JP3085803B2 - 差動電流源回路 - Google Patents
差動電流源回路Info
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/04—Modifications for accelerating switching
- H03K17/041—Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit
- H03K17/04106—Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit in field-effect transistor switches
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
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- H03K17/693—Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
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- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー グラフィッ
クス システム等に内蔵される電流駆動型ディジタル/
アナログ変換器(以下、DACと略称する)に係り、特
にDACにおける各単位差動電流源回路に関する。
クス システム等に内蔵される電流駆動型ディジタル/
アナログ変換器(以下、DACと略称する)に係り、特
にDACにおける各単位差動電流源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DACに用いられる最もオーソド
ックスな差動電流源回路は、図5に示すように構成され
ている。図において、P1〜P4はPチャネル型MOS
FETで、MOSFET P1〜P3は電源Vと接地点
(/Q出力端)間に直列接続される。MOSFET P
1のゲートには第1のバイアス電圧Vref 1が印加さ
れ、MOSFET P2のゲートには第2のバイアス電
圧Vref 2が印加され、MOSFET P3のゲートに
はディジタル信号φが供給される。MOSFETP4
は、MOSFET P2とP3との接続点(ノードND
1)とQ出力端間に接続され、ゲートにディジタル信号
φの反転信号/φが供給される。
ックスな差動電流源回路は、図5に示すように構成され
ている。図において、P1〜P4はPチャネル型MOS
FETで、MOSFET P1〜P3は電源Vと接地点
(/Q出力端)間に直列接続される。MOSFET P
1のゲートには第1のバイアス電圧Vref 1が印加さ
れ、MOSFET P2のゲートには第2のバイアス電
圧Vref 2が印加され、MOSFET P3のゲートに
はディジタル信号φが供給される。MOSFETP4
は、MOSFET P2とP3との接続点(ノードND
1)とQ出力端間に接続され、ゲートにディジタル信号
φの反転信号/φが供給される。
【0003】図6は、上記図5に示した回路におけるデ
ィジタル信号/φ,φとノードND1の電位及びQ出力
端の出力電流の関係を示している。図5に示した回路
は、バイアス電圧Vref 1,Vref 2でMOSFET
P1,P2を導通制御することにより生成した定電流を
Q,/Qのいずれか一方の端子側に流し続けるものであ
る。しかしながら、この回路は図6に実線で示すように
ディジタル信号/φ,φの遷移が極めて理想的に行われ
るように入力タイミングを制御しなければならず、MO
SFETの製造ばらつき等により、ノードND1の電位
及びQ出力端からの出力電流の波形に破線や一点鎖線で
示すようなグリッチが現れやすい。破線は信号φの立上
がりが急峻になった場合を示し、一点鎖線は信号/φの
立上がりが緩やかになった場合を示している。また、こ
の回路は、MOSFET P4のゲートに印加されるデ
ィジタル信号/φが、このFET P4の寄生容量を介
してQ出力端側に伝達され、DACに用いた場合には、
アナログ出力信号に重畳されるという問題がある(フィ
ードスルーと呼ばれる)。
ィジタル信号/φ,φとノードND1の電位及びQ出力
端の出力電流の関係を示している。図5に示した回路
は、バイアス電圧Vref 1,Vref 2でMOSFET
P1,P2を導通制御することにより生成した定電流を
Q,/Qのいずれか一方の端子側に流し続けるものであ
る。しかしながら、この回路は図6に実線で示すように
ディジタル信号/φ,φの遷移が極めて理想的に行われ
るように入力タイミングを制御しなければならず、MO
SFETの製造ばらつき等により、ノードND1の電位
及びQ出力端からの出力電流の波形に破線や一点鎖線で
示すようなグリッチが現れやすい。破線は信号φの立上
がりが急峻になった場合を示し、一点鎖線は信号/φの
立上がりが緩やかになった場合を示している。また、こ
の回路は、MOSFET P4のゲートに印加されるデ
ィジタル信号/φが、このFET P4の寄生容量を介
してQ出力端側に伝達され、DACに用いた場合には、
