JP3528654B2 - メロディ生成装置及びリズム生成装置と記録媒体 - Google Patents

メロディ生成装置及びリズム生成装置と記録媒体

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JP3528654B2 JP03068599A JP3068599A JP3528654B2 JP 3528654 B2 JP3528654 B2 JP 3528654B2 JP 03068599 A JP03068599 A JP 03068599A JP 3068599 A JP3068599 A JP 3068599A JP 3528654 B2 JP3528654 B2 JP 3528654B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動作曲装置等
に用いる好適なメロディ生成装置及びリズム生成装置と
記録媒体に関し、特に所望のメロディからリズムパター
ンを抽出すると共に抽出したリズムパターンに類似した
(又は対比した)リズムパターンに基づいてメロディを
生成することにより所望のメロディに対する類似性(又
は対比性)が良好なメロディを生成可能としたり、ある
いは所望のリズムパターンに類似した(又は対比した)
リズムパターンを生成可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】この出願の出願人は、ユーザが入力した
テーマメロディとメロディ特徴(又はメロディ)が一致
又は類似したメロディ生成データをデータベースから抽
出すると共に抽出したメロディ生成データに基づいて1
曲分のメロディデータを生成する自動作曲装置を先に提
案した(特願平10−350742号)。この自動作曲
装置によれば、テーマメロディに相応しく且つ起伏に富
んだ音楽的なメロディを生成可能である。
【0003】上記提案に係る自動作曲装置において、楽
節Aのメロディに類似した楽節A'のメロディを得るに
は、(イ)楽節A'の前半(又は後半)のメロディを楽
節Aの前半(又は後半)のメロディと同一又は類似とす
ると共に楽節A'の後半(又は前半)のメロディを新規
に生成する方法、(ロ)楽節Aのメロディに音高シフト
処理を施して楽節A'のメロディとする方法等が用いら
れている。
【0004】また、楽節Aのメロディに対比した(楽節
Aのメロディと対照的な関係にある)楽節Bのメロディ
を得るには、(ハ)楽節Aのメロディにメロディ反転処
理を施して楽節Bのメロディとする(例えばCDEGの
メロディをEDCAのメロディとする)方法、(ニ)楽
節Aのメロディに関してリズムの粗密を変更して楽節B
のメロディとする(例えば楽節Aの前半及び後半で音符
分布がそれぞれ粗及び密であれば密及び粗とする)方法
等が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した(イ)の方法
によると、楽節A'の後半(又は前半)で新規にメロデ
ィを生成するので、楽節A'の前半(又は後半)とのメ
ロディの整合性が良好でないことがある。また、上記し
た(ロ)の方法によると、楽節Aのメロディの音高を一
様に変更するので、楽節Aのメロディの特徴が薄くなる
ことがある。いずせれにしても、楽節A'のメロディと
しては、楽節Aのメロディに対して音楽的な類似性が良
好でないことがある。
【0006】上記した(ハ)又は(ニ)の方法による
と、楽節Aのメロディについてメロディ反転を行なった
り、リズムの粗密を変更したりするだけであり、楽節B
のメロディとしては、楽節Aのメロディに対して非類似
のメロディが得られるものの、楽節Aのメロディに対し
て音楽的な対比性(対照性)が良好でないことがある。
【0007】この発明の目的は、所望のメロディに対す
る類似性又は対比性が良好なメロディを生成することが
できる新規なメロディ生成装置を提供することにある。
【0008】また、この発明の他の目的は、所望のリズ
ムパターンに対する類似性又は対比性が良好なリズムパ
ターンを生成することができる新規なリズム生成装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1のメ
ロディ生成装置は、所望のメロディを表わすメロディデ
ータを分析して、該メロディにおける複数の重要音のピ
ッチ情報を含むピッチ特徴と該メロディにおけるリズム
パターンとを抽出する抽出手段と、前記リズムパターン
とシンコペーション、付点の存在状態、音符分布の粗密
状態が同一である類似リズムバターンを生成するパター
ン生成手段と、前記類似リズムパターンにおいて、複数
の重要音にそれぞれ対応する複数の重要打点に対しては
前記ピッチ特徴に従ってそれぞれピッチを付与すると共
に、前記複数の重要打点以外の打点に対しては前記重要
打点のピッチと所定の音程進行でつながるピッチを決定
することにより付与及び決定に係るピッチを有する打点
からなるメロディを表わすメロディデータを生成する
ロディ生成手段とを備えたものである。
【0010】第1のメロディ生成装置によれば、所望の
メロディからピッチ特徴(例えば強拍音等の重要音のピ
ッチ又は重要音間のピッチ変化パターン等)及びリズム
パターンを抽出すると共に、抽出したリズムパターン
類似した類似リズムパターンを生成し、類似リズムパタ
ーンの重要打点(例えば重要音に対応する打点)に対し
て抽出したピッチ特徴に従ってピッチを付与するように
したので、所望のメロディに対する類似性が良好なメロ
ディを生成することができる。
【0011】この発明に係る第2のメロディ生成装置
は、所望のメロディを表わすメロディデータを分析
て、該メロディにおける複数の重要音のピッチ情報を含
むピッチ特徴と該メロディにおけるリズムパターンとを
抽出する抽出手段と、互いに類似する複数のリズムパタ
ーンを1グループとして複数グループのリズムパターン
を記憶する記憶手段と、前記複数グループのリズムパタ
ーン中から前記抽出手段での抽出に係るリズムパターン
と同一のリズムパターンを検出する検出手段と、この検
出手段での検出に係るリズムパターンの属するグループ
中から該検出に係るリズムパターン以外のいずれかのリ
ズムパターンを類似リズムパターンとして選択して読出
す読出手段と、前記類似リズムパターンにおいて、複数
の重要音にそれぞれ対応する複数の重要打点に対しては
前記ピッチ特徴に従ってそれぞれピッチを付与すると共
に、前記複数の重要打点以外の打点に対しては前記重要
打点のピッチと所定の音程進行でつながるピッチを決定
することにより付与及び決定に係るピッチを有する打点
からなるメロディを表わすメロディデータを生成するメ
ロディ生成手段とを備えたものである。
【0012】第2のメロディ生成装置によれば、複数グ
ループのリズムパターン中から抽出リズムパターンと同
一のリズムパターンを検出すると共に、検出リズムパタ
ーンの属するグループ中から検出リズムパターン以外の
いずれかのリズムパターンを選択して読出すので、類似
リズムパターンとしては、複数グループのリズムパター
ン中から抽出リズムパターンに対する類似性が良いリズ
ムパターンを選出することができる。従って、所望のメ
ロディに対する生成メロディの類似性を一層向上させる
ことができる。
【0013】
【0014】
【0015】この発明に係る第3のメロディ生成装置
は、所望のメロディを表わすメロディデータを分析して
該メロディのリズムパターンを抽出する抽出手段と、前
記リズムパターンとシンコペーション、付点の存在状
態、音符分布の粗密状態が対比した関係にある対比リズ
ムパターンを生成するパターン生成手段と、複数の重要
音にそれぞれ対応する複数の重要打点に対して付与すべ
き複数のピッチ情報を生成するピッチ生成手段と、前記
対比リズムパターンにおいて、複数の重要音にそれぞれ
対応する複数の重要打点に対しては前記複数のピッチ情
報に従ってそれぞれピッチを付与すると共に、前記複数
の重要打点以外の打点に対しては前記重要打点のピッチ
と所定の音程進行でつながるピッチを決定することによ
り付与及び決定に係るピッチを有する打点からなるメロ
ディを表わすメロディデータを生成するメロディ生成手
段とを備えたものである。
【0016】第3のメロディ生成装置によれば、所望の
メロディからリズムパターンを抽出すると共に、抽出し
たリズムパターンに対比した対比リズムパターンと重要
打点に付与すべきピッチ情報とを生成し、対比リズムパ
ターンの重要打点に対してピッチ情報に従ってピッチを
付与するようにしたので、所望のメロディに対する対比
性が良好なメロディを生成することができる。
