JP2000163052A - 楽曲生成装置および楽曲生成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

楽曲生成装置および楽曲生成プログラムを記録した記録媒体

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JP2000163052A JP10334564A JP33456498A JP2000163052A JP 2000163052 A JP2000163052 A JP 2000163052A JP 10334564 A JP10334564 A JP 10334564A JP 33456498 A JP33456498 A JP 33456498A JP 2000163052 A JP2000163052 A JP 2000163052A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小節内音符数や跳躍の度数あるいは回数など
楽曲の特徴を略規定するパラメータ設定の手間を省いて
簡単に自動作曲を行えるようにする。 【解決手段】 メロディ生成用データをスタイル等に応
じて選択しロードする。音符数条件に応じて音符数パラ
メータをランダムに生成する。跳躍条件に応じて度数パ
ラメータと跳躍回数パラメータをランダムに生成する。
シンコペーション条件に応じてシンコペーション回数パ
ラメータをランダムに生成する。変化幅大/変化幅小の
スイッチの操作選択により音符数条件、跳躍条件、シン
コペーション条件を一括コントロールし、各条件におけ
るランダム特性を操作選択されたスイッチに対応したも
のとし、そのランダム特性で各パラメータをランダム生
成する。生成されたパラメータ、メロディ生成用データ
および音楽ルールに基づいてメロディを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メロディの小節内
の音符数や音の跳躍の回数等の楽曲の特徴を略規定する
パラメータにもとづいて、楽曲を自動的に生成する楽曲
生成装置および楽曲生成プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータミュージック等の分
野において、次のような自動作曲の処理が行われてい
る。まず、作曲する楽曲のコード進行や楽節構成等の基
本的な情報を設定しておき、これに加えて、ユーザー
は、小節内の音符数や音の跳躍部分の数などを示す各種
パラメータの値をそれぞれ設定する。そして、自動生成
を指示すると、上記パラメータの値と予め決められてい
る音楽的なルールに即してメロディが生成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
パラメータには多くの種類があり、このパラメータを設
定するのは大変面倒であった。本発明は、パラメータ設
定の手間を省いて簡単に自動作曲を行えるようにするこ
とを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の楽曲
生成装置は、楽曲の特徴を略規定するパラメータを生成
するように指示するパラメータ生成指示手段と、該パラ
メータ生成指示手段の指示に応じて、複数種類のパラメ
ータについて該パラメータの値をランダムに生成するパ
ラメータ生成手段と、該パラメータ生成手段で生成され
た複数種類のパラメータに基づいて楽曲を生成する楽曲
生成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0005】上記のように構成された請求項1の楽曲生
成装置によれば、パラメータ生成指示手段でパラメータ
の生成を指示するだけで生成する楽曲の特徴を略規定す
る複数種類のパラメータを一括して生成できる。したが
って、パラメータの設定の手間を省くことができ、簡単
に自動作曲を行える。
【0006】本発明の請求項2の楽曲生成装置は、楽曲
の特徴を略規定するパラメータを生成するように指示す
る複数タイプのパラメータ生成指示手段と、該パラメー
タ生成指示手段の指示に応じて、複数種類のパラメータ
について該パラメータの値をランダムに生成するパラメ
ータ生成手段であって、該パラメータ生成指示手段のタ
イプに応じて異なるランダム特性でパラメータの値をラ
ンダムに生成するパラメータ生成手段と、該パラメータ
生成手段で生成された複数種類のパラメータに基づいて
楽曲を生成する楽曲生成手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0007】上記のように構成された請求項2の楽曲生
成装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られる
とともに、パラメータ生成指示手段として例えば複数種
類のスイッチなど複数タイプのスイッチを用いてそのタ
