JP2021130498A - ボトル容器 - Google Patents

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崇 大杉
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Abstract

【課題】ボトル容器の次回使用時の空打ちを防止する。【解決手段】ボトル容器であって、胴部をラベルで被覆されたボトル容器本体と、ボトル容器本体に着脱可能に装着され、ボトル容器本体に収容された内容液を吐出させる吐出機構と、を備えたボトル容器であって、吐出機構は、内容液を汲み上げるためのディップチューブと、内容液が吐出される吐出口とを有し、ラベルは、ボトル容器本体の側面下部に、ボトル容器本体の縦方向に所定高さで設けられた、内容液の残量を視認可能な少なくとも1つの窓部を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ボトル容器に関し、内容液の残量に応じて、必要な量の内容液を補充して利用できるボトル容器に関する。
例えば、特許文献1には、シャンプー、リンス、液体洗剤などの液状の内容物を収容するボトル容器の口首部に、ディスペンサー(吐出装置)を着脱可能に装着して、所定量の内容液を吐出させる操作を容易に行えるようにした、ディスペンサー付きのボトルが開示されている。
特許文献2には、ボトル容器に収容された内容液の液位を確認できるようにする容器として、外部から内容液の液位を視認可能なビジブルラインを、ボトル容器に設けたものが開示されている。
特開2010−227822号公報 特開平8−268422号公報
ディスペンサー付きのボトル容器の場合には、ボトル内の残量が減ってくると、ディップチューブの先端が、内容液の液面から離れる。これにより、ディップチューブ内にとどまっている内容液が抜けることがあり、次回使用時には、内容液を正規の量吐出することができない、いわゆる、空打ちが発生することがある。内容液の残量がどのくらい残っているタイミングで補充をすれば、空打ちが発生しないかを知ることは、ユーザにとっては困難である。例えば、ユーザは、ボトルを持ち上げてボトルの重さから内容液の残量を知ろうとしたり、ボトルを振って、振った際の音から内容液の残量を知ろうとしたりするが、いずれも残量を知り、詰め替えのタイミングを図り、空打ちを防止するためには、確実ではない。特許文献2のビジブルライン付き容器では、内容液を視認できるので、残量を知ることは可能であるが、詰め替えのための適切なタイミングを図る観点からは十分ではない。
したがって、本発明の課題は、ディップチューブを有するボトル容器において、次回使用時の空打ちを防止できるボトル容器に関する。
本発明は、胴部をラベルで被覆されたボトル容器本体と、前記ボトル容器本体に着脱可能に装着され、前記ボトル容器本体に収容された内容液を吐出させる吐出機構と、を備えたボトル容器であって、前記吐出機構は、前記内容液を汲み上げるためのディップチューブと、前記内容液が吐出される吐出口とを有し、前記ラベルは、前記ボトル容器本体の側面下部に、前記ボトル容器本体の縦方向に所定高さで設けられた、前記内容液の残量を視認可能な少なくとも1つの窓部を有する、ボトル容器に関する。
本発明のボトル容器によれば、適切なタイミングで液面位置を認識でき、適切な詰め替えタイミングを認識できるので、次回使用時の空打ち防止を可能とする。
本発明の好ましい一実施形態に係るボトル容器の斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るボトル容器の背面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るボトル容器におけるディップチューブの先端部と内容液との位置関係を説明するための図である。
以下、図1〜図3を参照しつつ、本発明を実施するための好適な実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るボトル容器の斜視図である。図2は、本実施形態に係るボトル容器の背面図である。なお、図2においては、ボトル容器本体のシュリンクラベルの状態を示すため、後述するレバー及び取手の形状は簡略化している。ボトル容器1は、ボトル容器本体10、ポンプディスペンサー20およびシュリンクラベル30を備える。なお、本実施形態においては、ボトル容器1の胴部11はラベルで被覆されているが、ラベルとしてシュリンクラベル30を例に説明する。ポンプディスペンサー20は、本実施形態において、ボトル容器本体10に収容された内容液40を吐出させる吐出機構である。
