JP2002190726A - 高速電流スイッチ回路および高周波電流源 - Google Patents

高速電流スイッチ回路および高周波電流源

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力トランジスタに大電流を流すような場合
であっても、それを高速でスイッチング動作できるよう
にした高速電流スイッチ回路の提供。 【解決手段】 この発明は、電流をスイッチングして出
力するN型のMOSトランジスタQ11と、このMOS
トランジスタQ11をスイッチング制御する制御回路1
1とを備えている。制御回路11は、N型のMOSトラ
ンジスタQ12と、その負荷である定電流源I2により
ソースフォロアを形成している。MOSトランジスタQ
12には、MOSトランジスタQ12に流れる電流をス
イッチング制御するために、スイッチSW11が接続さ
れている。また、制御回路11は、MOSトランジスタ
11のゲートを接地自在なスイッチSW12を含んでい
る。MOSトランジスタQ12のソースは、MOSトラ
ンジスタQ11のゲートに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランジスタをス
イッチングすることにより、そのトランジスタに流れる
電流を高速にスイッチングする高速電流スイッチ回路、
およびそれを利用した高周波電流源に関するものであ
る。また、本発明は、例えば、CD−R、CR−RW、
DVD−RAMなどの記憶媒体のデータ読み書き装置に
おいて、光ディスクドライブの信号ピックアップ部のL
D(レーザダイオード)駆動用回路などに利用されるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来からの高速電流スイッチ回路の第1
の例(以下、第1の従来回路)としては、図8に示すも
のが知られている。この第1の従来回路は、出力用のM
OSトランジスタQ1と、MOSトランジスタQ1のド
レインに接続されるスイッチSW1と、MOSトランジ
スタQ1に所定のバイアス電圧を供給するMOSトラン
ジスタQ2と、MOSトランジスタQ2に定電流を供給
する定電流源I1とを備えている。
【0003】スイッチSW1は、図9に示すようにスイ
ッチング用のMOSトランジスタQ3から構成されてい
る。MOSトランジスタQ3は、そのゲートにバッファ
BFを介してスイッチング信号が印加されるようになっ
ている。このような構成からなる第1の従来回路では、
スイッチSW1を開閉制御することにより、MOSトラ
ンジスタQ1に流れる電流がスイッチングされる。
【0004】一方、従来からの高速電流スイッチ回路の
第2の例(以下、第2の従来回路)として、図10に示
すものが知られている。この第2の従来回路は、出力用
のMOSトランジスタQ1と、MOSトランジスタQ1
に所定のバイアス電圧を供給するMOSトランジスタQ
2と、MOSトランジスタQ2に定電流を供給する定電
流源I1とを備えている。そして、MOSトランジスタ
Q1のゲートとMOSトランジスタQ2のゲートとをス
イッチSW2介して接続するとともに、MOSトランジ
スタQ1のゲートがスイッチSW3を介して接地される
ようになっている。
【0005】このような構成からなる第2の従来回路で
は、スイッチSW2とスイッチSW3とを交互に閉じる
ことによりMOSトランジスタQ1のゲートの印加電圧
を制御し、これによりMOSトランジスタQ1に吸入さ
れる電流Ioutがスイッチングされる。すなわち、ス
イッチSW2を閉状態にするとともにスイッチSW3を
開状態とすることにより、MOSトランジスタQ1のゲ
ート電圧をMOSトランジスタQ2から供給されるバイ
アス供給電圧Vbとして、MOSトランジスタQ1をオ
ンとしている。他方、スイッチSW2を開状態にすると
ともにスイッチSW3を閉状態に切り換えることによ
り、MOSトランジスタQ1のゲート電圧を接地電位V
ssとして、MOSトランジスタQ1をオフとしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1の従来
回路では、図8に示すように、MOSトランジスタQ1
の電流経路にスイッチSW1が挿入されているので、ス
イッチSW1のオン抵抗により電圧降下が生じる。MO
SトランジスタQ1のドレイン・ソース間の電圧Vds
を必要なだけ確保するには、スイッチSW1のオン抵抗
を小さくする必要がある。
【0007】そのためには、スイッチSW1として使用
される図9に示すMOSトランジスタQ3のサイズ、す