イプを選択するだけでそのタイプに応じた楽曲を自動作
曲することができ、大幅な変更や若干の変更等のメロデ
ィ生成時の特性をユーザーが選択できる。
【0008】本発明の請求項3の楽曲生成装置は、楽曲
の特徴を略規定するパラメータを生成するように指示す
る複数タイプのパラメータ生成指示手段と、パラメータ
の種類を選択するパラメータ種類選択手段と、前記パラ
メータ生成指示手段の指示に応じて、複数種類のパラメ
ータについて該パラメータの値をランダムに生成するパ
ラメータ生成手段であって、パラメータ種類選択手段で
選択された種類のパラメータについてのみパラメータの
値をランダムに生成するパラメータ生成手段と、該パラ
メータ生成手段で生成された複数種類のパラメータに基
づいて楽曲を生成する楽曲生成手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0009】上記のように構成された請求項3の楽曲生
成装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られる
とともに、ランダム生成するパラメータの種類を選択で
きるので、より細かなメロディ生成特性をユーザーが選
択することもできる。
【0010】本発明の請求項4の記録媒体は、コンピュ
ータで楽曲を生成するための楽曲生成プログラムを記録
した記録媒体であって、楽曲の特徴を略規定するパラメ
ータを生成するように指示する入力処理を行うステップ
と、該入力処理の指示に応じて、複数種類のパラメータ
について該パラメータの値をランダムに生成するステッ
プと、該生成された複数種類のパラメータに基づいて楽
曲を生成するステップと、をコンピュータで実行する楽
曲生成プログラムを記録したものであり、この請求項4
の記録媒体に記録された楽曲生成プログラムの実行によ
れば、請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図3は本発明の楽曲生成
装置をパーソナルコンピュータとソフトウエアで構成し
た実施形態のブロック図である。パーソナルコンピュー
タは、CPU1、ROM2、RAM3、タイマ4、キー
ボード5、マウス6、ディスプレイ7、音源回路8、効
果回路9、サウンドシステム10、外部記憶装置11、
MIDIインターフェース12、通信インターフェース
13およびバス14を備えている。なお、音源回路8、
効果回路9およびMIDIインターフェース12はサウ
ンドカード等により実装されている。
【0012】CPU1は例えば外部記憶装置11のハー
ドディスク装置(HDD)にインストールされたOS
(オペレーティングシステム)によりRAM3のワーキ
ングエリアを使用して通常の制御を行う。具体的には、
例えばディスプレイ7の表示の制御を行い、キーボード
5やマウス6の操作に応じたデータを入力し、ディスプ
レイ7上のマウスポインタ(カーソル)の表示位置の制
御やマウス6のクリック操作の検出等を行う。また、音
源回路8はCPU1から入力されるデータ(例えば演奏
情報)に応じた楽音信号を発生し、効果回路9で各種効
果が付与されてアンプやスピーカ等のサウンドシステム
10で楽音が発生される。
【0013】外部記憶装置11はハードディスク装置
(HDD)、フロッピィディスク装置(FDD)、CD
−ROM装置、光磁気ディスク(MO)装置、デジタル
多目的ディスク(DVD)装置等であり、例えばこの外
部記憶装置11から本発明の楽曲生成プログラムを供給
する。また、外部記憶装置11は、生成した楽曲の情報
を保存するために用いたり、メロディ生成時の基本的な
情報となるメロディ生成用データのデータベースとして
利用する。また、MIDIインターフェース12は他の
MIDI機器Aとの間で各種データの授受を行うもので
あり、例えば生成したメロディのMIDIデータを出力
して、MIDI機器Aで演奏することもできる。
【0014】さらに、通信インターフェース13を介し
て通信ネットワークBに接続し、サーバコンピュータC
から本発明の楽曲生成プログラムやメロディ生成用デー
タなどの各種データの配信を受けるようにすることもで
きる。なお、この実施形態では、楽曲生成プログラムお
よびメロディ生成用データは外部記憶装置11のハード
ディスク装置(HDD)に記憶されており、CPU1
は、このハードディスク装置(HDD)の楽曲生成プロ
グラムをRAM3に展開し、このRAM3のプログラム
に基づいて楽曲の自動生成の動作を制御する。
【0015】図1は実施形態における楽曲生成の流れを
説明する概念図である。「メロディ生成用データ」と
は、コード進行の情報、楽節構成を示す情報、各楽節に
おける開始音と終了音の情報等で構成されており、これ
らの情報は曲のスタイル(ロック、ポップス、ジャズ
等)などに応じてテンプレートとしてデータベース外部
記憶装置11に記憶されている。そして、このメロディ