アナログ出力信号に重畳されるという問題がある(フィ
ードスルーと呼ばれる)。
【0004】更に、一般に電流駆動型DACはQ出力端
に抵抗等を接続してインピーダンスで終端して使用す
る。このため、Q出力端から見た差動スイッチのインピ
ーダンス(トランジスタのオン抵抗)が低いため、出力
電流の総和が大きいほど(MSBレベル フルスケー
ル)各単位電流源の出力電流が減少する。この出力電流
の減少は、スイッチ素子がMOSトランジスタの場合に
はドレイン・ソース間電圧VDSの変動(この場合は減
少)によるチャネル長変調効果により起こり、バイポー
ラトランジスタの場合にはコレクタ・エミッタ間電圧V
CEの変動によるアーリー効果の影響が現れるために起
こる。このような出力電流の減少は、DACの分解能が
高くなるにしたがって無視できなくなる。
に抵抗等を接続してインピーダンスで終端して使用す
る。このため、Q出力端から見た差動スイッチのインピ
ーダンス(トランジスタのオン抵抗)が低いため、出力
電流の総和が大きいほど(MSBレベル フルスケー
ル)各単位電流源の出力電流が減少する。この出力電流
の減少は、スイッチ素子がMOSトランジスタの場合に
はドレイン・ソース間電圧VDSの変動(この場合は減
少)によるチャネル長変調効果により起こり、バイポー
ラトランジスタの場合にはコレクタ・エミッタ間電圧V
CEの変動によるアーリー効果の影響が現れるために起
こる。このような出力電流の減少は、DACの分解能が
高くなるにしたがって無視できなくなる。
【0005】図7は、スイッチ素子としてMOSトラン
ジスタを用いた場合の出力電流の減少を示すものであ
る。図示するように、ドレイン・ソース間電圧VDSが
a点のレベルからb点のレベルに減少すると、これに伴
ってQ出力端の出力電流IDRがΔIだけ減少してしま
う。
ジスタを用いた場合の出力電流の減少を示すものであ
る。図示するように、ドレイン・ソース間電圧VDSが
a点のレベルからb点のレベルに減少すると、これに伴
ってQ出力端の出力電流IDRがΔIだけ減少してしま
う。
【0006】図8は、従来の差動電流源回路の他の構成
例を示している。この図8に示す差動電流源回路につい
ては、USP.483128、“CMOS INPUT
CIRCUIT”に記載されている。この回路は、3
つのPチャネル型MOSFET P5〜P7で構成され
る。MOSFET P5,P6は電源VとQ出力端間に
直列接続される。MOSFET P5のゲートには第1
のバイアス電圧Vref1が印加され、MOSFET P
6のゲートには第2のバイアス電圧Vref 2が印加され
る。MOSFET P7は、MOSFET P5とP6
との接続点(ノードND2)と接地点(/Q出力端)間
に接続され、ゲートにディジタル信号φが供給される。
例を示している。この図8に示す差動電流源回路につい
ては、USP.483128、“CMOS INPUT
CIRCUIT”に記載されている。この回路は、3
つのPチャネル型MOSFET P5〜P7で構成され
る。MOSFET P5,P6は電源VとQ出力端間に
直列接続される。MOSFET P5のゲートには第1
のバイアス電圧Vref1が印加され、MOSFET P
6のゲートには第2のバイアス電圧Vref 2が印加され
る。MOSFET P7は、MOSFET P5とP6
との接続点(ノードND2)と接地点(/Q出力端)間
に接続され、ゲートにディジタル信号φが供給される。
【0007】図8に示す回路は、ディジタル入力が1相
であるため、図5に示した回路のような入力タイミング
を考慮する必要はないが、バイアス電圧Vref 1とVre
f 2のレベルには高い安定性が要求される。しかしなが
ら、この回路は、ノードND2の電位が最低でもVth
(約1V)以上変動するため、高速スイッチング動作
時、先に述べたようにMOSFETの寄生容量の影響に
よりバイアス電圧Vref 1,Vref 2が変動し、グリッ
チの発生原因となる。このため、バイアス電圧Vref
1,Vref 2を安定させるために、大容量のコンデンサ
を外付けしなければならないという問題がある。
であるため、図5に示した回路のような入力タイミング
を考慮する必要はないが、バイアス電圧Vref 1とVre
f 2のレベルには高い安定性が要求される。しかしなが
ら、この回路は、ノードND2の電位が最低でもVth
(約1V)以上変動するため、高速スイッチング動作
時、先に述べたようにMOSFETの寄生容量の影響に
よりバイアス電圧Vref 1,Vref 2が変動し、グリッ
チの発生原因となる。このため、バイアス電圧Vref
1,Vref 2を安定させるために、大容量のコンデンサ
を外付けしなければならないという問題がある。
【0008】また、この図8に示す回路も上記図5の回
路と同様に、Q出力素子(MOSFET P6)のゲー
トバイアスが一定であるため、前述したような出力電流
の総和が増大するのに伴って各単位電流源の電流が減少
する。更に、D/A変換スピードであるセトリングタイ
ムについても図8の回路では図9に示すように「Vth+
α」の低いゲート・ソース間電圧VGSで出力インピー
ダンスを駆動するため、MOSFET P6の相互コン
ダクタンスgmが小さく、高速動作には支障がある。
