JP3674407B2 - 演奏データ編集装置、方法及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、演奏データ編集装置、方法及び記録媒体に関する。この発明は、より詳細には、原演奏データからアーティキュレーション(articulation)アイコンを用いた奏法対応データに変換する演奏データ編集装置、方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、グリッサンドやトレモロ等の奏法に対応した音源装置がある。このような音源装置においては、指定された奏法に対応した高品位の楽音信号が発生されるようになっている。例えば、特開平10−214083号公報には、SMF(スタンダードMIDIファイル)等の曲データを分析して奏法を判定し、奏法コードを含んだ曲データを生成する技術が提案されている。
【0003】
このような従来技術に対し、例えば、複数チャンネル分のデータがあった場合に、必ずしも全てのチャンネル分データを奏法対応音源装置に供給するとは限らず、一部は、通常音源装置に供給することが考えられる。しかしながら、従来技術においては、全てのデータが奏法対応データに変換されていた。
【0004】
また、曲データ中には奏法とは関係の無いデータも含まれている可能性があるが、奏法対応データに変換する際に誤動作する可能性があった。さらに、元の曲データをどのように奏法対応データに変換するかについて、即ち、変換ルールについて、曲製作者はタッチすることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の主たる目的は、通常の演奏データを奏法対応演奏データに変換するに際し、簡単な操作で、通常演奏データ中の必要な部分のみを奏法対応演奏データに効率的且つ誤りなく変換することができ、また、変換ルールを容易に変更することができる演奏データ編集装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の主たる特徴に従うと、複数の特定種類のデータから対応する奏法対応データに変換するための変換ルールを複数組記憶する記憶手段と、演奏データを取得するデータ取得手段と、記憶手段に記憶された複数組の変換ルールから何れかの組の変換ルールを選択し、取得された演奏データに対して、奏法対応データに変換すべき特定種類のデータを指示するデータ種類指示手段と、選択された組の変換ルールに従って、取得された演奏データのうち、指示された特定種類のデータを奏法対応データに変換するデータ変換手段と、記憶手段に記憶されている変換ルールの内容を変更するエディット手段とを具備する演奏データ編集装置〔請求項1〕、並びに、複数の特定種類のデータから対応する奏法対応データに変換するための変換ルールを複数組記憶する記憶手段を具備するコンピュータにおいて実行される演奏データ編集方法であって、データ取得手段により演奏データを取得するステップと、データ種類指示手段により、記憶手段に記憶された複数組の変換ルールから何れかの組の変換ルールを選択し、取得された演奏データに対して、奏法対応データに変換すべき特定種類のデータを指示するステップと、データ変換手段により、選択された組の変換ルールに従って、取得された演奏データのうち、指示された特定種類のデータを奏法対応データに変換するステップと、エディット手段により、記憶手段に記憶されている変換ルールの内容を変更するステップとを備える演奏データ編集方法〔請求項2〕が提供され、また、この特徴に従って、複数の特定種類のデータから対応する奏法対応データに変換するための変換ルールを複数組記憶する記憶手段を具備するコンピュータに、記憶手段に記憶された複数組の変換ルールから何れかの組の変換ルールを選択し、入力される演奏データに対して、奏法対応データに変換すべき特定種類のデータを指示するステップと、選択された組の変換ルールに従って、入力された演奏データのうち、指示された特定種類のデータを奏法対応データに変換するステップと、記憶手段に記憶されている変換ルールの内容を変更するステップとから成る手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な演奏データ編集のための記録媒体〔請求項3〕が提供される。
【0009】
〔作用〕
この発明によれば、複数の特定種類のイベントを表わす曲データのみを奏法対応データに変換するための「曲データ→奏法対応データ」変換ルールが複数セット(組)用意され、データ種類指示手段により、複数セットの中から何れかのセット(組)を選択し、どの特定種類のイベントをどの奏法対応データに変換するか指定することができる。これにより、通常の演奏データ中における特定種類のイベントを表わす曲データのみを奏法対応データに変換可能とし、不必要なデータを誤って奏法対応演奏データに変換してしまうおそれがなく、簡単な操作で、効率よく通常の演奏データを奏法対応演奏データに変換することができる。さらに、複数セットの変換ルールの中から何れかのセットを選択することにより、「曲データ→奏法対応データ」変換ルールを容易に変えることができる。また、各変換ルールをエディットすることができるようにしているので、変換ルールを種々の条件に柔軟に対応させ、曲制作者の好みにあった変換を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0013】
〔ハードウエア構成〕
図1には、この発明の一実施例による演奏データ編集システムのハードウエア構成のブロック図が示されている。この例では、システムは、中央処理装置(CPU)1、読出専用メモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、第1及び第2の検出回路4,5、表示回路6、音源回路7、効果回路8、外部記憶装置9等を備え、これらの装置1〜9は、バス10を介して互いに接続されている。
【0014】
システム全体を制御するCPU1は、テンポクロックや割込みクロックの発生等に利用されるタイマ11を備え、所定のプログラムに従って種々の制御を行い、特に、この発明による演奏データ編集処理を中枢的に遂行する。ROM2には、この演奏データ編集システムを制御するための所定の制御プログラムが記憶されており、これらの制御プログラムには、基本的な演奏データ編集と共に、演奏データ編集に関する各種処理プログラムや、各種データ/テーブルを含ませることができる。RAM3は、これらの処理に際して必要なデータやパラメータを記憶し、また、処理中の各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられる。