なわちチャネル幅(W)とチャネル長(L)の比(W/
L)を大きくせざるを得ず、その結果、MOSトランジ
スタQ3のゲート容量Cgが大きくなってしまう。従っ
て、第1の従来回路では、スイッチSW1を高速にスイ
ッチングするのが困難であるという不具合があった。ま
た、スイッチSW1によるチャージインジェクションに
より雑音が発生しやすいという不具合もあった。
【0008】他方、第2の従来回路では、MOSトラン
ジスタQ1のゲート電圧が、接地電位Vssからバイア
ス供給電圧Vbまで立ち上がる立ち上がり時間τは、次
の(1)式により決まる。 τ=Ron×Cg …(1) ここで、Ronは、スイッチSW2のオン抵抗である。
Cgは、MOSトランジスタQ1のゲート容量である。
【0009】これより、高速に電流をスイッチングさせ
るには、スイッチSW2のオン抵抗Ronを小さくする
必要がある。そのためには、スイッチSW2として使用
される図9に示すMOSトランジスタQ3のサイズ、す
なわちチャネル幅(W)とチャネル長(L)の比(W/
L)を大きくせざるを得ず、その結果、MOSトランジ
スタQ3のゲート容量Cgが大きくなってしまう。
【0010】従って、第2の従来回路でもスイッチSW
2を高速にスイッチングするのが困難であるという不具
合があった。また、スイッチSW2によるチャージイン
ジェクションにより、雑音が発生しやすいという不具合
もあった。また、MOSトランジスタQ1に大電流を流
す必要がある場合には、MOSトランジスタQ1のトラ
ンジスタサイズ(W/L)を大きくせざるを得ず、その
結果、MOSトランジスタQ1のゲート容量Cgが大き
くなってしまう。その結果、立ち上がり時間τが長くな
り、第2の従来回路でも、MOSトランジスタQ1を高
速にスイッチングするのが困難であるという不具合があ
った。
【0011】そこで、本発明の第1の目的は、上記の点
に鑑み、高速に動作できるようにした高速電流スイッチ
回路を提供することにある。さらに、本発明の第2の目
的は、上記の高速電流スイッチ回路を組み合わせること
により、高周波電流を生成するようにした高周波電流源
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の第1の目的を達成するために、請求項1〜請求項6
に記載の各発明は以下のように構成した。すなわち、請
求項1に記載の発明は、電流をスイッチングして出力す
る出力トランジスタと、ソースフォロアで形成され、前
記出力トランジスタをスイッチング制御する制御回路と
を備え、前記ソースフォロアの出力端子を前記出力トラ
ンジスタの入力端子に接続するとともに、前記ソースフ
ォロアは第1のスイッチを介在して電源に接続するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の高速電流スイッチ回路において、前記出力トランジス
タの入力端子を接地状態または所定の電位状態とする第
2のスイッチを、前記入力端子に設けたことを特徴とす
るものである。請求項3に記載の発明は、請求項1又は
請求項2に記載の高速電流スイッチ回路において、前記
ソースフォロアの入力端子に供給する所定のバイアス電
圧を発生するバイアス電圧発生回路を、さらに備えたこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の高速電流スイッチ回路において、前記バイアス電圧発
生回路に含まれる所定のトランジスタと前記出力トラン
ジスタとが、カレントミラー関係を有するようにしたこ
とを特徴とするものである。請求項5に記載の発明は、
請求項3または請求項4に記載の高速電流スイッチ回路
において、前記バイアス電圧発生回路は、発生バイアス
電圧を安定化する安定化手段を含むようにしたことを特
徴とするものである。
【0015】このように、本発明の高速電流スイッチ回
路では、出力トランジスタの入力電圧の制御を、ソース
フォロアを利用して行うようにした。このため、その出
力トランジスタに大電流を流すような場合であっても、
それを高速でスイッチング動作させることができる。ま
た、本発明の高速電流スイッチ回路では、バイアス電圧
発生回路を設けるとともに、このバイアス電圧発生回路
に含まれる所定のトランジスタと出力トランジスタと
が、カレントミラー関係を有するようにした。従って、
この場合には、出力トランジスタに流れる電流を、その
両トランジスタのサイズ比により任意に設定することが
できる。
【0016】さらに、本発明の高速電流スイッチ回路で
は、バイアス電圧発生回路が発生バイアス電圧を安定化
