JP2000040924A - 定電流駆動回路 - Google Patents

定電流駆動回路

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JP2000040924A
JP2000040924A JP10209141A JP20914198A JP2000040924A JP 2000040924 A JP2000040924 A JP 2000040924A JP 10209141 A JP10209141 A JP 10209141A JP 20914198 A JP20914198 A JP 20914198A JP 2000040924 A JP2000040924 A JP 2000040924A
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current
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voltage
constant current
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Shigeo Nishitoba
茂夫 西鳥羽
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定電流駆動回路の電源電圧に対し、入力端子側
の回路の電源電圧が低く、さらに、定電流駆動回路で使
用するMOSトランジスタのゲート・ソース間のオン電
圧が大きい場合でも、そのオン電圧に依存することな
く、安定動作を可能とする定電流回路の提供。 【解決手段】入力端子からの信号電圧を電流に変換しカ
レントミラー回路を介して該電流を負荷に供給する定電
流駆動回路において、入力端子1からの信号電圧を入力
とする第1のソースフォロワ12、及び、第1のソース
フォロワに直列に接続しダイオード接続されたトランジ
スタ13でレベルシフトした電圧を、カレントミラー回
路を駆動する第2のソースフォロワ5に入力し、入力端
子1からの信号電圧を電流に変換しカレントミラー回路
を介して該電流を負荷11に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定電流駆動回路に関
し、特に、入力端子側の信号処理系の回路の電源電圧を
高くする必要を無くし、有機EL素子等の駆動に用いて
好適とされる定電流駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】定電流駆動を要する負荷の代表的な例と
して、例えば、有機EL(electroluminescence;エレ
クトロルミネセンス)素子がある。有機EL素子は、開
発からまだ日が浅く、輝度向上等で材料の選択に研究課
題があるが、直流電流で駆動可能なこと、高輝度を高効
率が実現でき、さらに、応答性・低温での温度特性が良
好なこと等から、さまざまな分野で早期の量産化が望ま
れている。
【0003】有機EL素子を駆動する方式として、発光
効率の良いアクティブマトリクス方式が採用され、特
に、駆動回路を構成する部分を、薄膜トランジスタ
(「TFT」という)で構成することが提案されてい
る。
【0004】図4は、従来の定電流駆動回路の構成の一
例を示す図である。図4を参照すると、負荷11として
は、有機EL素子等があり、負荷11の一端は電源端子
3に接続し、他端は定電流駆動用トランジスタ8のドレ
インに接続し、トランジスタ8のソースは接地端子4に
接続する。また、トランジスタ8のゲートと接地端子4
の間には電荷保持容量10を接続する。
【0005】電荷保持容量10およびトランジスタ8の
接続点には、スイッチ用トランジスタ9の一端を接続
し、スイッチ用トランジスタ9のゲートは、制御端子2
として、トランジスタ9の導通・遮断を制御し、従っ
て、トランジスタ8を介して、負荷11に供給される定
電流の導通・遮断を行う。スイッチ用トランジスタ9の
他端は、トランジスタ8と同一導電型のトランジスタ7
ゲートおよびドレインを接続し、トランジスタ7のソー
スは接地端子4に接続する。トランジスタ7および8は
スイッチ用トランジスタ9を介して、カレントミラー回
路を構成する。なお、図4では、スイッチ用トランジス
タ9の極性(導電型)を示していないが、NおよびPチ
ャネルMOSトランジスタのどちらを用いてもよい。
【0006】トランジスタ7のゲートおよびドレイン
は、抵抗6を介してソースフォロワ用トランジスタ5の
ソースに接続する。トランジスタ5のゲートは入力端子
1とし、ドレインは電源端子3に接続する。抵抗6の両