ボトル容器本体10は、樹脂として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンや、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等を用いた成形品となっている。一方、ボトル容器本体10は、樹脂の他にガラス製であってもよい。また、ボトル容器10は、透明であっても、半透明であってもよく、内容液40の液面41を確認できるだけの透明性を有していればよい。ボトル容器本体10は、胴部11、底部12および口首部13を含んで形成されている。さらに、ボトル容器本体10は、ビジブルライン33を具備している。ビジブルライン33は、例えば、不透明な樹脂で形成されたボトル容器本体10に部分的に透明な樹脂で形成される。
口首部13の外周面には、ポンプディスペンサー20のキャップ部124を螺着させる雄ネジ凸条(不図示)が設けられている。これにより、ポンプディスペンサー20は、ボトル容器本体10に着脱可能に装着される。
なお、円柱(円筒)形状のボトル容器本体10を図示したが、ボトル容器本体10の形状は、これには限定されず、三角柱形状や四角柱形状、多角柱形状、楕円柱形状などであってもよい。また、ボトル容器本体10は、底部12から口首部13へ向かって径が徐々に縮小または拡大するものであっても、径が変化せず一定のものであってもよい。
ポンプディスペンサー20は、吐出口21、レバー22、取手23、キャップ部24およびディップチューブ25を含んで形成される公知の吐出機構である。ポンプディスペンサー20は、ディップチューブ25から吐出口21までの間に、図示しない、シリンダー構造体、ピストン構造体およびノズル等の部品を備えて構成されている。ピストン構造体は、ピストンシャフト部とスプリング部とを備える。スプリング部の復帰力とピストンシャフト部の押し下げによって、シリンダー構造体が、ピストン構造体の内部を摺動し、内容液40に圧が加わり、内容液40がディップチューブ25内を吐出口21に向かって移動する。ノズルは、ピストン構造体のピストンシャフト部の上端部に設けられており、吐出口21を含む。吐出口21は、ボトル容器本体10の内部に収容された内容液40を吐出するための出口である。ポンプディスペンサー20は、ボトル容器本体10の内部に収容された内容液40を汲み上げるためのディップチューブ25を有している。ポンプディスペンサー20は、キャップ部24をボトル容器本体10の口首部13に螺着させることにより、ボトル容器本体10に着脱可能に装着される。内容液40は、洗浄や消毒などに用いられる液体であり、具体的には、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソープ、洗剤、洗顔液、化粧水、乳液、ローション、除菌液、消毒液、調味料などである。
ユーザが、逆L字型の取手23を握りつつ、ボトル容器1を吐出口21がやや下に向くように傾け、レバー22の後端部分(押下部分)を親指で押下する。そうすると、ディップチューブ25から内容液40が吸い上げられ、吐出口21から吐出方向Aへ向けて吐出される。なお、本実施形態においては、ディップチューブ25の底部12側の端部は、当該端部から所定距離の位置で屈曲している。そのため内容液40の収容量が少なくなってきた場合に、ボトル容器1を吐出方向A側へ傾けた際に、ディップチューブ25が内容液40に接触した状態となり易く、正規の量の内容液40を吐出できる。
吐出口21は、レバー22の前端側下部に設けられており、取手23は、レバー22の後端側下部、つまり、押下部分下部に設けられている。また、取手23は、キャップ部24の上面に載置された土台部分から吐出方向Aとは反対側に延び、下方に垂れ下がるようにして設けられている。吐出口21は、取手23の土台部分の吐出方向側、すなわち、ボトル容器1の正面側に設けられている。
ボトル容器1は、吐出方向Aが前方、その反対側、つまり、取手23がある側が後方となる。また、ボトル容器本体10から見てポンプディスペンサー20のある側がボトル容器1の上方、ポンプディスペンサー20から見てボトル容器本体10の底部12側が下方となる。
なお、ここでは、レバー22が、ポンプディスペンサー20の上部に設けられた例で説明をしたが、レバー22が、吐出口21の下部に設けられたポンプディスペンサーであってもよい。この場合、ユーザが、レバー22をボトル容器本体10側(手前側)に引くと内容液40が吐出される。
なお、ボトル容器本体10の口首部13に着脱可能に装着されるポンプディスペンサー20は、例えば、泡吐出器等のポンプヘッド、キャップ、ポンプハウジング、チューブ等を備える、公知のポンプ式ディスペンサーである。ディスペンサーは、洗面台や床等に載置してポンプヘッドを押し下げるタイプのディスペンサーでもよいが、本発明は、ボトル容器1を前方に傾けて使用するディスペンサーに有効である。さらに、内容液40は、泡として吐出されても、液状のまま吐出されてもよい。その他のディスペンサーとしては、スクイズフォーマー、トリガースプレー、ポンプスプレー等が挙げられる。