【0017】この発明に係る第4のメロディ生成装置
は、所望のメロディを表わすメロディデータを分析して
該メロディのリズムパターンを抽出する抽出手段と、
いに類似する複数のリズムパターンを1グループとして
複数グループのリズムパターンを記憶すると共に各グル
ープに付随して該グループのリズムパターンとシンコペ
ーション、付点の存在状態、音符分布の粗密状態が対比
した関係にあるリズムパターンを記憶する記憶手段と、
前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出手段
での抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパターン
を検出する検出手段と、この検出手段での検出に係るリ
ズムパターンの属するグループに付随したリズムパター
ンを対比リズムパターンとして読出す読出手段と、複数
の重要音にそれぞれ対応する複数の重要打点に対して付
与すべき複数のピッチ情報を生成するピッチ生成手段
と、前記対比リズムパターンにおいて、複数の重要音に
それぞれ対応する複数の重要打点に対しては前記複数の
ピッチ情報に従ってそれぞれピッチを付与すると共に前
記複数の重要打点以外の打点に対しては前記重要打点の
ピッチと所定の音程進行でつながるピッチを決定するこ
とにより付与及び決定に係るピッチを有する打点からな
るメロディを表わすメロディデータを生成するメロディ
生成手段とを備えたものである。
【0018】第4のメロディ生成装置によれば、複数グ
ループのリズムパターン中から抽出リズムパターンと同
一のリズムパターンを検出すると共に、検出リズムパタ
ーンの属するグループに付随したリズムパターンを読出
すので、対比リズムパターンとしては、複数の対比関係
のリズムパターン中から抽出リズムパターンに対する対
比性が良いリズムパターンを選出することができる。従
って、所望のメロディに対する生成メロディの対比性を
一層向上させることができる。
【0019】この発明に係る第5のメロディ生成装置
は、互いに類似する複数のリズムパターンを1グループ
として複数グループのリズムパターンを記憶する記憶
段と、所望のメロディを表わすメロディデータを分析し
て該メロディのリズムパターンを抽出する抽出手段と、
前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出手段
での抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパターン
を検出する検出手段と、この検出手段での検出に係るリ
ズムパターンの属するグループ中から該検出に係るリズ
ムパターン以外のいずれかのリズムパターンを選択して
読出す読出手段と、この読出手段により読出されたリズ
ムパターンに基づいて前記所望のメロディに類似したメ
ロディを表わすメロディデータを生成するメロディ生成
手段とを備えたものである。
【0020】第5のメロディ生成装置によれば、第2の
メロディ生成装置に関して上記したと同様にして複数グ
ループのリズムパターン中から抽出リズムパターンに対
する類似性が良いリズムパターンを選出することができ
る。従って、選出したリズムパターンに基づいて所望の
メロディに対する類似性が良好なメロディを生成可能で
ある。
【0021】この発明に係る第6のメロディ生成装置
は、互いに類似する複数のリズムパターンを1グループ
として複数グループのリズムパターンを記憶すると共に
各グループに付随して該グループのリズムパターンと
ンコペーション、付点の存在状態、音符分布の粗密状態
が対比した関係にあるリズムパターンを記憶する記憶手
段と、所望のメロディを表わすメロディデータを分析し
て該メロディのリズムパターンを抽出する抽出手段と、
前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出手段
での抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパターン
を検出する検出手段と、この検出手段での検出に係るリ
ズムパターンの属するグループに付随したリズムパター
ンを読出す読出手段と、この読出手段により読出された
リズムパターンに基づいて前記所望のメロディに対比し
たメロディを表わすメロディデータを生成するメロディ
生成手段とを備えたものである。
【0022】第6のメロディ生成装置によれば、第4の
メロディ生成装置に関して上記したと同様にして複数の
対比関係のリズムパターン中から抽出リズムパターンに
対する対比性が良いリズムパターンを選出することがで
きる。従って、選出したリズムパターンに基づいて所望
のメロディに対する対比性が良好なメロディを生成可能
である。
【0023】この発明に係る第1のリズム生成装置は、
互いに類似する複数のリズムパターンを1グループとし
て複数グループのリズムパターンを記憶する記憶手段
と、所望のリズムパターンを供給する供給手段と、前記
複数グループのリズムパターンの中から前記供給手段に
よって供給されたリズムパターンと同一のリズムパター
ンを検出する検出手段と、この検出手段での検出に係る
リズムパターンの属するグループ中から該検出に係るリ
ズムパターン以外のいずれかのリズムパターンを選択し
て読出す読出手段とを備え、前記所望のリズムパターン
に類似したリズムパターンを生成するようにしたもので
ある。
【0024】第1のリズム生成装置によれば、供給手段
により所望のリズムパターンを供給すると、検出手段が
記憶に係る複数グループのリズムパターンの中から供給
に係るリズムパターンと同一のリズムパターンを検出
し、読出手段が検出に係るリズムパターンの属するグル
ープ中から該検出に係るリズムパターン以外のいずれか
のリズムパターンを選択して読出す。従って、所望のリ
ズムパターンに対する類似性が良好なリズムパターンを
簡単に生成することができる。
【0025】この発明に係る第2のリズム生成装置は、
互いに類似する複数のリズムパターンを1グループとし
て複数グループのリズムパターンを記憶すると共に各グ
ループに付随して該グループのリズムパターンとシンコ
ペーション、付点の存在状態、音符分布の粗密状態が対
比した関係にあるリズムパターンを記憶する記憶手段
と、所望のリズムパターンを供給する供給手段と、前記
複数グループのリズムパターンの中から前記供給手段に
よって供給されたリズムパターンと同一のリズムパター
ンを検出する検出手段と、この検出手段での検出に係る
リズムパターンの属するグループに付随したリズムパタ
ーンを読出す読出手段とを備え、前記所望のリズムパタ
ーンに対比したリズムパターンを生成するようにしたも
のである。
【0026】第2のリズム生成装置によれば、供給手段
により所望のリズムパターンを供給すると、検出手段が
記憶に係る複数グループのリズムパターンの中から供給
に係るリズムパターンと同一のリズムパターンを検出
し、読出手段が検出に係るリズムパターンの属するグル
ープに付随したリズムパターンを読出す。従って、所望
のリズムパターンに対する対比性が良好なリズムパター
ンを簡単に生成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る自動作曲装置を備えた電子楽器の回路構成を示すも
のである。この電子楽器は、パーソナルコンピュータ等
の小型コンピュータによって作曲、楽音発生等が制御さ
れるようになっている。
【0028】バス10には、CPU(中央処理装置)1
2、ROM(リード・オンリィ・メモリ)14、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)16、検出回路18,
20、表示回路22、音源回路24、効果回路26、外
部記憶装置28、MIDI(Musical Instrument Digit
al Interface)インターフェース30、通信インターフ
ェース32、タイマ34等が接続されている。
【0029】CPU12は、ROM14にストアされた
プログラムに従って作曲のための各種処理を実行するも
ので、これらの処理については図2〜7を参照して後述
する。
【0030】RAM16は、CPU12による各種処理
に際して使用される種々の記憶部を含むもので、主な記
憶部としては、モチーフメロディ記憶部16A、メロデ
ィ特徴記憶部16B、メロディ生成データ記憶部16
C、メロディ生成条件記憶部16D、曲データ記憶部1
6E等を含んでいる。
【0031】検出回路18は、鍵盤36から鍵操作情報
を検出するものである。検出回路20は、操作子群38
から各種操作子の操作情報を検出するものである。操作
