JP2002172348A - 液体吐出容器 - Google Patents

液体吐出容器

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JP2002172348A
JP2002172348A JP2000370358A JP2000370358A JP2002172348A JP 2002172348 A JP2002172348 A JP 2002172348A JP 2000370358 A JP2000370358 A JP 2000370358A JP 2000370358 A JP2000370358 A JP 2000370358A JP 2002172348 A JP2002172348 A JP 2002172348A
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Kazuhito Kuwabara
和仁 桑原
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器体下部内に摺動底板を有し、容器体上部
に設けたポンプ操作により容器体内液体を吐出し、該液
体吐出による容器体内液体の減少で上記摺動底板が上昇
する液体吐出容器において、上記ポンプ操作の後に音を
発して操作者がその音を楽しめるようにした。 【解決手段】 上記液体吐出容器の胴部下端面を、下面
開口の保持筒15を起立する底壁11で閉塞し、保持筒上部
内面に設けた内向きフランジ14上方の保持筒部分内へ、
弁部材21の外枠部22を嵌着し、該外枠部から突出させた
弁板24と上記内向きフランジのフランジ孔16とで、容器
体下部内へ流入する外気により僅かに開口する外気流入
弁25を形成し、内向きフランジ14下方の保持筒部分内へ
共鳴管31を嵌合させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器体下部内に摺動
底板を、又容器体上部に液体吐出ポンプを、それぞれ有
する液体吐出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】容器体胴部の下端面を開口してその底部
内に摺動底板を設けると共に、容器体上部に液体吐出ポ
ンプを設けて、該ポンプ操作での容器体内液体減少によ
る負圧化で、摺動底板が上昇してその負圧状態を解消す
るよう設けた液体吐出容器は広く知られ、用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記液体吐出容器は、
従来液体吐出の機能面から考慮されているがその液体吐
出操作時、容器が通常と異る音色の音を発するよう設け
れば、吐出液体使用者の心を和ませ、或いは楽しませた
りすることが可能である。又このようにすることは、似
たような商品が多い中での商品の差別化に役立たせるこ
とが出来る。
【0004】本発明は、上記摺動底板とは別に容器体下
端面を底壁で密閉し、又該底壁に外気吸入弁を設けると
共に該吸入弁を通過する外気の音に共鳴する共鳴管を設
けて、液体吐出操作が終わった後、上記摺動底板上昇時
に共鳴管が鳴るよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器体
下端面を開口して底部内に摺動底板2を、容器体上部に
液体吐出ポンプ3を、それぞれ設けて、該液体吐出ポン
プ操作での容器体内液体減少による負圧化で、摺動底板
2が上昇可能に設けた液体吐出容器において、容器体胴
部の下端面を底壁11で密閉すると共に、該底壁一部を開
口して、該開口周縁から上記内面に内向きフランジ14を
有する保持筒15を起立しておき、又外枠部22内面から弁
板24を突出する弁部材21を設けて、上記外枠部22を内向
きフランジ上方の保持筒部分内面へ嵌着させると共に弁
板圧接により内向きフランジのフランジ孔16を密閉し
て、これ等弁板とフランジ孔とで外気流入時に僅かに開
口する外気流入弁25を形成し、又上記内向きフランジ14
下方の保持筒部分内へは共鳴管31の一端を嵌着させた。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に弁部材21を、外枠部22の内周からほぼ等間隔に
複数同長の弾性螺条片23を同方向へ突出すると共にこれ
等弾性螺条片先端を外枠部内に位置する弁板24外周へ付
設して設けた。
【0007】第3の手段として、上記第1又は第2の手
段を有すると共にフランジ孔16の内周上面に突条17を周
設し、該突条上面へ弁板24の外周部下面を圧接させた。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について説明する。まず
従来公知の部分について説明すると、1は下端面開口の
容器体、2はその容器体の底部内へ、上方への摺動が可
能に嵌合させた摺動底板、3は容器体上部に装着させた
液体吐出ポンプである。該ポンプは、容器体内へ垂下さ
れたシリンダ内から下端に筒状ピストンを有するステム
を起立し、該ステム上端に、ノズル付きの押下げヘッド
4を嵌合させた作動部材を上方付勢させて設け、又シリ
ンダ底壁には吸込み弁を設けて、上記作動部材の上下動
で容器体内液体をノズル5から吐出し、容器体内液体の
減少による負圧化で、上記摺動底板2が上昇してその容
器体内負圧状態を解消するものである。
【0009】本発明にあっては、上記容器体胴部の下端
面を底壁11で密閉する。図示例にあってはその底壁外周
部を上面開口の二重筒状部12に形成し、その内外筒部間
に胴部の周壁下端部を嵌着させており、又その外筒部分
は脚筒13として長く下方へ垂下させている。底壁11の中
央部には透孔を設けて該透孔周縁から、上部内面に内向
きフランジ14を有する保持筒15を起立している。その内
向きフランジが有するフランジ孔16の内周縁からは突条
17を起立させることが望ましい。
【0010】上記内向きフランジ上方の保持筒部分には
弁部材21を嵌合させる。該弁部材は図示においては図3