する安定化手段を含むようにした。従って、この場合に
は、ソースファロアがオンオフ動作する際に、そのバイ
アス電圧の変動を抑制することができる。一方、本発明
の第2の目的を達成するために、請求項6に記載の発明
は以下のように構成した。
【0017】すなわち、請求項6に記載の発明は、請求
項1乃至請求項5のいずれかに記載の高速電流スイッチ
回路を2つ有し、一方の高速電流スイッチ回路を電流吸
入用として構成し、他方の高速電流スイッチ回路を電流
供給用として構成し、その両高速電流スイッチ回路を外
部からの制御信号により制御して高周波電流を生成する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0018】このように、本発明の高周波電流源では、
高速でスイッチング動作する電流供給型と電流吸入型の
高速電流スイッチ回路を組み合わせるようにしたので、
直流成分のない高周波電流を生成できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本発明の高速電流スイッチ回
路の第1実施形態の構成ついて、図1を参照して説明す
る。この高速電流スイッチ回路の第1実施形態は、図1
に示すように、電流をスイッチングして出力するN型の
MOSトランジスタQ11と、このMOSトランジスタ
Q11をスイッチング制御する制御回路11とを備えて
いる。
【0020】制御回路11は、N型のMOSトランジス
タQ12と、その負荷である定電流源I2によりソース
フォロアを形成している。MOSトランジスタQ12に
は、MOSトランジスタQ12に流れる電流をスイッチ
ング制御するために、MOSトランジスタなどからなる
スイッチSW11が接続されている。また、制御回路1
1は、MOSトランジスタ11のゲートを接地自在なス
イッチSW12を含んでいる。
【0021】さらに詳述すると、MOSトランジスタ1
2は、そのゲートがバイアス端子12に接続され、その
バイアス端子12に供給されるバイアス電圧Vbがゲー
トに印加されるようになっている。また、MOSトラン
ジスタQ12は、そのドレインがスイッチSW11を介
して電源ライン13に接続され、そのソースが定電流源
I2を介して接地されている。
【0022】MOSトランジスタQ12のソースが、M
OSトランジスタQ11のゲートに接続されるととも
に、そのゲートはスイッチSW12を介して接地自在と
なっている。MOSトランジスタQ11は、そのドレイ
ンが出力端子14に接続されるとともに、そのソースが
接地されている。なお、定電流源I2は、レベルシフト
用に使用しているが、これに代えて抵抗やMOSトラン
ジスタで置き換えることも可能である。
【0023】次に、このような構成からなる第1実施形
態の動作について、図1を参照して説明する。この第1
実施形態では、動作中にはMOSトランジスタQ12の
ゲートにバイアス電圧Vbが印加される。そして、い
ま、スイッチSW11が開いた状態にあり、スイッチS
W12が閉じた状態にあるときには、MOSトランジス
タQ11は、そのゲートがスイッチSW12により接地
されて0Vとなってオフ状態となるので、その出力電流
Ioutは流れない。
【0024】一方、スイッチSW11が閉じた状態とな
り、スイッチSW12が開いた状態になると、MOSト
ランジスタQ11のゲートには、MOSトランジスタQ
12のソース電圧が印加され、これによりそのゲートに
電荷が供給されてそのゲート電圧Vgは上がる。この結
果、MOSトランジスタQ11はオン状態になり、MO
SトランジスタQ11に出力電流Ioutが流れる。
【0025】このように、制御回路11のスイッチSW
11とスイッチSW12とを交互に閉状態とし、MOS
トランジスタQ11のゲート電圧Vgを制御してスイッ
チング動作させることにより、MOSトランジスタQ1
1の出力電流Ioutが断続的な電流となる。ここで、
MOSトランジスタQ12の出力インピーダンスZo
は、MOSトランジスタQ12の伝達コンダクンスをg
m、その基板効果伝達コンダクタンスをgdsとし、g
gdsとすると、(2)式のようになる。
【0026】Zo≒1/gm …(2) これより、MOSトランジスタQ11のゲート電圧Vg
が0Vから所定の電位に立ち上がる時間τは、MOSト
ランジスタQ11のゲート容量をCgとすれば、次の
(3)式のようになる。 τ=Zo×Cg=Cg/gm …(3) ここで、MOSトランジスタQ12の伝達コンダクタン
スgmは容易に大きくすることが可能である。(3)式
を(1)式と比較して、Ronを小さくすることが困難