生成用データがユーザーが選択したスタイルに応じてデ
ータベースから読み出されてRAM3にロードされる。
なお、メロディ生成用データは設定したテンポや調ある
いは拍子などに応じて読み出すようにしてもよい。
【0016】また、「メロディ生成の音楽ルール」と
は、例えば“非和声音を和声音に解決させる”とか“旋
律的音程(メロディック・インターバル)が増音程ある
いは減音程となる跳躍は禁止する”など、音楽的に自然
な感じになるようにメロディを規制するための各種のル
ールであり、これらのルールの情報は外部記憶装置11
から楽曲生成プログラムとともに供給され、RAM3に
記憶される。なお、このメロディ生成の音楽ルールは、
常時すべてのルールを採用するとは限らず、どのような
ルールを採用するかは曲のスタイル等に応じて適宜選択
的に決められる。
【0017】この実施形態では楽曲の特徴を略規定する
パラメータとして、1小節内の音符の数を規定する「音
符数パラメータ」、跳躍部分(連続する2つの音の音程
が3度以上の部分)の音程の最大値を規定する「度数パ
ラメータ」、1小節内での跳躍の回数を規定する「跳躍
回数パラメータ」、および、1小節内でのシンコペーシ
ョンの回数を規定する「シンコペーション回数パラメー
タ」を用いている。ただし、「跳躍回数パラメータ」と
「シンコペーション回数パラメータ」で示される回数だ
け跳躍やシンコペーションが含まれるメロディが必ずし
も生成されるわけではない。なぜなら、「音符数パラメ
ータ」で規定される音符数以上の跳躍やシンコペーショ
ンはありえないからである。したがって、「跳躍回数パ
ラメータ」と「シンコペーション回数パラメータ」は、
跳躍回数とシンコペーション回数の最大値とも言える。
【0018】音符数パラメータは音符数条件で決まるラ
ンダム特性に応じて生成され、度数パラメータと跳躍回
数パラメータは跳躍条件で決まるランダム特性に応じて
生成される。また、シンコペーション回数パラメータは
シンコペーション条件で決まるランダム特性で生成され
る。
【0019】なお、この実施形態では、音符数条件、跳
躍条件、シンコペーション条件に対応するランダム特性
とは、その条件に対応する各パラメータをランダムに生
成するとき、パラメータ値としてランダム生成した数値
が取り得る値域を規定することにより決められた特性で
ある。
【0020】そして、メロディ生成用データ、音符数条
件で生成された音符数パラメータ、跳躍条件で生成され
た度数パラメータと跳躍回数パラメータ、シンコペーシ
ョン条件で生成されたシンコペーション回数パラメー
タ、および、音楽ルールに基づいてメロディが生成され
る。
【0021】メロディ生成用データ、音符数パラメー
タ、度数パラメータ、跳躍回数パラメータ、および、シ
ンコペーション回数パラメータは、それぞれ個別に設定
することもできるが、後述説明する操作スイッチ(マウ
スで操作する画面スイッチ)の操作に応じて、音符数条
件、跳躍条件およびシンコペーション条件のランダム特
性(ランダム選択するときの値域)を一括コントロール
することができる。これにより、音符数パラメータ、度
数パラメータ、跳躍回数パラメータおよびシンコペーシ
ョン回数パラメータが、操作スイッチの操作(一括コン
トロール)に応じたランダム特性に従ってそれぞれ生成
される。なお、メロディ生成用データも、操作スイッチ
の操作に応じて新たなメロディ生成用データを使用する
か否かがコントロールされる。
【0022】図2はパラメータを一括コントロールする
時の一括操作ウインドウの一例を示す図であり、この一
括操作ウインドウには、マウス6の操作で移動するマウ
スポインタPおよびマウスのクリックにより操作される
各種画面スイッチが表示される。すなわち、パラメータ
生成指示手段としてのメロディ生成スイッチの変化幅小
スイッチSW1および変化幅大スイッチSW2、生成す
る曲のスタイルを指示するスタイルスイッチSW3、曲
のテンポを設定するテンポスイッチSW4、曲の躍動感
を選択する躍動感1スイッチSW5、躍動感2スイッチ
SW6、躍動感3スイッチSW7が表示される。
【0023】また、生成した曲のデータを保存するとき
に操作する保存スイッチSW8、パラメータを個別に設
定する個別操作ウインドウに切り替えるときに操作する
個別スイッチSW9、および、処理を終了するときに操
作する終了スイッチSW10が表示される。各スイッチ
SW1、SW2、SW3、SW5、SW6、SW7、S
W8、SW9およびSW10は、その上にマウスポイン
タPを移動してマウス6をクリックすることでスイッチ
がオンとなる。また、テンポ設定スイッチSW4はマウ
スポインタPで上下にドラッグすることによりテンポが
設定される。
【0024】図8は個別操作ウインドウの一例を示す図
である。個別操作ウインドウには、メロディ生成用デー
タをテンプレートから選択するスイッチ、選択したメロ
ディ生成用データの楽節構成と楽節における開始音と終