路と同様に、Q出力素子(MOSFET P6)のゲー
トバイアスが一定であるため、前述したような出力電流
の総和が増大するのに伴って各単位電流源の電流が減少
する。更に、D/A変換スピードであるセトリングタイ
ムについても図8の回路では図9に示すように「Vth+
α」の低いゲート・ソース間電圧VGSで出力インピー
ダンスを駆動するため、MOSFET P6の相互コン
ダクタンスgmが小さく、高速動作には支障がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図5
に示した従来の差動電流源回路は、差動スイッチの切り
替えタイミングをコントロールするドライバーが必要で
あり、素子の製造ばらつきまで考慮すると付加回路が増
加してパターン占有面積が増大するという問題がある。
また、図8に示した回路構成では、2つのバイアス電圧
が変動しないように安定化させるためには外付けのコン
デンサが必要となり、システムコストの増大や素子の製
造ばらつきにより動作速度の低下や特性の劣化を招くと
いう問題がある。
に示した従来の差動電流源回路は、差動スイッチの切り
替えタイミングをコントロールするドライバーが必要で
あり、素子の製造ばらつきまで考慮すると付加回路が増
加してパターン占有面積が増大するという問題がある。
また、図8に示した回路構成では、2つのバイアス電圧
が変動しないように安定化させるためには外付けのコン
デンサが必要となり、システムコストの増大や素子の製
造ばらつきにより動作速度の低下や特性の劣化を招くと
いう問題がある。
【0010】この発明は、上記のような事情に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、タイミングコ
ントローラやコンデンサ等の付加回路を用いることな
く、プロセス変動により素子特性がばらついてもスピー
ドの低下や定電流性を損なわないようにでき、且つ出力
電位が変動しても定電流性が低下しない差動電流源回路
を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、タイミングコ
ントローラやコンデンサ等の付加回路を用いることな
く、プロセス変動により素子特性がばらついてもスピー
ドの低下や定電流性を損なわないようにでき、且つ出力
電位が変動しても定電流性が低下しない差動電流源回路
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載した発明では、上記の目的を達成するために、差動電
流源回路を、バイアス電圧に応じた電流が流れる第1の
定電流源と、上記バイアス電圧で制御され、上記第1の
定電流源と同じ量の電流が流れる第2の定電流源と、上
記第1の定電流源と第1の出力端子との間に接続される
第1のスイッチ手段と、上記第2の定電流源と第2の出
力端子との間に接続され、上記第1のスイッチ手段と逆
極性の第2のスイッチ手段と、論理信号で導通/遮断制
御され、上記第1,第2の定電流源間を電気的に接続/
分離制御する第3のスイッチ手段とで構成し、上記第1
のスイッチ手段を上記第2の定電流源と上記第2のスイ
ッチ手段との接続点の電位で導通/遮断制御し、上記第
2のスイッチ手段を上記第1の定電流源と上記第1のス
イッチ手段との接続点の電位で導通/遮断制御するよう
にしたものである。
載した発明では、上記の目的を達成するために、差動電
流源回路を、バイアス電圧に応じた電流が流れる第1の
定電流源と、上記バイアス電圧で制御され、上記第1の
定電流源と同じ量の電流が流れる第2の定電流源と、上
記第1の定電流源と第1の出力端子との間に接続される
第1のスイッチ手段と、上記第2の定電流源と第2の出
力端子との間に接続され、上記第1のスイッチ手段と逆
極性の第2のスイッチ手段と、論理信号で導通/遮断制
御され、上記第1,第2の定電流源間を電気的に接続/
分離制御する第3のスイッチ手段とで構成し、上記第1
のスイッチ手段を上記第2の定電流源と上記第2のスイ
ッチ手段との接続点の電位で導通/遮断制御し、上記第
2のスイッチ手段を上記第1の定電流源と上記第1のス
イッチ手段との接続点の電位で導通/遮断制御するよう
にしたものである。
【0012】また、請求項4に記載した発明では、差動
電流源回路を、一端が第1の電位供給源に接続され、制
御電極にバイアス電圧が印加される第1導電型の第1ト
ランジスタと、一端が上記第1の電位供給源に接続さ
れ、制御電極に上記バイアス電圧が印加される第1導電
型の第2トランジスタと、上記第1トランジスタの他端
と第2の電位供給源間に接続され、制御電極が上記第2
トランジスタの他端に接続される第2導電型の第3トラ
ンジスタと、上記第2トランジスタの他端と出力端子間
に接続され、制御電極が上記第1トランジスタの他端に
接続される第1導電型の第4トランジスタと、上記第
1,第3トランジスタの接続点と上記第2,第4トラン
ジスタの接続点間に接続され、制御電極にディジタル信
号が供給される第2導電型の第5トランジスタとで構成
している。
電流源回路を、一端が第1の電位供給源に接続され、制
御電極にバイアス電圧が印加される第1導電型の第1ト
ランジスタと、一端が上記第1の電位供給源に接続さ