なことに比べ、1/gmは容易に小さくすることができ
る。1/gm≪Ronとなるように回路を構成すれば、
MOSトランジスタのゲート電圧Vgの立ち上がり時間
τを従来よりも大幅に短くでき、これによりMOSトラ
ンジスタQ11が、例えば400MHzというように、
高速なスイッチング動作が可能となる。
【0027】以上説明したように、この第1実施形態に
よれば、出力トランジスタであるMOSトランジスタQ
11のゲート電圧の制御を、ソースフォロアを利用して
行うようにしたので、MOSトランジスタQ11に大電
流を流すような場合であっても、それを高速でスイッチ
ング動作させることができる。次に、本発明の高速電流
スイッチ回路の第2実施形態について、図2を参照して
説明する。
【0028】この高速電流スイッチ回路の第2実施形態
は、図1の第1実施形態におけるMOSトランジスタQ
12のゲートに印加するバイアス電圧の与え方を具体化
するとともに、MOSトランジスタQ11の吸入電流I
outを後述のようにトランジスタのサイズ比により任
意に設定できるようにしたものである。このため、この
第2実施形態では、図1の制御回路11を図2に示す制
御回路11Aに置き換えるとともに、バイアス電圧発生
回路21と、N型のMOSトランジスタQ21とを図2
に示すように追加したものであり、以下にその構成を述
べる。
【0029】制御回路11Aは、図2に示すように、図
1の制御回路11とその基本的な構成は同様であるが、
図1の定電流源I2をMOSトランジスタQ22に置き
換えた点が異なる。MOSトランジスタQ21は、MO
SトランジスタQ11のドレイン側に直列接続されるよ
うに、MOSトランジスタQ11のドレインと出力端子
14との間に挿入されている。
【0030】バイアス電圧発生回路21は、図2に示す
ように、定電流源I3、N型のMOSトランジスタQ2
3、およびN型のMOSトランジスタQ24などからな
り、これらが電源ライン13とアースとの間に直列に接
続されている。そして、MOSトランジスタQ23、M
OSトランジスタQ12、およびMOSトランジスタQ
21はカレントミラーを構成するようになっている。す
なわち、MOSトランジスタQ23は、そのゲートとそ
のドレインとが共通に接続され、その共通接続部がMO
SトランジスタQ12とMOSトランジスタQ21の各
ゲートに接続されている。
【0031】また、MOSトランジスタQ24とMOS
トランジスタQ22は、カレントミラーを構成するよう
になっている。すなわち、MOSトランジスタQ24
は、そのゲートとそのドレインとが共通に接続され、そ
の共通接続部がMOSトランジスタQ22のゲートに接
続されている。なお、この第2実施形態の他の部分の構
成は、図1の第1実施形態の構成と同様であるので、同
一の構成要素には同一の符号を付して、その構成の説明
は省略する。
【0032】次に、このような構成からなる第2実施形
態の動作について、図2を参照して説明する。この第2
の実施形態では、動作中にはMOSトランジスタQ12
のゲートに、バイアス電圧発生回路21からのバイアス
電圧Vbが印加される。そして、スイッチSW11が開
状態、スイッチSW12が閉状態にあるときには、MO
SトランジスタQ11は、そのゲートがスイッチSW1
2により接地されてオフ状態となるので、その吸入電流
Ioutは流れない。
【0033】一方、スイッチSW11が閉状態、スイッ
チSW12が開状態になると、MOSトランジスタQ1
1のゲートには、MOSトランジスタQ12のソース電
圧が印加され、そのゲート電圧Vgは上がる。この結
果、MOSトランジスタQ11はオン状態になり、その
吸入電流Ioutが流れる。ところで、上記のように、
MOSトランジスタQ24とMOSトランジスタQ22
はカレントミラーを構成し、MOSトランジスタQ23
とMOSトランジスタQ12もカレントミラーを構成し
ている。
【0034】このため、MOSトランジスタQ24、Q
22の各ゲートには同一の電位が与えられているので、
MOSトランジスタQ22には、その両者のトランジス
タサイズの比に応じた電流が流れる。また、MOSトラ
ンジスタQ23、Q12のサイズ比を、MOSトランジ
スタQ24、Q22のサイズ比と同一のサイズ比で構成
すると、MOSトランジスタQ23、Q12の各ゲート
・ソース電圧Vgsは、等しくなる。MOSトランジス
タQ23、Q12の各ゲート電圧が同じことから、MO
SトランジスタQ23、Q12のソース電圧が等しくな
る。従って、MOSトランジスタQ24、Q11の各ゲ
