JP2002176925A - 冷菓製造装置及びその撹拌速度制御方法 - Google Patents

冷菓製造装置及びその撹拌速度制御方法

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JP2002176925A
JP2002176925A JP2000378984A JP2000378984A JP2002176925A JP 2002176925 A JP2002176925 A JP 2002176925A JP 2000378984 A JP2000378984 A JP 2000378984A JP 2000378984 A JP2000378984 A JP 2000378984A JP 2002176925 A JP2002176925 A JP 2002176925A
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JP
Japan
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frozen dessert
stirring speed
raw material
dessert
frozen
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JP2000378984A
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Yoshitaka Yada
好孝 矢田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率と良好な食感とを共に高いレベルで
両立することが可能な冷菓製造装置を提供する。 【解決手段】 冷菓原料24が収容された原料タンク8
と、原料タンク8と連通し冷媒により冷菓原料24が冷
却されて冷菓25とされるフリーザ胴1と、電動機7を
駆動源としてフリーザ胴1内の冷菓原料24を撹拌する
撹拌機2と、フリーザ胴1に冷媒を供給する冷凍サイク
ルとを具備し、撹拌機2に回転速度可変手段としてイン
バータ制御部7Aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトクリームや
シェーク等の冷菓を製造する冷菓製造装置及びその撹拌
速度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷菓製造装置の一例を図3に示し
た。図3は冷菓製造装置の原料タンク・フリーザ胴及び
冷媒配管系統(冷凍サイクル)を示す図である。図にお
いて、1は冷菓原料24を冷却して冷菓25とするフリ
ーザ胴であり、8は冷菓原料24を貯蔵するとともにフ
リーザ胴1に冷菓原料24を供給する原料タンクであ
る。原料タンク8はフリーザ胴1の上方に設けられ、キ
ャブレータチューブ9を介して冷菓原料が連通するよう
になっている。
【0003】原料タンク8の周囲には伝熱管21が巻か
れ、フリーザ胴1の周囲にはジャケット3が設けられて
いる。フリーザ胴1の内部には撹拌機2が配設されてお
り、この撹拌機2は、フリーザ胴1外部に設置された電
動機7から図示省略の減速機構(プーリ等)及び回転軸
4を介して駆動力が伝達されるようになっている。フリ
ーザ胴1には、その一端開口を閉塞するフリーザ蓋23
が設けられており、フリーザ蓋23にはレバー11が設
けられている。フリーザ蓋23には通孔31が設けられ
ており、レバー11と連動するプランジャー14によっ
て閉塞、開放されるようになっている。
【0004】伝熱管21及びジャケット3には圧縮機1
5によって送出された冷媒が流動されることにより、冷
菓原料24及び冷菓25を冷却するようになっており、
冷媒流動経路には、四方弁16、凝縮器17、膨張弁2
0、膨張弁22が設けられている。なお、これら四方弁
16、凝縮器17、膨張弁20,22、伝熱管21及び
ジャケット3を冷媒流動経路となる配管で接続すること
により、冷媒が状態変化を繰り返しながら循環する冷凍
サイクルを構成している。また、冷菓製造装置全体は、
図示を省略した制御装置によって運転制御されるように
なっている。
【0005】この冷菓製造装置は、以下のように使用さ