【0015】
第1の検出回路4には鍵盤操作装置12が接続され、第2の検出回路5には、パネルスイッチやマウス等のスイッチ操作装置13が接続され、表示回路6にはディスプレイ14が接続され、ディスプレイ14に表示される各種画面を視認しつつ操作装置12,13を操作することができる。また、DSP等で構成される効果回路8に接続されるサウンドシステム15は、音源回路7及び効果回路8と共に楽音出力部を構成し、この演奏データ編集システムにおける処理前後の演奏データを含む各種演奏情報に基づき楽音を放音させる。
【0016】
外部記憶装置9は、ハードディスクドライブ(HDD)、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)ドライブ、フロッピィディスクドライブ(FDD)、光磁気(MO)ディスクドライブ、ディジタル多目的ディスク(DVD)ドライブ等の記憶装置から成り、各種制御プログラムや各種データを記憶することができる。従って、演奏データ編集に必要な処理プログラムや各種データは、ROM2を利用するだけでなく、外部記憶装置9からRAM3内に読み込むことができ、必要に応じて、処理結果を外部記憶装置9に記録しておくこともできる。
【0017】
この例では、バス10にMIDIインターフェイス(I/F)16が接続され、システムは他のMIDI機器17と通信することができる。ここで、専用のMIDI I/Fに限らず、RS−232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェースを用いてMIDI I/Fを構成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよい。さらに、バス10には通信インターフェイス18も接続され、通信ネットワーク19を介してサーバコンピュータ20から処理プログラムや各種データを外部記憶装置9にストアすることもできる。
【0018】
この発明による演奏データ編集システムは、典型的には、図示のように、鍵盤操作装置12や各種スイッチ操作装置13をもつ電子楽器の形態で実施することができるが、パーソナルコンピュータ(PC)に演奏データ編集のアプリケーションプログラムを組み込んだ「PC+PC上で動作するソフトウエア」の形態で実施することもできるができる。また、カラオケ装置に用いる楽曲データの作成等の機器にも適用することができ、自動演奏ピアノに適用してもよい。なお、電子楽器の形態を取った場合、その形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。さらに、音源回路7については、ハードウエアで構成する必要はなく、ソフトウエア音源で構成することもでき、さらに、音源機能を含む楽音出力部(7,8,15)の機能を、MIDIや各種ネットワーク等の通信手段を用いて接続された他のMIDI機器17に委ねることもできる。
【0019】
〔演奏データ編集機能の概略〕
さて、図2には、この発明の一実施例による演奏データ編集機能の概略を表わす概略機能ブロック図が示されている。MIDIデータ入力部DIは、リアルタイム入力やステップ入力により、演奏データをシステムに入力する。演奏データは、通常、MIDIデータであり、例えば、リアルタイムで演奏入力したり(「リアルタイムMIDIデータ」)、或いは、一旦保存していた「リアルタイムMIDIデータファイル(SMF)」や、「ステップ入力したMIDIデータを加工して(発音タイミング、音長、音量、ピッチベンドなどで)表情を付けたMIDIデータファイル(SMF)」等のSMFデータを読み込むことにより、入力することができる。
【0020】
「リアルタイムで演奏入力」するケースは、〔1〕新規に複数種類のMIDIデータをリアルタイムで演奏入力する場合、〔2〕既に入力済みのMIDIデータ(例えば、ノートデータのみ)があり、そのMIDIデータを再生しながら新規に他のMIDIデータをリアルタイムで演奏入力する場合等があり、〔2〕の場合には、複数種類の奏法アイコンに対応するMIDIデータを同時に入力(例えば、ピッチベンドとエクスプレッションを同時に入力)したり、或いは、一つの奏法アイコンに対応するMIDIデータを逐次入力(例えば、ピッチベンドのみを入力)する等の方法をとることができる。また、SMFデータを入力するケースでは、全てのデータが新規に読み込まれる。
【0021】
MIDIデータ入力部DIは、また、チャンネルフィルタリング機能、メッセージフィルタリング機能等のデータ抽出機能が与えられており、これらのデータ抽出機能は、必要に応じて適用される。チャンネルフィルタリング機能によると、入力されたMIDIデータは、MIDIチャンネルフィルタを用いて入力データのチャンネルがフィルタリング(選択)され、指定したMIDIチャンネル以外のMIDIデータが削除される。例えば、MIDIチャンネルを特定の値(例えば、「1」)に指定することにより、特定値チャンネル(チャンネル1)のデータを得ることができる。
【0022】
メッセージフィルタリング機能によると、入力されたMIDIデータ或いはチャンネルフィルタリングされたMIDIデータについて、MIDIメッセージフィルタを用いて入力データのイベントがフィルタリング(選択)され、指定したMIDIイベント以外のMIDIデータが削除される。例えば、MIDIメッセージの「ノートイベント(ノートオン、ノートオフ、ノートナンバ、ベロシティ)」、「ピッチベンド」、「モデュレーション」、「エクスプレツション」、「アフタータッチ」等の所定イベントを指定し、それ以外のMIDIメッセージは、フィルタリングしてMIDIデータ入力部DIから次段の“MIDI to アイコン”変換部ICに出力しないようにすることができる。
【0023】
次に、MIDIデータ入力部DIにより得られたMIDI演奏データは、直接、或いは、シーケンサS1で一旦記録/再生された後に、“MIDI to アイコン”変換部ICに供給される。“MIDI to アイコン”変換部ICは、入力された演奏データを奏法対応アイコンデータ(奏法アイコンイベントを表わす)に変換する基本的な変換機能(以下、この変換を「“MIDI to アイコン”変換」という。)を備えている。
【0024】