子群38は、一例として文字入力及び数値入力が可能な
キーボードと、各種の指示操作が可能なマウスとを含ん
でいる。
【0032】表示回路22は、表示器40の表示動作を
制御することにより各種の表示を可能にするものであ
る。
【0033】音源回路24は、複数の楽音発生チャンネ
ルを有するものである。楽音発生方式としては、波形メ
モリ方式、FM方式、物理モデル方式、高調波合成方
式、フォルマント合成方式、VCO,VCF,VDA等
を用いるアナログシンセサイザ方式等の任意のものを採
用することができる。また、音源回路24としては、専
用のハードウェアを用いるものに限らず、DSP(ディ
ジタル・シグナル・プロセッサ)とマイクロプログラム
を組合せたもの、CPUとソフトウェアを組合せたもの
であってもよい。さらに、複数の楽音発生チャンネル
は、対応する複数の回路で構成してもよく、あるいは1
つの回路を時分割的に使用することによって形成しても
よい。
【0034】効果回路26は、音源回路24から発生さ
れる楽音信号にコーラス、リバーブ等の効果を付加する
ものである。効果回路26から送出される楽音信号は、
サウンドシステム42に供給され、音響に変換される。
【0035】外部記憶装置28は、HD(ハードディス
ク)、FD(フロッピーディスク)、CD(コンパクト
ディスク)、DVD(ディジタル多目的ディスク)、M
O(光磁気ディスク)等のうち1又は複数種類の記録媒
体を着脱可能なものである。外部記憶装置28に所望の
記録媒体を装着した状態では、記録媒体からRAM16
へデータを転送可能である。また、装着した記録媒体が
HDやFDのように書込可能なものであれば、RAM1
6のデータを記録媒体に転送可能である。
【0036】外部記憶装置28に装着する記録媒体に
は、例えば図2に示すように多数の曲にそれぞれ対応し
たメロディ生成データM,M…Mがデータベース
50として記録されている。各メロディ生成データは、
対応する曲のメロディを生成するために使用されるもの
で、代表例としてメロディ生成データMのフォーマッ
トを図3に示す。他のメロディ生成データM〜M
も、メロディ生成データM と同様のフォーマットで
構成される。
【0037】図3に示すメロディ生成データMは、ヘ
ッダデータHDと、区間K,K,K…にそれぞれ
対応した区間データとを含んでいる。区間K,K
…は、いずれも1楽節に対応する区間であり、この
実施形態においては、1楽節は、4小節からなるものと
する。ヘッダデータHDは、曲の調(例えばC長調)を
表わす調データH、曲の拍子(例えば4/4拍子)を
表わす拍子データH…等を含んでいる。
【0038】K等の各区間の区間データは、M11
の楽節データと、予め定めた複数の重要音(例えば区間
の開始音や終了音、強拍音等)にそれぞれ対応したM
12,M14等のピッチデータと、所定のコード進行に
対応したM13等のコードデータとを含んでいる。各楽
節データは、楽節番号と楽節記号とを表わすもので、例
えば楽節データM11は、楽節番号1と楽節記号Aとを
表わし、楽節データM は、楽節番号2と楽節記号B
とを表わし、楽節データM31は、楽節番号3と楽節記
号A'とを表わす。
【0039】楽節記号Aを表わすデータは、入力された
モチーフメロディと同一のメロディの生成を指示し、楽
節記号A'を表わすデータは、楽節記号Aのメロディと
はリズムパターン及びピッチ特徴が類似したメロディの
生成を指示し、楽節記号Bを表わすデータは、楽節記号
A,A'のいずれとも異なるメロディの生成を指示す
る。
【0040】楽節記号A,A',Bのいずれとも異なる
メロディの生成を指示するデータとしては、楽節記号
C,D…等を表わすデータが用いられる。この実施形態
では、B,C,D等の楽節記号を有する各区間では、モ
チーフメロディに類似したリズムパターンに基づいてメ
ロディを生成するリズム類似型メロディ生成処理〔1〕
と、モチーフメロディに対比したリズムパターンに基づ
いてメロディを生成するリズム対比型メロディ生成処理
〔2〕と、モチーフメロディと同一、類似、対比で関連
付けられたリズムパターン中からランダムに選択された
リズムパターンに基づいてメロディを生成するランダム
型メロディ生成処理〔3〕とのうちのいずれかの処理を
行なうようにしてもよい。この場合、各区間毎にいずれ
の型のメロディ生成処理を行なうかをメロディ生成デー
タ中の楽節記号で指示するようにしてもよい。例えば、
楽節記号Bについては、楽節記号B,B,Bを用
意し、Bならばリズム類似型メロディ生成処理〔1〕
の実行を指示し、Bならばリズム対比型メロディ生成
処理〔2〕の実行を指示し、Bならばランダム型メロ
ディ生成処理〔3〕の実行を指示するようにする。C,
D等の楽節記号についても同様とする。
【0041】メロディ生成データのデータベース50と
しては、外部記憶装置28の代りにROM14又はRA
M16を用いてもよい。また、プログラム記録手段とし
ては、ROM14の代りに外部記憶装置28の記録媒体
(前述のHD,FD,CD,DVD,MO等)を用いる
ことができる。この場合、記録媒体に記録したプログラ
ムは、外部記憶装置28からRAM16へ転送する。そ
して、RAM16に記憶したプログラムに従ってCPU
12を動作させる。このようにすると、プログラムの追
加やバージョンアップ等を容易に行なうことができる。
【0042】MIDIインターフェース30は、自動演
奏装置等の他のMIDI機器44との間で演奏情報等の
送受信を行なうために設けられたものである。
【0043】通信インターフェース32は、通信ネット
ワーク46(例えばLAN(ローカル・エリア・ネット
ワーク)、インターネット、電話回線等)を介してサー
バコンピュータ48と情報通信を行なうために設けられ
たものである。この発明の実施に必要なプログラムや各
種データは、サーバコンピュータ48から通信ネットワ
ーク46及び通信インターフェース32を介してRAM
16又は外部記憶装置28へダウンロード要求に応じて
取込むようにしてもよい。
【0044】タイマ34は、与えられるテンポデータに
対応する周期でテンポクロック信号TCLを発生するも
ので、テンポクロック信号TCLは、割込命令としてC
PU12に供給される。CPU12は、テンポクロック
信号TCLの各クロックパルス毎に割込処理を開始す
る。このような割込処理を利用することにより記憶部1
6Eの曲データに基づいて自動演奏を行なうことができ
る。
【0045】上記した電子楽器において、CPU12
は、鍵盤36で鍵が押されるたびに、押された鍵に対応
する音高情報と発音命令信号とを音源回路24に供給す
る。音源回路24は、音高情報及び発音命令信号に応じ
て、押された鍵に対応する音高を有する楽音信号を発生
する。このようにしてマニュアル演奏音の発生が可能と
なる。
【0046】次に、上記した電子楽器で行われる作曲処
理の概要を図2を参照して説明する。ステップ52で
は、ユーザが鍵盤36(又は操作子群38中のキーボー
ドやマウス)等により所望のモチーフメロディを入力す
る。入力されたモチーフメロディを表わすメロディデー
タMDは、図1のモチーフメロディ記憶部16Aに記憶
される。モチーフメロディとしては、例えば図3の第1
区間Kに対応する1楽節分のメロディが入力される。
モチーフメロディを入力する際には、K等の任意の区
間を指定してメロディ入力を行なうようにしたり、楽節
単位ではなく、フレーズ単位(例えば2小節)又は小節
単位でメロディ入力を行なうようにしたりすることがで
きる。
【0047】ステップ54では、記憶部16Aのメロデ
ィデータMDを分析してメロディ特徴を抽出すると共に
メロディデータMDに基づいてコード検出を行なう。メ
ロディ特徴としては、リズムパターン(音符のタイミン
グのパターン)、重要音(例えば区間の開始音や終了
音、強拍音等)のピッチ、重要音間のピッチ変化パター
ン等が抽出される。抽出されたリズムパターンを表わす
リズムパターンデータRPと、抽出された重要音のピッ
チを表わすピッチデータPTaと、抽出された重要音間
のピッチ変化パターンを表わすピッチ変化パターンデー
タPTPとは、図1のメロディ特徴記憶部16Bに記憶
される。図4には、データPTPにより表わされるピッ
チ変化パターンの一例を示す。
【0048】ステップ54で検出されたコードを表わす
コードデータCDaは、後述するステップ62bでモチ
ーフメロディに類似するメロディを生成する際に利用さ
れる。
【0049】ステップ56では、記憶部16Bのピッチ
変化パターンデータPTPをデータベース50内の各メ
ロディ生成データと比較し、データPTPとピッチ変化