シュリンクラベル30は、ボトル容器本体10の周囲に取り付けられている。具体的には、シュリンクラベル30は、ボトル容器本体10の口首部13から底部12に至る部分まで、胴部11の外周面を覆うように、連続して取り付けられている。シュリンクラベル30は、図2に示すように、窓部31、ライン32、ガイドライン34および透明部35を含んでいる。シュリンクラベル30は、加熱収縮することが可能な樹脂として、例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートや、その複合体等からなるフィルム材料となっている。シュリンクラベル30は、筒状に形成してボトル容器本体10の周囲に装着された状態から、加熱収縮させることによりボトル容器本体10の外周面の形状に沿って密着した状態で取り付けられる。なお、シュリンクラベル30を用いる代わりに、部分的な貼り付けラベルを用いてもよい。
窓部31は、ボトル容器本体10の側面下部に、ボトル容器本体10の縦方向に所定の高さで設けられている。つまり、窓部31は、ボトル容器本体10の底部12から口首部13に向かって、窓部31の下枠または上枠が所定の高さ位置となるように設けられている。例えば、ボトル容器本体10を縦方向に3等分した場合に、窓部31の上枠および下枠が、底部12からみて、3等分の1までの位置に収まっている高さ位置が好ましい。窓部31の下枠および上枠は、底部12の面(ボトル容器本体10の底面)と平行であることが好ましい。また、窓部31は、透明である。窓部31以外の部分は、不透明であるが、少なくとも窓部31の周辺は不透明である。なお、窓部31の下枠の位置は、ボトル容器本体10の側面ではなく、ボトル容器10の底部12に位置していてもよい。このように、窓部31の下枠が、ボトル容器本体10の側面からはみ出して底部12に達していても、窓部31の上枠がボトル容器本体10の側面に位置していれば、窓部31としての機能は果たせる。
また、窓部31は、ボトル容器本体10の側面であれば、いずれの位置に設けてもよいが、例えば、図示したように、吐出口21による吐出方向Aとは反対側のボトル容器本体10の側面下部に設けるのが好ましい。これにより、ボトル容器1の使用時または使用後のユーザがボトル容器1を所定位置に置く時、窓部31がよく見え、内容液40の残量も確認し易くなる。このように、窓部31を設けたことにより、内容液40の残量確認が容易になり、内容液40の適切な詰め替えタイミングを認識できるので、次回使用時の空打ちを防止できる。
ライン32は、詰め替えが必要とされる内容液40の残量を認識可能なマーク(お知らせ用の印)として設けられている。つまり、ユーザは、内容液40の液面41とライン32との位置関係から、どのタイミングで詰め替えを行わなければならないかを知ることができる。詰め替えを行うタイミングは、液面41がライン32を下回る前のタイミングである。液面41が、ライン32を下回ると、いわゆる空打ちが発生し、適量の内容液40を吐出させることができなくなるからである。
ここで、図3を参照して、ディップチューブ25の先端部25Aと内容液40との位置関係について説明する。
図3左側に示したように、ボトル容器1が傾けられている状態(使用時)では、ディップチューブ25の先端部分であるディップチューブ25の先端部25Aが、内容液201に浸っている。この状態では、ディップチューブ25に内容液40が留まっている。しかしながら、図3右側に示したように、ボトル容器1の使用が終了し、ボトル容器1が正立状態となると、内容液40の残量が少ない場合には、図示したように、ディップチューブ25の先端部25Aが内容液40の液面41よりも上に露出する。ここで、正立状態とは、ボトル容器1が、平らな台などの上に置かれ、支えなしに直立している状態をいう。この状態となると、ディップチューブ25に充填されていた内容液40は、漏れ出てしまうことがある。そうすると、次回使用時には、ディップチューブ25内に、内容液40が充填されていないか、または、充填されていても1回の吐出量としては不十分なので、ディップチューブ25が再度充填されるまでは、空打ちが発生する場合がある。したがって、ボトル容器1の使用時および正立時において、ディップチューブ25の先端部25Aが内容液40から露出しないことが好ましい。