端に発生する電圧によって、トランジスタ7および8で
構成するカレントミラー回路の電流値は決定される。
【0007】図4で、入力端子1に信号電圧が印加する
と、カレントミラー回路を構成するトランジスタ7のド
レイン電流I1は次式(1)で表すことが出来る。
【0008】 I1=(V1−VGS5−VGS7)/R6 …(1)
【0009】但し、V1は入力端子1の電圧、VGS
5、VGS7はトランジスタ5、7のゲート・ソース間
のオン電圧、R6は抵抗6の抵抗値である。
【0010】従って、上式(1)に示す電流がトランジ
スタ7のドレインからソースに流れ、トランジスタ7の
ゲート・ソース間電圧として電圧に変換される。
【0011】制御端子2に制御信号を印加し、スイッチ
用トランジスタ9が導通状態の場合、上式(1)で示し
た電流I1を電圧変換したトランジスタ7のゲート・ソ
ース間電圧は、スイッチ用トランジスタ9を介して、電
荷保持容量10およびトランジスタ8のゲートを駆動す
る。
【0012】トランジスタ7および8はカレントミラー
回路を構成しているため、上式(1)で与えられる電流
に比例した電流がトランジスタ8のドレイン電流として
流れ、負荷11を定電流駆動する。
【0013】次に、制御端子2の制御信号によって、ス
イッチ用トランジスタ9が遮断状態の場合、スイッチ用
トランジスタ9が遮断しているため、トランジスタ7と
トランジスタ8のゲート間は開路状態(オフ状態)とな
る。従って、トランジスタ7、8からなるカレントミラ
ー回路は遮断する。しかし、スイッチ用トランジスタ9
が導通状態の時に、トランジスタ7のゲート・ソース間
には上式(1)に対応する電圧VGS7が発生し、さら
に、電荷保持容量10にも同電圧が印加されている。こ
の電圧がトランジスタ8のゲートに印加されるので、こ
のゲート電圧に対応した電流を負荷11に供給する。即
ち、スイッチ用トランジスタ9が遮断状態でも、上式
(1)で与えられる電流を、負荷11に供給する。
【0014】図4に示した定電流駆動回路において、N
チャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間のオン
電圧をVGSNとし、そのオン電圧がほぼ等しくなるよ
うに、回路定数・パターンサイズ等を設定すると、上式
(1)は、次式(2)となる。
【0015】 I1=(V1−2VGSN)/R6 …(2)
【0016】カレントミラー回路が正常動作を行うため
には、I1>0、従って、次式(3)が成り立つ必要が
ある。
【0017】VGSN<V1/2 …(3)
【0018】上式(3)から、図4に示した定電流回路
が安定動作を行うためには、回路を構成するトランジス
タのゲート・ソース間のオン電圧VGSNを、入力端子
1の電圧V1の半分以下にする必要がある。
【0019】定電流駆動回路を有機EL素子の駆動回路
に使用し、更に、薄膜トランジスタ(TFT)で構成し
た場合、有機EL素子の動作電圧は、5V以上と高い。
そのため、TFTプロセスは高耐圧が必要であるが、プ
ロセスが高耐圧になると、MOSトランジスタのゲート
・ソース間のオン電圧も高くなる。
【0020】一方、入力端子1に入力される、不図示の
信号処理系の回路は、ロジック回路等で構成しており、
その電源電圧は消費電力削減等を目的として、低電圧化
の傾向にある。
【0021】ロジック回路の出力形式は種々あるが、抵
抗負荷、アクティブ負荷いずれにしろ、図4に示した定
電圧駆動回路の入力端子1に現れる電圧の最大値は、信
号処理系の電源電圧である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、図4に示し
た従来の定電流駆動回路は、下記記載の問題点を有して
いる。
【0023】第1の問題点は、定電流駆動回路の動作範
囲が狭くなってきている、ということである。その理由
は、定電流駆動回路を構成する電源電圧が高くなり、そ
れに伴い、たとえば、高耐圧薄膜トランジスタ(TF
T)プロセス等、トランジスタのゲート・ソース間のオ
ン電圧が高くなる。一方、近時、入力信号系の電源電圧
は省電力化等で低電圧化しており、上式(3)からも明
らかなように、定電流駆動回路の動作範囲が狭くなって
きているためである。
【0024】第2の問題点は、上記第1の問題点を解決
するため、入力端子1側の信号処理系の回路の電源電圧
を高くして、上式(3)を満足させる方法もあるが、こ
の方法では、定電流駆動回路と入力端子1側の回路を含
んだ装置全体の消費電力が増加してしまう。
【0025】第3の問題点は、トランジスタのゲート・
ソース間のオン電圧は温度特性を有するため、上式
(3)の制約により、動作温度範囲が限定され、使用温
