JPH0678267U - 液体吐出容器 - Google Patents

液体吐出容器

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JPH0678267U
JPH0678267U JP2620393U JP2620393U JPH0678267U JP H0678267 U JPH0678267 U JP H0678267U JP 2620393 U JP2620393 U JP 2620393U JP 2620393 U JP2620393 U JP 2620393U JP H0678267 U JPH0678267 U JP H0678267U
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
tip portion
suction pipe
branch pipe
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP2620393U
Other languages
English (en)
Inventor
範彦 桜井
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 鐘紡株式会社 filed Critical 鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不透明な容器であっても、使用者に内容物の
詰め替え時期、交換時期を的確に知らせることのできる
液体吐出容器を提供する。 【構成】 ディスペンサー付き液体吐出容器において、
吸い上げパイプ(5)の先端部(5A)の上方に先端部
(8A)が位置するように吸い上げパイプ(5)から分
岐配設された分岐パイプ(8)と、この分岐パイプ
(8)の管中に設けられ、空気流により音を発する共鳴
音発生器(9)とを備えてなる。そして、分岐パイプ
(8)の先端部(8A)の口内径は、吸い上げパイプ
(5)の先端部(5A)の口内径の半分以下に設定され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスペンサー付き液体吐出容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、シャンプー、リンス等の液体を収納する容器として、液体を定量的に 吐出する機能を有するポンプ機構を内蔵したディスペンサー付き液体吐出容器が 広く使用されている。この液体吐出容器は、ディスペンサーの吸い上げパイプの 下端部が容器本体の底面近くに位置決めされ、使用時に押し下げヘッドを上下動 させることにより、上記吸い上げパイプが液体を定量吸い上げて吐出するように なっているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近来、内容物の退色防止のためやデザイン上の理由から、上記のよ うな液体吐出容器の容器本体も大半が不透明なものとなっている。そのため、内 容物の液体の残量を外から確認することができず、液体が殆ど無くなって液体の 吐出が停止してからはじめて液体が無くなったことが判るため、使用時に不意に 液切れを生じることとなる。また、液体が無くなったかどうかを確認したり、液 体の詰め替え時期を判断したりする際には、ディスペンサーをいちいち外して内 部を覗き込むか、容器の重さによって推測しなければならないため、非常に煩雑 で使い勝手の悪いものであった。
【0004】 そこで、このような問題を解決することを目的として、液切れが生じる前に、 液切れが近いことを使用者に警報できるようにした液体吐出容器が実開平3−1 28450号公報に提案されている。即ち、この液体吐出容器は、吸い上げパイ プの下端部の近傍位置で、且つ容器の底面との間に少量の液体を収容し得る位置 に細孔を設けることにより、液面が低下して液切れを生じる前に、吐出ヘッドか ら液体が部分的に泡を含んだ状態に変化して吐出されるように構成されたもので ある。しかしながら、この液体吐出容器は、液体自体が発泡し易い発泡性液体に は使用できないという欠点を有している。即ち、発泡性液体においては、液体が 多量に存在しているときにも液体が泡を含んだ状態で吐出されるため、泡の発生 を目安として液切れを判断することはできないのである。
【0005】 この考案は、上記のような実情に鑑みなされたもので、本考案が解決しようと する課題は、不透明な容器であっても、使用者に内容物の詰め替え時期、補充時 期を的確に知らしめることのできる液体吐出容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の液体吐出容器は次のような構成をとる 。即ち、容器本体の口頸部にディスペンサーが取り付けられ、このディスペンサ ーの押し下げヘッドの上下動により、容器本体の内部に垂下された吸い上げパイ プの先端部から液体を吸い上げて吐出する液体吐出容器において、上記吸い上げ パイプの先端部の上方に先端部が位置するように吸い上げパイプから分岐配設さ れた分岐パイプと、この分岐パイプの管中に設けられ、空気流により音を発する 共鳴音発生器とを備え、且つ上記分岐パイプの先端部の口内径が、吸い上げパイ プの先端部の口内径の半分以下に設定されていることを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0008】 図1は、本考案の液体吐出容器の部分断面図である。この図において、(1) は容器本体であって、内部にシャンプー、リンス等の液体(2)を収納するもの である。この容器本体(1)の上部開口には、ポンプ機構を内蔵するディスペン サー(3)が蓋部(4)にて螺着されている。そして、ディスペンサー(3)は 、その下部側に容器本体(1)の内部に垂設される吸い上げパイプ(5)が接続 されるとともに、上部側には、押し下げヘッド(6)と、この押し下げヘッド( 6)を上下動させることにより上記吸い上げパイプ(5)から定量吸い上げられ る液体(2)を吐出する吐出ノズル(7)が設けられている。