了音で決まる「ピッチカーブ」を変形するスイッチ、選
択したメロディ生成用データのコード進行を変形するス
イッチ等のスイッチ群SG1が表示され、メロディ生成
用データを作成するためにピッチカーブを生成するスイ
ッチやコード進行を生成するスイッチ、曲の調性を指定
するスイッチやスタイルを指定するスイッチを含むスイ
ッチ群SG2が表示される。また、この例では、第1楽
節〜第4楽節毎に、音符数、跳躍の度数、跳躍の回数、
シンコペーションの回数、およびその他のパラメータを
小節毎に設定するためのスイッチからなるスイッチ群S
G3、SG4、SG5、SG6が表示される。そして、
この個別操作ウインドウ上でのスイッチの操作により各
種パラメータを個別に設定することができる。また、こ
の個別操作ウインドウを閉じるときに操作する閉じるス
イッチSW11が表示され、この閉じるスイッチSW1
1の操作で一括操作ウインドウに戻る。
【0025】次に、実施形態における一括コントロール
時のスイッチ操作と、このスイッチ操作に対応する音符
数条件、跳躍条件およびシンコペーション条件の例を次
表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】メロディ生成スイッチの変化幅小スイッチ
SW1および変化幅大スイッチSW2は、パラメータの
生成を指示する役割の他に、新たに生成するメロディ
が、前回生成したメロディからどの程度変化するかを示
す生成の変化幅の大小を決める役割もしており、変化幅
小スイッチSW1を操作したときは変化幅が小さくなる
傾向になり、変化幅大スイッチSW2を操作したときは
変化幅が大きくなる傾向となる。
【0028】すなわち、表の1段目に示したように、変
化幅小スイッチSW1の操作で「生成の変化幅」の
「小」が指定された時には、音符数条件は2〜4で、こ
の2〜4の範囲内でランダムに生成した値(個数)が音
符数パラメータとる。また、跳躍条件(度数)は3〜4
で、この3〜4の範囲内でランダムに生成した値(度
数)が度数パラメータとなり、跳躍条件(回数)は0〜
2で、この0〜2の範囲内でランダムに生成した値(回
数)が跳躍回数パラメータとなる。また、シンコペーシ
ョン条件は0〜1で、この0〜1の範囲内でランダムに
生成した値(回数)がシンコペーション回数パラメータ
となる。なお、メロディ生成用データについては新たな
データのロードは無し(「無」)とする。すなわち、今
回使用するメロディ生成用データは、前回使用したメロ
ディ生成用データと同じであるため、生成の変化幅は比
較的小さなものとなる。
【0029】一方、表の2段目に示したように、変化幅
大スイッチSW2の操作で「生成の変化幅」の「大」が
指定された時には、音符数条件は2〜8、跳躍条件(度
数)は3〜8、跳躍条件(回数)は0〜4、シンコペー
ション条件は0〜4で、これらの範囲内で、音符数パラ
メータ、度数パラメータ、跳躍回数パラメータおよびシ
ンコペーション回数パラメータがそれぞれ生成される。
また、メロディ生成用データについては新たなデータの
ロードを有り(「有」)とし、各種パラメータの生成と
同時にメロディ生成用データも選択されているスタイル
の中からランダムにロードされる。すなわち、今回使用
するメロディ生成用データは、前回使用したメロディ生
成用データとは異なるものとなるので、生成の変化幅は
大きくなる。
【0030】躍動感は生成するメロディの変化の頻度等
に係わるもので、躍動感1スイッチSW5が操作される
と小さな躍動感(表の3段目の「1」)が、躍動感2ス
イッチSW6が操作されると中程度の躍動感(表の4段
目の「2」)が、躍動感3スイッチSW7が操作される
と大きな躍動感(表の5段目の「3」)がそれぞれ選択
される。「躍動感」の「1」では跳躍条件とシンコペー
ション条件はいずれも無しで、音符数パラメータだけが
生成され、「躍動感」の「2」ではシンコペーション条
件は無しで、音符数パラメータ、度数パラメータおよび
跳躍回数パラメータが生成される。また、「躍動感」の
「3」では跳躍条件もシンコペーション条件も有りで、
前記のように音符数パラメータ、度数パラメータ、跳躍
回数パラメータおよびシンコペーション回数パラメータ
がそれぞれ生成される。
【0031】図4〜図7はCPU1が実行する楽曲生成
プログラムのフローチャートであり、各フローチャート
に基づいてCPU1の制御動作について説明する。図4
のメインフローの処理は図示しないメイン画面で一括コ
ントロールの処理が指定されたときに起動され、ステッ
プS1で、図2に示した一括操作ウィンドウを開く処
理、躍動感、スタイル、テンポ、選択されているスタイ
ルのメロディ生成用データ、前記各種パラメータ等のデ
フォルト値の設定など、初期設定を行う。
【0032】次に、ステップS2で、変化幅大スイッチ
SW2がオンであるか否かを判定し、オンでなければス
テップS3に進み、オンであれば、ステップS4で、選
