JP2000099018A - 演奏データ編集装置と記録媒体 - Google Patents

演奏データ編集装置と記録媒体

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JP2000099018A JP10287265A JP28726598A JP2000099018A JP 2000099018 A JP2000099018 A JP 2000099018A JP 10287265 A JP10287265 A JP 10287265A JP 28726598 A JP28726598 A JP 28726598A JP 2000099018 A JP2000099018 A JP 2000099018A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギター等の弦楽器の各弦に対応する演奏デー
タの入力や編集を容易にする。 【解決手段】 ギターの6弦分のタブ譜データを6つの
記憶トラックにそれぞれ記憶させ、該タブ譜データに基
づいて画面40bにタブ譜Qを表示させる。タブ譜Q
は、6弦に対応する横線L1〜L6に関して、0,3,2
・・・等のフレット番号により押弦位置を指示する。カ
ーソルキー、マウス等の操作手段により所望の1又は複
数のフレット番号を選択して横線L1から横線L2に移動
させると、L1対応の記憶トラックの演奏データ中で選
択に係るフレット番号に対応するノートデータが削除さ
れると共にL2対応の記憶トラックの演奏データ中に選
択に係るフレット番号に対応する音高修正済みのノート
データが挿入される。カーソル位置では、テンキーによ
りフレット番号の修正が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ギター等の弦楽
器の演奏練習に用いるに好適な演奏データ編集装置及び
記録媒体に関し、特に画面に表示されたタブ譜(「Ta
blature」と呼ばれる楽譜)にて所望の1又は複
数のフレット番号を選択して移動することで該フレット
番号に対応するノート(音符)データに関して音高等を
変更可能とすることによりデータの入力や編集を容易に
したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ギターパート等の演奏データを記
録・再生可能な自動演奏装置としては、各弦毎に微妙に
音色を変える等の目的で複数弦にそれぞれ対応する複数
系列の演奏データを別々の記録トラックに記録するもの
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した自動演奏装置
によると、1つの記録トラック毎に演奏データを入力
し、編集する構成であるため、入力や編集の作業が煩雑
で、長時間を要する不都合があった。
【0004】この発明の目的は、各弦に対応する演奏デ
ータの入力や編集を容易に行なうことができる新規な演
奏データ編集装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の演
奏データ編集装置は、弦楽器の複数弦にそれぞれ対応す
る複数系列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞ
れ記憶した記憶手段であって、前記複数系列のうちの各
系列の演奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の音高
を表わすノートデータを含んでいるものと、前記記憶手
段の複数系列の演奏データの演奏内容に基づいて表示面
に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
位置を表示する表示手段と、前記表示面において前記複
数の線のうちの1の線に関して表示された1又は複数の
押弦位置を前記複数の線のうちの他の線に移動させる操
作を行なう操作手段と、この操作手段での操作に応答し
て、前記1の線に関して表示された1又は複数の押弦位
置を前記他の線に関して表示させる表示制御手段と、前
記操作手段での操作に応答して前記記憶手段において前
記1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏デ
ータ中で前記1の線に関して表示された1又は複数の押
弦位置に対応するノートデータを削除すると共に、前記
他の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏デー
タ中に前記他の線に関して表示された押弦位置に対応す
るノートデータを書込む編集手段とを備えたものであ
る。
【0006】第1の演奏データ編集装置によれば、操作
手段により表示面において1の線に関して表示された1
又は複数の押弦位置を他の線に移動させる操作を行なう
と、表示制御手段は、タブ譜上で押弦位置を1の線(1
の弦)から他の線(他の弦)に移動させる。
【0007】このような押弦位置の線間移動(弦間移
動)に伴い、編集手段は、記憶手段において1の線に対
応する記憶トラックの演奏データ中で1の線に関して表
示された押弦位置に対応するノートデータを削除すると
共に他の線に対応する記憶トラックの演奏データ中に他
の線に関して表示された押弦位置に対応するノートデー
タを書込む。従って、押弦位置の線間移動(弦間移動)
に伴って自動的に記憶トラック間でノートデータの移動
が行なわれ、ノートデータを他の線に対応する記憶トラ
ックに入力する手間が省ける。
【0008】押弦位置の線間移動(弦間移動)に伴う音
高修正又はフレット番号修正等の処理はキーボード上で
のキー操作等によっても行なうことができるが、次に述
べるように自動的に行なうと、修正のためのマニアル操
作が不要となる。
【0009】第1の演奏データ編集装置において、前記
複数系列のうちの各系列の演奏データは、対応する弦に
関するチューニングデータを含み、前記表示制御手段
は、前記1の線に関して表示された押弦位置を前記他の
線に移動させる際に、前記1の線に関して表示された押
弦位置と同じ押弦位置を前記他の線に関して表示し、前
記編集手段は、前記他の線に対応した弦に対応する記憶
トラックの演奏データ中に前記他の線に関して表示され
た押弦位置に対応するノートデータを書込む際に該ノー
トデータの音高を前記1の弦に対応するチューニングデ
ータと前記他の弦に対応するチューニングデータとに基
づいて決定するようにしてもよい。このような構成によ
れば、記憶トラック間でノートデータを移動させる際に
押弦位置を保存しつつチューニングデータに基づいて自
動的にノートデータの音高を修正することができ、音高
修正の手間が省ける。
【0010】また、第1の演奏データ編集装置におい
て、前記複数系列のうちの各系列の演奏データは、対応
する弦に関するチューニングデータを含み、前記表示制
御手段は、前記1の弦に関して表示された押弦位置を前
記他の線に移動させる際に前記1の線に対応した弦に対
応するチューニングデータと前記他の線に対応した弦に
対応するチューニングデータとに基づいて前記1の線に
関する押弦位置を前記他の線に関する押弦位置に修正
し、修正後の押弦位置を前記他の線に関して表示し、前
記編集手段は、前記他の線に対応した弦に対応する記憶
トラックの演奏データ中に前記他の線に関して表示され
た押弦位置に対応するノートデータを書込む際に該ノー
トデータとして前記1の線に関して表示された押弦位置
に対応するノートデータと同じ音高を表わすノートデー
タを書込むようにしてもよい。このような構成によれ
ば、記憶トラック間でノートデータを移動させる際に音
高を保存しつつチューニングデータに基づいて自動的に
押弦位置を修正することができ、押弦位置修正に手間が
省ける。
【0011】この発明に係る第2の演奏データ編集装置
は、弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系列の演奏
データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶した記憶手
段であって、前記複数系列のうちの各系列の演奏データ
は、発生すべき楽音毎に該楽音の発音タイミングを表わ
すタイミングデータを含んでいるものと、前記記憶手段
の複数系列の演奏データに基づいて表示面に前記複数弦
にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦位置を表示す
る表示手段であって、前記表示面には、前記複数の線の
延長方向に沿って所定の音符に対応した時間間隔で複数
のタイミング目盛を表示するものと、前記表示面におい
て前記複数の線のうちの1の線上で前記複数のタイミン
グ目盛のうちの1のタイミング目盛に関して表示された
1又は複数の押弦位置を前記複数のタイミング目盛のう
ちの他のタイミング目盛に移動させる操作を行なう操作
手段と、この操作手段での操作に応答して、前記1のタ
イミング目盛に関して表示された1又は複数の押弦位置
を前記他のタイミング目盛に関して表示させる表示制御
手段と、前記操作手段での操作に応答して前記記憶手段
において前記1の線に対応した弦に対応する記憶トラッ
クの演奏データ中で前記1のタイミング目盛に対応する
発音タイミングを表わすタイミングデータを、前記他の
タイミング目盛に対応する発音タイミングを表わすタイ
ミングデータに修正する編集手段とを備えたものであ
る。
【0012】第2の演奏データ編集装置によれば、操作
手段により表示面において1の線上で1のタイミング目
盛に関して表示された1又は複数の押弦位置を他のタイ
ミング目盛に移動させる操作を行なうと、表示制御手段
は、1又は複数の押弦位置を、1のタイミング目盛から
他のタイミング目盛に変更する。また、編集手段は、記
憶手段において1の線に対応する記憶トラックの演奏デ
ータの中で1のタイミング目盛に対応する発音タイミン
グを表わすタイミングデータを他のタイミング目盛に対
応する発音タイミングを表わすタイミングデータに修正
する。この結果、表示面における押弦位置の1のタイミ
ング目盛から他のタイミング目盛への変更に対応して自
動的に演奏データ中の発音タイミングが変更される。
【0013】この発明に係る第3の演奏データ編集装置
は、弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系列の演奏
データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶した記憶手
段であって、前記複数系列のうちの各系列の演奏データ
は、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わすノートデ
ータを含むと共に、対応する弦に関するチューニングデ
ータを含んでいるものと、前記記憶手段の複数系列の演
奏データに基づいて表示面に前記複数弦にそれぞれ対応
する複数の線に関して押弦位置を表示する表示手段と、
前記表示面において前記複数の線のうちの1の線上に表
示された複数の押弦位置のうち任意の1つを選択する選
択手段と、この選択手段で選択された押弦位置の代りに
なるべき押弦位置を入力する入力手段と、この入力手段
からの押弦位置の入力に応答して、前記選択手段で選択
された押弦位置の代りに前記入力手段から入力された押
弦位置を表示させる表示制御手段と、前記入力手段から
の押弦位置の入力に応答して前記記憶手段において前記