また、“MIDI to アイコン”変換部ICは、この“MIDI to アイコン”変換機能の外に、時間区間指定機能等が与えられており、この機能は必要に応じて適用される。時間区間指定機能によると、入力されたMIDIデータ或いはチャンネル乃至メッセージフィルタリングされたMIDIデータについて、ディスプレイ14に表示されたMIDIデータの所定の時間区間を操作装置13のマウス等の操作で指定することにより、変換対象とする時間区間のMIDIデータを“MIDI to アイコン”変換に供することができる。
【0025】
“MIDI to アイコン”変換には、「音符+“奏法アイコン変換はしない”」という無変換モード、「音符+“全奏法アイコンレイヤーで一括変換する”」という一括変換モード、「音符+“指定された奏法アイコンレイヤー毎に逐次変換する”」という逐次変換モード等の複数の変換モードがあり、ディスプレイ14上に表示される「変換ダイヤログウインドウ」を用いそのボタンを操作装置13で操作することによって、各モードの選択が可能になっている。なお、奏法アイコンレイヤーは、特定種類のデータから“MIDI to アイコン”変換によって変換される種々の奏法アイコンをグループ化したものであり、「逐次変換」モードにおいては、この奏法アイコンレイヤーを選択して“MIDI to アイコン”変換するためのレイヤーフィルタリング機能が用いられる。
【0026】
一括変換モードや逐次変換モードにおける個々の“MIDI to アイコン”変換では、「ピッチベンド」や「モデュレーション」等の特定種類のMIDIデータについてノイズ成分削除処理や特徴抽出処理を適用した後、奏法アイコンパラメータを算出する。
【0027】
このように、MIDIデータ入力部DIに入力された演奏データは、奏法対応データに変換すべきデータ部分が選択され、選択処理がなされた演奏データが“MIDI to アイコン”変換部ICに与えられる。変換部ICは、与えられた演奏データについて、時間区間が指示されたり、特定種類のデータが指示されると、指示されたデータ部分を抽出し、抽出されたデータ部分又は特定種類のデータのみを奏法アイコンイベントに変換し、奏法アイコンイベントを含む奏法対応イベントを出力する。この奏法対応イベントは、直接、或いは、シーケンサS2で一旦記録/再生された後、奏法対応音源部ASに供給される。シーケンサS2においては、奏法アイコンイベントに基づいて、楽譜表示上で“奏法アイコン”が表示される。
【0028】
なお、奏法対応イベントは、主として、ノートイベント、奏法アイコンイベント及び時間データで構成される。ノートイベントは、ノート情報及びノートパラメータ情報(ベロシティー、ゲートタイム等)から構成することができ、奏法アイコンイベントは、奏法アイコンID情報及び奏法アイコンパラメータから構成することができる。また、時間データは、各イベントの発生時刻を表わすためのデータである。
【0029】
奏法対応音源部ASにおいては、ノートイベントと奏法アイコンイベントから成る奏法対応イベントを受けると、奏法アイコンイベントに対応したアーティキュレーションがノートイベントに付与された楽音信号が生成される。なお、奏法対応音源部ASについては、例えば、前掲した特開平10−214083号公報を参照されたい。
【0030】
〔“MIDI to アイコン”変換の概念〕
図3は、この発明の一実施例による演奏データ編集装置において、チャンネルフィルタリング機能により曲データの一部のみを選択的に“MIDI to アイコン”変換する際の概念図を示す。この場合、曲データは複数のチャンネル(複数パート)1〜nのMID〓データからなり、例えば、操作装置13を操作して特定のMIDIチャンネルを指定することによりチャンネルセレクタSL1を制御して曲データの一部Dc1が選択される。
【0031】
“MIDI to アイコン”変換部ICは、チャンネルセレクタSL1で選択された曲データの一部Dc1のみを、選択的に“MIDI to アイコン”変換し、“MIDI to アイコン”変換したデータDc1’を奏法対応音源部ASに供給する。一方、チャンネルセレクタSL1により選択されなかった残りの曲データDc2はノーマル音源部NSに供給される。なお、この場合、図2の例のように、変換後のデータDc1’或いは変換しないデータDc2は、一旦、シーケンサに記録した後、これを再生して各音源部AS,NSに供給してもよい。
【0032】
図4は、この発明の一実施例による演奏データ編集装置において、時間区間指定機能により曲データの一部区間のみを選択的に“MIDI to アイコン”変換する際の概念図を示す。この場合、図4のように複数チャンネル1〜n分の曲データの内、選択されたチャンネルの曲データは、時間的に複数の区間1〜mに分けられる。例えば、変換されるMIDIデータをディスプレイ14に表示し、このデータの所望の時間区間を操作装置13のマウス等の操作で選択することにより、区間セレクタSL2を介して複数区間1〜mから一部の時間区間のみのデータDt1を選択する。
【0033】
“MIDI to アイコン”変換部ICは、選択された区間の曲データDt1を“MIDI to アイコン”変換し、“MIDI to アイコン”変換したデータDt1’を奏法対応音源部ASに供給する。一方、区間セレクタSL2により選択されなかった残り区間のデータDt2はノーマル音源部NSに供給される。なお、この場合も、図2の例のように、変換後のデータDt1’或いは変換しないデータDt2は、一旦、シーケンサに記録した後、これを再生して各音源部AS,NSに供給してもよい。
【0034】
図5及び図6は、この発明の一実施例による演奏データ編集装置において、レイヤーフィルタリング機能を用いて複数の特定種類のデータの一部のみを選択的に“MIDI to アイコン”変換する際の概念図を示す。この場合、MIDIデータ入力部DI(図6)より入力されたMIDIデータは、アタック、リリース、モデュレーション、…、アクセント&デュレーション等の複数の奏法アイコンレイヤー(“MIDI to アイコン”変換で得られる種々の奏法アイコンをグループ化したもの)に対応する複数の特定種類データの内、選択されたデータが、アイコンレイヤー変換部LCを介して選択的に“MIDI to アイコン”変換される。
【0035】
このアイコンレイヤー変換部LCは、アタックレイヤー変換部AC、リリースレイヤー変換部RC、モデュレーションレイヤー変換部MC、…、アクセント&デュレーションレイヤー変換部SC等から成り、各レイヤー変換部AC〜SCには、変換レイヤーフィルタLF(図5)〔或いは、場合によっては、変換レイヤーフィルタLF’(図6)〕が接続される。
【0036】