択されているスタイルのメロディ生成用データのうちの
何れかをランダムにロードし、ステップS5に進む。ス
テップS3では、変化幅小スイッチSW1がオンである
か否かを判定し、オンでなければステップS12に進
み、オンであればステップS5に進む。
【0033】ステップS5では図5の1小節内音符数処
理を行い、次に、ステップS6で「躍動感」は“2”
(躍動感2スイッチSW6がオン)または“3”(躍動
感3スイッチSW7がオン)であるか否かを判定し、い
ずれでもなければステップS10に進み、「躍動感」が
“2”または“3”であれば、ステップS7で図6の音
の跳躍処理を行ってステップS8に進む。ステップS8
では「躍動感」は“3”であるか否かを判定し、「躍動
感」が“3”でなければステップS10に進み、「躍動
感」が“3”であればステップS9で図7のシンコペー
ション処理を行ってステップS10に進む。
【0034】ステップS10では、メロディ生成用デー
タと、後述の1小節内音符数処理(ステップS5)、音
の跳躍処理(ステップS7)およびシンコペーション処
理(ステップS9)で生成した各パラメータに基づいて
メロディを生成する。なお、変更のないパラメータは前
回のパラメータを用いる。そして、ステップS11で設
定されているテンポにてメロディを再生してステップS
2に戻る。
【0035】以上の処理により、変化幅大スイッチSW
2がオンまたは変化幅小スイッチSW1がオンとなるこ
とによりパラメータが生成される。また、変化幅小スイ
ッチSW1がオンの場合はステップS4を通らないこと
により、それまでに設定されているメロディ生成用デー
タ(デフォルトも含む)に基づいてメロディが生成さ
れ、変化幅大スイッチSW2がオンの場合はステップS
4で新たにメロディ生成用データをロードして、この新
たなメロディ生成用データに基づいてメロディが生成さ
れる。さらに、「躍動感」の値に応じてステップS7お
よびステップS8が選択的に処理されるので、「躍動
感」に応じたパラメータが生成される。
【0036】ステップS3で、変化幅小スイッチSW1
がオンでない場合(変化幅大スイッチSW2もオンでな
い場合)は、ステップS12で個別スイッチSW9がオ
ンであるか否かを判定し、オンでなければステップS1
4に進み、オンであれば、ステップS13で個別操作ウ
インドウを開いてステップS14に進む。ステップS1
4では、閉じるスイッチSW11がオンであるか否かを
判定し、オンでなければステップS16に進み、オンで
あれば、ステップS15で個別操作ウインドウを閉じて
ステップS16に進む。ステップS16では、その他の
スイッチがオンであるか否かを判定し、オンでなければ
ステップS18に進み、オンであれば、ステップS17
で、操作されたスイッチに応じた処理を行う。そして、
ステップS18で終了スイッチSW10がオンであるか
否かを判定し、オンでなければステップS2に戻り、オ
ンであれば処理を終了する。
【0037】なお、ステップS17のその他のスイッチ
の処理としては、躍動感1スイッチSW5、躍動感2ス
イッチSW6、躍動感3スイッチSW7のオンにより
「躍動感」の「1」または「2」または「3」として記
憶する処理、スタイルスイッチSW3の操作に応じたス
タイルを選択する処理、テンポスイッチSW4の操作に
応じてテンポを変更する処理、個別操作ウインドウにお
ける個別操作の設定処理、保存スイッチSW8の操作に
応じたデータのセーブ処理などがある。
【0038】次に、図5〜図7の処理でパラメータを生
成する処理について説明する。図5の1小節内音符数処
理では、ステップS21で小節数をカウントするレジス
タMの値に“1”をセットするとともに、ステップS2
7での判定処理とステップS28でのレジスタMの内容
のインクリメントにより、ステップS22〜S26の処
理を小節毎に繰り返す。ステップS22では、0〜10
の整数の中から整数のランダム数値(以下、同様とす
る。)を発生し、ステップS23で「生成の変化幅」が
「小」に指定されているか否かを判定し、「小」であれ
ばステップS24に進み、「小」でなければ(「大」に
指定されている場合。以下同様。)ステップS25に進
む。
【0039】ステップS24ではランダム数値が2〜4
の何れかの値であるか否かを判定し、2〜4のいずれの
値でもなければステップS22に戻る。2〜4のいずれ
かの値であれば、ステップS26でランダム数値を現在
の小節(第M小節(MはレジスタMの内容も示す。)の
1小節内音符数として採用する。すなわちそのランダム
数値がその小節の音符数パラメータとなる。また、ステ
ップS25では、ランダム数値が2〜8の何れかの値で
あるか否かを判定し、2〜8のいずれの値でもなければ
ステップS22に戻り、2〜8のいずれかの値であれ
ば、上記同様にステップS26でランダム数値を現在の
小節の1小節内音符数(音符数パラメータ)として採用
