の説明図である。
【図11】第3の実施の形態のストリームチェンジノー
ティファイデータの説明図である。
【図12】第4の実施の形態のストリームチェンジノー
ティファイデータの説明図である。
【図13】実施の形態の送信装置及び受信装置のブロッ
ク図である。
【図14】実施の形態のストリームチェンジノーティフ
ァイデータの生成情報の説明図である。
【符号の説明】
1 送信装置、2 受信装置、3 伝送路、11 マル
チチャンネルデータソース、12 伝送データ生成部、
13 送信部、14 制御部、31 受信部、32 伝
送パケットデコード部、33 データデコード部、34
制御部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種のデータフォーマットによるデジタ
    ルデータについて、所定の伝送フォーマットで送出する
    データ送信装置において、 デジタルデータをブロック化処理をしたうえで上記伝送
    フォーマットに合致した送信データストリームを生成す
    るとともに、当該送信データストリーム内には、当該送
    信データストリーム上での上記デジタルデータのデータ
    フォーマットの変化を事前に予告する変化予告情報が含
    まれているようにする伝送データ生成手段と、 上記伝送データ生成手段で生成された送信データストリ
    ームを送出する送出手段と、 を備えたことを特徴とするデータ送信装置。
  2. 【請求項2】 上記変化予告情報は、変化するデータフ
    ォーマットの内容を示す情報を含むことを特徴とする請
    求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 【請求項3】 上記変化予告情報は、データフォーマッ
    ト変化タイミングを示す情報を含むことを特徴とする請
    求項1に記載のデータ送信装置。
  4. 【請求項4】 デジタルデータが所定の伝送フォーマッ
    トとされて伝送されてきたデータストリームを受信する
    受信手段と、 上記受信手段により受信されたデータストリームから上
    記デジタルデータを抽出し、デコード処理するデコード
    手段と、 上記受信手段により受信されたデータストリームに含ま
    れる変化予告情報に基づいて、上記デジタルデータのデ
    ータフォーマットの変化を認識し、上記デコード手段の
    デコード処理をデータフォーマットの変化に応じて切換
    制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ受信装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記変化予告情報に含
    まれる、データフォーマットの内容を示す情報に基づい
    て、上記デコード手段のデコード処理内容を切換制御す
    ることを特徴とする請求項4に記載のデータ受信装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記変化予告情報に含
    まれる、データフォーマット変化タイミングを示す情報
    に基づいて、受信されるデータストリーム上でのデータ
    フォーマット変化タイミングを認識し、当該データフォ
    ーマット変化タイミングで上記デコード手段のデコード
    処理内容を切換制御することを特徴とする請求項4に記
    載のデータ受信装置。
  7. 【請求項7】 各種のデータフォーマットによるデジタ
    ルデータについて、ブロック化処理をしたうえで所定の
    伝送フォーマットに合致した送信データストリームを生
    成するとともに、当該送信データストリーム内には、当
    該送信データストリーム上での上記デジタルデータのデ
    ータフォーマットの変化を事前に予告する変化予告情報
    が含まれている伝送データを生成し、送出することを特
    徴とするデータ送信方法。
  8. 【請求項8】 上記変化予告情報として、変化するデー
    タフォーマットの内容を示す情報を含むようにすること
    を特徴とする請求項7に記載のデータ送信方法。
  9. 【請求項9】 上記変化予告情報として、データフォー
    マット変化タイミングを示す情報を含むようにすること
    を特徴とする請求項7に記載のデータ送信方法。
  10. 【請求項10】 受信された所定の伝送フォーマットの
    データストリームからデジタルデータを抽出し、デコー
    ド処理するとともに、 受信されたデータストリームに含まれる、デジタルデー
    タのデータフォーマットの変化を予告する変化予告情報
    に基づいて、上記デコード処理の切換制御を行うことを
    特徴とするデータ受信方法。
  11. 【請求項11】 上記変化予告情報に含まれる、データ
    フォーマットの内容を示す情報に基づいて、上記デコー
    ド処理内容を切換制御を行うことを特徴とする請求項1
    0に記載のデータ受信方法。
  12. 【請求項12】 上記変化予告情報に含まれる、データ
    フォーマット変化タイミングを示す情報に基づいて、受
    信されるデータストリーム上でのデータフォーマット変
    化タイミングを認識し、当該データフォーマット変化タ
    イミングで上記デコード処理内容を切換制御することを
    特徴とする請求項10に記載のデータ受信方法。
  13. 【請求項13】 各種のデータフォーマットによるデジ
    タルデータを所定の伝送フォーマットで送出するデータ
    送信装置と、伝送されてきたデジタルデータを受信する
    データ受信装置から成る伝送システムにおいて、上記デ
    ータ送信装置は、デジタルデータをブロック化処理をし
    たうえで上記伝送フォーマットに合致した送信データス
    トリームを生成するとともに、当該送信データストリー
    ム内には、当該送信データストリーム上での上記デジタ
    ルデータのデータフォーマットの変化を事前に予告する
    変化予告情報が含まれているようにする伝送データ生成
    手段と、上記伝送データ生成手段で生成された送信デー
    タストリームを送出する送出手段と、を備え、上記デー
    タ受信装置は、上記送信データストリームを受信する受
    信手段と、上記受信手段により受信されたデータストリ
    ームから上記デジタルデータを抽出し、デコード処理す
    るデコード手段と、上記受信手段により受信されたデー
    タストリームに含まれる上記変化予告情報に基づいて、
    上記デジタルデータのデータフォーマットの変化を認識
    し、上記デコード手段のデコード処理をデータフォーマ
    ットの変化に応じて切換制御する制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする伝送システム。
  14. 【請求項14】 上記変化予告情報は、変化するデータ
    フォーマットの内容を示す情報を含むことを特徴とする
    請求項13に記載の伝送システム。
  15. 【請求項15】 上記変化予告情報は、データフォーマ
    ット変化タイミングを示す情報を含むことを特徴とする
    請求項13に記載の伝送システム。
  16. 【請求項16】 上記制御手段は、上記変化予告情報に
    含まれる、データフォーマットの内容を示す情報に基づ
    いて、上記デコード手段のデコード処理内容を切換制御
    することを特徴とする請求項14に記載の伝送システ
    ム。
  17. 【請求項17】 上記制御手段は、上記変化予告情報に
    含まれる、データフォーマット変化タイミングを示す情
    報に基づいて、受信されるデータストリーム上でのデー
    タフォーマット変化タイミングを認識し、当該データフ
    ォーマット変化タイミングで上記デコード手段のデコー
    ド処理内容を切換制御することを特徴とする請求項15
    に記載の伝送システム。
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