ート電圧は等しくなって、両トランジスタはカレントミ
ラー関係にあるので、MOSトランジスタQ11に流れ
る電流Ioutは、次の(4)式で示すようになる。
【0035】Iout=I×(K1/K2) …(4) ここで、IはMOSトランジスタQ24に流れる電流で
あり、K1はMOSトランジスタQ11のトランジスタ
サイズであり、K2はMOSトランジスタQ24のトラ
ンジスタサイズである。以上説明したように、この第2
実施形態では、MOSトランジスタQ11のゲート電圧
の制御を、ソースフォロアを利用して行うようにしたの
で、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0036】また、この第2実施形態では、バイアス電
圧発生回路21を設けるとともに、このバイアス電圧発
生回路21を構成するMOSトランジスタQ24とMO
SトランジスタQ11とがカレントミラー関係を有する
ように構成した。このため、MOSトランジスタQ11
に流れる電流を、MOSトランジスタQ11、Q24と
のサイズ比により任意に設定することができる。
【0037】さらに、この第2実施形態では、MOSト
ランジスタQ21によって、MOSトランジスタQ11
のドレイン電圧を固定しているので、出力端子14の電
位が変位するような場合でも、出力電流Ioutの出力
端子電圧の依存性を低減できる。次に、本発明の高速電
流スイッチ回路の第3実施形態について、図3を参照し
て説明する。
【0038】この高速電流スイッチ回路の第3実施形態
は、図1の第1実施形態におけるMOSトランジスタQ
12のゲートに印加するバイアス電圧の与え方を具体化
するとともに、MOSトランジスタQ11の吸入電流I
outを後述のようにトランジスタのサイズ比により任
意に設定できるようにしたものである。このため、この
第3実施形態では、図1の制御回路11を図3に示す制
御回路11Bに置き換えるとともに、バイアス電圧発生
回路31を図3に示すように追加するようにしたもので
あり、以下にその構成を述べる。
【0039】制御回路11Bは、図3に示すように、図
1の制御回路11とその基本的な構成は同様であるが、
図1の定電流源I2をMOSトランジスタQ22に置き
換え、そのゲートが電源ライン13に接続されている。
バイアス電圧発生回路31は、図3に示すように、N型
のMOSトランジスタQ31〜Q34などから構成され
ている。MOSトランジスタ31とMOSトランジスタ
Q32とは、電源ライン13とアースとの間に直列に接
続され、MOSトランジスタ33とMOSトランジスタ
Q34とは、電源ライン13とアースとの間に直列に接
続されている。
【0040】MOSトランジスタ31は、そのゲートに
所定のバイアス電圧が印加され、定電流源として機能す
るようになっている。また、MOSトランジスタQ31
とMOSトランジスタ32の共通接続部の電圧をバイア
ス電圧Vbとして取り出し、このバイアス電圧VbがM
OSトランジスタQ33、Q12の各ゲートに印加され
るようになっている。従って、MOSトランジスタQ3
3、Q12は、カレントミラーの関係にある。
【0041】さらに、MOSトランジスタQ33は、M
OSトランジスタQ32による帰還回路を備え、バイア
ス電圧Vbの安定化を図るようになっている。MOSト
ランジスタQ33のゲートとアースとの間に、発振防止
用のコンデンサC1が接続されている。また、MOSト
ランジスタQ34は、そのゲートがMOSトランジスタ
Q22のゲートと同様に電源ライン13に接続されて、
同一の電圧が印加されるようになっている。従って、M
OSトランジスタQ34、Q22は、カレントミラーの
関係にある。
【0042】なお、この第3実施形態の他の部分の構成
は、図1の第1実施形態の構成と同様であるので、同一
の構成要素には同一の符号を付して、その構成の説明は
省略する。次に、このような構成からなる第3実施形態
の動作について、図3を参照して説明する。
【0043】この第3の実施形態では、動作中にはMO
SトランジスタQ12のゲートに、バイアス電圧発生回
路31からのバイアス電圧Vbが印加される。そして、
スイッチSW11が開状態、スイッチSW12が閉状態
にあるときには、MOSトランジスタQ11は、そのゲ
ートがスイッチSW12により接地されてオフ状態とな
るので、その吸入電流Ioutは流れない。
【0044】一方、スイッチSW11が閉状態、スイッ
チSW12が開状態になると、MOSトランジスタQ1
1のゲートには、MOSトランジスタQ12のソース電
圧が印加され、そのゲート電圧Vgは上がる。この結