し、ステップS27に進む。
【0040】ステップS27ではレジスタMの内容は最
終小節を示しているか否かを判定し、最終小節でなけれ
ば、ステップS28でレジスタMの内容をインクリメン
トしてステップS22に戻り、最終小節であれば元のル
ーチンに復帰する。
【0041】以上の1小節内音符数処理により、「生成
変化幅」が「小」に指定されているか「大」に指定され
ているかに応じて、「ランダム数値が2〜4の範囲に有
るか」または「ランダム数値が2〜8の範囲に有るか」
という異なるランダム特性に基づいて、音符数パラメー
タが各小節毎に生成される。
【0042】図6の音の跳躍処理では、ステップS31
でのレジスタMへの“1”のセット、ステップS303
での判定処理およびステップS304でのインクリメン
トによりステップS32〜S302の処理を小節毎に繰
り返す。ステップS32ではランダム数値を発生し、ス
テップS33で「生成の変化幅」が「小」に指定されて
いるか否かを判定し、「小」であればステップS34に
進み、「小」でなければステップS35に進む。
【0043】ステップS34ではランダム数値が3〜4
の何れかの値であるか否かを判定し、3〜4のいずれの
値でもなければステップS32に戻る。3〜4のいずれ
かの値であれば、ステップS36でランダム数値を現在
の小節(第M小節)の跳躍度数として採用する。すなわ
ちそのランダム数値がその小節の度数パラメータとな
る。また、ステップS35では、ランダム数値が3〜8
の何れかの値であるか否かを判定し、3〜8のいずれの
値でもなければステップS32に戻り、3〜8のいずれ
かの値であれば、上記同様にステップS36でランダム
数値を現在の小節の跳躍度数(度数パラメータ)として
採用し、ステップS37に進む。
【0044】ステップS37ではランダム数値を発生
し、ステップS38で「生成の変化幅」が「小」に指定
されているか否かを判定し、「小」であればステップS
39に進み、「小」でなければステップS301に進
む。ステップS39ではランダム数値が0〜2の何れか
の値であるか否かを判定し、0〜2のいずれの値でもな
ければステップS37に戻る。0〜2のいずれかの値で
あれば、ステップS302でランダム数値を現在の小節
(第M小節)の1小節内の跳躍回数として採用する。す
なわちそのランダム数値がその小節の跳躍回数パラメー
タとなる。また、ステップS301では、ランダム数値
が0〜4の何れかの値であるか否かを判定し、0〜4の
いずれの値でもなければステップS37に戻り、0〜4
のいずれかの値であれば、上記同様にステップS302
でランダム数値を現在の小節の跳躍回数(跳躍回数パラ
メータ)として採用し、ステップS303に進む。
【0045】ステップS303ではレジスタMの内容が
最終小節を示しているか否かを判定し、最終小節でなけ
れば、ステップS304でレジスタMの内容をインクリ
メントしてステップS32に戻り、最終小節であれば元
のルーチンに復帰する。
【0046】以上の音の跳躍処理により、「生成変化
幅」が「小」に指定されているか「大」に指定されてい
るかに応じて、「ランダム数値が3〜8の範囲に有る
か」または「ランダム数値が3〜8の範囲に有るか」と
いう異なるランダム特性に基づいて度数パラメータが各
小節毎に生成される。また、「ランダム数値が0〜2の
範囲に有るか」または「ランダム数値が0〜4の範囲に
有るか」という異なるランダム特性に基づいて跳躍回数
パラメータが各小節毎に生成される。
【0047】図7のシンコペーション処理では、ステッ
プS41でのレジスタMへの“1”のセット、ステップ
S47での判定処理およびステップS48でのインクリ
メントによりステップS42〜S46の処理を小節毎に
繰り返す。ステップS42ではランダム数値を発生し、
ステップS43で「生成の変化幅」が「小」に指定され
ているか否かを判定し、「小」であればステップS44
に進み、「小」でなければステップS45に進む。
【0048】ステップS44ではランダム数値が0〜1
の何れかの値であるか否かを判定し、0〜1のいずれの
値でもなければステップS42に戻る。0〜1のいずれ
かの値であれば、ステップS46でランダム数値を現在
の小節(第M小節)の1小節内でのシンコペーションの
回数として採用する。すなわちそのランダム数値がその
小節のシンコペーション回数パラメータとなる。また、
ステップS45では、ランダム数値が0〜4の何れかの
値であるか否かを判定し、0〜4のいずれの値でもなけ
ればステップS42に戻り、0〜4のいずれかの値であ
れば、上記同様にステップS46でランダム数値を現在
の小節の1小節内のシンコペーションの回数(シンコペ
ーション回数パラメータ)として採用し、ステップS4
7に進む。
【0049】ステップS47ではレジスタMの内容は最
終小節を示しているか否かを判定し、最終小節でなけれ
ば、ステップS48でレジスタMの内容をインクリメン