上述のように複数種類のデータの一部のみを選択的にMIDI to アイコン変換するために、図5の左上に示されるように、“MIDIデータ中のどの種類のデータをどの種類の奏法アイコンに変換するか”を規定した「MIDI−奏法アイコン」変換セットSSが、“セット1”、“セット2”、…、或いは、ユーザセットUSとして、外部記憶装置9の所定記憶領域に複数組記憶されている(図5)。図示の“セット1”の例では、第1段目は、MIDIデータ中のピッチベンドデータを「ベンドアップ」乃至「ベンドダウン」アイコンに変換することを表わし、第2段目は、「装飾アップ」乃至「装飾ダウン」アイコンについて「なし」と表示されることにより、この奏法アイコンへの変換を行わないことを表わしている。
【0037】
セットセレクタSL3は、操作装置13によるセット選択操作に応じて、これらのセットの内、何れかのセットを選択し、バッファBFに一時記憶させる。また、変換レイヤーフィルタLF(図5)は、操作装置13によるレイヤー選択操作に応じて制御され、複数の奏法アイコンレイヤー(アタックアイコンレイヤー、リリースアイコンレイヤー等)の内のどの奏法アイコンレイヤーについて“MIDI to アイコン”変換を行うかを選択する機能を有する。
【0038】
この“MIDI to アイコン”変換においては、奏法アイコンレイヤー毎に変換される奏法アイコンの種類が決まっており、例えば、アタックアイコンレイヤーでは、ベンドアップ、ベンドダウン、装飾アップ、装飾ダウンなどの奏法アイコンがある。そこで、例えば、“セット1”を選択した場合、アタックアイコンレイヤーに「“MIDI to アイコン”変換をする」と選択されていると、変換レイヤーフィルタLFは、アタックレイヤー変換部AC(図6)を能動化し、バッファBFに一時記憶されたセットの内容に基づいてMIDIデータ中のピッチベンドデータが“MIDI to アイコン”変換の対象とされ、「ベンドアップ、ベンドダウン」の奏法アイコンに変換される。そして、変換された奏法アイコンデータはアイコンイベント出力部IOに与えられる。
【0039】
このように、アイコンレイヤー変換部LCで変換されるデータ種類を「MIDI−奏法アイコン」変換セットSSの内容に応じて選択する際、図5のように、各レイヤー変換部AC〜SCの能動化手段として変換レイヤーフィルタLFを設けることができるが、これに代えて、図6に破線で示すように、各レイヤー変換部の出力制御手段として変換レイヤーフィルタLF’を設けてもよい。この場合、各レイヤー変換部AC〜SCは、バッファBFからのセット内容に応じて“MIDI to アイコン”を行うが、レイヤー選択されていないレイヤー変換部については、変換レイヤーフィルタLF’により元のMIDIデータをそのまま通過させる。
【0040】
また、この例では、エディット部EDにより、バッファBFに一時記憶されたセットの内容を修正することができ、その際、修正されたセットは、ユーザセットUSとしてストアすることが可能である。従って、ストアされたユーザセットUSは、その後、セットセレクタSL3を介してバッファBF上に読み出して、「MIDI−奏法アイコン」変換セットSSの選択候補として用いることができる。なお、ユーザセットUSを複数セットストアできるようにしてもよい。
【0041】
〔“MIDI to アイコン”変換〕
“MIDI to アイコン”変換部ICにおける“MIDI to アイコン”変換の手順を説明する。“MIDI to アイコン”変換の際には、例えば、図7に例示されるような「変換ダイヤログウインドウ」の画面がディスプレイ14上に表示される。図7の画面は、サックスの場合の「変換ダイヤログウインドウ」を示す。以下、この例に従って操作手順を説明しよう。
【0042】
「変換ダイヤログウインドウ」画面においては、モード(Convert Filter)選択エリアSA内に、「無変換」モード(Note Only )、「一括変換」モード(Note, All of Articulation Icon Layer)、「逐次変換」モード(Note, Articulation Icon Layer as follow )に対応して、○印で示されるモード選択ボックスが表示され、「逐次変換」モード選択時に選択可能な複数の奏法アイコンレイヤーに対応して、□印で示される奏法アイコンレイヤー選択ボックス(Attack, Release,…, Accent & Duration )及び出力アイコン選択ボックス(BendUp/Down, GraceUp/Down,…)が表示される。そこで、モード選択ボックスを操作装置13のマウス等の操作によりチェックして所望の変換モードを指定し、「変換」ボタンCBをマウス等で操作すると、選択されたモードに対応する変換が行われる。
【0043】
ここで、図示のように、「逐次変換」モードを選択した場合には、さらに、奏法アイコンレイヤー選択ボックス及び出力アイコン選択ボックスをチェックしてどの奏法アイコンレイヤーを変換するかを選択し、また、その奏法アイコンを設定することができる。このような選択が可能な奏法アイコンレイヤーには、例えば、次のようなものがあり、“→”印の後に、変換出力される奏法アイコンを示す:
(1)アタック奏法アイコンレイヤー→ベンドアップ/ダウン、装飾アップ/ダウン、グリッサンドアップ/ダウン、
(2)リリース奏法アイコンレイヤー→ベンドアップ/ダウン、装飾アップ/ダウン、グリッサンドアップ/ダウン、…、
(3)モデュレーション奏法アイコンレイヤー→ビブラート、トレモロ、…、
(4)ダイナミクス奏法アイコンレイヤー→クレッシェンド・ディミニュエンド、fff〜pppの強弱記号、…、
(5)アクセント&デュレーション奏法アイコンレイヤー→アクセント、テヌート、スタッカート、…、
(6)ジョイント奏法アイコンレイヤー→ノーマルスラー(レガート)、ベンドスラー、…、
(7)テンポ奏法アイコンレイヤー→リタルダンド、アテンポ、…、
等々。
【0044】
“MIDI to アイコン”変換により出力される奏法対応イベント情報は、ノートイベント、奏法アイコンイベント及び時間データ等で構成される。ノートイベントは、ノートデータ、ベロシティデータ及びゲートタイムデータから成り、奏法アイコンイベントは、奏法アイコンID及び奏法アイコンパラメータから成る。奏法アイコンIDデータによって、上記(1)〜(7)の各奏法アイコンレイヤー名に続いて“→”印の後に示される奏法アイコンが出力される。また、奏法アイコンパラメータは、イベントのあった奏法アイコンのアイコンパラメータ値であり、奏法発生時刻、奏法終了時刻等の奏法時間データや、長さ(レングス)、ブレークポイントタイム/デプス等の奏法アイコンパラメータなどがある。各イベントの発生時刻を表わす時間データは、ノートイベント及び奏法アイコンイベントを含む前イベントとの時間間隔を表わすイベント間隔タイム(デルタタイム)を用いることができ、SMFに準じて記述される。なお、奏法対応イベントには、これら以外に、ピッチベンドやモデュレーション等、“MIDI to アイコン”変換の対象にならなかった元のデータが含まれていてもよい。