図1および図2を参照して、ライン32は、窓部31に重なるような横棒として描かれている。ライン32の左右端部は、窓部31の左右の横枠からはみ出してもよい。また、ライン32は、窓部31の鉛直方向(高さ方向)の中心近傍を通るように配置されている。すなわち、ライン32は、図示したように、窓部31の上枠と下枠との中間の位置に配置されている。例えば、本実施形態では、窓部31の高さ方向の幅(高さ幅)が、Xmmとすると、ライン32は、窓部31の上枠および下枠からX/2mmの位置を通るように配置されている。ここで中心近傍は、窓部31の上枠と下枠との中間位置であるX/2mmの位置に対して、窓部31の高さ幅(H)の数%〜10%程度の幅を持つものである。なお、ここに示したライン32の配置位置は、一例に過ぎず、これには限定されない。例えば、ライン32の位置は、窓部31の上枠から見て、内容液40を複数回(例えば、2〜3回)吐出した場合に、液面41がライン32の位置に来るような位置が好ましい。このように、ライン32を設けることにより、液面41とライン32との関係が見易くなり、ユーザは、内容液40の残量を容易に認識できる。
また、ライン32の代わりに、大きな目立つドット(1つ)や人の指先の図柄などをマークとして用いてもよい。ユーザに対して、詰め替えタイミングを知らせるためのマークとして分かりやすく、注意を促すようなマークであれば、いずれのマークであってもよい。
また、液面41を常に認識できる透明ボトルと透明ラベルとの組み合わせの場合、液面41が認識できないような場合には、ユーザが、内容液40が十分に減る前に、早期に詰め替えを行うことがある。この場合、ボトル容器1の空きが十分ではないため、1回分の詰め替えパウチからの詰め替えは、ボトル容器1から内容液40が溢れ出てしまったり、入れきれなかったりすることもある。そのようなユーザに対して、適切なタイミングで液面41が見え始めて液面位置を認識でき、詰め替えの適切なタイミングを知らせることは有効である。
窓部31の高さ幅(H)は、ボトル容器1の容量が200〜800mlの場合、10mm〜50mmであり、好ましくは、10mmである。窓部31の横幅(W)は、ビジブルライン33よりも幅広であればよいが、具体的には、ボトル容器1の容量が200〜800mlの場合、10mm〜50mmであり、好ましくは、10mmである。窓部31の横幅をビジブルライン33よりも幅広とすることにより、内容液40の液面41が視認し易くなり、また、ユーザは、ビジブルライン33なのか、窓部31なのかをはっきりと認識できる。さらに、ライン32の長さは、窓部31の横幅(W)と同じであっても、また、窓部31の横幅(W)よりも大きくても、小さくてもよい。ライン32の太さは、特に限定はされないが、窓部31の高さ幅(H)と比較して、適切な太さが選択される。なお、窓部31の高さ幅(H)や横幅(W)は、ポンプディスペンサー20のサイズや吐出量、ディップチューブ25の太さ、ボトル容器1の形状などに応じて適宜決定される。
窓部31の形状は、矩形に限られず、多角形や円形、楕円形などであってもよい。また、窓部31は、複数あってもよい。例えば、ボトル容器1が円筒容器であれば、底部12側から見て、円周を4等分する位置に対応するボトル容器本体10の側面位置に4つの窓部31を有していてもよい。あるいは、2つの窓部31が、円周上の対称な位置に対応するボトル容器本体10の側面位置に配置されてもよい。さらに、ボトル容器本体10の側面1周全体に、1つの窓部31が配置されてもよい。この場合、窓部31の横幅(W)は、窓部31が配置される位置のボトル容器本体10の外周の長さと一致する。
ボトル容器1に内容液40を補充し、ポンプディスペンサー20をボトル容器本体10に装着した状態において、ディップチューブ25の先端部25Aは、窓部31の上枠と下枠との間に位置するように配置されている。なお、ディップチューブ25の先端部25Aは、ディップチューブ25の両端部のうち、吐出口21とは反対側であって、底部12に近い側を指す。そして、ディップチューブ25の先端部25Aは、ライン32よりも下側であって、ボトル容器本体10の底部12側に近い位置に配置され、ディップチューブ25の先端部25Aがライン32より下側に配置されるのが好ましい。より詳細には、ディップチューブ先端301のうち、窓部131の上枠に近い側の先端部分である上端面401が、ライン132と重なるように配置するのが好ましい。このように、上端面401を基準に位置合わせを行えば、容易にディップチューブ先端301を所望の位置へ配置できる。なお、ディップチューブ25の先端部25Aは、斜めにカットされていても、ストレートにカットされていてもよい。
図1および図2を参照して、シュリンクラベル30の上部に設けられたガイドライン34および透明部35について説明する。ガイドライン34は、内容液40の詰め替え時に、ポンプディスペンサー20を再度装着した際に、内容液40を溢れさせないようにするための最大補充量を示すマークである。つまり、ガイドライン34は、ボトル容器1に吐出機構を形成するポンプディスペンサー20が装着されるため、ボトル容器1の内部にポンプディスペンサー20を収めるためのスペースを確保するための基準にもなるラインである。ユーザは、ガイドライン34を参照しながら、詰め替え用の容器から液面41がガイドライン34の位置に至るまで内容液40を補充する。