トしてステップS42に戻り、最終小節であれば元のル
ーチンに復帰する。
【0050】以上のシンコペーション処理により、「生
成変化幅」が「小」に指定されているか「大」に指定さ
れているかに応じて、「ランダム数値が0〜1の範囲に
有るか」または「ランダム数値が0〜4の範囲に有る
か」という異なるランダム特性に基づいて、シンコペー
ション回数パラメータが各小節毎に生成される。
【0051】以上のように、メロディ生成スイッチの変
化幅小スイッチSW1と変化幅大スイッチSW2のよう
な2つのタイプのスイッチなど、複数タイプのパラメー
タ生成指示手段のタイプに応じて異なるランダム特性
(パラメータ値の取り得る値域)により、パラメータ値
がランダム生成されるので、タイプを選択するだけでそ
のタイプに応じた楽曲を自動作曲することができる。
【0052】また、実施形態では躍動感1スイッチSW
5、躍動感2スイッチSW6、躍動感3スイッチSW7
の3つのスイッチにより、跳躍の度数パラメータ、跳躍
回数パラメータおよびシンコペーション回数パラメータ
のうち、ランダム生成するパラメータの種類(実施形態
では組合せ)を選択できる(表1参照)。また、図4の
ステップS10の処理では、変更のないパラメータは前
回のパラメータを用いてメロディ生成するようにしてい
る。したがって、選択しなかった種類のパラメータを既
存のパラメータとするとともにこれと共にランダム生成
したパラメータに応じた楽曲の自動作曲を行うことがで
き、自動作曲の自由度も増す。なお、実施形態では躍動
感(1、2、3)を指定することでパラメータの種類を
間接的に選択するようにしているが、一括コントロール
でパラメータを生成するとき、パラメータの種類を選択
して、ランダム生成するパラメータと生成しないパラメ
ータを選択できるようにしてもよい。
【0053】生成したメロディの演奏データのフォーマ
ットは、演奏イベントの発生時刻を1つ前のイベントか
らの時間(クロック数で示すタイミング)で表した「イ
ベント+相対時間」という形式、演奏イベントの発生時
刻を曲や小節内における絶対時間で表した「イベント+
絶対時間」という形式、音符の音高と符長あるいは休符
と休符長で演奏データを表した「音高(休符)+符長」
という形式、あるいは演奏の最小分解能毎(実施形態の
クロック)にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発
生する時刻に対応するメモリ領域の演奏イベントを記憶
したいわゆる「ベタ方式」の形式など、どのような形式
でもよい。
【0054】実施形態では、メロディ生成スイッチ(変
化幅小スイッチ、変化幅大スイッチ)の操作によって、
一括パラメータ生成を行うとともに生成したパラメータ
でメロディ生成を行うようにしているが、例えば、「変
化幅大」、「変化幅小」のスイッチで一括パラメータ生
成を行い、別途設けた「メロディ生成」のスイッチでメ
ロディ生成を実行するなど、一括パラメータ生成とメロ
ディ生成を別の操作で指示するようにしてもよい。
【0055】また、実施形態ではメロディ生成の変化幅
を「大」、「小」の2段階にしたが、3段以上の多くの
段数を指定するものでもよく、さらに、スライダスイッ
チ等の指定に応じた実質的に無段階(連続的)なもので
もよい。
【0056】モチーフメロディあるいはモチーフリズム
を入力して、これを発展させてメロディ生成用データを
生成したり、分析して特徴を抽出してその特徴を基にメ
ロディ生成用データを選択するようなメロディ生成方式
にも適用できる。この場合、モチーフの反映度などのオ
プションを設定し、反映度をユーザーが変更できるよう
にしてもよい。そして、本発明によって生成したパラメ
ータと入力されたモチーフメロディやそれを用いたメロ
ディ生成用データからメロディを生成すればよい。
【0057】実施形態のようにメロディ生成用データを
データーベースに予め記憶しておくものに限らず、メロ
ディ生成用データを演算によって生成する方式にも適用
できる。この場合、メロディ生成用データを生成すると
きの演算パラメータの生成に本発明のようにランダム生
成を行うこともできる。
【0058】パラメータ値をランダム生成した後、個別
操作画面にて一部のパラメータ値を修正するようにして
もよい。また一括操作画面にて生成したパラメータ値を
個別操作画面に表示するようにし、実際にどのようなパ
ラメータ値が生成されたのかをユーザーが確認できるよ
うにしてもよい。
【0059】実施形態では、メロディを生成する場合に
ついて説明したが、本発明はメロディに限らずリズムや
伴奏などの楽曲を生成する場合にも適用できる。
【0060】また、ランダム生成するパラメータは実施
形態のものに限らず、他のパラメータでもよい。
【0061】また、以上の実施形態はパーソナルコンピ
ュータとソフトウエアで構成したものであるが、本発明
を電子楽器に適用することもできる。また、音源装置、