【0045】
図示の「変換ダイヤログウインドウ」(サックス)の例では、(1)〜(6)のレイヤーが選択可能であり、現在、アタック及びリリース奏法アイコンレイヤーのレイヤー選択ボックス及びベンドアップ/ダウンの出力アイコン選択ボックスをチエックした状態であることが示されている。そして、「変換」ボタンCBを操作すると、対応する“MIDI to アイコン”変換がなされ、ノートイベントと共に、対応するイベントを表わす奏法アイコンイベントが出力される。
【0046】
なお、“MIDI to アイコン”変換においては、「変換ダイヤログウインドウ」画面を用いて、出力(OutPut)設定エリアOAを利用して変換された奏法アイコンの出力先を設定することができる。すなわち、出力設定エリアOA内に設けられたトラック番号(Track No. )指定欄にトラック番号を入力することにより、どのトラックに奏法アイコンイベントを出力するかを指定することができ、パート名(Part Name )指定欄にパート名を入力することにより、出力先パート名を指定することもできる。
【0047】
また、「変換ダイヤログウインドウ」画面には、モニタ(Monitor )指定エリアMAが設けられ、変換前のMIDIデータ及び変換後の奏法対応データを試聴することができる。つまり、モニタ指定エリアMA内に設けられた「試聴」ボタンLBを操作すると、同エリア内の変換前(Input Track )又は変換後(Output Track)の指定に応じて、変換前のMIDIデータ或いは変換後の奏法対応データに基づく楽音を、システムの楽音出力部(7,8,15)を介して放音することができる。
【0048】
〔「MIDI−奏法アイコン」変換セット〕
「MIDI−奏法アイコン」変換セットSSは、“変換するMIDIデータと変換される奏法アイコンの入出力関係”を設定したものであり、ROM2又は外部記憶装置9の所定記憶領域には、指定されている楽器に対応して設定された複数の「MIDI−奏法アイコン」変換セットが予め用意されてる。“MIDI to アイコン”変換に当っては、操作装置13のセット選択操作により、楽器に対応した「MIDI奏法アイコン」変換セットをディスプレイ14の「変換ダイヤログウインドウ」画面上に選択的に読み出すことができ、また、その編集を行うことができる。このために、「変換ダイヤログウインドウ」画面には、図7に示されるように、「MIDI−奏法アイコン」変換セットネーム欄CS及び複数の曲データネーム欄CMを備える入出力(From MIDI to AI )選択エリアEAが設けられている。
【0049】
設定楽器に対応した「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)は、この変換セットネーム欄CSを用いて選択することができ、選択されたセットにより設定されている入出力関係の内容は、各曲データネーム欄CMに反映され、選択された「MIDI−奏法アイコン」変換セットの具体的な内容を視認することができる。
【0050】
例えば、ROM2又は外部記憶装置9の所定記憶領域には、楽器「サックス」について、次の〔1〕〜〔3〕のような複数の「MIDI−奏法アイコン」変換セットが予め用意されており、図7の例では、入出力選択エリアEAに〔1〕の“「MIDI−奏法アイコン」セット1(サックス)”が表示されている:
〔1〕「MIDI−奏法アイコン」セット1(サックス)
(a)ベンドアップ、ベンドダウン←ピッチベンド、
(b)装飾アップ、ダウン←なし(「なし」はその奏法アイコンへの変換をしないことを意味する。以下、同様。)、
(c)ビブラート←モデュレーション、
(d)クレッシェンド、ディミニュエンド←エクスプレッション、
(e)スラー←ノート、
(f)スタッカート、テヌート←なし。
〔2〕「MIDI−奏法アイコン」セット2(サックス)
(a)ベンドアップ、ベンドタウン←ピッチベンド、
(b)装飾アップ、装飾ダウン←ノート、
(c)ビブラート←モデュレーション、
(d)クレッシェンド、ディミニュエンド←アフタータッチ、
(e)スラー←ノート、
(f)スタッカート、テヌート←ノート。
〔3〕「MIDI−奏法アイコン」セット3(サックス)
(a)ベンドアップ、ベンドダウン←なし、
(b)装飾アップ、装飾ダウン←なし、
(c)ビブラート←ピッチベンド、
(d)クレッシェンド、ディミニュエンド←ベロシティ、
(e)スラー←ノート、
(f)スタッカート、テヌート←なし。
【0051】
この発明の一実施例においては、「変換ダイヤログウインドウ」画面の入出力選択エリアEAに選択的に読み出された「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)に対して、入出力関係等の修正を含む編集の外、保存、消去等、種々のエディット作業を行うことができる。例えば、「MIDI−奏法アイコン」変換セットネーム欄CSに表示されたセット名や各曲データネーム欄CMに表示されたデータ名を修正することができる。
【0052】
この場合、各奏法アイコンに変換可能なMIDIデータは、楽器毎に異なり、かつ、指定された奏法アイコンに対して予め設定された範囲から選択可能としているので、指定された奏法の範囲で、曲制作者毎の好みのバリエーションでの変換が可能になる。サックスの場合に各曲データネーム欄CMで選択可能なMIDIデータは、変換される奏法アイコン別に挙げると、次のようなものである:
(a)ベンドアップ、ベンドタウン←ピッチベンド、
(b)装飾アップ、装飾ダウン←ノート、ピッチベンド、
(c)ビブラート←モデュレーション、アフタータッチ、ピッチベンド
(d)クレッシェンド、ディミニュエンド←べロシティー、エクスプレッション、アフタータッチ、
(e)スラー←ノート、
(f)スタッカーティッシモ、スタッカート、メゾスタッカート、テヌート←ノート。
【0053】