れ、制御電極に上記バイアス電圧が印加される第1導電
型の第2トランジスタと、上記第1トランジスタの他端
と第2の電位供給源間に接続され、制御電極が上記第2
トランジスタの他端に接続される第2導電型の第3トラ
ンジスタと、上記第2トランジスタの他端と出力端子間
に接続され、制御電極が上記第1トランジスタの他端に
接続される第1導電型の第4トランジスタと、上記第
1,第3トランジスタの接続点と上記第2,第4トラン
ジスタの接続点間に接続され、制御電極にディジタル信
号が供給される第2導電型の第5トランジスタとで構成
している。
【0013】
【作用】上記のような構成では、ディジタル入力を1相
で行っているので、2相のディジタル入力を用いる場合
のように入力タイミングを考慮する必要はない。また、
出力オフ時には出力スイッチ素子であるMOSFETの
ゲートとソースが短絡され、出力オン時にはカスケード
接続されたそれぞれの定電流経路が平衡した動作点で安
定に出力するので、この時の出力インピーダンスを数十
KΩに高められるとともに、出力電位の変動に対しても
それぞれ追従でき、常に一定の電流を出力できる。
で行っているので、2相のディジタル入力を用いる場合
のように入力タイミングを考慮する必要はない。また、
出力オフ時には出力スイッチ素子であるMOSFETの
ゲートとソースが短絡され、出力オン時にはカスケード
接続されたそれぞれの定電流経路が平衡した動作点で安
定に出力するので、この時の出力インピーダンスを数十
KΩに高められるとともに、出力電位の変動に対しても
それぞれ追従でき、常に一定の電流を出力できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照してを説明する。
照してを説明する。
【0015】図1はこの発明の第1の実施例に係る差動
電流源回路を示す回路図である。図において、P8,P
9は定電流源として働くPチャネル型MOSFETで、
これらMOSFET P8,P9のソースには電源Vが
接続され、ゲートにはバイアス電圧Vref が印加され
る。上記MOSFET P8のドレインと接地点(/Q
出力端)間にはNチャネル型MOSFET N1が接続
され、このFET N1のゲートはMOSFET P9
のドレインに接続される。MOSFET P9のドレイ
ンとQ出力端間にはPチャネル型MOSFET P10
が接続され、このFET P10のゲートはMOSFE
T P8のドレインに接続される。また、MOSFET
P8,P9のドレイン間にはNチャネル型MOSFE
T N2が接続され、このFET N2のゲートにはデ
ィジタル信号(“H”レベルまたは“L”レベルの論理
信号)/φが供給される。
電流源回路を示す回路図である。図において、P8,P
9は定電流源として働くPチャネル型MOSFETで、
これらMOSFET P8,P9のソースには電源Vが
接続され、ゲートにはバイアス電圧Vref が印加され
る。上記MOSFET P8のドレインと接地点(/Q
出力端)間にはNチャネル型MOSFET N1が接続
され、このFET N1のゲートはMOSFET P9
のドレインに接続される。MOSFET P9のドレイ
ンとQ出力端間にはPチャネル型MOSFET P10
が接続され、このFET P10のゲートはMOSFE
T P8のドレインに接続される。また、MOSFET
P8,P9のドレイン間にはNチャネル型MOSFE
T N2が接続され、このFET N2のゲートにはデ
ィジタル信号(“H”レベルまたは“L”レベルの論理
信号)/φが供給される。
【0016】上記のような構成において、ディジタル信
号/φが“H”レベルの時、MOSFET N2はオン
状態にあり、ノードND3(FET P9のドレインと
FET P10のソースとの接続点)とノードND4
(FET P8とN1のドレイン共通接続点)との電位
差が非常に小さくなるため、MOSFET P10のゲ
ート・ソース間電圧VGSが小さくなり(VGS<Vt
h)、このFET P10は確実にカットオフする。F
ET P10のカットオフによりFET P9のドレイ
ン電流は、FET N2のドレイン,ソース間を経由し
て、FET P8のドレイン電流と共にFET N1の
ドレイン,ソース間を接地点へ流れる。
号/φが“H”レベルの時、MOSFET N2はオン
状態にあり、ノードND3(FET P9のドレインと
FET P10のソースとの接続点)とノードND4
(FET P8とN1のドレイン共通接続点)との電位
差が非常に小さくなるため、MOSFET P10のゲ
ート・ソース間電圧VGSが小さくなり(VGS<Vt
h)、このFET P10は確実にカットオフする。F
ET P10のカットオフによりFET P9のドレイ
ン電流は、FET N2のドレイン,ソース間を経由し
て、FET P8のドレイン電流と共にFET N1の
ドレイン,ソース間を接地点へ流れる。
【0017】一方、ディジタル信号/φが“L”レベル
の時には、MOSFET N2はオフ状態となり、MO
SFET P8,P9のドレイン電流はそれぞれ、MO
SFET N1,P10を介して接地点及びQ出力端に
流れる。
の時には、MOSFET N2はオフ状態となり、MO