れる。まず冷却運転に先立って原料タンク8内に冷菓原
料24を充填する。冷菓原料24は、キャブレータチュ
ーブ9に設けられた孔10及びキャブレータチューブ9
内を通ってフリーザ胴1内にも充填される。キャブレー
タチューブ孔10及びキャブレータチューブ9内を通っ
てフリーザ胴1内に充填されるのに時間がかかる場合
は、キャブレータチューブ9を挿入する前に、予めフリ
ーザ胴1内に規定量の冷菓原料24を投入しておいても
構わない。
【0006】次に冷却運転を行う。制御装置によって電
動機7及び圧縮機15が作動されると、圧縮機15から
吐出配管41へ冷媒ガスが吐出される。冷媒ガスは図中
の実線矢印で示すように、吐出配管41を経て凝縮器1
7に入り、凝縮器17内部の伝熱管18内を流過する冷
却水に放熱することによって凝縮液化する。この液冷媒
はその後2つに分岐し、その一方は膨張弁20で絞られ
ることによって断熱膨張し、その後伝熱管21内を流過
する過程で蒸発気化することによってその蒸発潜熱によ
り原料タンク8内の冷菓原料24を冷却する。他方の液
冷媒は膨張弁22で絞られることによって断熱膨張した
後、ジャケット3内で蒸発気化することによってその蒸
発潜熱によりフリーザ胴1内の冷菓原料24を冷却す
る。
【0007】伝熱管21内で蒸発した冷媒ガス及びジャ
ケット3内で蒸発した冷媒ガスは合流して吸入配管40
を経て圧縮機15に吸入され上記過程を繰り返す。この
間撹拌機2は電動機7により回転軸4を介して駆動され
てフリーザ胴1内の冷菓原料24を撹拌する。上記冷却
運転を暫時継続すると、フリーザ胴1内の冷菓原料24
が凍結して冷菓25となるが、このような冷却運転は、
「仕込み運転」と呼ばれている。以後この冷却運転の停
止、起動を繰り返すことにより、冷菓25が所定の固さ
になるよう温度制御を実施すると共に、電動機7も起動
して撹拌機2を駆動させ、冷菓25を撹拌する。なお、
具体的な制御温度は、冷菓がソフトクリームである場合
約−6℃(冷菓がシェークの場合は約−2℃)とし、か
つ原料タンク8内の冷菓原料24が10℃以下になるよ
う維持する。このような冷却運転は、「冷菓維持運転」
と呼ばれている。
【0008】冷菓25を取り出すにはレバー11を下方
に引く。レバー11と連動して作動するプランジャ14
が上方に移動し、これに伴って取出しスイッチ13が閉
路するとともに通孔31が開となる。するとフリーザ胴
1内の冷菓25が通孔31を経て取出し口33から取出
される。取出しスイッチ13が閉路している間圧縮機1
5及び電動機7が運転を継続し、しかる後に停止する。
このような運転は、「冷菓取出運転」と呼ばれている。
そして、冷菓取出後には原料タンク8からフリーザ胴1
へ冷菓原料24を補充し、補充された冷菓原料24を含
めてフリーザ胴1内が均一の冷菓25となるよう冷却及
び撹拌を行う「冷菓取出後の冷却運転」を実施する。な
お、この「冷菓取出後の冷却運転」が完了した後には、
上述した「冷菓維持運転」に切り換えられる。
【0009】撹拌のしすぎ(練りすぎ)により「へた
り」が生じた場合、フリーザ胴1内の冷菓を解かす「冷
菓解凍運転」が実施される。なお、「へたり」とは、冷
菓の保形成が悪化することを意味する用語である。ま
た、毎日の閉店後は、原料タンク8内の冷菓原料24及
びフリーザ胴1内の冷菓原料24を加熱することで殺菌
する「加熱殺菌運転」が行われる。
【0010】「冷菓解凍運転」及び「加熱殺菌運転」で
は、圧縮機15から吐出された高温・高圧の冷媒ガスが
図中に破線矢印で示すように四方弁16を経た後2つに
分岐して流れ、一方は伝熱管21を流過する過程で原料
タンク8内の冷菓原料24を加熱するとともに凝縮液化
し、その後、膨張弁20で絞られることにより断熱膨張
する。他方はジャケット3内に入り、ここでフリーザ胴
1内の冷菓原料24及び冷菓25を加熱殺菌するととも
に凝縮液化し、その後、膨張弁22で絞られることによ
り断熱膨張する。これら膨張弁20及び膨張弁22を流
過した冷媒は合流して凝縮器17に入り、ここで伝熱管
18内を流過する冷却水から吸熱することによって蒸発
気化し、その後四方弁16を経て圧縮機15に吸込まれ
る。なお、「冷菓解凍運転」は、上述の「加熱殺菌運
転」と同様であるが、フリーザ胴1内の冷菓25のみ解
凍するよう制御される。この他にも、定期的な実施が必