また、通常保存の場合は、通常、「保存(Save)」ボタンSBを操作し、選択及び編集した「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)を、現セット名で更新保存する。新規保存の場合には、「新規保存(Save As )」ボタンABを操作することにより、選択及び編集した「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)を新規セット名でユーザセットUSとして追加的に保存することができる。この新規保存操作としては、例えば、「新規保存」ボタンABを押すと、ファイルダイアログが開き、ファイル名を入力し、ファイルダイアログ内の保存ボタンを押すと、新たなファイル名がセット名とされた編集後「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)を保存するという手法を採ることができる。このようにして保存されたセットは、その後のセット選択操作の際、「MIDI−奏法アイコン」変換セットSSにおける新たに選択可能な変換セット候補となり、入出力選択エリアEAに読み出すことができる。
【0054】
また、消去操作については、「消去(Delete)」ボタンDBを操作することにより、選択していた「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)のデータが記憶領域から消去され、以後のセット選択操作の際には、入出力選択エリアEAに読み出されない。
【0055】
この発明の一実施例では、このように、予め複数の「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)が記憶されているので、選択操作が容易となる効果を奏する。また、これらの「MIDI−奏法アイコン」変換セット(SS)は、任意に選択可能、編集も可能で、編集結果はユーザセットUSとして保存可能としているので、奏法アイコンに変換するために必要なMIDIデータの種類を、曲制作者が任意に選択することができる。
【0056】
〔ビブラートアイコンへの変換例〕
図8は、この発明の一実施例による“MIDI to アイコン”変換の処理フローの一例を示す。この処理フローは、この発明の一実施例による演奏データ編集処理システムにおいて、特定種類のMIDIデータを「モデュレーション」イベントとし、この「モデュレーション」イベントを「ビブラート」アイコンイベントに“MIDI to アイコン”変換する場合の処理の流れを表わしたものである。
【0057】
この変換処理では、入力される「モデュレーション」イベントは、発生時刻、データ値等で記述され、変換出力される「ビブラート」アイコンイベントは、ビブラートアイコン発生時刻、ビブラートアイコンパラメータ等で記述される。このアイコンパラメータには、「長さ(レングス)」、「スタートタイム」、「スタートデプス」、「第1ブレークポイントタイム」、「第1ブレークポイントデプス」、「第2ブレークポイントタイム」、「第2ブレークポイントデプス」、…、「第nブレークポイントタイム」、「第nブレークポイントデプス」、「エンドデプス」等がある。
【0058】
なお、MIDIデータの「モデュレーション」イベントに基づいて楽音にビブラートをかける場合、通常、音源部(7)において「モデュレーション」イベントがビブラートデプス(ピッチ変動の深さ)、ビブラートスピード(ピッチ変動の速さ)等の各パラメータへと変換され、これらのパラメータに基づいて楽音に対してビブラートが付与される。この実施の形態では、“MIDI to アイコン”変換の際に、「モデュレーション」イベントに基づいて、ビブラートアイコンパラメータとしてビブラートデプスやビブラートスピード等のパラメータを生成するようにしている。なお、「モデュレーション」イベントに基づいて全てのパラメータを生成せず、一部のパラメータは固定(設定可能な一定値)としてもよい。以下の例では、ビブラートスピードを固定とし、「モデュレーション」イベントに基づいてビブラートデプスを生成するようにしている。また、「モデュレーション」イベントからビブラートデプスを生成する際の特性(例えば、「モデュレーション」イベントの最大値“127”がビブラートデプス値ではいくつに相当するか、等)を予め設定しておく。
【0059】
この処理フローの第1ステップS1では、演奏データを入力する。既に説明したように、演奏データ入力には種々の方法を採用することができるが、この処理フロー例では、上述のように、SMFデータ(以下、単に「MIDIデータ」という。)を新規に読み込むものとする。次のステップS2では、MIDIチャンネルフィルタを用いて、入力されたMIDIデータから指定したMIDIチャンネル以外のMIDIデータを削除し、指定されたMIDIチャンネルのみのMIDIデータを選択する。さらに、次のステップS3においては、MIDIメッセージフィルタを用いて、指定したMIDIイベント以外のMIDIデータを削除し、指定されたMIDIイベントのみのMIDIデータを選択する。この処理フローにおいては、MIDIメッセージの少なくとも「モデュレーション」イベントが選択(フィルタリング)される。これにより、読み込まれた全てのモデュレーションデータのデータ発生時刻、データ値及びデータの属性(データ/ノイズ)を取得する。
【0060】
第4ステップS4では、両ステップS2,S3を経て選択された所定のMIDIデータ(発生時刻、データ値等)をRAM3の所定メモリ領域に記憶し、次のステップS5では、MIDIデータのノイズと思われるデータを削除し、アイコン変換の対象から外す。そして、ステップS6において、任意の所定データ値以上のMIDIデータが任意の所定時間以上継続している区間を検出し、それ毎に、開始時刻、終了時刻、ピーク値等の特徴を抽出し、ステップS7で、検出された区間毎のMIDIデータに相当するアイコンパラータ(例えば、ビブラートデプス)を算出した後、ステップS8において、算出されたアイコンパラメータを出力する。
【0061】
図9〜図11は、ステップS5においてMIDIデータからノイズ成分を削除する処理を説明するための図である。ステップS1で入力されたMIDIデータからステップS2,S3を介して得られたモデュレーションデータは、図9(1)では、斜線付きの□印で示すデータ列で表現されている。図9(1)の例では、モデュレーションデータは、データ値が山状を呈する4つのデータブロックDao,Dbo,Dco,Ddoから成っている。このモデュレーションデータに対して、先ず、所定データ値のデータ閾値Vtを設定し、このデータ閾値Vt以下のデータは、ノイズとみなして削除(データブロックDcoは消滅)し、変換対象から外す。従って、このレベル判定処理によって、図9(2)に斜線付きの□印で示すように、データ閾値Vtを超えるモデュレーションデータ列Da,Db,Ddのみが「ビブラート」アイコンへの変換対象とされる。