また、ガイドライン34は、透明部35が設けられている位置に配置されている。さらに、透明部35には、ビジブルライン33も配置されている。ビジブルライン33は、ボトル容器本体10の側面に、窓部31と重なるように配置され、ボトル容器本体10の縦方向に延びており且つボトル容器本体10の周方向に所定幅で設けられている。ビジブルライン33は、内容液40を目視するためのものである。そして、ガイドライン34は、透明部35においてビジブルライン33を横切るように描かれている。ユーザは、ビジブルライン33を通じて、液面41がどの位置にあるかを容易に認識することができるので、液面41がガイドライン34に近づいてくるにつれて、内容液40の充填スピードを調節することが可能となる。そして、液面41がガイドライン34に到達したところで、詰め替え用の内容液40の補充を止めることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、窓部31や透明部35の近くに、窓部31や透明部35、ライン32、34についての用途の説明を記載するのが好ましい。説明の内容としては、例えば、「このライン32に液面41が近づいてきたら詰め替えをして下さい。」や「詰め替える際は、このライン34を超えないように注意して下さい。」などである。シュリンクラベル30には、各種の模様や絵、広告、宣伝等による装飾、商品名、能書等が施されてもよい。また、シュリンクラベル30を用いる代わりに、ストレッチラベル、巻きラベル、タックラベル等によりボトル容器本体10の外周面を覆って取り付けが可能なラベルを用いてもよい。
本実施形態によれば、窓部31にさらにライン32を設けたので、窓部31のみの場合と比べて、内容液40の詰め替えの適切なタイミングを知ることができるので、空打ちを確実に防止できる。また、ユーザが空打ちを嫌って、内容液の残量が十分あるにも関わらず、早期に詰め替えを行うことで、1回分の詰め替え容器からの詰め替え内容液がボトル容器から溢れ出ることを確実に防止できる。さらに、ボトル容器の使用時、正立時いずれの場合においてもディップチューブ25の先端部25Aが内容液40から出ることがなく、ディップチューブ内から内容液40が抜けることがないので、空打ちを確実に防止することができる。
1 ボトル容器
10 ボトル容器本体
11 胴部
12 底部
13 口首部
20 ポンプディスペンサー
21 吐出口
22 レバー
23 取手
24 キャップ部
25 ディップチューブ
25A 先端部
30 シュリンクラベル
31 窓部
32 ライン
33 ビジブルライン
34 ガイドライン
35 透明部
40 内容液
41 液面
A 吐出方向

Claims (7)

  1. 胴部をラベルで被覆されたボトル容器本体と、前記ボトル容器本体に着脱可能に装着され、前記ボトル容器本体に収容された内容液を吐出させる吐出機構と、を備えたボトル容器であって、
    前記吐出機構は、前記内容液を汲み上げるためのディップチューブと、前記内容液が吐出される吐出口とを有し、
    前記ラベルは、前記ボトル容器本体の側面下部に、前記ボトル容器本体の縦方向に所定高さで設けられた、前記内容液の残量を視認可能な少なくとも1つの窓部を有するボトル容器。
  2. 詰め替えが必要とされる前記内容液の残量を認識可能なように設けられたマークをさらに備え、前記マークは、前記少なくとも1つの窓部と重なる位置に配置されている、請求項1に記載のボトル容器。
  3. ディップチューブ先端は、前記マークよりボトル容器本体底部側に位置するように配置されている請求項2に記載のボトル容器。
  4. 前記ボトル容器本体の側面に、前記少なくとも1つの窓部と重なるように配置され、前記ボトル容器本体の縦方向に延びており且つ前記ボトル容器本体の周方向に所定幅で設けられた内容液目視用のビジブルラインをさらに備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載のボトル容器。
  5. 前記少なくとも1つの窓部の幅は、前記ビジブルラインの幅よりも幅広である請求項4に記載のボトル容器。
  6. 前記少なくとも1つの窓部は、前記吐出口による吐出方向とは反対側の前記ボトル容器本体の側面下部に設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載のボトル容器。
  7. 前記マークは、前記少なくとも1つの窓部の鉛直方向の中心近傍を通るように配置されている請求項2〜6のいずれか1項に記載のボトル容器。
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