要な分解・洗浄時にフリーザ胴1や原料タンク8などの
内部を撹拌機2の運転により洗浄する「洗浄運転」があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来装置では、撹拌機の撹拌速度が一定であるため、各運
転モードにより異なる最適な撹拌速度を設定することが
できず、作業効率と良好な食感とを共に高いレベルで両
立することは困難であった。さらに、近年においては、
消費者ニーズの多様化により無脂乳固形分、植物性また
は乳脂肪分、添加物など成分(種類や割合)の異なる冷
菓原料が多種類開発されている。このような多種類の冷
菓原料から冷菓を製造する場合、撹拌速度一定の従来装
置では、冷菓原料の違いにより食感に大きな影響を及ぼ
す脂肪球の凝集度やオーバーラン(空気含有率)が得ら
れない場合がある。すなわち、ある冷菓原料にとって良
好な食感が得られる最適な撹拌速度で撹拌しても、成分
の異なる他の冷菓原料から製造された冷菓は脂肪球の凝
集度などが異なって所望の食感が得られないという問題
がある。また、冷菓原料によって狙いとする食感が異な
るため、多様な冷菓製造を可能にした装置の開発が望ま
れている。
【0012】さらに、撹拌速度一定の従来装置では、冷
菓維持運転時においても同様の撹拌速度で撹拌されるた
め、撹拌のしすぎ(練りすぎ)により「へたり」が生じ
やすくなるという問題がある。さらに、撹拌速度が一定
であれば、商用電源の周波数(50Hz/60Hz)に
より撹拌速度が異なるという問題、撹拌機を運転して冷
菓を取り出す「冷菓取出運転」時に最適な取出速度を選
択できないという問題、そして、「加熱殺菌運転」、
「冷菓解凍運転」及び「洗浄運転」に最適な撹拌機の撹
拌速度を選択できないという問題もある。
【0013】上記事情に鑑み、本発明においては、作業
効率と良好な食感とを共に高いレベルで両立することが
可能な冷菓製造装置及びその撹拌速度制御方法の提供を
目的としている。さらに、本発明では、多様化した冷菓
原料に対応して良好な食感の冷菓を製造できる冷菓製造
装置及びその撹拌速度制御方法の提供を目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明では以下の手段を採用した。請求項1に記
載の冷菓製造装置は、冷菓原料が収容された原料タンク
と、該原料タンクと連通し冷媒により前記冷菓原料が冷
却されて冷菓とされるフリーザ胴と、電動機を駆動源と
して前記フリーザ胴内の冷菓原料を撹拌する撹拌手段
と、前記フリーザ胴に冷媒を供給する冷凍サイクルとを
具備してなる冷菓製造装置において、前記撹拌手段に回
転速度可変手段を設けたことを特徴とするものである。
【0015】このような冷菓製造装置によれば、回転速
度可変手段を備えた撹拌手段としたので、冷菓原料の種
類や運転モード毎に異なる最適の撹拌速度を選択して運
転することが可能になる。この場合の好適な回転速度可
変手段としてはインバータ制御があり、簡単な装置構成
で無段階の回転速度調整が容易に可能となる。
【0016】請求項3に記載の冷菓製造装置の撹拌速度
制御方法は、冷菓原料が収容された原料タンクと、該原
料タンクと連通し冷媒により前記冷菓原料が冷却されて
冷菓とされるフリーザ胴と、電動機を駆動源として前記
フリーザ胴内の冷菓原料を撹拌する撹拌手段と、前記フ
リーザ胴に冷媒を供給する冷凍サイクルとを具備してな
る冷菓製造装置の撹拌速度制御方法において、撹拌速度
指示信号を前記撹拌手段の回転速度可変手段に入力し、
該回転速度可変手段により前記撹拌速度指示信号に対応
する最適撹拌速度へ切り換えて撹拌することを特徴とす
るものである。
【0017】このような冷菓製造装置の撹拌速度制御方
法によれば、冷菓原料の種類や運転モード毎など異なる
撹拌速度指示信号に基づき、最適撹拌速度へ切り換えて
撹拌するように制御するので、冷菓材料の成分が異なっ
ても良好な食感の冷菓を製造できるようになる。また、
運転モードによって最適の撹拌速度で撹拌するので、撹
拌速度が速すぎて生じる問題、あるいは撹拌速度が遅す
ぎて生じる問題を解消することができる。さらに、電源
の周波数が異なっても、最適の撹拌速度で撹拌すること
ができる。
【0018】この場合、前記撹拌速度指示信号として
