JP2006280227A - 冷菓製造方法及び冷菓製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撹拌ユニットが冷却シリンダ内のミックスを空気とともに撹拌・混合しながら冷却して冷菓を製造する冷菓製造方法が、撹拌ユニットを予冷却回転数で回転させながら冷却シリンダを冷却して所定温度の低温に維持する予冷却工程と、撹拌ユニットを注入回転数で回転させながら予冷却状態にある冷却シリンダ内にミックス及び空気を所定量注入する液体原料注入工程と、撹拌ユニットを冷菓製造回転数で回転させてミックス及び空気を冷却しながら撹拌混合して練り上げる冷菓製造工程と、完成した冷菓を冷却シリンダから外部へ取り出す冷菓取出工程とを備えている。
【選択図】図1
Description
また、アイスクリーム製造装置において、撹拌羽根を回転駆動する電動機が、初期撹拌と後期撹拌とにより設定される所定時間間隔で所定時間の運転を行うように制御して、消費電力を抑制することが開示されている。(たとえば、特許文献2参照)
このため、冷却シリンダ内に必要量のミックスを注入してから撹拌装置を回転させて冷菓製造運転を開始する従来の装置で採用されている冷菓製造方法では、高い冷却能力により冷却シリンダ内で空気中の水分等が氷結したり、あるいは、ミックス注入と略同時に高い冷却能力の冷却を受けたミックスが冷却シリンダ内で瞬時に凍結することがある。このような氷結や凍結により冷却シリンダ内の撹拌装置が固着すると、撹拌装置の電動機がロックして冷菓製造運転を開始できなくなることや、撹拌機・モータ・その他部品類の損傷等が懸念される。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水分等の氷結やミックスの凍結により撹拌装置の電動機がロックすることを防止し、撹拌装置をスムーズに運転できて急速冷却による短時間の冷菓製造を可能にした冷菓製造方法及び冷菓製造装置を提供することにある。
本発明に係る冷菓製造方法は、撹拌・混合手段が筒状容器内の液体原料を空気とともに撹拌・混合しながら冷却して冷菓を製造する冷菓製造方法であって、
前記撹拌・混合手段を予冷却回転数で回転させながら前記筒状容器を冷却して所定温度の低温に維持する予冷却工程と、前記撹拌・混合手段を注入回転数で回転させながら予冷却状態にある前記筒状容器内に前記液体原料及び空気を所定量注入する液体原料注入工程と、前記撹拌・混合手段を冷菓製造回転数で回転させて前記液体原料及び空気を冷却しながら撹拌混合して練り上げる冷菓製造工程と、完成した冷菓を前記筒状容器から外部へ取り出す冷菓取出工程とを設けたことを特徴とするものである。
この場合、前記撹拌・混合手段の回転数は、前記予冷却回転数、前記注入回転数及び前記冷菓製造回転数の順に増速して高い回転数に設定されていることが好ましい。なお、各回転数には、液体原料の種類や製造する冷菓の種類や冷却能力に応じて異なる最適値がある。特に、注入回転数は、液体であるミックスの粘性等を考慮して実験等により決定されることが好ましい。
前記撹拌・混合手段の回転数を、前記筒状容器を冷却して所定温度の低温に維持する予冷却工程時の予冷却回転数と、予冷却状態にある前記筒状容器内に前記液体原料及び空気を所定量注入する液体原料注入工程の注入回転数と、前記液体原料及び空気を冷却しながら撹拌混合して練り上げる冷菓製造工程時の冷菓製造回転数とに可変制御する撹拌回転数制御手段を設けたことを特徴とするものである。
また、冷菓製造工程時には、冷菓製造に最適な冷菓製造回転数で冷菓を練り上げることができる。