パターンが一致又は類似するメロディ生成データを検出
する。この場合、データベース50内の各メロディ生成
データについては、第1区間KにおけるM12,M
14等のピッチデータで表わされるピッチ変化パターン
をデータPTPで表わされるピッチ変化パターンと比較
する。他の比較方法としては、M12,M14等のピー
チデータに対応するピッチ変化パターンを表わすパター
ンデータをメロディ生成データ中に含ませておき、該パ
ターンデータを比較に用いてもよい。また、記憶部16
BのピッチデータPTaとM12,M14等のピッチデ
ータとを比較するようにしてもよい。
【0050】ステップ58では、ステップ56でピッチ
変化パターンがモチーフメロディと一致又は類似すると
された1又は複数のメロディ生成データをデータベース
50から抽出する。複数のメロディ生成データが抽出さ
れたときは、それらのデータを表示器40の画面に楽譜
形式で表示するなどしてユーザに任意の1つを選択させ
る。抽出又は選択に係る1つのメロディ生成データは、
図1のメロディ生成データ記憶部16Cに記憶される。
【0051】ステップ60では、ユーザが所望のメロデ
ィ生成条件を指示する。メロディ生成条件としては、音
域等を指示可能である。指示に係るメロディ生成条件を
表わすメロディ生成条件データCSは、図1のメロディ
生成条件記憶部16Dに記憶される。前述したようにメ
ロディ生成データ中にB,B,Bのような楽節記
号を表わすデータを含ませる代りに、メロディ生成デー
タ中にはBのような楽節記号を表わすデータを含ませて
おき、B〜Bのいずれかをユーザがメロディ生成条
件として指示するようにしてもよい。
【0052】ステップ62では、メロディを生成する。
ステップ62は、モチーフメロディと同一区間のメロデ
ィ生成するステップ62aと、モチーフメロディと類似
区間のメロディを生成するステップ62bと、残区間の
メロディを生成するステップ62cとを含んでいる。メ
ロディ生成に際しては、記憶部16Cから各区間毎に楽
節データNM(図3のM11,M21,M31等に対
応)を読出す。そして、楽節データNMの指示する楽節
番号を有する区間において、62a〜62cのいずれの
ステップでメロディを生成するかを楽節データNMの指
示する楽節記号に基づいて判定する。
【0053】例えば、楽節データNMが指示する楽節記
号がAであるときは、ステップ62aでメロディを生成
する。この場合、モチーフメロディが1楽節長であれば
ステップ62aで1楽節の区間のメロディを生成し、モ
チーフメロディが2小節であればステップ62aで1楽
節の半分の区間のメロディを生成する。
【0054】また、楽節データNMが指示する楽節記号
がA'であるときは、ステップ62bでメロディを生成
する。この場合、モチーフメロディが1楽節長であれば
ステップ62bで1楽節の区間のメロディを生成し、モ
チーフメロディが2小節であればステップ62bで1楽
節の半分の区間のメロディを生成する。楽節記号がA''
であるときは、楽節記号がA'である上記の場合と同様
にメロディ生成が行なわれるが、モチーフメロディに対
する生成メロディの類似度は、楽節記号がA'である場
合とは若干異なる。
【0055】さらに、楽節データNMが指示する楽節記
号がA,A',A''以外のB,C又はD等であったと
き、あるいは上記のようにステップ62a又は62bで
区間の一部(例えば半分)しかメロディを生成しなかっ
たときは、残区間のメロディをステップ62cで生成す
る。
【0056】ステップ62aでは、記憶部16Aのモチ
ーフメロディデータMDをコピーすることによりモチー
フメロディと同一のメロディを表わすメロディデータを
生成する。例えば、楽節データNMが図3のM11に示
すように楽節番号1及び楽節記号Aを指示するものであ
るときは、モチーフメロディデータMDをコピーして図
1の曲データ記憶部16Eに楽節番号1の区間のメロデ
ィデータとして書込む。
【0057】ステップ62bでは、記憶部16Bから読
出されるリズムパターンデータRP及びピッチデータP
Taと、記憶部16Dから読出されるメロディ生成条件
データCSとに基づいてモチーフメロディに類似したメ
ロディを表わすメロディデータを生成する。例えば、楽
節データNMが図3のM31に示すように楽節番号3及
び楽節記号A'を指示するものであるときは、リズムパ
ターンデータRP及びピッチデータPTaに基づいてモ
チーフメロディに類似したメロディを表わすメロディデ
ータを生成し、記憶部16Eに楽節番号3の区間のメロ
ディデータとして書込む。
【0058】リズムパターンデータRP及びピッチデー
タPTaに基づく類似メロディ生成の具体例について
は、図7を参照して後述する。リズムパターンデータR
Pに基づいてモチーフメロディに類似したメロディを生
成する際には、ピッチデータPTaの代りに又はコード
データCDaを用いてピッチを決定してもよい。また、
ピッチデータPTaの代りにピッチ変化パターンデータ
PTPを用いてもよい。
【0059】ステップ62cでは、記憶部16Bから読
出されるリズムパターンデータRPと、記憶部16Cか
ら読出されるピッチデータPTb(図3のM12,M
14等に対応)と、記憶部16Dから読出されるメロデ
ィ生成条件データCSとに基づいて残区間のメロディを
表わすメロディデータを生成する。例えば、楽節データ
NMが図3のM21に示すように楽節番号2及び楽節記
号Bを指示するものであるときは、リズムパターンRP
及びピッチデータPTbに基づいて残区間のメロディを
表わすメロディデータを生成し、記憶部16Eに楽節番
号2の区間のメロディデータとして書込む。
【0060】残区間のメロディとしては、楽節記号が
B,C又はD等であったときはモチーフメロディに対比
したメロディを生成し、ステップ62a又は62bで区
間の一部(例えば半分)しかメロディを生成しなかった
ときはモチーフメロディに類似したメロディを生成する
ことができる。リズムパターンRPに基づいて残区間の
メロディを生成する際には、ピッチデータPTbの代り
に又はピッチデータPTbと共にメロディ生成データ中
のコードデータ(図3のM13等)を用いてピッチを決
定してもよい。
【0061】残区間のメロディを生成する処理では、モ
チーフメロディとリズムパターンRPで関連付けするも
のの、ピッチ特徴(例えばPTa)では関連付けをしな
い。一般に、楽曲において、ピッチについては楽節記号
が同一又は類似の区間(A,A'等の区間)で類似性が
高いが、楽節記号が異なる区間(B,C,D等の区間)
では関連性(類似性や対比性)が殆どない。これに対
し、リズムについては、すべての楽節において関連性を
持つ曲が多い。従って、リズムの関連性は、すべての区
間に持たせるのが好ましい。
【0062】図2に関して上記した処理によれば、楽節
データNMが指示する楽節番号及び楽節記号に従ってス
テップ62a〜62cの処理を選択的に実行することに
より記憶部16Eには1曲分のメロディを表わすメロデ
ィデータを得ることができる。
【0063】このようにして得られる1曲分のメロディ
は、ユーザが入力したモチーフメロディとリズムパター
ン及びピッチ特徴が同一のメロディと、該モチーフメロ
ディとリズムパターン及びピッチ特徴が類似したメロデ
ィと、該モチーフメロディとリズムパターンのみが類似
又は対比したメロディとを含むもので、モチーフメロデ
ィに相応しく且つ起伏に富んだ音楽的完成度の高いメロ
ディとなる。
【0064】ステップ62cの残区間メロディ生成処理
としては、前述したようにリズム類似型メロディ生成処
理と、リズム対比型メロディ生成処理と、ランダム型メ
ロディ生成処理とのうちのいずれかの処理を行なうよう
にしてもよい。このようにした場合のステップ62の処
理について図5,6を参照して説明する。
【0065】図5は、ステップ62で採用可能なメロデ
ィ生成処理の一例を示すのである。ステップ70では、
区間番号レジスタnに区間番号1をセットする。レジス
タnとしては、RAM16内の所定の記憶領域が使用さ
れる。
【0066】次に、ステップ72では、区間n(レジス
タnの番号を有する区間)が図3のKのようにモチー
フメロディと同一区間か判定する。この判定の結果が肯
定的(Y)であればステップ74に移る。
【0067】ステップ74では、記憶部16Aのモチー
フメロディMDをコピーすることによりモチーフメロデ
ィと同一のメロディを表わすメロディデータを生成す
る。この後、ステップ76に移る。
【0068】ステップ76では、レジスタnの値を1増
大させる。そして、ステップ78に移り、全区間の処理