1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏デー
タの中で前記選択手段で選択された押弦位置に対応する
ノートデータを前記入力手段から入力された押弦位置に
対応するノートデータに修正する編集手段であって、該
修正後のノートデータの音高を前記1の線に対応した弦
に対応するチューニングデータに基づいて決定するもの
とを備えたものである。
【0014】第3の演奏データ編集装置によれば、選択
手段により所望の押弦位置を選択して入力手段により選
択に係る押弦位置の代りになるべき押弦位置を入力する
と、表示制御手段により選択に係る押弦位置の代りに入
力に係る押弦位置が表示面に表示される。また、編集手
段は、記憶手段において選択に係る押弦位置に対応する
ノートデータを入力に係る押弦位置に対応するノートデ
ータに修正する。従って、ユーザとしては、押弦位置の
変更に伴う音高修正操作が不要となる。
【0015】この発明に係る第4の演奏データ編集装置
は、弦楽器の複数弦に対応する複数系列の演奏データを
複数の記憶トラックにそれぞれ記憶した記憶手段と、前
記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面に
前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦位
置を表示する表示手段と、前記表示面において所望の位
置にカーソルを配置させる操作を行なう操作手段と、前
記表示面において前記操作手段の操作により前記複数の
線のうちの任意の1つにカーソルを配置をさせた状態で
カーソル配置に係る線に関して情報の入力、修正、削除
のうちの少なくとも1つを行なう編集手段とを備えたも
のである。
【0016】第4の演奏データ編集装置によれば、タブ
譜上で所望の押弦位置にカーソルを当てた状態で情報の
入力、修正、削除等の編集を行なうことができる。
【0017】この発明に係る第5の演奏データ編集装置
は、弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系列の演奏
データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶した記憶手
段であって、前記複数系列のうちの各系列の演奏データ
は、演奏音の楽音パラメータを制御する制御データを含
んでいるものと、前記記憶手段の複数系列の演奏データ
に基づいて表示面に前記複数弦にそれぞれ対応する複数
の線に関して押弦位置を表示する表示手段と、前記表示
面において所望の位置にカーソルを配置させる操作を行
なう操作手段と、この操作手段の操作により前記複数の
線のうちの任意の1つにカーソルを配置させるのに応答
してカーソル配置に係る線に対応した弦に対応する演奏
データ中の制御データを前記記憶手段から読出し、該制
御データに基づいて前記表示面に演奏音の楽音パラメー
タを表示させる表示制御手段とを備えたものである。
【0018】第5の演奏データ編集装置によれば、操作
手段の操作により複数の線のうちの任意の1つにカーソ
ルを配置させると、カーソル配置に係る線に対応する演
奏データ中の制御データに基づいて表示面に演奏音の楽
音パラメータが表示される。従って、ユーザとしては、
楽音パラメータを容易に確認することができ、必要に応
じて制御データの入力や修正等を行なうこともできる。
【0019】この発明に係る第6の演奏データ編集装置
は、弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系列の演奏
データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶した記憶手
段であって、前記複数系列のうちの各系列の演奏データ
は、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わすノートデ
ータ及び該楽音の発音タイミングを表わすタイミングデ
ータを含むと共に、対応する弦に関するチューニングデ
ータを含んでいるものと、前記記憶手段の複数系列の演
奏データに基づいて表示面に前記複数弦にそれぞれ対応
する複数の線に関して押弦位置を表示する表示手段であ
って、前記表示面には、前記複数の線の延長方向に沿っ
て所定の音符に対応した時間間隔で複数のタイミング目
盛を表示を表示するものと、前記表示面において前記複
数の線のうちの1の線上における、前記複数のタイミン
ング目盛のうちの1のタイミング目盛を選択する選択手
段と、この選択手段による選択に応答して、前記選択さ
れた1のタイミング目盛上に新たな所定の押弦位置を表
示させる表示制御手段と、前記選択手段による選択に応
答して前記記憶手段において前記1の線に対応した弦に
対応する記憶トラックの演奏データの中に、前記選択さ
れた1のタイミング目盛に対応する発音タイミングデー
タと共に、前記所定の押弦位置に対応するノートデータ
を書込む編集手段であって、前記1の線に対応した弦に
対応する記憶トラックの演奏データ中に前記所定の押弦
位置に対応するノートデータを書込む際に該ノートデー
タの音高を前記1の線に対応した弦に対応するチューニ
ングデータに基づいて決定するものとを備えたものであ
る。
【0020】第6の演奏データ編集装置によれば、表示
面において複数の線のうちの1の線の上における所望の
タイミング目盛を選択すると、選択に係るタイミング目
盛上に新たな押弦位置が表示される。記憶手段において
は、1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏
データの中に、選択に係る1のタイミング目盛に対応す
る発音タイミングデータと共に新たな押弦位置に対応す
るノートデータが書込まれる。新たな押弦位置に対応す
るノートデータを書込む際には、該ノートデータの音高
が1の線に対応した弦に対応するチューニングデータに
基づいて自動的に決定される。従って、ユーザとして
は、新たな押弦位置に関してノートデータの発音タイミ
ングや音高を入力する手間が省ける。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る演奏データ編集装置を備えた電子楽器の回路構成を
示すものであり、この電子楽器は、パーソナルコンピュ
ータ等の小型コンピュータによって楽音発生、データ編
集等が制御されるようになっている。
【0022】バス10には、CPU(中央処理装置)1
2、ROM(リード・オンリィ・メモリ)14、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)16、検出回路18,
20、表示回路22、音源回路24、効果回路26、外
部記憶装置28、MIDI(Musical Instrument Digit
al Interface)インターフェース30、通信インターフ
ェース32、タイマ34等が接続されている。
【0023】CPU12は、ROM14にストアされた
プログラムに従って楽音発生、データ編集等のための各
種処理を実行するもので、データ編集処理については図
6〜10を参照して後述する。
【0024】RAM16は、CPU12による各種処理
に際して使用される種々の記憶部を含むもので、主な記
憶部としては、演奏データ記憶部16A、フレット番号
記憶部16B、タブ譜データ記憶部16C等を含んでい
る。
【0025】検出回路18は、鍵盤36から鍵操作情報
を検出するものである。検出回路20は、操作子群38
から各種操作子の操作情報を検出するものである。操作
子群38は、一例として文字入力及び数値入力が可能な
キーボードからなり、マウスも含んでいる。
【0026】表示回路22は、表示装置40の表示動作
を制御することにより各種の表示を可能にするものであ
る。
【0027】音源回路24は、複数の楽音発生チャンネ
ルを有するものである。楽音発生方式としては、波形メ
モリ方式、FM方式、物理モデル方式、高調波合成方
式、フォルマント合成方式、VCO、VCF、VCA等
を用いるアナログシンセサイザ方式等の任意のものを採
用することができる。また、音源回路24としては、専
用のハードウェアを用いるものに限らず、DSP(ディ
ジタル・シグナル・プロセッサ)とマイクロプログラム
を組合せたもの、CPUとソフトウェアを組合せたもの
であってもよい。さらに、複数の楽音発生チャンネル
は、対応する複数の回路で構成してもよく、あるいは1
つの回路を時分割的に使用することによって形成しても
よい。
【0028】効果回路26は、音源回路24から発生さ
れる楽音信号にコーラス、リバーブ等の効果を付加する
ものである。効果回路26から送出される楽音信号は、
サウンドシステム42に供給され、音響に変換される。
【0029】外部記憶装置28は、HD(ハードディス
ク)、FD(フロッピーディスク)、CD(コンパクト
ディスク)、DVD(ディジタル多目的ディスク)、M
O(光磁気ディスク)等のうち1又は複数種類の記録媒
体を着脱可能なものである。外部記憶装置28に所望の
記録媒体を装着した状態では、記録媒体からRAM16
へデータを転送可能である。また、装着した記録媒体が
HDやFDのように書込可能なものであれば、RAM1
6のデータを記録媒体に転送可能である。
【0030】外部記憶装置28の記録媒体(前述のH
D,FD,CD,DVD,MO等)には、多数曲分の自
動演奏用の演奏データがデータベースとして記録されて
いる。ユーザは、自動演奏又はデータ編集に際して外部
記憶装置28から所望の1曲分の演奏データを選択す
る。そして、選択された1曲分の演奏データは、RAM
16の記憶部16Aに書込まれる。
【0031】演奏データのデータベースとしては、外部
記憶装置28の代りにROM14を用いてもよい。ま
た、プログラム記録手段としては、ROM14の代りに
外部記憶装置28の記録媒体を用いることができる。こ
の場合、記録媒体に記録したプログラムは、外部記憶装
置28からRAM16へ転送する。そして、RAM16
に記録したプログラムに従ってCPU12を動作させ
る。このようにすると、プログラムの追加やバージョン
アップ等を容易に行なうことができる。
【0032】MIDIインターフェース30は、自動演
奏装置等の他のMIDI機器44との間で演奏情報等の
送受信を行なうために設けられたものである。MIDI
インターフェース30としては、専用のMIDIインタ
ーフェースに限らず、RS−232C、USB(ユニバ
ーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイ・
トリプルイー1394)等の汎用のインターフェースを
用いて構成したものでもよい。この場合、MIDIメッ
セージ以外のデータをも同時に送受信するようにしても
よい。
【0033】通信インターフェース32は、通信ネット
ワーク46(例えばLAN(ローカル・エリア・ネット
ワーク)、インターネット、電話回線等)を介してサー
バコンピュータ48と情報通信を行なうために設けられ
たものである。この発明の実施に必要なプログラムや各
種データは、サーバコンピュータ48から通信ネットワ
ーク46及び通信インターフェース32を介してRAM
16又は外部記憶装置28へダウンロード要求に応じて
取込むようにしてもよい。
【0034】タイマ34は、与えられるテンポデータT
Mに対応する周期でテンポクロック信号TCLを発生す