【0009】 上記吸い上げパイプ(5)の先端部(5A)は、液体(2)の吸い込み空間を 形成するために斜めに切断加工されており、容器本体(1)の底面に到達するよ うに長さ設定されている。そして、この吸い上げパイプ(5)の先端部(5A) の若干上方には、吸い上げパイプ(5)に連通して分岐した逆L字状の分岐パイ プ(8)が接続されている。この分岐パイプ(8)は、その先端部(8A)が上 記吸い上げパイプ(5)の先端部(5A)よりも僅かに上方に位置するように長 さ設定され配設されている。そして、その管中には、空気流によって音を発生さ せる共鳴音発生器(9)が内蔵されている。この共鳴音発生器(9)は、分岐パ イプ(8)の先端部(8A)から吸い込まれた空気流が共鳴音発生器(9)の内 壁の1ケ所にある鋭角の楔状部分に当たることにより、楔の両側が急速に揺れ動 き、それに空気が共鳴して音を出す笛の機構をとるものである。
【0010】 上記の構成をとる液体吐出容器において、使用時にディスペンサー(3)の押 し下げヘッド(6)を押すことにより、容器本体(1)内の液体(2)が吸い上 げパイプ(5)の先端部(5A)と分岐パイプ(8)の先端部(8A)から吸い 上げられ、吐出ノズル(7)から吐出される。そして、使用するに従って液体( 2)の量が減り、その液面(2A)が低下して液面(2A)が分岐パイプ(8) の先端部(8A)よりも下側にくると、吸い上げパイプ(5)の先端部(5A) からは液体(2)が吸い上げられるが、分岐パイプ(8)の先端部(8A)から は空気が吸い上げられるようになる。すると、分岐パイプ(8)に設けられた共 鳴音発生器(9)が、吸い上げた空気流の力によって音を発し、液面(2A)の 低下、即ち液体の詰め替え時期、交換時期が警報されることとなるのである。
【0011】 上記の構成において、分岐パイプ(8)の先端部(8A)の口内径は、吸い上 げパイプ(5)の先端部(5A)の口内径の半分以下に設定されている。即ち、 分岐パイプ(8)の先端部(8A)の口内径がそれより大きい場合には、液面( 2A)が分岐パイプ(8)の先端部(8A)よりも下がった際にディスペンサー (3)の押し下げヘッド(6)を上下させると、分岐パイプ(8)から空気を多 量に吸入してしまい、吸い上げパイプ(5)の下端部(5A)から液体(2)を 吸い上げることができなくなって液体(2)の吐出が不可能になるからである。 また、分岐パイプ(8)の下端部(8A)が、吸い上げパイプ(5)の先端部( 5A)より極端に上方に位置すると、液体(2)の残量が多いうちに警報を発す ることになるため、分岐パイプ(8)の先端部(8A)は、吸い上げパイプ(5 )の先端部(5A)の僅かに上方に位置するように設定することが好ましい。
【0012】 尚、分岐パイプ(8)の途中に内蔵される共鳴音発生器(9)の機構としては 、上記実施例のものに限定されず、様々な機構のものを利用することができ、更 に、上記機構に容器自体も共鳴して高音化させる機能を付加した構成としてもよ い。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、本考案の液体吐出容器においては、吸い上げパイプと連通する 分岐パイプを設けるとともに、この分岐パイプに共鳴音発生器を設けているため 、容器本体内の液体の吐出が完了する前に、液体の吐出完了が近いことを警報す ることができ、不透明な容器であっても、使用者に詰め替え時期、交換時期等を 的確に知らせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液体吐出容器の一実施例を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 液体 3 ディスペンサー 5 吸い上げパイプ 6 押し下げヘッド 7 吐出ノズル 8 分岐パイプ 9 共鳴音発生器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(1)の口頸部にディスペンサ
    ー(3)が取り付けられ、このディスペンサー(3)の
    押し下げヘッド(6)の上下動により、容器本体(1)
    の内部に垂下された吸い上げパイプ(5)の先端部(5
    A)から液体(2)を吸い上げて吐出する液体吐出容器
    において、上記吸い上げパイプ(5)の先端部(5A)
    の上方に先端部(8A)が位置するように吸い上げパイ
    プ(5)から分岐配設された分岐パイプ(8)と、この
    分岐パイプ(8)の管中に設けられ、空気流により音を
    発する共鳴音発生器(9)とを備え、且つ上記分岐パイ
    プ(8)の先端部(8A)の口内径が、吸い上げパイプ
    (5)の先端部(5A)の口内径の半分以下に設定され
    ていることを特徴とする液体吐出容器。
JP2620393U 1993-04-20 1993-04-20 液体吐出容器 Pending JPH0678267U (ja)

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JP2620393U JPH0678267U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 液体吐出容器

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JP2620393U JPH0678267U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 液体吐出容器

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JPH0678267U true JPH0678267U (ja) 1994-11-04

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ID=12186915

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JP2620393U Pending JPH0678267U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 液体吐出容器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172349A (ja) * 2000-12-05 2002-06-18 Shiseido Co Ltd 液体噴出器
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