【0062】
次に、データ閾値Vtを超えるモデュレーションデータに対して、所定時間長の時間閾値Ttを設定し、この時間閾値Tt以上でない連続するデータ列は、ノイズとみなして削除し、変換対象から外す。例えば、図10(1)に示すように、データ閾値Vtを超えるデータが連続するデータ列Da,Db,Ddについて、その継続時間Ta,Tb,Tdが時間閾値Tt以上であるかどうかを調べる。この時間判定処理によって、データ列Daは削除され、図10(2)に斜線付きの□印で示すように、時間閾値Tt以上のモデュレーションデータ列Db,Ddのみが、「ビブラート」アイコンへの変換対象に絞られる。
【0063】
このようにして、ノイズ除去され時間的に連続した有限値をもつモデュレーションデータ列は、全て切り出され、一旦、所定のメモリ領域に記憶される。すなわち、図11に示すように、モデュレーションデータ列Db,Ddは、データ列毎に、モデュレーション記憶ブロックBn,Bn+1として記憶される。
【0064】
図12は、ステップS6において所定データ値以上で所定時間以上継続している区間毎に、開始時刻、終了時刻等の特徴を抽出する特徴抽出処理を説明するための図である。この特徴抽出処理では、ステップS5の処理を経て記憶された各モデュレーション記憶ブロック(Bn)から、ノイズ除去されたモデュレーションデータ列(D)を全て取り出し、それら各々の特徴を抽出し、これを再記憶してデータ更新を行う。例えば、図12に示すように、各データ列Dの両端点部Pa,Pbから外挿を行い、データ値Vのゼロラインとの2つの交点を夫々モデュレーションスタートタイムTs及びモデュレーションエンドタイムTeとする。そして、各モデュレーション記憶ブロック(Bn)の内容を、斜線付きの□印で示すモデュレーションデータ列Dに、白抜きの□印で示される両タイムTs,Teを加えた始終端付加モデュレーションデータ列De(図13)に更新する。
【0065】
図12(1)に示す算出例では、モデュレーションデータ列Dの開始データ点である始端部Paと次のデータ点Pa+1との間の変化分に応じて、始端部Paから単純に外挿することにより、スタートタイムtsを算出し、同様に、データ列Dの終端直前のデータ点Pb−1と終端部Pbとの間の変化分に応じて、終端部Pbから単純に外挿することにより、エンドタイムtsを算出する。
【0066】
また、図12(2)に示す算出例では、モデュレーションデータ列Dの始端部Paのデータ値Vsからその2倍のデータ値2Vsを算出し、モデュレーションデータ列D上の始端部近傍に、データ値2Vsをもつダミー点Pdsを生成し、始端部Paとダミー点Pdsとの間の時間Tdsを求め、始端部Psの時刻taから時間Tdだけ前の時刻tsをスタートタイムとする。同様に、終端部Pbのデータ値Veの2倍値2Veをもつダミー点Pdeと終端部Pbとの間の時間Tdeを算出し、モデュレーションデータ列D上において終端部近傍のデータ値2Veをもつダミー点Pdeと終端部Pbとの間の時間Tdeを求めると、終端部Pbの時刻tbから時間Tdeだけ後の時刻teがエンドトタイムとなる。
【0067】
図13は、ステップS7において区間毎のMIDIデータに相当する「ビブラート」アイコンパラータを算出するアイコンパラメータ算出処理を説明するための図である。このパラメータ算出処理においては、まず、図13に斜線付き□印で示すように、ステップS6の特徴抽出処理で得られた始終端付加モデュレーションデータ列Deにおいて、モデュレーションスタート/エンドタイムTs,Teの時間間隔Lをアイコンパラメータの長さ(レングス)とする。
【0068】
次に、スタート及びエンドタイムts,te間を均等にn分割し、その分割点の時刻をブレークポイント取得タイムとする。図13の例では、両タイムts,te間の長さ(レングス)Lを時間Δtで均等に4分割(n=4)した時刻t1,t2,t3を、それぞれ、第1、第2及び第3ブレークポイントタイムとする。そして、各ブレークポイント取得タイム(t1〜t3)におけるデータ値は、MIDIデータ値を線形補間して算出する。図13の例では、第1、第2及び第3ブレークポイントタイムt1,t2,t3に対応する第1、第2及び第3ブレークポイントデータ値は、それぞれ、モデュレーションデータ列Deのデータ値を線形補間して得たデータ値V1,V2,V3となる。そして、前述した特性に従って各ブレークポイントデータ値V1,V2,V3からブレークポイントデプスを算出しアイコンパラメータとする。
【0069】
以上、この発明の一実施例について説明したが、この発明において、曲データを奏法対応データに変換する変換アルゴリズムや、奏法対応データのフォーマットなどについては、例示したものに限らない。
【0070】
演奏データのフォーマットについては、演奏イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表した「イベント+相対時間」、演奏イベントの発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表わした「イベント+絶対時間」、音符の音高と特長あるいは休符と休符長で演奏データを表わした「音高(休符)+符長」、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域に演奏イベントを記憶した「ベタ方式」等、どのような形式でもよい。
【0071】
複数チャンネル分の自動演奏データの記憶方法としては、複数のチャンネルのデータが混在記憶された形式でもよいし、各チャンネルのデータがトラック毎に分かれて記憶されている形式でもよい。
【0072】