果、MOSトランジスタQ11はオン状態になり、その
吸入電流Ioutが流れる。ところで、上記のように、
MOSトランジスタQ34とMOSトランジスタQ22
はカレントミラーを構成し、MOSトランジスタQ33
とMOSトランジスタQ12もカレントミラーを構成し
ている。
【0045】このため、MOSトランジスタQ34、Q
22の各ゲートには同一の電位が与えられているので、
MOSトランジスタQ22には、その両者のトランジス
タサイズの比に応じた電流が流れる。また、MOSトラ
ンジスタQ33、Q12のサイズ比を、MOSトランジ
スタQ34、Q22のサイズ比と同一のサイズ比で構成
すると、MOSトランジスタQ33、Q12の各ゲート
・ソース電圧Vgsは、等しくなる。MOSトランジス
タQ33、Q12の各ゲート電圧が同じことから、MO
SトランジスタQ33、Q12のソース電圧が等しくな
る。従って、MOSトランジスタQ32、Q11の各ゲ
ート電圧は等しくなって、両トランジスタはカレントミ
ラー関係にあるので、MOSトランジスタQ11に流れ
る電流Ioutは、次の(5)式で示すようになる。
【0046】Iout=I×(K1/K3) …(5) ここで、IはMOSトランジスタQ32に流れる電流で
あり、K1はMOSトランジスタQ11のトランジスタ
サイズであり、K3はMOSトランジスタQ32のトラ
ンジスタサイズである。ところで、この第3実施形態で
は、図3に示すように、MOSトランジスタQ33は、
MOSトランジスタQ32による帰還回路を備え、これ
により生成するバイアス電圧の安定化を図るようにして
いるので、これについて説明する。
【0047】MOSトランジスタQ31、Q32の出力
インピーダンスをZo、MOSトランジスタQ32のコ
ンダクタンスをgmとすると、MOSトランジスタQ3
2などによる開ループの利得Gは、次の(6)式で与え
られる。 G=−(gm/Zo) …(6) この開ループの出力(MOSトランジスタQ33のソー
ス電圧)が変動したとしても、帰還回路のためにその変
動が、Zo/gm倍されてMOSトランジスタQ33の
ゲート側に帰還される。ここで、Zo/gm≪1であ
り、その帰還量は極めて小さいために、バイアス電圧V
bの変動は極めて小さい。
【0048】このため、MOSトランジスタQ12のオ
ンオフ時に、MOSトランジスタQ12のゲートに印加
されているバイアス電圧Vbの変動が、その帰還回路に
より抑制される。以上説明したように、この第3実施形
態では、MOSトランジスタQ11のゲート電圧の制御
を、ソースフォロアを利用して行うようにしたので、第
1実施形態と同様の効果が得られる。
【0049】また、この第3実施形態では、バイアス電
圧発生回路31を設けるとともに、このバイアス電圧発
生回路31を構成するMOSトランジスタQ32とMO
SトランジスタQ11とがカレントミラー関係を有する
ように構成した。このため、MOSトランジスタQ11
に流れる電流を、MOSトランジスタQ11、Q32と
のサイズ比により任意に設定することができる。
【0050】次に、本発明の高速電流スイッチ回路の第
4実施形態について、図4を参照して説明する。上述の
第1実施形態から第3実施形態は、例えば図1に示すよ
うにMOSトランジスタQ11がN型からなる電流吸入
型であるが、これを電流供給型としたのが第4実施形態
である。
【0051】そこで、第4実施形態では、図4に示すよ
うに、図1のN型のMOSトランジスタQ11をP型の
MOSトランジスタ41に代えるとともに、図1の制御
回路11を11Cのように代えるようにしたものであ
る。すなわち、制御回路11Cは、P型のMOSトラン
ジスタQ42と、その負荷である定電流源I2によりソ
ースフォロアを形成している。MOSトランジスタQ4
2には、MOSトランジスタQ42に流れる電流をスイ
ッチング制御するために、MOSトランジスタなどから
なるスイッチSW11が接続されている。また、制御回
路11Cは、MOSトランジスタ41のゲートを電源ラ
イン13に接続するためのスイッチSW12を含んでい
る。
【0052】さらに詳述すると、MOSトランジスタ4
2は、そのゲートがバイアス端子12に接続され、その
バイアス端子12に供給されるバイアス電圧Vbがゲー
トに印加されるようになっている。また、MOSトラン
ジスタQ42は、そのドレインがスイッチSW11を介
して接地自在とされ、そのソースが定電流源I2を介し
て電源ライン13に接続されている。
【0053】MOSトランジスタQ42のソースが、M
OSトランジスタQ41のゲートに接続されるととも