度範囲の自由度が無くなる、ということである。
【0026】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、定電流駆動回路
の電源電圧に対し、入力端子側の回路の電源電圧が低
く、さらに、定電流駆動回路で使用するMOSトランジ
スタのゲート・ソース間のオン電圧が大きい場合でも、
そのオン電圧に依存することなく、安定動作を可能とす
る定電流駆動回路を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、入力端子からの信号電圧を電流に変換
し、カレントミラー回路を介してその電流を負荷に供給
する定電流駆動回路において、入力端子からの信号を入
力とする第1のソースフォロワと、前記第1のソースフ
ォロワの出力を入力とし前記カレントミラー回路を駆動
第2のソースフォロワと、を備える。
【0028】本発明は、入力端子からの信号を入力とす
る第1のソースフォロワ、及び、前記第1のソースフォ
ロワに直列接続したダイオードでレベルシフトした電圧
を、前記カレントミラー回路を駆動する第2のソースフ
ォロワに入力するように構成してもよい。
【0029】また本発明においては、前記入力端子から
の信号電圧を入力とするソースフォロワの出力で前記カ
レントミラー回路を駆動するような構成としてもよい。
【0030】本発明においては、制御信号によって、前
記カレントミラー回路を導通・遮断するスイッチ手段を
備える他、スイッチ手段が遮断しても、負荷に電流を供
給するための電荷保持手段をさらに備える。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、その好ましい一実施の形態において、
入力端子からの信号電圧を入力とする第1導電型のソー
スフォロワトランジスタ(12)と、第1のソースフォ
ロワトランジスタと高電位側電源間に接続されダイオー
ド接続された第2導電型のトランジスタ(13)と、ダ
イオード接続された第2導電型のトランジスタの出力を
入力とする第2導電型のソースフォロワトランジスタ
(5)と、第2導電型のソースフォロワトランジスタ
(5)の出力に抵抗(6)を介して入力端を接続し、出
力端を負荷(11)に接続してなる第2導電型のトラン
ジスタよりなるカレントミラー回路(7、8)と、を備
え、入力端子からの信号電圧を電流に変換しカレントミ
ラー回路の出力端から負荷に電流を供給する。
【0032】さらに、カレントミラー回路の入力端と出
力端を制御信号によりオン・オフするスイッチ(9)
と、前記スイッチのオン時カレントミラー回路のトラン
ジスタのゲート・ソース間電位を保持する容量(10)
と、を備え、スイッチオフ時には、前記容量の保持電位
によりカレントミラー回路の出力トランジスタを駆動し
てから負荷に電流を供給する。
【0033】より詳細には、本発明の一実施の形態につ
いて図1を参照して説明すると、入力端子(1)にゲー
トを接続したソースフォロワ用PチャネルMOSトラン
ジスタ(12)と、ゲートとドレインを接続してなるダ
イオード接続構成のNチャネルMOSトランジスタ(1
3)とを直列に接続し、ソースフォロワトランジスタ
(5)のゲート電圧を、入力端子(1)の電圧からMO
Sトランジスタのゲート・ソース間のオン電圧VGS2
個分だけ高電圧側へレベルシフトしている。ここで、N
チャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトラン
ジスタのオン電圧がほぼ等しいとすると、ソースフォロ
ワトランジスタ(5)に接続された抵抗(6)の両端の
端子間電圧は、入力端子(1)に印加された電圧と等し
くなる。
【0034】このように、本発明の実施の形態において
は、抵抗(6)の端子間電圧は、定電流駆動回路を構成
するMOSトランジスタのオン電圧とは、無関係に、入
力端子(1)に発生する電圧が現れる。
【0035】従って、トランジスタ(7)およびトラン
ジスタ(8)から構成されるカレントミラー回路は、電
源電圧およびトランジスタのゲート・ソース間のオン電
圧に依存することなく安定な動作を行い、負荷(11)
に定電流を供給する。
【0036】また、本発明の定電流駆動回路は、制御端
子(2)に制御信号が印加されスイッチ用トランジスタ
(9)が遮断しても、カレントミラー回路の出力側のト
ランジスタ(8)のゲートと接地端子(4)との間に設
けられた電荷保持容量(10)に蓄積された電荷によっ
て、トランジスタ(8)のゲート電位を供給し、カレン
トミラー回路が遮断後も、負荷(11)に定電流を供給
し続ける。
【0037】従って、本発明の定電流駆動回路は、アク