は、仕込み運転、冷菓取出後の冷却運転、冷菓維持運
転、冷菓取出運転、加熱殺菌運転、冷菓解凍運転及び洗
浄運転のいずれかに対応する運転モード信号を採用すれ
ばよい。そして、前記運転モード信号が仕込み運転また
は冷菓取出後の冷却運転である時、前記冷菓原料の成分
特性に応じて最適撹拌速度へ切り換えれば、冷菓原料に
より異なる良好な食感の冷菓を容易に製造することがで
きる。また、前記運転モード信号が冷菓維持運転である
時、前記最適撹拌速度を冷却に必要な最低限の撹拌速度
(低速)に切り換えれば、練りすぎによるへたりの促進
を防止できる。また、前記運転モード信号が冷菓取出運
転である時、前記最適撹拌速度を冷菓取出最適速度に切
り換えれば、最適の冷菓取出速度で常に安定した取り出
しを行うことができる。また、前記運転モード信号が加
熱殺菌運転、冷菓解凍運転または洗浄運転である時、前
記最適撹拌速度を高速に切り換えれば、各運転モードの
運転時間を短縮することが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本実施形態にかか
る冷菓製造装置を示す図、図2は該冷菓製造装置におけ
る運転モード毎の撹拌速度制御例を示す図である。
【0020】図1において、図中の符号1は冷菓原料2
4を冷却して冷菓25とするフリーザ胴であり、また、
符号8は冷菓原料24を貯蔵するとともにフリーザ胴1
に冷菓原料24を供給する原料タンクである。この原料
タンク8はフリーザ胴1の上方に設けられ、キャブレー
タチューブ9を介して冷菓原料24が連通されるように
なっている。
【0021】原料タンク8の周囲には伝熱管21が巻か
れ、フリーザ胴1の周囲にはジャケット3が設けられて
いる。フリーザ胴1の内部には撹拌機2が配設されてお
り、この撹拌機2はフリーザ胴1の外部に設置された電
動機7から回転軸4を介して駆動力が伝達される構成と
なっている。この電動機7は、撹拌速度指示信号50を
受け、撹拌機2の回転速度(撹拌速度)を対応する最適
撹拌速度に変化させる回転速度可変手段として、インバ
ータ制御部7Aを備えている。また、フリーザ胴1に
は、その一端開口を閉塞するフリーザ蓋23が設けられ
ており、フリーザ蓋23にはレバー11が設けられてい
る。フリーザ蓋23には通孔31が設けられており、レ
バー11と連動するプランジャー14によって閉塞、開
放されるようになっている。なお、図中の符号13はレ
バー11の操作に連動してプランジャー14の開閉状態
を検出する取出しスイッチである。
【0022】伝熱管21及びジャケット3には、ガス冷
媒を圧縮して送出する圧縮機15によって内部に冷媒が
流動されることにより、冷菓原料24または冷菓25を
冷却するようになっている。冷媒流動経路は従来と同様
の冷凍サイクルを構成するもので、伝熱管21及びジャ
ケット3から圧縮機15に冷媒を戻す冷媒管34と、圧
縮機15から伝熱管21及びジャケット3に冷媒を送る
冷媒管35とを備えている。冷媒管34と冷媒管35と
は、四方弁16を介して圧縮機15と連結されている。
四方弁16と圧縮機15とは、吸入配管40及び吐出配
管41により接続されている。また、冷媒管35には圧
縮機15から送出された高温高圧のガス冷媒を冷却する
凝縮器17が介装されている。さらに、冷媒管35は下
流側が伝熱管21側及びジャケット3側の冷媒管35
a,35bに分岐しており、それぞれ凝縮器17から吐
出した高温高圧の液冷媒を減圧・膨張させる膨張弁(膨
張手段)20,22が介装されている。なお、上述した
取出しスイッチ13や固さ調整手段50を含めた装置全
体は、図示省略の制御装置によって制御されるようにな
っている。
【0023】ここで、上述した撹拌速度指示信号50に
ついて具体的に説明する。撹拌速度指示信号50は、冷
菓製造装置の運転モードや成分が異なる冷菓原料24の
種類に応じて、最適の撹拌速度をインバータ制御部7A
に指示するものである。冷菓製造装置の運転モードに
は、図2に示すように、仕込み運転、冷菓取出後の冷却
運転、冷菓維持運転、冷菓取出運転、加熱殺菌運転、冷
菓解凍運転及び洗浄運転がある。
【0024】このうち、仕込み運転及び冷菓取出後の冷
却運転では、インバータ制御部7Aにより電動機7の回
転速度を変化させ、低速から高速までの間で冷菓原料2