が終了したか判定する。全区間の処理が終了したか否か
は、レジスタnの値が記憶部16Cのメロディ生成デー
タにおける最後の区間番号を越えたか否か調べることに
より判明する。ステップ78の判定結果が否定的(N)
であったときは、ステップ72に戻る。
【0069】ステップ72での判定結果が否定的(N)
であればステップ80に移る。ステップ80では、区間
nがモチーフメロディと類似区間か判定する。ステップ
76でn=2とした後初めてステップ80に来たとき、
図3の例では、ステップ80の判定結果が否定的(N)
となり、ステップ88に移る。ステップ88〜92及び
ステップ86は、残区間のメロディを生成する処理であ
り、これについては後述する。
【0070】ステップ86の後、ステップ76、ステッ
プ78を経てステップ72に戻る。ステップ76でn=
3として後初めてステップ72に来たとき、図3の例で
は、ステップ72の判定結果が否定的(N)となり、ス
テップ80に移る。このとき、ステップ80の判定結果
は肯定的(Y)となり、ステップ82に移る。
【0071】ステップ82では、モチーフメロディと類
似したリズムパターンを生成する。このような類似リズ
ムパターンを生成する方法としては、(イ)図6につい
て後述する方法、(ロ)モチーフメロディから抽出した
モチーフリズムパターンを演算により修正する方法など
を用いることができる。(ロ)の修正方法では、モチー
フリズムパターンにおいて1又は複数の打点をランダム
に削除及び/又は追加する方法を用いることができる。
ステップ82の後は、ステップ84に移る。
【0072】ステップ84では、ステップ82で生成さ
れた類似リズムパターンにおいて予め定めた複数の重要
音の打点(以下、重要打点という)にピッチデータPT
aに従ってそれぞれピッチを付与する。そして、ステッ
プ86に移る。
【0073】ステップ86では、ステップ82で生成さ
れた類似リズムパターンにおいて重要打点以外の打点の
ピッチを経過音(順次進行〔2度の音程で進行〕)、同
音、倚音(次の音へ順次進行)等を用いて決定する。こ
のときのピッチ決定には、コードデータCDaを用いて
もよい。
【0074】ここで、ステップ82〜86による類似メ
ロディ生成の一例を図7を参照して説明する。図7
(A)は、図2のステップ52でユーザが入力したモチ
ーフメロディを示し、図7(B)は、図2のステップ5
4でモチーフメロディから重要音として抽出した強拍音
C,E,D,Fを示し、図7(C)は、図2のステップ
54でモチーフメロディから抽出したモチーフリズムパ
ターンを示す。
【0075】ステップ82では、図7(C)のモチーフ
リズムパターンに基づいて図7(D)に示すような類似
リズムパターンを生成する。ステップ84では、図7
(E)に示すように類似リズムパターンにおいて4つの
強拍音に対応する4つの重要打点に図7(B)の強拍音
C,E,D,Fのピッチをそれぞれに付与する。ステッ
プ86では、図7(F)に示すように類似リズムパター
ンにおいて重要打点以外(重要打点間)の打点のピッチ
を経過音a,同音b,倚音c等により決定する。
【0076】なお、重要打点として強拍音を抽出する際
に強拍打点に音が存在しない場合は強拍打点の直前の音
を重要打点として抽出する。そして、ステップ84のピ
ッチ付与では、強拍打点の直前の打点に抽出に係る音
(強拍打点の直前の音)のピッチを付与する。
【0077】上記した類似メロディ生成方法によれば、
モチーフリズムパターンに類似したリズムパターンに対
して強拍音(又は強拍直前音)のピッチを付与するの
で、モチーフメロディとの類似性が良好なメロディが得
られる。
【0078】ステップ86の後は、ステップ76、ステ
ップ78を経てステップ72に戻り、ステップ72以降
の処理を上記したと同様に繰返す。
【0079】ステップ80において、図3のKのよう
に類似区間でない(N)と判定されたときは、残区間で
あることになり、ステップ88に移る。ステップ88で
は、リズムが類似指定か判定する。この判定は、区間n
について楽節データNM又はメロディ生成条件データC
Sに基づいてリズム類似型メロディ生成処理が指示され
ているか(楽節記号としては、例えばBが指定されて
いるか)判定するものである。ステップ88の判定結果
が肯定的(Y)であればステップ90に移る。
【0080】ステップ90では、ステップ82と同様に
してモチーフメロディと類似したリズムパターンを生成
する。次に、ステップ92では、ステップ90で生成し
た類似リズムパターンにおいて予め定めた複数の重要打
点にピッチデータPTbに従ってそれぞれピッチを付与
する。図3の例では、類似リズムパターンの重要打点に
対してピッチデータM12,M14…に従ってピッチを
付与する。この後、ステップ86に移る。
【0081】ステップ86では、前述したと同様にして
重要打点以外の打点のピッチを決定する。この後、ステ
ップ76、ステップ78を経てステップ72に戻る。
【0082】ステップ88の判定結果が否定的(N)で
あったときは、ステップ94においてリズム指定が対比
指定か判定する。この判定は、区間nについて楽節デー
タNM又はメロディ生成条件データCSに基づいてリズ
ム対比型メロディ生成処理が指示されているか(楽節記
号としては、例えばBが指定されているか)判定する
ものである。ステップ94の判定結果が肯定的(Y)で
あればステップ96に移る。
【0083】ステップ96では、モチーフメロディと対
比したリズムパターンを生成する。このような対比リズ
ムパターンを生成する方法としては、ステップ82に関
して前述した(イ)、(ロ)の方法を用いることができ
る。ステップ96の後は、ステップ92に移る。
【0084】ステップ92及びステップ86では、それ
ぞれ前述したと同様にして重要打点のピッチ及び重要打
点以外の打点のピッチを決定する。そして、ステップ7
6、ステップ78を経てステップ72に戻る。
【0085】ステップ94の判定結果が否定的(N)で
あったときは、区間nについて楽節データNM又はメロ
ディ生成条件データCSによりランダム型メロディ生成
処理が指示されている(楽節記号としては、例えばB
が指定されている)ことになり、ステップ98に移る。
【0086】ステップ98では、モチーフメロディと同
一、類似、対比で関連付けられたリズムパターン中から
いずれかのリズムパターンをランダムに選択して生成す
る。このためには、図6について後述する方法を用いる
ことができる。ステップ98の後は、ステップ92に移
る。
【0087】ステップ92及びステップ86では、それ
ぞれ前述したと同様にして重要打点のピッチ及び重要打
点以外の打点のピッチを決定する。そして、ステップ7
6、ステップ78を経てステップ72に戻る。
【0088】上記したような区間毎のメロディ生成処理
を何回か繰返すことにより最後の区間のメロディ生成が
終ると、ステップ78の判定結果が肯定的(Y)とな
り、処理エンドとなる。このとき、記憶部16Eには、
1曲を構成する全区間のメロディデータが生成順に記憶
されている。
【0089】図5の処理において、ステップ98では、
モチーフメロディと同一のリズムパターンを生成するよ
うにしたが、ステップ90においても、モチーフメロデ
ィと同一のリズムパターンを生成するようにしてもよ
い。また、区間とは、楽節に限らず、ブロック、フレー
ズ、小節等であってもよい。
【0090】ステップ90,92,86の処理によれ
ば、モチーフメロディと類似(又は同一)のリズムパタ
ーンの重要打点に対してピッチデータPTbに従ってピ
ッチを付与するので、モチーフメロディに対する類似性
が良好なメロディ生成することができる。また、ステッ
プ96,92,86の処理によれば、モチーフメロディ
と対比のリズムパターンの重要打点に対してピッチデー
タPTbに従ってピッチを付与するので、モチーフメロ
ディに対する対比性が良好なメロディを生成することが
できる。
【0091】図6は、図5の処理で採用可能なリズムパ
ターン生成処理の一例を示すものである。リズムパター
ンデータベース100には、複数の記憶部100a,1
00b…が設けられている。
【0092】記憶部100aには、第1のパターングル
ープPaに属する複数のリズムパターンが記憶されると
共に、パターングループPaに付随した第2のパターン
グループQaに属する複数のリズムパターンが記憶され
る。パターングループPaに属する複数のリズムパター
ンは、例えばシンコペーションや付点などが適当に存在
すると共に音符の粗密状態が同一であること等の条件を
満たすことで互いに類似した類似リズムパターンであ
り、共通した音楽的雰囲気を持っている。また、パター