ティブマトリクス方式の有機EL素子等の駆動回路に適
している。
【0038】本発明は、別の実施の形態として、図2を
参照すると、入力端子(1)からの信号電圧を入力とす
る第1導電型のソースフォロワトランジスタ(12)
と、第1導電型のソースフォロワトランジスタの出力を
入力とする第2導電型のソースフォロワトランジスタ
(5)と、第2導電型のソースフォロワトランジスタ
(5)の出力に抵抗(6)を介して入力端が接続され、
出力端を負荷(11)に接続した第2導電型のトランジ
スタよりなるカレントミラー回路(7、8)とを備え、
入力端子からの信号電圧を電流に変換し前記カレントミ
ラー回路の出力端から負荷に電流を供給する構成として
もよい。以下、実施例に即して詳細に説明する。
【0039】
【実施例】図1は、本発明の定電流駆動回路の一実施例
の回路構成を示す図である。図1を参照して、本発明の
定電流駆動回路の一実施例を詳細に説明する。
【0040】この定電流駆動回路は、たとえば、有機E
L素子のような定電流駆動を要する負荷を有し、負荷1
1の一端を電源端子3に接続し、負荷11の他端を定電
流駆動用トランジスタ8のドレインに接続する。トラン
ジスタ8のソースは接地端子4に接続しトランジスタ8
のゲートには、電荷保持手段として、一端が接地端子4
に接続された電荷保持容量10の一端を接続する。
【0041】トランジスタ8のゲートと電荷保持容量1
0の接続点は、スイッチ用トランジスタ9の一端が接続
され、スイッチ用トランジスタ9のゲートは、制御端子
2に接続し、制御端子2に印加する信号によってトラン
ジスタ9の導通・遮断を制御し、トランジスタ8を介し
て、負荷11に供給する定電流の導通・遮断を行う。ス
イッチ用トランジスタ9の他端には、トランジスタ8と
同一導電型のトランジスタ7のゲートおよびドレインを
接続しトランジスタ7のソースは接地端子4に接続す
る。トランジスタ7とトランジスタ8はスイッチ用トラ
ンジスタ9がオン時に、トランジスタ7に流れる電流を
ミラー電流としてトランジスタ8から出力するカレント
ミラー回路を構成する。
【0042】なお、スイッチ用トランジスタ9は、Nチ
ャネルMOSトランジスタ、PチャネルMOSトランジ
スタのどちらを用いてもよい。トランジスタ9がNチャ
ネルMOSトランジスタの場合、スイッチ用トランジス
タ9は、制御端子2がハイレベルで導通、ローレベルで
遮断し、一方、トランジスタ9がPチャネルMOSトラ
ンジスタで構成されていれば、スイッチ用トランジスタ
9は、制御端子2がローレベルで導通、ハイレベルで遮
断する。
【0043】トランジスタ7のゲートおよびドレイン
は、抵抗6を介してソースフォロワ用トランジスタ5の
ソースに接続され、ソースフォロワ用トランジスタ5の
ドレインは電源端子3に接続する。抵抗6の両端に発生
する電圧は、トランジスタ7および8で構成するカレン
トミラー回路の電流値を決定する。
【0044】トランジスタ5のゲートは、トランジスタ
13のドレインとゲートとの接続点に接続し、その接続
点は、一端を電源端子3に接続した抵抗14の他端に接
続し、トランジスタ13のソースは、ソースフォロワ用
PチャネルMOSトランジスタ12のソースに接続し、
このトランジスタ12のドレインは接地端子4に、ま
た、ゲートは入力端子1に接続する。抵抗14は、ソー
スフォロワ用トランジスタ13のバイアス電流を供給す
るものである。
【0045】本発明の一実施例の動作について説明す
る。図1に示した本発明の一実施例の定電流駆動回路
は、主にアクティブマトリクス方式の有機EL素子の駆
動回路に用いられる。入力端子1には入力画像信号が入
力され、その階調データによって負荷である有機EL素
子の発光輝度を変化させる。制御端子2には制御信号と
してアドレス信号が入力され、入力端子1からの画像信
号に対応する有機EL素子(画素)を選択的に定電流駆
動するとともに、電荷保持容量10に、画像信号を読み
込ませ、次の新しい画像信号が印加されるまで電荷を保
持し、有機EL素子を発光させ続ける。
【0046】入力端子1に信号電圧が印加すると、トラ
ンジスタ5のゲート電圧は、入力端子1の電圧V1と、
トランジスタ12および13のゲート・ソース間のオン
電圧VGS12、VGS13の和であるため、カレント
ミラー回路を構成するトランジスタ7のドレイン電流I
1は次式(4)で表すことが出来る。
【0047】 I1=(V1+VGS13+VGS12−VGS5−VGS7)/R6…(4 )
【0048】但し、VGS5はソースフォロワ型トラン
ジスタ5のゲート・ソース間のオン電圧、R6は抵抗6
の抵抗値である。