るもので、テンポクロック信号TCLは、割込命令とし
てCPU12に供給される。CPU12は、テンポクロ
ック信号TCLの各クロックパルス毎に割込処理を開始
する。このような割込処理を利用することにより記憶部
16Aの演奏データに基づいて自動演奏を行なうことが
できる。
【0035】上記した電子楽器において、CPU12
は、鍵盤36で鍵が押されるたびに、押された鍵に対応
する音高情報と発音命令信号とを音源回路24に供給す
る。音源回路24は、音高情報及び発音命令信号に応じ
て、押された鍵に対応する音高を有する楽音信号を発生
する。このようにしてマニュアル演奏音の発生が可能と
なる。
【0036】図2は、RAM16における演奏データ及
びタブ譜データの記憶例を示すものである。RAM16
の記憶部16Aは、多数のトラックを含むもので、各ト
ラックには、演奏データを書込可能である。ユーザが外
部記憶装置28から所望の1曲分の演奏データを選択す
ると、選択された1曲分の演奏データが記憶部16Aに
書込まれる。
【0037】一例として、選択された1曲分の演奏デー
タがギター音色のメロディ演奏データ及びリズム演奏デ
ータを含むものとすると、メロディ演奏データがトラッ
ク1に書込まれると共にリズム演奏データがトラック4
に書込まれ、トラック2,3が空き状態となる。この場
合、メロディ演奏データは、ギターの6弦分に相当する
演奏データが混在したものである。
【0038】RAM16の記憶部16Aには、記憶部1
6Aの1つのトラックに記憶された演奏データ(1系列
の演奏データ)をギター等の弦楽器の複数弦にそれぞれ
対応する複数系列の演奏データに分割した際に該複数系
列の演奏データからなるタブ譜データも書込まれる。外
部記憶装置28から1曲分の演奏データを読出して記憶
部16Aに書込んだだけで分割処理を行なわない状態で
は、トラック2,3と、トラック5以降のすべてのトラ
ックとが空き状態である。
【0039】一例として、トラック1に記憶されたギタ
ー音色のメロディ演奏データをギターの6弦に対応して
6分割し、第1〜第6弦に対応する6系列の演奏データ
を得た場合、第1〜第6弦に対応する演奏データ(タブ
譜データ)は、図2に示すようにトラック5〜10にそ
れぞれ書込まれる。なお、分割処理としては、種々の方
法が知られており、例えば特開平10ー97249号公
報に記載されたものを用いることができる。
【0040】図3は、記憶部16Aにおける1トラック
分の演奏データのフォーマットを示すものである。1ト
ラック分の演奏データは、自動演奏に用いられるシーケ
ンスデータSQと、このデータSQのヘッダデータとし
てのインストタイプデータITとを含んでいる。ここ
で、「インストタイプ」とは、インスツルメントタイプ
(Instrument Type[楽器タイプ])を短縮した用語で
ある。
【0041】シーケンスデータSQは、発生すべき楽音
毎にタイミングデータとノートイベントデータ(以下で
は「ノートデータ」と略称する)とを配置すると共に音
色設定タイミング毎にタイミングデータと音色設定イベ
ントデータ(以下では「音色設定データ」と略称する)
とを配置し、必要に応じて他のパラメータ設定タイミン
グ毎にタイミングデータと他のパラメータ設定イベント
データとを配置したものである。ノートデータは、楽音
の音高を表わす音高データと、楽音の発音強度を表わす
ベロシティデータと、楽音の持続時間を表わすゲートタ
イムデータとを含む。
【0042】インストタイプデータITは、分割される
べきノーマルな演奏データの場合はノーマルな演奏デー
タであることを表わすマークデータを含み、ノーマルな
演奏データを分割して得られた演奏データの場合はタブ
(TAB)譜データであることを表わすマークデータ
と、弦楽器の種類を表わすデータと、弦楽器のパートを
表わすデータと、弦楽器の弦番号を表わすデータと、弦
楽器の開放弦の音高を表わすチューニングデータとを弦
楽器の弦毎に含んでいる。この実施形態において、弦楽
器の種類としては、ギターが採用され、ギターの弦番号
は、1〜6であり、ギターのチューニングデータは、
1,2,3,4,5,6弦にそれぞれ対応してE3
2,G2,D2,A1,E1のような音高を表わす。
【0043】図4は、表示装置40の表示面40Aにお
ける表示画面の一例を示すものである。表示面40Aに
は、メインウインドウ40aとしてトラック毎にインス
トタイプ、データ記憶状況等を示すトラックビュー画面
が表示される。
【0044】トラックビュー画面には、トラック「Tr
k」の欄と、インストタイプ「Inst Type」の
欄とが並設され、トラック「Trk」の欄のトラック番
号1,2・・・15・・・のトラックにそれぞれ対応し
てインストタイプ「InstType」の欄にはインス
トタイプが表示される。一例として、インストタイプ
は、ノーマルな演奏データを記憶したトラック1,4及
び演奏データが記憶されていないトラック2,3,1
1,12・・・については「Normal」と表示さ
れ、分割処理後に図2のような記憶状態となったトラッ
ク5〜10については「Gtr Tab A 第1弦」
〜「Gtr Tab A 第6弦」と表示される。
【0045】インストタイプ「Inst Type」の
欄の右側には、トラック毎にバーグラフ形式でデータ記
憶状況が表示される。一例として、図2のような記憶状
態にあるトラック1,4についてはぞれぞれ「Bloc
k1」,「Block2」の文字が付されたバーにより
データ記憶状況が表示され、分割処理後に図2のような
記憶状態になったトラック5〜10についてはそれぞれ
「GuitarA1弦」〜「GuitarA6弦」の文
字が付されたバーによりデータ記憶状況が表示される。
データ記憶状況表示部においてバーの延長方向に沿って
横軸には小節や拍を示す線と小節番号とが表示されるの
で、データ記憶量を知ることもできる。
【0046】メインウインドウ40aの一部には、ギタ
ーウインドウ40bが表示される。ギターウインドウ4
0bには、五線譜P及びタブ譜Qが表示される。
【0047】タブ譜Qにおいて、6本の横線L1〜L
6は、それぞれギター等の6本の弦に対応し、実線及び
破線からなる縦線GLは、選択された音符に対応するタ
イミングを示す。音符マークa〜cのうち所望のものを
選択すると、選択された音符に対応するタイミングを示
すような縦線GLが表示される。一例として図示した縦
線GLは、16分音符に対応するタイミング(すなわち
16分音符毎のタイミング)を示すものである。タブ譜
Qには、五線譜Pに表示された各音符に対応して0,
3,2等のフレット番号により押弦位置が表示される。
押弦位置表示は、例えば図2に示したトラック5〜10
のタブ譜データにそれぞれ基づいて横線L1〜L6上にフ
レット番号を表示することにより行なわれる。
【0048】タブ譜Qに関しては、操作子群38中のカ
ーソルキー又はマウスの操作によりカーソルCSを任意
に移動可能であるが、カーソルCSを停止可能な位置と
しては横線L1〜L6のいずれかと縦線GLのいずれとの
交点に限られる。従って、カーソルCSを横線L1の上
方、横線L6の下方、隣り合う横線の間、隣り合う縦線
の間等に停止させることはできない。
【0049】カーソルCSを所望の横線の上に停止させ
ると、ギターウインドウ40bの下部に表示されたコン
トロールウインドウ40cにはカーソルCSの停止に係
る横線(弦)に対応した演奏データ中の制御データが表
示される。
【0050】一例として、横線L1上にカーソルCSを
停止させると、表示部Naには「GuitarA1弦」
と表示される。そして、表示部Nbにカーソルを当てて
マウスでクリック操作することにより制御データとして
ベロシティデータを選択すると、コントロールウインド
ウ40cには、横線L1(第1弦)に対応する演奏デー
タ中のベロシティ及びゲートタイムのデータに基づいて
図形R1〜R3が表示される。図形R1〜R3において、高
さVLは、0〜127のいずれかのベロシティレベルを
表わし、幅GTは、ゲートタイムの長さを表わす。表示
部Nbにカーソルを当ててマウスでクリック操作するこ
とによりピッチベンド等の他の制御データをコントロー
ルウインドウ40cに表示させることもできる。
【0051】コントロールウインドウ40cの下部に
は、矢印d、鉛筆図形e、消しゴム図形f、直線図形
g、曲線図形h、上に凸状の図形i、下に凸状の図形
g、波状の図形kが表示される。マウス操作により矢印
dをR1〜R3等の図形に当てて上下左右に移動させるこ
とにより図形の幅GT及び高さVLを変更することがで
き、幅GT及び高さVLの変更にそれぞれ対応して演奏
データ中のゲートタイム及びベロシティのデータの値を
変更することができる。また、マウス操作により図形e
又はfを移動させて書込み又は削除を行なったり、マウ
ス操作により図形g〜kを移動させて図形を修正したり
るすることができ、このような書込み、削除、修正等に
対応して制御データの値を変更することができる。
【0052】図5は、ROM14内にストアされる処理
プログラムの構成を示すもので、この処理プログラム
は、シーケンサモジュールSMDと、タブ譜表示・入力
編集モジュールTMDとからなっている。モジュールS
MDは、記憶部16Aに関する分割処理等を管理するも
のであり、モジュールTMDは、図6〜10の処理等を
管理するものである。モジュールSMDからモジュール
TMDには6弦分のタブ譜データが供給されると共にモ
ジュールTMDからモジュールSMDにはノートデータ
やタイミングデータに関する挿入、削除、修正等の命令
が供給される。
【0053】以下の説明では、上下カーソルスイッチ、
左右カーソルスイッチ、デリートスイッチ、エンタース
イッチ、テンキー、ファンクションキー、エグジットキ
ー、コントロールキー、シフトキー等のスイッチ・キー
類に言及するが、これらのスイッチ・キー類は、操作子
群38内のキーボードに設けられたものである。
【0054】図6は、ギターウインドウ処理を示すもの
である。この処理は、図4のメインウインドウ40aに
おいてタブ譜データが記憶されている複数のトラック
(例えばトラック5〜10)のいずれか1つを選択し且
つ処理メニューの中からギターウインドウ処理を選択す
るのに応答してスタートする。
【0055】ステップ50では、シーケンサモジュール
SMDから第1〜第6弦に対応する6トラックのタブ譜
データを受取り、RAM16の記憶部16Cに書込む。
一例として、モジュールSMDが記憶部16Aのトラッ
ク5〜10のタブ譜データを読出してモジュールTMD
に供給すると、記憶部16Cの第1〜第6のトラックに
は、それぞれ記憶部16Aのトラック5〜10のタブ譜
データ(第1〜第6弦に対応する演奏データ)が書込ま
れる。
【0056】記憶部16Aに6弦分のタブ譜データを準
備する方法としては、前述したように例えばトラック1
の演奏データに分割処理を施して6弦分のタブ譜データ
を作成して記憶部16Aに書込む方法に限らず、ユーザ
が例えば市販のタブ譜を参照するなどして操作子群38
内のキーボードの操作により6弦分のタブ譜データを入
力して記憶部16A内の6つのトラックにそれぞれ記憶
させるようにしてもよい。このようにした場合にも、モ
ジュールSMDから6弦分のタブ譜データを受取り、記
憶部16Cの第1〜第6のトラックに書込むことができ
る。
【0057】次に、記憶部16Cの6弦分のタブ譜デー
タに基づいて第1〜第6弦のうちの各弦毎に各音符に対
応するフレット番号を算出する。フレット番号の算出