SFET P8,P9のドレイン電流はそれぞれ、MO
SFET N1,P10を介して接地点及びQ出力端に
流れる。
【0018】図2は、上記図1に示した差動電流源回路
の入出力特性を示している。図示するように、ノードN
D3,ND4の電位並びにQ出力端の出力電流にはグリ
ッチの発生はない。
の入出力特性を示している。図示するように、ノードN
D3,ND4の電位並びにQ出力端の出力電流にはグリ
ッチの発生はない。
【0019】上記図1に示した回路は、図8に示した従
来回路と同様にディジタル入力が1相であるため、図5
に示した回路のようなタイミングコントローラを必要と
しない。また、この発明の回路は、スイッチ素子のカス
ケード接続及びゲートのたすき掛けにより図3に示すよ
うにFET P10のゲート・ソース間電圧VGSの減
少を相互コンダクタンスgmの大きいFET N1のゲ
ート・ソース間電圧VGSで拡大するので、FET P
10のゲート・ソース間電圧VDSがa点のレベルから
b点のレベルに減少しても出力電流IDRは変化せず、
常に一定の電流が出力される。更に、図1に示した回路
構成はPチャネル型MOSFETとNチャネル型MOS
FETの素子特性の製造ばらつきに対しても強く、例え
ばPチャネル型MOSFETの閾値電圧Vthが低めで、
Nチャネル型MOSFETの閾値電圧Vthが高めに形成
された場合、ディジタル信号が“H”レベルの時、ノー
ドND3,ND4間の電位差が拡大し、Q出力端側に漏
れ電流が現れ易い状態となるが、これもカスケード接続
及びたすき掛けにより、MOSFET N1,N2のオ
ン抵抗によってノードND3の電位が高まり、MOSF
ET N1の相互コンダクタンスgmが上がることによ
って補償されるため、製造ばらつきがあってもその特性
が損なわれることはない。
来回路と同様にディジタル入力が1相であるため、図5
に示した回路のようなタイミングコントローラを必要と
しない。また、この発明の回路は、スイッチ素子のカス
ケード接続及びゲートのたすき掛けにより図3に示すよ
うにFET P10のゲート・ソース間電圧VGSの減
少を相互コンダクタンスgmの大きいFET N1のゲ
ート・ソース間電圧VGSで拡大するので、FET P
10のゲート・ソース間電圧VDSがa点のレベルから
b点のレベルに減少しても出力電流IDRは変化せず、
常に一定の電流が出力される。更に、図1に示した回路
構成はPチャネル型MOSFETとNチャネル型MOS
FETの素子特性の製造ばらつきに対しても強く、例え
ばPチャネル型MOSFETの閾値電圧Vthが低めで、
Nチャネル型MOSFETの閾値電圧Vthが高めに形成
された場合、ディジタル信号が“H”レベルの時、ノー
ドND3,ND4間の電位差が拡大し、Q出力端側に漏
れ電流が現れ易い状態となるが、これもカスケード接続
及びたすき掛けにより、MOSFET N1,N2のオ
ン抵抗によってノードND3の電位が高まり、MOSF
ET N1の相互コンダクタンスgmが上がることによ
って補償されるため、製造ばらつきがあってもその特性
が損なわれることはない。
【0020】一方、変換スピードに関しても従来回路よ
りも高速性に優れており、具体的には出力が/QからQ
へ遷移するとき、MOSFET P8,P9の電流がノ
ードND4へ流れている状態、すなわちQ出力スイッチ
素子(MOSFET P10)を駆動するMOSFET
N1の相互コンダクタンスgmが高い状態から動作を
始めるため、高速なスイッチング動作を行うことができ
る。また、Q出力端が安定出力する状態に達すると、M
OSFET N1の相互コンダクタンスgmは小さく、
ゲインが失われてくるため、Q出力のオーバーシュート
やアンダーシュートは発生し難く、良好な出力遷移を実
現できる。また、Q出力から/Q出力へと移るときに
は、MOSFET N1の相互コンダクタンスgmが小
さく、オン抵抗が高いため、ノードND4の電位上昇
(dV/dt)が速く、MOSFETP10のゲート・
ソース間電圧VGSが急速に小さくなることで速くカッ
トオフさせることができる。更に、MOSFET P1
0をオン/オフ制御するノードND3,ND4の振幅レ
ベルは必要最小限で動作するため、スルーレイトが小さ
く、これも高速化の一つの要因となる。
りも高速性に優れており、具体的には出力が/QからQ
へ遷移するとき、MOSFET P8,P9の電流がノ
ードND4へ流れている状態、すなわちQ出力スイッチ
素子(MOSFET P10)を駆動するMOSFET
N1の相互コンダクタンスgmが高い状態から動作を
始めるため、高速なスイッチング動作を行うことができ
る。また、Q出力端が安定出力する状態に達すると、M
OSFET N1の相互コンダクタンスgmは小さく、
ゲインが失われてくるため、Q出力のオーバーシュート
やアンダーシュートは発生し難く、良好な出力遷移を実
現できる。また、Q出力から/Q出力へと移るときに
は、MOSFET N1の相互コンダクタンスgmが小
さく、オン抵抗が高いため、ノードND4の電位上昇
(dV/dt)が速く、MOSFETP10のゲート・
ソース間電圧VGSが急速に小さくなることで速くカッ
トオフさせることができる。更に、MOSFET P1
0をオン/オフ制御するノードND3,ND4の振幅レ