また、液体原料注入工程時には、撹拌・混合手段が液体原料毎または冷却能力毎に異なる最適な注入回転数で回転している筒状容器内に液体原料をスムーズに注入することができ、特に、予冷却工程時よりも高い回転数で回転している筒状容器内に液体原料を注入することにより、冷却能力の高い冷却装置の冷却を受けて低温に維持されている前記筒状容器に液体原料を注入しても、比較的高い回転数で回転中の撹拌・混合手段で順次凍結していく原料を常に掻き取っているため、撹拌・混合手段を固着させて電動機がロックする程度の強い力が作用することはない。
図3の概略構成図において、冷菓製造装置10は、容器内のミックス(液体原料)を撹拌しながら冷却してソフトクリームやシェーク等の冷菓を製造する装置である。この冷菓製造装置10は、ミックスを空気とともに収容する円筒形状の筒状容器(以下、「冷却シリンダ」と呼ぶ)11と、冷却シリンダ11内のミックスを所望の温度に冷却して固化させるヒートポンプ式の冷却装置(冷却手段)30と、冷却シリンダ11内のミックス及び空気を冷却しながら撹拌し、順次固化されるミックスの固形分とミックス及び空気とを混合して練り上げる撹拌ユニット(撹拌・混合手段)40と、冷却シリンダ11の内周面に沿って軸方向へ移動することでシリンダ11内に練り上げられた(できあがった)冷菓を押し出して取り出すピストン装置(冷菓取出手段)60とを具備して構成される。
また、図示の冷菓製造装置10は、各種の設定及び運転制御を行う制御部90を備えている。
冷却シリンダ11の外周面には、冷却シリンダ11内のミックスを所望の温度に冷却して固化させるため、図3に示すように、冷却装置30の構成要素となる銅チューブ31aが冷却能力を増すため密に巻き付けられている。この銅チューブ31a内は、冷菓製造時に液冷媒が流れるので、この液冷媒が気化することにより冷却シリンダ11内のミックスを冷却することができる。
この冷却装置30は、ガス冷媒を圧縮して閉回路の冷凍サイクルに送出する電動の圧縮機32と、圧縮機32の下流で冷媒の循環方向を切り替える四方弁33と、冷媒と外気との間で熱交換を行う第1熱交換器34と、気液二相冷媒を減圧する絞り機構35と、銅チューブ31a内を流れる冷媒と冷却シリンダ11内のミックスとの間で熱交換を行う第2熱交換器36と、これらの各機器を連結することで冷媒が循環する閉回路を形成する銅チューブ31とを具備して構成される。なお、図3において、図中の符号37はレシーバ、38は電動ファンである。
すなわち、第1熱交換器34に圧縮機32から高温高圧のガス冷媒を供給するとともに、第2熱交換器36に液冷媒を供給する冷菓製造時の冷媒循環方向と、これとは逆方向に循環して第2熱交換器36に高温高圧のガス冷媒を供給するとともに、第1熱交換器34に液冷媒を供給する加熱殺菌時の冷媒循環方向とがあり、運転に応じていずれか一方を選択することができる。従って、図中に矢印で示す冷菓製造時の冷媒循環方向では、第1熱交換器34が凝縮器として機能し、第2熱交換器36が蒸発器として機能するが、加熱殺菌時の冷媒循環方向では、第2熱交換器36が凝縮器として機能し、第1熱交換器34が蒸発器として機能する。
なお、撹拌用回転軸43は、たとえば図3に示すように、出口開口部13の反対側で冷却シリンダ11の外側に突出し、同回転軸43に固着されたプーリ45が撹拌用電動機46の出力軸46aに固着されたプーリ47とベルト48を介して連結されている。
混合棒42は、冷却シリンダ11の軸方向において撹拌羽根41と同様の範囲をカバーする長さを有し、内周面11aとの間に形成される距離は、上述した撹拌羽根41の微小隙間より大きな値に設定される。この混合棒42は、たとえば円形断面、三角形及び四角形等の多角形断面とした中実または中空の棒材であり、その両端部は円形支持部材49,50に固定支持されている。