は、次にようにして行なうことができる。すなわち、あ
る音符のフレット番号は、チューニングデータが示す開
放弦音高のフレット番号0を基準にして定められ、該音
符の音高から開放弦音高を差引くことで求められる。例
えば、第1弦については、開放弦音高がE3であり、F#
3はE3より2半音高いからF# 3のフレット番号は2とな
る。音符の音高は、タブ譜データ中のノートデータによ
り示されるから、タブ譜データ中のノートデータ及びチ
ューニングデータに基づいてフレット番号を求めること
ができる。
【0058】このようにして第1〜第6弦の各弦毎に各
音符に対応するフレット番号を求めることにより各弦毎
に各音符に対応するフレット番号を表わすフレット番号
データを作成してRAM16の記憶部16Bに書込む。
この結果、記憶部16Bの第1〜第6のトラックには、
それぞれ第1〜第6弦のフレット番号データが書込まれ
る。この後、ステップ52に移る。
【0059】ステップ52では、記憶部16Cのタブ譜
データに基づいて図4に示したようにギターウインドウ
40bに五線譜Pを表示すると共に記憶部16Cのタブ
譜データと記憶部16Bのフレット番号データとに基づ
いて図4に示すようにギターウインドウ40bにタブ譜
Qを表示する。このとき、タブ譜Qの横線L1〜L6
は、記憶部16Bの6弦分のフレット番号データに基づ
いて0,3,2等のフレット番号が表示される。
【0060】次に、ステップ54では、上下カーソルス
イッチのいずれかにオンイベントありか判定する。この
判定の結果が否定的(N)であればステップ56に移
る。
【0061】ステップ56では、左右カーソルスイッチ
のいずれかにオンイベントありか判定する。この判定の
結果が否定的(N)であればステップ58に移る。
【0062】ステップ58では、エンタースイッチにオ
ンイベントありか判定する。この判定の結果が否定的
(N)であればステップ60に移る。
【0063】ステップ60では、テンキーのいずれかに
オンイベントありか判定する。この判定の結果が否定的
(N)であればステップ62に移る。
【0064】ステップ62では、デリートスイッチにオ
ンイベントありか判定する。この判定の結果が否定的
(N)であればステップ64に移る。
【0065】ステップ64では、マウスにドラッグ、ク
リック等の操作イベントありか判定する。この判定の結
果が否定的(N)であればステップ66に移る。
【0066】ステップ66では、その他のスイッチ又は
キー(例えばファンクションキー、エグジットキー等)
にオンイベントありか判定する。この判定の結果が否定
的(N)であればステップ54に戻る。そして、ステッ
プ54〜66のループを回る。
【0067】ステップ54〜66のループを回っている
ときに、上下カーソルスイッチのいずれかをオンしたも
のとすると、ステップ54の判定結果が肯定的(Y)と
なり、ステップ68に移る。
【0068】ステップ68では、フレット修正モードか
判定する。今はフレット修正モードでないとすると、ス
テップ68の判定結果が否定的(N)となり、ステップ
70に移る。なお、フレット修正モードの設定は、後述
のステップ80又は82で行なわれる。
【0069】ステップ70では、ギターウインドウ40
bにおいてカーソルCSを隣りの横線(L1〜L6のいず
れかであり、以下では「弦」と称する)に移動する。例
えば、図示のように第1弦L1にカーソルCSがある状
態で下カーソルスイッチを1回オンしたのであれば、カ
ーソルCSは第2弦L2上で図示のカーソル位置の直下
の位置に移動される。
【0070】ステップ70では、上記のようなカーソル
移動処理の他に、次のようなコントロールウインドウの
表示変更処理が行なわれる。すなわち、コントロールウ
インドウ40cには、前述したようにカーソルCSを当
てた弦に対応する演奏データ中の制御データが表示され
るが、カーソルCSが隣りの弦に移動されたのに伴い、
コントロールウインドウ40cに表示する制御データを
移動先の弦に対応したものに変更する。
【0071】例えば、コントロールウインドウ40cに
図4に示すように第1弦L1に関する制御データとして
ベロシティ及びゲートタイムのデータが表示されている
とき、カーソルCSを第2弦L2に移動させると、第2
弦L2に関する制御データとしてベロシティ及びゲート
タイムのデータが表示される。このとき、表示部Nbに
カーソルを当ててマウスでクリック操作することにより
第2弦に関する他の制御データを表示することもでき
る。
【0072】ステップ70の後、ステップ54〜66を
回っているときに、左右カーソルスイッチのいずれかを
オンしたものとすると、ステップ56の判定結果が肯定
的(Y)となり、ステップ72に移る。
【0073】ステップ72では、フレット修正モードか
判定する。今はフレット修正モードでないとすると、ス
テップ72の判定結果が否定的(N)となり、ステップ
74に移る。
【0074】ステップ74では、ギターウインドウ40
bにおいてカーソルCSを隣の縦線上の位置(縦線GL
のいずれかの上の位置であり、以下では「グリット位
置」と称する)に移動する。例えば図示のように第1弦
1にカーソルCSがある状態で右カーソルスイッチを
1回オンしたのであれば、カーソルCSは第1弦L1
で右隣りのグリッド位置に移動する。この後、ステップ
58に移る。
【0075】ステップ54〜66を回っているときに、
エンタースイッチをオンしたものとすると、ステップ5
8の判定結果が肯定的(Y)となり、ステップ76に移
る。
【0076】ステップ76では、フレット修正モードか
判定する。今はフレット修正モードでないとすると、ス
テップ76の判定結果が否定的(N)となり、ステップ
78に移る。
【0077】ステップ78では、カーソル位置にフレッ
ト番号有りか判定する。この判定の結果が肯定的(Y)
であればステップ80に移り、否定的(N)であればス
テップ82に移る。
【0078】ステップ80では、該フレット番号(カー
ソル位置のフレット番号)に対応するノートデータをフ
レット修正モードに設定する。また、ステップ82で
は、カーソル位置にフレット番号0を挿入し、該フレッ
ト番号に対応するノートデータをフレット修正モードに
設定する。なお、ここで挿入するノートデータのゲート
タイムは、予め固定された値(例えば4分音符長に対応
した値)であってもよく、ユーザが任意に設定した値で
あってもよい。
【0079】ステップ80又は82でフレット修正モー
ドに設定されたノートデータについては、後述のステッ
プ86によりフレット番号を修正可能である。従って、
ユーザとしては、修正したいフレット番号があるとき
は、該フレット番号にカーソルCSを当てた状態でエン
タースイッチを1回オンすることによりフレット修正モ
ードを設定することができる。また、新規にノートデー
タを入力したい場合は入力したい弦,グリッド位置にカ
ーソルCSを当て、エンタースイッチを1回オンするこ
とにより、フレット番号0が入力されるとともに、フレ
ット修正モードとなり、任意のフレット番号を入力する
ことができる。ステップ80又は82の後は、ステップ
60に移る。
【0080】ステップ54〜66を回っているときに、
テンキーのいずれかをオンしたものとすると、ステップ
60の判定結果が肯定的(Y)となり、ステップ84に
移る。
【0081】ステップ84では、フレット修正モードか
判定する。今はフレット修正モードでないものとする
と、ステップ84の判定結果が否定的(N)となり、ス
テップ62に移る。
【0082】ところで、上記のようにステップ80又は
82でフレット修正モードが設定された状態でステップ
54〜66を回っているときに、テンキーのいずれかを
オンしたものとすると、ステップ60及び84の判定結
果がいずれも肯定的(Y)となり、ステップ86に移
る。
【0083】ステップ86では、カーソル位置のフレッ
ト番号をテンキーで入力された値に修正する。例えばカ
ーソル位置のフレット番号が0である状態でテンキーに
より1を入力すると、フレット番号は0から1に変更さ
れる。このような表示に係るフレット番号の変更は、記
憶部16B内のフレット番号データにおいてカーソル位
置のフレット番号を入力に係るフレット番号に書換える
ことにより行なわれる。ステップ86の後は、ステップ
62に移る。
【0084】フレット修正モードが設定されている状態
でステップ54〜66を回っているときに、エンタース
イッチをオンしたものとすると、ステップ58及び76
の判定結果がいずれも肯定的(Y)となり、ステップ8
8に移る。
【0085】ステップ88では、フレット番号を確定す
る。例えば、ステップ82で挿入したフレット番号0を
修正しないでステップ88にきたときは、該フレット番
号0が確定される。また、ステップ86でフレット番号
を修正した後ステップ88にきたときは、修正後のフレ
ット番号が確定される。
【0086】次に、ステップ90では、ステップ88で
確定されたフレット番号の属する弦のチューニングデー
タに基づいて該フレット番号に対応する音高を求め、該
フレット番号に対応するノートデータの音高を求めた音
高に修正する命令をモジュールSMDに渡す。このと
き、記憶部16C内のタブ譜データにおいても、ステッ
プ88で確定されたフレット番号に対応するノートデー
タの音高を上記求めた音高に修正する。五線譜P上で
は、このような音高修正に対応して音符位置が変更され
る。
【0087】一例として、図4のタブ譜Qにおいて、第
1弦L1上のフレット番号「2」を「1」に修正し、確
定した場合、記憶部16C内のタブ譜データから第1弦
のチューニングデータを抽出する。このチューニングデ
ータは、音高E3を示すデータであり、フレット番号0
に対応する。フレット番号「1」は、フレット番号
「0」に1を加えたものであるから、フレット番号
「1」に対応する音高は、E3に1半音を加えてF3とな
る。この場合、記憶部16C内のタブ譜データにおい
て、第1弦の演奏データ(第1トラックの演奏データ)
のうちフレット番号「2」に対応するノートデータの音
高をF3に修正する。また、モジュールSMDには、第
1弦の演奏データ(図2の例ではトラック5の演奏デー
タ)のうちフレット番号「2」に対応するノートデータ
の音高をF3に修正する命令を渡す。
【0088】ステップ90の後は、ステップ92に移
り、フレット修正モードを解除する。そして、ステップ
60に移る。
【0089】フレット修正モードが設定されている状態
でステップ54〜66を回っているときに、上下カーソ
ルスイッチのいずれかをオンしたものとすると、ステッ
プ54及び68がいずれも肯定的(Y)となり、ステッ
プ94に移る。
【0090】ステップ94では、ステップ88に関して
前述したと同様にフレット番号を確定する。そして、ス
テップ96に移る。
【0091】ステップ96では、前述したステップ90
と同様の処理を行なう。すなわち、ステップ94で確定
されたフレット番号の属する弦のチューニングデータに
基づいて該フレット番号に対応する音高を求め、該フレ
ット番号に対応するノートデータの音高を求めた音高に
修正する命令をモジュールSMDに渡す。このとき、記
憶部16C内のタブ譜データにおいても、ステップ94
で確定されたフレット番号に対応するノートデータの音
高を上記求めた音高に修正する。ステップ96の具体的
な処理内容は、ステップ90に関して前述したものと同
様である。
【0092】ステップ96の後は、ステップ98に移