4の成分に応じた最適撹拌速度制御を行う。すなわち、
冷菓原料24の成分によって異なる最適の撹拌速度を予
め複数(種類の数分)設定しておき、実際に使用するも
のに対応して選択できるようにしておく。冷菓維持運転
では、冷却に必要な最低限の撹拌速度、すなわちフリー
ザ胴1内の冷菓25が適度な固さを維持できるよう低速
の撹拌速度で撹拌する。なお、この場合において、冷菓
原料24の種類によって適度な固さを維持する最適撹拌
速度が異なっても、予め設定しておけば仕込み運転と同
様の対応が可能である。
【0025】冷菓取出運転では、冷菓25を取り出すの
に最適な冷菓取出最適速度で撹拌機2を回転させる。こ
の冷菓取出最適速度は、少なくとも冷菓維持運転時の撹
拌速度よりは高速となる。加熱殺菌運転、冷菓解凍運転
及び洗浄運転では、撹拌機2を高速で回転させること
で、各運転時間を短縮することができる。したがって、
インバータ制御部7Aによる撹拌機2の回転速度制御
は、最も低速となる冷菓維持運転から最も高速となる加
熱殺菌運転、冷菓解凍運転及び洗浄運転までの範囲をカ
バーするように設定すればよい。
【0026】上述した構成の冷菓製造装置は、以下のよ
うに使用される。まず冷却運転に先立って原料タンク8
内に冷菓原料24を充填する。この冷菓原料24は、キ
ャブレータチューブ9を通ってフリーザ胴1内にも充填
される。また、これと同時に、上端が冷菓原料24の最
高液面より高い位置に開口するキャブレータチューブ9
からフリーザ胴1内に大気圧の空気が導入される。な
お、冷菓原料24の充填及び空気の導入は、キャブレー
タチューブ9の下端開口が液面により閉じられた時点で
終了する。キャブレータチューブ9を通って、フリーザ
胴1内に充填されるのに時間がかかる場合は、キャブレ
ータチューブ9を挿入する前に予め、フリーザ胴1内に
規定量の冷菓原料24を投入しておいても構わない。な
お、この時点で使用する冷菓原料24の種類を図示省略
の制御部に入力しておく。
【0027】次に仕込み運転の冷却を行う。図示省略の
制御装置から撹拌速度指示信号50などの運転信号が出
力されて電動機7及び圧縮機15が作動されると、圧縮
機15から吐出配管41へ冷媒ガスが吐出される。冷媒
ガスは図1の実線矢印で示すように、吐出配管41から
四方弁16,冷媒管35を通って凝縮器17に入り、凝
縮器17内部の伝熱管18内を流過する冷却水に放熱す
ることでさらに温度が低下する。この液冷媒は冷媒管3
5a及び35bの2つに分岐し、その一方は膨張弁20
で絞られることによって断熱膨張し、その後伝熱管21
内を流過する過程で蒸発気化することによってその蒸発
潜熱により冷却タンク8内の冷菓原料24を保冷する。
他方の液冷媒は膨張弁22で絞られることによって断熱
膨張した後、ジャケット3内で蒸発気化することによっ
てその蒸発潜熱によりフリーザ胴1内の冷菓原料24ま
たは冷菓25を冷却する。
【0028】このような冷却と同時に撹拌機2が回転し
てフリーザ胴1内の冷菓原料24を撹拌するが、この時
の撹拌速度は撹拌速度指示信号50に対応してインバー
タ制御部7Aで回転制御される。したがって、制御部に
入力した冷菓原料24の種類に応じた最適の撹拌速度で
撹拌されるので、冷菓原料24にとって最適な脂肪球の
凝集度オーバーランが得られ、良好な食感の冷菓を製造
することができる。このような冷却及び撹拌は、冷菓2
5が所定の固さになるまで続けられる。なお、伝熱管2
1内及びジャケット3内で蒸発した冷媒ガスは冷媒管3
4において合流し、吸入配管40を経て圧縮機15に吸
入され上記過程を繰り返す。
【0029】そして、冷菓25が所定の固さになった後
は冷菓維持運転に移り、圧縮機15を運転して冷却する
と共に、電動機7を起動して撹拌機2を低速で運転し、
冷菓25を撹拌する。以後この冷却運転の停止、起動を
繰り返す冷菓維持運転を継続することによって、冷菓2
5が所定の固さに維持されるよう制御する。なお、原料
タンク8内の冷却制御については、上述したフリーザ胴
1の冷却運転制御とは切り離し、冷菓原料24が10℃
以下になるよう維持する。
【0030】続いて、製造された冷菓25をフリーザ胴
1から取り出す冷菓取出運転では、レバー11を下方に
引くと、このレバー操作と連動して作動するプランジャ