また、撹拌用回転軸43及び円形支持板49,50の軸中心部には、後述するピストン装置60を配設するため、貫通孔51,52,53が設けられている。
また、ピストン装置60のピストン本体62は、冷菓製造時に冷却シリンダ11内の冷菓製造領域を外部から遮断して閉じる入口開口部12の開閉手段としても機能する。
そして、ピストン本体62には、上述した撹拌羽根41及び混合棒42を貫通させる切欠溝62b及び貫通孔62cが円周方向へ90度ピッチで交互に設けられている。このため、撹拌羽根41及び混合棒42は、ピストン本体62のスムーズな摺動を助けるガイド部材としても機能する。なお、撹拌羽根41と切欠溝62bとの間、及び混合棒42と貫通孔62cとの間については、ピストン本体62が軸方向へ摺動する動作を妨げない最小隙間となるよう寸法設定され、冷菓がピストン後方へ漏出しないようにしてある。
このため、ピストン本体62及びピストン軸61は、冷却シリンダ11内で撹拌回転体44と一体に回転する。なお、治具64は、ピストン軸61の自由な回転を許容するとともに、ピストン軸61を軸方向にスライドさせることが可能な構成となっている。
出口開口部13を塞ぐケーシング81の側壁には、出口開口部13と連通する位置に冷菓取出開口83が設けられている。さらに、ケーシング81の側壁には、プランジャ本体82の製造準備位置で冷却シリンダ11内とケーシング81の外部とを連通状態にする一対の空気流通口84a,84bが穿設されている。なお、ケーシング81の外部に連通する一方の空気流通口84aには、エアフィルタ85が設けられている。
また、空気流通口84a、84bは、冷却シリンダ11の上端面近傍位置で、かつ、ケーシング81の軸線を通る直線上に配設されている。さらに、プランジャ本体82には、図1に示す冷菓製造位置のみで両端が空気流通口84a,84bと一致するようにして、空気流通用のプランジャ貫通孔86が穿設されている。
なお、上述したプランジャ本体82のスライド動作は、手動あるいはソレノイド等を用いた遠隔操作のいずれであってもよい。
制御部90は、図2に示すように、冷却装置30の各種制御を行う冷却装置制御部91と、撹拌ユニット40の各種制御を行う撹拌ユニット制御部(撹拌回転数制御手段)92と、ミックス供給に関する各種制御を行うミックス供給制御部93と、ピストン装置40の電動機67に接続されて各種制御を行うピストン装置制御部94と、プランジャ装置80の各種制御を行うプランジャ装置制御部95とを具備して構成される。
また、撹拌回転数制御部91は、たとえば図8に示すように、ミックスの種類に応じて最適な回転数を選択切換することができる。ここで、注入回転数は、原料の粘度(投入ミックス温度における粘度)により、投入時に投入口から吹き飛ばされずに投入可能な回転数を設定する。他方、冷却温度と冷菓製造回転数は、製造装置における電動機側能力または冷却能力から、回転数に制約を受けるときには凍らない温度を、温度に制約を受ける場合は凍らない回転数を選択するといったバランスを考慮した設定とする。具体例をあげると、予めミックスの種類毎に最適な回転数を登録しておくことにより、たとえばミックスAを選択すれば注入回転数150rpm及び冷菓製造回転数500rpmに設定され、ミックスBが選択されれば注入回転数200rpm及び冷菓製造回転数700rpmに設定されるというように、自動的な回転数設定が可能となる。なお、ミックスや冷菓の種類毎に異なる最適な冷却温度についても、ミックスの選択により冷却装置制御部91で自動的に設定される。
最初に電源スイッチSW1を手動でONにすると、冷菓製造装置10の制御部90に電源が通電されて待機モードとなる。この待機モードでは、冷却装置30や撹拌ユニット40の運転は停止されており、フローチャートにおけるステップS1のスタートとなる。