ベルは必要最小限で動作するため、スルーレイトが小さ
く、これも高速化の一つの要因となる。
【0021】図4は、この発明の第2の実施例に係わる
差動電流源回路を示している。この図4に示す回路は、
基本的には図1に示した回路におけるMOSFETの極
性並びに電源の極性を逆極性にしたものである。図4に
おいて、Nチャネル型MOSFET N3,N4はそれ
ぞれ図1のMOSFET P8,P9に対応し、Nチャ
ネル型MOSFET N5は図1のMOSFET P1
0に、Pチャネル型MOSFET P11は図1のMO
SFET N1にそれぞれ対応している。
差動電流源回路を示している。この図4に示す回路は、
基本的には図1に示した回路におけるMOSFETの極
性並びに電源の極性を逆極性にしたものである。図4に
おいて、Nチャネル型MOSFET N3,N4はそれ
ぞれ図1のMOSFET P8,P9に対応し、Nチャ
ネル型MOSFET N5は図1のMOSFET P1
0に、Pチャネル型MOSFET P11は図1のMO
SFET N1にそれぞれ対応している。
【0022】上記図1に示した回路では、Q出力端から
チップの外部に電流を流したのに対し、図4に示す回路
ではQ出力端からチップ内へ定電流を引き込む点が異な
るが、他の基本動作は図1と同様であり、同じ作用効果
が得られる。
チップの外部に電流を流したのに対し、図4に示す回路
ではQ出力端からチップ内へ定電流を引き込む点が異な
るが、他の基本動作は図1と同様であり、同じ作用効果
が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
タイミングコントローラやコンデンサ等の付加回路を用
いることなく、プロセス変動により素子特性がばらつい
てもスピードの低下や定電流性を損なわないようにで
き、且つ出力電位が変動しても定電流性が低下しない差
動電流源回路が得られる。
タイミングコントローラやコンデンサ等の付加回路を用
いることなく、プロセス変動により素子特性がばらつい
てもスピードの低下や定電流性を損なわないようにで
き、且つ出力電位が変動しても定電流性が低下しない差
動電流源回路が得られる。
【図1】この発明の第1の実施例に係る差動電流源回路
の構成を示す回路図。
の構成を示す回路図。
【図2】図1に示した差動電流源回路の入出力特性につ
いて説明するための図。
いて説明するための図。
【図3】図1に示した差動電流源回路における出力スイ
ッチ素子として働くMOSFETのゲート・ソース間電
圧と出力電流との関係を示す図。
ッチ素子として働くMOSFETのゲート・ソース間電
圧と出力電流との関係を示す図。
【図4】この発明の第2の実施例に係る差動電流源回路
の構成を示す回路図。
の構成を示す回路図。
【図5】従来の差動電流源回路の構成例を示す回路図。
【図6】図5に示した回路における入出力特性について
説明するための図。
説明するための図。
【図7】図5に示した回路における出力スイッチ素子と
して働くMOSFETのゲート・ソース間電圧と出力電
流との関係を示す図。
して働くMOSFETのゲート・ソース間電圧と出力電
流との関係を示す図。
【図8】従来の差動電流源回路の他の構成例を示す回路
図。
図。
【図9】図8に示した回路における入出力特性について
説明するための図。
説明するための図。
P8…MOSFET(第1の定電流源、第1トランジス
タ),P9…MOSFET(第2の定電流源、第2トラ
ンジスタ),N1…MOSFET(第1のスイッチ手
段、第3トランジスタ),P10…MOSFET(第2
のスイッチ手段、第4トランジスタ),N2…MOSF
ET(第3のスイッチ手段、第5トランジスタ),Vre
f …バイアス電圧,/φ…ディジタル信号(論理信
号),Q,/Q…出力端。
タ),P9…MOSFET(第2の定電流源、第2トラ
ンジスタ),N1…MOSFET(第1のスイッチ手
段、第3トランジスタ),P10…MOSFET(第2
のスイッチ手段、第4トランジスタ),N2…MOSF
ET(第3のスイッチ手段、第5トランジスタ),Vre
f …バイアス電圧,/φ…ディジタル信号(論理信
号),Q,/Q…出力端。
フロントページの続き (72)発明者 笠井 和彦 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会 社内 (72)発明者 松尾 研二 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株式会社東芝半導体システム技術センタ ー内 (72)発明者 藤井 真二 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株式会社東芝半導体システム技術センタ ー内 (56)参考文献 特開 平1−289319(JP,A) 特開 昭58−154925(JP,A) 特開 平5−175803(JP,A) 特開 平1−166612(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88 H03F 3/45 G05F 3/24
Claims (6)
- 【請求項1】 バイアス電圧に応じた電流が流れる第1
の定電流源と、上記バイアス電圧で制御され、上記第1