シーケンサ、エフェクタなどそれぞれが別体の装置であ
って、MIDIあるいは各種ネットワーク等の通信手段
を用いて各装置を接続するようなものであってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の楽曲生成装置または請求項4の記録媒体に記録された
楽曲生成プログラムの実行によれば、パラメータの生成
を指示するだけで略規定するパラメータを一括して生成
できるので、パラメータの設定の手間を省くことがで
き、簡単に自動作曲を行える。
【0063】本発明の請求項2の楽曲生成装置によれ
ば、請求項1と同様な作用効果が得られるとともに、パ
ラメータ生成指示手段として例えば複数種類のスイッチ
など複数タイプのスイッチを用いてそのタイプを選択す
るだけでそのタイプに応じた楽曲を自動作曲することが
でき、大幅な変更や若干の変更等のメロディ生成時の特
性をユーザーが選択できる。
【0064】本発明の請求項3の楽曲生成装置によれ
ば、請求項1と同様な作用効果が得られるとともに、ラ
ンダム生成するパラメータの種類を選択できるので、よ
り細かなメロディ生成特性をユーザーが選択することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における楽曲生成の流れを説
明する概念図である。
【図2】実施形態における一括操作ウインドウの一例を
示す図である。
【図3】実施形態のブロック図である。
【図4】実施形態におけるメインルーチンのフローチャ
ートである。
【図5】実施形態における1小節内音符数処理のフロー
チャートである。
【図6】実施形態における音の跳躍処理のフローチャー
トである。
【図7】実施形態におけるシンコペーション処理のフロ
ーチャートである。
【図8】実施形態における個別操作ウインドウの一例を
示す図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、6…マウス、7
…ディスプレイ、11…外部記憶装置、12…MIDI
インターフェース、13…通信インターフェース、SW
1…変化幅小スイッチ、SW2…変化幅大スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲の特徴を略規定するパラメータを生
    成するように指示するパラメータ生成指示手段と、 該パラメータ生成指示手段の指示に応じて、複数種類の
    パラメータについて該パラメータの値をランダムに生成
    するパラメータ生成手段と、 該パラメータ生成手段で生成された複数種類のパラメー
    タに基づいて楽曲を生成する楽曲生成手段と、を備えた
    ことを特徴とする楽曲生成装置。
  2. 【請求項2】 楽曲の特徴を略規定するパラメータを生
    成するように指示する複数タイプのパラメータ生成指示
    手段と、 該パラメータ生成指示手段の指示に応じて、複数種類の
    パラメータについて該パラメータの値をランダムに生成
    するパラメータ生成手段であって、該パラメータ生成指
    示手段のタイプに応じて異なるランダム特性でパラメー
    タの値をランダムに生成するパラメータ生成手段と、 該パラメータ生成手段で生成された複数種類のパラメー
    タに基づいて楽曲を生成する楽曲生成手段と、を備えた
    ことを特徴とする楽曲生成装置。
  3. 【請求項3】 楽曲の特徴を略規定するパラメータを生
    成するように指示する複数タイプのパラメータ生成指示
    手段と、 パラメータの種類を選択するパラメータ種類選択手段
    と、 前記パラメータ生成指示手段の指示に応じて、複数種類
    のパラメータについて該パラメータの値をランダムに生
    成するパラメータ生成手段であって、パラメータ種類選
    択手段で選択された種類のパラメータについてのみパラ
    メータの値をランダムに生成するパラメータ生成手段
    と、 該パラメータ生成手段で生成された複数種類のパラメー
    タに基づいて楽曲を生成する楽曲生成手段と、 を備えたことを特徴とする楽曲生成装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータで楽曲を生成するための楽
    曲生成プログラムを記録した記録媒体であって、 楽曲の特徴を略規定するパラメータを生成するように指
    示する入力処理を行うステップと、 該入力処理の指示に応じて、複数種類のパラメータにつ
    いて該パラメータの値をランダムに生成するステップ
    と、 該生成された複数種類のパラメータに基づいて楽曲を生
    成するステップと、をコンピュータで実行する楽曲生成
    プログラムを記録した記録媒体。
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