に、そのゲートはスイッチSW12を介して電源ライン
13に接続自在になっている。MOSトランジスタQ4
1は、そのドレインが出力端子14に接続されるととも
に、そのソースが電源ライン13に接続されている。な
お、定電流源I2は、レベルシフト用に使用している
が、これに代えて抵抗やMOSトランジスタで置き換え
ることも可能である。
【0054】このような構成からなる第4実施形態で
は、制御回路11CのスイッチSW11とスイッチSW
12とを交互に閉状態とし、MOSトランジスタQ41
のゲート電圧Vgを制御してスイッチング動作させるこ
とにより、MOSトランジスタQ41の出力電流Iou
tが断続的な電流となる。ただし、第4実施形態では、
MOSトランジスタQ41が電流供給型として機能し、
第1実施形態では、MOSトランジスタQ11が電流吸
入型として機能するので、この点において両者は異な
る。
【0055】以上説明したように、この第4実施形態に
よれば、出力トランジスタであるMOSトランジスタQ
41のゲート電圧の制御を、ソースフォロアを利用して
行うようにしたので、MOSトランジスタQ41に大電
流を流すような場合であっても、それを高速でスイッチ
ング動作させることができる。なお、第4実施形態は、
図1に示す第1実施形態に相当するものである。しか
し、第1実施形態を第2または第3実施形態により具体
化したように、第4実施形態について、、第1実施形態
を第2または第3実施形態と同様に具体化するよにして
も良い。
【0056】次に、本発明の高周波電流源の実施形態の
構成について、図5を参照して説明する。この高周波電
流源の実施形態は、図5に示すように、電流供給型の高
速電流スイッチ回路51と、電流吸入型の高速電流スイ
ッチ回路52とを組み合わせて構成し、例えば図7に示
すような高周波の電流Ioutを生成するようにしたも
のである。
【0057】このため、この実施形態では、高速電流ス
イッチ回路51には外部からの制御信号(スイッチ信
号)をインバータ53を介して供給する一方、高速電流
スイッチ回路52にはその制御信号を直接供給するよう
にし、その制御信号に基づき、高速電流スイッチ回路5
1が電流の供給時には高速電流スイッチ回路52が電流
の吸入を停止し、高速電流スイッチ回路52が電流の吸
入時には高速電流スイッチ回路51が電流の供給を停止
するようになっている。
【0058】図6は、図5に示す高周波電流源に係る実
施形態の構成を、具体化したものである。図6に示すよ
うに、電流供給型の高速電流スイッチ回路51は、例え
ば図4に示す高速電流スイッチ回路からなるので、その
構成の説明は省略する。また、電流吸入型の高速電流ス
イッチ回路52は、例えば図1に示す高速電流スイッチ
回路からなるので、その構成の説明は省略する。
【0059】そして、この実施形態では、図6に示すよ
うに、高速電流スイッチ51を構成するMOSトランジ
スタQ41のドレインと、高速電流スイッチ52を構成
するMOSトランジスタQ11のドレインとが、共通の
出力端子14に共通接続され、MOSトランジスタQ4
1、Q11に流れる電流を出力端子14から交互に出力
するようになっている(図7参照)。
【0060】このような構成からなる高周波電流源の実
施形態では、高速でスイッチング動作する電流供給型と
電流吸入型の高速電流スイッチ回路51、52を組み合
わせるようにしたので、直流成分のない高周波電流を生
成できるとともに、その電流値も大きなものを得ること
ができる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の高速電流ス
イッチ回路によれば、出力トランジスタの入力電圧の制
御を、ソースフォロアを利用して行うようにした。この
ため、その出力トランジスタに大電流を流すような場合
であっても、それを高速でスイッチング動作させること
ができる。
【0062】また、本発明の高速電流スイッチ回路で
は、バイアス電圧発生回路を設けるとともに、このバイ
アス電圧発生回路に含まれるトランジスタと出力トラン
ジスタとが、カレントミラー関係を有するようにした。
従って、この場合には、出力トランジスタに流れる電流
を、その両トランジスタのサイズ比により任意に設定す
ることができる。
【0063】さらに、本発明の高速電流スイッチ回路で
は、バイアス電圧発生回路が発生バイアス電圧を安定化
する安定化回路を含むようにした。従って、この場合に
は、ソースファロアがオンオフ動作する際に、そのバイ
アス電圧の変動を抑制することができる。また、本発明