この予冷却工程では、撹拌ユニット40を予冷却回転数で回転させながら、冷却装置30を運転して冷却シリンダ11を予冷却する。この予冷却は、後工程の冷菓製造時間を短縮するため、冷却シリンダ11を所定温度の低温に維持する冷却運転である。この場合の予冷却温度は、後述する冷菓製造工程時の冷却温度と同等もしくはそれより高い温度に設定されていればよい。
具体的には、前提として液体原料注入に弊害が起こらない程度にスムーズな注入を維持するできるだけ高い回転数を注入回転数とすることが好ましく、次に、その回転数でモータがロックしないような予冷却温度を設定することが好ましい。また、予冷却工程時の冷却温度や冷菓製造工程時の冷却温度は、液体原料の種類や製造する冷菓の種類、掻取・撹拌能力に応じて異なる最適値がある。よって、これに鑑みて、予冷時の省エネルギーの観点から複数のミックスに共通した温度を設定してもよいが、各ミックス毎に定められた最適な冷菓製造工程時の冷却温度にまで立ち上がる時間を揃えるような異なる予冷却温度設定、あるいは冷菓製造終了時までの時間を揃えるような異なる予冷却温度設定を行ってもよい。
このような予冷却工程は、後述する冷菓製造工程における冷却時間を短縮し、しかも、撹拌機を回転させることで撹拌ユニット40が氷結により固着してロックすることを防止できる。また、予冷却回転数は低速回転となるので、特にインバータ制御の電動機を採用すれば、冷却装置30の運転や撹拌ユニット40の運転に必要な動力消費を最小限に抑えた省エネルギー運転が可能となる。なお、冷却シリンダ11内の空気に含まれる水分をホットエア等で除去する装置及び工程を設けた場合は、撹拌ユニット40を予冷却回転数で回転させることを省略した予冷却工程としてもよい。
冷菓製造スイッチSW3がONになると、次のステップS5に進んで所定量のミックスを冷却シリンダ11内に注入する液体原料注入工程に入る。この液体原料注入工程では、撹拌ユニット40の回転を注入回転数に変更し、この注入回転数で回転させながら予冷却状態にある冷却シリンダ11内にミックス及び空気を所定量注入する。
すなわち、ミックス注入装置14から入口開口部12を通って冷却シリンダ11内に所定量のミックスが注入されると、冷菓及びミックスの種類に応じて異なる所定量のミックスが冷却シリンダ11内に注入され、液体であるミックスの注入量に応じて冷却シリンダ11内の空気が排気される。従って、冷却シリンダ11内の容積が一定であるため、ミックス量及び空気量は所定のオーバーラン(冷菓中の空気容積比率)を得られる混合割合となる。
この液体原料注入工程で撹拌ユニット40を回転させる注入回転数には、たとえば図8に示すように、ミックスの種類に応じて異なる最適値がある。この注入回転数は、ミックスの凍結による撹拌ユニット40のロックを防止するとともに、撹拌ユニット40が回転しているにも係わらず、冷却シリンダ11内にミックスをスムーズに注入できる最適な回転数であり、上述した予冷却回転数よりも高く、かつ、後述する冷菓製造回転数よりも低い値となる。なお、上述した注入回転数は、液体であるミックスの粘性等を考慮して実験等により決定される値である。
この液体原料注入工程は、ミックス注入装置14から所定量のミックス注入が完了した信号を受けて終了する。なお、ミックスの注入については、ミックス注入装置14による自動に限定されることはなく、たとえば手動で注入してスイッチ操作により注入完了の信号を出力してもよい。