り、フレット修正モードを解除する。そして、ステップ
70に移り、前述したようにカーソル移動処理及びコン
トロールウインドウの表示変更処理を行なう。
【0093】上記のように上下カーソルのいずれかをオ
ンしたときは、エンタースイッチをオンしたときと同様
にカーソル位置のフレット番号が確定されると共に該フ
レット番号に対応するノートデータの音高が該フレット
番号に対応する音高に修正され、その上さらにカーソル
移動とコントロールウインドウの表示変更が行なわれ
る。ステップ70の後は、ステップ56に移る。
【0094】フレット修正モードが設定されている状態
でステップ54〜66を回っているときに、左右カーソ
ルスイッチのいずれかをオンしたものとすると、ステッ
プ56及び72の判定結果がいずれも肯定的(Y)とな
り、ステップ58に移る。従って、ステップ74のカー
ソル移動処理は、フレット修正モードのときは行なわれ
ない。
【0095】フレット修正モードが設定されている状態
でステップ54〜66を回っているときに、デリートス
イッチをオンしたものとすると、ステップ62の判定結
果が肯定的(Y)となり、ステップ100に移る。
【0096】ステップ100では、カーソル位置にフレ
ット番号ありか判定する。この判定の結果が否定的
(N)であれば、削除すべきフレット番号が存在しない
ことになり、ステップ64に移る。
【0097】ステップ100の判定結果が肯定的(Y)
であったときは、ステップ102に移り、フレット修正
モードか判定する。今はフレット修正モードであるの
で、ステップ102の判定結果が肯定的(Y)となり、
ステップ64に移る。
【0098】一方、ステップ102の判定結果が否定的
(N)であったとき(フレット修正モードでないとき)
は、ステップ104に移り、該フレット番号(カーソル
位置のフレット番号)をタブ譜Q上から消去する。この
ためには、記憶部16B内のフレット番号データにおい
て該フレット番号を削除する。また、該フレット番号に
対応するノートデータを削除する命令をモジュールSM
Dに渡す。このとき、記憶部16C内のタブ譜データに
おいても、該フレット番号に対応するノートデータを削
除する。この結果、該フレット番号に対応する音符が五
線譜P上から消去される。ステップ104の後は、ステ
ップ64に移る。
【0099】ステップ54〜66を回っているときに、
マウス操作がなされたものとすると、ステップ64の判
定結果が肯定的(Y)となり、ステップ106に移る。
ステップ106では、図9について後述するようにマウ
ス処理を実行する。そして、ステップ66に移る。
【0100】ステップ54〜66を回っているときに、
その他のスイッチ又はキーが操作されたものとすると、
ステップ66の判定結果が肯定的(Y)となり、ステッ
プ108に移る。
【0101】ステップ108では、その他のスイッチ又
はキーに応じた処理を行なう。例えば、図4の音符マー
クa,b,cをそれぞれファンクションキーF1,F2
3に割当てた場合には、F1〜F3のいずれかのキー
が押されるのに応答して押されたキーに対応する音符マ
ークを選択し、選択に係る音符マークに対応するタイミ
ングをギターウインドウ40bに縦線GLにより表示す
る。また、エグジットキーが押された場合は、ステップ
54〜66のループから抜け出してメイルーチンに戻
る。
【0102】上記した処理によれば、上下カーソルスイ
ッチの操作によりカーソルCSを所望の弦に移動させる
ことができる。カーソルCSの移動先の弦については、
コントロールウインドウ40cに移動先の弦の演奏デー
タ中の制御データが表示されるので、制御データの確
認、入力、修正等を容易に行なうことができる。
【0103】また、カーソルCSの移動先の弦について
は、エンターキーの操作によりフレット修正モードを設
定することによりテンキーを用いてフレット番号を適宜
修正することができ、しかも該フレット番号に対応する
ノートデータの音高を該フレット番号の修正に応じて自
動的に修正することができる。フレット修正モードを設
定しない場合は、デリートキーによりカーソル位置のフ
レット番号を削除することができる。
【0104】さらに、フレット修正モードを設定しない
場合には、左右カーソルキーの操作によりカーソルCS
を所望のグリッド位置に移動させることができる。
【0105】図9は、マウス処理を示すものである。ス
テップ110では、選択されているフレット番号をドラ
ッグする操作ありか判定する。ドラッグ操作は、マウス
のスイッチをオンしたままマウスを移動させて行なわれ
る。フレット番号の選択は、ステップ112〜118で
行なわれるので、図9の処理に初めて入ったときは、ス
テップ110の判定結果は否定的(N)となり、ステッ
プ112に移る。
【0106】ステップ112では、タブ譜Qに表示され
ている1つのフレット番号上でクリック操作ありか判定
する。クリック操作は、フレット番号にカーソルCSを
当てた状態でマウスのスイッチをオン操作するものであ
る。ステップ112の判定結果が肯定的(Y)であった
ときは、ステップ114に移る。
【0107】ステップ114では、該フレット番号(カ
ーソル位置のフレット番号)を選択する。ステップ11
4の処理が終ったとき又はステップ112の判定結果が
否定的(N)であったときは、ステップ116に移る。
【0108】ステップ116では、複数のフレット番号
を矩形で囲む操作ありか判定する。この操作は、マウス
のドラッグ操作により行なうことができる。ステップ1
16の判定結果が肯定的(Y)であったときは、ステッ
プ118に移る。
【0109】ステップ118では、該複数のフレット番
号(矩形で囲まれた複数のフレット番号)を選択する。
ステップ118の処理が終ったとき又はステップ116
の判定結果が否定的(N)であったときは、図6〜8の
ルーチンにリターンする。
【0110】上記した処理によれば、ユーザは、ステッ
プ112,114により1つのフレット番号を選択した
り、ステップ116,118により複数のフレット番号
を選択したりすることができる。
【0111】前述のステップ54〜66を回っていると
きに、選択されているフレット番号をマウスでドラッグ
操作すると、図8のステップ64及び図9のステップ1
10の判定結果がいずれも肯定的(Y)となり、ステッ
プ120に移る。
【0112】ステップ120では、ドラッグ操作の方向
が垂直方向か判定する。この判定の結果が肯定的(Y)
であればステップ122に移る。
【0113】ステップ122では、選択されている1又
は複数のフレット番号を移動元から移動先へと弦間で移
動させる。このようなフレット番号の移動は、記憶部1
6Bにおいて移動元のトラックのフレット番号データ中
の選択されているフレット番号を削除すると共に移動先
のトラックのフレット番号データ中に選択されているフ
レット番号を挿入する(書込む)ことにより行なわれ
る。
【0114】一例として、タブ譜Qにおいて、第1弦L
1のフレット番号「2」を第2弦に移動させる場合は、
「2」をマウスのクリック操作で選択した後「2」をマ
ウスでドラッグ操作すると、記憶部16Bにおいて第1
トラックのフレット番号データ中の前記フレット番号2
が削除されると共に第2トラックのフレット番号データ
中において前記削除されたフレット番号2が第1トラッ
クおいて存在していたグリッド位置と同じグリッド位置
にフレット番号2が挿入される(書込まれる)。この結
果、タブ譜Qにおいて、第1弦のフレット番号「2」が
第2弦に移動する。
【0115】次に、ステップ124では、選択されてい
る1又は複数のフレット番号に対応する移動元の弦の1
又は複数のノートデータを移動元の弦に対応するトラッ
クから削除する命令をモジュールSMDに渡す。このと
き、記憶部16C内のタブ譜データにおいても、選択さ
れているフレット番号に対応する移動元の弦の1又は複
数のノートデータを移動元の弦に対応するトラックから
削除する。
【0116】上記した例のように第1弦L1のフレット
番号「2」を第2弦L2に移動させる場合、モジュール
SMDには、第1弦の演奏データ(図2の例ではトラッ
ク5の演奏データ)中で前記フレット番号2に対応する
ノートデータを削除する命令を渡す。また、記憶部16
C内のタブ譜データにおいて、第1トラックの演奏デー
タ中で前記フレット番号2に対応するノートデータを削
除する。
【0117】次に、ステップ126では、移動元の弦と
移動先の弦のチューニングデータに基づいて求めた音高
修正量を元の音高に加えた1又は複数のノートデータを
移動先のトラック中の、前記削除されたノートデータが
移動元のトラックにおいて存在していたタイミングに挿
入する(書込む)命令をモジュールSMDに渡す。この
とき、記憶部16C内のタブ譜データにおいても、求め
た音高修正量を元の音高に加えた1又は複数のノートデ
ータを移動先のトラック中の、前記削除されたノートデ
ータが移動元のトラックにおいて存在していたタイミン
グに挿入する(書込む)。
【0118】音高修正量は、移動元の弦と移動先の弦の
チューニングデータに基づいて求められる。例えば、移
動元の弦が第1弦L1であり、移動先の弦が第2弦L2
あれば、第1弦L1のチューニングデータがE3を示し、
第2弦L2のチューニングデータがB2を示すので、開放
弦音高は、第1弦より第2弦のほうが5半音低いことに
なり、音高修正量は、ー5となる。
【0119】上記した例のように第1弦L1のフレット
番号「2」を第2弦L2に移動させる場合、フレット番
号「2」に対応する音高F# 3にー5を加えると、C# 3
なる。モジュールSMDには、第2弦の演奏データ(図
2の例ではトラック6の演奏データ)中にフレット番号
2に対応する音高C# 3のノートデータを挿入する(書込
む)命令を渡す。また、記憶部16C内のタブ譜データ
において、第2トラックの演奏データ中に音高C# 3のノ
ートデータを挿入する(書込む)。モジュールSMD及
び記憶部16Cのいずれについても、挿入される音高C
# 3のノートデータの発音タイミングは、音高F# 3のノー
トデータと同じものにする。記憶部16Cのタブ譜デー
タの一部が書換えられたことにより五線譜Pにおいては
# 3の音符の代りにC# 3の音符が表示される。ステップ
126の後は、ステップ112に移る。
【0120】ステップ120の判定の結果が否定的
(N)であったときは、水平方向のドラッグ操作であっ
たことになり、ステップ128に移る。
【0121】ステップ128では、選択されている1又
は複数のフレット番号のグリッド位置をマウスのドラッ
グ操作量に応じて修正する。そして、ステップ130に
移る。ステップ130では、該グリッド位置修正(ステ
ップ128のグリッド位置修正)に応じて選択に係るフ
レット番号に対応する1又は複数のノートデータについ
て発音タイミングを修正する命令をモジュールSMDに
渡す。このとき、記憶部16C内のタブ譜データにおい
ても、ステップ128のグリッド位置修正に応じて選択
に係るフレット番号に対応する1又は複数のノートデー
タについて発音タイミングを修正する。この結果、五線
譜P上では、選択に係るフレット番号に対応する音符の
時間軸(横軸)上での位置が修正に係る発音タイミング
に対応して変更される。ステップ130の後は、ステッ
プ112に移る。
【0122】上記した図9の処理によれば、タブ譜Q上
で所望の1又は複数のフレット番号を選択してドラッグ