【0049】従って、トランジスタ7のドレインからソ
ースに流れる、上式(4)で示す電流I1が、トランジ
スタ7のゲート・ソース間電圧として電圧に変換され
る。
【0050】制御端子2に制御信号が印加され、スイッ
チ用トランジスタ9が導通状態の場合、上式(4)で示
した電流を電圧変換したトランジスタ7のゲート・ソー
ス間電圧は、スイッチ用トランジスタ9を介して、電荷
保持容量10およびトランジスタ8のゲートを駆動す
る。
【0051】トランジスタ7および8はカレントミラー
回路を構成しているため、上式(4)に示した入力電流
に比例した電流(ミラー電流)が、トランジスタ8のド
レイン電流として流れ、負荷11を定電流駆動する。
【0052】カレントミラー回路の入力電流と出力電流
の比を決定する要因は、トランジスタ7、8のパターン
サイズの比(例えばチャネル幅等)で決定され、たとえ
ば、トランジスタ7および8が同一パターンサイズであ
れば、上式(4)で示した電流と等しい電流がトランジ
スタ8のドレイン・ソース間を流れる。
【0053】次に、制御端子2の制御信号によって、ス
イッチ用トランジスタ9が遮断状態の場合、トランジス
タ7とトランジスタ8のゲート間は開状態(オフ状態)
となる。従って、トランジスタ7およびトランジスタ8
で構成するカレントミラー回路は遮断する。しかしなが
ら、スイッチ用トランジスタ9が導通状態の時に、トラ
ンジスタ7のゲート・ソース間には、上式(4)に対応
する電圧VGS7が発生し、その電圧が、電荷保持容量
10の端子間にも印加される。このため、カレントミラ
ー回路遮断時には、容量10に保持された電圧が、トラ
ンジスタ8のゲートに印加されるので、このゲート電圧
に対応した電流を負荷11に供給する。このように、本
発明の一実施例においては、スイッチ用トランジスタ9
が遮断状態でも、上式(4)に示した電流を負荷11に
供給する。
【0054】本発明の一実施例の作用効果について説明
する。図1に示した本発明の一実施例の定電流駆動回路
において、NおよびPチャネルMOSトランジスタのゲ
ート・ソース間のオン電圧VGSを各々VGSN、VG
SPとし、NチャネルMOSトランジスタに関しては、
そのオン電圧がほぼ等しくなるように、回路定数・パタ
ーンサイズ等を設定すると、上式(4)は、次式(5)
となる。
【0055】 I1=(V1+VGSP−VGSN)/R6 …(5)
【0056】図1において、カレントミラー回路が正常
動作を行うためには、I1>0(トランジスタ7に電流
が流れる電流は吸い込み電流となる)、従って、次式
(6)が成り立つ必要がある。
【0057】VGSN−VGSP<V1 …(6)
【0058】従って、NおよびPチャネルMOSトラン
ジスタのゲート・ソース間のオン電圧の差が、入力端子
1の電圧V1よりも小さければ、図1に示した定電流駆
動回路は安定な動作を行う。
【0059】なお、上式(6)において、NおよびPチ
ャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間のオン電
圧VGSN、VGSPを等しくなるように、回路定数・
パターンサイズ等を設定すると、本実施例の定電流駆動
回路は、トランジスタのゲート・ソース間オン電圧に全
く依存することなく、正常な動作を行う。
【0060】このように、NおよびPチャネルMOSト
ランジスタのゲート・ソース間のオン電圧の差が、入力
端子1の電圧以下であれば正常動作を行う。
【0061】従って、定電圧駆動回路を構成するMOS
トランジスタのゲート・ソース間オン電圧によって、入
力端子1側の信号処理系の回路の電源電圧を高くする必
要が無く、設計の自由度の大きい定電流駆動回路を提供
できる。
【0062】また入力端子1側の信号処理系の回路の電
源電圧を高くする必要がないため、定電圧駆動回路と入
力端子1側の信号処理系の回路を含めた装置全体の省電
力化が可能である。
【0063】本発明の一実施例は、動作温度範囲の広い
定電流駆動回路を提供できる。MOSトランジスタのゲ
ート・ソース間のオン電圧は、温度特性を有する。
【0064】しかしながら、本発明の一実施例の定電流
駆動回路は、上式(5)に示したように、NおよびPチ
ャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間のオン電
圧の温度特性による変化分を、互いに相殺するため、温
度による影響をほとんど受けない。
【0065】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0066】図2は、本発明の第二の実施例の構成を示
す図である。図2を参照すると、図1に示した前記実施