の高周波電流源では、高速でスイッチング動作する電流
供給型と電流吸入型の高速電流スイッチ回路を組み合わ
せるようにしたので、直流成分のない高周波電流を生成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高速電流スイッチ回路の第1実施形態
の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の高速電流スイッチ回路の第2実施形態
の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の高速電流スイッチ回路の第3実施形態
の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の高速電流スイッチ回路の第4実施形態
の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の高周波電流源の実施形態の概略的な構
成を示すブロック図である。
【図6】図5の具体的な構成を示す回路図である。
【図7】本発明の高周波電流源の実施形態の出力波形例
を示す波形図である。
【図8】第1の従来回路の回路図である。
【図9】図8のスイッチの具体的な構成を示す図であ
る。
【図10】第2の従来回路の回路図である。
【符号の説明】
Q11 MOSトランジスタ(出力トランジスタ) Q12 MOSトランジスタ SW11、SW12 スイッチ I2、13 定電流源 11、11A、11B、11C 制御回路 12 バイアス端子 13 電源ライン 14 出力端子 21、31 バイアス電圧供給回路 51 電流供給型の高速電流スイッチ回路 52 電流吸入型の高速電流スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J055 AX04 AX56 AX66 BX16 CX27 DX22 DX53 DX72 DX83 EX07 EX21 EY10 EY21 EZ00 EZ03 EZ04 EZ07 FX12 FX17 FX35 GX01 GX04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流をスイッチングして出力する出力ト
    ランジスタと、 ソースフォロアで形成され、前記出力トランジスタをス
    イッチング制御する制御回路とを備え、 前記ソースフォロアの出力端子を前記出力トランジスタ
    の入力端子に接続するとともに、前記ソースフォロアは
    第1のスイッチを介在して電源に接続するようにしたこ
    とを特徴とする高速電流スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 前記出力トランジスタの入力端子を接地
    状態または所定の電位状態とする第2のスイッチを、前
    記入力端子に設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    高速電流スイッチ回路。
  3. 【請求項3】 前記ソースフォロアの入力端子に供給す
    る所定のバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生回路
    を、さらに備えたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の高速電流スイッチ回路。
  4. 【請求項4】 前記バイアス電圧発生回路に含まれる所
    定のトランジスタと前記出力トランジスタとが、カレン
    トミラー関係を有するようにしたことを特徴とする請求
    項3に記載の高速電流スイッチ回路。
  5. 【請求項5】 前記バイアス電圧発生回路は、発生バイ
    アス電圧を安定化する安定化手段を含むようにしたこと
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の高速電流
    スイッチ回路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の高速電流スイッチ回路を2つ有し、一方の高速電流ス
    イッチ回路を電流吸入用として構成し、他方の高速電流
    スイッチ回路を電流供給用として構成し、その両高速電
    流スイッチ回路を外部からの制御信号により制御して高
    周波電流を生成するようにしたことを特徴とする高周波
    電流源。
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