操作により弦間を移動させることにより記憶部16A及
び16Cのタブ譜データにおいて選択に係るフレット番
号に対応する1又は複数のノートデータの記憶トラック
をフレット番号の弦間移動に対応して変更することがで
き、しかも移動元の弦と移動先の弦のチューニングデー
タに基づいて移動先のトラックに記憶するノートデータ
の音高を決定することができる。従って、例えば市販の
タブ譜を見ながらノートデータを入力する際に第1弦に
対応する記憶トラックに第2弦のノートデータを誤って
入力したような場合には、第1弦のフレット番号を第2
弦に移動させるだけで第2弦のノートデータを第2弦に
対応する記憶トラックに正しい音高状態で記憶させるこ
とができ、再入力の手間が省ける。
【0123】図10は、図9のマウス処理の変形例を示
すものである。図10において、ステップ122A,1
24A,126Aは、それぞれ図9のステップ122,
124,126に対応したもので、他のステップは図9
と同様であるので、図示を省略した。図10の変形例で
は、音高を変更せずにフレット番号を修正する点が図9
の場合とは異なる。
【0124】ステップ122Aでは、選択されている1
又は複数のフレット番号を移動元の弦と移動先の弦のチ
ューニングデータに基づいて修正し、移動元から移動先
へと弦間で移動させる。
【0125】フレット番号の修正は、移動元の弦と移動
先の弦のチューニングデータに基づいて行なわれる。例
えば、移動元の弦が第2弦L1であり、移動先の弦が第
3弦L3であれば、第2弦のチューニングデータがB2
示し、第3弦のチューニングデータがG2を示すので、
開放弦音高は、第2弦より第3弦の方が4半音低い。第
2弦と同じ音高の音を第3弦で出すには、第2弦のフレ
ット番号に4を加えればよい。
【0126】一例として、タブ譜Qにおいて第2弦L2
のフレット番号「3」を第3弦に移動させる場合、フレ
ット番号3に4を加えると、7になる。記憶部16Cに
おいて第2トラックのフレット番号データ中でフレット
番号3を削除すると共に第3トラックのフレット番号デ
ータ中の、前記削除されたフレット番号が第2トラック
において存在していたタイミングにフレット番号7を挿
入する(書込む)ことによりタブ譜Qの第3弦L3には
第2弦の「3」の代りにその下に「7」が表示される。
ステップ122Aの後は、ステップ124Aに移る。
【0127】ステップ124Aでは、選択されている1
又は複数のフレット番号に対応する移動元の弦のノート
データを移動元の弦に対応するトラックから削除する命
令をモジュールSMDに渡す。このとき、記憶部16C
内のタブ譜データにおいても、選択されているフレット
番号に対応する移動元の弦の1又は複数のノートデータ
を移動元の弦に対応するトラックから削除する。
【0128】上記した例のように第2弦L2のフレット
番号「3」を第3弦L3に移動させる場合、モジュール
SMDには、第2弦の演奏データ(図2の例ではトラッ
ク6の演奏データ)中でフレット番号3に対応するノー
トデータを削除する命令を渡す。また、記憶部16C内
のタブ譜データにおいて、第2トラックの演奏データ中
でフレット番号3に対応するノートデータを削除する。
ステップ124Aの後はステップ126Aに移る。
【0129】ステップ126Aでは、選択されているフ
レット番号に対応する移動元の弦の1又は複数のノート
データを移動先の弦に対応するトラック中の、前記削除
されたノートデータが移動元のトラックにおいて存在し
ていたタイミングに挿入する(書込む)命令をモジュー
ルSMDに渡す。このとき、記憶部16C内のタブ譜デ
ータにおいても、選択されているフレット番号に対応す
る移動元の弦の1又は複数のノートデータを移動先の弦
に対応するトラック中の、前記削除されたノートデータ
が移動元のトラックにおいて存在していたタイミングに
挿入する(書込む)。
【0130】上記した例のように第2弦L2のフレット
番号「3」を第3弦L3に移動させる場合、モジュール
SMDには、第3弦の演奏データ(図2の例ではトラッ
ク7の演奏データ)中にフレット番号3に対応するノー
トデータを挿入する(書込む)命令をモジュールSMD
に渡す。また、記憶部16C内のタブ譜データいおい
て、第3トラックの演奏データ中にフレット番号3に対
応するノートデータを挿入する(書込む)。この結果、
フレット番号7に対応するノートデータは、フレット番
号3に対応するノートデータと同じ音高を有することに
なる。
【0131】上記した図10の処理によれば、タブ譜Q
上で所望1又は複数のフレット番号を選択してドラッグ
操作により弦間を移動させることにより記憶部16A及
び16Cのタブ譜データにおいて選択に係るフレット番
号に対応するノートデータの記憶トラックをフレット番
号の弦間移動に対応して変更することができ、しかも移
動元の弦と移動先の弦のチューニングデータに基づいて
フレット番号を修正することができる。また、フレット
番号を修正する際には、ノートデータの音高をそのまま
維持するようにしたので、例えば1つのメロディに関し
て運指態様が異なる複数の演奏データを簡単に得ること
ができる。なお、音高を維持したまま弦間での移動を行
なうと、フレット番号が負の値あるいは最大値を越えて
しまうことがある。このような場合は、0あるいは最大
値でリミットをかけるか、弦間での移動そのものを無効
にするとよい。
【0132】この発明は、上記した実施形態に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、次のような変更が可能である。
【0133】(1)シーケンサモジュールとタブ譜表示
・入力編集モジュールとが別々のプログラムモジュール
からなる場合を例示したが、これに限らず、1つのプロ
グラムモジュールにシーケンサ機能とタブ譜表示・入力
編集機能とを持たせるようにしてもよい。
【0134】(2)カーソルスイッチ(カーソルキー)
の操作によりノートデータの弦間の移動やグリッド位置
の修正を行なうようにしてもよい。例えば、画面に表示
された所望のフレット番号にカーソルを当てた状態で操
作子群38内のキーボード上で「コントロールキー」を
押しながらカーソルスイッチを操作することで該フレッ
ト番号に対応するノートデータを弦間で移動させるよう
にしてもよい。また、カーソルスイッチの操作により複
数のフレット番号に対応するノートデータを上記したカ
ーソルスイッチ及びコントロールキーによる方法で弦間
移動させるようにしてもよい。カーソルスイッチの操作
により複数のフレット番号を選択するには、例えば、画
面に表示された所望の1つのフレット番号にカーソルを
当てた状態で操作子群38内のキーボード上で「シフト
キー」を押しながらカーソルキーを操作することでカー
ソルを1つのフレット番号から順次に隣りのフレット番
号にシフトさせるようにすればよい。
【0135】(3)マウスを斜め方向にドラッグするこ
とにより、弦間移動とグリッド移動の双方が同時にでき
るようにしてもよい。
【0136】(4)この発明は、ギターに限らず、ベー
ス等の各種弦楽器に関する演奏データ編集にも適用可能
である。
【0137】(5)この発明は、電子楽器の形態に限ら
ず、パーソナルコンピュータとアプリケーションソフト
ウェアとの組合せの形態でも実施することができる。ア
プリケーションソフトウェアは、磁気ディスク、光磁気
ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記憶させてパー
ソナルコンピュータに供給するようにしてもよい。
【0138】(6)この発明は、鍵盤式電子楽器に限ら
ず、弦楽器式、管楽器式、打楽器式等の電子楽器にも適
用することができる。
【0139】(7)この発明は、音源装置、自動演奏装
置等を内蔵した電子楽器に限らず、鍵盤、音源装置、自
動演奏装置等をMIDIや各種ネットワーク等の通信手
段で結合した電子楽器にも適用することができる。
【0140】(8)メロディ、コード等の演奏データの
フォーマットは、イベントの発生時刻を1つ前のイベン
トからの相対時間で表わす「イベント+相対時間」方式
に限らず、イベントの発生時刻を曲や小節内の絶対時間
で表わす「イベント+絶対時間」方式、音符の音高と音
符長及び休符と休符長で曲の内容を表わす「音高(休
符)+符長」方式、イベント発生の最小時間単位毎に記
憶領域を確保し、イベントの発生時刻に対応する記憶領
域にイベントを記憶する方式等の任意の方式を用いるこ
とができる。
【0141】(9)自動演奏のテンポを変更する方法と
しては、テンポクロック信号の周期を変更するものに限
らず、テンポクロック信号の周期を変えずにタイミング
データの値を修正するもの、テンポクロック信号を計数
するカウンタの値を修正するもの等であってもよい。
【0142】(10)複数チャンネル分の演奏データが
存在する場合、複数チャンネルのデータを混在させて記
憶してもよいし、チャンネル毎に記録トラックを別にし
て記録してもよい。
【0143】(11)時系列の演奏データを記憶する場
合、メモリ内の連続する領域に時系列的に記録してもよ
いし、メモリ内の飛び飛びの領域に分散させて記録して
連続するデータとして管理するようにしてもよい。
【0144】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、タブ
譜上での押弦位置の線間移動(弦間移動)に伴って自動
的に記憶トラック間でノートデータの移動を行なう構成
にしたので、データ入力の手間が省ける効果が得られ
る。
【0145】また、記憶トラック間でノートデータを移
動させる際に押弦位置を保存しつつチューニングデータ
に基づいて自動的にノートデータの音高を修正する構成
にしたので、音高修正の手間が省ける効果がある。
【0146】さらに、記憶トラック間でノートデータを
移動させる際に音高を保存しつつチューニングデータに
基づいて自動的に押弦位置を修正する構成にしたので、
押弦位置修正の手間が省ける効果がある。
【0147】さらに、表示面における押弦位置の1つの
タイミング目盛から他のタイミング目盛への変更に対応
して自動的に演奏データ中の発音タイミングを変更する
構成にすると、発音タイミング修正の手間が省ける効果
がある。
【0148】さらに、所望の押弦位置を選択し、選択に
係る押弦位置の代りになるべき押弦位置を入力するのに
応答して入力に係る押弦位置に対応するノートデータの
音高をチューニングデータに基づいて自動的に決定する
構成にしたので、音高修正の手間が省ける効果がある。
【0149】さらに、タブ譜上で所望の線にカーソルを
当てた状態で情報の入力、修正、削除等の編集を行なう
構成にしたので、簡単に押弦位置等に関する編集を行な
える効果がある。
【0150】さらに、タブ譜上でカーソルを当てた線に
対応する演奏データ中の制御データに基づいて演奏音の
楽音パラメータを表示する構成にしたので、制御データ
の確認、入力、修正等が容易になる効果がある。
【0151】さらに、タブ譜上で所望のタイミング目盛
を選択して新たな押弦位置を表示させ、新たな押弦位置
に対応するノートデータを書込む際に該ノートデータの
音高をチューニングデータに基づいて自動的に決定する
と共にタイミング目盛に対応するタイミングデータを書
込むようにしたので、音高や発音タイミングを入力する
手間が省ける効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る演奏データ編集