の定電流源と同じ量の電流が流れる第2の定電流源と、
上記第1の定電流源と第1の出力端子との間に接続され
る第1のスイッチ手段と、上記第2の定電流源と第2の
出力端子との間に接続され、上記第1のスイッチ手段と
逆極性の第2のスイッチ手段と、論理信号で導通/遮断
制御され、上記第1,第2の定電流源間を電気的に接続
/分離制御する第3のスイッチ手段とを具備し、上記第
1のスイッチ手段は上記第2の定電流源と上記第2のス
イッチ手段との接続点の電位で導通/遮断制御され、上
記第2のスイッチ手段は上記第1の定電流源と上記第1
のスイッチ手段との接続点の電位で導通/遮断制御され
ることを特徴とする差動電流源回路。 - 【請求項2】 前記第1,第2の定電流源にはそれぞれ
電源が接続され、前記第1の出力端子には接地点が接続
されることを特徴とする請求項1記載の差動電流源回
路。 - 【請求項3】 前記第1,第2の定電流源にはそれぞれ
接地点が接続され、前記第1の出力端子には電源が接続
されることを特徴とする請求項1記載の差動電流源回
路。 - 【請求項4】 一端が第1の電位供給源に接続され、制
御電極にバイアス電圧が印加される第1導電型の第1ト
ランジスタと、一端が上記第1の電位供給源に接続さ
れ、制御電極に上記バイアス電圧が印加される第1導電
型の第2トランジスタと、上記第1トランジスタの他端
と第2の電位供給源間に接続され、制御電極が上記第2
トランジスタの他端に接続される第2導電型の第3トラ
ンジスタと、上記第2トランジスタの他端と出力端子間
に接続され、制御電極が上記第1トランジスタの他端に
接続される第1導電型の第4トランジスタと、上記第
1,第3トランジスタの接続点と上記第2,第4トラン
ジスタの接続点間に接続され、制御電極にディジタル信
号が供給される第2導電型の第5トランジスタとを具備
することを特徴とする差動電流源回路。 - 【請求項5】 前記第1の電位供給源は電源であり、前
記第1導電型はPチャネル型であり、前記第2の電位供
給源は接地点であり、前記第2導電型はNチャネル型で
あり、前記第1ないし第5トランジスタはそれぞれMO
SFETであることを特徴とする請求項4記載の差動電
流源回路。 - 【請求項6】 前記第1の電位供給源は接地点であり、
前記第1導電型はNチャネル型であり、前記第2の電位
供給源は電源であり、前記第2導電型はPチャネル型で
あり、前記第1ないし第5トランジスタはそれぞれMO
SFETであることを特徴とする請求項4記載の差動電
流源回路。
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US08/156,627 US5406135A (en) | 1992-11-26 | 1993-11-24 | Differential current source circuit in DAC of current driving type |
KR1019930025210A KR970005825B1 (ko) | 1992-11-26 | 1993-11-25 | 차동 전류원 회로 |
GB9324276A GB2273012B (en) | 1992-11-26 | 1993-11-25 | Differential current source circuit used in DAC of current driving type |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04316927A JP3085803B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 差動電流源回路 |
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Family
ID=18082477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04316927A Expired - Fee Related JP3085803B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 差動電流源回路 |
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---|---|
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JPH08149011A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電流加算型ディジタル/アナログ変換器 |
JP2776285B2 (ja) * | 1995-01-13 | 1998-07-16 | 日本電気株式会社 | 電流スイッチ回路 |
SE507892C2 (sv) * | 1996-11-04 | 1998-07-27 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande och anordning för att åstadkomma en konstruktion för digital-till-analogomvandling med hög prestanda |