メモリ上において、時系列の演奏データが連続する領域に記憶されていてもよいし、飛び飛びの領域に散在して記憶されているデータを、連続するデータとして別途管理するようにしてもよい。すなわち、時系列的に連続するデータとして管理することができればよく、メモリ上で連続して記憶されているか否かは問題ではない。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によると、複数の特定種類の曲データから対応する奏法対応データに変換するための「曲データ→奏法対応データ」変換ルールを複数組記憶手段に記憶しておき、データ種類指示手段により、複数組の変換ルールから何れかの組を選択し、取得された演奏データに対して奏法対応データに変換すべき特定種類の曲データを指示し、取得された演奏データのうち、指示された曲データを奏法対応データに変換するようにしており、さらに、記憶手段に記憶されている変換ルールの内容を変更するエディット手段を設けている。このように、通常の演奏データ中における特定の種類イベントを表わす曲データのみを、奏法対応データに変換可能としたので、不必要なデータを誤って奏法対応演奏データに変換してしまうというおそれがない。また、演奏データ中のどの種類イベントをどの奏法対応データに変換するかは、データ種類指示手段により指定するようにしているので、簡単な操作で、効率よく通常の演奏データを奏法対応演奏データへと変換することができる。さらに、複数組の変換ルールの中から何れかの組(セット)を選択することにより変換ルールを容易に変えることができ、エディット手段によって、変換ルールを種々の条件に柔軟に対応させ、曲制作者の好みにあった変換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による演奏データ編集システムのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例による演奏データ編集システムの概略的な機能ブロック図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例による演奏データ編集システムにおいて曲データの一部のみを“MIDI to アイコン”変換する際の概念図である。
【図4】図4は、この発明の一実施例による演奏データ編集システムにおいて曲データの一部区間のみを“MIDI to アイコン”変換する際の概念図である。
【図5】図5は、この発明の一実施例による演奏データ編集システムにおいて複数種類のデータの一部を“MIDI to アイコン”変換する際の概念図の一部である。
【図6】図6は、この発明の一実施例による演奏データ編集システムにおいて複数種類のデータの一部を“MIDI to アイコン”変換する際の概念図の他部である。
【図7】図7は、この発明の一実施例による演奏データ編集システムにおける変換ダイアログウインドウの一例を示す図である。
【図8】図8は、この発明の一実施例による処理フローの一例を示す図である。
【図9】図9は、この発明の一実施例による処理フロー例におけるノイズ成分の削除を説明するための図の一部である。
【図10】図10は、この発明の一実施例による処理フロー例におけるノイズ成分の削除を説明するための図の他部である。
【図11】図11は、この発明の一実施例による処理フロー例における各データブロックの記憶を説明するための図の他部である。
【図12】図12は、この発明の一実施例による処理フロー例におけるスタートタイム及びエンドタイムの算出を説明するための図である。
【図13】図13は、この発明の一実施例による処理フロー例におけるアイコンパラメータの算出を説明するための図である。
【符号の説明】
Dc1,Dt1 “MIDI to アイコン”変換する演奏データ、
Dc1’,Dt1’ “MIDI to アイコン”変換される演奏データ、
Dc2,Dt2 “MIDI to アイコン”変換しない演奏データ、
SS 「MIDI−奏法アイコン」変換セット、
LC アイコンレイヤー変換部、
SA モード選択エリア、
OA 出力設定エリア、
MA 「試聴」ボタンLBを備えるモニタ指定エリア、
CB 「変換」ボタン、
EA 入出力選択エリア、
CS 「MIDI−奏法アイコン」変換セットネーム欄、
CM 曲データネーム欄、
SB,AB,DB 「保存」、「新規保存」及び「削除」ボタン、
Da0〜Dd0 データブロック(処理前)、
Da,Db,Dd モデュレーションデータ列(処理中)、
Vt,Tt データ閾値及び時間閾値、
Ta,Tb,Td 継続時間、
Bn,Bn+1 モデュレーション記憶ブロック、
D,De ノイズ除去処理後及び更新後のモデュレーションデータ列
Pa,Pa+1 データ列Dの始端部及びその直後のデータ点、
Pb,Pb−1 データ列Dの終端部及びその直前のデータ点、
Pds,Pde ダミー点、
t1,t2,t3 第1、第2及び第3ブレークポイントタイム、
V1,V2,V3 第1、第2及び第3ブレークポイントデータ値。

Claims (3)

  1. 複数の特定種類のデータから対応する奏法対応データに変換するための変換ルールを複数組記憶する記憶手段と、
    演奏データを取得するデータ取得手段と、
    上記記憶手段に記憶された複数組の変換ルールから何れかの組の変換ルールを選択し、取得された演奏データに対して、奏法対応データに変換すべき特定種類のデータを指示するデータ種類指示手段と、
    選択された組の変換ルールに従って、取得された演奏データのうち、指示された特定種類のデータを奏法対応データに変換するデータ変換手段と、
    上記記憶手段に記憶されている変換ルールの内容を変更するエディット手段と
    を具備することを特徴とする演奏データ編集装置。
  2. 複数の特定種類のデータから対応する奏法対応データに変換するための変換ルールを複数組記憶する記憶手段を具備するコンピュータにおいて実行される演奏データ編集方法であって、
    データ取得手段により演奏データを取得するステップと、
    データ種類指示手段により、上記記憶手段に記憶された複数組の変換ルールから何れかの組の変換ルールを選択し、取得された演奏データに対して、奏法対応データに変換すべき特定種類のデータを指示するステップと、
    データ変換手段により、選択された組の変換ルールに従って、取得された演奏データのうち、指示された特定種類のデータを、奏法対応データに変換するステップと、
    エディット手段により、上記記憶手段に記憶されている変換ルールの内容を変更するステップと
    を備えることを特徴とする演奏データ編集方法。
  3. 複数の特定種類のデータから対応する奏法対応データに変換するための変換ルールを複数組記憶する記憶手段を具備するコンピュータに、
    上記記憶手段に記憶された複数組の変換ルールから何れかの組の変換ルールを選択し、入力される演奏データに対して、奏法対応データに変換すべき特定種類のデータを指示するステップと、
    選択された組の変換ルールに従って、入力された演奏データのうち、指示された特定種類のデータを奏法対応データに変換するステップと、
    上記記憶手段に記憶されている変換ルールの内容を変更するステップと
    から成る手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な演奏データ編集のための記録媒体。
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