装置を備えた電子楽器の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 演奏データ及びタブ譜データの記憶例を示す
図である。
【図3】 1トラック分の演奏データのフォーマットを
示す図である。
【図4】 表示画面の一例を示す図である。
【図5】 処理プログラムの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 ギターウインドウ処理の一部を示すフローチ
ャートである。
【図7】 ギターウインドウ処理の他の一部を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 ギターウインドウ処理の残部を示すフローチ
ャートである。
【図9】 マウス処理を示すフローチャートである。
【図10】 マウス処理の変形例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10:バス、12:CPU、14:ROM、16:RA
M、16A:演奏データ記憶部、16B:フレット番号
記憶部、16C:タブ譜データ記憶部、18,20:検
出回路、22:表示回路、24:音源回路、26:効果
回路、28:外部記憶装置、30:MIDIインターフ
ェース、32:通信インターフェース、34:タイマ、
36:鍵盤、38:操作子群、40:表示装置、42:
サウンドシステム、44:MIDI機器、46:通信ネ
ットワーク、48:サーバコンピュータ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系
    列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶し
    た記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の演
    奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わす
    ノートデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データの演奏内容に基づ
    いて表示面に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に
    関して押弦位置を表示する表示手段と、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線に関し
    て表示された1又は複数の押弦位置を前記複数の線のう
    ちの他の線に移動させる操作を行なう操作手段と、 この操作手段での操作に応答して、前記1の線に関して
    表示された1又は複数の押弦位置を前記他の線に関して
    表示させる表示制御手段と、 前記操作手段での操作に応答して前記記憶手段において
    前記1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏
    データ中で前記1の線に関して表示された1又は複数の
    押弦位置に対応するノートデータを削除すると共に、前
    記他の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏デ
    ータ中に前記他の線に関して表示された押弦位置に対応
    するノートデータを書込む編集手段とを備えた演奏デー
    タ編集装置。
  2. 【請求項2】 前記複数系列のうちの各系列の演奏デー
    タは、対応する弦に関するチューニングデータを含み、
    前記表示制御手段は、前記1の線に関して表示された押
    弦位置を前記他の線に移動させる際に、前記1の線に関
    して表示された押弦位置と同じ押弦位置を前記他の線に
    関して表示し、前記編集手段は、前記他の線に対応した
    弦に対応する記憶トラックの演奏データ中に前記他の線
    に関して表示された押弦位置に対応するノートデータを
    書込む際に該ノートデータの音高を前記1の弦に対応す
    るチューニングデータと前記他の弦に対応するチューニ
    ングデータとに基づいて決定するものである請求項1記
    載の演奏データ編集装置。
  3. 【請求項3】 前記複数系列のうちの各系列の演奏デー
    タは、対応する弦に関するチューニングデータを含み、
    前記表示制御手段は、前記1の弦に関して表示された押
    弦位置を前記他の線に移動させる際に前記1の線に対応
    した弦に対応するチューニングデータと前記他の線に対
    応した弦に対応するチューニングデータとに基づいて前
    記1の線に関する押弦位置を前記他の線に関する押弦位
    置に修正し、修正後の押弦位置を前記他の線に関して表
    示し、前記編集手段は、前記他の線に対応した弦に対応
    する記憶トラックの演奏データ中に前記他の線に関して
    表示された押弦位置に対応するノートデータを書込む際
    に該ノートデータとして前記1の線に関して表示された
    押弦位置に対応するノートデータと同じ音高を表わすノ
    ートデータを書込むものである請求項1記載の演奏デー
    タ編集装置。
  4. 【請求項4】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系
    列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶し
    た記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の演
    奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わす
    ノートデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データの演奏内容に基づ
    いて表示面に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に
    関して押弦位置を表示する表示手段と、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線に関し
    て表示された1又は複数の押弦位置を前記複数の線のう
    ちの他の線に移動させる操作を行なう操作手段とを備え
    た演奏データ編集装置において使用される記録媒体であ
    って、 前記操作手段での操作に応答して、前記1の線に関して
    表示された1又は複数の押弦位置を前記他の線に関して
    表示させるステップと、 前記操作手段での操作に応答して前記記憶手段において
    前記1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏
    データ中で前記1の線に関して表示された1又は複数の
    押弦位置に対応するノートデータを削除すると共に、前
    記他の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏デ
    ータ中に前記他の線に関して表示された押弦位置に対応
    するノートデータを書込むステップとを含むプログラム
    を記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系
    列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶し
    た記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の演
    奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の発音タイミン
    グを表わすタイミングデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段であって、前記表示面には、前
    記複数の線の延長方向に沿って所定の音符に対応した時
    間間隔で複数のタイミング目盛を表示するものと、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線上で前
    記複数のタイミング目盛のうちの1のタイミング目盛に
    関して表示された1又は複数の押弦位置を前記複数のタ
    イミング目盛のうちの他のタイミング目盛に移動させる
    操作を行なう操作手段と、 この操作手段での操作に応答して、前記1のタイミング
    目盛に関して表示された1又は複数の押弦位置を前記他
    のタイミング目盛に関して表示させる表示制御手段と、 前記操作手段での操作に応答して前記記憶手段において
    前記1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏
    データ中で前記1のタイミング目盛に対応する発音タイ
    ミングを表わすタイミングデータを、前記他のタイミン
    グ目盛に対応する発音タイミングを表わすタイミングデ
    ータに修正する編集手段とを備えた演奏データ編集装
    置。
  6. 【請求項6】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系
    列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶し
    た記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の演
    奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の発音タイミン
    グを表わすタイミングデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段であって、前記表示面には、前
    記複数の線の延長方向に沿って所定の音符に対応した時
    間間隔で複数のタイミング目盛を表示するものと、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線上で前
    記複数のタイミング目盛のうちの1のタイミング目盛に
    関して表示された1又は複数の押弦位置を前記複数のタ
    イミング目盛のうちの他のタイミング目盛に移動させる
    操作を行なう操作手段とを備えた演奏データ編集装置に
    おいて使用される記録媒体であって、 前記操作手段での操作に応答して、前記1のタイミング
    目盛に関して表示された1又は複数の押弦位置を前記他
    のタイミング目盛に関して表示させるステップと、 前記操作手段での操作に応答して前記記憶手段において
    前記1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏
    データ中で前記1のタイミング目盛に対応する発音タイ
    ミングを表わすタイミングデータを、前記他のタイミン
    グ目盛に対応する発音タイミングを表わすタイミングデ
    ータに修正するステップとを含むプログラムを記録した
    記録媒体。
  7. 【請求項7】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系