14が上方に移動し、これに伴って取出しスイッチ13
が閉路するとともに通孔31が開となる。この時、撹拌
機2は取り出しに最適な撹拌速度に変更され、該撹拌機
2に押し出されるようにしてフリーザ胴1内の冷菓25
が通孔31を経て取出し口33から取出される。この冷
菓取出運転における撹拌速度の変更は、スイッチ13か
らの信号を受けて行うとよい。そして、取出しスイッチ
13が閉路している間、この冷菓取出運転が継続され
る。このような冷菓取出は、通常人手に頼るものである
から、速すぎると適切な対応が困難になるので、能率よ
くしかも常に安定した取出が可能となる最適撹拌速度
(最適取出速度)は自ずと決まってくる。
【0031】そして、冷菓取出が完了した後には、すな
わち取出スイッチ13が開路後は、圧縮機15及び撹拌
機2の運転が継続されて冷菓取出後の冷却運転を実施す
る。この運転モードは、取出スイッチ13の開路により
冷菓取出運転から切り換えられるもので、インバータ制
御部7Aが電動機7の回転速度を変化させ、冷菓原料2
4に応じた最適の撹拌速度(仕込み運転と同じ撹拌速
度)で運転を継続し、しかる後に停止する。なお、上述
したようにして冷菓25が取り出されると、冷菓原料2
4及び空気が撹拌機2側へ補給され、その分だけ液面が
低下する。従って、フリーザ胴1内には、原料タンク8
及び大気からキャブレータチューブ9を経て、冷菓原料
24及び空気が補給される。
【0032】また、毎日の閉店後は原料タンク8内の冷
菓原料24及びフリーザ胴1内の冷菓原料24及び冷菓
25を加熱殺菌する加熱殺菌運転が行われる。なお、フ
リーザ胴1内の冷菓25のみが加熱されて液体になるま
での過程を冷菓解凍運転と呼ぶ。このような加熱殺菌運
転及び冷菓解凍運転では、撹拌機2の撹拌速度を高速に
した方が効率よく短時間で解凍及び昇温できる。
【0033】加熱殺菌運転時、圧縮機15から吐出され
た高温・高圧の冷媒ガスは、図1に破線矢印で示すよう
に、四方弁16から冷媒管34に導入される。その後2
つに分岐し、一方は伝熱管21を流過する過程で原料タ
ンク8内の冷菓原料24を加熱するとともに凝縮液化
し、その後、冷媒管35aに介装されている膨張弁20
で絞られることにより断熱膨張する。他方はジャケット
3内に入り、ここでフリーザ胴1内の冷菓原料24及び
冷菓25を加熱殺菌するとともに凝縮液化し、その後、
冷媒管35bに介装されている膨張弁22で絞られるこ
とにより断熱膨張する。これら膨張弁20及び膨張弁2
2を流過した冷媒は合流して凝縮器17に入り、ここで
伝熱管18内を流過する冷却水から吸熱することによっ
て蒸発気化し、その後四方弁16を経て圧縮機15に吸
込まれる。
【0034】この他、定期的な実施が必要な洗浄運転で
は、フリーザ胴1の内部に入れられた洗浄液を撹拌機2
で撹拌して洗浄するが、撹拌速度を高速にすることで洗
浄作業の能率を上げることができる。このように、イン
バータ制御部7Aを設けて撹拌機2を駆動する電動機7
の回転速度を撹拌速度指示信号に応じて可変としたの
で、各運転モードの作業効率を向上させることが可能に
なり、さらに、冷菓の食感を向上させ、へたりが生じる
までの時間を延ばして冷菓の延命化を図ることが可能に
なる。また、インバータ制御部7Aを回転速度可変手段
として採用したので、商用電源の周波数が異なる場合で
あっても、各運転モードに最適な撹拌速度を容易に提供
することが可能になる。
【0035】ところで、上述した実施形態においては、
回転速度可変手段として無段階の切換が可能なインバー
タ制御部7Aを用いたが、複数段の切換(たとえば高速
/低速の2段階切換)が可能な変速機構等の回転速度切
換手段を採用することも可能である。この場合、高速/
低速の2段階切換の場合、仕込み運転、冷菓取出後の冷
却運転、冷菓取出運転、加熱殺菌運転、冷菓解凍運転及
び洗浄運転時には高速の撹拌速度を選択し、冷菓維持運
転には低速の撹拌速度を選択するが、インバータ制御の
ような無段階切換では可能であった冷菓原料毎の撹拌速
度選択は困難になる。
【0036】なお、本発明の構成は上述した実施形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において適宜変更することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる冷