ングループQaに属する複数のリズムパターンは、パタ
ーングループPaの複数のリズムパターンとそれぞれ対
比した関係にある対比リズムパターンである。
【0093】記憶部100bには、第1のパターングル
ープPbに属する複数のリズムパターンが記憶されると
共に、パターングループPbに付随した第2のパターン
グループQbに属する複数のリズムパターンが記憶され
る。パターングループPbに属する複数のリズムパター
ンは、互いに類似した類似リズムパターンであり、パタ
ーングループPaのリズムパターンとは異なる条件につ
いて共通した音楽的雰囲気を持っている。また、パター
ングループQbに属する複数のリズムパターンは、パタ
ーングループPbの複数のリズムパターンとそれぞれ対
比した関係にある対比リズムパターンである。
【0094】記憶部100a,100b以外の他の記憶
部にも、記憶部100a,100bについて上記したと
同様にして第1のパターングループの類似リズムパター
ンと、第1のパターングループに付随した第2のパター
ングループの対比リズムパターンとが記憶される。1つ
のリズムパターンであっても、複数の条件に該当するこ
とがあるので、1つのリズムパターンが複数のパターン
グループに属することもある。なお、データベース10
0としては、外部記憶装置28、ROM14、RAM1
6等を用いることができる。
【0095】リズムパターンの生成は、データベース1
00からいずれかのリズムパターンを選択して読出すこ
とにより行なわれる。ステップ110では、図2のステ
ップ54での検出に係るリズムパターンデータRPが表
わすモチーフリズムパターンとパターングループPa,
Pb…内の各リズムパターンとを比較し、モチーフリズ
ムパターンと同一のリズムパターンを検索する。
【0096】次にステップ112では、リズム指定が
「類似」、「対比」又は「ランダム」のいずれか判定す
る。ここで、「類似」、「対比」又は「ランダム」は、
前述したようにリズム類似型メロディ生成処理の指示
(楽節記号としては例えばBの指定)、リズム対比型
メロディ生成処理の指示(楽節記号としては例えばB
の指定)又はランダム型メロディ生成処理(楽節記号と
しては例えばBの指定)にそれぞれ相当する。
【0097】リズム指定が「類似」であると判定された
ときは、ステップ114に移り、ステップ110での検
索に係るリズムパターン(モチーフリズムパターンと同
一のもの)の属するグループ(例えばPa)中から該検
索に係るリズムパターン以外のいずれかの類似リズムパ
ターンを選択して読出す。
【0098】リズム指定が「対比」であると判定された
ときは、ステップ116に移り、ステップ110での検
索に係るリズムパターンの属するグループ(例えばP
a)に付随したグループ(例えばQa)中からいずれか
の対比リズムパターンを選択して読出す。
【0099】リズム指定が「ランダム」であると判定さ
れたときは、ステップ118に移り、ステップ110で
の検索に係るリズムパターンの属するグループ(例えば
Pa)中及び該グループに付随したパターングループ
(例えばQa)中からいずれかのリズムパターンをラン
ダムに選択して読出す。この場合、モチーフリズムパタ
ーンと同一のリズムパターン、モチーフリズムパターン
に類似したリズムパターン又はモチーフリズムパターン
に対比したリズムパターンのいずれかが読出されること
になる。
【0100】図6の処理においては、Pa,Pb等のパ
ターングループについて予め優先順位を定めておくのが
好ましい。このようにすると、ステップ110で複数の
パターングループについてリズムパターン(モチーフリ
ズムパターンと同一のもの)が検索されたとき、優先順
位が最も高いパターングループを選択してステップ11
4、116又は118の処理で用いることができる。
【0101】また、データベース100の各記憶部にお
いては、音符数毎に第1及び第2のパターングループを
設けてもよい。このようにした場合、図2のステップ6
0では「生成する音符数」を指示する。そして、ステッ
プ110にて検索されたリズムパターンを含むパターン
グループのうちでステップ60にて指示された音符数を
持つ類似リズムパターン又は対比リズムパターンの中か
らいずれかのリズムパターンを選択する。このような構
成によれば、生成されるメロディの音符数をコントロー
ルしつつ類似性又は対比性が良好なメロディを生成する
ことができ、例えば予め用意された歌詞の音節数に合っ
たメロディの生成に好適である。
【0102】ステップ110、114の処理を図5のス
テップ82又は90の処理として用いると、モチーフメ
ロディに類似したメロディを生成することができる。ま
た、ステップ110、116の処理を図5のステップ9
6の処理として用いると、モチーフメロディに対比した
メロディを生成することができる。さらに、ステップ1
10、118の処理を図5のステップ98の処理として
用いると、モチーフメロディと同一、類似又は対比のい
ずれかのメロディを生成することができる。
【0103】図6の処理によれば、モチーフメロディと
同一、類似又は対比のリズムパターンを生成できると共
にこれらのリズムパターンのうちのいずれかをランダム
に生成でき、変化に富んだメロディを得るのに好都合で
ある。また、モチーフリズムパターンと同一のリズムパ
ターンを検出することによりリズムパターンの選択読出
しを可能にしたので、モチーフリズムパターンとの類似
度又は対比度を比較してリズムパターンの選択読出しを
行なうのに比べて構成乃至処理が簡単となる。
【0104】この発明は、上記した実施形態に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、次のような変更が可能である。
【0105】(1)ユーザが所望のメロディデータを供
給するには、鍵盤型、弦楽器型(例えばギター型)、管
楽器型等の電子楽器や電気楽器をリアルタイム演奏して
メロディデータを入力してもよいし、音高指示スイッチ
及び音長指示スイッチを操作して1音分ずつメロディデ
ータを入力してもよい。また、メロディの打点を所定の
スイッチを複数回タッピング操作することで入力し、各
打点のタイミングを例えば水平方向を時間軸にとって表
示しておき、この表示された各打点をマウス等のポイン
ティングデバイスを用いて音高軸方向(例えば垂直方
向)にドラッグ操作することでメロディデータを入力す
るようにしてもよい。さらに、外部記憶装置28又はR
OM14等の記憶手段に記憶したメロディデータをメロ
ディ音として視聴するか又は表示器40の画面に楽譜と
して表示し、所望のものを選択して入力してもよい。さ
らに、この発明に係る自動作曲装置又は他の自動作曲装
置によって作成されたメロディデータを入力してもよ
い。
【0106】(2)リズムパターンデータベース100
から読出したリズムパターンに基づいてメロディを生成
する場合、図2に示したようなメロディ生成データ中の
コードデータを参照してメロディを生成するようにして
もよい。また、ユーザが所望のコード進行を鍵盤36又
は操作子群38で入力できる構成あるいはユーザが所望
のコード進行を表示器40の画面で指定できる構成を採
用し、入力又は指定に係るコード進行に適合したメロデ
ィを生成するようにしてもよい。
【0107】(3)曲データのフォーマットは、イベン
トの発生時刻を1つ前のイベントからの相対時間で表わ
す「イベント+相対時間」方式に限らず、イベントの発
生時刻を曲や小節内の絶対時間で表わす「イベント+絶
対時間」方式、音符の音高と音符長及び休符と休符長で
曲の内容を表わす「音高(休符)+符長」方式、イベン
ト発生の最小時間単位毎に記憶領域を確保し、イベント
の発生時刻に対応する記憶領域にイベントを記憶する方
式等の任意の方式を用いることができる。
【0108】(4)この発明は、電子楽器の形態に限ら
ず、パーソナルコンピュータとアプリケーションソフト
ウェアとの組合せの形態でも実施することができる。ア
プリケーションソフトウェアは、磁気ディスク、光磁気
ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記憶させてパー
ソナルコンピュータに供給してもよいし、あるいは通信
ネットワークを介してパーソナルコンピュータに供給す
るようにしてもよい。
【0109】(5)この発明は、電子楽器に限らず、カ
ラオケ装置等に用いる曲データの作成にも適用すること
ができる。
【0110】(6)この発明は、鍵盤式電子楽器に限ら
ず、弦楽器式、管楽器式、打楽器式等の電子楽器にも適
用することができる。