例のレベルシフト用トランジスタ13が削除されてお
り、ゲートを入力端子1に接続しソースを接地端子4に
接続したトランジスタ12のソースを抵抗14を介して
電源単位14に接続し、トランジスタ12のソースと抵
抗14の接続点をソースフォロワトランジスタ5のゲー
トに接続している。
【0067】本発明の第二の実施例の定電流駆動回路に
おいて、トランジスタ7のドレイン電流I1は次式
(7)のようになる。
【0068】 I1=(V1+VGS12−VGS5−VGS7)/R6 …(7)
【0069】但し、VGS5、VGS7、VGS12は
トランジスタ5、7、12のゲート・ソース間のオン電
圧、V1は入力端子1の信号電圧、R6は抵抗6の抵抗
値である。
【0070】上式(7)で示す電流I1がトランジスタ
7のドレインからソースに流れ、トランジスタ7のゲー
ト・ソース間電圧として電圧に変換される。この電圧
が、スイッチ用トランジスタ9を介して、電荷保持容量
10およびトランジスタ8のゲート・ソース間に伝達さ
れて、負荷11を駆動する。
【0071】ここで、本発明の第二に実施例の定電流駆
動回路において、NおよびPチャネルMOSトランジス
タのゲート・ソース間のオン電圧を各々VGSN、VG
SPとし、NチャネルMOSトランジスタに関しては、
そのオン電圧がほぼ等しくなるように、回路定数・パタ
ーンサイズ等を設定すると、上式(7)は、次式(8)
の様になる。
【0072】 I1=(V1+VGSP−2VGSN)/R6 …(8)
【0073】NおよびPチャネルMOSトランジスタの
ゲート・ソース間のオン電圧を等しくなるように、回路
定数・パターンサイズ等を設定し、これをVGSTとす
ると、図2に示した本発明の第二の実施例においても、
カレントミラー回路が正常動作を行うためには、I1>
0であることから、次式(9)が成り立つ必要がある。
【0074】VGST<V1 …(9)
【0075】図4に示した定電流駆動回路では、回路が
正常な動作を行うためには、トランジスタのゲート・ソ
ース間のオン電圧は、入力端子1の電圧の半分以下にす
る必要があったのに対し、本発明の第二の実施例におい
ては、式(7)からも明らかなように、ゲート・ソース
間のオン電圧VGSは入力端子1の電圧V1以下であれ
ばよい。
【0076】このように、本発明の第二の実施例は、図
1を参照して説明した前記実施例のように、トランジス
タのゲート・ソース間のオン電圧に全く依存しないとい
う構成ではないものの、図4に示した従来の定電流駆動
回路と比べ、2倍改善されている。
【0077】図3は、本発明の第三の実施例の構成を示
す図である。図3を参照すると、本発明の第三の実施例
においては、負荷8の一端を接地端子4に、他端を定電
流駆動用のトランジスタ8のドレインに接続し、トラン
ジスタ8のソースは電源端子3に接続し、トランジスタ
8のゲートと電源端子3の間には、電荷保持手段として
電荷保持容量10を接続する。
【0078】トランジスタ8のゲートおよび電荷保持容
量10の接続点には、スイッチ用トランジスタ9の一端
を接し、スイッチ用トランジスタ9の他端には、トラン
ジスタ8と同一導電型のトランジスタ7のゲートおよび
ドレインを接続し、トランジスタ7のソースは電源端子
3に接続する。トランジスタ7および8はスイッチ用ト
ランジスタ9を介してカレントミラー回路を構成する。
なお、図3に示す例では、トランジスタ7および8はP
チャネルMOSトランジスタを使用する。スイッチ用ト
ランジスタ9は、図1に示したものと同様である。
【0079】トランジスタ7のゲートおよびドレイン
は、トランジスタ12のドレインに接続し、トランジス
タ12のゲートは入力端子1に接続し、ソースと接地端
子4の間には抵抗6を接続する。ここで、トランジスタ
12はNチャネルMOSトランジスタで構成する。
【0080】入力端子1よりトランジスタ12で入力信
号を受け、トランジスタ12のソースと接地端子4の間
に設けた抵抗6によって、入力電圧を電流に変換する。
抵抗6を流れる電流をI2とすると、この電流I2は次
式(10)で与えられる。
【0081】 I2=(V1−VGS12)/R6 …(10)
【0082】但し、VGS12はトランジスタ12のゲ
ート・ソース間のオン電圧、R6は抵抗6の抵抗値、V
1は入力端子1の信号電圧である。
【0083】従って、上式(10)で示す電流がトラン
ジスタ7のドレイン電流として流れ、トランジスタ7の
ゲート・ソース間電圧として電圧に変換される。制御端
子2に制御信号が印加し、スイッチ用トランジスタ9が
導通状態の場合、上式(10)で示した電流を電圧変換
したトランジスタ7のゲート・ソース間電圧はスイッチ