菓製造装置及びその撹拌速度制御方法においては、運転
モードに応じた最適の撹拌速度を選択できるので、作業
効率の向上に大きな効果を奏する。また、最適の撹拌速
度で撹拌することは、冷菓に適切な脂肪球の凝集度やオ
ーバーランを与えて食感を向上させることができ、さら
に、冷菓維持運転によりへたりが発生するまでの時間を
延ばすこともできるので、良好な食感(品質)の冷菓を
製造しかつ維持する上で顕著な効果を奏する。
【0038】特に、回転速度可変手段としてインバータ
制御を用いると、無段階の速度制御を容易に実施できる
ので、運転モードや冷菓原料の特性に応じてきめの細か
い回転速度制御を実施することができる。したがって、
作業効率の向上、冷菓の品質向上及び品質維持をより一
層高いレベルで達成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示した冷菓製造装
置の断面図及び配管系統を示す図である。
【図2】 冷菓製造装置における運転モード毎の撹拌速
度制御例を示す図である。
【図3】 従来の冷菓製造装置の断面図及び配管系統を
示す図である。
【符号の説明】
1 フリーザ胴 2 撹拌機(撹拌手段) 7 電動機 7A インバータ制御部(回転速度可変手段) 8 原料タンク 15 圧縮機 16 四方弁 24 冷菓原料 25 冷菓 50 撹拌速度指示信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷菓原料が収容された原料タンクと、
    該原料タンクと連通し冷媒により前記冷菓原料が冷却さ
    れて冷菓とされるフリーザ胴と、電動機を駆動源として
    前記フリーザ胴内の冷菓原料を撹拌する撹拌手段と、前
    記フリーザ胴に冷媒を供給する冷凍サイクルとを具備し
    てなる冷菓製造装置において、 前記撹拌手段に回転速度可変手段を設けたことを特徴と
    する冷菓製造装置。
  2. 【請求項2】 前記回転速度可変手段が、インバータ
    制御であることを特徴とする請求項1記載の冷菓製造装
    置。
  3. 【請求項3】 冷菓原料が収容された原料タンクと、
    該原料タンクと連通し冷媒により前記冷菓原料が冷却さ
    れて冷菓とされるフリーザ胴と、電動機を駆動源として
    前記フリーザ胴内の冷菓原料を撹拌する撹拌手段と、前
    記フリーザ胴に冷媒を供給する冷凍サイクルとを具備し
    てなる冷菓製造装置の撹拌速度制御方法において、 撹拌速度指示信号を前記撹拌手段の回転速度可変手段に
    入力し、該回転速度可変手段により前記撹拌速度指示信
    号に対応する最適撹拌速度へ切り換えて撹拌することを
    特徴とする冷菓製造装置の撹拌速度制御方法。
  4. 【請求項4】 前記撹拌速度指示信号が、仕込み運
    転、冷菓取出後の冷却運転、冷菓維持運転、冷菓取出運
    転、加熱殺菌運転、冷菓解凍運転及び洗浄運転のいずれ
    かに対応する運転モード信号であることを特徴とする請
    求項3記載の冷菓製造装置の撹拌速度制御方法。
  5. 【請求項5】 前記運転モード信号が仕込み運転また
    は冷菓取出後の冷却運転である時、前記冷菓原料の成分
    特性に応じた最適撹拌速度へ切り換えることを特徴とす
    る請求項4記載の冷菓製造装置の撹拌速度制御方法。
  6. 【請求項6】 前記運転モード信号が冷菓維持運転で
    ある時、前記最適撹拌速度を冷却に必要な最低限の撹拌
    速度(低速)に切り換えることを特徴とする請求項4記
    載の冷菓製造装置の撹拌速度制御方法。
  7. 【請求項7】 前記運転モード信号が冷菓取出運転で
    ある時、前記最適撹拌速度を冷菓取出最適速度に切り換
    えることを特徴とする請求項4記載の冷菓製造装置の撹
    拌速度制御方法。
  8. 【請求項8】 前記運転モード信号が加熱殺菌運転、
    冷菓解凍運転または洗浄運転である時、前記最適撹拌速
    度を高速に切り換えることを特徴とする請求項4記載の
    冷菓製造装置の撹拌速度制御方法。
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