が示すように外枠部22の内周からほぼ等間隔に複数で同
一長さの弾性螺条片23を突出し、これ等螺条片先端を外
枠部内に位置する弁板24外周へ付設したもので、既述突
条17を設けた場合は外枠部外周から短筒を垂下し、その
短筒下端を内向きフランジの外周部上面へ載置させて外
枠部22を、その内向きフランジ上方の保持筒部分内面へ
嵌着させる。このとき弁板24外周は上記突条17上面へ圧
接するよう設ける。
【0011】弁部材21は上記構成に限らず、例えば外枠
部22の一部から直接に弁板24を突出するものでもよい
が、後述外気の流入によってその弁板がフランジ孔周縁
から大きく離れることがなく、狭い隙間だけが形成され
て外気流入による音を発することが必要である。既述突
条17も必ずしも必要とせず、この場合はフランジ孔周縁
の上面へ弁板外周が気密に圧接し、外気流入時に僅かに
離れるよう設ければよい。
【0012】既述内向きフランジ下方の保持筒15部分内
へは共鳴管31の一端部を嵌合させる。該共鳴管は図1の
場合は上部が大径で下部が小径の管とし、図2の場合は
側面からみてL字状とするが、どのような形状でもよ
く、又材質も特に限定するものではなく、既述外気の通
過音に共鳴するものであればよい。既述底壁11および弁
部材21の材質についても同様で、どのようなものでもよ
い。
【0013】上記構成において、容器体内へ予め液体を
入れておき、ポンプ操作で液体吐出させると、容器体内
液体減少による負圧化で摺動底板2が上昇し、該底板上
昇により該底板2と底壁11との間の容器体内下部空間が
拡がることで該空間内も負圧化し、すると共鳴管内およ
び内向きフランジのフランジ孔16と弁板24とが形成する
外気吸入弁25を通って外気が上記容器体下部の空間内へ
流入する。該外気通過により弁板24は、該弁板の外周部
下面が接する弁座、つまり突条17の上面ないしフランジ
孔周縁の上面から僅かに離れて小間隙を形成し、該小間
隙を通る外気の通過音に共鳴管31が共鳴して音を発す
る。尚その音を発する理由は明確ではないが、恐らく上
記外気の通過音が共鳴管内で反響することによるものと
考えられる。
【0014】
【発明の効果】本発明は既述構成としたから、ポンプ操
作のたびに共鳴管31が鳴り、音を発することとなり、液
体吐出容器使用者を楽しませることが出来る。
【0015】又外気流入弁25と共鳴管31とは、容器体胴
部下端を閉塞する底壁11から起立させた保持筒15に設け
て、ポンプ操作による容器体内液体減少で摺動底板2が
上昇し、その摺動底板と容器体胴部下端面を閉塞する底
壁11との間の容器体内下方空間が拡開する際の外気流入
により外気流入弁25が音を発し、かつ該音が共鳴するよ
う設けたから、又上記摺動底板2の上昇はポンプの作動
部材押下げによる液体注出が終わった後となるため、上
記共鳴音が液体吐出音により妨げられることがない。
【0016】請求項2の場合のように、外枠部22内周か
ら複数の弾性螺条片23を突出してその先端を弁板24外周
へ付着する弁部材21とすることで、容器体下部内への外
気流入時に僅かに開口する外気流入弁25を形成すること
が容易である。
【0017】請求項3のようにフランジ孔16の内周上面
に突条17を周設して、該突条上面へ弁板24の外周部下面
を圧接させることでその突条上面と弁板下面との接触を
線接触とすることが出来、よってその接触を気密に行う
ことが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器を、要部だけ断面として示す側面
図である。
【図2】 実施形態を異にして示す、図1と同様な側面
図である。
【図3】 図1、図3の容器に用いる弁部材を一実施例
として示す拡大平面図である。
【符号の説明】
2…摺動底板 3…液体吐出ポンプ 11…底壁 15…保持筒 16…フランジ孔 21…弁部材 22…外枠部 24…弁板 25…外気吸入弁 31…共鳴管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 和仁 東京都江東区大島3の2の6 株式会社吉 野工業所内 (72)発明者 飯塚 茂雄 東京都江東区大島3の2の6 株式会社吉 野工業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体下端面を開口して底部内に摺動底
    板2を、容器体上部に液体吐出ポンプ3を、それぞれ設
    けて、該液体吐出ポンプ操作での容器体内液体減少によ
    る負圧化で、摺動底板2が上昇可能に設けた液体吐出容
    器において、 容器体胴部の下端面を底壁11で密閉すると共に、該底壁
    一部を開口して、該開口周縁から上部内面に内向きフラ
    ンジ14を有する保持筒15を起立しておき、 又外枠部22内面から弁板24を突出する弁部材21を設け
    て、上記外枠部22を内向きフランジ上方の保持筒部分内
    面へ嵌着させると共に弁板圧接により内向きフランジの
    フランジ孔16を密閉して、これ等弁板とフランジ孔とで
    外気流入時に僅かに開口する外気流入弁25を形成し、 又上記内向きフランジ14下方の保持筒部分内へは共鳴管
    31の一端を嵌着させたことを特徴とする液体吐出容器。
  2. 【請求項2】 弁部材21を、外枠部22の内周からほぼ等
    間隔に複数同長の弾性螺条片23を同方向へ突出すると共
    にこれ等弾性螺条片先端を外枠部内に位置する弁板24外
    周へ付設して設けたことを特徴とする、請求項1記載の
    液体吐出容器。
  3. 【請求項3】 フランジ孔16の内周上面に突条17を周設
    し、該突条上面へ弁板24の外周部下面を圧接させたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の液体吐出容器。
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