用トランジスタ9を介して、電荷保持容量10およびト
ランジスタ8のゲートを駆動する。
【0084】トランジスタ7およびトランジスタ8はカ
レントミラー回路を構成しているため、上式(10)に
示した電流に比例した電流がトランジスタ8のドレイン
電流として流れ、負荷11を定電流駆動する。
【0085】次に、制御端子2の制御信号によって、ス
イッチ用トランジスタ9が遮断状態の場合、トランジス
タ7とトランジスタ8のゲート間は開路状態(オフ状
態)となり、トランジスタ7および8で構成するカレン
トミラー回路は遮断する。しかし、スイッチ用トランジ
スタ9が導通状態の時に、トランジスタ7のゲート・ソ
ース間には式(10)に対応する電圧が発生し、更に、
電荷保持容量10にも同電圧が印加されている。この電
圧がトランジスタ8のゲートに印加されるので、このゲ
ート電圧に対応した電流を負荷11に供給する。即ち、
スイッチ用トランジスタ9が遮断状態でも、式(10)
に示した電流を負荷11に供給する。
【0086】図3に示した本発明の第三の実施例の定電
流駆動回路が安定な動作を行うためには、上式(10)
より、次式(11)を満たす必要がある。
【0087】VGS12<V1 …(11)
【0088】上式(11)から明らかなように、本発明
の第三の実施例においては、図2に示した前記第二の実
施例と同様、トランジスタ12のゲート・ソース間のオ
ン電圧は入力端子1の電圧V1以下でよく、動作範囲
は、図4に示した回路の2倍改善されている。
【0089】更に本発明の第三の実施例においては、図
1および図2をそれぞれ参照して説明した前記各実施例
と比較して、素子数が少なくて済み、このため、本発明
を半導体集積回路で構成した場合、安価な回路を提供す
ることができる。
【0090】また、本発明の第三の実施例の定電流駆動
回路を、有機EL素子の駆動回路として、薄膜トランジ
スタ(TFT)で構成した場合、素子数の少ない分、有
機EL素子(画素)の占有率が上がり、開口率が良くな
るため、画素の発光輝度の向上を計ることができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0092】本発明の第1の効果は、定電圧駆動回路を
構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間のオン
電圧の差が、入力端子の電圧より小さければ、安定に動
作する、ということである。その理由は、本発明におい
ては、カレントミラー回路を駆動するソースフォロワと
カレントミラー回路の入力端との間に接続される抵抗の
両端に、入力端子の印加電圧が現われるように構成した
ためである。
【0093】また、本発明の第2の効果は、NおよびP
チャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間のオン
電圧を等しくなるように、回路定数・パターンサイズ等
を設定した場合、トランジスタのオン電圧に全く依存す
ることなく、正常動作する、ということである。
【0094】このため、本発明によれば、定電圧駆動回
路を構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間オ
ン電圧によって、入力端子側の信号処理系の回路の電源
電圧を高くする必要が無く、設計の自由度の大きい定電
流駆動回路を提供できる。
【0095】また本発明の第3の効果は、入力端子側の
信号処理系の回路の電源電圧を高くする必要がないた
め、定電圧駆動回路と入力端子側の信号処理系の回路を
含めた装置全体の省電力化が可能である、ということで
ある。
【0096】また本発明の第4の効果は、入力端子電圧
をゲート入力とするトランジスタのゲート・ソース間の
オン電圧は入力端子の電圧以下でよく、動作範囲は、従
来の回路の2倍ほど改善する、ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第二の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の第三の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図4】従来の定電流駆動回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 制御端子 3 電源端子 4 接地端子 5 ソースフォロワトランジスタ 6 抵抗 7、8 トランジスタ 9 スイッチ用トランジスタ 10 容量 11 負荷 12、13 トランジスタ 14 抵抗