US5854568A (en) * | 1997-08-20 | 1998-12-29 | Ramtron International Corporation | Voltage boost circuit and operation thereof at low power supply voltages |
JP4253735B2 (ja) * | 2000-05-12 | 2009-04-15 | Okiセミコンダクタ株式会社 | ディジタル/アナログ変換器 |
US7701256B2 (en) * | 2006-09-29 | 2010-04-20 | Analog Devices, Inc. | Signal conditioning circuit, a comparator including such a conditioning circuit and a successive approximation converter including such a circuit |
WO2010041353A1 (ja) | 2008-10-06 | 2010-04-15 | パナソニック株式会社 | 差動スイッチ、d/aコンバータ、半導体集積回路、および通信機器 |
JP5418073B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2014-02-19 | ソニー株式会社 | Da変換器及び固体撮像装置 |
JP6659447B2 (ja) * | 2016-05-02 | 2020-03-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 距離センサ |
EP3503403B1 (en) * | 2017-12-22 | 2020-12-02 | STMicroelectronics Srl | Current steering circuit, corresponding device, system and method |
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---|---|---|---|---|
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JPS538528A (en) * | 1976-07-12 | 1978-01-26 | Nec Corp | Memory circuit |
JPS5914827B2 (ja) * | 1976-08-23 | 1984-04-06 | 株式会社日立製作所 | アドレス選択システム |
JPS6012717B2 (ja) * | 1976-09-10 | 1985-04-03 | 日本電気株式会社 | 絶縁ゲ−ト型電界効果トランジスタを用いた半導体回路 |
JPS59126315A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-20 | Fujitsu Ltd | 比較回路 |
US4831282A (en) * | 1985-03-21 | 1989-05-16 | Brooktree Corporation | CMOS input circuit |
US5065045A (en) * | 1990-10-04 | 1991-11-12 | Atmel Corporation | Multistage offset-cancelled voltage comparator |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP04316927A patent/JP3085803B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-24 US US08/156,627 patent/US5406135A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-25 GB GB9324276A patent/GB2273012B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-11-25 KR KR1019930025210A patent/KR970005825B1/ko not_active IP Right Cessation
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GB2273012B (en) | 1996-10-16 |
GB2273012A (en) | 1994-06-01 |
KR940012851A (ko) | 1994-06-24 |
GB9324276D0 (en) | 1994-01-12 |
US5406135A (en) | 1995-04-11 |
KR970005825B1 (ko) | 1997-04-21 |
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