【0111】(7)この発明は、音源装置、自動演奏装
置等を内臓した電子楽器に限らず、鍵盤、音源装置、自
動演奏装置等をMIDIや各種ネットワーク等の通信手
段で結合した電子楽器にも適用することができる。
【0112】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、所望
のメロディからピッチ特徴及びリズムパターンを抽出す
ると共に、抽出したリズムパターンに類似したリズムパ
ターンと抽出したピッチ特徴とに基づいてメロディを生
成する構成にしたので、所望のメロディに対する類似性
が良好なメロディを生成できる効果が得られる。
【0113】また、所望のメロディからリズムパターン
を抽出すると共に、抽出したリズムパターンに対比する
リズムパターンと重要打点に付与すべきピッチ情報とに
基づいてメロディを生成する構成にしたので、所望のメ
ロディに対する対比性が良好なメロディを生成できる効
果が得られる。
【0114】さらに、所望のメロディからリズムパター
ンを抽出すると共に、記憶手段に記憶した複数グループ
のリズムパターン中から抽出リズムパターンに対する類
似性が良いリズムパターンを選出する構成にしたので、
所望のメロディに対する類似性が良好なメロディを生成
できる効果が得られる。
【0115】さらに、所望のメロディからリズムパター
ンを抽出すると共に、記憶手段に記憶した複数の対比関
係のリズムパターン中から抽出リズムパターンに対する
対比性が良いリズムパターンを選出する構成にしたの
で、所望のメロディに対する対比性が良好なメロディを
生成できる効果が得られる。
【0116】さらに、互いに類似する複数のリズムパタ
ーンを1グループとして複数グループのリズムパターン
を記憶する記憶手段を設け、所望のリズムパターンと同
一のリズムパターンを検出すると共に検出に係るリズム
パターンの属するグループ中から該検出に係るリズムパ
ターン以外のいずれかのリズムパターンを選択して読出
す構成にしたので、所望のリズムパターンに対する類似
性が良好なリズムパターンを簡単に生成できる効果が得
られる。
【0117】さらに、互いに類似する複数のリズムパタ
ーンを1グループとして複数グループのリズムパターン
を記憶すると共に各グループに付随して該グループのリ
ズムパターンと対比関係にあるリズムパターンを記憶す
る記憶手段を設け、所望のリズムパターンと同一のリズ
ムパターンを検出すると共に検出に係るリズムパターン
の属するグループに付随したリズムパターンを読出す構
成にしたので、所望のリズムパターンに対する対比性が
良好なリズムパターンを簡単に生成できる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る自動作曲装置を
備えた電子楽器の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 作曲処理の概要を説明するための説明図であ
る。
【図3】 メロディ生成データの記憶フォーマットを示
す図である。
【図4】 ピッチ変化パターンの一例を示す図である。
【図5】 メロディ生成処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図6】 リズムパターン生成処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図7】 類似メロディ生成の一例を示す五線図であ
る。
【符号の説明】
10:バス、12:CPU、14:ROM、16:RA
M、18,20:検出回路、22:表示回路、24:音
源回路、26:効果回路、28:外部記憶装置、30:
MIDIインターフェース、32:通信インターフェー
ス、34:タイマ、36:鍵盤、38:スイッチ群、4
0:表示器、42:サウンドシステム、44:MIDI
機器、46:通信ネットワーク、48:サーバコンピュ
ータ。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望のメロディを表わすメロディデータを
    分析して、該メロディにおける複数の重要音のピッチ情
    報を含むピッチ特徴と該メロディにおけるリズムパター
    ンとを抽出する抽出手段と、 前記リズムパターンとシンコペーション、付点の存在状
    態、音符分布の粗密状態が同一である類似リズムバター
    ンを生成するパターン生成手段と、 前記類似リズムパターンにおいて、複数の重要音にそれ
    ぞれ対応する複数の重要打点に対しては前記ピッチ特徴
    に従ってそれぞれピッチを付与すると共に、前記複数の
    重要打点以外の打点に対しては前記重要打点のピッチと
    所定の音程進行でつながる ピッチを決定することにより
    付与及び決定に係るピッチを有する打点からなるメロデ
    ィを表わすメロディデータを生成するメロディ生成手段
    とを備えたメロディ生成装置。
  2. 【請求項2】所望のメロディを表わすメロディデータを
    分析して、該メロディにおける複数の重要音のピッチ情
    報を含むピッチ特徴と該メロディにおけるリズムパター
    ンとを抽出する抽出手段と、 互いに類似する複数のリズムパターンを1グループとし
    て複数グループのリズムパターンを記憶する記憶手段
    と、 前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出手段
    での抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパターン
    を検出する検出手段と、 この検出手段での検出に係るリズムパターンの属するグ
    ループ中から該検出に係るリズムパターン以外のいずれ
    かのリズムパターンを類似リズムパターンとして選択し
    て読出す読出手段と、 前記類似リズムパターンにおいて、複数の重要音にそれ
    ぞれ対応する複数の重要打点に対しては前記ピッチ特徴
    に従ってそれぞれピッチを付与すると共に、前記複数の
    重要打点以外の打点に対しては前記重要打点のピッチと
    所定の音程進行でつながるピッチを決定することにより
    付与及び決定に係るピッチを有する打点からなるメロデ
    ィを表わすメロディデータを生成するメロディ生成手段
    とを備えたメロディ生成装置。
  3. 【請求項3】所望のメロディを表わすメロディデータを
    分析して、該メロディにおける複数の重要音のピッチ情
    報を含むピッチ特徴と該メロディにおけるリズムパター
    ンとを抽出するステップと、 前記リズムパターンとシンコペーション、付点の存在状
    態、音符分布の粗密状態が同一である類似リズムバター
    ンを生成するステップと、 前記類似リズムパターンにおいて、複数の重要音にそれ
    ぞれ対応する複数の重要打点に対しては前記ピッチ特徴
    に従ってそれぞれピッチを付与すると共に、前記複数の
    重要打点以外の打点に対しては前記重要打点のピッチと
    所定の音程進行でつながるピッチを決定することにより
    付与及び決定に係るピッチを有する打点からなるメロデ
    ィを表わすメロディデータを生成するステップとをコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】所望のメロディを表わすメロディデータを
    分析して該メロディのリズムパターンを抽出する抽出手
    段と、 前記リズムパターンとシンコペーション、付点の存在状
    態、音符分布の粗密状態が対比した関係にある対比リズ
    ムパターンを生成するパターン生成手段と、 複数の重要音にそれぞれ対応する複数の重要打点に対し
    て付与すべき複数のピッチ情報を生成するピッチ生成手
    段と、 前記対比リズムパターンにおいて、複数の重要音にそれ
    ぞれ対応する複数の重要打点に対しては前記複数のピッ
    チ情報に従ってそれぞれピッチを付与すると共に、前記
    複数の重要打点以外の打点に対しては前記重要打点のピ
    ッチと所定の音程進行でつながるピッチを決定すること
    により付与及び決定に係るピッチを有する打点からなる
    メロディを表わすメロディデータを生成するメロディ生
    成手段とを備えた メロディ生成装置。
  5. 【請求項5】 所望のメロディを表わすメロディデータ
    を分析して該メロディのリズムパターンを抽出する抽出
    手段と、 互いに類似する複数のリズムパターンを1グループとし
    て複数グループのリズムパターンを記憶すると共に各グ