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子からの信号電圧を電流に変換しカ
    レントミラー回路を介して該電流を負荷に供給する定電
    流駆動回路において、 前記入力端子からの信号電圧を入力とする第1のソース
    フォロワと、 前記第1のソースフォロワの出力を入力とし前記カレン
    トミラー回路を駆動する第2のソースフォロワと、を備
    えたことを特徴とする定電流駆動回路。
  2. 【請求項2】入力端子からの信号電圧を電流に変換しカ
    レントミラー回路を介して該電流を負荷に供給する定電
    流駆動回路において、 前記入力端子からの信号電圧を入力とする第1のソース
    フォロワ、及び、前記第1のソースフォロワに直列に接
    続される、ダイオード接続されたトランジスタでレベル
    シフトした電圧を、前記カレントミラー回路を駆動する
    第2のソースフォロワに入力する、ことを特徴とする定
    電流駆動回路。
  3. 【請求項3】入力端子からの信号電圧を電流に変換しカ
    レントミラー回路を介して該電流を負荷に供給する定電
    流駆動回路において、 前記入力端子からの信号電圧を入力とするソースフォロ
    ワの出力で前記カレントミラー回路を駆動してなる、こ
    とを特徴とする定電流駆動回路。
  4. 【請求項4】制御信号によって前記カレントミラー回路
    の入力端と出力端との導通・遮断を切替制御するスイッ
    チ手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか一に記載の定電流駆動回路。
  5. 【請求項5】前記スイッチ手段が遮断しても、前記負荷
    に電流を供給するための電荷保持手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載の定電流駆動回路。
  6. 【請求項6】入力端子からの信号電圧を入力とする第1
    導電型のソースフォロワトランジスタと、 前記第1のソースフォロワトランジスタと高電位側電源
    間に接続されダイオード接続され第2導電型のトランジ
    スタと、 前記ダイオード接続された第2導電型のトランジスタの
    出力を入力とする第2導電型のソースフォロワトランジ
    スタと、 前記第2導電型のソースフォロワトランジスタの出力に
    抵抗を介して入力端を接続し、出力端を負荷に接続し
    た、第2導電型のトランジスタよりなるカレントミラー
    回路と、 を備えたことを特徴とする定電流駆動回路。
  7. 【請求項7】前記入力端子からの信号電圧を入力とする
    第1導電型のソースフォロワトランジスタと、 前記第1導電型のソースフォロワトランジスタの出力を
    入力とする第2導電型のソースフォロワトランジスタ
    と、 前記第2導電型のソースフォロワトランジスタの出力に
    抵抗を介して入力端を接続し、出力端を負荷に接続し
    た、第2導電型のトランジスタよりなるカレントミラー
    回路と、 を備えたことを特徴とする定電流駆動回路。
  8. 【請求項8】前記入力端子からの信号電圧を入力としソ
    ースを抵抗を介して接地したトランジスタと、 前記トランジスタのドレインに入力端を接続し、出力端
    を負荷に接続したカレントミラー回路と、 を備えたことを特徴とする定電流駆動回路。
  9. 【請求項9】制御信号によって、前記カレントミラー回
    路の入力端と出力端との導通・遮断を切替制御するする
    スイッチと、 前記スイッチの導通時に前記カレントミラー回路の入力
    端側のトランジスタのゲート・ソース間電位を保持し、
    前記スイッチの遮断時に、前記カレントミラー回路の出
    力端側のトランジスタにゲート電位を供給し前記負荷に
    電流を供給する容量と、をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項6乃至8のいずれか一に記載の定電流駆動回
    路。
  10. 【請求項10】前記トランジスタを薄膜トランジスタで
    構成したことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一
    に記載の定電流駆動回路。
  11. 【請求項11】前記負荷を有機EL(electroluminesce
    nce)素子としたことを特徴とする請求項10記載の定
    電流駆動回路。
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