    列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶し
    た記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の演
    奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わす
    ノートデータを含むと共に、対応する弦に関するチュー
    ニングデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段と、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線上に表
    示された複数の押弦位置のうち任意の1つを選択する選
    択手段と、 この選択手段で選択された押弦位置の代りになるべき押
    弦位置を入力する入力手段と、 この入力手段からの押弦位置の入力に応答して、前記選
    択手段で選択された押弦位置の代りに前記入力手段から
    入力された押弦位置を表示させる表示制御手段と、 前記入力手段からの押弦位置の入力に応答して前記記憶
    手段において前記1の線に対応した弦に対応する記憶ト
    ラックの演奏データの中で前記選択手段で選択された押
    弦位置に対応するノートデータを前記入力手段から入力
    された押弦位置に対応するノートデータに修正する編集
    手段であって、該修正後のノートデータの音高を前記1
    の線に対応した弦に対応するチューニングデータに基づ
    いて決定するものとを備えた演奏データ編集装置。
  8. 【請求項8】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数系
    列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶し
    た記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の演
    奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わす
    ノートデータを含むと共に、対応する弦に関するチュー
    ニングデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段と、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線上に表
    示された複数の押弦位置のうち任意の1つを選択する選
    択手段と、 この選択手段で選択された押弦位置の代りになるべき押
    弦位置を入力する入力手段とを備えた演奏データ編集装
    置において使用される記録媒体であって、 前記入力手段からの押弦位置の入力に応答して、前記選
    択手段で選択された押弦位置の代りに前記入力手段から
    入力された押弦位置を表示させるステップと、 前記入力手段からの押弦位置の入力に応答して前記記憶
    手段において前記1の線に対応した弦に対応する記憶ト
    ラックの演奏データの中で前記選択手段で選択された押
    弦位置に対応するノートデータを前記入力手段から入力
    された押弦位置に対応するノートデータに修正するステ
    ップであって、該修正後のノートデータの音高を前記1
    の線に対応した弦に対応するチューニングデータに基づ
    いて決定するものとを含むプログラムを記録した記録媒
    体。
  9. 【請求項9】弦楽器の複数弦に対応する複数系列の演奏
    データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶した記憶手
    段と、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段と、 前記表示面において所望の位置にカーソルを配置させる
    操作を行なう操作手段と、 前記表示面において前記操作手段の操作により前記複数
    の線のうちの任意の1つにカーソルを配置をさせた状態
    でカーソル配置に係る線に関して情報の入力、修正、削
    除のうちの少なくとも1つを行なう編集手段とを備えた
    演奏データ編集装置。
  10. 【請求項10】弦楽器の複数弦に対応する複数系列の演
    奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶した記憶
    手段と、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段と、 前記表示面において所望の位置にカーソルを配置させる
    操作を行なう操作手段とを備えた演奏データ編集装置に
    おいて使用される記録媒体であって、 前記表示面において前記操作手段の操作により前記複数
    の線のうちの任意の1つにカーソルを配置をさせた状態
    でカーソル配置に係る線に関して情報の入力、修正、削
    除のうちの少なくとも1つを行なうステップを含むプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数
    系列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶
    した記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の
    演奏データは、演奏音の楽音パラメータを制御する制御
    データを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段と、 前記表示面において所望の位置にカーソルを配置させる
    操作を行なう操作手段と、 この操作手段の操作により前記複数の線のうちの任意の
    1つにカーソルを配置させるのに応答してカーソル配置
    に係る線に対応した弦に対応する演奏データ中の制御デ
    ータを前記記憶手段から読出し、該制御データに基づい
    て前記表示面に演奏音の楽音パラメータを表示させる表
    示制御手段とを備えた演奏データ編集装置。
  12. 【請求項12】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数
    系列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶
    した記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の
    演奏データは、演奏音の楽音パラメータを制御する制御
    データを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段と、を備えた演奏データ編集装
    置において使用される記録媒体であって、 前記操作手段の操作により前記複数の線のうちの任意の
    1つにカーソルを配置させるのに応答してカーソル配置
    に係る線に対応した弦に対応する演奏データ中の制御デ
    ータを前記記憶手段から読出し、該制御データに基づい
    て前記表示面に演奏音の楽音パラメータを表示させるス
    テップを含むプログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数
    系列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶
    した記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の
    演奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わ
    すノートデータ及び該楽音の発音タイミングを表わすタ
    イミングデータを含むと共に、対応する弦に関するチュ
    ーニングデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示する表示手段であって、前記表示面には、前
    記複数の線の延長方向に沿って所定の音符に対応した時
    間間隔で複数のタイミング目盛を表示を表示するもの
    と、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線上にお
    ける、前記複数のタイミンング目盛のうちの1のタイミ
    ング目盛を選択する選択手段と、 この選択手段による選択に応答して、前記選択された1
    のタイミング目盛上に新たな所定の押弦位置を表示させ
    る表示制御手段と、 前記選択手段による選択に応答して前記記憶手段におい
    て前記1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの演
    奏データの中に、前記選択された1のタイミング目盛に
    対応する発音タイミングデータと共に、前記所定の押弦
    位置に対応するノートデータを書込む編集手段であっ
    て、前記1の線に対応した弦に対応する記憶トラックの
    演奏データ中に前記所定の押弦位置に対応するノートデ
    ータを書込む際に該ノートデータの音高を前記1の線に
    対応した弦に対応するチューニングデータに基づいて決
    定するものとを備えた演奏データ編集装置。
  14. 【請求項14】弦楽器の複数弦にそれぞれ対応する複数
    系列の演奏データを複数の記憶トラックにそれぞれ記憶
    した記憶手段であって、前記複数系列のうちの各系列の
    演奏データは、発生すべき楽音毎に該楽音の音高を表わ
    すノートデータ及び該楽音の発音タイミングを表わすタ
    イミングデータを含むと共に、対応する弦に関するチュ
    ーニングデータを含んでいるものと、 前記記憶手段の複数系列の演奏データに基づいて表示面
    に前記複数弦にそれぞれ対応する複数の線に関して押弦
    位置を表示手段であって、前記表示面には、前記複数の
    線の延長方向に沿って所定の音符に対応した時間間隔で
    複数のタイミング目盛を表示するものと、 前記表示面において前記複数の線のうちの1の線の上に
    おける、前記複数のタイミング目盛のうちの1のタイミ
    ング目盛を選択する選択手段とを備えた演奏データ編集
    装置において使用される記録媒体であって、 前記選択手段による選択に応答して前記選択された1の
    線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏データの
    中に、前記選択された1のタイミング目盛に対応する発
    音タイミングデータと共に、前記所定の押弦位置に対応
    するノートデータを書込むステップであって、前記1の
    線に対応した弦に対応する記憶トラックの演奏データ中
    に前記所定の押弦位置に対応するノートデータを書込む
    際に該ノートデータの音高を前記1の線に対応した弦に
    対応するチューニングデータに基づいて決定するものと
    を含むプログラムを記録した記録媒体。
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