この冷菓製造工程では、撹拌ユニット40を冷菓製造回転数で回転させ、ミックス及び空気を冷却しながら撹拌混合して練り上げる。すなわち、撹拌ユニット40の回転数を冷菓製造回転数に変更するとともに、冷却装置30の冷却能力を冷菓製造時の設定に変更する。この結果、撹拌ユニット40の回転数は液体原料注入時より増速されてミックスに応じた所定の高速回転(たとえば700〜1200rpm程度)となり、さらに、冷却装置30の冷却能力を増すことにより、予冷却時よりも低くミックス毎に異なる所定の冷却温度まで冷却シリンダ11内を短時間で冷却する。この結果、冷却シリンダ11内のミックスは、予冷却時の冷却温度以下の冷却温度に冷却された状態で高速回転する撹拌ユニット40に練り上げられ、短時間の急速冷却により冷菓が製造される。
こうして冷菓製造工程が終了すると、次のステップS7に進んで冷菓取出工程を開始する。この冷菓取出工程では、プランジャ装置80が冷菓取出開口83を開いた状態とし、ピストン装置60が動作して冷却シリンダ11内の冷菓を押し出すことにより、完成した冷菓を冷却シリンダ11内から外部の容器15へ取り出すことができる。
なお、冷菓取出中、撹拌装置や押出装置の凍結を防ぐため、電動機46を駆動して撹拌器・ピストンを回転させておいてもよい。
一方、ステップS8で冷菓製造を終了する場合、具体的には停止スイッチSW3を操作した場合には、次のステップS9に進んで制御を終了する。なお、ステップS9に進むことによって冷菓製造装置10は待機モードに切り換えられ、この状態でさらに電源スイッチSW1が操作されると電源がOFFとなる。
さらに、液体原料注入工程時には、撹拌ユニット40が注入回転数で回転している状態でミックスの注入が行われるため、ミックスの凍結によるロックを防止しながらスムーズなミックス注入が可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
11 冷却シリンダ
12 入口開口部
13 出口開口部
30 冷却装置(冷却手段)
40 撹拌ユニット(撹拌・混合手段)
41 撹拌羽根
42 混合棒
43 撹拌用回転軸
44 撹拌回転体
60 ピストン装置(冷菓取出手段)
61 ピストン軸
62 ピストン本体
62a 凸部
62b 切欠溝
62c 貫通孔
63 駆動機構
70 電磁クラッチ
80 プランジャ装置
81 ケーシング
82 プランジャ本体
83 冷菓取出開口
90 制御部
91 撹拌ユニット制御部
Claims (3)
- 撹拌・混合手段が筒状容器内の液体原料を空気とともに撹拌・混合しながら冷却して冷菓を製造する冷菓製造方法であって、
前記撹拌・混合手段を予冷却回転数で回転させながら前記筒状容器を冷却して所定温度の低温に維持する予冷却工程と、
前記撹拌・混合手段を注入回転数で回転させながら予冷却状態にある前記筒状容器内に前記液体原料及び空気を所定量注入する液体原料注入工程と、
前記撹拌・混合手段を冷菓製造回転数で回転させて前記液体原料及び空気を冷却しながら撹拌混合して練り上げる冷菓製造工程と、
完成した冷菓を前記筒状容器から外部へ取り出す冷菓取出工程とを設けたことを特徴とする冷菓製造方法。 - 前記撹拌・混合手段の回転数が、前記予冷却回転数、前記注入回転数及び前記冷菓製造回転数の順に増速されていることを特徴とする請求項1に記載の冷菓製造方法。
- 撹拌・混合手段が筒状容器内の液体原料を空気とともに撹拌・混合しながら冷却して冷菓を製造する冷菓製造装置であって、
前記撹拌・混合手段の回転数を、前記筒状容器を冷却して所定温度の低温に維持する予冷却工程時の予冷却回転数と、予冷却状態にある前記筒状容器内に前記液体原料及び空気を所定量注入する液体原料注入工程時の注入回転数と、前記液体原料及び空気を冷却しながら撹拌混合して練り上げる冷菓製造工程時の冷菓製造回転数とに可変制御する撹拌回転数制御手段を設けたことを特徴とする冷菓製造装置。
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100323 |