    ループに付随して該グループのリズムパターンとシンコ
    ペーション、付点の存在状態、音符分布の粗密状態が対
    比した関係にあるリズムパターンを記憶する記憶手段
    と、 前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出手段
    での抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパターン
    を検出する検出手段と、 この検出手段での検出に係るリズムパターンの属するグ
    ループに付随したリズムパターンを対比リズムパターン
    として読出す読出手段と複数の重要音にそれぞれ対応す
    る複数の重要打点に対して付与すべき複数のピッチ情報
    を生成するピッチ生成手段と、 前記対比リズムパターンにおいて、複数の重要音にそれ
    ぞれ対応する複数の重要打点に対しては前記複数のピッ
    チ情報に従ってそれぞれピッチを付与すると共に前記複
    数の重要打点以外の打点に対しては前記重要打点のピッ
    チと所定の音程進行でつながるピッチを決定することに
    より付与及び決定に係るピッチを有する打点からなるメ
    ロディを表わすメロディデータを生成するメロディ生成
    手段とを備えたメロディ生成装置。
  6. 【請求項6】所望のメロディを表わすメロディデータを
    分析して該メロディのリズムパターンを抽出するステッ
    と、 前記リズムパターンとシンコペーション、付点の存在状
    態、音符分布の粗密状態が対比した関係にある対比リズ
    ムパターンを生成するステップと、複数の重要音にそれぞれ対応する 複数の重要打点に対し
    て付与すべき複数のピッチ情報を生成するステップと、 前記対比リズムパターンにおいて、複数の重要音にそれ
    ぞれ対応する複数の重要打点に対しては前記複数のピッ
    チ情報に従ってそれぞれピッチを付与すると共に、前記
    複数の重要打点以外の打点に対しては前記重要打点のピ
    ッチと所定の音程進行でつながるピッチを決定すること
    により付与及び決定に係るピッチを有する打点からなる
    メロディを表わすメロディデータを生成するステップ
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】互いに類似する複数のリズムパターンを1
    グループとして複数グループのリズムパターンを記憶す
    る記憶手段と、 所望のメロディを表わすメロディデータを分析して該メ
    ロディのリズムパターンを抽出する抽出手段と、 前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出手段
    での抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパターン
    を検出する検出手段と、 この検出手段での検出に係るリズムパターンの属するグ
    ループ中から該検出に係るリズムパターン以外のいずれ
    かのリズムパターンを選択して読出す読出手段と、 この読出手段により読出されたリズムパターンに基づい
    て前記所望のメロディに類似したメロディを表わすメロ
    ディデータを生成するメロディ生成手段と を備えた メロ
    ディ生成装置。
  8. 【請求項8】互いに類似する複数のリズムパターンを1
    グループとして複数グループのリズムパターンを記憶す
    る記憶手段を備えたコンピュータにおいて使用される記
    録媒体であって、 所望のメロディを表わすメロディデータを分析して該メ
    ロディのリズムパターンを抽出する抽出ステップと、前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出ステ
    ップでの抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパタ
    ーンを検出する検出ステップと、 この検出ステップでの検出に係るリズムパターンの属す
    るグループ中から該検出に係るリズムパターン以外のい
    ずれかのリズムパターンを選択して読出す読出ステップ
    と、 この読出ステップにより読出されたリズムパターンに基
    づいて前記所望のメロディに類似した メロディを表わす
    メロディデータを生成するステップとをコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】互いに類似する複数のリズムパターンを1
    グループとして複数グループのリズムパターンを記憶す
    と共に各グループに付随して該グループのリズムパタ
    ーンとシンコペーション、付点の存在状態、音符分布の
    粗密状態が対比した関係にあるリズムパターンを記憶す
    記憶手段と、 所望のメロディを表わすメロディデータを分析して該メ
    ロディのリズムパターンを抽出する抽出手段と、 前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出手段
    での抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパターン
    を検出する検出手段と、 この検出手段での検出に係るリズムパターンの属するグ
    ループに付随したリズムパターンを読出す読出手段と、 この読出手段により読出されたリズムパターンに基づい
    て前記所望のメロディに対比したメロディを表わすメロ
    ディデータを生成するメロディ生成手段とを備えたメロ
    ディ生成装置。
  10. 【請求項10】互いに類似する複数のリズムパターンを
    1グループとして複数グループのリズムパターンを記憶
    すると共に各グループに付随して該グループのリズムパ
    ターンとシンコペーション、付点の存在状態、音符分布
    の粗密状態が対比した関係にあるリズムパターンを記憶
    する記憶手段を備えたコンピュータにおいて使用される
    記録媒体であって、 所望のメロディを表わすメロディデータを分析して該メ
    ロディのリズムパターンを抽出する抽出ステップと、 前記複数グループのリズムパターン中から前記抽出ステ
    ップでの抽出に係るリズムパターンと同一のリズムパタ
    ーンを検出する検出ステップと、 この検出ステップでの検出に係るリズムパターンの属す
    るグループに付随したリズムパターンを読出す読出ステ
    ップと、 この読出ステップにより読出されたリズムパターンに基
    づいて前記所望のメロディに対比したメロディを表わす
    メロディデータを生成するステップとをコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】互いに類似する複数のリズムパターンを
    1グループとして複数グループのリズムパターンを記憶
    する記憶手段と、 所望のリズムパターンを供給する供給手段と、 前記複数グループのリズムパターンの中から前記供給手
    段によって供給されたリズムパターンと同一のリズムパ
    ターンを検出する検出手段と、 この検出手段での検出に係るリズムパターンの属するグ
    ループ中から該検出に係るリズ ムパターン以外のいずれ
    かのリズムパターンを選択して読出す読出手段とを備
    え、 前記所望のリズムパターンに類似したリズムパターンを
    生成することを特徴とするリズム生成装置。
  12. 【請求項12】互いに類似する複数のリズムパターンを
    1グループとして複数グループのリズムパターンを記憶
    すると共に各グループに付随して該グループのリズムパ
    ターンとシンコペーション、付点の存在状態、音符分布
    の粗密状態が対比した関係にあるリズムパターンを記憶
    する記憶手段と、 所望のリズムパターンを供給する供給手段と、 前記複数グループのリズムパターンの中から前記供給手
    段によって供給されたリズムパターンと同一のリズムパ
    ターンを検出する検出手段と、 この検出手段での検出に係るリズムパターンの属するグ
    ループに付随したリズムパターンを読出す読出手段とを
    備え、 前記所望のリズムパターンに対比したリズムパターンを
    生成することを特徴とするリズム生成装置。
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